JP2002101030A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2002101030A
JP2002101030A JP2000288938A JP2000288938A JP2002101030A JP 2002101030 A JP2002101030 A JP 2002101030A JP 2000288938 A JP2000288938 A JP 2000288938A JP 2000288938 A JP2000288938 A JP 2000288938A JP 2002101030 A JP2002101030 A JP 2002101030A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】復調誤差を減らすと共に、ウェイトの不安定性
をなくす。 【解決手段】第1の受信系のウェイト制御部5は、復調
パイロットデータと既知パイロットデータDpとの差分
を示す誤差データDeの値が最小となるように、各アン
テナ素子の信号データD1,…,Dnにそれぞれ乗算す
るウェイトW11,…,W1nをシンボル毎に更新出力
する。第2の受信系の最適ウェイト選択手段10は、第
1の受信系のウェイト制御部5から出力されるウェイト
W11,…,W1nをスロット単位で記憶し、その中か
ら最適なウェイトをスロット単位で選択する。第2の受
信系は、各アンテナ素子の信号データに所定の遅延を遅
延部6で与えた後、最適ウェイト選択手段10によって
選択された最適ウェイトを乗算部7でそれぞれ乗算し、
これら乗算出力を合成部8で合成した後、復調部9で復
調して復調データDoを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の素子を有す
るアンテナからの受信データを適応的にウェイト(重み
付け)制御し、干渉波を抑圧して所望波を受信するデー
タ通信用の受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】干渉波を抑圧して所望波を受信する受信
機としては、複数の素子を有するアンテナを用い、各ア
ンテナ素子からの信号データを適応的にウェイト(重み
付け)制御して合成する受信装置が実用化されている。
【0003】図6は、この種の受信装置の従来例を示す
ブロック図である。
【0004】ここで、信号データD1,D2,………,
Dnは、複数(n)の各アンテナ素子の受信信号が直交
検波回路(図示せず)によりそれぞれ直交検波されてI
信号(実部),Q信号(虚部)とされた後、A/D変換
回路(図示せず)によりそれぞれA/D変換された複素
信号データである。なお、スペクトラム拡散通信の場合
は、A/D変換された後に逆拡散された複素信号データ
である。
【0005】複数(n)の各アンテナ素子の受信信号か
ら得られた信号データD1,D2,………,Dnは、ウ
ェイト制御部5から出力されるウェイトW1,W2,…
……,Wnを乗算回路1−1,1−2,………,1−n
によりそれぞれ複素乗算されることにより、所望信号レ
ベルが最大となるように位相および振幅をそれぞれ調整
されて、合成部2により合成される。なお、合成とは、
数学的に複素加算することである。
【0006】合成部2により合成された信号データは、
復調部3により復調されて復調データDoとして出力さ
れる。なお、信号データは、既知のデータ配列をもつパ
イロットデータ部分と実際の通信データ部分とからな
り、所定のシンボル数で区切られるスロット単位で構成
されている。
【0007】復調部3は、伝送路(チャネル)により発
生する位相ずれを算出してチャネル推定値の複素共役D
cを出力するチャネル推定回路31と、チャネル推定値
の算出時間に相当する遅延を与える遅延回路(DL)3
2と、遅延回路32から出力される信号データにチャネ
ル推定値の複素共役Dcを乗算する乗算回路33とを有
している。
【0008】ここで、復調部3のチャネル推定回路31
は、合成部2の出力に含まれる受信されたパイロットデ
ータと既知のパイロットデータDpとを比較して位相の
ずれを検出し、スロット内のパイロットデータシンボル
数分を平均化してチャネル推定値を算出し、このチャネ
ル推定値の複素共役Dcを出力する。なお、この位相ず
れは伝送路(チャネル)により発生するものであるの
で、チャネル推定値と称する。また、数学的には、受信
されたパイロットデータに既知のパイロットデータDp
の複素共役を乗算することによって得られる。
【0009】なお、既知のパイロットデータDpは、例
えば、メモリに予め記憶されたパイロットデータを読み
出して生成するが、この構成要素の図示は省略してい
る。
【0010】遅延回路32は、チャネル推定部31がチ
ャネル推定値を算出するに要する時間に応じて設定さ
れ、合成部2の出力信号データに遅延を与えてタイミン
グを合わせる。
【0011】乗算回路33は、遅延回路32から出力さ
れる信号データとチャネル推定回路31から出力される
チャネル推定値の複素共役Dcとを乗算することにより
信号データを復調し、復調データDoを出力する。な
お、復調データDoには、復調された通話データおよび
パイロットデータが含まれている。
【0012】次に、加算回路4は、既知のパイロットデ
ータDpと復調されたパイロットデータとをシンボル毎
に比較して、その差分を誤差データDeとして出力す
る。
【0013】ウェイト制御部5は、各アンテナ素子の信
号データD1,D2,………,Dnにチャネル推定値の
複素共役Dcをそれぞれ乗算する乗算回路(図示せず)
を有し、これら乗算回路の出力データおよび加算回路4
からパイロットデータシンボル毎に出力される誤差デー
タDeに基づき、誤差データDeの値が最小となるよう
に最小自乗平均誤差(Minimum Mean sq
uared Error:MMSE)基準により適応的
にウェイトW1,W2,………,Wnを計算し制御す
る。
【0014】最小自乗平均誤差基準によりウェイトを決
定する手法(アルゴリズム)としては、例えば、既知の
パイロットデータ(参照信号)に基づいて、実際に受信し
たパイロットデータとの自乗誤差成分を最小化するよう
にウェイトを決定するLMS(Least Mean
Square)手法やRLS(RecursiveLe
ast Square)手法が提案されている。
【0015】ところで、ウェイト制御部5は、初期段階
では、各ウェイトを計算できないので、ウェイトの初期
値として、例えば、ある1つの素子に対応するウェイト
のみ「1」(実部が1,虚部が0)とし、他のすべての
素子に対応するウェイトを「0」(実部、虚部が共に
0)とし、これら初期値を予め設定しておく。
【0016】その後、チャネル推定値の複素共役Dcが
それぞれ乗算された各アンテナ素子の信号データ系と誤
差データDeとに基づき、最小自乗平均誤差基準による
ウェイトの最適化を行うことにより、初期値から最適値
に向けて少しずつウェイトを変化させ、最終的に最適ウ
ェイト値に収束させる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
次のような問題点を有している。
【0018】第1の問題点は、パイロットデータシンボ
ル毎に出力される誤差データDeに基づき、適応アルゴ
リズムによりシンボル毎にでウェイトを計算し、そのウ
ェイトを次のシンボルに適用して復調するので、ウェイ
トが収束するまで期間は復調誤差が大きいという問題点
がある。
【0019】第2の問題点は、ウェイトがノイズの影響
受けてかなり変動するため、例えウェイトが収束したか
に見えても、実際は不安定なウェイトに変化することが
あり、特定のシンボルのときに復調誤差が増えるという
問題点がある。また、ノイズが急激に増大した場合に
は、特定のシンボルで復調誤差が増えるだけでなく、適
応アルゴリズムにおいてウェイトが発散し、以降のウェ
イト処理で大幅な復調誤差をもたらすこともあるという
問題点がある。
【0020】本発明の目的は、受信装置立ち上げ後、ウ
ェイトが収束するまでの期間での復調誤差をできるだけ
少なくし、また、ノイズの影響によるウェイトの不安定
性を極力低減させ、復調誤差をできるだけ少なくすると
共に、ウェイトの発散を完全に排除することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の受信装置は、復
調されたパイロットデータと既知のパイロットデータと
の差分を示す誤差データの値が最小となるように各アン
テナ素子の信号データにそれぞれ乗算するウェイトをス
ロット内のシンボル毎に更新出力するウェイト制御部
と、前記各アンテナ素子の信号データに前記ウェイトを
それぞれ乗算する乗算回路と、これら乗算回路の出力デ
ータを合成する合成部と、この合成部の出力データを復
調する復調部と、この復調部の復調出力データに含まれ
る前記復調されたパイロットデータと前記既知のパイロ
ットデータとの差分をとって前記誤差データを生成する
加算回路とを有する第1の受信系と、前記第1の受信系
のウェイト制御部から出力されるシンボル毎のウェイト
を受けて1スロット分を記憶し、その中から最適のウェ
イトを一つ選択する最適ウェイト選択手段と、前記各ア
ンテナ素子の信号データに前記最適ウェイトをそれぞれ
乗算する乗算回路と、これら乗算回路の出力データを合
成する合成部と、この合成部の出力データを復調し復調
出力データを出力する復調部とを有する第2の受信系と
を備える。
【0022】上記構成において、前記第2の受信系の最
適ウェイト選択手段は、前記第1の受信系のウェイト制
御部から出力されるシンボル毎のウェイトを受けて1ス
ロット分をメモリに記憶し、このメモリに記憶された前
記シンボル毎のウェイトに対してビームパターンをそれ
ぞれ算出し、算出された各ビームパターンについて受信
電力が最大となるピーク方位を検出し、前スロットの最
適ウェイトのビームパターンのピーク方位との方位差を
それぞれ算出し、前記方位差が一定値以内である各ビー
ムパターンに対して前記ピーク方位の受信電力を基準と
して他の方位の受信電力とのレベル差を全方位について
平均して平均レベル差をそれぞれ算出し、これら平均レ
ベル差が最大となるビームパターンに該当するウェイト
を最適ウェイトとして選択する。
【0023】具体的には、前記第1の受信系のウェイト
制御部からシンボル毎に出力されるウェイトの1スロッ
ト分を記憶すると共に最適ウェイトの選択処理における
算出結果データを一時保管する共通ワークメモリと、こ
の共通ワークメモリに記憶された前記ウェイトに基づき
全方位の受信電力を計算するビームパターン算出部と、
このビームパターン算出部によりシンボル毎に算出され
たビームパターンについて受信電力のピーク値を示すピ
ーク方位をそれぞれ検出するピーク方位検出部と、前ス
ロットの最適ウェイトから算出されたビームパターンの
ピーク方位と前記ピーク方位検出部により検出された前
記ピーク方位とを比較しこの方位差が予め設定された一
定値以内であるか否かを判定するピーク方位有効判定部
と、このピーク方位有効判定部により前記方位差が一定
値以内であると判定された各ビームパターンについてピ
ーク方位の受信電力を基準として他の方位の受信電力と
のレベル差を全方位について求めて平均する平均レベル
差算出部と、この平均レベル差算出部により算出された
各ビームパターンの平均レベル差を順次比較して平均レ
ベル差が最大となるビームパターンに該当するウェイト
を前記最適ウェイトとして選択するウェイト選択部とを
有する。
【0024】また、前記第2の受信系の最適ウェイト選
択手段は、前記第1の受信系のウェイト制御部から出力
されるシンボル毎のウェイトを受けて1スロット分をメ
モリに記憶し、このメモリに記憶された前記シンボル毎
のウェイトに対してビームパターンをそれぞれ算出し、
前スロットの最適ウェイトのビームパターンのピーク方
位に対応する受信電力を基準として他の方位の受信電力
とのレベル差を全方位について平均して相対平均レベル
差をそれぞれ算出し、これら相対平均レベル差が最大と
なるビームパターンに該当するウェイトを最適ウェイト
として選択する。
【0025】具体的には、前記第1の受信系のウェイト
制御部5からシンボル毎に出力されるウェイトの1スロ
ット分を記憶すると共に最適ウェイト選択処理における
算出結果データを一時保管するための共通ワークメモリ
と、この共通ワークメモリに記憶された前記ウェイトに
基づき全方位の受信電力を計算するビームパターン算出
部と、前スロットの最適ウェイトから算出したビームパ
ターンのピーク方位に対応する今回のウェイトから算出
したビームパターンの同じ方位での受信電力を基準とし
て他の方位の受信電力とのレベル差を全方位について求
めて平均する相対平均レベル差算出部と、前記1スロッ
分の各シンボルのウェイトから算出した相対平均レベル
差を順次比較して相対平均レベル差が最大となるビーム
パターンに該当するウェイトを最適ウェイトとして選択
するウェイト選出部と、前記最適ウェイトのビームパタ
ーンのピーク方位を検出するピーク方位検出部とを有す
る。
【0026】更に、前記第2の受信系の最適ウェイト選
択手段は、前記第1の受信系のウェイト制御部から出力
されるシンボル毎のウェイトを受けて1スロット分をメ
モリに記憶し、このメモリに記憶された前記シンボル毎
のウェイトの中からスロットの最終シンボルのウェイト
を最適ウェイトとして選択するようにしてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0028】図1は本発明の一実施形態を示すブロック
図である。ここで、従来例との相違点は、図6に示した
従来例と同じ構成の第1の受信系と、第1の受信系でシ
ンボル毎に計算される1スロット分のウェイトから選択
された最適ウェイトに基づき、各アンエナ素子の信号デ
ータのウェイト制御を行って復調する第2の受信系とを
備えている点である。
【0029】ところで、第1の受信系は図6に示した従
来例と同じ構成であり、各構成要素には図6の構成要素
と同じ符号をそれぞれ付している。
【0030】すなわち、第1の受信系は、複数(n)の
各アンテナ素子の受信信号から得られた信号データD
1,D2,………,Dnにウェイト制御部5からシンボ
ル毎に出力されるウェイトW11,W12,………,W
1nを乗算する乗算回路1−1,1−2,………,1−
nと、乗算回路1−1,1−2,………,1−nの出力
データを合成する合成部2と、合成部2により合成され
た信号データを復調する復調部3と、復調されたパイロ
ットデータと既知のパイロットデータDpとをパイロッ
トデータシンボル毎に比較しその差分を誤差データDe
として出力する加算回路4と、各アンテナ素子の信号デ
ータD1,D2,………,Dnにチャネル推定値の複素
共役Dcをそれぞれ乗算し、これら乗算した出力データ
および加算回路4からパイロットデータシンボル毎に出
力される誤差データDeに基づき、誤差データDeの値
が最小となるように最小自乗平均誤差(Minimum
Mean squared Error:MMSE)
基準により適応的にウェイトW11,W12,………,
W1nをシンボル毎に計算しウェイト制御するウェイト
制御部5とで構成されている。
【0031】なお、第1の受信系では復調データを外部
に出力せず、最終的な復調データは第2の受信系の復調
部9から出力される。第1の受信系については詳細な説
明を省略する。
【0032】次に第2の受信系について説明する。
【0033】図1を参照すると、第2の受信系は、複数
(n)の各アンテナ素子の信号データD1,D2,……
…,Dnに所定の遅延をそれぞれ与える遅延部6―1,
6―2,………,6−nと、遅延部6―1,6―2,…
……,6−nの各出力データに最適ウェイト選択手段1
0から出力される最適ウェイトW21,W22,……
…,W2nをそれぞれ乗算する乗算回路7−1,7−
2,………,7−nと、乗算回路7−1,7−2,……
…,7−nの各出力データを合成する合成部8と、合成
部8により合成された信号データを復調して復調データ
Doを出力する復調部9と、第1の受信系のウェイト制
御部5からシンボル毎に出力されるウェイトW11,W
12,………,W1nの中からスロット単位で最適なウ
ェイトを一つ選択し、最適ウェイトW21,W22,…
……,W2nとして出力する最適ウェイト選択手段10
とを備えている。
【0034】ここで、遅延部6―1,6―2,………,
6−nは、乗算回路7−1,7−2,………,7−nに
入力する信号データと最適ウェイトとのタイミングを一
致させるために、最適ウェイト選択手段10において最
適ウェイトが選択されるまでの時間だけ各アンテナ素子
の信号データD1,D2,………,Dnを遅延させる。
【0035】また、復調部9は、第1の受信系の復調部
3と同じ構成であり、同じ動作を行うので、その説明は
省略する。
【0036】最適ウェイト選択手段10は、第1の受信
系において適応アルゴリズムによりシンボル毎に逐次更
新されるウェイトW11,W12,………,W1nを1
スロット分記憶し、その中から最適なウェイトを一つ選
択して最適ウェイトW21,W22,………,W2nと
して出力するように構成される。
【0037】このような第2の受信系を設けることによ
り、従来のようにシンボル毎にノイズの影響を受けてウ
ェイトが変動することがないので、受信装置が起動した
後にウェイトが収束するまでの期間において、復調誤差
を少なくすることができる。また、ウェイトが安定する
ので、従来のように不安定となって発散するのを完全に
防止できる。
【0038】図2は最適ウェイト選択手段10の第1の
実施例を示すブロック図である。
【0039】最適ウェイト選択手段10は、第1の受信
系のウェイト制御部5からシンボル毎に出力されるウェ
イトW11,W12,………,W1nの1スロット分を
記憶すると共に最適ウェイトの選択処理における算出結
果データを一時保管するための共通ワークメモリ101
と、共通ワークメモリ101に記憶される第1の受信系
の各シンボル毎のウェイトW11,W12,………,W
1nに基づき、全方位についての受信電力を計算するビ
ームパターン算出部102と、このビームパターン算出
部102によりシンボル毎に算出されたビームパターン
について受信電力のピーク値を示す方位(ピーク方位と
称する)をそれぞれ検出するピーク方位検出部103
と、前スロットの最適ウェイトから算出されたビームパ
ターンのピーク方位とピーク方位検出部103により検
出されたピーク方位とを比較し、その差が予め設定され
た一定値以内であるか否かを判定するピーク方位有効判
定部104と、ピーク方位有効判定部104によりピー
ク方位の差が一定値以内であると判定された各ビームパ
ターンについて、ピーク方位の受信電力と他の方位の受
信電力とのレベル差を全方位について求めて平均する平
均レベル差算出部105と、平均レベル差算出部105
によって算出された各ビームパターンの平均レベル差を
順次比較し、平均レベル差が最大となるビームパターン
を一つ選定し、この選定されたビームパターンに該当す
るウェイトを最適ウェイトW21,W22,………,W
2nとして選択し出力するウェイト選択部106と、各
部を制御する制御部107とから構成されている。
【0040】図3は、最適ウェイト選択手段10の制御
部107の動作を示すフローチャートである。
【0041】まず、制御部107は、第1の受信系のウ
ェイト制御部5からシンボル毎に出力されるウェイトW
11,W12,………,W1nを受けて、共通ワークメ
モリ101に1スロット分を記憶させる(ステップ20
1)。
【0042】次に、共通ワークメモリ101に記憶させ
た第1の受信系のウェイトW11,W12,………,W
1nをシンボル毎に読み出してビームパターン算出部1
02へ供給し、全方位について所定の方位間隔でサンプ
リングして受信電力を公知のアルゴリズムにより計算さ
せ、全方位の受信電力を示すデータ(ビームパターンと
称する)を共通ワークメモリ101に記憶させる(ステ
ップ202)。
【0043】スロット内の全てのシンボル毎のウェイト
に対してビームパターン算出が終了したならば、共通ワ
ークメモリ101に記憶させたビームパターンを順次読
み出してピーク方位検出部103へ供給し、受信電力が
最大となる方位を検出させ、共通ワークメモリ101に
記憶させる(ステップ203)。
【0044】次に、ピーク方位検出部103により検出
されたピーク方位をピーク方位有効判定部104へ供給
し、予め記憶させておいた前スロットの最適ウェイトの
ビームパターンのピーク方位と比較して方位差を算出さ
せ(ステップ204)、その方位差が予め設定された一
定値以内であるか否かを判定させる(ステップ20
5)。 そして、方位差が一定値以内であると判定され
たならば、共通ワークメモリ101に記憶されている該
当ビームパターンに、「有効」フラグを付加する(ステ
ップ206)。また、方位差が一定値を超えていると判
定されたならば、共通ワークメモリ101に記憶されて
いる該当ビームパターンに、「無効」フラグを付加する
(ステップ207)。
【0045】通常、スロット間でピーク方位が大幅にず
れることはないので、仮に大幅にずれているとすれば、
適応アルゴリズムで得たウェイトがノイズにより不安定
な状態になっていると判断できる。よって、このように
ピーク方位を判定することにより、不安定状態となって
いるウェイトを除去することができる。
【0046】1スロット分の各シンボルについて処理が
終了したならば(ステップ208)、「有効」フラグが
付加されたビームパターンを共通ワークメモリ101か
ら読み出して平均レベル差算出部105へ供給し、ピー
ク方位の受信電力を基準として他の方位の受信電力との
レベル差を求めて全方位について平均させ、この平均レ
ベル差を該当ビームパターンに対応させて共通ワークメ
モリ101に記憶させる(ステップ209)。
【0047】このように平均レベル差を算出することに
より、ピーク方位がずれていない場合でも、干渉波の多
い不安定な状態のウェイトならば平均レベル差が小さく
なり、干渉波の少ない安定な状態のウェイトならば平均
レベル差が大きくなるので、干渉波の多い不安定な状態
のウェイトなのか、干渉波の少ない安定な状態のウェイ
トなのかを識別できる。
【0048】最後に、平均レベル差算出部105によっ
て算出された各ビームパターンの平均レベル差を共通ワ
ークメモリから読み出してウェイト選択部106で比較
させ、平均レベル差が最大のビームパターンに該当する
ウェイトを最適ウェイトとして一つ選択させると共に、
最適ウェイトおよびそのウェイトのピーク方位を共通ワ
ークメモリ101に記憶させる(ステップ210)。こ
の最適ウェイトに対応するピーク方位は、次回のスロッ
トでの最適ウェイトの選択に際してピーク方位有効判定
に使用する。
【0049】図4は共通ワークメモリ101に記憶され
るデータの一例である。
【0050】ここでは、1スロット分の各シンボルのウ
ェイト評価用ワークエリアおよび最適ウェイト用ワーク
エリアが設けられている。
【0051】各シンボルのウェイト評価用ワークエリア
には、第1の受信系のウェイト、ビームパターン、ピー
ク方位、有効/無効フラグ、および平均レベル差の各デ
ータがそれぞれ記憶される。また、最適ウェイト用ワー
クエリアには、最適ウェイトおよびそのピーク方位がそ
れぞれ記憶される。
【0052】なお、マルチパスによる遅延波を考慮して
処理する場合は、マルチパスによる遅延波に対してそれ
ぞれ同じ処理を施してマルチパス合成(RAKE合成と
称する)をすればよい。
【0053】図5は、最適ウェイト選択手段10の第2
の実施例を示すブロック図である。
【0054】図5に示すように、第1の受信系のウェイ
ト制御部5からシンボル毎に出力されるウェイトW1
1,W12,………,W1nの1スロット分を記憶する
と共に最適ウェイト選択処理における算出結果データを
一時保管するための共通ワークメモリ301と、共通ワ
ークメモリ301に記憶されたウェイトに基づき全方位
について所定の方位間隔で受信電力をそれぞれ計算する
ビームパターン算出部302と、前スロットの最適ウェ
イトから算出されるビームパターンのピーク方位に対応
する今回のウェイトから算出されるビームパターンにお
ける同じ方位での受信電力を基準として、他の方位の受
信電力とのレベル差を全方位について求めて平均する相
対平均レベル差算出部303と、スロット内の各シンボ
ルのウェイトから算出された相対平均レベル差を順次比
較して最大の相対平均レベル差に対応するウェイトを最
適ウェイトとして選択するウェイト選出部304と、最
適ウェイトのビームパターンのピーク方位を検出するた
めのピーク方位検出部305と、各部を制御する制御部
306とから構成されている。
【0055】ところで、通常、スロット間でピーク方位
が大幅にずれることはなく、ビームパターンも大きく変
化することはない。しかし、仮に大幅にずれているとす
れば、干渉波の多い不安定な状態のウェイトである可能
性が高い。
【0056】いま、前スロットの最適ウェイトから算出
されるビームパターンのピーク方位と今回のウェイトか
ら算出されるビームパターンのピーク方位とが大幅にず
れている場合は、今回のウェイトから算出されるビーム
パターンにおける最適ウェイトでのピーク方位と同じ方
位の受信電力は、本来のピーク方位の受信電力よりも低
くなる。従って、最適ウェイトでのピーク方位と同じ方
位の受信電力を基準として他の方位の受信電力との相対
平均レベル差を求めるならば、この相対平均レベル差は
小さくなる。
【0057】一方、前スロットの最適ウェイトから算出
されるビームパターンのピーク方位と今回のウェイトか
ら算出されるビームパターンのピーク方位とのずれが少
ない場合は、今回のウェイトから算出されるビームパタ
ーンにおける最適ウェイトでのピーク方位と同じ方位の
受信電力は、本来のピーク方位の受信電力に近いので、
最適ウェイトでのピーク方位と同じ方位の受信電力を基
準として他の方位の受信電力とのレベル差を求めるなら
ば、この相対平均レベル差は大きくなる。
【0058】このように、前スロットの最適ウェイトか
ら算出されるビームパターンのピーク方位に基づき受信
電力の相対平均レベル差を算出して比較することによ
り、相対平均レベル差が小さい場合は、干渉波の多い不
安定な状態のウェイトであると判定できる。
【0059】相対平均レベル差算出部303は、前スロ
ットの最適ウェイトから算出されるビームパターンのピ
ーク方位に対応する今回のウェイトから算出されるビー
ムパターンでの受信電力を基準として、他の方位の受信
電力とのレベル差を全方位について求めて平均する。
【0060】ウェイト選出部304は、スロット内の各
シンボルのウェイトから算出された相対平均レベル差を
順次比較して最大の相対平均レベル差に対応するウェイ
トを最適ウェイトとして選択する。
【0061】次に、制御部306の動作を説明する。
【0062】まず、制御部306は、第1の受信系のウ
ェイト制御部5からシンボル毎に出力されるウェイトW
11,W12,………,W1nを受けて、共通ワークメ
モリ301に1スロット分を記憶させる。
【0063】次に、共通ワークメモリ301に記憶させ
た第1の受信系のウェイトW11,W12,………,W
1nをシンボル毎に読み出してビームパターン算出部3
02へ供給し、全方位について所定の方位間隔でサンプ
リングして受信電力を計算させ、全方位の受信電力を示
すデータ(ビームパターンと称する)を共通ワークメモ
リ301に記憶させる。
【0064】スロット内の全てのシンボル毎のウェイト
に対してビームパターン計算が終了したならば、共通ワ
ークメモリ301に記憶させたビームパターンを順次読
み出して相対平均レベル差算出部303へ供給し、予め
記憶させておいた前スロットの最適ウェイトのビームパ
ターンのピーク方位に対応する受信電力を基準として、
他の方位の受信電力とのレベル差を全方位について求め
て平均させて相対平均レベル差を算出させ、共通ワーク
メモリ301に記憶させる。
【0065】次に、相対平均レベル差算出部303によ
って算出された相対平均レベル差を共通ワークメモリか
ら順次読み出してウェイト選出部304で比較させ、相
対平均レベル差が最大のビームパターンに該当するウェ
イトを最適ウェイトとして選択させる。そして、最適ウ
ェイトのビームパターンをピーク方位検出部305へ供給
してピーク方位を検出させ、最適ウェイトおよびそのピ
ーク方位を共通ワークメモリ301に記憶させる。この
最適ウェイトに対応するピーク方位は、次回のスロット
での最適ウェイトの選択に際して使用する。
【0066】最適ウェイト選択手段10の第3の実施例
として、第1の受信系のシンボル毎のウェイトをスロッ
ト単位で受けたとき、その中からスロットの最終シンボ
ルのウェイトを最適ウェイトとして選択するようにして
もよい。
【0067】これは、算出処理プロセッサの処理容量が
低い場合に最低限の機能として提案できるものであり、
特に、受信装置の初期立ち上げからウェイトが収束する
までの期間で効果的であり、簡単な構成でウェイトが収
束するまでの期間において復調誤差を少なくすることが
でき、また、シンボル単位でノイズに振られることがな
いので、ウェイトの不安定性をなくし、ウェイトの発散
を完全になくすことができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1の受信系で生成されるスロット内の各シンボル毎のウ
ェイトの中から最適のウェイトを1つ選び、この最適ウ
ェイトを使用して復調処理を行うことにより、受信装置
立ち上げ後ウェイトが収束するまでの期間において復調
誤差を少なくすることができる。また、不安定なウェイ
トが選択されないので、従来のようにシンボル毎にノイ
ズで振られてウェイトが不安定化するのを防止でき、復
調誤差を低減でき、更にウェイトの発散を完全に排除す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す図である。
【図2】図1に示した最適ウェイト選択手段10の第1
の実施例を示すブロック図である。
【図3】最適ウェイト選択手段10の制御部107の動
作を示すフローチャートである。
【図4】最適ウェイト選択手段10の共通ワークメモリ
101に記憶されるデータ例を示す図である。
【図5】最適ウェイト選択手段10の第2の実施例を示
すブロック図である。
【図6】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1,7 乗算回路 2,8 合成部 3,9 復調部 4 加算回路 5 ウェイト制御部 6 遅延部 10 最適ウェイト選択手段 101,301 共通ワークメモリ 102,302 ビームパターン算出部 103,305 ピーク方位検出部 104 ピーク方位有効判定部 105 平均レベル差算出部 106 ウェイト選択部 304 ウェイト選出部 303 相対平均レベル差算出部 D1,D2,………,Dn 各アンテナ素子の信号デ
ータ De 誤差データ Dp 既知のパイロットデータ W11,W12,………,W1n 第1の受信系のウ
ェイト W21,W22,………,W2n 最適ウェイト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 復調されたパイロットデータと既知のパ
    イロットデータとの差分を示す誤差データの値が最小と
    なるように各アンテナ素子の信号データにそれぞれ乗算
    するウェイトをスロット内のシンボル毎に更新出力する
    ウェイト制御部と、前記各アンテナ素子の信号データに
    前記ウェイトをそれぞれ乗算する乗算回路と、これら乗
    算回路の出力データを合成する合成部と、この合成部の
    出力データを復調する復調部と、この復調部の復調出力
    データに含まれる前記復調されたパイロットデータと前
    記既知のパイロットデータとの差分をとって前記誤差デ
    ータを生成する加算回路とを有する第1の受信系と、前
    記第1の受信系のウェイト制御部から出力されるシンボ
    ル毎のウェイトを受けて1スロット分を記憶し、その中
    から最適のウェイトを一つ選択する最適ウェイト選択手
    段と、前記各アンテナ素子の信号データに前記最適ウェ
    イトをそれぞれ乗算する乗算回路と、これら乗算回路の
    出力データを合成する合成部と、この合成部の出力デー
    タを復調し復調出力データを出力する復調部とを有する
    第2の受信系とを備えることを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の受信系の最適ウェイト選択手
    段は、前記第1の受信系のウェイト制御部から出力され
    るシンボル毎のウェイトを受けて1スロット分をメモリ
    に記憶し、このメモリに記憶された前記シンボル毎のウ
    ェイトに対してビームパターンをそれぞれ算出し、算出
    された各ビームパターンについて受信電力が最大となる
    ピーク方位を検出し、前スロットの最適ウェイトのビー
    ムパターンのピーク方位との方位差をそれぞれ算出し、
    この方位差が一定値以内であるビームパターンに該当す
    るウェイトの中から最適のウェイトを一つ選択すること
    を特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の受信系の最適ウェイト選択手
    段は、前記方位差が一定値以内である各ビームパターン
    に対して前記ピーク方位の受信電力を基準として他の方
    位の受信電力とのレベル差を全方位について平均して平
    均レベル差をそれぞれ算出し、これら平均レベル差が最
    大となるビームパターンに該当するウェイトを最適ウェ
    イトとして選択することを特徴とする請求項2記載の受
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の受信系の最適ウェイト選択手
    段は、前記第1の受信系のウェイト制御部から出力され
    るシンボル毎のウェイトを受けて1スロット分をメモリ
    に記憶し、このメモリに記憶された前記シンボル毎のウ
    ェイトに対してビームパターンをそれぞれ算出し、前ス
    ロットの最適ウェイトのビームパターンのピーク方位に
    対応する受信電力を基準として他の方位の受信電力との
    レベル差を全方位について平均して相対平均レベル差を
    それぞれ算出し、これら相対平均レベル差が最大となる
    ビームパターンに該当するウェイトを最適ウェイトとし
    て選択することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の受信系の最適ウェイト選択手
    段は、前記第1の受信系のウェイト制御部から出力され
    るシンボル毎のウェイトを受けて1スロット分をメモリ
    に記憶し、このメモリに記憶された前記シンボル毎のウ
    ェイトの中からスロットの最終シンボルのウェイトを最
    適ウェイトとして選択することを特徴とする請求項1記
    載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の受信系の最適ウェイト選択手
    段は、前記第1の受信系のウェイト制御部からシンボル
    毎に出力されるウェイトの1スロット分を記憶すると共
    に最適ウェイトの選択処理における算出結果データを一
    時保管する共通ワークメモリと、この共通ワークメモリ
    に記憶された前記ウェイトに基づき全方位の受信電力を
    計算するビームパターン算出部と、このビームパターン
    算出部によりシンボル毎に算出されたビームパターンに
    ついて受信電力のピーク値を示すピーク方位をそれぞれ
    検出するピーク方位検出部と、前スロットの最適ウェイ
    トから算出されたビームパターンのピーク方位と前記ピ
    ーク方位検出部により検出された前記ピーク方位とを比
    較しこの方位差が予め設定された一定値以内であるか否
    かを判定するピーク方位有効判定部と、このピーク方位
    有効判定部により前記方位差が一定値以内であると判定
    された各ビームパターンについてピーク方位の受信電力
    を基準として他の方位の受信電力とのレベル差を全方位
    について求めて平均する平均レベル差算出部と、この平
    均レベル差算出部により算出された各ビームパターンの
    平均レベル差を順次比較して平均レベル差が最大となる
    ビームパターンに該当するウェイトを前記最適ウェイト
    として選択するウェイト選択部と、を有することを特徴
    とする請求項1記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の受信系の最適ウェイト選択手
    段は、前記第1の受信系のウェイト制御部5からシンボ
    ル毎に出力されるウェイトの1スロット分を記憶すると
    共に最適ウェイト選択処理における算出結果データを一
    時保管するための共通ワークメモリと、この共通ワーク
    メモリに記憶された前記ウェイトに基づき全方位の受信
    電力を計算するビームパターン算出部と、前スロットの
    最適ウェイトから算出したビームパターンのピーク方位
    に対応する今回のウェイトから算出したビームパターン
    の同じ方位での受信電力を基準として他の方位の受信電
    力とのレベル差を全方位について求めて平均する相対平
    均レベル差算出部と、前記1スロッ分の各シンボルのウ
    ェイトから算出した相対平均レベル差を順次比較して相
    対平均レベル差が最大となるビームパターンに該当する
    ウェイトを最適ウェイトとして選択するウェイト選出部
    と、前記最適ウェイトのビームパターンのピーク方位を
    検出するピーク方位検出部と、を有することを特徴とす
    る請求項1記載の受信装置。
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