JP2002094828A - グレイレベル画像のエッジエンハンスメント - Google Patents

グレイレベル画像のエッジエンハンスメント

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JP2002094828A JP2001204102A JP2001204102A JP2002094828A JP 2002094828 A JP2002094828 A JP 2002094828A JP 2001204102 A JP2001204102 A JP 2001204102A JP 2001204102 A JP2001204102 A JP 2001204102A JP 2002094828 A JP2002094828 A JP 2002094828A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非飽和状態テキストの他に飽和状態テキス
トに対してもアンチエイリアシング効果を生じさせ、ま
た、スキャナにより誘発された入力モアレの効果を低減
させ、かつ、色の電子写真処理の長期的安定性を維持す
るための装置および方法を提供する。 【解決手段】 本発明によるグレイレベル画像データを
処理するための装置は、第1および第2ハーフトーンス
クリーン処理装置18,20と、前記スクリーン処理装
置の各々への入力と、コントラスト指数に対して、当該
ピクセルを分析するための装置と、ブレンディング係数
を生成するために、コントラスト指数に応答する装置
と、ブレンディング演算プロセッサ24と、該ブレンデ
ィング演算プロセッサにおける入力と、グレイレベル画
像エンハンスメント処理装置28と、検出器26と、セ
レクタ32とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して、ディジタ
ル画像処理に関し、より詳細には、ハーフトーンスクリ
ーニング演算を受ける印刷または表示された画像のエッ
ジ特性をエンハンスするためのディジタル画像処理シス
テムおよび方法に関する。処理された画像データについ
ては、媒体に応じて大きさまたは密度が変動するグレイ
レベルピクセルを用いて、表示または印刷システム上で
再生することができる。
【0002】
【従来の技術】低解像度のプリンタに関する画像イメー
ジ(pictorial images)の画質を改善するための、グレ
イレベルピクセルを用いた多数レベルのハーフトーンが
公知である。(フルドット(full-dot)またはミックス
ドット(mix-dot)ハーフトーンのような)電子写真
(EP)処理の安定性を改善するための、または、(部
分ドット(partial-dot)ハーフトーンのような)細部
の再生に関する改善を行うための、様々な形式のハーフ
トーンが公知である。(前記フルドットまたはミックス
ドットハーフトーンに関しては、"Gray Level Printing
Method With Embedded Non-Uniformity Correction Me
thod Using a Multi-bit LED Printhead", IS&T 47 Ann
ual Conference Proceeding, p.622-625; 1994 およ
び、米国特許第5,956,157号公報を参照のこ
と。これらの内容は、前記ハーフトーンに対する参照と
して本明細書内に組み込まれている。)ローカル画像形
式の入力を区別するための画像セグメンテーション方法
が公知であり、これにより、(EPの安定性を改善しか
つ密度のコンタリング(contouring)を低減させるため
に、画像と広範囲のテキストの内部とに対しては低いス
クリーン周波数の混合モードハーフトーンを用い、か
つ、より緻密な線の再生を改善するためにフォントおよ
びエッジに対しては高いスクリーン周波数の部分ドット
を用いるように)様々なローカル入力画像形式のために
用いられる様々なハーフトーン形式を選択することがで
きる。セグメンテッド(segmented)画像領域間におけ
る突然の移行アーティファクト(transition artifac
t)を低減させるための、(ファジー論理形式の方法を
用いた)画像形式の境界領域において種々の多数レベル
ハーフトーンをブレンディングすることもまた公知であ
る。これに関しては、米国特許第5,200,831号
公報、米国特許第5,694,224号公報、米国特許
第5,956,157号公報を参照のこと。セグメンテ
ーション方法の適切な利用は、広い領域の画像に対して
良好なEPの安定性を生じさせることができ、かつ、緻
密な線の細部を生成することができるが、ほぼ飽和状態
の(near-saturated)テキストおよびグラフィックに対
してアンチエイリアシング(anti-aliasing)効果を生
じさせない。多数レベルのレンダリングを用いて、入力
された飽和状態の(saturated)テキスト/グラフィッ
クに対して、エンハンストアンチエイリアシングテキス
ト/グラフィックを生成するための、GRET(Gray E
nhanced Anti-aliasing Technology)のようなアンチエ
イリアシング方法が公知である。これに関しては、米国
特許第5,450,531号公報、米国特許第5,60
0,761号公報、米国特許第6,021,256号公
報を参照のこと。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、GRE
Tは、非飽和状態の(non-saturated)テキストに対し
てアンチエイリアシングを行うためには、それほど効率
的ではない。発明者は、(マルチプルカラーシステム
(multiple color system)に関してさえ)非飽和状態
のテキストだけでなく飽和状態のテキストに対してもア
ンチエイリアシング効果を生じさせるために、また、
(画像に関する高周波数特性により生じた入力モアレの
ような)スキャナにより誘発された入力モアレの効果を
低減させるために、かつ、カラー電子写真処理の長期的
安定性をなおも維持するために、前述の方法を併合でき
ることが望ましいと認識している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴によ
れば、グレイレベル画像データを処理するための方法で
あって、ハーフトーン処理されたスクリーン画像データ
を形成するために、グレイレベル画像データにハーフト
ーンスクリーン処理を受けさせる段階と、当該ピクセル
が飽和状態のカラーテキストイメージであるかどうかを
決定するために、ハーフトーン処理されたスクリーン画
像データの当該ピクセルをテスト基準に対して分析し
て、該当ピクセルが、起こり得る飽和状態のカラーテキ
ストイメージであるかどうかを決定し、起こり得る飽和
状態のカラーテキストイメージであるための基準を当該
ピクセルが満たしていれば、当該ピクセルに関するグレ
イレベル画像エンハンスト処理の変更を出力のために与
え、起こり得る飽和状態のカラーテキストイメージであ
るためのテスト基準を当該ピクセルが満たしていなけれ
ば、当該ピクセルグレイレベルを、ハーフトーンスクリ
ーン処理により処理されるものとして、プリンタまたは
ディスプレイへの出力のために与える段階とを具備する
方法が提供される。
【0005】本発明の第2の特徴によれば、複数の別々
のハーフトーン処理されたスクリーングレイレベル画像
データを形成するために、最初のグレイレベル画像デー
タに複数の別々のハーフトーンスクリーン処理を受けさ
せる段階と、コントラスト指数に対して、最初のグレイ
レベル画像データの当該ピクセルを分析する段階と、前
記分析に応答して、当該ピクセルを処理するためのブレ
ンディング係数を生成する段階と、ブレンディングされ
かつハーフトーンスクリーン処理されたグレイレベル当
該ピクセルを形成すべく、同じ当該ピクセルのハーフト
ーンスクリーン処理されたグレイレベル画像データをブ
レンディングするために、ブレンディング係数によっ
て、複数の別々のハーフトーンスクリーン処理されたグ
レイレベル画像データを処理する段階と、ブレンディン
グされかつハーフトーンスクリーン処理された当該ピク
セルのグレイレベルを、閾値基準と比較する段階と、ブ
レンディングされかつハーフトーンスクリーン処理され
た当該ピクセルのグレイレベルが閾値基準を満たしてい
れば、ブレンディングされかつハーフトーンスクリーン
処理された当該ピクセルに関するグレイレベル画像エン
ハンスト処理の変更を、プリンタまたはディスプレイへ
の出力のために与える段階と、ブレンディングされかつ
ハーフトーンスクリーン処理された当該ピクセルのグレ
イレベルが閾値基準を満たしていなければ、当該ピクセ
ルのグレイレベルを、ブレンディングされたハーフトー
ンスクリーン処理により処理されるものとして、プリン
タまたはディスプレイへの出力のために与える段階とを
具備することを特徴とするグレイレベル画像データを処
理するための方法が提供される。
【0006】本発明の第3の特徴によれば、複数の別々
のハーフトーンスクリーン処理されたグレイレベル画像
データを形成するために、最初のグレイレベル画像デー
タに複数の別々のハーフトーンスクリーン処理を受けさ
せる段階と、同じ当該ピクセルのハーフトーンスクリー
ン処理されたグレイレベル画像データをブレンディング
して、ブレンディングされかつハーフトーンスクリーン
処理されたグレイレベル値当該ピクセルを形成する段階
と、ブレンディングされかつハーフトーンスクリーン処
理されたグレイレベル値当該ピクセルが実質的に最大密
度ピクセルであるかまたは実質的に最大密度ピクセルと
なるように調整されれば、ブレンディングされかつハー
フトーンスクリーン処理されたグレイレベル値当該ピク
セルに、画像内のギザギザを低減させるためのグレイレ
ベル画像エンハンスト処理の変更を受けさせる段階とを
具備する方法が提供される。
【0007】本発明の第4の特徴によれば、グレイレベ
ル画像データを処理するための装置であって、複数の別
々のハーフトーンスクリーン処理されたグレイレベル画
像データを形成する第1および第2ハーフトーンスクリ
ーン処理装置と、当該グレイレベルピクセルを示す画像
データを入力するための、前記スクリーン処理装置の各
々への入力と、コントラスト指数に対して、当該ピクセ
ルを分析するための装置と、ブレンディング係数を生成
するために、コントラスト指数に応答する装置と、当該
ピクセルに対するブレンディングハーフトーンデータ出
力を生成するブレンディング演算プロセッサと、第1お
よび第2ハーフトーンスクリーン処理装置のそれぞれの
出力とブレンディング係数とを入力するためのブレンデ
ィング演算プロセッサにおける入力と、ブレンディング
演算プロセッサの出力に接続されているグレイレベル画
像エンハンスメント処理装置と、ブレンディングプロセ
ッサによる演算の後に当該ピクセルを検査し、かつ、ブ
レンディングプロセッサの演算の後に当該ピクセルの隣
接ピクセルを検査するための、かつ、当該ピクセルおよ
びこのような隣接ピクセルが、実質的に2進画像ファイ
ルを示すかどうかを決定するための、かつ、このような
決定に対する信号を生成するための検出器と、前記信号
に応答し、かつ、グレイレベル画像エンハンスメント処
理装置の出力、または、ブレンディングされたハーフト
ーンデータ出力を示すバイパスのいずれかを選択するセ
レクタとを具備することを特徴とする装置が提供され
る。
【0008】本発明、および、そのさらなる目的および
利点は、以下に呈される好ましい実施形態に関する詳細
な説明を読んだ後に、より明らかとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に呈される本発明の好ましい
実施形態に関する詳細な説明において、添付の図面が参
照される。
【0010】本明細書において説明される方法は、多数
の色分解(color separation)を有する全処理式(full
process)カラーシステムのために意図されているが、
説明されている本発明は、白黒およびアクセントカラー
システムにも適用可能である。本明細書においては、明
確な目的のために、複数処理色分解画像形成システム
(plural process color separation image forming sy
stem)の色分解のうち1つのみに関して画像データを処
理するための方法および装置について説明されている。
全ての色分解に対する拡張は、例えば、各々のカラーに
対して追加のまたは並列のシステムを提供することによ
り、または、様々なカラーを直列的に処理することによ
り、明白な問題となる。システムへの入力画像は、GC
R(Gray Component Replacement)処理およびUCR
(Under Color Removal)処理が既に適用された後の連
続色調(continuous-tone)の色分解(ポストRIPラ
スタライズ画像)であると仮定される。入力画像データ
は、スキャナによる文書のスキャニングから生じた可能
性があるグレイレベル画像データである。図1におい
て、本発明による画像処理システムの概略が示されてい
る。1−D(1次元)ルックアップテーブル(LUT)
12またはグローバルカラー処理制御装置(再プログラ
ム可能)は、印刷システムがリアルタイムで運転してい
る間に、最終的な(last-minute)顧客による所望のパ
ーソナライゼーションまたはプリファレンス(preferen
ce)が、既にラスタライズされた画像の(より赤く、よ
り緑にするなどのような)色分解カラーリングに影響を
与えることを可能にすべく、入力データに作用するため
に用いられる。次に、LUT12により出力される際に
変更された入力データは、適応型スクリーン分析器14
に入力され、かつ、該適応型スクリーン分析器14によ
り分析され(画像セグメンテーション)、画像形式の識
別関数(この場合には、コントラスト指数(contrast i
ndex))を生成する。このコントラスト指数は、選択さ
れたハーフトーンスクリーンのためのブレンディング係
数(blending coefficient)(BC1,BC2)を得る
ためのポインタとして作用する。この例においては、同
時に用いられているスクリーンが2つのみ存在する(テ
キストスクリーンおよび画像スクリーン)と仮定され
る。より中間的なスクリーンを用いることができること
が理解され、これに関しては、米国特許第5,956,
157号公報を参照。この米国特許の内容は、本明細書
に参照として組み込まれている。この例においては、コ
ントラスト指数は、画像セグメンテーションと、選択さ
れたあるスクリーンの使用量のパーセンテージを割り当
てるためのファジー論理方法とに関する基本的概念を用
いるという、ある公知の方法である。
【0011】変更された入力コントーン(contone)デ
ータは、同時にハーフトーン処理を行うために、2つの
スクリーナすなわちLUT18,20にも渡される。各
々のスクリーナLUTブロックにおいて、入力されたコ
ントーンデータは、ピクセルクロックおよびラインクロ
ックからの入力を有するスクリーニングアドレス計算機
22の制御下で、(非常に高周波のテキスト用ソフトス
クリーンのような)スクリーナのみによりハーフトーン
処理されると仮定される。ハーフトーンレンダリングさ
れた値は、各々のスクリーニングブロック18,20か
らの出力である。有理数スクリーンの場合には、2つの
スクリーン選択に対して反復的に計算されるハーフトー
ンブロックアドレスは、必ずしも同じではない。そこ
で、全てのスクリーンのブレンディング係数およびハー
フトーン値を考慮に入れたブレンディング演算がプロセ
ッサ24において行われ、これにより、この結果に基づ
くブレンドされかつレンダリングされた値(ブレンドさ
れたハーフトーン値)が生じる。非飽和状態のテキスト
/グラフィックスのエッジは、高周波のソフト画像スク
リーン(このスクリーンは、部分的ドットの生育(grow
th)パターンを用いる)を主として用いる可能性が高
く、その一方で、より大きなテキストの内部は、より低
周波の(ミックスドットの生育パターンの)スクリーン
を主として用いる可能性がより高いので、緻密な細部が
維持され、かつ、広い領域のEPの安定性が同時に達成
される。さらに、非飽和状態のテキストのエッジは高周
波スクリーンを用いているので、通常の低周波スクリー
ン処理により劣化しない(このことは、ほとんど、非飽
和状態のテキストおよびグラフィックスに対してアンチ
エイリアシング効果が行われるようなものである)。ス
クリーンのブレンディングは、さらに、画像形式の境界
におけるアーティファクトを低減させる。このことは、
高周波特性と、一定のスクリーン(スクリーン角度、ス
クリーン周波数)のハーフトーンスクリーンを備えた出
力とを有する入力画像をスキャニングすることにより生
じるモアレ問題をも低減させる。
【0012】米国特許第5,694,224号公報に記
されているように、グレイレベル印刷において、各々の
ピクセルは、幾つかの異なるドットサイズまたは密度
で、したがって、異なるグレイレベルで、レンダリング
される能力を有している。グレイレベル数は少なくとも
3つである一方で、2進システムにおいては、2つのレ
ベル(バックグラウンドおよび最も高い密度)のみが可
能である。しかしながら、単に各々のピクセルに独立し
たグレイレベルを与える代わりに、幾つかのピクセルを
ともに組織化することができ、これにより、スーパーピ
クセルまたはセルが形成される。次に、セル内の各々の
ピクセルには、グレイレベルが与えられる。人間による
視覚的応答は、セル内の個々のピクセルに関する種々の
グレイレベルを、該セルに関して知覚される単一のグレ
イレベルピクセルに統合する。このことは、2進ハーフ
トーン処理の基本的概念と類似している。しかしなが
ら、セルに対するトーンスキル(tone skill)数は、各
々のピクセルに対して有効な様々なグレイレベルの数に
起因して、著しく増大する。例えば、各々のピクセルに
対する2進ハーフトーン処理に与えられた2つのみのレ
ベルの代わりに、セル内の各々のピクセルに対して、2
56レベル(ゼロを含む)を、グレイレベル印刷に与え
ることができる。セルのピクセルにおけるドットの形成
については、様々な所望の結果を達成するために、多く
の異なる方法で行うことができる。ドットについては、
グレイレベルハーフトーン処理を与えるために、“フ
ル”ドット、“部分的”ドット、“ミックス”ドットま
たは固定ドットとして形成することができる。部分的ド
ット形成処理およびミックスドット形成処理は、前述の
米国特許第5,694,224号公報に説明されてい
る。
【0013】この時点まで、システムは、非飽和状態の
テキストに対してアンチエイリアシング効果を生成する
ことができ、かつ、入力に対する出力スクリーンを打ち
延ばすこと(beating)により生じるモアレを低減させ
ることができ、かつ同時に、EP処理に関する安定性を
維持することができる。前記システムは、飽和状態のテ
キストに対してもアンチエイリアシング効果を生成する
必要がある。さらに、カラーシステムに関して、GCR
およびUCRがしばしば用いられるので、元来飽和状態
の(モノクロームの)テキストの中には、ほぼ飽和状態
のテキストに変更されているものある。この問題を解決
するために、プログラム可能である調整可能な閾値/検
出器26が、ブレンディングかつハーフトーン処理され
たデータに用いられる(図1を参照)。これにより、あ
る一定の閾値よりも上のブレンディングされたグレイレ
ベルハーフトーン値は、各々が、GRETアンチエイリ
アシング検出器28に入力される前に、GRET調整可
能な閾値/検出器26により2進値の1に変換され、か
つ、残りは、2進値のゼロに設定される。これに関して
は、米国特許第5,450,531号公報および米国特
許第5,600,761号公報が参照されており、飽和
状態のテキストのエッジを改善するために他のグレイレ
ベルエッジエンハンスメントプロセッサを用いることが
できるが、前記米国特許の内容は、GRET処理の開示
のために本明細書に参照として組み込まれている。GR
ETからのアンチエイリアシングエッジエンハンスメン
ト出力の示唆は、エッジを平滑にするためのマルチレベ
ル出力値を有するLUTに対するポインタを設定する。
図1に示されているような多少のスムージングまたはラ
イン幅の制御を与える目的のために、様々な強度(グレ
イ値)のLUTを与えることができる。この特定のGR
ET強度の選択は、LUT30への入力により行われ
る。もちろん、マルチレベルの画像に対するGRETア
ルゴリズムに基づいて、検出器26は、さらに、検査ウ
ィンドウ内に存在する2進値以外の値(ハイであるが非
飽和状態の値および/またはロー値)が存在するかどう
かを決定する。他のグレイ値がこのウィンドウ内に存在
すれば、バイパスグレイ値(ブレンディング演算プロセ
ッサ24により出力される際にブレンディングかつハー
フトーン処理された値)が代わりに用いられる。これに
関しては、GRETの調整可能な閾値/検出器26が、
さらに、ブレンディング演算プロセッサ24の出力に関
して、GRETプロセッサ28のバイパスを与えること
を特筆しておく。バイパスデータに加えて、セレクタ信
号が、GRETまたはバイパスセレクタ32に入力とし
て与えられ、これにより、該セレクタ32は、GRET
強度セレクタ30により変更されるGRET処理された
データを通すべきか、または、ブレンディング演算プロ
セッサ24により出力されたブレンディングかつハーフ
トーン処理されたデータを示すバイパスデータを通すべ
きかどうかを決定することができる。したがって、本発
明の方法および装置において、非飽和状態のテキストの
質の向上の他に、ほぼ飽和状態のテキスト/グラフィッ
クスに対しても、アンチエイリアシングが達成される。
【0014】図2において、コントラスト指数を計算す
る方法が示されている(これは、適応型スクリーン分析
器14により用いられる方法である)。この方法におい
ては、(グローバルカラー処理制御装置12の出力から
得られる)9ピクセルのウィンドウが用いられ、かつ、
ある隣接ピクセル間における絶対値の差は、1組の隣接
ピクセル間における最大の差を決定するために検査され
る。これに関しては、米国特許第5,956,157号
公報が参照される。
【0015】図3において、ブレンディング係数(BC
1,BC2)が、コントラスト指数を備えた2つのスク
リーナファジー論理システムにおいて計算される方法
(100%=1)の例が示されている。さらに、ブレン
ディングされたハーフトーン値(レンダリングされた
値)が、異なるハーフトーンスクリーンルックアップテ
ーブルの出力のブレンディング係数およびハーフトーン
ドットグレイ値から計算される方法の例も示されてい
る。
【0016】本システムは、2つのハーフトーンスクリ
ーンとGRET LUTエッジ値とから独立した、LU
T内におけるマルチレベル出力の同調を提供する。2つ
のハーフトーンスクリーングレイレベルとスクリーン構
造とをマッチングさせることが望ましい。これに関して
は、画像形式間における境界領域での密度と構造とのマ
ッチングが与えられ、これにより、2つのスクリーナL
UT内のグレイ値は、このマッチングを達成するため
に、すなわち、同様の入力値において、同調され、2つ
のスクリーンの出力密度(スクリーンが異なるので、必
ずしも同じグレイ出力値ではない)は、良好にマッチン
グするように選択され(もちろん、2つのスクリーンの
スクリーン構造もまた、テクスチャの不整合(mismatc
h)を低減させるように選択される)、これにより、画
像形式の領域間における漸進的移行を達成することがで
きる。同様の理由により、グレイ値およびGRET L
UT(高/中/低 − 高、中、低は、アンチエイリアシ
ングに関する攻撃性(aggressiveness)の様々な程度を
指す)は、(顧客の選択に応じて)ほぼ飽和状態のテキ
ストのアンチエイリアシング効果に関する最適化された
性能を与えるために、スクリーナLUT値から独立して
同調される。本明細書に説明されている本システムは、
行うべき全てのことに関して、独立した手段を提供す
る。
【0017】1D(1次元)グローバルカラー処理制御
装置LUT12は、初めに、画像が既にRIP(ラスタ
画像処理)された後でプリンタが運転中であっても、好
みの色に関する最終的な同調が可能であることを保証す
るために用いられる。LUT12への一入力は、色分解
画像に関する8ビット入力データである。LUT12へ
の第2入力は、色分解画像の飽和状態を調整するための
カラートウィーキング(color tweaking)値である。図
18に示されるように、LUT12へのグレイレベル入
力と、これに対応するLUT12からのグレイレベル出
力と、(図19のワークステーションWSのコントロー
ルパネルにおいて有効である)カラートウィーキング調
整入力を与えるオペレータにより出力における色の飽和
状態を変更することにより可能な調整の範囲と、を示す
概略図が与えられている。この入力が、ジョブ画像バッ
ファの後に生じて、かつ、この入力が、画像データが該
ジョブ画像バッファから出力された後に該画像データを
効率的に変更していることを特筆しておく。これによ
り、画像データが電子形式で呈される場合に、元のハー
ドコピー文書を再スキャニングしたり該画像データをラ
スタライズすることなく、種々のトウィーキング調整に
よって、(校正コピーのような)コピーを作成する実験
を、オペレータにより行うことができる。好みのカラー
トウィーキングは、校正プリントにより観察され得るよ
うに印刷されているカラーをユーザーが好まない場合
に、ユーザーがカラーを調整することを可能にするため
の副次的なカラー調整に関する最終的な段階を与える。
したがって、脱飽和状態の(de-saturated)カラーを、
より飽和状態のカラーへ調整して戻すことができる。画
像における特定のカラーのブーストが与えられる。カラ
ーリングは、カラーを正確なものにするかまたはカラー
を整合させるための各々のカラーの微同調を与えるよう
には意図されていない。その理由は、公知のカラー管理
処理を、ラスタライズ化の前に、機器のフロントエンド
部において与えることができるためである。フルカラー
またはプロセスカラー処理に関して(シアン、マゼン
タ、黄、および、任意に黒)、カラートウィーキング
は、ハーフトーン処理の前に行われることが好ましい。
その理由は、ハーフトーン処理されたデータではなく、
コントーン(連続階調)データを変更することにより、
改善された結果が得られるためである。コントーンデー
タに対して調整を与えることの利点は、ハーフトーン処
理の後に形成されたドット構造およびドットデータに対
する変更が、該ドット構造における望ましくないアーテ
ィファクト(他のカラーチャンネルからの相互作用)誘
発する可能性があり、かつ、より多くのカラーバリエー
ションをもたらす傾向があるか、または、少なくとも、
カラーの調整を予測/制御するためにもっと困難になる
傾向がある、ということである。
【0018】GCR/UCR範囲に関する何らかの制約
された程度を扱うために、調整可能なGRET閾値段階
が、さらに、様々な程度のほぼ飽和状態のテキストおよ
びグラフィックスのアンチエイリアシングの必要性のた
めに、閾値検出器26において与えられる。他のエンハ
ンスメントは、1つより多い画像スクリーンを第2スク
リーナ(スクリーナ20)LUT内に置くことを包含
し、これにより、LUTを再ロードする必要なしに、印
刷された1ページ内において様々な画像スクリーンを選
択することができる(もちろん、スクリーンアドレス計
算機のスクリーン位置決めインクリメント計算について
は、一方の画像スクリーンから他方の画像スクリーンへ
変更する必要がある)。さらなる改善は、より平滑な移
行のために、ブレンディング演算において一度に2つよ
り多いスクリーンを用いることを包含する。
【0019】図4において、適応型スクリーン分析器1
4、ブレンディング係数LUT16のような機能に関す
る詳細な実装と、ブレンディング演算ブロック24の細
部とが示されている。(前記適応型スクリーン分析器1
4は、コントラスト指数を生成し、この素子の機能の説
明については図2を参照。前記ブレンディング係数LU
T16の機能の説明については図3を参照。前記ブレン
ディング演算ブロック24は、スクリーナからの出力値
を利用し、かつ、ブレンディング係数を、出力値を得る
ためのポインタとして利用する。)この場合には、GR
ETブロックへの出力を生成するための、予め計算され
たLUTのアプローチが示されている。(前記予め計算
されたLUTのアプローチは、非常に高速の動作を得る
ためのものである。前記GRETブロックの詳細につい
ては図1を参照。前記GRETブロックへの出力は、ブ
レンディングされたハーフトーンデータであり、これと
等価なものについては図3を参照。)図3から理解され
るように、コントラスト指数が計算された後に、ブレン
ディング係数が、図3の例示にしたがって生成される。
0.4というコントラスト指数の例に対して、第1スク
リーナ(18)からの出力値には70%が乗算され、そ
の一方で、第2スクリーナ(20)からの出力値には3
0%が乗算されている。図3から理解されるように、比
較的小さなまたは大きなコントラスト指数には、あるス
クリーナ値により100%が乗算され、かつ、他のスク
リーナ値により0%が乗算されている。
【0020】図5において、スクリーンアドレス計算機
22、(より高速の動作のための)LUTを用いたスク
リーナ18,20、ブレンディング演算ブロック24
(ブレンダ(blender))のような機能に関する詳細な
実装が示されている。さらなる高速を達成するために、
二重処理チャンネルによるアプローチが利用される。こ
の二重チャンネルによるアプローチにおいて、当該の偶
数ピクセルおよび当該の奇数ピクセルが、別々に同時に
処理される。当該偶数ピクセルのコントラスト指数を計
算するためには、この当該偶数ピクセルに隣接する奇数
ピクセルのみが必要とされる。当該偶数ピクセルに対し
ては、この当該偶数ピクセルに対するコントラスト指数
の決定のために必要な隣接奇数ピクセルを記憶するため
の先入れ先出しバッファ(FIFO)21aが与えられ
る。同様に、当該奇数ピクセルに対しては、該奇数ピク
セルに対するコントラスト指数の決定のために必要な隣
接する偶数ピクセルを記憶するためのFIFO21bが
与えられる。当該偶数ピクセルは、偶数ピクセルスクリ
ーンLUT18a,20aにそれぞれ入力され、かつ、
当該奇数ピクセルは、奇数ピクセルスクリーンLUT1
8b,20bにそれぞれ入力される。スクリーナの出力
と、奇数および偶数ピクセルの各々に関するそれぞれの
コントラスト指数から計算されたブレンディング係数と
は、ピクセルブレンディング演算プロセッサ24a,2
4bにそれぞれ入力される。有理数スクリーンに関し
て、レンダリングされたスクリーン値の座標アドレス
は、以下に与えられる説明にしたがって生成される(ス
クリーン角度とスクリーン周波数とに依存するので、様
々な色分解は様々なスクリーン角度およびスクリーン周
波数を用いる可能性があり、これらのアドレスは様々な
ものであり得る。)。ピクセルクロックおよびラインク
ロックは、有理数スクリーンに対する当該ピクセル位置
に応じてカウンタをインクリメントするために用いら
れ、これにより、入力ピクセル値と計算された座標値と
に基づいてハーフトーンスクリーンマルチレベル出力を
記憶するハーフトーンスクリーナLUT(18a,18
b,20a,20b)への座標出力が得られる。
【0021】<レンダリングされたスクリーン値の生成
>図6A〜図6Cを参照すると、各々の図において、1
9×19の矩形配列内に画定される従来のスクリーンタ
イルが示されている。このスクリーンタイルは、4×1
5の回転された四角形である。このスクリーンタイル
は、600dpi(dot per inch)、14.93°のス
クリーン角度において、154.6LPI(line per i
nch)のスクリーン罫線をレンダリングするために用い
られる。各々の図において、タイルが、8ビット/ピク
セルのシステムにおけるグレイ値255,128,2に
対するハーフトーンレンダリング値を示していることが
理解される。
【0022】以下、各々のグレイレベル平面255,1
28,2に対して、それぞれのハーフトーンタイルを示
す反復可能な数値の連続として機能することができる2
41個のストリングを示す図7A〜図7Cにおけるデー
タを参照する。図7Aにおいて、種々の行および列にお
いて241個が示されているが、この241個の数は、
単一の行またはブリック(brick)の241個の状態に
ある際に、最適に視覚化される。128および2という
グレイレベル平面の場合に関しては、通常のグレイレベ
ルの場合において、ブリック内の数が全て同じではない
ことがより明白である。図7Aに示されるように、ブリ
ック幅は241であり、ブリック高さは1であり、か
つ、177のブリックオフセット(これについては、後
述する)の識別が存在する。ブリックという概念の利用
は、各々のグレイレベルに関連する241個の値を用い
て、画像内の任意のピクセル位置に対するハーフトーン
レンダリング値を決定できることを示すために実施され
る。もちろん、これら241個の値が、スクリーンタイ
ルのスクリーン罫線の周波数と、スクリーン角度と、サ
イズとに基づいて決定され、かつ、1つの色分解のみに
対するハーフトーンレンダリング値を示すことが理解さ
れる。通常は、特に画像のハーフトーンスクリーンに対
して同じマルチカラー画像を構成するために用いられる
場合に、各々の色分解が、他の色分解のスクリーン角度
とは異なるスクリーン角度を有していることが望まし
い。
【0023】以下、図8を参照すると、レンダリング値
の数字のブリック系列を用いるという概念の説明を促進
するための例が示されている。図8に示されているよう
に、ピクセル値P(x,y)は、入力ピクセルがレンダ
リング値のオーダー(ビット深度)とは異なるオーダー
である場合に用いられる任意のルックアップテーブルに
入力される。したがって、入力ピクセルが、例えば12
というグレイレベルビット深度を有していれば、ルック
アップテーブルにより、8というビット深度に変換する
ことができる。適切なビット深度となるようにハーフト
ーンレンダリングしかつ変更すべきピクセルは、g
(x,y)として示される。この入力ピクセルのグレイ
レベルは、256個のブリック平面0〜255のうちの
1つに対するポインタを識別し、または、該ポインタと
して機能する。各々のブリック平面は、そのグレイレベ
ルに対するブリックの系列数を備えている。したがっ
て、255という平面は、図7Aに示されるように、2
41個の系列数を備えている。ピクセルg(x,y)の
グレイ値に加えて、画像内のピクセルに関して、x,y
座標位置または画像ピクセルアドレスが、さらに与えら
れている。座標位置は、ピクセル平面内のピクセルに対
して特定のレンダリング値を配置するために用いられる
(このピクセル平面は、このピクセルに対するグレイレ
ベルにより画定される)。
【0024】以下、ブリック平面における座標値I,J
を計算するための図9のフローチャートが参照され、こ
の場合には、x,y画像平面における当該ピクセル座標
値が既知である。与えられている例においては、座標値
Jは、常に1に等しい。その理由は、この特定の場合に
は、ハーフトーンスクリーンラインの性質に起因してブ
リック高さが1であるためである。他のスクリーンに対
して、ブリック高さは、2以上であってもよい。
【0025】ピクセルg(x,y)のためのレンダリン
グ値を決定するために、グレイレベル平面がピクセルの
グレイ値により決定され、かつ、以下、レンダリングす
べきピクセルの第1ラインについて考慮する。ピクセル
の第1ラインにおける第1ピクセルの画像平面内の座標
は、X=0,Y=0である。そのピクセルのグレイレベ
ル平面のブリック(I=0,J=0)における最初の数
は、このピクセルのためのレンダリング値である。画像
平面(X=1,Y=0)の第1ラインにおける第2ピク
セルは、ピクセルg(x,0)の第1ラインに対して、
該第2ピクセルに対するグレイレベルなどを有するブリ
ック平面のブリック内の第2の数により、242番目の
ピクセルがレンダリングされるまでレンダリングされ
る。このピクセルに関しては、ブリックストリングまた
は系列数の始めに戻り、かつ、反復的なやり方などでラ
インY=0に対する全てのピクセルがハーフトーンレン
ダリングされるまで、ブリック座標I=0から240ま
でを繰り返す。
【0026】次のピクセルラインY=1に関して、この
ラインにおける第1ピクセルg(0,1)は、ブリック
内のオフセット位置I=177へマッピングし、該位置
は、このスクリーンのために特有のものであり、かつ、
様々な画像ラインが、ブリック内の開始位置を、計算さ
れた様々なオフセット位置において開始させるために見
出される。画像ライン内の次のピクセルg(1,1)
は、240という位置に到達するまで、レンダリング位
置I=178などへマッピングする。次に、この画像ラ
イン内の次のピクセルのマッピングは、レンダリング位
置I=1において始まる。したがって、オフセットは、
計算された種々のオフセット位置において新たな画像ラ
インを開始するためにのみ用いられる。したがって、第
2画像ラインY=1内のピクセルに関して、パターン
は、このライン内の全てのピクセルがハーフトーンレン
ダリングされるまで、I=177〜240(画像ピクセ
ルX=0〜63に対して)、I=0〜240(画像ピク
セルX=64〜304に対して)、I=0〜240(画
像ピクセルX=305〜545に対して)など、という
マッピングシーケンスである。次に続くラインY=2に
関して、反復パターンは、このライン内の全てのピクセ
ルがハーフトーンレンダリングされるまで、I=113
〜240、I=0〜240、I=0〜240などであ
る。レンダリングすべき各々のピクセルに関して、変数
はそのグレイレベル値であり、これにより、異なるブリ
ック平面が、ピクセルのグレイレベル値に応じて、ピク
セル毎に基づいて考慮されることを特筆しておく。
【0027】この処理の概略的な実施は、図9のフロー
チャートにより示され、この場合に、座標(x,y)を
有するピクセルが、ブリック平面内のある位置(I,
J)にマッピングされ、該位置は、次に、1つの入力と
してハーフトーンスクリーンルックアップテーブルに供
給され、該ハーフトーンスクリーンルックアップテーブ
ルは、さらに、それ自体に、ピクセルのグレイ値g
(x,y)を入力している。ルックアップテーブルは、
画像ピクセルg(x,y)のハーフトーンレンダリング
のために、レンダリングされたピクセル値を記憶する。
この例においては、LUT内に241×255のレンダ
リング値が存在する(ブリック高さ×ブリック平面の
数)。テーブルサイズのさらなる減少を、無関係な値で
あるI,Jをグレイ値0,255が有することを認識す
ることにより行うことができる。その理由は、この例に
おいて、グレイ値0,255を有する各々のピクセルが
それぞれの値においてレンダリングされるためである。
図9のフローチャートにおいて、ピクセル画像座標値
x,yは、計算機に入力され、該計算機は、x座標の値
を得て、かつ、このx座標の値を、最初にブリック高さ
で除算されかつ次にブリックオフセット値を乗算された
y座標の値に加える。この合計は、次にブリック幅で除
算され、ここでは、剰余のみが、Iに対するブリック座
標値として保持される。例えば、X=178,Y=1,
Bh=1,Bs=177,Bw=241の場合に、計算
は、178+(1/1)×177=355を加算するこ
とからなり、この値は、次に241というブリック幅で
除算され、これにより、剰余I=114が得られる。J
座標値は、画像平面内のy座標値を得て、このy座標値
をブリック高さで除算し、かつ、剰余をJに対する値と
して保持することにより決定される。この例において
は、このスクリーンに関して、Jの値は常にゼロである
が、前述したように、スクリーンの中には2以上のブリ
ック高さを有することができるものもあり、したがっ
て、ブリック平面内のJ座標は、決定のために不可欠と
なる。ブリック座標計算機の実施は、コンピュータまた
はこの計算を行うように設計されているチップにより処
理されるようなソフトウェアによるものであってもよ
い。この計算については、 I=(X+(Y/Bh)*Bs)%Bw という数式により示すことができ、ここで、“%”は、
除算演算が行われることを示し、ここで、剰余が決定さ
れる。前述したように、ある一定の場合におけるBhは
1に等しく、これにより、前記数式は、このような場合
には、 I=(X+Y*Bs)%Bw と簡略化される。
【0028】図5において述べたように、別々の同時処
理については、奇数ピクセルと偶数ピクセルとから構成
することができ、かつ、ハードウェアまたはソフトウェ
アの実装については、奇数ピクセルと偶数ピクセルとに
関して同時にブリック座標値を計算することに適応する
ために与えることができる。さらに、ハーフトーン画像
スクリーンおよびハーフトーンテキストスクリーンの両
方によるレンダリングが存在することになるので、画像
スクリーンの他にテキストスクリーンに関するブリック
平面座標の計算の同時実施があり得る。テキストスクリ
ーンの例は、図10に示されており、かつ、テキストス
クリーンにより処理されるピクセルをレンダリングする
ためのブリック平面技術を利用するレンダリング値を特
徴づけているルックアップテーブルは、図11に示され
ている。以下に理解されるように、テキストスクリーン
は、画像スクリーンよりも著しく単純であり、かつ、画
像スクリーンの場合によくあるような色分解間における
回転を必要としない。しかしながら、特徴づけられてい
る特定のテキストスクリーンは、各々のブリック平面に
対して2行のブリックを有する。
【0029】レンダリングされたハーフトーンスクリー
ン値のルックアップテーブルを生成するための技術に関
する説明を、図21と、フローチャート図22とを参照
して行う。以下に明白となるように、図22のフローチ
ャート内の段階は、図21のそれぞれの図番号に対応し
ている。図21Aは、45度のスクリーン角度を有しか
つ600ドット/インチにおいて141本/インチのラ
インを有するスクリーン例に関するタイル構成を示して
いる。C1として識別されるピクセルは、同じタイルに
属するピクセルを示す。画像平面全体が、互いにかみ合
う同様のタイルからなることが理解される。さらに、こ
の例においては、タイルを形成しているピクセルが1つ
のセルまたはスーパーセルを形成しており、かつ、これ
らのタイルについては、タイル構成内に複数のセルまた
はスーパーセルを有して形成できることが理解される。
タイルが複数のセルまたはスーパーセルを有している場
合には、ピクセルのシーケンス番号のセットの複写がタ
イル内に存在し得る。
【0030】この例のタイルの個々のピクセルは、該タ
イル内の他のピクセルに対して独自の位置を有してお
り、かつ、この例においては、シーケンス番号1〜18
を備えたピクセルとして識別され得る。概して、タイル
構成の形状、その中のピクセル番号、および、該タイル
の方位は、スクリーン周波数およびスクリーン角度の関
数である。図21Bにおいては、タイル内の個々のピク
セルは、シーケンス番号1〜18により識別される。図
21Cにおいては、画像平面は、それぞれのタイルのシ
ーケンス番号によって満たされている。図21Dおよび
図21Eにおいては、画像平面内において反復している
シーケンス番号の矩形ブロックを見出すための検索結果
が示されている。以下に理解されるように、6つのシー
ケンス番号からなるブリック幅(Bw)と3つのシーケ
ンス番号からなるブリック高さ(Bh)とを有する最小
の反復ブロックまたはブリックが見出される。さらに、
以下に理解されるように、ブリックの第2進路は、3つ
のシーケンス番号のオフセット位置から始まり、かつ、
これについては、ブリックオフセットまたはBsと称す
る。
【0031】ブリック幅、ブリック高さ、ブリックオフ
セットというパラメータを決定した後に、レンダリング
された値のルックアップテーブルに対する値について
は、ピクセルのシーケンス番号によって代用することが
できる。この特定のスクリーンに関して、ピクセルに対
するシーケンス番号は、8ビット/ピクセルのシステム
のための全タイルのグレイレベル値1〜255に対して
一貫している。しかしながら、各々のタイルのグレイレ
ベル値に関して、タイルにおける特定のシーケンス番号
は、特定のレンダリングされた値に対応する。このこと
は、図21Fに示されており、この図は、このタイルに
関するグレイレベル2の値に対して、シーケンス番号1
を有するピクセルが、レンダリング値106を有してお
り、その一方で、ブリック内の他の全てのピクセルが、
レンダリングされたグレイ値ゼロを有していることを示
している。グレイレベル128を有するタイルの例にお
いては、タイル内の少数のピクセルのみが、ゼロという
レンダリングされた値を有しており、その一方で、他の
ピクセルが、ゼロ以外のレンダリングされたピクセル値
を有していることが理解される。この例においては、タ
イルのグレイレベル255において、タイル内の全ての
ピクセルが、レンダリング値255を有している。
【0032】以下、図23A〜図23Cを参照すると、
タイル構成内に4つのセルまたはスーパーセルを有する
タイルのためのスクリーン構成を示す様々なスクリーン
に対するタイル構成が示されている。このタイル構成
は、回転角度ゼロ°において171本/インチのライン
を有するスクリーンに対応している。図23Aにおいて
理解されるように、4つのセルは、3つの異なる形状を
有している。このタイルに対するブリック構成もまた、
図23Aに示されている。以下に理解されるように、こ
のブリック構成は、ブリックオフセットなしでブリック
高さ7を有している。図23Bおよび図23Cにおい
て、ブリック構成およびタイル構成が、分散型ドット形
式の生育パターンを有するハーフトーンドットに関する
タイルグレイレベル2,128に対するそれぞれのレン
ダリングされたピクセル値によって示されている。セル
内のグレイレベルドットのハーフトーンドット生育パタ
ーンに関するこの形式においては、セルのグレイレベル
が増加するにつれて、生育がセルの幾つかのピクセル部
材(pixel member)に分散される傾向がある。この生育
パターンは、フルドット形式の生育パターンとは異なっ
ている。フルドット形式の生育パターンの場合には、ピ
クセルが最大グレイレベル(このポイントで、セルのグ
レイレベルの生育は、セル内の次のピクセル位置におい
て増加する傾向がある)になるまで、セルのグレイレベ
ルの生育が、ピクセルのグレイレベルを増加させること
によって増加する傾向がある。この例においては、ブリ
ック構成がタイル構成に対応していることも特筆してお
く。
【0033】タイルのためのレンダリングされたスクリ
ーン値を生成するために、スクリーン角度、ライン数/
インチ、グレイレベル数/ピクセルのような種々のタイ
ルパラメータが考慮される。さらに、ドットドライバの
性質およびドット形式の生育パターンもまた考慮され
る。円状または螺旋状形式の生育パターンを有する16
×16ドットサイズドライバに関するドットドライバの
例が図24に示されており、この場合には、セル内のド
ットは、中心から外側へ生育する傾向がある。他の形式
のドットドライバを、線に沿った生育や楕円の生育のよ
うな他の形状の生育パターンに対して用いたり適応させ
たりすることもできる。これらの要因については、ドッ
トメンバーシップ関数生成器(dot membership functio
n generator)に入力することができ、該生成器は、タ
イル内のセルを考慮し、かつ、ピクセル位置における露
出に対する、該タイルの一部を構成する他のセルからの
他のピクセル位置からの露出の流出貢献(contribution
of spill)とを考慮する。次に、スクリーンプロファ
イルビルダ(screen profile builder)については、ま
だ量子化されていないピクセル位置における露出値を合
計することによりタイル内の総グレイレベルを決定する
ために用いることができる。次に、スクリーンプロファ
イル量子化器は、個々のピクセルレンダリング値を量子
化し、これにより、これらの値を、8ビット/ピクセル
のビット深度を有するシステムにおいて、例えば0〜2
55のような番号全体の形式で示すことができる。
【0034】もちろん、本明細書に説明されているよう
に、レンダリングされたスクリーン値の割り当ては、こ
れが直接的にプリンタへ出力される値であることを暗示
しておらず、その理由が、得られたレンダリングスクリ
ーン値に基づいて、他の画像処理演算を実施することが
できるためであることが理解される。したがって、本明
細書に説明されているように、特定のピクセルに関する
レンダリングされたスクリーン値には、エッジエンハン
スメント処理のようなさらなる処理に対する適格性(el
igibility)を確立するための閾値づけ(thresholdin
g)を、または、ブレンディング演算を受けさせること
ができる。
【0035】本発明の方法および装置において用いるこ
とができるエッジエンハンスメント処理システムの一例
に関する機能ブロック図は、図12に示されている。前
述したように、GRETプロセッサ28への入力は、G
RET調整可能な閾値/検出器26による調整を介して
の2進ビットマップの形式である。これは、閾値づけを
受けたデータに関するものである。ブレンディング演算
プロセッサ24により出力されたデータは、さらに、G
RETまたはバイパスセレクタ32へバイパスされる。
GRETプロセッサ28への入力は2進ビットマップで
あり、この場合には、“2進”ビットマップまたは画像
という用語は、画像ピクセルが、完全にまたは実質的に
完全に露出されているか、あるいは、露出されていない
または実質的に露出されていない(すなわち、グレイス
ケールピクセルデータが実質的に存在していない)場合
のビットマップまたは画像を指していると、当業者には
理解される。この例においては、GRETプロセッサ
が、4ビット/ピクセルのビット深度でピクセルを処理
することができるので、検出器26は、8ビット/ピク
セルの画像データを、GRETプロセッサにより必要と
される4ビット/ピクセルのビット深度に変更すること
ができる。“グレイスケール”という用語は、完全に露
出された状態と全く露出されていない状態との間におけ
る1つ以上のグレイシェードを示すために、各々のピク
セルが1つより多いビットにより示される場合の画像デ
ータを指す。もちろん、ピクセルの実際のカラーは、ピ
クセルを現像するための印刷処理において用いられるカ
ラートナーまたはピグメント(pigment)に依存してい
る。画像データが4つの2進ビットの情報により示され
る場合の例として、2進ビットマップは、ゼロまたは1
5のいずれかにより示される画像データを有する。この
2進ビットマップは、この画像データの行および列を有
しており、この場合に、ゼロは露出されていないピクセ
ルを示すことができ、かつ、15は完全に露出されてい
るピクセル領域を示すことができる。もちろん、この逆
もあり得る。現像は露出されたピクセルデータにおいて
行われ、露出されていないピクセルデータにおいては何
の現像も行われないことが好ましい(放電領域(discha
rged area)の現像または逆現像として既知であるが、
代わりに、チャージ領域現像を用いることもできる)。
本明細書において、“露出された”および“露出されて
いない”ピクセルが参照される一方で、他の印刷または
表示システムにおいて、該システムの性質が例えばイン
クの堆積を用いるインクジェットのような露出を用いな
くても、該システムの性質にしたがってピクセルの等価
的な表示がもたらされることが理解される。
【0036】GRETプロセッサ28において、バンド
フィルタ100から出力される際の当該ピクセル位置
は、n(i,j)という項により示される。水平方向お
よび垂直方向の両方に対するソーベル(Sobel)勾配マ
スク(gradient mask)120,140は、2進ビット
マップデータn(i,j)に作用して、勾配xのオペレ
ータ(gx)と、勾配yのオペレータ(gy)とを生成
する。通常の用いることができるソーベル勾配マスク
は、米国特許第6,021,256号公報に説明されて
いるマスクを包含する。他の勾配マスクを用いることも
できる。次に、勾配の振幅または大きさ(gm)は、勾
配の大きさのマップを生成するために、ビットマップ内
の各々の位置に対して、勾配xのオペレータ(gx)の
二乗と勾配yのオペレータ(gy)の二乗との合計の平
方根を得ることにより、プロセッサ160により計算さ
れる。次に、勾配の大きさのマップは、後で使用するた
めにバッファ180に記憶される。同様に、勾配角度
(ga)220は、勾配角度マップ220を生成するた
めに、各々のピクセル位置に関して決定される。便宜上
の目的のために、勾配角度(ga)は、勾配方向ソータ
240による勾配方向(gd)の選択に制約されること
が好ましい。各々の位置に対する勾配方向は、バッファ
260に記憶される。元のビットマップデータと、これ
に対応する勾配の大きさ(gm)および勾配方向(g
d)とは、決定マトリクス280に供給され、該決定マ
トリクス280は、この情報を用いて、GRETプロセ
ッサに入力される2進ビットマップデータを置き換える
ためのエッジエンハンストグレイスケール出力データを
選択する。決定マトリクス280は、所定のピクセル値
および勾配の大きさにより示される一式の基準と、ピク
セルデータとを比較することにより、2進ビットマップ
データのウィンドウの中央ピクセルが黒または白のピク
セルであるかどうかを決定し かつ、該決定マトリクス
280は、中央ピクセルが、単一ピクセルラインと、キ
ンク部位に対するピクセルの位置とに包含されるかどう
かを決定する。一式の基準を確立している規則にしたが
って、決定マトリクス280は、ルックアップテーブル
LUT30に供給されるアドレスを生成する。LUT3
0は、エッジエンハンストグレイスケール出力データ
を、決定マトリクス280により生成されるアドレスに
基づいて生成する。プリンタのグレイスケールプリント
ヘッド(例えば、レーザー、LED、感熱式、インクジ
ェット、または他の形式のプリントヘッド)に、また
は、CRTまたは他の適切なディスプレイのようなグレ
イレベルディスプレイに印加されると、エンハンストグ
レイスケール出力データは、閾値/検出器26により、
2進入力データの出力に取って代わり、かつ、ギザギザ
したエッジのない、より円滑な画像を生成する。汎用コ
ンピュータまたは専用にプログラムされたコンピュータ
上で実行されるコンピュータプログラムとして、また
は、パイプライン処理システムのようなハードウェアの
形で(詳細には、特定用途向け集積回路(ASIC)の
形式で)、または、これらの組み合わせの形で、GRE
Tシステムを実施できることが理解される。図1に述べ
られているようなLUT30は、一連の高/中/低LU
T30であってもよく、該LUTの各々については、エ
ッジエンハンスメントの強度すなわちタイプに関する好
みを提供するために、GRET強度セレクタ信号の入力
により選択することができる。
【0037】<可変強度GRET(variable strength
GRET)>図13と、図14〜図17とを参照すると、以
下に、GRET出力の可変的増強の演算に関する説明が
与えられている。図14においては、8ビット/ピクセ
ルにより示されている元の2進画像が示されており、こ
れにより、255という値は、最大の現像が存在する場
合のピクセル領域を示しており、その一方で、ゼロとし
て示されるピクセル領域は、何の現像もバックグラウン
ドもないことを示している。画像は、起点(origin)の
位置から現れかつこの起点に対して様々な角度で動作す
る種々のラインを示す。これらの放射ラインの中には階
段効果(staircasing effect)またはギザギザが存在す
るものもあり、かつ、これが、相対的な平滑さの様相を
もたらすために、ライン周辺における特定の部位にグレ
イレベルピクセルを配置することによりこのギザギザを
最小限にしようとするこの解像度エンハンスメントの目
的であることを特筆しておく。以下、ルックアップテー
ブル30が中位の強度に対して調整されている場合のG
RET出力が示されている図15について考慮する。以
下、図16および図17と、図15とを比較すると、高
強度のルックアップテーブルを用いるGRET出力の場
合に関して、GRETプロセッサに加えられるグレイレ
ベル値は、高強度、中強度、低強度の場合とは異なって
いることを特筆しておく。さらに、本来は2進(すなわ
ち、0または255)である値は、影響を受けないこと
も特筆しておく。したがって、このことは、アンチエイ
リアシングの改善のためのオペレータによる個人的好み
の入力調整を可能にする形で、ワークステーションWS
のオペレータに対してさらなる調整を提供する。オペレ
ータは、単に、ギザギザを低減させるために、自分が選
ぶLUT30のうちのどのオプション(高、中、低の強
度)を改善すべきかを選択するのみである。
【0038】<GRETプロセッサに関する調整可能な
閾値入力>図19において、前述の画像処理システム1
0を有するプリンタまたはディスプレイ装置400が示
されている。この装置は、スキャニングされる密度を示
す8ビット信号を生成するスキャナ410によりスキャ
ニングされる文書を有する。通常は赤、緑、青(R,
G,B)の形式のスキャニングされた生の画像データに
ついては、バッファ412にバッファリングすることが
でき、かつ次に、ガンマ補正部414のような色および
他の画像処理を受ける。画像データが1つのカラーシス
テムの形式である場合には、カラー画像データを、カラ
ー変換演算部416により、様々なカラーシステムに変
換する必要がある。通常はプリンタとともに用いられる
変換された色分解画像データは、C,Y,M,Kである
ことが好ましい。前述したように、カラー変換処理に
は、公知であるようなUCR(under color removal)
および/またはGCR(gray component replacement)
を与えることができる。UCRの機能は、主に、トナー
高さまたはトナーカバレッジを低減させるために、暗い
またはほぼ中立的な(near-neutral)陰影領域における
有彩色(chromatic color)(黄、マゼンタ、シアン)
を低減させることである。GCRは、同様なものである
が、任意の色のグレイ成分に対する黒色トナーの使用を
指しており、かつ、ほぼ中立的な陰影領域に対するUC
Rのように制約されるものではない。これら2つの技術
の目的は異なっているが、実際には、これらの技術は、
色彩トナーのうち幾つかを画像から減らすために黒色ト
ナーを用いるという点で類似している。以下、図20A
および図20Bを参照すると、茶色を混合した色を伴う
GCRおよびUCRの例が与えられている。GCR機能
は、カラー空間全体における効果によって、色彩印刷イ
ンクまたはトナーのグレイ成分を黒色処理のカラーに置
き換えることを可能とする。置き換えられた量について
は、所望の通りに設定することができる。カラーの印象
は同じままである。特定の色調を作り出すのに、より少
ないカラーしか必要とされない。すなわち、領域が縮小
する。このことは、グレイ軸がより安定していることを
意味する。より少数の色彩カラーしか用いられないの
で、コストを低減させることができる。UCRは、色彩
再生におけるさらなるまたは任意の設定オプションであ
る。この処理においては、色彩印刷インクまたはトナー
のグレイ成分は、中立的画像陰影において、黒色に置き
換えられる。特定の色調を作り出すのに、より少ないカ
ラーしか必要とされない。すなわち、領域が縮小する。
このことは、グレイ軸がより安定しており、かつ、より
少数の色彩カラーしか用いられないので、UCRに関し
てもコストを低減させることができることを意味する。
カラー空間変換後にUCRおよび/またはGCRプロセ
ッサを与えることは公知であるが、カラー空間変換の間
に、該UCRおよび/またはGCRプロセッサを与える
ことが、より好ましい。UCRおよび/またはGCRを
用いることに関連した問題は、前記処理により生成され
た最も飽和したカラー値が、別の場合にはこれらのカラ
ー値が2進データ画像情報を示すことを示すレベルに到
達できないことである。例えば、閾値/検出器26に
は、予めプログラムされたある一定の閾値レベル値が与
えられ、この閾値レベル値は、2進情報であると仮定さ
れた閾値レベルよりも上である。この予めプログラムさ
れた閾値レベルよりも下に全ての処理情報が収まる場合
のカラー変換処理が用いられれば、全ての情報は、2進
画像データファイルではないと仮定され、かつ、GRE
Tプロセッサのバイパスを受ける。印刷機のオペレータ
は、用いられているカラー変換処理に気づき、かつこれ
により、GRET調整可能な閾値/検出器26への閾値
入力の調整を介して、実質的に有用な閾値(これより上
の閾値レベルは、2進画像データファイルを示すことに
なる)と考えられるものを考慮に入れた新たな閾値レベ
ルをもたらすことができる。例えば、通常は、2進画像
ファイルについては、8ビット深度システムの飽和状態
のカラーグレイ値により示すことができ、この場合に
は、該グレイ値は、254または255と考えられる。
したがって、253というグレイ値を、閾値/検出器2
6において確立することができる。しかしながら、特
に、UCRおよび/またはGCRが用いられる場合に
は、最大グレイ値は、253でしかないことがある。し
たがって、この表示は、2進画像データが存在しないと
いうことになり、かつ、選択は、GRETプロセッサを
バイパスしたデータのみからなることになる。しかしな
がら、この結果は、カラー変換における処理の性質とい
う理由により、画像情報の性質に反する。この問題を克
服するために、オペレータには、プログラムされた調整
可能な閾値入力を介して、改善された制御が次にもたら
されるような2進画像データと定義されるものを決定す
るための新たな閾値を確立する機会が与えられ、該改善
された制御の間に、画像データが、GRETをバイパス
したデータ、または、GRET処理を受ける画像データ
のいずれかの選択を受ける。したがって、例えば、UC
Rおよび/またはGCRが用いられる場合には、オペレ
ータは、出力のために選択された情報の中にはGRET
処理からの情報もあることを確認するために、閾値/検
出器26に対して、例えば253よりも低い閾値を確立
することになる。あるいはまた、UCRおよび/または
GCRのオペレータによる選択に基づいて、または、U
CRおよび/またはGCRの量の調整に基づいて、自動
的に閾値を変更することによって、より低い閾値を確立
することもできる。
【0039】前記スキャニングされた生の画像データ
は、従来技術において公知である他の補正をも受け得
る。画像データのページという電子データソース420
からの入力も与えることができ、該画像データについて
は、ラスタ画像プロセッサ(RIP)422によるラス
タライズの後に、ジョブ画像バッファ424に入力する
ことができる。スキャナまたは電子データソースからの
ラスタライズされた画像データのうち1ページ以上が、
ジョブ画像バッファ(JIB)に、好ましくは圧縮され
た形式で記憶され、これにより、ジョブ画像バッファ内
で画像データを電子的に再循環させることによって、該
データがプリンタに送られた後に、校合されたマルチペ
ージ文書一式を印刷することが可能となる。この点に関
しては、Shopeらの名で出願された米国特許第5,04
7,955号公報を参照することができる。画像データ
は、グレイレベルプリントヘッドまたはディスプレイ4
70への最終的な出力のために、前述の画像処理システ
ム10へ出力される。このプリントヘッドには、記録素
子の非均一性に関する補正のための書き込みインターフ
ェースボード460により、または、パルス幅変調やパ
ルス強度変調などを介して露出レベルを調整するような
他の公知の補正装置あるいはスキームにより、補正を与
えることができる。この点に関しては、Ngらの名で出願
された米国特許第6,021,256号公報と、Ngの名
で出願された米国特許第5,914,744号公報とが
参照される。装置の全体的制御については、公知のプロ
グラミング技術にしたがって制御を与えるために適切に
プログラムされた1つ以上のマイクロコンピュータの形
式であり得るマーキングエンジンコントローラ426に
より与えることができる。ワークステーションWSは、
コピー数や用紙の選択などのような、印刷ジョブに対す
る種々のジョブパラメータに関するマーキングエンジン
コントローラへ入力を与え、該種々のジョブパラメータ
は、検出器26により用いられるGRET調整可能な閾
値入力値、GRET強度選択(高、中、低LUT)、L
UT12において用いられるリアルタイムカラートウィ
ーキング調整を包含する。
【0040】本発明の好ましい装置においては、例えば
600dpi解像度のプリントヘッドは、均一的にチャ
ージされた光伝導ドラムまたはウェブを露出し、かつ、
該ウェブは、画像を現像するための彩色された検電式
(electroscopic)トナー粒子によって現像される。次
に、現像された画像は、他の色分解の現像画像の他に、
別々の演算で直列的に、または、1つの演算でのいずれ
かで、光伝導ウェブまたはドラムから直接的に、また
は、中間転送部材を介してのいずれかで、受信機シート
へ転送される。この点に関しては、色分解画像を受信機
シートへ直列的に転送するためのカラー電子写真機構に
関する説明のために、Tomsらに付与された米国特許第
6,075,965号公報が参照される。
【0041】この方法の拡張は、スクリーナの1つの中
に、1つより多い画像スクリーンを記憶することを包含
し、これにより、印刷されたページ内において(また
は、スクリーナLUTを再ロードせずに次のページ内に
おいて)様々な画像スクリーンを用いることができる。
もちろん、この場合には、1つより多いスクリーンアド
レスのセットを(行LUTおよび列LUTに)記憶する
必要がある。さらに、どの画像スクリーンを用いるべき
かに関する、例えばワークステーションWSにおけるセ
レクタ機能を包含する必要がある。
【0042】前記主題に関する他の拡張は、無理数スク
リーン座標計算機の利用を包含し(スクリーン角度や周
波数計算に関する誤差については、前方向へ伝搬するこ
とができ、これにより、これらの誤差を補正するために
後続のスクリーンブロックの調整を行うことができ
る)、これにより、無理数スクリーンを用いることがで
き、かつ、より下位のアドレサビリティ(addressabili
ty)出力装置による方法を用いて、正確なスクリーン角
度および周波数に関してもっと多くの選択を得ることが
できる。より詳細には、スクリーン座標計算機は、スク
リーンブリックを介して、各々の段階に対するLUTデ
ータアドレスを計算し、かつ、該ブリックを介して進む
ことに起因する位置誤差を累積する。この位置誤差は、
所定の位置誤差閾値が超過される場合にアドレスジャン
プを行うことにより補正される。
【0043】このように、グレイレベル画像データファ
イルが、画像イメージ、または、非飽和状態のテキスト
イメージおよび非飽和状態のテキストイメージを有する
ことができ、かつ、これらのそれぞれのイメージには、
それぞれのハーフトーン処理と、アンチエイリアシング
効果を低減する他の処理とを与えることができる、とい
う改善された装置および方法について説明してきた。
【0044】本発明について、これに関するある好まし
い実施形態を参照して説明してきた。しかしながら、添
付の請求項の範囲内において、変更および変形を行うこ
とができることが理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像処理システムの概略的なブ
ロック図である。
【図2】 9ピクセルのウィンドウの例示であり、コン
トラスト指数を決定するためのある例示的な方法を示す
図である。
【図3】 2つの異なるハーフトーン処理の各々に対す
るブレンディング係数−対−コントラスト指数を示すグ
ラフを用いて、ブレンディングかつレンダリングされた
ドット値の決定を示す図である。
【図4】 図1のシステムの一部をより詳細に示すブロ
ック図である。
【図5】 図1のシステムの一部をより詳細に示す他の
ブロック図である。
【図6A】 図1のシステムにおけるハーフトーンスク
リーンの1つとして用いることができる19×19ピク
セルハーフトーンスクリーンタイルを示す図である。
【図6B】 図6Aと同様の図である。
【図6C】 図6Aと同様の図である。
【図7A】 図6Aの画像スクリーンに対するハーフト
ーンスクリーンピクセルレンダリング値を生成するため
に用いられるスクリーンアドレス“ブリック”およびル
ックアップテーブルの例を示す図である。
【図7B】 図6Bの画像スクリーンに対するハーフト
ーンスクリーンピクセルレンダリング値を生成するため
に用いられるスクリーンアドレス“ブリック”およびル
ックアップテーブルの例を示す図である。
【図7C】 図6Cの画像スクリーンに対するハーフト
ーンスクリーンピクセルレンダリング値を生成するため
に用いられるスクリーンアドレス“ブリック”およびル
ックアップテーブルの例を示す図である。
【図8】 図7と同様の図である。
【図9】 図8のルックアップテーブル構成におけるブ
リック座標アドレスを決定するために用いることができ
るフローチャートである。
【図10】 ハーフトーンレンダリングされたテキスト
スクリーン値を決定するのに用いるためのテキストスク
リーンタイルの例を示す図である。
【図11】 図10のテキストスクリーンに対するハー
フトーンスクリーンピクセルレンダリング値を生成する
ために用いられるスクリーンアドレスブリックの例を示
す図である。
【図12】 図1のシステムにおいて用いられる好まし
いグレイレベルエッジエンハンストプロセッサのブロッ
ク図である。
【図13】 グレイレベルエッジエンハンスメントプロ
セッサからの様々な形式の出力に対する関係を示すグラ
フである。
【図14】 255が最大密度を示し、かつ、ゼロがバ
ックグラウンドまたは密度がないことを示す場合の2進
画像を概略的に示す図である。
【図15】 ルックアップテーブルに関する中位強度の
設定からの出力にしたがうグレイレベルエッジエンハン
スメントが与えられている2進画像を概略的に示す図で
ある。
【図16】 ルックアップテーブルに関する低い強度の
設定からの出力にしたがうグレイレベルエッジエンハン
スメントが与えられている2進画像を概略的に示す図で
ある。
【図17】 ルックアップテーブルに関する高い強度の
設定からの出力にしたがうグレイレベルエッジエンハン
スメントが与えられている2進画像を概略的に示す図で
ある。
【図18】 カラー飽和トウィーキングにしたがう変更
されたグレイ値に対する入力ピクセルグレイ値の関係を
示すグラフである。
【図19】 図1の画像処理システムを組み込んでいる
印刷またはディスプレイシステムのブロック図である。
【図20A】 カラー変換処理におけるGCR(gray c
omponent replacement)およびUCR(undercolor rem
oval)の例を示す図である。
【図20B】 図20Aと同様の図である。
【図21A】 ブリック構成を形成するための段階の例
を示す図である。
【図21B】 図21Aと同様の図である。
【図21C】 図21Aと同様の図である。
【図21D】 図21Aと同様の図である。
【図21E】 図21Aと同様の図である。
【図21F】 図21Aと同様の図である。
【図22】 ブリック構成を形成するための処理のフロ
ーチャートである。
【図23A】 ゼロ度の回転角度において171ライン
/インチを有するスクリーンのためのタイル構成および
それぞれのブリック構成を示す図である。
【図23B】 図23Aと同様の図である。
【図23C】 図23Aと同様の図である。
【図24】 円状または螺旋状形式の生育パターンを有
し、かつ、タイルに対するレンダリングされたスクリー
ン値を生成するのに用いられるドットサイズドライバの
例を示す図である。
【符号の説明】
10 画像処理システム 12 ルックアップテーブル(LUT) 14 適応型スクリーン分析器 16 ブレンディング係数ルックアップテーブル 18,20 ルックアップテーブル(スクリーナ) 22 スクリーニングアドレス計算機 24 ブレンディング演算プロセッサ 26 GRET調整可能な閾値/検出器 28 GRETプロセッサ 30 GRET強度セレクタ 32 GRETまたはバイパスセレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 5/20 G09G 5/02 C G09G 5/02 5/06 5/06 H04N 1/40 D 5/36 1/46 B H04N 1/52 G09G 5/36 520C (72)発明者 フェイ・ツー・タイ アメリカ合衆国・14625・ニューヨーク・ ロチェスター・チャンサリー・レーン・7 Fターム(参考) 5B057 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB08 CB12 CB16 CE03 CE13 CE16 CH01 CH07 CH18 DB02 DB06 DB09 DC16 5C077 LL03 MP07 MP08 NN02 PP32 PP33 PP38 PP47 PQ08 PQ12 PQ20 PQ23 RR14 5C079 HB01 HB03 LA21 LA31 MA04 MA11 NA02 5C082 AA01 AA27 AA32 BA02 BA12 BA35 BB51 CA11 CA22 CA54 DA71 MM10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレイレベル画像データを処理するため
    の方法であって、 ハーフトーン処理されたスクリーン画像データを形成す
    るために、グレイレベル画像データにハーフトーンスク
    リーン処理を受けさせる段階と、 当該ピクセルが飽和状態のカラーテキストイメージであ
    るかどうかを決定するために、ハーフトーン処理された
    スクリーン画像データの当該ピクセルをテスト基準に対
    して分析する段階と、 飽和状態のカラーテキストイメージであるための基準を
    当該ピクセルが満たしていると前記分析段階が決定すれ
    ば、当該ピクセルに関するグレイレベル画像エンハンス
    ト処理の変更を出力のために選択する段階と、 飽和状態のカラーテキストイメージであるためのテスト
    基準を当該ピクセルが満たしていないと前記分析段階が
    決定すれば、当該ピクセルグレイレベル値を、ハーフト
    ーンスクリーン処理により処理されるものとして、出力
    のために選択する段階とを具備することを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の別々のハーフトーンスクリーン処
    理されたグレイレベル画像データを形成するために、最
    初のグレイレベル画像データに複数の別々のハーフトー
    ンスクリーン処理を受けさせる段階と、 コントラスト指数に対して、最初のグレイレベル画像デ
    ータの当該ピクセルを分析する段階と、 当該ピクセルを処理するためのブレンディング係数を生
    成することにより、前記分析に応答する段階と、 ブレンディングされかつハーフトーンスクリーン処理さ
    れたグレイレベル当該ピクセルを形成すべく、同じ当該
    ピクセルのハーフトーンスクリーン処理されたグレイレ
    ベル画像データをブレンディングするために、ブレンデ
    ィング係数によって、複数の別々のハーフトーンスクリ
    ーン処理されたグレイレベル画像データを処理する段階
    と、 ブレンディングされかつハーフトーンスクリーン処理さ
    れた当該ピクセルのグレイレベルを、閾値基準と比較す
    る段階と、 ブレンディングされかつハーフトーンスクリーン処理さ
    れた当該ピクセルのグレイレベルが閾値基準を満たして
    いれば、当該ピクセルに関するグレイレベル画像エンハ
    ンスト処理の変更を出力のために与える段階と、 ブレンディングされかつハーフトーンスクリーン処理さ
    れた当該ピクセルのグレイレベルが閾値基準を満たして
    いなければ、当該ピクセルのグレイレベルを、ハーフト
    ーンスクリーン処理により処理されるものとして、出力
    のために与える段階とを具備することを特徴とするグレ
    イレベル画像データ処理のために用いられる製品。
  3. 【請求項3】 グレイレベル画像データを処理するため
    の装置であって、 複数の別々のハーフトーン処理されたスクリーングレイ
    レベル画像データを形成する第1および第2ハーフトー
    ンスクリーン処理装置と、 当該グレイレベルピクセルを示す画像データを入力する
    ための、前記スクリーン処理装置の各々への入力と、 コントラスト指数に対して、当該ピクセルを分析するた
    めの装置と、 ブレンディング係数を生成するために、コントラスト指
    数に応答する装置と、 当該ピクセルに対するブレンディングハーフトーンデー
    タ出力を生成するブレンディング演算プロセッサと、 第1および第2ハーフトーンスクリーン処理装置のそれ
    ぞれの出力とブレンディング係数とを入力するためのブ
    レンディング演算プロセッサにおける入力と、 ブレンディング演算プロセッサの出力に接続されている
    グレイレベル画像エンハンスメント処理装置と、 当該ピクセル上およびその隣接ピクセル上におけるブレ
    ンディングプロセッサによる演算の後に当該ピクセルを
    検査するための、かつ、当該ピクセルおよび隣接ピクセ
    ルが、実質的に2進画像ファイルを示すかどうかを決定
    するための、かつ、このような決定に対する信号を生成
    するための検出器と、 前記信号に応答し、かつ、グレイレベル画像エンハンス
    メント処理装置の出力、または、ブレンディングされた
    ハーフトーンデータ出力を示すバイパスのいずれかを選
    択するセレクタとを具備することを特徴とする装置。
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