JP2001024813A - 通信装置及びその通信制御方法 - Google Patents

通信装置及びその通信制御方法

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JP2001024813A
JP2001024813A JP11194952A JP19495299A JP2001024813A JP 2001024813 A JP2001024813 A JP 2001024813A JP 11194952 A JP11194952 A JP 11194952A JP 19495299 A JP19495299 A JP 19495299A JP 2001024813 A JP2001024813 A JP 2001024813A
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Toshio Kenmochi
敏男 剱持
Yutaka Inoue
豊 井上
Michihiro Izumi
通博 泉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つののチャネルにより1つしかない機能が
占有されている場合、例えば留守録中には、他のチャネ
ルを介して着信があっても応答せず、送信相手への無駄
な課金を防ぐ通信装置及びその通信制御方法を提供す
る。 【解決手段】 複数の通信回線に接続して複数の着信に
対し応答可能な通信装置で、1つの通信回線からの着信
で占有される機能、例えば留守録機能を備える場合に、
前記通信回線のうち1回線がすでに該機能を使用中のと
きに、新たな着信があった場合S502のN、着信に対
し応答しないよう制御するS506のY。すなわち、着
信に対し応答せず、網に対し開放完了信号(RELCO
MP信号)を送出し、相手に対し端末ビジーであること
を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信装置及びその通
信制御方法に関し、特に、デジタル公衆通信回線(IS
DN)に接続できる電話機やアナログ公衆通信回線を2
回線接続できる電話機のように、2つ以上の通信チャネ
ルを同時に便用する機能を有し、且つ1つのチャネルに
占有使用される機能、例えば留守録機能を有する通信装
置及びその通信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDNの普及が進み、ISDN
に接続されるさまざまな通信装置が開発されてきてい
る。一方、電話機やパーソナルFAXには留守録機能が
付いたものが数多く開発されてきている。
【0003】この流れの中で、ISDNのように2回線
の通信チャネルを持つ通信回線に接続され、且つ留守録
機能を持つ通信装置も、特開平8−204813号など
で提案されている。
【0004】上記特開平8−204813号において
は、留守番モードになった状態で着信があると、予め記
憶再生手段に記憶された応答メッセージが送出され、相
手側端末装置からの用件メッセージを受信すると記憶再
生手段に記憶する。同時に、ISDNの発信者番号表示
機能を利用して相手番号を記憶しておく。次に、通信回
線を介して予め決められた所定の番号に発信し、ユーザ
に記憶した相手番号を通知して留守番電話メッセージが
入ったことを伝える。これにより、ユーザは、外出先で
もメッセージを受け取った相手の番号を知ることができ
るというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の通信装置において、留守録手段は1つであるの
に対し、留守モード時の着信においてもISDNにおい
ては2着信まで可能である。したがって、一方のチャネ
ルで留守録中にもう1つの着信があった場合に、応答し
たとしても留守録ができないため、送信相手に無駄な課
金をしてしまうという間題が起こる。一般に、1つのチ
ャネルにより1つしかない機能が占有される場合に、上
記問題が発生することとなる。
【0006】本発明は、前記従来の欠点を除去し、1つ
のチャネルにより1つしかない機能が占有されている場
合、例えば留守録中には、他のチャネルを介して着信が
あっても応答せず、送信相手への無駄な課金を防ぐ通信
装置及びその通信制御方法を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の通信装置は、複数の通信回線に接続して複
数の着信に対し応答可能な通信装置であって、1つの通
信回線からの着信で占有される機能を備え、前記通信回
線のうち1回線がすでに該機能を使用中のときに、新た
な着信があった場合、着信に対し応答しないよう制御す
る着信制御手段を有することを特徴とする。ここで、前
記機能は留守録機能である。また、前記着信制御手段
は、前記機能を使用中のときに、着信に対し応答せずに
網に対し開放完了信号(RELCOMP信号)を送出す
る。また、前記複数の通信回線がISDN回線の2回線
通信チャネルである。また、前記複数の通信回線がアナ
ログ回線により構成される。また、前記通信装置はファ
クシミリ装置を含む。また、前記通信装置は無線通信で
接続される複数の子機を有する。 又、本発明の通信制
御方法は、複数の通信回線に接続して複数の着信に対し
応答可能な通信装置の通信制御方法であって、1つの通
信回線からの着信で占有される機能を備える場合に、前
記通信回線のうち1回線がすでに該機能を使用中のとき
に、新たな着信があった場合、着信に対し応答しないよ
う制御することを特徴とする。ここで、前記機能は留守
録機能である。また、前記機能を使用中のときに、着信
に対し応答せずに網に対し開放完了信号(RELCOM
P信号)を送出する。
【0008】又、本発明の記憶媒体は、複数の通信回線
に接続して複数の着信に対し応答可能な通信装置の通信
制御プログラムを記憶するコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体であって、前記通信制御プログラムが、少なく
とも、複数の着信に対し応答を制御する第1プログラム
モジュールと、前記通信回線のうち1回線がすでに1つ
の通信回線からの着信で占有される機能を使用中のとき
に、新たな着信があった場合、着信に対し応答しないよ
う制御する第2プログラムモジュールとを含むことを特
徴とする。ここで、前記機能は留守録機能である。ま
た、前記第2プログラムモジュールは、前記機能を使用
中のときに、着信に対し応答せずに網に対し開放完了信
号(RELCOMP信号)を送出する。
【0009】又、本発明の通信装置は、複数の着信モー
ドを設定可能であり、複数の通信回線に接続可能な通信
装置であって、第1の通信回線が使用中の場合に、着信
を検出する検出手段と、第1の着信モードに設定されて
いる場合に前記検出手段により着信が検出されると、着
信通知を行わせ、第2の着信モードに設定されている場
合に前記検出手段により着信が検出されると、着信通知
を行わせないよう制御する制御手段を有することを特徴
とする。ここで、前記第1の着信モードは、着信に対し
て手動により応答するためのモードである。また、前記
第2の着信モードは、着信に対して自動的に応答するた
めのモードである。
【0010】かかる構成おいて、留守モードにおいて、
第1の回線が使用されている時に第2の回線で着信があ
った場合に、留守録できない場合には、着信に対し応答
せず、網に対し開放完了信号(RELCOMP信号)を
送出し、相手に対し端末ビジーであることを通知し、留
守録不可能な場合には応答しないようにするものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態の通信装置を詳細に説明する。尚、以下では
本実施の形態の通信装置としてファクシミリ装置を例に
説明するが、これに限定されることなく、2つ以上のチ
ャネルから着信が可能で、1つのチャネルからの着信で
占有される機能、例えば留守録機能、を有する装置であ
ればどのような通信装置にも適用されることは、明らか
である。
【0012】<本実施の形態の通信装置の構成例>図1
は、本実施の形態の通信装置であるファクシミリ装置を
使用するシステム構成例を示す図である。
【0013】図1において、101は以下に図2で詳説
するファクシミリ装置、102−1及び102−2はフ
ァクシミリ装置101の内線子機であり、パーソナル・
ハンディホン・システム(PHS)による通信も可能な
PHS電話機、103はデジタル公衆通信回線であるI
SDN回線である。
【0014】図2は、ファクシミリ装置101の構成例
を示したブロック図である。
【0015】図2において、201は演算・制御用の中
央制御部(CPU)、202はCPU201と各構成要
素をつなぐデータバスおよびアドレスバス、203はC
PU101が実行する固定されたプログラムやパラメー
タを格納するROM、204はCPU101が実行する
アプリケーション・プログラムやデータを保持するSR
AMである。
【0016】205はファクシミリ機能を制御するFA
Xエンジン制御部であり、206はFAXエンジン制御
部205のCPU(マイクロコンピュータ)、207は
FAXエンジン制御部205のRAM、208はFAX
エンジン制御部205のデータバスである。
【0017】209はCPU201の制御するシステム
とCPU206の制御するシステム間でデータのやり取
りを行うための共有レジスタ、210はファクシミリ受
信画像を記録するカラープリンタ、211は本ファクシ
ミリ装置101を操作するオペレーションパネルであ
る。212はFAXモデム、213はハンドセット、2
14はスピーカである。215−1は第1の応答メッセ
ージ処理部、215−2は第2の応答メッセージ処理部
であり、内部はアナログ/デジタル変換処理部とメモリ
から構成されており、応答メッセージを作成する。上記
212〜215は、FAXエンジン制御部205に制御
されると同時にアナログスイッチ216と接続されて、
音声またはファクシミリのアナログデータはアナログス
イッチ216経由で公衆通信回線に接続される。
【0018】217はISDN(U点)を接続するモジ
ュラーコネクタ、218はDSUであり、局交換機との
間でやり取りされるデータをTTLレベルの信号に変換
するものである。219はISDNインターフェイス
(I/F)部であり、ISDNのレイヤ1〜レイヤ3ま
での制御を行い、ISDNのBチャネルのデータの入出
力機能を有している。220はHDLCコントローラで
あり、ISDNのHDLCフォーマットのデータの組立
/分解処理を行う。
【0019】221は無線データ通信プロトコル処理部
(PIAFSコントローラ)であり、無線データ通信プ
ロトコルフォーマットのフレーム組立/分解処理を行
う。222はPHS処理部であり、PHS無線通信のプ
ロトコル処理、PCM符号化変換処理などを行うもので
あり、詳細は以下の図3に示す。
【0020】223はパス切替スイッチであり、CPU
201の制御により、ISDNのB1チャネルとB2チ
ャネルで伝送するデータをHDLCコントローラ22
0、PHS処理部222のどれに接続するかを切り替え
る機能を有する。
【0021】次に、主要信号線の意味を説明する。
【0022】224はCPU201とCPU205の間
で制御信号のやり取りを行うシリアル通信信号線であ
る。225はCPU201とPHS処理部222との間
で制御信号のやり取りを行うシリアル通信信号線であ
る。226、227はそれぞれISDNのB1チャネ
ル、B2チャネルの例えば64Kbpsのシリアル伝送
信号線である。
【0023】228はHDLCコントローラに入出力さ
れるシリアル通信信号線であり、HDLCフレームフォ
ーマットのデータの伝送が行われる。229、230は
PHS処理部に入出力されるシリアル通信信号線であ
り、例えば64Kbpsの伝送速度である。無線回線で
伝送された32Kbps信号を64Kbpsに変換した
データおよびアナログスイッチから入力されたアナログ
信号を64KbpsのPCMデータに変換したデータな
どが伝送される。PHS102から送信されてISDN
回線に出力されるデータの場合には、PHS処理部22
2内において、32Kbpsから64Kbpsに速度変
換(I.460)されて、229、230に出力される
(図3参照)。
【0024】231はPHS処理部において、無線回線
から受信した32Kbpsをそのまま出力する信号線で
あり、PIAFSコントローラ221に接続されてい
る。232、233はアナログスイッチ216からPH
S処理部に入力される2チャネルのアナログ信号線であ
る。
【0025】図3は、PHS処理部222の内部構成例
を示すブロック図である。
【0026】同図において、301はPHS関連の制御
を行うCPUであり、RAM、ROMを内蔵している。
302はCPU301と各要素をつなぐデータバスであ
る。
【0027】303はPHSベースバンド処理部であ
り、PHS伝送フレームの組立/分解処理を行う。PH
Sフレームの2スロット分の処理を行うことができる。
304は高周波部であり、伝送するデータを1.9GI
−Iz帯で搬送するための周波数変換処理を行う。30
5はアンテナである。
【0028】306、307はADPCM/PCM変換
部であり、PHS無線伝送で使用される32Kbpsの
ADPCM符号化音声データを、ISDNで使用される
64KbpsのPCM符号化音声データに変換する。3
08、309はI.460変換部であり、PHS無線伝
送されたデータをISDN回線に送信するために、32
Kbpsのデータを64Kbpsに速度変換する機能を
有する。310、311はPCMコーデックであり、ア
ナログスイッチ216から入力されるアナログ信号23
2、233を64KbpsのPCM符号化データに変換
する機能を有する。
【0029】312はスイッチであり、PHSベースバ
ンド処理部303から出力される32Kbpsのデータ
にどのような処理を加えるかの選択を行う。313はス
イッチであり、PHSベースバンド処理部303から出
力される2チャネルの32Kbpsデータのうち、どち
らをPIAFSコントローラに接続するかの選択を行
う。314、315はスイッチであり、それぞれ64K
bps伝送路229、230に接続するデータを選択す
る。なお、スイッチ312〜315はCPU301によ
って制御される。
【0030】図4は、本実施の形態のファクシミリ装置
の操作部の構成例を示す斜視図である。
【0031】図4において、401は着信モード設定キ
ー、402は話中応答モード設定キー、403は機能キ
ー、404は選択キー、405はダイヤルキー、406
は液晶表示部である。
【0032】<本実施の形態の通信装置であるファクシ
ミリ装置の動作例>図5及び図6は、着信があった場合
の本実施の形態のファクシミリ装置の動作フローチャー
トである。
【0033】まず、着信があると、ISDN網からは
「呼設定」メッセージ(SETUP)がISDNインタ
ーフェイス部219を通じて送られてくる、これにより
CPU201が着信ありと判断する。ステップS501
において第1の回線が使用中であるかどうか判断し、使
用中でなければステップS501で判断結果が「N」と
なり、図6のステップS518以下の動作を行う。次
に、第1の回線が使用中に着信があった場合(S501
での判断結果が「Y」の場合)、第2の回線が使用中か
どうか判断し(S502)、使用中であれば(S502
で「Y」)、着信できないために、CPU201はIS
DNインターフェイス部219を通じ網に対し「解放完
了」メッセージ(RELCOMP)を送出し、着信でき
ない事を通知する(S503)。
【0034】第2の回線が使用中でなければ(S502
で「N」)、CPU201はCPU206からモード状
態情報を取得した上で(S504)、各モードに従い、
動作を変更する(S504での3つの分岐)。
【0035】その結果、「電話モード」になっている場
合には、使用中以外の通話端末を呼び出す動作を行い、
網に対し「呼び出し」メッセージ(ALERT)を送出
する(S505)。具体的に言えば、ファクシミリ装置
本体が使用中でなければ、スピーカ214から呼び出し
音を鳴動させ、PHS子機102−1,2が使用中でな
ければ、PHS処理部222から、各PHS子機に対し
呼び出しを指示する。
【0036】ステップS504で取得したモードが「留
守モード」になっている場合には、モデムが使用中かど
うかチェックし(S506)、モデムが使用中ならば
(S506で「Y」)、応答メッセージを送出できない
ために網に対し、「解放完了」メッセージを送出する
(S507)。モデムが使用中でなければ(S506で
「N」)、網に「応答」メッセージ(CONN)を送出
し(S508)、モデムから応答メッセージ1「ただい
ま出かけております、ご用のかたはピーという音の後に
メッセージをお願いします。FAXのかたはスタートボ
タンを押してください」を回線に送出する(S50
9)。次に、相手がFAXか人(電話)かを判断し(S
510)、人ならば留守録を行い(S511)、CNG
を受信しFAXと判断した場合にはFAX受信を行う
(S512)。
【0037】また、ステップS504で取得した着信モ
ードが、「自動受信モード」の場合には、モデムが使用
中かどうかチェックし(S513)、モデムが使用中な
らば(S513で「Y」)、応答メッセージを送出でき
ないために網に対し、「解放完了」メッセージを送出す
る(S507)。モデムが使用中でなければ、網に「応
答」メッセージ(CONN)を送出し(S514)、モ
デムから応答メッセージ2「ファクシミリ受信を行いま
す。FAXのかたはスタートボタンを押してください、
電話の方はそのままお待ち下さい」を回線に送出する
(S515)。次に、相手がFAXか人かを判断し(S
516)、人ならば使用中以外の通話端末を呼び出す動
作を行い、網に対し「呼び出し」メッセージ(ALER
T)を送出する(S517)。CNGを受信しFAXと
判断した場合にはFAX受信を行う(S512)。
【0038】これにより、2回線目に着信があった場合
にも、音声応答ができない場合の無駄な着信を防ぐとと
もに、電話モード時には、2回線の着信が可能となる。
【0039】ステップS501において第1の回線が使
用中でない場合には、図6のステップS518に進み、
CPU201はCPU206からモード状態情報を取得
した上で、各モードにより動作を分岐する。
【0040】「電話モード」になっている場合には、使
用中以外の通話端末を呼び出す動作を行い、網に対し
「呼び出し」メッセージ(ALERT)を送出する(S
519)。具体的には、ファクシミリ装置本体が使用中
でなければ、スピーカ214から呼び出し音を鳴動さ
せ.PHS子機102−1,2が使用中でなければ、P
HS処理部222から、各PHS子機に対し呼び出しを
指示する(S519)。
【0041】ステップS518で取得した着信モードが
「留守モード」になっている場合には、網に「応答」メ
ッセージ(CONN)を送出し(S520)、モデムか
ら応答メッセージ1「ただいま出かけております、ご用
のかたはピーという音の後にメッセージをお願いしま
す。FAXのかたはスタートボタンを押してください」
を回線に送出する(S521)。次に、相手がFAXか
人かを判断し(S522)、人ならば留守録を行い(S
523)、CNGを受信しFAXと判断した場合にはF
AX受信を行う(S524)。
【0042】また、S518で取得した着信モードが、
「自動受信モード」の場合には、網に「応答」メッセー
ジ(CONN)を送出し(S525)、モデムから応答
メッセージ2「ファクシミリ受信を行います。FAXの
かたはスタートボタンを押してください、電話の方はそ
のままお待ち下さい」を回線に送出する(S526)。
次に、相手がFAXか人かを判断し(S527)、人な
らば使用中以外の通話端末を呼び出す動作を行い、網に
対し「呼び出し」メッセージ(ALERT)を送出する
(S528)。CNGを受信しFAXと判断した場合に
はFAX受信を行う(S524)。
【0043】<他の実施形態>尚、上記実施の形態にお
いては、通信装置としてファクシミリを想定していた。
しかしながら、2回線を接続する機能と応答メッセージ
を送出する機能を持つ装置であれば、電話機や交換機な
どでも同様の効果を得ることができる。
【0044】また、上記実施の形態においては、通信回
線としてISDNを想定していたが、アナログ回線を2
回線収容する装置においても、同様の効果を得ることが
できる。
【0045】また、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0046】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0047】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0048】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0050】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになる。
【0051】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、ISDN
のように2チャネルの通信が可能な通信装置において、
1チャネルで通話中に着信があった場合に、着信モード
により動作を変更し、ある機能が占有されている場合、
例えば留守モード時に第1の回線で留守録に必要な資源
が使用されている場合などには、着信させないことによ
り、無駄な着信を防ぐことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のファクシミリ装置を有するシス
テムの構成例を示したブロック図である。
【図2】本実施の形態のファクシミリ装置の構成例を示
したブロック図である。
【図3】PHS処理部の内部構成例を示した図である。
【図4】ファクシミリの操作部を示す斜視図である。
【図5】本実施の形態のファクシミリ装置の着信時の動
作例を示したフローチャートである。
【図6】図5で第1の回線が使用中でない場合の動作例
を示したフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 通博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C075 AB03 AB06 BB04 BB05 BB06 BB14 5K030 GA16 GA20 HB08 HC05 JL01 JT01 JT05 KA14 LB03 LC16 MA05 MA06 5K034 AA05 AA17 CC04 EE03 EE13 FF13 HH04 HH13 JJ13 KK21 LL01 NN22 5K101 LL03 LL12 QQ07 QQ19 RR28

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信回線に接続して複数の着信に
    対し応答可能な通信装置であって、 1つの通信回線からの着信で占有される機能を備え、 前記通信回線のうち1回線がすでに該機能を使用中のと
    きに、新たな着信があった場合、着信に対し応答しない
    よう制御する着信制御手段を有することを特徴とする通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記機能は留守録機能であることを特徴
    とする請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 前記着信制御手段は、前記機能を使用中
    のときに、着信に対し応答せずに網に対し開放完了信号
    (RELCOMP信号)を送出することを特徴とする請
    求項1または2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の通信回線がISDN回線の2
    回線通信チャネルであることを特徴とする請求項1記載
    の通信装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の通信回線がアナログ回線によ
    り構成されることを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記通信装置はファクシミリ装置を含む
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載
    の通信装置。
  7. 【請求項7】 前記通信装置は無線通信で接続される複
    数の子機を有することを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1つに記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 複数の通信回線に接続して複数の着信に
    対し応答可能な通信装置の通信制御方法であって、 1つの通信回線からの着信で占有される機能を備える場
    合に、 前記通信回線のうち1回線がすでに該機能を使用中のと
    きに、新たな着信があった場合、着信に対し応答しない
    よう制御することを特徴とする通信制御方法。
  9. 【請求項9】 前記機能は留守録機能であることを特徴
    とする請求項8記載の通信制御方法。
  10. 【請求項10】 前記機能を使用中のときに、着信に対
    し応答せずに網に対し開放完了信号(RELCOMP信
    号)を送出することを特徴とする請求項8または9記載
    の通信制御方法。
  11. 【請求項11】 複数の通信回線に接続して複数の着信
    に対し応答可能な通信装置の通信制御プログラムを記憶
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、 前記通信制御プログラムが、少なくとも、 複数の着信に対し応答を制御する第1プログラムモジュ
    ールと、 前記通信回線のうち1回線がすでに1つの通信回線から
    の着信で占有される機能を使用中のときに、新たな着信
    があった場合、着信に対し応答しないよう制御する第2
    プログラムモジュールとを含むことを特徴とする記憶媒
    体。
  12. 【請求項12】 前記機能は留守録機能であることを特
    徴とする請求項11記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記第2プログラムモジュールは、前
    記機能を使用中のときに、着信に対し応答せずに網に対
    し開放完了信号(RELCOMP信号)を送出すること
    を特徴とする請求項11または12記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 複数の着信モードを設定可能であり、
    複数の通信回線に接続可能な通信装置であって、 第1の通信回線が使用中の場合に、着信を検出する検出
    手段と、 第1の着信モードに設定されている場合に前記検出手段
    により着信が検出されると、着信通知を行わせ、第2の
    着信モードに設定されている場合に前記検出手段により
    着信が検出されると、着信通知を行わせないよう制御す
    る制御手段を有することを特徴とする通信装置。
  15. 【請求項15】 前記第1の着信モードは、着信に対し
    て手動により応答するためのモードであることを特徴と
    する請求項14記載の通信装置。
  16. 【請求項16】 前記第2の着信モードは、着信に対し
    て自動的に応答するためのモードであることを特徴とす
    る請求項14記載の通信装置。
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