JP2003001606A - ステープル装置およびその方法 - Google Patents

ステープル装置およびその方法

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JP2003001606A
JP2003001606A JP2001186778A JP2001186778A JP2003001606A JP 2003001606 A JP2003001606 A JP 2003001606A JP 2001186778 A JP2001186778 A JP 2001186778A JP 2001186778 A JP2001186778 A JP 2001186778A JP 2003001606 A JP2003001606 A JP 2003001606A
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JP2001186778A
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Yoshiaki Watanabe
嘉昭 渡邉
Atsushi Yoshida
敦 吉田
Daisuke Imada
大輔 今田
Yasuta Tanaka
康太 田中
Takuya Ito
拓也 伊藤
Takeshi Nakamura
健 中村
Yoshiyuki Kitazawa
由之 北澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の厚さおよび枚数に応じて、複数のステ
ープル装置のなかから最適ないずれかを選択し、ステー
プル処理を行うようにする。 【解決手段】 本発明にかかるステープル処理は、設定
されるコピー枚数N、コピー用紙トレー部20の用紙設
定パネル200に設定されるコピー用紙の厚さ、複数の
ステープルの性能に基づいて、ステープル処理が可能か
否かを判断する。本発明にかかるステープル処理は、ス
テープル処理が不可能な場合には、ユーザにその旨を警
告し、ステープルの種類および用紙の種類(厚さ)また
はこれらのいずれかを変更するようにユーザを促す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステープル処理の
対象となる用紙の厚さ、用紙の枚数およびステープル装
置の能力に基づいて、ステープル処理が可能か否かを判
定するステープル装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のステープル装置を備え、コピーマ
シンなどが画像を印刷した印刷済み用紙に対して、複数
のステープル装置のいずれかを選択してステープル針を
打つ後処理装置が用いられている。例えば、「特開20
00−86073号公報」(文献1)は、印刷済み用紙
の束の厚さを検出し、この束に対してステープルを打つ
ことができるステープル装置を選択して用いる方法を開
示する。また、例えば、「特開平11−301919号
公報」(文献2)は、コピー枚数Nに応じてステープル
装置を選択して用いる方法を開示する。
【0003】しかしながら、印刷処理の間に波打った
り、曲がったりするので、コピー済み用紙の束の正確な
厚さを測ることは難しく、文献1に開示された方法によ
ると、不要に大きなステープル針を打つ装置を選択して
しまうといったように、最適なステープル装置を選択で
きない可能性がある。また、種類によって、用紙の厚さ
は一定ではないので、文献2に開示された方法による
と、コピー枚数Nだけを考慮しても、最適なステープル
装置を選択できない可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、用紙の厚
さおよび枚数に応じて、複数のステープル装置のなかか
ら最適ないずれかを選択し、ステープル処理を行うこと
ができるようにしたステープル装置およびその方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にかかるステープル装置は、ステープル処理
の対象となる用紙の厚さを受け入れる厚さ受け入れ手段
と、ステープル処理される用紙の枚数を受け入れる枚数
受け入れ手段と、前記ステープル手段の処理能力を受け
入れる処理能力受け入れ手段と、前記受け入れられた用
紙の厚さと用紙の枚数とステープル手段の処理能力とに
基づいて、ステープル処理が可能か否かを判定する判定
手段と、前記判定の結果に応じて、ステープル処理され
る用紙に対して、ステープル処理を行うステープル手段
とを有する。
【0006】好適には、前記判定において、ステープル
処理が不可能であると判断された場合に、ステープル処
理が不可能である旨を表示する第1の表示手段を有す
る。
【0007】好適には、処理能力が異なる複数の前記ス
テープル手段と、前記複数のステープル手段のいずれか
を選択するステープル選択手段とを有し、前記判定手段
は、前記受け入れられた用紙の厚さと、用紙の枚数と、
前記選択されたステープル手段の処理能力とに基づい
て、ステープル処理が可能か否かを判定し、前記選択さ
れたステープル手段は、前記判定の結果に応じて、ステ
ープル処理される用紙に対して、ステープル処理を行
う。
【0008】好適には、前記判定において、ステープル
処理が不可能であると判断された場合に、ステープル手
段および用紙またはこれらのいずれかの変更を促す表示
を行う第2の表示手段を有する。
【0009】好適には、前記ステープル選択手段は、選
択されたステープル手段によるステープル処理が不可能
であると判定された場合に、ステープル処理される用紙
に対して、ステープル処理が可能な他のステープル手段
を選択する。
【0010】また、本発明にかかるステープル方法は、
ステープル処理の対象となる用紙の厚さを受け入れ、ス
テープル処理される用紙の枚数を受け入れ、前記ステー
プル手段の処理能力を受け入れ、前記受け入れられた用
紙の厚さと用紙の枚数とステープル手段の処理能力とに
基づいて、ステープル処理が可能か否かを判定し、前記
判定の結果に応じて、ステープル処理される用紙に対し
て、ステープル処理を行う。
【0011】また、本発明にかかるプログラムは、ステ
ープル処理の対象となる用紙の厚さを受け入れるステッ
プと、ステープル処理される用紙の枚数を受け入れるス
テップと、前記ステープル手段の処理能力を受け入れる
ステップと、前記受け入れられた用紙の厚さと用紙の枚
数とステープル手段の処理能力とに基づいて、ステープ
ル処理が可能か否かを判定するステップと、前記判定の
結果に応じて、ステープル処理される用紙に対して、ス
テープル処理を行うステップとをコンピュータに実行さ
せる。
【0012】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明の
第1の実施形態を説明する。図1は、本発明にかかるコ
ピーシステム1の概略構成を示す図である。図2は、図
1に示したコピー用紙トレー部20の構成を例示する正
面および側面図である。図3〜5は、それぞれ図1に示
したコピー用紙トレー部20の用紙トレーを例示する正
面図、上面図および斜視図である。図6は、図1および
図2に示したコピー用紙トレー部20の各トレーに設け
られる用紙設定パネル200を例示する図である。図7
は、図1に示した制御装置4を中心として、コピーシス
テム1の概略構成を示す図である。
【0013】[コピー装置本体2]図1に示すように、
コピーシステム1は、コピー装置本体2および後処理装
置3−1から構成される。コピー装置本体2は、制御装
置4、コピー用紙トレー部20、紙送り装置22、プリ
ントエンジン24、スキャナ26および原稿送り装置2
8から構成される。コピー用紙トレー部20は、例えば
図2に例示するような構成を採り、図1に示したように
複数の用紙トレーを含む。なお、図1において、用紙
は、左側のコピー本体2から右に、後処理装置3−1の
方向に送られ、図2の側面図において、用紙は、右方向
に送られる。
【0014】図3〜図5に例示するコピー用紙トレー部
20の複数の用紙トレーそれぞれには、図6に示すよう
に、ユーザが、セットしたコピー用紙の種類(厚さ)を
設定するために用いる用紙設定パネル200が設けられ
る。コピー装置本体2は、これらの構成部分により、い
ろいろな種類(厚さ)のコピー用紙を使うことができる
コピーマシンとしての機能を実現する。
【0015】図6に例示するように、用紙設定パネル2
00には、例えば、「普通紙(非コート紙)」を指定す
るボタンと、普通紙より厚く、コーティング処理された
「コート紙」を指定するボタンとが設けられる。さら
に、用紙設定パネル200には、その他の紙それぞれの
種類(厚さ)に対応し、紙の種類それぞれの1平方メー
トル当たりの重さを示すボタンが設けられる。
【0016】なお、紙の種類それぞれの1平方メートル
当たりの重さは「坪量(つぼりょう)」とも言い、図6
に示した用紙設定パネル200には、「64〜80g/
^2」、「81〜105g/m^2」、「106〜135
g/m^2」、「136〜150g/m^2」、「151〜
220g/m^2」および「221〜280g/m^2」の
6種類のボタンが設けられている。容易に理解できるよ
うに、坪量の値が大きければ大きいほどコピー用紙の厚
さは厚くなり、坪量の値が小さければ小さいほどコピー
用紙の厚さは薄くなる。
【0017】つまり、コピー装置本体2の各構成部分
は、制御装置4の制御に従って動作し、スキャナ26
は、原稿送り装置28などにより送られた原稿の画像を
読み込み、プリントエンジン24は、読み込まれた画像
を、紙送り装置22によりコピー用紙トレー部20など
から送られたコピー用紙に印刷し、さらに、紙送り装置
30は、原稿の画像が印刷された用紙を、後処理装置3
−1の紙送り装置30に対して送り込む。
【0018】[制御装置4]図7に示すように、図1に
示した制御装置4は、CPU402およびメモリ404
などを含む制御装置本体40、通信装置42、HDDお
よびCD−ROM装置などの記録装置44、および、表
示・入力装置46から構成される。表示・入力装置46
は、例えば、LCD表示装置およびタッチパネル式の入
力装置を含み、表示・入力装置46の表示装置には、図
7を参照して後述するユーザインターフェース画像(U
I)画像が表示され、この画像に対するユーザの操作を
受け入れる。つまり、制御装置4は、通信機能を有する
コンピュータとしての構成を有し、表示・入力装置46
に対する操作、および、用紙設定パネル200(図6,
7)に対する用紙の種類(厚さ)の設定に従って、コピ
ー装置本体2および後処理装置3−1の動作を制御す
る。
【0019】[後処理装置3−1]図8は、図1および
図7に示した後処理装置3−1の構成を示す図であっ
て、(A)は上から見た構成を示す図であり、(B)は
横から見た構成を示す図である。後処理装置3−1は、
紙送り装置30、ステープル34−1、パンチおよびス
タンプ(後の2者は図示せず)から構成される。
【0020】図8(A),(B)に示すように、ステー
プル34−1は、コピー済み用紙の厚い束をステープル
止めするために適している大型のステープル340、コ
ピー済み用紙の薄い束をステープル止めするために適し
ている小型のステープル344、および、大きさおよび
用途がステープル340,344の中間にあり、コピー
済み用紙の中ぐらいの厚さの束をステープル止めするた
めに適している中型のステープル342とから構成され
る。ステープル340〜344は、後処理装置3−1に
おいて、コピー用紙の搬送方向に対して直角の方向に移
動可能に配設される。なお、図5(A),(B)におい
て、用紙はコピー装置本体2から排紙トレー38の方向
に送られる。
【0021】後処理装置3−1の構成部分は、制御装置
4の制御に従って動作し、紙送り装置30は、コピー装
置本体2の紙送り装置22から送り込まれた印刷済み用
紙をステープル34−1の方向に送る。例えば、表示・
入力装置46に対するユーザの操作に応じてステープル
340〜344のいずれかが選択される。選択されたス
テープラは、ステープル処理のために適切な位置に移動
させられ、搬送されてきたコピー済み用紙の束に対して
ステープル打ちを行う。後処理装置3−1によりステー
プル処理が行われた印刷済み用紙は、紙送り装置30に
より後処理装置3−1から排出され、排出トレー38に
集められる。つまり、後処理装置3−1は、これらの構
成部分により、一般的なコピーマシンの後処理装置とし
ての機能を実現する。
【0022】[ステープル処理プログラム6]図9は、
図1および図7に示した制御装置4において実行され、
本発明にかかるステープル処理を行うステープル処理プ
ログラム6の構成を示す図である。図9に示すように、
ステープル処理プログラム6は、用紙設定受入部60、
操作受入部62、ステープル情報受入部64、ステープ
ル情報テーブル66、コピー枚数受入部68、枚数計算
部70、比較部72、ユーザインターフェース(UI)
部74およびステープル制御部76から構成される。
【0023】ステープル処理プログラム6は、これらの
構成部分により、表示・入力装置46に設定されるコピ
ー枚数N、コピー用紙トレー部20の用紙設定パネル2
00(図6,7)に設定されるコピー用紙の厚さ、ステ
ープル340〜344(図8(A))がどの厚さまでの
コピー用紙の束に対してステープル処理を行えるか(ス
テープル340〜344の性能)に基づいて、ステープ
ル処理が可能か否かを判断する。ステープル処理プログ
ラム6は、ステープル処理が不可能な場合には、ユーザ
にその旨を警告し、ステープル342,344の種類お
よび用紙の種類(厚さ)またはこれらのいずれかを変更
するようにユーザを促す。
【0024】[用紙設定受入部60]ユーザは、コピー
用紙トレー部20の各トレーにコピー用紙をセットし、
さらに、各トレーの用紙設定パネル200(図6,7)
に対して、「非コート紙」、「コート紙」、「64〜8
0g/m^2」〜「221〜280g/m^2」のいずれか
のボタンを押下して、セットしたコピー用紙の種類(厚
さ)を設定し、トレーをコピー用紙トレー部20に挿入
する。用紙設定受入部60は、ユーザがトレーをコピー
用紙トレー部20に挿入すると、用紙設定パネル200
に設定されたコピー用紙の種類を受け入れ、受け入れた
コピー用紙の種類を、コピー用紙トレー部20のトレー
それぞれにセットされたコピー用紙一枚当たり厚さを示
す厚さ情報に変換し、枚数計算部70に対して出力す
る。
【0025】[操作受入部62]操作受入部62は、表
示・入力装置46(図1,図7)に対してユーザが行う
操作を受け入れ、受け入れた操作をステープル情報受入
部64、コピー枚数受入部68およびステープル制御部
76に対して出力する。つまり、操作受入部62は、ユ
ーザが表示・入力装置46に対してコピー枚数Nを設定
する操作を行うと、設定されたコピー枚数Nをコピー枚
数受入部68に対して通知する。
【0026】また、操作受入部62は、ユーザが表示・
入力装置46に対して、ステープル340〜344(図
8(A))のいずれかを選択する操作を行うと、選択さ
れたステープル340〜344のいずれかを示すステー
プル情報を、ステープル情報受入部64に対して出力す
る。また、操作受入部62は、ユーザが表示・入力装置
46に対して、ステープルを行うように指示する操作を
行うと、この操作をステープル制御部76に通知する。
さらに、操作受入部62は、表示・入力装置46に対す
るユーザの操作に応じて、ステープル処理プログラム6
の他の構成部分の動作を制御する。
【0027】[ステープル情報テーブル66]ステープ
ル情報テーブル66は、後処理装置3−1において用い
られ得るステープルの機種と、これらの機種それぞれ
が、どの厚さまでのコピー用紙の束に対してステープル
処理が可能か(ステープルの機種ごとの性能)を示すス
テープル情報を記憶する。
【0028】[ステープル情報受入部64]ステープル
情報受入部64は、後処理装置3−1に設定されている
ステープル340〜344の機種を読み取り、あるい
は、ユーザが表示・入力装置46に対して設定したステ
ープル340〜344の機種を受け入れる。ステープル
情報受入部64は、受け入れたステープル340〜34
4の機種を用いてステープル情報テーブル66を検索
し、ステープル340〜344それぞれの性能を示すス
テープル情報を取得し、枚数計算部70に対して出力す
る。
【0029】[コピー枚数受入部68]コピー枚数受入
部68は、ユーザが表示・入力装置46に対して設定し
たコピー枚数Nを、操作受入部62を介して受け入れ、
比較部72およびステープル制御部76に対して出力す
る。
【0030】[枚数計算部70]枚数計算部70は、ス
テープル340〜344それぞれの性能が示すステープ
ル可能な厚さを、用紙設定受入部60から入力されるコ
ピー用紙トレー部20の複数のトレーそれぞれにセット
されたコピー用紙の厚さ情報が示す厚さで除算し、さら
に、余裕を見込んで枚数情報を生成し、比較部72に対
して出力する。つまり、枚数計算部70は、ステープル
340〜344それぞれが、コピー用紙トレー部20に
セットされたコピー用紙、何枚までに対してステープル
処理を、余裕を持って行うことができるかを示す。ステ
ープル340〜344それぞれのコピー用紙kについて
の枚数情報N340k,N342k,N344k(=N30ik;i=
0,2,4)は、下式1−1〜1−3により表される。
【0031】
【数1】N34ik=A34i/Tk−α ;(1) ただし、 A34iは、ステープル34i(ステープル340,34
2,344)の性能、Tkは、コピー用紙トレー部20
のn個のトレーの内、トレーkにセットされたコピー用
紙kの厚さ(n,kは整数;n≧k≧1)、αは安全を
見込んで減ずる枚数である。
【0032】[比較部72]比較部72は、ステープル
処理に用いられようとしているステープル34iが、コ
ピー装置本体2によるコピーに用いられるコピー用紙k
何枚に対してステープル処理可能かを示すN34ikと、コ
ピー枚数Nとを比較する。比較部72は、N34ik≧Nの
場合にはステープル処理が可能と判断し、これ以外の場
合にはスープル処理が不可能と判断して、判断結果をU
I部74およびステープル制御部76に通知する。
【0033】[UI部74]UI部74は、ユーザが操
作に用いるUI画像を表示・入力装置46(図1)に表
示する。また、UI部74は、比較部72から、ステー
プル処理が不可能である旨が通知されると、ステープル
処理が不可能である旨の警告を表示する。ステープル処
理が不可能である旨が通知されると、UI部74は、さ
らに、コピー用紙トレー部20のトレー(コピー用紙の
種類)の変更、および、ステープル342,344を、
より大きいステープル340,342へ変更することを
促す表示を行う。なお、UI部74による表示は、図1
0を参照して後述する。
【0034】[ステープル制御部76]ステープル制御
部76は、選択された後処理装置3−1のステープル3
40〜344のいずれかをユーザの操作に応じて制御
し、比較部72がステープル処理可能と判断することを
条件として、コピー装置本体2から後処理装置3−1に
搬送されたコピー済み用紙の束に対してステープル処理
を行わせる。
【0035】[コピーシステム1の動作]以下、第1の
実施形態におけるコピーシステム1の全体動作を、ステ
ープル処理プログラム6の処理を中心に説明する。図1
0は、図9に示したステープル処理プログラム6の処理
(S10)を示す第1のフローチャートである。
【0036】図10に示すステップ100(S100)
において、ユーザが、コピー装置本体2(図1,4)の
コピー用紙トレー部20(図1,2,4)のトレーそれ
ぞれにコピー用紙をセットし、トレーそれぞれに設けら
れた用紙設定パネル200(図6,7)に対してコピー
用紙を設定し、トレーをコピー用紙トレー部20に挿入
すると、ステープル処理プログラム6(図9)の用紙設
定受入部60は、設定されたコピー用紙の種類を読み取
る。用紙設定受入部60は、読み取ったコピー用紙の種
類を、コピー用紙kの厚さTkに変換し、枚数計算部7
0に対して出力する。
【0037】ステップ102(S102)において、ス
テープル情報受入部64は、後処理装置3−1(図1,
4,5)または表示・入力装置46(図1,4)から、
ステープル340〜344の機種を受け、ステープル情
報テーブル66を検索して、ステープル340〜344
の性能を示すステープル情報を取得する。
【0038】ステップ104(S104)において、ス
テープル情報受入部64は、ユーザにより選択されたス
テープル340〜344の何れかの性能を示すステープ
ル情報A34iを、枚数計算部70に対して出力する。ま
た、コピー枚数受入部68は、操作受入部62からコピ
ー枚数Nを受け入れ、比較部72およびステープル制御
部76に対して出力する。
【0039】ステップ106(S106)において、枚
数計算部70は、上述した式1により、選択されたステ
ープル34iにより、コピー用紙kに対して何枚までス
テープル処理が可能かを計算する。枚数計算部70は、
計算の結果として得られた枚数を比較部72に対して出
力する。
【0040】ステップ108(S108)において、比
較部72は、コピー枚数受入部68から入力されたコピ
ー枚数Nと、枚数計算部70から得られたコピー可能枚
数N34ikとを比較し、ステープル処理が可能か否かを判
断する。ステープル処理が可能な場合には、ステープル
処理プログラム6は、S116の処理に進み、これ以外
の場合にはS110の処理に進む。
【0041】ステップ110(S110)において、U
I部74は、ユーザにより警告機能がONにされている
か否かを判断する。警告機能がONになっている場合に
は、ステープル処理プログラム6はS112の処理にす
すみ、これ以外の場合にはS114の処理に進む。
【0042】ステップ112(S112)において、U
I部74は、表示・入力装置46(図1,図7)に対し
て、「設定されたコピー枚数ではステープルできませ
ん」と警告する表示を行い、さらに、「コピー枚数また
は用紙の種類を変更してください」あるいは「コピー枚
数を”N36ik”枚以下にするか、用紙を***g/m^2
以下としてください」という、ユーザに対してコピー枚
数および用紙の種類の変更を促す表示を行う。
【0043】ステップ114(S114)において、操
作受入部62は、S112の処理における表示に応答し
て設定の変更があるか否かを判断する。ステープル処理
プログラム6は、一定時間内に設定の変更があった場合
にはS104の処理に戻り、これ以外の場合には処理を
終了する。
【0044】ステップ116(S116)において、コ
ピー装置本体2は、表示・入力装置46に対する設定に
応じてコピー処理を行う。後処理装置3−1は、ステー
プル340〜344のいずれかを選択し、選択したステ
ープルを用いて、コピー済みの用紙に対してステープル
処理を行う。
【0045】[変形例]図11は、図1,2,4に示し
た後処理装置3−1の代わりに用いられる後処理装置3
−2の構成を示す図である。図11に示すように、後処
理装置3−2は、ステープル34−1が、コピー済み用
紙の搬送路それぞれに配置されたステープル340〜3
44から構成されるステープル34−2で置換されてい
る。後処理装置3−2においては、搬送路を選ぶことに
より、ステープル340〜344を用いてステープル処
理を行うことができる。なお、図11において、用紙
は、右方向に送られる。
【0046】コピーシステム1(図1,図7)において
は、後処理装置3−1の代わりに、後処理装置3−2を
用いても、本発明にかかるステープル処理を実行するこ
とができる。また、ステープル34−1,34−2に1
つのステープルのみを備え、このステープルにセットす
るステープルの針の長さを変更することにより、ステー
プルの性能を変更することも可能である。
【0047】また、第1の実施形態においては、ステー
プル340,342,344の3種類のステープルが用
いられたが、ステープルの種類は2種類以上であれば任
意である。また、コピー用紙トレー部20がコピー装置
本体2の内部に設けられている場合を例示したが、コピ
ー用紙トレー部20が、コピー装置本体2の外部に設け
られていてもよい。
【0048】また、表示・入力装置46がコピー装置本
体2と一体に構成されている場合を例示したが、コピー
装置本体2とコンピュータとをネットワークを介して接
続し、このコンピュータにUI画像を表示するようにし
てもよい。また、後処理装置3−1,3−2とコピー装
置本体2とを組み合わせる他に、後処理装置3−1,3
−2とプリンタ装置などを組み合わせ、本発明にかかる
ステープル処理を行うことも可能である。また、ユーザ
が用紙設定パネル200(図6など)に対してコピー用
紙の種類を設定するほか、コピー装置本体2および後処
理装置3−1,3−2の紙送り装置30に厚さ検知手段
を設け、自動的にコピー用紙の厚さを検出するようにし
て、本発明にかかるステープル処理を応用してもよい。
【0049】[第2の実施形態]以下、本発明の第2の
実施形態を説明する。図12は、図9に示したステープ
ル処理プログラム6の処理(S20)を示す第2のフロ
ーチャートである。なお、図12においては、図10に
示した処理と同じ処理には同じ符号が付してある。第2
の実施形態においては、コピーシステム1は、図10に
示した処理に、図12に示すS200,S202および
S204の処理を付加することにより、選択されたステ
ープル342,344のいずれかによりステープル処理
が不可能な場合に、自動的により性能が高い他のステー
プル340,342のいずれかを選択する。
【0050】第2の実施形態においては、図10に示し
たS114の処理において、設定変更がないと判断した
ステープル処理プログラム6は、図12に示すS200
の処理に進む。ステップ200(S200)において、
ステープル処理プログラム6の操作受入部62(図9)
は、ステープルの自動選択機能がONされているか否か
を判断し、この機能がONされている場合にはS202
の処理に進み、これ以外の場合には処理を終了する。
【0051】ステップ202(S202)において、比
較部72が、ステープル340,342の全てについて
判断を行い、ステープル処理が不可能と判断した場合に
は、ステープル処理プログラム6は、処理を終了し、こ
れ以外の場合には、S204の処理に進む。
【0052】ステップ204(S204)において、操
作受入部62は、その時点でステープル344が選択さ
れている場合には、より大きいステープル342を新た
に選択するように、その時点でステープル342が選択
されている場合にはステープル340を新たに選択する
ようにステープル情報受入部64およびステープル制御
部76を制御し、S104の処理に進む。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるス
テープル装置およびその方法によれば、用紙の厚さおよ
び枚数に応じて、複数のステープル装置のなかから最適
ないずれかを選択し、ステープル処理を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコピーシステムの概略構成を示
す図である。
【図2】図1に示したコピー用紙トレー部の構成を例示
する正面および側面図である。
【図3】図1に示したコピー用紙トレー部の用紙トレー
の正面図である。
【図4】図1に示したコピー用紙トレー部の用紙トレー
の上面図である。
【図5】図1に示したコピー用紙トレー部の用紙トレー
の斜視図である。
【図6】図1および図2に示したコピー用紙トレー部の
各トレーに設けられる用紙設定パネルを例示する図であ
る。
【図7】図1に示した制御装置を中心として、コピーシ
ステムの概略構成を示す図である。
【図8】図1および図7に示した後処理装置の構成を示
す図であって、(A)は上から見た構成を示す図であ
り、(B)は横から見た構成を示す図である。
【図9】図1および図7に示した制御装置において実行
され、本発明にかかるステープル処理を行うステープル
処理プログラムの構成を示す図である。
【図10】図9に示したステープル処理プログラムの処
理(S10)を示す第1のフローチャートである。
【図11】図1,2,4に示した第1の後処理装置の代
わりに用いられる第2の後処理装置の構成を示す図であ
る。
【図12】図9に示したステープル処理プログラムの処
理(S20)を示す第2のフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・コピーシステム 2・・・コピー装置本体 20・・・コピー用紙トレー部 200・・・用紙設定パネル 22・・・紙送り装置 24・・・プリントエンジン 26・・・スキャナ 28・・・原稿送り装置 4・・・制御装置 40・・・制御装置本体 402・・・CPU 404・・・メモリ 42・・・通信装置 44・・・記録装置 440・・・記録媒体 46・・・表示・入力装置 6・・・ステープル処理プログラム 60・・・用紙設定受入部 62・・・操作受入部 64・・・ステープル情報受入部 66・・・ステープル情報テーブル 68・・・コピー枚数受入部 70・・・枚数計算部 72・・・比較部 74・・・UI部 76・・・ステープル制御部 3−1,3−2・・・後処理装置 30・・・紙送り装置 34−1,34−2,340,342,344・・・ス
テープル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今田 大輔 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 田中 康太 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 伊藤 拓也 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 中村 健 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 北澤 由之 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H027 DA28 DA42 DA46 DB08 DC02 DC09 DE04 DE07 DE09 EC06 EC10 EC18 EC20 ED16 ED19 ED22 ED29 EE01 EE02 EE05 EE07 EF06 EF10 FA01 FA23 FA24 FA35 FA40 FB06 FB07 FB11 GA23 GA30 GA34 GA49 GA54 GB09 GB20 ZA07 3C054 CB04 CC06 CD05 CF01 CF11 CF18 3F108 GA02 GB01 HA02 HA45 HA55

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステープル処理の対象となる用紙の厚さを
    受け入れる厚さ受け入れ手段と、 ステープル処理される用紙の枚数を受け入れる枚数受け
    入れ手段と、 前記ステープル手段の処理能力を受け入れる処理能力受
    け入れ手段と、 前記受け入れられた用紙の厚さと用紙の枚数とステープ
    ル手段の処理能力とに基づいて、ステープル処理が可能
    か否かを判定する判定手段と、 前記判定の結果に応じて、ステープル処理される用紙に
    対して、ステープル処理を行うステープル手段とを有す
    るステープル装置。
  2. 【請求項2】前記判定において、ステープル処理が不可
    能であると判断された場合に、ステープル処理が不可能
    である旨を表示する第1の表示手段を有する請求項1に
    記載のステープル装置。
  3. 【請求項3】処理能力が異なる複数の前記ステープル手
    段と、 前記複数のステープル手段のいずれかを選択するステー
    プル選択手段とを有し、 前記判定手段は、前記受け入れられた用紙の厚さと、用
    紙の枚数と、前記選択されたステープル手段の処理能力
    とに基づいて、ステープル処理が可能か否かを判定し、 前記選択されたステープル手段は、前記判定の結果に応
    じて、ステープル処理される用紙に対して、ステープル
    処理を行う請求項1または2に記載のステープル装置。
  4. 【請求項4】前記判定において、ステープル処理が不可
    能であると判断された場合に、ステープル手段および用
    紙またはこれらのいずれかの変更を促す表示を行う第2
    の表示手段を有する請求項3に記載のステープル装置。
  5. 【請求項5】前記ステープル選択手段は、選択されたス
    テープル手段によるステープル処理が不可能であると判
    定された場合に、ステープル処理される用紙に対して、
    ステープル処理が可能な他のステープル手段を選択する
    請求項3に記載のステープル装置。
  6. 【請求項6】ステープル処理の対象となる用紙の厚さを
    受け入れ、 ステープル処理される用紙の枚数を受け入れ、 前記ステープル手段の処理能力を受け入れ、 前記受け入れられた用紙の厚さと用紙の枚数とステープ
    ル手段の処理能力とに基づいて、ステープル処理が可能
    か否かを判定し、 前記判定の結果に応じて、ステープル処理される用紙に
    対して、ステープル処理を行うステープル方法。
  7. 【請求項7】ステープル処理の対象となる用紙の厚さを
    受け入れるステップと、 ステープル処理される用紙の枚数を受け入れるステップ
    と、 前記ステープル手段の処理能力を受け入れるステップ
    と、 前記受け入れられた用紙の厚さと用紙の枚数とステープ
    ル手段の処理能力とに基づいて、ステープル処理が可能
    か否かを判定するステップと、 前記判定の結果に応じて、ステープル処理される用紙に
    対して、ステープル処理を行うステップとをコンピュー
    タに実行させるプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010033071A (ja) * 2004-12-15 2010-02-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成システム
JP2012000782A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Ricoh Co Ltd シート処理装置及び画像形成装置
JP2014008642A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Canon Inc 画像処理装置、情報処理装置、制御方法及びプログラム

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