JP2002097158A5 - - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 一般式(I)
【化1】
(式中、R6は、ヒドロキシ基、C1〜4のアルコキシ基、フェニル基1個で置換されたC1〜4のアルコキシ基、または、NR9R10基
(基中、R9およびR10は、それぞれ独立して
(i)水素原子、
(ii)C1〜4のアルキル基、
(iii)フェニル基、
(iv)C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基、
(v)窒素原子1個含有する4〜7員の複素環、または
(vi)フェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、
C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、または
窒素原子を1個含有する4〜7員の複素環で置換されているC1〜4のアルキル基、
(vii)それらが結合する窒素原子と一緒になって、窒素原子を1または2個含有する4〜7員の複素環、または窒素原子と酸素原子を1個ずつ含有する4〜7員の複素環、または
(viii)それらが結合する窒素原子と一緒となって、アミノ酸残基を表わす。)で示される基を表わし、
(1)nは、1を表わし、
R11は、水素原子を表わし、
R5は、(1個の炭素原子が1〜3個のフッ素原子で置換されているC1〜10のアルキル)−CH2−基を表わし(ただし、R5は、F−(CH2)5−、F−(CH2)6−、F−(CH2)7−、F3C−(CH2)2−で示される基は表わさない。)、または
(2)nは、0または1を表わし、
R11は、水素原子または塩素原子を表わし、
R5は、
C3〜10のアルキル基、
C3〜10のアルケニル基、
C2〜10のアルコキシ基、
C2〜10のアルキルチオ基、
C3〜7のシクロアルキル基、
フェニル基、
フェノキシ基、
F−(CH2)m−基(基中、mは5〜7の整数を表わす。)、
F3C−(CH2)2−基、
(塩素原子1または2個で置換されているC2〜10アルキル)−CH2−基、
(C1〜4アルコキシ基、C3〜7のシクロアルキル基、フェニル基またはフェノキシ基から選ばれる1または2個の置換基で置換されているC1〜5のアルキル)−CH2−基を表わすか、または
R5は、R11と一緒になってC3〜10のアルキリデン基を表わす。)
で示される化合物、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる、パーキンソン病またはパーキンソン症候群の予防および/または治療剤。
【請求項2】 nが1、R11が水素原子、R5がC3〜10のアルキル基、R6がヒドロキシ基である請求項1に記載の剤。
【請求項3】 (R)−2−プロピルオクタン酸、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる請求項1記載の剤。
【請求項4】 パーキンソン病またはパーキンソン症候群が、振戦、無動、または筋硬直の症状を呈する請求項1記載の剤。
【請求項5】 一般式(I)
【化1】
(式中、R6は、ヒドロキシ基、C1〜4のアルコキシ基、フェニル基1個で置換されたC1〜4のアルコキシ基、または、NR9R10基
(基中、R9およびR10は、それぞれ独立して
(i)水素原子、
(ii)C1〜4のアルキル基、
(iii)フェニル基、
(iv)C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基、
(v)窒素原子1個含有する4〜7員の複素環、または
(vi)フェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、
C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、または
窒素原子を1個含有する4〜7員の複素環で置換されているC1〜4のアルキル基、
(vii)それらが結合する窒素原子と一緒になって、窒素原子を1または2個含有する4〜7員の複素環、または窒素原子と酸素原子を1個ずつ含有する4〜7員の複素環、または
(viii)それらが結合する窒素原子と一緒となって、アミノ酸残基を表わす。)で示される基を表わし、
(1)nは、1を表わし、
R11は、水素原子を表わし、
R5は、(1個の炭素原子が1〜3個のフッ素原子で置換されているC1〜10のアルキル)−CH2−基を表わし(ただし、R5は、F−(CH2)5−、F−(CH2)6−、F−(CH2)7−、F3C−(CH2)2−で示される基は表わさない。)、または
(2)nは、0または1を表わし、
R11は、水素原子または塩素原子を表わし、
R5は、
C3〜10のアルキル基、
C3〜10のアルケニル基、
C2〜10のアルコキシ基、
C2〜10のアルキルチオ基、
C3〜7のシクロアルキル基、
フェニル基、
フェノキシ基、
F−(CH2)m−基(基中、mは5〜7の整数を表わす。)、
F3C−(CH2)2−基、
(塩素原子1または2個で置換されているC2〜10アルキル)−CH2−基、
(C1〜4アルコキシ基、C3〜7のシクロアルキル基、フェニル基またはフェノキシ基から選ばれる1または2個の置換基で置換されているC1〜5のアルキル)−CH2−基を表わすか、または
R5は、R11と一緒になってC3〜10のアルキリデン基を表わす。)
で示される化合物、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる、脳内ドーパミン量増加剤。
【請求項6】 (R)−2−プロピルオクタン酸、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる請求項5記載の剤。
【請求項1】 一般式(I)
【化1】
(式中、R6は、ヒドロキシ基、C1〜4のアルコキシ基、フェニル基1個で置換されたC1〜4のアルコキシ基、または、NR9R10基
(基中、R9およびR10は、それぞれ独立して
(i)水素原子、
(ii)C1〜4のアルキル基、
(iii)フェニル基、
(iv)C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基、
(v)窒素原子1個含有する4〜7員の複素環、または
(vi)フェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、
C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、または
窒素原子を1個含有する4〜7員の複素環で置換されているC1〜4のアルキル基、
(vii)それらが結合する窒素原子と一緒になって、窒素原子を1または2個含有する4〜7員の複素環、または窒素原子と酸素原子を1個ずつ含有する4〜7員の複素環、または
(viii)それらが結合する窒素原子と一緒となって、アミノ酸残基を表わす。)で示される基を表わし、
(1)nは、1を表わし、
R11は、水素原子を表わし、
R5は、(1個の炭素原子が1〜3個のフッ素原子で置換されているC1〜10のアルキル)−CH2−基を表わし(ただし、R5は、F−(CH2)5−、F−(CH2)6−、F−(CH2)7−、F3C−(CH2)2−で示される基は表わさない。)、または
(2)nは、0または1を表わし、
R11は、水素原子または塩素原子を表わし、
R5は、
C3〜10のアルキル基、
C3〜10のアルケニル基、
C2〜10のアルコキシ基、
C2〜10のアルキルチオ基、
C3〜7のシクロアルキル基、
フェニル基、
フェノキシ基、
F−(CH2)m−基(基中、mは5〜7の整数を表わす。)、
F3C−(CH2)2−基、
(塩素原子1または2個で置換されているC2〜10アルキル)−CH2−基、
(C1〜4アルコキシ基、C3〜7のシクロアルキル基、フェニル基またはフェノキシ基から選ばれる1または2個の置換基で置換されているC1〜5のアルキル)−CH2−基を表わすか、または
R5は、R11と一緒になってC3〜10のアルキリデン基を表わす。)
で示される化合物、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる、パーキンソン病またはパーキンソン症候群の予防および/または治療剤。
【請求項2】 nが1、R11が水素原子、R5がC3〜10のアルキル基、R6がヒドロキシ基である請求項1に記載の剤。
【請求項3】 (R)−2−プロピルオクタン酸、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる請求項1記載の剤。
【請求項4】 パーキンソン病またはパーキンソン症候群が、振戦、無動、または筋硬直の症状を呈する請求項1記載の剤。
【請求項5】 一般式(I)
【化1】
(式中、R6は、ヒドロキシ基、C1〜4のアルコキシ基、フェニル基1個で置換されたC1〜4のアルコキシ基、または、NR9R10基
(基中、R9およびR10は、それぞれ独立して
(i)水素原子、
(ii)C1〜4のアルキル基、
(iii)フェニル基、
(iv)C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基、
(v)窒素原子1個含有する4〜7員の複素環、または
(vi)フェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、
C1〜4のアルコキシ基またはカルボキシル基で置換されているフェニル基で置換されているC1〜4のアルキル基、または
窒素原子を1個含有する4〜7員の複素環で置換されているC1〜4のアルキル基、
(vii)それらが結合する窒素原子と一緒になって、窒素原子を1または2個含有する4〜7員の複素環、または窒素原子と酸素原子を1個ずつ含有する4〜7員の複素環、または
(viii)それらが結合する窒素原子と一緒となって、アミノ酸残基を表わす。)で示される基を表わし、
(1)nは、1を表わし、
R11は、水素原子を表わし、
R5は、(1個の炭素原子が1〜3個のフッ素原子で置換されているC1〜10のアルキル)−CH2−基を表わし(ただし、R5は、F−(CH2)5−、F−(CH2)6−、F−(CH2)7−、F3C−(CH2)2−で示される基は表わさない。)、または
(2)nは、0または1を表わし、
R11は、水素原子または塩素原子を表わし、
R5は、
C3〜10のアルキル基、
C3〜10のアルケニル基、
C2〜10のアルコキシ基、
C2〜10のアルキルチオ基、
C3〜7のシクロアルキル基、
フェニル基、
フェノキシ基、
F−(CH2)m−基(基中、mは5〜7の整数を表わす。)、
F3C−(CH2)2−基、
(塩素原子1または2個で置換されているC2〜10アルキル)−CH2−基、
(C1〜4アルコキシ基、C3〜7のシクロアルキル基、フェニル基またはフェノキシ基から選ばれる1または2個の置換基で置換されているC1〜5のアルキル)−CH2−基を表わすか、または
R5は、R11と一緒になってC3〜10のアルキリデン基を表わす。)
で示される化合物、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる、脳内ドーパミン量増加剤。
【請求項6】 (R)−2−プロピルオクタン酸、その非毒性塩、またはその水和物を含有してなる請求項5記載の剤。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001216132A Expired - Fee Related JP4706950B2 (ja) | 2000-07-18 | 2001-07-17 | アストロサイト機能改善剤を有効成分として含有するパーキンソン病治療剤 |
Country Status (1)
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US8053599B2 (en) * | 2003-10-03 | 2011-11-08 | Ono Pharmaceutical Co., Ltd. | Drug containing (2R)-2-propyloctanoic acid as the active ingredient |
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SG146690A1 (en) * | 2003-10-03 | 2008-10-30 | Ono Pharmaceutical Co | Infusion preparation containing (2r)-2-propyloctanoic acid as the active ingredient |
TW200613009A (en) * | 2004-06-11 | 2006-05-01 | Ono Pharmaceutical Co | Capsule having chewing stability |
WO2006043532A1 (ja) * | 2004-10-19 | 2006-04-27 | Ono Pharmaceutical Co., Ltd. | パーキンソン病治療剤 |
JP5195418B2 (ja) * | 2006-03-09 | 2013-05-08 | 小野薬品工業株式会社 | 機能性脳疾患治療剤 |
WO2009102443A2 (en) * | 2008-02-15 | 2009-08-20 | The Government Of The Usa, As Represented By The Secretary Of The Dept. Of Health & Human Services; | Octanoic acid formulations and methods of treatment using the same |
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