JP2002093043A - 記録装置、及び、記録方法 - Google Patents

記録装置、及び、記録方法

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JP2002093043A
JP2002093043A JP2000280044A JP2000280044A JP2002093043A JP 2002093043 A JP2002093043 A JP 2002093043A JP 2000280044 A JP2000280044 A JP 2000280044A JP 2000280044 A JP2000280044 A JP 2000280044A JP 2002093043 A JP2002093043 A JP 2002093043A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、音楽データ等の複数のデジ
タルデータを連続して高速ダビングする際、著作権保護
の為に設けられた記録制限の下においても、デジタルデ
ータの記録操作を快適に行うことが可能な記録装置を提
供することである。 【解決手段】 所定のトラックの高速ダビング終了後、
このトラックに対応する記録制限タイマの動作中に同一
トラックの高速ダビングを再度行う場合(ステップS3
01;Yes)、この高速ダビング処理は一時待機し
(ステップS303)、記録制限タイマの動作が停止す
るまで待機状態となる(ステップS304)。その後、
このタイマの動作が停止すると、待機状態であった高速
ダビング処理を実行する(ステップS305)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽データ等のデ
ジタルデータを高速に記録できる記録装置、及び、記録
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音楽データ等のデジタルデータを
再生/記録するための記録媒体として、ディスク等の各
種記録媒体が普及している。特にCD(Compact Disc)
は広く普及しており、音楽再生用のCDプレーヤーも各
種開発されている。また、ユーザが音楽データ等のデジ
タルデータをCDのように再生することはもとより、記
録することも可能な記録媒体も存在し、MD(Mini Dis
c)と呼ばれる光磁気ディスクとして実用化されてい
る。
【0003】更に、MDを用いた記録再生装置とCDを
用いた再生装置とを一体化して一つの複合機器としたC
D/MD一体型記録再生装置も実用化されている。この
ようなCD/MD一体型記録再生装置を用いれば、CD
に記録されている音楽データをMDにダビングすること
が容易となるが、特に、高速ダビングの可能なCD/M
D一体型記録再生装置も実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の高速ダ
ビングの可能なCD/MD一体型記録再生装置では、メ
ディアを無制限に高速ダビングするのは著作権保護の観
点から望ましいものではなく、従って、デジタル録音向
け高速複製制限システムの採用により、高速ダビングに
制限が設けられている。
【0005】上記デジタル録音向け高速複製制限システ
ムによれば、例えば、CDに記録されている音楽データ
を記録用MDに高速デジタル録音する場合、録音終了後
74分経過しなければ、この同一音楽データを再び高速
でデジタル録音を行うことはできない。
【0006】また、音楽データを特定する手法として
は、CDのサブコードに記録されているISRC(Inte
rnational Standard Recording Code)を用いる方法
や、或いは、TOC(Table Of Contents)データ情報
の一部を利用する方法等がある。
【0007】ここで、従来のCD/MD一体型記録再生
装置による高速ダビング処理に係る動作を、図6〜図8
に基づいて詳細に説明する。図6は、従来のCD/MD
一体型記録再生装置における高速ダビング処理を説明す
るフローチャートである。
【0008】図6において、ダビングの対象となるCD
と、ダビング先のMDとは、CD/MD一体型記録再生
装置に既にセットされているものとする。次いで、この
CDに記録されている所定の音楽データ(トラック)を
MDに高速ダビングするためのキー操作が従来のCD/
MD一体型記録再生装置の操作部において行われると、
同装置の制御部は、当該音楽データ(トラック)に係る
記録制限タイマが動作しているか否かを判定する(ステ
ップS601)。
【0009】この記録制限タイマは、上記制御部により
高速ダビング処理時にトラック単位で内蔵メモリにセッ
トされるカウンタである。
【0010】ここで、上記記録制限タイマが動作してい
るか否かの判定処理を詳細に説明する。まず制御部は、
このトラック名のカウンタがタイマファイル(図2参
照)にセットされているか否かを判定する。このトラッ
ク名のカウンタがセットされていない場合、制御部は、
このトラック名に対応する記録制限タイマは動作してい
ないと判定し、このトラック名のカウンタをこのタイマ
ファイルにセットする。このトラック名のカウンタがセ
ットされている場合、制御部は、そのカウント値がゼロ
であるか否かを判定する。このカウント値がゼロである
場合、このトラック名に対応する記録制限タイマは動作
していないと判定する。また、カウント値がゼロでない
場合、制御部は、このトラック名に対応する記録制限タ
イマは動作していると判定する。
【0011】また、高速ダビングの対象となるトラック
は、1トラック(1曲)だけに限らず、複数トラック、
或いはCDに記録されている全トラックであってもよ
い。特に、複数トラックを高速ダビングする際、ステッ
プS601において行われる記録制限タイマの動作状況
の判定は、1トラック毎に行われるものとする。例え
ば、CDの1曲目と2曲目が高速ダビングされる場合、
まず1曲目のトラックに対応する記録制限タイマの動作
状況が判定され、次いで、1曲目の高速ダビングが終了
した後に2曲目のトラックに対応する記録制限タイマの
動作状況が判定される。
【0012】ステップS601において、高速ダビング
の対象となるトラック名に対応する記録制限タイマが動
作中であると判定した場合、制御部は、高速ダビングが
不可能であることを表示するとともに、高速ダビングが
可能となるまでに要する時間を表示し(ステップS60
2)、高速ダビング処理を終了する(ステップS60
3)。
【0013】ここで、上記ステップS602において表
示されるメッセージの一例を図8に示す。図8に示すメ
ッセージの表示例では、“CANNOT REC”の表
示により、高速ダビングが不可能であることが示され、
また、“wait 73:59”の表示により、次に高
速ダビングが可能となるまでの待ち時間が表示される。
そして、この待ち時間はカウントダウンしながら表示さ
れる。
【0014】なお、図8に例示されるメッセージを一定
時間後(例えば8秒後)に表示画面上から消すように設
定しても良いし、また、ユーザのキー操作がおこなわれ
るまで表示画面上に表示し続けるようにしたり、或い
は、記録制限タイマの動作が停止するまで、すなわち、
表示画面上のメッセージが“wait 00:00”と
なるまで表示し続けるようにする等、設定は自由であ
る。
【0015】ステップS601において、高速ダビング
の対象となるトラック名に対応する記録制限タイマが動
作中ではないと判定した場合、制御部は、高速ダビング
に係るアプリケーションプログラムの実行により高速ダ
ビングを開始し(ステップS604)、このトラックに
対する記録制限タイマを74分にセットする(ステップ
S605)。
【0016】次いで、制御部は、高速ダビング処理が継
続中か、あるいは終了したかを判定し(ステップS60
6)、高速ダビング処理が終了したと判定した場合は
(ステップS606;Yes)、ステップS603に移
行して高速ダビング処理を終了する。
【0017】ステップS606において、高速ダビング
処理は継続中であると判定した場合、高速ダビング中の
トラックが高速ダビング開始時と同一であるか、或い
は、次のトラックに移行したかを判定する(ステップS
607)。
【0018】制御部は、次のトラックに移行したと判定
した場合(ステップS607;Yes)、制御部は、こ
のトラック名に対応する記録制限タイマが動作している
か否かを判定する(ステップS608)。
【0019】次いで、この記録制限タイマは動作してい
ると判定した場合(ステップS608;Yes)、制御
部は、ステップS602に移行して高速ダビングが不可
能であることを表示するとともに、高速ダビングが可能
となるまでに要する時間を表示して高速ダビング処理を
停止する(ステップS603)。
【0020】また、ステップS608において、上記記
録制限タイマは動作していないと判定した場合(ステッ
プS608;No)、制御部は、ステップS605に移
行し、この記録制限タイマを74分にセットして高速ダ
ビング処理を実行する。
【0021】ステップS607において、高速ダビング
中のトラックが高速ダビング開始時と同一であると判定
した場合(ステップS607;No)、制御部は、ステ
ップS605において既にカウントを開始した記録制限
タイマを初期化し、改めて74分にセットし(ステップ
S609)、ステップS606に移行する。
【0022】ステップS609において、高速ダビング
が終了するまでの間、記録制限タイマが初期化されるこ
とによって高速ダビング中のトラックに対する記録制限
タイマは74分に維持される。高速ダビングが終了する
と、ステップS609における記録制限タイマの初期化
は行われなくなり、タイマは74分が経過するまでカウ
ントし続ける。
【0023】すなわち、ステップS609に係る上記動
作により、上記記録制限タイマは、高速ダビング終了時
にセットされ、その74分後に解除される。
【0024】なお、この記録制限タイマにセットされる
時間は74分に限るものではなく、CDに記録されてい
る全トラックを通常の速度でMDへダビングするのに要
する時間を超えていれば良い。例えは、74分ではな
く、80分等としても良い。
【0025】また、この記録制限タイマを高速ダビング
開始時にセットされるようにしても良い。その場合、制
御部は、上記ステップ607において高速ダビング中の
トラックが高速ダビング開始時と同一であると判定する
と(ステップS607;No)、ステップS609を介
さずに直接ステップS606へ移行する。
【0026】図7(a)は、タイマ割り込み処理を説明
するフローチャートであり、図7(b)は、タイマのカ
ウント処理を説明するフローチャートである。
【0027】図7(a)に示すタイマ割り込み処理は、
例えば1分ごとに発生する割り込み要求に応じて高速ダ
ビング中のトラック毎に実行されるものであり、その各
ステップは、図7(b)に示す記録制限タイマのカウン
ト処理によって実行される。この場合、トラックA〜C
の3曲分の音楽データを高速ダビングするものとして以
下の動作を説明する。
【0028】図7(a)に示すように、まず、トラック
“A”に対応する記録制限タイマAのカウント処理が実
行され(ステップS71)、トラック“A”のカウント
処理が終了すると、トラック“B”に対応する記録制限
タイマBのカウント処理を実行する(ステップS7
2)。次いで、トラック“B”のカウント処理が終了す
ると、トラック“C”に対応する記録制限タイマCのカ
ウント処理を実行して(ステップS73)、タイマ割り
込み処理を終了する。
【0029】図7(b)に示すように、トラック名
“*”(*は、A、B、Cのうち何れかを示す)のカウ
ント処理では、タイマファイル(図2参照)に示すトラ
ックA〜C毎にセットされたカウンタ、すなわち、記録
制限タイマ(*)のカウント値がゼロか否かを判定する
(ステップS74)。このタイマのカウント値がゼロで
あると判定した場合、次のトラックのタイマ割り込み処
理に戻って次のトラックのカウント処理に移行する。
【0030】ステップS74において、カウント値がゼ
ロではないと判定した場合、このカウント値から1を引
いた値を新たなカウント値としてタイマファイルを更新
する(ステップS75)。
【0031】なお、タイマ割り込み処理に対する割り込
み要求を1分毎に発生するものとしたが、1秒ごとに割
り込み要求を発生するようにしても良い。
【0032】以上説明したように、従来のCD/MD一
体型記録再生装置による高速ダビング処理によれば、所
定トラックの高速ダビング終了と同時にこのトラックに
対し74分に対応する記録制限タイマのカウントダウン
が開始され、74分が経過するまでこのトラックの高速
ダビングを行うことができないため、ユーザにとって使
い勝手が良くないという問題があった。
【0033】本発明の課題は、音楽データ等の複数のデ
ジタルデータを連続して高速ダビングする際、著作権保
護の為に設けられた記録制限の下においても、デジタル
データの記録操作を快適に行うことが可能な、使い勝手
の良い記録装置を提供することである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す手段の説明中、括弧書きにより実施の形態
に対応する構成を一例として示す。符号等は、後述する
図面参照符号等である。
【0035】請求項1記載の発明は、記録媒体に記録さ
れた音楽情報等のデジタルデータを読み取って再生する
再生手段(例えば、図1に示すCD部20)と、前記再
生手段によって読み取られた前記デジタルデータを記録
媒体に記録する記録手段(例えば、図1に示すMD部3
0)とを備え、前記記録手段は、前記再生手段により高
速度で読み取られたデジタルデータを高速度で記録する
高速記録モードと、当該高速記録モードの使用を高速記
録終了時から所定時間が経過するまで制限する高速記録
制限モードとを有する記録装置(例えば、図1に示すダ
ビング装置1)において、前記高速記録制限モードの設
定されたデジタルデータを高速度で再記録する際、この
デジタルデータの記録処理を一時待機状態とし、前記高
速記録制限モードが解除された後、前記高速度での再記
録を行う高速記録待機モードを有することを特徴とす
る。
【0036】請求項1記載の発明によれば、第1の記録
媒体に記録された音楽情報等のデジタルデータを読み取
って再生する再生手段と、前記再生手段によって読み取
られた音楽情報等のデジタルデータを第2の記録媒体に
記録する記録手段とを備え、前記記録手段は、前記再生
手段により高速度で読み取られたデジタルデータを高速
度で記録する高速記録モードと、当該高速記録モードの
使用を高速記録終了時から所定時間が経過するまで制限
する高速記録制限モードとを有する記録装置において、
高速記録待機モードは、前記高速記録制限モードの設定
されたデジタルデータを高速度で再記録する際、このデ
ジタルデータの記録処理を一時待機状態とし、前記高速
記録制限モードが解除された後、前記高速度での再記録
を行う。
【0037】また、請求項4記載の発明は、記録媒体に
記録された音楽情報等のデジタルデータを再生手段によ
り所定の速度で読み取って再生し、前記所定の速度で読
み取られた前記デジタルデータを記録手段により前記所
定の速度で記録媒体に記録する記録方法において、前記
記録手段により高速度で読み取られたデジタルデータを
前記記録手段により高速度で記録する際、第1回目の高
速記録が終了した時点から所定時間が経過する前に、同
一のデジタルデータの第2回目の高速記録を行う場合、
第2回目の高速記録を一時待機状態とし、前記所定時間
の経過を待って前記第2回目の高速記録を実行すること
を特徴とする。
【0038】従って、請求項1及び請求項4記載の発明
によって、ユーザは、高速記録制限モードの解除を自ら
確認する必要がなくなり、高速記録制限モードの解除の
確認に要する時間と労力を解消することが可能となるた
め、ユーザにとって使い勝手の良い記録装置を提供する
ことができる。
【0039】請求項2記載の発明は、請求項1記載の記
録装置において、前記高速記録待機モードを前記高速記
録制限モードが設定された複数のデジタルデータに個別
に設定することを特徴とする。
【0040】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の記録装置において、前記高速記録制限モードが設定
された複数のデジタルデータに対応する前記所定時間の
経過を個別にカウントする計数手段(例えば、図1に示
す制御部10)を更に備えることを特徴とする。
【0041】従って、請求項2及び請求項3記載の発明
によって、これら複数の高速記録制限モードの解除を自
ら確認する必要がなくなり、複数設定された高速記録制
限モードの解除の確認に要する多大な時間と労力を解消
することが可能となるため、より利便性の高い記録装置
を提供することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照して本発
明の実施の形態におけるダビング装置1について詳細に
説明する。
【0043】このダビング装置1は、CDの再生部とM
Dの再生/記録部とが一体化して構成されてなるCD/
MD一体型記録再生装置であり、CD及びMDに記録さ
れている音楽データの再生、及び、CDからMDへの音
楽データのダビングが可能である。更に、ダビング装置
1は、CDに記録されている音楽データを、例えば2倍
速以上の高速度でMDへダビングすることができる。
【0044】図1は、本発明の一実施の形態におけるダ
ビング装置1の内部構成を示す概略ブロック図である。
図1に示すように、ダビング装置1は、制御部10、操
作部11、表示部12、CD部20、MD部30、スイ
ッチ40、50、D/A変換器60、A/D変換器7
0、及び、アンプ80により構成される。
【0045】制御部10は、CD部20と、ケーブルC
1及びケーブルI1を介して接続され、また、ケーブル
C2及びケーブルI2を介してMD部30と接続され
る。更に、制御部10は、スイッチ40、50と、それ
ぞれケーブルC3、C4を介して接続され、更に、バス
を介して操作部11、及び、表示部12と接続される。
スイッチ40は、CD出力端子P1、MD出力端子P
2、及びD/A変換器60と接続され、D/A変換器6
0は、アンプ80を介して出力端子P6に接続される。
スイッチ50は、CD出力端子P1、MD入力端子P
3、及びA/D変換器70と接続され、A/D変換器7
0は入力端子P7と接続される。
【0046】制御部10は、CPU(図示略)、及びR
OMやRAM等の記憶装置(図示略)がバスによって接
続されてなるものである。この記憶装置内には、ダビン
グ装置1の動作を制御するアプリケーションプログラ
ム、及び、ダビング装置1に装着されるCD、MDに記
録される各種管理情報や後述するタイマファイル(図2
参照)等が記憶される。
【0047】図2は、本発明の一実施の形態におけるダ
ビング装置1に記憶されるタイマファイルの一例であ
る。図2に例示する上記タイマファイルは、CDに記録
される音楽データをMDへ高速ダビングする際、制御部
10によって作成されるものであり、高速ダビングの対
象となるトラックのトラック名と、これら各トラックに
それぞれ対応する記録制限タイマのカウント値とが、ト
ラック毎に記録されるものである。図2に例示するタイ
マファイルには、3つのトラックのトラック名A〜C
と、それぞれのトラック毎にセットされる記録制限タイ
マのカウント値とが記憶される。例えば、記録制限タイ
マのカウント値が“0”であるトラックAは、高速ダビ
ングの制限は解除され、いつでも高速ダビングが可能な
状態にあり、また、記録制限タイマのカウント値が“1
0”であるトラックBは、10分経過した後、高速ダビ
ングの制限が解除される状態にあることがわかる。
【0048】制御部10は、ケーブルC1、C2を介し
て、CD及びMDの再生/記録に係る動作を制御する各
種制御信号をCD部20、MD部30へそれぞれ出力す
る。また、制御部10は、ケーブルI1、I2を介し
て、CD,MDに記録される各種管理情報等をCD部2
0、MD部30からそれぞれ取得する。
【0049】ケーブルC1を介して制御部10からCD
部20へ送信される上記制御信号は、CDの再生動作を
制御するものであり、再生命令、停止命令、一時停止命
令、アクセス命令、及び、サーボ系制御命令等である。
また、制御部10がケーブルI1を介してCD部20か
ら取得する上記各種管理情報は、CDに記録されている
目次情報(トラック番号、演奏時間等)やアドレス情報
等である。制御部10は、これら管理情報により、再生
するトラックのアドレス等を指定することができる。
【0050】ケーブルC2を介して制御部10からMD
部30へ送信される上記制御信号は、MDの再生/記録
動作を制御するものであり、記録命令、再生命令、停止
命令、一時停止命令、アクセス命令、及び、サーボ系命
令等である。また、制御部10がケーブルI2を介して
MD部30から取得する上記各種管理情報は、MDに記
録されている目次情報(トラック番号、演奏時間等)や
アドレス情報等である。制御部10は、これら管理情報
により、再生するトラックのアドレスや、記録を開始す
るアドレス等の指定が可能となる。
【0051】更に、制御部10は、ケーブルC3、C4
を介してスイッチ40、50のスイッチング動作をそれ
ぞれ制御する為の制御信号を出力し、ダビング装置1の
動作モード(CD再生、MD再生等)を切り替える。
【0052】操作部11は、再生/記録や停止/一時停
止等、CD部20、MD部30に対する各種動作を指示
したり、CD再生、MD再生等の動作モードを切り替え
る為の各種操作キーを備える。操作部11の有する上記
各種操作キーにおいて入力された入力信号は、制御部1
0に出力される。
【0053】表示部12は、LCD(Liquid Crystal D
isplay)等の表示画面を有する。この表示部12は、制
御部10から出力される各種表示情報を表示する。例え
ば、CD及びMDに記録されている目次情報(トラック
番号、演奏時間等)、ダビング装置1の動作状態(再生
中、停止中等)、動作モード(CD再生、MD再生
等)、及び、再生/記録動作の進行時間等の表示を行
う。
【0054】CD部20は、CDの着脱が可能であり、
制御部10からケーブルC1を介して送信される上記各
種制御信号に基づいてCDの再生に係る各種動作が行わ
れる。また、CD部20において再生された情報は、C
D出力端子P1から出力される。
【0055】MD部30は、MDの着脱が可能であり、
制御部10からケーブルC2を介して送信される上記各
種制御信号に基づいてMDの再生/記録に係る各種動作
が行われる。また、MD部30において再生された情報
は、MD出力端子P2から出力され、MD部30におい
て記録される情報は、MD入力端子P3から入力され
る。
【0056】D/A変換器60は、前段に配設されるス
イッチ40の端子P41から入力されるデジタルデータ
をアナログ信号に変換し、変換されたアナログ信号を後
段に配設されるアンプ80に出力する。
【0057】A/D変換器70は、入力端子P7から入
力されるアナログ信号をデジタルデータに変換し、この
変換されたデジタルデータを後段に配設されるスイッチ
50の端子P53に出力する。
【0058】アンプ80は、前段に配設されるD/A変
換器60から入力されるアナログ信号を増幅し、出力端
子P6に出力する。
【0059】スイッチ40は、3つの端子P41〜P4
3を備える。端子P41はD/A変換器40に接続さ
れ、端子P42はCD出力端子P1及びスイッチ50の
備える端子P52に接続され、端子P43はMD出力端
子P2に接続される。スイッチ40のスイッチング動作
は、制御部10からケーブルC3を介して送信される制
御信号に応じて行われる。
【0060】スイッチ50は、3つの端子P51〜P5
3を備える。端子P51はMD入力端子P3に接続さ
れ、端子P52はCD出力端子P1及びスイッチ40の
備える端子P42に接続され、端子P53はA/D変換
器70に接続される。スイッチ50のスイッチング動作
は、制御部10からのケーブルC4を介して送信される
制御信号に応じて行われる。
【0061】従って、CD部20においてCDの再生処
理をする場合、制御部10は、スイッチ40の端子P4
1を端子P42に接続させてCD出力端子P1とD/A
変換器60とを連結させる。これにより、CD出力端子
P1から出力されたデジタルデータは、スイッチ40を
介してD/A変換器60に出力されてアナログ信号に変
換された後、アンプ80へ出力される。更にこのアナロ
グ信号は、アンプ80において所定の大きさに増幅さ
れ、出力端子P6に出力される。
【0062】また、MD部30においてMDの再生処理
をする場合、制御部10は、スイッチ40の端子P41
を端子P43に接続させてMD出力端子P2とD/A変
換器60とを連結させる。これにより、MD出力端子P
2から出力されたデジタルデータは、スイッチ40を介
してD/A変換器60に出力されてアナログ信号に変換
された後、アンプ80へ出力される。更にこのアナログ
信号は、アンプ80において所定の大きさに増幅され、
出力端子P6に出力される。
【0063】MD部30において、外部からのアナログ
信号をMDへ記録する場合、制御部10は、スイッチ5
0の端子P51を端子P53に接続させてMD入力端子
P3とA/D変換器70とを連結させる。これにより、
入力端子P7からA/D変換器70へ出力されたアナロ
グ信号は、A/D変換器70においてデジタルデータに
変換され、スイッチ50を介してMD入力端子P3へ出
力される。MD入力端子P3から入力された上記デジタ
ルデータは、MD部30に内蔵されるエンコーダ(図示
略)によるエンコード処理が行われた後、MDに記録さ
れる。
【0064】また、MD部30において、CD部20か
ら出力されるデジタルデータをMDへ記録する場合、制
御部10は、スイッチ50の端子P51を端子P52に
接続させてMD入力端子P3とCD出力端子P1とを連
結させる。これにより、CD出力端子P1から出力され
たデジタルデータは、スイッチ50を介してMD入力端
子P3へ出力される。MD入力端子P3から入力された
上記デジタルデータは、MD部30に内蔵されるエンコ
ーダ(図示略)によるエンコード処理が行われた後、M
Dに記録される。
【0065】次に、図3、図4に基づいて動作の説明を
する。図3は、本発明の一実施の形態におけるダビング
装置1の高速ダビング処理を説明するフローチャートで
ある。
【0066】図3において、ダビングの対象となるCD
とダビング先のMDとは、ダビング装置1に既にセット
されているものとする。次いで、このCDに記録されて
いる所定の音楽データ(トラック)をMDに高速ダビン
グするためのキー操作が操作部11において行われる
と、制御部10は、当該トラックに係る記録制限タイマ
が動作しているか否かを判定する(ステップS30
1)。
【0067】この記録制限タイマは、制御部10によ
り、高速ダビング処理時においてダビング装置1の有す
る内蔵メモリにトラック単位でセットされるカウンタで
ある。
【0068】ここで、上記記録制限タイマが動作してい
るか否かの判定処理を詳細に説明する。まず、制御部1
0は、このトラック名のカウンタが図2に例示するタイ
マファイルにセットされているか否かを判定する。この
トラック名のカウンタがセットされていない場合、制御
部10は、このトラック名に対応する記録制限タイマは
動作していないと判定し、このトラック名のカウンタを
このタイマファイルにセットする。このトラック名のカ
ウンタがセットされている場合、制御部10は、そのカ
ウント値がゼロであるか否かを判定する。このカウント
値がゼロである場合、このトラック名に対応する記録制
限タイマは動作していないと判定する。また、カウント
値がゼロでない場合、制御部10は、このトラック名に
対応する記録制限タイマは動作していると判定する。
【0069】また、高速ダビングの対象となるトラック
は、1トラック(1曲)だけに限らず、複数トラック、
或いはCDに記録されている全トラックであってもよ
い。特に、複数トラックを高速ダビングする際、ステッ
プS301において行われる記録制限タイマの動作状況
の判定は、1トラック毎に行われる。例えば、CDの1
曲目と2曲目が高速ダビングされる場合、まず1曲目の
トラックに対応する記録制限タイマの動作状況が判定さ
れ、次いで、1曲目の高速ダビングが終了した後に、2
曲目のトラックに対応する記録制限タイマの動作状況が
判定される。
【0070】ステップS301において、高速ダビング
の対象となるトラック名に対応する記録制限タイマが動
作中であると判定した場合(ステップS301;Ye
s)、制御部10は、高速ダビングが不可能であるこ
と、及び、再び高速ダビングが可能となるまでに要する
時間を表示部12の表示画面上に表示し(ステップS3
02)、このトラックに係る高速ダビング処理を一時待
機させて予約状態とする(ステップS303)。次い
で、制御部10は、記録制限タイマのカウント値がゼロ
になるまで監視し(ステップS304)、カウント値が
ゼロになったと判定すると、ステップS303において
予約状態となった高速ダビング処理を実行し(ステップ
S305)、後述するステップS307へ移行する。
【0071】なお、予約状態とする高速ダビング処理は
複数可能である。予約状態にある第1の高速ダビング処
理が存在していても、MD部30において記録動作がな
されていなければ、同一、もしくは他のCDから、所定
のトラックに対する第2の高速ダビング処理をダビング
装置1に対して要求することができる。この第2のトラ
ックに対して既に記録制限タイマがセットされている場
合、第1、及び第2の高速ダビング処理が予約状態とな
る。
【0072】ここで、上記ステップS302において表
示されるメッセージの一例を図5に示す。図5に示すメ
ッセージの表示例では、“CD 001”の表示によ
り、高速ダビングの対象となっているトラックのトラッ
ク番号が表示され、また、“wait 73:59”の
表示により、次に高速ダビングが可能となるまでの待ち
時間が表示される。更に、上記表示内容を強調するため
にインジケータが点滅するようになっている。そして、
この待ち時間はカウントダウンしながら表示される。
【0073】なお、図5に例示されるメッセージを一定
時間後(例えば8秒後)に表示画面上から消すように設
定しても良いし、また、ユーザのキー操作がおこなわれ
るまで表示画面上に表示し続けるようにしたり、或い
は、記録制限タイマの動作が停止するまで、すなわち、
表示画面上のメッセージが“wait 00:00”と
なるまで表示し続けるようにする等、設定は自由であ
る。
【0074】ステップS301において、高速ダビング
の対象となるトラック名に対応する記録制限タイマが動
作中ではないと判定した場合、制御部10は、高速ダビ
ングに係るアプリケーションプログラムの実行により高
速ダビングを開始し(ステップS306)、このトラッ
クに対する記録制限タイマを74分にセットする(ステ
ップS307)。
【0075】次いで、制御部10は、高速ダビング処理
が継続中か、あるいは終了したかを判定し(ステップS
308)、高速ダビング処理が終了したと判定した場合
は(ステップS308;Yes)、ステップS309に
移行して高速ダビング処理を終了する。
【0076】ステップS308において、高速ダビング
処理は継続中であると判定した場合、制御部10は、高
速ダビング中のトラックが高速ダビング開始時と同一で
あるか、或いは、次のトラックに移行したかを判定する
(ステップS310)。
【0077】制御部10は、次のトラックに移行したと
判定した場合(ステップS310;Yes)、このトラ
ック名に対応する記録制限タイマが動作しているか否か
を判定する(ステップS312)。
【0078】次いで、この記録制限タイマは動作してい
ると判定した場合(ステップS312;Yes)、制御
部10は、高速ダビング処理を停止し(ステップS31
3)、ステップS302に移行して高速ダビングが不可
能であること、及び、高速ダビングが可能となるまでに
要する時間を表示部12の表示画面上に表示する。
【0079】ステップS312において、記録制限タイ
マは動作していないと判定した場合(ステップS31
2;No)、制御部10は、ステップS307に移行
し、この記録制限タイマを74分にセットして、高速ダ
ビング処理を実行する。
【0080】ステップS310において、高速ダビング
中のトラックが高速ダビング開始時と同一であると判定
した場合(ステップS310;No)、制御部10は、
ステップS307において既にカウントを開始した記録
制限タイマを初期化し、改めて74分にセットし(ステ
ップS311)、ステップS308に移行する。
【0081】ステップS311において、高速ダビング
が終了するまでの間、記録制限タイマが初期化されるこ
とによって高速ダビング中のトラックに対する記録制限
タイマは74分に維持される。すなわち、高速ダビング
が終了すると、ステップS311における記録制限タイ
マの初期化は行われなくなり、タイマは74分が経過す
るまでカウントし続ける。
【0082】すなわち、ステップS311に係る上記動
作により、上記記録制限タイマは、高速ダビング終了時
にセットされ、その74分後に解除される。
【0083】なお、この記録制限タイマにセットされる
時間は74分に限るものではなく、CDに記録されてい
る全トラックを通常の速度でMDへダビングするのに要
する時間を超えていれば良い。例えは、74分ではな
く、80分等としても良い。
【0084】また、この記録制限タイマを高速ダビング
開始時にセットされるようにしても良い。その場合、制
御部10は、上記ステップ310において高速ダビング
中のトラックが高速ダビング開始時と同一であると判定
すると(ステップS310;No)、ステップS311
を介さずに直接ステップS308へ移行する。
【0085】図4(a)は、本発明の一実施の形態にお
けるダビング装置1のタイマ割り込み処理を説明するフ
ローチャートであり、図4(b)は、同実施の形態にお
けるダビング装置1のタイマのカウント処理を説明する
フローチャートである。
【0086】図4(a)に示すタイマ割り込み処理は、
例えば1分ごとに発生する割り込み要求に応じて高速ダ
ビング中のトラック毎に実行されるものであり、その各
ステップは、図4(b)に示す記録制限タイマのカウン
ト処理によって実行される。この場合、トラックA〜C
の3曲分音楽データを高速ダビングするものとして以下
の動作を説明する。
【0087】図4(a)に示すように、まず、トラック
“A”に対応する記録制限タイマAのカウント処理を実
行し(ステップS41)、トラック“A”のカウント処
理が終了すると、トラック“B”に対応する記録制限タ
イマBのカウント処理を実行する(ステップS42)。
次いで、トラック“B”のカウント処理が終了すると、
トラック“C”に対応する記録制限タイマCのカウント
処理を実行し(ステップS43)、タイマ割り込み処理
を終了する。
【0088】図4(b)に示すように、トラック“*”
(*は、A、B、Cのうち何れかを示す)のカウント処
理では、図2に示すタイマファイルに記録されるトラッ
クA〜C毎にセットされたカウンタ、すなわち、記録制
限タイマのカウント値がゼロか否かを判定する(ステッ
プS44)。このカウント値がゼロであると判定した場
合、次のトラックのタイマ割り込み処理に戻って、次の
トラックのカウント処理に移行する。
【0089】ステップS44において、カウント値がゼ
ロではないと判定した場合、このタイマの値から1を引
いた値を新たなカウント値としてタイマファイルを更新
する(ステップS45)。
【0090】なお、タイマ割り込み処理に対する割り込
み要求を1分毎に発生するものとしたが、1秒ごとに割
り込み要求を発生するようにしても良い。
【0091】以上説明したように、本実施の形態におけ
るダビング装置1による高速ダビング処理によれば、所
定トラックの高速ダビング終了後、このトラックに対応
する記録制限タイマの動作中に同一トラックの高速ダビ
ングを再度行う場合、この高速ダビング処理は制御部1
0において予約登録され、記録制限タイマの動作が停止
するまで待機状態となる。その後、記録制限タイマの動
作が停止すると、制御部10は、この予約登録された高
速ダビング処理を実行する。
【0092】従って、デジタル録音向け高速複製制限シ
ステムに係る記録制限タイマの動作により同一トラック
を連続して高速ダビングすることができない場合、この
トラックの高速ダビング処理を待機状態とし、記録制限
タイマの動作が停止すると自動的に高速ダビングが行わ
れるので、ユーザは、記録制限タイマの停止を自ら確認
する必要がなく、記録制限タイマの進行状況の確認に要
する時間と労力を解消することが可能となる。このた
め、ユーザにとって使い勝手の良いダビング装置を提供
することができる。
【0093】なお、本発明は、上記実施の形態の内容に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜変更可能である。例えば、ダビング装置1は、
複数のCDを備えることも可能である。この場合、一度
に多くの高速ダビングを予約でき、時間を無駄にするこ
となく、更に利便性の良いものとなる。
【0094】
【発明の効果】請求項1、及び請求項4記載の発明によ
れば、デジタル録音向け高速複製制限システムに係る高
速記録制限モードが動作して同一デジタルデータを連続
して高速記録することができない場合、高速記録待機モ
ードを設定することによって、このデジタルデータの高
速記録を待機状態とし、高速記録制限モードの解除と同
時に自動的に高速記録を行うことができる。従って、ユ
ーザは、高速記録制限モードの解除を自ら確認する必要
がなくなり、高速記録制限モードの解除の確認に要する
時間と労力を解消することが可能となるため、ユーザに
とって使い勝手の良い記録装置を提供することができ
る。
【0095】請求項2、及び請求項3記載の発明によれ
ば、複数のデジタルデータに対して高速記録制限モード
を設定することができる。従って、これら複数の高速記
録制限モードの解除を自ら確認する必要がなくなり、複
数設定された高速記録制限モードの解除に要する多大な
時間と労力を解消することが可能となるため、より利便
性の高い記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるダビング装置1
の内部構成を説明する概略ブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるダビング装置1
に記憶されるタイマファイルの一例である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるダビング装置1
の高速ダビング処理を説明するフローチャートである。
【図4】(a)は、本発明の一実施の形態のダビング装
置1におけるタイマ割り込み処理を説明するフローチャ
ートであり、(b)は、同実施の形態のダビング装置1
におけるタイマのカウント処理を説明するフローチャー
トである。
【図5】本実施の形態のダビング装置1において、高速
ダビングが不可能である際、表示部12の表示画面上に
表示される表示内容の一例である。
【図6】従来のCD/MD一体型記録再生装置における
高速ダビング処理を説明するフローチャートである。
【図7】(a)は、従来のCD/MD一体型記録再生装
置におけるタイマ割り込み処理を説明するフローチャー
トであり、(b)は、従来のCD/MD一体型記録再生
装置におけるタイマのカウント処理を説明するフローチ
ャートである。
【図8】従来のCD/MD一体型記録再生装置におい
て、高速ダビングが不可能である際、同装置の表示部に
表示される表示内容の一例である。
【符号の説明】
1 ダビング装置 10 制御部 11 操作部 12 表示部 20 CD部 30 MD部 40、50 スイッチ 60 D/A変換器 70 A/D変換器 80 アンプ C1〜C4 ケーブル I1〜I2 ケーブル P1 CD出力端子 P2 MD出力端子 P3 MD入力端子 P41〜P43 端子 P51〜P53 端子 P6 出力端子 P7 入力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された音楽情報等のデジタ
    ルデータを読み取って再生する再生手段と、 前記再生手段によって読み取られた前記デジタルデータ
    を記録媒体に記録する記録手段とを備え、 前記記録手段は、前記再生手段により高速度で読み取ら
    れたデジタルデータを高速度で記録する高速記録モード
    と、当該高速記録モードの使用を高速記録終了時から所
    定時間が経過するまで制限する高速記録制限モードとを
    有する記録装置において、 前記高速記録制限モードの設定されたデジタルデータを
    高速度で再記録する際、このデジタルデータの記録処理
    を一時待機状態とし、前記高速記録制限モードが解除さ
    れた後、前記高速度での再記録を行う高速記録待機モー
    ドを有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】前記高速記録待機モードを前記高速記録制
    限モードが設定された複数のデジタルデータに個別に設
    定することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】前記高速記録制限モードが設定された複数
    のデジタルデータに対応する前記所定時間の経過を個別
    にカウントする計数手段を更に備えることを特徴とする
    請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】記録媒体に記録された音楽情報等のデジタ
    ルデータを再生手段により所定の速度で読み取って再生
    し、前記所定の速度で読み取られた前記デジタルデータ
    を記録手段により前記所定の速度で記録媒体に記録する
    記録方法において、 前記再生手段により高速度で読み取られたデジタルデー
    タを前記記録手段により高速度で記録する際に、第1回
    目の高速記録が終了した時点から所定時間が経過する前
    に、同一のデジタルデータの第2回目の高速記録を行う
    場合、第2回目の高速記録を一時待機状態とし、前記所
    定時間の経過を待って前記第2回目の高速記録を実行す
    ることを特徴とする記録方法。
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