JP2002101740A - コンバインの刈取部 - Google Patents

コンバインの刈取部

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JP2002101740A
JP2002101740A JP2000294448A JP2000294448A JP2002101740A JP 2002101740 A JP2002101740 A JP 2002101740A JP 2000294448 A JP2000294448 A JP 2000294448A JP 2000294448 A JP2000294448 A JP 2000294448A JP 2002101740 A JP2002101740 A JP 2002101740A
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transmission case
shaft
case
raising
reaper
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JP2000294448A
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Ichiro Maeda
一郎 前田
Mineyoshi Motomura
峰義 本村
Hiroaki Yamamoto
裕明 山本
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刈取装置や引起し装置に注油するための給油
管の上部に、泥やワラ屑等が溜まりにくくして、刈取穀
稈の搬送を円滑に行えるように構成する。 【解決手段】 横向き伝動ケース35の左右中間部から
前方に向けて中間伝動ケース部分90を突設し、この中
間伝動ケース部分90の前端部から、左右中間の引起し
装置7に動力を軸伝達する第2縦伝動ケース47を立設
し、横向き伝動ケース35、中間伝動ケース部分90、
および、第2縦伝動ケース47に沿わせて給油管89を
配備し、この給油管89を左右中間の引起し装置7の上
部に備えた注油ノズル88cに接続するとともに、給油
管89に、刈取り装置の左右中間部位に上方から臨む注
油ノズル88dを接続してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刈取装置の中央付
近と左右中間に位置する引起し装置とに注油を行うコン
バインの刈取部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバインの刈取部には、刈取装置や引
起し装置といった機械摺動部分が多く存在しており、定
期的に注油する必要があり、従来、先端に注油ノズルを
備えた給油管を刈取部の要所に配備してあった。そし
て、刈取装置の中央付近や、左右の中間に位置する引起
し装置に注油するための給油管は、横向き伝動ケースか
ら刈取装置の下方に位置する刈取フレームに沿って配備
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のも
のであると、刈取フレームは刈取装置の下方に位置して
いるため、この刈取フレームに沿って給油管を配備する
と刈取装置より後側での給油管の高さが刈取装置より下
方であるため、刈取作業中などには、刈り取った穀稈の
搬送経路である注油ホース上に泥やワラ屑等が溜まりや
すくなってしまい、この泥やワラ屑等のたまりが刈り取
り穀稈の搬送を妨げる一因となるおそれがあった。
【0004】本発明の目的は、刈取装置や引起し装置に
注油するための給油管の上部に配備して、泥やワラ屑等
が溜まりにくくして、刈取穀稈の搬送を円滑に行えるよ
うに構成する。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔構成〕本発明の請求項
1にかかる特徴構成は、3個以上の引起し装置を並列装
備したコンバインの刈取部において、バリカン型の刈取
り装置の後方に横架した横向き伝動ケースの両端から、
左右端の前記引起し装置に動力を軸伝達する第1縦伝動
ケースを立設するとともに、横向き伝動ケースの左右中
間部から前方に向けて中間伝動ケース部分を突設し、こ
の中間伝動ケース部分の前端部から、左右中間の前記引
起し装置に動力を軸伝達する第2縦伝動ケースを立設
し、横向き伝動ケース、中間伝動ケース部分、および、
第2縦伝動ケースに沿わせて給油管を配備し、この給油
管を左右中間の引起し装置の上部に備えた給油ノズルに
接続するとともに、給油管に、刈取り装置の左右中間部
位に上方から臨む注油ノズルを接続してあることを特徴
とする点にある。
【0006】〔作用〕請求項1の構成によれば、横向き
伝動軸ケース、中間伝動ケース部分、および第2伝動ケ
ースに沿って給油管を配備してあるので、横向き伝動軸
ケースから左右中間の引起し装置や、刈取装置の左右中
間部位に給油する給油管を、刈取装置より上方に配備す
ることができる。よって、刈取作業中に泥やワラ屑等の
飛散が比較的少ない箇所に給油管を配備することができ
るので、給油管の上部に溜まるのを低減させることがで
きる。
【0007】〔効果〕よって、給油管上の泥やワラ屑の
溜りが少ないので、刈取穀稈の搬送を円滑に行えるよう
になり、作業能率を向上させることができた。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には3条刈り用の自脱型コン
バインの前半部側面が示されており、このコンバイン
は、左右一対のクローラ式走行装置1Aを備えた走行機
体1の前部に、3条分の植立穀稈を刈取って左上後方に
向けて搬送する刈取部2を左右向きの軸芯P周りに上下
揺動駆動可能に連結するとともに、走行機体1の左側に
は、刈取部2から刈取穀稈を受け取って脱穀・選別処理
を施す脱穀装置3を、又、走行機体1の右側には、脱穀
装置3からの選別処理後の穀粒を貯留する穀粒タンク
4、作業者が搭乗する操縦部5、等を搭載装備して構成
されている。
【0009】図1〜4に示すように、刈取部2は、植立
穀稈の株元側に作用して分草する4基の分草具6、分草
された植立穀稈を引き起こす3基の引起装置7、引き起
こされた植立穀稈の株元側を切断するバリカン型の刈取
装置8、その切断により刈取られた植立穀稈(刈取穀
稈)を後方に向けて掻き込み搬送する3基の第1搬送装
置9、掻き込み搬送された刈取穀稈を左右中央に寄せ集
めながら後方に向けて搬送する左右一対の第2搬送装置
(横搬送装置の一例)10、左右中央に寄せ集められた
刈取穀稈を起立姿勢から横倒し姿勢に徐々に姿勢変更し
ながら後方の脱穀装置3に向けて供給搬送する第3搬送
装置11、及び、それらを支持する刈取フレーム12等
で構成されている。
【0010】図3及び図4に示すように、各引起装置7
は、立設された引起ケース7a、引起ケース7aにおけ
る植立穀稈引き起こし経路側(内側)の上部に配備され
た駆動スプロケット7b、引起ケース7aの下部に配備
された従動スプロケット7c、それらのスプロケット7
b,7cに亘って巻き掛けられた回動チェーン7d、回
動チェーン7dに引き起こし姿勢と格納姿勢とに姿勢変
更可能な状態で一定間隔ごとに取り付けられた複数の引
起爪7e、及び、引起ケース7aにおける戻り経路側の
上部に配備されたテンションスプロケット7f、などで
構成されており、引き起こし姿勢で上昇する引起爪7e
の係止引き上げ作用によって植立穀稈の引き起しを行う
ようになっている。
【0011】図1、図2,図4及び図5に示すように、
各第1搬送装置9は、後方側に配備された駆動プーリ9
a、前方側に配備された従動プーリ9b、及び、それら
のプーリ9a,9bに亘って巻き掛けられた突起付き回
動ベルト9c等で構成された回動ベルト機構9Aと、各
駆動プーリ9aの下方に配設されたパッカ9Bとを備え
ており、回動ベルト機構9Aとパッカ9Bの係止搬送作
用によって刈取穀稈の掻き込み搬送を行うようになって
いる。
【0012】図2、図4及び図5に示すように、左右一
対の第2搬送装置は、左右端部に配備された駆動スプロ
ケット10a、左右中央部に配備された第1従動スプロ
ケット10b、第1搬送装置9における駆動プーリ9a
とパッカー9Bとの間に配備された第2従動スプロケッ
ト10c、及び、それらのスプロケット10a〜10c
に亘って巻き掛けられた突起付きチェーン10d、等で
左右それぞれを構成しており、挟持搬送作用によって刈
取穀稈の寄せ集め搬送を行うようになっている。つま
り、左右いずれの第2搬送装置10,10も、寄せ集め
られた刈取穀稈を左右の突起付きチェーン10d,10
dが近接する左右中間箇所に合流させてから、第3搬送
装置11に受け渡すように機能するのである。
【0013】図9、図13、図17に示すように、左か
ら2つめの分草フレーム12xの前部には、左側及び右
側の第2搬送装置10,10のガイド79,80の前端
部をボルト止めしてある。すなわち、弾性材の丸棒で成
る左ガイド79を、左側の突起付きチェーン10dの移
動経路に沿う形状に形成して左側の突起付きチェーン1
0dの幅内に〔インナチェンリンク78,78の間に
(図15参照)〕位置させてあり、その後端は、後述の
第3縦軸ケース(第2縦伝動ケースに相当)47の直後
に相当する位置に設定されている。
【0014】同じく弾性材の丸棒で成る右ガイド80
は、左右中央の掻込み回転体の右側近傍を迂回するよう
に屈曲され、その後部を右側の突起付きチェーン10d
の移動軌跡に沿う形状に形成して右側の突起付きチェー
ン10dの幅内(インナチェンリンク78,78の間
に)に位置させてある。右ガイド80の後端は、左ガイ
ド79の後端位置にほぼ合わせた位置に設定されてい
る。
【0015】左右の第2搬送装置10,10による搬送
穀稈が合流する箇所に、左右の突起付きチェーン10
d,10dの双方に対するガイド部81a,81bを備
えた後尖り状の搬送ガイド体81を設けてある。この搬
送ガイド体81は、前述の左右のガイド79,80に比
べて径の細い弾性材の線材を屈曲形成して成る単一の部
品であり、その後端部を、第3縦軸ケース47から前方
に突設されたステー82に支持してある。
【0016】つまり、後方に折り曲げられた後端をステ
ー82の孔82aに嵌め入れるとともに、その前側の迂
回部分81cをボルト止めしてあり、第3縦軸ケース4
7を取り囲むような後方自由端の片持ち状態にガタつき
なく支持させてある。この支持構造により、各ガイド部
81a,81bの夫々が左右方向には比較的容易に弾性
変位可能であり、上下方向には比較的移動し難い状態に
規制されている。
【0017】この搬送ガイド体81は1本の線材で構成
されており、左右のガイド部81a,81bが後端曲げ
R部81dで繋がっているので、左右の第2搬送装置1
0,10双方の穀稈ボリュームが増大して両ガイド部8
1a,81bが押されて大きく変形しても、後端曲げR
部81dの存在により、第3搬送装置11に向かうべく
比較的円滑に搬送ガイド体81による挟持作用域から抜
け出せるようになる。
【0018】図13に示すように、搬送ガイド体81の
遊端側の先端部(左ガイド部81aの前端部)は、ステ
ー82と、これの下面に固着された略L字形の止め板8
3と、第3縦軸ケース47とで囲まれた上下方向に薄い
偏平で狭い空間部に挿入されて、左ガイド部81a側の
過剰な移動を規制するようにしてある。
【0019】左ガイド部81aは、前後方向で左ガイド
79とラップ配置される状態で左側の突起付きチェーン
10dのチェーン幅内に配置されるとともに、右ガイド
部81bも、前後方向で右ガイド部80とラップ配置さ
れる状態で右側の突起付きチェーン10dのチェーン幅
内に配置されている。いずれのガイド部81a,81b
も、ガイド79,80の上側と下側の何方に位置しても
良い。
【0020】尚、84は、第2搬送装置10で寄せ集め
合流された穀稈を、左側の突起付きチェーン10d側に
押圧するための止めガイドであり、それによって第3搬
送装置11の始端部へ確実に穀稈を送れるようにしてあ
る。後向き片持ち状の止めガイド84は、右掻込みフレ
ーム43の後端部にボルト支持させてある。
【0021】図1、図2及び図4に示すように、第3搬
送装置(縦搬送装置)11は、挟持搬送機構11Aと係
止搬送機構11Bとを備えており、挟持搬送機構11A
の挟持搬送作用と係止搬送機構11Bの係止搬送作用に
より刈取穀稈の供給搬送を行って、刈取穀稈の株元側を
脱穀装置3のフィードチェーン3aに渡すとともに、刈
取穀稈の穂先側を脱穀装置3内に導くようになってい
る。
【0022】図1及び図4に示すように、刈取部2の上
下揺動支点である軸芯P上には、右端部に図外のエンジ
ンからの動力が伝達される入力プーリ13を備えた左右
向きのカウンタ軸14が配設されており、このカウンタ
軸14を介して、引起装置7、刈取装置8、第1搬送装
置9、第2搬送装置10、及び、第3搬送装置11に対
する伝動を行うようにしている。
【0023】その伝動構造について概略説明すると、図
1、図2及び図4〜6に示すように、カウンタ軸14の
左右中央部にはカウンタ軸14から前下方に向けて延出
する主伝動軸(入力軸の一例)15が、主伝動軸15の
前端部には左右向きの第1伝動軸16の左右中央部が、
第1伝動軸16の左右両端部と左右中央部には第1伝動
軸16から対応する引起装置7に亘る縦向きの第2伝動
軸(縦伝動軸の一例)17の下端部が、各第2伝動軸1
7の上端部には対応する引起装置7の駆動軸7gが、夫
々ベベルギヤ18を介して伝動連結されている。つま
り、各引起装置7には、カウンタ軸14に入力された動
力を、主伝動軸15、第1伝動軸16、及び、第2伝動
軸17を介して伝達するようにしている。
【0024】図1、図2及び図4〜6に示すように、各
第2伝動軸17は、ベベルギヤ17aを介して伝動連結
される下部軸部分17bと上部軸部分17cからなる2
分割構造に構成されている。各下部軸部分17bのう
ち、左右の下部軸部分17bは、正面視において鉛直に
立ち上がり、かつ、対応する左右の引起装置7の上部に
向かう状態で、又、中央の下部軸部分17bは、対応す
る中央の引起装置7の下部に向かう状態で、夫々第1伝
動軸16に対して直角に立ち上がる状態に設定されてい
る。
【0025】各上部軸部分17cのうち、左右の上部軸
部分17cは、対応する左右の引起装置7の駆動軸7g
に向けて中央側に傾倒する状態で、又、中央の上部軸部
分17cは、対応する中央の引起装置7の駆動軸7gに
向けて傾倒する状態で、それらが伝動連結される下部軸
部分17bから引起装置7の駆動軸7gに亘るように姿
勢設定されている。つまり、下部軸部分17bに対して
上部側が左右方向で内側に倒れる状態で、引起し装置側
の上部軸部分17cが下部軸部分17bの上端部に連動
連結されている。
【0026】各下部軸部分17bのうち、左右の下部軸
部分17bには、対応する第2搬送装置10の駆動スプ
ロケット10aが一体回転するように外嵌装着されてい
る。つまり、左右の第2伝動軸17の下部軸部分17b
の軸心Yと第2搬送装置10の回動軸心Zとを平行とし
て、左右の第2伝動軸17で第2搬送装置10を駆動す
るように連動連結してある。従って、側面視では、突起
付きチェーン10dと下部軸部分17bとは直角に交差
する状態(挟角が90度の状態)に設定されている。
【0027】図4及び図6に示すように、刈取装置8
は、その可動側の刈刃25が、第1伝動軸16にベベル
ギヤ38を介して伝動連結されたクランク軸20に連係
されている。つまり、刈取装置8には第1伝動軸16か
らの動力を伝達するようにしている。
【0028】図1、図2及び図4に示すように、第3搬
送装置11は、カウンタ軸14の左端部にベベルギヤ2
1を介して伝動連結された第3伝動軸22に、挟持搬送
機構11Aの駆動スプロケット11aと係止搬送機構1
1Bの駆動スプロケット11eが一体回転するように外
嵌装着されている。つまり、第3搬送装置11には、カ
ウンタ軸14からの動力を第3伝動軸22を介して伝達
するようにしている。
【0029】図1、図7、図8に示すように、刈取装置
8は、刈取フレーム12における固定分草具7を取付け
るために前方延出された複数の支持フレーム12xに亘
って取付けられた受刃台23に固定される受刃24と、
これに対して左右に摺動自在な刈刃25と、これに取付
ステー26を介して固定されるナイフヘッド27とで構
成されている。ナイフヘッド27は、平面視で後向き開
放コ字状に折り曲げられた板材を備えて構成され、クラ
ンク機構28に前後軸芯X周りで回動自在に支持された
ベアリングローラ29を、その外径が丁度ナイフヘッド
27の内寸法に合致する状態で内嵌合させてある。
【0030】尚、クランク機構28は、クランク軸であ
る刈刃駆動軸20の先端に刈刃クランク30を溶接し、
その刈刃クランク30にベアリングローラ29を回転自
在に外嵌支承して構成されている。又、右端の支持フレ
ーム12xの後部は左方に曲げられており、その後端に
固着したフランジ42を介して後述する軸支ケース部3
5aの側面にボルト連結されている。
【0031】図7、図8に示すように、刈刃25と取付
ステー26とは、受刃24の後端面に摺接するナイフバ
ーであるスライダー31を伴ってリベット等で一体化さ
れ、刈刃25を抑えるナイフクリップ32と共に締め上
げ固定されるすらし板33が、スライダー31の後端面
に摺接するようにして、刈刃25を前後上下に位置決め
されて左右にのみ摺動移動するように構成してある。
【0032】そして、受刃台23の右側部分の後側に、
ベアリングローラ29すなわち刈刃クランク30が配置
構成されている。刈刃クランク30を前端に備えた刈刃
駆動軸20は、刈取伝動軸16のケーシングである横軸
ケース(横向き伝動ケースに相当)35に一体形成され
た軸支ケース部35aに対して前後向きに支承されてお
り、その軸芯Qは、ナイフヘッド27に対する上下のほ
ぼ中央に位置させてある。
【0033】又、刈刃クランク30は、回転軸芯Qに関
してベアリングローラ29装着部の反対側に、軸芯方向
に膨出した第1バランスウェイト34を一体に備えた円
盤状に形成されており、刈刃25の横移動による振動を
打ち消すとともに、刈刃クランク30の回転に伴う振動
を軽減するバランサーとして、さらには、刈刃駆動軸2
0の回転に伴う負荷変動を円滑化するフライホイールと
しても機能するようになっている。
【0034】刈刃駆動軸20は、その後端に嵌装した小
径ベベルギヤ36と、刈取伝動軸16に嵌装した大径ベ
ベルギヤ37との咬合構造を備えたベベルギヤ機構38
により、回転動力が伝達されるようにしてある。そし
て、ベベルギヤ機構38を介して刈取伝動軸16に連動
連結されて刈刃駆動軸20の回転方向と逆方向に、単位
時間当たりの回転数が等しい同速で回転するカウンタ軸
39を、刈刃駆動軸20と同芯状となるように後向きに
取出してあるとともに、このカウンタ軸39の後端に、
刈刃25の横移動に対抗する第2バランスウェイト40
を設けてある。
【0035】すなわち、軸支ケース部35aの後側にお
いて横軸ケース35に一体形成された第2軸支ケース部
35bにカウンタ軸39を回転自在に支承するととも
に、このカウンタ軸39に、大径ベベルギヤ37に咬合
する小径ベベルギヤ41を、刈刃駆動軸20の小径ベベ
ルギヤ36と同じ部品(同径、同歯数)として嵌装して
ある。第2バランスウェイト40は、重り40aを円板
40bの外周端に備えて構成してあり、第1バランスウ
ェイト34の重心位置が軸芯Qの真上にあるときに、第
2バランスウェイト40の重心が軸芯Qの真下に位置す
るように、3個のベベルギヤ36,37,41から成る
ベベルギヤ機構38を設定してある。
【0036】第1バランスウェイト34は、その重心が
刈刃駆動軸20に対するクランク機構28と正反対側に
位置するように装備してあり、クランク機構28の存在
による刈刃駆動軸20の偏心を是正する機能、及び、刈
刃25の横移動と反対側の横に移動して刈刃25の移動
慣性を相殺する機能とを有するものである。しかしなが
ら、刈刃25の慣性を相殺するための質量は、クランク
機構28の質量よりも大きいので、刈刃25との慣性相
殺作用が機能しない上下方向に第1バランスウェイト3
4が移動するときには、依然として回転バランスが偏っ
ており、振動が生じ易い状態になる。
【0037】そこで、刈刃駆動軸20と同軸芯Qを有し
たカウンタ軸39とを、これら両軸20,39が互いに
反対方向に同じ速度で回転駆動させるよう構成して、カ
ウンタ軸39に刈刃25の横移動に対抗する第2バラン
スウェイト40を設けることにより、前述した上下方向
の振動を解消させる手段を構成している。尚、刈刃駆動
軸20、及びカウンタ軸39は、共に独立してベアリン
グ支持されており、刈取伝動軸16は従来通りの1部品
で良く、ベベルギヤ機構41部位を貫通して左右に伸び
る六角軸に構成されている。
【0038】図1及び図5〜6に示すように、カウンタ
軸14や主伝動軸15等の引起し装置7、刈取装置8、
第1搬送装置9、第2搬送装置10、及び、縦搬送装置
11に対する各伝動系は刈取フレーム12を構成する部
材に内装されている。つまり、刈取フレーム12は、そ
れらの伝動系を外囲するケース類で構成されている。そ
のため、刈取フレーム12において、左右の第2伝動軸
17の下部軸部分17bを外囲するケーシングである左
右の縦軸ケース(第1縦伝動ケースに相当)46,48
には、第2搬送装置10の突起付きチェーン10dの挿
通を許容する開口19を形成し、この開口19から、下
部軸部分17bに装着された駆動スプロケット10aに
突起付きチェーン10dを巻き掛けるようにしている。
【0039】ここで、第2搬送装置10における突起付
きチェーン10dを緊張するテンショナTの構造を、右
側の第2搬送装置10のもので説明する。図14〜図1
6に示すように、テンショナTは、右掻込みフレーム4
3の主パイプ51に上下貫通固着されたパイプ材製の支
軸75に嵌装された捩じりコイルバネ76で構成されて
いる。すなわち、丸棒状のバネ材で成る捩じりコイルバ
ネ76の遊端側(後端側)を折り返して形成された緊張
部76Aが直接突起付きチェーン10dのチェンローラ
77に接触して押圧するものに構成されている。
【0040】緊張部76Aは、突起付きチェーン10d
における一対のインナチェンリンク78,78夫々の内
幅よりも僅かに狭い幅に設定された1段折り曲げ構造で
あり、幅方向の2箇所でチェンローラ77に接触するよ
う、棒バネ材が平面視で上下に重なる円弧形状に形成さ
れている。従って、比較的チェーン幅の広い突起付きチ
ェーン10dを、丸棒バネ材を用いながら、突起付きチ
ェーンン10dの回動軸心に直交する正規の方向にテン
ション力を付与することができ、チェーン10dを倒れ
なく良好に緊張できるようになっている。
【0041】次に、第1搬送装置9の支持構造について
説明する。図9に示すように、各第1搬送装置9を支持
する掻込みフレーム43〜45のいずれも、後部側が第
2伝動軸17を囲繞する縦軸ケース46〜48に、か
つ、前部側が分草具6を支持する分草フレーム12xに
固定された引起し装置支持フレーム49に、ボルト止め
によって着脱自在に取付けられている。
【0042】右側の右掻込みフレーム43は、右側の引
起し装置支持フレーム49から後向きに突設されたステ
ー50に前端部がボルト止めされる主パイプ51と、右
側の第1縦軸ケース48にボルト止めされるブラケット
53と、このブラケット53を後端に備えた補助パイプ
52とで構成され、穀稈の搬送経路を構成する部材でも
ある搬送カバー54を支持している。
【0043】主パイプ51の前後中間部に、駆動プーリ
9aやパッカ9Bの支軸9pを貫通固着し、前端部に
は、緊張プーリである従動プーリ9bを長孔支持するた
めのステー51bを溶着し、後端部には、右側の第2搬
送装置10の第1従動プーリ10bを回転自在に支持す
る支軸55を貫通固着してある。主パイプ51の支軸9
p部分には、補助パイプ52の先端が溶着されている。
突起付き回動ベルト9cを上方から覆う状態の搬送カバ
ー54(61)は、強度アップのために段付き形状にプ
レス成形されている(図10参照)。
【0044】図11、図12に示すように、ブラケット
53は、平面視でコ字状に屈曲された板材で成り、第1
縦軸ケース48を構成する前ケース部48aと後ケース
部48bとの合わせ部分を跨ぐ状態で、これら両ケース
部48a,48b連結するためのボルト4本で共締め固
定されるようになっている。そして、このブラケット5
3には、下方に屈曲された補助パイプ52の後端部が溶
着されている。
【0045】図9、図10に示すように、左側の左掻込
みフレーム45は、左側の引起し装置支持フレーム49
から後向きに突設された縦板状のステー56に前端部が
ボルト止めされる主パイプ57と、左側の第2縦軸ケー
ス46にボルト止めされるブラケット59と、このブラ
ケット59を後端に備えた補助パイプ58とで構成さ
れ、穀稈の搬送経路を構成する部材でもある搬送カバー
61を支持しており、基本的には右掻込みフレーム43
と同様の構造である。
【0046】右側の搬送カバー54と同様にプレス成形
された段付き形状の搬送カバー61を、前後2箇所のス
テー62,63で支持し、後ステー63には駆動プーリ
9aやパッカ9Bの支軸10pが装備されている。右ブ
ラケット53と同構造であり、第2縦軸ケース46の前
ケース部46aと後ケース部46bとの連結ボルトで共
締めされる左ブラケット59と、主パイプ57とに亘っ
て補助パイプ58が架設されるとともに、主パイプ57
の後端と左ブラケット59とに亘って、突起付きチェー
ン10dの移動経路を形成するための板金製の案内体6
5を取付けてある。
【0047】図9、図13に示すように、左右中央の掻
込みフレーム44は、左右中央の引起し装置支持フレー
ム49から後向きに突設された縦板状のステー60に前
端部がボルト止めされる主パイプ69と、左右中央の上
部軸部分17cを囲繞するパイプ材製の第3縦軸ケース
47にボルト止めされる補助パイプ67とで構成され、
穀稈の搬送経路を構成する部材でもある中央の搬送カバ
ー68を支持している。また、中間伝動ケース部分90
を横軸ケース35の左右中間部から機体前方に向けて突
設してあり、この中間伝動ケース部分90で対応する中
央の引起し装置7の下部に向かう状態の左右中間の下部
軸部分17bを囲繞してある。
【0048】パイプフレーム67の前端部に、駆動プー
リ9aやパッカ9Bの支軸67aが固着されており、
又、搬送カバー68とステー60とのボルト止め部分
が、従動プーリ9bを緊張調節可能とするための長孔支
持構造としてある。つまり、3基のいずれの第1搬送装
置9の掻込みフレーム43〜45も、第2伝動軸17を
囲繞するケーシング46〜48との2箇所で支持してあ
り、穀稈搬送の妨げとなることがないようにしてある。
又、3基の掻込みフレーム43〜45は、いずれもボル
ト止めによる着脱自在構造である。
【0049】次に、左右の縦軸ケース46,48と、横
軸ケース35との連結部構造について説明する。これら
2箇所の連結部の構造は、向きが互いに逆である以外は
同じであり、簡単のために右側のもので説明する。
【0050】図10〜図13に示すように、内部に下部
軸部分17bを備えた筒状の右縦軸ケース48の下端部
における左側面には、横軸ケース35をボルト連結する
ためのフランジ部71が形成されており、このフランジ
部71から挿入される刈取伝動軸16、及び、刈取伝動
軸16と下部軸部分17bとを連動連結するベベルギヤ
18,18を内装している。右縦軸ケース48と横軸ケ
ース35とは、刈取伝動軸16の軸方向で嵌合されるイ
ンロー部72と位置決め手段Aとで相対姿勢が定められ
た状態で、4本のボルト73を用いて連結一体化されて
いる。
【0051】右縦軸ケース48は、刈取伝動軸16の軸
方向に沿う割り面wを有した前ケース部48aと後ケー
ス部48bとを連結して成る2つ割り構造に構成してあ
り、刈取伝動軸16及び下部軸部分17bを支持する各
ベアリングを位置決め支持する各ホルダ部分74は、型
成形のみの状態で機能しており、切削等の機械加工は一
切施さずに済んでいる。又、前述したフランジ部71、
及び開口19は、共に両ケース部48a,48bに跨が
って形成されている。
【0052】開口19は、無端回動帯である突起付きチ
ェーン10dを左右の縦軸ケース48,46内に引き込
む入口19bと、突起付きチェーン10dを縦軸ケース
48,46外に送り出す出口19aとを、互いに独立形
成して構成されている。つまり、入口19bは後ケース
部48b,46bに、そして出口19aは前ケース部4
8a,46aに夫々形成されており、前後のケース部が
組付けられた縦軸ケース48,46としての入口19b
と出口19aとの間の部分が、前述したように、左右の
掻込みフレーム43,45のブラケット53,59を連
結することで補強されている。
【0053】因みに、横軸ケース35の主ケース部35
Sは、割り面vを持つ上ケース部35Aと下ケース部3
5Bで成る上下2つ割り構造であり、下ケース部35B
の左右向きの穴70は機械加工によって形成されてい
る。尚、左縦軸ケース46と横軸ケース35とも前述し
た構造と同様の位置決め手段Aとインロー部72とを用
いて4本のボルト73で連結されている。
【0054】図6、図9に示すように、第1伝動軸16
を囲繞する横軸ケース35は、右側の下部軸部分17b
を囲繞するアルミダイカスト製の第1縦軸ケース48
と、主伝動軸15を囲繞した状態で刈取部2を機体に支
持する鉄パイプ製の刈取主フレーム12F、及び左右中
央の下部軸部分17bを囲繞する第3縦軸ケース47が
連結一体化されるとともに、クランク軸20を囲繞する
軸支ケース部35a及び第2軸支ケース部35bが一体
形成された鋳鉄製の主ケース部35Sと、左側の下部軸
部分17bを囲繞するアルミダイカスト製の第2縦軸ケ
ース46を左端に連結一体化した鉄パイプ製の副ケース
部35Hとで構成されている。
【0055】つまり、刈取主フレーム12Fが連結され
て荷重条件の厳しい横軸ケース35を鉄製として強度十
分に構成するとともに、1個の引起し装置7を支持する
程度の強度があれば良く、かつ、上下途中部位にチェー
ン駆動用の開口19を備えた比較的複雑な形状が要求さ
れる第1及び第2縦軸ケース48,46は、アルミダイ
カスト製として部品数少なく簡単で廉価に構成できるよ
うにしてある。
【0056】次に、刈取部2の注油構造について説明す
る。図1に示すように、左側の引起し装置7の第2伝動
軸を囲繞する第2縦軸ケース46の上部に、注油ポンプ
85と注油タンク86とが取付けてあり、注油ポンプ8
5の作動レバーを人為操作することによって、引起し装
置7と刈取装置8とに対して注油可能な注油装置87を
構成してある。
【0057】図18、図19に示すように、注油ポンプ
85からの吐出油を、左右及び中間の引起し装置7、並
びに刈取装置2の夫々の左右部分と中央部分とに注油で
きるように計6個の注油ノズル88(88a〜88f)
が設けられており、これらの注油ノズル88と注油ポン
プ85とを樹脂製の注油ホース(給油管の一例)89に
よって接続している。この注油ホース89は、注油ポン
プ85から左側の第2縦軸ケース46、横軸ケース35
を介して右側の第1縦軸ケース48へと配設されてい
る。(尚、注油構造については、図1、並びに図18,
図19にのみ示してある。)
【0058】左側の引起し装置7に対する注油ノズル8
8aと刈取装置8左側に対する注油ノズル88bとに
は、左側の第2縦軸ケース46で注油ホース89が分配
されており、この分配された注油ホース89は左側の第
2伝動ケース46の下端側から左側の支持フレーム12
xを介して、刈取装置8左側に対する注油ノズル88b
と左側の引起し装置7に対する注油ノズル88aとに接
続されている。そして、右側の第1縦軸ケース48まで
延出されている注油ホース89は、左側と同じように、
左側の支持フレーム12xを介して刈取装置8左側に対
する注油ノズル88fと、右側の引起し装置7に対する
注油ノズル88eとに接続されている。
【0059】刈取装置8の左右側部分に注油を行なう注
油ノズル88b,88fは支持フレーム12xに設けら
れているとともに、注油を行なう際に油圧を徐々に弱め
ることで、一度の注油操作によって刈取装置の中央に近
い部分から左右端部分までの広範囲に注油を行なうよう
になっている。
【0060】また、右側の第1縦軸ケース48へ配設さ
れる注油ホース89は、横軸ケース35の中央付近でも
分配されており、この分配された注油ホース89は、中
央の引起し装置7に対する注油ノズル88cと刈取装置
8中央に対する注油ノズル88dとに接続されている。
【0061】詳しく説明すると、横軸ケース35で分配
された注油ホース79は、前記中間伝動ケース部分90
と第3縦軸ケース47とに沿わせて機体の前上方に向け
て配備するとともに、第3縦軸ケース47から左右中央
の掻き込みフレーム44、左右中央の引起し装置支持フ
レーム49を介して、引起し装置7に設けられた注油ノ
ズル88cに接続されている。そして、刈取装置8中間
部位に対する注油ノズル88dには、左右中央の掻き込
みフレーム44(67)の中間箇所で更に分配され、搬
送カバー68に固着したプラスチック製や金属製の硬質
な注油管(給油管の一例)91によって接続されてい
る。尚、注油管91は、左右中央の搬送カバー68を貫
通した状態でこの搬送カバーに固着されるとともに、回
転ベルト9cの回転軌跡内を通って下方に延出した先端
に、機体左右方向に拡散する注油ノズルが備えられてお
り、刈取装置8より上方に離間した位置から刈取装置8
の左右中間部位に注油を行なっている。
【0062】また、横軸ケース35、中間伝動ケース部
分90、および縦軸ケース46〜48等に、あらかじめ
注油ホース89を支持できる支持部材を設けるととも
に、注油ホース89自体の断面形状を、これらのケース
の表面形状に沿う状態に形成してあるので、前記支持部
材で注油ホース89を支持させることでも、注油ホース
89上に泥や排ワラ等が溜まるのを抑制している。
【0063】〔別実施例〕注油ポンプ85、並びに注油
タンク86の取付け位置は、左側の第2縦軸ケース46
の上部にはかぎられるものではなく、刈取部2以外の操
縦部5などに設けてもよい。また、注油ポンプ85の作
動レバーによって人為操作するように構成したが、制御
装置により定期的に自動注油するように構成してもよ
い。
【0064】注油装置87によって引起し装置7と刈取
装置8とに注油するように構成したが、引起し装置7と
刈取装置8とともに、搬送装置におけるチェーン部分に
も注油するように構成してもよい。
【0065】上記実施の形態では、刈取装置8の左右側
部分に注油を行なう注油ノズル88b,88fを、支持
フレーム12xに設けて刈取装置8に側方から注油する
よう構成したが、中央部分の注油ノズル88dと同様に
刈取装置8の上方から注油するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】自脱型コンバイン前部の側面図
【図2】刈取部の構成を示す平面図
【図3】刈取部の構成を示す正面図
【図4】刈取部の伝動系を示す系統図
【図5】刈取部の前処理部分を示す平面図
【図6】図5における伝動系の要部を示す一部切欠きの
正面図
【図7】刈取装置の駆動構造を示す一部切欠きの平面図
【図8】刈取装置の駆動構造を示す一部切欠きの側面図
【図9】各掻込みフレームの構造を示す平面図
【図10】左側の掻込みフレーム部分を示す一部切欠き
の側面図
【図11】右掻込みフレームのブラケット部分を示す一
部切欠きの平面図
【図12】図12の正面図
【図13】(イ)は、中央の掻込みフレーム部分を示す
一部切欠きの側面図 (ロ)は搬送ガイド体の取付け構造を示す断面背面図
【図14】テンショナの構造を示す平面図
【図15】テンショナと突起付きチェーンの関係を示す
正面図
【図16】テンショナの斜視図
【図17】搬送ガイド体の配置構造を示す平面図
【図18】注油ホースの配管構造を示す平面図
【図19】中央の引起し装置と刈取装置中央に対する注
油ノズルの配管構造を示す一部切欠き側面図。
【符号の説明】
7 引起し装置 8 刈取装置 35 横軸ケース 46 第2縦軸ケース 47 第3縦軸ケース 48 第1縦軸ケース 88 注油ノズル 89 注油ホース 90 中間伝動ケース部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 裕明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B076 AA03 BA02 CA13 CA19 FA02 FB02 FB03 2B081 AA01 BB05 CC01 DD57 DD60

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3個以上の引起し装置を並列装備したコ
    ンバインの刈取部であって、 バリカン型の刈取り装置の後方に横架した横向き伝動ケ
    ースの両端から、左右端の前記引起し装置に動力を軸伝
    達する第1縦伝動ケースを立設するとともに、前記横向
    き伝動ケースの左右中間部から前方に向けて中間伝動ケ
    ース部分を突設し、この中間伝動ケース部分の前端部か
    ら、左右中間の前記引起し装置に動力を軸伝達する第2
    縦伝動ケースを立設し、 前記横向き伝動ケース、中間伝動ケース部分、および、
    第2縦伝動ケースに沿わせて給油管を配備し、この給油
    管を左右中間の前記引起し装置の上部に備えた注油ノズ
    ルに接続するとともに、前記給油管に、前記刈取り装置
    の左右中間部位に上方から臨む注油ノズルを接続してあ
    ることを特徴とするコンバインの刈取部。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017812A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Kubota Corp 自脱型コンバイン
CN102045999A (zh) * 2008-08-19 2011-05-04 株式会社久保田 自脱型联合收割机

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JP2009017812A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 Kubota Corp 自脱型コンバイン
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