JP2002097827A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JP2002097827A
JP2002097827A JP2000289526A JP2000289526A JP2002097827A JP 2002097827 A JP2002097827 A JP 2002097827A JP 2000289526 A JP2000289526 A JP 2000289526A JP 2000289526 A JP2000289526 A JP 2000289526A JP 2002097827 A JP2002097827 A JP 2002097827A
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Junichi Yokoyama
順一 横山
Fumio Aoki
文男 青木
Noriaki Nakatomi
教明 中富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えばラゲージパネルを両開き可能なラゲー
ジパネル開閉システムに使用した場合、ラゲージパネル
を前方開閉操作するとき、そのシステムの剛性を向上で
きるロック装置を提供する。 【解決手段】 ストライカ11が固着されたベースプレ
ート12に、スプリング固定用プレート15を固定用ピ
ン16により取付ける。スプリング固定用プレート15
の取付面15aに、スライドプレート17を固定用ピン
16が挿通される長孔部23を介してベースプレート1
2に対して相対移動可能となるように取付ける。スライ
ドプレート17は、各収容部25,26内に収容された
スプリングを介してスプリング固定用プレート15に対
し同図下方に付勢されている。スライドプレート17に
は、ストライカ11を挟む左右両側等距離の位置に、一
対の延出部18が形成されており、ロック機構10のハ
ウジング20には一対の延出部18と相対する位置に規
制部21が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車には、ラゲージドア(ラゲ
ージパネル)等を閉じた状態にロックするロック装置を
備える。ロック装置は、ストライカを有するストライカ
本体と、ストライカを係止するロック機構を内蔵するロ
ック本体との二部品で構成される。ロック装置の二部品
のうち一方がラゲージドア側に、他方がボディ(バン
パ)側にそれぞれ取付けられて使用される。ロック装置
は、ラゲージドアのキーシリンダに挿し込んだキーを回
すか、車室内の操作部を操作することでロック解除され
る。
【0003】この種のロック装置には、ラゲージドア等
を開方向へ付勢するホップアップ機能を備えるものがあ
り、ロック解除時にはホップアップ機能によってラゲー
ジドアが少し(例えば1〜2cm)開き、指等を差込む
操作スペースが確保される。このロック装置の一例とし
て、例えば図8に示す装置がある。このロック装置51
は、ドア52側のストライカ53と、車両ボデー54側
のロック機構55を備える。ストライカ53側には、ゴ
ムクッション56と、バネ57により同図の白抜き矢印
方向に付勢されたレバー58が設けられている。
【0004】そして、このストライカ53とロック機構
55の係止(ロック)を解除すると、ゴムクッション5
6とレバー58の付勢力によって、ストライカ53がロ
ック機構55から離間する方向へドア52が押し上げら
れて少し持ち上がる仕組みになっている。このため、ロ
ック解除操作後に、ドア52が開状態になったか否かを
容易に判断できるうえ、ドア開操作をするための操作ス
ペース(指を掛けるスペース)が充分に確保され、ドア
52の操作性も良くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オープンカ
ー等のコンバーチブル車のラゲージドア開閉システムで
は、図6(a)および(b)に示すように車両前後方向
両側のどちらからでもラゲージドア(ラゲージパネル)
2を開閉することができる。ラゲージドア2はドア閉状
態のとき、その前部左右に位置するヒンジ機構の二点
と、その後部幅方向略中央に位置するロック装置の一点
で三点支持される構造をとっている。よって、図6
(b)のようにラゲージドア前方開閉時には、ラゲージ
ドアの後部はロック装置の噛合部の一箇所(一点)での
み支持される。
【0006】例えば図8に示すように、ストライカ53
とロック機構55との噛合部59を挟む両側に、バネ5
7により付勢されたレバー58と、ゴムクッション56
とを配置する構造を、図6に示すようなヒンジ機構を有
するロック装置に適応すると、次の問題が生じる。
【0007】即ち、ドア52の後部はストライカ53と
ロック機構55との噛合部59で一点支持されているだ
けなので、ドア52の開閉時の回動姿勢が回動面両側に
変動し左右に傾く。このドア52の回動姿勢の傾きは、
ゴムクッション56とレバー58で受けることになる。
しかし、ゴムクッション56とレバー58(バネ57)
のバネ定数がそれぞれ異なるため、ゴムクッション56
からロック機構55に加わる力(図8の太線矢印)と、
レバー58からロック機構55に加わる力(図8の白抜
矢印)との間の保持バランスが安定しない。
【0008】これは、このロック装置51が元々、ドア
52の左右の傾きを考慮して設計されたものではなく、
ゴムクッション56による緩衝効果や、レバー58によ
るホップアップ機能を目的として設けられているからで
ある。このように噛合部59を挟んで両側で保持バラン
スが安定しないと、ドア52の保持剛性が弱くなる等の
不具合が生じ、開閉システムとしての剛性感や姿勢安定
感が損なわれるという問題がある。
【0009】しかし、この噛合い部59を中心として、
実線矢印方向の力と、白抜き矢印方向の力のバランスを
安定させることは製品上困難である。従って、ラゲージ
ドア前方開閉作動時のドア保持剛性が弱くなることが懸
念され、ロック装置51の品質感の劣化や、ラゲージド
ア2が車両ボデーやバンパ等に干渉する等の問題が生じ
る場合があった。なお仮に、保持バランスを確保できた
としても、図8のように両側で異なる弾性機構である二
部品が使用されたり、同じ弾性機構でも二部品が使用さ
れるとなると、部品数が多くなるため、構造複雑化や組
立工数増加の問題を招く。
【0010】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、例えばラゲージパネルを両開
き可能なラゲージパネル開閉システムに使用した場合、
そのシステムの剛性を向上できるロック装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、ストライカを有するスト
ライカ本体と、前記ストライカと係止されるロック機構
を備えたロック本体とを備えたロック装置であって、前
記ストライカが前記ロック機構と係止した状態で、前記
ストライカ本体と前記ロック本体とを互いに離間する方
向に付勢する弾性手段と、前記ストライカ本体と前記ロ
ック本体の少なくとも一方に係止方向に移動可能に設け
られ、前記ストライカ本体と前記ロック機構との噛合部
を挟んで両側に位置する複数の当接部に、前記弾性手段
の付勢力を伝達する一部品からなる介装手段とを備えた
ことを要旨とする。
【0012】この発明によれば、ロック時には、ストラ
イカ本体のストライカがロック本体のロック機構に係止
される。ストライカとロック機構が係止したとき、一部
品からなる介装手段が係止方向に移動され、噛合部を挟
む両側に位置する複数の当接部に弾性手段によって付勢
力が加わる。よって例えば、このロック装置を車両用の
ラゲージパネルに適用する場合、ロック解除時に車両の
パネルをボディと離間する方向に押上げるホップアップ
機能を有するロック装置が簡単な構造で提供される。ま
た、例えば本発明のロック装置を、両開き可能の車両用
のラゲージパネル開閉システムに搭載した場合、ストラ
イカ本体とロック本体の係止点を中心として両側に加わ
る付勢力の保持バランスが安定するので、パネルの保持
剛性が向上し、システムの剛性が向上する。
【0013】請求項2に記載の発明では、ストライカを
有するストライカ本体と、前記ストライカと係止される
ロック機構を備えたロック本体とを備え、前記ストライ
カとロック機構との噛合部を支持点として、前記ストラ
イカ本体と前記ロック本体との相対回動運動が可能に構
成されたロック装置であって、前記ストライカが前記ロ
ック機構と係止した状態で、前記ストライカ本体と前記
ロック本体との前記相対回動運動時の回動姿勢の回動面
両側での姿勢変動を、前記ストライカと前記ロック機構
との噛合部を挟む両側で規制する規制手段と、前記規制
手段による規制を弾性的な規制とするために前記規制手
段に弾性力を付与する弾性手段とを有する姿勢保持手段
を備えていることを要旨とする。
【0014】この発明によれば、ロック時には、ストラ
イカ本体のストライカがロック本体のロック機構に係止
される。ストライカ本体とロック本体との相対回動運動
時の回動姿勢の回動面両側での姿勢変動は、ストライカ
がロック機構と係止した状態で、姿勢保持手段の規制手
段によってストライカとロック機構との噛合部を挟んで
両側で規制される。そしてその係止時には、規制手段に
よる規制が弾性的な規制となるように、姿勢保持手段の
弾性手段によって規制手段に弾性が付与される。よっ
て、例えば本発明のロック装置を、両開き可能の車両用
のラゲージパネル開閉システムに搭載した場合、ストラ
イカ本体とロック本体の係止点を中心として両側に加わ
る付勢力の保持バランスが安定するので、パネルの保持
剛性が向上し、システムの剛性が向上する。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記姿勢保持手段は、前記ストライ
カ本体と前記ロック本体の少なくとも一方に係止方向に
移動可能に設けられた前記規制手段を介して弾性規制箇
所となる複数の当接部を有し、前記係止した状態におい
て前記複数の当接部を介して前記ストライカ本体と前記
ロック本体とを前記弾性手段の付勢力により互いに離間
する方向に付勢するホップアップ機能を兼ねていること
を要旨とする。
【0016】この発明によれば、請求項2に記載の発明
の作用に加え、姿勢保持手段によって、ストライカ本体
とロック機構が係止した状態で、係止方向に移動可能に
設けられた規制手段を介して弾性規制箇所となる複数の
当接部で当接させる。そして、ホップアップ機能を兼ね
たこの姿勢保持手段によって、係止した状態においてス
トライカ本体とロック本体とが複数の当接部を介して弾
性手段の付勢力によって互いに離間する方向に付勢され
る。よって、本例のロック装置を、ラゲージパネルが両
開き可能な開閉システムに適用した場合、パネル前開き
時にシステム剛性が確保されるだけでなく、ホップアッ
プ機能も備えることから、ロック解除時にパネルを指に
掛けるスペースも確保される。
【0017】請求項4に記載の発明では、請求項2又は
3に記載の発明において、前記ストライカ本体と前記ロ
ック本体との少なくとも一方には、前記相対回動運動時
の回動許容量を増大するリンク機構が設けられているこ
とを要旨とする。
【0018】この発明によれば、請求項2又は3に記載
の発明の作用に加え、ストライカ本体とロック本体のう
ち少なくとも一方に設けられたリンク機構によって、相
対回動運動の回動許容量が増大される。よって、例えば
本例のロック装置を車両のラゲージパネルが両開き可能
な開閉システムに適用した場合、パネルの相対回動運動
時の回動軌跡がほぼ一定化し、パネルが車両本体に干渉
する等の不具合が生じ難くなる。
【0019】請求項5に記載の発明では、請求項2〜4
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ストラ
イカ本体と前記ロック本体は、前記ストライカと前記ロ
ック機構との噛合部を支持点とする相対回動運動によっ
て開閉機構により開閉されることで車両に両開き可能に
設けられたラゲージパネルのロックに使用されることを
要旨とする。
【0020】この発明によれば、請求項2〜4のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、開閉機構によっ
て噛合部を支持点として車両のラゲージパネルが開閉さ
れる。このパネル開閉時、ストライカ本体とロック本体
のうち、ラゲージパネル側に設けられた一方が他方に対
して回動される。このとき、ストライカ本体とロック本
体との相対回動運動の回動面両側への姿勢変動が、姿勢
保持手段によって規制されるので、ストライカ本体とロ
ック本体の噛合部を支持点として両側に加わる力の保持
バランスが安定し、パネル保持剛性向上化や、ラゲージ
開閉システムの剛性向上化が図れる。
【0021】請求項6に記載の発明では、請求項2〜5
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記ストラ
イカ本体には、前記弾性手段により相対移動する前記規
制手段としての可動プレートが設けられ、前記ストライ
カがロック機構に係止されたとき、前記可動プレートが
ロック本体の前記噛合部を挟む両側略等距離の位置に各
々設けられた規制部に当接することを要旨とする。
【0022】この発明によれば、請求項2〜5のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、可動プレートが
規制部で支持されることによって、ストライカ本体とロ
ック本体との回動姿勢の姿勢変動が規制される。よっ
て、例えば本例のロック装置を、ラゲージパネルが両開
き可能なパネル開閉システムに用いた場合において、パ
ネルの保持剛性やシステムの剛性の向上化が図れる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のロック装置をオー
プンカー等のコンバーチブル車に搭載されるロック装置
に適用した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
【0024】図6に示すように、オープンカー等のコン
バーチブル車1は、車体後部に設けられたラゲージパネ
ルとしてのラゲージドア2が車両前後方向両側どちらか
らでも開閉可能なラゲージドア開閉システムを備えてい
る。この種の車両では、図6(a)に示すように、ラゲ
ージドア2の後部に車両用ドアロック装置としてのロッ
ク装置6が設けられている。このロック装置6は、図6
(a)に示すラゲージドア後方開閉操作時はロック機構
として機能する。
【0025】一方、図6(b)に示すように車両をオー
プン状態(屋根開状態)にするとき、ラゲージドア2を
前方で開閉操作することでルーフパネル3やリヤウイン
ド4等をトランク5内に収容可能としている。この際ロ
ック装置6は、ラゲージドア前方開閉操作時はドア回動
の基点となる。ラゲージドア2の前部両側には、モータ
M1により駆動される主アーム部7が設けられ、この主
アーム部7は開閉機構としての多節リンク機構8を介し
てラゲージドア2に連結されている。ラゲージドア2の
前方開閉操作は、ロック装置6がロックされた状態でモ
ータM1が駆動されることで行われる。
【0026】図1に示すように、ロック装置6は、ラゲ
ージドア2側に配置されるストライカ本体としてのスト
ライカ装置9と、車体本体1a(図6参照)側に配置さ
れるロック機構10とを備えている。ストライカ装置9
は略コ字形状のストライカ11を備え、このストライカ
11はストライカベースプレート(以下、単にベースプ
レートと称す)12に固着されている。このベースプレ
ート12が、ラゲージドア2の所定位置に取付けられ
る。ラゲージドア後方開閉時にドアを閉操作するとき、
ストライカ11がロック機構10の係合溝13に入り込
んでラッチ14(図7等参照)と噛合うことによって、
ストライカ11とロック機構10が係止されてロック状
態となる。
【0027】図1および図2に示すように、ベースプレ
ート12の側壁内面には、スプリング固定用プレート1
5が2つの固定用ピン16によって取付固定されてい
る。スプリング固定用プレート15の取付面15aに
は、介装手段、規制手段および可動プレートとしてのス
トライカスライドプレート(以下、単にスライドプレー
トと称す)17が組付けられている。このスライドプレ
ート17は、ベースプレート12およびスプリング固定
用プレート15に対して図1の上下方向に相対移動可能
となるように固定用ピン16によって支持されている。
【0028】図2に示すように、スライドプレート17
の平板部22には、固定用ピン16が相対移動可能とな
る長孔部23がそれぞれ貫通形成され、この長孔部23
は図2における上下方向に所定の長さで延びている。長
孔部23の開口長さ(図2での上下方向長さ)と固定用
ピン16の径に基づき、スライドプレート17の可動範
囲は図2に示す距離Lとなる。
【0029】図1および図2に示すように、スライドプ
レート17の両側には、互いに離間する外方向(図1,
図2では左右方向)に延びる一対の延出部18が形成さ
れている。ベースプレート12の両側壁部12aには、
スライドプレート17がベースプレート12に対して相
対移動するときに、一対の延出部18を案内する案内溝
19がそれぞれ形成されている。ロック機構10のハウ
ジング20には、一対の延出部18と相対する両側二箇
所に一対の規制部21が形成されている。この規制部2
1は、噛合部40(図5(b)参照)を挟んで略等間隔
の位置に配置されている。
【0030】図3に示すように、スプリング固定用プレ
ート15は、固定用ピン16の軸部16aをスプリング
固定用プレート15に当接させつつ、その先端をかしめ
ることでベースプレート12に固定されている。またス
ライドプレート17は、長孔部23に固定用ピン16が
挿通された状態で、その頭部16bによって抜け止め支
持されている。
【0031】図3および図4に示すように、スライドプ
レート17とスプリング固定用プレート15の間には、
弾性手段としてのスプリング24が介装されている。ス
ライドプレート17の略中央部には、スプリング24を
収容できるように収容部25が形成されている。一方、
スプリング固定用プレート15にも、その収容部25と
相対する位置にスプリング24を収容できるように収容
部26が形成されている。スライドプレート17の収容
部25は、スプリング固定用プレート15の収容部26
を内部に配置できるように、収容部26よりもやや大き
めに形成されている。そしてスライドプレート17がベ
ースプレート12に対して相対移動するとき、スライド
プレート17は収容部25内に収容部26を収めた状態
で移動する。なお、姿勢保持手段は、スプリング24と
スライドプレート17により構成される。
【0032】図4に示すように、両収容部25,26
は、互いに開口する側が開口形成されている。スプリン
グ24は、収容部25の底面中央に突出形成された突出
部27に一端が固定され、他端が収容部26の上部内面
26aに当接した状態で収容部26に収容されている。
スプリング24は、図4における上下方向に伸縮可能と
なるように収容されている。
【0033】スプリング24は、スライドプレート17
に負荷がかかっていないとき、スプリング固定用プレー
ト15に対しスライドプレート17を押付けるように伸
縮方向長さが設定されている。また、スライドプレート
17に負荷がかかっていないときは、図2に示すように
固定用ピン16が長孔部23の図2上の上部内面23a
に当接することによって固定用ピン16がストッパとし
て機能し、スライドプレート17の静止状態が確保され
ている。
【0034】図1に示すように、ロック機構10のハウ
ジング20は揺動部材30に固定されている。揺動部材
30は、両側に2つずつ配置された計4つのリンク31
aを備えたリンク機構としての4節リンク機構31を介
して固定部材32に連結されている。固定部材32は、
車体本体1aに固定されている。ラゲージドア前方開閉
時(図6(b)参照)は、固定部材32に対して揺動部
材30が4節リンク機構31を介して揺動することによ
って、ラゲージドア2が車体本体1aの例えばバンパ等
に干渉しない回動軌跡をとるようになる。なお、本例の
ロック本体は、ロック機構10、揺動部材30、4節リ
ンク機構31および固定部材32により構成されてい
る。
【0035】図7に示すように、ロック機構10は、支
点N1を中心として回動可能なラッチ14と、支点N2
を中心として回動可能なポール33とを、ハウジング2
0の内部に備えている。係合溝13は、ストライカ11
の進入方向(図7では上下方向)に延びるようにハウジ
ング20に形成され、ストライカ11をラッチ14に確
実に噛合わせるために、ストライカ11が噛合う位置よ
りもさらにストローク可能となる開口長さ(図7では上
下方向長さ)に設定されている。
【0036】ラッチ14は図7に示す状態がロック解除
(アンロック)状態であり、ストライカ11の進入先に
位置する当接部34と、その当接部34にストライカ1
1が当ってラッチ14が支点N1を中心に反時計回り方
向に回動したときストライカ11と噛合ってこれを係止
する噛合突部35とを備えている。当接部34の端部に
は、爪部34aが延出形成されている。ラッチ14に
は、支点N1を挟んで噛合突部35の反対側にスプリン
グ36の一端が固定されている。
【0037】ポール33には、当接部34の爪部34a
と相対する位置に段部33aが形成されている。またポ
ール33の略中央部には、一端がラッチ14に固定され
たスプリング36の他端が固定されている。支点N2と
反対側のポール33の端部には、モータM2が接続され
るとともに、ロック解除機構37が当接可能に配置され
ている。
【0038】図5(b)に示すように、ロック装置6が
ロック状態のとき、ストライカ11とラッチ14は噛合
部40で係止されている。このロック状態のとき、スト
ライカ装置9は延出部18と規制部21が当接する両側
の当接部41で支持され、当接部は噛合部40を挟んで
略等間隔の位置に配置されている。よって、ロック装置
6は、噛合部40を挟んだ両側の当接部41で支持され
るスタビライザ機能を備える。また、ロック装置6は、
ロック状態を解除したとき、ラゲージドア後方開操作時
にスプリング24の付勢力によってラゲージドア2が車
体本体(例えばバンパ)1aに対して所定位置まで持上
がるホップアップ機能も備える。
【0039】次に前記のように構成されたロック装置6
の作用を説明する。まず、図6(a)に示すように、ラ
ゲージドア後方開閉操作時にラゲージドア2を開閉操作
するとき、ロック装置6は以下の手順で作動する。ラゲ
ージドア2の後方閉操作に伴い、図5(a)に示すよう
にストライカ11がロック機構10と噛合う前に、スラ
イドプレート17の延出部18がロック機構10の規制
部21に当接する。そして、ラゲージドア2が完全に閉
められ、図5(b)に示すようにストライカ11がラッ
チ14に噛合ってロック状態になったときには、スライ
ドプレート17はベースプレート12に対して上方向に
持上がるようにスライドした位置に配置されて、スプリ
ング24が圧縮された状態となる。このとき、スプリン
グ24は最も縮んだ状態で保持される。
【0040】そして、ストライカ11は噛合突部35に
よって係止されるとともに、爪部34aがポール33の
段部33aに係止されることでラッチ14に噛合い係合
された状態に保持される。
【0041】このロック状態を解除(アンロック状態
に)するときには、モータM2を作動させるか、或いは
ハンドル操作によってロック解除機構37を作動させる
ことによって、ポール33の端部を図7における矢印X
方向に押込む。これにより、爪部34aと段部33aの
係合が解除され、スプリング36によりラッチ14が解
除方向(図5(b)では時計回り方向)に回動されるこ
とによって、ストライカ11と噛合突部35の係止状態
が解除されてストライカ11は開放される。
【0042】このとき、最も縮んだ状態に保持されたス
プリング24が伸び、そのスプリング力によってスライ
ドプレート17に対してスプリング固定用プレート15
が押されて、ラゲージドア2が車体本体1a(例えばバ
ンパ)に対して所定位置まで持上がる。よって、操作者
がラゲージドア2を開操作するときの操作スペース(ド
アに指をかけるスペース)が充分に確保される。
【0043】また、本例の車両はコンバーチブル車であ
るため、ラゲージドア2を前方で開閉操作することが可
能であり、このラゲージドア前方開閉操作時、ロック装
置6は以下の手順で作動する。図6(b)に示すよう
に、モータM1によって主アーム部7が支点N3を中心
として回動されることで、多節リンク機構8を介してラ
ゲージドア2が前方開操作される。このとき、ロック装
置6の揺動部材30は、4節リンク機構31を介してラ
ゲージドア2の回動に追従した状態で固定部材32に対
して相対回動する。よってストライカ11が噛合部40
においてラッチ14との間で滑りが起き難く、ラゲージ
ドア2の回動軌跡がほぼ一定化し、ドア2が車体本体1
aに干渉する不具合が生じ難くなる。
【0044】また、ロック装置6はストライカ11の噛
合いを確実に行うために、係合溝13は噛合部40より
もストライカ11がストロークできる長さで形成され
る。よってロック状態に、噛合部40よりもその余分に
入り込むストローク分だけ、ストライカ11と係合溝1
3に所定のストローク分だけガタができる構造となる。
【0045】また、ラゲージドア全閉状態においては、
ラゲージドア2と車体本体1aとの間をシールするウエ
ザーストリップ(図示省略)等による反発荷重がラゲー
ジドア2に作用している。しかし、ラゲージドア2を前
方開閉操作したとき、ウエザーストリップ等による反発
荷重が開放され、スプリング24のスプリング力によっ
てストライカ11が噛合部40でがたつかなくなる。よ
ってストローク分の隙間が存在する構成であっても、ラ
ゲージドア開閉システムの剛性が向上する。
【0046】それに加え、このラゲージドア前方開閉操
作時、スプリング24のスプリング力によって、ロック
機構10のハウジング20とスライドプレート17はき
つく接触するので、ラゲージドア回動時の回動面両側
(図5(b)に示す矢印方向A側)への姿勢変動が規制
される。また、ストライカ装置9は、噛合部40を中心
として両側のスプリング力の保持バランスが安定した状
態でロック機構10に支持される。よって、ドア前方向
開閉操作をしてもラゲージドア2の保持剛性が確保され
るとともに、ラゲージドア開閉システムの剛性が図れ
る。
【0047】従って、この実施形態では以下のような効
果を得ることができる。 (1)ストライカ11をロック機構10へ確実に噛合わ
せるために、ロック時、噛合部40においてストライカ
11と係合溝13の間に所定のストローク分ガタがある
構成であっても、スプリング24によるホップアップ機
能を付加することによって、そのガタを相殺でき、ラゲ
ージドア開閉システムの品質感の劣化を抑制できる。ま
た、ラゲージドア2の前方開閉時は、ストライカ装置9
の回動面両側への姿勢変動が規制されるとともに、噛合
い部40を中心として両側に加わるスプリング力の保持
バランスが安定した状態で、ラゲージドア2がロック機
構10に支持されるので、ラゲージドア2の保持剛性を
確保できる。以上の結果、ラゲージドア開閉システムの
剛性を向上でき、ストローク分のガタや、ストライカ1
1の噛合部40を中心として両側に加わる力のバランス
の不安定により生じ得る品質感の劣化やシステムの故障
等の問題も解消できる。
【0048】(2)本例のロック装置6はホップアップ
機能を備えているので、ラゲージドア後方開操作時にロ
ック解除したとき、ラゲージドア2が車体本体(バン
パ)1aに対して所定位置まで持上がる。よって本例の
ロック装置6は、ラゲージドア開閉システムに採用でき
るのみならず、操作者がラゲージドア2を開操作すると
きの操作スペースも充分に確保できる。
【0049】(3)スライドプレート17を一部品と
し、両側の当接部41に付与される力の保持バランスが
安定する位置にスプリング24を1つ配置している。よ
って、ラゲージドア2の前方開閉時に基点となるうえ
に、ホップアップ機能も兼ね備えるロック装置6を、簡
単な構造で提供できる。
【0050】(4)ロック機構10は、4節リンク機構
31を介して固定部材32(車体本体1a側)に対して
回動するので、ラゲージドア2の回動軌跡が一定化し、
ドア2が車体本体1aに干渉する不具合が解消できる。
【0051】なお、実施形態は前記に限定されるもので
はなく、例えば、次のように変更してもよい。 ・ スライドプレート17は、噛合部40の両側に位置
する延出部18でロック機構10の規制部21に当接す
る構成に限定されない。即ち、スライドプレート17
(ストライカ装置9またはラゲージドア2)が、ストラ
イカ11の噛合部40を中心としてスプリング力によっ
てかかる力の保持バランスが両側で確保される位置で、
ロック機構10のハウジング20に当接する構成であれ
ばよい。また、言い方を代えれば、ラゲージドア2が前
方開閉操作されるときに、回動面両側への姿勢変動が規
制されるように、ストライカ11の噛合部を挟む両側で
当接部によって支持されるものであればよい。
【0052】・ スライドプレート17がベースプレー
ト12(またはスプリング固定用プレート15)に組付
けられ、ベースプレート12をラゲージドア2に取付け
る構成に限定されない。例えば、ストライカ11をラゲ
ージドア2に直に取付け、スライドプレート17をスプ
リング24を介装した状態でそのストライカ11に相対
する位置でラゲージドア2に組付けてもよい。
【0053】・ スライドプレート17は一部品である
ことに限定されない。例えば、スライドプレートはそれ
ぞれにスプリングを備えた二部品でもよく、このスライ
ドプレートがストライカの噛合部を中心として力の保持
バランスが確保された位置に配置される構造のものでも
よい。
【0054】・ 弾性手段はスプリング24に代えて、
例えばゴム材等の他の弾性材を用いることもできる。 ・ 弾性手段は、ホップアップ機能と、ラゲージドア2
の前方開閉時に姿勢変動を規制する機能とを共に有する
構成に限定されない。例えば、ホップアップ機能用の弾
性手段と、ストライカ装置の姿勢変動を弾性的に規制す
る弾性手段とで、別々に弾性手段を用意することもでき
る。
【0055】・ ロック機構10側に4節リンク機構3
1を必ずしも備える必要はない。例えば、この4節リン
ク機構31を用いずに、全く動かないように車体本体1
aに固定されたロック本体に対して、ストライカ11が
噛合部40を中心として回動する構造にしてもよい。
【0056】・ 本例のロック装置6は、オープンカー
用のラゲージドア開閉システムに使用されることに限定
されない。例えば、通常のラゲージおよびバックロック
のロック装置として使用することもできる。また、車両
以外の装置または機器にロック装置6を使用することも
できる。
【0057】前記実施形態及び別例から把握できる請求
項以外の技術的思想について、以下にその効果とともに
記載する。 (1)請求項1〜6において、前記弾性手段は1つ設け
られ、当該弾性手段は前記付勢力が略バランスする位置
に配置されている。この場合、略バランスの中心となる
位置に配置された弾性手段によって、ストライカ本体と
ロック機構とを支持させることができる。
【0058】(2)請求項6において、前記弾性手段
と、当該弾性手段により付勢される前記可動プレートと
を備えたストライカ本体。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、弾
性手段の付勢力によってストライカ本体からロック本体
に作用する力の保持バランスが安定するようにすれば、
例えばこのロック装置をオープンカー用のラゲージ開閉
システムに採用した場合、ラゲージパネルを前方開閉操
作するとき、そのシステムの剛性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロック装置の要部分解斜視図。
【図2】 ストライカの平面図。
【図3】 図2のII−II線断面図。
【図4】 図2のIII −III 線断面図。
【図5】 (a),(b)はロック装置の作用を説明す
るための説明図。
【図6】 (a)はドア後方開閉操作時の車両の側面
図、(b)はドア前方開閉操作時の車両の側面図。
【図7】 ロック機構の概略構成図。
【図8】 従来におけるロック装置の概略構成図。
【符号の説明】
2…ラゲージパネルとしてのラゲージドア、6…ロック
装置、8…開閉機構としての多節リンク機構、9…スト
ライカ本体としてのストライカ、10…ロック本体を構
成するロック機構、11…ストライカ、17…介装手
段、規制手段および姿勢保持手段を構成するとともに可
動プレートとしてのスライドプレート、21…規制部、
24…弾性手段としてのスプリング、30…ロック本体
を構成する揺動部材、31…ロック本体およびリンク機
構を構成する4節リンク機構、32…ロック本体を構成
する固定部材、40…噛合部、41…当接部。
フロントページの続き (72)発明者 青木 文男 愛知県西加茂郡三好町東陣取山78−1 原 田車両設計 有限会社 内 (72)発明者 中富 教明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車 株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH02 JJ00 JJ09 KK01 LL14 PP02 PP04 PP05 PP06 PP10 QQ01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカを有するストライカ本体と、 前記ストライカと係止されるロック機構を備えたロック
    本体とを備えたロック装置であって、 前記ストライカが前記ロック機構と係止した状態で、前
    記ストライカ本体と前記ロック本体とを互いに離間する
    方向に付勢する弾性手段と、 前記ストライカ本体と前記ロック本体の少なくとも一方
    に係止方向に移動可能に設けられ、前記ストライカ本体
    と前記ロック機構との噛合部を挟んで両側に位置する複
    数の当接部に、前記弾性手段の付勢力を伝達する一部品
    からなる介装手段とを備えたことを特徴とするロック装
    置。
  2. 【請求項2】 ストライカを有するストライカ本体と、 前記ストライカと係止されるロック機構を備えたロック
    本体とを備え、 前記ストライカとロック機構との噛合部を支持点とし
    て、前記ストライカ本体と前記ロック本体との相対回動
    運動が可能に構成されたロック装置であって、 前記ストライカが前記ロック機構と係止した状態で、前
    記ストライカ本体と前記ロック本体との前記相対回動運
    動時の回動姿勢の回動面両側での姿勢変動を、前記スト
    ライカと前記ロック機構との噛合部を挟む両側で規制す
    る規制手段と、 前記規制手段による規制を弾性的な規制とするために前
    記規制手段に弾性力を付与する弾性手段とを有する姿勢
    保持手段を備えていることを特徴とするロック装置。
  3. 【請求項3】 前記姿勢保持手段は、前記ストライカ本
    体と前記ロック本体の少なくとも一方に係止方向に移動
    可能に設けられた前記規制手段を介して弾性規制箇所と
    なる複数の当接部を有し、前記係止した状態において前
    記複数の当接部を介して前記ストライカ本体と前記ロッ
    ク本体とを前記弾性手段の付勢力により互いに離間する
    方向に付勢するホップアップ機能を兼ねていることを特
    徴とする請求項2に記載のロック装置。
  4. 【請求項4】 前記ストライカ本体と前記ロック本体と
    の少なくとも一方には、前記相対回動運動時の回動許容
    量を増大するリンク機構が設けられていることを特徴と
    する請求項2又は3に記載のロック装置。
  5. 【請求項5】 前記ストライカ本体と前記ロック本体
    は、前記ストライカと前記ロック機構との噛合部を支持
    点とする相対回動運動によって開閉機構により開閉され
    ることで車両に両開き可能に設けられたラゲージパネル
    のロックに使用されることを特徴とする請求項2〜4の
    うちいずれか一項に記載のロック装置。
  6. 【請求項6】 前記ストライカ本体には、前記弾性手段
    により付勢された状態で相対移動する前記規制手段とし
    ての可動プレートが設けられ、前記ストライカがロック
    機構に係止されたとき、前記可動プレートがロック本体
    の前記噛合部を挟む両側略等距離の位置に各々設けられ
    た規制部に当接することを特徴とする請求項2〜5のう
    ちいずれか一項に記載のロック装置。
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