JP2002096028A - 果菜自動選別装置 - Google Patents
果菜自動選別装置Info
- Publication number
- JP2002096028A JP2002096028A JP2000291024A JP2000291024A JP2002096028A JP 2002096028 A JP2002096028 A JP 2002096028A JP 2000291024 A JP2000291024 A JP 2000291024A JP 2000291024 A JP2000291024 A JP 2000291024A JP 2002096028 A JP2002096028 A JP 2002096028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fruit
- vegetable
- automatic
- sorting apparatus
- vegetables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
Abstract
級別に選別しながら等級別のベルトコンベアに分けて載
せなければならず、載せるのが面倒であった。 【解決手段】 搬送中の果菜受体の進路を振分け機によ
り等級別に振分け、振分けた果菜受体から果菜を取り出
して上下に配置された下段搬送体と上段搬送体により搬
送する。下段搬送体の手前に下段取出機を、上段搬送体
の手前に上段取出機を配置した。振分け機を上段搬送体
よりも搬送方向手前と先方とに設けた。下段搬送体と上
段搬送体を搬送体の幅方向に二列以上設けた。多数本の
バーを搬送方向に間隔をあけて連結して無端状の搬送体
とした。果菜受体をバーの長手方向にスライド可能に取
り付けた。上コンベアと下コンベアを対向させて下段搬
送体と上段搬送体とした。両コンベアの間隔を調節可能
とした。
Description
をサイズ別、形状別といった規格別(等級別)に自動的
に選別する果菜自動選別装置に関するものである。
といった等級別に選別する果菜自動選別装置として、従
来は、本件発明者が先に開発した実用新案登録第180
5988号のものがある。この果菜自動選別機は図12
に示すように、複数本のベルトコンベアAを横一列に並
べて配置し、ベルトコンベアAの先端位置を段階的に異
ならせ、各ベルトコンベアAの先端部にターンテーブル
Bを配置したものである。
コンベアAの始端部側方に立った作業者Cが胡瓜Dを等
級別に選別しながら各サイズ用のベルトコンベアAに載
せ、ベルトコンベアAで搬送される胡瓜Dをベルトコン
ベアAの側方に立った作業員Eが拾い上げてサイズ別に
箱詰めすることができる。箱詰めが間に合わず、取り残
された胡瓜DはターンテーブルBの上に送り出されて、
ターンテーブルBの上に送り出される胡瓜Dが重ならな
いようにしてある。
機は胡瓜の表面に傷が付きにくく、表面のイボが欠落し
にくく、少ない人手で効率よく選別及び箱詰めができる
という利点があるが、強いて言えばベルトコンベアの左
端の選果人が胡瓜を等級別に選別しながら各サイズ用の
ベルトコンベアに振り分けて載せなければならないとい
う面倒がある。
果菜を等級別に自動的に選別可能であり、果菜を損傷す
ることがなく搬送でき、一台の選別機でサイズや径の異
なる果菜、例えば瓜と茄子を選別することができ、更に
は、一人の作業員で上下二段の搬送体で搬送されてくる
果菜を取り出して箱詰めしたり袋詰めしたりすることが
できる果菜自動選別装置を提供することにある。
数の果菜受体1を搬送体2により搬送して果菜受体1に
載せた果菜Aを搬送し、搬送中に果菜Aをサイズ、形状
といった等級別に判別し、果菜受体1の進路を等級別に
振分ける果菜自動選別装置において、搬送中の果菜受体
1の進路を振分け機4により等級別に振分け、振分けた
果菜受体1から果菜Aを取り出して上下に配置された下
段搬送体5と上段搬送体6により搬送するものである。
記の果菜自動選別装置において、下段搬送体5の手前に
果菜受体1から果菜Aを取り出して下段搬送体5に送り
込む下段取出機7が、上段搬送体6の手前に果菜受体1
から果菜Aを取り出して上段搬送体6に送り込む上段取
出機8が配置されたものである。
記果菜自動選別装置において、振分け機4が上段搬送体
6よりも搬送方向手前と搬送方向先方とに設けられたも
のである。
記果菜自動選別装置において、下段搬送体5と上段搬送
体6が搬送体2の幅方向に二列以上設けられたものであ
る。
記果菜自動選別装置において、搬送体2は多数本のバー
3が搬送方向に間隔をあけて連結されて無端状に形成さ
れ、各果菜受体1はバー3に取り付けられて搬送体2の
走行により搬送されるものである。
記果菜自動選別装置において、搬送体2は多数本のバー
3が搬送方向に間隔をあけて連結されて無端状に形成さ
れ、果菜受体1はバー3の長手方向にスライド可能にバ
ー3に取り付けられて搬送体2により搬送され、搬送中
に振分け機4により等級別にバー3の長手方向にスライ
ドされて振分けられて搬送されるものである。
記果菜自動選別装置において、下段取出機7、上段取出
機8が、対向する上コンベア10と下コンベア11間に
果菜Aを挟んで搬送可能であり、両コンベア10、11
間の間隔が固定又は調節可能なものである。
記果菜自動選別装置において、下段搬送体5及び上段搬
送体6の先端位置が段階的に異なるものである。
選別装置の第の実施形態を、胡瓜を選別する場合を例に
して以下に説明する。この果菜自動選別装置は果菜受体
1(図6)を図9の様に搬送体2により搬送することに
よって、図1の様に果菜受体1の上に載せた果菜Aを搬
送し、搬送中に等級判別器15(図1)により果菜Aを
等級別に判別し、その後に振分け機4(図7)により果
菜受体1の進路を等級別に振り分け、振り分けられた果
菜Aを図1の下段取出機7と上段取出機8により取り出
して、夫々から図1の下段搬送体5、上段搬送体6の夫
々に送り出し、上下の搬送体5、6により搬送される果
菜Aを、夫々の搬送体5、6の先方で作業者が手作業に
より取り出して作業台H(図4)の上に載せた包装箱G
(図2)に箱詰めしたり、袋詰めしたり、或は図示され
ていない自動包装機により包装したりすることができる
ようにしてある。
す様に、フレーム17の内側に間隔をあけて配置された
二本のドライブチェーン16と、それに取り付けられた
バー3とから構成される。ドライブチェーン16は図4
の様にフレーム17の始端部18と後端部19の幅方向
両端寄りに取り付けられたスプロケットギアのような駆
動回転体20と、従動ギアのような従動回転体21の外
周に掛けて、駆動回転体20の回転によりフレーム17
の内側を周回する無端状にしてあり、水平部分で毎分2
1m程度の速度で走行できるようにしてある。図5の二
つの駆動回転体20は回転軸Kにより連結されて同軸回
転し、二つの従動回転体21は回転軸Lにより連結され
て同軸回転する。
れを図7の様に二本一組として二本のドライブチェーン
16(図5)間に一定間隔で多数組取り付けて、駆動回
転体20の回動によりドライブチェーン16が走行して
周回すると、バー3も周回するようにしてある。バー3
は果菜受体1を横に複数個並べることができる長さとし
てある。二本一組のバー3は両バー3の間隔を5cm、
各組間のバー3の間隔を10cmとして、幅9.5cm
の果菜受体1を搬送方向に1cm間隔で取り付け可能と
してある。バー3はドライブチェーン16の連結ピン
(チェーンを構成する各コマ同士を連結するピン)と同
軸としてドライブチェーン16に取り付けて、ドライブ
チェーン16がフレーム17の始端部18や後端部19
でカーブしても隣接するバー3間の間隔は水平部分と同
一のままになる(変わらない)ようにしてある。
以上でもよく、その設置位置もフレーム17の幅方向両
端寄りではなく、他の位置であってもよい。例えばフレ
ーム17の幅方向中央に一本のドライブチェーン16を
配置し、ドライブチェーン16の夫々のコマに係止部を
突設し、ドライブチェーン16が回動すると夫々の係止
具がバー3を引っ掛けて、当該バー3を搬送するように
することもできる。
ることができる。例えば、全長約1300cm、幅約1
00cm、高さ約70cm程度として、搬送体2の水平
部における果菜受体1の搬送距離を約1300cmとす
ることができる。この場合、搬送体2のうち、フレーム
17の始端部18から等級判別器15(図1)までの約
500cmの間は、作業者が果菜受体1に果菜Aを載せ
るための作業スペースとし、等級判別器15からフレー
ム17の後端部19(図4)までの約700cmは、等
級判別器15による果菜Aの判別結果に基づいて、走行
中の果菜受体1をいずれかの下段搬送体5と上段搬送体
6(図2)に自動的に振り分けるための振り分けスペー
スとしてある。
6の様にバー3の長手方向に細長であり、その下部にバ
ー3に取り付ける取付け部25が、上部に果菜Aを支持
可能な搭載部26が形成されている。取付け部25には
その長さ方向に貫通された二つ貫通孔27が前後に形成
され、図7の様に夫々の貫通孔27に前記二本一組のバ
ー3を一本づつ貫通させることにより、果菜受体1がバ
ー3の長さ方向(図7の矢印b−c方向)に往復スライ
ドできるようにし、また、同図の矢印a方向に移動する
バー3によって同方向に搬送されるようにしてある。果
菜受体1の取付け部25の下面には図6の様にガイドピ
ン28が下方に向けて突設されている。
材29の両外側に空間部24をあけてサイド部材30を
設けてある。空間部24は図8の様に幅の細いコンベア
用のベルト43を差し込み可能となっている。中央部材
29、サイド部材30の上面は果菜Aを横に寝かせるこ
とができるようにしてあり、中央部材29の上面には寝
かせた果菜Aが転がらないようにするための二つの転が
り防止突起31が前後に対向するように突設されてい
る。この転がり防止突起31は果菜Aに傷が付かないよ
うに、ゴム製やウレタン製とするか、角を丸めておくの
が好ましい。
5は果菜受体1に載せた果菜に光を投射する光源と、そ
の果菜を撮影する電子カメラ(CCDカメラ)と、電子
カメラの画像データを電算処理して果菜の曲がり、長
さ、太さ等から果菜の等級を判別する処理回路等を備え
ており、それら全てがカバーで覆われている。前記処理
回路は果菜の等級をAM、AL、2S、B、C・・・と
いった幾つかの等級に分け、得られた等級データが電気
信号(制御信号)として出力されて、振分け機4を制御
するようにしてある。等級判別器15は果菜受体1に果
菜が載っていない場合は、その旨を検出するようにして
ある。電子カメラは二台以上設けて二以上の角度から撮
影して、精度の高い等級判別ができるようにすることも
できる。
びこれと対向するサイド部材30の側壁36(図6)は
垂直面とせず、上方に向けて僅かに外広がりになるよう
に傾斜させて、果菜受体1の上方からそれに向けて垂直
に照射される等級判別器15の光が、その傾斜面で反射
されて等級判別器15に適度に戻るようにすることもで
きる。そのようにすると等級判別器15で得られる画像
に空間部24による影ができにくくなって、精度の高い
等級判別を行なうことができる。
バー3の移送によって搬送される果菜受体1の進路を、
等級判別器15からの判別情報(制御信号)に基づいて
等級別に振り分けるものである。この振分け機4は主レ
ール37と、それから斜め分岐された分岐レール38
と、前記制御信号に基づいて果菜受体1の進路を主レー
ル37と分岐レール38とに切替えるレール切替器39
とから構成される。主レール37及び分岐レール38は
上向きコ字状であり、バー3の移送によって搬送される
果菜受体1の底のガイドピン28(図6)が嵌入されて
進行できるようにしてある。
分岐レール38との分岐部に可動片40をピン41によ
り首振り自在に設け、その可動片40を電磁石42によ
り矢印c−d方向に首振りさせて、主レール37側と分
岐レール38側とに切り替え可能としてある。可動片4
0は通常は図7の矢印d方向に待機していて、分岐レー
ル38の入口が閉塞され、主レール37が開口し、搬送
されてくる果菜受体1のガイドピン28が主レール37
を直進し、果菜受体1が下段搬送体5を直進する。可動
片40が電磁石42により図7の矢印c方向に首振りさ
れると、主レール37が閉塞して分岐レール38の入口
が開き、搬送されてくる果菜受体1のガイドピン28が
分岐レール38に進入し、搬送されながらバー3の長手
方向に自動的に横移動され、果菜受体1が等級別に振分
けれられるようにしてある。レール切替器39は可動片
40を高速で切替え可能として、毎分21mのスピード
で進行する果菜受体1の一つ一つを確実且つスムーズ
に、主レール37か分岐レール38のいずれかへ振り分
け可能としてある。電磁石42は搬送体2の下方に設置
されており、それへの電流供給の切替が等級判別器15
から出力される制御信号により行われる。
よりも搬送方向手前と、搬送方向先方の二箇所に設けら
れている。搬送方向手前の振分け機4は果菜受体1を判
別結果に基づいて上段取出機8の手前に振分けるもので
あり、搬送方向先方の振分け機4は果菜受体1を判別結
果に基づいて下段取出機7の手前に振分けるものであ
る。
は上段搬送体6の手前に配置されて、振分け機4によっ
て振分けられた果菜受体1から果菜Aを取出すことがで
きるようにしてある。上段取出機8は搬送体2の幅方向
に四本並べてある。その四本はいずれも同じ構造であ
り、図10の様に対向する上コンベア10と下コンベア
11の間に果菜Aを挟んで搬送可能としたものであり、
進行方向に次第に上り傾斜に配置して、果菜受体1から
取り出した果菜Aを上段搬送体6まで搬送できるように
してある。下コンベア11には図8の様に五本の細長い
ベルト43が使用されており、そのうち二本のベルト4
3を他の二本のベルトよりも手前に伸ばして果菜受体1
の二つの空間部24に差し込み可能としてある。上コン
ベア10には柔らかい毛が植毛されたベルトが使用され
ている。この両コンベア10、11により果菜Aが挟ま
れて転げ落ちたり、向きが曲がったりしないようにす
る。両コンベア10、11間の間隔は固定でもよいが、
図10に示す間隔調節機構44により上コンベア10の
高さ(位置)を調節する事により調節可能としてある。
た果菜受体1が上段取出機8の下方を進行すると、図8
に示すように果菜受体1の空間部24に二本のベルト4
3が自動的に進入し、果菜受体1の搭載部26に搭載さ
れている果菜Aが同ベルト43に徐々に乗り上げて五本
のベルト43の上に乗り上げ、それから図10の様に果
菜Aが上コンベア10との間に挟まれて搬送されるよう
にしてある。果菜Aが取り出されて空になった果菜受体
1はそのまま搬送体2により搬送されて、ドライブチェ
ーン16(搬送体2)の折り返し部で下方に回り込み、
搬送体2の下側を搬送されてフレーム17の始端側上方
に戻る。この果菜受体1は下側を通過する間に、振分け
時にバー3の横方向にスライドした分だけ元に戻され
て、始端側上方に到来するときは、図1の様に、搬送体
2の手前の列に位置するようにしてある。
は下段搬送体5の手前に配置されて、振分け機4によっ
て振分けられた果菜受体1から果菜Aを取出すためのも
のである。この下段取出機7は図11の様に、水平に配
置された下コンベア11と上コンベア10の間に果菜A
を挟んで搬送できるようにしてある。下コンベア11は
図10の上段取出機8と同じ構造であり、図8の様に幅
の細いベルト43を五本並べ、そのうちの二本のベルト
43を果菜受体1の二つの空間部24に差し込み可能な
るように搬送方向手前側に長くして、果菜Aを載せた果
菜受体1が下段取出機7の下方を進行すると、果菜受体
1の空間部24に二本のベルト43が自動的に進入し、
果菜受体1の搬送が進むにつれて、果菜Aがベルト43
に徐々に乗り上げて五本のベルト43の上にまで乗り上
げ、上コンベア10と下コンベア11の間に挟まれて搬
送される。搬送された果菜Aは図11の様に下段搬送体
5に送り込まれる。この場合も上コンベア10には柔ら
かい毛が植毛されたベルトが使用されている。果菜Aが
取り出されて空になった果菜受体1は搬送体2の折り返
し部で下方に回り込んで、フレーム17の始端側上方に
戻る。この果菜受体1も下側を通過する間に、振分け時
にバー3の横方向にスライドした分だけ元に戻されて、
始端側上方に到来するときは図1の様に、搬送体2の手
前の列に位置するようにしてある。
に差し込み可能な幅である約3cm、先端部のローラを
含めた厚みが約2cmの無端ベルトコンベアであり、そ
の回転によって果菜受体1の搭載部26に搭載されてい
る果菜Aを取り出して搬送することができるようにして
ある。
四列の下段取出機7の先方には、夫々により取り出され
た果菜Aを引継いで搬送する四列の下段搬送体5が、四
列の上段取出機8の先方には夫々により取り出された果
菜Aを引継いで搬送する四列の上段搬送体6が配置され
ている。下段搬送体5及び上段搬送体6はベルトコンベ
アであり、それらの先端位置は手前側のものが短く、奥
のものが長くなって、全体が階段状になって、夫々の搬
送体5、6の側方に作業スペース12が確保されるよう
にしてある。また、下段搬送体5は走行速度を下段取出
機7の搬送速度(約20m/s)よりも遅く(約7m/
s)して、下段取出機7から間隔をおいて送り出される
果菜Aが、その間隔が詰められて搬送されるようにして
ある。下段搬送体5により搬送される果菜Aは搬送中
に、作業スペース12に立っている作業者により箱詰め
されたり、袋詰めされたりする。
ンベアではなく、フリーフローの搬送機構(図示されて
いない)とすることもできる。それは、前方に果菜がつ
まっているときその果菜の後ろに続き、前の果菜が先方
に移動するとそれに続いて後からの果菜も移動するもの
である。この機構にしても、下段取出機7、上段取出機
8から間隔をあけて送り出される果菜が、下段搬送体
5、上段搬送体6の上で自動的に連続して搬送される。
自動包装装置を配置して、これらによって搬送されてく
る果菜が自動包装装置により自動的に包装されるように
することもできる。
置は果菜を五列の下段搬送体5、四列の上段搬送体6の
計九本により搬送できるようにしてあるが、下段搬送体
5及び上段搬送体6の列数や等級分けの数は、これより
多くても少なくても良い。また、本件発明の果菜自動選
別装置は上記構成以外の構成とすることも可能である。
次のような効果がある。 1.搬送方向手前の果菜受体に果菜を1個づつ載せるだ
けで、果菜の等級が自動的に判別され、その判別情報に
基づいて、下段搬送体と上段搬送体により搬送されるた
め、一人の作業者が下段搬送体と上段搬送体(上下2段
の搬送体)により搬送されてくる果菜を取り出して箱詰
めしたり、袋詰めしたりすることができ、一人で無駄な
く箱詰めや袋詰ができる。 2.一つの搬送体の幅方向に複数の下段搬送体と上段搬
送体を設けることができるので、幅が狭い小型の選別機
で、多くの等級に選別して細かな等級分けが可能とな
る。
下段搬送体の手前に果菜受体から果菜を取り出して下段
搬送体に送り込む下段取出機が、上段搬送体の手前に果
菜受体から果菜を取り出して上段搬送体に送り込む上段
取出機が配置されているので、上記効果に加えて、果菜
受体からの果菜の取り出しが円滑に行われる、という効
果もある。
分け機が上段取出機よりも搬送方向手前と搬送方向先方
とに設けられているので、搬送方向手前と先方で振り分
けることができるので、上記効果に加えて、搬送体の幅
が狭くとも、果菜をより多くの進路に振り分けることが
できる、という効果がある。
段搬送体と上段搬送体が搬送体の幅方向に二列以上設け
られているので、上記効果の他に、多数の種別に選別し
て振り分けることができきる、という効果もある。
菜受体を無端状に連結した多数本のバーに取り付けて、
バーの移動に伴って果菜受体が搬送されるようにしたの
で、上記効果の他に、果菜受体の移送が安定する、とい
う効果もある。
菜受体を無端状に連結した多数本のバーに、その長手方
向にスライド可能に取り付けて、搬送中に振分け機によ
り等級別にバーの長手方向にスライドして振分けられる
ようにしたので、搬送体の幅内で果菜受体を二以上の進
路に振り分けることができ、長いバーを有効に使用する
ことができる。
記効果の他に次のような効果もある。 1.下段取出機、上段取出機が対向する上コンベアと下
コンベアの間に果菜を挟んで搬送可能であるため、果菜
受体からの果菜の取出しが確実になる。また、果菜の搬
送も確実になる。 2.両コンベア間の間隔が調節可能であるため、その間
隔を調節すれば両コンベア間に高さや径の異なる果菜を
挟んで搬送することができる。例えば、間隔を狭くすれ
ば瓜を、間隔を広くすれば茄子を搬送することができ
る。このため一台の選別機で各種サイズ、形状の果菜を
切り替え搬送することができる。
段搬送体及び上段搬送体の先端位置が段階的に異なるの
で、それら搬送体の側方に作業スペースを確保すること
ができ、その作業スペースに作業者が立って箱詰め、袋
詰め等の作業を効率良く行うことができる。
を取り外した状態の平面図。
部分の概要を示す平面図。
一例を示す斜視図。
分の平面図。
機の下コンベアの斜視図。
の前後部分の平面図。
機の側面図。
機の側面図。
Claims (8)
- 【請求項1】複数の果菜受体(1)を搬送体(2)によ
り搬送して果菜受体(1)に載せた果菜(A)を搬送
し、搬送中に果菜(A)をサイズ、形状といった等級別
に判別し、果菜受体(1)の進路を等級別に振分ける果
菜自動選別装置において、搬送中の果菜受体(1)の進
路を振分け機(4)により等級別に振分け、振分けた果
菜受体(1)から果菜(A)を取り出して上下に配置さ
れた下段搬送体(5)と上段搬送体(6)により搬送す
ることを特徴とする果菜自動選別装置。 - 【請求項2】請求項1記載の果菜自動選別装置におい
て、下段搬送体(5)の手前に果菜受体(1)から果菜
(A)を取り出して下段搬送体(5)に送り込む下段取
出機(7)が、上段搬送体(6)の手前に果菜受体
(1)から果菜(A)を取り出して上段搬送体(6)に
送り込む上段取出機(8)が配置されたことを特徴とす
る果菜自動選別装置。 - 【請求項3】請求項1又は請求項2記載の果菜自動選別
装置において、振分け機(4)が上段搬送体(6)より
も搬送方向手前と搬送方向先方とに設けられたことを特
徴とする果菜自動選別装置。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
果菜自動選別装置において、下段搬送体(5)と上段搬
送体(6)が搬送体(2)の幅方向に二列以上設けられ
たことを特徴とする果菜自動選別装置。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
果菜自動選別装置において、搬送体(2)は多数本のバ
ー(3)を搬送方向に間隔をあけて連結して無端状と
し、各果菜受体(1)はバー(3)に取り付けられて搬
送体(2)の走行により搬送されることを特徴とする果
菜自動選別装置。 - 【請求項6】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
果菜自動選別装置において、搬送体(2)は多数本のバ
ー(3)を搬送方向に間隔をあけて連結して無端状と
し、果菜受体(1)はバー(3)の長手方向にスライド
可能にバー(3)に取り付けられて搬送体(2)により
搬送され、搬送中に振分け機(4)により等級別にバー
(3)の長手方向にスライドされて振分けらることを特
徴とする果菜自動選別装置。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の
果菜自動選別装置において、下段取出機(7)及び上段
取出機(8)が、対向する上コンベア(10)と下コン
ベア(11)間に果菜(A)を挟んで搬送可能であり、
両コンベア(10)(11)間の間隔が固定又は調節可
能であることを特徴とする果菜自動選別装置。 - 【請求項8】請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
果菜自動選別装置において、下段搬送体(5)及び上段
搬送体(6)の先端位置を段階的に異ならせて、それら
先端位置の側方に作業スペース(12)を確保したこと
を特徴とする果菜自動選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291024A JP4602527B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 果菜自動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291024A JP4602527B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 果菜自動選別装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002096028A true JP2002096028A (ja) | 2002-04-02 |
JP2002096028A5 JP2002096028A5 (ja) | 2007-08-30 |
JP4602527B2 JP4602527B2 (ja) | 2010-12-22 |
Family
ID=18774167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000291024A Expired - Lifetime JP4602527B2 (ja) | 2000-09-25 | 2000-09-25 | 果菜自動選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4602527B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006136871A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-06-01 | Maki Mfg Co Ltd | 農産物の選別装置 |
JP5834155B1 (ja) * | 2015-02-20 | 2015-12-16 | 日本協同企画株式会社 | 果菜自動選別装置 |
JP2016153119A (ja) * | 2015-10-30 | 2016-08-25 | 日本協同企画株式会社 | 果菜自動選別装置 |
-
2000
- 2000-09-25 JP JP2000291024A patent/JP4602527B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006136871A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-06-01 | Maki Mfg Co Ltd | 農産物の選別装置 |
JP5834155B1 (ja) * | 2015-02-20 | 2015-12-16 | 日本協同企画株式会社 | 果菜自動選別装置 |
JP2016153119A (ja) * | 2015-10-30 | 2016-08-25 | 日本協同企画株式会社 | 果菜自動選別装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4602527B2 (ja) | 2010-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6867006B2 (ja) | 果菜自動選別方法と果菜自動選別装置 | |
JP2002096028A (ja) | 果菜自動選別装置 | |
JP4386495B2 (ja) | 果菜自動選別装置 | |
JPS61149282A (ja) | 物品の選別装置 | |
JP3968299B2 (ja) | 振り分け供給装置及び振り分け供給方法 | |
JP5834155B1 (ja) | 果菜自動選別装置 | |
JP3706402B2 (ja) | 長物野菜の箱詰装置 | |
JP7595989B2 (ja) | 果菜受体及び果菜自動選別装置 | |
JP6502827B2 (ja) | 果菜自動選別装置 | |
JP3340940B2 (ja) | 果物類の選別装置 | |
JP2853855B2 (ja) | 青果物選別機の定数定量仕分け搬出方法 | |
JPH03256814A (ja) | 果菜物整列箱詰装置 | |
JP2014213311A (ja) | 果菜自動選別箱詰め装置 | |
JP3249080B2 (ja) | 果菜自動選別装置とそれに使用される果菜受体 | |
JP2024098818A (ja) | プールコンベア及び果菜自動選別装置 | |
JP2007204235A (ja) | 果菜選別装置 | |
JP2596656B2 (ja) | 作物の選別用搬送装置 | |
JP7436008B2 (ja) | 果菜自動選別装置及び果菜受体 | |
JPH05132023A (ja) | 長尺青果物のシート載置装置 | |
JP3251442B2 (ja) | 果菜自動選別装置 | |
JPS60132811A (ja) | 選果装置 | |
JP2016153119A5 (ja) | ||
JP2574872Y2 (ja) | 青果物の選別箱詰装置 | |
JP2544024B2 (ja) | 作物の選別用搬送装置 | |
JPH07948U (ja) | 長物野菜の選別装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070711 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070711 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100615 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100617 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100921 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100930 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4602527 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |