JP2001007953A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001007953A
JP2001007953A JP11175380A JP17538099A JP2001007953A JP 2001007953 A JP2001007953 A JP 2001007953A JP 11175380 A JP11175380 A JP 11175380A JP 17538099 A JP17538099 A JP 17538099A JP 2001007953 A JP2001007953 A JP 2001007953A
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JP11175380A
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Hideya Tabeta
秀也 多辺田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線発信時の処理が簡単になり、ファクシミ
リ通信装置の操作性が向上する無線通信装置を提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】ISDN網を介して、第1の通信チャネル
を用いて通話中に、第2の通信チャネルを用いてG3フ
ァクシミリ通信を行う場合、原稿送信部に原稿がセット
されていることを検出し、第2の通信を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、特にISDN(総合サービスデジタル網)に接
続されるファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDNの普及によって「2B+
D」の複数のチャネルを同時に用いて通信が可能なシス
テムが考えられている。
【0003】たとえば、この種の装置において、同時に
複数の相手と通信を行うためには、特開昭63−228
867号公報に記載されているように、第1のチャネル
で通話中に、その通話中のダイヤル番号をメモリに記憶
し、第2の発呼キーを押下等すると、メモリからダイヤ
ル情報を読み出し、第2のチャネルによって発呼処理を
行い、複数のチャネルを同時に使用可能としている。
【0004】また、特開平05−344270号公報に
記載されているように、通常の電話による電話番号と、
ファクシミリ用の電話番号とをメモリに記憶し、ワンタ
ッチキー等によって当該電話番号を呼び出し、第1のチ
ャネルでは電話番号に発信し、第2のチャネルを用い、
ファクシミリの番号に送信する処理を行い、同時に通話
を行いながらファクシミリの通信も可能としていた。
【0005】上記のように、自装置が電話付きファクシ
ミリ装置である場合、第1のチャネルで電話機を用いて
通話中に、第2のチャネルでファクシミリを送受信する
処理が可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の装置にお
いて、特開昭63−228867号公報に記載されてい
るように、複数の相手と同時に通信を行うためには、第
1のチャネルと第2のチャネルとに発呼する発信キーを
複数備える必要があり、また、操作が複雑になるととも
に、装置が高価になるという問題がある。
【0007】また、特開平05−344270号公報に
記載されているように、通常の電話による電話番号とフ
ァクシミリ用の電話番号とをメモリに記憶し、ワンタッ
チキー等によって当該電話番号を呼び出し、通話を行い
ながら同時にファクシミリの通信も可能とした場合、登
録されていない相手に対して送信を行う場合は、操作性
が向上しないという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
つのデジタル公衆回線インタフェースを収容し、有線お
よび無線の内線電話機能と、ファクシミリ通信機能とを
備えているファクシミリ装置において、発信または着信
時にBチャネルを接続し、第1の通信を可能にする第1
の通信制御手段と、上記第1の通信制御手段が電話また
はファクシミリ通信であるかを認識する認識手段と、
ファクシミリ送信すべき原稿の有無を検出する原稿検出
手段と、ファクシミリ送信を行うために画像データを読
み込む読取手段と、発信を行うためのダイヤル番号を入
力するキー入力手段と、入力されたダイヤル情報を表示
する表示手段と、ファクシミリの送受信を促すファクシ
ミリ通信制御開始手段と、上記ファクシミリ制御開始手
段が出力した開始情報によって、第2のBチャネルを接
続し、第2の通信を行なう第2の通信制御手段とを有
し、上記第1の通信制御手段が電話機能を用いた通信を
行っていることを、上記認識手段が認識し、上記原稿検
出手段がファクシミリ送信原稿を検出した場合、ダイヤ
ル番号の入力を促す表示を上記表示手段が行い、上記処
理後、キー入力部から入力されるダイヤル情報を発呼ダ
イヤルとみなし、第2の発呼処理を行うことを特徴とす
るファクシミリ装置である。
【0009】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例である無線通信システム100の構成を示す図で
ある。
【0010】無線通信システム100は、データの送受
信を行う相手端末101と、公衆回線102を収容し、
システム内の端末局に公衆網通信サービスおよびG3に
よるファクシミリ通信機能を提供する制御局103と、
制御局との間で無線によって制御データまたは音声デー
タを交換し、公衆回線102を介した音声通話を行うと
共に、複数の端末局間でいわゆる内線間通話を行う無線
電話機104と、無線端末局107とを有する。
【0011】無線端末局107は、制御局103との間
での制御データの通信及びデータ通信を行う無線アダプ
タ105と、無線アダプタに接続され、無線アダプタか
らのデータを受信するデータ端末または周辺機器106
とによって構成されている。
【0012】また、データ端末および周辺機器106
は、データをバースト的に送受信する機能を有する端末
機器(データ端末)またはデータ入出力機器と、無線通
信を司る無線アダプタ105とを接続可能なものであ
り、たとえばコンピュータ、マルチメディア端末、プリ
ンタ、ファクシミリ、複写機、LANゲートウエイの他
に、電子カメラ、ビデオカメラ、スキャナ等の機器が該
当する。
【0013】次に、上記実施例における制御局103に
ついて説明する。
【0014】図2は、制御局103における網制御端末
の内部構成を示すブロック図である。
【0015】主制御部201は、網制御端末103の全
体制御を司るとともに、タイマ計時手段を有し、通信の
管理を行うとともに、各端末局の管理を行う。
【0016】ROM202には、制御プログラムが格納
されている。
【0017】RAM203は、主制御部201の処理で
端末種別情報や通信の状態等を記憶するワークエリア
と、ファクシミリ通信時に受信したデータの格納および
送信時に読み取った原稿のデータを格納する画像メモリ
とである。
【0018】図2では、RAM203を1つのブロック
として記載してあるが、ワーク用のRAMと画像用のR
AMと複数のメモリブロックとのように、個別にRAM
を設けるようにしてもよい。
【0019】デジタル回線インタフェース部204は、
公衆網回線102からの64KbpsのBチャネル2本
(以下それぞれB1チャネルとB2チャネルと記載す
る)と、16KbpsのDチャネルとの「2B+D」の
データを受信するためのDSU(Digital Se
rvice Unit)およびAMI信号等のシリアル
信号を受信し、フレーム中のデータ部を取り出しPCM
信号と制御データとして、所定のタイミングで、後述す
るデジタルスイッチ部205と主制御部201とにデー
タを出力し、デジタルスイッチ部205からのPCM信
号および主制御部201からの制御データを所定のフレ
ームに構成し、デジタル公衆回線102データとして出
力する。
【0020】また、内部にLAPD(Link Acc
ess Procedure onthe D cha
nnel)のプロトコルを有し、主制御部201を介し
て、相手端末との通信は呼制御と呼ばれる制御データの
やり取りを、Dチャネルを用いて行う。
【0021】上記と同様に、内部のLAPB(Link
Access Procedure on the
B channel)は、プロトコルを有し、音声デー
タと画像データとの送受信をBチャネルを用いて行う。
【0022】また、内部にHDLC(High−lev
el Data Link Control)制御手順
を有し、ISDN網を介し、Bチャネルを所定のフレー
ムに組み立て、64Kbpsまたは2つのBチャネルを
使用し、128Kbpsによる非制限デジタルによるデ
ータ通信を可能にしている。
【0023】デジタルスイッチ部205は、後述する無
線通信処理部206間のPCM信号と、後述するシリア
ル通信コントロール部212との間のシリアル信号を切
り替え、所定のシリアル信号をデジタル回線I/Fを介
して、B1チャネルまたはB2チャネルを用いて、シリ
アルデータの送受信を可能にする。
【0024】無線通信処理部206は、通常、チャネル
コーデックまたはベースバンドICと呼ばれている。
【0025】無線情報処理部206は、ADPCM符号
化された情報に、スクランブル等の処理を行うととも
に、所定のフレームに時分割多重化し、後述するRF部
211の送受信の切り換え、周波数切り換え等を制御
し、また、間欠受信処理、キャリア検出、レベル検知、
ビット同期を行う。無線情報処理部206で、無線フレ
ームに組み立てられ、モデムによって変調されたデータ
がRF部を介して制御局や目的とする無線端末へ伝送さ
れる。
【0026】また、無線情報処理部206は、内部にP
CMのインタフェース部を有し、アナログ信号−PCM
信号間のCODER−DECODERの処理を行ない、
無線によるデータ通信を可能にするPIAFSプロトコ
ルを内部に有し、ISDN網または内線電話機からの3
2Kbpsまたは64Kbpsのデータ通信をサポート
している。
【0027】なお、無線情報処理部206の詳細を、図
5に示してある。
【0028】RF部207は、無線通信処理部206か
らの変調された送信データを無線送信可能な形式に変換
し、アンテナに送り、アンテナを介して無線受信した情
報から変調されたデータを取り出し、無線通信処理部2
06に上記取り出されたデータを出力する。
【0029】アナログスイッチ部208は、主制御部2
01からの制御によって、モデム部からの信号や後述す
る音源部、ハンドセット、スピーカ等のアナログ部の入
出力信号の無線通信処理部へ、入出力の切り替えを行
う。
【0030】音源部209は、保留音を出力する。
【0031】ハンドセット210は、音声の入出力を行
う。
【0032】スピーカ211は、着信音や記憶した音声
データの出力およびFAX通信時のモニタを行う。
【0033】キー入力部213は、G3規格に基づくフ
ァクシミリ送受信を可能にするものであり、ダイヤル番
号等を入力する0〜9、*、#等のダイヤルキー、ファ
クシミリの送受信を制御するファックスキー、回線のO
N/OFFを制御するオフフックキー、その他保留キ
ー、コピーキー等の機能キーによって構成されている。
【0034】表示部214は、時刻の表示や通信中の回
線の表示、エラーの表示等の状態の表示を行い、主に液
晶等で構成されている。
【0035】フック検出部215は、特にハンドセット
のON/OFFを検出し、回線ON/OFFを制御す
る。
【0036】記録部216は、感熱型、熱転写型プリン
タ、またはレーザービームプリンタ、インクジェットプ
リンタ等の周知の印字手段を有し、MH、MR、MMR
符号化されたデジタルデータを複合化し、この復号化し
たデータを印字データとして印字を行う。
【0037】読取部217は、CCDまたは密着型セン
サアレイ等の周知の原稿読取手段を有し、読取手段で読
み取ったアナログデータをデジタルデータに変換し、こ
の変換されたデジタルデータをMH、MR、MMR等の
周知の符号化方法によって符号化し出力する。
【0038】原稿検出部218は、読取部216の送信
原稿の有無を検出し、その結果を主制御部201に通知
する。220で示されているブロックが、オペレーショ
ンパネルとして1つのパーツとして構成されることが考
えられる。
【0039】アドレスおよびデータバス219は、主制
御部201が各部の設定を行うために使用する。
【0040】シリアル通信コントロール部221は、H
DLC等のシリアル通信の制御を行う。
【0041】図3は、上記実施例における無線通信処理
部206の内部構成を示す図である。
【0042】変調部301は、フレームに組み立てら
れ、入力されるデータを変調し、RF部307に出力す
る。
【0043】復調部302は、RF部307から出力さ
れ、変調されたデータを復調し、デジタル信号に変換す
る。
【0044】フレーム組立て部303は、後述する各種
バッファに設定されたデータを、RCR−28スタンダ
ードで決められている所定のフレームに構成している。
【0045】フレーム分解部304は、復調部302か
ら出力されるフレーム構成をしているデジタルデータを
分解し、データを取り出している。
【0046】A/Dコンバータ305は、RFからのR
SSI信号を受信し、アナログ/デジタル変換を行う。
【0047】レベル検出部306は、A/Dコンバータ
305からのデジタル信号を所定のレベルと比較する。
【0048】シンセ制御部307は、RF部が有してい
るPLLを設定するデータを出力する。
【0049】主制御部I/F部308は、主制御部と接
続されているバス315を収容し、制御データの書き込
み・読み出しを行う。
【0050】送信バッファ309は、データの送信を行
う場合に、5ms毎に送信を行うデータを一時的に記憶
するバッファである。
【0051】受信バッファ310は、フレーム分解部で
分解されたデータを一時的に記憶しておくバッファであ
る。
【0052】ADPCMI/F311は、後述するAD
PCMコーデックによって32Kbpsに圧縮された音
声データを所定のフレームに構成するために、一時的に
音声データを記憶し、フレーム分解部304で分解され
た5ms分の音声データを、一時的に記憶するADPC
MI/Fである。
【0053】音源部312は、PB信号やBT、DT等
の信号、着信音等をデジタル的に記憶している。
【0054】ADPCMコーデック313は、入力され
たアナログ信号を一旦64KbpsのPCM信号に変換
した後に、PCM信号を32KbpsADPCMのデジ
タル信号に変換し、受信したPCMまたはADPCMの
デジタル信号をD/A変換し、アナログ信号として出力
する。
【0055】データセレクタ314は、ADPCMI/
FへのADPCMデータ入出力信号をADPCMコーデ
ック313から入出力するのか、PCMI/Fから入出
力するのか、32KbpsのADPCMデータとしてデ
ータ入出力部318とデータの入出力を行うかのデータ
出力先の選択を行う。
【0056】アナログI/F315は、ADPCMコー
デック313とアナログスイッチ部308との間のアナ
ログ入出力信号のレベルの制御を行う。
【0057】PCMI/F316は、64Kbpsのデ
ータ伝送量でデジタルスイッチ部305とデータセレク
タとの間でPCM信号の入出力を行う。
【0058】バーストデータI/F317は、フレーム
分解部304で分解されたバーストデータ信号を一時的
に記憶し、32Kbpsのシリアル信号としてデータ入
出力部318から出力し、データ出力部318から32
Kbpsで入力されたデジタルデータを所定のフレーム
分一時的に記憶する。
【0059】データ入出力部318は、32Kbpsで
入出力されたデータを、ADPCMデータとバーストデ
ータとによって切り換える処理を行なう。
【0060】PIAFS制御部320は、ISDN網か
らの着信が非制限デジタル通信のPIAFSモードを示
しているときに、デジタル回線インタフェース204、
デジタルスイッチ部205を介して、無線通信処理部2
06のデータ入出力部318へ接続する。
【0061】データ入出力部318では、PIAFS通
信である場合、通信パスをPIAFS制御部に接続し、
PIAFS制御部320では、受信するデータ中の所定
のフレームを検出し、所望のデータを取り出しデータ通
信を行う。
【0062】次に、上記実施例の具体的動作について説
明する。
【0063】図4は、上記実施例に第1の着信があった
場合の動作を示すフローチャートである。
【0064】上記実施例では、第1通信に使用する通信
チャネルを、B1チャネルとし、第2の通信に用いる通
信チャネルを、B2チャネルとする。
【0065】まず、主制御部201は、着信があった旨
の通知を、デジタルインタフェース部204から受ける
と、受信したSETUPメッセージを解析する(S10
1)。そして、受信したSETUPメッセージのBCが
“speech”または“3.1Kオーディオ”である
か否かを判別し(S102)、“speech”または
“3.1Kオーディオ”でなければ、当該着信は電話、
またはアナログG3ファクシミリ通信ではないので、非
制限デジタル通信であるか否かを判別する(S10
9)。
【0066】SETUPメッセージのBCが“非制限デ
ジタル”である場合は、HDLCによるデータ通信なの
か、PIAFSによるデータ通信であるかを判別し、通
信可能であればデータ通信処理へ移行する(S11
0)。SETUPメッセージ中に“非制限デジタル”通
信を示していない場合、上記実施例においては、当該着
信に対して応答ができないと判断し、着信拒否を行って
(S115)、着信処理を終了する。
【0067】一方、“speech”または“3.1K
オーディオ”であれば、当該着信が電話またはアナログ
G3ファクシミリ着信であると認識し、着信応答モード
が設定されているか否かを判断する(S103)。その
結果、HLC着信モードが設定され、解析したSETU
PメッセージにHLCが存在すれば、HLCに“G3”
が設定されているか否かを判別する(S104)。
【0068】その結果、HLCに“G3”が設定されて
いれば、当該着信はG3ファクシミリ着信であると認識
し、当該システムのモデム部212が使用可能であるか
否かを判断する(S111)。
【0069】モデム部212を使用することができない
と判断すると、デジタル回線インタフェース204を介
して、ISDN網102に対して着信拒否を送信する
(S115)。モデム部212が使用可能であると判断
すると、主制御部201は、着信に応答することをIS
DN網102に通知するために、CONNメッセージを
送出し、呼を確立するようデジタル回線インタフェース
204に指示し、B1チャネルを接続する。
【0070】さらに、デジタルスイッチ部205を制御
し、無線通信処理部206内のPCM処理部へPCM信
号を接続する。無線通信処理部206内のPCM処理部
でD/A変換されたアナログ信号は、アナログスイッチ
部208に接続され、アナログスイッチを切り換え、モ
デム部212へ接続される(S112)。
【0071】上記処理後、G3ファクシミリ通信制御手
順を実行し、相手端末との通信が可能であると判断した
場合(S113)、G3ファクシミリ通信へ移行する
(S114)。
【0072】一方、HLCに“G3”が設定されていれ
ば、当該着信はG3ファクシミリ着信であると認識し、
当該システムのモデム部212が使用可能であるか否か
を判断する(S111)。モデム部212が使用できな
いと判断すると、デジタル回線インタフェース204を
介して、ISDN網102に対して着信拒否を送信する
(S115)。
【0073】モデム部212が使用可能であると判断す
ると、主制御部201は、着信に応答することをISD
N網102に通知するために、CONNメッセージを送
出し、呼を確立するようデジタル回線インタフェース2
04に指示し、B1チャネルを接続する。
【0074】さらに、デジタルスイッチ部205を制御
し、無線通信処理部206内のPCM処理部へPCM信
号を接続する。無線通信処理部206内のPCM処理部
でD/A変換されたアナログ信号は、アナログスイッチ
部208に接続され、アナログスイッチを切換え、モデ
ム部212へ接続される(S112)。
【0075】上記処理後、G3ファクシミリ通信制御手
順を実行し、相手端末との通信が可能であると判断した
場合(S113)、G3ファクシミリ通信へ移行する
(S114)。
【0076】一方、HLCに“G3”が設定されていな
ければ、さらに、HLCに“TEL”が設定されている
か否かを判別する(S105)。その結果、HLCに
“TEL”が設定されていれば、当該着信は電話着信で
あると認識し、ALERTメッセージを送出し、呼を確
立するようにデジタル回線インタフェース204に指示
し、電話着信があった旨をオペレータに報知すべく、ア
ナログスイッチ208を介し、音源部209からの着信
音をスピーカ211から鳴動させる。
【0077】また、無線電話機105に対しては、無線
通信処理部206より所定の着信通知信号をRF部20
7から送信する(S106)。その着信音に応答し、ハ
ンドセット210がオフフックされ、フック検出部21
5からのフック信号を主制御部201が検出したとき
や、無線通信処理部206を介して、無線電話機104
から応答を示す制御データを受信すると(S107)、
着信に応答した旨をISDN網102に通知するため
に、CONNメッセージを送出し、呼を確立するようデ
ジタル回線インタフェース204に指示を行い、網から
の通話パスを接続する。
【0078】デジタルスイッチ部205は、音声パスを
無線通信処理部206と接続し、無線通信処理部206
は、無線電話機104から応答があれば、受信したPC
M信号をADPCM信号に変換し、RF部207を介し
て通話を行う。ハンドセット210からの応答があった
場合、無線通信処理部206では、PCM信号をアナロ
グ信号に変換し、アナログスイッチ部208を介して、
相手端末との通話を開始する(S108)。
【0079】図5は、上記実施例において、ハンドセッ
トまたは無線電話機によって、ISDN回線からの着信
に応答し、第1のチャネルを用いて通話を行っていると
きに、第2のチャネルを用いて回線とファクシミリとに
よって通信を行う場合の処理動作を示すフローチャート
である。
【0080】主制御部201は、B1チャネルを用いて
ISDN網102を介して、通話を行っているときに、
ISDN回線からのSETUPメッセージとシステムの
状態とを監視する(S201)。
【0081】この監視処理中に、フック検出部215か
らハンドセット210がオンフックされたことを示す情
報や、ISDN網102や無線通信処理部206からの
切断情報を受信した場合は(S202)、ISDN網と
無線回線との所定の切断処理を行い、第1の通話を終了
させる(S214)。
【0082】第1の通話が終了しない場合(S20
2)、RF部207、無線通信処理部206を介して、
無線電話機104からの発信要求を受信するか否かを監
視する(S203)。
【0083】無線電話機104からの発信要求を受信し
た場合、第2のチャネルを用いてISDN網との無線電
話機による通話を行うための処理へ移行する。
【0084】子機からの発信要求がない場合、(デジタ
ル回線インタフェース204から)B2チャネルを用い
た着信要求を含んだSETUPメッセージが送信される
か否かを監視する(S204)。
【0085】ISDN網102からのB2チャネルを用
いた着信要求がない場合(S204)、キー入力部21
3におけるコピーキーが押下されたか否かを監視する
(S205)。コピーキーが押下されたことを主制御部
201が検出すると、コピーを行う処理を行う。
【0086】上記処理において、無線電話機における発
信処理、第2の着信処理、コピー時の処理は、標準的な
処理であるので、特に記載はしない。
【0087】コピーキーが押下されない場合、主制御部
201は、送信原稿が読取部217にセットされている
かを、原稿検出部218からの信号を基に監視する(S
206)。原稿検出手段は、メカスイッチによるスイッ
チのON/OFFおよび光学センサによる検出等周知の
技術によって、原稿の有無を電気信号に変換し、原稿の
セットの有無を検出する構成を有している。
【0088】主制御部201は、原稿検出部218から
の信号によって送信原稿がないことを認識すると(S2
06)、第1の通信が制御局側で通話処理を行っている
か否かを判別する(S217)。制御局側での通話処理
は、ハンドセットまたはハンズフリー通話が考えられ
る。
【0089】本処理が無線電話機を用いた通話またはデ
ータ通信である場合、システム状態監視処理を継続す
る。制御局側での通話処理を行っていると判別した場
合、キー入力部213においてダイヤルキーの押下の検
出を行う(S218)。キー入力部213においてダイ
ヤルキーが入力されない場合、上記システム状態監視処
理を継続する(S201)。所定のダイヤルキーの入力
をキー入力部213が検出した場合、無線通信処理部2
06内の音源部312から入力されたキーに対応したD
TMF(Dial Tone Multi−Frequ
ency)信号を、主制御部201が出力する。
【0090】DTMF信号は、コーデック部313にお
いてPCM信号に変換され、データセレクタ314、P
CMインタフェース316を介して、デジタルスイッチ
部205へ出力され、デジタルスイッチ部205で、B
1チャネル上にDTMF信号を乗せ込み、ISDN網へ
送信する(S219)。
【0091】原稿検出部218からの信号によって、読
取部217に送信用の原稿が配置されていることを認識
すると、第1の通信が制御局側で通話処理を行っている
かを判別する(S207)。制御局において通話処理を
行っていると判断すると、第1の通信相手と同様のダイ
ヤル番号を第2の通信用のダイヤル番号として表示部に
表示する(S215)。
【0092】この表示例を、図7(1)を示す。これ
は、たとえば「回線1:ハンドセット通話中 回線2:
TEL=xxxx−○○○○」というような表示を行
い、ダイヤル番号を点滅させる等の処理が考えられる。
この表示中にファクシミリの送信キーが押下された場合
(S216)、上記第1の通信で使用している電話番号
を用いて、第2の通信の発信処理を行う。所定時間経過
してもファクシミリ送信キーが押下されない場合、第2
の通信の発信処理を行う。所定時間経過してもファクシ
ミリ送信キーが押下されない場合、第2の通信用のダイ
ヤル番号を入力するための処理へ移行する(S20
8)。この表示例を、図7(2)に示す。
【0093】第1の通信が制御局における通信処理でな
い場合、表示部214に対して、第2の通信で使用する
ダイヤル番号の入力を促す表示処理を行う(S20
8)。つまり、主制御部201は、第1の通信とは別に
第2の発信を行う表示を表示部214に行う。
【0094】この表示例を、図7(2)に示す。たとえ
ば、「回線1:内線1通話中 回線2:TEL= 」
や、「回線1:データ通信中 回線2:TEL= 」と
いうような表示を行い、ダイヤル入力を促すことが考え
られる。
【0095】さらに、音源部に音声ガイダンス機能を搭
載することによって、本表示の他に、「発信ダイヤル番
号を入力してください」というようなガイダンスをスピ
ーカーから流すことも考えられる。
【0096】上記表示処理が終了後、使用者によるキー
入力部213からの発信ダイヤル番号の入力を待つ(S
209)。このキー入力待ちの状態で、所定時間が経過
した場合、発信処理を行わないと主制御部201が判断
し。アナログスイッチ部208を介して、音源部209
がスピーカ211に警告音を送出し、表示部214にお
けるダイヤル入力を促す表示を終了させる。
【0097】所定時間内にキー入力部213のダイヤル
キーが押下された場合(S209)、主制御部201
は、上記ダイヤル情報をSRAM203へ格納する(S
210)。所定桁数のダイヤルが入力された後、キー入
力部213のファクシミリ送信キーが押下されると(S
211)、SRAM203に格納されている発信ダイヤ
ル番号情報をデジタル回線インタフェース204に出力
し、ISDN網102に対して発呼処理を行う(S21
2)。
【0098】デジタル回線インタフェース204からI
SDN網102へ、ダイヤル番号情報を含むSETUP
を送信し、ISDN網102から、応答を示すCONN
を受信すると、主制御部201は、デジタルスイッチ部
205、無線通信処理部206、アナログスイッチ部2
08、モデム部212を制御し、モデム部212からG
3ファクシミリ通信制御手順を行う信号を出力する。上
記信号は、無線通信処理部206内のコーデックでA/
D変換され、デジタル回線インタフェース204からI
SDN網102へ出力される。
【0099】上記処理の結果、第2の通信チャネルに接
続した状態で、相手端末とのG3ファクシミリ通信制御
手順が確立した場合、ISDN網102を用いての第2
の通信が確立したとして通信処理を行う(S213)。
相手端末とのG3ファクシミリ通信制御手順が確立しな
かった場合、モデムからの送信を停止し、ISDN網1
02に対して切断を送信し、第2の通信処理を終了す
る。
【0100】図6は、無線通信システム100におい
て、ISDN回線からの着信に応じて、B1チャネルで
G3ファクシミリ制御手順を用いて通話を行っていると
きに、B2チャネルを用いてハンドセットによる通信を
行う場合における処理を示すフローチャートである。
【0101】まず、主制御部201は、B1チャネルを
用いてISDN網102を介して通話を行っているとき
に、ISDN回線からのSETUPメッセージとシステ
ムの状態とを監視する(S301)。この監視処理中
に、アナログG3ファクシミリ通信が終了したことをモ
デム部212が確認した場合や、ISDN網からのSE
TUPメッセージ中に切断情報を受信した場合(S30
2)、ISDN網との切断処理を行い、B1チャネルを
用いた第1の通信を終了させる(S313)。
【0102】B1チャネルを用いた第1の通話が終了し
ない場合(S302)、RF部207、無線通信処理部
206を介して、無線電話機104からの発信要求、ま
たはハンドセット210を用いた発信要求を受信するか
否かを監視する(S303)。無線電話機104からの
上記発信要求を受信した場合、第2のB2チャネルを用
い、ISDN網との無線電話機による通話を行う処理へ
移行する。子機からの発信要求がない場合、デジタル回
線インタフェース204からB2チャネルを用い、着信
要求を含んだSETUPメッセージを送信する否かかを
監視する(S304)。
【0103】上記処理中にB2チャネルを用いた着信が
ISDN網102があった場合、B2チャネルを用いた
第2の通信を行う。B2チャネルを用いた着信要求がI
SDN網102からない場合(S304)、キー入力部
213におけるコピーキーが押下されたことを主制御部
201が検出すると、ファクシミリ送信中はコピーがで
きないことを、表示部214に表示する。また、キー入
力部213からのキー入力を無効にする。
【0104】上記処理において、無線電話機における発
信処理、第2の着信処理、コピー時の処理は、標準的な
処理であり、特に記載はしない。
【0105】コピーキーが押下されない場合、主制御部
201は、送信原稿が読取部217にセットされている
か否かを、原稿検出部218からの信号を基に監視する
(S306)。原稿検出手段は、メカスイッチによるス
イッチのON/OFFまたは光学センサによる検出等周
知の技術によって、原稿の有無を電気信号に変換し、原
稿のセットの有無検出を行う。
【0106】主制御部201は、原稿検出部218から
の信号によって、送信原稿が配置されていることを認識
すると(S306)、キー入力部213におけるオフフ
ックキーの押下、またはハンドセットの210のオフフ
ック等の発信処理の検出をフック検出部215が行う
(S315)。
【0107】上記発信処理を検出した場合、B2チャネ
ルを用いた発信処理へ移行する。上記発信処理を検出し
ない場合、キー入力部213におけるダイヤルキーが押
下されたか否かを検出する(S316)。
【0108】ダイヤルキーが押下されない場合。回線の
監視処理を継続する。上記処理でダイヤルキーが押下さ
れた場合においても、ファクシミリ通信を行っているB
1チャネルを用いた第1の通信中へのDTMF信号の送
出処理は行わず、ダイヤル入力は無効とする(S31
7)。
【0109】原稿検出部218からの信号によって送信
原稿が配置されていないことを主制御部201が認識す
ると(S306)、キー入力部213におけるオフフッ
クキーの押下、またはハンドセット210のオフフック
等の発信処理の検出を、フック検出215が行う(S3
07)。
【0110】上記処理で発信処理を認識した場合、主制
御部201は、表示部214上に第1の通信とは別に第
2の発信を行う表示を行う(S308)。この表示例
を、図7(3)に示してある。たとえば、「回線1:フ
ァクシミリ通信中 回線2:TEL= 」といような表
示を行い、ダイヤルの入力を促すことが考えられる。
【0111】さらに、音源部に音声ガイダンス機能を搭
載することによって、本表示の他に、「発信ダイヤル番
号を入力してください」というようなガイダンスをスピ
ーカーから流すことも考えられる。
【0112】上記表示処理が終了後、使用者によるキー
入力部213からの発信ダイヤル番号の入力を待つ(S
309)。このキー入力待ちの状態で、所定時間が経過
した場合、発信処理を行わないと主制御部201が判断
し、アナログスイッチ部208を介して、音源部209
がスピーカ211に警告音を送出し、表示部214にお
けるダイヤル入力を促す表示を終了させる。
【0113】所定時間内にキー入力部213のダイヤル
キーが押下された場合(S309)、主制御部201
は、上記ダイヤル情報をSRAM203へ格納する(S
310)。所定桁数のダイヤルが入力された後、キー入
力部213の通常の発信を促すキー(このキーは、IS
DNにおけるスタートキーのようなものであるが、専用
のキーの他に、ダイヤルキーの*、#等のキーに振り分
けることも考えられる)が押下された場合、または所定
時間が経過した場合、SRAM203に格納されている
発信ダイヤル番号情報をデジタル回線インタフェース2
04に出力し、ISDN網102に対して発呼処理を行
う(S311)デジタル回線インタフェース204から
ISDN網102へ、ダイヤル番号情報を含むSETU
Pを送信し、ISDN網102から応答を示すCONN
を受信すると(S312)、主制御部201は、デジタ
ルスイッチ部205、無線通信処理部206、アナログ
スイッチ部208を制御し、ハンドセット210との通
話パスを接続し、通話状態となる。
【0114】
【発明の効果】本発明によれば、ISDN網を介して、
第1の通信チャネルを用いて通話中に、第2の通信チャ
ネルを用いてG3ファクシミリ通信を行う場合、原稿送
信部に原稿がセットされていることを検出し、第2の通
信を開始することによって、回線発信時の処理が簡単に
なり、ファクシミリ通信装置の操作性が向上するという
効果を奏する。
【0115】また、本発明によれば、従来のボタン電話
装置のように回線キーを複数備える必要がなくなるの
で、ファクシミリ通信装置がより安価になるという効果
を奏する。
【0116】さらに、本発明によれば、原稿送信部に原
稿がセットされている場合、キー入力部から入力される
ダイヤル信号は、第1の通信におけるISDN網に対す
るDTMF信号等のトーンの送信処理とし、原稿送信部
に原稿がセットされていることを検出した場合、キー入
力部から入力されるダイヤル信号は発信ダイヤル番号で
あると認識し、第1の通信に対してDTMF信号を送信
しないので、ファクシミリ通信装置の通信品質がより高
くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である無線通信システム10
0の構成を示す図である。
【図2】制御局103における網制御端末の内部構成を
示すブロック図である。
【図3】上記実施例における無線通信処理部206の内
部構成を示す図である。
【図4】上記実施例に第1の着信があった場合の動作を
示すフローチャートである。
【図5】上記実施例において、ハンドセットまたは無線
電話機によって、ISDN回線からの着信に応答し、第
1のチャネルを用いて通話を行っているときに、第2の
チャネルを用いて回線とファクシミリとによって通信を
行う場合の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】無線通信システム100において、ISDN回
線からの着信に応じて、B1チャネルでG3ファクシミ
リ制御手順を用いて通話を行っているときに、B2チャ
ネルを用いてハンドセットによる通信を行う場合におけ
る処理を示すフローチャートである。
【図7】上記実施例における表示例を示す図である。
【符号の説明】
100…無線通信システム、 101…相手端末、 102…公衆回線、 103…制御局、 104…無線電話機、 105…無線アダプタ、 106…データ端末または周辺機器、 107…無線端末局、 206…無線通信処理部。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA12 AA34 AA37 AB17 AB20 AB23 AB26 AB42 AC39 AC40 AC55 AC66 AE11 AF03 AF14 5K067 AA21 AA34 BB02 BB21 DD13 DD23 DD52 EE02 EE10 EE16 FF07 FF23 GG01 HH01 HH05 HH21 HH22 5K101 KK01 LL03 LL12 MM06 NN21 PP03 QQ01 QQ07 QQ08 TT06 UU20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのデジタル公衆回線イン
    タフェースを収容し、有線および無線の内線電話機能
    と、ファクシミリ通信機能とを備えているファクシミリ
    装置において、 発信または着信時にBチャネルを接続し、第1の通信を
    可能にする第1の通信制御手段と;上記第1の通信制御
    手段が電話またはファクシミリ通信であるかを認識する
    認識手段と;ファクシミリ送信すべき原稿の有無を検出
    する原稿検出手段と;ファクシミリ送信を行うために画
    像データを読み込む読取手段と;発信を行うためのダイ
    ヤル番号を入力するキー入力手段と;入力されたダイヤ
    ル情報を表示する表示手段と;ファクシミリの送受信を
    促すファクシミリ通信制御開始手段と;上記ファクシミ
    リ制御開始手段が出力した開始情報によって、第2のB
    チャネルを接続し、第2の通信を行なう第2の通信制御
    手段と;を有し、上記第1の通信制御手段が電話機能を
    用いた通信を行っていることを、上記認識手段が認識
    し、上記原稿検出手段がファクシミリ送信原稿を検出し
    た場合、ダイヤル番号の入力を促す表示を上記表示手段
    が行い、上記処理後、キー入力部から入力されるダイヤ
    ル情報を発呼ダイヤルとみなし、第2の発呼処理を行う
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 有線で音声データを入出力する有線音声入出力手段と;
    内線無線電話間で無線で音声データを交信する無線音声
    データ入出力手段と;を有し、上記第1の通信時に有線
    音声入出力手段を用いた通信中で、上記原稿検出部が原
    稿を非検出の場合、キー入力手段から入力されるダイヤ
    ル情報を、第1の通信中のトーン送信情報として処理す
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのデジタル公衆回線イン
    タフェースを収容し、有線および無線の内線電話機能
    と、ファクシミリ通信機能とを備えている無線通信シス
    テムにおいて、 発信または着信時にBチャネルを接続し、第1の通信を
    可能にする第1の通信制御手段と;上記第1の通信制御
    手段が電話またはファクシミリ通信であるかを認識する
    認識手段と;ファクシミリ送信すべき原稿の有無を検出
    する原稿検出手段と;ファクシミリ送信を行うために画
    像データを読み込む読取手段と;発信を行うためのダイ
    ヤル番号を入力するキー入力手段と;入力されたダイヤ
    ル情報を表示する表示手段と;ファクシミリの送受信を
    促すファクシミリ通信制御開始手段と;上記ファクシミ
    リ制御開始手段が出力した開始情報によって、第2のB
    チャネルを接続し、第2の通信を行なう第2の通信制御
    手段と;を有し、上記第1の通信制御手段が電話機能を
    用いた通信を行っていることを、上記認識手段が認識
    し、上記原稿検出手段がファクシミリ送信原稿を検出し
    た場合、ダイヤル番号の入力を促す表示を上記表示手段
    が行い、上記処理後、キー入力部から入力されるダイヤ
    ル情報を発呼ダイヤルとみなし、第2の発呼処理を行う
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 有線で音声データを入出力する有線音声入出力手段と;
    内線無線電話間で無線で音声データを交信する無線音声
    データ入出力手段と;第1の通信で使用した発信ダイヤ
    ル情報を記憶する手段と;を有し、上記第1の通信時
    に、無線音声入出力手段を用いた通信中に、上記原稿検
    出部が原稿を検出した場合、第2の通信におけるダイヤ
    ル入力を促す表示を、上記表示手段が行うことを特徴と
    する無線通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 有線で音声データを入手力する有線音声入出力手段と;
    内線無線電話間で無線で音声データを交信する無線音声
    データ入出力手段と;第1の通信で使用した発信ダイヤ
    ル情報を記憶する手段と;を有し、上記第1の通信時に
    有線音声入出力手段を用いた通信中に、原稿検出部が原
    稿を検出した場合、所定時間、上記表示手段に、上記第
    1の通信で使用したダイヤル情報を表示することを特徴
    とする無線通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 上記表示手段に上記第1の通信で使用したダイヤル情報
    を表示中に、キー入力手段によってダイヤルの入力があ
    った場合、上記入力情報を、第2の発呼用のダイヤル情
    報として処理することを特徴とする無線通信システム。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つのデジタル公衆回線イン
    タフェースを収容し、有線および無線の内線電話機能
    と、ファクシミリ通信機能および有線無線の非制限デジ
    タルデータ通信機能とを備えたファクシミリ装置におい
    て、 発信または着信時にBチャネルを接続し、第1の通信を
    可能にする第1の通信制御手段と;上記第1の通信制御
    が電話またはファクシミリ通信または非制限デジタル通
    信であるか否かを認識する認識手段と;ファクシミリ送
    信を行うべき原稿の有無を検出する原稿検出手段と;フ
    ァクシミリ送信を行うための画像データを読み込む読取
    手段と;発信を行うためのダイヤル番号を入力するキー
    入力手段と;入力されたダイヤル情報を表示する表示手
    段と;ファクシミリの送受信を促すファクシミリ通信制
    御開始手段と;上記ファクシミリ制御開始手段からの開
    始情報によって第2のBチャネルを接続し、第2の通信
    を可能にする第2の通信制御手段と;を有し、上記認識
    手段によって第1の通信が非制限デジタル通信を行って
    いると認識し、上記原稿検出手段によってファクシミリ
    送信原稿を検出した場合、上記表示手段にダイヤル番号
    の入力を促す表示を行い、上記処理後キー入力部から入
    力されるダイヤル情報を発呼ダイヤルとみなし、第2の
    発呼処理を行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つのデジタル公衆回線イン
    タフェースを収容し、有線および無線の内線電話機能
    と、ファクシミリ通信機能および有線無線の非制限デジ
    タルデータ通信機能とを備えた無線通信システムにおい
    て、 発信または着信時にBチャネルを接続し、第1の通信を
    可能にする第1の通信制御手段と;上記第1の通信制御
    が電話またはファクシミリ通信または非制限デジタル通
    信であるか否かを認識する認識手段と;ファクシミリ送
    信を行うべき原稿の有無を検出する原稿検出手段と;フ
    ァクシミリ送信を行うための画像データを読み込む読取
    手段と;発信を行うためのダイヤル番号を入力するキー
    入力手段と;入力されたダイヤル情報を表示する表示手
    段と;ファクシミリの送受信を促すファクシミリ通信制
    御開始手段と;上記ファクシミリ制御開始手段からの開
    始情報によって第2のBチャネルを接続し、第2の通信
    を可能にする第2の通信制御手段と;を有し、上記認識
    手段によって第1の通信が非制限デジタル通信を行って
    いると認識し、上記原稿検出手段によってファクシミリ
    送信原稿を検出した場合、上記表示手段にダイヤル番号
    の入力を促す表示を行い、上記処理後キー入力部から入
    力されるダイヤル情報を発呼ダイヤルとみなし、第2の
    発呼処理を行うことを特徴とする無線通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 有線で音声データを入出力する有線音声入出力手段と;
    内線無線電話間で無線で音声データを交信する無線音声
    データ入出力手段と;上記第1の通信で使用した発信ダ
    イヤル情報を記憶する手段と;を有し、上記第1の通信
    時に非制限デジタル通信中に、原稿検出部において原稿
    を検出した場合、第2の通信におけるダイヤル入力を促
    す表示を上記表示手段に行うことを特徴とする無線通信
    システム。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのデジタル公衆回線イ
    ンタフェースを収容し、1つの有線および無線の内線電
    話機能と、ファクシミリ通信機能とを備えたファクシミ
    リ装置において、 発信または着信時にBチャネルを接続し、第1の通信を
    可能にする第1の通信制御手段と;上記第1の通信制御
    が電話またはファクシミリ通信であるか否かを認識する
    認識手段と;ファクシミリ送信を行うべき原稿の有無を
    検出する原稿検出手段と;ファクシミリを送信を行うた
    めの画像データを読み込む読取手段と;発信を行うダイ
    ヤル番号を入力するキー入力手段と;入力されたダイヤ
    ル情報を表示する表示手段と;電話による送受信を促す
    ハンドセット通信制御開始手段と;上記ハンドセット通
    信制御開始手段からの開始情報によって第2のBチャネ
    ルを接続し、第2の通信を可能にする第2の通信制御手
    段と;を有し、上記認識手段によって第1の通信がファ
    クシミリ用いた通信を行っていると認識し、原稿検出手
    段によってファクシミリ送信原稿を検出した場合、第1
    の通信によるファクシミリの送信を継続することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つのデジタル公衆回線イ
    ンタフェースを収容し、1つの有線および無線の内線電
    話機能と、ファクシミリ通信機能とを備えた無線通信シ
    ステムにおいて、 発信または着信時にBチャネルを接続し、第1の通信を
    可能にする第1の通信制御手段と;上記第1の通信制御
    が電話またはファクシミリ通信であるか否かを認識する
    認識手段と;ファクシミリ送信を行うべき原稿の有無を
    検出する原稿検出手段と;ファクシミリを送信を行うた
    めの画像データを読み込む読取手段と;発信を行うダイ
    ヤル番号を入力するキー入力手段と;入力されたダイヤ
    ル情報を表示する表示手段と;電話による送受信を促す
    ハンドセット通信制御開始手段と;上記ハンドセット通
    信制御開始手段からの開始情報によって第2のBチャネ
    ルを接続し、第2の通信を可能にする第2の通信制御手
    段と;を有し、上記認識手段によって第1の通信がファ
    クシミリ用いた通信を行っていると認識し、原稿検出手
    段によってファクシミリ送信原稿を検出した場合、第1
    の通信によるファクシミリの送信を継続することを特徴
    とする無線通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 上記第1の通信でファクシミリ通信中に、キー入力手段
    によってダイヤルの入力があった場合、上記入力情報の
    処理を行わないことを特徴とする無線通信システム。
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