JP2002103123A - ツイストドリル - Google Patents

ツイストドリル

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JP2002103123A
JP2002103123A JP2000290140A JP2000290140A JP2002103123A JP 2002103123 A JP2002103123 A JP 2002103123A JP 2000290140 A JP2000290140 A JP 2000290140A JP 2000290140 A JP2000290140 A JP 2000290140A JP 2002103123 A JP2002103123 A JP 2002103123A
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JP
Japan
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drill
cutting edge
main cutting
chips
thinning
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JP2000290140A
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English (en)
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Takashi Uejima
隆司 上島
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Moldino Tool Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Tool Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主切刃に偏心量を付与することで主切刃長さを
長くし、主切刃、シンニング切刃に屈曲角を付与するこ
とで切屑をスムーズに生成し、能率よく安定した穴加工
のできるドリルを提供する。 【構成】3枚刃のツイストドリルにおいて、主切刃の位
置をドリル外周3等分線より回転方向側に、ドリル心厚
の5%以上35%以下の偏心量の位置にし、中心へ向う
シンニング切刃と主切刃の交点にくの字状の屈曲を設
け、主切刃、シンニング切刃に145°以上175°以
下の屈曲角度を付与して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、金属の穴明け加工に
用いられ切屑の排出性を改善し、安定した穴加工のでき
る3枚刃のツイストドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】高精度の穴明け加工を行う場合や加工面
に段差があったり、鍛造黒皮面等に穴明け加工を行う場
合、2枚刃のダブルマージンタイプのツイストドリルも
しくは3枚刃のツイストドリルが知られている。3枚刃
のドリルとしては、特開平8−39319号公報にアル
ミ合金の高速切削に用いて、すぐれた性能を示すことが
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の3枚
刃ドリルでは切刃をドリル軸心に向って直線状に構成し
ているため切削に有効な掬い角を持った主切刃が短く、
押し潰し切削を行うシンニング切刃が長くなり、切屑の
形状が不均衡になり又、主切刃シンニング切刃に偏曲点
を持たないため、生成される切屑は分離されずに幅の広
い切屑となり切屑の排出性が悪く切屑の滞留を誘発し、
ドリル寿命が低下したりドリル折損を発生させ安定性に
欠けるので、切削能率をあげる事が出来ない。そこで、
本願発明では主切刃に偏心量を付与することで主切刃長
さを長くし、主切刃、シンニング切刃に偏曲角を付与す
ることで切屑をスムーズに生成し、能率よく安定した穴
加工のできるドリルを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、3枚刃のツイ
ストドリルにおいて主切刃の位置をドリル外周3等分線
より回転方向側にドリル心厚の5%〜35%の偏心量の
位置にし、シンニング切刃と主切刃の交点をくの字状に
屈曲させ、屈曲角度を5°〜35°とし、ドリル心厚を
ドリル直径の25%〜45%、ドリル溝中を50%〜7
0%としたものである。より詳細には、溝部の少なくと
も刃先部分を含めた部分に例えば、TiN、TiCN,
ダイヤモンド等の様な硬質皮膜からなる硬質物質を1層
又は複層形成したものである。
【0005】
【作用】図1〜図2面を参照しつつ説明する。先ず、3
枚刃ツイストドリルの軸端視図においてドリル外周を3
等分した点よりドリル中心に結んだ仮想3等分線より、
ドリル回転方向側へドリル心厚の5%〜35%の値の偏
心量の位置に主切刃を設ける事により、主切刃とシンニ
ング切刃の屈曲がくの字状になり、屈曲角が生じ5°以
上35°以下の範囲で主切刃、シンニング切刃での切屑
の流れは分離され、切屑の幅はそれぞれの切刃長さの幅
に細分化される。さらに、ドリル溝底部の凹状曲率と仮
想心厚径に接する位置がドリル回転方向側へ移動する事
で、主切刃の長さが長くなり切削に有効な掬い角を持っ
た主切刃の切削比率が高められると共に押し潰し切削を
行うシンニング切刃が短くなる。これらの事により、切
屑の生成がスムーズになり切屑の幅が狭くなることで、
すみやかに切屑が排出される事で切屑詰まりの防止や切
削抵抗の低減が図れ、安定した加工ができる。このよう
に、主切刃の偏心量をドリル心厚の5%以下では、主切
刃とシンニング切刃の屈曲角が小さくなり、切屑の分離
性に劣る。さらに、主切刃の長さが短くなり、主切刃で
の切削比率が減少し、シンニング切刃の切削比率が高ま
り切削性に劣る。また、主切刃の偏心量をドリル心厚の
35%以上では、主切刃とシンニング切刃の屈曲角度が
大きくなりシンニング切刃で生成された切屑のドリル溝
への流れ込みを阻害する。さらに、ドリル溝底部の凹状
曲率が小さくなり、切屑が強圧縮され溝中に詰まり排出
不良を起す。そこで、主切刃の偏心量をドリル心厚の5
%〜35%とした。さらに望ましくは、ドリル心厚の1
0%〜30%である。
【0006】次に、該 三ツ溝ドリルの主切刃とシンニ
ング切刃の屈曲角は、5°〜35°であり、5°以下で
は主切刃とシンニング切刃の切屑が分離されず、幅の広
い切屑となり溝中に詰まり排出不良を起す。又、35°
以上では、シンニング切刃で生成された切屑がシンニン
グ切刃に堆積し切屑の溶着を起こす。そこで、主切刃と
シンニング切刃の屈曲角を5°〜35°とした。さら
に、望ましくは10°〜25°である。
【0007】更に、該 三ツ溝ドリルの心厚は、ドリル
径の25%〜45%であり25%以下ではドリル剛性の
不足とドリル溝底部の凹状曲率が小さくなり、切屑が強
圧縮され溝中に詰まり排出不良を起す。又、45%以上
では切屑排出溝容積が不足し、切屑排出不良を起す。
【0008】また、該 三ツ溝ドリルの溝巾θ1を50
%〜70%としたのは、50%以下では切屑排出溝容積
が不足し切屑排不良を起す。又、70%以上ではドリル
剛性が不足する。
【0009】さらに、溝部の少なくとも刃先先端を含め
た部分に、TiN、TiCN、TiAlN、CrN、ダ
イヤモンド等の様な硬質皮膜からなるコーティング層を
1層又は複層形成させることにより、耐摩耗性が向上
し、かつ周速の遅くなる中心軸近傍の凝着を少なくす
る。
【0010】
【実施例】本発明例として、SKH51製のドリル直径
=10.9mmを用いて、図1に示すような主切刃偏心
量がドリル心厚の15%でドリル心厚がドリル径の35
%、屈曲角15°、主切刃長さがドリル径の27%、ド
リル溝巾が55%の三ツ溝ツイストドリル5本を用い
て、切削速度=30m/min、1回転当りの送り量=
0.16mm/rev、加工深さ=33mm、湿式切削
の条件でS45C(HV230〜290)を加工し、6
00穴加工後のドリル切刃逃げ面最大摩耗量VBmax
(mm)を測定した。比較のため、従来のように主切刃
に偏心量を設けていないドリルも同様に試験を5本行
い、その結果も表1に併記する。
【0011】
【表1】
【0012】表1より、本発明例5本のように主切刃に
偏心量を付与したドリルでは、スムーズに切削がなされ
切屑排出にすぐれるため、切刃逃げ面最大摩耗巾が減少
し良好な性能を示したが、従来例5本では摩耗量が1.
6倍程度大きくなり、切屑の幅も広く排出不良による圧
縮された痕跡があり、5本中1本は511穴で折損し
た。
【0013】図2に示す、本発明例のように主切刃とシ
ンニング切刃に屈曲角を付与し、主切刃とシンニング切
刃の切屑の分離性を改善したことにより、切屑カール径
が小さくなり、図4に示すような切屑形態となり、スム
ーズに切屑が排出された。更に、図6の本発明例では、
切屑がスムーズに生成、排出される事でスラスト、トル
クともに低減でき、折損する事もなく切削できた。
【0014】例えば、図3に示す従来例では、主切刃と
シンニング切刃に屈曲がなく切屑が分断されないので切
屑が幅広くなり溝中に詰まり図5に示すような圧縮され
た不連続な切屑形態となった。更に、図7の従来例で
は、切屑が溝中に詰まり排出不良を誘発することで、ス
ラスト、トルク共に本発明例に比して高く、従来例の試
験ドリル5本中1本が切屑排出不良により折損した。
【0015】
【発明の効果】本願発明を適用することにより、主切刃
長さを長くし主切刃の切削比率を高めると共に偏曲角度
をつける事で切屑の分離と細分化が図れるため、安定し
た切削性能が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明例のドリル正面図を示す。
【図2】図2は、本発明例のドリルの軸方向先端視を示
す。
【図3】図3は、従来例のドリルの軸方向先端視を示
す。
【図4】図4は、本発明例の切屑を示す。
【図5】図5は、従来例の切屑を示す。
【図6】図6は、本発明例のドリルの切削抵抗を示す。
【図7】図7は、従来例のドリルの切削抵抗を示す。
【符号の説明】
1 ドリル本体 2 主切刃 3 シンニング切刃 4 切刃偏心量 5 偏曲点 6 溝底部の凹状曲率部 7 偏曲角度 D 直径 W 心厚 O 軸心 θ1 溝角
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年10月2日(2000.10.
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ツイストドリル
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、金属の穴明け加工に
用いられ切屑の排出性を改善し、安定した穴加工のでき
る3枚刃のツイストドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】高精度の穴明け加工を行う場合や加工面
に段差があったり、鍛造黒皮面等に穴明け加工を行う場
合、2枚刃のダブルマージンタイプのツイストドリルも
しくは3枚刃のツイストドリルが知られている。3枚刃
のドリルとしては、特開平8−39319号公報にアル
ミ合金の高速切削に用いて、すぐれた性能を示すことが
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の3枚
刃ドリルでは切刃をドリル軸心に向って直線状に構成し
ているため切削に有効な掬い角を持った主切刃が短く、
押し潰し切削を行うシンニング切刃が長くなり、切屑の
形状が不均衡になり又、主切刃シンニング切刃に偏曲点
を持たないため、生成される切屑は分離されずに幅の広
い切屑となり切屑の排出性が悪く切屑の滞留を誘発し、
ドリル寿命が低下したりドリル折損を発生させ安定性に
欠けるので、切削能率をあげる事が出来ない。そこで、
本願発明では主切刃に偏心量を付与することで主切刃長
さを長くし、主切刃、シンニング切刃に屈曲角を付与す
ることで切屑をスムーズに生成し、能率よく安定した穴
加工のできるドリルを提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、3枚刃のツイ
ストドリルにおいて主切刃の位置をドリル外周3等分線
より回転方向側にドリル心厚の5%〜35%の偏心量の
位置にし、シンニング切刃と主切刃の交点をくの字状に
屈曲させ、屈曲角度を145°〜175°とし、ドリル
心厚をドリル直径の25%〜45%、ドリル溝角を50
%〜70%としたものである。より詳細には、溝部の少
なくとも刃先部分を含めた部分に例えば、TiN、Ti
CN,ダイヤモンド等の様な硬質皮膜からなる硬質物質
を1層又は複層形成したものである。
【0005】
【作用】図1〜図2面を参照しつつ説明する。先ず、3
枚刃ツイストドリルの軸端視図においてドリル外周を3
等分した点よりドリル中心に結んだ仮想3等分線より、
ドリル回転方向側へドリル心厚の5%〜35%の値の偏
心量の位置に主切刃を設ける事により、主切刃とシンニ
ング切刃の屈曲がくの字状になり、屈曲角が生じ145
°以上175°以下の範囲で主切刃、シンニング切刃で
の切屑の流れは分離され、切屑の幅はそれぞれの切刃長
さの幅に細分化される。さらに、ドリル溝底部の凹状曲
率と仮想心厚径に接する位置がドリル回転方向側へ移動
する事で、主切刃の長さが長くなり切削に有効な掬い角
を持った主切刃の切削比率が高められると共に押し潰し
切削を行うシンニング切刃が短くなる。これらの事によ
り、切屑の生成がスムーズになり切屑の幅が狭くなるこ
とで、すみやかに切屑が排出される事で切屑詰まりの防
止や切削抵抗の低減が図れ、安定した加工ができる。こ
のように、主切刃の偏心量をドリル心厚の5%以下で
は、主切刃とシンニング切刃の屈曲角が小さくなり、切
屑の分離性に劣る。さらに、主切刃の長さが短くなり、
主切刃での切削比率が減少し、シンニング切刃の切削比
率が高まり切削性に劣る。また、主切刃の偏心量をドリ
ル心厚の35%以上では、主切刃とシンニング切刃の屈
曲角度が大きくなりシンニング切刃で生成された切屑の
ドリル溝への流れ込みを阻害する。さらに、ドリル溝底
部の凹状曲率が小さくなり、切屑が強圧縮され溝中に詰
まり排出不良を起す。そこで、主切刃の偏心量をドリル
心厚の5%〜35%とした。さらに望ましくは、ドリル
心厚の10%〜30%である。
【0006】次に、該 三ツ溝ドリルの主切刃とシンニ
ング切刃の屈曲角は、145°〜175°であり、17
5°を越えた場合では主切刃とシンニング切刃の切屑が
分離されず、幅の広い切屑となり溝中に詰まり排出不良
を起す。又、145°未満では、シンニング切刃で生成
された切屑がシンニング切刃に堆積し切屑の溶着を起こ
す。そこで、主切刃とシンニング切刃の屈曲角を145
°〜175°とした。さらに、望ましくは155°〜1
70°である。
【0007】更に、該 三ツ溝ドリルの心厚は、ドリル
径の25%〜45%であり25%以下ではドリル剛性の
不足とドリル溝底部の凹状曲率が小さくなり、切屑が強
圧縮され溝中に詰まり排出不良を起す。又、45%以上
では切屑排出溝容積が不足し、切屑排出不良を起す。
【0008】また、該 三ツ溝ドリルの溝角θ1を50
%〜70%としたのは、50%以下では切屑排出溝容積
が不足し切屑排不良を起す。又、70%以上ではドリル
剛性が不足する。
【0009】さらに、溝部の少なくとも刃先先端を含め
た部分に、TiN、TiCN、TiAlN、CrN、ダ
イヤモンド等の様な硬質皮膜からなるコーティング層を
1層又は複層形成させることにより、耐摩耗性が向上
し、かつ周速の遅くなる中心軸近傍の凝着を少なくす
る。
【0010】
【実施例】本発明例として、SKH51製のドリル直径
=10.9mmを用いて、図1に示すような主切刃偏心
量がドリル心厚の15%でドリル心厚がドリル径の35
%、屈曲角165°、主切刃長さがドリル径の27%、
ドリル溝角が55%の三ツ溝ツイストドリル5本を用い
て、切削速度=30m/min、1回転当りの送り量=
0.16mm/rev、加工深さ=33mm、湿式切削
の条件でS45C(HV230〜290)を加工し、6
00穴加工後のドリル切刃逃げ面最大摩耗量VBmax
(mm)を測定した。比較のため、従来のように主切刃
に偏心量を設けていないドリルも同様に試験を5本行
い、その結果も表1に併記する。
【0011】
【表1】
【0012】表1より、本発明例5本のように主切刃に
偏心量を付与したドリルでは、スムーズに切削がなされ
切屑排出にすぐれるため、切刃逃げ面最大摩耗巾が減少
し良好な性能を示したが、従来例5本では摩耗量が1.
6倍程度大きくなり、切屑の幅も広く排出不良による圧
縮された痕跡があり、5本中1本は511穴で折損し
た。
【0013】図2に示す、本発明例のように主切刃とシ
ンニング切刃に屈曲角を付与し、主切刃とシンニング切
刃の切屑の分離性を改善したことにより、切屑カール径
が小さくなり、図4に示すような切屑形態となり、スム
ーズに切屑が排出された。更に、図6の本発明例では、
切屑がスムーズに生成、排出される事でスラスト、トル
クともに低減でき、折損する事もなく切削できた。
【0014】例えば、図3に示す従来例では、主切刃と
シンニング切刃に屈曲がなく切屑が分断されないので切
屑が幅広くなり溝中に詰まり図5に示すような圧縮され
た不連続な切屑形態となった。更に、図7の従来例で
は、切屑が溝中に詰まり排出不良を誘発することで、ス
ラスト、トルク共に本発明例に比して高く、従来例の試
験ドリル5本中1本が切屑排出不良により折損した。
【0015】
【発明の効果】本願発明を適用することにより、主切刃
長さを長くし主切刃の切削比率を高めると共に屈曲角度
をつける事で切屑の分離と細分化が図れるため、安定し
た切削性能が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明例のドリル正面図を示す。
【図2】図2は、本発明例のドリルの軸方向先端視を示
す。
【図3】図3は、従来例のドリルの軸方向先端視を示
す。
【図4】図4は、本発明例の切屑を示す。
【図5】図5は、従来例の切屑を示す。
【図6】図6は、本発明例のドリルの切削抵抗を示す。
【図7】図7は、従来例のドリルの切削抵抗を示す。
【符号の説明】 1 ドリル本体 2 主切刃 3 シンニング切刃 4 切刃偏心量 5 屈曲点 6 溝底部の凹状曲率部 7 屈曲角度 D 直径 W 心厚 O 軸心 θ1 溝角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3枚刃のツイストドリルにおいて、主切
    刃の位置をドリル外周3等分線より回転方向側に、ドリ
    ル心厚の5%以上35%以下の偏心量の位置にし、中心
    へ向うシンニング切刃と主切刃の交点にくの字状の屈曲
    を設け、主切刃、シンニング切刃に5°以上35°以下
    の屈曲角度を付与したことを特徴をする3枚刃ツイスト
    ドリル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の3枚刃ツイストドリルに
    おいて、ドリル心厚をドリル直径の25%以上45%以
    下とした事を特徴とする3枚刃ツイストドリル。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載の3枚刃ツイストドリ
    ルにおいて、ドリル溝巾θ1を50%以上70%以下と
    したことを特徴とするツイストドリル。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3記載の3枚刃ツイスト
    ドリルにおいて、溝部の少なくとも刃先部分を含めた部
    分にTiN、TiCN、ダイヤモンド等の様な硬質皮膜
    からなる硬質物質を1層又は複層形成させたことを特徴
    とするツイストドリル。
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