JP2002091264A - ベルト搬送位置制御方法 - Google Patents

ベルト搬送位置制御方法

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JP2002091264A
JP2002091264A JP2000285614A JP2000285614A JP2002091264A JP 2002091264 A JP2002091264 A JP 2002091264A JP 2000285614 A JP2000285614 A JP 2000285614A JP 2000285614 A JP2000285614 A JP 2000285614A JP 2002091264 A JP2002091264 A JP 2002091264A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ベルト搬送方向に切れ目があるエ
ンコーダスリットからの位置信号を用いても、またベル
トにスリットを貼り付けて先端と後端にずれがあって
も、位置変動を抑えて安定に位置制御し得るようにし、
製法も簡単で安価に位置制御を実現させる。 【解決手段】 中間転写ベルト2を駆動するとき、この
中間転写ベルト2に設けられたスケール(スリット)8
の切れ目を含まない範囲で、スケール(スリット)8を
用いて、中間転写ベルト2をフィードバック制御し、ま
たスケール(スリット)8の切れ目を含む範囲で、中間
転写ベルト2をフィードフォワード制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーコピア(登
録商標)などの画像形成装置に使用され、中間転写ベル
トや感光体ベルトの駆動を制御するときなどに使用され
るベルト搬送位置制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置などで使用される中間転写
ベルトの位置を制御する方法として、従来、特開平6−
263281号で開示された「ベルト駆動装置」が知ら
れている。
【0003】このベルト駆動装置は、ベルトの軸に設け
られたエンコーダによって、ベルトの大まかな位置を検
知するとともに、ベルトの近傍に配置されたセンサによ
って、ベルトに付けられたマークなどを検知して、ベル
トの初期位置を見つけ出し、これを一定速度で駆動す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のベル
ト駆動装置では、速度制御によって、ベルトの位置を制
御しているので、時間とともに位置偏差が大きくなり、
カラーコピー機などのように、ブラック、イエロー、マ
ゼンダ、シアンなどの各色トナーを中間転写ベルトに順
次、重ね合わせたとき、色ずれを起こしてしまうという
問題があった。
【0005】また、外乱などにより、ベルトの位置誤差
が生じると、これがそのまま色ずれに結び付くことか
ら、ある時点で色ずれを起こしたとき、この時点から後
の部分が全て色ずれ状態になってしまうという問題があ
った。
【0006】また、従来のベルト駆動装置では、位置と
振幅とを考えて、目標速度を決めているので、駆動ロー
ルの偏心に起因して、発生するベルトの速度変動を打ち
消すように、駆動ローラを速度制御する必要があった。
具体的には、ベルト周長のずれを利用し、フーリェ変換
によって、駆動ロールの回転角度と、ベルトの速度変動
とを対応関係を求め、この対応関係に対し、駆動ロール
の目標速度に位相と、振幅とを加え、ベルトの速度を一
定にする。
【0007】また、4色の色を合わせる方法として、ベ
ルト上にあるマークを基準として、ベルトの表面速度を
求め、この表面速度に基づき、駆動ロールに取り付けら
れたエンコーダの出力を参考にしながら、4色の駆動ロ
ールの回転を制御する。このため、表面速度が変動する
と、駆動ロールの回転速度が変動し、色ずれが発生して
しまうという問題があった。
【0008】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、第1項発明の目的は、ベルト搬送方向に切れ目があ
るエンコーダスリットからの位置信号を用いても、位置
変動を抑えて安定に位置制御を行なうことができるベル
ト搬送位置制御方法を提供することである。
【0009】また、第2項発明の目的は、エンコーダス
リットとゼロ点センサの位置関係は、少なくともゼロ点
を検出した時は、前記エンコーダスリットの切れ目がな
く、また、前記エンコーダスリットの切れ目は、ゼロ点
検出の直前に配置する事により、正確な位置情報が得ら
れる範囲では、安定なフィードバック制御を行なうこと
ができ、範囲外では、フィードフォワード制御で位置変
動を抑制することができるベルト搬送位置制御方法を提
供することである。
【0010】また、第3項発明の目的は、電源オン時、
低いゲインでベルト搬送位置を制御する為、エンコーダ
スリットの切れ目があり、正しい位置情報が得られない
場合でも、安定に位置制御を行なうことができるととも
に、ゼロ点センサがゼロ点を検出した後は、前記エンコ
ーダスリットの切れ目に来る前の定常状態制御量をマイ
クロコンピュータのメモリに格納し、次回以降のベルト
駆動時、実際の摩擦外乱を打ち消すトルクとして、その
値を用いることにより、エンコーダスリットの切れ目部
分でも、安定に位置制御を行なうことができるベルト搬
送位置制御方法を提供することである。
【0011】また、第4項発明の目的は、定常状態制御
量をマイクロコンピュータのメモリに格納した後は、前
記エンコーダスリットの切れ目がない位置では、高いゲ
インで前記ベルト搬送位置を制御する為、外乱に強い正
確な位置制御を行なうことができ、また前記エンコーダ
スリットの切れ目を含む範囲は、前記制御量を用いてフ
ィードフォワード制御する為、安定に位置制御を行なう
ことができるベルト搬送位置制御方法を提供することで
ある。
【0012】また、第5項、第6項発明の目的は、カラ
ー画像形成装置の中問転写ベルト装置に適用したとき、
定常状態制御量は、外乱の大きさ(ブレードオン時制御
量とオフ時制御量、紙転写オン時制御量とオフ時制御
量)に応じてフィードフォワード値決めているので、外
乱の変化があっても安定に位置制御を行なうことができ
るベルト搬送位置制御方法を提供することである。
【0013】また、第7項発明の目的は、モータに与え
る制御量を制限し、過大な制御量が与えられないように
しているので、モータの振動を抑えることができるとと
もに、モータの暴走を防ぐことができるベルト搬送位置
制御方法を提供することである。
【0014】また、第8項発明の目的は、ベルト搬送位
置制御のコントローラを連続時間系で求めているので、
マイクロコンピュータのソフトウェアサーボで演算する
為に、制御演算のサンブリング時間で離散化し、演算結
果を駆動源への入カとして与えるために、高精度で目標
値に正確に追従させることができるベルト搬送位置制御
方法を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるベルト搬送位置制御方法は、請求項
1では、ベルトの搬送位置を制御するベルト搬送位置制
御方法において、ベルト搬送方向にエンコーダスリット
を有する無端ベルトと、前記エンコーダスリットの位置
を検知するための位置センサと、前記無端ベルトの1回
転に1回の位置を検出するゼロ点センサと、前記エンコ
ーダスリットがベルト搬送方向に切れ目があっても、ベ
ルト搬送位置を制御する制御部とを備えたことを特徴と
している。
【0016】また、請求項2では、請求項1に記載のベ
ルト搬送位置制御方法において、前記エンコーダスリッ
トと、前記ゼロ点センサの位置関係は、少なくともゼロ
点を検出したとき、前記エンコーダスリットの切れ目が
なく、また前記エンコーダスリットの切れ目は、ゼロ点
検出の直前に配置することにより、ベルト搬送位置を制
御する制御部を備えたことを特徴としている。
【0017】また、請求項3では、請求項1、2のいず
れかに記載のベルト搬送位置制御方法において、電源オ
ン時に低いゲインで、前記ベルト搬送位置をフィードバ
ック制御し、前記ゼロ点センサがゼロ点を検出した後
は、前記エンコーダスリットの切れ目に来る前の定常状
態制御量をマイクロコンピュータのメモリに格納する事
を特徴としている。
【0018】また、請求項4では、請求項1、2、3の
いずれかに記載のベルト搬送位置制御方法において、前
記ゼロ点センサが2回目のゼロ点を検出した後は、前記
エンコーダスリットの切れ目がない位置では、高いゲイ
ンで、前記ベルト搬送位置をフィードバック制御し、前
記エンコーダスリットの切れ目を含む範囲では、前記フ
イードバック制御を止め、前記定常状態制御量を用いて
フィードフォワード制御する制御部を備えたこと特徴と
している。
【0019】また、請求項5では、請求項1、2、3、
4のいずれかに記載のベルト搬送位置制御方法におい
て、前記無端ベルト、前記位置センサ、前記ゼロ点セン
サ、前記制御部を有するベルト搬送装置は、カラー画像
形成装置の中間転写ベルト装置であり、前記定常状態制
御量は、前記中間転写ベルト装置のブレードオン時制御
量とブレードオフ時制御量を含むものであり、前記中間
転写ベルト装置がブレードオン時では、ブレードオン時
制御量を用いてフィードフォワード制御し、前記中問転
写ベルト装置がブレードオフ時で、ブレードオフ時制御
量を用いてフィードフォワード制御する制御部を備えた
こと特徴としている。
【0020】また、請求項6では、請求項1、2、3、
4、5のいずれかに記載のベルト搬送位置制御方法にお
いて、前記ベルト搬送装置は、カラー画像形成装置の中
問転写ベルト装置であり、前記定常状態制御量は、前記
中間転写ベルト装置の紙転写ローラオン時制御量と紙転
写ローラオフ時制御量を含むものであり、前記中間転写
ベルト装置が紙転写ローラオン時では、紙転写ローラオ
ン時制御量を用いてフィードフォワード制御し、前記中
問転写ベルト装置が紙転写ローラオフ時では、紙転写ロ
ーラオフ時制御量を用いてフィードフォワード制御する
制御部を備えたことを特徴としている。
【0021】また、請求項7では、請求項3、4、5、
6のいずれかに記載のベルト搬送位置制御方法におい
て、前記制御量は、制御量の上限値と下限値により、制
御量が上限以上の場合は、上限値を、下限以下の場合
は、下限値を用いて制御する制御部を備えたことを特徴
としている。
【0022】また、請求項8では、請求項1、2、3、
4、5、6、7のいずれかに記載のベルト搬送位置制御
方法において、マイクロコンピュータのソフトウェアサ
ーボで演算する為に、制御演算のサンブリング時間で離
散化し、演算結果を駆動源への入力として与えることを
特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態例に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明
では、カラー画像形成装置の中間転写ベルト装置のベル
ト搬送位置を制御する場合を例にして、本発明によるベ
ルト搬送位置制御方法を説明している。
【0024】図1は本発明によるベルト搬送位置制御方
法を適用した中間転写ベルト装置と、回転体である感光
体との関係例を示す構成図である。この図において、感
光体1は駆動源(図示は省略する)により矢印A方向に
回転駆動される。また、中間転写ベルト2は、感光体1
と接しながら、矢印Bの方向へ駆動される。また、中間
転写ベルト2は、直接、駆動ローラ3に取り付けられた
駆動源であるモータ4で駆動される。また、中間転写ベ
ルト2は、プーリ(図示は省略する)、タイミングベル
ト(図示は省略する)、減速機構(図示は省略する)な
どの伝達系を介して、駆動源であるモータ4に連結さ
れ、駆動される場合もある。
【0025】さらに、中間転写ベルト装置は、帯電ロー
ラ5、クリーニングブレード6、紙転写ローラ7が隣接
している。また、中間転写ベルト駆動装置は、中間転写
ベルト2と画像領域外にエンコーダスケール(スリッ
ト)8を有する。また、その信号を読み取る光ヘッド
(センサ)9が対向面上に取り付けられている。また、
駆動回路10は、光ヘッド(センサ)9の信号を読み取
り、モータ4に制御量を与える。
【0026】次に、図2を参照しながら、駆動回路10
の制御系を中心とするハードウェア構成を説明する。ま
ず、全体の制御を受け持つマイクロコンピュータ11が
設けられている。このマイクロコンピュータ11は、マ
イクロプロセッサ(CPU)12と、リードオンリーメ
モリ(ROM)13と、ランダムアクセスメモリ(RA
M)14とがそれぞれバス15を介して接続されてい
る。また、前記光ヘッド(センサ)9を介してエンコー
ダスケール(スリット)8の出力aは状態検出用インタ
フェース16、バス15を介して前記マイクロコンピュ
ータ11に入力されている。
【0027】ここで、前記状態検出用インタフェース1
6はエンコーダ出力aを処理してデジタル数値に変換す
るもので、エンコーダパルスの数を計数するカウンタを
備えている。この状態検出用インタフェース16はエン
コーダスケール8が持つ原点情報を利用することで、中
間転写ベルト2の移動位置との対応付け(相関)をとる
機能を備えている。したがって、本実施の形態では、状
態検出用インタフェース16がエンコーダスケール8
と、その切れ目位置の対応付け手段として機能する。
【0028】さらに、前記モータ4は前記マイクロコン
ピュータ11に対して、前記バス15、駆動用インタフ
ェース17および駆動装置(ドライバー)18を介して
接続されている。前記駆動用インタフェース17は前記
マイクロコンピュータ11における演算結果のデジタル
信号をアナログ信号に変換して駆動装置18のモータ駆
動用アンプに与え、モータ4に印加する電流や電圧を制
御する。この結果、後述するように中間転写ベルト2は
所定の目標位置に追従するように駆動される。このと
き、中間転写ベルト2の位置はエンコーダスケール(ス
リット)8の出力a、状態検出用インタフェース16に
よって検出されて、マイクロコンピュータ11に取り込
まれる。
【0029】また、本実施形態のベルト搬送位置制御方
法では、前記マイクロコンピュータ11、駆動装置18
などを使用して、実現される。また、制御系によるコン
トローラ演算機能と、エンコーダスケール(スリット)
8の切れ目の制御方法を求める機能は、前記マイクロコ
ンピュータ11における演算処理機能により実行され
る。
【0030】次に、図3に示すブロック図を参照しなが
ら、モータ4を介して中間転写ベルト2の周速度が一定
となるように中間転写ベルト2の位置を制御するフィー
ドバック制御系と、フィードフォワード制御系の構成を
説明する。いま、モータ4を含む中間転写ベルト装置を
制御対象Gと、コントローラをKとし、またクリーニン
グブレード6、転写ローラ7などの接離によって発生す
る外乱をdistとする。
【0031】また、eは制御量であり、目標位置入力
と、中間転写ベルト2の位置との追従精度でもある。感
度関数をSで表現すると、 S=e/dist =1/(1+GK) …(1) となる。ここで、Kは前述したフィードバック用のコン
トローラである。
【0032】そして、この(1)式から明らかなよう
に、distが一定の場合、追従精度を上げるために
は、Sを小さくする。また、制御対象Gが決まっている
場合は、Kを大きくすれば良い。また、FF(フィード
フォワード)コントローラFは、クリーニングブレード
6のオン/オフ、紙転写ローラ7のオン/オフなどの信
号から、フィードフォワード量を決め、これを制御量と
してモータ4に与える。
【0033】この際、本実施形態では、低いゲインで制
御しているとき、一巡伝達関数(一巡伝達関数=G・
K)を図4に示すような特性にし、また高いゲインで制
御しているとき、一巡伝達関数(一巡伝達関数=G・
K)を図5に示すような特性にしている。また、いずれ
の場合でも、位置制御系が安定するように、交差周波数
近傍では、−20dB/オクターブの傾きにしている。
【0034】次に、図6、図7に示すフローチャートを
参照しながら、電源をオン状態にしたときから、中間転
写ベルト装置を駆動制御するときの動作を説明する。な
お、以下の説明では、外乱として、クリーニングブレー
ド6のオン/オフに起因するものだけを取り上げている
が、紙転写ローラ7などの規則的な外乱についても、同
様に制御量をストアしたり、フィードフォワード量とし
てモータ4に与えても良いことは当然である。
【0035】まず、中間転写ベルト装置の電源をオン状
態にした直後では(ステップST31)、エンコーダス
ケール(スリット)8の切れ目がどこにあるか分からな
いことから、マイクロコンピュータ11によって、図4
に示す伝達特性を持つ低ゲインで、モータ4がフィード
バック制御される(ステップST32)。
【0036】この後、光ヘッド(センサ)9によって、
エンコーダスケール(スリット)8後書き説明文原点位
置、例えばエンコーダスケール(スリット)8のスター
ト位置が検出されると(ステップST33)、マイクロ
コンピュータ11によって、中間転写ベルト装置が低ゲ
インで制御され続けられながら、プリンタやコピアの本
体システムから出力される信号が参照されて、クリーニ
ングブレード6がオン状態になっているかどうかがチェ
ックされ、クリーニングブレード6がオフ状態になって
いれば(ステップST34)、クリーニングブレードが
オフ状態になっているときの制御量がランダムアクセス
メモリ(RAM)14にストアされる(ステップST3
5)。
【0037】そして、クリーニングブレード6がオン状
態になっているかどうかがチェックされたとき、クリー
ニングブレード6がオン状態になっていれば(ステップ
ST34)、クリーニングブレード6がオン状態になっ
ているときの制御量がランダムアクセスメモリ(RA
M)14にストアされる(ステップST36)。
【0038】この際、本実施形態では、中間転写ベルト
2の長さを452mm、エンコーダスケール(スリッ
ト)8の長さを442mm、エンコーダスケール(スリ
ット)8の切れ目の長さを10mmにしていることか
ら、数mm程度、検出位置がずれても、同様な制御が行
なわれる。また、制御量が一定でないときには、複数
回、制御量が取り込まれた後、平均化処理されて、ラン
ダムアクセスメモリ(RAM)14にストアされる。
【0039】この後、マイクロコンピュータ11によっ
て、電源がオン状態にされてから、2回目の原点信号が
検出されたかどうかがチェックされ、2回目の原点信号
が検出されたとき、エンコーダスケール(スリット)8
の切れ目位置が認識可能と判定され、フィードバック制
御状態のまま、中間転写ベルト装置に対するゲインが図
5に示す伝達特性を持つ高ゲインに切り替えられる(ス
テップST37)。
【0040】次いで、マイクロコンピュータ11によっ
て、プリンタやコピアの本体システムから出力される信
号が参照されて、クリーニングブレード6がオン状態に
なっているかどうかがチェックされ、クリーニングブレ
ード6がオフ状態になっていれば(ステップST3
8)、高ゲイン状態、フィードバック制御状態のまま、
ランダムアクセスメモリ(RAM)14に格納されてい
る各制御量のうち、クリーニングブレード6がオフ状態
になっているときの制御量が使用されて、中間転写ベル
ト装置が制御される(ステップST40)。
【0041】また、クリーニングブレード6がオン状態
になっているかどうかがチェックしたとき、クリーニン
グブレード6がオン状態になっていれば(ステップST
38)、マイクロコンピュータ11によって、高ゲイン
状態、フィードバック制御状態のまま、ランダムアクセ
スメモリ(RAM)14に格納されている各制御量のう
ち、クリーニングブレード6がオン状態になっていると
きの制御量が使用されて、中間転写ベルト装置が制御さ
れる(ステップST39)。
【0042】この後、光ヘッド(センサ)9によって、
エンコーダスケール(スリット)8に設けられた終了位
置、例えばエンコーダスケール(スリット)8の終端と
なる442mmの位置が検出されると(ステップST4
1)、マイクロコンピュータ11によって、最終値に達
したと判定されて、中間転写ベルト装置に対するゲイン
が図4に示す伝達特性を持つ低ゲインに切り替えられる
とともに、フィードバック制御が終了させられ、フィー
ドフォワード制御による中間転写ベルト装置の制御が開
始される(ステップST42)。
【0043】次いで、マイクロコンピュータ11によっ
て、プリンタやコピアの本体システムから出力される信
号が参照されて、クリーニングブレード6がオン状態に
なっているかどうかがチェックされ、クリーニングブレ
ードがオフ状態になっていれば(ステップST43)、
フィードフォワード制御状態のまま、ランダムアクセス
メモリ(RAM)14に格納されている各制御量のう
ち、クリーニングブレード6がオフ状態になっていると
きの制御量が使用されて、中間転写ベルト装置が制御さ
れる(ステップST45)。
【0044】また、クリーニングブレード6がオン状態
になっているかどうかがチェックされされたとき、クリ
ーニングブレード6がオン状態になっていれば(ステッ
プST43)、マイクロコンピュータ11によって、フ
ィードフォワード制御状態のまま、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)14に格納されている各制御量のうち、
クリーニングブレードがオン状態になっているときの制
御量が使用されて、中間転写ベルト装置が制御される
(ステップST44)。
【0045】この後、マイクロコンピュータ11によっ
て、光ヘッド(センサ)9がエンコーダスケール(スリ
ット)8に設けられた原点位置を検出したかどうかがチ
ェックされ、光ヘッド(センサ)9がエンコーダスケー
ル(スリット)8に設けられた原点位置が検出したとき
(ステップST46)、中間転写ベルト装置に対する低
ゲイン、フィードフォワード制御が終了させられ、中間
転写ベルト装置に対する2回目の高ゲインによるフィー
ドバック制御が開始され、上述したステップST38か
ら、上述した動作が繰り返し行われる(ステップST4
7)。
【0046】そして、カラーコピア、カラープリンタな
どでは、このような高ゲインによるフィードバック制御
が4回、繰り返されて、中間転写ベルト2上にY(イエ
ロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、B(ブラッ
ク)の各色トナーが重ねられた後、紙に転写される。
【0047】次に、図8〜図17を参照しながら、中間
転写ベルト2の目標位置と、中間転写ベルト2の動作と
の関係を説明する。まず、フィードバック制御特性が図
4に示す伝達特性にされ、外乱が無いときには、エンコ
ーダスケール(スリット)8に切れ目があっても、低ゲ
インでフィードバック制御されることから、図8に示す
如く追従誤差を小さくすることができるとともに、高ゲ
インのフィードバック制御に比べて、図9に示す如く中
間転写ベルトの速度変動が小さく抑えることができる。
【0048】これに対し、フィードバック制御特性が図
5に示す伝達特性にされ、外乱が無いときには、高ゲイ
ンでフィードバック制御されることから、図10に示す
如くエンコーダスケール(スリット)8の切れ目部分
で、追従誤差が大きくなるとともに、図11に示す如く
低ゲインのフィードバック制御に比べて、中間転写ベル
トの速度変動が大きくなる。
【0049】また、このような高ゲインのフィードバッ
ク制御を行なっているとき、フィードフォワードの値を
0.4Nmにし、フィードバック制御を開始してから、
1秒後にクリーニングブレード6などが動作して、0.
5Nmの大きさを持つステップ外乱が入っても、図12
に示す如く約25μm程度の小さな追従誤差しか発生し
ない。さらに、高ゲインのフィードバック制御を行なっ
ていることから、フィードフォワードの値がずれても、
追従誤差が約25μmにしかならない。
【0050】これに対し、低ゲインのフィードバック制
御を行なっているとき、フィードフォワードの値を0.
4Nmにし、フィードバック制御を開始してから、1秒
後にクリーニングブレード6などが動作して、0.5N
mの大きさを持つステップ外乱が入ると、中間転写ベル
ト2の目標位置と、実際の位置との誤差が図13に示す
如く大きくなってしまう。さらに、低ゲインのフィード
バック制御を行なっていることから、フィードフォワー
ドの値がずれると、追従誤差が約90μmになってしま
う。
【0051】また、フィードフォワードの値を0.6N
mにした、高ゲインのフィードフォワード制御だけで、
中間転写ベルト装置を駆動しているとき、0.5Nmの
大きさを持つステップ外乱が入ると、フィードフォワー
ドの値が大きいことから、図14に示す如く目標よりわ
ずかに早く原点位置252mmに到達する。
【0052】なお、この図14では、そのままフィード
フォワード制御を行なっていることから、原点位置25
2mmを過ぎても差がでているが、実際には、原点位置
252mmで、再び高ゲインで、フィードバック制御、
またはフィードフォワード制御を行なうことから、目標
値に正確に追随させることができる。
【0053】また、このとき、フィードフォワードの値
が大きいことから、図15に示す如く原点位置252m
mで、目標速度となる0.2m/sに比べ、実際の速度
が0.215m/sとなり、目標速度より、わずかに速
くなるものの、実際には、原点位置252mmで、再び
高ゲインで、フィードバック制御、またはフィードフォ
ワード制御を行なうことから、目標速度に正確に追随さ
せることができる。
【0054】また、電流リミットをかけず、高ゲイン
で、フィードバック制御を行なって中間転写ベルト2を
駆動すると、図16に示す如く大きさが0Nmで、1秒
未満の外乱が発生したとき、100μmの位置誤差が発
生し、また大きさが0.5Nmのステップ外乱が発生し
たとき、30μmの位置誤差が発生する。
【0055】これに対し、±5Aの電流リミットをか
け、高ゲインで、フィードバック制御を行なって中間転
写ベルト2を駆動すると、図17に示す如く大きさが0
Nmで、1秒未満の外乱が発生しても、位置誤差を30
μmにすることができ、また大きさが0.5Nmのステ
ップ外乱が発生しても、位置誤差を数μmにすることが
できる。なお、図16、図17では、エンコーダスケー
ル(スリット)8の分解能を粗くしている。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ベルト搬送方向に切れ目があるエンコーダ
スリットからの位置信号を用いても、位置変動を抑えて
安定に位置制御ができるので、ベルトにスリットを貼り
付けて先端と後端にずれがあってもよいため、製法も簡
単で安価に位置制御を実現させることができる。
【0057】また、請求項2記載の発明によれば、エン
コーダスリットとゼロ点信号の位置関係を決めているた
め、エンコーダスリットの切れ目の位置が求まるととも
に、画像形成領域以外に切れ目を配置できろことが可能
になり、カラー画像形成装置の中間転写ベルト装置に用
いた場合エンコーダスリット位置で画像形成ができるの
で画像の位置変動が押さえられ高画質を実現させること
ができる。
【0058】また、請求項3記載の発明によれば、エン
コーダスリットの切れ目の位置が不確定な時でも安定に
制御を実現できることと外乱の大きさをあらかじめ学習
しているので、フィードフォワードの値がわかり、エン
コーダスリットの切れ目部分でも安定に位置制御をさせ
ることができる。
【0059】また、請求項4記載の発明によれば、エン
コーダスリットの切れ目がない位置、すなわち画像形成
領域では、高いいゲインで位置制御をするため画像の位
置変動が押さえられ高画質を実現させることができる。
【0060】また、請求項5、6記載の発明によれば、
ステッブ外乱のような急激な外乱が入ってもフィードバ
ックゲインだけでなくフィードフォワードもすることに
よりで位置ずれを抑制させることができる。
【0061】また、請求項7記載の発明によれば、エン
コーダスリットの分解能に応じて電流リミットを入れて
いるので、現実に即したモータ入力を入れられるため、
位置変動を抑制させることができる。
【0062】また、請求項8記載の発明によれば、連続
系で設計したコントローラを制御演算のサンプリング時
問で離散化している為、連続系で設計したコントローラ
をそのまま、CPUで演算した場合と比べて、高精度の
位置制御を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるベルト搬送位置制御方法を適用し
た中間転写ベルト装置と、回転体である感光体との関係
例を示す構成図である。
【図2】図1に示す駆動回路の制御系を中心とするハー
ドウェア構成例を示すブロック図である。
【図3】図1に示す駆動回路に形成されるフィードバッ
ク制御系とフィードフォワード制御系とを示す機能ブロ
ック図である。
【図4】図1に示す駆動回路で使用される一巡伝達関数
の一例を示すグラフである。
【図5】図1に示す駆動回路で使用される一巡伝達関数
の一例を示すグラフである。
【図6】図1に示す中間転写ベルト装置の駆動手順を示
すフローチャートである。
【図7】図1に示す中間転写ベルト装置の駆動手順を示
すフローチャートである。
【図8】図1に示す中間転写ベルト装置を低ゲインで、
フィードバック制御したときにおける中間転写ベルトの
実位置と、目標位置との関係例を示すグラフである。
【図9】図1に示す中間転写ベルト装置を低ゲインで、
フィードバック制御したときにおける中間転写ベルトの
速度例を示すグラフである。
【図10】図1に示す中間転写ベルト装置を高ゲイン
で、フィードバック制御したときにおける中間転写ベル
トの実位置と、目標位置との関係例を示すグラフであ
る。
【図11】図1に示す中間転写ベルト装置を高ゲイン
で、フィードバック制御したときにおける中間転写ベル
トの速度例を示すグラフである。
【図12】図1に示す中間転写ベルト装置を高ゲインで
フィードバック制御を行なっている途中でステップ外乱
が入ったときの追随誤差例を示すグラフである。
【図13】図1に示す中間転写ベルト装置を低ゲインで
フィードバック制御を行なっている途中でステップ外乱
が入ったときの追随誤差例を示すグラフである。
【図14】図1に示す中間転写ベルト装置を高ゲイン
で、フィードフォワード制御しているときにおける中間
転写ベルトの目標位置と、実位置との関係例を示すグラ
フである。
【図15】図1に示す中間転写ベルト装置を高ゲイン
で、フィードフォワード制御しているときにおける中間
転写ベルトの速度例を示すグラフである。
【図16】図1に示す中間転写ベルト装置に対し、電流
リミットをかけず、高ゲインで、フィードバック制御を
行なったときの位置誤差例を示すグラフである。
【図17】図1に示す中間転写ベルト装置に対し、電流
リミットをかけながら、高ゲインで、フィードバック制
御を行なったときの位置誤差例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 感光体 2 中間転写ベルト(無端ベルト) 3 駆動ローラ 4 モータ 5 帯電ローラ 6 クリーニングブレード 7 紙転写ローラ 8 エンコーダスケール(エンコーダスリット) 9 光ヘッド(位置センサ、ゼロ点センサ) 10 駆動回路(ゼロ点センサ、制御部) 11 マイクロコンピュータ 12 マイクロプロセッサ 13 リードオンリーメモリ 14 ランダムアクセスメモリ 15 バス 16 状態検出用インタフェース 17 駆動用インタフェース 18 駆動装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 350 G03G 21/00 372 Fターム(参考) 2H027 DA16 DA21 DA32 DA35 DE02 DE07 DE10 EA09 EB04 EC06 EC09 EC20 ED01 ED24 EE04 EE07 EE08 EF01 EF06 2H030 AA01 AD16 BB42 BB46 BB56 BB71 2H032 AA05 AA15 BA09 BA23 BA30 CA02 CA04 CA13 2H035 CA05 CB06 CF00 CG01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトの搬送位置を制御するベルト搬送
    位置制御方法において、 ベルト搬送方向にエンコーダスリットを有する無端ベル
    トと、 前記エンコーダスリットの位置を検知するための位置セ
    ンサと、 前記無端ベルトの1回転に1回の位置を検出するゼロ点
    センサと、 前記エンコーダスリットがベルト搬送方向に切れ目があ
    っても、ベルト搬送位置を制御する制御部と、 を備えたことを特徴とするベルト搬送位置制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のベルト搬送位置制御方
    法において、 前記エンコーダスリットと、前記ゼロ点センサの位置関
    係は、少なくともゼロ点を検出したとき、前記エンコー
    ダスリットの切れ目がなく、また前記エンコーダスリッ
    トの切れ目は、ゼロ点検出の直前に配置することによ
    り、ベルト搬送位置を制御する制御部、を備えたことを
    特徴とするベルト搬送位置制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載のベルト
    搬送位置制御方法において、 電源オン時に低いゲインで、前記ベルト搬送位置をフィ
    ードバック制御し、前記ゼロ点センサがゼロ点を検出し
    た後は、前記エンコーダスリットの切れ目に来る前の定
    常状態制御量をマイクロコンピュータのメモリに格納す
    ることを特徴とするベルト搬送位置制御方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3のいずれかに記載のベ
    ルト搬送位置制御方法において、 前記ゼロ点センサが2回目のゼロ点を検出した後は、前
    記エンコーダスリットの切れ目がない位置では、高いゲ
    インで、前記ベルト搬送位置をフィードバック制御し、
    前記エンコーダスリットの切れ目を含む範囲では、前記
    フイードバック制御を止め、前記定常状態制御量を用い
    てフィードフォワード制御する制御部、を備えたこと特
    徴とするベルト搬送位置制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3、4のいずれかに記載
    のベルト搬送位置制御方法において、 前記無端ベルト、前記位置センサ、前記ゼロ点センサ、
    前記制御部を有するベルト搬送装置は、カラー画像形成
    装置の中間転写ベルト装置であり、前記定常状態制御量
    は、前記中間転写ベルト装置のブレードオン時制御量と
    ブレードオフ時制御量を含むものであり、前記中間転写
    ベルト装置がブレードオン時では、ブレードオン時制御
    量を用いてフィードフォワード制御し、前記中問転写ベ
    ルト装置がブレードオフ時で、ブレードオフ時制御量を
    用いてフィードフォワード制御する制御部、を備えたこ
    と特徴とするベルト搬送位置制御方法。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4、5のいずれかに
    記載のベルト搬送位置制御方法において、 前記ベルト搬送装置は、カラー画像形成装置の中問転写
    ベルト装置であり、前記定常状態制御量は、前記中間転
    写ベルト装置の紙転写ローラオン時制御量と紙転写ロー
    ラオフ時制御量を含むものであり、前記中間転写ベルト
    装置が紙転写ローラオン時では、紙転写ローラオン時制
    御量を用いてフィードフォワード制御し、前記中問転写
    ベルト装置が紙転写ローラオフ時では、紙転写ローラオ
    フ時制御量を用いてフィードフォワード制御する制御
    部、を備えたことを特徴とするベルト搬送位置制御方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項3、4、5、6のいずれかに記載
    のベルト搬送位置制御方法において、 前記制御量は、制御量の上限値と下限値により、制御量
    が上限以上の場合は、上限値を、下限以下の場合は、下
    限値を用いて制御する制御部、を備えたことを特徴とす
    るベルト搬送位置制御方法。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6、7のい
    ずれかに記載のベルト搬送位置制御方法において、 マイクロコンピュータのソフトウェアサーボで演算する
    為に、制御演算のサンブリング時間で離散化し、演算結
    果を駆動源への入力として与えることを特徴とするベル
    ト搬送位置制御方法。
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