JP2002101316A - クロック生成回路及び画像表示装置 - Google Patents

クロック生成回路及び画像表示装置

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JP2002101316A
JP2002101316A JP2000291706A JP2000291706A JP2002101316A JP 2002101316 A JP2002101316 A JP 2002101316A JP 2000291706 A JP2000291706 A JP 2000291706A JP 2000291706 A JP2000291706 A JP 2000291706A JP 2002101316 A JP2002101316 A JP 2002101316A
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signal
output terminal
circuit
flyback
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JP2000291706A
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Tatsuo Shibata
達夫 柴田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • G09G1/04Deflection circuits ; Constructional details not otherwise provided for
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    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Details Of Television Scanning (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル処理によるCRTのピンバランス
補正とキーバランス補正と水平位置調整とを実行する際
に、画面上にジッタを生じさせない安定した水平ドライ
ブパルスを生成可能とする。 【解決手段】 第1PLL回路100はフライバックパ
ルスVFBを基準信号として受信してクロック信号CL
K1を出力し、遅延回路200は画面上の水平移動量に
対応する所定の遅延時間を有するフライバックディレイ
信号VFBDを出力する。第2PLL回路300は、水
平同期信号VHSYNC及びフライバックディレイ信号
VFBDをそれぞれ基準信号及び被比較信号として受信
して、水平ドライブパルスVHDを生成する。偏向ヨー
ク12は水平ドライブパルスVHDを受信してフライバ
ックパルスを生成し、降圧回路16は降圧されたフライ
バックパルスVFBを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイモニ
タ或いはテレビ受信機等の画像表示装置に搭載されるク
ロック生成回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、CRT(陰極線管)においては、
ブラウン管の全体形状によって画像に歪みが生じる。そ
こで、歪み補正波形を生成することで、画像の歪みを補
正している。また、部品特性のバラツキなどが存在する
ために、個々のCRTの特性に応じて各CRT毎に画面
の水平位置調整を行っている。これらの画像歪み補正並
びに画面の水平位置調整はアナログ回路により実行され
ていたが、必ずしも精度の高い、所望の動作が得られる
訳ではなかった。この状況を改善し得る方法が、ディジ
タル信号による画像歪み補正及び画面の水平位置調整で
ある。
【0003】図6は、ディジタル信号による水平位置調
整及び画像歪み補正を行うために提案された、従来のク
ロック生成回路の全体構成を示すブロック図である。図
6のクロック生成回路は、受信した基準信号にロックし
たクロックを生成する2つのPLL回路を備えた構成を
有している。本クロック生成回路は、例えば特開200
0−172213号公報に開示されている。
【0004】図6において、参照符号1Pは第1位相比
較器を示し(以下ではPC1Pと称す)、2Pは第1ロ
ーパスフィルタを示し(以下ではLPF2Pと称す)、
3Pは第1電圧制御発振器を示し(以下ではVCO3P
と称す)、4Pは第1(1/N)可変分周器を示してお
り(以下では(1/N)divider4Pと称す)、これら
の構成要素1P、2P、3P及び4Pは第1PLL回路
を構成している。
【0005】他方、参照符号7Pは第2位相比較器を示
し(以下ではPC7Pと称す)、8Pは第2ローパスフ
ィルタを示し(以下ではLPF8Pと称す)、9Pは第
2電圧制御発振器を示し(以下ではVCO9Pと称
す)、10Pは第2(1/N)可変分周器を示しており
(以下では(1/N)divider10Pと称す)、11P
は水平ドライブパルス生成部を示しており、12PはC
RT13Pが有する偏向ヨークを示している。そして、
これらの構成要素7P、8P、9P、10P、11P及
び12Pは第2PLL回路を構成している。
【0006】更に参照符号6Pはディジタルディレイ部
を示しており、同部6Pは既述した画面の水平位置調整
及び画像歪み補正を行うための重要な役割を担ってい
る。
【0007】次に、以上の構成を有するクロック生成回
路の動作を説明する。
【0008】先ず、PC1Pは、水平同期信号VHSY
NCを基準信号として受信して、同信号VHSYNCと
他方の入力信号VFPとの位相比較を行う。次段のLP
F2PはPC1Pの出力信号を平滑化して制御電圧を生
成し、当該制御電圧をVCO3Pの制御電圧受信端子に
出力する。この制御電圧に応じて、VCO3Pは第1ク
ロック信号CLK1P(以下ではクロックCLK1Pと
称す)を出力し、(1/N)divider4PはクロックC
LK1Pの周波数をその(1/N)(Nは任意の正の整
数)の値に分周して、その出力信号を帰還信号VFPと
してPC1Pに送出する。その結果、帰還信号VFPの
位相は、PC1Pによって水平同期信号VHSYNCの
位相と比較される。この様にして、水平同期信号VHS
YNCを基準信号とする第1PLL回路が構成される。
【0009】次に、第1PLL回路の出力端からディジ
タルディレイ部6Pの入力端に対して、クロックCLK
1P及び帰還信号VFPに該当する第1リセット信号V
RS1P(以下ではリセット信号VRS1Pと称す)が
送出される。ディジタルディレイ部6Pは、リセット信
号VRS1Pの入力タイミングに応じてクロックCLK
1Pのカウント動作を開始し、そのカウント値がリセッ
ト信号VRS1Pの入力前にディジタルディレイ部6P
に設定されているディジタル値(水平位置調整用ディジ
タル値、ピンバランス補正用ディジタル値及びキーバラ
ンス補正用ディジタル値の何れかの値)に一致するタイ
ミングにおいて、リセット信号VRS1Pに対して位相
の遅れた水平ディレイ基準信号VHDRを出力する。
【0010】この水平ディレイ基準信号VHDRは第2
PLL回路の基準信号となり、PC7Pの一方の入力端
に入力される。PC7Pは水平ディレイ基準信号VHD
Rと他方の入力端で受信した信号VFBPとの位相比較
を実行し、その位相差を与える出力信号は、LPF8P
において平滑化されてVCO9Pの制御電圧と成る。V
CO9Pはこの制御電圧に応じて発振動作を行い、第2
クロック信号CLK2P(以下ではクロックCLK2P
と称す)を出力する。(1/N)divider10Pは、ク
ロックCLK2Pの周波数をその(1/N)(Nは任意
の正の整数)の値に分周し、その出力信号を第2リセッ
ト信号VRS2P(以下ではリセット信号VRS2Pと
称す)として水平ドライブパルス生成部11Pに送出す
る。水平ドライブパルス生成部11Pは、クロックCL
K2Pとリセット信号VRS2Pとに基づいて水平ドラ
イブパルスVHDPを生成し、偏向ヨーク12Pを駆動
する。これにより、偏向ヨーク12Pが有する水平出力
回路(図示せず)内では、フライバックトランス(図示
せず)の1次側高圧巻線に接続された偏向コイル(図示
せず)に、高エネルギーのフライバックパルスが、水平
ドライブパルスVHDPの入力タイミングから所定の遅
延時間を経た後に発生する。偏向ヨーク12Pの上記偏
向コイルの一端に接続された入力端を有する降圧回路
(図示せず)は、上記フライバックパルスを降圧した上
で、降圧されたフライバックパルスVFBP(以下、単
にフライバックパルスVFBPと称す)をPC7Pに出
力する。その結果、PC7Pは水平ディレイ基準信号V
HDRとフライバックパルスVFBPとの位相比較を実
行する。この様にして、水平ディレイ基準信号VHDR
を基準信号として水平ドライブパルスVHDPを生成す
る第2PLL回路が構成される。
【0011】図7は、第1及び第2PLL回路のロック
動作によって図6のクロック生成回路が定常状態となっ
た場合における各信号のタイミングチャートを示す。
【0012】即ち、図7(A)は第1PLL回路の基準
信号に該当する水平同期信号VHSYNCを示してお
り、水平同期信号VHSYNCはPC1Pに入力され
る。又、図7(B)は第1PLL回路の帰還信号VFP
ないしはリセット信号VRS1Pを示しており、同信号
VFPはPC1Pに入力されると同時に、ディジタルデ
ィレイ部6Pに出力される。定常状態の第1PLL回路
は、図7(A)に示された水平同期信号VHSYNCと
図7(B)に示された帰還信号VFPとの位相差が時間
ADとなる状態を保持する。
【0013】他方、図7(C)は第2PLL回路の基準
信号に該当する水平ディレイ基準信号VHDRを示して
おり、同信号VHDRはディジタルディレイ部6Pによ
って生成される。そして、図7(B)のリセット信号V
RS1Pの入力タイミング(立ち上がりタイミング)か
ら図7(C)の水平ディレイ基準信号VHDRの出力タ
イミング(立ち下がりタイミング)までの時間が、ディ
ジタルディレイ部6Pにおいて作られる遅延時間BDで
ある。即ち、ディジタルディレイ部6Pは、同部6Pに
設定される、水平位置調整用ディジタル値或いはPIN
balance補正用ディジタル値或いはKEY balance補正
用ディジタル値の何れかのディジタル値に応じて、所定
の遅延時間BDを有する水平ディレイ基準信号VHDR
を生成し、この遅延時間BDを利用することにより画像
表示装置は画面の水平位置調整及び/又は画像歪み補正
を行う。
【0014】又、図7(D)はフライバックパルスVF
BPを示しており、同パルスVFBPは、図7(C)の
水平ディレイ基準信号VHDRと共に、PC7Pに入力
される。ロック状態においては、第2PLL回路は、両
信号VHDR、VFBPの位相差が図7(D)に示す所
定の時間CDとなる状態を保持する。
【0015】更に図7(E)は水平ドライブパルスVH
DPを示しており、同パルスVHDPは、1水平走査期
間内において、そのDUTY比がほぼ1:1となるパル
スである。図7(E)に示す様に、ロック状態において
は、水平ドライブパルスVHDPのエッジ(ここでは立
ち上がりエッジ)とフライバックパルスのエッジ(ここ
では立ち上がりエッジ)との間には、遅延時間DDがあ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来のクロ
ック生成回路は、第2PLL回路のPC7Pに入力され
る基準信号として、第1PLL回路から出力されるクロ
ックCLK1Pに基づいて駆動されるディジタルディレ
イ部6Pの出力信号VHDRを用いている。このためク
ロックCLK2Pを生成して動作している第2PLL回
路にとっては、第2PLL回路の基準信号が常にジッタ
を有していることとなる。
【0017】加えて、水平位置調整、PIN balance補
正或いはKEY balance補正が行われる毎に、ディジタ
ルディレイ部6Pで生成される水平ディレイ基準信号V
HDRの位相は大きく変化する。
【0018】更に、第2PLL回路の帰還信号であるフ
ライバックパルスVFBPは、使用されるモニタの形式
及び解像度ならびに周囲温度を含む種々の要因に依存し
て変動しやすい信号である。即ち、ロック状態における
遅延時間DDが周囲温度等に起因して変動する。
【0019】以上の様に、第2PLL回路のPC7Pに
入力される2つの信号(水平ディレイ基準信号VHDR
とフライバックパルスVFBP)の位相は共に大きく変
動するので、第2PLL回路にかかる負荷は大きくなり
不安定になりやすい。そのため、第2PLL回路のVC
O9Pが出力するクロックCLK2Pにジッタが生じ、
その結果、水平ドライブパルスVHDPの位相が変動
し、CRT13Pの画面上にジッタが生じ易いという問
題点がある。
【0020】この発明は、上述のような課題を解消する
ためになされたものであり、画面上にジッタを生じさせ
ない安定した水平ドライブパルスを生成し得るクロック
生成回路と同回路を搭載する画像表示装置とを提供する
ことを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
クロック生成回路であって、外部の偏向ヨークが有する
フライバックパルス出力端子に接続された一端を備える
入力信号線と、前記入力信号線の他端に接続された入力
端子を備えるPLL回路とを備え、前記PLL回路は、
前記入力端子に該当する第1入力端子と、帰還信号を受
信する第2入力端子とを備える位相比較器と、前記位相
比較器の出力端子に接続された入力端子を備えるローパ
スフィルタと、前記ローパスフィルタの出力端子に接続
された制御電圧端子を備える電圧制御発振器と、前記電
圧制御発振器の出力端子に接続された入力端子と、前記
位相比較器の前記第2入力端子に接続された出力端子と
を備える(1/N)分周器(Nは正の整数)とを備える
ことを特徴とする。
【0022】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
クロック生成回路であって、前記入力信号線の前記他端
に接続された第1入力端子と、前記電圧制御発振器の前
記出力端子に接続された第2入力端子とを備え、フライ
バックパルスのエッジを検出して前記エッジから所定の
遅延時間だけ遅延したフライバックディレイ信号を出力
する遅延回路を更に備えており、前記所定の遅延時間は
前記偏向ヨークを備える陰極線管の画面上での水平移動
量に対応していることを特徴とする。
【0023】請求項3に係る発明は、請求項2に記載の
クロック生成回路であって、前記PLL回路、前記位相
比較器、前記ローパスフィルタ、前記電圧制御発振器及
び前記(1/N)分周器をそれぞれ第1PLL回路、第
1位相比較器、第1ローパスフィルタ、第1電圧制御発
振器及び第1(1/N)分周器と定義するとき、水平同
期信号を受信する第1入力端子と、前記遅延回路の出力
端子に接続された第2入力端子と、前記偏向ヨークが有
する水平ドライブパルス受信端子に接続された出力端子
とを備える第2PLL回路を更に備え、前記第2PLL
回路は、前記第2PLL回路の前記第1入力端子及び前
記第2入力端子を備える第2位相比較器と、前記第2位
相比較器の出力端子に接続された入力端子を備える第2
ローパスフィルタと、前記第2ローパスフィルタの出力
端子に接続された制御電圧端子を備える第2電圧制御発
振器と、前記第2電圧制御発振器の出力端子に接続され
た入力端子を備える第2(1/N)分周器と、前記第2
(1/N)分周器の出力端子に接続された第1入力端子
と前記第2電圧制御発振器の前記出力端子に接続された
第2入力端子とを備え、水平ドライブパルスを生成して
前記水平ドライブパルスを前記第2PLL回路の前記出
力端子より出力する水平ドライブパルス生成部とを備え
ることを特徴とする。
【0024】請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求
項3の何れかに記載のクロック生成回路であって、前記
入力信号線は降圧回路を備えることを特徴とする。
【0025】請求項5に係る発明は、画像表示装置であ
って、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の前記クロ
ック生成回路と、陰極線管とを備え、前記陰極線管は、
前記入力信号線の前記一端に接続されたフライバックパ
ルス出力端子と前記第2PLL回路の前記出力端子に接
続された水平ドライブパルス受信端子とを備える偏向ヨ
ークを備えることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るクロッ
ク生成回路の特徴点を要約すれば、次の通りである。
【0027】(1)先ず、前段側の第1PLL回路は、
フライバックパルスをその基準信号として用いている。
そして、第1PLL回路の第1位相比較器は、上記フラ
イバックパルスと、第1電圧制御発振器が出力する第1
クロック信号を分周して得られる帰還信号とを受信し
て、両信号の位相を比較する。その結果、ロック状態に
おいては、第1PLL回路はフライバックパルスに同期
した第1クロック信号を出力し得る。
【0028】この構成によって、第1PLL回路は、周
囲温度などに伴うフライバックパルスの位相変動をより
迅速に吸収することが可能となる。
【0029】(2)次に、後段側の、水平ドライブパル
スを生成する第2PLL回路は、水平同期信号をその基
準信号として用いている。そして、第2PLL回路の第
2位相比較器は、上記水平同期信号と、フライバックパ
ルスと第1PLL回路が出力する第1クロック信号とに
基づいて駆動される遅延回路により生成される、所定の
遅延時間を持つフライバックディレイ信号とを受信し
て、水平同期信号及びフライバックディレイ信号の位相
を比較する。
【0030】この構成によって、第2位相比較器に入力
される2つの信号の内の基準信号を安定した水平同期信
号にしたため、第2PLL回路の負荷が軽減され、第2
電圧制御発振器が出力する第2クロック信号の位相変動
を十分に抑えることが可能となる。
【0031】以上の2つの要因(1)及び(2)によ
り、安定した水平ドライブパルスを生成することがで
き、画面上にジッタが発生しなくなる。
【0032】以下、この発明の実施の形態を図面に基づ
いて具体的に説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
係る画像表示装置が有するクロック生成回路とCRT
(陰極線管)13とを示すブロック図である。図1に示
す様に、クロック生成回路は、入力信号線400と第1
PLL回路100と遅延回路200と第2PLL回路3
00と出力信号線500とに大別される。又、図1に示
す回路は、当該クロック生成回路と偏向ヨーク12とか
らなる一つのPLL(Phase Locked Loop)回路を構成し
ていると看做すこともできる。以下では、クロック生成
回路の各部400、100、200、300の構成を順
次に記載する。
【0034】先ず、入力信号線400は、外部の偏向ヨ
ーク12が有するフライバックパルス出力端子12OT
に接続された一端と、第1PLL回路100及び遅延回
路200の共通の入力端子INに接続された他端とを有
しており、しかも、両端間に配設された降圧回路16を
備えている。この降圧回路16は、偏向ヨーク12が出
力する高圧のフライバックパルスを、後述する第1位相
比較器1がその特性の観点から受信し得るレベルにまで
降圧する役割を担っている。従って、その特性上、第1
位相比較器が偏向ヨーク12が出力する非降圧のフライ
バックパルスを直接受信出来る場合には、降圧回路16
は不要である。
【0035】又、第1PLL回路100は、(1)入力
端子INに該当する第1入力端子と、帰還信号VFを受
信する第2入力端子とを備える第1位相比較器(以下、
単にPCと称す)1と、(2)PC1の出力端子に接続
された入力端子を備える第1ローパスフィルタ(以下、
単にLPFと称す)2と、(3)LPF2の出力端子に
接続された制御電圧端子を備える第1電圧制御発振器
(以下、単にVCOと称す)3と、(4)VCO3の出
力端子に接続された入力端子と、PC1の上記第2入力
端子に接続された出力端子とを備える第1(1/N)可
変分周器(Nは任意の正の整数)(以下、単に(1/
N)dividerと称す)4とより成る。尚、(1/N)div
ider4に代えて、(1/N)固定分周器を用いても良
い。
【0036】更に、遅延回路200は、入力信号線40
0の上記他端に接続された第1入力端子INと、VCO
3の上記出力端子に接続された第2入力端子とを備えて
おり、降圧されたフライバックパルス(以下、単にフラ
イバックパルスと称す)VFBのエッジを検出して当該
エッジから所定の遅延時間だけ遅延したフライバックデ
ィレイ信号VFBDを出力する機能を有している。ここ
で、上記所定の遅延時間とは、CRT13の画面上での
水平移動量に対応している。そして、同回路200は2
つの回路部5、6とから成る。即ち、立ち上がりエッジ
検出部5は、入力端子INに接続された第1入力端子
と、VCO3の上記出力端子に接続された第2入力端子
と、出力端子とを有しており、他方、ディジタルディレ
イ部6は、立ち上がりエッジ検出部5の上記出力端子に
接続された第1入力端子と、VCO3の上記出力端子に
接続された第2入力端子と、CPU(図示せず)が生成
するディジタル値(水平位置調整用ディジタル値、ピン
バランス補正用ディジタル値及びキーバランス補正用デ
ィジタル値)を与える信号を受信する第3入力端子と、
出力端子とを有している。尚、ディジタルディレイ部6
の構成例及び動作の詳細については後述する。
【0037】他方、第2PLL回路300は、水平同期
信号VHSYNCを受信する第1入力端子と、遅延回路
200乃至はディジタルディレイ部6の出力端子に接続
された第2入力端子と、偏向ヨーク12が有する水平ド
ライブパルス受信端子12ITに出力信号線500を介
して接続された出力端子とを備えている。その詳細な構
成は次の通りである。即ち、第2PLL回路300は、
(1)第2PLL回路300の上記第1入力端子及び上
記第2入力端子を備える第2位相比較器(以下、単にP
Cと称す)7と、(2)PC7の出力端子に接続された
入力端子を備える第2ローパスフィルタ(以下、単にL
PFと称す)8と、(3)LPF8の出力端子に接続さ
れた制御電圧端子を備える第2電圧制御発振器(以下、
単にVCOと称す)9と、(4)VCO9の出力端子に
接続された入力端子を備える第2(1/N)可変分周器
(Nは任意の正の整数)(以下、単に(1/N)divide
rと称す)10と、(5)(1/N)divider10の出力
端子に接続された第1入力端子とVCO9の出力端子に
接続された第2入力端子とを備え、水平ドライブパルス
VHDを生成して当該水平ドライブパルスVHDを出力
信号線500を介して水平ドライブパルス受信端子12
ITに出力する水平ドライブパルス生成部11とを備え
る。尚、(1/N)divider10に代えて、(1/N)
固定分周器を用いても良い。
【0038】又、偏向ヨーク12は図6の偏向ヨーク1
2Pと同一の構成を有する。従って、偏向ヨーク12が
有する水平出力回路(図示せず)内では、フライバック
トランス(図示せず)の1次側高圧巻線に接続された偏
向コイル(図示せず)に、高エネルギーのフライバック
パルスが、水平ドライブパルスVHDの入力タイミング
から所定の遅延時間を経た後に発生する。
【0039】次に、以上の構成を有するクロック生成回
路の動作を記載する。
【0040】先ず、第1PLL回路100の動作は次の
通りである。即ち、PC1は、フライバックパルスVF
Bを第1PLL回路100の基準信号として受信して、
同パルスVFBと他方の入力信号VFとの位相比較を行
う。次段のLPF2は、位相差を与えるPC1の出力信
号V1を受信して同信号V1を平滑化することで、制御
電圧を与える出力信号V2を生成する。更にVCO3
は、出力信号V2のレベルに応じた周波数を有する第1
クロック信号(以下では単にクロックと称す)CLK1
を生成し、クロックCLK1を両回路4、200に出力
する。(1/N)divider4は、クロックCLK1を受
信してクロックCLK1の周波数を1/Nに分周し、そ
の出力信号を帰還信号VFとしてPC1に送出する。P
C1は、この帰還信号VFと基準信号であるフライバッ
クパルスVFBとの位相比較動作を再度実行する。この
様にして、フライバックパルスVFBを基準信号とする
第1PLL回路100が構成され、フライバックパルス
VFBに同期したクロックCLK1が生成される。その
結果、同回路100は、周囲温度等の様々な要因に起因
して生ずるフライバックパルスVFBの位相変動を迅速
に吸収して、上記要因に対して安定したクロックCLK
1を生成することが出来る。
【0041】次に、遅延回路200の動作について記載
する。先ず、立ち上がりエッジ検出部5は、受信したフ
ライバックパルスVFBとクロックCLK1とを用い
て、フライバックパルスVFBの立ち上がりタイミング
ないしは立ち上がりエッジを検出し、クロックCLK1
と同一のパルス幅を有し且つフライバックパルスVFB
の立ち上がりタイミングに同期して立ち上がる(又は立
ち下がる)第1リセット信号(以下では単にリセット信
号と称す)VRS1を生成して同信号VRS1をディジ
タルディレイ部6に送出する。従って、立ち上がりエッ
ジ検出部5は、周囲温度等の様々な要因に起因して生ず
るフライバックパルスVFBの位相変動に対応して立ち
上がる(又は立ち下がる)リセット信号VRS1を生成
することが出来る。
【0042】他方、ディジタルディレイ部6は、クロッ
クCLK1を用いてリセット信号VRS1に対して所定
の遅延時間だけ位相の遅れたフライバックディレイ信号
VFBDを生成する。ここで、所定の遅延時間とは、画
面上での水平移動量に対応する遅延時間である。即ち、
ディジタルディレイ部6は、リセット信号VRS1の入
力タイミング(エッジ)に応じてクロックCLK1のカ
ウント動作を開始し、そのカウント値がその時にディジ
タルディレイ部6に設定されているディジタル値に一致
する時点で、フライバックディレイ信号VFBDを生成
してPC7に被比較信号として出力する。この様にディ
ジタルディレイ部6の動作自体は従来例において述べた
動作と同じであり、ディジタルディレイ部6は設定され
ているディジタル値(水平位置調整用又はPIN balan
ce補正用又はKEY balance補正用)に対応した所定の
遅延時間を生成する。
【0043】次に、第2PLL回路300の動作を記載
すると共に、図1の回路の帰還動作についても記載す
る。先ず、PC7は、水平同期信号VHSYNCを第2
PLL回路300の基準信号として受信して、水平同期
信号VHSYNCと他方の入力信号VFBDとの位相比
較を行う。次段のLPF8は、PC7の出力信号V7を
受信して同信号V7を平滑化し、制御電圧を与える出力
信号V8を生成する。VCO9は、出力信号V8が与え
る制御電圧に応じた発振動作を行い、第2クロック信号
(以下では単にクロックと称す)CLK2を出力する。
(1/N)divider10は、受信したクロックCLK2
を1/Nに分周して、分周されたクロックを第2リセッ
ト信号(以下では単にリセット信号と称す)VRS2と
して水平ドライブパルス生成部11に送出する。水平ド
ライブパルス生成部11は、リセット信号VRS2とク
ロックCLK2とを用いて水平ドライブパルスVHDを
生成し、同パルスVHDによって偏向ヨーク12を駆動
する。
【0044】偏向ヨーク12内の水平出力回路(図示せ
ず)は、既述した高圧のフライバックパルスを、水平ド
ライブパルスVHDの入力タイミング(ここでは立ち上
がりエッジ)から所定の遅延時間を経た後に発生する。
そして、降圧回路16は発生したフライバックパルスを
降圧した上で、フライバックパルスVFBをPC1及び
立ち上がりエッジ検出部5へ出力する。
【0045】このフライバックパルスVFBを基準とし
て生成された、クロックCLK1及びリセット信号VR
S1により動作するディジタルディレイ部6は、この段
階で同部6に設定されているディジタル値に応じて定ま
る所定の遅延時間を有するフライバックディレイ信号V
FBDを生成し、同信号VFBDをPC7に出力する。
PC7は、基準信号となる水平同期信号VHSYNCと
フライバックディレイ信号VFBDとの位相比較を行
う。この様にして、水平同期信号VHSYNCを基準信
号とする、水平ドライブパルスVHDを生成する第2P
LL回路300が構成される。PC7の基準信号である
水平同期信号VHSYNCは安定しており、もう一方の
フライバックディレイ信号VFBDのみが位相変化する
ため、両方の入力信号が変動していた従来例と比較して
第2PLL回路300の負荷が格段に軽減され、ジッタ
が充分に少ないクロックCLK2が得られる結果、第2
PLL回路300は格段に安定した水平ドライブパルス
VHDを生成することができる。
【0046】次に、ロック状態乃至は定常状態に於ける
各信号のタイミングチャートを図2に示す。図2(A)
は、第2PLL回路300の基準信号となる水平同期信
号VHSYNCを示している。又、図2(B)は、ディ
ジタルディレイ部6の出力信号であるフライバックディ
レイ信号VFBDを示している。定常状態においては、
第2PLL回路300は、図2(A)に示した水平同期
信号VHSYNCと図2(B)に示したフライバックデ
ィレイ信号VFBDとの位相差が所定の時間Aと成る状
態を保持する。又、図2(C)のフライバックパルスV
FBの立ち上りタイミングから図2(B)のフライバッ
クディレイ信号VFBDの立ち上りタイミングまでの遅
延時間Bは、ディジタルディレイ部6において生成され
るものである。即ち、ディジタルディレイ部6は、水平
位置調整或いはPIN balance補正或いはKEY balan
ce補正に応じて所定の遅延時間Bを生成し、画面の水平
位置調整或いは画面の歪み補正を行う。更に、図2
(D)は水平ドライブパルスVHDを示している。この
水平ドライブパルスVHDは、1水平走査期間内におい
て、そのDUTY比がほぼ1:1となるパルスである。
そして、水平ドライブパルスVHDのエッジ(ここでは
立ち上がりエッジ)と図2(C)のフライバックパルス
VFBの立ち上がりエッジとの間には、遅延時間Cがあ
る。この遅延時間Cは、使用されるモニタの形式及び解
像度、並びに周囲温度を含む様々な要因に依存して変わ
り得るものであるが、本装置では、第1PLL回路10
0がフライバックパルスVFBをその基準信号として用
いているので、第1PLL回路100は遅延時間Cの上
記変動をより迅速に吸収して安定した発振動作を行うこ
とが可能となったため、ジッタのない画面を実現するこ
とができる。
【0047】以下では、既述したディジタルディレイ部
6の回路構成例とその動作について補足説明する。
【0048】図3は、ディジタルディレイ部6の回路構
成例を示すブロック図である。図3において、参照符号
13はカウンタを、14はコンパレータを、15はレジ
スタを、それぞれ示している。
【0049】図3に示す様に、水平位置調整の実行が必
要な場合には、水平位置調整用ディジタル値をレジスタ
15に設定する。カウンタ13は、リセット信号VRS
1の入力タイミングに応じて、その値をクリアした後、
クロックCLK1によるカウントアップ動作を行う。コ
ンパレータ14は、カウンタ13の値とレジスタ15に
設定された水平位置調整用ディジタル値とを比較して、
両方の値が互いに一致したときに一致信号を出力する。
この一致信号が、フライバックパルスVFBの立ち上が
りタイミングから遅延時間Bを経た後に立ち上がるフラ
イバックディレイ信号VFBDとなる。この例では、水
平位置調整の場合には、レジスタ値が大きくなる程に遅
延時間Bは長くなり、水平画面の位置変化も大きくな
る。
【0050】水平位置の調整後、PIN balance補正或
いはKEY balance補正の実行が必要な場合には、PI
N balance用ディジタル値或いはKEY balance用ディ
ジタル値をレジスタ15に設定する。この場合には、水
平走査周期毎にレジスタ15に設定すべき値を少しずつ
変えていくことにより、PIN balance補正或いはKE
Y balance補正を適切に実現することが出来る。
【0051】ここで、図4はPIN balance補正の一例
を示す図であり、又、図5はKEYbalance補正の一例
を示す図である。両図4、5において、実線IPDは補
正前の歪んだ画面を表わしており、点線IPAは補正後
の画面を表わしている。
【0052】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示す効果を奏する。
【0053】請求項1及び5に係る発明によれば、PL
L回路はフライバックパルス及び電圧制御発振器より出
力されるクロックを分周した帰還信号をそれぞれ基準信
号及び被比較信号として受信してロック動作を実行する
ので、PLL回路は、周囲温度などの様々な要因により
発生するフライバックパルスの位相変動をより迅速に吸
収して安定したクロックを生成することができる。
【0054】請求項2及び5に係る発明によれば、フラ
イバックパルスとPLL回路が出力するクロックに基づ
いて、水平位置調整或いはPIN balance補正或いはK
EYbalance補正を行うために必要な所定の遅延信号を
有するフライバックディレイ信号を生成することができ
る。
【0055】請求項3及び5に係る発明によれば、第1
PLL回路はフライバックパルスの位相変動をより迅速
に吸収して安定したクロックを生成することができ、し
かも、第2PLL回路はジッタの無い安定した水平同期
信号をその基準信号として受信しているので、第2PL
L回路の動作はより安定したものとなる。この様に上記
2つの要因が作用する結果、本発明は、ジッタの無い安
定した水平ドライブパルスの生成を可能として、画面上
にジッタが発生するのを有効に防止することができると
いう効果を発揮する。
【0056】請求項4及び5に係る発明によれば、入力
信号線の他端に接続された入力端子を有する位相比較器
が、その特性上、高電圧のフライバックパルスを直接に
受信することが出来ない場合においては、当該位相比較
器を高電圧のフライバックパルスから保護することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る画像表示装置
の一部に含まれるクロック生成回路と陰極線管とを示す
ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るクロック生成
回路の動作を示すタイミングチャートである。
【図3】 ディジタルディレイ部の構成を示すブロック
図である。
【図4】 PIN balance補正前後の画面を示す図であ
る。
【図5】 KEY balance補正前後の画面を示す図であ
る。
【図6】 従来のクロック生成回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 従来のクロック生成回路の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
1 第1位相比較器、7 第2位相比較器、2 第1ロ
ーパスフィルタ、8第2ローパスフィルタ、3 第1電
圧制御発振器、9 第2電圧制御発振器、4第1(1/
N)可変分周器、10 第2(1/N)可変分周器、5
立ち上りエッジ検出部、6 ディジタルディレイ部、
11 水平ドライブパルス生成部、12 偏向ヨーク、
13 カウンタ、14 コンパレータ、15 レジス
タ、16 降圧回路、100 第1PLL回路、200
遅延回路、300 第2PLL回路、400 入力信
号線、500 出力信号線。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の偏向ヨークが有するフライバック
    パルス出力端子に接続された一端を備える入力信号線
    と、 前記入力信号線の他端に接続された入力端子を備えるP
    LL回路とを備え、 前記PLL回路は、 前記入力端子に該当する第1入力端子と、帰還信号を受
    信する第2入力端子とを備える位相比較器と、 前記位相比較器の出力端子に接続された入力端子を備え
    るローパスフィルタと、 前記ローパスフィルタの出力端子に接続された制御電圧
    端子を備える電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器の出力端子に接続された入力端子
    と、前記位相比較器の前記第2入力端子に接続された出
    力端子とを備える(1/N)分周器(Nは正の整数)と
    を備えることを特徴とする、クロック生成回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクロック生成回路であ
    って、 前記入力信号線の前記他端に接続された第1入力端子
    と、前記電圧制御発振器の前記出力端子に接続された第
    2入力端子とを備え、フライバックパルスのエッジを検
    出して前記エッジから所定の遅延時間だけ遅延したフラ
    イバックディレイ信号を出力する遅延回路を更に備えて
    おり、 前記所定の遅延時間は前記偏向ヨークを備える陰極線管
    の画面上での水平移動量に対応していることを特徴とす
    る、クロック生成回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクロック生成回路であ
    って、 前記PLL回路、前記位相比較器、前記ローパスフィル
    タ、前記電圧制御発振器及び前記(1/N)分周器をそ
    れぞれ第1PLL回路、第1位相比較器、第1ローパス
    フィルタ、第1電圧制御発振器及び第1(1/N)分周
    器と定義するとき、 水平同期信号を受信する第1入力端子と、前記遅延回路
    の出力端子に接続された第2入力端子と、前記偏向ヨー
    クが有する水平ドライブパルス受信端子に接続された出
    力端子とを備える第2PLL回路を更に備え、 前記第2PLL回路は、 前記第2PLL回路の前記第1入力端子及び前記第2入
    力端子を備える第2位相比較器と、 前記第2位相比較器の出力端子に接続された入力端子を
    備える第2ローパスフィルタと、 前記第2ローパスフィルタの出力端子に接続された制御
    電圧端子を備える第2電圧制御発振器と、 前記第2電圧制御発振器の出力端子に接続された入力端
    子を備える第2(1/N)分周器と、 前記第2(1/N)分周器の出力端子に接続された第1
    入力端子と前記第2電圧制御発振器の前記出力端子に接
    続された第2入力端子とを備え、水平ドライブパルスを
    生成して前記水平ドライブパルスを前記第2PLL回路
    の前記出力端子より出力する水平ドライブパルス生成部
    とを備えることを特徴とする、クロック生成回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の
    クロック生成回路であって、 前記入力信号線は降圧回路を備えることを特徴とする、
    クロック生成回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の
    前記クロック生成回路と、 陰極線管とを備え、 前記陰極線管は、 前記入力信号線の前記一端に接続されたフライバックパ
    ルス出力端子と前記第2PLL回路の前記出力端子に接
    続された水平ドライブパルス受信端子とを備える偏向ヨ
    ークを備えることを特徴とする、画像表示装置。
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