JP2002101140A - 復調方法 - Google Patents

復調方法

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JP2002101140A
JP2002101140A JP2000289069A JP2000289069A JP2002101140A JP 2002101140 A JP2002101140 A JP 2002101140A JP 2000289069 A JP2000289069 A JP 2000289069A JP 2000289069 A JP2000289069 A JP 2000289069A JP 2002101140 A JP2002101140 A JP 2002101140A
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amplitude
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学 中村
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    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
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    • H04L27/18Phase-modulated carrier systems, i.e. using phase-shift keying
    • H04L27/22Demodulator circuits; Receiver circuits
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    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L7/046Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal using a dotting sequence

Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばπ/4シフトQPSK変調方式により
変調されたバースト信号から短期間でクロック同期を確
立する復調方法等を提供する。 【解決手段】 振幅の変化値が周期的に正負を繰り返す
同期確立用信号(プリアンブルパターン)を含む受信信
号(バースト信号)に含まれる当該同期確立用信号の振
幅の変化値の正負が変化するタイミングに基づいて当該
受信信号から同期を確立して当該受信信号を復調する。
図示の回路では、A/D変換器1が受信信号をデジタル
化し、振幅変化量検出回路2が当該受信信号の振幅変化
量を検出し、振幅極性変化点検出回路3が当該振幅変化
量の極性(正負)の変化点を検出し、変化点統計処理回
路4が当該変化点を統計処理し、これに基づいてクロッ
ク同期設定回路5がクロックの同期を確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばπ/4シフ
トQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調方
式により変調されたバースト信号からクロック同期を確
立する復調方法や同期確立装置や変復調装置や基地局装
置に関し、特に、短期間で同期を確立する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばバースト的な無線通信が行われる
無線通信システムでは、無線送信機が変調部により変調
したバースト信号を無線により送信し、無線受信機が当
該バースト信号の受信開始時において復調部により当該
バースト信号からクロック同期を確立することが行われ
る。また、このような無線通信システムでは、例えばπ
/4シフトQPSK等の種々な変調方式及び復調方式が
用いられる。
【0003】ここで、図11には、バースト信号の構造
の一例を示してある。同図に示されるように、バースト
信号に含まれる各バーストスロットは、クロック同期を
確立するためのパターンであるプリアンブルパターン
(PR)と、バーストの基準位置を決めるための識別パ
ターンであるユニークワード(UW)と、通信データ本
体であるデータと、スロット間の緩衝タイミングを設け
てバーストの重なりを防ぐガードビット(GB)とが記
載順に先頭から並べられて構成されている。
【0004】バーストでの通信を行う場合、受信機で
は、それぞれのバースト受信の開始時にプリアンブルパ
ターンを参照して自己のクロックの同期を確立する。上
記図11に示したようなフレームフォーマットを有する
バースト信号を用いた場合には、例えばユニークワード
の前までに同期を確立することが望まれる。
【0005】また、図12には、無線受信機に備えられ
て上記のようなクロック同期を確立する復調回路の一例
を示してあり、この復調回路では一般的な方式としてフ
ィードバック制御によりクロック同期を確立している。
また、同図の例では、π/4シフトQPSKが変調方式
として用いられ遅延検波方式で復調した場合を示してあ
る。
【0006】具体的には、同図に示した復調回路では、
無線受信機により受信した(π/4シフトQPSKによ
る)バースト信号をA/D変換器61によりアナログ信
号からデジタル信号へ変換し、当該変換後の信号を復調
器62によりI成分(同相成分)とQ成分(直交成分)
に復調し、当該I成分及び当該Q成分をそれぞれフィル
タ63及びフィルタ64によりフィルタリングする。
【0007】2つのフィルタ63、64から出力される
I成分及びQ成分は、(遅延)検波器65に入力される
とともに、クロック位相検出回路66に入力される。そ
して、検波器65では入力されたI成分及びQ成分を遅
延検波により復調して復調データを生成することが行わ
れる。また、パラレル/シリアル変換器68では検波器
65から出力されるI成分及びQ成分の復調データをパ
ラレルデータからシリアルデータへ変換することが行わ
れる。また、クロック位相検出回路66では入力された
I成分及びQ成分からクロックの位相を検出することが
行われ、クロック再生回路67では当該検出結果に基づ
いて同期クロックを生成し、上記したA/D変換器61
や2つのフィルタ63、64や検波器65をフィードバ
ック制御することが行われる。
【0008】ここで、π/4シフトQPSKの同期検波
回路の従来例として、特開平9−266499号公報に
記載された「デジタル復調回路、最大値検出回路及び受
信装置」を紹介しておく。この従来例は、PHS(Pers
onal Handy phone System)等の移動体通信に関するも
のであり、例えば高速動作を可能にして小型化やIC化
に対応可能な同期検波回路を有するデジタル復調器を提
供することを目的として、送受信機間の周波数誤差や位
相誤差を取り除く技術に関する。
【0009】具体的には、この従来例では、「100
1」の繰り返しパターンから成るプリアンブルパターン
を用いており、このプリアンブルパターンの期間で周波
数差を検出することや、このプリアンブルパターンの期
間で瞬時位相信号の位相変化パターンに基づいて周波数
差補正信号を形成することが行われ、これにより、キャ
リア信号間の周波数差を正しく検出することが可能な位
相雑音の許容範囲を拡大することを図っている。
【0010】また、この従来例では、キャリア発生器に
より自己発生させたキャリア信号の位相と受信信号のキ
ャリア信号の位相とを比較してその位相誤差を検出し、
その位相誤差を補正することにより同期を確立すること
が行われている。また、この従来例では、π/4シフト
QPSKによる受信信号の位相をπ/4だけ逆にシフト
させて、QPSKに対応したものとして処理を行ってい
る。この場合、プリアンブルパターンはシンボル毎にπ
の位相変化を繰り返す波形となり、BPSK(Binary P
hase Shift Keying)信号として扱うことが可能となる
ことから、位相雑音に対して誤検出をしにくくなり、精
度の高い位相検出が可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
上記図12に示したような従来の復調回路では、プリア
ンブルパターンに基づいてクロック同期を確立するため
には、一般的な受信機の性能として、バースト信号の受
信を開始してから約100シンボル分もの長い信号受信
期間が必要となってしまうといった不具合があった。
【0012】ここで、図13を参照して、上記のような
不具合により生じる問題点を具体的に説明する。同図
(a)には、クロックの同期が確立するまでの期間が約
100シンボルと長いことに対処するために、100シ
ンボル分以上の長さ(期間)を有するプリアンブルパタ
ーンを設けた場合におけるバースト信号の構造例を示し
てある。しかしながら、この場合には、バーストスロッ
ト全体の長さ(期間)に占めるプリアンブルパターンの
長さ(期間)の割合が大きくなってしまうため、当該プ
リアンブルパターンの期間がデータ通信上で無駄な期間
となり、データの通信(転送)レートが低くなってしま
うといった問題が生じる。
【0013】また、同図(b)には、プリアンブルパタ
ーンの長さ(期間)を同図(a)に示したほどには長く
確保しない場合におけるバースト信号の構造例を示して
あり、この場合、受信開始から100シンボル分程度の
期間までは受信信号を正しく復調することができない可
能性があり、1回目のバースト受信時にはユニークワー
ドやデータの期間についても正常な復調を行うことがで
きない可能性がある。このため、1回目のバースト受信
時における受信データを正常に受信できずに当該1回目
の受信データを破棄することが前提となってしまうとい
った問題や、また、1回目のバースト受信時に確立した
同期のタイミングを2回目以降のバースト受信時に使用
するために保存しておく必要があるといった問題があっ
た。
【0014】本発明は、上記のような従来の課題を解決
するためになされたもので、例えば受信された(π/4
シフトQPSKによる)バースト信号の先頭に含まれる
プリアンブルパターンに基づいてクロックの同期を確立
するに際して、短期間で同期を確立することができる復
調方法や同期確立装置や変復調装置や基地局装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る復調方法では、振幅の変化値が周期的
に正負を繰り返す同期確立用信号を含む受信信号から同
期を確立して当該受信信号を復調することを行い、具体
的には、受信信号に含まれる同期確立用信号の振幅の変
化値の正負が変化するタイミングに基づいて当該受信信
号から同期を確立して当該受信信号を復調する。
【0016】従って、同期確立用信号(例えばプリアン
ブルパターン)の振幅変化値の正負が周期的に変化する
タイミングに基づいて同期(例えばクロックの同期)が
確立されることで、短期間で同期を確立することがで
き、これにより、例えば同期確立用信号の長さ(期間)
を比較的短くしてデータ通信レートを向上させることが
でき、また、例えば短い長さ(期間)の同期確立用信号
を用いても当該同期確立用信号の期間内で同期が確立さ
れるため、1回目のバースト受信時における受信データ
から確実に正常受信を行うことができる。
【0017】また、本発明に係る復調方法では、上記の
ような復調を行うに際して、複数の受信信号から各受信
信号毎に同期を確立して当該各受信信号を復調する。上
述のように、本発明では、短期間で同期を確立すること
ができるため、例えば上記のような同期確立用信号を含
む受信信号が複数あってほぼ同時期に受信されたような
場合においても、これら複数の受信信号のそれぞれにつ
いての同期を短期間で確立することができ、これによ
り、これら複数の受信信号の全体としても短期間で同期
を確立することができる。
【0018】また、本発明では、上記した本発明に係る
復調方法と同様な技術思想を同期確立装置や変復調装置
や基地局装置に適用して、上記と同様に、短期間で受信
信号から同期を確立することを実現した。すなわち、本
発明に係る同期確立装置では、振幅の変化値が周期的に
正負を繰り返す同期確立用信号を含む受信信号から同期
を確立するに際して、正負変化タイミング検出手段が受
信信号に含まれる同期確立用信号の振幅の変化値の正負
が変化するタイミングを検出し、同期確立手段が検出し
たタイミングに基づいて当該受信信号から同期を確立す
る。
【0019】また、本発明に係る変復調装置では、次の
ようにして、送信信号を変調する一方、振幅の変化値が
周期的に正負を繰り返す同期確立用信号を含む受信信号
から同期を確立して当該受信信号を復調する。すなわ
ち、変調手段が送信信号を変調する一方、正負変化タイ
ミング検出手段が受信信号に含まれる同期確立用信号の
振幅の変化値の正負が変化するタイミングを検出し、同
期確立手段が検出したタイミングに基づいて当該受信信
号から同期を確立し、復調手段が確立した同期タイミン
グに従って当該受信信号を復調する。
【0020】また、本発明に係る基地局装置は、当該基
地局装置と移動局装置とが無線により通信する交通情報
システムに備えられる。そして、本発明に係る基地局装
置では、次のようにして、信号を変調して移動局装置に
対して無線により送信する一方、振幅の変化値が周期的
に正負を繰り返す同期確立用信号を含む信号を移動局装
置から無線受信し、当該受信信号から同期を確立して当
該受信信号を復調する。すなわち、無線信号を送受信す
るアンテナを備えて、変調手段が信号を変調し、送信手
段が変調した信号をアンテナにより移動局装置に対して
無線送信する一方、受信手段が移動局装置から無線送信
される信号をアンテナにより受信し、正負変化タイミン
グ検出手段が受信した信号に含まれる同期確立用信号の
振幅の変化値の正負が変化するタイミングを検出し、同
期確立手段が検出したタイミングに基づいて当該受信信
号から同期を確立し、復調手段が確立した同期タイミン
グに従って当該受信信号を復調する。また、制御手段が
移動局装置との間で送受信する信号を外部の装置(例え
ば他の基地局装置や中央制御局装置)との間で通信す
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例に係る同期確
立回路(同期確立装置)を図面を参照して説明する。な
お、本例では、本発明に係る復調方法についても、まと
めて説明する。図1には、本例に係る同期確立回路の概
略的な構成例を示してあり、この同期確立回路は、例え
ば上記図11に示したものと同様な構造を有するバース
ト信号を受信する無線受信機に備えられて、当該バース
ト信号に含まれるプリアンブルパターンに基づいて当該
バースト信号からクロックの同期を確立する。
【0022】また、本例では、無線送信機と無線受信機
とがπ/4シフトQPSK変調方式を用いて信号を無線
通信する場合を示し、また、無線送信機から無線送信さ
れるバースト信号の先頭に含まれるプリアンブルパター
ンとして、「1001」が繰り返して発生するパターン
である「100110011001…」というパターン
が用いられる場合を示す。
【0023】ここで、π/4シフトQPSKにおいて
「1001」が繰り返されるパターンは、振幅の変化値
が周期的に正負を繰り返すパターンとなり、これを具体
的に説明する。図2には、上記のようなプリアンブルパ
ターンをπ/4シフトQPSK変調方式により変調する
ことで生成される変調波について、当該変調波の位相や
振幅(コンステレーション)が遷移する様子の一例を示
してあり、同図中の横軸はI成分を示しており、縦軸は
Q成分を示している。なお、この変調波は、例えば上記
のようなプリアンブルパターンを、グレイ符号化、和分
論理変換、π/4シフトQPSK変調することにより得
られる。
【0024】同図に示されるように、π/4シフトQP
SKでは、「10」というビットパターン(シンボル)
は例えば−(π/4)の位相変化(位相の変化値が負で
ある位相変化)と対応しており、「01」というビット
パターン(シンボル)は例えば+(3π/4)の位相変
化(位相の変化値が正である位相変化)と対応してい
る。また、「10」というビットパターン(シンボル)
では振幅の値が高い一方、「01」というビットパター
ンでは振幅の値が低い。つまり、「10」及び「01」
が繰り返されるパターン(「1001」が繰り返される
パターン)では、振幅の変化値が周期的に正負を繰り返
すことになる。また、このパターンでは、変調波の位相
が8回遷移すると当該位相が座標平面上において総じて
1回転分(2π分)遷移して元の位相位置に戻る構成と
なっている。
【0025】なお、本例では、プリアンブルパターンが
1バイトのランプ部(R)と4バイトのプリアンブル部
との計5バイトのデータ(20シンボル分のデータ)か
ら構成されており、「1001」が10回繰り返される
構成となっている。また、本明細書の実施例では、「1
001」が繰り返されるパターンをプリアンブルパター
ンとして用いた場合を示すが、本発明では、振幅の変化
値が周期的に正負を繰り返すパターンであれば、他の任
意のパターンがプリアンブルパターンとして用いられて
もよい。
【0026】また、図3には、上記図2に示したプリア
ンブルパターンの変調波をA/D変換器によりサンプリ
ング(デジタル化)した波形の一例を示してあり、同図
中の横軸は時間(例えばサンプリング数を単位とした場
合の値)を示しており、縦軸は当該波形の信号値を示し
ている。また、図3中には、当該波形の包絡線Rを示し
てある。
【0027】上記図3に示されるように、π/4シフト
QPSKにおいては、「100110011001…」
というプリアンブルパターンが振幅の周期的な変化を生
じさせ、また、振幅の変化値も周期的に正負の値を繰り
返して変化する。本例では、後述するように、このよう
な振幅の変化(方向)を検出することで、各シンボル
(ここでは、「10」というシンボルや「01」という
シンボル)の正確な変化点を検出してクロック同期を確
立する。
【0028】上記図1を参照して、本例の同期確立回路
の概略的な動作の一例を示す。同図に示されるように、
本例の同期確立回路には、A/D変換器1と、振幅変化
量検出回路2と、振幅極性変化点検出回路3と、変化点
統計処理回路4と、クロック同期設定回路5とが備えら
れている。A/D変換器1は、受信されて復調器へ入力
されるバースト信号(ここでは、当該バースト信号に含
まれるプリアンブルパターンの信号)を入力して、当該
信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換し、変換し
たデジタル信号(デジタルの値)を振幅変化量検出回路
2へ出力する機能を有している。
【0029】振幅変化量検出回路2は、A/D変換器1
から入力されるデジタル信号の値に基づいて当該デジタ
ル信号の振幅の変化量を検出し、当該検出結果を振幅極
性変化点検出回路3へ出力する機能を有している。な
お、振幅変化量は、例えば所定のサンプリング周波数で
サンプリングしたデジタル値について、或るサンプリン
グタイミングでのデジタル値と前回の(1回前の)サン
プリングタイミングでのデジタル値とを比較してこれら
の振幅差(本例のように、例えば振幅値を2乗した値の
差でもよい)を検出することにより取得可能であり、つ
まり、当該振幅差を振幅変化量として用いることができ
る。
【0030】振幅極性変化点検出回路3は、振幅変化量
検出回路2により検出された振幅の変化量の極性(当該
変化量が正であるか負であるか)を判定して、当該極性
が変化する点(タイミング)を検出し、当該検出結果を
変化点統計処理回路4へ出力する機能を有している。な
お、このような極性の変化点は、振幅変化量検出回路2
により検出された振幅変化量の極性が反転する(正から
負へ変化する、或いは、負から正へ変化する)タイミン
グを検出することにより取得可能であり、つまり、当該
タイミングを極性変化点として用いることができる。
【0031】変化点統計処理回路4は、振幅極性変化点
検出回路3により検出された極性変化点の数を例えばプ
リアンブルパターンの計測可能範囲内においてカウント
するとともに、検出された複数の極性変化点に最もよく
適合したタイミング周期(隣接する極性変化点の間の時
間間隔)を判定し、当該判定結果をクロック同期設定回
路5へ出力する機能を有している。
【0032】なお、無線通信における誤差が無いとする
と、1シンボルに対して1つのタイミング周期を検出す
ることができるが、実際には無線通信における誤差を考
慮して多数(好ましくは、なるべく多く)のタイミング
周期をサンプリングするのがよい。また、タイミング周
期のサンプリング数は、例えばプリアンブルパターンの
長さ(期間)に基づいて決定される。上記した変化点統
計処理回路4では、サンプリングしたタイミング周期を
集計して、例えば複数の検出結果を平均化したタイミン
グ周期をクロック同期設定回路5に通知することや、或
いは、例えば集計結果の分布に基づいて最も検出頻度の
高いタイミング周期を判定してクロック同期設定回路5
に通知すること等を行う。
【0033】クロック同期設定回路5は、変化点統計処
理回路4から通知されるタイミング周期を用いてクロッ
クの同期(ビット同期)を確立し、これにより生成した
同期クロック信号を(当該同期クロック信号によって動
作する)各処理部へ出力する機能を有している。なお、
クロックの同期確立は、例えば当該クロックを構成する
パルス信号の周期を前記タイミング周期に合わせること
により実現される。
【0034】次に、本例の同期確立回路の更に具体的な
構成例及び動作例を示す。図4には、本例の同期確立回
路の具体的な構成例を示してある。同図に示した同期確
立回路には、振幅差検出回路T1と、ローパスフィルタ
(LPF)15と、極性ビット変換器Zと、変化点抽出
回路T2と、変化点計測回路T3と、クロック同期回路
T4と、タイミング生成回路T5とが備えられている。
なお、本例の回路では、ボーレートの16倍のクロック
でアナログデータをサンプリングしている。
【0035】振幅差検出回路T1には、A/D変換器1
1と、乗算器12と、加算器13と、16個(16段)
のレジスタ14a〜14pとが備えられている。A/D
変換器11は、例えば後述するタイミング生成器22か
ら出力されるタイミング信号に基づいて、受信されて復
調器へ入力されるバースト信号(ここでは、当該バース
ト信号に含まれるプリアンブルパターンの信号)を入力
して、当該信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換
し、変換したデジタル信号(デジタルの値)を2つの経
路を介して乗算器12へ出力する。ここで、A/D変換
器11によりプリアンブルパターンがサンプリング(デ
ジタル化)されて出力される波形(図4中に示した
“a”点での値)の一例としては、上記図3に示した波
形のようになる。
【0036】乗算器12は、A/D変換器11から出力
されるデジタル信号を2つの経路を介して入力して、こ
れら2つのデジタル信号(デジタルの値)を乗算し、当
該乗算結果を加算器13及び1段目のレジスタ14aへ
出力する。ここで、乗算器12から出力される乗算結果
は、A/D変換器11から出力されるデジタル信号(デ
ジタルの値)を2乗した値となる。
【0037】また、図5には、乗算器12から出力され
る信号の波形(図4中に示した“b”点での値)、すな
わち、A/D変換器11からの出力波形(上記図3に示
した波形)を2乗した波形の一例を示してあり、同図中
の横軸は時間を示しており、縦軸は2乗値を示してい
る。同図中の波形(2乗値)を参照することで、受信信
号の振幅の時間的な変化を把握することができる。つま
り、2乗値が大きいことは振幅値が高いことに相当し、
2乗値が小さいことは振幅値が低いことに相当する。
【0038】1段目のレジスタ14aは、例えば後述す
るタイミング生成器22から出力されるタイミング信号
に基づいて、乗算器12から入力される2乗値を(上記
したボーレートの16倍のクロックにおいて)1クロッ
ク分遅延させて次段のレジスタ14bへ出力する。同様
に、2段目〜15段目のレジスタ14b〜14oはそれ
ぞれ、例えば後述するタイミング生成器22から出力さ
れるタイミング信号に基づいて、前段のレジスタから入
力される2乗値を1クロック分遅延させて次段のレジス
タへ出力する。
【0039】16段目(最終段目)のレジスタ14p
は、例えば後述するタイミング生成器22から出力され
るタイミング信号に基づいて、前段のレジスタ14oか
ら入力される2乗値を1クロック分遅延させて加算器1
3へ出力する。このように16段のレジスタ14a〜1
4pがそれぞれ2乗値を1クロック分ずつ遅延させるこ
とにより、総じて、16クロック分(1シンボル分)遅
延させられた2乗値が加算器13へ出力される。
【0040】加算器(本例では、正負を逆にして加算す
る装置)13は、乗算器12から2乗値のデータ(ここ
で、X1とする)を入力するとともに、当該2乗値を1
6クロック分シフトさせたもののデータ(ここで、X2
とする)をレジスタ14pから入力し、これら2つのデ
ータの差(本例では、X1−X2)をローパスフィルタ
15へ出力する。ここで、加算器13から出力される前
記差の信号は、上記した(振幅の)2乗値の時間的な変
化量を示している。また、図6には、加算器13から出
力される差信号の波形(図4中に示した“c”点での
値)の一例を示してあり、同図中の横軸は時間を示して
おり、縦軸は2乗値の時間的な変化量(2乗した値によ
る振幅差)を示している。
【0041】ローパスフィルタ15は、加算器13から
入力される差信号をフィルタリングすることで当該差信
号からノイズを除去し、当該差信号を極性ビット変換器
Zへ出力する。ここで、図7には、ローパスフィルタ1
5から出力される(フィルタリング後の)差信号の波形
(図4中に示した“d”点での値)の一例を示してあ
り、同図中の横軸は時間を示しており、縦軸は2乗値の
時間的な変化量(2乗した値による振幅差)を示してい
る。
【0042】上記図7に示されるように、前記差信号の
波形は正の値と負の値とを交互に繰り返す波形(例えば
サイン波形状のもの)となり、この波形において値(縦
軸の値)がゼロ(0)を横切る点(値が正から負へ変化
する点、或いは、値が負から正へ変化する点)が発生す
る時間間隔(横軸の間隔)はボーレートの期間となる。
【0043】極性ビット変換器Zは、ローパスフィルタ
15から入力される差信号の値の極性が正である場合に
は“1”値のデータを変化点抽出回路T2に備えられた
レジスタ16及びXOR17へ出力する一方、負である
場合には“0”値のデータを当該レジスタ16及び当該
XOR17へ出力する。
【0044】変化点抽出回路T2には、レジスタ16
と、XOR17とが備えられている。レジスタ16は、
例えば後述するタイミング生成器22から出力されるタ
イミング信号に基づいて、極性ビット変換器Zから入力
されるデータの値を1クロック分ずらして(例えば遅延
させて)XOR17へ出力する。
【0045】XOR17は、極性ビット変換器Z及びレ
ジスタ16から入力されるデータの値が異なる場合(つ
まり、データ値の正負が変化した場合)には“1”値の
データを変化点計測回路T3に備えられたS/P変換器
18へ出力する一方、極性ビット変換器Z及びレジスタ
16から入力されるデータの値が同じである場合(つま
り、データ値の正負が不変である場合)には“0”値の
データを当該S/P変換器18へ出力する。
【0046】このような構成及び動作により、変化点抽
出回路T2では、2乗した値による振幅差の波形の値が
ゼロ(0)点を横切るタイミング(正負の変化点)を抽
出することができる。つまり、具体的には、2乗した値
による振幅差の波形について、1クロック分ずれていな
いデータの極性(正負)と1クロック分ずれたデータの
極性(正負)とを比較して、これら2つの極性が異なる
タイミングの点(極性が変化した点)を振幅差の正負の
変化点として検出することができる。
【0047】変化点計測回路T3には、S/P変換器1
8と、加算器19と、レジスタ20とが備えられてい
る。S/P変換器18は、XOR17から入力されるデ
ータをシリアルデータからパラレルデータへ変換し、当
該データ(本例では、隣接する“1”値と“1”値との
間の時間間隔を表すデータ)を加算器19へ出力する。
【0048】加算器19は、S/P変換器18から入力
されるデータの値を例えば16回分(16クロック分)
累積的に加算して、当該加算結果をレジスタ20へ出力
する。レジスタ20は、例えば後述するタイミング生成
器22から出力されるタイミング信号に基づいて、加算
器19から入力される加算結果(バイナリ値)を4ビッ
ト(桁が小さくなる方向に)シフトさせて、当該シフト
後の加算結果(平均値)をクロック同期回路T4に備え
られた同期器21へ出力する。なお、ここで言う4ビッ
トのシフトを行うと、加算結果を16で割ることにな
り、つまり、16回分の加算結果を16で割って平均化
することになる。
【0049】このような構成及び動作により、変化点計
測回路T3では、計測された振幅差の正負の変化点タイ
ミング(本例では、隣接する“1”値と“1”値との間
の時間間隔)を16回分カウントして累積加算し、当該
加算結果のバイナリ値を4ビットシフトさせて平均化す
ることができる。なお、振幅差の正負の変化点タイミン
グを平均化するときに用いる当該変化点タイミングの数
(サンプリング数)としては、種々であってもよく、一
例として、プリアンブルパターンを構成する20シンボ
ルの中で安定している(と推定される)真中付近の8回
分の変化点タイミングを平均化に用いるのも好ましい。
【0050】クロック同期回路T4には、同期器21が
備えられている。同期器21は、例えば後述するタイミ
ング生成器22から入力されるタイミング信号及びレジ
スタ20から入力される(振幅差の正負の変化点タイミ
ングの)平均値に基づいて、クロックの同期を確立し、
当該確立した同期タイミングに従った基準(同期)クロ
ック信号を出力する。
【0051】なお、具体的には、同期器21では、タイ
ミング生成器22から入力されるタイミング信号により
クロックをリセットするとともに、レジスタ20から入
力される(振幅差の正負の変化点タイミングの)平均値
に相当する時間間隔毎にクロックをリセットすることに
より、クロックの同期を確立することができる。このよ
うに、振幅差の正負の変化点が検出される時間間隔を複
数回サンプリングして平均化した値を用いることで、ク
ロックの同期を確立することができる。
【0052】タイミング生成回路T5には、タイミング
生成器22が備えられている。タイミング生成器22
は、例えば受信されるバースト信号が開始されるタイミ
ングに基づいて、クロックをリセットする位置(同期の
先頭の位置)を決めるタイミング信号を生成し、当該タ
イミング信号を同期器21等へ出力する。
【0053】以上のように、本例の同期確立回路では、
π/4シフトQPSK変調方式により変調された(受
信)バースト信号を(π/4シフトQPSK復調方式に
より)復調するに際して、プリアンブルパターンの振幅
値を検出して当該振幅値を2乗し、当該プリアンブルパ
ターンの時間的な振幅差(振幅変化)を当該2乗値によ
り検出し、検出した振幅差の極性を検出し、検出した極
性の変化点が発生する時間間隔に基づいて基準クロック
信号を生成する。
【0054】また、これに際して、本例の同期確立回路
では、プリアンブルパターンの振幅差(振幅の変化値)
が周期的に正負を繰り返していることを活用しており、
具体的には、当該振幅差の極性を検出するとともに、当
該極性が正負に変化するタイミングを検出し、当該極性
が正負に変化する時間間隔の平均値を算出した結果に基
づいてクロックをリセットすることにより、クロック同
期を確立する。そして、このような本例の同期確立回路
を備えた復調回路では、本例の同期確立回路により生成
される基準クロック信号に従って、受信したバースト信
号に含まれるユニークワードやデータを正確に復調する
ことができる。
【0055】従って、本例の同期確立回路では、プリア
ンブルパターンの振幅差の正負が周期的に変化するタイ
ミングに基づいてクロック同期が確立されることで、短
期間で同期を確立することができ、これにより、例えば
プリアンブルパターンの長さ(期間)を比較的短くして
データ通信レートを向上させることができ、また、例え
ば短い長さ(期間)のプリアンブルパターンを用いても
当該プリアンブルパターンの期間内で同期が確立される
ため、1回目のバースト受信時における受信データから
確実に正常受信を行うことができる。
【0056】なお、本例の同期確立回路では、例えば自
己でキャリア信号を発生するのではなく、(受信)バー
スト信号に含まれるプリアンブルパターンの絶対振幅を
検出して、その周期性を利用して同期を確立している。
この場合、本例の同期確立回路では、振幅差を周期的な
波形として処理するとともに、当該波形の値の正負を判
定して、振幅差の正負の変化点タイミングを検出してお
り、当該検出結果に基づいて同期を確立している。
【0057】また、本例の同期確立回路を備えた復調回
路では、上記のような復調を行うに際して、例えば複数
の(受信)バースト信号から各バースト信号毎に同期を
確立して、当該確立した(各バースト信号毎の)同期タ
イミングに従って、当該各バースト信号を復調すること
もできる。この場合、本例の同期確立回路では、短期間
で同期を確立することができるため、例えば本例のよう
なプリアンブルパターンを含む(受信)バースト信号が
複数あってほぼ同時期に受信されたような場合において
も、これら複数のバースト信号のそれぞれについての同
期を短期間で確立することができ、これにより、これら
複数のバースト信号の全体としても短期間で同期を確立
することができる。
【0058】ここで、本例では、「1001」が繰り返
されるプリアンブルパターンが本発明に言う振幅の変化
値が周期的に正負を繰り返す同期確立用信号に相当し、
当該プリアンブルパターンを含む受信バースト信号が本
発明に言う同期確立用信号を含む受信信号に相当する。
【0059】また、本例では、上記図4に示した変化点
計測回路T3等が受信バースト信号に含まれるプリアン
ブルパターンの振幅の変化値の正負が変化するタイミン
グを検出する機能により、本発明に言う正負変化タイミ
ング検出手段が構成されている。なお、本例では、プリ
アンブルパターンの波形を2乗したものに基づいて振幅
の変化方向(正の方向或いは負の方向)を検出したが、
例えばこのような2乗処理を行わなくとも、振幅が正の
方向に変化するか或いは負の方向に変化するかを検出す
ることが可能である。
【0060】また、本例では、上記図4に示したクロッ
ク同期回路T4等が前記検出したタイミングに基づいて
前記受信バースト信号からクロックの同期を確立する機
能により、本発明に言う同期確立手段が構成されてい
る。
【0061】次に、本発明の第2実施例に係る送受信変
復調装置(変復調装置)を図8を参照して説明する。な
お、本例の送受信変復調装置は、π/4シフトQPSK
変復調方式を用いて無線通信する無線通信機に備えられ
ており、例えば無線信号を送受信するアンテナと当該送
受信される各信号を制御する制御部との間に設けられ
て、当該アンテナ及び当該制御部と接続されている。
【0062】同図には、本例の送受信変復調装置の概略
的な構成例を示してあり、この送受信変復調装置には、
受信側の回路として、A/D変換器31と、復調器32
と、2つのフィルタ33、34と、検波器35と、P/
S変換器36と、クロック位相検出回路37と、同期確
立回路38とが備えられているとともに、送信側の回路
として、変調器39と、フィルタ40とが備えられてい
る。
【0063】まず、受信側の回路について説明する。A
/D変換器31はアンテナにより受信された信号をアナ
ログ信号からデジタル信号へ変換して、当該変換後の受
信信号を復調器32及び同期確立回路38へ出力する。
同期確立回路38は、例えば上記図4に示したのと同様
な回路構成で構成されており、A/D変換器31から入
力される受信信号(例えば上記第1実施例で示したのと
同様なプリアンブルパターン)に基づいてクロックの同
期を確立し、これにより生成した基準クロック信号を後
述する検波器35へ出力する。
【0064】復調器32は、A/D変換器31から入力
される受信信号のI成分及びQ成分を復調し、当該I成
分を一方のフィルタ33へ出力する一方、当該Q成分を
他方のフィルタ34へ出力する。一方のフィルタ33
は、復調器32から入力されるI成分をフィルタリング
して検波器35へ出力する。他方のフィルタ34は、復
調器32から入力されるQ成分をフィルタリングして検
波器35へ出力する。
【0065】検波器35は、同期確立回路38から入力
される基準クロック信号に基づいて遅延検波を行い、具
体的には、2つのフィルタ33、34から入力されるI
成分及びQ成分を検波(復調)して、これにより取得し
た復調データ(2ビット)をP/S変換器36へ出力す
る。
【0066】P/S変換器36は、検波器35から入力
される復調データをパラレルデータからシリアルデータ
へ変換して制御部へ出力する。なお、クロック位相検出
回路37は、クロックの位相を検出し、当該検出結果を
A/D変換器31や2つのフィルタ33、34や検波器
35へ出力して供給する。
【0067】次に、送信側の回路について説明する。変
調器39は、制御部から送信対象となる信号(データ)
を入力し、当該信号を変調してフィルタ40へ出力す
る。フィルタ40は、変調器39から入力される変調信
号をフィルタリングしてアンテナへ出力する。
【0068】以上のように、本例の送受信変復調装置で
は、受信部がアンテナにより無線受信された信号を入力
して復調部が当該受信信号を復調して制御部へ出力する
一方、変調部が制御部から入力される信号を変調して送
信部が当該変調信号をアンテナにより無線送信するに際
して、例えば上記第1実施例に示したのと同様な同期確
立回路38を備えた復調回路により受信信号を復調する
ことを行う。このため、本例の送受信変復調装置では、
例えば上記第1実施例で示した同期確立回路に関して述
べたのと同様に、短期間で同期を確立することができる
等といった効果を得ることができる。
【0069】ここで、本例では、変調器39が送信信号
(送信対象となるデータ)を変調する機能により、本発
明に言う変調手段が構成されている。また、本例では、
同期確立回路38が受信バースト信号に含まれるプリア
ンブルパターンの振幅の変化値の正負が変化するタイミ
ングを検出して、当該検出したタイミングに基づいて当
該受信バースト信号からクロックの同期を確立する機能
により、本発明に言う正負変化タイミング検出手段や同
期確立手段が構成されている。また、本例では、検波器
35が同期確立回路38により確立された同期タイミン
グに従って受信バースト信号(に含まれるユニークワー
ドやデータ)を復調する機能により、本発明に言う復調
手段が構成されている。
【0070】次に、本発明の第3実施例に係る路車間交
通無線通信システム(AHS:Advanced Cruise-Assist
Highway System)に備えられる基地局装置を図面を参
照して説明する。なお、本例の路車間交通無線通信シス
テムは、本発明に言う交通情報システムの一例である。
【0071】図9(a)には、本例の路車間交通無線通
信システムの概略的な構成例を示してあり、このシステ
ムには、道路44の近辺に(例えば固定的に)設置され
た複数の基地局装置41と、道路44上を移動する複数
の移動局装置(例えば自動車等の移動機に備えられた無
線機)42とが備えられている。なお、同図(a)で
は、一部の道路及び1つの基地局装置及び1つの移動局
装置のみについて符号(“44”、“41”、“4
2”)を付してあり、他のものについては符号を省略し
てある。また、符号を付した基地局装置41について
は、その通信可能領域(エリア)43の一例を示してあ
る。
【0072】同図(a)に示した路車間交通無線通信シ
ステムでは、例えばπ/4シフトQPSK変復調方式を
用いて、1つの基地局装置41がその通信可能領域に存
在する複数(本例では、最大で12)の移動局装置42
との間で、交通に関する情報等を無線により通信する。
【0073】また、本例の路車間交通無線通信システム
では、例えば上記第1実施例で示したのと同様なプリア
ンブルパターンを含むバースト信号を用いた無線通信が
行われるところ、本例の基地局装置41から移動局装置
42への通信で用いられるバースト信号のフレームフォ
ーマットでは、例えば同図(b)に示されるように、デ
ータ信号の部分に12個のスロットD1〜D12が設け
られており、これにより、基地局装置41が最大で12
の移動局装置42と(同時に)無線通信することが可能
となっている。
【0074】図10には、上記した基地局装置41の構
成例を示してあり、この基地局装置41には、アンテナ
51と、受信部52と、復調部53と、変調部54と、
送信部55と、制御部56とが備えられている。アンテ
ナ51は、無線信号を送受信する。受信部52は、移動
局装置42から無線送信される信号をアンテナ51によ
り受信し、当該受信信号を復調部53へ出力する。
【0075】復調部53は、例えば上記図4に示したの
と同様な同期確立回路を有するとともに受信信号を復調
する回路を有しており、受信部52から入力される受信
信号(例えば上記第1実施例で示したのと同様なプリア
ンブルパターン)に基づいてクロックの同期を確立する
とともに、当該確立した同期クロックに基づいて受信信
号を復調し、当該復調結果を制御部56へ出力する。
【0076】変調部54は、制御部56から送信対象と
なる信号(データ)を入力し、当該信号を変調して送信
部55へ出力する。送信部55は、変調部54から入力
される変調信号をアンテナ51により移動局装置42に
対して無線送信する。制御部56は、他の装置(例えば
他の基地局装置や中央制御局装置)と例えば有線で接続
されており、復調部53から入力される信号(復調デー
タ)を当該他の装置へ送信することや、当該他の装置か
ら送信される信号(データ)を受信して変調部54へ出
力することにより、当該他の装置との間で送受信信号の
受け渡しを行う。
【0077】以上のように、本例の基地局装置41で
は、受信部52がアンテナ51により無線受信された信
号を入力して復調部53が当該受信信号を復調して制御
部56へ出力する一方、変調部54が制御部56から入
力される信号を変調して送信部55が当該変調信号をア
ンテナ51により無線送信するに際して、例えば上記第
1実施例に示したのと同様な同期確立回路を備えた復調
部53により受信信号を復調することを行う。このた
め、本例の基地局装置41では、例えば上記第1実施例
で示した同期確立回路に関して述べたのと同様に、短期
間で同期を確立することができる等といった効果を得る
ことができる。
【0078】一例として、本例の基地局装置41では、
その通信可能領域43に複数の移動局装置42が高速で
入ってきて各移動局装置42と素早く同期を確立しなけ
ればならないような場合においても、上記第1実施例で
述べたように、このような同期を短期間で確立すること
ができ、各移動局装置42との通信を可能とすることが
できる。
【0079】なお、従来の同期検波方式では、1つの基
地局装置と1つの移動局装置との間での送受信(つま
り、1対1での送受信)に関しては可能であったが、上
記のように複数の移動局装置が基地局装置の通信可能領
域に高速で入ってくるような場合には、基地局装置が同
期を確立する前に移動局装置が当該通信可能領域から出
ていってしまうといった問題が生じていた。また、例え
ばPHSでは、それが採用する同期検波方式(同期すべ
き信号のフィードバックを行い、徐々に同期を確立する
方式)により1つの基地局装置と複数の移動局装置とで
通信を行うが、PHSでは、基地局装置と高速の移動局
装置との通信を確立するために別の基地局装置との同時
送受信を利用しており、つまり、PHSでは、1つの基
地局装置が素早い同期確立を行うようなものではなかっ
た。本例の基地局装置41は、このような従来の問題点
を改善することができるものである。
【0080】ここで、本例の基地局装置41では、無線
信号を送受信するアンテナ51が本発明に言うアンテナ
に相当する。また、本例の基地局装置41では、変調部
54が信号を変調する機能により、本発明に言う変調手
段が構成されている。
【0081】また、本例の基地局装置41では、送信部
55が変調された信号をアンテナ51により移動局装置
42に対して無線送信する機能により、本発明に言う送
信手段が構成されている。また、本例の基地局装置41
では、受信部52が移動局装置42から無線送信される
信号をアンテナ51により受信する機能により、本発明
に言う受信手段が構成されている。
【0082】また、本例の基地局装置41では、復調部
53が受信バースト信号に含まれるプリアンブルパター
ンの振幅の変化値の正負が変化するタイミングを検出し
て、当該検出したタイミングに基づいて当該受信バース
ト信号からクロックの同期を確立する機能や、当該確立
された同期タイミングに従って受信バースト信号(に含
まれるユニークワードやデータ)を復調する機能によ
り、本発明に言う正負変化タイミング検出手段や同期確
立手段や復調手段が構成されている。また、本例の基地
局装置41では、制御部56が移動局装置42との間で
送受信する信号を外部の装置との間で通信する機能によ
り、本例に言う制御手段が構成されている。
【0083】ここで、本発明に係る復調方法の態様や、
本発明に係る同期確立装置や変復調装置や交通情報シス
テムや基地局装置等の構成としては、必ずしも以上に示
したものに限られず、種々な態様や構成が用いられても
よい。また、本発明の適用分野としても、必ずしも以上
に示したものに限られず、本発明は種々な分野に適用す
ることが可能なものである。
【0084】また、以上では、同期確立用信号に基づい
て同期を確立する側(受信側)の復調方法や装置に関し
て述べたが、このような同期確立用信号を送信する側の
変調方法や装置については、振幅の変化値が周期的に正
負を繰り返す同期確立用信号(例えば上記第1実施例で
示したようなプリアンブルパターン)を含む信号(例え
ばπ/4シフトQPSK変調方式により変調したバース
ト信号)を生成して受信側に対して送信する構成とす
る。
【0085】また、本発明に係る方法や装置により行わ
れる同期確立処理等といった各種の処理としては、例え
ばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源にお
いてプロセッサがROMに格納された制御プログラムを
実行することにより制御される構成とすることもでき、
また、例えば当該処理を実行するための各機能手段を独
立したハードウエア回路として構成することもできる。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッ
ピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等のコンピュ
ータにより読み取り可能な記録媒体として把握すること
もでき、当該制御プログラムを記録媒体からコンピュー
タに入力してプロセッサに実行させることにより、本発
明に係る処理を遂行させることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る復調
方法や同期確立装置や変復調装置や基地局装置では、振
幅の変化値が周期的に正負を繰り返す同期確立用信号を
含む受信信号に含まれる当該同期確立用信号の振幅の変
化値の正負が変化するタイミングに基づいて当該受信信
号から同期を確立するようにしたため、短期間で同期を
確立することができる等といった効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る同期確立回路の概略
的な構成例を示す図である。
【図2】プリアンブルパターンのコンステレーションの
一例を示す図である。
【図3】プリアンブルパターンの振幅変化波形の一例を
示す図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る同期確立回路の具体
的な構成例を示す図である。
【図5】振幅変化波形を2乗した波形の一例を示す図で
ある。
【図6】2乗した値による振幅差の一例を示す図であ
る。
【図7】ローパスフィルタから出力される2乗した値に
よる振幅差の一例を示す図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る送受信変復調装置の
概略的な構成例を示す図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る路車間交通無線通信
システムの概略的な構成例及びバースト信号の構造例を
示す図である。
【図10】路車間交通無線通信システムに備えられる基
地局装置の構成例を示す図である。
【図11】バースト信号の構造の一例を示す図である。
【図12】従来例に係る復調回路の一例を示す図であ
る。
【図13】従来における課題を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1、11、31・・A/D変換器、 2・・振幅変化量
検出回路、3・・振幅極性変化点検出回路、 4・・変
化点統計処理回路、5・・クロック同期設定回路、 R
・・包絡線、 T1・・振幅差検出回路、Z・・極性ビ
ット変換器、 T2・・変化点抽出回路、T3・・変化
点計測回路、 T4・・クロック同期回路、T5・・タ
イミング生成回路、 12・・乗算器、 13、19・
・加算器、14a〜14p、16、20・・レジスタ、
15・・ローパスフィルタ、17・・XOR、 18
・・S/P変換器、 21・・同期器、22・・タイミ
ング生成器、 32・・復調器、33、34、40・・
フィルタ、 35・・検波器、 36・・P/S変換
器、37・・クロック位相検出回路、 38・・同期回
路、 39・・変調器、41・・基地局装置、 42・
・移動局装置、 43・・エリア、44・・道路、 5
1・・アンテナ、 52・・受信部、 53・・復調
部、54・・変調部、 55・・送信部、 56・・制
御部、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K004 AA01 AA05 BA02 FA05 FA09 FB03 FG02 FH08 5K047 AA02 BB01 EE02 GG24 HH53 JJ02 MM12 5K067 AA33 BB03 DD25 EE02 EE10 EE23 GG01 GG11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振幅の変化値が周期的に正負を繰り返す
    同期確立用信号を含む受信信号から同期を確立して当該
    受信信号を復調する復調方法であって、 受信信号に含まれる同期確立用信号の振幅の変化値の正
    負が変化するタイミングに基づいて当該受信信号から同
    期を確立して当該受信信号を復調することを特徴とする
    復調方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の復調方法において、 複数の受信信号から各受信信号毎に同期を確立して当該
    各受信信号を復調することを特徴とする復調方法。
  3. 【請求項3】 振幅の変化値が周期的に正負を繰り返す
    同期確立用信号を含む受信信号から同期を確立する同期
    確立装置であって、 受信信号に含まれる同期確立用信号の振幅の変化値の正
    負が変化するタイミングを検出する正負変化タイミング
    検出手段と、 検出したタイミングに基づいて当該受信信号から同期を
    確立する同期確立手段と、 を備えたことを特徴とする同期確立装置。
  4. 【請求項4】 送信信号を変調する一方、振幅の変化値
    が周期的に正負を繰り返す同期確立用信号を含む受信信
    号から同期を確立して当該受信信号を復調する変復調装
    置であって、 送信信号を変調する変調手段と、 受信信号に含まれる同期確立用信号の振幅の変化値の正
    負が変化するタイミングを検出する正負変化タイミング
    検出手段と、 検出したタイミングに基づいて当該受信信号から同期を
    確立する同期確立手段と、 確立した同期タイミングに従って当該受信信号を復調す
    る復調手段と、 を備えたことを特徴とする変復調装置。
  5. 【請求項5】 基地局装置と移動局装置とが無線により
    通信する交通情報システムに備えられ、信号を変調して
    移動局装置に対して無線により送信する一方、振幅の変
    化値が周期的に正負を繰り返す同期確立用信号を含む信
    号を移動局装置から無線受信し、当該受信信号から同期
    を確立して当該受信信号を復調する基地局装置であっ
    て、 無線信号を送受信するアンテナと、 信号を変調する変調手段と、 変調した信号をアンテナにより移動局装置に対して無線
    送信する送信手段と、 移動局装置から無線送信される信号をアンテナにより受
    信する受信手段と、 受信した信号に含まれる同期確立用信号の振幅の変化値
    の正負が変化するタイミングを検出する正負変化タイミ
    ング検出手段と、 検出したタイミングに基づいて当該受信信号から同期を
    確立する同期確立手段と、 確立した同期タイミングに従って当該受信信号を復調す
    る復調手段と、 移動局装置との間で送受信する信号を外部の装置との間
    で通信する制御手段と、 を備えたことを特徴とする基地局装置。
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