JP2002090161A - ナビゲーション方法、ナビゲーション装置、その情報提供装置およびナビゲーションシステム - Google Patents

ナビゲーション方法、ナビゲーション装置、その情報提供装置およびナビゲーションシステム

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JP2002090161A
JP2002090161A JP2000282851A JP2000282851A JP2002090161A JP 2002090161 A JP2002090161 A JP 2002090161A JP 2000282851 A JP2000282851 A JP 2000282851A JP 2000282851 A JP2000282851 A JP 2000282851A JP 2002090161 A JP2002090161 A JP 2002090161A
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JP2000282851A
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English (en)
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Kiyoshi Kawamoto
清 河本
Shingo Ishida
真吾 石田
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Equos Research Co Ltd
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Equos Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 案内経路から離脱しても、運転者を煩わせる
ことなく、経路案内し得るナビゲーション方法、ナビゲ
ーション装置、その情報提供装置およびナビゲーション
システムを提供する。 【解決手段】 本ナビゲーション方法では、目的地Gに
至るまでの案内経路αに沿って走行していた車両M(走
行軌跡β)が案内経路αから離脱(β’)したと判断す
ると、車載装置は離脱後の現在の位置情報pおよび進行
方向情報dを情報センタに送信する。情報センタは現在
の位置情報pおよび進行方向情報dを受信すると、これ
らの受信情報p、dに基づいて車両Mの進行方向(矢
印)に従った経路を案内するための経路情報を車載装置
に送信する。これにより、車両Mは、運転者にとって煩
わしいUターン等の方向転換をすることなく、経路情報
による案内経路γに沿って目的地Gまで走行することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経路案内するため
の経路情報をセンタ側から移動側に送信し、該経路情報
に基づいて移動側で経路案内を行う場合に好適なナビゲ
ーション方法、ナビゲーション装置、その情報提供装置
およびナビゲーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、移動側とセンタ側との通信に
より種々の情報のやり取りを行い、このやり取りした情
報に基づいて移動側で経路案内を行うナビゲーションシ
ステムが数多く提案されている。そして、このようなナ
ビゲーションシステムの中でも、例えば特開平11−1
87456号公報に開示される「情報交換システム」で
は、移動体の現在位置が案内経路から離脱した場合、現
在位置データと共に再経路要求をセンタに送信し、新し
い経路の再検索を行うシステムが提案されている。即
ち、センタでは、案内経路を離脱した移動体の現在位置
データと識別用IDに対応する目的地データとに基づい
て経路を再検索して移動体に送信し、移動体では、受信
した新しい経路に基づいて目的地まで案内される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
開公報に開示される「情報交換システム」によると、セ
ンタから移動体に送信される新しい経路は、離脱後の移
動体の現在位置データと目的地データとに基づいて検索
されたものであるため、経路離脱した後の移動体の進行
方向は何ら考慮されていない。
【0004】例えば移動体が車両である場合、再検索さ
れた新しい案内経路は、現在位置から目的地に到達する
ための経路であるため、そのような経路には車両が現在
進行している方向が必ずしも反映されているわけではな
い。そのため、経路を離脱した車両が本来の目的地に対
して逆方向等に走行をしている場合には、この新しい経
路案内に従うためにUターンをしたり、あるいは右折や
左折する等の進行方向を転換する必要が生じ、運転者を
煩わせることになる。
【0005】また、高速道路や一方通行道路等の進行方
向が一方向に限定される道路を走行中の車両にあって
は、このようなUターン等の方向転換を直ちに行うこと
が困難である。そのため、案内経路から離脱しているこ
とを運転者が認識していても、このような進行方向が一
方向に限定される道路を通過するまでは、新しい経路案
内に従うことができないという精神的な苛立ち感を速や
かに解消することができない。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、案内経
路から離脱しても、運転者を煩わせることなく、経路案
内し得るナビゲーション方法、ナビゲーション装置、そ
の情報提供装置およびナビゲーションシステムを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のナビゲーション方法では、移動側が目的
地に至るまでの経路の案内をするための経路情報をセン
タ側から移動側に送信し、該経路情報に基づいて前記移
動側で経路案内を行うナビゲーション方法であって、前
記移動側は、前記経路情報に基づく案内経路から離脱し
たと判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行方
向情報を前記センタ側に送信し、前記センタ側は、前記
現在の位置情報および進行方向情報を受信すると、これ
らの受信情報に基づいて前記移動側の進行方向に従った
経路を案内するための経路情報を前記移動側に送信する
ことを技術的特徴とする。
【0008】また、請求項2のナビゲーション装置で
は、移動側が目的地に至るまでの経路の案内をするため
の経路情報をセンタ側から受信し、該経路情報に基づい
て経路案内を行う前記移動側のナビゲーション装置であ
って、前記移動側の現在の位置情報を取得する位置情報
取得手段と、前記位置情報取得手段による現在の位置情
報と前記経路情報に基づく案内経路とにより、前記移動
側が経路離脱したか否かを判断する経路離脱判断手段
と、前記移動側の現在の進行方向情報を取得する方位情
報取得手段と、前記経路離脱判断手段により経路離脱し
たと判断すると、離脱後の前記現在の位置情報および前
記進行方向情報を前記センタ側に送信する離脱情報送信
手段と、を備えることを技術的特徴とする。
【0009】さらに、請求項3のナビゲーションの情報
提供装置では、移動側が目的地に至るまでの経路の案内
をするための経路情報を前記移動側に送信するナビゲー
ションの情報提供装置であって、前記経路情報に基づく
案内経路から離脱したと判断した前記移動側が送信した
離脱後の現在の位置情報および進行方向情報を受信する
離脱情報受信手段と、前記現在の位置情報および進行方
向情報に基づいて前記移動側の進行方向に従った経路情
報を探索する経路情報探索手段と、前記経路情報探索手
段によって探索された経路情報を前記移動側に送信する
経路情報送信手段と、を備えることを技術的特徴とす
る。
【0010】さらにまた、請求項4のナビゲーションシ
ステムでは、移動側が目的地に至るまでの経路の案内を
するための経路情報をセンタ側から移動側に送信し、該
経路情報に基づいて前記移動側で経路案内を行うナビゲ
ーションシステムであって、前記移動側は、前記経路情
報に基づく案内経路から離脱したと判断すると、離脱後
の現在の位置情報および進行方向情報を前記センタ側に
送信する手段を有し、前記センタ側は、前記現在の位置
情報および進行方向情報を受信すると、これらの受信情
報に基づいて前記移動側の進行方向に従った経路を案内
するための経路情報を前記移動側に送信する手段を有す
ることを技術的特徴とする。
【0011】上記目的を達成するため、請求項5のナビ
ゲーション方法では、移動側が目的地に至るまでの経路
の案内をするための経路情報をセンタ側から移動側に送
信し、該経路情報に基づいて前記移動側で経路案内を行
うナビゲーション方法であって、前記移動側は、前記経
路情報に基づく案内経路から離脱したと判断すると、離
脱後の移動軌跡情報を前記センタ側に送信し、前記セン
タ側は、前記移動軌跡情報を受信すると、この移動軌跡
情報に基づいて前記移動側の進行方向に従った経路を案
内するための経路情報を前記移動側に送信することを技
術的特徴とする。
【0012】また、請求項6のナビゲーション装置で
は、移動側が目的地に至るまでの経路の案内をするため
の経路情報をセンタ側から受信し、該経路情報に基づい
て経路案内を行う前記移動側のナビゲーション装置であ
って、前記移動側の現在の位置情報を取得する位置情報
取得手段と、前記位置情報取得手段による現在の位置情
報と前記経路情報に基づく案内経路とにより、前記移動
側が経路離脱したか否かを判断する経路離脱判断手段
と、前記経路離脱判断手段により経路離脱したと判断す
ると、離脱後の移動軌跡情報を取得する軌跡情報取得手
段と、前記軌跡情報取得手段により取得した前記移動軌
跡情報を前記センタ側に送信する離脱情報送信手段と、
を備えることを技術的特徴とする。
【0013】さらに、請求項7のナビゲーションの情報
提供装置では、移動側が目的地に至るまでの経路の案内
をするための経路情報を前記移動側に送信するナビゲー
ションの情報提供装置であって、前記経路情報に基づく
案内経路から離脱したと判断した前記移動側が送信した
離脱後の移動軌跡情報を受信する離脱情報受信手段と、
前記移動軌跡情報に基づいて前記移動側の進行方向に従
った経路情報を探索する経路情報探索手段と、前記経路
情報探索手段によって探索された経路情報を前記移動側
に送信する経路情報送信手段と、を備えることを技術的
特徴とする。
【0014】さらにまた、請求項8のナビゲーションシ
ステムでは、移動側が目的地に至るまでの経路の案内を
するための経路情報をセンタ側から移動側に送信し、該
経路情報に基づいて前記移動側で経路案内を行うナビゲ
ーション方法であって、前記移動側は、前記経路情報に
基づく案内経路から離脱したと判断すると、離脱後の移
動軌跡情報を前記センタ側に送信する手段を有し、前記
センタ側は、前記移動軌跡情報を受信すると、この移動
軌跡情報に基づいて前記移動側の進行方向に従った経路
を案内するための経路情報を前記移動側に送信する手段
を有することを技術的特徴とする。
【0015】請求項1に係るナビゲーション方法の発明
では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離脱し
たと判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行方
向情報をセンタ側に送信し、センタ側は、現在の位置情
報および進行方向情報を受信すると、これらの受信情報
に基づいて移動側の進行方向に従った経路を案内するた
めの経路情報を移動側に送信する。即ち、移動側は、案
内経路から離脱すると、離脱後の進行方向に従った経路
を案内する経路情報をセンタ側から受信する。これによ
り、移動側では、運転者にとって煩わしいUターン等の
方向転換をすることなく、当該経路情報による案内経路
に沿って目的地まで移動することができる。
【0016】請求項2に係るナビゲーション装置の発明
では、位置情報取得手段により、移動側の現在の位置情
報を取得し、経路離脱判断手段により、位置情報取得手
段による現在の位置情報と経路情報に基づく案内経路と
により移動側が経路離脱したか否かを判断し、方位情報
取得手段により、移動側の現在の進行方向情報を取得
し、離脱情報送信手段により、経路離脱判断手段により
経路離脱したと判断すると離脱後の現在の位置情報およ
び進行方向情報をセンタ側に送信する。即ち、センタ側
から受信した経路情報に基づく案内経路から離脱したと
判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行方向情
報をセンタ側に送信する。これにより、経路離脱後の移
動側の現在の位置情報とその進行方向情報をセンタ側に
対し通知することができるので、センタ側ではこれらの
情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を案内す
るための経路情報を移動側に提供することができる。
【0017】請求項3に係るナビゲーションの情報提供
装置の発明では、離脱情報受信手段により、経路情報に
基づく案内経路から離脱したと判断した移動側が送信し
た離脱後の現在の位置情報および進行方向情報を受信
し、経路情報探索手段により、現在の位置情報および進
行方向情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路情
報を探索し、経路情報送信手段により、経路情報探索手
段によって探索された経路情報を移動側に送信する。即
ち、移動側から受信した離脱後の現在の位置情報および
進行方向情報に基づいて探索した「移動側の進行方向に
従った経路情報」を移動側に送信する。これにより、移
動側の進行方向に従った経路情報を移動側に対して提供
することができるので、移動側ではこのようなセンタ側
からの経路情報により、運転者にとって煩わしいUター
ン等の方向転換をすることなく、当該経路情報による案
内経路に沿って目的地まで移動することができる。
【0018】請求項4に係るナビゲーションシステムの
発明では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離
脱したと判断すると、離脱後の現在の位置情報および進
行方向情報をセンタ側に送信する手段を有し、センタ側
は、現在の位置情報および進行方向情報を受信すると、
これらの受信情報に基づいて移動側の進行方向に従った
経路を案内するための経路情報を移動側に送信する手段
を有する。即ち、移動側は、案内経路から離脱すると、
離脱後の進行方向に従った経路を案内する経路情報をセ
ンタ側から受信する。これにより、移動側では、運転者
にとって煩わしいUターン等の方向転換をすることな
く、当該経路情報による案内経路に沿って目的地まで移
動することができる。
【0019】請求項5に係るナビゲーション方法の発明
では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離脱し
たと判断すると、離脱後の移動軌跡情報をセンタ側に送
信し、センタ側は、移動軌跡情報を受信すると、この移
動軌跡情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を
案内するための経路情報を移動側に送信する。即ち、移
動側は、案内経路から離脱すると、離脱後の進行方向に
従った経路を案内する経路情報をセンタ側から受信す
る。これにより、移動側では、運転者にとって煩わしい
Uターン等の方向転換をすることなく、当該経路情報に
よる案内経路に沿って目的地まで移動することができ
る。
【0020】請求項6に係るナビゲーション装置の発明
では、位置情報取得手段により、移動側の現在の位置情
報を取得し、経路離脱判断手段により、位置情報取得手
段による現在の位置情報と経路情報に基づく案内経路と
により移動側が経路離脱したか否かを判断し、軌跡情報
取得手段により、経路離脱判断手段により経路離脱した
と判断すると離脱後の移動軌跡情報を取得し、離脱情報
送信手段により、軌跡情報取得手段により取得した移動
軌跡情報を前記センタ側に送信する。即ち、センタ側か
ら受信した経路情報に基づく案内経路から離脱したと判
断すると、離脱後の移動軌跡情報をセンタ側に送信す
る。これにより、経路離脱後の移動側の移動軌跡情報を
センタ側に対し通知することができるので、センタ側で
はこの情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を
案内するための経路情報を移動側に提供することができ
る。
【0021】請求項7に係るナビゲーションの情報提供
装置の発明では、離脱情報受信手段により、経路情報に
基づく案内経路から離脱したと判断した移動側が送信し
た離脱後の移動軌跡情報を受信し、経路情報探索手段に
より、移動軌跡情報に基づいて移動側の進行方向に従っ
た経路情報を探索し、経路情報送信手段により、経路情
報探索手段によって探索された経路情報を移動側に送信
する。即ち、移動側から受信した離脱後の移動軌跡情報
に基づいて探索した「移動側の進行方向に従った経路情
報」を移動側に送信する。これにより、移動側の進行方
向に従った経路情報を移動側に対して提供することがで
きるので、移動側ではこのようなセンタ側からの経路情
報により、運転者にとって煩わしいUターン等の方向転
換をすることなく、当該経路情報による案内経路に沿っ
て目的地まで移動することができる。
【0022】請求項8に係るナビゲーションシステムの
発明では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離
脱したと判断すると、離脱後の移動軌跡情報をセンタ側
に送信する手段を有し、センタ側は、移動軌跡情報を受
信すると、この移動軌跡情報に基づいて移動側の進行方
向に従った経路を案内するための経路情報を移動側に送
信する。即ち、移動側は、案内経路から離脱すると、離
脱後の進行方向に従った経路を案内する経路情報をセン
タ側から受信する。これにより、移動側では、運転者に
とって煩わしいUターン等の方向転換をすることなく、
当該経路情報による案内経路に沿って目的地まで移動す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明のナビゲーション方
法、ナビゲーション装置、その情報提供装置およびナビ
ゲーションシステムの実施形態について図を参照して説
明する。本発明の一実施態様に係るナビゲーションシス
テムは、情報センタ(センタ側)と車載装置(移動側)
とから構成される。そして、ナビゲーションの開始位置
から終了位置(目的地)に至る経路探索の経路・案内デ
ータ(経路情報)を分割して車載装置に送信し、この送
信された分割データに基づいて利用者に経路案内を行う
ナビゲーション機能、および、案内経路を離脱した車載
装置(移動側)に、離脱後の進行方向に従った経路・案
内データを情報センタ(センタ側)が送信する機能を備
える。
【0024】図1に示すように、情報センタ10は、主
に、送受信部12、演算処理部14、データベース30
および外部情報収集部40から構成される。送受信部1
2は、送信装置、受信装置を含む無線通信機器であり、
車載装置100との間で無線回線によるデータの送受信
を行うためのものである。例えば自動車電話機、携帯電
話機、PHS等の無線通信システムを利用し、その通信
形態は例えばパケット通信方式を採る。
【0025】演算処理部14は、演算処理を行なうCP
U16、各種のプログラムやデータが格納されるメモリ
18が含まれている。メモリ18には、車両の現在位置
(ナビゲーションの開始位置)から目的地までの経路を
探索する経路探索プログラム20、探索された経路のセ
グメント分割や車両側に送信する道路長を設定するセグ
メント処理プログラム22、これによって設定された道
路長に対応する案内データを検索して抽出し編集する案
内データ抽出プログラム24、車両の経路離脱後の新た
な経路を探索する新経路探索プログラム25、全体の動
作を制御管理するシステム制御プログラム26等、情報
センタ10で実行される各種のプログラムが格納されて
いる。またメモリ18には、それらのプログラムの実行
に使用される所定の作業領域も確保されている。
【0026】データベース30は、推奨経路を探索する
ための経路探索用データ32、経路案内のデータを蓄積
した案内用データ34、通信エリアに関するデータを蓄
積した通信エリアデータ36、目的地を設定する電話番
号や住所等の目的地設定用データ38等の経路探索およ
び経路案内に必要なデータを格納している。
【0027】経路探索用データ32は、交差点に関する
データ、道路に関するデータ、ノード点に関するデータ
等を含んでいる。また案内用データ34には、各交差点
や道路の地図データ、主要な施設を示すランドマークデ
ータ、音声案内データ等の各種案内データが含まれる。
通信エリアデータ36には、電波の不感地帯、電波が届
いても電波が弱い通信不適切な地帯等、予め情報センタ
10側で把握している通信状況に関するデータが含まれ
る。
【0028】さらに、データベース30には、外部情報
収集部40が接続されている。この外部情報収集部40
は、道路工事、交通規制、道路や施設の新設、通信エリ
アの変更等、最新の道路・交通情報や通信情報を電話回
線等を利用して収集し、データベース30に格納された
データを随時更新するためのものである。
【0029】次に、車載装置100について説明する。
車載装置100は、演算処理部101はCPUを中心
に、主に、メモリ102、入力部103、位置計測部1
04、方位計測部105、表示部106、音声出力部1
07および送受信部108から構成されており、さらに
メモリ102は、プログラム格納領域102A(例えば
ROM)と、データ記憶領域102B(例えばRAM)
とから構成されている。
【0030】メモリ102のプログラム格納領域102
Aは、情報センタ10から送信される経路データや案内
データに基づいて経路やランドマークを表示部106に
表示したり、経路案内の音声を音声出力部107から出
力する経路案内プログラム150、車両現在位置と受信
した経路・案内データを比較して次の経路に対する経路
・案内データを要求するデータリクエストプログラム1
52、案内経路から離脱したときに経路離脱情報を情報
センタ10に送信する経路離脱プログラム153、全体
の動作を制御する制御プログラム154等、演算処理部
101で実行されるプログラムを格納する。
【0031】一方、メモリ102のデータ記憶領域10
2Bは、プログラムの実行に際して作業領域として使用
される他、例えば、情報センタ10から送信される経路
・案内データ160、車両固有のIDデータ162、位
置計測部104により計測される車両位置データ(経度
・緯度)164、方位計測部105により計測される走
行方向位置データ166、走行軌跡データ168等を格
納する。
【0032】なお、車両位置データ164には、位置計
測部104によって所定時間間隔で測定した現在位置デ
ータの他に、過去の複数の位置データも含まれている。
例えば、一定距離に含まれる測定点の位置データ、また
は一定数の測定点の位置データが記憶される。新たに位
置計測部104で計測が行われると、その最新の位置デ
ータが記憶されるとともに、最も古く記憶された位置デ
ータは消去される。
【0033】そのため、これら複数の位置データを結ぶ
ことで、車両の走行軌跡を得ることができるので、これ
を適宜、走行軌跡データ168としてメモリ102のデ
ータ記憶領域102Bに格納する。この走行軌跡データ
168は、前述した走行方向データ166に代えて使用
されたり、また車両が走行している道路を特定するため
のいわゆるマップマッチングに使用される。
【0034】位置計測部104は、いわゆるGPS等を
利用して車両の位置を計測し、経度・緯度により現在の
車両位置データを出力するためのもので、複数のGPS
衛星からの信号を受信して車両の絶対位置を計測するG
PS受信機、車両の相対位置を計測するための速度セン
サ等を備えている。これらセンサによって計測される相
対位置は、GPS受信機が衛星からの電波を受信できな
いトンネル内等において位置を得たり、GPS受信機に
よって計測された絶対位置の測位誤差を補正する等に利
用される。
【0035】方位計測部105は、車両の進行方向を計
測するもので、ジャイロセンサやジャイロコンパス等の
方位センサを備えている。例えば北点から東まわりに0
゜から360゜までの角度で表される方位角や、地磁気
の地場方向の方位である偏角、等によって車両の進行方
向が測定される。この方位センサによる車両の進行方向
情報は、位置計測部104の速度センサによる車速情報
とともに自律航法に使用される他、案内経路から離脱し
た後の車両の進行方向を経路離脱情報として情報センタ
10に通知される。
【0036】そのため、この方位計測部105は、GP
S受信機による車両の絶対位置と前述した走行軌跡デー
タ168との組み合わせにより、車両の進行方向を演算
処理するものであっても良い。また、主要幹線道路等の
側帯に所定間隔毎に設けられたサインポストから発射さ
れる電波を受信可能な受信機を備えている場合には、そ
の受信電波の電界強度値によって電波の強弱を判断し、
当該道路から離脱方向を検出するものであっても良い。
【0037】なお、方位計測部105によることなく、
メモリ102に格納された走行軌跡データ168から、
経路離脱した後の車両の進行方向を求めても良い。即
ち、走行軌跡データ168による走行軌跡の先頭位置座
標は「現在の位置情報」に相当し、また先頭位置座標と
その直前位置座標とを結ぶ線の先頭位置方向は「現在の
進行方向情報」に相当するため、情報センタ10等のC
PUによる演算処理により現在の進行方向情報が求めら
れるからである。
【0038】入力部103には、各種スイッチ、表示部
106の表示面に取り付けられたタッチパネル、リモコ
ン、音声認識を利用したデータ入力装置等が含まれる。
タッチパネルでは、表示部106に表示されたアイコン
等を利用者が指でタッチすることによって、対応するデ
ータや命令が入力される。音声認識を利用したデータ入
力装置では、利用者が音声を発することによってそれに
対応するデータや命令が入力される。
【0039】表示部106は、液晶やCRT等によるデ
ィスプレイで、前述したタッチパネルを備えている。送
受信部108は、情報センタ10側とデータの送受信を
行うための通信装置で、送信装置、受信装置を含む通信
機器によって構成されている。これも、情報センタ10
側と同様に、例えば自動車電話機、携帯電話機、PHS
等の無線通信システムを利用する。
【0040】ここで、まずナビゲーションシステムの基
本的なナビゲーション機能を図1〜図3に基づいて簡単
に説明する。図2および図3に示すように、本ナビゲー
ション機能は、目的地に至るまでの経路探索の経路・案
内データを分割して車両に搭載された車載装置100に
送信する情報センタ10による経路探索処理と、この送
信された分割データに基づいて運転者等に経路案内を行
う車両の車載装置100による分割経路受信処理と、か
らなる。
【0041】図2には、情報センタ10による経路探索
処理の流れが示されている。この処理は、車載装置10
0側からの経路取得要求を受信したか否かを判断する処
理(S510)から始まるので、まず車載装置100に
よる経路取得要求の送信について説明する。なお、この
経路取得要求の送信は、図3に示すステップ552に該
当する。
【0042】図1に示すように、車載装置100側で
は、メモリ102に格納されている制御プログラム15
4が演算処理部101で実行されている。この状態で、
ユーザの入力操作に基づいてメモリ102に格納されて
いるデータリクエストプログラム152が実行される
と、位置計測部104で計測した車両の現在位置および
目的地等の各情報を情報センタ10に送受信部108に
よって送信する。このとき自車と他車を識別するための
IDも同時に送信する。
【0043】情報センタ10では、車両から送信した経
路取得要求等を送受信部12で受信すると、これらの情
報を送受信部12から演算処理部14に送る。これらの
情報を取得した演算処理部14では、前述したようにメ
モリ18に格納されている経路探索プログラム20によ
る経路探索処理が行われているので、図2に戻り引き続
きその処理の流れを説明する。
【0044】図2に示すように、経路探索処理ではステ
ップ510により経路取得要求を受信したと判断すると
(S510でYes)、経路取得要求とともに得た各情
報から目的地情報を抽出することにより目的地入力の有
無を判断する(S512)。これにより目的地入力があ
ると判断すれば(S512でYes)、この目的地情報
から目的地を決定し、次のステップ514で目的地まで
の経路を探索する。一方、目的地入力があると判断でき
なければ(S512でNo)、目的地なしくして経路探
索を行うことができないので、この経路探索処理を終了
して制御プログラム26に処理を移す。
【0045】ステップ514により探索された推奨経路
は、メモリ18に格納されたセグメント処理プログラム
22によって実行され、探索された経路をナビゲーショ
ンの単位である所定長のセグメントに分割される(S5
16)。
【0046】ステップ520による分割経路情報の作成
では、前ステップ516により分割された分割経路とそ
れに伴う案内データをメモリ18に格納された案内デー
タ抽出プログラム24により案内用データ34から抽出
し、案内データを付加した分割経路情報を作成、編集す
る。これにより、車載装置100に送信すべき分割経路
情報の作成が完了するので、次ステップ522により分
割経路情報の受信指示を車載装置100側に送信する。
続いてステップ524により分割経路情報を車載装置1
00側に送信する。これら送信処理は送受信部12を介
して行われ、所定の無線回線によって車載装置100側
に分割経路情報が無線伝送される。
【0047】続いて、車載装置100の作動を説明す
る。図3には、車載装置100による分割経路情報受信
処理の流れが示されている。この処理は、移動中の車両
が現在位置している分割区間の次の区間の分割経路情報
を取得するためのものであるので、演算処理部101に
よる制御プログラム154が、位置計測部104におけ
る車両現在位置により、経路の分割経路切替地点の手前
から所定の距離地点に車両が到達したと判断したときに
起動される。
【0048】まずステップ550により位置計測部10
4における車両現在位置を確認し、車両の現在位置が目
的地周辺に位置するか否かを判断する。そして、車両の
現在位置が目的地の周辺に位置していると判断すれば
(S550でYes)、これ以上分割経路情報を要求す
る必要がないので、分割経路受信処理を終了して制御プ
ログラム26に処理を移す。一方、目的地の周辺に位置
していると判断しなければ(S550でNo)、処理を
ステップ552に移し、情報センタ10に対して経路取
得要求の送信を行う。
【0049】ステップ552では、メモリ102に格納
されたデータリクエストプログラム152を実行するこ
とで、情報センタ10に経路取得要求を送信する。この
ステップ552による処理の説明は、前述した情報セン
タ10のステップ510による処理を説明する際に既述
しているので省略する。ステップ552による経路取得
要求の送信が完了すると、次にステップ554に処理を
移行する。
【0050】ステップ554では、前述した情報センタ
10の経路探索処理により行われる分割経路情報の受信
指示(S522)を車載装置100側が受信したか否か
を判断する。受信指示を受けていれば(S554でYe
s)、情報センタ10側から分割経路情報が追って送信
されてくるので、それを受信すべく次ステップ556に
処理を移行し、分割経路情報の受信に移る。一方、受信
指示を受けていなければ(S554でNo)、ステップ
554を再実行し受信指示を受けるまで待つ。
【0051】ステップ556により分割経路情報をすべ
て受信できると、演算処理部101は受信した分割経路
情報を経路案内データ160としてメモリ102に格納
し受信が完了する。次にステップ562に処理を移行
し、メモリ102に格納された経路案内プログラム15
0を実行すると、受信した経路案内データ160を利用
して分割された経路の地図やランドマークが表示部10
6に表示され、また交差点の右左折等では該当する音声
案内が音声出力部107から出力される。
【0052】以上説明したようにナビゲーションシステ
ムが作動することによって、車両に搭載された車載装置
100により推奨経路がその表示部106等により明示
されるので、運転者等は案内される経路に従った進路を
採ることで迷うことなく目的地に到着することができ
る。
【0053】次に、車両が案内経路から離脱した場合に
おける車載装置100の処理と、この処理に対する情報
センタ10の処理とを図4および図5に基づいて説明す
る。図4には、車載装置100による2つの処理の流れ
が示されている。図4(A) に示す経路離脱判断処理は、
走行中あるいは停車中の車両の車載装置100が前述し
た分割経路受信処理による案内経路から離脱しているか
否かを判断し、経路を離脱しているときには図4(B) に
示す経路離脱時処理に処理を移行するものである。また
図4(B) に示す経路離脱時処理は、経路離脱した車両の
車載装置100が新たな案内経路を要求するために経路
離脱情報を情報センタ10に通知するものである。な
お、これら2つの処理は、メモリ102に格納されてい
る経路離脱プログラム153を実行する演算処理部10
1によって行われる(図1参照)。
【0054】図4(A) に示すように、経路離脱判断処理
は、車両が案内経路を離脱したか否かを判断するために
行われる。そのため、まずステップS10では、車両の
現在の位置情報を取得する処理を行う。即ち、位置計測
部104により計測した現在の車両位置データ164を
メモリ102のデータ格納領域102Bから、あるいは
位置計測部104から直接、取得する。
【0055】続くステップS12では、この現在の車両
位置データ164と、前述した分割経路情報受信処理に
よりデータ格納領域102Bに格納された経路案内デー
タ160とにより、車両が経路離脱したか否かを判断す
る。即ち、情報センタ10から受信した分割経路情報と
現在の車両位置データ164とを照らし合わせ、車両の
現在位置が案内経路上にないか否かを判断する。
【0056】そして、このステップS12による判断処
理によって、車両の現在位置が案内経路上にないと判断
すれば(S12でYes)、案内経路を離脱しているこ
とになるので、続くステップS14による経路離脱時処
理に移行する。一方、車両の現在位置が案内経路上にな
いと判断できなければ(S12でNo)、案内経路を離
脱していない、つまり案内経路に沿って走行しているこ
とになるので、経路離脱判断処理を終了する。
【0057】図4(B) に示すように、経路離脱時処理
は、車両が案内経路を離脱したと判断した場合に経路離
脱情報を情報センタ10に送信する処理を行うものであ
る。この経路離脱情報は、主に、離脱後の現在の車両位
置データ164および現在の走行方向データ166によ
り構成される。離脱後の現在の車両位置データ164
は、前述した経路離脱判断処理によるステップS10に
より既に取得しているので、ここでは取得しない。その
ため、経路離脱時処理では、ステップS20による車両
の現在の進行方向情報を取得する処理から始まる。
【0058】ステップS20では、車両の現在の進行方
向情報を取得する処理を行う。即ち方位計測部105に
より計測した現在の走行方向データ166をメモリ10
2のデータ格納領域102Bから、あるいは方位計測部
105から直接、取得する。ここで、このような経路離
脱後の車両の走行方向データを取得する必要があるの
は、案内経路を離脱した車両が進行する方向を情報セン
タ10に通知することにより、このような進行方向を維
持しながら当初の目的地まで案内される経路(進行方向
に従った経路)を探索する処理を情報センタ10で行う
ためである。
【0059】なお、このステップS20による処理に代
えて同図括弧内に示すステップS20’による処理を行
っても良い。即ち、車両の現在の進行方向情報を取得す
る処理の代わりに、メモリ102のデータ記憶領域10
2Bに格納された走行軌跡データ168を取得する「移
動軌跡情報を取得する処理」を行う。この場合、情報セ
ンタ10では、後述するように、ステップS32により
走行軌跡データ168から進行方向情報を抽出する処理
を行う。
【0060】次にステップS22では、情報センタ10
に送信する経路離脱情報を作成する処理を行う。即ち、
ステップS10により取得した現在の車両位置データ1
64とステップS20により取得した現在の走行方向デ
ータ166とを所定のデータ形式に編集する処理を行
う。また、ステップS20’により走行軌跡データ16
8を取得した場合には、それを所定のデータ形式に編集
する処理を行う。
【0061】そして、ステップS24により、作成した
経路離脱情報を情報センタ10に送信する処理を行う。
この送信処理は送受信部102を介して行われ、所定の
無線回線によって情報センタ10側に経路離脱情報が無
線伝送される。この送信処理の終了により一連の経路離
脱時処理を終了し、前述した経路離脱判断処理に処理を
戻す。経路離脱判断処理では復帰後の所定の処理を終了
の後、経路離脱判断処理も終了する(図4(A) 参照)。
【0062】続いて、図5〜図7を参照して情報センタ
10による新経路探索処理を説明する。図5に示す新経
路探索処理は、車載装置100から経路離脱情報を受信
したか否かを判断する処理(S30)と、経路離脱情報
に基づいて新たな経路を探索し車載装置100に分割経
路情報を送信する処理(S32、S34)とに分けられ
る。
【0063】まず、ステップS30では、車載装置10
0から経路離脱情報を受信したか否かを判断する処理が
行われる。この経路離脱情報は、既に説明した車載装置
100の経路離脱判断処理により情報センタ10に送信
されるものである(図4(B)S22、24参照)。
【0064】そして、この判断処理によって、経路離脱
情報を受信したと判断すれば(S30でYes)、車載
装置100が案内経路を離脱していることになるので、
続くステップS32、34により新たな経路探索処理を
行う。一方、経路離脱情報を受信したと判断できなれば
(S30でNo)、車載装置100は案内経路に沿って
走行していることになるので、情報センタ10は新たな
経路探索処理を行う必要がなく、新経路探索処理を終了
する。
【0065】続くステップS32では、受信した経路離
脱情報から現在の位置・進行方向情報を抽出する処理を
行う。即ち、所定のデータ形式に編集された経路離脱情
報から車両の現在の位置情報である車両位置データ16
4と、現在の進行方向情報である走行方向データ166
とをそれぞれ取り出す処理を行う。
【0066】また、受信した経路離脱情報に走行軌跡デ
ータ168(移動軌跡情報)が含まれている場合には、
この走行軌跡データ168から車両の現在の位置情報お
よび現在の進行方向情報を求める処理を行う。例えば、
走行軌跡の先頭位置座標情報から現在の位置情報を求
め、また先頭位置座標とその直前位置座標とを結ぶ線の
先頭位置方向から進行方向情報を求める演算処理をCP
U16等により行う。このようにして取り出された現在
の位置情報と現在の進行方向情報は、次のステップS3
4による経路探索処理に使用される。
【0067】ステップS34では、新たな経路探索処理
が行われる。この処理は既に説明した図2に示す経路探
索処理を用いる。ここでは、車両位置データ164(走
行軌跡データ168)による位置情報をナビゲーション
の開始位置に設定し、さらに走行方向データ166(走
行軌跡データ168)による進行方向情報を反映させて
経路探索処理を行う。つまり、経路離脱した後の現在の
位置情報と進行方向情報に基づいて車両の進行方向を維
持しながら当初の目的地まで案内される経路を探索する
処理を行う。この処理により車載装置100に分割経路
情報が送信されるので、一連の新経路探索処理が終了す
る。
【0068】即ち、図2に示すステップS514に示す
経路の探索、ステップS516による経路の分割、ステ
ップS520による分割経路情報の作成、ステップS5
22による分割経路情報の受信指示、ステップS524
による分割経路情報の送信を前述したように順次行う。
これにより、経路離脱した後の現在の車両位置から目的
地に至るまでの経路を案内するための経路情報を情報セ
ンタ10から車載装置100に送信する。そして、この
経路情報は、離脱後の進行方向に従った経路を案内する
ものであるから、車両側では、運転者にとって煩わしい
Uターン等の方向転換をすることなく、この経路情報に
よる案内経路に沿って目的地まで走行することができ
る。
【0069】上述した、車両が案内経路から離脱した場
合における車載装置100の処理とこの処理に対する情
報センタ10の処理とを、車載装置100の表示部10
6による経路案内表示の例を用いて説明すると次のよう
になる。
【0070】図6(A) に示すように、目的地Gに至るま
での案内経路αに沿って走行していた車両M(走行軌跡
β)が、案内経路αから離脱(β’)したと判断すると
(S12でYes)、離脱後の現在の位置情報pおよび
進行方向情報dを情報センタ10に送信する(S20、
S22、S24)。一方、情報センタ10は、現在の位
置情報pおよび進行方向情報dを受信すると(S30で
Yes)、これらの受信情報p、dに基づいて車両Mの
進行方向(同図に示す矢印)に従った経路を案内するた
めの経路情報(S34)を車載装置100に送信する
(S524)。
【0071】これにより、図6(B) に示すように、車載
装置100では、車両Mの運転者にとって煩わしいUタ
ーン等の方向転換をすることなく、車両Mはこの経路情
報による案内経路γに沿って目的地Gまで走行すること
ができる。したがって、案内経路αから離脱しても、運
転者を煩わせることなく、新たな案内経路γにより経路
案内することができる。
【0072】これに対し、従来の比較例によるナビゲー
ションシステムでは、経路離脱した後の車両Mの進行方
向は何ら考慮されていないため、このような経路案内を
することができなかった。即ち、図7に示すように、再
検索された新しい案内経路α’(図7(B) )は、経路離
脱時に最も近い経路α(図7(A) )に復帰するように探
索されたものであるから、この新しい経路案内α’に従
うために現在の車両Mの進行方向(同図に示す矢印)に
対してUターンをする等の進行方向を転換する必要が生
じる。そのため、車両Mの運転者を煩わせることにな
り、運転者に精神的な苛立ち感を与えることになる。
【0073】また、高速道路や一方通行道路等の進行方
向が一方向に限定される道路を走行中の車両にあっても
本実施形態に係るナビゲーションシステムによれば、案
内経路から離脱すると、車載装置100は離脱後の進行
方向に従った経路を案内する経路情報を情報センタ10
から受信する。そのため、車両の進行方向を維持したま
ま経路情報による案内経路に沿って目的地まで走行する
ことができる。したがって、運転者に精神的な苛立ち感
を起こさせることなく、目的地まで案内することができ
る。
【0074】なお、特許請求の範囲(請求項4)に記載
の「移動側は、経路情報に基づく案内経路から離脱した
と判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行方向
情報をセンタ側に送信する手段」は、上述したステップ
S10、S12、S14、S20、S22、S24によ
る各処理に相当し、「センタ側は、現在の位置情報およ
び進行方向情報を受信すると、これらの受信情報に基づ
いて移動側の進行方向に従った経路を案内するための経
路情報を移動側に送信する手段」は、ステップS30、
S32、S34による各処理に相当する。
【0075】また、特許請求の範囲(請求項8)に記載
の「移動側は、経路情報に基づく案内経路から離脱した
と判断すると、離脱後の移動軌跡情報をセンタ側に送信
する手段」は、上述したステップS10、S12、S1
4、S20’、S22、S24による各処理に相当し、
「センタ側は、移動軌跡情報を受信すると、この移動軌
跡情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を案内
するための経路情報を移動側に送信する手段」は、ステ
ップS30、S32、S34による各処理に相当する。
【0076】
【発明の効果】請求項1に係るナビゲーション方法の発
明では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離脱
したと判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行
方向情報をセンタ側に送信し、センタ側は、現在の位置
情報および進行方向情報を受信すると、これらの受信情
報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を案内する
ための経路情報を移動側に送信する。即ち、移動側は、
案内経路から離脱すると、離脱後の進行方向に従った経
路を案内する経路情報をセンタ側から受信する。これに
より、移動側では、運転者にとって煩わしいUターン等
の方向転換をすることなく、当該経路情報による案内経
路に沿って目的地まで移動することができる。したがっ
て、案内経路から離脱しても、運転者を煩わせることな
く、経路案内し得る効果がある。
【0077】請求項2に係るナビゲーション装置の発明
では、位置情報取得手段により、移動側の現在の位置情
報を取得し、経路離脱判断手段により、位置情報取得手
段による現在の位置情報と経路情報に基づく案内経路と
により移動側が経路離脱したか否かを判断し、方位情報
取得手段により、移動側の現在の進行方向情報を取得
し、離脱情報送信手段により、経路離脱判断手段により
経路離脱したと判断すると離脱後の現在の位置情報およ
び進行方向情報をセンタ側に送信する。即ち、センタ側
から受信した経路情報に基づく案内経路から離脱したと
判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行方向情
報をセンタ側に送信する。これにより、経路離脱後の移
動側の現在の位置情報とその進行方向情報をセンタ側に
対し通知することができるので、センタ側ではこれらの
情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を案内す
るための経路情報を移動側に提供することができる。し
たがって、移動側では、このようなセンタ側からの経路
情報により、運転者にとって煩わしいUターン等の方向
転換をすることなく、当該経路情報による案内経路に沿
って目的地まで移動することができるため、案内経路か
ら離脱しても、運転者を煩わせることなく、経路案内し
得る効果がある。
【0078】請求項3に係るナビゲーションの情報提供
装置の発明では、離脱情報受信手段により、経路情報に
基づく案内経路から離脱したと判断した移動側が送信し
た離脱後の現在の位置情報および進行方向情報を受信
し、経路情報探索手段により、現在の位置情報および進
行方向情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路情
報を探索し、経路情報送信手段により、経路情報探索手
段によって探索された経路情報を移動側に送信する。即
ち、移動側から受信した離脱後の現在の位置情報および
進行方向情報に基づいて探索した「移動側の進行方向に
従った経路情報」を移動側に送信する。これにより、移
動側の進行方向に従った経路情報を移動側に対して提供
することができるので、移動側ではこのようなセンタ側
からの経路情報により、運転者にとって煩わしいUター
ン等の方向転換をすることなく、当該経路情報による案
内経路に沿って目的地まで移動することができる。した
がって、案内経路から離脱しても、運転者を煩わせるこ
となく経路案内し得る効果がある。
【0079】請求項4に係るナビゲーションシステムの
発明では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離
脱したと判断すると、離脱後の現在の位置情報および進
行方向情報をセンタ側に送信する手段を有し、センタ側
は、現在の位置情報および進行方向情報を受信すると、
これらの受信情報に基づいて移動側の進行方向に従った
経路を案内するための経路情報を移動側に送信する手段
を有する。即ち、移動側は、案内経路から離脱すると、
離脱後の進行方向に従った経路を案内する経路情報をセ
ンタ側から受信する。これにより、移動側では、運転者
にとって煩わしいUターン等の方向転換をすることな
く、当該経路情報による案内経路に沿って目的地まで移
動することができる。したがって、案内経路から離脱し
ても、運転者を煩わせることなく、経路案内し得る効果
がある。
【0080】請求項5に係るナビゲーション方法の発明
では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離脱し
たと判断すると、離脱後の移動軌跡情報をセンタ側に送
信し、センタ側は、移動軌跡情報を受信すると、この移
動軌跡情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を
案内するための経路情報を移動側に送信する。即ち、移
動側は、案内経路から離脱すると、離脱後の進行方向に
従った経路を案内する経路情報をセンタ側から受信す
る。これにより、移動側では、運転者にとって煩わしい
Uターン等の方向転換をすることなく、当該経路情報に
よる案内経路に沿って目的地まで移動することができ
る。したがって、案内経路から離脱しても、運転者を煩
わせることなく、経路案内し得る効果がある。
【0081】請求項6に係るナビゲーション装置の発明
では、位置情報取得手段により、移動側の現在の位置情
報を取得し、経路離脱判断手段により、位置情報取得手
段による現在の位置情報と経路情報に基づく案内経路と
により移動側が経路離脱したか否かを判断し、軌跡情報
取得手段により、経路離脱判断手段により経路離脱した
と判断すると離脱後の移動軌跡情報を取得し、離脱情報
送信手段により、軌跡情報取得手段により取得した移動
軌跡情報を前記センタ側に送信する。即ち、センタ側か
ら受信した経路情報に基づく案内経路から離脱したと判
断すると、離脱後の移動軌跡情報をセンタ側に送信す
る。これにより、経路離脱後の移動側の移動軌跡情報を
センタ側に対し通知することができるので、センタ側で
はこの情報に基づいて移動側の進行方向に従った経路を
案内するための経路情報を移動側に提供することができ
る。したがって、移動側では、このようなセンタ側から
の経路情報により、運転者にとって煩わしいUターン等
の方向転換をすることなく、当該経路情報による案内経
路に沿って目的地まで移動することができるため、案内
経路から離脱しても、運転者を煩わせることなく、経路
案内し得る効果がある。
【0082】請求項7に係るナビゲーションの情報提供
装置の発明では、離脱情報受信手段により、経路情報に
基づく案内経路から離脱したと判断した移動側が送信し
た離脱後の移動軌跡情報を受信し、経路情報探索手段に
より、移動軌跡情報に基づいて移動側の進行方向に従っ
た経路情報を探索し、経路情報送信手段により、経路情
報探索手段によって探索された経路情報を移動側に送信
する。即ち、移動側から受信した離脱後の移動軌跡情報
に基づいて探索した「移動側の進行方向に従った経路情
報」を移動側に送信する。これにより、移動側の進行方
向に従った経路情報を移動側に対して提供することがで
きるので、移動側ではこのようなセンタ側からの経路情
報により、運転者にとって煩わしいUターン等の方向転
換をすることなく、当該経路情報による案内経路に沿っ
て目的地まで移動することができる。したがって、案内
経路から離脱しても、運転者を煩わせることなく経路案
内し得る効果がある。
【0083】請求項8に係るナビゲーションシステムの
発明では、移動側は、経路情報に基づく案内経路から離
脱したと判断すると、離脱後の移動軌跡情報をセンタ側
に送信する手段を有し、センタ側は、移動軌跡情報を受
信すると、この移動軌跡情報に基づいて移動側の進行方
向に従った経路を案内するための経路情報を移動側に送
信する。即ち、移動側は、案内経路から離脱すると、離
脱後の進行方向に従った経路を案内する経路情報をセン
タ側から受信する。これにより、移動側では、運転者に
とって煩わしいUターン等の方向転換をすることなく、
当該経路情報による案内経路に沿って目的地まで移動す
ることができる。したがって、案内経路から離脱して
も、運転者を煩わせることなく、経路案内し得る効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るナビゲーションシス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態に係るナビゲーションシステムの情
報センタによる経路探索処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図3】本実施形態に係るナビゲーションシステムの車
載装置による分割経路情報受信処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図4】図4(A) は、本実施形態に係るナビゲーション
システムの車載装置による経路離脱判断処理の流れ、図
4(B) は、同車載装置による経路離脱時処理の流れをそ
れぞれ示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係るナビゲーションシステムの情
報センタによる新経路探索処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】本実施形態に係るナビゲーションシステムによ
る案内経路表示の一例を示す説明図で、図6(A) は案内
経路を離脱しているとき、図6(B) は新たに経路情報を
受信したときを示すものである。
【図7】比較例によるナビゲーションシステムによる案
内経路表示の一例を示す説明図で、図7(A) は案内経路
を離脱しているとき、図7(B) は新たに経路情報を受信
したときを示すものである。
【符号の説明】
10 情報センタ (センタ側) 12 送受信部 (離脱情報受信手段、
経路情報送信手段) 25 新経路探索プログラム 100 車載装置 (移動側) 104 位置計測部 (位置情報取得手段) 105 方位計測部 (方位情報取得手段) 108 送受信部 (離脱情報送信手段) 153 経路離脱プログラム 160 経路案内データ (案内経路) 164 車両位置データ (現在の位置情報) 166 走行方向データ (現在の進行方向情
報) 168 走行軌跡データ (移動軌跡情報) S10 現在の位置情報の取得(位置情報取得手段) S12 案内経路の離脱判断 (経路離脱判断手段) S20 現在の進行方向情報の取得(方位情報取得手
段) S20’ 移動軌跡情報の取得 (軌跡情報取得手段) S24 経路離脱情報の送信 (離脱情報送信手段) S30 離脱情報の受信判断 (離脱情報受信手段) S34 経路探索処理 (経路情報探索手段) S524 分割経路情報の送信 (経路情報送信手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G09B 29/10 A Fターム(参考) 2C032 HB25 HC08 HD07 2F029 AA02 AB07 AB09 AB13 AC02 AC14 AC18 5H180 AA01 BB05 FF04 FF05 FF07 FF13 FF22 FF25 FF27 FF33

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報をセンタ側から移動側に送信し、
    該経路情報に基づいて前記移動側で経路案内を行うナビ
    ゲーション方法であって、 前記移動側は、前記経路情報に基づく案内経路から離脱
    したと判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行
    方向情報を前記センタ側に送信し、 前記センタ側は、前記現在の位置情報および進行方向情
    報を受信すると、これらの受信情報に基づいて前記移動
    側の進行方向に従った経路を案内するための経路情報を
    前記移動側に送信することを特徴とするナビゲーション
    方法。
  2. 【請求項2】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報をセンタ側から受信し、該経路情
    報に基づいて経路案内を行う前記移動側のナビゲーショ
    ン装置であって、 前記移動側の現在の位置情報を取得する位置情報取得手
    段と、 前記位置情報取得手段による現在の位置情報と前記経路
    情報に基づく案内経路とにより、前記移動側が経路離脱
    したか否かを判断する経路離脱判断手段と、 前記移動側の現在の進行方向情報を取得する方位情報取
    得手段と、 前記経路離脱判断手段により経路離脱したと判断する
    と、離脱後の前記現在の位置情報および前記進行方向情
    報を前記センタ側に送信する離脱情報送信手段と、を備
    えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報を前記移動側に送信するナビゲー
    ションの情報提供装置であって、 前記経路情報に基づく案内経路から離脱したと判断した
    前記移動側が送信した離脱後の現在の位置情報および進
    行方向情報を受信する離脱情報受信手段と、 前記現在の位置情報および進行方向情報に基づいて前記
    移動側の進行方向に従った経路情報を探索する経路情報
    探索手段と、 前記経路情報探索手段によって探索された経路情報を前
    記移動側に送信する経路情報送信手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションの情報提供装
    置。
  4. 【請求項4】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報をセンタ側から移動側に送信し、
    該経路情報に基づいて前記移動側で経路案内を行うナビ
    ゲーションシステムであって、 前記移動側は、前記経路情報に基づく案内経路から離脱
    したと判断すると、離脱後の現在の位置情報および進行
    方向情報を前記センタ側に送信する手段を有し、 前記センタ側は、前記現在の位置情報および進行方向情
    報を受信すると、これらの受信情報に基づいて前記移動
    側の進行方向に従った経路を案内するための経路情報を
    前記移動側に送信する手段を有することを特徴とするナ
    ビゲーションシステム。
  5. 【請求項5】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報をセンタ側から移動側に送信し、
    該経路情報に基づいて前記移動側で経路案内を行うナビ
    ゲーション方法であって、 前記移動側は、前記経路情報に基づく案内経路から離脱
    したと判断すると、離脱後の移動軌跡情報を前記センタ
    側に送信し、 前記センタ側は、前記移動軌跡情報を受信すると、この
    移動軌跡情報に基づいて前記移動側の進行方向に従った
    経路を案内するための経路情報を前記移動側に送信する
    ことを特徴とするナビゲーション方法。
  6. 【請求項6】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報をセンタ側から受信し、該経路情
    報に基づいて経路案内を行う前記移動側のナビゲーショ
    ン装置であって、 前記移動側の現在の位置情報を取得する位置情報取得手
    段と、 前記位置情報取得手段による現在の位置情報と前記経路
    情報に基づく案内経路とにより、前記移動側が経路離脱
    したか否かを判断する経路離脱判断手段と、 前記経路離脱判断手段により経路離脱したと判断する
    と、離脱後の移動軌跡情報を取得する軌跡情報取得手段
    と、 前記軌跡情報取得手段により取得した前記移動軌跡情報
    を前記センタ側に送信する離脱情報送信手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報を前記移動側に送信するナビゲー
    ションの情報提供装置であって、 前記経路情報に基づく案内経路から離脱したと判断した
    前記移動側が送信した離脱後の移動軌跡情報を受信する
    離脱情報受信手段と、 前記移動軌跡情報に基づいて前記移動側の進行方向に従
    った経路情報を探索する経路情報探索手段と、 前記経路情報探索手段によって探索された経路情報を前
    記移動側に送信する経路情報送信手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーションの情報提供装
    置。
  8. 【請求項8】 移動側が目的地に至るまでの経路の案内
    をするための経路情報をセンタ側から移動側に送信し、
    該経路情報に基づいて前記移動側で経路案内を行うナビ
    ゲーション方法であって、 前記移動側は、前記経路情報に基づく案内経路から離脱
    したと判断すると、離脱後の移動軌跡情報を前記センタ
    側に送信する手段を有し、 前記センタ側は、前記移動軌跡情報を受信すると、この
    移動軌跡情報に基づいて前記移動側の進行方向に従った
    経路を案内するための経路情報を前記移動側に送信する
    手段を有することを特徴とするナビゲーションシステ
    ム。
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