JP2002095794A - 遊技機 - Google Patents
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- JP2002095794A JP2002095794A JP2000291451A JP2000291451A JP2002095794A JP 2002095794 A JP2002095794 A JP 2002095794A JP 2000291451 A JP2000291451 A JP 2000291451A JP 2000291451 A JP2000291451 A JP 2000291451A JP 2002095794 A JP2002095794 A JP 2002095794A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 演出実行頻度のバラツキの解消を図る。
【解決手段】 遊技機10は、演出を行うか否かを決定す
るための演出行否決定手段50を備える。演出行否決定手
段50は、演出を行うか否かをそれぞれ異なる割合で定め
た2以上の演出行否テーブル53と、1の演出行否テーブ
ル53を選択するためのテーブル選択手段54とを備える。
テーブル選択手段54は、演出実行頻度を計算するための
頻度計算手段58と、演出を行うか否かの抽選回数に対す
る演出実行回数の標準値を定めた対抽選回数標準値59と
を備え、頻度計算手段58が計算した頻度が対抽選回数標
準値59よりも低いときには、高確率の演出行否テーブル
53を選択し、頻度計算手段58が計算した頻度が対抽選回
数標準値59よりも高いときには、低確率の演出行否テー
ブル53を選択する。
るための演出行否決定手段50を備える。演出行否決定手
段50は、演出を行うか否かをそれぞれ異なる割合で定め
た2以上の演出行否テーブル53と、1の演出行否テーブ
ル53を選択するためのテーブル選択手段54とを備える。
テーブル選択手段54は、演出実行頻度を計算するための
頻度計算手段58と、演出を行うか否かの抽選回数に対す
る演出実行回数の標準値を定めた対抽選回数標準値59と
を備え、頻度計算手段58が計算した頻度が対抽選回数標
準値59よりも低いときには、高確率の演出行否テーブル
53を選択し、頻度計算手段58が計算した頻度が対抽選回
数標準値59よりも高いときには、低確率の演出行否テー
ブル53を選択する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンや
パチンコ機などの遊技機に関し、特に、入賞図柄抽選手
段による抽選結果に応じて、所定の確率で、告知ランプ
を点滅させるなどの演出を行う遊技機に関するものであ
る。
パチンコ機などの遊技機に関し、特に、入賞図柄抽選手
段による抽選結果に応じて、所定の確率で、告知ランプ
を点滅させるなどの演出を行う遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、スロットマシンやパチンコ機
などの遊技機には、種々のものが提供されている。例え
ば、入賞図柄抽選手段による抽選結果に応じて、所定の
確率で、告知ランプを点滅させるなどの演出を行う遊技
機が提供されている。
などの遊技機には、種々のものが提供されている。例え
ば、入賞図柄抽選手段による抽選結果に応じて、所定の
確率で、告知ランプを点滅させるなどの演出を行う遊技
機が提供されている。
【0003】具体的には、例えば、入賞図柄抽選手段に
よる抽選結果が特別遊技当選となった場合には、80%
の確率で告知ランプを点滅させる演出を実行するもの
の、20%の確率で何の演出も実行せず、一方、入賞図
柄抽選手段による抽選結果がハズレとなった場合には、
80%の確率で何の演出も実行しないものの、20%の
確率で告知ランプを点滅させる演出を実行する遊技機が
提供されている。
よる抽選結果が特別遊技当選となった場合には、80%
の確率で告知ランプを点滅させる演出を実行するもの
の、20%の確率で何の演出も実行せず、一方、入賞図
柄抽選手段による抽選結果がハズレとなった場合には、
80%の確率で何の演出も実行しないものの、20%の
確率で告知ランプを点滅させる演出を実行する遊技機が
提供されている。
【0004】即ち、このような遊技機では、入賞図柄抽
選手段による抽選結果が特別遊技当選となったからとい
って、必ずしも演出が実行されるとは限られず、逆に、
入賞図柄抽選手段による抽選結果がハズレとなったとし
ても、抽選結果が特別遊技当選となった場合と同じ内容
の演出が実行されることがあるので、遊技が単調になり
にくいのである。
選手段による抽選結果が特別遊技当選となったからとい
って、必ずしも演出が実行されるとは限られず、逆に、
入賞図柄抽選手段による抽選結果がハズレとなったとし
ても、抽選結果が特別遊技当選となった場合と同じ内容
の演出が実行されることがあるので、遊技が単調になり
にくいのである。
【0005】そして、このような遊技機では、演出を実
行するか否かの決定は、通常は、入賞図柄の抽選と同様
に、乱数を用いた抽選によって行われることとなってい
る。
行するか否かの決定は、通常は、入賞図柄の抽選と同様
に、乱数を用いた抽選によって行われることとなってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、演出を実行す
るか否かの決定を、乱数を用いた抽選によって行うと、
「現実の演出実行頻度」にバラツキを生じてしまうこと
がある。具体的には、例えば、入賞図柄抽選手段による
抽選結果が特別遊技当選となった場合における演出実行
確率が80%と定められていれば、理想的には、10回
の特別遊技当選のうち、8回だけ演出が実行されるとい
うことが期待されるが、現実には、10回の特別遊技当
選のうち、10回とも演出が実行されることもあれば、
5回しか演出が実行されないこともある。
るか否かの決定を、乱数を用いた抽選によって行うと、
「現実の演出実行頻度」にバラツキを生じてしまうこと
がある。具体的には、例えば、入賞図柄抽選手段による
抽選結果が特別遊技当選となった場合における演出実行
確率が80%と定められていれば、理想的には、10回
の特別遊技当選のうち、8回だけ演出が実行されるとい
うことが期待されるが、現実には、10回の特別遊技当
選のうち、10回とも演出が実行されることもあれば、
5回しか演出が実行されないこともある。
【0007】そして、このようなバラツキが生じてしま
うと、遊技の単調さを回避して遊技者の興趣を高めるた
めに設けた手段によって、かえって遊技者の興趣を低下
させてしまうおそれがある。そこで、本発明のうち請求
項1に記載した発明は、演出を行うか否かの抽選回数に
対する演出実行回数の標準値として「対抽選回数標準
値」を定め、「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標
準値」に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」
のバラツキの解消を図ることにより、遊技者の興趣を高
めるようにした遊技機を提供することを目的とする。
うと、遊技の単調さを回避して遊技者の興趣を高めるた
めに設けた手段によって、かえって遊技者の興趣を低下
させてしまうおそれがある。そこで、本発明のうち請求
項1に記載した発明は、演出を行うか否かの抽選回数に
対する演出実行回数の標準値として「対抽選回数標準
値」を定め、「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標
準値」に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」
のバラツキの解消を図ることにより、遊技者の興趣を高
めるようにした遊技機を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明のうち請求項2に記載した発
明は、請求項1に記載した発明の目的に加えて、「現実
の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄抽選手
段による抽選結果毎に行うことにより、遊技が単調にな
らないようにして、遊技者の興趣をより一層高めるよう
にした遊技機を提供することを目的とする。また、本発
明のうち請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に
記載した発明の目的に加えて、直近のn回の遊技にだけ
注目しても「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じな
いようにすることにより、遊技者の興趣をより一層高め
るとともに、n回より前の遊技のデータを削除すること
により、制御装置に対する負担を軽減させるようにした
遊技機を提供することを目的とする。
明は、請求項1に記載した発明の目的に加えて、「現実
の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄抽選手
段による抽選結果毎に行うことにより、遊技が単調にな
らないようにして、遊技者の興趣をより一層高めるよう
にした遊技機を提供することを目的とする。また、本発
明のうち請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に
記載した発明の目的に加えて、直近のn回の遊技にだけ
注目しても「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じな
いようにすることにより、遊技者の興趣をより一層高め
るとともに、n回より前の遊技のデータを削除すること
により、制御装置に対する負担を軽減させるようにした
遊技機を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明のうち請求項4に記載した発
明は、請求項1又は2に記載した発明の目的に加えて、
所定の契機によって遊技のデータをリセットすることに
より、制御装置に対する負担を軽減させるようにした遊
技機を提供することを目的とする。また、本発明のうち
請求項5に記載した発明は、請求項1ないし4に記載し
た発明の目的に加えて、「現実の演出実行頻度」のバラ
ツキ解消の精度を向上させることにより、遊技者の興趣
をより一層高めるようにした遊技機を提供することを目
的とする。
明は、請求項1又は2に記載した発明の目的に加えて、
所定の契機によって遊技のデータをリセットすることに
より、制御装置に対する負担を軽減させるようにした遊
技機を提供することを目的とする。また、本発明のうち
請求項5に記載した発明は、請求項1ないし4に記載し
た発明の目的に加えて、「現実の演出実行頻度」のバラ
ツキ解消の精度を向上させることにより、遊技者の興趣
をより一層高めるようにした遊技機を提供することを目
的とする。
【0010】また、本発明のうち請求項6に記載した発
明は、請求項1ないし5に記載した発明の目的に加え
て、「複数の演出パターン」を設け、この中から選択し
た1の演出パターンを実行することにより、遊技が単調
にならないようにして、遊技者の興趣をより一層高める
ようにした遊技機を提供することを目的とする。また、
本発明のうち請求項7に記載した発明は、請求項6に記
載した発明の目的に加えて、「1の演出パターンの選
択」を、乱数を用いた抽選によって行うことにより、遊
技が単調にならないようにして、遊技者の興趣をより一
層高めるようにした遊技機を提供することを目的とす
る。
明は、請求項1ないし5に記載した発明の目的に加え
て、「複数の演出パターン」を設け、この中から選択し
た1の演出パターンを実行することにより、遊技が単調
にならないようにして、遊技者の興趣をより一層高める
ようにした遊技機を提供することを目的とする。また、
本発明のうち請求項7に記載した発明は、請求項6に記
載した発明の目的に加えて、「1の演出パターンの選
択」を、乱数を用いた抽選によって行うことにより、遊
技が単調にならないようにして、遊技者の興趣をより一
層高めるようにした遊技機を提供することを目的とす
る。
【0011】また、本発明のうち請求項8に記載した発
明は、請求項7に記載した発明の目的に加えて、「1の
演出パターンの選択」を、入賞図柄抽選手段による抽選
結果毎に行うことにより、遊技が単調にならないように
して、遊技者の興趣をより一層高めるようにした遊技機
を提供することを目的とする。また、本発明のうち請求
項9に記載した発明は、請求項1ないし8に記載した発
明の目的に加えて、「制御装置」を「主制御部」と「副
制御部」とによって構成するとともに、演出に係る制御
を副制御部にて行うことにより、主制御部に対する負担
を軽減させるようにした遊技機を提供することを目的と
する。
明は、請求項7に記載した発明の目的に加えて、「1の
演出パターンの選択」を、入賞図柄抽選手段による抽選
結果毎に行うことにより、遊技が単調にならないように
して、遊技者の興趣をより一層高めるようにした遊技機
を提供することを目的とする。また、本発明のうち請求
項9に記載した発明は、請求項1ないし8に記載した発
明の目的に加えて、「制御装置」を「主制御部」と「副
制御部」とによって構成するとともに、演出に係る制御
を副制御部にて行うことにより、主制御部に対する負担
を軽減させるようにした遊技機を提供することを目的と
する。
【0012】また、本発明のうち請求項10に記載した
発明は、「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標準
値」に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキを解消するのみならず、「演出を実行するか否
かの決定」及び「1の演出パターンの選択」を1回の抽
選で同時に行うことにより、制御装置に対する負担を軽
減させるようにした遊技機を提供することを目的とす
る。
発明は、「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標準
値」に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキを解消するのみならず、「演出を実行するか否
かの決定」及び「1の演出パターンの選択」を1回の抽
選で同時に行うことにより、制御装置に対する負担を軽
減させるようにした遊技機を提供することを目的とす
る。
【0013】また、本発明のうち請求項11に記載した
発明は、請求項10に記載した発明の目的に加えて、
「現実の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段による抽選結果毎に行うことにより、遊技が単
調にならないようにして、遊技者の興趣をより一層高め
るようにした遊技機を提供することを目的とする。ま
た、本発明のうち請求項12に記載した発明は、請求項
10又は11に記載した発明の目的に加えて、直近のm
回の遊技にだけ注目しても「現実の演出実行頻度」にバ
ラツキが生じないようにすることにより、遊技者の興趣
をより一層高めるとともに、m回より前の遊技のデータ
を削除することにより、制御装置に対する負担を軽減さ
せるようにした遊技機を提供することを目的とする。
発明は、請求項10に記載した発明の目的に加えて、
「現実の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段による抽選結果毎に行うことにより、遊技が単
調にならないようにして、遊技者の興趣をより一層高め
るようにした遊技機を提供することを目的とする。ま
た、本発明のうち請求項12に記載した発明は、請求項
10又は11に記載した発明の目的に加えて、直近のm
回の遊技にだけ注目しても「現実の演出実行頻度」にバ
ラツキが生じないようにすることにより、遊技者の興趣
をより一層高めるとともに、m回より前の遊技のデータ
を削除することにより、制御装置に対する負担を軽減さ
せるようにした遊技機を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明のうち請求項13に記載した
発明は、請求項10又は11に記載した発明の目的に加
えて、所定の契機によって遊技のデータをリセットする
ことにより、制御装置に対する負担を軽減させるように
した遊技機を提供することを目的とする。また、本発明
のうち請求項14に記載した発明は、請求項10ないし
13に記載した発明の目的に加えて、「現実の演出実行
頻度」のバラツキ解消の精度を向上させることにより、
遊技者の興趣をより一層高めるようにした遊技機を提供
することを目的とする。
発明は、請求項10又は11に記載した発明の目的に加
えて、所定の契機によって遊技のデータをリセットする
ことにより、制御装置に対する負担を軽減させるように
した遊技機を提供することを目的とする。また、本発明
のうち請求項14に記載した発明は、請求項10ないし
13に記載した発明の目的に加えて、「現実の演出実行
頻度」のバラツキ解消の精度を向上させることにより、
遊技者の興趣をより一層高めるようにした遊技機を提供
することを目的とする。
【0015】更に、本発明のうち請求項15に記載した
発明は、請求項10ないし14に記載した発明の構成に
加えて、「制御装置」を「主制御部」と「副制御部」と
によって構成するとともに、演出に係る制御を副制御部
にて行うことにより、主制御部に対する負担を軽減させ
るようにした遊技機を提供することを目的とする。
発明は、請求項10ないし14に記載した発明の構成に
加えて、「制御装置」を「主制御部」と「副制御部」と
によって構成するとともに、演出に係る制御を副制御部
にて行うことにより、主制御部に対する負担を軽減させ
るようにした遊技機を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】(請求項1)上記目的を
達成するために、本発明のうち請求項1に記載した発明
は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、遊技機
(10)を制御するための制御装置(20)とを備えた遊技
機(10)であって、前記制御装置(20)は、入賞図柄の
抽選を行うための入賞図柄抽選手段(40)と、演出を行
うか否かを抽選により決定するための演出行否決定手段
(50)と、演出行否決定手段(50)が演出を行う旨を決
定したときに、演出を実行するための演出実行手段(7
0)とを備え、前記演出行否決定手段(50)は、演出を
行うか否かの抽選用の乱数を発生させるための行否用乱
数発生手段(51)と、行否用乱数発生手段(51)が発生
させた乱数を抽出するための行否用乱数抽出手段(52)
と、行否用乱数発生手段(51)が発生させる全範囲の乱
数について、演出を行うか否かをそれぞれ異なる所定の
割合で定めた2以上の演出行否テーブル(53)と、2以
上の演出行否テーブル(53)の中から1の演出行否テー
ブル(53)を選択するためのテーブル選択手段(54)
と、行否用乱数抽出手段(52)が抽出した乱数と、テー
ブル選択手段(54)が選択した1の演出行否テーブル
(53)とを照合して、演出を行うか否かの抽選判定を行
うための行否用抽選判定手段(55)とを備え、前記テー
ブル選択手段(54)は、演出を行うか否かの抽選の回数
を記憶するための抽選回数カウンタ(56)と、演出を行
う旨の決定がなされた回数を記憶するための演出回数カ
ウンタ(57)と、抽選回数カウンタ(56)のカウント
値、及び演出回数カウンタ(57)のカウント値から、演
出を行う旨の決定がなされた頻度を計算するための頻度
計算手段(58)と、演出を行うか否かの抽選の回数に対
して、演出を行う旨の決定がなされる確率の標準値を定
めた対抽選回数標準値(59)とを備え、前記テーブル選
択手段(54)により、頻度計算手段(58)が計算した頻
度が対抽選回数標準値(59)よりも低いときには、演出
を行う旨を高確率で定めた演出行否テーブル(53)を選
択し、頻度計算手段(58)が計算した頻度が対抽選回数
標準値(59)よりも高いときには、演出を行う旨を低確
率で定めた演出行否テーブル(53)を選択するように形
成されていることを特徴とする。
達成するために、本発明のうち請求項1に記載した発明
は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、遊技機
(10)を制御するための制御装置(20)とを備えた遊技
機(10)であって、前記制御装置(20)は、入賞図柄の
抽選を行うための入賞図柄抽選手段(40)と、演出を行
うか否かを抽選により決定するための演出行否決定手段
(50)と、演出行否決定手段(50)が演出を行う旨を決
定したときに、演出を実行するための演出実行手段(7
0)とを備え、前記演出行否決定手段(50)は、演出を
行うか否かの抽選用の乱数を発生させるための行否用乱
数発生手段(51)と、行否用乱数発生手段(51)が発生
させた乱数を抽出するための行否用乱数抽出手段(52)
と、行否用乱数発生手段(51)が発生させる全範囲の乱
数について、演出を行うか否かをそれぞれ異なる所定の
割合で定めた2以上の演出行否テーブル(53)と、2以
上の演出行否テーブル(53)の中から1の演出行否テー
ブル(53)を選択するためのテーブル選択手段(54)
と、行否用乱数抽出手段(52)が抽出した乱数と、テー
ブル選択手段(54)が選択した1の演出行否テーブル
(53)とを照合して、演出を行うか否かの抽選判定を行
うための行否用抽選判定手段(55)とを備え、前記テー
ブル選択手段(54)は、演出を行うか否かの抽選の回数
を記憶するための抽選回数カウンタ(56)と、演出を行
う旨の決定がなされた回数を記憶するための演出回数カ
ウンタ(57)と、抽選回数カウンタ(56)のカウント
値、及び演出回数カウンタ(57)のカウント値から、演
出を行う旨の決定がなされた頻度を計算するための頻度
計算手段(58)と、演出を行うか否かの抽選の回数に対
して、演出を行う旨の決定がなされる確率の標準値を定
めた対抽選回数標準値(59)とを備え、前記テーブル選
択手段(54)により、頻度計算手段(58)が計算した頻
度が対抽選回数標準値(59)よりも低いときには、演出
を行う旨を高確率で定めた演出行否テーブル(53)を選
択し、頻度計算手段(58)が計算した頻度が対抽選回数
標準値(59)よりも高いときには、演出を行う旨を低確
率で定めた演出行否テーブル(53)を選択するように形
成されていることを特徴とする。
【0017】ここで、「遊技機(10)」とは、例えば、
スロットマシンやパチンコ機などの遊技機(10)をい
う。また、「制御装置(20)」とは、遊技機(10)を制
御するための装置をいう。この制御装置(20)は、例え
ば、CPU、RAM、及びROMなどを備えたマイクロ
コンピュータによって構成することができる。
スロットマシンやパチンコ機などの遊技機(10)をい
う。また、「制御装置(20)」とは、遊技機(10)を制
御するための装置をいう。この制御装置(20)は、例え
ば、CPU、RAM、及びROMなどを備えたマイクロ
コンピュータによって構成することができる。
【0018】また、「入賞図柄抽選手段(40)」とは、
入賞図柄の抽選を行うための手段をいう。また、「演出
行否決定手段(50)」とは、演出を行うか否かを抽選に
より決定するための手段をいう。また、「演出実行手段
(70)」とは、演出行否決定手段(50)が演出を行う旨
を決定したときに、演出を実行するための手段をいう。
入賞図柄の抽選を行うための手段をいう。また、「演出
行否決定手段(50)」とは、演出を行うか否かを抽選に
より決定するための手段をいう。また、「演出実行手段
(70)」とは、演出行否決定手段(50)が演出を行う旨
を決定したときに、演出を実行するための手段をいう。
【0019】これらの手段は、例えば、制御装置(20)
が備えるROM上に所定のプログラムを収納することに
よって形成することができる。また、演出行否決定手段
(50)は、行否用乱数発生手段(51)と、行否用乱数抽
出手段(52)と、2以上の演出行否テーブル(53)と、
テーブル選択手段(54)と、行否用抽選判定手段(55)
とを備えている。
が備えるROM上に所定のプログラムを収納することに
よって形成することができる。また、演出行否決定手段
(50)は、行否用乱数発生手段(51)と、行否用乱数抽
出手段(52)と、2以上の演出行否テーブル(53)と、
テーブル選択手段(54)と、行否用抽選判定手段(55)
とを備えている。
【0020】また、「行否用乱数発生手段(51)」と
は、演出を行うか否かの抽選用の乱数を発生させるため
の手段をいう。また、「行否用乱数抽出手段(52)」と
は、行否用乱数発生手段(51)が発生させた乱数を抽出
するための手段をいう。また、「演出行否テーブル(5
3)」とは、行否用乱数発生手段(51)が発生させる全
範囲の乱数について、演出を行うか否かを所定の割合で
定めたものをいう。
は、演出を行うか否かの抽選用の乱数を発生させるため
の手段をいう。また、「行否用乱数抽出手段(52)」と
は、行否用乱数発生手段(51)が発生させた乱数を抽出
するための手段をいう。また、「演出行否テーブル(5
3)」とは、行否用乱数発生手段(51)が発生させる全
範囲の乱数について、演出を行うか否かを所定の割合で
定めたものをいう。
【0021】この演出行否テーブル(53)は、2以上備
えられ、また、各演出行否テーブル(53)は、演出を行
うか否かを、それぞれ異なる所定の割合で定めている。
なお、演出行否テーブル(53)は、後述する「対抽選回
数標準値(59)」を基準として定められるものである。
従って、演出行否テーブル(53)の具体例については、
対抽選回数標準値のところで、対抽選回数標準値(59)
の具体例とともに説明する。
えられ、また、各演出行否テーブル(53)は、演出を行
うか否かを、それぞれ異なる所定の割合で定めている。
なお、演出行否テーブル(53)は、後述する「対抽選回
数標準値(59)」を基準として定められるものである。
従って、演出行否テーブル(53)の具体例については、
対抽選回数標準値のところで、対抽選回数標準値(59)
の具体例とともに説明する。
【0022】また、「テーブル選択手段(54)」とは、
2以上の演出行否テーブル(53)の中から1の演出行否
テーブル(53)を選択するための手段をいう。このテー
ブル選択手段(54)は、抽選回数カウンタ(56)と、演
出回数カウンタ(57)と、頻度計算手段(58)と、対抽
選回数標準値(59)とを備え、頻度計算手段(58)が計
算した頻度が対抽選回数標準値(59)よりも低いときに
は、演出を行う旨を高確率で定めた演出行否テーブル
(53)を選択し、頻度計算手段(58)が計算した頻度が
対抽選回数標準値(59)よりも高いときには、演出を行
う旨を低確率で定めた演出行否テーブル(53)を選択す
るように形成されている。
2以上の演出行否テーブル(53)の中から1の演出行否
テーブル(53)を選択するための手段をいう。このテー
ブル選択手段(54)は、抽選回数カウンタ(56)と、演
出回数カウンタ(57)と、頻度計算手段(58)と、対抽
選回数標準値(59)とを備え、頻度計算手段(58)が計
算した頻度が対抽選回数標準値(59)よりも低いときに
は、演出を行う旨を高確率で定めた演出行否テーブル
(53)を選択し、頻度計算手段(58)が計算した頻度が
対抽選回数標準値(59)よりも高いときには、演出を行
う旨を低確率で定めた演出行否テーブル(53)を選択す
るように形成されている。
【0023】また、「抽選回数カウンタ(56)」とは、
演出を行うか否かの抽選の回数を記憶するためのものを
いう。この抽選回数カウンタ(56)は、例えば、演出を
行うか否かの抽選が1回行われる毎に、カウント値を1
ずつ加算するように形成することができる。また、「演
出回数カウンタ(57)」とは、演出を行う旨の決定がな
された回数を記憶するためのものをいう。
演出を行うか否かの抽選の回数を記憶するためのものを
いう。この抽選回数カウンタ(56)は、例えば、演出を
行うか否かの抽選が1回行われる毎に、カウント値を1
ずつ加算するように形成することができる。また、「演
出回数カウンタ(57)」とは、演出を行う旨の決定がな
された回数を記憶するためのものをいう。
【0024】この演出回数カウンタ(57)は、例えば、
演出を行う旨の決定がなされる毎に、カウント値を1ず
つ加算するように形成することができる。また、「頻度
計算手段(58)」とは、抽選回数カウンタ(56)のカウ
ント値、及び演出回数カウンタ(57)のカウント値か
ら、演出を行う旨の決定がなされた頻度を計算するため
の手段をいう。
演出を行う旨の決定がなされる毎に、カウント値を1ず
つ加算するように形成することができる。また、「頻度
計算手段(58)」とは、抽選回数カウンタ(56)のカウ
ント値、及び演出回数カウンタ(57)のカウント値か
ら、演出を行う旨の決定がなされた頻度を計算するため
の手段をいう。
【0025】具体的には、この頻度計算手段(58)は、
例えば、抽選回数カウンタ(56)のカウント値が10で
あり、かつ、演出回数カウンタ(57)のカウント値が5
であれば、5÷10×100より、演出を行う旨の決定
がなされた頻度は50%であると計算し、また、抽選回
数カウンタ(56)のカウント値が10であり、かつ、演
出回数カウンタ(57)のカウント値が10であれば、1
0÷10×100より、演出を行う旨の決定がなされた
頻度は100%であると計算する。
例えば、抽選回数カウンタ(56)のカウント値が10で
あり、かつ、演出回数カウンタ(57)のカウント値が5
であれば、5÷10×100より、演出を行う旨の決定
がなされた頻度は50%であると計算し、また、抽選回
数カウンタ(56)のカウント値が10であり、かつ、演
出回数カウンタ(57)のカウント値が10であれば、1
0÷10×100より、演出を行う旨の決定がなされた
頻度は100%であると計算する。
【0026】また、「対抽選回数標準値(59)」とは、
演出を行うか否かの抽選の回数に対して、演出を行う旨
の決定がなされる確率の標準値を定めたものをいう。具
体的には、この対抽選回数標準値(59)は、例えば、8
0%と定めることができる。また、対抽選回数標準値
(59)を80%と定めた場合、演出行否テーブル(53)
については、例えば、演出を行う旨を90%の割合で定
めたものと、演出を行う旨を70%の割合で定めたもの
とを備えることができる。
演出を行うか否かの抽選の回数に対して、演出を行う旨
の決定がなされる確率の標準値を定めたものをいう。具
体的には、この対抽選回数標準値(59)は、例えば、8
0%と定めることができる。また、対抽選回数標準値
(59)を80%と定めた場合、演出行否テーブル(53)
については、例えば、演出を行う旨を90%の割合で定
めたものと、演出を行う旨を70%の割合で定めたもの
とを備えることができる。
【0027】また、「行否用抽選判定手段(55)」と
は、行否用乱数抽出手段(52)が抽出した乱数と、テー
ブル選択手段(54)が選択した1の演出行否テーブル
(53)とを照合して、演出を行うか否かの抽選判定を行
うための手段をいう。そして、この遊技機(10)は、例
えば、以下に示すように動作する。まず、演出を行うか
否かの抽選が1回行われる毎に、抽選回数カウンタ(5
6)のカウント値が1ずつ加算され、また、演出を行う
旨の決定がなされる毎に、演出回数カウンタ(57)のカ
ウント値が1ずつ加算される。
は、行否用乱数抽出手段(52)が抽出した乱数と、テー
ブル選択手段(54)が選択した1の演出行否テーブル
(53)とを照合して、演出を行うか否かの抽選判定を行
うための手段をいう。そして、この遊技機(10)は、例
えば、以下に示すように動作する。まず、演出を行うか
否かの抽選が1回行われる毎に、抽選回数カウンタ(5
6)のカウント値が1ずつ加算され、また、演出を行う
旨の決定がなされる毎に、演出回数カウンタ(57)のカ
ウント値が1ずつ加算される。
【0028】次に、頻度計算手段(58)により、演出を
行う旨の決定がなされた頻度が計算される。具体的に
は、例えば、抽選回数カウンタ(56)のカウント値が1
0であり、かつ、演出回数カウンタ(57)のカウント値
が5であれば、演出を行う旨の決定がなされた頻度は5
0%であると計算され、また、抽選回数カウンタ(56)
のカウント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ
(57)のカウント値が10であれば、演出を行う旨の決
定がなされた頻度は100%であると計算される。
行う旨の決定がなされた頻度が計算される。具体的に
は、例えば、抽選回数カウンタ(56)のカウント値が1
0であり、かつ、演出回数カウンタ(57)のカウント値
が5であれば、演出を行う旨の決定がなされた頻度は5
0%であると計算され、また、抽選回数カウンタ(56)
のカウント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ
(57)のカウント値が10であれば、演出を行う旨の決
定がなされた頻度は100%であると計算される。
【0029】次に、テーブル選択手段(54)により、2
以上の演出行否テーブル(53)の中から1の演出行否テ
ーブル(53)が選択される。ここで、対抽選回数標準値
(59)が80%と定められ、かつ、演出行否テーブル
(53)として、演出を行う旨を90%の割合で定めたも
のと、演出を行う旨を70%の割合で定めたものとが備
えられているとする。
以上の演出行否テーブル(53)の中から1の演出行否テ
ーブル(53)が選択される。ここで、対抽選回数標準値
(59)が80%と定められ、かつ、演出行否テーブル
(53)として、演出を行う旨を90%の割合で定めたも
のと、演出を行う旨を70%の割合で定めたものとが備
えられているとする。
【0030】そうすると、頻度計算手段(58)が計算し
た頻度が80%よりも低いときには、演出を行う旨を9
0%の割合で定めた演出行否テーブル(53)が選択さ
れ、頻度計算手段(58)が計算した頻度が80%よりも
高いときには、演出を行う旨を70%の割合で定めた演
出行否テーブル(53)が選択される。即ち、この遊技機
(10)は、「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数標準
値(59)」よりも小さいときには、「現実の演出実行頻
度」を大きくしようとし、逆に、「現実の演出実行頻
度」が「対抽選回数標準値(59)」よりも大きいときに
は、「現実の演出実行頻度」を小さくしようとするので
ある。
た頻度が80%よりも低いときには、演出を行う旨を9
0%の割合で定めた演出行否テーブル(53)が選択さ
れ、頻度計算手段(58)が計算した頻度が80%よりも
高いときには、演出を行う旨を70%の割合で定めた演
出行否テーブル(53)が選択される。即ち、この遊技機
(10)は、「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数標準
値(59)」よりも小さいときには、「現実の演出実行頻
度」を大きくしようとし、逆に、「現実の演出実行頻
度」が「対抽選回数標準値(59)」よりも大きいときに
は、「現実の演出実行頻度」を小さくしようとするので
ある。
【0031】そして、これにより、「現実の演出実行頻
度」を「対抽選回数標準値(59)」に近づけるようにし
て、「現実の演出実行頻度」のバラツキを解消すること
ができ、ひいては遊技者の興趣を高めることができるの
である。 (請求項2)また、本発明のうち請求項2に記載した発
明は、請求項1に記載した発明の構成に加えて、演出行
否テーブル(53)、抽選回数カウンタ(56)、演出回数
カウンタ(57)、及び対抽選回数標準値(59)は、入賞
図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に設けられている
ことを特徴とする。
度」を「対抽選回数標準値(59)」に近づけるようにし
て、「現実の演出実行頻度」のバラツキを解消すること
ができ、ひいては遊技者の興趣を高めることができるの
である。 (請求項2)また、本発明のうち請求項2に記載した発
明は、請求項1に記載した発明の構成に加えて、演出行
否テーブル(53)、抽選回数カウンタ(56)、演出回数
カウンタ(57)、及び対抽選回数標準値(59)は、入賞
図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に設けられている
ことを特徴とする。
【0032】即ち、抽選回数カウンタ(56)及び演出回
数カウンタ(57)を入賞図柄抽選手段(40)による抽選
結果毎に設けると、入賞図柄抽選手段(40)による抽選
結果毎に「現実の演出実行頻度」を計算することができ
る。そして、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎
に計算した「現実の演出実行頻度」をもとに、入賞図柄
抽選手段(40)による抽選結果毎に定めた「演出行否テ
ーブル(53)」を選択することにより、入賞図柄抽選手
段(40)による抽選結果毎の「現実の演出実行頻度」
を、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に定めた
「対抽選回数標準値(59)」に近づけることができるの
である。
数カウンタ(57)を入賞図柄抽選手段(40)による抽選
結果毎に設けると、入賞図柄抽選手段(40)による抽選
結果毎に「現実の演出実行頻度」を計算することができ
る。そして、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎
に計算した「現実の演出実行頻度」をもとに、入賞図柄
抽選手段(40)による抽選結果毎に定めた「演出行否テ
ーブル(53)」を選択することにより、入賞図柄抽選手
段(40)による抽選結果毎の「現実の演出実行頻度」
を、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に定めた
「対抽選回数標準値(59)」に近づけることができるの
である。
【0033】具体的には、例えば、入賞図柄抽選手段
(40)による抽選結果が特別遊技当選となった場合用の
抽選回数カウンタ(56)と、入賞図柄抽選手段(40)に
よる抽選結果がハズレとなった場合用の抽選回数カウン
タ(56)とを、それぞれ別々に設ける。同様に、入賞図
柄抽選手段(40)による抽選結果が特別遊技当選となっ
た場合用の演出回数カウンタ(57)と、入賞図柄抽選手
段(40)による抽選結果がハズレとなった場合用の演出
回数カウンタ(57)とを、それぞれ別々に設ける。
(40)による抽選結果が特別遊技当選となった場合用の
抽選回数カウンタ(56)と、入賞図柄抽選手段(40)に
よる抽選結果がハズレとなった場合用の抽選回数カウン
タ(56)とを、それぞれ別々に設ける。同様に、入賞図
柄抽選手段(40)による抽選結果が特別遊技当選となっ
た場合用の演出回数カウンタ(57)と、入賞図柄抽選手
段(40)による抽選結果がハズレとなった場合用の演出
回数カウンタ(57)とを、それぞれ別々に設ける。
【0034】更に、入賞図柄抽選手段(40)による抽選
結果が特別遊技当選となった場合の対抽選回数標準値
(59)を80%と定めるとともに、入賞図柄抽選手段
(40)による抽選結果がハズレとなった場合の対抽選回
数標準値(59)を20%と定める。そして、入賞図柄抽
選手段(40)による抽選結果が特別遊技当選となった場
合の演出行否テーブル(53)については、演出を行う旨
を90%の割合で定めたものと、演出を行う旨を70%
の割合で定めたものとを備えるとともに、入賞図柄抽選
手段(40)による抽選結果がハズレとなった場合の演出
行否テーブル(53)については、演出を行う旨を30%
の割合で定めたものと、演出を行う旨を10%の割合で
定めたものとを備える。
結果が特別遊技当選となった場合の対抽選回数標準値
(59)を80%と定めるとともに、入賞図柄抽選手段
(40)による抽選結果がハズレとなった場合の対抽選回
数標準値(59)を20%と定める。そして、入賞図柄抽
選手段(40)による抽選結果が特別遊技当選となった場
合の演出行否テーブル(53)については、演出を行う旨
を90%の割合で定めたものと、演出を行う旨を70%
の割合で定めたものとを備えるとともに、入賞図柄抽選
手段(40)による抽選結果がハズレとなった場合の演出
行否テーブル(53)については、演出を行う旨を30%
の割合で定めたものと、演出を行う旨を10%の割合で
定めたものとを備える。
【0035】そうすると、入賞図柄抽選手段(40)によ
る抽選結果が特別遊技当選となった場合の現実の演出実
行頻度については、80%に近づけるようにしてバラツ
キを解消することができ、一方、入賞図柄抽選手段(4
0)による抽選結果がハズレとなった場合の現実の演出
実行頻度については、20%に近づけるようにしてバラ
ツキを解消することができるのである。
る抽選結果が特別遊技当選となった場合の現実の演出実
行頻度については、80%に近づけるようにしてバラツ
キを解消することができ、一方、入賞図柄抽選手段(4
0)による抽選結果がハズレとなった場合の現実の演出
実行頻度については、20%に近づけるようにしてバラ
ツキを解消することができるのである。
【0036】そして、このように、「現実の演出実行頻
度」のバラツキの解消を、入賞図柄抽選手段(40)によ
る抽選結果毎に行うことにより、遊技が単調にならない
ようにすることができ、ひいては遊技者の興趣をより一
層高めることができるのである。 (請求項3)また、本発明のうち請求項3に記載した発
明は、請求項1又は2に記載した発明の構成に加えて、
抽選回数カウンタ(56)は、抽選回数がn回に至るまで
は、抽選が行われる毎にカウント値を1ずつ加算すると
ともに、抽選回数がn回を超えたときには、カウント値
をnのまま維持するように形成され、演出回数カウンタ
(57)は、抽選結果が演出を行う旨となる毎にカウント
値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がn回を超えた
場合において、n回前の抽選結果が演出を行う旨である
ときには、カウント値を1減算するように形成されてい
ることを特徴とする。
度」のバラツキの解消を、入賞図柄抽選手段(40)によ
る抽選結果毎に行うことにより、遊技が単調にならない
ようにすることができ、ひいては遊技者の興趣をより一
層高めることができるのである。 (請求項3)また、本発明のうち請求項3に記載した発
明は、請求項1又は2に記載した発明の構成に加えて、
抽選回数カウンタ(56)は、抽選回数がn回に至るまで
は、抽選が行われる毎にカウント値を1ずつ加算すると
ともに、抽選回数がn回を超えたときには、カウント値
をnのまま維持するように形成され、演出回数カウンタ
(57)は、抽選結果が演出を行う旨となる毎にカウント
値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がn回を超えた
場合において、n回前の抽選結果が演出を行う旨である
ときには、カウント値を1減算するように形成されてい
ることを特徴とする。
【0037】即ち、抽選回数カウンタ(56)について
は、抽選回数がn回に至るまでは、抽選が行われる毎に
カウント値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がn回
を超えたときには、カウント値をnのまま維持するよう
に形成し、一方、演出回数カウンタ(57)については、
抽選結果が演出を行う旨となる毎にカウント値を1ずつ
加算するとともに、抽選回数がn回を超えた場合におい
て、n回前の抽選結果が演出を行う旨であるときには、
カウント値を1減算するように形成することにより、直
近のn回の遊技についての「現実の演出実行頻度」を求
めることができるのである。
は、抽選回数がn回に至るまでは、抽選が行われる毎に
カウント値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がn回
を超えたときには、カウント値をnのまま維持するよう
に形成し、一方、演出回数カウンタ(57)については、
抽選結果が演出を行う旨となる毎にカウント値を1ずつ
加算するとともに、抽選回数がn回を超えた場合におい
て、n回前の抽選結果が演出を行う旨であるときには、
カウント値を1減算するように形成することにより、直
近のn回の遊技についての「現実の演出実行頻度」を求
めることができるのである。
【0038】そして、直近のn回の遊技についての「現
実の演出実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル
(53)を選択することにより、直近のn回の遊技にだけ
注目しても、「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じ
ないようにすることができ、これにより、遊技者の興趣
をより一層高めることができるのである。更に、n回よ
り前の遊技のデータを削除することにより、制御装置
(20)に対する負担を軽減させることができるのであ
る。 (請求項4)また、本発明のうち請求項4に記載した発
明は、請求項1又は2に記載した発明の構成に加えて、
抽選回数カウンタ(56)、及び演出回数カウンタ(57)
は、所定の契機によって、カウント値をリセットするよ
うに形成されていることを特徴とする。
実の演出実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル
(53)を選択することにより、直近のn回の遊技にだけ
注目しても、「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じ
ないようにすることができ、これにより、遊技者の興趣
をより一層高めることができるのである。更に、n回よ
り前の遊技のデータを削除することにより、制御装置
(20)に対する負担を軽減させることができるのであ
る。 (請求項4)また、本発明のうち請求項4に記載した発
明は、請求項1又は2に記載した発明の構成に加えて、
抽選回数カウンタ(56)、及び演出回数カウンタ(57)
は、所定の契機によって、カウント値をリセットするよ
うに形成されていることを特徴とする。
【0039】ここで、「所定の契機」とは、例えば、特
定導入遊技入賞の引き当て、特定遊技入賞の引き当て、
特定導入遊技の終了、特定遊技の終了、所定の時間の経
過、遊技機(10)の電源ON、遊技機(10)の電源OF
F、管理者による所定のスイッチの操作、あるいは遊技
者による所定のスイッチの操作などをいう。また、「カ
ウント値をリセットする」とは、即ち、カウント値を一
旦ゼロに戻すことをいう。
定導入遊技入賞の引き当て、特定遊技入賞の引き当て、
特定導入遊技の終了、特定遊技の終了、所定の時間の経
過、遊技機(10)の電源ON、遊技機(10)の電源OF
F、管理者による所定のスイッチの操作、あるいは遊技
者による所定のスイッチの操作などをいう。また、「カ
ウント値をリセットする」とは、即ち、カウント値を一
旦ゼロに戻すことをいう。
【0040】そして、このように、抽選回数カウンタ
(56)及び演出回数カウンタ(57)のカウント値を所定
の契機によってリセットすることにより、制御装置(2
0)に対する負担を軽減させることができるのである。
また、抽選回数カウンタ(56)及び演出回数カウンタ
(57)のカウント値を所定の契機によってリセットする
と、直近のリセット以後の遊技についての「現実の演出
実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル(53)を選
択することになる。そうすると、直近のリセット以後の
遊技にだけ注目しても、「現実の演出実行頻度」にバラ
ツキが生じないようにすることができるので、これによ
り、遊技者の興趣をより一層高めることができるのであ
る。 (請求項5)また、本発明のうち請求項5に記載した発
明は、請求項1ないし4に記載した発明の構成に加え
て、テーブル選択手段(54)は、対抽選回数標準値(5
9)として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この
標準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備え、
演出行否決定手段(50)は、演出行否テーブル(53)と
して、標準上方値よりも高確率で演出を行う旨を定めた
高確率行否テーブルと、標準上方値よりも低確率、か
つ、標準下方値よりも高確率で演出を行う旨を定めた中
確率行否テーブルと、標準下方値よりも低確率で演出を
行う旨を定めた低確率行否テーブルとを備え、演出を行
う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低いとき
には、高確率行否テーブルを選択し、演出を行う旨の決
定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、かつ、標準
上方値よりも低いときには、中確率行否テーブルを選択
し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率行否テーブルを選択するよう
に形成されていることを特徴とする。
(56)及び演出回数カウンタ(57)のカウント値を所定
の契機によってリセットすることにより、制御装置(2
0)に対する負担を軽減させることができるのである。
また、抽選回数カウンタ(56)及び演出回数カウンタ
(57)のカウント値を所定の契機によってリセットする
と、直近のリセット以後の遊技についての「現実の演出
実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル(53)を選
択することになる。そうすると、直近のリセット以後の
遊技にだけ注目しても、「現実の演出実行頻度」にバラ
ツキが生じないようにすることができるので、これによ
り、遊技者の興趣をより一層高めることができるのであ
る。 (請求項5)また、本発明のうち請求項5に記載した発
明は、請求項1ないし4に記載した発明の構成に加え
て、テーブル選択手段(54)は、対抽選回数標準値(5
9)として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この
標準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備え、
演出行否決定手段(50)は、演出行否テーブル(53)と
して、標準上方値よりも高確率で演出を行う旨を定めた
高確率行否テーブルと、標準上方値よりも低確率、か
つ、標準下方値よりも高確率で演出を行う旨を定めた中
確率行否テーブルと、標準下方値よりも低確率で演出を
行う旨を定めた低確率行否テーブルとを備え、演出を行
う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低いとき
には、高確率行否テーブルを選択し、演出を行う旨の決
定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、かつ、標準
上方値よりも低いときには、中確率行否テーブルを選択
し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率行否テーブルを選択するよう
に形成されていることを特徴とする。
【0041】即ち、請求項5に記載した発明では、演出
を行う旨の確率が異なる2つの対抽選回数標準値(59)
を定めている。そして、「標準上方値」とは、演出を行
う旨の確率が高い方の対抽選回数標準値(59)をいい、
また、「標準下方値」とは、演出を行う旨の確率が低い
方の対抽選回数標準値(59)をいう。また、「高確率行
否テーブル」とは、2つの対抽選回数標準値(59)のい
ずれよりも高確率で演出を行う旨を定めたテーブルをい
う。
を行う旨の確率が異なる2つの対抽選回数標準値(59)
を定めている。そして、「標準上方値」とは、演出を行
う旨の確率が高い方の対抽選回数標準値(59)をいい、
また、「標準下方値」とは、演出を行う旨の確率が低い
方の対抽選回数標準値(59)をいう。また、「高確率行
否テーブル」とは、2つの対抽選回数標準値(59)のい
ずれよりも高確率で演出を行う旨を定めたテーブルをい
う。
【0042】また、「中確率行否テーブル」とは、2つ
の対抽選回数標準値(59)の中間の確率で演出を行う旨
を定めたテーブルをいう。また、「低確率行否テーブ
ル」とは、2つの対抽選回数標準値(59)のいずれより
も低確率で演出を行う旨を定めたテーブルをいう。そし
て、対抽選回数標準値(59)として「標準上方値」と
「標準下方値」とを定めるとともに、演出行否テーブル
(53)として「高確率行否テーブル」と「中確率行否テ
ーブル」と「低確率行否テーブル」とを定め、更に、演
出を行う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低
いときには、高確率行否テーブルを選択し、演出を行う
旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準
上方値よりも高いときには、低確率行否テーブルを選択
することにより、「現実の演出実行頻度」のバラツキ解
消の精度を向上させることができ、ひいては遊技者の興
趣をより一層高めることができるのである。 (請求項6)また、本発明のうち請求項6に記載した発
明は、請求項1ないし5に記載した発明の構成に加え
て、制御装置(20)は、演出行否決定手段(50)が演出
を行う旨を決定したときに、あらかじめ定めた複数の演
出パターンの中から1の演出パターンを選択するための
演出パターン選択手段(60)を備え、演出実行手段(7
0)は、演出パターン選択手段(60)が選択した演出パ
ターンを実行するように形成されていることを特徴とす
る。
の対抽選回数標準値(59)の中間の確率で演出を行う旨
を定めたテーブルをいう。また、「低確率行否テーブ
ル」とは、2つの対抽選回数標準値(59)のいずれより
も低確率で演出を行う旨を定めたテーブルをいう。そし
て、対抽選回数標準値(59)として「標準上方値」と
「標準下方値」とを定めるとともに、演出行否テーブル
(53)として「高確率行否テーブル」と「中確率行否テ
ーブル」と「低確率行否テーブル」とを定め、更に、演
出を行う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低
いときには、高確率行否テーブルを選択し、演出を行う
旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準
上方値よりも高いときには、低確率行否テーブルを選択
することにより、「現実の演出実行頻度」のバラツキ解
消の精度を向上させることができ、ひいては遊技者の興
趣をより一層高めることができるのである。 (請求項6)また、本発明のうち請求項6に記載した発
明は、請求項1ないし5に記載した発明の構成に加え
て、制御装置(20)は、演出行否決定手段(50)が演出
を行う旨を決定したときに、あらかじめ定めた複数の演
出パターンの中から1の演出パターンを選択するための
演出パターン選択手段(60)を備え、演出実行手段(7
0)は、演出パターン選択手段(60)が選択した演出パ
ターンを実行するように形成されていることを特徴とす
る。
【0043】ここで、「演出パターン選択手段(60)」
とは、演出行否決定手段(50)が演出を行う旨を決定し
たときに、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中か
ら1の演出パターンを選択するための手段をいう。この
演出パターン選択手段(60)は、例えば、制御装置(2
0)のROM上に所定のプログラムを収納することによ
って形成することができる。
とは、演出行否決定手段(50)が演出を行う旨を決定し
たときに、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中か
ら1の演出パターンを選択するための手段をいう。この
演出パターン選択手段(60)は、例えば、制御装置(2
0)のROM上に所定のプログラムを収納することによ
って形成することができる。
【0044】また、演出実行手段(70)は、演出パター
ン選択手段(60)が選択した演出パターンを実行するよ
うに形成される。そして、このように、複数の演出パタ
ーンの中から選択した1の演出パターンを実行すること
により、遊技が単調にならないようにすることができる
ので、遊技者の興趣をより一層高めることができるので
ある。 (請求項7)また、本発明のうち請求項7に記載した発
明は、請求項6に記載した発明の構成に加えて、演出パ
ターン選択手段(60)が、演出パターン選択用の乱数を
発生させるためのパターン用乱数発生手段(61)と、パ
ターン用乱数発生手段(61)が発生させた乱数を抽出す
るためのパターン用乱数抽出手段(62)と、パターン用
乱数発生手段(61)が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターンをあらかじめ所定の割合で定め
た演出パターンテーブル(63)と、パターン用乱数抽出
手段(62)が抽出した乱数と、演出パターンテーブル
(63)とを照合して、演出パターンの抽選判定を行うた
めのパターン用抽選判定手段(64)とを備えていること
を特徴とする。
ン選択手段(60)が選択した演出パターンを実行するよ
うに形成される。そして、このように、複数の演出パタ
ーンの中から選択した1の演出パターンを実行すること
により、遊技が単調にならないようにすることができる
ので、遊技者の興趣をより一層高めることができるので
ある。 (請求項7)また、本発明のうち請求項7に記載した発
明は、請求項6に記載した発明の構成に加えて、演出パ
ターン選択手段(60)が、演出パターン選択用の乱数を
発生させるためのパターン用乱数発生手段(61)と、パ
ターン用乱数発生手段(61)が発生させた乱数を抽出す
るためのパターン用乱数抽出手段(62)と、パターン用
乱数発生手段(61)が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターンをあらかじめ所定の割合で定め
た演出パターンテーブル(63)と、パターン用乱数抽出
手段(62)が抽出した乱数と、演出パターンテーブル
(63)とを照合して、演出パターンの抽選判定を行うた
めのパターン用抽選判定手段(64)とを備えていること
を特徴とする。
【0045】ここで、「パターン用乱数発生手段(6
1)」とは、演出パターン選択用の乱数を発生させるた
めの手段をいう。また、「パターン用乱数抽出手段(6
2)」とは、パターン用乱数発生手段(61)が発生させ
た乱数を抽出するための手段をいう。また、「演出パタ
ーンテーブル(63)」とは、パターン用乱数発生手段
(61)が発生させる全範囲の乱数について、複数の演出
パターンをあらかじめ所定の割合で定めたものをいう。
1)」とは、演出パターン選択用の乱数を発生させるた
めの手段をいう。また、「パターン用乱数抽出手段(6
2)」とは、パターン用乱数発生手段(61)が発生させ
た乱数を抽出するための手段をいう。また、「演出パタ
ーンテーブル(63)」とは、パターン用乱数発生手段
(61)が発生させる全範囲の乱数について、複数の演出
パターンをあらかじめ所定の割合で定めたものをいう。
【0046】また、「パターン用抽選判定手段(64)」
とは、パターン用乱数抽出手段(62)が抽出した乱数
と、演出パターンテーブル(63)とを照合して、演出パ
ターンの抽選判定を行うための手段をいう。即ち、演出
パターン選択手段(60)に、パターン用乱数発生手段
(61)と、パターン用乱数抽出手段(62)と、演出パタ
ーンテーブル(63)と、パターン用抽選判定手段(64)
とを備えることにより、1の演出パターンの選択を、乱
数を用いた抽選によって行うことができるのである。
とは、パターン用乱数抽出手段(62)が抽出した乱数
と、演出パターンテーブル(63)とを照合して、演出パ
ターンの抽選判定を行うための手段をいう。即ち、演出
パターン選択手段(60)に、パターン用乱数発生手段
(61)と、パターン用乱数抽出手段(62)と、演出パタ
ーンテーブル(63)と、パターン用抽選判定手段(64)
とを備えることにより、1の演出パターンの選択を、乱
数を用いた抽選によって行うことができるのである。
【0047】そして、1の演出パターンの選択を、乱数
を用いた抽選によって行うことにより、遊技が単調にな
らないようにすることができるので、遊技者の興趣をよ
り一層高めることができるのである。 (請求項8)また、本発明のうち請求項8に記載した発
明は、請求項7に記載した発明の構成に加えて、演出パ
ターンテーブル(63)が、入賞図柄抽選手段(40)によ
る抽選結果毎に定められていることを特徴とする。
を用いた抽選によって行うことにより、遊技が単調にな
らないようにすることができるので、遊技者の興趣をよ
り一層高めることができるのである。 (請求項8)また、本発明のうち請求項8に記載した発
明は、請求項7に記載した発明の構成に加えて、演出パ
ターンテーブル(63)が、入賞図柄抽選手段(40)によ
る抽選結果毎に定められていることを特徴とする。
【0048】このように、演出パターンテーブル(63)
を、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に定める
ことにより、遊技が単調にならないようにすることがで
きるので、遊技者の興趣をより一層高めることができる
のである。 (請求項9)また、本発明のうち請求項9に記載した発
明は、請求項1ないし8に記載した発明の構成に加え
て、制御装置(20)は、遊技を制御するための主制御部
(21)と、この主制御部(21)からの信号を受信して演
出を制御するための副制御部(22)とを有し、前記主制
御部(21)及び副制御部(22)は、それぞれ互いに独立
したCPUを備え、入賞図柄抽選手段(40)は、主制御
部(21)に設けられ、演出行否決定手段(50)及び演出
実行手段(70)は、副制御部(22)に設けられているこ
とを特徴とする。
を、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に定める
ことにより、遊技が単調にならないようにすることがで
きるので、遊技者の興趣をより一層高めることができる
のである。 (請求項9)また、本発明のうち請求項9に記載した発
明は、請求項1ないし8に記載した発明の構成に加え
て、制御装置(20)は、遊技を制御するための主制御部
(21)と、この主制御部(21)からの信号を受信して演
出を制御するための副制御部(22)とを有し、前記主制
御部(21)及び副制御部(22)は、それぞれ互いに独立
したCPUを備え、入賞図柄抽選手段(40)は、主制御
部(21)に設けられ、演出行否決定手段(50)及び演出
実行手段(70)は、副制御部(22)に設けられているこ
とを特徴とする。
【0049】ここで、「主制御部(21)」とは、遊技を
制御するためのものをいう。即ち、この主制御部(21)
は、「メイン基板」などとも呼ばれるものである。ま
た、「副制御部(22)」とは、主制御部(21)からの信
号を受信して、演出を制御するためのものをいう。即
ち、この副制御部(22)は、「サブ基板」などとも呼ば
れるものである。
制御するためのものをいう。即ち、この主制御部(21)
は、「メイン基板」などとも呼ばれるものである。ま
た、「副制御部(22)」とは、主制御部(21)からの信
号を受信して、演出を制御するためのものをいう。即
ち、この副制御部(22)は、「サブ基板」などとも呼ば
れるものである。
【0050】また、主制御部(21)及び副制御部(22)
は、それぞれ互いに独立したCPUを備える。即ち、主
制御部(21)が備えるCPUは、「メインCPU」など
と呼ばれるものであり、また、副制御部(22)が備える
CPUは、「サブCPU」などと呼ばれるものである。
は、それぞれ互いに独立したCPUを備える。即ち、主
制御部(21)が備えるCPUは、「メインCPU」など
と呼ばれるものであり、また、副制御部(22)が備える
CPUは、「サブCPU」などと呼ばれるものである。
【0051】また、主制御部(21)及び副制御部(22)
は、CPUの他に、例えば、RAMやROMなどを備
え、これにより、それぞれ互いに独立したマイクロコン
ピュータとして機能することとなっている。更に、入賞
図柄抽選手段(40)は、主制御部(21)に設けられてい
るとともに、演出行否決定手段(50)及び演出実行手段
(70)は、副制御部(22)に設けられている。
は、CPUの他に、例えば、RAMやROMなどを備
え、これにより、それぞれ互いに独立したマイクロコン
ピュータとして機能することとなっている。更に、入賞
図柄抽選手段(40)は、主制御部(21)に設けられてい
るとともに、演出行否決定手段(50)及び演出実行手段
(70)は、副制御部(22)に設けられている。
【0052】そして、このように、制御装置(20)を主
制御部(21)と副制御部(22)とによって構成するとと
もに、演出に係る制御を副制御部(22)にて行うことに
より、主制御部(21)に対する負担を軽減させることが
できるのである。 (請求項10)また、本発明のうち請求項10に記載し
た発明は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、
遊技機(10)を制御するための制御装置(20)とを備え
た遊技機(10)であって、前記制御装置(20)は、入賞
図柄の抽選を行うための入賞図柄抽選手段(40)と、あ
らかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の演出パ
ターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を選択
するための演出態様選択手段(80)と、演出態様選択手
段(80)が1の演出パターンを選択したときに、その選
択した演出パターンを実行するための演出実行手段(7
0)とを備え、前記演出態様選択手段(80)は、演出態
様選択用の乱数を発生させるための態様用乱数発生手段
(81)と、態様用乱数発生手段(81)が発生させた乱数
を抽出するための態様用乱数抽出手段(82)と、態様用
乱数発生手段(81)が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターン及び演出を行わない旨を、それ
ぞれ異なる所定の割合で定めた2以上の演出態様テーブ
ル(83)と、2以上の演出態様テーブル(83)の中から
1の演出態様テーブル(83)を選択するためのテーブル
選択手段(54)と、行否用乱数抽出手段(52)が抽出し
た乱数と、テーブル選択手段(54)が選択した1の演出
態様テーブル(83)とを照合して、1の演出パターンを
選択するか、あるいは演出を行わないかの抽選判定を行
うための態様用抽選判定手段(84)とを備え、前記テー
ブル選択手段(54)は、1の演出パターンを選択する
か、あるいは演出を行わない旨を選択するかの抽選の回
数を記憶するための抽選回数カウンタ(56)と、1の演
出パターンが選択された回数を記憶するための演出回数
カウンタ(57)と、抽選回数カウンタ(56)のカウント
値、及び演出回数カウンタ(57)のカウント値から、1
の演出パターンが選択された頻度を計算するための頻度
計算手段(58)と、1の演出パターンを選択するか、あ
るいは演出を行わない旨を選択するかの抽選の回数に対
して、1の演出パターンが選択される確率の標準値を定
めた対抽選回数標準値(59)とを備え、前記テーブル選
択手段(54)により、頻度計算手段(58)が計算した頻
度が対抽選回数標準値(59)よりも低いときには、1の
演出パターンを高確率で選択する演出態様テーブル(8
3)を選択し、頻度計算手段(58)が計算した頻度が対
遊技回数標準値よりも高いときには、1の演出パターン
を低確率で選択する演出態様テーブル(83)を選択する
ように形成されていることを特徴とする。
制御部(21)と副制御部(22)とによって構成するとと
もに、演出に係る制御を副制御部(22)にて行うことに
より、主制御部(21)に対する負担を軽減させることが
できるのである。 (請求項10)また、本発明のうち請求項10に記載し
た発明は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールと、
遊技機(10)を制御するための制御装置(20)とを備え
た遊技機(10)であって、前記制御装置(20)は、入賞
図柄の抽選を行うための入賞図柄抽選手段(40)と、あ
らかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の演出パ
ターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を選択
するための演出態様選択手段(80)と、演出態様選択手
段(80)が1の演出パターンを選択したときに、その選
択した演出パターンを実行するための演出実行手段(7
0)とを備え、前記演出態様選択手段(80)は、演出態
様選択用の乱数を発生させるための態様用乱数発生手段
(81)と、態様用乱数発生手段(81)が発生させた乱数
を抽出するための態様用乱数抽出手段(82)と、態様用
乱数発生手段(81)が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターン及び演出を行わない旨を、それ
ぞれ異なる所定の割合で定めた2以上の演出態様テーブ
ル(83)と、2以上の演出態様テーブル(83)の中から
1の演出態様テーブル(83)を選択するためのテーブル
選択手段(54)と、行否用乱数抽出手段(52)が抽出し
た乱数と、テーブル選択手段(54)が選択した1の演出
態様テーブル(83)とを照合して、1の演出パターンを
選択するか、あるいは演出を行わないかの抽選判定を行
うための態様用抽選判定手段(84)とを備え、前記テー
ブル選択手段(54)は、1の演出パターンを選択する
か、あるいは演出を行わない旨を選択するかの抽選の回
数を記憶するための抽選回数カウンタ(56)と、1の演
出パターンが選択された回数を記憶するための演出回数
カウンタ(57)と、抽選回数カウンタ(56)のカウント
値、及び演出回数カウンタ(57)のカウント値から、1
の演出パターンが選択された頻度を計算するための頻度
計算手段(58)と、1の演出パターンを選択するか、あ
るいは演出を行わない旨を選択するかの抽選の回数に対
して、1の演出パターンが選択される確率の標準値を定
めた対抽選回数標準値(59)とを備え、前記テーブル選
択手段(54)により、頻度計算手段(58)が計算した頻
度が対抽選回数標準値(59)よりも低いときには、1の
演出パターンを高確率で選択する演出態様テーブル(8
3)を選択し、頻度計算手段(58)が計算した頻度が対
遊技回数標準値よりも高いときには、1の演出パターン
を低確率で選択する演出態様テーブル(83)を選択する
ように形成されていることを特徴とする。
【0053】ここで、「演出態様選択手段(80)」と
は、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の
演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨
を選択するための手段をいう。この演出態様選択手段
(80)は、請求項1に記載した発明中の「演出行否決定
手段(50)」と、請求項6に記載した発明中の「演出パ
ターン選択手段(60)」とを組み合わせたようなもので
ある。
は、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の
演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨
を選択するための手段をいう。この演出態様選択手段
(80)は、請求項1に記載した発明中の「演出行否決定
手段(50)」と、請求項6に記載した発明中の「演出パ
ターン選択手段(60)」とを組み合わせたようなもので
ある。
【0054】即ち、演出行否決定手段(50)は、演出を
行うか否かを抽選により決定するものであり、また、演
出パターン選択手段(60)は、演出を行うならばどの演
出パターンにするかを抽選により選択するものである。
そして、演出行否決定手段(50)における抽選と、演出
パターン選択手段(60)における抽選とは、それぞれ別
々に行われることとなっている。
行うか否かを抽選により決定するものであり、また、演
出パターン選択手段(60)は、演出を行うならばどの演
出パターンにするかを抽選により選択するものである。
そして、演出行否決定手段(50)における抽選と、演出
パターン選択手段(60)における抽選とは、それぞれ別
々に行われることとなっている。
【0055】これに対し、演出態様選択手段(80)は、
「演出を行うか否かの決定」及び「演出を行うならばど
の演出パターンにするかの選択」を、1回の抽選で同時
に行うものである。また、この演出態様選択手段(80)
は、例えば、制御装置(20)が備えるROM上に所定の
プログラムを収納することによって形成することができ
る。
「演出を行うか否かの決定」及び「演出を行うならばど
の演出パターンにするかの選択」を、1回の抽選で同時
に行うものである。また、この演出態様選択手段(80)
は、例えば、制御装置(20)が備えるROM上に所定の
プログラムを収納することによって形成することができ
る。
【0056】そして、このように、「演出を行うか否か
の決定」及び「演出を行うならばどの演出パターンにす
るかの選択」を1回の抽選で同時に行うことにより、制
御装置(20)に対する負担を軽減させることができるの
である。 (請求項11)また、本発明のうち請求項11に記載し
た発明は、請求項10に記載した発明の構成に加えて、
演出態様テーブル(83)、抽選回数カウンタ(56)、演
出回数カウンタ(57)、及び対抽選回数標準値(59)
は、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に設けら
れていることを特徴とする。
の決定」及び「演出を行うならばどの演出パターンにす
るかの選択」を1回の抽選で同時に行うことにより、制
御装置(20)に対する負担を軽減させることができるの
である。 (請求項11)また、本発明のうち請求項11に記載し
た発明は、請求項10に記載した発明の構成に加えて、
演出態様テーブル(83)、抽選回数カウンタ(56)、演
出回数カウンタ(57)、及び対抽選回数標準値(59)
は、入賞図柄抽選手段(40)による抽選結果毎に設けら
れていることを特徴とする。
【0057】即ち、請求項11に記載した発明は、請求
項2に記載した発明と同様に、演出態様テーブル(8
3)、抽選回数カウンタ(56)、演出回数カウンタ(5
7)、及び対抽選回数標準値(59)を入賞図柄抽選手段
(40)による抽選結果毎に設けたものである。そして、
「現実の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段(40)による抽選結果毎に行うことにより、遊
技が単調にならないようにし、ひいては遊技者の興趣を
より一層高めるようにしているものである。 (請求項12)また、本発明のうち請求項12に記載し
た発明は、請求項10又は11に記載した発明の構成に
加えて、抽選回数カウンタ(56)は、抽選回数がm回に
至るまでは、抽選が行われる毎にカウント値を1ずつ加
算するとともに、抽選回数がm回を超えたときには、カ
ウント値をmのまま維持するように形成され、演出回数
カウンタ(57)は、抽選結果が演出を行う旨となる毎に
カウント値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がm回
を超えた場合において、m回前の抽選結果が演出を行う
旨であるときには、カウント値を1減算するように形成
されていることを特徴とする。
項2に記載した発明と同様に、演出態様テーブル(8
3)、抽選回数カウンタ(56)、演出回数カウンタ(5
7)、及び対抽選回数標準値(59)を入賞図柄抽選手段
(40)による抽選結果毎に設けたものである。そして、
「現実の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段(40)による抽選結果毎に行うことにより、遊
技が単調にならないようにし、ひいては遊技者の興趣を
より一層高めるようにしているものである。 (請求項12)また、本発明のうち請求項12に記載し
た発明は、請求項10又は11に記載した発明の構成に
加えて、抽選回数カウンタ(56)は、抽選回数がm回に
至るまでは、抽選が行われる毎にカウント値を1ずつ加
算するとともに、抽選回数がm回を超えたときには、カ
ウント値をmのまま維持するように形成され、演出回数
カウンタ(57)は、抽選結果が演出を行う旨となる毎に
カウント値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がm回
を超えた場合において、m回前の抽選結果が演出を行う
旨であるときには、カウント値を1減算するように形成
されていることを特徴とする。
【0058】即ち、請求項12に記載した発明は、請求
項3に記載した発明と同様に、直近のm回の遊技につい
ての「現実の演出実行頻度」を求めるようにしたもので
ある。そして、直近のm回の遊技についての「現実の演
出実行頻度」をもとに、1の演出態様テーブル(83)を
選択することにより、直近のm回の遊技にだけ注目して
も「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じないように
し、更には、m回より前の遊技のデータを削除すること
により、制御装置(20)に対する負担を軽減させるよう
にしているものである。 (請求項13)また、本発明のうち請求項13に記載し
た発明は、請求項10又は11に記載した発明の構成に
加えて、抽選回数カウンタ(56)、及び演出回数カウン
タ(57)は、所定の契機によって、カウント値をリセッ
トするように形成されていることを特徴とする。
項3に記載した発明と同様に、直近のm回の遊技につい
ての「現実の演出実行頻度」を求めるようにしたもので
ある。そして、直近のm回の遊技についての「現実の演
出実行頻度」をもとに、1の演出態様テーブル(83)を
選択することにより、直近のm回の遊技にだけ注目して
も「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じないように
し、更には、m回より前の遊技のデータを削除すること
により、制御装置(20)に対する負担を軽減させるよう
にしているものである。 (請求項13)また、本発明のうち請求項13に記載し
た発明は、請求項10又は11に記載した発明の構成に
加えて、抽選回数カウンタ(56)、及び演出回数カウン
タ(57)は、所定の契機によって、カウント値をリセッ
トするように形成されていることを特徴とする。
【0059】即ち、請求項13に記載した発明は、請求
項4に記載した発明と同様に、抽選回数カウンタ(56)
及び演出回数カウンタ(57)のカウント値を所定の契機
によってリセットするようにしたものである。そして、
抽選回数カウンタ(56)及び演出回数カウンタ(57)の
カウント値を所定の契機によってリセットすることによ
り、制御装置(20)に対する負担を軽減させるように
し、更には、直近のリセット以後の遊技にだけ注目して
も、「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じないよう
にして、遊技者の興趣をより一層高めるようにしている
ものである。 (請求項14)また、本発明のうち請求項14に記載し
た発明は、請求項10ないし13に記載した発明の構成
に加えて、テーブル選択手段(54)は、対抽選回数標準
値(59)として、比較的高い値を定めた標準上方値と、
この標準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備
え、演出態様選択手段(80)は、演出態様テーブル(8
3)として、標準上方値よりも高確率で1の演出パター
ンを選択する旨を定めた高確率態様テーブルと、標準上
方値よりも低確率、かつ、標準下方値よりも高確率で1
の演出パターンを選択する旨を定めた中確率態様テーブ
ルと、標準下方値よりも低確率で1の演出パターンを選
択する旨を定めた低確率態様テーブルとを備え、演出を
行う旨の決定がなされた頻度が、標準下方値よりも低い
ときには、高確率態様テーブルを選択し、演出を行う旨
の決定がなされた頻度が、標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率態様テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が、標
準上方値よりも高いときには、低確率態様テーブルを選
択するように形成されていることを特徴とする。
項4に記載した発明と同様に、抽選回数カウンタ(56)
及び演出回数カウンタ(57)のカウント値を所定の契機
によってリセットするようにしたものである。そして、
抽選回数カウンタ(56)及び演出回数カウンタ(57)の
カウント値を所定の契機によってリセットすることによ
り、制御装置(20)に対する負担を軽減させるように
し、更には、直近のリセット以後の遊技にだけ注目して
も、「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じないよう
にして、遊技者の興趣をより一層高めるようにしている
ものである。 (請求項14)また、本発明のうち請求項14に記載し
た発明は、請求項10ないし13に記載した発明の構成
に加えて、テーブル選択手段(54)は、対抽選回数標準
値(59)として、比較的高い値を定めた標準上方値と、
この標準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備
え、演出態様選択手段(80)は、演出態様テーブル(8
3)として、標準上方値よりも高確率で1の演出パター
ンを選択する旨を定めた高確率態様テーブルと、標準上
方値よりも低確率、かつ、標準下方値よりも高確率で1
の演出パターンを選択する旨を定めた中確率態様テーブ
ルと、標準下方値よりも低確率で1の演出パターンを選
択する旨を定めた低確率態様テーブルとを備え、演出を
行う旨の決定がなされた頻度が、標準下方値よりも低い
ときには、高確率態様テーブルを選択し、演出を行う旨
の決定がなされた頻度が、標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率態様テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が、標
準上方値よりも高いときには、低確率態様テーブルを選
択するように形成されていることを特徴とする。
【0060】即ち、請求項14に記載した発明は、請求
項5に記載した発明と同様に、対抽選回数標準値(59)
として「標準上方値」と「標準下方値」との2つの値を
定め、かつ、演出態様テーブル(83)として「高確率態
様テーブル」と「中確率態様テーブル」と「低確率態様
テーブル」との3つのテーブルを定めることにより、
「現実の演出実行頻度」のバラツキ解消の精度を向上さ
せるようにしたものである。
項5に記載した発明と同様に、対抽選回数標準値(59)
として「標準上方値」と「標準下方値」との2つの値を
定め、かつ、演出態様テーブル(83)として「高確率態
様テーブル」と「中確率態様テーブル」と「低確率態様
テーブル」との3つのテーブルを定めることにより、
「現実の演出実行頻度」のバラツキ解消の精度を向上さ
せるようにしたものである。
【0061】そして、「現実の演出実行頻度」のバラツ
キ解消の精度を向上させることにより、遊技者の興趣を
より一層高めるようにしているものである。 (請求項15)更に、本発明のうち請求項15に記載し
た発明は、請求項10ないし14に記載した発明の構成
に加えて、制御装置(20)は、遊技を制御するための主
制御部(21)と、この主制御部(21)からの信号を受信
して演出を制御するための副制御部(22)とを有し、前
記主制御部(21)及び副制御部(22)は、それぞれ互い
に独立したCPUを備え、入賞図柄抽選手段(40)は、
主制御部(21)に設けられ、演出態様選択手段(80)及
び演出実行手段(70)は、副制御部(22)に設けられて
いることを特徴とする。
キ解消の精度を向上させることにより、遊技者の興趣を
より一層高めるようにしているものである。 (請求項15)更に、本発明のうち請求項15に記載し
た発明は、請求項10ないし14に記載した発明の構成
に加えて、制御装置(20)は、遊技を制御するための主
制御部(21)と、この主制御部(21)からの信号を受信
して演出を制御するための副制御部(22)とを有し、前
記主制御部(21)及び副制御部(22)は、それぞれ互い
に独立したCPUを備え、入賞図柄抽選手段(40)は、
主制御部(21)に設けられ、演出態様選択手段(80)及
び演出実行手段(70)は、副制御部(22)に設けられて
いることを特徴とする。
【0062】即ち、請求項15に記載した発明は、請求
項9に記載した発明と同様に、「制御装置(20)」を
「主制御部(21)」と「副制御部(22)」とによって構
成するとともに、演出に係る制御を副制御部(22)に行
わせることにより、主制御部(21)に対する負担を軽減
させるようにしているものである。
項9に記載した発明と同様に、「制御装置(20)」を
「主制御部(21)」と「副制御部(22)」とによって構
成するとともに、演出に係る制御を副制御部(22)に行
わせることにより、主制御部(21)に対する負担を軽減
させるようにしているものである。
【0063】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明に係る遊技機の第1の実施の形態を、図示例とともに
説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係る遊技機
10の構成を示すブロック図、図3は、本実施の形態に係
る遊技機10の正面図、図4は、本実施の形態に係る遊技
機10の動作を示すフローチャート図である。
明に係る遊技機の第1の実施の形態を、図示例とともに
説明する。図1及び図2は、本実施の形態に係る遊技機
10の構成を示すブロック図、図3は、本実施の形態に係
る遊技機10の正面図、図4は、本実施の形態に係る遊技
機10の動作を示すフローチャート図である。
【0064】図1に示すように、本実施の形態に係る遊
技機10は、遊技機10を制御するための制御装置20と、3
個の回転リールを有するリールユニット120と、回転リ
ールの回転を開始させるためのスタートスイッチ100
と、回転リールの回転を停止させるためのストップスイ
ッチ110と、遊技者にメダルを払い出すためのホッパー
ユニット130と、演出を行うための告知ランプ140とを備
えている。即ち、本実施の形態に係る遊技機10は、スロ
ットマシンである。
技機10は、遊技機10を制御するための制御装置20と、3
個の回転リールを有するリールユニット120と、回転リ
ールの回転を開始させるためのスタートスイッチ100
と、回転リールの回転を停止させるためのストップスイ
ッチ110と、遊技者にメダルを払い出すためのホッパー
ユニット130と、演出を行うための告知ランプ140とを備
えている。即ち、本実施の形態に係る遊技機10は、スロ
ットマシンである。
【0065】また、前記制御装置20は、遊技を制御する
ための主制御部21と、この主制御部21からの信号を受信
して演出を制御するための副制御部22とを有している。
また、前記主制御部21は、遊技を制御するための遊技制
御手段30と、入賞図柄の抽選を行うための入賞図柄抽選
手段40とを備えている。また、前記副制御部22は、演出
を行うか否かを決定するための演出行否決定手段50と、
この演出行否決定手段50が演出を行う旨を決定したとき
に、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の
演出パターンを選択するための演出パターン選択手段60
と、この演出パターン選択手段60が選択した演出パター
ンを実行するための演出実行手段70とを備えている。
ための主制御部21と、この主制御部21からの信号を受信
して演出を制御するための副制御部22とを有している。
また、前記主制御部21は、遊技を制御するための遊技制
御手段30と、入賞図柄の抽選を行うための入賞図柄抽選
手段40とを備えている。また、前記副制御部22は、演出
を行うか否かを決定するための演出行否決定手段50と、
この演出行否決定手段50が演出を行う旨を決定したとき
に、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の
演出パターンを選択するための演出パターン選択手段60
と、この演出パターン選択手段60が選択した演出パター
ンを実行するための演出実行手段70とを備えている。
【0066】また、図2に示すように、前記演出行否決
定手段50は、演出を行うか否かの抽選用の乱数を発生さ
せるための行否用乱数発生手段51と、行否用乱数発生手
段51が発生させた乱数を抽出するための行否用乱数抽出
手段52と、行否用乱数発生手段51が発生させる全範囲の
乱数について、演出を行うか否かをそれぞれ異なる所定
の割合で定めた2以上の演出行否テーブル53と、2以上
の演出行否テーブル53の中から1の演出行否テーブル53
を選択するためのテーブル選択手段54と、行否用乱数抽
出手段52が抽出した乱数と、テーブル選択手段54が選択
した1の演出行否テーブル53とを照合して、演出を行う
か否かの抽選判定を行うための行否用抽選判定手段55と
を備えている。
定手段50は、演出を行うか否かの抽選用の乱数を発生さ
せるための行否用乱数発生手段51と、行否用乱数発生手
段51が発生させた乱数を抽出するための行否用乱数抽出
手段52と、行否用乱数発生手段51が発生させる全範囲の
乱数について、演出を行うか否かをそれぞれ異なる所定
の割合で定めた2以上の演出行否テーブル53と、2以上
の演出行否テーブル53の中から1の演出行否テーブル53
を選択するためのテーブル選択手段54と、行否用乱数抽
出手段52が抽出した乱数と、テーブル選択手段54が選択
した1の演出行否テーブル53とを照合して、演出を行う
か否かの抽選判定を行うための行否用抽選判定手段55と
を備えている。
【0067】また、前記テーブル選択手段54は、演出を
行うか否かの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウ
ンタ56と、演出を行う旨の決定がなされた回数を記憶す
るための演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56の
カウント値、及び演出回数カウンタ57のカウント値か
ら、演出を行う旨の決定がなされた頻度を計算するため
の頻度計算手段58と、演出を行うか否かの抽選の回数に
対して、演出を行う旨の決定がなされる確率の標準値を
定めた対抽選回数標準値59とを備えている。
行うか否かの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウ
ンタ56と、演出を行う旨の決定がなされた回数を記憶す
るための演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56の
カウント値、及び演出回数カウンタ57のカウント値か
ら、演出を行う旨の決定がなされた頻度を計算するため
の頻度計算手段58と、演出を行うか否かの抽選の回数に
対して、演出を行う旨の決定がなされる確率の標準値を
定めた対抽選回数標準値59とを備えている。
【0068】更に、このテーブル選択手段54は、頻度計
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、演出を行う旨を高確率で定めた演出行否テ
ーブル53を選択し、頻度計算手段58が計算した頻度が対
抽選回数標準値59よりも高いときには、演出を行う旨を
低確率で定めた演出行否テーブル53を選択するように形
成されている。
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、演出を行う旨を高確率で定めた演出行否テ
ーブル53を選択し、頻度計算手段58が計算した頻度が対
抽選回数標準値59よりも高いときには、演出を行う旨を
低確率で定めた演出行否テーブル53を選択するように形
成されている。
【0069】そして、本実施の形態に係る遊技機10は、
「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標準値59」に近
づけるようにして、「現実の演出実行頻度」のバラツキ
の解消を図ることにより、遊技者の興趣を高めるように
しているものである。以下、更に、本実施の形態に係る
遊技機10について詳述する。 (遊技機10)図3に示すように、本実施の形態に係る遊
技機10は、四角箱状の筐体を備えている。また、この筐
体の前面には、前面パネルが設けられている。更に、こ
の前面パネルのほぼ中央には、四角状の透明な表示窓が
設けられている。そして、この表示窓には、所定の入賞
ラインが付されている。
「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標準値59」に近
づけるようにして、「現実の演出実行頻度」のバラツキ
の解消を図ることにより、遊技者の興趣を高めるように
しているものである。以下、更に、本実施の形態に係る
遊技機10について詳述する。 (遊技機10)図3に示すように、本実施の形態に係る遊
技機10は、四角箱状の筐体を備えている。また、この筐
体の前面には、前面パネルが設けられている。更に、こ
の前面パネルのほぼ中央には、四角状の透明な表示窓が
設けられている。そして、この表示窓には、所定の入賞
ラインが付されている。
【0070】また、前記表示窓の左下方には、スタート
スイッチ100とされるレバースイッチが設けられてい
る。また、前記表示窓の下方には、ストップスイッチ11
0とされる3個のボタンスイッチが横並びに設けられて
いる。また、前記表示窓の上方には、演出を行うための
告知ランプ140が設けられている。
スイッチ100とされるレバースイッチが設けられてい
る。また、前記表示窓の下方には、ストップスイッチ11
0とされる3個のボタンスイッチが横並びに設けられて
いる。また、前記表示窓の上方には、演出を行うための
告知ランプ140が設けられている。
【0071】また、前記筐体の内部には、遊技機10を制
御するための制御装置20や、3個の回転リールを備えた
リールユニット120や、遊技者に遊技メダルを払い出す
ためのホッパーユニット130などが設けられている。 (リールユニット120)前記リールユニット120は、横並
びに設けた3個の回転リール、及び各回転リールを回転
させるための3個のステッピングモーターを備えてい
る。
御するための制御装置20や、3個の回転リールを備えた
リールユニット120や、遊技者に遊技メダルを払い出す
ためのホッパーユニット130などが設けられている。 (リールユニット120)前記リールユニット120は、横並
びに設けた3個の回転リール、及び各回転リールを回転
させるための3個のステッピングモーターを備えてい
る。
【0072】また、各回転リールの外周面には、例え
ば、「7」「BAR」「プラム」「ベル」「チェリー」
「Replay」などの複数種類の図柄が複数個(例え
ば21個)付されている。このリールユニット120は、
スロットマシンの筐体の内部に備えられ、各回転リール
の外周面を表示窓に臨ませている。
ば、「7」「BAR」「プラム」「ベル」「チェリー」
「Replay」などの複数種類の図柄が複数個(例え
ば21個)付されている。このリールユニット120は、
スロットマシンの筐体の内部に備えられ、各回転リール
の外周面を表示窓に臨ませている。
【0073】また、このリールユニット120は、制御装
置20の出力段に接続されている。そして、表示窓を通し
てこのリールユニット120を見ると、各回転リールの回
転が停止したときには、各回転リールの外周面に付され
ている図柄が、入賞ライン上に位置して見えることとな
っている。 (スタートスイッチ100)前記スタートスイッチ100は、
リールユニット120の駆動を開始させるためのものであ
る。
置20の出力段に接続されている。そして、表示窓を通し
てこのリールユニット120を見ると、各回転リールの回
転が停止したときには、各回転リールの外周面に付され
ている図柄が、入賞ライン上に位置して見えることとな
っている。 (スタートスイッチ100)前記スタートスイッチ100は、
リールユニット120の駆動を開始させるためのものであ
る。
【0074】このスタートスイッチ100は、表示窓の左
下方に設けたレバースイッチによって構成されている。
また、このスタートスイッチ100は、制御装置20の入力
段に接続されている。そして、遊技メダルを投入した
後、また、再遊技の場合には、前回の遊技から所定の時
間を経過した後に、このスタートスイッチ100を操作す
ると、まず、抽選手段による抽選が行われ、その直後
に、リールユニット120が備えるすべてのステッピング
モーターの駆動が開始して、すべての回転リールの回転
が開始することとなっている。 (ストップスイッチ110)前記ストップスイッチ110は、
リールユニット120の駆動を停止させるためのものであ
る。
下方に設けたレバースイッチによって構成されている。
また、このスタートスイッチ100は、制御装置20の入力
段に接続されている。そして、遊技メダルを投入した
後、また、再遊技の場合には、前回の遊技から所定の時
間を経過した後に、このスタートスイッチ100を操作す
ると、まず、抽選手段による抽選が行われ、その直後
に、リールユニット120が備えるすべてのステッピング
モーターの駆動が開始して、すべての回転リールの回転
が開始することとなっている。 (ストップスイッチ110)前記ストップスイッチ110は、
リールユニット120の駆動を停止させるためのものであ
る。
【0075】このストップスイッチ110は、表示窓の下
方に横並びに設けた3個のボタンスイッチによって構成
されている。また、このストップスイッチ110は、制御
装置20の入力段に接続されている。そして、左側のボタ
ンスイッチを操作すると、左側のステッピングモーター
の駆動が停止して、左側の回転リールの回転が停止し、
また、中央のボタンスイッチを操作すると、中央のステ
ッピングモーターの駆動が停止して、中央の回転リール
の回転が停止し、また、右側のボタンスイッチを操作す
ると、右側のステッピングモーターの駆動が停止して、
右側の回転リールの回転が停止することとなっている。 (ホッパーユニット130)前記ホッパーユニット130は、
遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すため
のものである。
方に横並びに設けた3個のボタンスイッチによって構成
されている。また、このストップスイッチ110は、制御
装置20の入力段に接続されている。そして、左側のボタ
ンスイッチを操作すると、左側のステッピングモーター
の駆動が停止して、左側の回転リールの回転が停止し、
また、中央のボタンスイッチを操作すると、中央のステ
ッピングモーターの駆動が停止して、中央の回転リール
の回転が停止し、また、右側のボタンスイッチを操作す
ると、右側のステッピングモーターの駆動が停止して、
右側の回転リールの回転が停止することとなっている。 (ホッパーユニット130)前記ホッパーユニット130は、
遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すため
のものである。
【0076】このホッパーユニット130は、遊技機10の
筐体の内部に備えられ、制御装置20の出力段に接続され
ている。そして、このホッパーユニット130により、遊
技者に対して現実のメダルの払い出しが行われるのであ
る。 (告知ランプ140)前記告知ランプ140は、演出を行うた
めのものである。
筐体の内部に備えられ、制御装置20の出力段に接続され
ている。そして、このホッパーユニット130により、遊
技者に対して現実のメダルの払い出しが行われるのであ
る。 (告知ランプ140)前記告知ランプ140は、演出を行うた
めのものである。
【0077】この告知ランプ140は、表示窓の上方に設
けられている。また、この告知ランプ140は、制御装置2
0の出力段に接続されている。そして、この告知ランプ1
40は、制御装置20に制御されることにより、点灯した
り、あるいは点滅したりすることとなっている。 (制御装置20)前記制御装置20は、遊技機10を制御する
ためのものである。
けられている。また、この告知ランプ140は、制御装置2
0の出力段に接続されている。そして、この告知ランプ1
40は、制御装置20に制御されることにより、点灯した
り、あるいは点滅したりすることとなっている。 (制御装置20)前記制御装置20は、遊技機10を制御する
ためのものである。
【0078】図1に示すように、この制御装置20の入力
段には、スタートスイッチ100や、ストップスイッチ110
などが接続され、一方、出力段には、リールユニット12
0や、ホッパーユニット130や、告知ランプ140などが接
続されている。また、この制御装置20は、遊技を制御す
るための主制御部21と、この主制御部21からの信号を受
信して演出を制御するための副制御部22とを有してい
る。
段には、スタートスイッチ100や、ストップスイッチ110
などが接続され、一方、出力段には、リールユニット12
0や、ホッパーユニット130や、告知ランプ140などが接
続されている。また、この制御装置20は、遊技を制御す
るための主制御部21と、この主制御部21からの信号を受
信して演出を制御するための副制御部22とを有してい
る。
【0079】また、前記主制御部21は、メイン基板など
と呼ばれるものであって、メインCPU、RAM、及び
ROMなどを備えている。また、前記副制御部22は、サ
ブ基板などと呼ばれるものであって、サブCPU、RA
M、及びROMなどを備えている。また、前記メインC
PU及び前記サブCPUは、それぞれ互いに独立したも
のである。
と呼ばれるものであって、メインCPU、RAM、及び
ROMなどを備えている。また、前記副制御部22は、サ
ブ基板などと呼ばれるものであって、サブCPU、RA
M、及びROMなどを備えている。また、前記メインC
PU及び前記サブCPUは、それぞれ互いに独立したも
のである。
【0080】即ち、前記主制御部21及び前記副制御部22
は、それぞれ互いに独立したマイクロコンピュータによ
って構成されているのである。また、前記主制御部21
は、遊技制御手段30と、入賞図柄抽選手段40とを備えて
いる。また、前記副制御部22は、演出行否決定手段50
と、演出パターン選択手段60と、演出実行手段70とを備
えている。
は、それぞれ互いに独立したマイクロコンピュータによ
って構成されているのである。また、前記主制御部21
は、遊技制御手段30と、入賞図柄抽選手段40とを備えて
いる。また、前記副制御部22は、演出行否決定手段50
と、演出パターン選択手段60と、演出実行手段70とを備
えている。
【0081】以下、更に、主制御部21及び副制御部22が
備える各手段について詳述する。 (遊技制御手段30)前記遊技制御手段30は、遊技を制御
するためのものである。この遊技制御手段30は、遊技と
して、通常遊技と、特別遊技とを行うように形成されて
いる。
備える各手段について詳述する。 (遊技制御手段30)前記遊技制御手段30は、遊技を制御
するためのものである。この遊技制御手段30は、遊技と
して、通常遊技と、特別遊技とを行うように形成されて
いる。
【0082】また、この遊技制御手段30は、特別遊技と
して、特定遊技と、特定導入遊技とを行うように形成さ
れている。ここで、「通常遊技」とは、1回1回の遊技
が、通常の条件で行われる遊技をいう。即ち、通常遊技
中においては、遊技者は、1回1回の遊技を、通常の当
選確率のもとで行うこととなる。
して、特定遊技と、特定導入遊技とを行うように形成さ
れている。ここで、「通常遊技」とは、1回1回の遊技
が、通常の条件で行われる遊技をいう。即ち、通常遊技
中においては、遊技者は、1回1回の遊技を、通常の当
選確率のもとで行うこととなる。
【0083】また、「特別遊技」とは、特定遊技、及び
特定導入遊技の総称である。また、「特定遊技」とは、
1回1回の遊技が、通常遊技よりも高い当選確率のもと
で行われる遊技をいう。即ち、特定遊技中においては、
遊技者は、1回1回の遊技を、通常遊技中よりも高い当
選確率のもとで行うことができるのである。また、「特
定導入遊技」とは、特定遊技の導入確率が高い遊技をい
う。即ち、特定導入遊技中においては、通常遊技中より
も、特定遊技当選の当選確率が高くなり、これにより、
特定遊技の導入確率が高くなるのである。
特定導入遊技の総称である。また、「特定遊技」とは、
1回1回の遊技が、通常遊技よりも高い当選確率のもと
で行われる遊技をいう。即ち、特定遊技中においては、
遊技者は、1回1回の遊技を、通常遊技中よりも高い当
選確率のもとで行うことができるのである。また、「特
定導入遊技」とは、特定遊技の導入確率が高い遊技をい
う。即ち、特定導入遊技中においては、通常遊技中より
も、特定遊技当選の当選確率が高くなり、これにより、
特定遊技の導入確率が高くなるのである。
【0084】また、この遊技制御手段30は、入賞とし
て、特別遊技入賞と、小役入賞と、再遊技入賞とを有す
るように形成されている。また、この遊技制御手段30
は、特別遊技入賞として、特定遊技入賞と、特定導入遊
技入賞とを有するとともに、小役入賞として、第1小役
入賞と、第2小役入賞と、第3小役入賞とを有するよう
に形成されている。
て、特別遊技入賞と、小役入賞と、再遊技入賞とを有す
るように形成されている。また、この遊技制御手段30
は、特別遊技入賞として、特定遊技入賞と、特定導入遊
技入賞とを有するとともに、小役入賞として、第1小役
入賞と、第2小役入賞と、第3小役入賞とを有するよう
に形成されている。
【0085】ここで、「特別遊技入賞」とは、特定遊技
入賞、及び特定導入遊技入賞の総称である。また、「特
定遊技入賞」とは、通常遊技又は特定導入遊技から特定
遊技への移行に係る入賞をいう。例えば、通常遊技中又
は特定導入遊技中において、入賞図柄抽選手段40による
抽選結果が特定遊技当選となり、かつ、入賞ライン上に
「BAR」などの図柄が揃うと、特定遊技入賞となり、
通常遊技又は特定導入遊技から特定遊技へ移行すること
となるのである。
入賞、及び特定導入遊技入賞の総称である。また、「特
定遊技入賞」とは、通常遊技又は特定導入遊技から特定
遊技への移行に係る入賞をいう。例えば、通常遊技中又
は特定導入遊技中において、入賞図柄抽選手段40による
抽選結果が特定遊技当選となり、かつ、入賞ライン上に
「BAR」などの図柄が揃うと、特定遊技入賞となり、
通常遊技又は特定導入遊技から特定遊技へ移行すること
となるのである。
【0086】また、「特定導入遊技入賞」とは、通常遊
技から特定導入遊技への移行に係る入賞をいう。例え
ば、通常遊技中において、入賞図柄抽選手段40による抽
選結果が特定導入遊技当選となり、かつ、入賞ライン上
に「7」などの図柄が揃うと、特定導入遊技入賞とな
り、通常遊技から特定導入遊技へ移行することとなるの
である。
技から特定導入遊技への移行に係る入賞をいう。例え
ば、通常遊技中において、入賞図柄抽選手段40による抽
選結果が特定導入遊技当選となり、かつ、入賞ライン上
に「7」などの図柄が揃うと、特定導入遊技入賞とな
り、通常遊技から特定導入遊技へ移行することとなるの
である。
【0087】また、「小役入賞」とは、第1小役入賞、
第2小役入賞、及び第3小役入賞の総称である。また、
「第1小役入賞」とは、比較的少数(例えば、8枚)の
メダルの払い出しに係る入賞をいう。例えば、通常遊技
中において、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が第1
小役当選となり、かつ、入賞ライン上に「プラム」など
の図柄が揃うと、第1小役入賞となり、遊技者に対して
8枚の遊技メダルが払い出されることとなるのである。
第2小役入賞、及び第3小役入賞の総称である。また、
「第1小役入賞」とは、比較的少数(例えば、8枚)の
メダルの払い出しに係る入賞をいう。例えば、通常遊技
中において、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が第1
小役当選となり、かつ、入賞ライン上に「プラム」など
の図柄が揃うと、第1小役入賞となり、遊技者に対して
8枚の遊技メダルが払い出されることとなるのである。
【0088】また、「第2小役入賞」とは、比較的少数
(例えば、5枚)のメダルの払い出しに係る入賞をい
う。例えば、通常遊技中において、入賞図柄抽選手段40
による抽選結果が第2小役当選となり、かつ、入賞ライ
ン上に「ベル」などの図柄が揃うと、第2小役入賞とな
り、遊技者に対して5枚の遊技メダルが払い出されるこ
ととなるのである。
(例えば、5枚)のメダルの払い出しに係る入賞をい
う。例えば、通常遊技中において、入賞図柄抽選手段40
による抽選結果が第2小役当選となり、かつ、入賞ライ
ン上に「ベル」などの図柄が揃うと、第2小役入賞とな
り、遊技者に対して5枚の遊技メダルが払い出されるこ
ととなるのである。
【0089】また、「第3小役入賞」とは、比較的少数
(例えば、3枚)のメダルの払い出しに係る入賞をい
う。例えば、通常遊技中において、入賞図柄抽選手段40
による抽選結果が第3小役当選となり、かつ、入賞ライ
ン上に「チェリー」などの図柄が揃うと、第3小役入賞
となり、遊技者に対して3枚の遊技メダルが払い出され
ることとなるのである。
(例えば、3枚)のメダルの払い出しに係る入賞をい
う。例えば、通常遊技中において、入賞図柄抽選手段40
による抽選結果が第3小役当選となり、かつ、入賞ライ
ン上に「チェリー」などの図柄が揃うと、第3小役入賞
となり、遊技者に対して3枚の遊技メダルが払い出され
ることとなるのである。
【0090】また、「再遊技」とは、新たな遊技メダル
を投入することなく、「前回の遊技」と再度同じ条件で
行われる遊技をいう。また、「再遊技入賞」とは、再遊
技の実行に係る入賞をいう。例えば、通常遊技中におい
て、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が再遊技当選と
なり、かつ、入賞ライン上に「Replay」などの図
柄が揃うと、再遊技入賞となり、「次の遊技」は再遊技
となるのである。
を投入することなく、「前回の遊技」と再度同じ条件で
行われる遊技をいう。また、「再遊技入賞」とは、再遊
技の実行に係る入賞をいう。例えば、通常遊技中におい
て、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が再遊技当選と
なり、かつ、入賞ライン上に「Replay」などの図
柄が揃うと、再遊技入賞となり、「次の遊技」は再遊技
となるのである。
【0091】また、この遊技制御手段30は、遊技メダル
の投入を条件として、スタートスイッチ100が操作され
ると、入賞図柄抽選手段40に入賞図柄の抽選を行わせ、
その直後に、回転リールの回転を開始させるように形成
されている。また、この遊技制御手段30は、再遊技の場
合にあっては、前回の遊技から所定の時間を経過した後
に、スタートスイッチ100が操作されると、入賞図柄抽
選手段40に入賞図柄の抽選を行わせ、その直後に、回転
リールの回転を開始させるように形成されている。
の投入を条件として、スタートスイッチ100が操作され
ると、入賞図柄抽選手段40に入賞図柄の抽選を行わせ、
その直後に、回転リールの回転を開始させるように形成
されている。また、この遊技制御手段30は、再遊技の場
合にあっては、前回の遊技から所定の時間を経過した後
に、スタートスイッチ100が操作されると、入賞図柄抽
選手段40に入賞図柄の抽選を行わせ、その直後に、回転
リールの回転を開始させるように形成されている。
【0092】また、この遊技制御手段30は、ストップス
イッチ110が操作された後の所定の時間内に、回転リー
ルの回転を停止させるように形成されている。このと
き、回転リールの回転の停止を可能な範囲で遅らせるこ
とにより、所定の図柄を入賞ライン上に位置させる、い
わゆる引き込み制御や、あるいは所定の図柄を入賞ライ
ン上に位置させないようにする、いわゆる蹴飛ばし制御
を行うことがある。
イッチ110が操作された後の所定の時間内に、回転リー
ルの回転を停止させるように形成されている。このと
き、回転リールの回転の停止を可能な範囲で遅らせるこ
とにより、所定の図柄を入賞ライン上に位置させる、い
わゆる引き込み制御や、あるいは所定の図柄を入賞ライ
ン上に位置させないようにする、いわゆる蹴飛ばし制御
を行うことがある。
【0093】また、この遊技制御手段30は、入賞図柄抽
選手段40による抽選結果が特別遊技当選や、小役当選
や、再遊技当選となったときには、これらの当選に対応
した図柄について、いわゆる引き込み制御を行うと共
に、これらの当選に対応しない図柄については、いわゆ
る蹴飛ばし制御を行うように形成されている。一方、こ
の遊技制御手段30は、入賞図柄抽選手段40による抽選結
果が特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当選とならな
かったときには、これらの当選に対応した図柄につい
て、いわゆる蹴飛ばし制御を行うように形成されてい
る。
選手段40による抽選結果が特別遊技当選や、小役当選
や、再遊技当選となったときには、これらの当選に対応
した図柄について、いわゆる引き込み制御を行うと共
に、これらの当選に対応しない図柄については、いわゆ
る蹴飛ばし制御を行うように形成されている。一方、こ
の遊技制御手段30は、入賞図柄抽選手段40による抽選結
果が特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当選とならな
かったときには、これらの当選に対応した図柄につい
て、いわゆる蹴飛ばし制御を行うように形成されてい
る。
【0094】これにより、入賞図柄抽選手段40による抽
選結果が特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当選とな
ったときには、特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当
選に対応した図柄が入賞ライン上に揃いやすくなる。一
方、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特別遊技当選
や、小役当選や、再遊技当選とならなかったときには、
特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当選に対応した図
柄が入賞ライン上に揃わないか、あるいは揃いにくくな
る。
選結果が特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当選とな
ったときには、特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当
選に対応した図柄が入賞ライン上に揃いやすくなる。一
方、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特別遊技当選
や、小役当選や、再遊技当選とならなかったときには、
特別遊技当選や、小役当選や、再遊技当選に対応した図
柄が入賞ライン上に揃わないか、あるいは揃いにくくな
る。
【0095】そして、この遊技制御手段30は、主制御部
21が備えるROM上に所定のプログラムを収納すること
によって形成されている。なお、「遊技メダルの投入」
とは、現実の遊技メダルの投入、及び遊技機10内にクレ
ジットされている遊技メダルの投入の双方を含む趣旨で
ある。また、「遊技メダルの払い出し」とは、現実の遊
技メダルの払い出し、及び遊技機10内にクレジットする
ことによる遊技メダルの払い出しの双方を含む趣旨であ
る。 (入賞図柄抽選手段40)前記入賞図柄抽選手段40は、入
賞図柄の抽選を行うためのものである。
21が備えるROM上に所定のプログラムを収納すること
によって形成されている。なお、「遊技メダルの投入」
とは、現実の遊技メダルの投入、及び遊技機10内にクレ
ジットされている遊技メダルの投入の双方を含む趣旨で
ある。また、「遊技メダルの払い出し」とは、現実の遊
技メダルの払い出し、及び遊技機10内にクレジットする
ことによる遊技メダルの払い出しの双方を含む趣旨であ
る。 (入賞図柄抽選手段40)前記入賞図柄抽選手段40は、入
賞図柄の抽選を行うためのものである。
【0096】この入賞図柄抽選手段40は、入賞図柄抽選
用の乱数を発生させるための図柄用乱数発生手段41と、
この図柄用乱数発生手段41が発生させた乱数を抽出する
ための図柄用乱数抽出手段42と、入賞図柄の抽選判定に
用いる入賞図柄テーブル43と、図柄用乱数抽出手段42が
抽出した乱数と入賞図柄テーブル43とを照合して抽選結
果を判定するための図柄用抽選判定手段44とを備えてい
る。
用の乱数を発生させるための図柄用乱数発生手段41と、
この図柄用乱数発生手段41が発生させた乱数を抽出する
ための図柄用乱数抽出手段42と、入賞図柄の抽選判定に
用いる入賞図柄テーブル43と、図柄用乱数抽出手段42が
抽出した乱数と入賞図柄テーブル43とを照合して抽選結
果を判定するための図柄用抽選判定手段44とを備えてい
る。
【0097】また、この入賞図柄抽選手段40は、抽選結
果として、特別遊技入賞の引き当てに係る特別遊技当選
と、小役入賞の引き当てに係る小役当選と、再遊技入賞
の引き当てに係る再遊技当選と、ハズレとを有するよう
に形成されている。また、この入賞図柄抽選手段40は、
特別遊技当選として、特定遊技入賞の引き当てに係る特
定遊技当選と、特定導入遊技入賞の引き当てに係る特定
導入遊技当選とを有するとともに、小役当選として、第
1小役入賞の引き当てに係る第1小役当選と、第2小役
入賞の引き当てに係る第2小役当選と、第3小役入賞の
引き当てに係る第3小役当選とを有するように形成され
ている。
果として、特別遊技入賞の引き当てに係る特別遊技当選
と、小役入賞の引き当てに係る小役当選と、再遊技入賞
の引き当てに係る再遊技当選と、ハズレとを有するよう
に形成されている。また、この入賞図柄抽選手段40は、
特別遊技当選として、特定遊技入賞の引き当てに係る特
定遊技当選と、特定導入遊技入賞の引き当てに係る特定
導入遊技当選とを有するとともに、小役当選として、第
1小役入賞の引き当てに係る第1小役当選と、第2小役
入賞の引き当てに係る第2小役当選と、第3小役入賞の
引き当てに係る第3小役当選とを有するように形成され
ている。
【0098】そして、この入賞図柄抽選手段40は、主制
御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。以下、この入賞図柄抽選
手段40が備える各手段について詳述する。 (図柄用乱数発生手段41)前記図柄用乱数発生手段41
は、入賞図柄抽選用の乱数を発生させるためのものであ
る。
御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。以下、この入賞図柄抽選
手段40が備える各手段について詳述する。 (図柄用乱数発生手段41)前記図柄用乱数発生手段41
は、入賞図柄抽選用の乱数を発生させるためのものであ
る。
【0099】この図柄用乱数発生手段41は、0から65
535までの範囲の乱数を発生させる。また、この図柄
用乱数発生手段41は、初期値を0として、65535ま
で高速でカウント値を1ずつ加算し、65535の次は
再び0に戻る乱数カウンタによって構成されている。
535までの範囲の乱数を発生させる。また、この図柄
用乱数発生手段41は、初期値を0として、65535ま
で高速でカウント値を1ずつ加算し、65535の次は
再び0に戻る乱数カウンタによって構成されている。
【0100】なお、図柄用乱数発生手段41が発生させる
乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるもので
はなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよい。
また、図柄用乱数発生手段41は、カウント値を1ずつ加
算する乱数カウンタを用いて構成される場合に限られ
ず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数を発生
させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加算によ
って乱数を発生させるものを用いて構成してもよい。 (図柄用乱数抽出手段42)前記図柄用乱数抽出手段42
は、図柄用乱数発生手段41が発生させた乱数を抽出する
ためのものである。
乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるもので
はなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよい。
また、図柄用乱数発生手段41は、カウント値を1ずつ加
算する乱数カウンタを用いて構成される場合に限られ
ず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数を発生
させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加算によ
って乱数を発生させるものを用いて構成してもよい。 (図柄用乱数抽出手段42)前記図柄用乱数抽出手段42
は、図柄用乱数発生手段41が発生させた乱数を抽出する
ためのものである。
【0101】この図柄用乱数抽出手段42は、スタートス
イッチ100が操作された際に、上記乱数カウンタからカ
ウント値を抽出して、このカウント値を乱数として採用
するように形成されている。ここで、上記乱数カウンタ
のカウント値は規則的に変化するため、厳密には乱数で
はない。ただ、いずれのタイミングでスタートスイッチ
100が操作されるかはランダムであると考えられるた
め、抽出されたカウント値は、実質的には乱数として取
り扱うことができるのである。
イッチ100が操作された際に、上記乱数カウンタからカ
ウント値を抽出して、このカウント値を乱数として採用
するように形成されている。ここで、上記乱数カウンタ
のカウント値は規則的に変化するため、厳密には乱数で
はない。ただ、いずれのタイミングでスタートスイッチ
100が操作されるかはランダムであると考えられるた
め、抽出されたカウント値は、実質的には乱数として取
り扱うことができるのである。
【0102】即ち、図柄用乱数発生手段41では乱数を発
生しているわけではないものの、図柄用乱数抽出手段42
によって抽出される数値は、あたかも乱数のような分布
を示すのである。このことは、乱数カウンタを用いた場
合に限られず、ソフト乱数を用いた場合についても同様
である。そして、このように結果として乱数のような分
布を示す数値が得られる手段を、本実施の形態では、図
柄用乱数発生手段41あるいは図柄用乱数抽出手段42に含
めて考えているのである。後述する行否用乱数発生手段
51、行否用乱数抽出手段52、パターン用乱数発生手段6
1、及びパターン用乱数抽出手段62についても同様であ
る。
生しているわけではないものの、図柄用乱数抽出手段42
によって抽出される数値は、あたかも乱数のような分布
を示すのである。このことは、乱数カウンタを用いた場
合に限られず、ソフト乱数を用いた場合についても同様
である。そして、このように結果として乱数のような分
布を示す数値が得られる手段を、本実施の形態では、図
柄用乱数発生手段41あるいは図柄用乱数抽出手段42に含
めて考えているのである。後述する行否用乱数発生手段
51、行否用乱数抽出手段52、パターン用乱数発生手段6
1、及びパターン用乱数抽出手段62についても同様であ
る。
【0103】そして、この図柄用乱数抽出手段42は、主
制御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納す
ることによって形成されている。なお、カウント値の抽
出は、スタートスイッチ100が操作された際に行われる
場合に限られず、例えば、遊技メダルが投入された際に
行われるようにしてもよい。 (入賞図柄テーブル43)前記入賞図柄テーブル43は、図
柄用乱数発生手段41が発生させる全範囲の乱数につい
て、特定導入遊技当選にするか、特定遊技当選にする
か、第1小役当選にするか、第2小役当選にするか、第
3小役当選にするか、再遊技当選にするか、あるいはハ
ズレにするかを、あらかじめ所定の割合で定めたもので
ある。
制御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納す
ることによって形成されている。なお、カウント値の抽
出は、スタートスイッチ100が操作された際に行われる
場合に限られず、例えば、遊技メダルが投入された際に
行われるようにしてもよい。 (入賞図柄テーブル43)前記入賞図柄テーブル43は、図
柄用乱数発生手段41が発生させる全範囲の乱数につい
て、特定導入遊技当選にするか、特定遊技当選にする
か、第1小役当選にするか、第2小役当選にするか、第
3小役当選にするか、再遊技当選にするか、あるいはハ
ズレにするかを、あらかじめ所定の割合で定めたもので
ある。
【0104】具体的には、この入賞図柄テーブル43は、
例えば、下記の表1に示すように定められている。な
お、表中「BB当選」とあるのは「特定導入遊技当選」
を、また、「RB当選」とあるのは「特定遊技当選」
を、それぞれ示している。
例えば、下記の表1に示すように定められている。な
お、表中「BB当選」とあるのは「特定導入遊技当選」
を、また、「RB当選」とあるのは「特定遊技当選」
を、それぞれ示している。
【0105】
【表1】
【0106】即ち、0から47763までの乱数領域に
ついてはハズレ、47764から56743までの乱数
領域については再遊技当選、56744から57323
までの乱数領域については第3小役当選、57324か
ら57883までの乱数領域については第2小役当選、
57884から65211までの乱数領域については第
1小役当選、65212から65311までの乱数領域
については特定遊技当選、65312から65535ま
での乱数領域については特定導入遊技当選とするように
定められている。
ついてはハズレ、47764から56743までの乱数
領域については再遊技当選、56744から57323
までの乱数領域については第3小役当選、57324か
ら57883までの乱数領域については第2小役当選、
57884から65211までの乱数領域については第
1小役当選、65212から65311までの乱数領域
については特定遊技当選、65312から65535ま
での乱数領域については特定導入遊技当選とするように
定められている。
【0107】従って、ハズレは47764/65536
の確率で、再遊技当選は8980/65536の確率
で、第3小役当選は580/65536の確率で、第2
小役当選は560/65536の確率で、第1小役当選
は7328/65536の確率で、特定遊技当選は10
0/65536の確率で、特定導入遊技当選は224/
65536の確率で出現することが期待されるのであ
る。
の確率で、再遊技当選は8980/65536の確率
で、第3小役当選は580/65536の確率で、第2
小役当選は560/65536の確率で、第1小役当選
は7328/65536の確率で、特定遊技当選は10
0/65536の確率で、特定導入遊技当選は224/
65536の確率で出現することが期待されるのであ
る。
【0108】そして、この入賞図柄テーブル43は、主制
御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。なお、入賞図柄テーブル
43は、上述したものに限定されるものではない。 (図柄用抽選判定手段44)前記図柄用抽選判定手段44
は、図柄用乱数抽出手段42が抽出した乱数と入賞図柄テ
ーブル43とを照合することにより、抽選結果を判定する
ためのものである。
御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。なお、入賞図柄テーブル
43は、上述したものに限定されるものではない。 (図柄用抽選判定手段44)前記図柄用抽選判定手段44
は、図柄用乱数抽出手段42が抽出した乱数と入賞図柄テ
ーブル43とを照合することにより、抽選結果を判定する
ためのものである。
【0109】即ち、この図柄用抽選判定手段44は、図柄
用乱数抽出手段42が抽出した乱数と入賞図柄テーブル43
とを照合することにより、抽選結果が特定導入遊技当選
か、特定遊技当選か、第1小役当選か、第2小役当選
か、第3小役当選か、再遊技当選か、あるいはハズレか
を判定するためのものである。具体的には、この図柄用
抽選判定手段44は、例えば、図柄用乱数抽出手段42が乱
数65500を抽出したときには、乱数65500と表
1に示す入賞図柄テーブル43とを照合することにより、
抽選結果が特定導入遊技当選であると判定し、また、図
柄用乱数抽出手段42が乱数10を抽出したときには、乱
数10と表1に示す入賞図柄テーブル43とを照合するこ
とにより、抽選結果がハズレであると判定する。
用乱数抽出手段42が抽出した乱数と入賞図柄テーブル43
とを照合することにより、抽選結果が特定導入遊技当選
か、特定遊技当選か、第1小役当選か、第2小役当選
か、第3小役当選か、再遊技当選か、あるいはハズレか
を判定するためのものである。具体的には、この図柄用
抽選判定手段44は、例えば、図柄用乱数抽出手段42が乱
数65500を抽出したときには、乱数65500と表
1に示す入賞図柄テーブル43とを照合することにより、
抽選結果が特定導入遊技当選であると判定し、また、図
柄用乱数抽出手段42が乱数10を抽出したときには、乱
数10と表1に示す入賞図柄テーブル43とを照合するこ
とにより、抽選結果がハズレであると判定する。
【0110】そして、この図柄用抽選判定手段44は、主
制御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納す
ることによって形成されている。 (演出行否決定手段50)前記演出行否決定手段50は、演
出を行うか否かを抽選により決定するためのものであ
る。
制御部21が備えるROM上に所定のプログラムを収納す
ることによって形成されている。 (演出行否決定手段50)前記演出行否決定手段50は、演
出を行うか否かを抽選により決定するためのものであ
る。
【0111】この演出行否決定手段50は、演出を行うか
否かの抽選用の乱数を発生させるための行否用乱数発生
手段51と、行否用乱数発生手段51が発生させた乱数を抽
出するための行否用乱数抽出手段52と、行否用乱数発生
手段51が発生させる全範囲の乱数について、演出を行う
か否かをそれぞれ異なる所定の割合で定めた2以上の演
出行否テーブル53と、2以上の演出行否テーブル53の中
から1の演出行否テーブル53を選択するためのテーブル
選択手段54と、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数
と、テーブル選択手段54が選択した1の演出行否テーブ
ル53とを照合して、演出を行うか否かの抽選判定を行う
ための行否用抽選判定手段55とを備えている。
否かの抽選用の乱数を発生させるための行否用乱数発生
手段51と、行否用乱数発生手段51が発生させた乱数を抽
出するための行否用乱数抽出手段52と、行否用乱数発生
手段51が発生させる全範囲の乱数について、演出を行う
か否かをそれぞれ異なる所定の割合で定めた2以上の演
出行否テーブル53と、2以上の演出行否テーブル53の中
から1の演出行否テーブル53を選択するためのテーブル
選択手段54と、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数
と、テーブル選択手段54が選択した1の演出行否テーブ
ル53とを照合して、演出を行うか否かの抽選判定を行う
ための行否用抽選判定手段55とを備えている。
【0112】また、この演出行否決定手段50は、副制御
部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納するこ
とによって形成されている。以下、この演出行否決定手
段50が備える各手段について詳述する。 (行否用乱数発生手段51)前記行否用乱数発生手段51
は、演出を行うか否かの抽選用の乱数を発生させるため
のものである。
部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納するこ
とによって形成されている。以下、この演出行否決定手
段50が備える各手段について詳述する。 (行否用乱数発生手段51)前記行否用乱数発生手段51
は、演出を行うか否かの抽選用の乱数を発生させるため
のものである。
【0113】この行否用乱数発生手段51は、上述した図
柄用乱数発生手段41と同様のものである。即ち、この行
否用乱数発生手段51は、0から65535までの範囲の
乱数を発生させる。また、この行否用乱数発生手段51
は、初期値を0として、65535まで高速でカウント
値を1ずつ加算し、65535の次は再び0に戻る乱数
カウンタによって構成されている。
柄用乱数発生手段41と同様のものである。即ち、この行
否用乱数発生手段51は、0から65535までの範囲の
乱数を発生させる。また、この行否用乱数発生手段51
は、初期値を0として、65535まで高速でカウント
値を1ずつ加算し、65535の次は再び0に戻る乱数
カウンタによって構成されている。
【0114】なお、行否用乱数発生手段51が発生させる
乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるもので
はなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよい。
また、行否用乱数発生手段51は、カウント値を1ずつ加
算する乱数カウンタを用いて構成される場合に限られ
ず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数を発生
させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加算によ
って乱数を発生させるものを用いて構成してもよい。 (行否用乱数抽出手段52)前記行否用乱数抽出手段52
は、行否用乱数発生手段51が発生させた乱数を抽出する
ためのものである。
乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるもので
はなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよい。
また、行否用乱数発生手段51は、カウント値を1ずつ加
算する乱数カウンタを用いて構成される場合に限られ
ず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数を発生
させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加算によ
って乱数を発生させるものを用いて構成してもよい。 (行否用乱数抽出手段52)前記行否用乱数抽出手段52
は、行否用乱数発生手段51が発生させた乱数を抽出する
ためのものである。
【0115】この行否用乱数抽出手段52は、主制御部21
から副制御部22へ、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が入力されると、上記乱数カウンタからカウント値を抽
出するように形成されている。そして、この行否用乱数
抽出手段52は、副制御部22が備えるROM上に所定のプ
ログラムを収納することによって形成されている。
から副制御部22へ、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が入力されると、上記乱数カウンタからカウント値を抽
出するように形成されている。そして、この行否用乱数
抽出手段52は、副制御部22が備えるROM上に所定のプ
ログラムを収納することによって形成されている。
【0116】なお、図柄用乱数抽出手段42のところでも
説明したが、本実施の形態では、結果として乱数のよう
な分布を示す数値が得られる手段を、行否用乱数発生手
段51あるいは行否用乱数抽出手段52に含めて考えている
のである。 (演出行否テーブル53)前記演出行否テーブル53は、行
否用乱数発生手段51が発生させる全範囲の乱数につい
て、演出を行うか否かをあらかじめ所定の割合で定めた
ものである。
説明したが、本実施の形態では、結果として乱数のよう
な分布を示す数値が得られる手段を、行否用乱数発生手
段51あるいは行否用乱数抽出手段52に含めて考えている
のである。 (演出行否テーブル53)前記演出行否テーブル53は、行
否用乱数発生手段51が発生させる全範囲の乱数につい
て、演出を行うか否かをあらかじめ所定の割合で定めた
ものである。
【0117】この演出行否テーブル53は、2以上備えら
れ、また、各演出行否テーブル53は、演出を行うか否か
を、それぞれ異なる所定の割合で定めている。また、こ
の演出行否テーブル53は、入賞図柄抽選手段40による抽
選結果毎に定められている。そして、この演出行否テー
ブル53は、副制御部22が備えるROM上に所定のプログ
ラムを収納することによって形成されている。
れ、また、各演出行否テーブル53は、演出を行うか否か
を、それぞれ異なる所定の割合で定めている。また、こ
の演出行否テーブル53は、入賞図柄抽選手段40による抽
選結果毎に定められている。そして、この演出行否テー
ブル53は、副制御部22が備えるROM上に所定のプログ
ラムを収納することによって形成されている。
【0118】なお、演出行否テーブル53は、後述する対
抽選回数標準値59を基準として定められるものである。
従って、演出行否テーブル53の具体例については、対抽
選回数標準値59のところで、対抽選回数標準値59の具体
例とともに詳述する。 (テーブル選択手段54)前記テーブル選択手段54は、2
以上の演出行否テーブル53の中から1の演出行否テーブ
ル53を選択するためのものである。
抽選回数標準値59を基準として定められるものである。
従って、演出行否テーブル53の具体例については、対抽
選回数標準値59のところで、対抽選回数標準値59の具体
例とともに詳述する。 (テーブル選択手段54)前記テーブル選択手段54は、2
以上の演出行否テーブル53の中から1の演出行否テーブ
ル53を選択するためのものである。
【0119】このテーブル選択手段54は、演出を行うか
否かの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウンタ56
と、演出を行う旨の決定がなされた回数を記憶するため
の演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56のカウン
ト値、及び演出回数カウンタ57のカウント値から、演出
を行う旨の決定がなされた頻度を計算するための頻度計
算手段58と、演出を行うか否かの抽選の回数に対して、
演出を行う旨の決定がなされる確率の標準値を定めた対
抽選回数標準値59とを備えている。
否かの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウンタ56
と、演出を行う旨の決定がなされた回数を記憶するため
の演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56のカウン
ト値、及び演出回数カウンタ57のカウント値から、演出
を行う旨の決定がなされた頻度を計算するための頻度計
算手段58と、演出を行うか否かの抽選の回数に対して、
演出を行う旨の決定がなされる確率の標準値を定めた対
抽選回数標準値59とを備えている。
【0120】また、このテーブル選択手段54は、頻度計
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、演出を行う旨を高確率で定めた演出行否テ
ーブル53を選択し、頻度計算手段58が計算した頻度が対
抽選回数標準値59よりも高いときには、演出を行う旨を
低確率で定めた演出行否テーブル53を選択するように形
成されている。
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、演出を行う旨を高確率で定めた演出行否テ
ーブル53を選択し、頻度計算手段58が計算した頻度が対
抽選回数標準値59よりも高いときには、演出を行う旨を
低確率で定めた演出行否テーブル53を選択するように形
成されている。
【0121】そして、このテーブル選択手段54は、副制
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。以下、このテーブル選択
手段54が備える各手段について詳述する。 (抽選回数カウンタ56)前記抽選回数カウンタ56は、演
出を行うか否かの抽選の回数を記憶するためのものであ
る。
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。以下、このテーブル選択
手段54が備える各手段について詳述する。 (抽選回数カウンタ56)前記抽選回数カウンタ56は、演
出を行うか否かの抽選の回数を記憶するためのものであ
る。
【0122】この抽選回数カウンタ56は、入賞図柄抽選
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の抽選回数カウンタ56は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、演出を行うか否かの抽選が行われる
毎に、カウント値を1ずつ加算するように形成されてい
る。
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の抽選回数カウンタ56は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、演出を行うか否かの抽選が行われる
毎に、カウント値を1ずつ加算するように形成されてい
る。
【0123】また、特定遊技当選用の抽選回数カウンタ
56、第1小役当選用の抽選回数カウンタ56、第2小役当
選用の抽選回数カウンタ56、第3小役当選用の抽選回数
カウンタ56、再遊技当選用の抽選回数カウンタ56、及び
ハズレ用の抽選回数カウンタ56についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この抽選回数カウンタ56は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (演出回数カウンタ57)前記演出回数カウンタ57は、演
出を行う旨の決定がなされた回数を記憶するためのもの
である。
56、第1小役当選用の抽選回数カウンタ56、第2小役当
選用の抽選回数カウンタ56、第3小役当選用の抽選回数
カウンタ56、再遊技当選用の抽選回数カウンタ56、及び
ハズレ用の抽選回数カウンタ56についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この抽選回数カウンタ56は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (演出回数カウンタ57)前記演出回数カウンタ57は、演
出を行う旨の決定がなされた回数を記憶するためのもの
である。
【0124】この演出回数カウンタ57も、入賞図柄抽選
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の演出回数カウンタ57は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、演出を行う旨の決定がなされる毎
に、カウント値を1ずつ加算するように形成されてい
る。
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の演出回数カウンタ57は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、演出を行う旨の決定がなされる毎
に、カウント値を1ずつ加算するように形成されてい
る。
【0125】また、特定遊技当選用の演出回数カウンタ
57、第1小役当選用の演出回数カウンタ57、第2小役当
選用の演出回数カウンタ57、第3小役当選用の演出回数
カウンタ57、再遊技当選用の演出回数カウンタ57、及び
ハズレ用の演出回数カウンタ57についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この演出回数カウンタ57は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (頻度計算手段58)前記頻度計算手段58は、抽選回数カ
ウンタ56のカウント値、及び演出回数カウンタ57のカウ
ント値から、演出を行う旨の決定がなされた頻度を計算
するためのものである。
57、第1小役当選用の演出回数カウンタ57、第2小役当
選用の演出回数カウンタ57、第3小役当選用の演出回数
カウンタ57、再遊技当選用の演出回数カウンタ57、及び
ハズレ用の演出回数カウンタ57についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この演出回数カウンタ57は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (頻度計算手段58)前記頻度計算手段58は、抽選回数カ
ウンタ56のカウント値、及び演出回数カウンタ57のカウ
ント値から、演出を行う旨の決定がなされた頻度を計算
するためのものである。
【0126】ここで、演出を行う旨の決定がなされる
と、演出実行手段70により現実に演出が実行されること
から、演出を行う旨の決定がなされた頻度は、「現実の
演出実行頻度」ということができる。具体的には、この
頻度計算手段58は、例えば、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が5であれば、5÷10×100より、演出を行
う旨の決定がなされた頻度(現実の演出実行頻度)は5
0%であると計算し、また、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が10であれば、10÷10×100より、演出
を行う旨の決定がなされた頻度(現実の演出実行頻度)
は100%であると計算する。
と、演出実行手段70により現実に演出が実行されること
から、演出を行う旨の決定がなされた頻度は、「現実の
演出実行頻度」ということができる。具体的には、この
頻度計算手段58は、例えば、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が5であれば、5÷10×100より、演出を行
う旨の決定がなされた頻度(現実の演出実行頻度)は5
0%であると計算し、また、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が10であれば、10÷10×100より、演出
を行う旨の決定がなされた頻度(現実の演出実行頻度)
は100%であると計算する。
【0127】そして、この頻度計算手段58は、副制御部
22が備えるROM上に所定のプログラムを収納すること
によって形成されている。 (対抽選回数標準値59)前記対抽選回数標準値59は、演
出を行うか否かの抽選の回数に対して、演出を行う旨の
決定がなされる確率の標準値を定めたものである。
22が備えるROM上に所定のプログラムを収納すること
によって形成されている。 (対抽選回数標準値59)前記対抽選回数標準値59は、演
出を行うか否かの抽選の回数に対して、演出を行う旨の
決定がなされる確率の標準値を定めたものである。
【0128】この対抽選回数標準値59も、入賞図柄抽選
手段40による抽選結果毎に定められている。具体的に
は、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技
当選となった場合の対抽選回数標準値59については、例
えば、80%と定めることができる。また、この場合の
演出行否テーブル53については、例えば、演出を行う旨
を90%の割合で定めたものと、演出を行う旨を70%
の割合で定めたものとを備えることができる。そうする
と、「現実の演出実行頻度」を80%に近づけるように
して、「現実の演出実行頻度」のバラツキを解消できる
こととなる。
手段40による抽選結果毎に定められている。具体的に
は、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技
当選となった場合の対抽選回数標準値59については、例
えば、80%と定めることができる。また、この場合の
演出行否テーブル53については、例えば、演出を行う旨
を90%の割合で定めたものと、演出を行う旨を70%
の割合で定めたものとを備えることができる。そうする
と、「現実の演出実行頻度」を80%に近づけるように
して、「現実の演出実行頻度」のバラツキを解消できる
こととなる。
【0129】また、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
がハズレとなった場合の対抽選回数標準値59について
は、例えば、20%と定めることができる。また、この
場合の演出行否テーブル53については、例えば、演出を
行う旨を30%の割合で定めたものと、演出を行う旨を
10%の割合で定めたものとを備えることができる。そ
うすると、「現実の演出実行頻度」を20%に近づける
ようにして、「現実の演出実行頻度」のバラツキを解消
できることとなる。
がハズレとなった場合の対抽選回数標準値59について
は、例えば、20%と定めることができる。また、この
場合の演出行否テーブル53については、例えば、演出を
行う旨を30%の割合で定めたものと、演出を行う旨を
10%の割合で定めたものとを備えることができる。そ
うすると、「現実の演出実行頻度」を20%に近づける
ようにして、「現実の演出実行頻度」のバラツキを解消
できることとなる。
【0130】また、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が特定遊技当選、第1小役当選、第2小役当選、第3小
役当選、又は再遊技当選となった場合の対抽選回数標準
値59、及び演出行否テーブル53についても、具体的には
示さないが、上述した場合と同様に形成することができ
る。そして、この対抽選回数標準値59は、副制御部22が
備えるROM上に所定のプログラムを収納することによ
って形成されている。
が特定遊技当選、第1小役当選、第2小役当選、第3小
役当選、又は再遊技当選となった場合の対抽選回数標準
値59、及び演出行否テーブル53についても、具体的には
示さないが、上述した場合と同様に形成することができ
る。そして、この対抽選回数標準値59は、副制御部22が
備えるROM上に所定のプログラムを収納することによ
って形成されている。
【0131】なお、対抽選回数標準値59、及び演出行否
テーブル53は、上述したものに限定されるものではな
い。 (行否用抽選判定手段55)前記行否用抽選判定手段55
は、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した1の演出行否テーブル53とを照合
して、演出を行うか否かの抽選判定を行うためのもので
ある。
テーブル53は、上述したものに限定されるものではな
い。 (行否用抽選判定手段55)前記行否用抽選判定手段55
は、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した1の演出行否テーブル53とを照合
して、演出を行うか否かの抽選判定を行うためのもので
ある。
【0132】この行否用抽選判定手段55は、副制御部22
が備えるROM上に所定のプログラムを収納することに
よって形成されている。 (演出パターン選択手段60)前記演出パターン選択手段
60は、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中から1
の演出パターンを選択するためのものである。
が備えるROM上に所定のプログラムを収納することに
よって形成されている。 (演出パターン選択手段60)前記演出パターン選択手段
60は、あらかじめ定めた複数の演出パターンの中から1
の演出パターンを選択するためのものである。
【0133】この演出パターン選択手段60は、演出パタ
ーン選択用の乱数を発生させるためのパターン用乱数発
生手段61と、このパターン用乱数発生手段61が発生させ
た乱数を抽出するためのパターン用乱数抽出手段62と、
演出パターンの選択に用いる演出パターンテーブル63
と、パターン用乱数抽出手段62が抽出した乱数と演出パ
ターンテーブル63とを照合して演出パターンの抽選判定
を行うためのパターン用抽選判定手段64とを備えてい
る。
ーン選択用の乱数を発生させるためのパターン用乱数発
生手段61と、このパターン用乱数発生手段61が発生させ
た乱数を抽出するためのパターン用乱数抽出手段62と、
演出パターンの選択に用いる演出パターンテーブル63
と、パターン用乱数抽出手段62が抽出した乱数と演出パ
ターンテーブル63とを照合して演出パターンの抽選判定
を行うためのパターン用抽選判定手段64とを備えてい
る。
【0134】また、この演出パターン選択手段60は、演
出パターンとして、演出パターンAから演出パターンD
までの4つのパターンを定めている。具体的には、演出
パターンAは、告知ランプ140を点滅させ、また、回転
リールの回転開始音、及び回転リールの回転停止音を遅
らせるというものである。また、演出パターンBは、告
知ランプ140を点滅させ、また、回転リールの回転開始
音を遅らせるというものである。
出パターンとして、演出パターンAから演出パターンD
までの4つのパターンを定めている。具体的には、演出
パターンAは、告知ランプ140を点滅させ、また、回転
リールの回転開始音、及び回転リールの回転停止音を遅
らせるというものである。また、演出パターンBは、告
知ランプ140を点滅させ、また、回転リールの回転開始
音を遅らせるというものである。
【0135】また、演出パターンCは、告知ランプ140
を点滅させ、また、回転リールの回転停止音を遅らせる
というものである。また、演出パターンDは、告知ラン
プ140を点滅させるというものである。なお、演出パタ
ーンは、告知ランプ140を点滅させたり、あるいは回転
リールの回転開始音を遅らせたりするものに限られず、
例えば、遊技機10の前面パネルに液晶ディスプレイを設
け、この液晶ディスプレイに所定の図柄を表示させるも
のでもよい。
を点滅させ、また、回転リールの回転停止音を遅らせる
というものである。また、演出パターンDは、告知ラン
プ140を点滅させるというものである。なお、演出パタ
ーンは、告知ランプ140を点滅させたり、あるいは回転
リールの回転開始音を遅らせたりするものに限られず、
例えば、遊技機10の前面パネルに液晶ディスプレイを設
け、この液晶ディスプレイに所定の図柄を表示させるも
のでもよい。
【0136】そして、この演出パターン選択手段60は、
副制御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納
することによって形成されている。以下、この演出パタ
ーン選択手段60が備える各手段について詳述する。 (パターン用乱数発生手段61)前記パターン用乱数発生
手段61は、演出パターン選択用の乱数を発生させるため
のものである。
副制御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納
することによって形成されている。以下、この演出パタ
ーン選択手段60が備える各手段について詳述する。 (パターン用乱数発生手段61)前記パターン用乱数発生
手段61は、演出パターン選択用の乱数を発生させるため
のものである。
【0137】このパターン用乱数発生手段61は、上述し
た図柄用乱数発生手段41と同様のものである。即ち、こ
のパターン用乱数発生手段61は、0から65535まで
の範囲の乱数を発生させる。また、このパターン用乱数
発生手段61は、初期値を0として、65535まで高速
でカウント値を1ずつ加算し、65535の次は再び0
に戻る乱数カウンタによって構成されている。
た図柄用乱数発生手段41と同様のものである。即ち、こ
のパターン用乱数発生手段61は、0から65535まで
の範囲の乱数を発生させる。また、このパターン用乱数
発生手段61は、初期値を0として、65535まで高速
でカウント値を1ずつ加算し、65535の次は再び0
に戻る乱数カウンタによって構成されている。
【0138】なお、パターン用乱数発生手段61が発生さ
せる乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるも
のではなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよ
い。また、パターン用乱数発生手段61は、カウント値を
1ずつ加算する乱数カウンタを用いて構成される場合に
限られず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数
を発生させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加
算によって乱数を発生させるものを用いて構成してもよ
い。 (パターン用乱数抽出手段62)前記パターン用乱数抽出
手段62は、パターン用乱数発生手段61が発生させた乱数
を抽出するためのものである。
せる乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるも
のではなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよ
い。また、パターン用乱数発生手段61は、カウント値を
1ずつ加算する乱数カウンタを用いて構成される場合に
限られず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数
を発生させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加
算によって乱数を発生させるものを用いて構成してもよ
い。 (パターン用乱数抽出手段62)前記パターン用乱数抽出
手段62は、パターン用乱数発生手段61が発生させた乱数
を抽出するためのものである。
【0139】このパターン用乱数抽出手段62は、演出行
否決定手段50が演出を行う旨を決定したときに、上記乱
数カウンタからカウント値を抽出するように形成されて
いる。そして、このパターン用乱数抽出手段62は、副制
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。
否決定手段50が演出を行う旨を決定したときに、上記乱
数カウンタからカウント値を抽出するように形成されて
いる。そして、このパターン用乱数抽出手段62は、副制
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。
【0140】なお、図柄用乱数抽出手段42のところでも
説明したが、本実施の形態では、結果として乱数のよう
な分布を示す数値が得られる手段を、パターン用乱数発
生手段61あるいはパターン用乱数抽出手段62に含めて考
えている。 (演出パターンテーブル63)前記演出パターンテーブル
63は、パターン用乱数発生手段61が発生させる全範囲の
乱数について、演出パターンAにするか、演出パターン
Bにするか、演出パターンCにするか、演出パターンD
にするか、あるいは演出を行わないかをあらかじめ所定
の割合で定めたものである。
説明したが、本実施の形態では、結果として乱数のよう
な分布を示す数値が得られる手段を、パターン用乱数発
生手段61あるいはパターン用乱数抽出手段62に含めて考
えている。 (演出パターンテーブル63)前記演出パターンテーブル
63は、パターン用乱数発生手段61が発生させる全範囲の
乱数について、演出パターンAにするか、演出パターン
Bにするか、演出パターンCにするか、演出パターンD
にするか、あるいは演出を行わないかをあらかじめ所定
の割合で定めたものである。
【0141】また、この演出パターンテーブル63は、入
賞図柄抽選手段40による抽選結果毎に定められている。
具体的には、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特定
導入遊技当選の場合の演出パターンテーブル63について
は、例えば、下記の表2に示すように定めることができ
る。
賞図柄抽選手段40による抽選結果毎に定められている。
具体的には、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特定
導入遊技当選の場合の演出パターンテーブル63について
は、例えば、下記の表2に示すように定めることができ
る。
【0142】
【表2】
【0143】即ち、0から49999までの乱数領域に
ついては演出パターンA、50000から54999ま
での乱数領域については演出パターンB、55000か
ら59999までの乱数領域については演出パターン
C、60000から65535までの乱数領域について
は演出パターンDを定めている。これにより、入賞図柄
抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選となった
場合には、50000/65536の確率で演出パター
ンAが選択され、また、5000/65536の確率で
演出パターンB、又は演出パターンCが選択され、55
36/65536の確率で演出パターンDが選択される
ことが期待される。
ついては演出パターンA、50000から54999ま
での乱数領域については演出パターンB、55000か
ら59999までの乱数領域については演出パターン
C、60000から65535までの乱数領域について
は演出パターンDを定めている。これにより、入賞図柄
抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選となった
場合には、50000/65536の確率で演出パター
ンAが選択され、また、5000/65536の確率で
演出パターンB、又は演出パターンCが選択され、55
36/65536の確率で演出パターンDが選択される
ことが期待される。
【0144】また、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が特定遊技当選、第1小役当選、第2小役当選、第3小
役当選、再遊技当選、又はハズレとなった場合の演出パ
ターンテーブル63についても、具体的には示さないが、
上述したものと同様に形成することができる。そして、
この演出パターンテーブル63は、副制御部22が備えるR
OM上に所定のプログラムを収納することによって形成
されている。
が特定遊技当選、第1小役当選、第2小役当選、第3小
役当選、再遊技当選、又はハズレとなった場合の演出パ
ターンテーブル63についても、具体的には示さないが、
上述したものと同様に形成することができる。そして、
この演出パターンテーブル63は、副制御部22が備えるR
OM上に所定のプログラムを収納することによって形成
されている。
【0145】なお、演出パターンテーブル63は、上述し
たものに限定されるものではない。 (パターン用抽選判定手段64)前記パターン用抽選判定
手段64は、パターン用乱数抽出手段62が抽出した乱数
と、演出パターンテーブル63とを照合して、演出パター
ンの抽選判定を行うためのものである。
たものに限定されるものではない。 (パターン用抽選判定手段64)前記パターン用抽選判定
手段64は、パターン用乱数抽出手段62が抽出した乱数
と、演出パターンテーブル63とを照合して、演出パター
ンの抽選判定を行うためのものである。
【0146】具体的には、このパターン用抽選判定手段
64は、例えば、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特
定導入遊技当選となった場合において、パターン用乱数
抽出手段62が乱数1000を抽出したときには、乱数1
000と表2に示す演出パターンテーブル63とを照合す
ることにより、演出パターンAを選択する。そして、こ
のパターン用抽選判定手段64は、副制御部22が備えるR
OM上に所定のプログラムを収納することによって形成
されている。 (演出実行手段70)前記演出実行手段70は、演出行否決
定手段50が演出を行う旨を決定したときに、演出パター
ン選択手段60が選択した演出パターンを実行するための
ものである。
64は、例えば、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特
定導入遊技当選となった場合において、パターン用乱数
抽出手段62が乱数1000を抽出したときには、乱数1
000と表2に示す演出パターンテーブル63とを照合す
ることにより、演出パターンAを選択する。そして、こ
のパターン用抽選判定手段64は、副制御部22が備えるR
OM上に所定のプログラムを収納することによって形成
されている。 (演出実行手段70)前記演出実行手段70は、演出行否決
定手段50が演出を行う旨を決定したときに、演出パター
ン選択手段60が選択した演出パターンを実行するための
ものである。
【0147】具体的には、この演出実行手段70は、例え
ば、演出行否決定手段50が演出を行う旨を決定し、この
決定を受けて演出パターン選択手段60が演出パターンA
を選択したときには、演出パターンAを実行する。そし
て、この演出実行手段70は、副制御部22が備えるROM
上に所定のプログラムを収納することによって形成され
ている。 (遊技機10の動作)次に、本実施の形態に係る遊技機10
の動作を、遊技進行に係る部分と、演出に係る部分とに
分けて説明する。
ば、演出行否決定手段50が演出を行う旨を決定し、この
決定を受けて演出パターン選択手段60が演出パターンA
を選択したときには、演出パターンAを実行する。そし
て、この演出実行手段70は、副制御部22が備えるROM
上に所定のプログラムを収納することによって形成され
ている。 (遊技機10の動作)次に、本実施の形態に係る遊技機10
の動作を、遊技進行に係る部分と、演出に係る部分とに
分けて説明する。
【0148】まず、本実施の形態に係る遊技機10の動作
のうち、遊技進行に係る部分について簡単に説明する。
遊技メダル投入の後に、スタートスイッチ100が操作さ
れると、入賞図柄抽選手段40により入賞図柄の抽選が行
われ、その後に、すべての回転リールの回転が開始す
る。その後に、ストップスイッチ110が操作されると、
操作されたストップスイッチ110に対応した回転リール
の回転が停止する。
のうち、遊技進行に係る部分について簡単に説明する。
遊技メダル投入の後に、スタートスイッチ100が操作さ
れると、入賞図柄抽選手段40により入賞図柄の抽選が行
われ、その後に、すべての回転リールの回転が開始す
る。その後に、ストップスイッチ110が操作されると、
操作されたストップスイッチ110に対応した回転リール
の回転が停止する。
【0149】また、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が所定の当選となった場合において、当該当選に対応し
た図柄が入賞ライン上に揃うと、所定の入賞となり、遊
技者に対して所定の利益が付与される。また、通常遊技
中における抽選結果が特定導入遊技当選となり、かつ、
特定導入遊技入賞が引き当てられると、通常遊技から特
定導入遊技へ移行する。
が所定の当選となった場合において、当該当選に対応し
た図柄が入賞ライン上に揃うと、所定の入賞となり、遊
技者に対して所定の利益が付与される。また、通常遊技
中における抽選結果が特定導入遊技当選となり、かつ、
特定導入遊技入賞が引き当てられると、通常遊技から特
定導入遊技へ移行する。
【0150】また、通常遊技中又は特定導入遊技中にお
ける抽選結果が特定遊技当選となり、かつ、特定遊技入
賞が引き当てられると、通常遊技又は特定導入遊技から
特定遊技へ移行する。また、通常遊技から特定遊技へ移
行した場合において、特定遊技中に所定の回数の遊技が
行われると、特定遊技から通常遊技へ移行する。
ける抽選結果が特定遊技当選となり、かつ、特定遊技入
賞が引き当てられると、通常遊技又は特定導入遊技から
特定遊技へ移行する。また、通常遊技から特定遊技へ移
行した場合において、特定遊技中に所定の回数の遊技が
行われると、特定遊技から通常遊技へ移行する。
【0151】また、特定導入遊技から特定遊技へ移行し
た場合において、特定遊技中に所定の回数の遊技が行わ
れると、特定遊技から特定導入遊技又は通常遊技へ移行
する。また、特定導入遊技中に所定の回数の遊技又は特
定遊技が行われると、特定導入遊技から通常遊技へ移行
する。
た場合において、特定遊技中に所定の回数の遊技が行わ
れると、特定遊技から特定導入遊技又は通常遊技へ移行
する。また、特定導入遊技中に所定の回数の遊技又は特
定遊技が行われると、特定導入遊技から通常遊技へ移行
する。
【0152】次に、本実施の形態に係る遊技機10の動作
のうち、演出に係る部分を、図4とともに説明する。副
制御部22に、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が入力
されると、まず、行否用乱数抽出手段52により、乱数の
抽出が行われる(S100)。次に、頻度計算手段58に
より、「現実の演出実行頻度」の計算が行われる(S1
01)。
のうち、演出に係る部分を、図4とともに説明する。副
制御部22に、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が入力
されると、まず、行否用乱数抽出手段52により、乱数の
抽出が行われる(S100)。次に、頻度計算手段58に
より、「現実の演出実行頻度」の計算が行われる(S1
01)。
【0153】次に、テーブル選択手段54により、「現実
の演出実行頻度」と「対抽選回数標準値59」との比較が
行われる(S102)。S102において「現実の演出
実行頻度」が「対抽選回数標準値59」よりも小さい判断
されれば、高確率の演出行否テーブル53が選択される
(S103)。一方、S102において「現実の演出実
行頻度」が「対抽選回数標準値59」よりも大きいと判断
されれば、低確率の演出行否テーブル53が選択される
(S104)。
の演出実行頻度」と「対抽選回数標準値59」との比較が
行われる(S102)。S102において「現実の演出
実行頻度」が「対抽選回数標準値59」よりも小さい判断
されれば、高確率の演出行否テーブル53が選択される
(S103)。一方、S102において「現実の演出実
行頻度」が「対抽選回数標準値59」よりも大きいと判断
されれば、低確率の演出行否テーブル53が選択される
(S104)。
【0154】次に、行否用抽選判定手段55により、行否
用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル選択手段
54が選択した演出行否テーブル53との照合が行われ(S
105)、演出を行うか否かの判断が行われる(S10
6)。S106において演出を行うと判断されれば、次
に、演出パターン選択手段60により、1の演出パターン
の選択が行われる(S107)。そして、1の演出パタ
ーンが選択されると、演出実行手段70により、そのパタ
ーンの演出が実行される(S108)。そして、演出が
実行されると、演出を実行した旨の記憶がなされる(S
109)。具体的には、抽選回数カウンタ56及び演出回
数カウンタ57の双方のカウント値が1ずつ加算される。
用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル選択手段
54が選択した演出行否テーブル53との照合が行われ(S
105)、演出を行うか否かの判断が行われる(S10
6)。S106において演出を行うと判断されれば、次
に、演出パターン選択手段60により、1の演出パターン
の選択が行われる(S107)。そして、1の演出パタ
ーンが選択されると、演出実行手段70により、そのパタ
ーンの演出が実行される(S108)。そして、演出が
実行されると、演出を実行した旨の記憶がなされる(S
109)。具体的には、抽選回数カウンタ56及び演出回
数カウンタ57の双方のカウント値が1ずつ加算される。
【0155】一方、S106において演出を行わないと
判断されれば、何の演出も実行されることなく、演出を
実行しなかった旨の記憶がなされる(S109)。具体
的には、抽選回数カウンタ56のカウント値は1加算され
るものの、演出回数カウンタ57のカウント値について
は、そのまま維持される。そして、一連の動作が終了す
る。
判断されれば、何の演出も実行されることなく、演出を
実行しなかった旨の記憶がなされる(S109)。具体
的には、抽選回数カウンタ56のカウント値は1加算され
るものの、演出回数カウンタ57のカウント値について
は、そのまま維持される。そして、一連の動作が終了す
る。
【0156】このように、本実施の形態に係る遊技機10
は、「現実の演出実行頻度」と「対抽選回数標準値59」
とを比較して、「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数
標準値59」よりも小さいときには、高確率の演出行否テ
ーブル53を選択し、「現実の演出実行頻度」が「対抽選
回数標準値59」よりも大きいときには、低確率の演出行
否テーブル53を選択するように形成されている。
は、「現実の演出実行頻度」と「対抽選回数標準値59」
とを比較して、「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数
標準値59」よりも小さいときには、高確率の演出行否テ
ーブル53を選択し、「現実の演出実行頻度」が「対抽選
回数標準値59」よりも大きいときには、低確率の演出行
否テーブル53を選択するように形成されている。
【0157】即ち、本実施の形態に係る遊技機10は、
「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数標準値59」より
も小さいときには、「現実の演出実行頻度」を大きくし
ようとし、逆に、「現実の演出実行頻度」が「対抽選回
数標準値59」よりも大きいときには、「現実の演出実行
頻度」を小さくしようとするのである。そして、これに
より、「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標準値5
9」に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキの解消を図り、ひいては遊技者の興趣を高める
ようにしているのである。
「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数標準値59」より
も小さいときには、「現実の演出実行頻度」を大きくし
ようとし、逆に、「現実の演出実行頻度」が「対抽選回
数標準値59」よりも大きいときには、「現実の演出実行
頻度」を小さくしようとするのである。そして、これに
より、「現実の演出実行頻度」を「対抽選回数標準値5
9」に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキの解消を図り、ひいては遊技者の興趣を高める
ようにしているのである。
【0158】また、本実施の形態に係る遊技機10は、
「現実の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段40による抽選結果毎に行うことにより、遊技が
単調にならないようにして、遊技者の興趣をより一層高
めるようにしているのである。また、本実施の形態に係
る遊技機10は、複数の演出パターンを設け、この中から
選択した1の演出パターンを実行することにより、遊技
が単調にならないようにして、遊技者の興趣をより一層
高めるようにしているのである。
「現実の演出実行頻度」のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段40による抽選結果毎に行うことにより、遊技が
単調にならないようにして、遊技者の興趣をより一層高
めるようにしているのである。また、本実施の形態に係
る遊技機10は、複数の演出パターンを設け、この中から
選択した1の演出パターンを実行することにより、遊技
が単調にならないようにして、遊技者の興趣をより一層
高めるようにしているのである。
【0159】また、本実施の形態に係る遊技機10は、1
の演出パターンの選択を、乱数を用いた抽選によって行
うことにより、遊技が単調にならないようにして、遊技
者の興趣をより一層高めるようにしているのである。ま
た、本実施の形態に係る遊技機10は、1の演出パターン
の選択を、入賞図柄抽選手段40による抽選結果毎に行う
ことにより、遊技が単調にならないようにして、遊技者
の興趣をより一層高めるようにしているのである。
の演出パターンの選択を、乱数を用いた抽選によって行
うことにより、遊技が単調にならないようにして、遊技
者の興趣をより一層高めるようにしているのである。ま
た、本実施の形態に係る遊技機10は、1の演出パターン
の選択を、入賞図柄抽選手段40による抽選結果毎に行う
ことにより、遊技が単調にならないようにして、遊技者
の興趣をより一層高めるようにしているのである。
【0160】更に、本実施の形態に係る遊技機10は、制
御装置20を主制御部21と副制御部22とによって構成する
とともに、演出に係る制御を副制御部22にて行うことに
より、主制御部21に対する負担を軽減させるようにして
いるのである。 (第2の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第2
の実施の形態を、図示例とともに説明する。
御装置20を主制御部21と副制御部22とによって構成する
とともに、演出に係る制御を副制御部22にて行うことに
より、主制御部21に対する負担を軽減させるようにして
いるのである。 (第2の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第2
の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0161】図5及び図6は、本実施の形態に係る遊技
機10の構成を示すブロック図、図7は、本実施の形態に
係る遊技機10の動作の概略を示すフローチャート図であ
る。図5に示すように、本実施の形態に係る遊技機10
は、第1の実施の形態に係る遊技機10が備える「演出行
否決定手段50」及び「演出パターン選択手段60」に代え
て、「演出態様選択手段80」を備えたものである。
機10の構成を示すブロック図、図7は、本実施の形態に
係る遊技機10の動作の概略を示すフローチャート図であ
る。図5に示すように、本実施の形態に係る遊技機10
は、第1の実施の形態に係る遊技機10が備える「演出行
否決定手段50」及び「演出パターン選択手段60」に代え
て、「演出態様選択手段80」を備えたものである。
【0162】また、図6に示すように、前記演出態様選
択手段80は、演出態様選択用の乱数を発生させるための
態様用乱数発生手段81と、態様用乱数発生手段81が発生
させた乱数を抽出するための態様用乱数抽出手段82と、
態様用乱数発生手段81が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターン及び演出を行わない旨を、それ
ぞれ異なる所定の割合で定めた2以上の演出態様テーブ
ル83と、2以上の演出態様テーブル83の中から1の演出
態様テーブル83を選択するためのテーブル選択手段54
と、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した1の演出態様テーブル83とを照合
して、1の演出パターンを選択するか、あるいは演出を
行わない旨を選択するための態様用抽選判定手段84とを
備えている。
択手段80は、演出態様選択用の乱数を発生させるための
態様用乱数発生手段81と、態様用乱数発生手段81が発生
させた乱数を抽出するための態様用乱数抽出手段82と、
態様用乱数発生手段81が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターン及び演出を行わない旨を、それ
ぞれ異なる所定の割合で定めた2以上の演出態様テーブ
ル83と、2以上の演出態様テーブル83の中から1の演出
態様テーブル83を選択するためのテーブル選択手段54
と、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した1の演出態様テーブル83とを照合
して、1の演出パターンを選択するか、あるいは演出を
行わない旨を選択するための態様用抽選判定手段84とを
備えている。
【0163】また、前記テーブル選択手段54は、1の演
出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を
選択するかの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウ
ンタ56と、1の演出パターンが選択された回数を記憶す
るための演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56の
カウント値、及び演出回数カウンタ57のカウント値か
ら、1の演出パターンが選択された頻度を計算するため
の頻度計算手段58と、1の演出パターンを選択するか、
あるいは演出を行わない旨を選択するかの抽選の回数に
対して、1の演出パターンが選択される確率の標準値を
定めた対抽選回数標準値59とを備えている。
出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を
選択するかの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウ
ンタ56と、1の演出パターンが選択された回数を記憶す
るための演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56の
カウント値、及び演出回数カウンタ57のカウント値か
ら、1の演出パターンが選択された頻度を計算するため
の頻度計算手段58と、1の演出パターンを選択するか、
あるいは演出を行わない旨を選択するかの抽選の回数に
対して、1の演出パターンが選択される確率の標準値を
定めた対抽選回数標準値59とを備えている。
【0164】更に、このテーブル選択手段54は、頻度計
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、1の演出パターンを高確率で選択する演出
態様テーブル83を選択し、頻度計算手段58が計算した頻
度が対遊技回数標準値よりも高いときには、1の演出パ
ターンを低確率で選択する演出態様テーブル83を選択す
るように形成されている。
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、1の演出パターンを高確率で選択する演出
態様テーブル83を選択し、頻度計算手段58が計算した頻
度が対遊技回数標準値よりも高いときには、1の演出パ
ターンを低確率で選択する演出態様テーブル83を選択す
るように形成されている。
【0165】そして、第1の実施の形態に係る遊技機10
が、「演出を行うか否かの決定」及び「演出を行うなら
ばどの演出パターンにするかの選択」を、それぞれ別々
の抽選によって行っていたのに対し、本実施の形態に係
る遊技機10は、「演出を行うか否かの決定」及び「演出
を行うならばどの演出パターンにするかの選択」を、1
回の抽選で同時に行うことにより、制御装置20の負担を
軽減させるようにしているものである。
が、「演出を行うか否かの決定」及び「演出を行うなら
ばどの演出パターンにするかの選択」を、それぞれ別々
の抽選によって行っていたのに対し、本実施の形態に係
る遊技機10は、「演出を行うか否かの決定」及び「演出
を行うならばどの演出パターンにするかの選択」を、1
回の抽選で同時に行うことにより、制御装置20の負担を
軽減させるようにしているものである。
【0166】以下、更に、本実施の形態に係る遊技機10
について詳述する。 (演出態様選択手段80)前記演出態様選択手段80は、あ
らかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の演出パ
ターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を選択
するためのものである。
について詳述する。 (演出態様選択手段80)前記演出態様選択手段80は、あ
らかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の演出パ
ターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を選択
するためのものである。
【0167】この演出態様選択手段80は、第1の実施の
形態に係る遊技機10が備える「演出行否決定手段50」と
「演出パターン選択手段60」とを組み合わせたようなも
のである。即ち、第1の実施の形態に係る遊技機10で
は、まず、演出行否決定手段50により、演出を行うか否
かの抽選が行われ、演出を行う旨の決定がなされると、
次に、演出パターン選択手段60により、どの演出パター
ンにするかの抽選が行われていたが、本実施の形態に係
る遊技機10では、演出態様選択手段80により、演出を行
うか否かの抽選、及びどの演出パターンにするかの抽選
が同時に行われるのである。
形態に係る遊技機10が備える「演出行否決定手段50」と
「演出パターン選択手段60」とを組み合わせたようなも
のである。即ち、第1の実施の形態に係る遊技機10で
は、まず、演出行否決定手段50により、演出を行うか否
かの抽選が行われ、演出を行う旨の決定がなされると、
次に、演出パターン選択手段60により、どの演出パター
ンにするかの抽選が行われていたが、本実施の形態に係
る遊技機10では、演出態様選択手段80により、演出を行
うか否かの抽選、及びどの演出パターンにするかの抽選
が同時に行われるのである。
【0168】また、この演出態様選択手段80は、態様用
乱数発生手段81と、態様用乱数抽出手段82と、2以上の
演出態様テーブル83と、テーブル選択手段54と、態様用
抽選判定手段84とを備えている。そして、この演出態様
選択手段80は、副制御部22が備えるROM上に所定のプ
ログラムを収納することによって形成されている。
乱数発生手段81と、態様用乱数抽出手段82と、2以上の
演出態様テーブル83と、テーブル選択手段54と、態様用
抽選判定手段84とを備えている。そして、この演出態様
選択手段80は、副制御部22が備えるROM上に所定のプ
ログラムを収納することによって形成されている。
【0169】以下、この演出態様選択手段80が備える各
手段について詳述する。 (態様用乱数発生手段81)前記態様用乱数発生手段81
は、演出態様選択用の乱数を発生させるためのものであ
る。この態様用乱数発生手段81は、第1の実施の形態で
示した図柄用乱数発生手段41と同様のものである。
手段について詳述する。 (態様用乱数発生手段81)前記態様用乱数発生手段81
は、演出態様選択用の乱数を発生させるためのものであ
る。この態様用乱数発生手段81は、第1の実施の形態で
示した図柄用乱数発生手段41と同様のものである。
【0170】即ち、この態様用乱数発生手段81は、0か
ら65535までの範囲の乱数を発生させる。また、こ
の態様用乱数発生手段81は、初期値を0として、655
35まで高速でカウント値を1ずつ加算し、65535
の次は再び0に戻る乱数カウンタによって構成されてい
る。
ら65535までの範囲の乱数を発生させる。また、こ
の態様用乱数発生手段81は、初期値を0として、655
35まで高速でカウント値を1ずつ加算し、65535
の次は再び0に戻る乱数カウンタによって構成されてい
る。
【0171】なお、態様用乱数発生手段81が発生させる
乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるもので
はなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよい。
また、態様用乱数発生手段81は、カウント値を1ずつ加
算する乱数カウンタを用いて構成される場合に限られ
ず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数を発生
させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加算によ
って乱数を発生させるものを用いて構成してもよい。 (態様用乱数抽出手段82)前記態様用乱数抽出手段82
は、態様用乱数発生手段81が発生させた乱数を抽出する
ためのものである。
乱数の範囲は、0〜65535の範囲に限られるもので
はなく、例えば、0〜16383の範囲としてもよい。
また、態様用乱数発生手段81は、カウント値を1ずつ加
算する乱数カウンタを用いて構成される場合に限られ
ず、例えば、ソフト乱数として平均採中法で乱数を発生
させるもの、あるいはソフト乱数として素数の加算によ
って乱数を発生させるものを用いて構成してもよい。 (態様用乱数抽出手段82)前記態様用乱数抽出手段82
は、態様用乱数発生手段81が発生させた乱数を抽出する
ためのものである。
【0172】この態様用乱数抽出手段82は、主制御部21
から副制御部22へ、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が入力されると、上記乱数カウンタからカウント値を抽
出するように形成されている。そして、この態様用乱数
抽出手段82は、副制御部22が備えるROM上に所定のプ
ログラムを収納することによって形成されている。
から副制御部22へ、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が入力されると、上記乱数カウンタからカウント値を抽
出するように形成されている。そして、この態様用乱数
抽出手段82は、副制御部22が備えるROM上に所定のプ
ログラムを収納することによって形成されている。
【0173】なお、本実施の形態では、結果として乱数
のような分布を示す数値が得られる手段を、態様用乱数
発生手段81あるいは態様用乱数抽出手段82に含めて考え
ている。 (演出態様テーブル83)前記演出態様テーブル83は、態
様用乱数発生手段81が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターンの中からいずれの演出パターン
を選択するか、あるいは演出を行わないかを、あらかじ
め所定の割合で定めたものである。
のような分布を示す数値が得られる手段を、態様用乱数
発生手段81あるいは態様用乱数抽出手段82に含めて考え
ている。 (演出態様テーブル83)前記演出態様テーブル83は、態
様用乱数発生手段81が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターンの中からいずれの演出パターン
を選択するか、あるいは演出を行わないかを、あらかじ
め所定の割合で定めたものである。
【0174】この演出態様テーブル83は、2以上備えら
れ、また、各演出態様テーブル83は、複数の演出パター
ンの中からいずれの演出パターンを選択するか、あるい
は演出を行わないかを、それぞれ異なる所定の割合で定
めている。また、この演出態様テーブル83は、入賞図柄
抽選手段40による抽選結果毎に定められている。
れ、また、各演出態様テーブル83は、複数の演出パター
ンの中からいずれの演出パターンを選択するか、あるい
は演出を行わないかを、それぞれ異なる所定の割合で定
めている。また、この演出態様テーブル83は、入賞図柄
抽選手段40による抽選結果毎に定められている。
【0175】そして、この演出態様テーブル83は、副制
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。なお、演出態様テーブル
83は、後述する対抽選回数標準値59を基準として定めら
れるものである。従って、演出態様テーブル83の具体例
については、対抽選回数標準値59のところで、対抽選回
数標準値59の具体例とともに詳述する。 (テーブル選択手段54)前記テーブル選択手段54は、2
以上の演出態様テーブル83の中から1の演出態様テーブ
ル83を選択するためのものである。
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。なお、演出態様テーブル
83は、後述する対抽選回数標準値59を基準として定めら
れるものである。従って、演出態様テーブル83の具体例
については、対抽選回数標準値59のところで、対抽選回
数標準値59の具体例とともに詳述する。 (テーブル選択手段54)前記テーブル選択手段54は、2
以上の演出態様テーブル83の中から1の演出態様テーブ
ル83を選択するためのものである。
【0176】このテーブル選択手段54は、1の演出パタ
ーンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を選択す
るかの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウンタ56
と、1の演出パターンが選択された回数を記憶するため
の演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56のカウン
ト値、及び演出回数カウンタ57のカウント値から、1の
演出パターンが選択された頻度を計算するための頻度計
算手段58と、1の演出パターンを選択するか、あるいは
演出を行わない旨を選択するかの抽選の回数に対して、
1の演出パターンが選択される確率の標準値を定めた対
抽選回数標準値59とを備えている。
ーンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を選択す
るかの抽選の回数を記憶するための抽選回数カウンタ56
と、1の演出パターンが選択された回数を記憶するため
の演出回数カウンタ57と、抽選回数カウンタ56のカウン
ト値、及び演出回数カウンタ57のカウント値から、1の
演出パターンが選択された頻度を計算するための頻度計
算手段58と、1の演出パターンを選択するか、あるいは
演出を行わない旨を選択するかの抽選の回数に対して、
1の演出パターンが選択される確率の標準値を定めた対
抽選回数標準値59とを備えている。
【0177】また、このテーブル選択手段54は、頻度計
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、1の演出パターンを高確率で選択する演出
態様テーブル83を選択し、頻度計算手段58が計算した頻
度が対抽選回数標準値59よりも高いときには、1の演出
パターンを低確率で選択する演出行否テーブル53を選択
するように形成されている。
算手段58が計算した頻度が対抽選回数標準値59よりも低
いときには、1の演出パターンを高確率で選択する演出
態様テーブル83を選択し、頻度計算手段58が計算した頻
度が対抽選回数標準値59よりも高いときには、1の演出
パターンを低確率で選択する演出行否テーブル53を選択
するように形成されている。
【0178】そして、このテーブル選択手段54は、副制
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。以下、このテーブル選択
手段54が備える各手段について詳述する。 (抽選回数カウンタ56)前記抽選回数カウンタ56は、1
の演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない
旨を選択するかの抽選の回数を記憶するためのものであ
る。
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。以下、このテーブル選択
手段54が備える各手段について詳述する。 (抽選回数カウンタ56)前記抽選回数カウンタ56は、1
の演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない
旨を選択するかの抽選の回数を記憶するためのものであ
る。
【0179】この抽選回数カウンタ56は、入賞図柄抽選
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の抽選回数カウンタ56は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、1の演出パターンを選択するか、あ
るいは演出を行わないかの抽選が行われる毎に、カウン
ト値を1ずつ加算するように形成されている。
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の抽選回数カウンタ56は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、1の演出パターンを選択するか、あ
るいは演出を行わないかの抽選が行われる毎に、カウン
ト値を1ずつ加算するように形成されている。
【0180】また、特定遊技当選用の抽選回数カウンタ
56、第1小役当選用の抽選回数カウンタ56、第2小役当
選用の抽選回数カウンタ56、第3小役当選用の抽選回数
カウンタ56、再遊技当選用の抽選回数カウンタ56、及び
ハズレ用の抽選回数カウンタ56についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この抽選回数カウンタ56は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (演出回数カウンタ57)前記演出回数カウンタ57は、演
出を行う旨の決定がなされた回数を記憶するためのもの
である。
56、第1小役当選用の抽選回数カウンタ56、第2小役当
選用の抽選回数カウンタ56、第3小役当選用の抽選回数
カウンタ56、再遊技当選用の抽選回数カウンタ56、及び
ハズレ用の抽選回数カウンタ56についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この抽選回数カウンタ56は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (演出回数カウンタ57)前記演出回数カウンタ57は、演
出を行う旨の決定がなされた回数を記憶するためのもの
である。
【0181】この演出回数カウンタ57も、入賞図柄抽選
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の演出回数カウンタ57は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、1の演出パターンが選択される毎
に、カウント値を1ずつ加算するように形成されてい
る。
手段40による抽選結果毎に備えられている。具体的に
は、特定導入遊技当選用の演出回数カウンタ57は、入賞
図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技当選とな
った場合において、1の演出パターンが選択される毎
に、カウント値を1ずつ加算するように形成されてい
る。
【0182】また、特定遊技当選用の演出回数カウンタ
57、第1小役当選用の演出回数カウンタ57、第2小役当
選用の演出回数カウンタ57、第3小役当選用の演出回数
カウンタ57、再遊技当選用の演出回数カウンタ57、及び
ハズレ用の演出回数カウンタ57についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この演出回数カウンタ57は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (頻度計算手段58)前記頻度計算手段58は、抽選回数カ
ウンタ56のカウント値、及び演出回数カウンタ57のカウ
ント値から、1の演出パターンが選択された頻度を計算
するためのものである。
57、第1小役当選用の演出回数カウンタ57、第2小役当
選用の演出回数カウンタ57、第3小役当選用の演出回数
カウンタ57、再遊技当選用の演出回数カウンタ57、及び
ハズレ用の演出回数カウンタ57についても、具体的には
示さないが、上述したものと同様に形成されている。そ
して、この演出回数カウンタ57は、副制御部22が備える
ROM上に所定のプログラムを収納することによって形
成されている。 (頻度計算手段58)前記頻度計算手段58は、抽選回数カ
ウンタ56のカウント値、及び演出回数カウンタ57のカウ
ント値から、1の演出パターンが選択された頻度を計算
するためのものである。
【0183】ここで、1の演出パターンが選択される
と、演出実行手段70により現実に演出が実行されること
から、1の演出パターンが選択された頻度は、「現実の
演出実行頻度」ということができる。具体的には、この
頻度計算手段58は、例えば、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が5であれば、5÷10×100より、1の演出
パターンが選択された頻度(現実の演出実行頻度)は5
0%であると計算し、また、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が10であれば、10÷10×100より、1の
演出パターンが選択された頻度(現実の演出実行頻度)
は100%であると計算する。
と、演出実行手段70により現実に演出が実行されること
から、1の演出パターンが選択された頻度は、「現実の
演出実行頻度」ということができる。具体的には、この
頻度計算手段58は、例えば、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が5であれば、5÷10×100より、1の演出
パターンが選択された頻度(現実の演出実行頻度)は5
0%であると計算し、また、抽選回数カウンタ56のカウ
ント値が10であり、かつ、演出回数カウンタ57のカウ
ント値が10であれば、10÷10×100より、1の
演出パターンが選択された頻度(現実の演出実行頻度)
は100%であると計算する。
【0184】そして、この頻度計算手段58は、副制御部
22が備えるROM上に所定のプログラムを収納すること
によって形成されている。 (対抽選回数標準値59)前記対抽選回数標準値59は、1
の演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない
旨を選択するかの抽選の回数に対して、1の演出パター
ンが選択される確率の標準値を定めたものである。
22が備えるROM上に所定のプログラムを収納すること
によって形成されている。 (対抽選回数標準値59)前記対抽選回数標準値59は、1
の演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わない
旨を選択するかの抽選の回数に対して、1の演出パター
ンが選択される確率の標準値を定めたものである。
【0185】この対抽選回数標準値59も、入賞図柄抽選
手段40による抽選結果毎に定められている。具体的に
は、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技
当選となった場合の対抽選回数標準値59については、例
えば、80%と定めることができる。また、この場合の
演出態様テーブル83については、1の演出パターンを9
0%の確率で選択するものと、1の演出パターンを70
%の確率で選択するものとを備えることができる。
手段40による抽選結果毎に定められている。具体的に
は、入賞図柄抽選手段40による抽選結果が特定導入遊技
当選となった場合の対抽選回数標準値59については、例
えば、80%と定めることができる。また、この場合の
演出態様テーブル83については、1の演出パターンを9
0%の確率で選択するものと、1の演出パターンを70
%の確率で選択するものとを備えることができる。
【0186】そうすると、入賞図柄抽選手段40による抽
選結果が特定導入遊技当選となった場合における「現実
の演出実行頻度」を80%に近づけるようにして、「現
実の演出実行頻度」のバラツキを解消できることとな
る。ここで、1の演出パターンを90%の確率で選択す
る演出態様テーブル83の一例を、下記の表3に示す。
選結果が特定導入遊技当選となった場合における「現実
の演出実行頻度」を80%に近づけるようにして、「現
実の演出実行頻度」のバラツキを解消できることとな
る。ここで、1の演出パターンを90%の確率で選択す
る演出態様テーブル83の一例を、下記の表3に示す。
【0187】
【表3】
【0188】これにより、6553/65536(約1
0%)の確率で、演出を行わない旨が選択されることが
期待される。また、40000/65536の確率で演
出パターンAが選択され、また、5000/65536
の確率で演出パターンB、又は演出パターンCが選択さ
れ、また、8983/65536の確率で演出パターン
Dが選択されることが期待される。即ち、約90%の確
率で、演出パターンAから演出パターンDまでのうちい
ずれか1の演出パターンが選択されることが期待される
のである。
0%)の確率で、演出を行わない旨が選択されることが
期待される。また、40000/65536の確率で演
出パターンAが選択され、また、5000/65536
の確率で演出パターンB、又は演出パターンCが選択さ
れ、また、8983/65536の確率で演出パターン
Dが選択されることが期待される。即ち、約90%の確
率で、演出パターンAから演出パターンDまでのうちい
ずれか1の演出パターンが選択されることが期待される
のである。
【0189】また、1の演出パターンを70%の確率で
選択する演出態様テーブル83の一例を、下記の表4に示
す。
選択する演出態様テーブル83の一例を、下記の表4に示
す。
【0190】
【表4】
【0191】これにより、19659/65536(約
30%)の確率で、演出を行わない旨が選択されること
が期待される。また、30000/65536の確率で
演出パターンAが選択され、また、5000/6553
6の確率で演出パターンB、又は演出パターンCが選択
され、また、5877/65536の確率で演出パター
ンDが選択されることが期待される。即ち、約70%の
確率で、演出パターンAから演出パターンDまでのうち
いずれか1の演出パターンが選択されることが期待され
るのである。
30%)の確率で、演出を行わない旨が選択されること
が期待される。また、30000/65536の確率で
演出パターンAが選択され、また、5000/6553
6の確率で演出パターンB、又は演出パターンCが選択
され、また、5877/65536の確率で演出パター
ンDが選択されることが期待される。即ち、約70%の
確率で、演出パターンAから演出パターンDまでのうち
いずれか1の演出パターンが選択されることが期待され
るのである。
【0192】また、入賞図柄抽選手段40による抽選結果
が特定遊技当選、第1小役当選、第2小役当選、第3小
役当選、再遊技当選、又はハズレとなった場合の対抽選
回数標準値59、及び演出態様テーブル83についても、具
体的には示さないが、上述した場合と同様に形成するこ
とができる。そして、この対抽選回数標準値59は、副制
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。
が特定遊技当選、第1小役当選、第2小役当選、第3小
役当選、再遊技当選、又はハズレとなった場合の対抽選
回数標準値59、及び演出態様テーブル83についても、具
体的には示さないが、上述した場合と同様に形成するこ
とができる。そして、この対抽選回数標準値59は、副制
御部22が備えるROM上に所定のプログラムを収納する
ことによって形成されている。
【0193】なお、対抽選回数標準値59、及び演出態様
テーブル83は、上述したものに限定されるものではな
い。 (態様用抽選判定手段84)前記態様用抽選判定手段84
は、態様用乱数抽出手段82が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した1の演出態様テーブル83とを照合
して、1の演出パターンを選択するか、あるいは演出を
行わないかの抽選判定を行うためのものである。
テーブル83は、上述したものに限定されるものではな
い。 (態様用抽選判定手段84)前記態様用抽選判定手段84
は、態様用乱数抽出手段82が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した1の演出態様テーブル83とを照合
して、1の演出パターンを選択するか、あるいは演出を
行わないかの抽選判定を行うためのものである。
【0194】この態様用抽選判定手段84は、副制御部22
が備えるROM上に所定のプログラムを収納することに
よって形成されている。 (遊技機10の動作)次に、本実施の形態に係る遊技機10
の動作のうち、演出に係る部分を、図7とともに説明す
る。
が備えるROM上に所定のプログラムを収納することに
よって形成されている。 (遊技機10の動作)次に、本実施の形態に係る遊技機10
の動作のうち、演出に係る部分を、図7とともに説明す
る。
【0195】副制御部22に、入賞図柄抽選手段40による
抽選結果が入力されると、まず、態様用乱数抽出手段82
により、乱数の抽出が行われる(S200)。次に、頻
度計算手段58により、「現実の演出実行頻度」の計算が
行われる(S201)。次に、テーブル選択手段54によ
り、「現実の演出実行頻度」と「対抽選回数標準値59」
との比較が行われる(S202)。
抽選結果が入力されると、まず、態様用乱数抽出手段82
により、乱数の抽出が行われる(S200)。次に、頻
度計算手段58により、「現実の演出実行頻度」の計算が
行われる(S201)。次に、テーブル選択手段54によ
り、「現実の演出実行頻度」と「対抽選回数標準値59」
との比較が行われる(S202)。
【0196】S202において「現実の演出実行頻度」
が「対抽選回数標準値59」よりも小さい判断されれば、
1の演出パターンを高確率で選択する演出態様テーブル
83が選択される(S203)。一方、S202において
「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数標準値59」より
も大きいと判断されれば、1の演出パターンを低確率で
選択する演出態様テーブル83が選択される(S20
4)。
が「対抽選回数標準値59」よりも小さい判断されれば、
1の演出パターンを高確率で選択する演出態様テーブル
83が選択される(S203)。一方、S202において
「現実の演出実行頻度」が「対抽選回数標準値59」より
も大きいと判断されれば、1の演出パターンを低確率で
選択する演出態様テーブル83が選択される(S20
4)。
【0197】次に、態様用抽選判定手段84により、態様
用乱数抽出手段82が抽出した乱数と、テーブル選択手段
54が選択した演出態様テーブル83との照合が行われ(S
205)、1の演出パターンを選択するか、あるいは演
出を行わないかの判断が行われる(S206)。S20
6において1の演出パターンが選択されると、次に、演
出実行手段70により、そのパターンの演出が実行される
(S207)。そして、演出が実行されると、演出を実
行した旨の記憶がなされる(S208)。具体的には、
抽選回数カウンタ56及び演出回数カウンタ57の双方のカ
ウント値が1ずつ加算される。
用乱数抽出手段82が抽出した乱数と、テーブル選択手段
54が選択した演出態様テーブル83との照合が行われ(S
205)、1の演出パターンを選択するか、あるいは演
出を行わないかの判断が行われる(S206)。S20
6において1の演出パターンが選択されると、次に、演
出実行手段70により、そのパターンの演出が実行される
(S207)。そして、演出が実行されると、演出を実
行した旨の記憶がなされる(S208)。具体的には、
抽選回数カウンタ56及び演出回数カウンタ57の双方のカ
ウント値が1ずつ加算される。
【0198】一方、S206において演出を行わない旨
が選択されると、何の演出も実行されることなく、演出
を実行しなかった旨の記憶がなされる(S208)。具
体的には、抽選回数カウンタ56のカウント値は1加算さ
れるものの、演出回数カウンタ57のカウント値について
は、そのまま維持される。そして、一連の動作が終了す
る。
が選択されると、何の演出も実行されることなく、演出
を実行しなかった旨の記憶がなされる(S208)。具
体的には、抽選回数カウンタ56のカウント値は1加算さ
れるものの、演出回数カウンタ57のカウント値について
は、そのまま維持される。そして、一連の動作が終了す
る。
【0199】このように、本実施の形態に係る遊技機10
は、第1の実施の形態に係る遊技機10が備える「演出行
否決定手段50」及び「演出パターン選択手段60」に代え
て、「演出態様選択手段80」を備えている。また、「演
出態様選択手段80」は、第1の実施の形態に係る遊技機
10が備える「演出行否決定手段50」と「演出パターン選
択手段60」とを組み合わせたようなものであって、第1
の実施の形態に係る遊技機10では別々に行われていた
「演出を行うか否かの決定」と「どの演出パターンにす
るかの選択」とを1回の抽選で同時に行うものである。
は、第1の実施の形態に係る遊技機10が備える「演出行
否決定手段50」及び「演出パターン選択手段60」に代え
て、「演出態様選択手段80」を備えている。また、「演
出態様選択手段80」は、第1の実施の形態に係る遊技機
10が備える「演出行否決定手段50」と「演出パターン選
択手段60」とを組み合わせたようなものであって、第1
の実施の形態に係る遊技機10では別々に行われていた
「演出を行うか否かの決定」と「どの演出パターンにす
るかの選択」とを1回の抽選で同時に行うものである。
【0200】そして、本実施の形態に係る遊技機10は、
「演出を行うか否かの決定」及び「演出を行うならばど
の演出パターンにするかの選択」を、1回の抽選で同時
に行うことにより、制御装置20の負担を軽減させるよう
にしているものである。 (第3の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第3
の実施の形態について説明する。
「演出を行うか否かの決定」及び「演出を行うならばど
の演出パターンにするかの選択」を、1回の抽選で同時
に行うことにより、制御装置20の負担を軽減させるよう
にしているものである。 (第3の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第3
の実施の形態について説明する。
【0201】本実施の形態に係る遊技機10は、第1又は
第2の実施の形態に係る遊技機10の構成に加え、抽選回
数カウンタ56は、抽選回数がn回に至るまでは、抽選が
行われる毎にカウント値を1ずつ加算するとともに、抽
選回数がn回を超えたときには、カウント値をnのまま
維持するように形成され、演出回数カウンタ57は、抽選
結果が演出を行う旨となる毎にカウント値を1ずつ加算
するとともに、抽選回数がn回を超えた場合において、
n回前の抽選結果が演出を行う旨であるときには、カウ
ント値を1減算するように形成されているものである。
第2の実施の形態に係る遊技機10の構成に加え、抽選回
数カウンタ56は、抽選回数がn回に至るまでは、抽選が
行われる毎にカウント値を1ずつ加算するとともに、抽
選回数がn回を超えたときには、カウント値をnのまま
維持するように形成され、演出回数カウンタ57は、抽選
結果が演出を行う旨となる毎にカウント値を1ずつ加算
するとともに、抽選回数がn回を超えた場合において、
n回前の抽選結果が演出を行う旨であるときには、カウ
ント値を1減算するように形成されているものである。
【0202】ここで、演出を行うか否かを抽選によって
決定する場合、抽選回数が十分に大きければ、「現実の
演出実行頻度」は、ほぼ一定の値を示すことが期待され
る。ただ、抽選回数が少なければ少ないほど、「現実の
演出実行頻度」にバラツキが生じやすくなる。そこで、
本実施の形態に係る遊技機10は、直近のn回の遊技につ
いての「現実の演出実行頻度」を求め、この直近のn回
の遊技についての「現実の演出実行頻度」をもとに、1
の演出行否テーブル53又は1の演出態様テーブル83を選
択することにより、直近のn回の遊技にだけ注目して
も、「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じないよう
にしようというものである。
決定する場合、抽選回数が十分に大きければ、「現実の
演出実行頻度」は、ほぼ一定の値を示すことが期待され
る。ただ、抽選回数が少なければ少ないほど、「現実の
演出実行頻度」にバラツキが生じやすくなる。そこで、
本実施の形態に係る遊技機10は、直近のn回の遊技につ
いての「現実の演出実行頻度」を求め、この直近のn回
の遊技についての「現実の演出実行頻度」をもとに、1
の演出行否テーブル53又は1の演出態様テーブル83を選
択することにより、直近のn回の遊技にだけ注目して
も、「現実の演出実行頻度」にバラツキが生じないよう
にしようというものである。
【0203】即ち、抽選回数カウンタ56については、抽
選回数がn回に至るまでは、抽選が行われる毎にカウン
ト値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がn回を超え
たときには、カウント値をnのまま維持するように形成
し、一方、演出回数カウンタ57については、抽選結果が
演出を行う旨となる毎にカウント値を1ずつ加算すると
ともに、抽選回数がn回を超えた場合において、n回前
の抽選結果が演出を行う旨であるときには、カウント値
を1減算するように形成することにより、直近のn回の
遊技についての「現実の演出実行頻度」を求めることが
できる。
選回数がn回に至るまでは、抽選が行われる毎にカウン
ト値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がn回を超え
たときには、カウント値をnのまま維持するように形成
し、一方、演出回数カウンタ57については、抽選結果が
演出を行う旨となる毎にカウント値を1ずつ加算すると
ともに、抽選回数がn回を超えた場合において、n回前
の抽選結果が演出を行う旨であるときには、カウント値
を1減算するように形成することにより、直近のn回の
遊技についての「現実の演出実行頻度」を求めることが
できる。
【0204】そして、直近のn回の遊技についての「現
実の演出実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル53
又は1の演出態様テーブル83を選択することにより、直
近のn回の遊技にだけ注目しても、「現実の演出実行頻
度」にバラツキが生じないようにすることができるので
ある。更に、n回より前の遊技のデータを削除すること
により、制御装置20に対する負担を軽減させることがで
きるのである。 (第4の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第4
の実施の形態を、図示例とともに説明する。
実の演出実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル53
又は1の演出態様テーブル83を選択することにより、直
近のn回の遊技にだけ注目しても、「現実の演出実行頻
度」にバラツキが生じないようにすることができるので
ある。更に、n回より前の遊技のデータを削除すること
により、制御装置20に対する負担を軽減させることがで
きるのである。 (第4の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第4
の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0205】図8は、本実施の形態に係る遊技機10の動
作の概略を示すフローチャート図である。本実施の形態
に係る遊技機10は、第1の実施の形態に係る遊技機10よ
りも、バラツキ解消の精度を向上させたものである。具
体的には、本実施の形態に係る遊技機10は、第1の実施
の形態に係る遊技機10の構成に加え、対抽選回数標準値
59として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この標
準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備えてい
るとともに、演出行否テーブル53として、標準上方値よ
りも高確率で演出を行う旨を定めた高確率行否テーブル
と、標準上方値よりも低確率、かつ、標準下方値よりも
高確率で演出を行う旨を定めた中確率行否テーブルと、
標準下方値よりも低確率で演出を行う旨を定めた低確率
行否テーブルとを備えている。
作の概略を示すフローチャート図である。本実施の形態
に係る遊技機10は、第1の実施の形態に係る遊技機10よ
りも、バラツキ解消の精度を向上させたものである。具
体的には、本実施の形態に係る遊技機10は、第1の実施
の形態に係る遊技機10の構成に加え、対抽選回数標準値
59として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この標
準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備えてい
るとともに、演出行否テーブル53として、標準上方値よ
りも高確率で演出を行う旨を定めた高確率行否テーブル
と、標準上方値よりも低確率、かつ、標準下方値よりも
高確率で演出を行う旨を定めた中確率行否テーブルと、
標準下方値よりも低確率で演出を行う旨を定めた低確率
行否テーブルとを備えている。
【0206】更に、本実施の形態に係る遊技機10は、演
出を行う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低
いときには、高確率行否テーブルを選択し、演出を行う
旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準
上方値よりも高いときには、低確率行否テーブルを選択
するように形成されている。
出を行う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低
いときには、高確率行否テーブルを選択し、演出を行う
旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準
上方値よりも高いときには、低確率行否テーブルを選択
するように形成されている。
【0207】そして、本実施の形態に係る遊技機10は、
対抽選回数標準値59として「標準上方値」と「標準下方
値」とを備えるとともに、演出行否テーブル53として
「高確率行否テーブル」と「中確率行否テーブル」と
「低確率行否テーブル」とを備え、現実の演出実行頻度
が標準下方値よりも低いときには、高確率行否テーブル
を選択し、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも高
く、かつ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否
テーブルを選択し、現実の演出実行頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率行否テーブルを選択すること
により、バラツキ解消の精度を向上させようというもの
である。
対抽選回数標準値59として「標準上方値」と「標準下方
値」とを備えるとともに、演出行否テーブル53として
「高確率行否テーブル」と「中確率行否テーブル」と
「低確率行否テーブル」とを備え、現実の演出実行頻度
が標準下方値よりも低いときには、高確率行否テーブル
を選択し、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも高
く、かつ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否
テーブルを選択し、現実の演出実行頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率行否テーブルを選択すること
により、バラツキ解消の精度を向上させようというもの
である。
【0208】具体的には、例えば、入賞図柄抽選手段40
による抽選結果が特定導入遊技当選となった場合の標準
上方値ついては80%と定め、標準下方値ついては70
%と定めることができる。また、この場合の高確率行否
テーブルについては、演出を行う旨を90%の割合で定
め、中確率行否テーブルについては、演出を行う旨を7
5%の割合で定め、低確率行否テーブルについては、演
出を行う旨を60%の割合で定めることができる。
による抽選結果が特定導入遊技当選となった場合の標準
上方値ついては80%と定め、標準下方値ついては70
%と定めることができる。また、この場合の高確率行否
テーブルについては、演出を行う旨を90%の割合で定
め、中確率行否テーブルについては、演出を行う旨を7
5%の割合で定め、低確率行否テーブルについては、演
出を行う旨を60%の割合で定めることができる。
【0209】そうすると、「現実の演出実行頻度」を7
5%に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキを解消することができ、更には、対抽選回数標
準値59が1つであり、かつ、演出行否テーブル53が2つ
である場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ
ることができるのである。以下に、本実施の形態に係る
遊技機10の動作のうち、演出に係る部分を、図8ととも
に説明する。
5%に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキを解消することができ、更には、対抽選回数標
準値59が1つであり、かつ、演出行否テーブル53が2つ
である場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ
ることができるのである。以下に、本実施の形態に係る
遊技機10の動作のうち、演出に係る部分を、図8ととも
に説明する。
【0210】副制御部22に、入賞図柄抽選手段40による
抽選結果が入力されると、まず、行否用乱数抽出手段52
により、乱数の抽出が行われる(S300)。次に、頻
度計算手段58により、「現実の演出実行頻度」の計算が
行われる(S301)。次に、テーブル選択手段54によ
り、「現実の演出実行頻度」と「標準下方値」との比較
が行われる(S302)。
抽選結果が入力されると、まず、行否用乱数抽出手段52
により、乱数の抽出が行われる(S300)。次に、頻
度計算手段58により、「現実の演出実行頻度」の計算が
行われる(S301)。次に、テーブル選択手段54によ
り、「現実の演出実行頻度」と「標準下方値」との比較
が行われる(S302)。
【0211】S302において「現実の演出実行頻度」
が「標準下方値」よりも小さいと判断されれば、高確率
行否テーブルが選択される(S303)。一方、S30
2において「現実の演出実行頻度」が「標準下方値」よ
りも大きいと判断されれば、次に、「現実の演出実行頻
度」と「標準上方値」との比較が行われる(S30
4)。
が「標準下方値」よりも小さいと判断されれば、高確率
行否テーブルが選択される(S303)。一方、S30
2において「現実の演出実行頻度」が「標準下方値」よ
りも大きいと判断されれば、次に、「現実の演出実行頻
度」と「標準上方値」との比較が行われる(S30
4)。
【0212】S304において「現実の演出実行頻度」
が「標準上方値」よりも小さいと判断されれば、中確率
行否テーブルが選択される(S305)。一方、S30
4において「現実の演出実行頻度」が「標準上方値」よ
りも大きいと判断されれば、高確率行否テーブルが選択
される(S306)。次に、行否用抽選判定手段55によ
り、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した高確率行否テーブル、中確率行否
テーブル、又は低確率行否テーブルとの照合が行われ
(S307)、演出を行うか否かの判断が行われる(S
308)。
が「標準上方値」よりも小さいと判断されれば、中確率
行否テーブルが選択される(S305)。一方、S30
4において「現実の演出実行頻度」が「標準上方値」よ
りも大きいと判断されれば、高確率行否テーブルが選択
される(S306)。次に、行否用抽選判定手段55によ
り、行否用乱数抽出手段52が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した高確率行否テーブル、中確率行否
テーブル、又は低確率行否テーブルとの照合が行われ
(S307)、演出を行うか否かの判断が行われる(S
308)。
【0213】S308において演出を行うと判断されれ
ば、次に、演出パターン選択手段60により、1の演出パ
ターンの選択が行われる(S309)。そして、1の演
出パターンが選択されると、演出実行手段70により、そ
のパターンの演出が実行される(S310)。そして、
演出が実行されると、演出を実行した旨の記憶がなされ
る(S311)。具体的には、抽選回数カウンタ56及び
演出回数カウンタ57の双方のカウント値が1ずつ加算さ
れる。
ば、次に、演出パターン選択手段60により、1の演出パ
ターンの選択が行われる(S309)。そして、1の演
出パターンが選択されると、演出実行手段70により、そ
のパターンの演出が実行される(S310)。そして、
演出が実行されると、演出を実行した旨の記憶がなされ
る(S311)。具体的には、抽選回数カウンタ56及び
演出回数カウンタ57の双方のカウント値が1ずつ加算さ
れる。
【0214】一方、S308において演出を行わないと
判断されれば、何の演出も実行されることなく、演出を
実行しなかった旨の記憶がなされる(S311)。具体
的には、抽選回数カウンタ56のカウント値は1加算され
るものの、演出回数カウンタ57のカウント値について
は、そのまま維持される。そして、一連の動作が終了す
る。
判断されれば、何の演出も実行されることなく、演出を
実行しなかった旨の記憶がなされる(S311)。具体
的には、抽選回数カウンタ56のカウント値は1加算され
るものの、演出回数カウンタ57のカウント値について
は、そのまま維持される。そして、一連の動作が終了す
る。
【0215】このように、本実施の形態に係る遊技機10
は、対抽選回数標準値59として「標準上方値」と「標準
下方値」とを備えるとともに、演出行否テーブル53とし
て「高確率行否テーブル」と「中確率行否テーブル」と
「低確率行否テーブル」とを備え、現実の演出実行頻度
が標準下方値よりも低いときには、高確率行否テーブル
を選択し、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも高
く、かつ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否
テーブルを選択し、現実の演出実行頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率行否テーブルを選択するよう
に形成されている。
は、対抽選回数標準値59として「標準上方値」と「標準
下方値」とを備えるとともに、演出行否テーブル53とし
て「高確率行否テーブル」と「中確率行否テーブル」と
「低確率行否テーブル」とを備え、現実の演出実行頻度
が標準下方値よりも低いときには、高確率行否テーブル
を選択し、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも高
く、かつ、標準上方値よりも低いときには、中確率行否
テーブルを選択し、現実の演出実行頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率行否テーブルを選択するよう
に形成されている。
【0216】そして、これにより、対抽選回数標準値59
が1つであり、かつ、演出行否テーブル53が2つである
場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ、ひい
ては遊技者の興趣をより一層高めるようにしているので
ある。 (第5の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第5
の実施の形態を、図示例とともに説明する。
が1つであり、かつ、演出行否テーブル53が2つである
場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ、ひい
ては遊技者の興趣をより一層高めるようにしているので
ある。 (第5の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第5
の実施の形態を、図示例とともに説明する。
【0217】図9は、本実施の形態に係る遊技機10の動
作の概略を示すフローチャート図である。本実施の形態
に係る遊技機10は、第2の実施の形態に係る遊技機10よ
りも、バラツキ解消の精度を向上させたものである。具
体的には、本実施の形態に係る遊技機10は、第2の実施
の形態に係る遊技機10の構成に加え、対抽選回数標準値
59として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この標
準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備えてい
るとともに、演出態様テーブル83として、標準上方値よ
りも高確率で演出を行う旨を定めた高確率態様テーブル
と、標準上方値よりも低確率、かつ、標準下方値よりも
高確率で演出を行う旨を定めた中確率態様テーブルと、
標準下方値よりも低確率で演出を行う旨を定めた低確率
態様テーブルとを備えている。
作の概略を示すフローチャート図である。本実施の形態
に係る遊技機10は、第2の実施の形態に係る遊技機10よ
りも、バラツキ解消の精度を向上させたものである。具
体的には、本実施の形態に係る遊技機10は、第2の実施
の形態に係る遊技機10の構成に加え、対抽選回数標準値
59として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この標
準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備えてい
るとともに、演出態様テーブル83として、標準上方値よ
りも高確率で演出を行う旨を定めた高確率態様テーブル
と、標準上方値よりも低確率、かつ、標準下方値よりも
高確率で演出を行う旨を定めた中確率態様テーブルと、
標準下方値よりも低確率で演出を行う旨を定めた低確率
態様テーブルとを備えている。
【0218】更に、本実施の形態に係る遊技機10は、演
出を行う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低
いときには、高確率態様テーブルを選択し、演出を行う
旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率態様テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準
上方値よりも高いときには、低確率態様テーブルを選択
するように形成されている。
出を行う旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも低
いときには、高確率態様テーブルを選択し、演出を行う
旨の決定がなされた頻度が標準下方値よりも高く、か
つ、標準上方値よりも低いときには、中確率態様テーブ
ルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度が標準
上方値よりも高いときには、低確率態様テーブルを選択
するように形成されている。
【0219】そして、本実施の形態に係る遊技機10は、
対抽選回数標準値59として「標準上方値」と「標準下方
値」とを備えるとともに、演出行否テーブル53として
「高確率態様テーブル」と「中確率態様テーブル」と
「低確率態様テーブル」とを備え、現実の演出実行頻度
が標準下方値よりも低いときには、高確率態様テーブル
を選択し、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも高
く、かつ、標準上方値よりも低いときには、中確率態様
テーブルを選択し、現実の演出実行頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率態様テーブルを選択すること
により、バラツキ解消の精度を向上させようというもの
である。
対抽選回数標準値59として「標準上方値」と「標準下方
値」とを備えるとともに、演出行否テーブル53として
「高確率態様テーブル」と「中確率態様テーブル」と
「低確率態様テーブル」とを備え、現実の演出実行頻度
が標準下方値よりも低いときには、高確率態様テーブル
を選択し、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも高
く、かつ、標準上方値よりも低いときには、中確率態様
テーブルを選択し、現実の演出実行頻度が標準上方値よ
りも高いときには、低確率態様テーブルを選択すること
により、バラツキ解消の精度を向上させようというもの
である。
【0220】具体的には、例えば、入賞図柄抽選手段40
による抽選結果が特定導入遊技当選となった場合の標準
上方値ついては80%と定め、標準下方値ついては70
%と定めることができる。また、この場合、1の演出パ
ターンを90%の確率で選択する高確率態様テーブル
と、1の演出パターンを75%の確率で選択する中確率
態様テーブルと、1の演出パターンを60%の確率で選
択する低確率態様テーブルとを備えることができる。
による抽選結果が特定導入遊技当選となった場合の標準
上方値ついては80%と定め、標準下方値ついては70
%と定めることができる。また、この場合、1の演出パ
ターンを90%の確率で選択する高確率態様テーブル
と、1の演出パターンを75%の確率で選択する中確率
態様テーブルと、1の演出パターンを60%の確率で選
択する低確率態様テーブルとを備えることができる。
【0221】そうすると、「現実の演出実行頻度」を7
5%に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキを解消することができ、更には、対抽選回数標
準値59が1つであり、かつ、演出態様テーブル83が2つ
である場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ
ることができるのである。以下に、本実施の形態に係る
遊技機10の動作のうち、演出に係る部分を、図9ととも
に説明する。
5%に近づけるようにして、「現実の演出実行頻度」の
バラツキを解消することができ、更には、対抽選回数標
準値59が1つであり、かつ、演出態様テーブル83が2つ
である場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ
ることができるのである。以下に、本実施の形態に係る
遊技機10の動作のうち、演出に係る部分を、図9ととも
に説明する。
【0222】副制御部22に、入賞図柄抽選手段40による
抽選結果が入力されると、まず、態様用乱数抽出手段82
により、乱数の抽出が行われる(S400)。次に、頻
度計算手段58により、「現実の演出実行頻度」の計算が
行われる(S401)。次に、テーブル選択手段54によ
り、「現実の演出実行頻度」と「標準下方値」との比較
が行われる(S402)。
抽選結果が入力されると、まず、態様用乱数抽出手段82
により、乱数の抽出が行われる(S400)。次に、頻
度計算手段58により、「現実の演出実行頻度」の計算が
行われる(S401)。次に、テーブル選択手段54によ
り、「現実の演出実行頻度」と「標準下方値」との比較
が行われる(S402)。
【0223】S402において「現実の演出実行頻度」
が「標準下方値」よりも小さいと判断されれば、高確率
態様テーブルが選択される(S403)。一方、S40
2において「現実の演出実行頻度」が「標準下方値」よ
りも大きいと判断されれば、次に、「現実の演出実行頻
度」と「標準上方値」との比較が行われる(S40
4)。
が「標準下方値」よりも小さいと判断されれば、高確率
態様テーブルが選択される(S403)。一方、S40
2において「現実の演出実行頻度」が「標準下方値」よ
りも大きいと判断されれば、次に、「現実の演出実行頻
度」と「標準上方値」との比較が行われる(S40
4)。
【0224】S404において「現実の演出実行頻度」
が「標準上方値」よりも小さいと判断されれば、中確率
態様テーブルが選択される(S405)。一方、S40
4において「現実の演出実行頻度」が「標準上方値」よ
りも大きいと判断されれば、高確率態様テーブルが選択
される(S406)。次に、態様用抽選判定手段84によ
り、態様用乱数抽出手段82が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した高確率態様テーブル、中確率態様
テーブル、又は低確率態様テーブルとの照合が行われ
(S407)、1の演出パターンを選択するか、あるい
は演出を行わないかの判断が行われる(S408)。
が「標準上方値」よりも小さいと判断されれば、中確率
態様テーブルが選択される(S405)。一方、S40
4において「現実の演出実行頻度」が「標準上方値」よ
りも大きいと判断されれば、高確率態様テーブルが選択
される(S406)。次に、態様用抽選判定手段84によ
り、態様用乱数抽出手段82が抽出した乱数と、テーブル
選択手段54が選択した高確率態様テーブル、中確率態様
テーブル、又は低確率態様テーブルとの照合が行われ
(S407)、1の演出パターンを選択するか、あるい
は演出を行わないかの判断が行われる(S408)。
【0225】S408において1の演出パターンが選択
されると、次に、演出実行手段70により、そのパターン
の演出が実行される(S409)。そして、演出が実行
されると、演出を実行した旨の記憶がなされる(S41
0)。具体的には、抽選回数カウンタ56及び演出回数カ
ウンタ57の双方のカウント値が1ずつ加算される。一
方、S408において演出を行わない旨が選択される
と、何の演出も実行されることなく、演出を実行しなか
った旨の記憶がなされる(S410)。具体的には、抽
選回数カウンタ56のカウント値は1加算されるものの、
演出回数カウンタ57のカウント値については、そのまま
維持される。
されると、次に、演出実行手段70により、そのパターン
の演出が実行される(S409)。そして、演出が実行
されると、演出を実行した旨の記憶がなされる(S41
0)。具体的には、抽選回数カウンタ56及び演出回数カ
ウンタ57の双方のカウント値が1ずつ加算される。一
方、S408において演出を行わない旨が選択される
と、何の演出も実行されることなく、演出を実行しなか
った旨の記憶がなされる(S410)。具体的には、抽
選回数カウンタ56のカウント値は1加算されるものの、
演出回数カウンタ57のカウント値については、そのまま
維持される。
【0226】そして、一連の動作が終了する。このよう
に、本実施の形態に係る遊技機10は、対抽選回数標準値
59として「標準上方値」と「標準下方値」とを備えると
ともに、演出態様テーブル83として「高確率態様テーブ
ル」と「中確率態様テーブル」と「低確率態様テーブ
ル」とを備え、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも
低いときには、高確率態様テーブルを選択し、現実の演
出実行頻度が標準下方値よりも高く、かつ、標準上方値
よりも低いときには、中確率態様テーブルを選択し、現
実の演出実行頻度が標準上方値よりも高いときには、低
確率態様テーブルを選択するように形成されている。
に、本実施の形態に係る遊技機10は、対抽選回数標準値
59として「標準上方値」と「標準下方値」とを備えると
ともに、演出態様テーブル83として「高確率態様テーブ
ル」と「中確率態様テーブル」と「低確率態様テーブ
ル」とを備え、現実の演出実行頻度が標準下方値よりも
低いときには、高確率態様テーブルを選択し、現実の演
出実行頻度が標準下方値よりも高く、かつ、標準上方値
よりも低いときには、中確率態様テーブルを選択し、現
実の演出実行頻度が標準上方値よりも高いときには、低
確率態様テーブルを選択するように形成されている。
【0227】そして、これにより、対抽選回数標準値59
が1つであり、かつ、演出態様テーブル83が2つである
場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ、ひい
ては遊技者の興趣をより一層高めるようにしているので
ある。 (第6の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第6
の実施の形態について説明する。
が1つであり、かつ、演出態様テーブル83が2つである
場合と比較して、バラツキの解消精度を向上させ、ひい
ては遊技者の興趣をより一層高めるようにしているので
ある。 (第6の実施の形態)次に、本発明に係る遊技機の第6
の実施の形態について説明する。
【0228】本実施の形態に係る遊技機10は、抽選回数
カウンタ56及び演出回数カウンタ57のカウント値を、所
定の契機によってリセットするようにしたものである。
ここで、「所定の契機」とは、例えば、特定導入遊技入
賞の引き当て、特定遊技入賞の引き当て、特定導入遊技
の終了、特定遊技の終了、所定の時間の経過、遊技機10
の電源ON、遊技機10の電源OFF、管理者による所定
のスイッチの操作、あるいは遊技者による所定のスイッ
チの操作などをいう。
カウンタ56及び演出回数カウンタ57のカウント値を、所
定の契機によってリセットするようにしたものである。
ここで、「所定の契機」とは、例えば、特定導入遊技入
賞の引き当て、特定遊技入賞の引き当て、特定導入遊技
の終了、特定遊技の終了、所定の時間の経過、遊技機10
の電源ON、遊技機10の電源OFF、管理者による所定
のスイッチの操作、あるいは遊技者による所定のスイッ
チの操作などをいう。
【0229】また、「カウント値をリセットする」と
は、即ち、カウント値を一旦ゼロに戻すことをいう。そ
して、このように、抽選回数カウンタ56及び演出回数カ
ウンタ57のカウント値を所定の契機によってリセットす
ることにより、制御装置20に対する負担を軽減させるこ
とができるのである。
は、即ち、カウント値を一旦ゼロに戻すことをいう。そ
して、このように、抽選回数カウンタ56及び演出回数カ
ウンタ57のカウント値を所定の契機によってリセットす
ることにより、制御装置20に対する負担を軽減させるこ
とができるのである。
【0230】また、抽選回数カウンタ56及び演出回数カ
ウンタ57のカウント値を所定の契機によってリセットす
ると、直近のリセット以後の遊技についての「現実の演
出実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル53を選択
することになる。そうすると、直近のリセット以後の遊
技にだけ注目しても、「現実の演出実行頻度」にバラツ
キが生じないようにすることができるので、これによ
り、遊技者の興趣をより一層高めることができるのであ
る。
ウンタ57のカウント値を所定の契機によってリセットす
ると、直近のリセット以後の遊技についての「現実の演
出実行頻度」をもとに、1の演出行否テーブル53を選択
することになる。そうすると、直近のリセット以後の遊
技にだけ注目しても、「現実の演出実行頻度」にバラツ
キが生じないようにすることができるので、これによ
り、遊技者の興趣をより一層高めることができるのであ
る。
【0231】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明によれば、現実の演出実行頻度のバラツキの解消
を図ることができるので、遊技者の興趣を高めることが
できるのである。また、請求項2に記載した発明によれ
ば、現実の演出実行頻度のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段による抽選結果毎に行うので、遊技が単調にな
らず、遊技者の興趣をより一層高めることができるので
ある。
た発明によれば、現実の演出実行頻度のバラツキの解消
を図ることができるので、遊技者の興趣を高めることが
できるのである。また、請求項2に記載した発明によれ
ば、現実の演出実行頻度のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段による抽選結果毎に行うので、遊技が単調にな
らず、遊技者の興趣をより一層高めることができるので
ある。
【0232】また、請求項3に記載した発明によれば、
直近のn回の遊技にだけ注目しても、現実の演出実行頻
度にバラツキが生じないようにすることができるので、
遊技者の興趣をより一層高めることができ、また、n回
よりも前の遊技のデータを削除するので、制御装置に対
する負担を軽減させることができるのである。また、請
求項4に記載した発明によれば、抽選回数カウンタ及び
演出回数カウンタのカウント値を所定の契機によってリ
セットするので、制御装置に対する負担を軽減させるこ
とができ、また、直近のリセット以後の遊技にだけ注目
しても、現実の演出実行頻度にバラツキが生じないよう
にすることができるので、遊技者の興趣をより一層高め
ることができるのである。
直近のn回の遊技にだけ注目しても、現実の演出実行頻
度にバラツキが生じないようにすることができるので、
遊技者の興趣をより一層高めることができ、また、n回
よりも前の遊技のデータを削除するので、制御装置に対
する負担を軽減させることができるのである。また、請
求項4に記載した発明によれば、抽選回数カウンタ及び
演出回数カウンタのカウント値を所定の契機によってリ
セットするので、制御装置に対する負担を軽減させるこ
とができ、また、直近のリセット以後の遊技にだけ注目
しても、現実の演出実行頻度にバラツキが生じないよう
にすることができるので、遊技者の興趣をより一層高め
ることができるのである。
【0233】また、請求項5に記載した発明によれば、
現実の演出実行頻度のバラツキ解消の精度を向上させる
ことができるので、遊技者の興趣をより一層高めること
ができるのである。また、請求項6に記載した発明によ
れば、複数の演出パターンの中から選択した1の演出パ
ターンを実行するので、遊技が単調にならず、遊技者の
興趣をより一層高めることができるのである。
現実の演出実行頻度のバラツキ解消の精度を向上させる
ことができるので、遊技者の興趣をより一層高めること
ができるのである。また、請求項6に記載した発明によ
れば、複数の演出パターンの中から選択した1の演出パ
ターンを実行するので、遊技が単調にならず、遊技者の
興趣をより一層高めることができるのである。
【0234】また、請求項7に記載した発明によれば、
1の演出パターンの選択を、乱数を用いた抽選によって
行うので、遊技が単調にならず、遊技者の興趣をより一
層高めることができるのである。また、請求項8に記載
した発明によれば、1の演出パターンの選択を、入賞図
柄抽選手段による抽選結果毎に行うので、遊技が単調に
ならず、遊技者の興趣をより一層高めることができるの
である。
1の演出パターンの選択を、乱数を用いた抽選によって
行うので、遊技が単調にならず、遊技者の興趣をより一
層高めることができるのである。また、請求項8に記載
した発明によれば、1の演出パターンの選択を、入賞図
柄抽選手段による抽選結果毎に行うので、遊技が単調に
ならず、遊技者の興趣をより一層高めることができるの
である。
【0235】また、請求項9に記載した発明によれば、
演出に係る制御を副制御部にて行うので、主制御部に対
する負担を軽減させることができるのである。また、請
求項10に記載した発明によれば、演出を実行するか否
かの決定及び1の演出パターンの選択を1回の抽選で同
時に行うので、制御装置に対する負担を軽減させること
ができるのである。
演出に係る制御を副制御部にて行うので、主制御部に対
する負担を軽減させることができるのである。また、請
求項10に記載した発明によれば、演出を実行するか否
かの決定及び1の演出パターンの選択を1回の抽選で同
時に行うので、制御装置に対する負担を軽減させること
ができるのである。
【0236】また、請求項11に記載した発明によれ
ば、現実の演出実行頻度のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段による抽選結果毎に行うので、遊技が単調にな
らず、遊技者の興趣をより一層高めることができるので
ある。また、請求項12に記載した発明によれば、直近
のm回の遊技にだけ注目しても、現実の演出実行頻度に
バラツキが生じないようにすることができるので、遊技
者の興趣をより一層高めることができ、また、m回より
も前の遊技のデータを削除するので、制御装置に対する
負担を軽減させることができるのである。
ば、現実の演出実行頻度のバラツキの解消を、入賞図柄
抽選手段による抽選結果毎に行うので、遊技が単調にな
らず、遊技者の興趣をより一層高めることができるので
ある。また、請求項12に記載した発明によれば、直近
のm回の遊技にだけ注目しても、現実の演出実行頻度に
バラツキが生じないようにすることができるので、遊技
者の興趣をより一層高めることができ、また、m回より
も前の遊技のデータを削除するので、制御装置に対する
負担を軽減させることができるのである。
【0237】また、請求項13に記載した発明によれ
ば、抽選回数カウンタ及び演出回数カウンタのカウント
値を所定の契機によってリセットするので、制御装置に
対する負担を軽減させることができ、また、直近のリセ
ット以後の遊技にだけ注目しても、現実の演出実行頻度
にバラツキが生じないようにすることができるので、遊
技者の興趣をより一層高めることができるのである。
ば、抽選回数カウンタ及び演出回数カウンタのカウント
値を所定の契機によってリセットするので、制御装置に
対する負担を軽減させることができ、また、直近のリセ
ット以後の遊技にだけ注目しても、現実の演出実行頻度
にバラツキが生じないようにすることができるので、遊
技者の興趣をより一層高めることができるのである。
【0238】また、請求項14に記載した発明によれ
ば、現実の演出実行頻度のバラツキ解消の精度を向上さ
せることができるので、遊技者の興趣をより一層高める
ことができるのである。更に、請求項15に記載した発
明によれば、演出に係る制御を副制御部にて行うので、
主制御部に対する負担を軽減させることができるのであ
る。
ば、現実の演出実行頻度のバラツキ解消の精度を向上さ
せることができるので、遊技者の興趣をより一層高める
ことができるのである。更に、請求項15に記載した発
明によれば、演出に係る制御を副制御部にて行うので、
主制御部に対する負担を軽減させることができるのであ
る。
【図1】第1の実施の形態に係る遊技機の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図2】第1の実施の形態に係る遊技機が備える制御装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図3】第1の実施の形態に係る遊技機の正面図。
【図4】第1の実施の形態に係る遊技機の動作を示すフ
ローチャート図。
ローチャート図。
【図5】第2の実施の形態に係る遊技機の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図6】第2の実施の形態に係る遊技機が備える制御装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図7】第2の実施の形態に係る遊技機の動作を示すフ
ローチャート図。
ローチャート図。
【図8】第4の実施の形態に係る遊技機の動作を示すフ
ローチャート図。
ローチャート図。
【図9】第5の実施の形態に係る遊技機の動作を示すフ
ローチャート図。
ローチャート図。
10 遊技機 20 制御装置 21 主制御部 22 副制御部 30 遊技制御手段 40 入賞図柄
抽選手段 41 図柄用乱数発生手段 42 図柄用乱
数抽出手段 43 入賞図柄テーブル 44 図柄用抽
選判定手段 50 演出行否決定手段 51 行否用乱
数発生手段 52 行否用乱数抽出手段 53 演出行否
テーブル 54 テーブル選択手段 55 行否用抽
選判定手段 56 抽選回数カウンタ 57 演出回数
カウンタ 58 頻度計算手段 59 対抽選回
数標準値 60 演出パターン選択手段 61 パターン
用乱数発生手段 62 パターン用乱数抽出手段 63 演出パタ
ーンテーブル 64 パターン用抽選判定手段 70 演出実行
手段 80 演出態様選択手段 81 態様用乱
数発生手段 82 態様用乱数抽出手段 83 演出態様
テーブル 84 態様用抽選判定手段 100 スター
トスイッチ 110 ストップスイッチ 120 リール
ユニット 130 ホッパーユニット 140 告知ラ
ンプ
抽選手段 41 図柄用乱数発生手段 42 図柄用乱
数抽出手段 43 入賞図柄テーブル 44 図柄用抽
選判定手段 50 演出行否決定手段 51 行否用乱
数発生手段 52 行否用乱数抽出手段 53 演出行否
テーブル 54 テーブル選択手段 55 行否用抽
選判定手段 56 抽選回数カウンタ 57 演出回数
カウンタ 58 頻度計算手段 59 対抽選回
数標準値 60 演出パターン選択手段 61 パターン
用乱数発生手段 62 パターン用乱数抽出手段 63 演出パタ
ーンテーブル 64 パターン用抽選判定手段 70 演出実行
手段 80 演出態様選択手段 81 態様用乱
数発生手段 82 態様用乱数抽出手段 83 演出態様
テーブル 84 態様用抽選判定手段 100 スター
トスイッチ 110 ストップスイッチ 120 リール
ユニット 130 ホッパーユニット 140 告知ラ
ンプ
Claims (15)
- 【請求項1】 周囲に複数の図柄を表示した回転リール
と、遊技機を制御するための制御装置とを備えた遊技機
であって、 前記制御装置は、 入賞図柄の抽選を行うための入賞図柄抽選手段と、 演出を行うか否かを抽選により決定するための演出行否
決定手段と、 演出行否決定手段が演出を行う旨を決定したときに、演
出を実行するための演出実行手段とを備え、 前記演出行否決定手段は、 演出を行うか否かの抽選用の乱数を発生させるための行
否用乱数発生手段と、 行否用乱数発生手段が発生させた乱数を抽出するための
行否用乱数抽出手段と、 行否用乱数発生手段が発生させる全範囲の乱数につい
て、演出を行うか否かをそれぞれ異なる所定の割合で定
めた2以上の演出行否テーブルと、 2以上の演出行否テーブルの中から1の演出行否テーブ
ルを選択するためのテーブル選択手段と、 行否用乱数抽出手段が抽出した乱数と、テーブル選択手
段が選択した1の演出行否テーブルとを照合して、演出
を行うか否かの抽選判定を行うための行否用抽選判定手
段とを備え、 前記テーブル選択手段は、 演出を行うか否かの抽選の回数を記憶するための抽選回
数カウンタと、 演出を行う旨の決定がなされた回数を記憶するための演
出回数カウンタと、 抽選回数カウンタのカウント値、及び演出回数カウンタ
のカウント値から、演出を行う旨の決定がなされた頻度
を計算するための頻度計算手段と、 演出を行うか否かの抽選の回数に対して、演出を行う旨
の決定がなされる確率の標準値を定めた対抽選回数標準
値とを備え、 前記テーブル選択手段により、頻度計算手段が計算した
頻度が対抽選回数標準値よりも低いときには、演出を行
う旨を高確率で定めた演出行否テーブルを選択し、頻度
計算手段が計算した頻度が対抽選回数標準値よりも高い
ときには、演出を行う旨を低確率で定めた演出行否テー
ブルを選択するように形成されていることを特徴とする
遊技機。 - 【請求項2】 演出行否テーブル、抽選回数カウンタ、
演出回数カウンタ、及び対抽選回数標準値は、入賞図柄
抽選手段による抽選結果毎に設けられていることを特徴
とする請求項1記載の遊技機。 - 【請求項3】 抽選回数カウンタは、抽選回数がn回に
至るまでは、抽選が行われる毎にカウント値を1ずつ加
算するとともに、抽選回数がn回を超えたときには、カ
ウント値をnのまま維持するように形成され、演出回数
カウンタは、抽選結果が演出を行う旨となる毎にカウン
ト値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がn回を超え
た場合において、n回前の抽選結果が演出を行う旨であ
るときには、カウント値を1減算するように形成されて
いることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。 - 【請求項4】 抽選回数カウンタ、及び演出回数カウン
タは、所定の契機によって、カウント値をリセットする
ように形成されていることを特徴とする請求項1又は2
記載の遊技機。 - 【請求項5】 テーブル選択手段は、対抽選回数標準値
として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この標準
上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備え、演出
行否決定手段は、演出行否テーブルとして、標準上方値
よりも高確率で演出を行う旨を定めた高確率行否テーブ
ルと、標準上方値よりも低確率、かつ、標準下方値より
も高確率で演出を行う旨を定めた中確率行否テーブル
と、標準下方値よりも低確率で演出を行う旨を定めた低
確率行否テーブルとを備え、演出を行う旨の決定がなさ
れた頻度が標準下方値よりも低いときには、高確率行否
テーブルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度
が標準下方値よりも高く、かつ、標準上方値よりも低い
ときには、中確率行否テーブルを選択し、演出を行う旨
の決定がなされた頻度が標準上方値よりも高いときに
は、低確率行否テーブルを選択するように形成されてい
ることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の遊技
機。 - 【請求項6】 制御装置は、演出行否決定手段が演出を
行う旨を決定したときに、あらかじめ定めた複数の演出
パターンの中から1の演出パターンを選択するための演
出パターン選択手段を備え、 演出実行手段は、演出パターン選択手段が選択した演出
パターンを実行するように形成されていることを特徴と
する請求項1、2、3、4又は5記載の遊技機。 - 【請求項7】 演出パターン選択手段は、 演出パターン選択用の乱数を発生させるためのパターン
用乱数発生手段と、 パターン用乱数発生手段が発生させた乱数を抽出するた
めのパターン用乱数抽出手段と、 パターン用乱数発生手段が発生させる全範囲の乱数につ
いて、複数の演出パターンをあらかじめ所定の割合で定
めた演出パターンテーブルと、 パターン用乱数抽出手段が抽出した乱数と、演出パター
ンテーブルとを照合して、演出パターンの抽選判定を行
うためのパターン用抽選判定手段とを備えていることを
特徴とする請求項6記載の遊技機。 - 【請求項8】 演出パターンテーブルは、入賞図柄抽選
手段による抽選結果毎に定められていることを特徴とす
る請求項7記載の遊技機。 - 【請求項9】 制御装置は、遊技を制御するための主制
御部と、この主制御部からの信号を受信して演出を制御
するための副制御部とを有し、 前記主制御部及び副制御部は、それぞれ互いに独立した
CPUを備え、 入賞図柄抽選手段は、主制御部に設けられ、 演出行否決定手段及び演出実行手段は、副制御部に設け
られていることを特徴とする請求項1、2、3、4、
5、6、7又は8記載の遊技機。 - 【請求項10】 周囲に複数の図柄を表示した回転リー
ルと、遊技機を制御するための制御装置とを備えた遊技
機であって、 前記制御装置は、 入賞図柄の抽選を行うための入賞図柄抽選手段と、 あらかじめ定めた複数の演出パターンの中から1の演出
パターンを選択するか、あるいは演出を行わない旨を選
択するための演出態様選択手段と、 演出態様選択手段が1の演出パターンを選択したとき
に、その選択した演出パターンを実行するための演出実
行手段とを備え、 前記演出態様選択手段は、 演出態様選択用の乱数を発生させるための態様用乱数発
生手段と、 態様用乱数発生手段が発生させた乱数を抽出するための
態様用乱数抽出手段と、 態様用乱数発生手段が発生させる全範囲の乱数につい
て、複数の演出パターン及び演出を行わない旨を、それ
ぞれ異なる所定の割合で定めた2以上の演出態様テーブ
ルと、 2以上の演出態様テーブルの中から1の演出態様テーブ
ルを選択するためのテーブル選択手段と、 行否用乱数抽出手段が抽出した乱数と、テーブル選択手
段が選択した1の演出態様テーブルとを照合して、1の
演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わないか
の抽選判定を行うための態様用抽選判定手段とを備え、 前記テーブル選択手段は、 1の演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わな
い旨を選択するかの抽選の回数を記憶するための抽選回
数カウンタと、 1の演出パターンが選択された回数を記憶するための演
出回数カウンタと、 抽選回数カウンタのカウント値、及び演出回数カウンタ
のカウント値から、1の演出パターンが選択された頻度
を計算するための頻度計算手段と、 1の演出パターンを選択するか、あるいは演出を行わな
い旨を選択するかの抽選の回数に対して、1の演出パタ
ーンが選択される確率の標準値を定めた対抽選回数標準
値とを備え、 前記テーブル選択手段により、頻度計算手段が計算した
頻度が対抽選回数標準値よりも低いときには、1の演出
パターンを高確率で選択する演出態様テーブルを選択
し、頻度計算手段が計算した頻度が対遊技回数標準値よ
りも高いときには、1の演出パターンを低確率で選択す
る演出態様テーブルを選択するように形成されているこ
とを特徴とする遊技機。 - 【請求項11】 演出態様テーブル、抽選回数カウン
タ、演出回数カウンタ、及び対抽選回数標準値は、入賞
図柄抽選手段による抽選結果毎に設けられていることを
特徴とする請求項10記載の遊技機。 - 【請求項12】 抽選回数カウンタは、抽選回数がm回
に至るまでは、抽選が行われる毎にカウント値を1ずつ
加算するとともに、抽選回数がm回を超えたときには、
カウント値をmのまま維持するように形成され、 演出回数カウンタは、抽選結果が演出を行う旨となる毎
にカウント値を1ずつ加算するとともに、抽選回数がm
回を超えた場合において、m回前の抽選結果が演出を行
う旨であるときには、カウント値を1減算するように形
成されていることを特徴とする請求項10又は11記載
の遊技機。 - 【請求項13】 抽選回数カウンタ、及び演出回数カウ
ンタは、所定の契機によって、カウント値をリセットす
るように形成されていることを特徴とする請求項10又
は11記載の遊技機。 - 【請求項14】 テーブル選択手段は、対抽選回数標準
値として、比較的高い値を定めた標準上方値と、この標
準上方値よりも低い値を定めた標準下方値とを備え、 演出態様選択手段は、演出態様テーブルとして、標準上
方値よりも高確率で1の演出パターンを選択する旨を定
めた高確率態様テーブルと、標準上方値よりも低確率、
かつ、標準下方値よりも高確率で1の演出パターンを選
択する旨を定めた中確率態様テーブルと、標準下方値よ
りも低確率で1の演出パターンを選択する旨を定めた低
確率態様テーブルとを備え、 演出を行う旨の決定がなされた頻度が、標準下方値より
も低いときには、高確率態様テーブルを選択し、演出を
行う旨の決定がなされた頻度が、標準下方値よりも高
く、かつ、標準上方値よりも低いときには、中確率態様
テーブルを選択し、演出を行う旨の決定がなされた頻度
が、標準上方値よりも高いときには、低確率態様テーブ
ルを選択するように形成されていることを特徴とする請
求項10、11、12又は13記載の遊技機。 - 【請求項15】 制御装置は、遊技を制御するための主
制御部と、この主制御部からの信号を受信して演出を制
御するための副制御部とを有し、 前記主制御部及び副制御部は、それぞれ互いに独立した
CPUを備え、 入賞図柄抽選手段は、主制御部に設けられ、 演出態様選択手段及び演出実行手段は、副制御部に設け
られていることを特徴とする請求項10、11、12、
13又は14記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291451A JP2002095794A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000291451A JP2002095794A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002095794A true JP2002095794A (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=18774519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000291451A Pending JP2002095794A (ja) | 2000-09-26 | 2000-09-26 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002095794A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100736152B1 (ko) * | 2006-02-08 | 2007-07-06 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 벼에서의 아종 감별용 sts 마커 세트 |
JP2008079816A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP2008200320A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008295945A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2012066128A (ja) * | 2012-01-06 | 2012-04-05 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
-
2000
- 2000-09-26 JP JP2000291451A patent/JP2002095794A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100736152B1 (ko) * | 2006-02-08 | 2007-07-06 | 재단법인서울대학교산학협력재단 | 벼에서의 아종 감별용 sts 마커 세트 |
JP2008079816A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP2008200320A (ja) * | 2007-02-21 | 2008-09-04 | Samii Kk | スロットマシン |
JP2008295945A (ja) * | 2007-06-04 | 2008-12-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2012066128A (ja) * | 2012-01-06 | 2012-04-05 | Sankyo Co Ltd | スロットマシン |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040819 |