JP2002102416A - スロットマシーン型遊技機 - Google Patents

スロットマシーン型遊技機

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JP2002102416A
JP2002102416A JP2000302608A JP2000302608A JP2002102416A JP 2002102416 A JP2002102416 A JP 2002102416A JP 2000302608 A JP2000302608 A JP 2000302608A JP 2000302608 A JP2000302608 A JP 2000302608A JP 2002102416 A JP2002102416 A JP 2002102416A
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JP2000302608A
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Tadashi Nakajima
正 中嶋
Kango Yanagi
漢呉 柳
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 回転ドラムを内蔵してなるスロットマシ
ーン型遊技機において最小限の部品の交換によって外観
を変更できるようにする。 【解決手段】 機構板(2)の背面部にドラムユニット
(14)を装備し、内蔵する回転ドラム(15a,…)
を該機構板に開設する窓(13)に臨ませる。前記窓を
囲む前面部には表示用乃至装飾用のランプ基板(25,
27…)を着脱可能に装備する。一方、前記機構板
(2)の一側縁に着脱、且つ回動自由に前枠(3)を蝶
着し、該前枠に前記回転ドラム(15a)に対応する位
置に表示窓、前記ランプ基板に対応する位置にランプケ
ース(33)を各装備し閉塞によりそれぞれの前面を開
閉自由に被うと共に、必要に応じて前記前枠(3)を交
換し外観を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技媒体としてパ
チンコ球を使用するスロットマシーン型遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スロットマシーンは、知られるように所
定のコインを投入して賭け率を決めたのち、レバー或い
はボタンを操作して3個の回転ドラム(若しくはリー
ル)を同時に回転させ、次にこれらの回転ドラムを次々
に停止させて、各ドラムが停止した時点でその周面に表
示した絵柄や数字(以下図柄という。)が予め定めたも
の同志で揃ったとき役の成立があったもの(「当り」)
として所定の景品(コイン)を遊技者に放出するものと
してある。
【0003】このスロットマシーンにおいて使用される
コインに代えてパチンコ球を投入し、当りとなったとき
その景品として同じくパチンコ球を放出するスロットマ
シーンとパチンコ機を合体したようなスロットマシーン
型の遊技機(以下単に遊技機と称する。)が開発され実
用化されている。この遊技機は遊技の構成主体をスロッ
トマシーンとするもので、回転させたドラムの停止時に
その周面に表示した図柄が予め定めるもの同志が揃った
とき当りとし、スロットマシーンの遊技構成を採用して
いる。その一方、遊技の開始、そして景品としてパチン
コ機と同様にパチンコ球を遊技の媒体として使用してい
る。
【0004】このため、この遊技機は基本的にはスロッ
トマシーンの機構を中心にして構成されており、遊技の
開始、景品の放出となるコインの処理に係わる部分につ
いてはパチンコ機のパチンコ球処理の機構が採用されて
いる。
【0005】この様に遊技機、即ちスロットマシーン型
の遊技機は基本的にスロットマシーンを基礎としている
ことから主要な内部機構も、又外観的構成もスロットマ
シーンに似たものとなっている。この様なことからこの
遊技機はパチンコ機の様に外観の変化を求める方法とし
て遊技盤を変換して模様替えするようなことができず、
この様な場合には遊技機全体を入れ替えるものとしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況に鑑み遊技機前面の外観上主要部となる表示部分につ
いて独立した構成体とし、これを遊技機本体部分に対し
て自由に開放できるように、更には着脱交換自由に組合
せ装着するようにして、遊技機の模様替え等、変更を要
するときには該表示部分についてのみ交換し、遊技機の
全体的外観を変えられるようにする一方、表示部分の開
放を自由にすることによってこれに装備するランプ及び
その基板を開放し、その保守点検、更には変換を容易に
行えるようにした改善された遊技機を提供しようとする
ものである。
【0007】パチンコ機における遊技は遊技盤に集約さ
れていると言ってもよく、打ち出された球が遊技盤面を
踊る姿、入賞装置に飛入し入賞する(当りとなる)姿、
更には可変表示装置(図柄変動装置)の変化等は遊技者
の嗜好を満足させるものとして仕組まれている。従っ
て、パチンコ機にあっては遊技盤を変えることで遊技設
定上の変化が与えられると同時に、パチンコ機そのもの
を変える程の外観的変化を与えることができるものとな
っている。
【0008】しかし、スロットマシーン型遊技機におい
ては前記遊技盤に相当するものはなく、本体に装備され
る回転ドラムと、これを被う前面のカバーであり、カバ
ーに表示するライン表示と回転ドラムの組合せによって
遊技の成立、不成立状態を表示し、またこれらの状態を
前面カバー上に装備する表示ランプ等によって装飾的に
表現し演出するようにしている。
【0009】このため、遊技盤と同様に取扱うには前面
のカバー枠をそっくり外し、交換することになり極めて
大掛かりな作業を要すると同時に、機構部品が分割され
ることから技術的な処理が厄介となり、また交換不要な
部分についても交換しなければならないと言った不都合
がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、従って上述し
た点に鑑み簡潔な方法によって効果的に遊技機の外観的
変更をもたらし、更には表示部分を中心にして製造性を
改善し、併せて保守点検等の作業を容易に行えるように
した遊技機を提供するもので、その特徴とするところは
機構部品を中心に装備する機構板と、表示及び装飾部品
を主として装備する前枠とを個別に成形して、両者を蝶
着連結して前記機構板に対して前記前枠を開閉自由に組
合せると共に、前枠を前記機構板に対して着脱自由にし
てその交換を可能にしたことにある。
【0011】本発明を皿に詳述すれば、機構板とその前
面に添わせる前枠とを有し、前記機構板は背面部にドラ
ムユニットを装備して内装する回転ドラムを機構板に開
設する窓に臨ませると共に、前記窓を囲む前面部には表
示用乃至装飾用のランプを装着するランプ基板を着脱可
能に装備し、他方前記前枠は前記機構板との共通一側縁
部相互を蝶着して開閉自由に連結すると共に、前記回転
ドラムに対応する中央部に表示窓を形成し、また前記ラ
ンプ基板に装着するランプに対応する位置にはランプケ
ースを各形成して該前枠を前記機構板の前面部を被覆す
る如く閉塞したとき、前記ランプケースに前記ランプを
収めると共に前記表示窓に前記窓を通して前記回転ドラ
ムを臨ませ前面外部から透視可能にしてなるスロットマ
シーン型遊技機を提供することにある。
【0012】また本発明は、前記機構板にはドラムユニ
ットを避けた背面部に遊技を制御する制御回路基板を設
備し、前面部に装備するランプ基板の配線を背面部に引
き入れて前記制御回路基板に接続するようなスロットマ
シーン型遊技機を提供することにある。次に本発明を図
面に示す実施例に基づき明らかにし、その特許とすると
ころを詳述する。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は本発明に係るスロットマシーン型遊技
機の正面図、図2は斜視図、図3は中央縦断右側面図、
図4は機構板及び前枠を開放した状態の斜視図、図5は
ランプ基板を取り外した状態の機構板と前枠を開放した
斜視図であり、図中の符号1は遊技機を遊技場内に設置
する際に取付枠となる外枠であり、2は遊技機の主要な
機構部品を装備する機構板、3は遊技機の前面に表示部
を構成する前枠である。
【0014】外枠1は上下、左右の枠材4,5を矩形に
枠組したもので、左方の枠材の上端と下端とを連結する
ための補強連結金具6に設ける枢着片7及び左方の枠材
の下端近くに設ける枢着片8を介して機構板2の左側縁
部上下を枢着し、これを開閉自由に取付ける。
【0015】図中、9は機構板2の左側縁部の上端に設
けた枢着片で、10は下端に設けた枢着片である。それ
ぞれは各支軸11,12を介して前記枢着片7,8に回
動自由に枢着され、蝶番機構を形成して機構板2を前記
外枠1に連結支持することになる(図3を参照)。
【0016】機構板2は所要の板厚を有した合板を素材
に形成してあり、前記外枠1の内部に嵌り込める大きさ
の縦長の長方形状をなしている。この機構板の上半部分
の略中央部には窓13が開設してあり、背面部にはこの
窓を背後から塞ぐようにドラムユニット14が装備さ
れ、内部に備える3つの回転ドラム15a,15b,1
5cが窓の背後から臨んで前面側から覗けるようにして
ある。
【0017】各回転ドラム15a,15b,15cはこ
こでは図3に示したように大小のリール16,17とこ
のリール間に張架される図柄表示のテープ18から構成
されている。各ドラムの大リール及び小リールはそれぞ
れ共通の一軸線上に軸架されて横列に並設されるように
してあり、各ドラムの大リールには個別に回転駆動させ
るモータ19が装備され、該モータの駆動によって独立
して回転し、又駆動の停止によって各個別に回転を止め
られるようにしてある。尚、図中20は回転ドラムユニ
ットのケースであり、21は大リール16の周面に突設
したテープ送りのための爪である。
【0018】この機構板2の背面部には更に上部に景品
球を貯留するためのタンク22が備えられ、図示しない
景品球の放出装置、即ち賞球装置に接続させてあり、ま
た下部には遊技を制御する遊技制御回路基板を収納する
回路ボックス23が備えてある。
【0019】その一方、機構板2の前面部には前記窓1
3の上縁部に沿って上下2段に表示ランプ24のランプ
基板25と表示ランプ26のランプ基板27が設備さ
れ、また窓の左右両縁部にはラインを表示する5個の表
示ランプを装着するランプ基板28a,28bが設備し
てある(図4を参照)。
【0020】前記上の表示ランプ24は「当り」を表示
し、或いは「当り」の条件が揃ったとき点灯して遊技者
に告知するためのランプで、下の表示ランプ26は遊技
内容が描かれたランプケース34を点灯するためのラン
プであり、それぞれはランプ基板25,27に着脱自由
に取付けられている。そして、各ランプ基板25,27
は機構板2の前面部に予め設けるねじ受部29…に止め
ねじ(図示せず)をねじ付けることで固定されるように
してある。
【0021】一方、ランプ基板28a,28bも同様に
機構板に設けるねじ受部30にねじ止めすることによっ
て固定されるようになっている。上記ランプ基板28
a,28bは後述するライン表示の選択を示す5個の表
示ランプ31a〜31eを各装着するための基板であ
り、ランプは5本のライン表示の両端に各1個づつが配
置されるようになっている。
【0022】尚、前記機構板の前面部下部にはパチンコ
球の排出を受ける下皿32が一体に固着され、後述する
上皿から落とされる球、或いは上皿が満杯となったとき
排出される球を受けて貯留できるようにしてある。
【0023】一方、表示部を形成する前記前枠3は合成
樹脂を素材にして略額縁形に形成してあり、前記機構板
2の下皿32が設けられる部分を除く前面部の全体を被
う大きさの矩形に形成してある。この前枠3には上部に
横一列に並べて前記表示ランプ24を個別に収容するた
めの5個のランプケース33…が形成してあり、更にこ
のランプケースの下方に表示ランプ26,26を収容す
るためのランプケース34,34が設けてある。
【0024】前記ランプケース33は円筒形に形成して
前端開口部には半透明に着色した半球形のレンズキャッ
プ33aが装着してあり、後端開口部からそれぞれラン
プ24を受け入れられるようにしてある。そして、前記
ランプケース34は筐形に形成してあり、前面には半透
明の着色板を装着してある。そして、このケースには後
方を塞ぐ仕切り板35に開設する横長の開口部36から
2個づつの前記表示ランプ26を受け入れ収容するよう
にしてある。
【0025】前記仕切り板35は額縁形に形成される前
枠3の開口部を背後から塞いで不要な部分を被い隠すと
共に、表示基板37を装着するため設けたものであっ
て、この仕切り板35の中央部には前記回転ドラム15
a,15b,15cが臨む窓38が開設してある。そし
て、この窓38の両側部には前記ランプ基板28a,2
8bを臨ませる切欠き部39,39が設けてある。
【0026】表示基板37は前記仕切り板35に開設す
る窓38に対応する位置に開口凹部40を形成し、その
底部にレンズ状の透明板41を張って前記回転ドラム1
5a,15b,15cの前面を被うようにしてあり、こ
の開口凹部40の左右には前記ランプ基板28a,28
bに各装着した表示ランプ31a〜31eを背後から受
け入れ収容する5つのランプケース42a〜42eが各
縦列に設けてある。
【0027】そして更に、前記表示基板37の下半平面
部には前記回転ドラムに各対応させてそれぞれの回転す
るドラムが停止したのを表示する3つのランプ43a,
43b,43cが設けてあり、またその下方には投入球
数や賞球数、クレジット残存球数等を表示するデジタル
表示窓44等が設けてあり、更にその左右側部には効果
音を発するスピーカー45,45が設けてある。
【0028】前記透明板41は各回転ドラム15a,1
5b,15cの周面(この実施例では大小のリール1
6,17間に張架されるテープ18)に連続して表現さ
れる図柄の連続した3コマ分が同時に視覚できる大きさ
に形成してあり、その表面には図1に示したように並行
する3本のライン表示46a,46b,46cと中央部
で交錯する2本のライン表示46d,46eが描いてあ
る。
【0029】上記各ライン表示は後述するパチンコ球の
投入によって選択される「当り」を表示するもので、1
単位とする5個のパチンコ球が投入されたときライン表
示46aが指定され、また2単位10個のパチンコ球が
投入されたとき、更にライン表示46b,と46cが加
わり、そして3単位分の球15個が投入されたとき残り
のライン表示46d,46eが加算的に指定されて5本
のラインが全て指定されることになる。
【0030】前記表示ランプ42a〜42eは上記ライ
ン表示46a〜46eの左右の端部に繋がるように配置
してあり、球の投入に従って点灯し、前記のように1単
位の球5個が投入されたときランプ42aが点灯し、2
単位の場合にはこれに加えてランプ42bと42cが、
更に3単位の場合には残ったランプ42d,42eが点
灯して賭け率が選択されたことを表示するようになって
いる。
【0031】図中、47は前枠3の前面部下部に一体に
備えた景品球を貯留するための貯留室たる上皿であり、
前記下皿32の直上に位置して設けられる。この上皿4
7には遊技者が借り受けて投入するパチンコ球と、「当
り」に伴って賞球装置から放出され、機構板2の口48
から上皿47の奥壁部に開設する放出口49を通して排
出される景品球たるパチンコ球が貯留される。この上皿
に貯留される球は底部の右下がり勾配に従って右端に設
ける図示しない供給路を通して背後に設ける取り込み装
置50へと誘導されるようになっている。
【0032】図中、51は本遊技機を操作するため前記
上皿47の前縁部に沿って横長に設けた操作板であり、
52は投入レバー、53は前記回転ドラムの回転を始動
させるためのスタートボタン、54a,54b,54c
は前記回転ドラムに各対応させて横一列に配設した停止
ボタン、55はクレジットボタン、56は返却ボタンを
示している。
【0033】前記投入レバー52はコインに代わるパチ
ンコ球を投入し、遊技の開始を可能にすると共に、賭け
率を設定するものであり、この実施例では1回のレバー
操作で1単位とする5個の球を前記上皿47から取込み
装置50に送り込めるようにしてある。そして、2単位
を投入する場合は2回のレバー操作をし、3単位の場合
には3回のレバー操作を行い、1操作毎に5個のパチン
コ球を投入し取込めるようにしてある。
【0034】ここでの5個を1単位とする投入は1個の
コインの価値に引き当てたものであり、1回のレバー操
作は1個のコインに、2回の操作は2個のコインに相当
するものにしてある。そして、この1回のレバー操作は
前記表示部に表すライン表示の1つ46aを選択し、2
回の操作はライン表示46b,46cを選択し、3回の
操作はこれら3つのラインに加えてライン表示46d,
46eを選択するものとなる。
【0035】尚、各ライン表示46a〜46eは各回転
ドラムに表示した同一図柄の一致線を示したものであ
り、ライン表示上において3つのドラムに表示する予め
定める同一の図柄が揃ったとき「当り」とする。従っ
て、1単位の投入があったときにはライン表示46a上
で揃ったときのみ当りとなり、2単位のときにはこれに
加えてライン表示46b,46cで揃ったとき、そして
3単位のときは5本のライン表示上のいずれかで揃った
とき当りとなる。勿論、遊技の設定方法によって一致す
る図柄の種類により景品球数に差を付けること、つまり
「当り」について異なる価値を付けることは自由であ
る。
【0036】スタートボタン53は球の投入により賭け
率が設定されたのち押され、3個の回転ドラムを一斉に
回転させるものである。一方、停止ボタン54a,54
b,54cはこの一斉回転ののち個々の回転ドラムを個
別に停止させるために操作されるもので、任意の順番で
押されることによりそれぞれに対応する回転ドラムが回
転を止めることになる。このときその下方に設置した表
示ランプ43a,43b,43cが点灯してこの回転停
止を表示することになる。最終的に3個の回転ドラムが
停止し、これらの周面に表示した図柄が前述したように
ライン表示上で予め定める図柄同志で揃ったとき「当
り」となる。
【0037】前記クレジットボタン55は1ゲーム(3
単位分の投入球)以上の球を貯留するためのボタンで、
図示しない球貸機からのパチンコ球の放出が受けられる
ようになっており、また前記返却ボタン56は、例えば
遊技の終了に伴って上皿47から球抜きする場合に操作
される。
【0038】ところで、前枠3は前記機構板2の一側縁
部に蝶着され、開閉自由に取付けられるもので、ここで
は機構板2の左側部上端に設けた枢着片9に備える支軸
11を前枠3の左側部上端に設ける枢着片57に軸着
し、また前枠3の左側部下端を機構板2からその下皿3
2の左端上部に突き出すように設ける枢着片58に支軸
59を介して軸着することによって蝶着してあり、この
上下の支軸11,59を支点に回動し、開閉できるよう
にしてある。
【0039】そして、この前枠3は上記説明において明
らかであるように、枢着片58の支軸59を抜き取ると
共に、枢着片57に軸着する支軸11を外すことで蝶着
状態を解除することができ、機構板2から取り外すこと
ができるようになっている。
【0040】尚、図示しないが、当然のこととして外枠
1に対して開閉自由に蝶着される機構板2、そしてこの
機構板2に上述の如くして蝶着される前枠3は、共に閉
塞されたとき、パチンコ機等で実用化されているロック
装置により、その自由端縁をそれぞれ相手に対して施錠
拘束することによって任意に開放されないようにするこ
とは言うまでもない。
【0041】前記実施例における本発明遊技機は上述の
如く構成されるもので、使用に際しては上皿47にパチ
ンコ球を投入して準備したのち、投入レバー52を操作
して希望する単位数のパチンコ球を上皿47から機構板
2に備える取込み装置50に送り込み、この操作によっ
て賭け率を選択し、同時にこれを表示ランプ42a,4
2b…等を点灯して表示させることになる。
【0042】次にスタートボタン53を操作して回転ド
ラム15a,15b,15cを一斉に回転させたのち、
停止ボタン54a,54b,54cを任意の順番で押
し、個々にドラムの回転を止め、このとき予め定める図
柄の一致があったとき、当りとし、この当りに対して定
めた景品球を賞球装置を通して放出せることになる。放
出された球は放出口49を通して上皿47に排出され、
再び投入球として使用されることになる。
【0043】この一連の遊技操作の中にあって回転する
ドラム15a,15b,15cは前枠3の表示基板37
に設ける透明板41を通して覗かれ、また賭け率の選択
は表示ランプ42a,42b…によって表示され、当り
は前枠3の前面に備える表示ランプ33の点灯によっ
て、またスピーカー45の発声によって表示されること
になる。
【0044】この様に遊技において使用されるパチンコ
球は上皿47を通して機構板2に備える取込み装置50
に取り込まれ、また当りに対して放出される景品球は機
構板背面の貯留タンク22に貯留され、更に賞球装置を
通して前記上皿47へと放出されるものとなる。
【0045】その一方、遊技の設定、進行、当り等の表
示は前述のように前枠3において行われ、その前面部に
備える表示ランプの点灯により、また表示部の透明板4
1に現れる回転ドラム等によって表現されることにな
り、またこの前枠前面の左右に縦長に備える装飾ランプ
60の点灯或いは点滅がこれに加わって装飾効果を高め
るものとなる。
【0046】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
遊技機は遊技機本体を構成する機構部分を全て機構板2
の前面部と背面部に装備し、遊技に伴う表示手段、即ち
表示ランプのケースやライン表示を始めとする装飾性を
有する部分を前枠3に装備して両者に分担する構造と
し、しかもこれら機構板2と前枠3を別体として形成
し、前枠3を機構板2に対して着脱自由に組付けるもの
としたことから、前枠3の交換が可能であり、従ってこ
れの入れ替えによって全く新たな外観の遊技機とするこ
とができる。
【0047】また上記前枠3の交換に当たっては表示ラ
ンプ24,26や31a〜31e等のランプ基板25,
27,28a,28bを機構板2側に設備する構成とし
たことから、これら基板及び接続コードを外すことなく
前枠の表面となるランプケース等の部分だけを交換する
ことになり効率よく模様替えができることになる。
【0048】また更に、前記前枠3は機構板2に対して
開閉自由に蝶着し、取付ける構造としてあり、ロック装
置の解除によって開放したとき前枠の背面部は勿論のこ
と、機構板2の前面部を開いてランプ基板を始めドラム
ユニットの前面部を露出することができるためランプの
交換等の保守点検作業を遊技機の前面側から行うことが
でき作業上有利なものとなっている。勿論、本発明にお
いては、外枠に対して機構板2を開放自由に蝶着支持す
る構造としてあることから遊技場に設置した状態で機構
板の背面を開き保守点検の作業ができることは言うまで
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機の正面図。
【図2】一部省略した遊技機の斜視図。
【図3】中央縦断右側面図。
【図4】機構板及び前枠を開放した状態の斜視図。
【図5】機構板前面部と装備するランプ基板を取り外し
た状態を示す開放状態の斜視図である。
【符号の説明】 1 外枠 2 機構板 3 前枠 13 窓 14 ドラムユニット 15a,15b,15c 回転ドラム 23 遊技制御基板の収容ケース 24,26 表示ランプ 25,27,28a,28b ランプ基板 31a…31e 表示ランプ 33 ランプケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機構板とその前面に添わせる前枠とを有
    し、前記機構板は背面部にドラムユニットを装備して内
    装する回転ドラムを機構板に開設する窓に臨ませると共
    に、前記窓を囲む前面部には表示用乃至装飾用のランプ
    を装着するランプ基板を着脱可能に装備し、他方前記前
    枠は前記機構板との共通一側縁部相互を蝶着して開閉自
    由に連結すると共に前記回転ドラムに対応する中央部に
    表示窓を形成し、また前記ランプ基板に装着するランプ
    に対応する位置にはランプケースを各形成して該前枠を
    閉塞して前記機構板の前面部を被覆したとき、前記ラン
    プケースに前記ランプを収め、且つ前記表示窓を通して
    前記回転ドラムを前面外部から透視可能にしてなること
    を特徴としたスロットマシーン型遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、機構板にはド
    ラムユニットを避けた背面部に遊技を制御する制御回路
    基板を設備し、前面部に装備するランプ基板の配線を背
    面部に引き入れて前記制御回路基板に接続することを特
    徴としたスロットマシーン型遊技機。
JP2000302608A 2000-10-02 2000-10-02 スロットマシーン型遊技機 Pending JP2002102416A (ja)

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