JP2002096967A - ウェブの腰折り装置 - Google Patents
ウェブの腰折り装置Info
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- JP2002096967A JP2002096967A JP2000288418A JP2000288418A JP2002096967A JP 2002096967 A JP2002096967 A JP 2002096967A JP 2000288418 A JP2000288418 A JP 2000288418A JP 2000288418 A JP2000288418 A JP 2000288418A JP 2002096967 A JP2002096967 A JP 2002096967A
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- pushing
- biting
- waist
- folding
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H45/00—Folding thin material
- B65H45/12—Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
- B65H45/16—Rotary folders
- B65H45/162—Rotary folders with folding jaw cylinders
Landscapes
- Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】銜え爪の銜え口内にウェブの腰折り部と一緒に
挟持された押し込み刃を抜去する時、摩擦によりウェブ
の腰折り部を押し込み刃と一緒に銜え口内から引き出し
てしまい、銜えミスを招来する問題を適切に解決する。 【解決手段】ウェブ３の途中を押し込み刃５により銜え
口６内に押し込んで腰折りし、該銜え口６を形成する銜
え爪４にて上記ウェブ３の腰折り部７を挟持するように
したウェブの腰折り装置において、互いに間隔を置いて
配した複数の押し込み刃５を備えると共に、互いに間隔
を置いて配した複数の銜え爪４を備え、上記各押し込み
刃５はウェブ３の途中を上記各銜え爪４及び銜え口６の
両側に押し込むように配置し、上記各銜え爪４は上記各
押し込み刃５間に延在する腰折り部７を挟持するように
配置する。
挟持された押し込み刃を抜去する時、摩擦によりウェブ
の腰折り部を押し込み刃と一緒に銜え口内から引き出し
てしまい、銜えミスを招来する問題を適切に解決する。 【解決手段】ウェブ３の途中を押し込み刃５により銜え
口６内に押し込んで腰折りし、該銜え口６を形成する銜
え爪４にて上記ウェブ３の腰折り部７を挟持するように
したウェブの腰折り装置において、互いに間隔を置いて
配した複数の押し込み刃５を備えると共に、互いに間隔
を置いて配した複数の銜え爪４を備え、上記各押し込み
刃５はウェブ３の途中を上記各銜え爪４及び銜え口６の
両側に押し込むように配置し、上記各銜え爪４は上記各
押し込み刃５間に延在する腰折り部７を挟持するように
配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は容器内に連続取り出
しが行えるように収容されるタオルペーパーやティッシ
ュペーパーの如きウェブの腰折り装置に関する。
しが行えるように収容されるタオルペーパーやティッシ
ュペーパーの如きウェブの腰折り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来よりタオルペーパーやティッシュペ
ーパーの如き多数枚のウェブを積み重ねて容器内に収容
し、該容器に設けた取り出し口から各ウェブを連続取り
出しできるようにした多重腰折りウェブが知られてい
る。
ーパーの如き多数枚のウェブを積み重ねて容器内に収容
し、該容器に設けた取り出し口から各ウェブを連続取り
出しできるようにした多重腰折りウェブが知られてい
る。
【０００３】この多重腰折りウェブは、各ウェブに腰折
りを施し、各腰折りウェブの腰折り片を相の手に組んで
積み重ね、上位のウェブを取り出した時に下位のウェブ
の相の手に組まれた腰折り片を容器の取り出し口から摩
擦により誘出し、次の取り出しが行えるようにしてい
る。
りを施し、各腰折りウェブの腰折り片を相の手に組んで
積み重ね、上位のウェブを取り出した時に下位のウェブ
の相の手に組まれた腰折り片を容器の取り出し口から摩
擦により誘出し、次の取り出しが行えるようにしてい
る。
【０００４】上記多重腰折りウェブの形成装置は実公昭
５６−２６８９号、特開昭６１−３７６６８号、特開平
５−１２４７７０号、特開平７−５３１２２号、特開平
８−１８８３３１号等に例示されるように、図１Ａに示
す相対回転する一対のフォールディングロール１，２を
備え、このフォールディングロール１，２にウェブ３に
腰折りを施すための銜え爪４と押し込み刃５を設けてい
る。
５６−２６８９号、特開昭６１−３７６６８号、特開平
５−１２４７７０号、特開平７−５３１２２号、特開平
８−１８８３３１号等に例示されるように、図１Ａに示
す相対回転する一対のフォールディングロール１，２を
備え、このフォールディングロール１，２にウェブ３に
腰折りを施すための銜え爪４と押し込み刃５を設けてい
る。
【０００５】而してこれら全ての腰折り装置は図１Ｂに
示すように、フォールディングロール１，２の周面で定
長ウェブ３を移送しつつ、一方のフォールディングロー
ル２に設けた押し込み刃５によりウェブ３の途中を、他
方のフォールディングロール１に設けた銜え爪４の銜え
口６内へ押し込んで腰折りし、銜え爪４がこの押し込ま
れたウェブ３の腰折り部７を押し込み刃５と一緒に挟持
した後、図１Ｃに示すように、ロール１，２の相対回転
に伴って該押し込み刃５を銜え口６内から銜え爪４の挟
持力に抗し強制抜去して、ウェブ３の腰折り部７のみを
銜え爪４で挟持するようにしている。
示すように、フォールディングロール１，２の周面で定
長ウェブ３を移送しつつ、一方のフォールディングロー
ル２に設けた押し込み刃５によりウェブ３の途中を、他
方のフォールディングロール１に設けた銜え爪４の銜え
口６内へ押し込んで腰折りし、銜え爪４がこの押し込ま
れたウェブ３の腰折り部７を押し込み刃５と一緒に挟持
した後、図１Ｃに示すように、ロール１，２の相対回転
に伴って該押し込み刃５を銜え口６内から銜え爪４の挟
持力に抗し強制抜去して、ウェブ３の腰折り部７のみを
銜え爪４で挟持するようにしている。
【０００６】銜え爪４で挟持されたウェブ３はロール出
口側に移送されて、ロールから離反され積み重ねられ
る。
口側に移送されて、ロールから離反され積み重ねられ
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】然るに上記従来の多重
腰折りウェブ形成装置は上記の通り、銜え爪４がウェブ
３の腰折り部７を押し込み刃５と一緒に挟持し、この挟
持状態において押し込み刃５を銜え爪４の銜え力に抗し
て抜去するために、この抜去時の摩擦によりウェブ３の
腰折り部７を押し込み刃５と一緒に銜え口６内から引き
出してしまい、銜えミスを招来する問題を有している。
腰折りウェブ形成装置は上記の通り、銜え爪４がウェブ
３の腰折り部７を押し込み刃５と一緒に挟持し、この挟
持状態において押し込み刃５を銜え爪４の銜え力に抗し
て抜去するために、この抜去時の摩擦によりウェブ３の
腰折り部７を押し込み刃５と一緒に銜え口６内から引き
出してしまい、銜えミスを招来する問題を有している。
【０００８】又上記銜えミスを生ずると、遊離されたウ
ェブがフォールディングロールの出口においてクランプ
ル状態を招来し、部品損傷や運転停止のトラブルを招来
する。
ェブがフォールディングロールの出口においてクランプ
ル状態を招来し、部品損傷や運転停止のトラブルを招来
する。
【０００９】この銜えミスはフォールディングロール
１，２の回転速度を高める程助長される傾向となるた
め、運転速度には限界を伴い、生産性を妨げている。
１，２の回転速度を高める程助長される傾向となるた
め、運転速度には限界を伴い、生産性を妨げている。
【００１０】更に押し込み刃が銜え口６から銜え爪４の
挟持力に抗して抜去される際、騒音を発生させる問題を
有している。
挟持力に抗して抜去される際、騒音を発生させる問題を
有している。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明はウェブの途中を
押し込み刃により銜え口内に押し込んで腰折りし、該銜
え口を形成する銜え爪にて上記ウェブの腰折り部を挟持
するようにしたウェブの腰折り装置において、押し込み
刃を互いに間隔を置いて配すると共に、銜え爪を互いに
間隔を置いて配し、更に上記各押し込み刃はウェブの途
中を上記各銜え爪及び銜え口の両側に押し込むように配
置し、上記各銜え爪は上記各押し込み刃間に延在する腰
折り部を挟持するように配置する。
押し込み刃により銜え口内に押し込んで腰折りし、該銜
え口を形成する銜え爪にて上記ウェブの腰折り部を挟持
するようにしたウェブの腰折り装置において、押し込み
刃を互いに間隔を置いて配すると共に、銜え爪を互いに
間隔を置いて配し、更に上記各押し込み刃はウェブの途
中を上記各銜え爪及び銜え口の両側に押し込むように配
置し、上記各銜え爪は上記各押し込み刃間に延在する腰
折り部を挟持するように配置する。
【００１２】従って従来例における銜え爪が押し込み刃
を腰折り部と一緒に挟持する状態を形成せず、従って又
押し込み刃が銜え爪の挟持力に抗して抜去される状態を
形成せず、この抜去時の摩擦によりウェブの腰折り部を
押し込み刃と一緒に銜え口内から引き出して銜えミスを
招来する問題を適切に解決できる。
を腰折り部と一緒に挟持する状態を形成せず、従って又
押し込み刃が銜え爪の挟持力に抗して抜去される状態を
形成せず、この抜去時の摩擦によりウェブの腰折り部を
押し込み刃と一緒に銜え口内から引き出して銜えミスを
招来する問題を適切に解決できる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図２乃
至図７に基づいて説明する。
至図７に基づいて説明する。
【００１４】前記引用文献に示す多重腰折りウエブ形成
装置は、二条の帯状ウエブを夫々交互に切断して定長の
ウエブを形成する二組のカッターロールと、一方のカッ
ターロールで切断された定長ウエブと他方のカッターロ
ールで切断された定長ウエブとを交互に腰折りしつつ両
腰折りウエブの折り片相互を相の手状態にする一組のフ
ォールディングロールと、該フォールディングロールの
下端出口側に供給された両腰折りウエブをフォールディ
ングバーにて下方へ向け押し離しつつ畳み込み、多重腰
折りウエブを形成している。
装置は、二条の帯状ウエブを夫々交互に切断して定長の
ウエブを形成する二組のカッターロールと、一方のカッ
ターロールで切断された定長ウエブと他方のカッターロ
ールで切断された定長ウエブとを交互に腰折りしつつ両
腰折りウエブの折り片相互を相の手状態にする一組のフ
ォールディングロールと、該フォールディングロールの
下端出口側に供給された両腰折りウエブをフォールディ
ングバーにて下方へ向け押し離しつつ畳み込み、多重腰
折りウエブを形成している。
【００１５】図２に示すように、上記フォールディング
ロール１，２はその周面に複数の吸着孔８と同押し込み
刃５と同銜え爪４とを備え、夫々を等間隔に配し、各ウ
エブ吸着孔８にてカッターロールから引き取った各定長
ウエブ３をフォールディングロール１，２の周面に移送
しながら、上記一方の銜え爪４と他方の押し込み刃５と
をロール対向位置において合致させることにより、各ウ
エブ３の途中を銜え爪４の銜え口６内へ交互に押し込ん
で上記交互腰折りを行ない、該腰折り部７を各ロール
１，２の下死点方向へ移送し、該腰折り部７をフォール
ディングバー９にて交互に押し出し、既に積み重ねられ
ているウエブ３の上面に畳み込む。
ロール１，２はその周面に複数の吸着孔８と同押し込み
刃５と同銜え爪４とを備え、夫々を等間隔に配し、各ウ
エブ吸着孔８にてカッターロールから引き取った各定長
ウエブ３をフォールディングロール１，２の周面に移送
しながら、上記一方の銜え爪４と他方の押し込み刃５と
をロール対向位置において合致させることにより、各ウ
エブ３の途中を銜え爪４の銜え口６内へ交互に押し込ん
で上記交互腰折りを行ない、該腰折り部７を各ロール
１，２の下死点方向へ移送し、該腰折り部７をフォール
ディングバー９にて交互に押し出し、既に積み重ねられ
ているウエブ３の上面に畳み込む。
【００１６】即ち、フォールディングバー９は各ロール
１，２の周面に並設した環状の逃げ溝１０内において待
機し、該逃げ溝１０からロール１，２外へ移動し該移動
過程において前記ウエブ３の腰折り部７をロール１，２
から押し離す動作を交互に繰り返す。
１，２の周面に並設した環状の逃げ溝１０内において待
機し、該逃げ溝１０からロール１，２外へ移動し該移動
過程において前記ウエブ３の腰折り部７をロール１，２
から押し離す動作を交互に繰り返す。
【００１７】尚上記吸着孔８によるウエブ３の吸着は、
上記押し込み刃５が銜え爪４内へウエブ３の途中を押し
込む直前又は直後に解除される。この結果、吸着孔８に
て吸着されていたウエブ３端はロール１，２から遊離し
て相手方ウエブ３の腰折り片間に介入され、前記フォー
ルディングバー９によるウエブ３の畳み込みによって相
の手状態に組まれ積み重ねられた状態を完成する。
上記押し込み刃５が銜え爪４内へウエブ３の途中を押し
込む直前又は直後に解除される。この結果、吸着孔８に
て吸着されていたウエブ３端はロール１，２から遊離し
て相手方ウエブ３の腰折り片間に介入され、前記フォー
ルディングバー９によるウエブ３の畳み込みによって相
の手状態に組まれ積み重ねられた状態を完成する。
【００１８】本発明は代表例として、上記ウェブ３の途
中を押し込み刃５により銜え口６内に押し込んで腰折り
し、該銜え口６を形成する銜え爪４にて上記ウェブ３の
腰折り部７を挟持するようにしたウェブの腰折り装置に
おいて、図３，図４に示すように、上記押し込み刃５を
フォールディングロール１，２の軸線方向に互いに間隔
を置いて配すると共に、上記銜え爪４をフォールディン
グロール１，２の軸線方向に互いに間隔を置いて配し、
更に上記各押し込み刃５はウェブ３の途中を上記各銜え
爪４及び銜え口６の軸線方向における両側に押し込むよ
うに配置し、上記各銜え爪４は上記各押し込み刃５間に
延在する腰折り部７を挟持するように配置する。
中を押し込み刃５により銜え口６内に押し込んで腰折り
し、該銜え口６を形成する銜え爪４にて上記ウェブ３の
腰折り部７を挟持するようにしたウェブの腰折り装置に
おいて、図３，図４に示すように、上記押し込み刃５を
フォールディングロール１，２の軸線方向に互いに間隔
を置いて配すると共に、上記銜え爪４をフォールディン
グロール１，２の軸線方向に互いに間隔を置いて配し、
更に上記各押し込み刃５はウェブ３の途中を上記各銜え
爪４及び銜え口６の軸線方向における両側に押し込むよ
うに配置し、上記各銜え爪４は上記各押し込み刃５間に
延在する腰折り部７を挟持するように配置する。
【００１９】上記の如く、本発明は銜え爪４と押し込み
刃５によって形成されるウェブの腰折り機構の改善に係
る。
刃５によって形成されるウェブの腰折り機構の改善に係
る。
【００２０】図４Ａに示すように、各銜え爪４は軸線方
向の幅Ｗ１を全て等幅にし、同様に各押し込み刃５の軸
線方向の幅Ｗ２を全て等幅にし、更に好ましくは銜え爪
４の幅Ｗ１と押し込み刃５の幅Ｗ２とを等しくし、夫々
をロール１，２の一端から他端に亘りロール軸線と平行
に間隔を置いて配置すると共に、銜え爪４と押し込み刃
５を軸線方向に位相をずらして配置し、よって押し込み
刃５の間において銜え爪４がウェブ３に作用するように
配置する。換言すると、銜え爪４の間において押し込み
刃５がウェブ３に作用するように配置する。
向の幅Ｗ１を全て等幅にし、同様に各押し込み刃５の軸
線方向の幅Ｗ２を全て等幅にし、更に好ましくは銜え爪
４の幅Ｗ１と押し込み刃５の幅Ｗ２とを等しくし、夫々
をロール１，２の一端から他端に亘りロール軸線と平行
に間隔を置いて配置すると共に、銜え爪４と押し込み刃
５を軸線方向に位相をずらして配置し、よって押し込み
刃５の間において銜え爪４がウェブ３に作用するように
配置する。換言すると、銜え爪４の間において押し込み
刃５がウェブ３に作用するように配置する。
【００２１】前記の通り、上記一方のフォールディング
ロール１の周面に上記銜え爪４と押し込み刃５とを等間
隔で交互に配置し、同様に他方のフォールディングロー
ル２の周面に上記銜え爪４と押し込み刃５とを等間隔で
交互に配置し、一方のロールの銜え爪４と他方のロール
の押し込み刃５とが、ロールの相対回転に伴って交互に
対向し、前記腰折り作業を交互に実行する。
ロール１の周面に上記銜え爪４と押し込み刃５とを等間
隔で交互に配置し、同様に他方のフォールディングロー
ル２の周面に上記銜え爪４と押し込み刃５とを等間隔で
交互に配置し、一方のロールの銜え爪４と他方のロール
の押し込み刃５とが、ロールの相対回転に伴って交互に
対向し、前記腰折り作業を交互に実行する。
【００２２】上記図４Ａに示す銜え爪４と押し込み刃５
とを備えるフォールディングロール１，２によって形成
された腰折りウェブ３は、図４Ｂに示すように複数単位
の腰折りウェブ３が形成される幅を有し、多重ね後破線
で示すように切断することによって各単位多重ね腰折り
ウェブを形成する。
とを備えるフォールディングロール１，２によって形成
された腰折りウェブ３は、図４Ｂに示すように複数単位
の腰折りウェブ３が形成される幅を有し、多重ね後破線
で示すように切断することによって各単位多重ね腰折り
ウェブを形成する。
【００２３】図示のように、上位の各腰折りウェブ３の
下部折り片と下位の各腰折りウェブ３の上部折り片とが
相の手に組まれ、上記上位の各腰折りウェブ３の取り出
し時に、該相の手に組まれた折り片間の摩擦により下位
の各腰折りウェブ３を部分的に引き出し、連続取り出し
を可能にしている。
下部折り片と下位の各腰折りウェブ３の上部折り片とが
相の手に組まれ、上記上位の各腰折りウェブ３の取り出
し時に、該相の手に組まれた折り片間の摩擦により下位
の各腰折りウェブ３を部分的に引き出し、連続取り出し
を可能にしている。
【００２４】図５は上記２つの単位押し込み刃５と１つ
の単位銜え爪４の相対配置を拡大示しており、図５Ａ，
Ｂ，Ｄに示すように各単位押し込み刃５はウェブ３の途
中を上記単位銜え爪４及び単位銜え口６の両側に押し込
む。
の単位銜え爪４の相対配置を拡大示しており、図５Ａ，
Ｂ，Ｄに示すように各単位押し込み刃５はウェブ３の途
中を上記単位銜え爪４及び単位銜え口６の両側に押し込
む。
【００２５】この時両単位押し込み刃５間に存するウェ
ブ部分も各単位押し込み刃５による腰折りに倣って腰折
りされる。図５Ｃに示すように、単位銜え爪４はこの両
単位押し込み刃５間に延びる腰折り部７′と対向し開放
している。
ブ部分も各単位押し込み刃５による腰折りに倣って腰折
りされる。図５Ｃに示すように、単位銜え爪４はこの両
単位押し込み刃５間に延びる腰折り部７′と対向し開放
している。
【００２６】即ち腰折り部７′は単位銜え爪４によって
形成される銜え口６内へフリー挿入され、単位銜え爪４
による非挟持状態に置かれる。
形成される銜え口６内へフリー挿入され、単位銜え爪４
による非挟持状態に置かれる。
【００２７】次に図６Ａ，Ｂ，Ｄに示すように、各単位
押し込み刃５によるウェブ押し込みが更に進行し所定の
押し込み深さに達すると、単位銜え爪４が閉鎖され、腰
折り部７′を単位銜え爪４の銜え面前方の銜え口６内に
おいて挟持する。この時単位銜え爪４はウェブ３の腰折
り部７′のみを挟持し、押し込み刃５を挟持しない。
押し込み刃５によるウェブ押し込みが更に進行し所定の
押し込み深さに達すると、単位銜え爪４が閉鎖され、腰
折り部７′を単位銜え爪４の銜え面前方の銜え口６内に
おいて挟持する。この時単位銜え爪４はウェブ３の腰折
り部７′のみを挟持し、押し込み刃５を挟持しない。
【００２８】上記単位銜え爪４は開閉動作する可動銜え
爪であり、この可動銜え爪４の銜え面と対向する固定爪
１１を設け、この固定爪１１と可動銜え爪４間に腰折り
部７′を挟持する。
爪であり、この可動銜え爪４の銜え面と対向する固定爪
１１を設け、この固定爪１１と可動銜え爪４間に腰折り
部７′を挟持する。
【００２９】上記固定爪１１は例えばフォールディング
ロール１，２の一部、即ち可動銜え爪４の収容部の内壁
面で固定爪１１を形成する。
ロール１，２の一部、即ち可動銜え爪４の収容部の内壁
面で固定爪１１を形成する。
【００３０】次に図７Ａ，Ｂ，Ｄに示すように、フォー
ルディングロール１，２の回転に伴い、各単位押し込み
刃５が単位銜え爪４及び単位銜え口６の両側から抜去さ
れ、他方単位銜え爪４は腰折り部７′の挟持状態を保持
しつつ、ウェブ３をロール１，２の周面を下方出口側へ
移送して挟持状態を解除し、前記フォールディングバー
９による折り畳みを行う。
ルディングロール１，２の回転に伴い、各単位押し込み
刃５が単位銜え爪４及び単位銜え口６の両側から抜去さ
れ、他方単位銜え爪４は腰折り部７′の挟持状態を保持
しつつ、ウェブ３をロール１，２の周面を下方出口側へ
移送して挟持状態を解除し、前記フォールディングバー
９による折り畳みを行う。
【００３１】以上説明した動作が全ての単位押し込み刃
５と単位銜え爪４間において行われ、両ロール１，２間
において前記した交互腰折りが実行される。
５と単位銜え爪４間において行われ、両ロール１，２間
において前記した交互腰折りが実行される。
【００３２】上記単位銜え爪４の開閉動作、即ちウェブ
挟持状態と同解除状態は、例えばフォールディングロー
ル１，２の一側に固定周面カム１２を配置し、他方各単
位銜え爪４を軸１３によって回動可に支持すると共に、
該軸１３の端部に設けた滑子１４を上記固定周面カム１
２のカム面に従って倣い作動させることにより、所定の
タイミングで軸１３を回動し、各単位銜え爪４を回動
（開閉）せしめる。
挟持状態と同解除状態は、例えばフォールディングロー
ル１，２の一側に固定周面カム１２を配置し、他方各単
位銜え爪４を軸１３によって回動可に支持すると共に、
該軸１３の端部に設けた滑子１４を上記固定周面カム１
２のカム面に従って倣い作動させることにより、所定の
タイミングで軸１３を回動し、各単位銜え爪４を回動
（開閉）せしめる。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、従来例における銜え爪
が押し込み刃とウェブの腰折り部とを一緒に挟持する状
態を形成せず、押し込み刃が銜え爪の挟持力に抗して抜
去される状態を形成しない。
が押し込み刃とウェブの腰折り部とを一緒に挟持する状
態を形成せず、押し込み刃が銜え爪の挟持力に抗して抜
去される状態を形成しない。
【００３４】従って従来例における押し込み刃の抜去時
の摩擦によりウェブの腰折り部を押し込み刃と一緒に銜
え口内から引き出してしまい、銜えミスを招来する問題
を適切に解決できる。ひいてはウェブの銜えミスに伴う
クランプルの発生や、部品の損傷、運転停止を余儀なく
される等の問題をも適切に解消できる。
の摩擦によりウェブの腰折り部を押し込み刃と一緒に銜
え口内から引き出してしまい、銜えミスを招来する問題
を適切に解決できる。ひいてはウェブの銜えミスに伴う
クランプルの発生や、部品の損傷、運転停止を余儀なく
される等の問題をも適切に解消できる。
【００３５】又従来例における押し込み刃を銜え爪の挟
持力に抗して抜去する際の騒音を解消でき、更には高速
運転しても従来例の如き銜えミスを防止できるため、生
産効率を向上することができる。
持力に抗して抜去する際の騒音を解消でき、更には高速
運転しても従来例の如き銜えミスを防止できるため、生
産効率を向上することができる。
【図１】Ａ，Ｂ，Ｃは従来例における押し込み刃と銜え
爪によるウェブ腰折り状態を動作順に示す拡大図。
爪によるウェブ腰折り状態を動作順に示す拡大図。
【図２】Ａ，Ｂ，Ｃは上記押し込み刃と銜え爪をフォー
ルディングロールに適用した腰折り装置を動作順に示す
側面図。
ルディングロールに適用した腰折り装置を動作順に示す
側面図。
【図３】上記押し込み刃と銜え爪の相対配置を示す斜視
図。
図。
【図４】Ａは本発明に従って構成された押し込み刃と銜
え爪の配置状態を示す正面図、Ｂは上記押し込み刃と銜
え爪によって腰折りされたウェブを相の手に組んで重ね
た状態を説明する斜視図。
え爪の配置状態を示す正面図、Ｂは上記押し込み刃と銜
え爪によって腰折りされたウェブを相の手に組んで重ね
た状態を説明する斜視図。
【図５】Ａは単位押し込み刃と単位銜え爪の相対配置
を、ウェブ押し込み状態を以って示す正面図、Ｂは同Ｂ
−Ｂ線断面図、Ｃは同Ｃ−Ｃ線断面図、Ｄは同Ｄ−Ｄ線
断面図。
を、ウェブ押し込み状態を以って示す正面図、Ｂは同Ｂ
−Ｂ線断面図、Ｃは同Ｃ−Ｃ線断面図、Ｄは同Ｄ−Ｄ線
断面図。
【図６】Ａは単位押し込み刃と単位銜え爪の相対配置
を、ウェブ挟持状態を以って示す正面図、Ｂは同Ｂ−Ｂ
線断面図、Ｃは同Ｃ−Ｃ線断面図、Ｄは同Ｄ−Ｄ線断面
図。
を、ウェブ挟持状態を以って示す正面図、Ｂは同Ｂ−Ｂ
線断面図、Ｃは同Ｃ−Ｃ線断面図、Ｄは同Ｄ−Ｄ線断面
図。
【図７】Ａは単位押し込み刃と単位銜え爪の相対配置
を、ウェブ押し込み解除状態を以って示す正面図、Ｂは
同Ｂ−Ｂ線断面図、Ｃは同Ｃ−Ｃ線断面図、Ｄは同Ｄ−
Ｄ線断面図。
を、ウェブ押し込み解除状態を以って示す正面図、Ｂは
同Ｂ−Ｂ線断面図、Ｃは同Ｃ−Ｃ線断面図、Ｄは同Ｄ−
Ｄ線断面図。
１，２ フォールディングロール ３ ウェブ ４ 銜え爪 ５ 押し込み刃 ６ 銜え口 ７，７′ 腰折り部 ８ 吸着孔 ９ フォールディングバー １０ 逃げ溝 １１ 固定爪
Claims (1)
- 【請求項１】ウェブの途中を押し込み刃により銜え口内
に押し込んで腰折りし、該銜え口を形成する銜え爪にて
上記ウェブの腰折り部を挟持するようにしたウェブの腰
折り装置において、互いに間隔を置いて配した複数の押
し込み刃を備えると共に、互いに間隔を置いて配した複
数の銜え爪を備え、上記各押し込み刃はウェブの途中を
上記各銜え爪及び銜え口の両側に押し込むように配置
し、上記各銜え爪は上記各押し込み刃間に延在する腰折
り部を挟持するように配置したことを特徴とするウェブ
の腰折り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000288418A JP2002096967A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | ウェブの腰折り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000288418A JP2002096967A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | ウェブの腰折り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002096967A true JP2002096967A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18772009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000288418A Pending JP2002096967A (ja) | 2000-09-22 | 2000-09-22 | ウェブの腰折り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002096967A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008536726A (ja) * | 2005-04-19 | 2008-09-11 | テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム | 板紙に折目を形成する方法および構造 |
| JP2013249135A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Kawashima Packaging Mach Ltd | 製袋充填包装機における包装材筋付け方法及び装置 |
-
2000
- 2000-09-22 JP JP2000288418A patent/JP2002096967A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008536726A (ja) * | 2005-04-19 | 2008-09-11 | テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム | 板紙に折目を形成する方法および構造 |
| JP2013249135A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Kawashima Packaging Mach Ltd | 製袋充填包装機における包装材筋付け方法及び装置 |
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