JP2002102347A - 留置針組立体 - Google Patents

留置針組立体

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JP2002102347A
JP2002102347A JP2000293957A JP2000293957A JP2002102347A JP 2002102347 A JP2002102347 A JP 2002102347A JP 2000293957 A JP2000293957 A JP 2000293957A JP 2000293957 A JP2000293957 A JP 2000293957A JP 2002102347 A JP2002102347 A JP 2002102347A
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Takemi Uemura
剛己 植村
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Nipro Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0612Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders
    • A61M25/0631Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders having means for fully covering the needle after its withdrawal, e.g. needle being withdrawn inside the handle or a cover being advanced over the needle

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い留置針を使用する場合でも、医療従事者
が片手で容易に内針を針ガード内に収納でき、かつ製造
工程が簡単な留置針組立体を提供する。 【解決手段】 外針2が先端部に固着された外針ハブ3
と、内針4が先端部に固着された内針ハブ5と、該内針
4および内針ハブ5を内部に収納可能な針ガード6とを
有する留置針組立体1であって、前記針ガード6および
内針ハブ5には磁石81および82が、その反発力によ
り前記内針ハブ5が前記針ガード6内を基端側へ移動す
るように設けられており、かつ、前記内針ハブ5と係合
することにより、該磁石の反発力に抗して前記内針4が
前記針ガード6内に収納される前の状態で内針ハブ5を
保持し得る可動の内針ハブ係止手段7、および内針ハブ
上の磁石82との吸引力により内針4が針ガード6に収
納された状態で内針ハブ5を保持しうる保持板9が設け
られてなることを特徴とする留置針組立体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輸液等を行うため
に血管内に一時的に留置される留置針を含む留置針組立
体に関する。より詳細には、生体組織に内針および外針
を同時に穿刺し、外針を留置して該外針から内針を抜去
した後、該内針を安全かつ容易に針ガード内に収納する
ことができる留置針組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】輸液などに用いられる留置針は、通常、
外針と内針からなる2重構造を有しており、使用に際し
ては、外針の内腔に内針が挿入された状態で血管を穿刺
する。次いで、前記外針が所定位置まで挿入された後、
前記内針は外針の内腔より抜き取られて、前記外針の基
端部に輸液ラインなどが接続され、該外針の内腔を通じ
て輸液や薬液などを血管中に流入させる。したがって、
前記外針は血管内を傷つけるおそれの少ない軟質樹脂製
のものが、また前記内針は血管への穿刺が容易である金
属製のものが一般に用いられる。
【0003】前記外針を患者の体内に留置した後、抜き
取られた内針は廃棄されることになるが、医療従事者や
患者等が誤って、その鋭利な針先に触れて傷を負う場合
がある。また、前記針先を適当な方法で保護したとして
も、肝炎や後天性免疫不全症候群(エイズ)など血液に
より感染する疾病を有した患者に使用した内針は、針先
に限らずそれ自身が疾病の感染媒体になりうる。このた
め、患者に穿刺した内針を適正に処分することが極めて
重要であるが、医療現場においては患者の処置が優先さ
れ、内針の廃棄は後回しになることが多い。
【0004】近年、使用後の内針を直ちにかつ容易に廃
棄するための留置針組立体が提案されている(特開平3
−63066号公報、特開平6−78999号公報、特
開平6−86821号公報、特開平11−57002号
公報等)。これらの留置針組立体は、内針と接続された
内針ハブを内部に配置したチューブ状ハウジングと、前
記ハウジングと内針ハブの間に摺動可能に配置され、先
端にカテーテルを接続した針ガードとからなり、患者に
穿刺した留置針組立体のカテーテルを患者に留置して内
針を抜去した後、前記ハウジングの先端側へ前記針ガー
ドを摺動させることにより、前記内針を該針ガード内に
収納するものである。これらの留置針組立体は、内針を
抜去した後、片手で容易に内針を保護する事ができるた
め、該内針の先端によって傷を負ったり、該内針に付着
した血液により疾病に感染するおそれがない。
【0005】しかしながら、これらの留置針組立体は、
いずれも内針の長さより長い針ガードを、内針の長さ分
だけハウジングの先端側へ摺動させるものであるため、
手の小さい医療従事者が片手で該針ガードを摺動させて
内針を完全に保護することは困難である。また、手の小
さい医療従事者でなくても、緊急透析時に鼠蹊部大腿静
脈に留置するような長い留置針を使用する場合、片手で
該内針を完全に保護する位置まで前記針ガードを摺動さ
せることは困難である。
【0006】一方、上記問題点を考慮して、内針ハブと
針ガードの基端部との間にバネが配設され、押しボタン
式のロック機構を解除すると、バネの力によって内針ハ
ブが針ガードの基端へと作動せしめられる留置針組立体
が開発されている(特開平8−215315号公報、特
開平9−103492号公報)。しかし、これらの押し
ボタン式のロック機構を設けた留置針組立体は、内針の
付勢手段としてバネを用いているため、バネを留置針組
立体に組み込む製造工程が複雑であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑み、本発
明は長い留置針を使用する場合でも、また、手の小さい
医療従事者が使用する場合でも、医療従事者が片手で容
易に内針を針ガード内に収納でき、さらに製造工程がよ
り簡単な留置針組立体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために種々鋭意検討した結果、内針の付勢手
段として磁石を用いることにより、上記課題を解決しう
ることを見出し、本発明に到達した。
【0009】すなわち、本発明は生体組織に穿刺され留
置される外針が先端部に固着された外針ハブと、該外針
の内腔に挿通可能であって先端部に鋭利な刃先を有する
内針が先端部に固着された内針ハブと、該内針および内
針ハブを内部に収納可能な針ガードとを有する留置針組
立体であって、前記針ガードおよび内針ハブにはそれぞ
れ磁石が、該磁石間の反発力により前記内針ハブが前記
針ガード内をその基端側へ移動するように設けられてお
り、かつ、前記留置針組立体には、前記内針ハブと係合
することにより該内針ハブを保持し得る可動性の内針ハ
ブ係止手段が設けられており、前記内針ハブ係止手段
は、前記内針ハブおよび針ガードに設けられた磁石間の
反発力に抗して、前記内針が前記針ガード内に収納され
る前の状態で該内針ハブを保持することを特徴とする留
置針組立体である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の留置針組立体を
添付図面に示す好適な実施例に基づいて詳細に説明する
が、本発明はこれらの説明に限定されるものではない。
図1は本発明の留置針組立体を示す斜視図であり、図2
は本発明の留置針組立体において、内針が保護されてい
ない状態の留置針組立体の一実施例を示す縦断面図であ
り、図3は留置針組立体の外表面上に設けられた磁石の
横断面図である。また、図4は内針が保護された状態の
留置針組立体の一実施例を示す縦断面図である。
【0011】図1および図2に示すように、本発明の留
置針組立体1は、外針2が先端部に固着された外針ハブ
3と、該外針2の内腔に挿通可能であって先端部に鋭利
な刃先41を有する内針4が先端部に固着された内針ハ
ブ5と、該内針4および内針ハブ5を内部に収納可能な
針ガード6とを有している。本発明の留置針組立体1に
おいて、先端とは患者に穿刺する側(図中、左側)を、
基端とは先端と反対の側(図中、右側)を指す。
【0012】外針2は中空の管であり、その先端部は刺
通抵抗を低くするために、先端側にむかって外径が減少
するテーパー状に形成されていることが好ましい。前記
外針2は、患者の体内に挿入された後しばらく留置され
るため、患者を傷つけるおそれの少ない軟質樹脂で形成
されていることが好ましく、具体的には、エチレン−テ
トラフルオロエチレン共重合体、ポリウレタン、ポリエ
ーテル、ナイロン樹脂等が用いられる。前記外針2は、
患者の体内に留置されている間に患者が動いたりするこ
とによって裂断される場合がある。このような場合に、
前記外針2の破片を探知するために、該外針2の材料中
に硫酸バリウム等のX線造影剤を配合させて、該外針2
に造影機能を持たせることも可能である。
【0013】前記外針2の基端部には外針ハブ3が固着
されている。その固着方法としては、カシメピンにより
かしめて固定する方法の他、接着剤による接着や、熱に
よる融着などがあげられる。前記外針ハブ3は中空の管
体であり、基端側に向かって内径が増加するテーパー状
に形成されている。これによって輸液セットのチューブ
等の接続を確実にする。また、該外針ハブ3の基端部に
は、シリンジや輸液セットのチューブ等のロックタイプ
のルアーテーパー部に接続するための突起31が設けら
れていてもよい。前記外針ハブ3の材質としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重
合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリブタジ
エン、ポリアミド、ポリエステル等の硬質樹脂が用いら
れる。
【0014】内針4は、前記外針2の内腔に挿通可能な
中空の管であり、その外径が前記外針2の内径より若干
小さく設定されている。前記内針4がこのような外径を
有することにより、前記外針2は内針4の周囲に保持さ
れ、外部から力を加えられることがない限り該外針2が
抜け落ちるおそれはない。また、前記内針4の先端部に
は鋭利な刃先41が形成されており、該刃先41は刺通
抵抗を低くするために傾斜した刃面を有している。前記
内針4は、前記外針2内に挿入された状態で患者に穿刺
されるが、患者に穿刺される際、前記刃先41が該外針
2の先端側から突出している必要がある。前記内針4の
材質としては、後述する磁石の影響を受けないものであ
り、ステンレス鋼、アルミニウム、チタン、あるいはこ
れらの合金等の金属材料があげられる。
【0015】前記内針4の基端部には内針ハブ5が固着
されている。その固着方法としては、外針2と外針ハブ
3の固着方法と同様、接着剤による接着や、熱による融
着等があげられる。前記内針ハブ5の材質としては、ポ
リカーボネート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の透明または半透明の硬質材料が好ましく用い
られる。これにより、内針4が患者に穿刺された時に血
液の逆流(以下、フラッシュバックと呼ぶ)を確認する
ことが出来る。前記内針ハブ5は、前記内針4の内腔と
連通する内腔51を有しており、該内腔51は、該内針
ハブ5の基端側に設けられたフィルタ52を介しての
み、留置針組立体1の外部と連通している。前記フィル
タ52は、空気は透過させるが血液は透過させないもの
であり、具体的には、ポリプロピレン、ポリスチレン、
ポリメチルメタクリレート等の合成樹脂製の焼結フィル
ターや不織布等が好ましく用いられる。したがって、内
針4および外針2が患者の血管に穿刺された時、該内針
4および内針ハブ5内の空気は前記フィルタ52を介し
て留置針組立体1の外部に排出されてフラッシュバック
を確認せしめるが、フラッシュバックによって内針4お
よび内針ハブ5内に流入した血液は前記フィルタ52に
よりせき止められ、外部に漏出することがない。
【0016】前記内針4および内針ハブ5は、外針の内
腔より抜き取られた後、針ガード6内に収納される。該
針ガード6は、その内径が内針ハブ5の外径よりも若干
大きく形成されており、その長さは、前記内針ハブ5が
前記針ガード6の基端部に位置する時に前記内針4の刃
先41が針ガード6内に完全に収納される程度の長さで
ある。前記針ガード6の材質としては、ポリカーボネー
ト、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の
透明または半透明の硬質材料が好ましく用いられる。
【0017】前記内針ハブ5および針ガード6外表面上
には、それぞれ磁石81および82が、互いに反発しあ
うように設けられている。その反発力により、前記内針
ハブ5は前記針ガード6内を該針ガード6の基端側へと
移動し、内針4を針ガード6内に収納する。前記磁石8
1および82が設けられる位置は、前記動作を妨げない
ものであれば特に限定されないが、製造上あるいは機能
上、内針ハブ5に設けられる磁石82は、内針ハブ5の
基端に設けられることが好ましい。一方、針ガード6外
表面上に設けられる磁石81は、前記内針4が前記針ガ
ード6内に収納される前の状態で保持される時、該針ガ
ード6上に設けられた磁石81の内針軸方向の中心81
1が、内針ハブ5の基端部に設けられた磁石82の内針
軸方向の中心821よりも先端側に位置するように設け
られていることが好ましい。前記磁石81の中心811
が磁石82の中心821よりも基端側に位置するように
設けられていると、内針ハブ5は磁石81および82の
反発力により、針ガード6内を該針ガード6の先端側へ
と移動するため、内針4を針ガード6内に収納できな
い。また、前記磁石81の中心811と磁石82の中心
821とが重なる位置に設けられていると、反発力と吸
引力のバランスが取れて、内針ハブ5が先端側へも基端
側へも動かない状態になり、やはり内針4を針ガード6
内に収納できない。本発明で用いられる磁石81および
82は、ネオジウム磁石、コバルト磁石、フェライト磁
石、アルニコ磁石、プラスチック磁石、ゴム磁石、MA
マグネット、SmCo磁石などが好ましく用いられる。
また、本発明において、磁石と磁石の反発力とは、S極
およびN極を有する磁石の同じ極同士を近づけることに
より磁石同士が反発する力を指し、磁石と磁石の吸引力
とは、磁石の異なる極同士を近づけることにより磁石同
士が引き合う力を指す。
【0018】前記針ガード6上に設けられた磁石81
は、その形状に限定はなく、図3−aに示すように、そ
の断面がドーナツ状で、該針ガード6上に接着剤などで
固着されていてもよいし、図3−bまたは図3−cで示
されるように、針ガード6の一部に埋め込まれていても
よい。一方、前記内針ハブ5上に設けられた磁石82
も、その形状に限定はないが、磁石81に比べて寸法が
小さいため、複雑な形状になるほど製造が困難になるの
で、円柱状の物が最も好ましい。
【0019】前記針ガード6の先端側には、可動性の内
針ハブ係止手段7が設けられている。該内針ハブ係止手
段7は、前記内針ハブ5と係合することにより、前記内
針ハブ5および針ガード6に設けられた磁石81および
82間の反発力に抗して、前記内針4が前記針ガード6
内に収納される前の状態で内針ハブ5を保持することが
できる。前記内針ハブ係止手段7としては、例えば鍵穴
を有するラッチ部材が用いられる。該ラッチ部材は、内
針ハブ5が針ガード6の先端部に位置する時、該内針ハ
ブ5を係合し、磁石81および82の反発力に抗して内
針ハブ5を保持する。医療従事者が外針2を患者の体内
に留置した後、ラッチ部材を押すと、該ラッチ部材と内
針ハブ5との係合が外れ、該内針ハブ5は磁石81およ
び82の反発力により針ガード6の基端側へと移動せし
められる。これにより、内針4は図4に示すように針ガ
ード6内に収納される。
【0020】前記針ガード6の内側基端部には、磁石8
1および82の反発力により針ガード6の基端側へと移
動せしめられた内針ハブ5が、再度該針ガード6の先端
側へ移動することのないように、該内針ハブ5を針ガー
ド6の基端部で保持するための保持板9が設けられてい
てもよい。該保持板9は、磁石または磁性体の板であ
り、内針ハブ5の基端側に設けられた磁石82との間の
吸引力により、図4に示すように該内針ハブ5を保持す
る。該保持板9が磁石である場合は、該保持板9は針ガ
ード6の外側基端部に設けられていても、内針ハブ5を
保持することが可能である。
【0021】
【発明の効果】本発明の留置針組立体は、内針および内
針ハブを針ガード内へ引き込む付勢手段として、従来の
バネに代えて磁石を用いたことにより、緊急透析時に鼠
蹊部大腿静脈に留置する場合等に利用される長い留置針
であっても、医療従事者が片手で容易に内針を保護する
ことができる。また、強力なバネを使用することなく、
従来と同程度の収納時間で内針を針ガード内に収納でき
るため、製造工程が複雑になることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の留置針組立体を示す斜視図である。
【図2】 内針が保護されていない留置針組立体の縦断
面図である。
【図3】 留置針組立体の針ガード上に設けられた磁石
の横断面図である。
【図4】 内針が保護された留置針組立体の縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 留置針組立体 2 外針 3 外針ハブ 4 内針 41 刃先 5 内針ハブ 6 針ガード 7 内針ハブ係止手段 81、82 磁石 9 保持板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体組織に穿刺され留置される外針が先
    端部に固着された外針ハブと、該外針の内腔に挿通可能
    であって先端部に鋭利な刃先を有する内針が先端部に固
    着された内針ハブと、該内針および内針ハブを内部に収
    納可能な針ガードとを有する留置針組立体であって、前
    記針ガードおよび内針ハブにはそれぞれ磁石が、該磁石
    間の反発力により前記内針ハブが前記針ガード内をその
    基端側へ移動するように設けられており、かつ、前記留
    置針組立体には、前記内針ハブと係合することにより該
    内針ハブを保持し得る可動性の内針ハブ係止手段が設け
    られており、前記内針ハブ係止手段は、前記内針ハブお
    よび針ガードに設けられた磁石間の反発力に抗して、前
    記内針が前記針ガード内に収納される前の状態で該内針
    ハブを保持することを特徴とする留置針組立体。
  2. 【請求項2】 前記針ガードおよび内針ハブにそれぞれ
    設けられた磁石は、一方が該内針ハブの基端部に設けら
    れ、他方が前記針ガード外表面上に設けられており、前
    記内針が前記針ガード内に収納される前の状態で保持さ
    れる時、前記針ガード上の磁石の内針軸方向の中心は、
    内針ハブの基端部に設けられた磁石の内針軸方向の中心
    よりも先端側に位置することを特徴とする、請求項1記
    載の留置針組立体。
  3. 【請求項3】 前記針ガードの基端部には、保持板が設
    けられており、前記保持板は、前記内針ハブに設けられ
    た磁石との間の吸引力により、該内針ハブを該針ガード
    の基端側にて保持し得る、請求項1または2記載の留置
    針組立体。
  4. 【請求項4】 前記保持板は、磁石または磁性体からな
    る、請求項1〜3のいずれかに記載の留置針組立体。
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