JP2002102163A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

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浩 佐野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被観察体像の状態に応じた照明光の適切な光
量調節を簡易な構成で行なう。 【解決手段】 保持板231のライトガイド12に対向
する側に、それぞれ異なる曲率中心を有する球面部23
1A、231Bを形成する。球面部231Aは、曲率中
心がファイバーバンドル121の入射端側の端面の中心
に略一致する球面の内壁面の一部であり、球面部231
Bは、曲率中心がファイバーバンドル122の入射端側
の端面の中心に略一致する球面の内壁面の一部である。
球面部231Aに第1のLEDグループ23Aに属する
複数の白色LED232を取り付け、球面部231Bに
第2のLEDグループ23Bに属する複数の白色LED
232を取り付ける。第1及び第2のLEDグループ2
3A、23B毎に独立して白色LED232の駆動電流
を制御し、ファイバーバンドル121、122の出射光
の光量を調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、スコープと画像信
号処理ユニットから成る電子内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子内視鏡装置において、電子内
視鏡(電子スコープ)の先端側にはCCD(charge cou
pled device )イメージセンサ等の固体撮像素子が対物
レンズと組み合わされた撮像部が設けられている。スコ
ープ内には光ファイバー束から成る照明用のライトガイ
ドが挿通されている。スコープが画像信号処理ユニット
に接続されると、ライトガイドは画像信号処理ユニット
内に設けられた照明用光源と光学的に接続される。照明
用光源から射出された光はライトガイドによりスコープ
の先端に導かれ、ライトガイドの出射端近傍に設けられ
た配光レンズ(例えば凹レンズ等の発散光学系)を介し
て、スコープよりCCDイメージセンサ受光面の前方の
被観察体像に照射される。さらに、あるスコープでは、
CCDイメージセンサの前方を一様に照明するために、
出射端を複数に分割しCCDイメージセンサの周囲に配
設すると共に、画像信号処理ユニット側、即ち入射端を
1本にまとめたライトガイドが配設されている。
【0003】スコープの先端部が患者の体腔内に挿入さ
れると、ライトガイドにより照射された観察部位が対物
レンズによりCCDイメージセンサの受光面に結像さ
れ、画素信号として光電変換される。CCDイメージセ
ンサにより得られた画素信号は画像信号処理ユニットに
送られ、画像信号処理ユニット内で画素信号に基づいて
ビデオ信号が作成される。ビデオ信号は画像信号処理ユ
ニットからTVモニタに出力され、光学的被観察像がT
Vモニタ装置に表示される。
【0004】通常、このような電子内視鏡装置におい
て、CCDイメージセンサの画素信号から抽出される輝
度情報に基づいて被観察部位の照明光の光量が調節され
る。光源として例えばキセノンランプやハロゲンランプ
等の放電管が用いられる場合、光源とライトガイドの入
射端との間に介在させられる絞りを駆動することにより
光量が調節される。また、光源としてLED(Light Em
itting Diode)、即ち半導体発光素子が用いられる場
合、LEDの駆動電流を調節することにより光量が調節
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の出射
端が分割されたライトガイドは、その入射端が1本にま
とめられているため、複数に分割されたライトガイドの
出射端のそれぞれから照射される照明光の光量は常時、
同一である。一方、スコープ先端に設けられる対物レン
ズは被写界深度の深いものが用いられる。体腔内の病巣
等の患部を発見するため、患部を含む広い領域全体を観
察する必要があるからである。従って、撮像部からの距
離が近い部位と遠い部位が混在した視界において、被写
界深度の深い対物レンズにより撮影する際、例えばCC
Dイメージセンサに近い観察部位に合わせて照明光の光
量を調節すると、CCDイメージセンサから遠い観察部
位は光量が十分でないためTVモニタ上での再現性が悪
く、逆にCCDイメージセンサから遠い観察部位に合わ
せて光量を調節すると、CCDイメージセンサに近い観
察部位は、CCDイメージセンサのダイナミックレンジ
の上限を超えてしまい、TVモニタ上でハレーションを
起こしてしまうという問題がある。
【0006】また、被観察体において輝度レベルの異な
る部位が混在する場合も、同様の問題が生じる。即ち、
輝度レベルの低い部位にあわせて光源の光量を増量すれ
ば輝度レベルの高い部位はTVモニタ上でハレーション
を起こし、輝度レベルの高い部位に合わせて光源の光量
を減らせば、輝度レベルの低い部位のTVモニタにおけ
る再現性が悪くなる。
【0007】このような問題に対処するため、複数のラ
イトガイドを設けることが考えられるが、各ライトガイ
ドごとに光量調節をするための機構を設けなければなら
ないため、部品点数が増加し装置全体が大型化すると共
に、光量調節の回路系統の制御も複雑化するという問題
点がある。
【0008】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、被観察体の観察可能な範囲において対物レンズから
の物体距離が異なる場合でも、常時、良好な光学的被観
察像が得られる電子内視鏡装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子内視鏡
装置は、光学的に独立した複数のファイバーバンドルを
有するライトガイドが設けられたスコープと、スコープ
が着脱自在に接続される画像信号処理ユニットと、画像
信号処理ユニットに設けられる光源ユニットとを備え、
光源ユニットは、複数のファイバーバンドルの入射端に
対応する複数のグループに分けられる複数の半導体発光
素子を有し、複数の半導体発光素子は、出射光が複数の
グループに対応する複数のファイバーバンドルの入射端
に入射するよう配設されると共に、複数のグループ毎に
独立して光量が調節されることを特徴とする。
【0010】好ましくは、光源ユニットは、複数の半導
体発光素子を保持するための保持部材を有し、保持部材
は、複数のファイバーバンドルのそれぞれの入射端に曲
率中心が一致する球面の内壁面の一部である複数の取付
面を有し、複数の半導体発光素子は、グループ毎に、複
数の取り付け面のそれぞれに配設される。
【0011】好ましくは、光源ユニットは、複数の半導
体発光素子を保持するための保持部材を備え、保持部材
には、直交する直線が複数のファイバーバンドルの入射
端に交差するよう形成された傾斜面を有する複数の段部
が形成され、複数の半導体発光素子は、グループ毎に、
複数の段部の傾斜面に取り付けられる。
【0012】好ましくは、光源ユニットは、複数の半導
体発光素子を保持するための保持部材を備え、保持部材
は所定の曲率中心を有する球面の内壁面の一部である単
一の取付面を有し、複数の半導体発光素子は、出射光の
集光点が単一の取付面の曲率中心と一致するよう単一の
取付面に取り付けられ、保持部材は、取付面の中心軸線
がライトガイドの中心を通るよう設けられる。
【0013】複数のファイバーバンドルは、例えば、そ
れぞれの出射端において、配光角度の異なる配光光学系
を備える。
【0014】好ましくは,複数のファイバーバンドル
は、入射端において、端面が略真円を呈するよう束ねら
れる。
【0015】複数のファイバーバンドルは入射端におい
て端面が真円を呈するよう束ねられ、好ましくは、集光
点からライトガイド端面までの距離と、真円の直径と、
取付面において複数の半導体発光素子のうちの中心軸線
から最も離れた位置に配設される半導体発光素子の射出
光の中心軸と中心軸線の成す狭角とが、以下の関係を満
たす。 |X|≧|Φ/2tanΘ| (ただし、X:集光点からライトガイド端面までの距離 Φ:真円の直径 Θ:取付面において複数の半導体発光素子のうちの中心
軸線から最も離れた位置に配設される半導体発光素子の
射出光の中心軸と中心軸線の成す狭角)
【0016】好ましくは、スコープの先端部本体に設け
られる固体撮像素子と複数のファイバーバンドルとの相
対的位置関係に基づいて、固体撮像素子の撮像領域を分
割し、複数のライトガイドに対応する分割撮像領域毎の
平均輝度値を算出する輝度算出手段と、各分割撮像領域
毎の平均輝度値が所定の輝度参照値にそれぞれ実質的に
一致するよう、複数のファイバーバンドルに対応する複
数のグループに属する複数の半導体発光素子の光量を調
節する、光量調節手段とを備える。
【0017】本発明によれば、光学的に独立した複数の
ファイバーバンドルを設け、光源としての複数の半導体
発光素子を複数のファイバーバンドルのそれぞれに対応
してグループ分けし、各グループ毎に独立して半導体発
光素子の光量が調節される。従って、被観察体に輝度レ
ベルの異なる部分が混在していても、画像信号処理ユニ
ットに接続されたTVモニタ等に再現される被観察体像
において、画面全体に良好な照度が得られる。
【0018】保持部材に複数のファイバーバンドルに対
応して曲率中心の異なる複数の取付面を形成したり、あ
るいは、複数の段部を形成することにより、複数の半導
体発光素子を単一の保持部材に保持したまま、複数のフ
ァイバーバンドルに対応してグループ分けすることがで
きる。従って、部品点数が増加することがなく経済的で
ある。
【0019】複数のファイバーバンドルの出射端に、配
光角度の異なる配光光学系を配設し、それぞれのファイ
バーバンドルに対応するグループに属する半導体発光素
子の出射光の光量をグループ毎に独立して調節すること
により、スコープの先端部近傍において広い範囲を照射
する場合にも、細長い体腔内を照射する場合にも、適切
な光量で照射することができる。
【0020】保持部材に所定の曲率中心を有する球面を
呈する取付面を形成し、複数の半導体発光素子を出射光
の集光位置が取付面の曲率中心と一致するよう取付面に
配設し、上述の式を満たすよう保持部材とライトガイド
を位置決めすることにより、取付面の中心軸線から最も
離れた位置に配設される半導体発光素子の出射光が、フ
ァイバーバンドルの入射端面に入射される。従って、複
数の半導体発光素子の出射光を効率よくファイバーバン
ドルの入射端面に入射させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る第1実施形
態が適用される電子内視鏡のブロック図である。スコー
プ10は可撓性導管(可撓管)を有し、画像信号処理ユ
ニット20に着脱自在に接続される。スコープ10の先
端側には撮像センサ11が設けられる。撮像センサ11
は、対物レンズ110、カラーチップフィルタを備える
CCDイメージセンサ111、対物レンズ110とCC
Dイメージセンサ111との間に介在する絞り112を
備える。スコープ10内にはライトガイド12が挿通さ
れており、その出射端は、スコープ10の先端まで延び
ている。
【0022】画像信号処理ユニット20のシステムコン
トローラ21は電子内視鏡装置を全体的に制御するマイ
クロコンピュータである。即ち、システムコントローラ
21は中央処理ユニット(CPU)、種々のルーチンを
実行するためのプログラム、常数等を格納する読出し専
用メモリ(ROM)、データ等を一時的に格納する書込
み/読出し自在なメモリ(RAM)から成る。
【0023】スコープ10を画像信号処理ユニット20
に接続すると、撮像センサ11はスコープ10内に設け
られたCCD回路(図示せず)を介して映像信号処理回
路22に接続される。また、ライトガイド12の入射端
は画像信号処理ユニット20内に設けられた光源ユニッ
ト23に光学的に接続される。
【0024】画像信号処理ユニット20にはフロントパ
ネル24が設けられ、このフロントパネル24には種々
の表示灯や種々のスイッチが設けられる。電源スイッチ
(SW)241により画像信号処理ユニット20の主電
源(図示せず)のON/OFFが切替えられ、ランプス
イッチ(SW)242により光源ユニット23の点灯が
制御される。
【0025】光源ユニット23はそれぞれ複数の白色L
EDを有する第1のLEDグループ23Aと第2のLE
Dグループ23Bを備える。本明細書では、第1及び第
2のLEDグループ23A、23Bを合わせた、光源と
しての単一ユニットを「ランプ」と呼ぶ。尚、光源ユニ
ット23の詳細は後述する。
【0026】ランプSW242はトグル式のスイッチで
あり、押されるたびにON、OFFがサイクリックに切
り替わる。光源ユニット23のランプが点灯していない
状態でランプSW242が押されると、光源ONの信号
がシステムコントローラ21に伝達され、システムコン
トローラ21は第1のLED駆動回路25、第2のLE
D駆動回路26に駆動開始を示す制御信号を出力する。
システムコントローラ21からの制御信号に従い、第1
及び第2のLED駆動回路25、26により光源ユニッ
ト23への給電が開始される。光源ユニット23への給
電が開始されると、後述するように白色光が発光され、
ライトガイド12を介して被観察体に照射される。ま
た、給電開始後、ランプSW242が再び押されるまで
のシステムコントローラ21による第1及び第2のLE
D駆動回路25、26の制御は、それぞれ独立して行な
われる。
【0027】撮像センサ11から読み出された画像信号
はスコープ10内の伝送用のバッファ(図示せず)を介
して映像信号処理回路22に送られる。映像信号処理回
路22では、プロセス回路ブロック221で、サンプリ
ング、クランプ、ブランキング、増幅等の処理が施さ
れ、輝度信号(Y)と色差信号(R−Y、B−Y)が作
成される。輝度信号と色差信号は、それぞれガンマ補正
等の所定の画像処理が施され、A/D変換器222でデ
ジタル画像信号に変換され、それぞれ画像メモリ224
に格納される。
【0028】デジタル化された輝度信号、色差信号は、
画像メモリ224から読み出され、画像信号処理回路2
23で、拡大、縮小、ノイズリダクション等の処理が施
された後、D/A変換器225によりアナログ信号に変
換される。輝度信号、色差信号のアナログ信号は、RG
Bデコーダ227により3原色である赤色(R)、緑色
(G)、青色(B)の各色に応じたRGBビデオ信号に
デコードされる一方、エンコーダ226により輝度信号
(Y)、色信号(C)にエンコードされてSビデオ信号
(Y/C)が生成される。これらRGBビデオ信号、S
ビデオ信号は水平同期信号及び垂直同期信号が付加さ
れ、画像信号処理ユニット20に接続された外部のTV
モニタ(図示せず)に送られる。TVモニタでは伝送さ
れたSビデオ信号若しくはRGB信号に基づいて、画面
上に画像が表示される。
【0029】尚、A/D変換器222、D/A変換器2
25における変換のタイミング、水平同期信号、垂直同
期信号の生成等はタイミングコントローラ27により制
御される。
【0030】図2は、スコープ10内に配設されるライ
トガイド12を示す図である。ライトガイド12は、複
数の光ファイバーが束ねられた第1のファイバーバンド
ル121、第2のファイバーバンドル122を有する。
第1及び第2のファイバーバンドル121、122はス
コープ10の先端側において分岐し、ライトガイド12
の中央部分で束ねられ、光源側に至っている。
【0031】図3は、スコープ10の先端部本体の端面
を示す正面図である。スコープ10の操作部(図示せ
ず)の送水ボタン・送気ボタンを操作することにより、
送水ノズル131及び送気ノズル132から洗浄水、圧
縮空気がそれぞれ噴出され、対物レンズ110を保護す
る観察窓の曇りの除去や、洗浄が行なわれる。吸引・鉗
子チャンネル133からは生検鉗子や処置具が突出し、
患部の組織片の切り取り等が行なわれる。また、操作部
の吸引ボタンを操作することにより吸引・鉗子チャンネ
ル133を介して汚物の吸引等が行なわれる。スコープ
10の先端部本体において、第1及び第2のファイバー
バンドル121、122は対物レンズ110を挟んで略
対称な位置に設けられる。第1及び第2のファイバーバ
ンドル121、122の出射端には、後述するように配
光レンズがそれぞれ設けられる。
【0032】一方、光源ユニット23側における第1及
び第2のファイバーバンドル121、122の端面の形
状は、図4に示されるようにそれぞれ半円であり、各々
の直線部が近接したまま平行に延びている。換言すれ
ば、ライトガイド12の光源ユニット23側において、
ファイバーバンドル121、122の端面は全体として
円形を呈する。
【0033】図5は、第1実施形態の光源ユニット23
とライトガイド12の相対的位置関係を模式的に示す図
であり、一部が断面で示される。平板状の保持板231
においてライトガイド12に対向する側には、それぞれ
異なる曲率中心を有する球面部231A、231Bが形
成される。球面部231Aは、その曲率中心がファイバ
ーバンドル121の入射端側の端面の中心に略一致する
球面の内壁面の一部であり、球面部231Bは、その曲
率中心がファイバーバンドル122の入射端側の端面の
中心に略一致する球面の内壁面の一部である。球面部2
31Aには第1のLEDグループ23Aに属する複数の
白色LED232(発光素子)が取り付けられ、球面部
231Bには、第2のLEDグループ23Bに属する複
数の白色LED232が取り付けられる。尚、保持板2
31の構成を明示するため図5において一部の白色LE
D232は省略されているが、実際には各球面部231
A、231Bの略全域にわたって取り付けられる。即
ち、図5において、球面部231A、231Bの境界線
231L(破線で図示)に交差する各球面部の中心に配
設された白色LED232のみが図示されている。
【0034】各白色LED232は、例えば半田付けに
より保持板231への取付られる。白色LED232の
リード線(図示せず)は保持板231を挿通させられ、
球面部231A、231Bの反対側の面に設けられる、
導体パターンが形成された基板に電気的に接続される。
導体パターンは上述の第1及び第2のLED駆動回路2
5、26に接続される。従って、上述のように、システ
ムコントローラ21の制御信号にもとづき、第1及び第
2のLED駆動回路25、26を介して、各白色LED
232の駆動電流が制御される。
【0035】上述のように、球面部231A、231B
の曲率中心はそれぞれファイバーバンドル121、12
2の端面の中心に略一致する。従って、球面部231A
に取り付けられる第1のLEDグループ23Aの複数の
白色LED232の射出光は、境界線231Lから最も
遠い周縁部に配設される白色LED232Aと、境界線
231Lの最も近くに配設される白色LED232Bに
より代表的に示されるように、ファイバーバンドル12
1の入射端面に集光する。同様に、球面部231Bに取
り付けられる第2のLEDグループ23Bの複数の白色
LED232の射出光は、境界線231Lから最も遠い
周縁部に配設される白色LED232Dと、境界線23
1Lの最も近くに配設される白色LED232Cにより
代表的に示されるように、ファイバーバンドル122の
入射端面に集光する。
【0036】一方、ファイバーバンドル121、122
の出射側には、それぞれ配光レンズ233、234が配
設される。即ち、各白色LED232から射出され、フ
ァイバーバンドル121、122を介してスコープ10
の先端に導かれた光束は、配光レンズ233、234を
介して被観察体に照射される。第1実施形態において、
配光レンズ233の配光角度は配光レンズ234の配光
角度より小さい。従って、ファイバーバンドル122か
ら配光レンズ234を介して照射される照明光は、胃壁
のようにスコープ10の先端部近傍において広い範囲を
照射するのに適し、ファイバーバンドル121から配光
レンズ233を介して照射される照明光は、食道のよう
に細長い体腔内を照射するのに適する。
【0037】ここで、図6〜9を用いて、第1実施形態
における光量調節の処理手順について説明する。図6
は、画像信号処理ユニット20に電源が投入されると、
開始されるループ処理の手順を示すフローチャートであ
る。ステップS100で、以降の処理で用いられる各種
変数、フラグ等の初期設定が行なわれると、次いでステ
ップS102で、パネル24が操作されたかチェックさ
れ、ステップS104で、画像信号処理ユニット20に
接続されたキーボードからコマンド投入があったか否か
がチェックされ、ステップS106でランプ関連処理が
行なわれる。さらに、ステップS108で、スコープ1
0から送信されるスコープ10やCCDイメージセンサ
111の種別等の情報の取り込み、日付、時刻の表示処
理、その他の処理が行なわれる。ステップS102〜S
108の処理は、約1ms(ミリ秒)のサイクルで繰り
返し実行される。
【0038】図7は、ランプSW242の操作に関連し
て実行される処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS200でパネル24に設けられたいずれかの
スイッチが押されたか否かがチェックされる。パネル2
4のいずれかのスイッチが押されたことが確認された場
合、ステップS202へ進み、その押されたスイッチが
ランプSW242であるか否かがチェックされる。ラン
プSW242が押されたことが確認された場合、ステッ
プS204へ進み、ランプが消灯中か否かがチェックさ
れる。ランプが消灯中、即ち第1及び第2のLEDグル
ープ23A、23Bが駆動されていない場合、ステップ
S206へ進む。ステップS206では、ランプの点灯
処理が行なわれる。システムコントローラ21から、第
1及び第2のLED駆動回路25、26に制御信号が送
られ、第1及び第2のLEDグループ23A、23Bに
属する白色LED232に駆動電流が供給され、各白色
LED232から白色光が出射される。さらに、ランプ
が点灯していることを示すフラグVに「1」がセットさ
れる。
【0039】ステップS200でパネル24のスイッチ
が押されていないことが確認された場合、図8のステッ
プS300へ進む。また、ステップS202で、押され
たのがランプSW242以外のスイッチであることが確
認された場合、ステップS208へ進み、その押された
スイッチに関連する処理を実行し、図8のステップS3
00へ進む。
【0040】ステップS204でランプが消灯中ではな
いことが確認された場合、即ち、ランプが点灯している
状態でランプSW242が押されたことが確認された場
合、ステップS210へ進む。ステップS210では、
システムコントローラ21から第1及び第2の駆動回路
25、26へ、白色LED232の駆動電流の供給停止
の制御信号が送られ、その結果、第1及び第2のLED
グループ23A、23Bの各白色LED232からの白
色光の出射が停止される。以上のランプ消灯処理が行な
われた後、フラグVに「0」がセットされ、図8のステ
ップS300へ進む。
【0041】図8は、第1のLEDグループ23Aの光
量調節の処理手順を示すフローチャートである。ステッ
プS300で、フラグVの値がチェックされる。フラグ
Vに「1」がセットされていない場合とは、画像信号処
理ユニット20に電源投入後、ランプSW242がまだ
押されていないか、若しくはランプ点灯中にランプSW
242が押され消灯処理が行なわれた場合である。従っ
て、ステップS302へ進み、ランプが点灯していない
旨の警告をパネル上に表示し、処理を終了する。
【0042】ステップS300で、フラグVに「1」が
セットされていることが確認され、ランプが点灯中であ
ることが確認されたら、ステップS304へ進み、光量
データY1の入力処理が行なわれる。
【0043】光量データとは、スコープ10の先端にお
けるCCDイメージセンサ111(図1参照)と第1及
び第2のファイバーバンドル121、122の相対的位
置関係に応じてCCDイメージセンサ111の撮像領域
を分割し、分割された各領域毎に画素信号から算出され
る平均輝度情報であり、0〜255のレベルで表され
る。第1実施形態では、スコープ10の先端部において
第1及び第2のファイバーバンドル121、122は対
物レンズ110を挟んで略対称な位置に配設されている
(図3参照)。即ち、対物レンズ110の後方に配設さ
れるCCDイメージセンサ111の左右に第1及び第2
のファイバーバンドル121、122が位置している。
従って、第1実施形態では,CCDイメージセンサ11
1の撮像領域を左右に分割し、それぞれの領域の平均輝
度情報が算出される。光量データY1には、第1のファ
イバーバンドル121に対応する撮像領域の平均輝度情
報が格納される。
【0044】次いでステップS306へ進み、光量デー
タY1の許容値判断が行なわれる。即ち、光量データY
1と参照輝度値Yrefとの差分を算出し、その差分が
許容幅の範囲内にあるかが判断される。第1実施形態に
おいて、参照輝度値Yrefは上述の輝度レベルの12
8に設定され、許容幅は輝度レベルの4レベル分に設定
される。
【0045】光量データY1と参照輝度値Yrefとの
差分が許容幅の範囲内にない場合はステップS308〜
S312において、光量調整のための処理が行なわれ
る。ステップS308で光量データY1と参照輝度値Y
refとの大小が比較される。光量データY1が参照輝
度値Yrefよりも大きい場合、ステップS310で光
量データY1から参照輝度値Yrefを減算し、その結
果に基づいて、第1のLEDグループ23Aに属する白
色LED232の駆動電流値を決定する。即ち、第1の
LEDグループ23Aの白色LED232の駆動電流は
減少させられる。従って、第1のLEDグループ23A
の白色LED232の光量は低減され、参照輝度値Yr
efと一致する。光量データY1が参照輝度値Yref
よりも小さい場合、ステップS312で参照輝度値Yr
efから光量データY1を減算し、その結果に基づい
て、第1のLEDグループ23Aに属する白色LED2
32の駆動電流値を決定する。即ち、第1のLEDグル
ープ23Aの白色LED232の駆動電流は増加させら
れる。従って、第1のLEDグループ23Aの白色LE
D232の光量は増加され、参照輝度値Yrefと一致
する。ステップS310若しくはS312の処理が実行
されたら図9のステップS400へ進む。
【0046】一方、ステップS306において、光量デ
ータY1と参照輝度値Yrefとの差分が許容幅の範囲
内にあると確認された場合は、第1のLEDグループ2
3Aの白色LED232の光量を調節する必要はないた
め、駆動電流値の変更処理は行なわず、図9のステップ
S400へ進む。
【0047】図9は、第2のLEDグループ23Bの光
量調節の処理手順を示すフローチャートである。処理手
順は図8の第1のLEDグループ23Aの光量調節の処
理手順と同様である。ステップS400で、第2のファ
イバーバンドル122に対応する、CCDイメージセン
サ111の撮像領域の平均輝度情報が算出され、光量デ
ータY2に格納される。
【0048】ステップS402において、図8のステッ
プS306と同様、許容値判断が行なわれ、光量データ
Y2と輝度参照値Yrefとの差分値がチェックされ
る。差分値が許容幅の範囲内にない場合、ステップS4
04へ進み、光量データY2と輝度参照値Yrefの大
小が比較される。光量データY2が輝度参照値Yref
より大きい場合、ステップS406で光量データY2か
ら輝度参照値Yrefを減算し、その値に基づいて第2
のLEDグループ23Bに属する白色LED232の駆
動電流値が決定される。また、光量データY2が輝度参
照値Yrefより小さい場合、ステップS408へ進
み、輝度参照値Yrefから光量データY2を減算し、
その値に基づいて第2のLEDグループ23Bに属する
白色LED232の駆動電流値が決定される。
【0049】ステップS402において、上述の差分値
が許容幅の範囲内にあると確認されたら、第2のLED
グループ23Bの白色LED232の光量調節を行なう
必要はないため、駆動電流値の変更は行なわず、本ルー
チンは終了する。
【0050】以上のようにして、第1及び第2のLED
グループ23A、23Bの白色LED232の駆動電流
が各グループ単位で独立して制御され、その結果、第1
及び第2のファイバーバンドル121、122に入射す
る光量が調節される。
【0051】図10に第1実施形態の変形例を示す。図
5と同様、図10には光源ユニット300とライトガイ
ド12の相対的位置関係が拡大して示される。この変形
例において、光源ユニット300の保持板301のライ
トガイド12に対向する側は、第1のファイバーバンド
ル121に対応する第1のLEDグループ300Aに属
する複数の白色LED232が取り付けられる取付部3
01Aと、第2のファイバーバンドル122に対応する
第2のLEDグループ300Bに属する複数の白色LE
D232が取り付けられる取付部301Bを有する。
【0052】取付部301A、301Bにはそれぞれ複
数の段部が形成される。取付部301Aの各段部は、ラ
イトガイド12に対向する傾斜面の全域にわたって、直
交する直線が第1のファイバーバンドル121の入射端
面に交差するよう設けられる。さらに、各段部は正面か
らみた場合、略円弧状に形成される。従って、取付部3
01Aの各段部に取り付けられる白色LED232の出
射光は、第1のファイバーバンドル121の入射端面に
入射する。同様に、取付部301Bの各段部は、ライト
ガイド12に対向する傾斜面の全域にわたって、直交す
る直線が第2のファイバーバンドル122の入射端面に
交差するよう設けられ、各段部は正面からみた場合、略
円弧状に形成される。従って、取付部301Bの各段部
に取り付けられる白色LED232の出射光は、第2の
ファイバーバンドル122の入射端面に入射する。尚、
保持板301の構成を明示するため、図10では各段部
の断面の後方に現れる線部は省略される。また、同様の
理由から一部の白色LED232も省略されているが、
実際には各段部の上述の傾斜面の略全域にわたって取り
付けられる。
【0053】取付部301Aに取り付けられる複数の白
色LED232は、第1のLED駆動回路25を介して
駆動電流が制御され、取付部301Bに取り付けられる
複数の白色LED232は、第2のLED駆動回路26
を介して駆動電流が制御される。従って、第1及び第2
のファイバーバンドル121、122の出射光の光量が
独立して制御される。
【0054】図11は、本願発明に係る第2実施形態が
適用される電子内視鏡の光源ユニット400を示す図で
ある。保持板401においてライトガイド410に対向
する側には、所定の曲率中心を有する球面の内壁面であ
る取付部401Aが形成される。取付部401Aには、
第1実施形態と同様の白色LED232が略全域にわた
って配設される。各白色LED232は、その射出光の
中心軸が、それぞれの取付位置における取付部401A
の接線と直交するよう取り付けられる。従って、各白色
LED232の出射光は、図11に示すように、取付部
401Aの曲率中心401Cに集光する。尚、図の複雑
化を避けるため、図11において一部の白色LED23
2は省略されている。
【0055】ライトガイド410は、第1のファイバー
バンドル411と第2のファイバーバンドル412を有
し、第1実施形態のライトガイド12と同様、スコープ
10に配設される。第1及び第2のファイバーバンドル
411、412の入射側の端面は、第1実施形態と同
様、それぞれ半円形であり、それぞれの直線部が接する
よう設けられ、全体として真円を形成する。
【0056】また、ライトガイド410の出射端側は、
図11において省略されているが、第1実施形態と同
様、分岐している。図13は、第2実施形態におけるス
コープ10の先端部本体の端面を正面から示す図であ
り、図3と同一の部材には同一の符号が付されている。
図13に示すように、スコープ10の先端部において、
第1及び第2のファイバーバンドル411、412は、
対物レンズ110を挟んで略対称な位置に設けられる。
第2実施形態において、送気ノズル132は送水ノズル
131の近傍に配置され、吸引・鉗子チャンネル133
は、第2のファイバーバンドル412の近傍に配置され
る。尚、光源ユニット400及びライトガイド410以
外の構成は第1実施形態と同様である。
【0057】再び図11を参照すると、光源ユニット4
01とライトガイド410は、取付部401Aの中心軸
線401Lが、第1及び第2のファイバーバンドル41
1、412の境界の中心、即ち第1及び第2のファイバ
ーバンドル411、412が形成する真円の中心410
Cに交差するよう、配設される。従って、取付部401
Aにおいて、図11中、中心軸線401Lより下側に配
設される複数の白色LED232の出射光は第1のファ
イバーバンドル411の入射端面に入射し、中心軸線4
01Lより上側に配設される複数の白色LED232の
出射光は第2のファイバーバンドル412の入射端面に
入射する。換言すれば、第2実施形態において、中心軸
線401Lより下側に配設される複数の白色LED23
2は、第1のLEDグループ400Aを構成し、中心軸
線401Lより上側に配設される複数の白色LED23
2は、第2のLEDグループ400Bを構成する。
【0058】白色LED232の出射光の集光位置(取
付部401Aの曲率中心401C)からライトガイド4
10の端面までの距離と、第1及び第2のファイバーバ
ンドル411、412の入射端面が形成する真円の直径
と、取付部401Aの周縁部、即ち中心軸線401Lか
ら最も離れた位置に配設される白色LED232の出射
光の中心軸の中心軸線401Lに対する狭角との間の関
係は、以下の式(1)で表される。
【0059】 |X|≧|Φ/2tanΘ|・・・・・・・・・・(1) (ただし、X:白色LED232の出射光の集光位置か
らライガイド410の端面までの距離 Φ:第1及び第2のファイバーバンドル411、412
が形成する真円の直径 Θ:取付部401Aの中心から最も離れた位置に配設さ
れる白色LED232の射出光の中心軸の中心軸線40
1Lに対する角度)
【0060】式(1)の関係を満たせば、図12に示す
ように、曲率中心401Cがライトガイド410の内方
に位置するよう、光源ユニット401、ライトガイド4
10を配設することも可能である。換言すれば、スコー
プ10を接続した状態において、曲率中心401Cが図
11に示す位置と図12に示す位置との間に位置させら
れるよう、光源ユニット401は位置決めされればよ
い。
【0061】尚、図11のように、ライトガイド410
の入射端面と光源ユニット401との間に曲率中心40
1Cが位置する場合、上述のように第1のLEDグルー
プ400Aの出射光は第1のファイバーバンドル411
に入射し、第2のLEDグループ400Bの出射光は第
2のファイバーバンドル412に入射する。図12に示
すように、曲率中心401Cと光源ユニット401との
間にライトガイド410の入射端面が位置する場合、第
1のLEDグループ400Aの出射光は第2のファイバ
ーバンドル412の入射端面に入射し、第2のLEDグ
ループ400Bの出射光は第1のファイバーバンドル4
11の入射端面に入射する。
【0062】第1及び第2のLEDグループ400A、
400Bに属する白色LED232の駆動電流の制御は
第1実施形態と同様に行なわれ、第1及び第2のファイ
バーバンドル411、412から被観察体に照射される
出射光の光量は、それぞれ独立して自動的に調節され
る。
【0063】上述のように、第2実施形態において、吸
引・鉗子チャンネル133は第2のファイバーバンドル
412の出射端面の近傍に配設される(図13参照)。
従って、吸引・鉗子チャンネル133から生検鉗子のカ
ップ部を露出させて患部の切り取り等の手技が行なわれ
る場合、TVモニタに再現される画面において、金属材
料からなる生検鉗子はハレーションを起こす危険があ
る。しかしながら、例えば図11のように光源ユニット
401とライトガイド410を配置した場合、CCDイ
メージセンサ111に結像される生検鉗子の被観察体像
の輝度情報に応じて第2のLEDグループ400Bの駆
動電流のみFSが制御され、第2のファイバーバンドル
412の出射光の光量が自動的に調節される。従って、
生検鉗子から離れた被観察体の照明光の光量は変化させ
ずに生検鉗子のハレーションが防止され、良好な再現画
像が得られる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被観察
体の状態に応じて照明光の光量が適宜調節される。従っ
て、良好な被観察体像が常時、TVモニタに再現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態が適用される電子内
視鏡装置のブロック図である。
【図2】スコープに配設されるライトガイドの概観図で
ある。
【図3】スコープの先端部本体の端面の正面図である。
【図4】ライトガイドの入射端面の正面図である。
【図5】光源ユニットとライトガイドの相対的位置関係
を模式的に示す図である。
【図6】画像信号処理ユニットに電源投入後、所定のサ
イクルで繰り返されるループ処理の手順を示すフローチ
ャートである。
【図7】ランプスイッチの操作に関連して実行される処
理の手順を示すフローチャートである。
【図8】第1のファイバーバンドルに入射する光量の調
節の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】第2のファイバーバンドルに入射する光量の調
節の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】第1実施形態の変形例の光源ユニットとライ
トガイドの相対的位置関係を模式的に示す図である。
【図11】本発明に係る第2実施形態が適用される光源
ユニットとライトガイドの相対的位置関係の一例を模式
的に示す図である。
【図12】第2実施形態の光源ユニットとライトガイド
の相対的位置関係の別の例を模式的に示す図である。
【図13】第2実施形態が適用されるスコープの先端部
本体の端面の正面図である。
【符号の説明】
10 スコープ 12 ライトガイド 20 画像信号処理ユニット 21 システムコントローラ 22 映像信号処理回路 23 光源ユニット 23A 第1のLEDグループ 23B 第2のLEDグループ 24 フロントパネル 25 第1のLED駆動回路 26 第2のLED駆動回路 121、411 第1のファイバーバンドル 122、412 第2のファイバーバンドル 231、301、401 保持板
フロントページの続き (72)発明者 佐野 浩 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 金子 邦清 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 BA09 CA04 CA09 CA11 GA02 4C061 AA00 BB00 CC06 DD00 FF40 FF46 GG01 JJ06 LL02 MM05 NN01 QQ02 QQ07 QQ09 RR02 RR22 SS10 SS22 SS23 TT01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に独立した複数のファイバーバン
    ドルを有するライトガイドが設けられたスコープと、 前記スコープが着脱自在に接続される画像信号処理ユニ
    ットと、 前記画像信号処理ユニットに設けられる光源ユニットと
    を備え、 前記光源ユニットは、前記複数のファイバーバンドルの
    入射端に対応する複数のグループに分けられる複数の半
    導体発光素子を有し、 前記複数の半導体発光素子は、出射光が前記複数のグル
    ープに対応する前記複数のファイバーバンドルの入射端
    に入射するよう配設されると共に、前記複数のグループ
    毎に独立して光量が調節されることを特徴とする電子内
    視鏡装置。
  2. 【請求項2】 前記光源ユニットは、前記複数の半導体
    発光素子を保持するための保持部材を有し、 前記保持部材は、前記複数のファイバーバンドルのそれ
    ぞれの入射端に曲率中心が一致する球面の内壁面の一部
    である複数の取付面を有し、 前記複数の半導体発光素子は、前記グループ毎に、前記
    複数の取り付け面のそれぞれに配設されることを特徴と
    する請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記光源ユニットは、前記複数の半導体
    発光素子を保持するための保持部材を備え、 前記保持部材には、直交する直線が前記複数のファイバ
    ーバンドルの入射端に交差するよう形成された傾斜面を
    有する複数の段部が形成され、 前記複数の半導体発光素子は、前記グループ毎に、前記
    複数の段部の傾斜面に取り付けられることを特徴とする
    請求項1に記載の電子内視鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記光源ユニットは、前記複数の半導体
    発光素子を保持するための保持部材を備え、 前記保持部材は所定の曲率中心を有する球面の内壁面の
    一部である単一の取付面を有し、 前記複数の半導体発光素子は、出射光の集光点が前記曲
    率中心と一致するよう前記単一の取付面に取り付けら
    れ、 前記保持部材は、前記取付面の中心軸線が前記ライトガ
    イドの中心を通るよう設けられることを特徴とする請求
    項1に記載の電子内視鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のファイバーバンドルは、それ
    ぞれの出射端において、配光角度の異なる配光光学系を
    備えることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記
    載の電子内視鏡装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のファイバーバンドルは入射端
    において、端面が円形を呈するよう束ねられることを特
    徴とする請求項2から4のいずれかに記載の電子内視鏡
    装置。
  7. 【請求項7】 前記複数のファイバーバンドルは入射端
    において端面が真円を呈するよう束ねられ、 前記集光点から前記ライトガイド端面までの距離と、前
    記真円の直径と、前記取付面において前記複数の半導体
    発光素子のうちの前記中心軸線から最も離れた位置に配
    設される半導体発光素子の射出光の中心軸と前記中心軸
    線の成す狭角とが、以下の関係を満たすことを特徴とす
    る請求項4に記載の電子内視鏡装置。 |X|≧|Φ/2tanΘ| (ただし、X:前記集光点から前記ライトガイド端面ま
    での距離 Φ:前記真円の直径 Θ:前記取付面において前記複数の半導体発光素子のう
    ちの前記中心軸線から最も離れた位置に配設される半導
    体発光素子の射出光の中心軸と前記中心軸線の成す狭
    角)
  8. 【請求項8】 前記スコープの先端部本体に設けられる
    固体撮像素子と前記複数のファイバーバンドルとの相対
    的位置関係に基づいて、前記固体撮像素子の撮像領域を
    分割し、前記複数のライトガイドに対応する前記分割撮
    像領域毎の平均輝度値を算出する輝度算出手段と、 前記各分割撮像領域毎の平均輝度値が所定の輝度参照値
    にそれぞれ実質的に一致するよう、前記複数のファイバ
    ーバンドルに対応する前記複数のグループに属する前記
    複数の半導体発光素子の光量を調節する光量調節手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡
    装置。
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