JP2002090824A - ストロボ充電装置 - Google Patents
ストロボ充電装置Info
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- JP2002090824A JP2002090824A JP2000277421A JP2000277421A JP2002090824A JP 2002090824 A JP2002090824 A JP 2002090824A JP 2000277421 A JP2000277421 A JP 2000277421A JP 2000277421 A JP2000277421 A JP 2000277421A JP 2002090824 A JP2002090824 A JP 2002090824A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンデンサの充電電圧に応じて適切な周波数
の昇圧用クロック信号が出力されるストロボ装置を備え
たストロボ充電装置を提供する。 【解決手段】 コンデンサ67の、直列接続された抵抗
68,69の抵抗値に応じて分圧され充電電圧Vmに応
じた周波数の基準クロック信号CLOCKをVCO70
で生成し、その基準クロック信号CLOCKに従ってM
PU40が動作し、そのMPU40によりコンデンサ6
7を充電するための昇圧用クロック信号FCTの生成、
停止を行なう。
の昇圧用クロック信号が出力されるストロボ装置を備え
たストロボ充電装置を提供する。 【解決手段】 コンデンサ67の、直列接続された抵抗
68,69の抵抗値に応じて分圧され充電電圧Vmに応
じた周波数の基準クロック信号CLOCKをVCO70
で生成し、その基準クロック信号CLOCKに従ってM
PU40が動作し、そのMPU40によりコンデンサ6
7を充電するための昇圧用クロック信号FCTの生成、
停止を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等のストロ
ボ充電装置に関する。
ボ充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ストロボ装置を備えたカメラ
において、他励式のストロボ充電方式を採用したストロ
ボ充電回路が知られている。
において、他励式のストロボ充電方式を採用したストロ
ボ充電回路が知られている。
【0003】図7は、従来の、他励式のストロボ充電方
式を採用したストロボ充電回路を示す図である。
式を採用したストロボ充電回路を示す図である。
【0004】図7に示すストロボ充電回路300には、
一次巻線の一端が電池30の+端子側に接続された昇圧
用トランス61と、その一次巻線の他端と電池30の−
端子側(グラウンドGND)との間に配置されたNチャ
ネルMOSFET62が備えられている。NチャネルM
OSFET62のゲートは、抵抗64を経由してMPU
(Micro Processor Unit)40の
出力ポートPOに接続されるとともに、抵抗65を経由
してグラウンドGNDに接続されている。電池30の電
圧VBは、レギュレータ50により安定化されてMPU
40の電源端子VCCに供給される。また、MPU40の
クロック端子X1,X2には、水晶発振器41が接続され
ている。
一次巻線の一端が電池30の+端子側に接続された昇圧
用トランス61と、その一次巻線の他端と電池30の−
端子側(グラウンドGND)との間に配置されたNチャ
ネルMOSFET62が備えられている。NチャネルM
OSFET62のゲートは、抵抗64を経由してMPU
(Micro Processor Unit)40の
出力ポートPOに接続されるとともに、抵抗65を経由
してグラウンドGNDに接続されている。電池30の電
圧VBは、レギュレータ50により安定化されてMPU
40の電源端子VCCに供給される。また、MPU40の
クロック端子X1,X2には、水晶発振器41が接続され
ている。
【0005】また、このストロボ充電回路300には、
アノードが昇圧用トランス61の二次巻線の一端に接続
されたダイオード66と、そのダイオード66のカソー
ドと二次巻線の他端との間に配置されたコンデンサ67
が備えられている。さらに、コンデンサ67の両端に
は、互いに直列に接続された抵抗68,69が備えられ
ている。これら抵抗68,69の接続点は、MPU40
のアナログ/ディジタルポートA/Dに接続されてい
る。尚、コンデンサ67の両端は、図示しない閃光発光
部にも接続されている。
アノードが昇圧用トランス61の二次巻線の一端に接続
されたダイオード66と、そのダイオード66のカソー
ドと二次巻線の他端との間に配置されたコンデンサ67
が備えられている。さらに、コンデンサ67の両端に
は、互いに直列に接続された抵抗68,69が備えられ
ている。これら抵抗68,69の接続点は、MPU40
のアナログ/ディジタルポートA/Dに接続されてい
る。尚、コンデンサ67の両端は、図示しない閃光発光
部にも接続されている。
【0006】コンデンサ67への充電にあたり、充電開
始時にNチャネルMOSFET62に大きな電流が流れ
ることを防止するとともに、コンデンサ67の電圧が変
化(上昇)してもその電流をできるだけ所定の値に維持
するために、コンデンサ67の電圧の高さに応じて、例
えば3段階にわたって周波数が切り換えられてなる昇圧
用クロック信号FCT(Flash Charge T
rigger)がMPU40の出力ポートPOから出力
される。
始時にNチャネルMOSFET62に大きな電流が流れ
ることを防止するとともに、コンデンサ67の電圧が変
化(上昇)してもその電流をできるだけ所定の値に維持
するために、コンデンサ67の電圧の高さに応じて、例
えば3段階にわたって周波数が切り換えられてなる昇圧
用クロック信号FCT(Flash Charge T
rigger)がMPU40の出力ポートPOから出力
される。
【0007】コンデンサ67の電圧が0Vの時点では、
MPU40の出力ポートPOから比較的低い周波数を有
する昇圧用クロック信号FCTが出力される。出力され
た昇圧用クロック信号FCTは、NチャネルMOSFE
T62のゲートに入力される。すると、NチャネルMO
SFET62がスイッチング動作し、電池30からの電
力が昇圧用トランス61を介して昇圧され、さらにダイ
オード66で整流されてコンデンサ67が充電され、こ
れによりコンデンサ67の電圧が上昇する。この電圧
は、コンデンサ67の両端に直列接続された抵抗68,
69の抵抗値に応じて分圧される。分圧された電圧は、
抵抗68,69の接続点に接続されたMPU40のアナ
ログ/ディジタルポートA/Dに入力される。MPU4
0は、そのアナログ/ディジタルポートA/Dに入力さ
れた電圧をA/D変換してその電圧に応じたディジタル
値を求め、そのディジタル値に基づいて、コンデンサ6
7の電圧のレベルを測定する。
MPU40の出力ポートPOから比較的低い周波数を有
する昇圧用クロック信号FCTが出力される。出力され
た昇圧用クロック信号FCTは、NチャネルMOSFE
T62のゲートに入力される。すると、NチャネルMO
SFET62がスイッチング動作し、電池30からの電
力が昇圧用トランス61を介して昇圧され、さらにダイ
オード66で整流されてコンデンサ67が充電され、こ
れによりコンデンサ67の電圧が上昇する。この電圧
は、コンデンサ67の両端に直列接続された抵抗68,
69の抵抗値に応じて分圧される。分圧された電圧は、
抵抗68,69の接続点に接続されたMPU40のアナ
ログ/ディジタルポートA/Dに入力される。MPU4
0は、そのアナログ/ディジタルポートA/Dに入力さ
れた電圧をA/D変換してその電圧に応じたディジタル
値を求め、そのディジタル値に基づいて、コンデンサ6
7の電圧のレベルを測定する。
【0008】MPU40は、コンデンサ67の電圧が所
定のレベルに達したと判定すると、上記周波数よりも高
い周波数を有する昇圧用クロック信号FCTを出力して
コンデンサ67をさらに充電する。このようにしてコン
デンサ67を所望の値にまで充電する。その後、シャッ
タ操作に同期して図示しない手段でコンデンサ67に充
電された電力を放電して閃光を発することによりストロ
ボ撮影が行なわれる。
定のレベルに達したと判定すると、上記周波数よりも高
い周波数を有する昇圧用クロック信号FCTを出力して
コンデンサ67をさらに充電する。このようにしてコン
デンサ67を所望の値にまで充電する。その後、シャッ
タ操作に同期して図示しない手段でコンデンサ67に充
電された電力を放電して閃光を発することによりストロ
ボ撮影が行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したクロック信号
FCTは、MPU40のクロック端子X1,X2に接続さ
れている水晶発振器41から発振される原発振周波数の
原信号を、そのMPU40に内蔵されたタイマ回路で分
周して生成される。ここで、上記昇圧用クロック信号F
CTの最適な周波数は、条件に応じて数十KHz〜百数
十KHzに設定する必要がある。一方、MPU40を駆
動させるための原発振周波数は数MHzである(近年で
は、安価なカメラでも、MPUを搭載する例が増えてお
り、その場合、原発振周波数はたかだか数百KHzであ
る)。
FCTは、MPU40のクロック端子X1,X2に接続さ
れている水晶発振器41から発振される原発振周波数の
原信号を、そのMPU40に内蔵されたタイマ回路で分
周して生成される。ここで、上記昇圧用クロック信号F
CTの最適な周波数は、条件に応じて数十KHz〜百数
十KHzに設定する必要がある。一方、MPU40を駆
動させるための原発振周波数は数MHzである(近年で
は、安価なカメラでも、MPUを搭載する例が増えてお
り、その場合、原発振周波数はたかだか数百KHzであ
る)。
【0010】原発振周波数と昇圧用クロック信号FCT
の周波数とに十分な差があれば、昇圧用クロック信号F
CTの周波数として最適な値を連続的に設定することが
できるが、十分な差がないと昇圧用クロック信号FCT
の周波数として離散的な値を設定することになってしま
う。一例として、原発振周波数が500KHzの場合
の、設定可能な昇圧用クロック信号FCTの周波数につ
いて述べる。
の周波数とに十分な差があれば、昇圧用クロック信号F
CTの周波数として最適な値を連続的に設定することが
できるが、十分な差がないと昇圧用クロック信号FCT
の周波数として離散的な値を設定することになってしま
う。一例として、原発振周波数が500KHzの場合
の、設定可能な昇圧用クロック信号FCTの周波数につ
いて述べる。
【0011】MPU内部を駆動させる基本クロックは、
通常原発振周波数を1/2分周したものになるので、こ
こでは250KHzである。さらに、内部のタイマ回路
のクロック源は、MPU内部の他の回路との同期を取る
等の理由で、さらにその1/2かそれ以上分周される場
合が多い。ここでは、上記タイマ回路のクロック源は1
25KHzとする。ここで、タイマ回路の分周数nと、
出力される昇圧用クロック信号FCTの周波数を求める
と、 n=1の時、62.5KHz n=2の時、31.3KHz n=3の時、15.2KHz n=4の時、 7.6KHz となる。充電の過程では、コンデンサの充電電圧の上昇
に応じて周波数も上げることになるが(フォワード方式
の場合)、例えば31.3KHzの周波数から一気に6
2.5KHzの周波数に上げてしまうと、最適な制御を
行なうことはできず、充電時間が長くなったり、場合に
よっては素子を破壊に導いてしまう。
通常原発振周波数を1/2分周したものになるので、こ
こでは250KHzである。さらに、内部のタイマ回路
のクロック源は、MPU内部の他の回路との同期を取る
等の理由で、さらにその1/2かそれ以上分周される場
合が多い。ここでは、上記タイマ回路のクロック源は1
25KHzとする。ここで、タイマ回路の分周数nと、
出力される昇圧用クロック信号FCTの周波数を求める
と、 n=1の時、62.5KHz n=2の時、31.3KHz n=3の時、15.2KHz n=4の時、 7.6KHz となる。充電の過程では、コンデンサの充電電圧の上昇
に応じて周波数も上げることになるが(フォワード方式
の場合)、例えば31.3KHzの周波数から一気に6
2.5KHzの周波数に上げてしまうと、最適な制御を
行なうことはできず、充電時間が長くなったり、場合に
よっては素子を破壊に導いてしまう。
【0012】また、上記の例は、昇圧用クロック信号F
CTのデューティ比が50%の場合であるが、回路の特
性によってはデューティ比を50%以外の数値に設定す
る必要が生じる場合がある。仮に、20%単位で数値を
設定する場合、上記の例と同じ効果を得るためには5倍
の原発振周波数が必要になってしまうという問題があ
る。
CTのデューティ比が50%の場合であるが、回路の特
性によってはデューティ比を50%以外の数値に設定す
る必要が生じる場合がある。仮に、20%単位で数値を
設定する場合、上記の例と同じ効果を得るためには5倍
の原発振周波数が必要になってしまうという問題があ
る。
【0013】本発明は、上記事情に鑑み、コンデンサの
充電電圧に応じて適切な周波数の昇圧用クロック信号が
出力されるストロボ装置を備えたストロボ充電装置を提
供することを目的とする。
充電電圧に応じて適切な周波数の昇圧用クロック信号が
出力されるストロボ装置を備えたストロボ充電装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のストロボ充電装置は、電源からの電力を昇圧用トラ
ンスを介してコンデンサに充電し、そのコンデンサに充
電された電力を放電して閃光を発するストロボ装置を備
えたストロボ充電装置において、上記ストロボ装置が、
上記昇圧用トランスの一次巻線に直列に接続された、昇
圧用クロック信号に応じてオンオフするスイッチング素
子と、上記コンデンサの充電電圧に応じた周波数の基準
クロック信号を生成する電圧制御発振器と、上記電圧制
御発振器で得られた基準クロック信号に従って動作し、
上記昇圧用クロック信号の生成、停止を含む制御を行な
う制御部とを備えたことを特徴とする。
明のストロボ充電装置は、電源からの電力を昇圧用トラ
ンスを介してコンデンサに充電し、そのコンデンサに充
電された電力を放電して閃光を発するストロボ装置を備
えたストロボ充電装置において、上記ストロボ装置が、
上記昇圧用トランスの一次巻線に直列に接続された、昇
圧用クロック信号に応じてオンオフするスイッチング素
子と、上記コンデンサの充電電圧に応じた周波数の基準
クロック信号を生成する電圧制御発振器と、上記電圧制
御発振器で得られた基準クロック信号に従って動作し、
上記昇圧用クロック信号の生成、停止を含む制御を行な
う制御部とを備えたことを特徴とする。
【0015】本発明のストロボ充電装置は、コンデンサ
の充電電圧に応じた周波数の基準クロック信号を電圧制
御発振器で生成し、その基準クロック信号に従って制御
部が動作し、その制御部によりコンデンサを充電するた
めの昇圧用クロック信号の生成、停止を行なうものであ
るため、制御部から出力される昇圧用クロック信号の周
波数は、コンデンサの充電電圧に応じて生成される基準
クロック信号の周波数に依存されることとなる。従っ
て、コンデンサの充電電圧に応じて適切な周波数の昇圧
用クロック信号が出力されてコンデンサが効率よく充電
される。
の充電電圧に応じた周波数の基準クロック信号を電圧制
御発振器で生成し、その基準クロック信号に従って制御
部が動作し、その制御部によりコンデンサを充電するた
めの昇圧用クロック信号の生成、停止を行なうものであ
るため、制御部から出力される昇圧用クロック信号の周
波数は、コンデンサの充電電圧に応じて生成される基準
クロック信号の周波数に依存されることとなる。従っ
て、コンデンサの充電電圧に応じて適切な周波数の昇圧
用クロック信号が出力されてコンデンサが効率よく充電
される。
【0016】ここで、上記コンデンサの充電電圧に含ま
れるノイズを除去して上記電圧制御発振器に伝達するノ
イズ除去回路を備えることが好ましい。
れるノイズを除去して上記電圧制御発振器に伝達するノ
イズ除去回路を備えることが好ましい。
【0017】一般に、上記コンデンサの充電電圧には、
スイッチング素子のスイッチング(オンオフ)に影響さ
れた細かなリップル等を含むノイズが重畳している。こ
れをそのまま電圧制御発振器に入力すると、リップル分
相応のジッタ(細かな周波数の揺れ)等が原発振信号で
ある基準クロック信号に含まれてしまい、制御部が誤動
作する可能性がある。そこで、ノイズ除去回路によりコ
ンデンサの充電電圧に含まれるノイズを除去して電圧制
御発振器に伝達すると、制御部の誤動作を防止すること
ができる。
スイッチング素子のスイッチング(オンオフ)に影響さ
れた細かなリップル等を含むノイズが重畳している。こ
れをそのまま電圧制御発振器に入力すると、リップル分
相応のジッタ(細かな周波数の揺れ)等が原発振信号で
ある基準クロック信号に含まれてしまい、制御部が誤動
作する可能性がある。そこで、ノイズ除去回路によりコ
ンデンサの充電電圧に含まれるノイズを除去して電圧制
御発振器に伝達すると、制御部の誤動作を防止すること
ができる。
【0018】また、上記コンデンサの充電電圧と所定の
定電圧とを上記制御部による切換え制御に応じて切り換
えて上記電圧制御発振器に伝達する切換回路を備えるこ
とも好ましい態様である。
定電圧とを上記制御部による切換え制御に応じて切り換
えて上記電圧制御発振器に伝達する切換回路を備えるこ
とも好ましい態様である。
【0019】本件のストロボ制御回路では、コンデンサ
の充電電圧に応じて基準クロック信号の周波数、即ち制
御部の処理速度が変化する。シャッタ露光制御をメカニ
ズムで行なう様な安価なカメラでは、制御部の処理速度
が変化してもあまり問題でないが、時間精度が要求され
るカメラ、例えば電子制御シャッタを備えた高価なカメ
ラのような場合は問題である。そこで、充電時以外や時
間精度が要求される場合は、電圧制御発振器に所定の定
電圧を伝達して所定の周波数に維持すると、処理速度の
変化を抑えることができる。
の充電電圧に応じて基準クロック信号の周波数、即ち制
御部の処理速度が変化する。シャッタ露光制御をメカニ
ズムで行なう様な安価なカメラでは、制御部の処理速度
が変化してもあまり問題でないが、時間精度が要求され
るカメラ、例えば電子制御シャッタを備えた高価なカメ
ラのような場合は問題である。そこで、充電時以外や時
間精度が要求される場合は、電圧制御発振器に所定の定
電圧を伝達して所定の周波数に維持すると、処理速度の
変化を抑えることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施形態のストロボ充
電装置を備えたカメラを前面斜め上から見た外観斜視図
である。
電装置を備えたカメラを前面斜め上から見た外観斜視図
である。
【0022】図1に示すカメラ10は、一般にアクティ
ブタイプと呼ばれるオートフォーカス(AF)装置を内
蔵した、ロール状の写真フイルム上に写真撮影を行なう
カメラである。オートフォーカス装置には、カメラ10
の前面上部に配置されたAF投光窓12を有しそのAF
投光窓12からカメラ10の前方に向けて測距用の光を
放つ投光部、およびカメラ10前面の、上記AF投光窓
12から所定距離離れた位置に配置されたAF受光窓1
3を有し上記AF投光窓12からカメラ10の前方に放
たれ被写体で反射して戻ってきた光をそのAF受光窓1
3から受け入れて受光することにより被写体までの距離
を求める受光部が備えられている。
ブタイプと呼ばれるオートフォーカス(AF)装置を内
蔵した、ロール状の写真フイルム上に写真撮影を行なう
カメラである。オートフォーカス装置には、カメラ10
の前面上部に配置されたAF投光窓12を有しそのAF
投光窓12からカメラ10の前方に向けて測距用の光を
放つ投光部、およびカメラ10前面の、上記AF投光窓
12から所定距離離れた位置に配置されたAF受光窓1
3を有し上記AF投光窓12からカメラ10の前方に放
たれ被写体で反射して戻ってきた光をそのAF受光窓1
3から受け入れて受光することにより被写体までの距離
を求める受光部が備えられている。
【0023】また、このカメラ10の前面中央部には、
光学ズームレンズ11aを内部に備えたズーム鏡胴11
が備えられている。
光学ズームレンズ11aを内部に備えたズーム鏡胴11
が備えられている。
【0024】さらに、このカメラ10には、そのカメラ
10の上面に配備された閃光部20aを有するストロボ
装置20が備えられている。閃光部20aは、撮影時に
被写体に向けて閃光を発する。
10の上面に配備された閃光部20aを有するストロボ
装置20が備えられている。閃光部20aは、撮影時に
被写体に向けて閃光を発する。
【0025】また、このカメラ10には、図示しないズ
ームファインダユニットを構成するズームファインダ窓
14、および内蔵された露出調整用のAEセンサに光を
導くためのAE受光窓15も備えられている。さらに、
このカメラ10の上面には、シャッタボタン18が備え
られている。
ームファインダユニットを構成するズームファインダ窓
14、および内蔵された露出調整用のAEセンサに光を
導くためのAE受光窓15も備えられている。さらに、
このカメラ10の上面には、シャッタボタン18が備え
られている。
【0026】図2は、図1のカメラを背面斜め上から見
た外観斜視図である。
た外観斜視図である。
【0027】このカメラ10の背面には、撮影時に被写
体に向けて閃光を発するか否かを設定するためのストロ
ボオンオフスイッチ21、ファインダ接眼窓22、およ
び光学ズームレンズ11aをテレ側(遠距離側)あるい
はワイド側(近距離側)に動作させるズーム操作レバー
23が備えられている。
体に向けて閃光を発するか否かを設定するためのストロ
ボオンオフスイッチ21、ファインダ接眼窓22、およ
び光学ズームレンズ11aをテレ側(遠距離側)あるい
はワイド側(近距離側)に動作させるズーム操作レバー
23が備えられている。
【0028】このように構成されたカメラ10には、上
記ストロボ装置20を構成するストロボ充電回路が備え
られている。以下、このストロボ充電回路について説明
する。
記ストロボ装置20を構成するストロボ充電回路が備え
られている。以下、このストロボ充電回路について説明
する。
【0029】図3は、図1に示すカメラの、ストロボ装
置を構成するストロボ充電回路を示す図である。
置を構成するストロボ充電回路を示す図である。
【0030】図3に示すストロボ充電回路100には、
一次巻線の一端が電池30の+端子側に接続された昇圧
用トランス61と、その一次巻線の他端とグラウンドG
ND(電池30の−端子側)との間に配置されたNチャ
ネルMOSFET62(本発明にいうスイッチング素子
の一例)が備えられている。NチャネルMOSFET6
2のゲートは、抵抗65を経由してグラウンドGNDに
接続されるとともに、抵抗64を経由してカメラ全体を
制御するMPU40の出力ポートPOに接続されてい
る。このMPU40が、本発明にいう制御部に相当す
る。MPU40の出力ポートPOからは、昇圧用クロッ
ク信号FCTが出力される。
一次巻線の一端が電池30の+端子側に接続された昇圧
用トランス61と、その一次巻線の他端とグラウンドG
ND(電池30の−端子側)との間に配置されたNチャ
ネルMOSFET62(本発明にいうスイッチング素子
の一例)が備えられている。NチャネルMOSFET6
2のゲートは、抵抗65を経由してグラウンドGNDに
接続されるとともに、抵抗64を経由してカメラ全体を
制御するMPU40の出力ポートPOに接続されてい
る。このMPU40が、本発明にいう制御部に相当す
る。MPU40の出力ポートPOからは、昇圧用クロッ
ク信号FCTが出力される。
【0031】また、このストロボ充電回路100には、
アノードが昇圧用トランス61の二次巻線の一端に接続
されたダイオード66と、そのダイオード66のカソー
ドと二次巻線の他端(グラウンドGND)との間に配置
されたコンデンサ67が備えられている。さらに、コン
デンサ67の両端には、互いに直列に接続された抵抗6
8,69が備えられている。尚、コンデンサ67の両端
は、図示しない閃光発光部にも接続されている。
アノードが昇圧用トランス61の二次巻線の一端に接続
されたダイオード66と、そのダイオード66のカソー
ドと二次巻線の他端(グラウンドGND)との間に配置
されたコンデンサ67が備えられている。さらに、コン
デンサ67の両端には、互いに直列に接続された抵抗6
8,69が備えられている。尚、コンデンサ67の両端
は、図示しない閃光発光部にも接続されている。
【0032】さらに、ストロボ充電回路100には、V
CO(電圧制御発振器:Voltage Contro
lled Oscillator)70が備えられてい
る。VCO70の入力端子INは、上記抵抗68,69
の接続点に接続されている。また、VCO70の出力端
子OUTは、MPU40のクロック端子XC端子に接続
されている。このVCO70は、コンデンサ67の、抵
抗68,69の抵抗値に応じて分圧された充電電圧Vm
に応じた周波数の基準クロック信号CLOCKを生成す
る。MPU40は、VCO70で得られた基準クロック
信号CLOCKに従って動作し、昇圧用クロック信号F
CTの生成、停止を含む制御を行なう。
CO(電圧制御発振器:Voltage Contro
lled Oscillator)70が備えられてい
る。VCO70の入力端子INは、上記抵抗68,69
の接続点に接続されている。また、VCO70の出力端
子OUTは、MPU40のクロック端子XC端子に接続
されている。このVCO70は、コンデンサ67の、抵
抗68,69の抵抗値に応じて分圧された充電電圧Vm
に応じた周波数の基準クロック信号CLOCKを生成す
る。MPU40は、VCO70で得られた基準クロック
信号CLOCKに従って動作し、昇圧用クロック信号F
CTの生成、停止を含む制御を行なう。
【0033】また、ストロボ充電回路100には、電池
30からの電圧VBを入力し、入力された電圧VBを安定
化してMPU40の電源端子VCC、およびVCO70の
電源端子VCCに供給するレギュレータ50が備えられて
いる。
30からの電圧VBを入力し、入力された電圧VBを安定
化してMPU40の電源端子VCC、およびVCO70の
電源端子VCCに供給するレギュレータ50が備えられて
いる。
【0034】図4は、図3に示すVCOの入出力特性を
示すグラフである。
示すグラフである。
【0035】このグラフの横軸には、VCO70の入力
端子INに入力される充電電圧Vmが示されている。ま
た、縦軸には、VCO70の出力端子OUTから出力さ
れる基準クロック信号CLOCKの周波数が示されてい
る。このグラフから明らかなように、VCO70は、入
力された充電電圧Vmの上昇に伴い、基準クロック信号
CLOCKの周波数も上昇するという特性を持ってい
る。尚、このVCO70は、入力された充電電圧Vmが
0Vの場合は、比較的低い所定の周波数を有する基準ク
ロック信号CLOCKを出力する。以下、ストロボ充電
回路100の動作について説明する。
端子INに入力される充電電圧Vmが示されている。ま
た、縦軸には、VCO70の出力端子OUTから出力さ
れる基準クロック信号CLOCKの周波数が示されてい
る。このグラフから明らかなように、VCO70は、入
力された充電電圧Vmの上昇に伴い、基準クロック信号
CLOCKの周波数も上昇するという特性を持ってい
る。尚、このVCO70は、入力された充電電圧Vmが
0Vの場合は、比較的低い所定の周波数を有する基準ク
ロック信号CLOCKを出力する。以下、ストロボ充電
回路100の動作について説明する。
【0036】VCO70は、コンデンサ67が空の状態
にあり、従って抵抗68,69の抵抗値に応じて分圧さ
れた充電電圧Vmが0Vにある場合は、比較的低い所定
の周波数の基準クロック信号CLOCKを生成して、M
PU40に出力する。MPU40は、内蔵された内部タ
イマ回路で基準クロック信号CLOCKを分周して出力
ポートPOから昇圧用クロック信号FCTを生成する。
MPU40には、比較的低い周波数の基準クロック信号
CLOCKが入力されるため、生成される昇圧用クロッ
ク信号FCTの周波数も比較的低い。尚、MPU40に
内蔵された内部タイマ回路の分周数は一定である。この
ように、コンデンサ67が空の状態で充電を開始する場
合は、NチャネルMOSFET62に大きな充電電流が
流れることを防止するために、MPU40の出力ポート
POから比較的低い周波数の昇圧用クロック信号FCT
が出力される。この昇圧用クロック信号FCTに応じて
NチャネルMOSFET62がオンオフし、電池30か
らの電力が昇圧用トランス61,ダイオード66を介し
てコンデンサ67に充電され、そのコンデンサ67の充
電電圧が上昇する。コンデンサ67の充電電圧は、直列
接続された抵抗68,69の抵抗値に応じて分圧され
る。分圧された充電電圧Vmは、抵抗68,69の接続
点に接続されたVCO70の入力端子INに入力され
る。VCO70は、入力された充電電圧Vmの大きさに
応じた、上記所定の周波数よりも高い周波数の基準クロ
ック信号CLOCKを出力する。
にあり、従って抵抗68,69の抵抗値に応じて分圧さ
れた充電電圧Vmが0Vにある場合は、比較的低い所定
の周波数の基準クロック信号CLOCKを生成して、M
PU40に出力する。MPU40は、内蔵された内部タ
イマ回路で基準クロック信号CLOCKを分周して出力
ポートPOから昇圧用クロック信号FCTを生成する。
MPU40には、比較的低い周波数の基準クロック信号
CLOCKが入力されるため、生成される昇圧用クロッ
ク信号FCTの周波数も比較的低い。尚、MPU40に
内蔵された内部タイマ回路の分周数は一定である。この
ように、コンデンサ67が空の状態で充電を開始する場
合は、NチャネルMOSFET62に大きな充電電流が
流れることを防止するために、MPU40の出力ポート
POから比較的低い周波数の昇圧用クロック信号FCT
が出力される。この昇圧用クロック信号FCTに応じて
NチャネルMOSFET62がオンオフし、電池30か
らの電力が昇圧用トランス61,ダイオード66を介し
てコンデンサ67に充電され、そのコンデンサ67の充
電電圧が上昇する。コンデンサ67の充電電圧は、直列
接続された抵抗68,69の抵抗値に応じて分圧され
る。分圧された充電電圧Vmは、抵抗68,69の接続
点に接続されたVCO70の入力端子INに入力され
る。VCO70は、入力された充電電圧Vmの大きさに
応じた、上記所定の周波数よりも高い周波数の基準クロ
ック信号CLOCKを出力する。
【0037】MPU40には、このような周波数の基準
クロック信号CLOCKが入力されるため、出力ポート
POからは、前回の昇圧用クロック信号FCTの周波数
よりも高い周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力さ
れる。これによりコンデンサ67がさらに充電され、そ
のコンデンサ67の充電電圧もさらに上昇する。このよ
うにして、VCO70の入力端子INには徐々に高めの
充電電圧Vmが入力され、これに伴いそのVCO70の
出力端子OUTからその充電電圧Vmの大きさに応じた
徐々に高めの周波数の基準クロック信号CLOCKが出
力され、MPU40の出力ポートPOからも徐々に高め
の周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力されてコン
デンサ67が充電され続ける。コンデンサ67がストロ
ボ発光が可能である所定の充電電圧に達したと、図示し
ない手段で判定されると、MPU40の出力ポートPO
から出力されている昇圧用クロック信号FCTが停止す
る。このようにしてコンデンサ67への充電が完了す
る。その後、シャッタボタン18が押されてストロボ撮
影が行なわれ、コンデンサ67の充電電圧が放電され
る。
クロック信号CLOCKが入力されるため、出力ポート
POからは、前回の昇圧用クロック信号FCTの周波数
よりも高い周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力さ
れる。これによりコンデンサ67がさらに充電され、そ
のコンデンサ67の充電電圧もさらに上昇する。このよ
うにして、VCO70の入力端子INには徐々に高めの
充電電圧Vmが入力され、これに伴いそのVCO70の
出力端子OUTからその充電電圧Vmの大きさに応じた
徐々に高めの周波数の基準クロック信号CLOCKが出
力され、MPU40の出力ポートPOからも徐々に高め
の周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力されてコン
デンサ67が充電され続ける。コンデンサ67がストロ
ボ発光が可能である所定の充電電圧に達したと、図示し
ない手段で判定されると、MPU40の出力ポートPO
から出力されている昇圧用クロック信号FCTが停止す
る。このようにしてコンデンサ67への充電が完了す
る。その後、シャッタボタン18が押されてストロボ撮
影が行なわれ、コンデンサ67の充電電圧が放電され
る。
【0038】本実施形態では、コンデンサ67の充電電
圧に応じた周波数の基準クロック信号CLOCKをVC
O70で生成し、その基準クロック信号CLOCKに従
ってMPU40が動作し、そのMPU40によりコンデ
ンサ67を充電するための昇圧用クロック信号FCTの
生成、停止を行なうものであるため、MPU40から出
力される昇圧用クロック信号FCTの周波数は、コンデ
ンサ67の充電電圧に応じて生成される基準クロック信
号CLOCKの周波数に依存されることとなる。従っ
て、コンデンサ67の充電電圧に応じて適切な周波数の
昇圧用クロック信号FCTが出力されてコンデンサ67
が効率よく充電される。
圧に応じた周波数の基準クロック信号CLOCKをVC
O70で生成し、その基準クロック信号CLOCKに従
ってMPU40が動作し、そのMPU40によりコンデ
ンサ67を充電するための昇圧用クロック信号FCTの
生成、停止を行なうものであるため、MPU40から出
力される昇圧用クロック信号FCTの周波数は、コンデ
ンサ67の充電電圧に応じて生成される基準クロック信
号CLOCKの周波数に依存されることとなる。従っ
て、コンデンサ67の充電電圧に応じて適切な周波数の
昇圧用クロック信号FCTが出力されてコンデンサ67
が効率よく充電される。
【0039】図5は、図3に示すストロボ充電回路とは
異なるストロボ充電回路を示す図、図6は、図5に示す
反転型ローパフィルタの特性を示すグラフである。
異なるストロボ充電回路を示す図、図6は、図5に示す
反転型ローパフィルタの特性を示すグラフである。
【0040】尚、図3に示すストロボ充電回路100と
同じ構成要素には同一の符号を付して説明し、重複説明
は省く。
同じ構成要素には同一の符号を付して説明し、重複説明
は省く。
【0041】図5に示すストロボ充電回路200には、
2つの出力ポートPO1,PO2を有するMPU41
と、スイッチ部211,抵抗212,ツェナーダイオー
ド213からなる切換回路210と、比較器221,コ
ンデンサ222,抵抗223,224,225からなる
反転型ローパスフィルタ220と、シュミットトリガ入
力インバータ231,抵抗232,233,コンデンサ
234,可変容量ダイオード(V.CAP)235から
なるVCO230とが備えられている。反転型ローパス
フィルタ220は、ローパスフィルタ効果の他に信号の
正負を抵抗224,225で生成される一定電圧Vrを
中心として反転させるインバータ機能を備えている。
2つの出力ポートPO1,PO2を有するMPU41
と、スイッチ部211,抵抗212,ツェナーダイオー
ド213からなる切換回路210と、比較器221,コ
ンデンサ222,抵抗223,224,225からなる
反転型ローパスフィルタ220と、シュミットトリガ入
力インバータ231,抵抗232,233,コンデンサ
234,可変容量ダイオード(V.CAP)235から
なるVCO230とが備えられている。反転型ローパス
フィルタ220は、ローパスフィルタ効果の他に信号の
正負を抵抗224,225で生成される一定電圧Vrを
中心として反転させるインバータ機能を備えている。
【0042】前述した図3に示すストロボ充電回路10
0では、コンデンサ67の充電電圧に応じてMPU40
の基準クロック信号CLOCKの周波数、即ちMPU4
0の処理速度が変化する。安価なカメラではこれでも良
いが、時間精度が要求されるカメラの場合は問題であ
る。そこで、図5に示すストロボ充電回路200では、
充電時以外は、切換回路210により、ツェナーダイオ
ード213により定まる所定の電圧に切り換えて、反転
型ローパスフィルタ220を介してVCO230に伝達
する構成が採用されている。
0では、コンデンサ67の充電電圧に応じてMPU40
の基準クロック信号CLOCKの周波数、即ちMPU4
0の処理速度が変化する。安価なカメラではこれでも良
いが、時間精度が要求されるカメラの場合は問題であ
る。そこで、図5に示すストロボ充電回路200では、
充電時以外は、切換回路210により、ツェナーダイオ
ード213により定まる所定の電圧に切り換えて、反転
型ローパスフィルタ220を介してVCO230に伝達
する構成が採用されている。
【0043】また、一般に、コンデンサ67の充電電圧
には、NチャネルMOSFET62のオンオフに影響さ
れた細かなリップルが重畳している。これをそのままV
CO230に入力すると、リップル分相応のジッタ(細
かな周波数の揺れ)が基準クロック信号CLOCK(原
発振信号)に載ってしまう。このため、MPU41が誤
動作する可能性がある。これを防止するために、VCO
230の前段に反転型ローパスフィルタ220が挿入さ
れている。以下、詳細に説明する切換回路210は、コ
ンデンサ67の、抵抗68,69で分圧された充電電圧
Vmと、ツェナーダイオード213による定電圧Vtと
を、MPU41の出力ポートPO2による切換え制御に
応じてスイッチ部211で切り換えて反転型ローパスフ
ィルタ220に入力する。
には、NチャネルMOSFET62のオンオフに影響さ
れた細かなリップルが重畳している。これをそのままV
CO230に入力すると、リップル分相応のジッタ(細
かな周波数の揺れ)が基準クロック信号CLOCK(原
発振信号)に載ってしまう。このため、MPU41が誤
動作する可能性がある。これを防止するために、VCO
230の前段に反転型ローパスフィルタ220が挿入さ
れている。以下、詳細に説明する切換回路210は、コ
ンデンサ67の、抵抗68,69で分圧された充電電圧
Vmと、ツェナーダイオード213による定電圧Vtと
を、MPU41の出力ポートPO2による切換え制御に
応じてスイッチ部211で切り換えて反転型ローパスフ
ィルタ220に入力する。
【0044】反転型ローパスフィルタ220は、切換回
路210からの充電電圧Vmに含まれるリップルを除去
しさらにそれを反転して直流電圧Vnを生成してVCO
230に出力する。尚、反転した結果、充電電圧Vmと
直流電圧Vnの関係は逆になる。すなわち、充電電圧V
mが上がると直流電圧Vnは下がり、充電電圧Vmが下
がると直流電圧Vnは上がる。
路210からの充電電圧Vmに含まれるリップルを除去
しさらにそれを反転して直流電圧Vnを生成してVCO
230に出力する。尚、反転した結果、充電電圧Vmと
直流電圧Vnの関係は逆になる。すなわち、充電電圧V
mが上がると直流電圧Vnは下がり、充電電圧Vmが下
がると直流電圧Vnは上がる。
【0045】VCO230は、反転型ローパスフィルタ
220からの直流電圧Vnに応じた周波数の基準クロッ
ク信号CLOCKを生成する。この時、直流電圧Vnと
基準クロック信号の周波数の関係は図6の様になる。こ
こで、VCO230の発振の原理について述べる。
220からの直流電圧Vnに応じた周波数の基準クロッ
ク信号CLOCKを生成する。この時、直流電圧Vnと
基準クロック信号の周波数の関係は図6の様になる。こ
こで、VCO230の発振の原理について述べる。
【0046】VCO230において、コンデンサ234
と抵抗233を無視し、シュミットトリガ入力インバー
タ231と可変容量ダイオード235と抵抗232だけ
に着目すると、この発振回路は一般的に良く知られてい
る周波数発振回路と等価であることがわかる。この発振
回路は、可変容量ダイオード235が有する容量値Cと
抵抗232が有する抵抗値Rとの定数で定まる周波数
(概ね1/CRに比例した値)で発振する。
と抵抗233を無視し、シュミットトリガ入力インバー
タ231と可変容量ダイオード235と抵抗232だけ
に着目すると、この発振回路は一般的に良く知られてい
る周波数発振回路と等価であることがわかる。この発振
回路は、可変容量ダイオード235が有する容量値Cと
抵抗232が有する抵抗値Rとの定数で定まる周波数
(概ね1/CRに比例した値)で発振する。
【0047】ここで、抵抗233の働きについて述べ
る。この抵抗233は、反転型ローパスフィルタ220
から供給された直流電圧Vnを、その抵抗233を介し
て可変容量ダイオード235に与える働きをする。抵抗
233無しで反転型ローパスフィルタ220に直結する
だけでも、直流電圧Vnを可変容量ダイオード235に
与えることができるが、可変容量ダイオード235は一
方で抵抗232,シュミットトリガ入力インバータ23
1と発振回路を構成しているので、その両端電圧には交
流電圧が重畳できなければならない。そのために抵抗2
33を介して直流電圧Vnが供給される。このような目
的からして抵抗233は発振回路から見て無視できるく
らい(接続されていないと見なして良い程度の)大きな
値が設定される必要がある。このように大きな値であれ
ば、上述した発振回路のように、発振の振る舞いを考え
る上で抵抗233を無視することができる。
る。この抵抗233は、反転型ローパスフィルタ220
から供給された直流電圧Vnを、その抵抗233を介し
て可変容量ダイオード235に与える働きをする。抵抗
233無しで反転型ローパスフィルタ220に直結する
だけでも、直流電圧Vnを可変容量ダイオード235に
与えることができるが、可変容量ダイオード235は一
方で抵抗232,シュミットトリガ入力インバータ23
1と発振回路を構成しているので、その両端電圧には交
流電圧が重畳できなければならない。そのために抵抗2
33を介して直流電圧Vnが供給される。このような目
的からして抵抗233は発振回路から見て無視できるく
らい(接続されていないと見なして良い程度の)大きな
値が設定される必要がある。このように大きな値であれ
ば、上述した発振回路のように、発振の振る舞いを考え
る上で抵抗233を無視することができる。
【0048】次に、コンデンサ234の働きについて述
べる。このコンデンサ234は、可変容量ダイオード2
35に与えられている直流電圧Vnを、発振回路を構成
するシュミットトリガ入力インバータ231や抵抗23
2に供給しないようにする働きがある。供給しないため
にはコンデンサ234を無くしてしまえばよいのだが、
それでは可変容量ダイオード235,抵抗232,シュ
ミットトリガ入力インバータ231との電気的な接続が
断たれてしまい、そもそもの目的である発振回路を構成
することができない。そこで、発振回路の動作を考える
上では無視できるような大きな容量のコンデンサを接続
する。容量の大きなコンデンサであれば、発振回路から
見れば単純に電線で接続されているのと等価である。こ
れが上述した発振回路における説明でコンデンサ234
を無視することができる理由である。一方、直流電圧V
nから見れば切断されているのと等価となる。
べる。このコンデンサ234は、可変容量ダイオード2
35に与えられている直流電圧Vnを、発振回路を構成
するシュミットトリガ入力インバータ231や抵抗23
2に供給しないようにする働きがある。供給しないため
にはコンデンサ234を無くしてしまえばよいのだが、
それでは可変容量ダイオード235,抵抗232,シュ
ミットトリガ入力インバータ231との電気的な接続が
断たれてしまい、そもそもの目的である発振回路を構成
することができない。そこで、発振回路の動作を考える
上では無視できるような大きな容量のコンデンサを接続
する。容量の大きなコンデンサであれば、発振回路から
見れば単純に電線で接続されているのと等価である。こ
れが上述した発振回路における説明でコンデンサ234
を無視することができる理由である。一方、直流電圧V
nから見れば切断されているのと等価となる。
【0049】ところで、可変容量ダイオード235はそ
れにかかる電圧により容量が変化する性質を持っている
(一般的にダイオードはこのような特性を持っている
が、より顕著にそのような特性を具現するように構成さ
れているのが可変容量ダイオードであり、電圧が高いほ
ど半導体接合部の空乏層領域が拡大し等価容量が大きく
なる)。
れにかかる電圧により容量が変化する性質を持っている
(一般的にダイオードはこのような特性を持っている
が、より顕著にそのような特性を具現するように構成さ
れているのが可変容量ダイオードであり、電圧が高いほ
ど半導体接合部の空乏層領域が拡大し等価容量が大きく
なる)。
【0050】前述したように、可変容量ダイオード23
5には反転型ローパスフィルタ220から出力された直
流電圧Vnが印加されているので、その直流電圧Vnに
従って容量が変化する。また、その容量により発振周波
数も変化する。即ち、直流電圧Vnが上がる→容量が大
きくなる→発振周波数が下がる。
5には反転型ローパスフィルタ220から出力された直
流電圧Vnが印加されているので、その直流電圧Vnに
従って容量が変化する。また、その容量により発振周波
数も変化する。即ち、直流電圧Vnが上がる→容量が大
きくなる→発振周波数が下がる。
【0051】直流電圧Vnが下がる→容量が小さくなる
→発振周波数が上がる。という作用になる。これは電圧
により周波数を可変することができるということを意味
する。
→発振周波数が上がる。という作用になる。これは電圧
により周波数を可変することができるということを意味
する。
【0052】次に、ストロボ充電回路200の動作につ
いて説明する。コンデンサ67が空の状態にある初期の
時点では、コンデンサ67の、直列接続された抵抗6
8,69の抵抗値に応じて分圧された充電電圧Vmが、
切換回路210を介して反転型ローパスフィルタ220
の入力側に印加されるように、MPU41の出力ポート
PO2から‘L’レベルの切換信号が出力される。この
充電電圧Vmは最初の時点では0Vにある。反転型ロー
パスフィルタ220からは、この充電電圧Vmに見合っ
た大きさの直流電圧Vnが出力され、これによりVCO
230から比較的低い周波数の基準クロック信号CLO
CKが生成されてMPU41に入力される。MPU41
は、この基準クロック信号CLOCKに従って動作し、
昇圧用クロック信号FCTを生成する。MPU41に
は、比較的低い周波数の基準クロック信号CLOCKが
入力されるため、生成される昇圧用クロック信号FCT
の周波数も比較的低い。このように、コンデンサ67が
空の状態で充電を開始する初期の充電では、Nチャネル
MOSFET62に大きな充電電流が流れることを防止
するために、MPU41の出力ポートPO1から比較的
低い周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力される。
これによりNチャネルMOSFET62がその昇圧用ク
ロック信号FCTに応じてオンオフし、電池30からの
電力が昇圧用トランス61およびダイオード66を介し
てコンデンサ67に充電され、そのコンデンサ67の充
電電圧が上昇する。すると、抵抗68,69の接続点か
らリップルが重畳された充電電圧Vmが出力される。こ
の充電電圧Vmは、切換回路210を経由して反転型ロ
ーパスフィルタ220に入力される。反転型ローパスフ
ィルタ220は、この充電電圧Vmに重畳されたリップ
ルを除去してさらに反転し直流電圧Vnを生成してVC
O230に出力する。VCO230は、入力された直流
電圧Vnの値に応じた、前回の周波数よりも高い周波数
の基準クロック信号CLOCKを出力する。MPU41
には、このような周波数の基準クロック信号CLOCK
が入力されるため、そのMPU41の出力ポートPO1
からは、前回の昇圧用クロック信号FCTの周波数より
も高い周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力され
る。このようにして、充電電圧Vmの上昇に従い直流電
圧Vnが下がっていくので、結果として徐々に高めの周
波数の昇圧用クロック信号FCTが出力されてコンデン
サ67が充電される。コンデンサ67がストロボ発光が
可能である所定の充電電圧に達したと図示しない手段で
判定されると、MPU41の出力ポートPO1から出力
されている昇圧用クロック信号FCTが停止する。この
ようにしてコンデンサ67への充電が完了する。その
後、ストロボ撮影が行なわれ、コンデンサ67の充電電
圧が放電される。
いて説明する。コンデンサ67が空の状態にある初期の
時点では、コンデンサ67の、直列接続された抵抗6
8,69の抵抗値に応じて分圧された充電電圧Vmが、
切換回路210を介して反転型ローパスフィルタ220
の入力側に印加されるように、MPU41の出力ポート
PO2から‘L’レベルの切換信号が出力される。この
充電電圧Vmは最初の時点では0Vにある。反転型ロー
パスフィルタ220からは、この充電電圧Vmに見合っ
た大きさの直流電圧Vnが出力され、これによりVCO
230から比較的低い周波数の基準クロック信号CLO
CKが生成されてMPU41に入力される。MPU41
は、この基準クロック信号CLOCKに従って動作し、
昇圧用クロック信号FCTを生成する。MPU41に
は、比較的低い周波数の基準クロック信号CLOCKが
入力されるため、生成される昇圧用クロック信号FCT
の周波数も比較的低い。このように、コンデンサ67が
空の状態で充電を開始する初期の充電では、Nチャネル
MOSFET62に大きな充電電流が流れることを防止
するために、MPU41の出力ポートPO1から比較的
低い周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力される。
これによりNチャネルMOSFET62がその昇圧用ク
ロック信号FCTに応じてオンオフし、電池30からの
電力が昇圧用トランス61およびダイオード66を介し
てコンデンサ67に充電され、そのコンデンサ67の充
電電圧が上昇する。すると、抵抗68,69の接続点か
らリップルが重畳された充電電圧Vmが出力される。こ
の充電電圧Vmは、切換回路210を経由して反転型ロ
ーパスフィルタ220に入力される。反転型ローパスフ
ィルタ220は、この充電電圧Vmに重畳されたリップ
ルを除去してさらに反転し直流電圧Vnを生成してVC
O230に出力する。VCO230は、入力された直流
電圧Vnの値に応じた、前回の周波数よりも高い周波数
の基準クロック信号CLOCKを出力する。MPU41
には、このような周波数の基準クロック信号CLOCK
が入力されるため、そのMPU41の出力ポートPO1
からは、前回の昇圧用クロック信号FCTの周波数より
も高い周波数の昇圧用クロック信号FCTが出力され
る。このようにして、充電電圧Vmの上昇に従い直流電
圧Vnが下がっていくので、結果として徐々に高めの周
波数の昇圧用クロック信号FCTが出力されてコンデン
サ67が充電される。コンデンサ67がストロボ発光が
可能である所定の充電電圧に達したと図示しない手段で
判定されると、MPU41の出力ポートPO1から出力
されている昇圧用クロック信号FCTが停止する。この
ようにしてコンデンサ67への充電が完了する。その
後、ストロボ撮影が行なわれ、コンデンサ67の充電電
圧が放電される。
【0053】ここで、ストロボ充電時以外の時は、MP
U41の処理速度の変化を抑えるために、ツェナーダイ
オード213により定まる定電圧Vtが反転型ローパス
フィルタ220に印加されるように、MPU41の出力
ポートPO2から‘H’レベルの切換信号が出力され
る。これにより、反転型ローパスフィルタ220に定電
圧Vtが印加される。反転型ローパスフィルタ220か
らは、この定電圧Vtの大きさに見合った高さの直流電
圧Vnが出力され、これによりVCO230から所定の
周波数の基準クロック信号CLOCKが生成されてMP
U41に入力される。MPU41は、この基準クロック
信号CLOCKに従って動作し、ストロボ充電以外の他
のシーケンス制御を行なう。MPU41には、このよう
に所定の周波数の基準クロック信号CLOCKが入力さ
れるため、シーケンス制御における処理速度の変化を抑
えることができる。
U41の処理速度の変化を抑えるために、ツェナーダイ
オード213により定まる定電圧Vtが反転型ローパス
フィルタ220に印加されるように、MPU41の出力
ポートPO2から‘H’レベルの切換信号が出力され
る。これにより、反転型ローパスフィルタ220に定電
圧Vtが印加される。反転型ローパスフィルタ220か
らは、この定電圧Vtの大きさに見合った高さの直流電
圧Vnが出力され、これによりVCO230から所定の
周波数の基準クロック信号CLOCKが生成されてMP
U41に入力される。MPU41は、この基準クロック
信号CLOCKに従って動作し、ストロボ充電以外の他
のシーケンス制御を行なう。MPU41には、このよう
に所定の周波数の基準クロック信号CLOCKが入力さ
れるため、シーケンス制御における処理速度の変化を抑
えることができる。
【0054】尚、本実施形態では、1つの定電圧Vtの
例で説明したが、複数の定電圧を用意しておいて選択で
きるようにしてもよい。その場合は、処理速度と消費電
力の兼ね合いから最適な定電圧を選択するようにするこ
とが好ましい。
例で説明したが、複数の定電圧を用意しておいて選択で
きるようにしてもよい。その場合は、処理速度と消費電
力の兼ね合いから最適な定電圧を選択するようにするこ
とが好ましい。
【0055】また、本実施形態では、コンデンサ67の
充電電圧Vmと定電圧Vtとを、MPU41の出力ポー
ト2からの信号のレベルにより切り換えた例で説明した
が、ストロボポップアップスイッチ等のメカニカルスイ
ッチと連動させて切り換えてもよい。
充電電圧Vmと定電圧Vtとを、MPU41の出力ポー
ト2からの信号のレベルにより切り換えた例で説明した
が、ストロボポップアップスイッチ等のメカニカルスイ
ッチと連動させて切り換えてもよい。
【0056】さらに、本実施形態では、リップルを除去
するローパスフィルタの例で説明したが、本発明のノイ
ズ除去回路は、コンデンサの充電電圧に含まれるノイズ
を除去するものであればよい。
するローパスフィルタの例で説明したが、本発明のノイ
ズ除去回路は、コンデンサの充電電圧に含まれるノイズ
を除去するものであればよい。
【0057】また、本発明は、ロール状の写真フイルム
上に写真撮影を行なう通常のカメラに限られるものでは
なく、フイルムをカメラ外部に送り出すとともに現像す
るインスタントカメラ、あるいはCCD受光素子アレイ
上に被写体の像を結像させて画像を信号として取り込む
電子スチールカメラのいずれにも本発明を適用すること
ができる。
上に写真撮影を行なう通常のカメラに限られるものでは
なく、フイルムをカメラ外部に送り出すとともに現像す
るインスタントカメラ、あるいはCCD受光素子アレイ
上に被写体の像を結像させて画像を信号として取り込む
電子スチールカメラのいずれにも本発明を適用すること
ができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンデンサの充電電圧に応じて適切な周波数の昇圧用ク
ロック信号が出力されてコンデンサが効率よく充電され
る。
コンデンサの充電電圧に応じて適切な周波数の昇圧用ク
ロック信号が出力されてコンデンサが効率よく充電され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のストロボ充電装置を備え
たカメラを前面斜め上から見た外観斜視図である。
たカメラを前面斜め上から見た外観斜視図である。
【図2】図1のカメラを背面斜め上から見た外観斜視図
である。
である。
【図3】図1に示すカメラの、ストロボ装置を構成する
ストロボ充電回路を示す図である。
ストロボ充電回路を示す図である。
【図4】図3に示すVCOの入出力特性を示すグラフで
ある。
ある。
【図5】図3に示すストロボ充電回路とは異なるストロ
ボ充電回路を示す図である。
ボ充電回路を示す図である。
【図6】図5に示す反転型ローパフィルタの特性を示す
グラフである。
グラフである。
【図7】従来の、他励式のストロボ充電方式を採用した
ストロボ充電回路を示す図である。
ストロボ充電回路を示す図である。
10 カメラ 11 ズーム鏡胴 11a 光学ズームレンズ 12 AF投光窓 13 AF受光窓 14 ズームファインダ窓 15 AE受光窓 18 シャッタボタン 20 ストロボ装置 20a 閃光部 21 ストロボオンオフスイッチ 22 ファインダ接眼窓 23 ズーム操作レバー 30 電池 40,41 MPU 50 レギュレータ 61 昇圧用トランス 62 NチャネルMOSFET 64,65,68,69,212,223,232,2
33 抵抗 66 ダイオード 67,222,234 コンデンサ 70,230 VCO(電圧制御発振器) 100,200 ストロボ充電回路 210 切換回路 211 スイッチ部 213 ツェナーダイオード 220 反転型ローパスフィルタ 221 比較器 231 シュミットトリガ入力インバータ 235 可変容量ダイオード
33 抵抗 66 ダイオード 67,222,234 コンデンサ 70,230 VCO(電圧制御発振器) 100,200 ストロボ充電回路 210 切換回路 211 スイッチ部 213 ツェナーダイオード 220 反転型ローパスフィルタ 221 比較器 231 シュミットトリガ入力インバータ 235 可変容量ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H053 BA06 5G003 AA04 BA01 CA14 CC02 DA02 GA01 GB04 GC05 5G065 AA05 DA08 EA02 FA05 GA02 HA04 HA17 JA07 LA01 MA03 MA09 MA10 NA01 NA05 NA06 5H030 AS11 BB21
Claims (3)
- 【請求項1】 電源からの電力を昇圧用トランスを介し
てコンデンサに充電し、該コンデンサに充電された電力
を放電して閃光を発するストロボ装置を備えたストロボ
充電装置において、 前記ストロボ装置が、 前記昇圧用トランスの一次巻線に直列に接続された、昇
圧用クロック信号に応じてオンオフするスイッチング素
子と、 前記コンデンサの充電電圧に応じた周波数の基準クロッ
ク信号を生成する電圧制御発振器と、 前記電圧制御発振器で得られた基準クロック信号に従っ
て動作し、前記昇圧用クロック信号の生成、停止を含む
制御を行なう制御部とを備えたことを特徴とするストロ
ボ充電装置。 - 【請求項2】 前記コンデンサの充電電圧に含まれるノ
イズを除去して前記電圧制御発振器に伝達するノイズ除
去回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のストロ
ボ充電装置。 - 【請求項3】 前記コンデンサの充電電圧と所定の定電
圧とを前記制御部による切換え制御に応じて切り換えて
前記電圧制御発振器に伝達する切換回路を備えたことを
特徴とする請求項1記載のストロボ充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000277421A JP2002090824A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | ストロボ充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000277421A JP2002090824A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | ストロボ充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002090824A true JP2002090824A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18762752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000277421A Withdrawn JP2002090824A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | ストロボ充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002090824A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100343752C (zh) * | 2003-03-17 | 2007-10-17 | 英华达(上海)电子有限公司 | 具有闪光灯的电池及其操作方法和使用其的装置 |
WO2011074154A1 (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | 三菱電機株式会社 | Dc/dcコンバータ |
JP2012080696A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 充電システムおよび充電方法 |
JP2013025233A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Canon Inc | ストロボ装置及びその制御方法 |
JP2013542556A (ja) * | 2010-09-20 | 2013-11-21 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | バッテリモジュール電圧を測定するためのバッテリシステム |
-
2000
- 2000-09-13 JP JP2000277421A patent/JP2002090824A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013542556A (ja) * | 2010-09-20 | 2013-11-21 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | バッテリモジュール電圧を測定するためのバッテリシステム |
JP2012080696A (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-19 | Lenovo Singapore Pte Ltd | 充電システムおよび充電方法 |
US8963505B2 (en) | 2010-10-04 | 2015-02-24 | Lenovo (Singapore) Pte Ltd. | Method and apparatus for charging batteries |
JP2013025233A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Canon Inc | ストロボ装置及びその制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20071204 |