JP2002092535A - 退職資金計画シミュレーションシステム - Google Patents

退職資金計画シミュレーションシステム

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JP2002092535A
JP2002092535A JP2000285610A JP2000285610A JP2002092535A JP 2002092535 A JP2002092535 A JP 2002092535A JP 2000285610 A JP2000285610 A JP 2000285610A JP 2000285610 A JP2000285610 A JP 2000285610A JP 2002092535 A JP2002092535 A JP 2002092535A
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simulation
allowance
employee
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JP2000285610A
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Kuniyasu Kubo
國泰 久保
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PFPS RESEARCH CORP
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PFPS RES CORP
PFPS RESEARCH CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 企業に属する従業員および役員の退職金をシ
ミュレートし、このようにしてシミュレートした結果を
一元管理して、企業の資金計画をサポートするシステム
を提供する。 【解決手段】 企業の従業員の退職金をシミュレーショ
ンして企業の資金計画をシミュレーションする退職資金
計画シミュレーションシステムであって、前記企業の職
種別の従業員の月額平均賃金を年齢毎に格納されたファ
イル、前記企業の各職種別の退職金支給率を格納したフ
ァイルから構成され、前記ファイルに入力されたデータ
に基づいて前記企業の従業員の退職金のシミュレーショ
ン、退職給付債務の計算シミュレーション、死亡退職金
の計算シミュレーションを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、退職資金計画シ
ミュレーションシステムに関する。より詳しく述べる
と、企業に属する従業員および役員の退職金をシミュレ
ートし、企業の資金計画をサポートする退職資金計画シ
ミュレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】退職金は、企業にとって人事政策上給与
とともに大変重要な経営事項であり、また企業に属する
従業員および役員にとっても退職後の生活を支える基盤
となるものであり、大変関心の高い事項である。従来、
企業等において、一般に退職金の規定を設け、その企業
に属するその従業員の退職金について、各従業員の勤続
年数や退職時の月額報酬に基づいて計算されていた。同
様にして、企業の役員の退職金・死亡退職金等について
同様に過去の在位年数、功績倍率、弔慰金月数等に基づ
いて計算を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方式では、企業における従業員の退職金の計算はも
とより退職金の将来負担額についても簡単に把握するこ
とがでないのが現状である。このことは、企業に属する
従業員においても退職金支給額がわからず、退職後の生
活設計を行うのに支障をきたしていた。また、企業にと
っては将来どの程度の退職金給付債務を負うことになる
のか不明であった。従って、この発明の課題は、企業に
属する従業員および役員の退職金をシミュレートし、シ
ミュレートした結果を一元管理して、企業の資金計画を
サポートするシステムを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明は、企業の従業員の退職金をシミュレーシ
ョンして企業の資金計画をシミュレーションする退職資
金計画シミュレーションシステムであって、(a)前記
企業の職種別の従業員の月額平均賃金を年齢毎に格納さ
れたファイル、(b)前記企業の各職種別の退職金支給
率を格納したファイルから構成され、前記ファイルに入
力されたデータに基づいて前記企業の従業員の退職金の
シミュレーション、退職給付債務の計算シミュレーショ
ン、死亡退職金の計算シミュレーションを行うことを特
徴とするものである。このように構成することで、企業
に属する従業員の退職金をシミュレートすることがで
き、シミュレートした結果を一元管理することによっ
て、企業の将来の退職金給付債務の負担額等を把握する
ためのサポートを行うことが可能となる。
【0005】前記退職資金計画シミュレーションシステ
ムにおいて、企業の役員の賃金を年齢毎に格納されたフ
ァイルを備え、前記ファイルに入力されたデータに基づ
いて役員の退職金の計算シミュレーションを行うことを
特徴とする。さらに、従業員及び役員の退職金を含む総
額の計算シミュレーションを行い、このシミュレーショ
ンの結果に基づいて社員の退職金および死亡退職金の見
直しを行うことが好ましい。このように構成することに
よって、具体的な企業の将来の負担額に関する数値に基
づいて資金計画の見直しを行うことが可能となる。
【0006】前記退職資金計画シミュレーションシステ
ムにおいて、企業の役員の退職金および死亡退職金を役
員毎に過去の在位年数、功績倍率、忌慰金月数に基づい
て計算することが好ましい。このように構成すること
で、役員の退職金のシミュレーションを容易におこなう
ことが可能となる。
【0007】前記退職資金計画シミュレーションシステ
ムにおいて、従業員の退職金および死亡退職金を各従業
員の職種および過去の勤続年数に基づいて計算すること
が好ましい。このように構成することで、従業員の退職
金のシミュレーションを容易におこなうことが可能とな
る。
【0008】前記退職資金計画シミュレーションシステ
ムにおいて、各従業員の職種および過去の勤続年数に基
づいて計算された従業員のシミュレーション時点の退職
金および退職時点での退職金に基づいて退職給付負債を
計算することが好ましい。このように構成することで、
シミュレーション結果と実際の数値とを対比することが
可能となり、シミュレーションの精度が向上する。
【0009】前記退職資金計画シミュレーションシステ
ムにおいて、計算された総人件費を変更することなし
に、退職金の給付形態をシミュレーションすることも可
能である。また前記退職資金計画シミュレーションシス
テムにおいて、各従業員の手取り総額を変更することな
しに、退職金の給付形態をシミュレーションすることも
可能である。このように、退職金の給付形態を種々の形
式でシミュレートすることが可能となり、従業員の退職
金の支払い方式を、企業に見合って最適化することが可
能となる。
【0010】この発明の別の実施の形態は、複数の企業
の従業員の退職金のシミュレーションを行うサーバと各
企業の端末から構成され、各企業の資金計画をシミュレ
ーションする退職資金計画シミュレーションシステムで
あって、各企業情報が格納されたファイル、前記企業の
職種別の従業員の月額平均賃金を年齢毎に格納されたフ
ァイル、前記企業の各職種別の退職金支給率を格納した
ファイルから構成され、前記各企業の端末は、前記ファ
イルに入力されたデータに基づいて前記企業の従業員の
退職金のシミュレーション、退職給付債務の計算シミュ
レーション、死亡退職金の計算シミュレーションを行う
ことを特徴とするものである。例えば、サーバーシステ
ムを企業の資金運用のサポート会社等に設けることによ
って、各企業に見合った資金計画を提案することが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は、表示画面の構成を示す図
面であり、図2〜図14は、この発明に係る退職資金計
画シミュレーションシステムの表示画面の一例を示す図
面であり、図2は、この発明に係る退職資金計画シミュ
レーションシステムの初期画面を示し、図3は、企業情
報を表示した画面を示し、図4は、従業員の職種を選択
するための画面を示し、図5は、従業員の平均月額給与
を示す図面であり、図6は、従業員の退職金の支給率を
示す図面であり、図7は役員の退職金のシミュレーショ
ンを行った結果の図面であり、図8は、従業員の退職金
のシミュレーションを行った結果を示す図面であり、図
9は、従業員退職給付債務を示す図面であり、図10は
人件費内訳の見直しシミュレーションを行った結果を示
す図面であり、図11は年齢別の人件費の内訳を見直し
てシミュレーションを行った結果の明細を示す図面であ
り、図12は、役員が万一の場合に必要な金額のシミュ
レーションを行うための画面を示し、図13は、役員が
勇退した場合の退職金を示す図面であり、そして図14
は、従業員の万一の場合に必要な金額を示す図面であ
る。
【0012】図2に示す通り、この発明に係る退職資金
計画シミュレーションシステムは、法人情報1、役員退
職金準備2、従業員退職準備3、退職給付債務概算4、
総額人件費内訳見直しシミュレーション5、万一の時に
(役員死亡の場合の必要準備額)6、勇退時に(役員の
勇退寺に必要な準備額)7、福利厚生(従業員死亡の場
合の必要準備額)8の項目から主として構成されてい
る。
【0013】なお、この発明に係る退職資金計画シミュ
レーションシステムは、例えば企業の人事部等の特定の
部署にスタンドアロンで配置されてもよく、あるいは複
数の企業の資金運用をサポートする企業のサーバに配置
され、各企業はネットワークシステムにより自社の情報
を受け取る構成としてもよい。
【0014】この発明に係る退職資金計画シミュレーシ
ョンシステムが後者のネットワークシステムの場合に
は、顧客法人管理0の項目が追加される。この顧客法人
管理システム0は、法人名、有限会社、株式会社等の企
業形態を示す種類、資本金、従業員数、業種、年間売上
高、借入金、従業員平均給与、役員弔慰金月数、従業員
弔慰金月数、売上対策、賃金対策等各企業に固有の情報
を入力する項目から構成されている。
【0015】この発明に係る退職資金計画シミュレーシ
ョンシステムにおいて図2における初期画面より、法人
情報1を選択した場合には、図3に示す法人名、有限会
社、株式会社等の企業形態を示す種類、資本金、従業員
数、業種、年間売上高、借入金、従業員平均給与、役員
忌慰金月数、従業員忌慰金月数、売上対策、賃金対策等
各企業の各企業の固有の情報を入力する項目に加えて、
退職金の支払いを行うための前提条件10である事業成
長率、予想運用率等を入力する項目並びに従業員退職金
前提条件である職種11、平均月額賃金表12および退
職金支給率表13の項目および入力したデータを保存す
るための保存の項目から主として構成されている企業情
報を示す画面が表示される。
【0016】なお、この発明に係る退職資金計画シミュ
レーションシステムが後者のネットワークシステムの場
合には、前述の顧客法人管理0で入力されたデータとリ
ンクさせて表示する構成が好ましい。そして、職種1
1、平均月額賃金表12および退職金支給率表13の各
項目を選択すると、各々図4、図5および図6に示す従
業員の職種を選択するための画面(図4)、従業員の平
均月額給与を示す画面(図5)および従業員の退職金の
支給率を示す画面(図6)に表示が切り替わる。なお、
この発明における画面の切替え表示は、当該技術分野に
公知の関連付け方法によって容易に行うことが可能であ
る。
【0017】この発明に係る退職資金計画シミュレーシ
ョンシステムにおいて、図3に示す企業情報を示す画面
で職種11を選択すると、図4に示す職種を入力する画
面への切替えが行われる。この画面は、企業の従業員を
分類分けするために設けられたものであり、図4の下方
に表示されている通り、職種リストから選択することも
可能であり、また新規の職種を上側から直接入力して保
存することも可能である。
【0018】さらに、対応する職種の平均月額賃金(図
5)、退職金支給率(図6)、人件費内訳の見直し(図
10または図11)に関する情報を入力し、ファイルと
して保存する。即ち、図4に示す職種画面でカテゴリー
分類することによって、その属する職種による退職金に
関するシミュレーションを行うことが可能となり、シミ
ュレーション結果は、より実際の数値と近いものとな
る。尚、企業において年齢別の平均月額賃金のデータが
ない場合には、予め格納されている賃金モデルデータ1
2aを読み出して入力することができる。
【0019】また、この発明に係る退職資金計画シミュ
レーションシステムにおいて、図3に示す企業情報を示
す画面で平均月額賃金表12を選択すると、図5に示す
ような平均月額賃金表の表示画面が表示され、あるいは
退職金支給率表13を選択すると図6に示すような退職
金支給率表の表示画面が表示される。
【0020】図5に示す平均月額賃金表の表示画面は、
前記図3に示す職種毎に統計をとった月額賃金を年齢毎
に表示したものであり、この際の平均値の取り方は通常
の相加平均によって計算する。また、図6に示す、退職
金支給率表の表示画面は、年齢毎の、平均月額賃金、拠
出率、年間拠出率、論理退職金、論理支給率、修正支給
率、修正後退職金から構成されるファイルと、入社年
齢、退職年齢から構成される年齢、拠出基準、金利情報
から主として構成される。
【0021】この発明の実施形態では、定年時退職金の
シミュレーションは、従業員別の定年時退職金を退職金
支給倍率計算表で決定した支給倍率に基づいて表示され
る。退職金は、勤務条件の異なる従業員一人一人につい
て計算されますが、同年入社、同職種など勤務条件が同
じ従業員は合算して計算することもできる。
【0022】退職金が年々の過去の勤務に対する報酬と
その受取を繰り延べたことの運用益の合計であるとすれ
ば、論理支給率がそのまま支給倍率となるのが好まし
い。しかし、退職金は本来企業への貢献など他の様々な
要素を勘案して決定されるべきものであり、これらを考
慮して論理支給率を修正したのが、修正支給率ととな
り、結果として支給修正額となる。
【0023】この退職金支給率表における平均月額賃金
は、図5に示すものと同様であり、職種毎に表示データ
を有している。また、拠出率は、前記平均月額賃金から
退職金に充当する比率を示すものである。この拠出率
は、拠出率を一括して指定する一括指定、年齢毎に逐次
指定する個別指定あるいは年間拠出額を予め指定する年
間拠出額指定等の方法から選択される。例えば、拠出率
を5%で一括指定した場合、年齢毎に平均月額賃金に1
2を乗じて年間賃金とし、これに拠出率を乗じることに
よって、年間拠出額を自動的に計算することが可能であ
る。
【0024】そして、退職金の計算方式によって企業毎
に別途定めた論理支給率(倍率)に基づいて論理退職
金、各種状況に応じて決定される修正支給率(倍率)に
基づいて修正後退職金が表示される。即ち、論理支給率
または修正支給率に平均月額賃金を乗じることによって
各退職金が算出される。
【0025】また、図2に示す初期画面で役員退職金情
報2を選択した場合、図7に示す役員退職金準備情報が
表示される。図7に示す役員退職金準備情報画面は、役
員氏名、役職、報酬月額、報酬増加率、勇退年齢、現在
の年齢、過去在位年数、功績倍率、弔慰金月数等の役員
に関する情報、およびこれらの情報に基づいて計算され
る退職金および死亡退職金を表示する構成となってい
る。役員に対する退職金は、退職金支給規定に基づいて
支給される。役員退職金=退職時最終報酬月額×在位年
数×役位別支給倍率である。尚、役員退職金計算準備情
報が各企業において備えていない場合には、予め格納さ
れている役員退職慰労金規定2aを読み出して入力する
ことができる。
【0026】同様に、図2に示す初期画面で従業員退職
金情報3を選択した場合、図8に示す従業員退職金情報
が表示される。図8に示す従業員退職情報画面は、企業
に属する各個人の退職金を表示するものであって、従業
員のグループ名、職種、基本月額、グループ人数、年
齢、退職年齢、過去勤務年数、所定基礎給比率、退職時
の基本給、これらの情報から算出される退職金を示す従
業員退職金準備情報と、当該グループに属する従業員の
リストを示す従業員リストから構成されている。尚、従
業員退職金を支給する従業員退職規定を各企業において
備えていない場合には、予め格納されている従業員退職
規定13aを読み出して入力することができる。
【0027】同様に、図2に示す初期画面で退職給付債
務概算4を選択した場合、図9に示す退職給付債務概算
画面が表示される。この退職給付債務概算画面は、図8
に示す各個人の退職金準備情報を一覧表で示したもので
あり、各個人を示すグループ(氏名)、現在の年齢を示
す年齢、職種を示す職種、退職予定年齢を示す退職年
齢、退職時の基本給、退職給付見込額等の図8に示した
情報に加えて、期首勤続年数、残存勤務年数等の各個人
情報および割引計算金額から構成されており、これらの
情報に基づいて、現在(期首時点)での退職金に充当す
べき債務情報を算出することが可能となる。
【0028】また、過去勤務期間相当分(期首までに発
生額)は、現在価値Bのうちの過去勤務債務として計上
しなければならない。次の計算式で計算される。
【0029】
【数1】
【0030】現在(期首時点)での退職金に充当すべき
債務、即ち、退職給付債務(割引計算金額)は、将来の
定年時に支給する金額を現在の価値に置き換えたもので
あり、「割引長期金利」で現在価値に修正表示したもの
である。個々の従業員毎に次の計算式で計算される。
【0031】
【数2】
【0032】また、図2に示す初期画面で総額人件費内
訳見直しシミュレーション5を選択した場合、図10に
示す人件費内訳見直しシミュレーション面が表示され
る。この表示画面は、各従業員の情報(氏名、職種、年
齢、退職年齢、長寿予測等)、企業型確定拠出年金に関
する選択メニュー(単独型若しくは併用型)、予測金
利、物価上昇率等の情報入力メニューおよび計算方法を
選択するメニューおよび計算の実行を選択する実行メニ
ューから主として構成されており、これに基づいて、同
図下側の表に示すような算出結果を表示する。
【0033】すなわち、総人件費を一定とした場合(あ
るいは図示しない従業員の手取りを一定にした場合)の
総人件費、従業員手取り、給与手取り、退職金額を、オ
リジナルプラン101、全額給与にて受給102、拠出
枠金額利用103、前半準備型104、後半準備型10
5、公的年金組合せ型106等の項目について算出する
のと同時に、公的年金に関する情報も同様にして算出す
る構成となっている。このように構成することで、企業
に属する各個人の人件費の内訳を比較表示することが可
能となり、最適化を図ることが可能となる。
【0034】また、図10に示す画面から年齢別明細表
示14を選択した場合、図11に示す人件費内訳見直し
シミュレーション面が表示される。図11に示す表示
画面は、人件費の内訳を年齢毎に計算し表示するもので
あり、オリジナルプラン101、全額給与にて受給10
2、拠出枠金額利用103、前半準備型104、後半準
備型105、公的年金組合せ型106等の項目について
選択し、選択した内容について図10に示すものと同様
に計算し、表示するものである。このように構成するこ
とで、企業に属する各従業員の年齢毎の退職金の拠出額
を、プランごとに表示・確認することが可能となる。
【0035】図12は、役員に万一の事態が発生した場
合に準備する必要のある金額を算出するための計算式を
表示する画面であり、図2における万一の時に6を選択
することによって表示される。この必要準備額は、同図
に示す通り、事業保証資金(借入金と従業員給与対策額
と運転資金対策額との合計金額)と、役員死亡退職金
[最終報酬月額に在位年数と功績倍率を乗じた金額(各
々図7より算出)]と、弔慰金(最終報酬金額を月数で
乗じた金額)の合計金額である。このように構成するこ
とによって、万一の事態に発生する役員死亡の場合に必
要な経費を表示・確認することが可能となる。
【0036】図13は、役員が勇退した際に必要になる
資金を一覧表示した表示画面であり、図2における勇退
時に8を選択することによって表示される。また、図1
4は、従業員退職金準備(図8)で入力された従業員別
のデータが一覧表示した画面であり、図2における福利
厚生8を選択することによって表示される。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り、この発明は、以下の
優れた効果を奏する。この発明に係る退職資金計画シミ
ュレーションシステムによると、企業に属する従業員お
よび役員の退職金をシミュレートすることができ、この
ようにしてシミュレートした結果を一元管理することに
よって、企業の将来の負担額等を把握するためのサポー
トを行うことが可能となる。また、具体的な企業の将来
の負担額に関する数値に基づいて資金計画の見直しを行
うことが可能となる。また、役員の退職金のシミュレー
ションを容易におこなうことが可能となる。
【0038】さらに、この発明に係る退職資金計画シミ
ュレーションシステムによると、従業員の退職金のシミ
ュレーションを容易におこなうことが可能となる。ま
た、シミュレーション結果と実際の数値とを対比するこ
とが可能となり、シミュレーションの精度が向上する。
また、各従業員の手取り総額を変更することなしに、退
職金の給付形態をシミュレーションすることも可能であ
る。このように、退職金の給付形態を種々の形式でシミ
ュレートすることが可能となり、従業員の退職金の支払
い方式を、企業に見合って最適化することが可能とな
る。
【0039】また、例えば、サーバーシステムを企業の
資金運用のサポート会社等に設けることによって、各企
業に見合った資金計画を提案することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る退職資金計画シミュレーション
システムの表示画面の構成を示す図面である。
【図2】この発明に係る退職資金計画シミュレーション
システムの初期画面の一例を示す図面である。
【図3】同じく、企業情報を示す画面である。
【図4】同じく、従業員の職種を入力するための画面で
ある。
【図5】同じく、従業員の平均月額給与を示す図面であ
る。
【図6】同じく、従業員の退職金の支給率を示す図面で
ある。
【図7】同じく、役員の退職金準備金を示す図面であ
る。
【図8】同じく、従業員退職準備金を示す図面である。
【図9】同じく、退職給付債務のシミュレーションを行
った結果を示す図面である。
【図10】同じく、人件費内訳の見直しシミュレーショ
ンを行った結果を示す図面である。
【図11】同じく、年齢別の人件費内訳の見直しシミュ
レーションを行った結果を示す図面である。
【図12】同じく、役員の万一の場合に必要な金額のシ
ミュレーションを行うための図面である。
【図13】同じく、役員が勇退した場合の必要退職準備
金を示す図面である。
【図14】同じく、従業員の万一の場合に必要な金額の
シミュレーションを行うための図面である。
【符号の説明】
0 顧客法人管理 1 法人情報 2 役員退職金情報 3 従業員退職準備 4 退職給付債務概算 5 人件費内訳見直しシミュレーション 6 万一の時に 7 勇退時に 8 福利厚生 10 事業成長率 11 職種 12 平均月額賃金表 13 退職金支給率表

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 企業の従業員の退職金をシミュレーショ
    ンして企業の資金計画をシミュレーションする退職資金
    計画シミュレーションシステムであって、(a) 前記
    企業の職種別の従業員の月額平均賃金を年齢毎に格納さ
    れたファイル、(b)前記企業の各職種別の退職金支給
    率を格納したファイルから構成され、前記ファイルに入
    力されたデータに基づいて前記企業の従業員の退職金の
    シミュレーション、退職給付債務の計算シミュレーショ
    ン、死亡退職金の計算シミュレーションを行うことを特
    徴とする退職資金計画シミュレーションシステム。
  2. 【請求項2】 企業の役員の賃金を年齢毎に格納された
    ファイルを備え、前記ファイルに入力されたデータに基
    づいて役員の退職金の計算シミュレーションを行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の退職資金計画シミュレー
    ションシステム。
  3. 【請求項3】 従業員及び役員の退職金を含む総額の計
    算シミュレーションを行い、このシミュレーションの結
    果に基づいて社員の退職金および死亡退職金の見直しを
    行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    退職資金計画シミュレーションシステム。
  4. 【請求項4】 企業の役員の退職金および死亡退職金を
    役員毎に過去の在位年数、功績倍率、忌慰金月数に基づ
    いて計算することを特徴とする請求項2または請求項3
    に記載の退職資金計画シュミレーションシステム。
  5. 【請求項5】 従業員の退職金および死亡退職金を各従
    業員の職種および過去の勤続年数に基づいて計算するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項3に記載の退職資
    金計画シミュレーションシステム。
  6. 【請求項6】 各従業員の職種および過去の勤続年数に
    基づいて計算された従業員のシミュレーション時点の退
    職金および退職時点での退職金に基づいて退職給付負債
    を計算することを特徴とする請求項5に記載の退職資金
    計画シミュレーションシステム。
  7. 【請求項7】 計算された総人件費を変更することなし
    に、退職金の給付形態をシミュレーションすることを特
    徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載
    の退職資金計画シミュレーションシステム。
  8. 【請求項8】 各従業員の手取り総額を変更することな
    しに、退職金の給付形態をシミュレーションすることを
    特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記
    載の退職資金計画シミュレーションシステム。
  9. 【請求項9】 複数の企業の従業員の退職金のシミュレ
    ーションを行うサーバと各企業の端末から構成され、各
    企業の資金計画をシミュレーションする退職資金計画シ
    ミュレーションシステムであって、 各企業情報が格納されたファイル、 前記企業の職種別の従業員の月額平均賃金を年齢毎に格
    納されたファイル、 前記企業の各職種別の退職金支給率を格納したファイル
    から構成され、 前記各企業の端末は、前記ファイルに入力されたデータ
    に基づいて前記企業の従業員の退職金のシミュレーショ
    ン、退職給付債務の計算シミュレーション、死亡退職金
    の計算シミュレーションを行うことを特徴とする、退職
    資金計画シミュレーションシステム。
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