JP2002101850A - 健康食品 - Google Patents

健康食品

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JP2002101850A
JP2002101850A JP2000297475A JP2000297475A JP2002101850A JP 2002101850 A JP2002101850 A JP 2002101850A JP 2000297475 A JP2000297475 A JP 2000297475A JP 2000297475 A JP2000297475 A JP 2000297475A JP 2002101850 A JP2002101850 A JP 2002101850A
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JP
Japan
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extract
health food
present
ginkgo
active ingredient
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JP2000297475A
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English (en)
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Masako Kashima
正子 香島
Seiichi Harima
誠一 播磨
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AAVAN GUTSUDEI KK
Original Assignee
AAVAN GUTSUDEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食事内容の質低下を補い、情緒を安定させる
のに有効な健康食品を提供する。 【解決手段】 必須有効成分としてホウセンカ抽出物を
含み、その他の有効成分としてイチョウ抽出物、パッシ
ョンフラワー抽出物、およびセントジョンズワート抽出
物からなる群から選ばれる1種以上を含むことを特徴と
する健康食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホウセンカ抽出物を
必須有効成分として含有する健康食品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、
突然カッとする、怒りで自分がコントロールできなくな
る等、いわゆる「キレる」子供が増えていることが、社
会的にも問題になっている。その原因については多くの
研究や調査がなされており、一因として、子供達の食生
活に問題があることが考えられるという報告がなされて
いる。具体的には、野菜類、海草類、魚介類、牛乳等の
摂取が少なく、清涼飲料水やインスタント食品の摂取が
多いなど食生活内容が悪い子供達に、カッとし易い、イ
ライラし易い状態が多く見られるという調査結果が出て
いるのである。また、大人であっても、外食やインスタ
ント食品などに頼り過ぎる傾向がある点は同じである。
【0003】このように、食事内容の質低下と情緒不安
定との関係が指摘されているにも拘わらず、実際に、イ
ンスタント食品等の利便性は大きく、嗜好や生活習慣の
問題もあって、食事内容の改善は容易ではない。本発明
はこのような問題を解決すべくなされたもので、食事内
容の質低下を補い、情緒を安定させるのに有効な健康食
品を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題は、必須有効成
分としてホウセンカ抽出物を含み、その他の有効成分と
してイチョウ抽出物、パッションフラワー抽出物、およ
びセントジョンズワート抽出物からなる群から選ばれる
1種以上を含むことを特徴とする健康食品によって解決
できる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明で用いられるホウセンカ抽出物は、鳳仙花(Impa
tience balsamina L.)の全草と花弁、または全草と花
弁と種子から、周知の抽出方法により抽出したもので、
液状であってもよく、抽出液を澱粉などの粉体に吸着さ
せてパウダー化したものでもよい。主成分はビタミンK
1(ナフトキノン)であり、その他の成分としてケンフ
ェロール、エルゴステロール、アントシアニン等が含ま
れている。
【0006】本発明で用いられるイチョウ抽出物は、イ
チョウ(Ginkgo biloba L.)の青葉から、周知の抽出方
法により抽出したもので、液状であってもよく、抽出液
を澱粉などの粉体に吸着させてパウダー化したものでも
よい。成分としては、フラボノイド、テルペノイド、ギ
ンコール酸等が含まれている。ギンコール酸等のアルキ
ルフェノールは、アレルギーを起こす場合があるので、
本発明ではこれを除去したものを用いる。
【0007】本発明で用いられるパッションフラワー抽
出物は、パッションフラワー(Passiflora incarnata
L.)の地上部の全草から、周知の抽出方法により抽出し
たもので、液状であってもよく、抽出液を澱粉などの粉
体に吸着させてパウダー化したものでもよい。成分とし
ては、フラボノイド、アルカロイド等が含まれている。
【0008】本発明で用いられるセントジョンズワート
抽出物は、セントジョンズワート(Hypericum perforat
um L.)の開花時の地上部から、周知の抽出方法により
抽出したもので、液状であってもよく、抽出液を澱粉な
どの粉体に吸着させてパウダー化したものでもよい。成
分としては、延長キノン、アントラキノン、フラボノイ
ド、タンニン等が含まれている。
【0009】本発明の健康食品は、ホウセンカ抽出物
と、イチョウ抽出物、パッションフラワー抽出物、およ
びセントジョンズワート抽出物から選ばれる1〜3種と
を混合して得られる。またその他の成分を含んでいても
よい。本発明の健康食品の形態は特に限定されない。例
えば、各抽出物パウダーの混合物に、さらに賦形剤を加
えて、錠剤などの摂取し易い形態とすることが好まし
い。賦形剤としては、例えば結晶セルロース、乳糖、シ
ョ糖脂肪酸エステルなどが好適に用いられる。本発明の
健康食品の摂取量は、例えば250mg錠剤(ホウセン
カ抽出物含有量60%)の場合、大人で8粒〜15粒程
度、9〜16歳の子供で6粒〜8粒程度とするのが好ま
しい。
【0010】前述した「キレる」という言葉は「神経が
切れる」ということを意味しているが、このような精神
状態の異常には神経伝達物質が大きく関与している。神
経伝達物質はドパーミンとセロトニンであり、ドパーミ
ンは人間の行動にアクセルを与え、ブレーキの役目を果
たすにのがセロトニンである。したがって、ドパーミン
とセロトニンの機能を正常化することが、精神状態の安
定を保って「キレる」のを防止するのに有効である。前
記ドパーミンおよびセロトニンは腸内の微生物・細菌に
よって生産されるので、神経伝達物質を正常化するため
には、日常の食生活を適切なものとして腸内微生物が正
常に機能する環境を整えることが重要である。現代の外
食やインスタント食品などに偏りがちな食生活では、活
性酸素を増加させる化学添加物、および高蛋白、高脂質
の食品を多く摂取することから、廃棄物(大便)が異常
発酵して異臭を放つが、この廃棄物の異常発酵は腸内微
生物がうまく機能していないことを意味する。
【0011】本発明の健康食品の必須成分であるホウセ
ンカ抽出物に含まれているビタミンK1およびケンフェ
ロールには、化学物質を分解して体外に排出する作用が
あるので、食品添加物を含む加工食品等とともに本発明
の健康食品を摂取すれば、食品添加物を分解して体外に
排出する効果が得られる。したがって、食生活が外食や
インスタント食品などに偏りがちであっても、本発明の
健康食品を摂取することによって活性酸素の発生が低減
され、廃棄物の異常発酵が抑えられる。すなわち、本発
明の健康食品の摂取により腸内微生物の機能が正常化、
活発化され、これにより神経伝達物質の生産が正常化さ
れ、精神状態が安定してくる。また、ビタミンKはカル
シウムの吸収を促進することが知られており、カルシウ
ムが不足するとイライラし易いなど精神の不安定を招く
ことも知られている。したがって、本発明の健康食品は
カルシウム不足を防ぐのにも有効であり、これによって
も精神状態の安定化に寄与する。さらに、インスタント
食品や加工食品では、油の酸化が生じ易いことも問題で
ある。油脂の酸化物は体に悪影響を及ぼすものであり、
毒性を有するものもあることが知られている。これに対
してホウセンカ抽出物は酸化還元作用、酸化防止作用が
あるので、インスタント食品や加工食品とともに、本発
明の健康食品を摂取することにより、油脂の酸化物によ
る悪影響を軽減することができる。
【0012】また、イチョウ抽出物は精神安定作用を有
しており、パッションフラワー抽出物は鎮静作用、抗不
安作用、および精神安定作用を有しており、セントジョ
ンズワートは神経系に穏やかに作用して抗うつ作用等を
奏することが知られている。したがってこれらを用いて
なる本発明の健康食品は、腸内微生物の機能を正常化、
活発化するのに有効な成分、カルシウムの吸収を促進す
る成分、および精神安定作用を有する成分が含まれてい
るので、これらの成分による相乗効果が得られ、インス
タント食品や加工食品に偏った食事内容による悪影響を
軽減することができ、情緒不安定になるのを防ぐのに有
効である。また本発明の健康食品に含まれる有効成分は
植物が原料であるので、化学合成品に比べて作用が穏や
かであり、安全性も高い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の健康食品
は、例えば、野菜類、海草類、魚介類、牛乳等の摂取が
少なく、清涼飲料水やインスタント食品の摂取が多いな
ど、食事内容の質低下を補うことができるもので、特
に、精神状態の安定を保って「キレる」のを防止するの
に有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 播磨 誠一 東京都新宿区高田馬場1−31−8 高田馬 場ダイカンプラザ819 株式会社アーバ ン・グッディ内 Fターム(参考) 4B018 MD61 ME14 MF01 4C088 AB02 AB12 AC01 AC02 AC03 AC04 AC05 CA03 MA07 MA52 NA14 ZA05 ZA18

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必須有効成分としてホウセンカ抽出物を
    含み、その他の有効成分としてイチョウ抽出物、パッシ
    ョンフラワー抽出物、およびセントジョンズワート抽出
    物からなる群から選ばれる1種以上を含むことを特徴と
    する健康食品。
JP2000297475A 2000-09-28 2000-09-28 健康食品 Withdrawn JP2002101850A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005053424A1 (en) * 2003-11-26 2005-06-16 Hill's Pet Nutrition, Inc. Pet food composition having enhanced palatability
KR100707968B1 (ko) 2005-03-09 2007-04-16 임영빈 백봉숭아를 이용한 고혈압용 건강보조식품 및 그 제조방법
JP2007099660A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Tokiwa Shokubutsu Kagaku Kenkyusho:Kk 抗うつ剤

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JP4609890B2 (ja) * 2005-10-03 2011-01-12 株式会社常磐植物化学研究所 抗うつ剤

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