JP2002095062A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JP2002095062A
JP2002095062A JP2000285298A JP2000285298A JP2002095062A JP 2002095062 A JP2002095062 A JP 2002095062A JP 2000285298 A JP2000285298 A JP 2000285298A JP 2000285298 A JP2000285298 A JP 2000285298A JP 2002095062 A JP2002095062 A JP 2002095062A
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Michihiro Izumi
通博 泉
Makoto Mikuni
誠 三国
Yoshiyuki Hirai
佳行 平井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線方式の特性に応じた最適なデータ伝送を
可能とする通信システムを提供する。 【解決手段】 通信システム101は、PHS無線回線
によりPHS電話機104を接続し、Bluetooth無線回
線によりハンドスキャナ103を接続し、PHS電話機
104の音声データをADSLの音声帯域の周波数チャ
ネルを使用して公衆回線上105に送出し、ハンドスキ
ャナ103で読み取られた画像データをADSLの音声
帯域外の周波数チャネルを使用して公衆回線105上に
送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線に接続さ
れる通信装置と、前記通信装置に無線回線を介して接続
される複数の無線端末とから構成される通信システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、既
存の電話回線を使用して高速データ通信を行うことが可
能なADSL技術が注目されている。このADSL技術
は、電話回線の周波数帯域を分割し、低い周波数帯域
(以下、ADSL第一チャネルという)で音声、ファク
シミリ信号などのアナログ信号を伝送し、高い周波数帯
域(以下、ADSL第二チャネルという)でインターネ
ットに接続するための高速デジタル信号を伝送するもの
である。
【0003】ADSL技術を用いた通信システムにおい
ては、特開平10−215296号公報やUSP No.58
89856に記載されている通り、ADSL第1チャネ
ル、第二チャネルのそれぞれの信号が干渉しないよう
に、通信回線と通信装置の間にスプリッタが設けられ、
このスプリッタにより、信号を音声帯域(4kHz)内の
信号と、それ以上の周波数の信号に分離される。通常、
スプリッタの第一接続口には、電話機やファクシミリ装
置が接続され、第二接続口には、データ通信を行うルー
タやターミナルアダプタなどが接続される。
【0004】ここで、上記スプリッタを通信装置に内蔵
すれば、単一の通信装置内に電話・FAX機能や、ルー
タ、ターミナルアダプタ機能を収容することも容易に可
能になる。これにより、電話・FAX機能を使用しなが
ら、インターネット通信を行うことが可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ADSL技術を用いた通信システムにおいては、通信装
置にデジタル無線データ端末を接続する場合が想定され
ていない。
【0006】PHS、DECT、Bluetoothなどのデジ
タル無線通信方式においては、それぞれの通信方式によ
って伝送速度やフレーム形式が異なるため、それぞれの
通信方式に応じてADSLで伝送する周波数帯域を選択
することが求められる。
【0007】具体的には、小電力コードレス電話、PH
S、DECTに代表される周波数分割多重化方式(PH
S、DECTにおいては時分割多重方式も併用)を用い
た無線方式においては、システムで使用可能な周波数帯
域を分割して使用するために、伝送速度は低い速度とな
る。
【0008】小電力コードレス電話の場合には、音声帯
域信号しか伝送することができず、PHS、DECTの
場合には、伝送速度32Kbps〜64Kbpsの低速デジタル
信号しか伝送することができないが、通信中は割り当て
られた周波数を占有することができ、常に同じ伝送速度
が保証されている。
【0009】これに対し、Bluetooth、無線LANなど
の符号分割方式を用いた無線方式においては、システム
で使用可能な周波数帯域を1台の端末が使用することが
できるために、高い伝送速度を得ることができる。例え
ば、Bluetoothの場合、500Kbps〜1Mbpsの高速な伝
送速度を得ることができる。しかし、複数の端末が同じ
周波数帯域を同時に使用するために、他の端末からの干
渉を受ける可能性があり、伝送速度は保証されない。
【0010】このように、伝送能力が異なる無線方式に
よるデータ伝送を行う端末を、ADSL技術を用いた通
信システムに接続することは想定されていないため、新
たに無線方式と使用するADSLチャネルの最適な関係
を考慮する必要性が生じている。
【0011】本発明の目的は、無線方式の特性に応じた
最適なデータ伝送を可能とする通信システムを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信回線に接続される通信装置と、前記通信装置に無線
回線を介して接続され、第一の無線端末と第二の無線端
末とを含む複数の無線端末とから構成される通信システ
ムにおいて、前記第一の無線端末と前記通信装置との間
は周波数分割多重化方式の第一の無線回線により通信可
能に接続され、前記第二の無線端末と前記通信装置との
間は符号分割多重化方式の第二の無線回線により通信可
能に接続され、前記通信装置は、第一の周波数帯域を使
用して音声帯域信号を伝送する第一の伝送手段と、第二
の周波数帯域を使用して音声帯域外信号を伝送する第二
の伝送手段と、前記第一の周波数帯域の信号と前記第二
の周波数帯域の信号とを分離する信号分離手段とを有
し、前記第一の伝送手段は、前記第一の無線端末から第
一の無線回線を介して送信された信号を前記第一の周波
数帯域を使用して前記通信回線に送信し、前記第二の伝
送手段は、前記第一の無線端末から前記第一の無線回線
を介して送信された信号を前記第一の周波数帯域を使用
して前記通信回線に送信することを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の通
信システムにおいて、前記通信装置は、前記第一の無線
端末から送信された信号をデジタル/アナログ変換する
変換手段と、前記第二の無線端末から送信された信号を
変調する変調手段とを有することを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の通
信システムにおいて、前記通信装置は、前記第一の無線
端末からの発信要求を受けると、前記通信回線に対して
発信を行う発信手段と、前記通信回線からの前記発信に
対する応答があると、前記第一の無線端末に対し応答メ
ッセージを送信する送信手段とを有することを特徴とす
る。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1または3
記載の通信システムにおいて、前記通信装置は、前記第
二の無線端末からの発信要求を受けると、前記通信回線
に対してデータ送信を行う前に前記第二の無線端末に対
し応答メッセージを送信する送信手段を有することを特
徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1記載の通
信システムにおいて、前記通信回線は、ADSL方式に
よるデータ通信機能が付加された回線であり、前記第一
の無線端末と前記通信装置との間は、コードレス電話方
式により通信可能に接続され、前記第二の無線端末と前
記通信装置との間はBluetooth方式により通信可能に接
続されていることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載の通
信システムにおいて、前記第一の無線端末はコードレス
電話機からなり、前記第二の無線端末はデータ端末から
なり、前記信号分離手段は、前記コードレス電話機から
伝送された音声帯域信号を入力するための第一の入力ポ
ートと、前記データ端末から前記Bluetooth方式により
伝送されたデータを入力するための第二の入力ポートと
を有することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0019】図1は本発明の実施の一形態に係る通信シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0020】通信システム101は、図1に示すよう
に、本体から分離して原稿画像を読取り可能なコードレ
スハンドスキャナ(以下、HSという)103を搭載す
るとともに、内線電話機としてPHS電話機104を収
容するハンドファクシミリ装置102から構成され、こ
のファクシミリ装置102は、ITU-T勧告G3規格を満足
するものである。ファクシミリ装置102は、公衆回線
105に接続され、この公衆回線105は、基地局内に
設けられたスプリッタ106に接続されている。スプリ
ッタ106には、交換機107およびルーター109が
接続され、交換機107にはアナログ公衆網108が、
ルーター109にはインターネット110がそれぞれ接
続される。
【0021】次に、ファクシミリ装置102、ハンドス
キャナ103、PHS電話機104の構成について図2
ないし図4を参照しながら説明する。図2は図1のファ
クシミリ装置102の構成を示すブロック図、図3は図
1のハンドスキャナ103の構成を示すブロック図、図
4は図1のPHS電話機104の構成を示すブロック図
である。
【0022】ファクシミリ装置102は、図2に示すよ
うに、ROM202に格納されているプログラムに従い
各種制御、処理を行うCPU201を備え、CPU20
1が各種制御、処理を実行する際のワークメモリとして
RAM204が用いられる。このRAM204は、フラ
ッシュメモリなどの不揮発性メモリからなり、このメモ
リは、上記ワークメモリとして使用されるとともに、本
体側(ファクシミリ装置102側)の音声データ、画像
データなどを蓄積する蓄積メモリとしても使用される。
CPU201には、ROM202およびRAM204と
ともに、SRAM203、ADSLモデム206、FA
Xモデム208、クロスポイントSW209、プリンタ
画像処理部215、Bluetoothベースバンド処理部21
6、本体操作パネル219、PHSベースバンド処理部
220が内部バスを介して接続されている。
【0023】SRAM203は、本システムに必要な登
録データ(各種ソフトスイッチ、通信宛先データ、装置
の電話番号や略称などのID情報)を登録するためのメ
モリである。
【0024】ADSLモデム206は、入力されたデジ
タルデータをインターネット上で伝送されるHDLCフ
レームに組み立て、そのデジタル信号を電話回線105
上で伝送するためのDMT(Discrete Multiple Tone)
変調を行う機能、また、逆に、電話回線105を介して
受信した信号をDMT復調した後にHDLCフレームの
分解を行う機能を有する。
【0025】このDMT変調については特開2000―
13520号公報などの多数の公知資料により説明され
ており、ここでは、DMT変調の概要について説明す
る。ADSL回線すなわち公衆回線105に送信すべき
データは、予め決められたキャリ当りの伝送ビット数毎
に分割されてエンコーダに入力される。エンコーダで
は、入力されたビット列をデジタル信号処理して直交振
幅変調する。変調処理された信号は、1.104MHzの
サンプリング周波数でアナログ信号に変換された後に、
メタリック回線によって公衆回線に送信される。
【0026】ADSLモデム206には、スプリッタ2
05が接続されている。スプリッタ205は、音声帯域
信号と音声帯域外信号を分離して公衆回線105に送出
する。ここでは、4KHz以下の音声信号と、4KHz以上の
ADSLモデム信号(DMT変調信号)に分離する。
【0027】FAXモデム208は、G3モードでのフ
ァクシミリ通信を行うためのモデムであり、このモデム
は、V.29,V.21,V.27terに基づいた変復調機能の他
に、DTMF信号認識機能、RAM204への音声録音とR
AM204からの音声再生のための音声コーディング機
能を有する。
【0028】クロスポイントスイッチ(クロスポイント
SW)209は、アナログ信号用接続スイッチであっ
て、CPU201からの設定により、ハンドセット21
0、スピーカ211、NCU207、FAXモデム20
8間のアナログ信号の接続を自在に切り換える。NCU
207は、網制御装置であり、網への発信制御、着信検
出などの機能を有する。また、クロスポイントスイッチ
209には、CODEC212が接続されている。CO
DEC212は、アナログ信号をPCMデジタル信号に
変換し、PCMデジタル信号をアナログ信号に変換する
などの信号変換処理を行う。
【0029】プリンタ画像処理部215は、多値画像デ
ータを二値画像データに変換する二値化処理、画像の拡
大縮小などのファクシミリ装置102側で必要となる画
像処理を行うとともに、画像データの解像度をカラープ
リンタ214の解像度360dpiに変換する解像度変換
を行い、印刷データを生成する。この印刷データは、カ
ラープリンタ214に転送される。カラープリンタ21
4は、インクジェット方式のカラープリンタであり、イ
ンクタンクとインク吐出部とが一体的に構成されたカー
トリッジを記録紙の主走査方向に移動させながら360
dpiの解像度で記録紙に二値データを記録する。
【0030】Bluetoothバースバンド処理部216は、B
luetoothの周波数ホッピング処理やフレームの組立・分
解処理を行う。このBluetoothは、米国インテル社、米
国IBM、エクリソン(スウェーデン)、ノキア(フィン
ランド)、東芝の5社が共同で開発した短距離無線技術
の開発コード名であり、2.45GHzの周波数を利用し
た無線方式をいう。このBluetoothベースバンド処理部
216には、2.4GHz帯の電波を送受する2.4GHz高
周波部217が接続されている。
【0031】本体操作パネル219は、ダイヤル操作な
どのキーと、各種表示を行う液晶ディスプレイとから構
成される。
【0032】PHSベースバンド処理部220は、1.
9GHz高周波部221を介してPHS電話機104との
間で送受信する無線データフレームの組立・分解を行
う。1.9GHz高周波部221は、1.9GHz帯の電波を
送受する。
【0033】ファクシミリ装置102には、スキャナI
/Fコネクタ218が設けられている。スキャナI/F
コネクタ218は、ファクシミリ装置102からハンド
スキャナ103への電源供給路を成すとともに、ハンド
スキャナ103の装着/未装着を検出するためのコネク
タである。
【0034】ハンドスキャナ103は、図3に示すよう
に、ROM223に格納されているプログラムに従いハ
ンドスキャナ103全体の制御を行うCPU222を備
え、CPU222のワークメモリとしてRAM224が
用いられる。このRAM224は、フラッシュメモリな
どの不揮発性メモリからなり、このメモリは、上記ワー
クメモリとして使用されるとともに、読み取った画像デ
ータなどを蓄積する蓄積メモリとしても使用される。C
PU222には、ROM223およびRAM224とと
もに、ロータリエンコーダ225、スキャナ操作パネル
226、スキャナ画像処理部228、Bluetoothベース
バンド処理部229が内部バスを介して接続されてい
る。
【0035】ロータリエンコーダ225は、ハンドスキ
ャナ103に設けられている読取ローラ(図示せず)の
回転状態を監視し、その結果を示す検出信号をCPU2
22に出力する。CPU222は、ロータリエンコーダ
225からの検出信号に基づきハンドスキャナ103の
移動距離データを算出して読取範囲などを求める。
【0036】スキャナ操作パネル226は、ハンドスキ
ャナ103の状態や各種データを表示するための液晶表
示部と、読取モードの選択、メモリ内の画像の消去など
の各種設定を行うためのキー入力部とから構成される。
【0037】スキャナ画像処理部228には、ライン単
位でイメージデータを読み取るための密着型イメージセ
ンサであるCIS(Contact Image Sensor)227が接
続されている。CIS227は、赤(R)、緑(G)、青
(B)のLEDアレイを内蔵し、読取タイミング信号が
入力されると、タイミング信号に同期してビデオ信号を
出力する。スキャナ画像処理部228は、CIS227
からのビデオ信号をA/D変換した後に、シェーディン
グ補正、輝度/濃度のガンマ変換を行い、そしてデジタ
ル多値データを二値データに変換し、また必要に応じて
画像の拡大縮小などの画像処理、解像度変換などを行
う。このスキャナ画像処理部228により得られた画像
データは、RAM224に一旦格納された後に、必要に
応じてBluetoothベースバンド処理部229および2.
4GHz高周波部230を介してファクシミリ装置102
側に送信される。
【0038】Bluetoothバースバンド処理部229は、B
luetoothの周波数ホッピング処理やフレームの組立・分
解処理を行う。このBluetoothベースバンド処理部22
9には、2.4GHz帯の電波を送受する2.4GHz高周波
部230が接続されている。
【0039】また、ハンドスキャナ103には、バッテ
リー231および本体I/Fコネクタ232が設けられ
ている。バッテリー231は、ファクシミリ装置102
から取り外されて単独で使用されるときに、ハンドスキ
ャナ103全体への電力供給を行うように構成され、ハ
ンドスキャナ103がファクシミリ装置102に装着さ
れているときには、ファクシミリ装置102から供給さ
れる電力により充電される。本体I/Fコネクタ232
は、ファクシミリ装置102のスキャナI/Fコネクタ
218に接続可能であり、このスキャナI/Fコネクタ
218に接続された状態では、ファクシミリ装置102
からの電源供給路を形成する。
【0040】PHS電話機104は、図4に示すよう
に、ROM234に格納されているプログラムに従いP
HS電話機104全体の制御を行うCPU233を備
え、CPU233のワークメモリとしてRAM235が
用いられる。このRAM235は、フラッシュメモリな
どの不揮発性メモリからなり、このメモリは、上記ワー
クメモリとして使用されるとともに、発信宛先情報など
を格納するメモリとしても使用される。CPU233に
は、ROM234およびRAM235とともに、電話機
操作パネル236、PHSベースバンド処理部237が
内部バスを介して接続されている。
【0041】電話機操作パネル236は、宛先番号や各
種データを表示するための液晶表示部と、宛先番号を入
力するためのキー入力部とから構成される。また、電話
機操作パネル236には、音声入出力用マイク、スピー
カなども設けられている。
【0042】PHSベースバンド処理部237は、1.
9GHz高周波部238を介してファクシミリ装置102
との間で送受信する無線データフレームの組立・分解を
行う。1.9GHz高周波部238は、1.9GHz帯の電波
を送受する。
【0043】次に、PHS無線伝送について図5を参照
しながら説明する。図5(a)はPHS無線伝送におけ
る時分割多重フレームの概念図、図5(b)〜(d)は
PHS無線伝送フレームフォーマットを示す図である。
【0044】PHS無線伝送においては、図5(a)に
示すように、送受信側とも4つの通信スロットが時分割
多重化されており、それぞれのスロットは、5ms間隔で
伝送される。通信チャネルが割り当てられた端末は、常
に5ms毎に電波を送信する。ヘッダ情報を除くデータは
1スロット160bitで構成されているため、32Kbps
の伝送速度を得ることができる。
【0045】ここで、例えば無線確立時には、図5
(b)に示すSCCH(個別セル呼出し)フレームが使
用される。また、図5(c)に示すPCH(一斉呼出し
チャネル)フレームが、データ通信時には、図5(d)
に示す、TCH,FACCHなどのフレームが使用され
る。各フレームにおいて、制御情報以外の音声などのデ
ータは、TCH内のIフィールドを用いて伝送される。
【0046】PHS無線伝送においては、通信開始に先
立って、通信を行う端末に周波数を割り当てる。従っ
て、Bluetoothに比してPHS無線伝送の最大伝送速度
は低いが、通信中に他の端末が送信するデータと衝突す
るようことはないため、確実に32Kbpsの伝送速度を得
ることができる。
【0047】次に、Bluetooth無線回線について図6を
参照しながら説明する。図6(a),(b)はBluetoot
hの無線回線の周波数ホッピング方式によるデータ伝送
の概念図、図6(c)〜(e)はハンドスキャナとの間
でやり取りされるBluetooth通信のパケット構造を示す
図である。
【0048】Bluetooth通信において、データを送信す
る端末は、図6(a)に示すように、定期的(625μ
s)に周波数を切り換えながら、パケットの送信を行
う。ここで、大量のデータを送信する場合には、図6
(b)に示すように、連続してデータを送信する。ま
た、送信すべきデータがないときには、電波を送出しな
い。
【0049】Bluetoothの規格により1つのパケット
は、図6(c)に示すように、72bitのアクセスコー
ドと、54ビットのヘッダと、0〜2745ビットのペ
イロードとに分割される。アクセスコードとヘッダと
は、Bluetooth通信に使用され、ペイロードはファクシ
ミリ装置102とハンドスキャナ103間のインタフェ
ースコマンド/レスポンスに使用される。
【0050】さらに、ペイロードは、図6(d)に示す
ように、MAIL#ID、MAIL、DATA#SIZE、DATAからなる。MA
IL#IDは、後述するインタフェースコマンド/レスポン
スのMAIL名やバージョン情報など、インタフェースコマ
ンド/レスポンスの整合性を管理するために使用され
る。MAILは、ファクシミリ装置102とハンドスキャナ
103間で、あるインタフェースコマンド/レスポンス
に必要とされる情報(画像番号や色彩、コマンド/レス
ポンスの有効待ち時間など)や、コマンド/レスポンス
の詳細な指示(何をどうするなど)が格納される。DATA
#SIZEは、後述するDATAの大きさを管理するために使用
される。例えば、DATAがないときには、DATA#SIZEにNUL
L(ゼロ)が格納される。DATAには、MAILに含まれない
データ(例えば画像データ)の格納に使用される。送信
すべきデータがないとき、図6(e)に示すように、ペ
イロードにはDATAが含まれない。
【0051】Bluetoothにおいては、ペイロードが0〜
2745bitとなっていることからも分かるように、パ
ケット長が可変であるとともに、パケット送信タイミン
グも非定期的な任意のタイミングとなっている。また、
複数の端末が同じ周波数を共通に使用するため、衝突な
どの発生によりパケット誤りが発生することも考えられ
る。従って、使用環境によっては高速伝送(最大双方向
で780Kbps程度)を行うことができ、また低速伝送し
か行うことができないということが発生する。
【0052】次に、本通信システム101におけるPH
S無線回線の初期化動作について図7を参照しながら説
明する。図7は図1の通信システムにおけるPHS無線
回線の初期化動作を示すフローチャートである。
【0053】まず、図7に示すように、電源がオンされ
ると(ステップS701)、RAM204内のワークエ
リアが初期化され(ステップS702)、そして、周辺
ハードウェアが初期化される(ステップS703)。こ
の処理により、本体操作パネル219の表示が初期化さ
れる。
【0054】次いで、メモリチェックが行われる(ステ
ップS704)。このメモリチェックは、SRAM20
3内のバックアップデータ、RAM204内の画像、音
声の蓄積メモリのチェックを行う。続いて、PHSタス
クが初期化され(ステップS705)、PCHチャネル
において報知信号の送信が開始される(ステップS70
6)。この報知信号は、間欠的にファクシミリ装置10
2(親局)のID番号、一斉呼出エリア番号、付加ID
のビット数などの情報を入れたフレームを送信するもの
である。
【0055】次いで、PHS電話機104(子機)の電
源がオンされるのが待たれ(ステップS707)、PH
S電話機104(子機)の電源がオンされると、PHS
電話機104はファクシミリ装置102の報知信号を受
信し、この報知信号からファクシミリ装置102(親
局)のID番号、一斉呼出エリア番号、付加IDのビッ
ト数などの情報を認識し、SCCHによってリンクチャ
ネル確立要求メッセージをファクシミリ装置102に対
して送信する(ステップS708)。このリンクチャネ
ル確立要求メッセージを受けたファクシミリ装置102
は、PHS電話機104に対してリンクチャネル割り当
てメッセージを送信する(ステップS709)。このリ
ンクチャネル割り当てメッセージを受けたPHS電話機
104は、ファクシミリ装置102との間で同期が確立
すると、位置登録処理を行う(ステップS710)。す
なわち、PHS電話機104からファクシミリ装置10
2へ位置登録要求メッセージが送信され、認証処理など
により位置登録が行われる。
【0056】上記処理により、PHS電話機104は、
位置登録を実行した後は、発信、着信などの動作を行う
毎に、リンクチャネル確立要求を送信し、通話チャネル
の割り当てを受け、音声などのデータを32Kbpsの伝送
速度で送受信可能な状態になる。
【0057】次に、Bluetooth無線回線の初期化動作に
ついて図8を参照しながら説明する。図8は図1の通信
システムにおけるBluetooth無線回線の初期化動作を示
すフローチャートである。
【0058】図8に示すように、まず電源がオンされる
と、図7に示すステップS701〜ステップS704と
同じ処理が行われる(ステップS801)。そして、Bl
uetoothタスクの初期化が行われ(ステップS80
5)、ファクシミリ装置102から、ハンドスキャナ1
03との間でBluetoothのリンクを確立するために、Inq
uiryアクセスコードを入れたInquiryコマンドが送信さ
れる(ステップS806)。
【0059】ここで、ハンドスキャナ103がBluetoot
hのリンク確立待ちの状態であれば、ハンドスキャナ1
03からは、ハンドスキャナ103のInquiryアクセス
コードが入ったInquiry Responseが送信される。このIn
quiry Responseが所定時間内にファクシミリ装置102
により受信されないとき(ステップS807,S80
8)、Inquiry Responseを受信するまで、ファクシミリ
装置102は、Inquiryアクセスコードを入れたInquiry
コマンドの送信を繰り返す。Inquiry Responseが所定時
間内にファクシミリ装置102により受信されると、フ
ァクシミリ装置102は、予め記憶されている接続可能
なハンドスキャナ103のInquiryアクセスコードと、
受信したID番号とを比較することによって、ハンドスキ
ャナ103が接続可能な相手であるか否かを判定する
(ステップS809)。ハンドスキャナ103が接続可
能な相手でないときには、再度、ファクシミリ装置10
2は、Inquiryアクセスコードを入れたInquiryコマンド
の送信を行う(ステップS806)。
【0060】ハンドスキャナ103が接続可能な相手で
あるときには、Pagingモードへ移行する。すなわち、フ
ァクシミリ装置102は、ハンドスキャナ103のデバ
イスアクセスコードを指定してBluetooth接続仕様に基
づきSerial Port Profileを使用する無線接続要求を送
信する(ステップS810)。そして、ファクシミリ装
置102は、ハンドスキャナ103から返される上記無
線接続要求に対する応答信号の受信を待つ(ステップS
811)。ここで、所定時間内にハンドスキャナ103
からの応答信号を受信することができないときには、そ
の旨を本体操作パネル219に表示する。
【0061】ファクシミリ装置102がハンドスキャナ
103からの応答信号を受信すると、Bluetoothのリン
ク(Piconet)が確立されたので、ファクシミリ装置1
02はスキャナI/F初期化手順を実行する(ステップ
S812)。そして、ファクシミリ装置102は、スレ
ーブであるハンドスキャナ103をBluetoothのコネク
ションを確立したままで低消費電力の待機状態、すなわ
ちParkモードに移行させるために、Parkメッセージを送
信し(ステップS813)、初期化動作を終了する。
【0062】次に、PHS電話機104による通話動作
について図9ないし図11を参照しながら説明する。図
9は図1の通信システムにおけるPHS電話機104に
よる通話動作を示すフローチャート、図10はPHS電
話機104による外線発信動作時の通信シーケンス図、
図11はPHS電話機104による通話動作時のデータ
パスを示す図である。
【0063】図9ないし図11に示すように、まずPH
S電話機104においてダイヤルキーが押下されて発信
指示が出されると(ステップS901)、PHS電話機
104は、ファクシミリ装置102に対してリンクチャ
ネル割当要求メッセージを送信する(ステップS90
2)。このリンクチャネル割当要求メッセージを受けた
ファクシミリ装置102は、リンクチャネル割当送信メ
ッセージを送信する。
【0064】PHS電話機104がファクシミリ装置1
02からのリンクチャネル割当送信メッセージを受信し
ないときには(ステップS903)、再度、PHS電話
機104からファクシミリ装置102にリンクチャネル
割当要求メッセージが送信される(ステップS90
2)。PHS電話機104がファクシミリ装置102か
らのリンクチャネル割当送信メッセージを受信すると
(ステップS903)、PHS電話機104は、ファク
シミリ装置102に対して呼設定メッセージを送信する
(ステップS904)。
【0065】次いで、ファクシミリ装置102がPHS
電話機104からの呼設定メッセージを受信すると(ス
テップS905)、ファクシミリ装置102は、公衆回
線105に対して発信制御を行うために、発信先の電話
番号に相当するDTMFトーンを送出する(ステップS
906)。続いて、公衆回線105の極性反転をNCU
207で検出して相手の応答があったことを認識するま
では、PHSベースバンド処理部220を経由してPH
S電話機104に呼出メッセージを送信する。これによ
り、PHS電話機104においては、呼出音が出力され
る(ステップS907)。この呼出音は、交換機108
からの応答が検出される(ステップS908)まで続行
される。
【0066】そして、交換機108からの応答が検出さ
れると(ステップS908)、ファクシミリ装置102
はPHS電話機104に応答メッセージを送信し(ステ
ップS909)、通話パスの接続処理を行う(ステップ
S910)。
【0067】公衆回線105とPHS電話機104との
間で通話パスが接続されると、通話状態が得られる(ス
テップS911)。この通話状態においては、PHS電
話機104から受信したADPCM符号化音声データを
PHSベースバンド処理部220を経由してCODEC
212によりアナログ信号に変換する。このアナログ信
号はクロスポイントスイッチ209およびNCU207
を経由してスプリッタ205に入力され、スプリッタ2
05から公衆回線105に送出される。また逆に、公衆
回線105から受信した音声アナログ信号は、スプリッ
タ205、NCU207、クロスポイントスイッチ20
9を経由してCODEC212に入力されてデジタルP
CM信号に変換され、このデジタルPCM信号はベース
バンド処理部220、1.9GHz高周波部221経由で
PHS電話機104に伝送される。
【0068】このように、PHS電話機104で通話を
行う場合には、ADSL回線(公衆回線)105の音声
帯域チャネルに接続されるパスを使用して音声信号が伝
送される。
【0069】次に、ハンドスキャナ103上での操作に
よりハンドスキャナ103で読み取った画像を電子メー
ルに添付して送信する場合について図12ないし図14
を参照しながら説明する。図12はハンドスキャナ10
3上での操作によりハンドスキャナ103で読み取った
画像を電子メールに添付して送信する場合の動作を示す
フローチャート、図13はハンドスキャナ103上での
操作によりハンドスキャナ103で読み取った画像を電
子メールに添付して送信する場合のハンドスキャナ10
3とファクシミリ装置102間の通信シーケンス図、図
14はハンドスキャナ103とファクシミリ装置102
間のデータパスを示す図である。
【0070】図12ないし図14を参照するに、ハンド
スキャナ103のスキャナ操作パネル226を介して読
取り開始指示が出されると(ステップS1201)、ハ
ンドスキャナ103において、画像を読み取るための画
像処理が行われる(ステップS1202)。ここでは、
ハンドスキャナ103の移動に従って読み取られた画像
データをJPEG形式に圧縮変換してRAM224に格納す
る。この動作は、スキャナ操作パネル226において読
取り停止指示が出される(ステップS1203)まで継
続される。
【0071】スキャナ操作パネル226において読取り
停止指示が出されると(ステップS1203)、電子メ
ール(Eメール)送信の指示が出されるのが待たれる
(ステップS1204)。この電子メールの送信指示
は、スキャナ操作パネル226の操作により行われる。
この操作においては、例えば、スキャナ操作パネル22
6に表示された機能メニューから電子メール送信を選択
し、送信すべき画像をユーザの指示に基づき選択する。
そして、送信先である相手先の電子メールアドレスが指
定される。これにより、電子メールの送信に関する設定
が行われ、電子メールの送信指示が出される。
【0072】この電子メールの送信指示が出されると
(ステップS1204)、ハンドスキャナ(HS)10
3から、ファクシミリ装置102に画像データを転送す
るための無線リンクを確立してActiveモードへ移行する
ために、UnPark要求メッセージがファクシミリ装置10
2に対して送信される(ステップS1205)。そし
て、ファクシミリ装置102は、UnPark要求メッセージ
に応答してUnParkメッセージ(Activeモード移行応答コ
マンド)を送出する。ハンドスキャナ103はUnParkメ
ッセージを受信すると(ステップS1206)、ハンド
スキャナ103は、Activeモードへ移行し(ステップS
1207)、画像データ送信要求コマンドをファクシミ
リ装置102に送信する(ステップS1208)。この
画像データ要求コマンドには、スキャナ操作パネル22
6上で入力された電子メールの宛先情報が含まれてい
る。
【0073】次いで、画像データ送信要求コマンドを受
けたファクシミリ装置102は、画像データ送信許可コ
マンドをハンドスキャナ102に送信し、ハンドスキャ
ナ102が画像データ送信許可コマンドを受信すると
(ステップS1209)、ハンドスキャナ103からフ
ァクシミリ装置102に対して画像データの転送が開始
される。具体的には、RAM224に格納されたJPEG圧
縮画像データをBluetoothベースバンド処理部229へ
転送し、2.4GHz高周波部230を経由してファクシ
ミリ装置102に送信する。ファクシミリ装置102
は、ハンドスキャナ103から送信された画像データを
受信し、RAM204に逐次格納する。ハンドスキャナ
103は、画像データの転送が終了すると、画像転送終
了コマンドをファクシミリ装置102に送出する。
【0074】ファクシミリ装置102は、上記画像転送
終了コマンドを受信すると(ステップS1211)、発
信処理を行う(ステップS1212)。この発信処理に
おいては、まずPAP(Password Authentication Protoco
l)によって、予め設定されているユーザIDとパスワー
ドとをサーバ端末に送信し、サーバ端末からACKを受信
すると、ログイン手順が完了する。続いて、画像送信要
求コマンドにより受け取った電子メールアドレス宛にSM
TP(Simple Mail Transfer Protocol)接続要求コマン
ドを送信し、このSMTP接続要求コマンドに対してサーバ
端末から返されるSMTP接続要求確認コマンドをISPから
受信すると、ファクシミリ装置102は、電子メール送
信動作へ移行する。
【0075】そして、ファクシミリ装置102において
は、RAM204に格納された画像データをADSLモ
デム206に転送し、ADSLモデム206によりHD
LCフレームへのフレーム変換処理を行って電子メール
データを作成する(ステップS1213)。続いて、作
成された電子メールデータは、DMT変調が施された後
に、スプリッタ205を経由して公衆回線105に送出
される(ステップS1214)。
【0076】公衆回線105に送出されたデータは、基
地局内のスプリッタ106を経由してルーター109に
転送され、ルーター109は、データをインターネット
110上に収容されるサーバーに送信される。サーバー
は、送信されたデータを受信して格納する。この格納さ
れたデータは、通常の電子メールと同様に、このサーバ
にアクセス可能な端末から取り出すことができる。
【0077】このように、本実施の形態では、PHS無
線回線によりPHS電話機104を接続し、Bluetooth
無線回線によりハンドスキャナ103を接続し、PHS
電話機104の音声データをADSLの音声帯域の周波
数チャネルを使用して公衆回線上105に送出し、ハン
ドスキャナ103で読み取られた画像データをADSL
の音声帯域外の周波数チャネルを使用して公衆回線10
5上に送出するので、無線方式の特性に応じた最適なデ
ータ伝送を行うことができる。
【0078】なお、本実施の形態では、ADSL回線で
ある公衆回線に接続される通信システムを示したが、A
DSL回線と同様の回線例えばCATV回線を接続する
場合においても同様の効果を期待することができる。ま
た、無線回線としてBluetoothの場合を示したが、IEEE
802.11に準拠する無線LANなどを使用する場合にも、同
様の効果を期待することができる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信シス
テムによれば、第一の無線端末と通信装置との間は周波
数分割多重化方式の第一の無線回線により通信可能に接
続され、第二の無線端末と通信装置との間は符号分割多
重化方式の第二の無線回線により通信可能に接続され、
通信装置は、第一の周波数帯域を使用して音声帯域信号
を伝送する第一の伝送手段と、第二の周波数帯域を使用
して音声帯域外信号を伝送する第二の伝送手段と、第一
の周波数帯域の信号と第二の周波数帯域の信号とを分離
する信号分離手段とを有し、第一の伝送手段は、第一の
無線端末から第一の無線回線を介して送信された信号を
第一の周波数帯域を使用して通信回線に送信し、第二の
伝送手段は、第一の無線端末から第一の無線回線を介し
て送信された信号を前記第一の周波数帯域を使用して通
信回線に送信するから、無線方式の特性に応じた最適な
データ伝送を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置102の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のハンドスキャナ103の構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1のPHS電話機104の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】(a)はPHS無線伝送における時分割多重フ
レームの概念図、(b),(c),(d)はPHS無線
伝送フレームフォーマットを示す図である。
【図6】(a),(b)はBluetoothの無線回線の周波
数ホッピング方式によるデータ伝送の概念図、(c),
(d),(e)はハンドスキャナとの間でやり取りされ
るBluetooth通信のパケット構造を示す図である。
【図7】図1の通信システムにおけるPHS無線回線の
初期化動作を示すフローチャートである。
【図8】図1の通信システムにおけるBluetooth無線回
線の初期化動作を示すフローチャートである。
【図9】図1の通信システムにおけるPHS電話機10
4による通話動作を示すフローチャートである。
【図10】PHS電話機104による外線発信動作時の
通信シーケンス図である。
【図11】PHS電話機104による通話動作時のデー
タパスを示す図である。
【図12】ハンドスキャナ103上での操作によりハン
ドスキャナ103で読み取った画像を電子メールに添付
して送信する場合の動作を示すフローチャートである。
【図13】ハンドスキャナ103上での操作によりハン
ドスキャナ103で読み取った画像を電子メールに添付
して送信する場合のハンドスキャナ103とファクシミ
リ装置102間の通信シーケンス図である。
【図14】ハンドスキャナ103とファクシミリ装置1
02間のデータパスを示す図である。
【符号の説明】
101 通信システム 102 ファクシミリ装置 103 ハンドスキャナ 104 PHS電話機 105 公衆回線 106,205 スプリッタ 107 交換機 108 アナログ公衆網 109 ルーター 110 インターネット 201,222,233 CPU 202,223,234 ROM 204,224,235 RAM 206 ADSLモデム 207 NCU 216,229 Bluetoothベースバンド処理部 217,230 2.4GHz高周波部 220,237 PHSベースバンド処理部 221,238 1.9GHz高周波部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 佳行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5K033 AA09 BA14 BA15 CA17 CB01 DA06 DA19 DB12 DB17 DB18 5K051 AA03 BB01 BB02 CC01 CC02 DD01 DD12 EE01 EE02 EE04 EE05 HH01 JJ02 JJ12 JJ14 JJ16 5K067 AA11 BB04 BB21 CC02 CC10 DD52 EE02 EE03 EE10 EE16 EE35 HH05 5K101 KK01 KK02 LL01 LL05 LL11 MM05 NN06 NN18 NN25 NN34 RR11 SS07 TT06 UU16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続される通信装置と、前記
    通信装置に無線回線を介して接続され、第一の無線端末
    と第二の無線端末とを含む複数の無線端末とから構成さ
    れる通信システムにおいて、 前記第一の無線端末と前記通信装置との間は周波数分割
    多重化方式の第一の無線回線により通信可能に接続さ
    れ、前記第二の無線端末と前記通信装置との間は符号分
    割多重化方式の第二の無線回線により通信可能に接続さ
    れ、 前記通信装置は、第一の周波数帯域を使用して音声帯域
    信号を伝送する第一の伝送手段と、第二の周波数帯域を
    使用して音声帯域外信号を伝送する第二の伝送手段と、
    前記第一の周波数帯域の信号と前記第二の周波数帯域の
    信号とを分離する信号分離手段とを有し、 前記第一の伝送手段は、前記第一の無線端末から第一の
    無線回線を介して送信された信号を前記第一の周波数帯
    域を使用して前記通信回線に送信し、前記第二の伝送手
    段は、前記第一の無線端末から前記第一の無線回線を介
    して送信された信号を前記第一の周波数帯域を使用して
    前記通信回線に送信することを特徴とする通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記通信装置は、前記第一の無線端末か
    ら送信された信号をデジタル/アナログ変換する変換手
    段と、前記第二の無線端末から送信された信号を変調す
    る変調手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    通信システム。
  3. 【請求項3】 前記通信装置は、前記第一の無線端末か
    らの発信要求を受けると、前記通信回線に対して発信を
    行う発信手段と、前記通信回線からの前記発信に対する
    応答があると、前記第一の無線端末に対し応答メッセー
    ジを送信する送信手段とを有することを特徴とする請求
    項1記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記通信装置は、前記第二の無線端末か
    らの発信要求を受けると、前記通信回線に対してデータ
    送信を行う前に前記第二の無線端末に対し応答メッセー
    ジを送信する送信手段を有することを特徴とする請求項
    1または3記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記通信回線は、ADSL方式によるデ
    ータ通信機能が付加された回線であり、前記第一の無線
    端末と前記通信装置との間は、コードレス電話方式によ
    り通信可能に接続され、前記第二の無線端末と前記通信
    装置との間はBluetooth方式により通信可能に接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第一の無線端末はコードレス電話機
    からなり、前記第二の無線端末はデータ端末からなり、
    前記信号分離手段は、前記コードレス電話機から伝送さ
    れた音声帯域信号を入力するための第一の入力ポート
    と、前記データ端末から前記Bluetooth方式により伝送
    されたデータを入力するための第二の入力ポートとを有
    することを特徴とする請求項5記載の通信システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100489893B1 (ko) * 2002-11-20 2005-05-17 한국전자통신연구원 무선랜 셀룰러 시스템 및 그의 동작 방법
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