JP2998620B2 - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2998620B2
JP2998620B2 JP7324613A JP32461395A JP2998620B2 JP 2998620 B2 JP2998620 B2 JP 2998620B2 JP 7324613 A JP7324613 A JP 7324613A JP 32461395 A JP32461395 A JP 32461395A JP 2998620 B2 JP2998620 B2 JP 2998620B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、有線電話回線に
接続された親機と、その親機と無線回線で接続される子
電話機及び子通信端末装置等の子機とで構成された無線
通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】 この種の無線通信システムは、親機が
有線電話回線に接続されており、子電話機及び子通信端
末装置(例えば、子ファクシミリ装置)としての子機が
その親機と無線回線で接続される。そして、子電話機及
び子通信端末装置は、コードレス電話のように、親機を
介して外部電話機或いは外部通信端末装置と通信可能で
ある。また、子電話機を親機から離れた外出先等に持ち
出した場合には、携帯電話機のように公衆基地局を介し
て他の電話機等と通信を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 上記のように、子電
話機は持ち運びに便利であり、あらゆる場所で自由に使
用することができるという利点がある。このため、子電
話機が何時どのような形態で利用されたか等を把握する
ことは困難である。
【0004】本発明の目的は、子電話機の通信管理を行
うことが可能な無線通信システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、請求項1に記載の発明では、有線の電話回線に
接続された親機と、その親機と無線回線で接続される子
電話機及び子通信端末装置とからなる無線通信システム
において、子電話機は自身の通信管理情報を記憶する記
憶手段と、記憶した通信管理情報を子通信端末装置へ転
送する転送手段とを備え、子通信端末装置は受信した通
信管理情報を印字出力する出力手段を備えたものであ
る。
【0006】請求項2に記載の発明では、有線の電話回
線に接続された親機と、その親機と無線回線で接続され
る子電話機及び子通信端末装置とからなる無線通信シス
テムにおいて、親機は子電話機の通信管理情報を記憶す
る記憶手段と、記憶した通信管理情報を子通信端末装置
へ転送する転送手段とを備え、子通信端末装置は受信し
た通信管理情報を印字出力する出力手段を備えたもので
ある。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の無線通信システムにおいて、前記子電話機は複数設
けられ、前記親機の転送手段は、記憶手段内の各子電話
機の通信管理情報のうち、所定の子電話機の通信管理情
報を選択して転送するように構成されている。
【0008】従って、請求項1から3に記載の発明は次
のような作用を奏する。請求項1に記載の発明におい
て、使用者が子電話機を用いて他の電話機等と通信を行
うと、子電話機は通信時間等の通信管理情報を記憶手段
により記憶する。この記憶手段内の通信管理情報は、子
通信端末装置に転送される。子通信端末装置は、受信し
た通信管理情報を印字出力する。
【0009】請求項2に記載の発明において、使用者が
子電話機を用いて他の電話機等と親機を介して通信を行
うと、親機は通信時間等の通信管理情報を記憶手段によ
り記憶する。この記憶手段内の通信管理情報は、子通信
端末装置に転送される。子通信端末装置は、受信した通
信管理情報を印字出力する。
【0010】請求項3に記載の発明においては、所望の
子電話機の通信管理情報のみを選択して印字出力させる
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施形態につい
て説明する。 (第1実施形態)図1に、この第1実施形態における無
線通信システムの構成を示す。親機#0は例えば2回線
のPSTN電話回線(一般電話回線網)L1,L2に接
続されている。4台の子機#1〜#4は親機#0に無線
回線により接続される。なお、本実施形態において、子
機#1〜#3は子電話機であり、子機#4は子通信端末
装置としてのファクシミリ装置である。
【0012】なお、前記子機#1〜#4と親機#0との
間の無線通信は、PHS(パーソナル・ハンディホン・
システム)と呼ばれる近年開発された移動通信サービス
を利用したものである。PHS用端末(子機)は、屋外
では携帯電話機のように屋外の公衆基地局を介して通信
することができ、屋内ではコードレス電話機のように一
般電話回線網に接続された屋内基地局(親機)を介して
通信することができる。PHSの特徴は、伝送方式にT
DMA/TDD(Time Division MultipleAccess
/Time Division Duplex )方式を使用しており周波
数利用効率が良い。また、音声符号化方式にADPCM
を採用しているので回線品質が良く、アナログ方式のコ
ードレス電話機に比してデータ伝送が高速であるためフ
ァクシミリ通信等のデータ通信が可能となる。
【0013】次に、図2に親機#0の構成を示す。NC
U(ネットワークコントロールユニット)1は、親機#
0と電話回線L1,L2との閉結及び開放を制御する。
ADPCMコーデック3は、ADPCM(適応差分パル
ス符号変調)により、電話回線L1,L2を介して受信
したデータの符号化、及び無線回線を介して子機#1〜
#4から受信したデータの復号を行う。チャンネル・コ
ーデック4は、TDMA/TDD方式に適合したデータ
の作成、及び子機#1〜#4から受信したデータから必
要なデータの抽出を行う。変調部5は子機#1〜#4へ
送信するデータをπ/4シフトQPSK方式により変調
し、復調部6は子機#1〜#4から受信したデータを同
様の方式にて復調する。RF部7は、変調部5から入力
されたデータをアンテナ8を介して子機#1〜#4へ送
信するとともに、アンテナ8を介して受信したデータを
復調部6へ出力する。
【0014】さらに、親機#0は、上述の各部を制御す
るCPU9、その制御に必要なプログラム等を記憶した
ROM10、及び制御に必要なデータ等を一時的に記憶
するRAM11を備えている。
【0015】次に、図3に子電話機#1〜#3の構成を
示す。スピーカ21及びマイク22は、ADPCMコー
デック23と接続されている。ADPCMコーデック2
3は、無線回線を介して受信したデータをADPCM方
式により復号してスピーカ21から出力させるととも
に、マイク22から入力された音声データを同様の方式
により符号化する。チャンネル・コーデック24は、T
DMA/TDD方式に適合したデータの作成、及び受信
したデータから必要なデータの抽出を行う。変調部25
は、無線回線を介して送信されるデータをπ/4シフト
QPSK方式により変調し、復調部26は親機#0から
受信したデータを同様の方式により復調する。RF部2
7は、変調部25から入力された信号をアンテナ28を
介して送信するとともに、アンテナ28から受信した信
号を復調部26へ出力する。発信元検出部34は、発呼
側の発呼に基づく呼出しを受けたときに、親機又は公衆
基地局から送信されてくる発呼側の電話番号のデータを
検出する。
【0016】さらに、子電話機#1〜#3は、上述の各
部を制御するCPU29、その制御に必要なプログラム
等を記憶したROM30及び制御に必要なデータ等を一
時的に記憶するRAM31を備えている。RAM31
は、記憶手段としての通信管理用メモリ31aを備えて
いる。本実施形態において、CPU29、ROM30及
びRAM31は転送手段を構成している。通信管理用メ
モリ31aには、子電話機#1〜#3を使用して通信を
行った場合の通信管理情報が記憶される。なお、記憶さ
れる通信管理情報としては、例えば子電話機#1〜#3
が発呼側であるか被呼側であるか、通信相手先番号、通
信モード、通信開始日時及び通信時間等の情報がある。
ここで、「通信モード」とは、子電話機#1〜#3が親
機#0を介して通信を行ったか、公衆基地局を介して通
信を行ったかを表すものである。親機#0は通常オフィ
ス内等の屋内に設置されるので、その屋内において親機
#0を介して行われる通信モードのことを以後内線モー
ドと呼ぶ。また、子電話機#1〜#3を屋外に持ち出し
た場合には公衆基地局を介して通信が行われるので、こ
の場合の通信モードを以後外線モードと呼ぶ。前記通信
管理情報は文字コードデータの形で通信管理用メモリ3
1a内に記憶される。キー入力部32は電話番号等を入
力するためのテンキー32a等の各種操作キーを備えて
いる。
【0017】次に、図4に子ファクシミリ装置#4の構
成を示す。読取部41は、CCD等によって原稿を走査
して得られた画データを2値化する。記録部42は、受
信画データ等に基づき記録紙上に印字を行う。FAXコ
ーデック57は、読取部41で2値化された画データを
冗長度圧縮のために符号化するとともに、無線回線から
受信した符号化データを復号して記録部42へ出力す
る。FAXモデム58は、FAXコーデック57で符号
化されたデータをみなし音声に変調するとともに、有線
回線から受信したみなし音声を復調する。ADPCMコ
ーデック43は、FAXモデム58から入力されたみな
し音声データをADPCM方式により符号化するととも
に、無線回線を介して受信したみなし音声データを同様
の方式により復号してFAXモデム58へ出力する。チ
ャンネル・コーデック44は、TDMA/TDD方式に
適合したデータの作成、及び無線回線を介して受信した
データから必要なデータの抽出を行う。変調部45は、
無線回線を介して送信されるデータをπ/4シフトQP
SK方式により変調し、復調部46は無線回線を介して
受信したデータを同様の方式により復調する。RF部4
7は、変調部45から入力された信号をアンテナ48を
介して送信するとともに、アンテナ48から受信した信
号を復調部46へ出力する。
【0018】さらに、子機ファクシミリ装置#4におけ
るADPCMコーデック43及びチャンネル・コーデッ
ク44には、CPU49、制御に必要なプログラム等を
記憶したROM50、制御に必要なデータ等を一時的に
記憶するためのRAM51が接続されている。
【0019】同様に、FAXコーデック57及びFAX
モデム58には、CPU54、ROM55及びRAM5
6が接続されている。キー入力部52は、電話番号等を
入力するためのテンキー等の各種操作キーを備えてい
る。LCD53は、入力された電話番号等の各種情報を
表示する。C.G.ROM(キャラクタジェネレータR
OM)59は、漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベ
ット、及び数字等の各種の文字フォントデータを予め記
憶している。本実施形態において、記録部42及びC.
G.ROM59は出力手段を構成している。
【0020】次に、前記のように構成された無線通信シ
ステムにおいて、子電話機#1の通信管理用メモリ31
aに記憶された通信管理情報を子ファクシミリ装置#4
に転送して印字出力させる動作を図5及び図6に基づい
て説明する。
【0021】図6に示すように、子電話機#1を使用し
て他の電話機等との間で外線モード或いは内線モードで
通信が行われると、その通信が終了する度に、子電話機
#1のRAM31の通信管理用メモリ31aに通信管理
情報がコードデータの形で記憶される(ステップS1〜
S4)。そして、通信管理用メモリ31a内の通信管理
情報のデータ量が、例えば通信管理用メモリ31aの最
大記憶容量に達すると(言い換えれば、通信管理用メモ
リ31a内の通信管理情報の件数が、通信管理用メモリ
31aの最大記憶容量に相当する件数に達すると)、子
電話機#1は通信管理情報のデータ(コードデータ)を
レポートプリント要求信号として親機#0を介して子フ
ァクシミリ装置#4に転送する(ステップS5)。
【0022】子ファクシミリ装置#4は、レポートプリ
ント要求信号を受信すると、通信管理情報としての文字
コードデータをRAM56に一旦記憶させる(ステップ
S6)。続いて、子ファクシミリ装置#4は、レポート
プリント要求信号を受信した旨を示す応答信号を親機#
0を介して子電話機#1に送信する(ステップS7)。
そして、子ファクシミリ装置#4は、RAM56に記憶
された文字コードデータに対応する文字フォントデータ
をC.G.ROM59内から読み出し、記録部42にて
図5に示すような通話管理レポートを記録紙P1上に印
字出力させる(ステップS8)。同図に示すように、こ
の通信管理レポートは子電話機#1による通信に関する
情報を示すものである。この通信管理レポートは、子電
話機#1が発呼側になった場合と被呼側になった場合と
で分けられて印字され、管理情報が通信開始日時の古い
順に並べられる。なお、ここでは説明しなかったが、他
の子電話機#2,#3を使用して通信を行った場合も、
子電話機#1の場合と同様に、各子電話機#2,#3の
通信管理情報が子ファクシミリ装置#4にて印字出力さ
れる。
【0023】この第1実施形態の無線通信システムは上
記のように動作するので、以下のような利点がある。 (1−1) 子ファクシミリ装置#4で印字出力された
通信管理レポートを見ることにより、使用者は子電話機
#1〜#3が何時どのような形態で使用されたかを正確
に把握できる。
【0024】(1−2) 通信管理レポートが発呼の場
合と被呼の場合とに分けられているので、特に通信料金
が必要となる発呼に関する情報を正確に把握できること
は、通信料金を知るうえで有用である。
【0025】(1−3) 通信管理レポートの「通信モ
ード」の欄を見ることにより、通信モードが親機#0を
介した内線モードか公衆基地局を介した外線モードかを
正確に知ることができる。内線モードにおいては、通常
の一般電話回線の料金体系が適用され、外線モードにお
いてはそれとは異なるPHS用の料金体系が適用される
ので、通信モードを正確に把握できることは、通信料金
を知るうえで有用である。
【0026】(1−4) 発信元検出部34を備えてい
るので、発呼側の電話番号であっても確実に知ることが
できる。 (1−5) 各子電話機#1〜#3がどのような形態で
使用されても、通信管理情報を各子電話機#1〜#3毎
にそれぞれ確実に管理できる。
【0027】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について、上記第1実施形態とは異なる点を中心に
して説明する。さて、この第2実施形態では、子電話機
#1〜#3に通信管理用メモリ31aが設けられておら
ず、図2に2点鎖線で示すように、親機#0のRAM1
1に通信管理用メモリ11aが設けられている。また、
図2に2点鎖線で示すように、親機#0には発呼側の電
話番号を検出するための発信元検出部12が設けられて
いる。発信元検出部12は着信時にFSK信号等によ
り、局交換機から送られてくる発呼側の電話番号を検出
する。そして、各子電話機#1〜#3の通信管理情報
は、親機#0の通信管理用メモリ11aに記憶されるよ
うになっている。
【0028】次に、この第2実施形態の作用を図7及び
図8に基づいて説明する。図8に示すように、各子電話
機#1〜#3を使用して他の電話機等との間で親機#0
を介した内線モードで通信が行われると、その通信が終
了する度に、親機#0のRAM11の通信管理用メモリ
11aに通信管理情報がコードデータの形で記憶される
(ステップS11,S12)。そして、通信管理用メモ
リ11a内の通信管理情報のデータ量が、例えば通信管
理用メモリ11aの最大記憶容量に達すると、親機#0
は通信管理情報のデータ(コードデータ)をレポートプ
リント要求信号として子ファクシミリ装置#4に転送す
る(ステップS13)。子ファクシミリ装置#4は、レ
ポートプリント要求信号を受信すると、通信管理情報と
しての文字コードデータをRAM56に一旦記憶させる
(ステップS14)。続いて、子ファクシミリ装置#4
は、レポートプリント要求信号を受信した旨を示す応答
信号を親機#0に送信する(ステップS15)。そし
て、子ファクシミリ装置#4は、RAM56に記憶され
た文字コードデータに対応する文字フォントデータを
C.G.ROM59内から読み出し、記録部42にて図
7に示すような通話管理レポートを記録紙P2上に印字
出力させる(ステップS16)。同図に示すように、こ
の通信管理レポートは子電話機#1〜#3による通信に
関する情報を示すものである。
【0029】この第2実施形態における通信管理レポー
トも、前記第1実施形態の場合と同様に、各子電話機#
1〜#3が発呼側になった場合と被呼側になった場合と
で分けられて印字され、管理情報が通信開始日時の古い
順に並べられる。しかし、この第2実施形態では、子電
話機#1〜#3の通信管理を親機#0が行うので、子電
話機#1〜#3が公衆基地局を介した外線モードで使用
された場合の通信管理情報は、親機#0の通信管理用メ
モリ11aに記憶されない。つまり、親機#0は子電話
機#1〜#3が内線モードで使用された場合のみの通信
管理情報を通信管理用メモリ11aに記憶する。従っ
て、図7に示す通信管理レポートには図5の通信管理レ
ポートとは異なり、管理情報がどの子電話機#1〜#3
のものであるのかを示すために、「子機番号」の欄が設
けられている。
【0030】この第2実施形態の無線通信システムは上
記のように動作するので、第1実施形態における効果
(1−1),(1−2),(1−4)に加えて以下のよ
うな利点がある。
【0031】(2−1) 親機#0が全ての子電話機#
1〜#3の通信情報を一括して管理しているため、通信
管理を容易に行うことができる。なお、この発明は、次
のように変更して具体化することも可能である。
【0032】(イ) 第1及び第2実施形態において、
C.G.ROMを子ファクシミリ装置#4に設けずに、
親機#0に設けること。この場合、第1実施形態では、
子電話機#1から送信される通信管理情報としての文字
コードデータが親機#0で受信されると、親機#0はコ
ードデータに対応する文字フォントデータをC.G.R
OM59内から読み出し、その文字フォントデータ、言
い換えればイメージデータを通信管理情報として子ファ
クシミリ装置#4に送信する。これによっても、通話管
理レポートを正常に印字出力することができる。また、
第2実施形態では、親機#0は通信管理用メモリ11a
内の通信管理情報としての文字コードデータに対応する
フォントデータをC.G.ROM59内から読み出して
子ファクシミリ装置#4に送信する。従って、子ファク
シミリ装置#4は受信したイメージデータに基づき、図
5に示すような通信管理レポートを印字出力する。
【0033】(ロ) 第1及び第2実施形態において、
通信管理情報を通信管理用メモリ11a,31aに文字
フォントデータの形で記憶するようにすること。従っ
て、子電話機#1〜#3又は親機#0は、子ファクシミ
リ装置#4に対して通信管理情報をフォントデータ(イ
メージデータ)の形で送信し、子ファクシミリ装置#4
は、受信したイメージデータに基づき、図5又は図7に
示すような通信管理レポートを印字出力する。
【0034】(ハ) 第1及び第2実施形態において、
子電話機#1〜#3のキー入力部32の操作に基づきレ
ポートプリント要求信号を、子電話機#1〜#3から或
いは親機#0から子ファクシミリ装置#4に対して送信
するようにすること。このようにすれば、子電話機#1
〜#3の通信管理情報を必要に応じて任意に出力させる
ことができる。また、第1及び第2実施形態において、
通信管理情報の印字出力を、親機#0のキー入力部のキ
ー操作に基づき行わせるようにしても良い。
【0035】(ニ) 親機#0にFAX機能を設け、第
1実施形態においては子電話機#1から受信した通信管
理情報、第2実施形態においては親機#0の通信管理用
メモリ11aに記憶した通信管理情報を、親機#0にお
いてそれぞれ通信管理レポートとして印字出力するこ
と。この場合、親機#0に子ファクシミリ装置#4と同
様に、記録部42、FAXコーデック57、FAXモデ
ム58及びC.G.ROM59を設ければ良い。
【0036】(ホ) 第2実施形態において、通信管理
情報を図5に示すように各子電話機#1〜#3毎に分け
て印字出力するようにすること。このようにすれば、各
子電話機#1〜#3の使用状態をより正確に把握でき
る。
【0037】(ヘ) 第2実施形態において、親機#0
の通信管理用メモリ11a内に記憶された各子電話機#
1〜#3の通信管理情報のうち、所定の子電話機の通信
管理情報を選択して転送するように構成すること。この
選択は、子電話機#1〜#3或いは#0のキー入力部の
操作に基づいて行うようにすれば良い。このようにすれ
ば、所望の子電話機の通信管理情報のみを任意に選択し
て印字出力することができる。
【0038】(ト) 前記ステップS5,S13におい
て、子ファクシミリ装置#4は通信管理情報を正常に受
信することができなかったときには、前記ステップS
7,S15においてデータが正常に受信されなかった旨
を示す信号をデータ送信側に対して送ること。そして、
データの送信側から再度データの送信をすること。この
ようにすれば、通信管理情報を子ファクシミリ装置#4
において確実に印字出力することができる。
【0039】(チ) 親機#0と子ファクシミリ装置#
4とは、無線回線でファクシミリ通信を行うために「み
なし音声」を使用しており、データの伝送速度は480
0bps程度である。しかし、無線回線に「みなし音
声」使用しないで、直接ファクシミリデータを無線回線
に送出することにより、データ伝送速度を14400b
ps程度にまで高めることができるとともに、データを
より高品質に伝送できる。このためには、子ファクシミ
リ装置#4のFAXコーデック57とチャンネル・コー
デック44とを直接接続し、親機#0のチャンネルコー
デック4とNCU1との間にFAXモデムを設ければよ
い。
【0040】(リ) 有線回線として、アナログ回線網
であるPSTN回線に代えて、ディジタル回線網として
のISDN回線を使用し、親機#0のチャンネル・コー
デック4をISDNインターフェイスを介してISDN
回線に接続すること。これにより、32kbpsのデー
タ伝送速度を実現することができる。
【0041】(ヌ) 通信端末装置としてファクシミリ
装置以外に、例えば通信機能を備えたパーソナル・コン
ピュータ等を使用すること。上記実施形態から把握でき
る技術的思想について、以下に記載する。
【0042】(1) 有線の電話回線に接続された親機
と、その親機と無線回線で接続される子電話機とからな
る無線通信システムにおいて、子電話機は自身の通信管
理情報を記憶する記憶手段と、記憶した通信管理情報を
親機へ転送する転送手段とを備え、親機は受信した通信
管理情報を印字出力する出力手段を備えた無線通信シス
テム。
【0043】(2) 有線の電話回線に接続された親機
と、その親機と無線回線で接続される子電話機とからな
る無線通信システムにおいて、親機は子電話機の通信管
理情報を記憶する記憶手段と、記憶した通信管理情報を
印字出力する出力手段とを備えた無線通信システム。
【0044】(3) 前記子電話機は複数設けられ、前
記親機の出力手段は、記憶手段内の各子電話機の通信管
理情報のうち、所定の子電話機の通信管理情報を選択し
て印字出力するように構成されている上記(2)に記載
の無線通信システム。
【0045】(4) 前記子通信端末装置はファクシミ
リ装置である請求項1〜3の何れかに記載の無線通信シ
ステム。 (5) 前記親機はファクシミリ装置である上記(1)
〜(3)の何れかに記載の無線通信システム。
【0046】(6) 前記子電話機又は親機の転送手段
は、記憶手段内の通信管理情報のデータ量が所定量に達
したとき、その通信管理情報の転送を行う請求項1、2
及び(1)の何れかに記載の無線通信システム。
【0047】(7) 前記親機の出力手段は、記憶手段
内の通信管理情報のデータ量が所定量に達したとき、そ
の通信管理情報の印字出力を行う(2)に記載の無線通
信システム。
【0048】
【発明の効果】 以上詳述したように、本発明によれば
次のような優れた効果を奏する。請求項1に記載の発明
によれば、子電話機毎に通信情報の管理を行うことがで
きるために、子電話機を用いた通信の全ての使用態様の
管理をすることが確実にできる。
【0049】請求項2に記載の発明によれば、親機が子
電話機の通信情報を一括して管理しているため、管理を
容易に行うことができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、使用者は所望とする子電話機の通信管理情報のみを
任意に選択して取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における無線通信システム
の構成図。
【図2】 親機の回路構成図。
【図3】 子電話機の回路構成図。
【図4】 子ファクシミリ装置の回路構成図。
【図5】 第1実施形態における通信管理レポートを説
明する説明図。
【図6】 第1実施形態における動作説明図。
【図7】 第2実施形態における通信管理レポートを説
明する説明図。
【図8】 第2実施形態における動作説明図。
【符号の説明】
#0…親機、#1〜#3…子電話機、#4…子ファクシ
ミリ装置、9…第2実施形態における転送手段を構成す
るCPU、10…第2実施形態における転送手段を構成
するROM、11…第2実施形態における転送手段を構
成するRAM、11a…第2実施形態における記憶手段
としての通信管理用メモリ、29…第1実施形態におけ
る転送手段を構成するCPU、30…第1実施形態にお
ける転送手段を構成するROM、31…第1実施形態に
おける転送手段を構成するRAM、31a…第1実施形
態における記憶手段としての通信管理用メモリ、42…
出力手段を構成する記録部、59…出力手段を構成する
C.G.ROM。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線の電話回線に接続された親機と、そ
    の親機と無線回線で接続される子電話機及び子通信端末
    装置とからなる無線通信システムにおいて、子電話機は
    自身の通信管理情報を記憶する記憶手段と、記憶した通
    信管理情報を子通信端末装置へ転送する転送手段とを備
    え、子通信端末装置は受信した通信管理情報を印字出力
    する出力手段を備えた無線通信システム。
  2. 【請求項2】 有線の電話回線に接続された親機と、そ
    の親機と無線回線で接続される子電話機及び子通信端末
    装置とからなる無線通信システムにおいて、親機は子電
    話機の通信管理情報を記憶する記憶手段と、記憶した通
    信管理情報を子通信端末装置へ転送する転送手段とを備
    え、子通信端末装置は受信した通信管理情報を印字出力
    する出力手段を備えた無線通信システム。
  3. 【請求項3】 前記子電話機は複数設けられ、前記親機
    の転送手段は、記憶手段内の各子電話機の通信管理情報
    のうち、所定の子電話機の通信管理情報を選択して転送
    するように構成されている請求項2に記載の無線通信シ
    ステム。
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