JP2002099182A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002099182A
JP2002099182A JP2000291864A JP2000291864A JP2002099182A JP 2002099182 A JP2002099182 A JP 2002099182A JP 2000291864 A JP2000291864 A JP 2000291864A JP 2000291864 A JP2000291864 A JP 2000291864A JP 2002099182 A JP2002099182 A JP 2002099182A
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JP2000291864A
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English (en)
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Kenjiro Hirayama
謙次郎 平山
Takashi Hirai
孝史 平井
Masanori Kagino
正則 鍵野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 後処理が可能であるか否かを後処理装置にお
いて判断することができ、画像が記録される用紙の紙質
等の属性に応じて後処理を確実に行うことができる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 出力情報管理手段により管理される用紙
の属性等出力情報に基づいて、画像を所定の用紙に記録
し排出する。この出力情報に基づく画像の記録前に、排
出される用紙に後処理を行うことができるか否かを後処
理装置の制御系に設けられる後処理制御部で判断する。
したがって、後処理が不可能と判断された場合には、後
処理を行わず、後処理が可能と判断された場合にのみ後
処理装置により後処理を行うことができる。これによ
り、誤って後処理を行うことがなく、排出された用紙を
破損したり、後処理装置の動作不良を招来することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に、画像
形成装置本体から出力された画像を形成した用紙を、仕
分ける、綴じる等後処理を行う後処理装置を備えた画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機等の画像形成装置本体
より排出された画像形成後の用紙に対して、所望の部数
に仕分けをしたり、ステープルによって排出された用紙
を綴じるなどの処理を行う後処理装置を備えた画像形成
装置が種々提供されている。さらに、排出された画像形
成後の用紙を折り曲げる、また折り曲げて袋綴じをする
等の機能を有する後処理装置を備えるものもある。
【0003】これらの機能を有する後処理装置を具備す
る画像形成装置では、通常、画像形成装置本体に設けら
れる制御部に、後処理が可能な出力用紙の枚数等の後処
理が可能な条件に関する情報が予め入力されており、後
処理が可能であるか否かの判断を画像形成装置本体の制
御部で行っている。従って、例えば、この制御部により
ジョブの実行中に後処理が不可能であると判断された場
合には、この制御部がユーザに対して当該ジョブを中断
して、後処理を禁止してジョブ継続するか、又はジョブ
をキャンセルするかを選択するよう指示している。な
お、この後処理可能な条件は、紙質、重さ又は厚さ等出
力用紙の種類や属性に依存せず、単に出力用紙の枚数を
基準として設定され、これを基準に判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の画像形成装置では、画像形成装置本体の制御部
と後処理装置の制御部とが種々の情報を送受信する構成
となっており、後処理が可能か否かの判断を画像形成装
置本体の制御部において行っているため、画像形成装置
に異なる後処理装置を接続する場合に、その後処理装置
の能力に応じて画像形成装置本体の制御部の設定情報を
変更しなければならないという問題がある。
【0005】また、従来の画像形成装置における後処理
装置では、後処理装置において処理可能な条件を用紙の
紙質、厚さ、重さ等の属性によらず、単に出力枚数を基
準として設定していたため、出力される用紙が設定され
た一定枚数を超えると画一的に後処理を行うことができ
なくなり、また一定枚数以内である場合には画一的に後
処理を行っていた。したがって、設定の基準となる用紙
よりも薄い用紙に画像を形成して出力を行う場合には、
出力される用紙が一定枚数を超えても後処理が可能であ
るのに後処理ができないと判断される虞がある。その反
対に、設定の基準となる用紙よりも厚い用紙に画像を形
成して出力を行う場合には、出力される用紙が一定枚数
以内であっても後処理が不可能であるのに後処置を行う
ことがあるため、ステープルの針が折れる、破損する、
又は用紙が破損する虞がある等の問題がある。
【0006】なお、特開平8−295449号公報に
は、紙折り処理を施した用紙に対して確実にステープル
処理を行うことができる発明について記載されている
が、これは一定の用紙について紙折処理を施した場合で
あってもステープル処理を可能にするものであり、用紙
の紙質、重さ等の属性が変化した場合にはステープル処
理が不可能となる場合もある。
【0007】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、画像が記録される用紙に対して後処理が可能で
あるか否かを後処理装置において判断することができ、
画像が記録される用紙の紙質、厚さ又は重さ等の属性に
応じてステープル処理等の後処理を確実に行うことがで
きる画像形成装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、原稿を読み取る画像読取手段と、
画像が出力される用紙の属性、出力枚数等の出力情報を
管理する出力情報管理手段と、前記出力情報管理手段に
よって管理される出力情報に基づいて、前記画像読取手
段により読み取られた画像を所定の用紙に記録し、排出
する画像処理手段と、前記画像処理手段の下流側に設け
られ、前記画像処理手段により排出された用紙に後処理
を行う後処理装置と、前記出力情報管理手段によって管
理される出力情報に基づく画像の記録前に、排出される
用紙に前記後処理手段により後処理を行うことができる
か否かを判断する後処理可否判断手段と、を備えること
を特徴とする。
【0009】請求項1の発明によれば、画像読取手段に
より原稿を読み取り、出力情報管理手段により画像が出
力される用紙の属性、出力枚数等の出力情報を管理す
る。なお、画像読取手段は、例えば、外部のパソコン等
から送信された画像データを読み取ったり、または、原
稿をスキャンして読み取ったりすることができる。ま
た、出力情報には、例えば、用紙の紙質、紙種、重さ、
厚さ、大きさ等の用紙の属性のほか、出力枚数、部数、
記録する画像の画質等を含めることができる。つづい
て、画像処理手段により前記出力情報管理手段によって
管理される出力情報に基づいて、前記画像読取手段によ
り読み取られた画像を所定の用紙に記録し、排出する。
なお、画像処理手段では、出力情報に基づいて記録する
画像の画像データに所望の画像処理を行ったり、用紙に
出力すなわち記録することができる。そして、後処理可
否判断手段により、前記出力情報管理手段によって管理
される出力情報に基づく画像の記録前に、排出される用
紙に後処理手段により後処理を行うことができるか否か
を判断する。したがって、画像の記録前に後処理を行う
ことができるか否かを判断するので、後処理が不可能と
判断された場合には、後処理を行わず、後処理が可能と
判断された場合にのみ後処理装置により後処理を行う構
成とすることができる。これにより、誤って後処理を行
うことがなく、排出された用紙を破損したり、後処理装
置の動作不良を招来することがない。なお、後処理に
は、排出された用紙を綴じるステープル処理、排出され
た用紙にファイリング用の孔を穿孔するパンチ処理、排
出された用紙を折り曲げる等種々の処理が含まれる。
【0010】請求項2の発明は、前記請求項1の画像形
成装置において、前記後処理可否判断手段は、後処理装
置の制御系に設けられることを特徴とする。
【0011】請求項2の発明によれば、前記請求項1の
画像形成装置において、後処理可否判断手段が後処理装
置の制御系に設けられることから、画像形成装置本体の
制御系が、例えば後処理可能な条件等の後処理装置の能
力を把握する必要がない。従って、画像形成装置に取付
ける後処理装置に応じて、画像形成装置の本体の制御系
に後処理装置の能力に関する情報等を把握させる必要が
なく、統一された画像形成装置本体を製造することがで
き、生産性が向上する。
【0012】請求項3の発明は、前記請求項1又は請求
項2の画像形成装置において、前記後処理が用紙の重さ
に基づいて当該後処理の可否が決定されることを特徴と
する。
【0013】請求項3の発明によれば、前記請求項1又
は請求項2の画像形成装置において、後処理装置におけ
る後処理は、用紙の重さに基づいて当該後処理の可否が
判断される。したがって、例えば、通常よりも重さの重
い用紙に画像を記録し排出した場合には、通常よりも少
ない枚数の用紙のときに後処理が可能と判断される。こ
のように、画像が記録される用紙の重さによって後処理
の可否の判断基準が変化するので、通常よりも重さの大
きい用紙に画像を記録し、排出した場合であっても誤っ
て後処理を行うことがない。なお、重さに基づいて後処
理の可否を判断するのみならず、用紙の他の属性、例え
ば、厚さ、紙種、紙質等に基づいて後処理の可否を判断
する構成とすることもできる。
【0014】請求項4の発明は、前記請求項1乃至請求
項3の何れか1項の画像形成装置において、前記後処理
可否判断手段の判断結果を報知する報知手段をさらに備
えたことを特徴とする。
【0015】請求項4の発明によれば、前記請求項1乃
至請求項3の何れか1項の画像形成装置において、後処
理可否判断手段による判断の結果を報知することによ
り、後処理が可能な場合には、ユーザは排出される用紙
に確実に後処理が行われることを知ることができる。ま
た、後処理が不可能な場合には、ユーザは予め後処理が
不可能であることを知ることができるので、誤って後処
理を行うことによる用紙の破損、後処理装置の動作不良
を招来することがなく、確実に後処理が可能なように、
出力枚数等出力情報の設定を変更等することができる。
なお、報知手段には、画像形成装置に設けられるディス
プレイにメッセージや絵として表示させても良いし、L
ED等のランプを点灯させる、音声、ブザー等を共鳴等
の手段を用いることができる。
【0016】請求項5の発明は、前記請求項4の画像形
成装置において、前記報知手段が前記画像処理手段の動
作を中止するか、あるいは、後処理を中止するかの指示
を促すメッセージであることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明によれば、前記請求項4の
画像形成装置において、報知手段が画像形成装置に設け
られるディスプレイや、LEDなどによりユーザに対し
て画像処理手段の動作を中止するか、あるいは、後処理
を中止するかの指示を促すよう報知する。これにより、
画像形成装置はユーザからの指示を待って処理を再開す
る構成とすることができ、ユーザは何れか一方の処理中
止を画一的に強いられることがない。
【0018】請求項6の発明は、前記請求項5の画像形
成装置において、前記報知手段によるメッセージに対応
して前記画像処理手段の動作を中止するか、あるいは、
後処理を中止するかの選択を行う選択手段をさらに備え
たことを特徴とする。
【0019】請求項6の発明によれば、前記請求項5の
画像形成装置において、ユーザは報知手段により報知さ
れたメッセージに対応して、画像処理手段の動作を中止
するか、あるいは、後処理を中止するかの選択を行うこ
とができる。したがって、ユーザは所望の処理を選択す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態にかかる画像形成装置の一例について詳細に説
明する。
【0021】図1〜図2に示すように、画像形成装置1
0は、複写機、プリンター、ファクシミリ等複数の機能
を有するいわゆる複合機であり、後述する画像読取部1
6へ原稿画像を1枚づつ給送する自動原稿給送部12、
所望の支持を選択したり画像を記録する用紙の紙質、紙
種等用紙の属性、画像を記録する用紙の枚数や部数を設
定したり、記録される画像の画質設定等の記録される画
像についての出力情報を入力する機械操作部14、記録
される画像の元画像をスキャンして読み取ったり、図示
しない外部のパソコンから送信される画像データを読み
取る画像読取手段としての画像読取部16、読み取られ
た画像を一時的に記憶する画像記憶部18、画像記憶部
において記憶した画像を記録して排出する画像処理手段
としての画像処理部20、画像が記録される用紙をスト
ックしておく用紙トレイ群22、及び大容量用紙トレイ
24、画像が記録され排出された用紙をストックし、さ
らにステープル処理、パンチ処理等種々の後処理を行う
後処理装置26、及び機械制御部28を備えている。
【0022】機械制御部28は、機械制御部28には、
機械操作部14、画像読取部16、画像記憶部18、画
像処理部20、カスタマーエンジニアのサービス用PC
であるPSW(Portable Service Work Station)3
0、及び、電話回線接続によるMC情報を吸い上げるE
PSV(Electric Partnership Super Visor)32が接
続され、これらの各部は機械制御部28により駆動・制
御されるようになっている。また、機械制御部28は、
機械操作部14によって入力された出力情報を管理し出
力情報管理手段として機能し、この出力情報を後処理制
御部38に送信する。さらに、機械制御部28には後処
理装置26における処理の駆動・制御を行う後処理制御
部38が接続され、機械制御部28と後処理制御部38
とは種々の情報を送受信できるようになっている。
【0023】画像処理部20には、外部機器とのインタ
ーフェースをつかさどるFFIU(Feeder Finisher In
terface Unit)34が接続され、さらにこのFFIU3
4には、大容量用紙トレイ24、その他のアウトプット
装置(図示せず)等の外部接続機器を接続するための入
出力部36が接続されている。
【0024】画像形成装置10の用紙トレイ群22は、
画像が記録される画像形成媒体である用紙が収納され
る。用紙トレイ群22は、複数種類の用紙を収納できる
ように複数のトレイ22A、22B、22Cを備えてい
る。図3に示すように、用紙トレイ22A、22B、2
2Cには、紙種切替パネル42が設けられており、紙種
切替パネル42には、紙種切替ボタン42A、コート切
替ボタン42Bが設けられている。また、紙種切替パネ
ル42は、図3の紙種切替ボタン42Aの左側にLED
群トレイに収容された用紙の重さを表示する表示LED
群44Aを備えており、紙種切替ボタン42Aを押下す
ると、予め設定された重量情報の中から、収容する用紙
の紙種に応じて最も近い重量の設定を選択することがで
き、表示LED44群Aのうち、選択された設定に該当
するLEDが点灯する。同様に紙種切替パネル42は、
収容された用紙の種類を表示するコート表示LED44
Bを備え、選択された内容に対応して、コート表示LE
D44Bのうち何れか一方のLEDが点灯する。そし
て、設定された紙種等用紙の属性に関する情報は、機械
制御部28に送信され、機械制御部28においてこの用
紙の属性に関する情報が管理される。
【0025】図4に示すように、機械操作部14は、用
紙の出力枚数、出力部数、出力画像の画質設定等の設定
内容や、現在のジョブの実行状況、機械制御部28から
の指示内容等を表示等するディスプレイ46を備えてい
る。また、機械制御部28のディスプレイ46の近傍に
は、画像形成装置10の動作開始を指示するスタートボ
タン48A、動作停止を指示するストップボタン48
B、指示した設定をリセットするリセットボタン48
C、用紙の出力枚数や出力部数、記録される画像の倍率
の指定等を行うテンキー50、及び、各種機能を設定す
る機能設定ボタン、現在のジョブ状況を管理するジョブ
管理ボタン、機械情報を知らせる機械情報ボタン、ディ
スプレイに表示される各種モニタの言語の選択・切換え
をおこなう言語ボタン、現在の設定状況をディスプレイ
46に表示させて設定確認するための設定確認ボタン、
未使用時にディスプレイ46を非表示とするなど節電を
設定する節電ボタン、特定のユーザにのみ使用を許可す
るための暗証番号等を設定する暗証ボタン、使用方法等
を指示するヘルプボタンからなるボタン群52が設けら
れている。そして、この機械操作部14を操作すること
により、出力枚数の指定を行ったり、出力画像の画質設
定を行ったりすることができ、加えて所望の指示を選択
することもでき選択手段としても機能する。
【0026】また、機械操作部14は、後述する後処理
装置26においてステープル処理、パンチ処理等の後処
理が可能であるか否かの判断結果を後処理制御部38及
び機械制御部28介して受信し、受信した判断結果に従
って、画凹出力部20による画像の記録・排出処理を中
止するか、あるいは、後処理装置26による後処理を中
止するかの指示を促すメッセージ、実行メッセージ又は
警告メッセージ等をディスプレイ46に表示する。後処
理装置26がステープル処理を行う場合のメッセージ表
示の内容としては、例えば、ユーザがステープル処理を
行うことができる枚数の制限を越えて出力枚数を設定し
た場合には、『設定枚数が処理可能枚数を超えていま
す。セット数を変更してください。』のようなメッセー
ジが表示され、ユーザの設定した用紙の紙種がOHPフ
ィルム等のステープル処理不可能な用紙である場合に
は、『OHPフィルムはステープル処理できません。ス
テープル処理を解除するか、他の用紙トレイを選択して
ください。』のようなメッセージが表示される。また、
ユーザの設定した用紙サイズがステープル処理不可能な
サイズである場合には、『選択されているトレイの用紙
サイズはステープル処理できません。ステープル処理位
置を変更するか、用紙サイズを変更してください』のよ
うなメッセージが表示され、ユーザの設定した1ジョブ
での排出用紙サイズが複数枚ある場合には、『異なるサ
イズの用紙はステープル処理できません。用紙トレイを
指定するか、ステープル処理を解除してください。』の
ようなメッセージが表示される。そして、これらのメッ
セージが表示された場合には、ユーザが機械操作部14
を操作することにより所望の指示を選択する。
【0027】後処理装置26は、出力画像が形成された
用紙が排出され収容される収容トレイ40を複数備え、
また、後処理装置の駆動・制御を行う後処理制御部38
を備えている。後処理制御部38はCPU(図示せず)
を備え、このCPUにより後処理装置26の能力を把握
し、画像形成装置10本体の機械制御部28から受信し
た用紙の出力枚数、出力用紙の紙質等属性に関する出力
情報とを比較し、ステープル処理、パンチ処理等の後処
理が可能か否かの判断を行い、後処理可否判断手段とし
て機能する。そして、後処理制御部28は、この判断の
結果を画像形成装置10の機械制御部38に送信して、
後処理可能な場合であって、画像形成装置10により出
力用紙に画像が形成され、後処理装置26の収容トレイ
40に画像形成後の用紙が出力された場合に、出力され
た用紙に対してステープル処理、パンチ処理等の後処理
を行う。
【0028】以下、図5のフローチャートにしたがっ
て、本発明の画像形成装置において、画像形成を行い、
出力された用紙に後処理としてステープル処理を行う場
合について説明する。
【0029】図5(A)は機械制御部28の制御ルーチ
ンを示し、図5(B)は後処理装置26の後処理制御部
38の制御ルーチンを示す。まず、機械制御部28で
は、ステップ100において、図4に示す機械操作部1
4を介して出力情報を入力がされたか否か、即ち、出力
用紙、出力枚数、出力部数等の指定があったか否かを判
断する。出力情報が入力されたと判断されると、ステッ
プ101に移行して、機械制御部28が出力情報を処理
し、把握する。例えば、指定された出力用紙で指定され
た出力枚数を出力した場合の重さ等を計算・処理し、機
械制御部28内のメモリ(図示せず)に一旦記憶する。
続いてステップ102に移行し、ステップ102では、
ステップ101で把握した出力情報を後処理装置26の
後処理制御部38に送信する。
【0030】出力情報が後処理制御部38に送信される
と、図5のステップ200へ移行し、このステップ20
0では、後処理制御部38が、画像形成装置10の機械
制御部28から送信された出力情報を受信したか否かを
判断する。そして、出力情報の受信が確認されるとステ
ップ201に移行する。ステップ201では、受信した
出力情報を把握し、ステップ202に移行する。ステッ
プ202では、後処理制御部38がステップ201で把
握した出力情報と、後処理装置26の能力とを比較し、
当該出力情報に基づいて、出力される用紙に後処理、す
なわちステープル処理を行うことができるか否か判定す
る。この判定が終わるとステップ203へ移行し、判定
の結果、ステープル処理ができると判定された場合、ま
たはステープル処理ができないと判定された場合のいず
れの結果であっても、判定結果を画像形成装置10の機
械制御部28に送信する。
【0031】図5(A)に示すように、ステップ103
において、機械制御部28では、後処理装置26からの
判定の結果を受信したか否かを判断し、判定結果を受信
した場合にはステップ104に移行する。ステップ10
4では、受信した判定結果が、ステープル処理ができる
と判定された場合、またはステープル処理ができないと
判定された場合の何れの結果であるかを判断する。
【0032】受信した結果が、ステープル処理が不可能
であるとの判定結果である場合には、ステップ107に
移行し、機械操作部14のディスプレイ46に、例え
ば、画像の記録を中止するか、あるいは後処理を中止す
るかをの指示を促すメッセージが表示され、この場合ユ
ーザは画像の記録を中止するか、または後処理を中止す
るかを選択することができる。なお、場合によっては、
例えば『設定枚数がステープル処理可能枚数を超えてい
ます。セット数を変更してください。』等の警告メッセ
ージが表示される。
【0033】また、受信した判定結果が、ステープル処
理が可能であるとの判定結果である場合には、ステップ
105に移行し、後処理装置26に対して後処理、すな
わちステープル処理を実行する指示を送信する。この指
示の送信が完了すると、ステップ106に移行して、ス
テップ106においてジョブが実行され、すなわち、画
像形成装置10により画像を形成して本ルーチンが終了
する。
【0034】なお、ジョブの実行、すなわち画像の記録
は、自動原稿給送部12またはユーザが手動で画像読取
部16に原稿画像を給送する。画像読取部16では、給
送された原稿画像を読み取り、読み取った原稿画像の画
像データを機械制御部28を介して画像記憶部18に送
信する。送信された画像データは機械操作部14により
設定された画質等に対応するよう画像処理部20に設け
られる図示しないデータ処理部により所望の画質に処理
される。処理された画像データは、機械制御部28を介
して画像処理部20に送信され、画像処理部20におい
て、用紙トレイ22に収容される用紙に画像を記録す
る。この画像は、設定した枚数、部数だけ出力され、画
像が記録された用紙は後処理装置26の収容トレイ40
に排出される。排出された用紙には、指示があれば後述
するように後処理が行われる。
【0035】ステップ204では、ステップ105にお
いて機械制御部28が送信した後処理実行指示を、後処
理制御部38が受信したか否かを判断する。後処理実行
指示を受信したと判断された場合には、ステップ205
へ移行し、収容トレイ40に排出された用紙に対して後
処理、すなわち、ステープル処理を行い、本ルーチンが
終了する。後処理実行指示を受信しなかったと判断され
た場合には、ステップ206に移行し後処理を実行せ
ず、本ルーチンが終了する。
【0036】以上述べた如く、本実施の形態よれば、後
処理装置自体に制御部を設けることにより、画像が記録
される用紙に対して後処理が可能であるか否かを後処理
装置において判断することができ、画像形成装置本体の
制御部に後処理装置の能力を逐一入力・設定する必要が
ない。また、画像が記録される用紙の紙種、紙質、厚さ
又は重さ等の用紙の属性に応じて、ステープル処理等の
後処理が不可能な場合には、予め警告を行うので誤って
後処理不可能なジョブに対して後処理を実行してステー
プル針の破損、排出された用紙の破損、後処理装置の動
作不良等を招来することがなく、ステープル処理等の後
処理を確実に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像が記録される用紙に対して後処理が可能であるか否か
を後処理装置において判断することができ、画像が記録
される用紙の紙質、厚さ又は重さ等の属性に応じてステ
ープル処理等の後処理を確実に行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
概略説明図である。
【図2】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
用紙トレイに設けられる紙種切替パネルの説明図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
機械操作部を示す説明図である。
【図5】 図5(A)は、本発明の実施の形態にかかる
画像形成装置の機械制御部の制御ルーチンをあらわすフ
ローチャートであり、図5(B)は、本発明の実施の形
態にかかる画像形成装置の後処理装置の後処理制御部の
制御ルーチンをあらわすフローチャートである。
【符号の説明】
10 画像形成装置 14 機械操作部 16 画像読取部 18 画像記憶部 20 画像処理部 22 用紙トレイ群 26 後処理装置 28 機械制御部 38 後処理制御部 40 収容トレイ 42 紙種切替パネル 46 ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍵野 正則 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AS13 CK01 CK04 HJ07 HK15 HN15 2H027 DC02 ED29 EF06 FA02 FA03 FA35 FB06 FB07 FB19 FD08 GA23 GA44 GA45 GA47 GA48 GB01 GB07 GB19 ZA07 5C062 AA05 AB17 AB22 AB35 AC02 AC04 AC10 AC65

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る画像読取手段と、 画像が出力される用紙の属性、出力枚数等の出力情報を
    管理する出力情報管理手段と、 前記出力情報管理手段によって管理される出力情報に基
    づいて、前記画像読取手段により読み取られた画像を所
    定の用紙に記録し、排出する画像処理手段と、 前記画像処理手段の下流側に設けられ、前記画像処理手
    段により排出された用紙に後処理を行う後処理装置と、 前記出力情報管理手段によって管理される出力情報に基
    づく画像の記録前に、排出される用紙に前記後処理手段
    により後処理を行うことができるか否かを判断する後処
    理可否判断手段と、 を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記後処理可否判断手段は、後処理装置
    の制御系に設けられることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記後処理が用紙の重さに基づいて当該
    後処理の可否が決定されることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記後処理可否判断手段の判断結果を報
    知する報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3の何れか1項記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記報知手段が前記画像処理手段の動作
    を中止するか、あるいは、後処理を中止するかの指示を
    促すメッセージであることを特徴とする請求項4記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段によるメッセージに対応し
    て前記画像処理手段の動作を中止するか、あるいは、後
    処理を中止するかの選択を行う選択手段をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
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