JP2002097020A - 針状二酸化クロムの製造方法 - Google Patents

針状二酸化クロムの製造方法

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JP2002097020A JP2001277009A JP2001277009A JP2002097020A JP 2002097020 A JP2002097020 A JP 2002097020A JP 2001277009 A JP2001277009 A JP 2001277009A JP 2001277009 A JP2001277009 A JP 2001277009A JP 2002097020 A JP2002097020 A JP 2002097020A
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Harald Jachow
ハーラルト、ヤホウ
Ekkehard Schwab
エッケハルト、シュヴァプ
Reinhard Koerner
ラインハルト、ケルナー
Norbert Mueller
ノルベルト、ミュラー
Rudi Lehnert
ルディ、レーネルト
Manfred Ohlinger
マンフレート、オーリンガー
Helmut Auweter
ヘルムート、アウヴェター
Helmut Dr Jakusch
ヘルムート、ヤクシュ
Ronald J Veitch
ロナルド、ジョン、バイチ
Michael Bobrich
ミヒャエル、ボブリッヒ
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Emtec Magnetics GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高い保磁力、短い粒長および狭い粒度分布を有
する針状二酸化クロムの製造方法を提供する。 【解決手段】60kA/mより大きい保磁力、85nT
/gより大きい飽和磁化および300nmより短い
平均粒子長さと共に狭い粒度分布を有する、鉄およびテ
ルルまたはアンチモンで変性された二酸化クロムの製造
方法である。二酸化クロムに対して0.05から10重
量%の酸化鉄および酸化テルルまたはアンチモン化合物
が添加されているCrO水性分散液と、Cr(V
I):Cr(III)を4:2から1:1の割合とする
ための有機還元剤とを、有機還元剤の酸化の間に生成す
る水分量を考慮に入れて水1重量部に対して1.54か
ら2.32重量部のCrOになるような水分量で、2
50から400℃の温度、少なくとも70バールの圧力
下に反応させる。有機還元剤として、全還元当量に対し
て25から70%のグリセロールとオクタノールとを使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非磁性基体と、ポ
リマー結合剤および添加物中に均斉に分配された針状二
酸化クロムを含有し、かつ上記基体上に施された少なく
とも1層の磁性層とを具備し、少なくとも60kA/m
の保磁力を示す磁気記録媒体、およびこの二酸化クロム
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】針状結晶二酸化クロム、その製造方法およ
びこれを使用する磁気記録媒体については多くの刊行物
に記載されている。他の磁性酸化物に基づく記録媒体に
比し、二酸化クロムを含有する磁気記録媒体は、一般的
に保磁力、比残留磁気、飽和磁化を高める秀れた磁気特
性を示し、また針状二酸化クロムの均斉な形状および小
さな粒度において秀れている。
【0003】またアナログ、ことにディジタル式のオー
ディオおよびビデオ信号処理における相次ぐ開発は、こ
のような信号を蓄積するために適する磁気記録媒体に対
する要望を高めている。要望される特性は記憶密度の増
大である。磁性層中の結合剤マトリックスにおける二酸
化クロムのような磁化可能粉粒を含有する磁気記録媒体
においては、このことは層厚さの低減に加えて、磁性粒
子の保磁力の増大および磁性粉粒粒度の低減が必要であ
ることを意味する。しかしながら、磁性層厚さの低減と
共に、記録レベルに決定的影響を及ぼす磁性層残留フラ
ックスを維持するためには、同じ程度に粉粒の磁気モー
メントを増大させねばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、より高い保磁
力、より高い飽和磁化と同時により狭い磁性粉粒粒度分
布を達成するため、二酸化クロム開発の試みは、枚挙に
いとまがない程多く行われて来た、二酸化クロムは、一
般的に2種類の方法で得られる。例えばヨーロッパ特許
出願公開27640号公報に記載されているように、水
熱条件下、酸化クロム(III)と酸化クロム(VI)
の割合を調整して二酸化クロムを製造する方法に加え
て、水化クロム(III)クロメートの熱分解法も知ら
れている。例えば西独特許出願公開2210059号公
報には、Cr(CrO・nH O(nは1から
8の数値)を250から500℃、30から1000バ
ールで分解することが記載されている。しかしながら、
この方法による生成物は、現在一般的に使用されている
記録媒体のためには余りにも低い保磁力を示し、n値が
高くなればこれはさらに低下する。n値が8以上では、
残留誘導および飽和磁化も、CrOOHが同時に形成す
るため、同じく低減する。磁気特性の改善は、西独特許
出願公開2332854号公報に記載されているよう
に、記載された反応条件下に発熱分解させた生成物をク
ロム(III)クロメートと混合することにより行われ
得る。また西独特許出願公開2919572号公報によ
り、二酸化クロムを、ランタン、イットリウム、バリウ
ムあるいはストロンチウムで変性することによっても磁
気特性は改善可能と考えられる。さらに、含水分の多い
(n8から12の水化度)クロム(III)クロメート
から変性二酸化クロムを製造し得る(西独特許出願公告
2520030号、同2648305号)。
【0005】クロム(III)クロメートから二酸化ク
ロムを製造する方法の共通的特徴は、CrOOHの形成
による飽和磁化のロスを回避するために極めて少量の水
を使用することである。さらに、この方法で使用される
クロム(III)クロメートの製造は、非常に時間のか
かる多工程法であって、非経済的である。さらに、クロ
ム(III)クロメートは、高額の安全手段、例えばフ
ィルタートを密封装置を必要とする低水化度で、しかも
粉末形態において得られる。水化度が高い場合には、処
理が困難な、すなわち流動しない高粘稠ペースト状でえ
られる。
【0006】クロム(III)クロメートから二酸化ク
ロムを製造するためのさらに他の方法が、ヨーロッパ特
許出願公告304851号公報、米国特許503037
1号明細書に記載されている。これによれば、Cr
(CrO・nHO(nは13以上の数値を示
す)が、比較的廉価な装置を使用し、200から500
℃、50から700バールにおいて、有機化合物、例え
ばグリセロール、メタノールあるいはグリコールを使用
し、この還元剤の潜在的水分量を考慮に入れて、CrO
の水性分散液を還元することにより本質的に短時間で
得られ、必要な二酸化クロムをもたらす。上記米国特許
の方法で得られる、鉄およびテルルまたはアンチモンで
変性されたCrOは高い比飽和磁化、60kA/m以
上の保磁力を有するが、方法技術上の問題である、グリ
セロール添加の際の著しい起泡、使用されるクロム(I
II)クロメートの著しい高粘度のために、均一の特性
を有する目的物を大量に製造することが困難である。反
応混合物調製の間に、CrOとわずかにしか反応しな
い有機還元剤の使用による高粘度の不利点を克服する技
術が、ヨーロッパ特許出願公開239089号公報に開
示されている。反応器中における上記反応の間に、次い
でCrOの発熱性還元が生起するが、必要な熱エネル
ギーの大部分は化学系自体(ヒートキック)により供給
され、反応混合物における均斉な熱分布が可能である。
しかしながら、この方法は、温度の制御が不可能である
ことから、核発生の間に生成材料の粒度分布に不利な影
響をおよぼす欠点がある。さらに他の欠点は、生成磁性
粉粒の保磁力が53kA/m以下であることである。
【0007】この従来技術により得られる二酸化クロム
材料は、現在の慣用用途のための高品質磁気記録媒体製
造には適するが、将来の高密度記録および記憶方法に関
しては弱点を有する。このような要求にも対応し得る磁
気記録媒体は、磁性層の定常的高残留磁束のみならず、
60kA/m以上の高い層保磁力と、記憶エリア当たり
の必要な高情報密度をもたらすに必要な粉粒の短い平均
長さに関連して層中の針状磁性粉粒の狭い粒度分布とを
持たねばならない。
【0008】そこで本発明の目的とするところは、記録
層中において磁化可能材料として二酸化クロムを含有
し、情報の高密度記憶のために使用するに適当な上述諸
要件を充足する磁気記録媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の目的は、
非磁性基体と、ポリマー結合剤および添加物中に均斉に
分配された針状二酸化クロムを含有し、かつ上記基体上
に施された少なくとも1層の磁性層とを具備し、少なく
とも60kA/mの保磁力を示す磁気記録媒体であっ
て、上記二酸化クロムの平均粒子長さが300nmより
短く、以下の式
【0010】
【数1】 (式中、KTが380kA/mの外部磁場で測定される
磁性層の保磁力(kA/m)を意味し、Lが平均粒子長
さ(nm)を意味し、ΔLが粒子長さ数値分布から求め
られる粒度分布範囲(nm)を意味する)で表されるフ
ァクターHDが1.85より大きく、ことに1.85か
ら4.0であることを特徴とする磁気記録媒体により達
成されることが、本発明者らにより見出された。
【0011】本発明はまた、60kA/mより大きい保
磁力、85nTm/gより大きい飽和磁化および30
0nmより短い平均粒子長さと共に狭い粒度分布を有す
る、鉄およびテルルまたはアンチモンで変性された二酸
化クロムの製造方法であって、二酸化クロムに対して
0.05から10重量%の酸化鉄および酸化テルルまた
はアンチモン化合物が添加されているCrO水性分散
液と、Cr(VI):Cr(III)を4:2から1:
1の割合とするための有機還元剤とを、有機還元剤の酸
化の間に生成する水分量を考慮に入れて、水1重量部に
対して1.54から2.32重量部のCrOになるよ
うな水分量で、250から400℃の温度、少なくとも
70バールの圧力下に反応させ、上記有機還元剤とし
て、全還元当量に対して25から70%のグリセロール
とオクタノールとを使用することを特徴とする製造方法
に関する。
【0012】ここで還元当量と称するのは、CrO
均衡的な還元により、Cr(III):Cr(VI)の
所望割合をもたらすに必要な還元剤の量を意味する。還
元剤のグリセロールおよびオクタノールは、CrO
造の過程において酸化され、COおよびHOをもた
らす。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による新規製造方法の実施
態様において、反応器中において生起する二酸化クロム
の製造は、加熱の間、温度を約130℃に1ないし2時
間維持して行われる。なお本発明方法の目的にかんがみ
て、反応器の200から300℃の加熱を、比較的短時
間、好ましくは60分を超えないようにするのがことに
有利であることが見出された。
【0014】本発明方法を実施するに際し、CrO
水の混合物に、グリセロール水溶液およびオクタノール
を滴下添加する。これにより発熱反応が生起し、CrO
によりオクタノールは部分的に酸化され、グリセロー
ルは完全に酸化される。これにより、未反応オクタノー
ルあるいは部分的酸化生成物の量、従って反応器中にお
ける反応の間のヒートキックは、制御された態様で最少
限度になされ、処理の容易な自由流動性反応混合物のた
めの要件が充足される。溶解されたCrOを含有する
CrO水性懸濁液を調製するための、水1重量部に対
するCrOの重量部数は、グリセロールの酸化および
オクタノールの完全酸化により生成する水分量および添
加されるべきグリセロール水溶液の水分量を考慮して、
水1重量部に対しCrOの全重量割合が1.54から
2.32重量部となるように定められる。グリセロール
とCrOとの著しく烈しい反応を良好に制御するた
め、グリセロールを水で希釈することが必要である。濃
厚な反応混合物の場合、グリセロールは一般的に1:
4.5から1:1.5の重量割合の水で希釈される。グ
リセロールおよびオクタノールの分量は、CrO全量
の33.0から50.0%、ことに40%が還元されて
クロム(VI)ないしクロム(III)となるように決
定される。
【0015】オクタノールおよびグリセロールの滴下開
始前に、水性CrO懸濁液は適当な装置においてドー
ピング剤と共によく撹拌混合し、50−70℃に加熱す
る。撹拌器として、ディソルバーが使用される。添加さ
れるべき鉄およびテルルおよび/あるいはアンチモンお
よび/あるいはその化合物は、CrO重量に対して
0.05から10.0重量%使用され、有機還元剤の添
加開始前に、水性CrO 懸濁液に添加される。次いで
グリセロール水溶液とオクタノールが、50−70℃の
混合物に滴下、添加され、同時に冷却を開始して、上記
温度範囲を維持する。反応混合物を簡単かつ迅速に、し
かも発泡を伴わないように形成するため、有機還元剤の
添加はグリセロールから開始する。グリセロールの完全
な反応が、反応混合物の粘度を上昇させる。発泡生起は
CrO懸濁液用水分量が少ないほど早い。発泡生起は
グリセロールの反応生成物であるCOの放散が高粘度
のために阻害されるからである。
【0016】本発明方法の実施態様において、完全反応
により形成される水分量を考慮して水1重量部に対して
CrO2.32重量部のとき、CrOの40%を還
元する場合、還元当量の25%はグリセロールよりもた
らされる。重量割合が変化して水分量が多くなるにつれ
て、グリセロール量が次第に増大し、水1重量部に対し
CrO1.54重量部のとき、還元当量の70%とな
る。いずれの場合にもオクタノール添加の際にはもはや
問題は生じない。オクタノールとCrOとの不完全な
反応のため、粘度はわずか増大するに過ぎないからであ
る。水1重量部に対してCrO1.98重量部以上に
なれば、オクタノールとグリセロールは同時に添加され
得る。
【0017】本発明方法により得られる自由流動性反応
混合物は、スチール製反応容器中に入れて、高圧反応器
中に収容され、少なくとも70バール、250から40
0℃において二酸化クロムに転化される。反応器の加熱
段階において、熱エネルギーの供給を抑制して、あらか
じめ定められた130℃に1から2時間維持し、この温
度においてまだ生起するヒートキックをわずかな程度に
制御する。次いでこれを200から300℃において、
極めて迅速に、好ましくは1時間を超えないように加熱
する。この必要な温度パターンを、反応混合物において
も均斉にもたらすため、10cm以下、ことに5cm以
下の層厚さを有する環状反応器(米国特許404554
4号)を使用するのが好ましい。次いで最大限温度に達
した後、2時間を超えない時間内に周知の態様で冷却を
行い、直ちに例えば220から250℃に冷却し、同時
に圧力も低下せしめられる。生成二酸化クロムを反応装
置から機械的に取出し、ミルで磨砕する。次いで、これ
を一般的に酸化条件下に150から400℃で熱処理
し、二酸化クロム表面をアルカリ表面処理および/ある
いは還元表面処理により安定化する。
【0018】本発明方法により得られる二酸化クロム
は、380kA/mの磁場で測定して、85nTm
g以上の比飽和磁化および少なくとも60kA/mの保
磁力を有する。
【0019】これのさらに他の有利な特性は、極めて狭
い粒度分布であって、300nm以下の平均粉粒長さ
で、平均偏倚差は平均粉粒長さの35%以下である。
【0020】従って、この二酸化クロム材料は、著しく
高い情報密度で記録する新しい磁気記録媒体用に極めて
有利に使用される。この新規の二酸化クロムは、公知の
方法で処理して磁気記録媒体になされる。磁気層形成の
ため、2から10重量部の二酸化クロムを、結合剤、適
当な分散助剤、滑剤およびさらに慣用の添加剤と共に懸
濁液にする。このようにして得られた懸濁液を濾過し、
慣用のコーティング装置、例えばナイフコータにより、
非磁性基体に1層もしくは複数層をなすように塗布し、
あるいは他の磁性層が形成されている磁気記録媒体に塗
布成層する。液状コーティング混合物を50から90℃
で乾燥する前に、二酸化クロム粉粒の磁気配向を行い得
る。磁性層の特殊な表面処理のため、コーティングフィ
ルムシートを相互押圧下の加熱研磨ローラ間に挿入し走
過させる。これにより磁性層厚さは、一般的に1.5か
ら12μmになされる。
【0021】磁性層用結合剤は、周知のポリマー結合
剤、例えばポリビニルホルマール、ポリビニルブチラー
ル、比較的高分子量のエポキシ樹脂、ポリウレタン、こ
れらの混合物ないしこれに類する結合剤である。エラス
トマー性で本質的にイソシアネートを含まず、揮発性溶
媒に可溶性で、炭素原子数4から6の脂肪族ジカルボン
酸のポリエステル、例えば1,2−ないし1,3−プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、ジエチレ
ングリコール、ネオペンチルグリコール、1,8−オク
タンジオールを、好ましくは連鎖延長剤として作用する
べき、炭素原子数4から10の少量のグリコールの存在
下に、炭素原子数6から24、ことに8から20のジイ
ソシアネート、例えばトルイレンジイソシアネートある
いは4,4′−ジイソシアネートジフェニルメタンと反
応させて得られる線形ポリエステルウレタンを結合剤と
して使用するのがことに有利である。好ましいポリエス
テルウレタンは、ことにアジピン酸、1,4−ブタンジ
オールおよび4,4′−ジイソシアネートジフェニルメ
タンから得られるものである。これらの好ましいポリエ
ステルウレタンは、70から100のショア硬さA、4
0から42N/mmの引張り強さ(DIN53455
による)および約440−560%の破断時伸び(同じ
くDIN53455による)を有する。ことに適当なポ
リマー結合剤は、40から60(ジメチルホルムアミド
1%濃度溶液)のH、フィケンチャーによるK値(「ツ
ェルローゼ、ヘミー」13(1932)58頁以降)を
有する。
【0022】以下の実施例および対比例は、本発明の実
施態様により本発明をさらに具体的に説明すると共に、
本発明の従来技術に対して秀れていることを実証するも
のである。
【0023】得られた二酸化クロムのDIN66132
による比表面積SSA(m/g)は、デュッセルドル
フのシュトレーライン在による面積測定器を使用し、ホ
ール/デュムプゲンのワンポイント示差法により、また
磁気特性、すなわち保磁力Hc(kA/m)および飽和
磁化Ms/ζ(nTm/g)は、380 kA/mの
磁場において振動試料磁気計により測定されたものであ
る(平均タップ密度ζ=1.3g/cm)。
【0024】各実施例におけるドーピング剤の%は、そ
れぞれの生成二酸化クロムの重量に対するものである。
また針状二酸化クロム粉粒の平均長さおよび平均偏倚差
は、透過電子顕微鏡(倍率50000倍)における20
0個以上の粉粒の長さの数値分布から計算された。測定
結果は、後掲の表に示される。
【0025】[実施例1]20リットル容積の撹拌容器
中における10kgのCrOに、3.4kgの水、1
7.7gのTeO(=0.21重量%)および422
gのFe(=5.0重量%)を添加し、ディソル
バーにより30分間撹拌して分散させた。この分散処理
の間に、まず800gの水に溶解させた86.5%濃度
のグリセロールを50℃において反応混合物に添加し、
次いで65から70℃において242gの1−オクタノ
ールを添加した(還元剤の割合、グリセロール25%、
オクタノール75%)。70℃においてさらに2時間撹
拌した後、反応混合物を30℃に冷却した後、10リッ
トルの環状間隙を有する容器中に5cm厚さに導入し
た。
【0026】この装填容器を高圧反応器中において、3
60バールの圧力下345℃に加熱したが、この間、温
度を130℃に1.5時間保持し、次いで200から3
00℃で1時間加熱した。
【0027】次いで2.5時間にわたり温度を345℃
から325℃に冷却し、加熱を中止すると共に放圧し
た。室温まで冷却後、生成CrOを反応器から機械的
に取出し、乾燥し、磨砕した。特性検査結果を後掲の表
に示す。
【0028】[対比例1]実施例1における処理を、
4.3kgの水中にCrOを懸濁させ、還元剤として
325gのオクタノールを添加したほかは、同様にして
反覆した。測定結果は同様に後掲表中に示される。
【0029】[実施例2]400リットル容積の反応器
中において、水128リットル、Fe14.7g
(5.0重量%)、TeO529g(0.18重量
%)を350kgのCrOに添加し、2台のディソル
バーにより20分間分散処理した。この処理の間に懸濁
液を55℃まで加熱した。水30.0kg中86.5%
濃度のグリセロール溶液12.76kgをこの混合物中
に冷却下に撹拌しつつ投入し、次いで68.4kgの1
−オクタノールを、反応混合物温度が60℃から70℃
となるように80分間にわたり投入した。オクタノール
の添加は、グリセロールが10分間にわたり添加され終
ってから開始され、従って還元剤添加時間を両者合わせ
て90分間とした。
【0030】上述のようにして得られた反応混合物を5
5℃においてさらに30分間撹拌し、次いで環状間隙容
器中に層厚さ5cmとなるように導入し、高圧反応容器
中において360バールの圧力下に360℃まで加熱
し、次いで温度を3時間にわたり340℃まで下げた。
次いで3時間にわたり反応混合物を冷却し、冷却の間、
15分後に放圧した。加熱曲線は、温度が130℃にお
いて2時間一定に保持され、次いで200℃から300
℃の温度範囲に1時間保持されたことを示す。検査結果
は後掲の表に示される。
【0031】[実施例3]環状間隙反応器中に反応混合
物が10cm厚さで導入されたほかは、実施例2の処理
を反覆した。検査結果は後掲の表に示される。
【0032】[実施例4]容積2リットルの反応容器中
において、500gのCrOに155.5gの水が添
加され、ディソルバーにより10分間分散させた。次い
で21gのFe(CrOの理論的収量に対して
5.0重量%)および0.63g(0.15重量%)の
TeOを添加し、この混合物に、さらに20分撹拌し
つつ、15.8gのグリセロールと9.76gの1−オ
クタノールを添加した。
【0033】このようにして得られた反応混合物を冷却
し、次いで高圧反応器中の5cm径スチール容器におい
て、320バールの圧力下で350℃に加熱した。加熱
曲線は200℃から300℃の温度範囲で1時間経過し
たことを示す。350℃に2時間置いた後、直ちに冷却
し、放圧した。室温まで冷却した後、生成CrOを反
応容器から取出し、乾燥し、磨砕した。測定結果は後掲
の表に示される。
【0034】[実施例5]容積2リットルの反応容器中
において、500gのCrOに153.4gの水を注
下し、ディソルバーにより10分間分散処理し、次いで
21gのFe (CrOの理論的収量に対し5.
0重量%)と0.67gのTeOをこの懸濁液に添加
した。さらに72ミリリットルの水中、23.7gのグ
リセロールと、6.51gの1−オクタノールとを、さ
らに20分間撹拌しつつ、60℃においてこの懸濁液に
添加した。
【0035】このようにして得られた反応混合物を冷却
し、次いで320バールの高圧反応器中に入れた5cm
径のスチール容器において350℃まで加熱した。加熱
曲線は200℃から300℃の温度範囲で1時間経過し
たことを示す。350℃に2時間放置してから、直ちに
冷却し、放圧した。室温まで冷却した後、生成CrO
を反応容器から取出し、乾燥し、磨砕した。測定結果は
後掲の表に示される。
【0036】[実施例6]容積2リットルの反応容器中
において、500gのCrOに153.4gの水を注
下し、ディソルバーにより10分間分散処理した。次い
で21gのFe(CrOの理論的収量に対して
5.0重量%)と0.88gのTeOを添加し、さら
に42ミリリットルの水中、23.7gのグリセロール
と、6.51gの1−オクタノールを、60℃において
さらに20分撹拌しつつこの懸濁液に添加した。
【0037】このようにして得られた反応混合物を冷却
し、次いで高圧反応器中に収められたスチール容器中に
おいて320バールの圧力下に350℃まで加熱した。
加熱曲線は200℃から300℃の温度範囲で1時間経
過したことを示す。350℃に2時間加熱した後、直ち
に冷却、放圧した。室温まで冷却した後、生成CrO
を反応容器から機械的に取出し、乾燥し、磨砕した。検
査結果は後掲の表に示される。
【0038】[実施例7]容積2リットルの反応容器中
において、500gのCrOに153.4gの水を注
下し、ディソルバーにより10分間分散処理し、次いで
この懸濁液に21gのFe(CrOの理論的収
量に対して5.0重量%)と、0.76gのTeO
を添加し、さらに72ミリリットルの水中、23.7g
のグリセロールと6.51gの1−オクタノールとを、
さらに20分撹拌しつつ60℃において添加した。
【0039】このようにして得られた反応混合物を冷却
し、次いで高圧反応器中に収められた5cm径のスチー
ル容器中で、320バールの圧力下において350℃に
加熱した。加熱曲線は200℃から300℃の温度範囲
で1時間にわたり経過したことを示す。350℃で2時
間加熱した後、直ちに冷却、放圧した。室温まで冷却
後、生成CrOを反応容器から機械的に取出し、乾燥
し、磨砕した。検査結果は後掲の表に示される。
【0040】[実施例8]容積2リットルの反応容器中
において、500gのCrOに154.5gの水を注
下し、ディソルバーにより10分間分散処理した。次い
でこの懸濁液に21gのFe(CrOの理論的
収量に対して5.0重量%)および0.55gのTeO
を添加し、さらに72ミリリットルの水中、19.8
gのグリセロールと、8.13gの1−オクタノールと
を、60℃においてさらに20分間撹拌しつつ添加し
た。
【0041】このようにして得られた反応混合物を、高
圧反応器中に収められた5cm径のスチール容器中にお
いて、225バールの圧力下、330℃に加熱した。加
熱曲線は200℃から300℃の温度範囲で1時間にわ
たり経過したことを示す。330℃で2時間加熱した
後、直ちに冷却、放圧した。室温まで冷却してから生成
CrOを反応容器から機械的に取出し、乾燥し、磨砕
した。検査結果は後掲の表に示される。
【0042】[対比例2]容積4リットルの反応容器中
において、1000gのCrOに463.5gの水を
注下し、ディソルバーにより10分間分散処理した。次
いでこの懸濁液に30.24gのFeと、1.2
6gのTeOを添加し、さらに20分間撹拌しつつ、
70℃において32.53gの1−オクタノールを添加
した。
【0043】このようにして得られた反応混合物を冷却
し、次いで高圧反応器中に収められた径5cmのスチー
ル容器において、320バールの圧力下、350℃に加
熱した。加熱曲線は200℃から300℃の温度範囲が
1時間にわたり経過したことを示す。350℃に2時間
加熱後、直ちに冷却、放圧した。室温まで冷却してから
生成CrOを反応容器から取出し、乾燥し、磨砕し
た。検査結果は後掲の表に示される。
【0044】[対比例3]容積2リットルの反応容器中
において、500gのCrOに251.2gの水を注
下し、ディソルバーにより10分間分散処理した。次い
でこの懸濁液21gのFe(CrOの理論的収
量に対して5.0重量%)と0.76gのTeOを添
加し、さらに20分間撹拌しつつ、70℃において1
6.3gの1−オクタノールを添加した。
【0045】このようにして得られた反応混合物を冷却
し、次いで高圧反応器中に収められた径5cmのスチー
ル容器において、320バールの圧力下に350℃に加
熱する。加熱曲線は200℃から300℃の温度範囲が
1時間にわたり経過したことを示す。350℃に2時間
加熱後、直ちに冷却、放圧した。室温まで冷却した後、
生成CrOを反応容器から取出し、乾燥し、磨砕し
た。
【0046】[実施例B1]内容積500容量部で1.
5mm径のスチールボール200容量部を含有するミル
において、実施例1において得られ、亜硫酸ナトリウム
で後処理された二酸化クロム120容量部を、アジピン
酸、1,4−ブタンジオールおよび4,4′−ジイソシ
アネートジフェニルメタンから得られた熱可塑性ポリエ
ステルウレタンを等量のテトラヒドロフランおよびジオ
キサンに溶解させた10%濃度溶液27容量部、等量の
テトラヒドロフランおよびジオキサンに溶解させた市販
のポリビニルホルマールの50%濃度溶液48部、等量
のテトラヒドロフランおよびジオキサンから成る混合溶
媒144容量部、およびステアリン酸亜鉛2容量部と混
合し、この混合物を4時間にわたり分散処理した。次い
で同量の2種類の結合剤溶液、13.5容量部の上述し
た混合溶媒および0.1容量部の市販シリコーンオイル
を添加し、さらに30分間撹拌を継続した。次いでこの
分散液を濾過し、ナイフコーターで乾燥、カレンダー処
理したポリエチレンテレフタレートフィルム上の乾燥層
厚さが5.5μmとなるように注下塗布した。分散液注
下後、直ちに層中の針状二酸化クロム粉粒を、記録方向
において磁場に服せしめ配向した。この磁気テープ試料
を検査してえられた保磁力Hc(kA/m)、残留誘導
Mr(mT)、配向率OR(配向方向およびこれに直交
する方向の残留誘導割合)およびウィリム/コムストッ
クによるスイッチング磁場分布SFD(AIP Con
f.Proc.5(1971)738)が下表に示され
る。
【0047】なお、磁性層平均ピーク/バレイ深さR
が、DIN4768により測定された。なお基準テープ
TDK HD−Proに対する0 dB、4.5MHzに
おける輝度信号を測定して、0.7μm波長における記
録特性を測定した。それぞれの測定結果を下表に示す。
【0048】[実施例B2−B7と対比例BV1−BV
3]上記実施例B1におけると同様に、ただし二酸化ク
ロム材料は下表に示されるものを使用して、処理した。
その測定結果は下表に示される通りである。
【0049】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハーラルト、ヤホウ ドイツ連邦共和国、6520、ヴォルムス、 1、ファルケンベルクシュトラーセ、32 (72)発明者 エッケハルト、シュヴァプ ドイツ連邦共和国、6730、ノイシュタッ ト、ベルヴァルトシュタインシュトラー セ、4 (72)発明者 ラインハルト、ケルナー ドイツ連邦共和国、6444、ヴィルデック、 アム、グラーベン、20 (72)発明者 ノルベルト、ミュラー ドイツ連邦共和国、6701、フリーデルスハ イム、マクスィミリアンシュトラーセ、23 (72)発明者 ルディ、レーネルト ドイツ連邦共和国、6700、ルートヴィヒス ハーフェン、ゲーテボルガー、ヴェーク、 23 (72)発明者 マンフレート、オーリンガー ドイツ連邦共和国、6710、フランケンター ル、アンゼルム−フォイエルバッハ−シュ トラーセ、13 (72)発明者 ヘルムート、アウヴェター ドイツ連邦共和国、6703、リムブルガーホ ーフ、レスィングシュトラーセ、35 (72)発明者 ヘルムート、ヤクシュ ドイツ連邦共和国、6710、フランケンター ル、ロルシャー、リング、6ツェー (72)発明者 ロナルド、ジョン、バイチ ドイツ連邦共和国、6701、マクスドルフ、 カール−シューマン−リング、18 (72)発明者 ミヒャエル、ボブリッヒ ドイツ連邦共和国、6737、ベール−イゲル ハイム、イン、デン、ミュールゲルテン、 3 Fターム(参考) 4G048 AA03 AB02 AC03 AD04 AE05 5D006 BA03 BA08 BA10 EA01 FA09

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】60kA/mより大きい保磁力、85nT
    /gより大きい飽和磁化および300nmより短い
    平均粒子長さと共に狭い粒度分布を有する、鉄およびテ
    ルルまたはアンチモンで変性された二酸化クロムの製造
    方法であって、 二酸化クロムに対して0.05から10重量%の酸化鉄
    および酸化テルルまたはアンチモン化合物が添加されて
    いるCrO水性分散液と、 Cr(VI):Cr(III)を4:2から1:1の割
    合とするための有機還元剤とを、 有機還元剤の酸化の間に生成する水分量を考慮に入れ
    て、水1重量部に対して1.54から2.32重量部の
    CrOになるような水分量で、 250から400℃の温度、 少なくとも70バールの圧力下に反応させ、 前記有機還元剤として、全還元当量に対して25から7
    0%のグリセロールとオクタノールとを使用することを
    特徴とする製造方法。
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