JP2002089609A - 油圧緩衝器のばね荷重調整装置 - Google Patents

油圧緩衝器のばね荷重調整装置

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JP2002089609A
JP2002089609A JP2000278763A JP2000278763A JP2002089609A JP 2002089609 A JP2002089609 A JP 2002089609A JP 2000278763 A JP2000278763 A JP 2000278763A JP 2000278763 A JP2000278763 A JP 2000278763A JP 2002089609 A JP2002089609 A JP 2002089609A
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cam
cylinder
spring load
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outer periphery
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Nobuaki Fujita
伸明 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アジャスタを軽快に回動可能にしながら、ば
ね荷重の可変幅を大きく取ること。 【解決手段】 油圧緩衝器10のばね荷重調整装置20
において、ダンパシリンダ11の外周に、相対向する側
の各端面に同一の周方向で、かつ同一の間隔で高さが互
いに軸方向の反対方向に順に変化する複数のカム面2
4、25を有する2つのカム筒22、23を嵌装し、2
つのカム筒22、23の各カム面24、25に係合する
2つの係合子28、29を設けた筒状アジャスタ26を
ダンパシリンダ11の外周に回動自在に嵌装したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧緩衝器のばね荷
重調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車の油圧緩衝器において、実開
平1-60044号公報に記載の如く、ダンパシリンダとピス
トンロッドの間に介装される懸架スプリングのばね荷重
を調整するばね荷重調整装置を有するものがある。従来
のばね荷重調整装置は、ダンパシリンダの外周に回動可
能に嵌装した筒状アジャスタの一端面に備えた複数のカ
ム面のうちの1つのカム面を、ダンパシリンダの外周に
軸方向にのみ移動可能に嵌装したばね受けに設けた係合
子に係合し、アジャスタを新規調整位置に段階状に設定
替えすることによりばね受けの軸方向位置を調整し、結
果として、懸架スプリングのばね荷重を調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術には以下の問
題点がある。アジャスタは一端面にだけ複数のカム面
を備えるものであり、ばね荷重の可変幅を大きくするた
め、隣接するカム面の間に一定の高さ変化を確保し、か
つ十分な段数のカム面を備えるアジャスタを構成しよう
とすると、複数のカム面がなす高さ変化、即ち傾斜角が
急になり、アジャスタの軽快な回動が困難になる。
【0004】アジャスタが備える複数のカム面がなす
傾斜角を緩くしながら、各段のカム面の間に一定の高さ
変化を確保しようとすると、アジャスタの周方向の全域
に設け得るカム面の段数が少なくなり、結局、ばね荷重
の可変幅を大きく取れない。
【0005】本発明の課題は、アジャスタを軽快に回動
可能にしながら、ばね荷重の可変幅を大きく取ることに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ダン
パシリンダとピストンロッドの間に介装される懸架スプ
リングのばね荷重を調整する油圧緩衝器のばね荷重調整
装置において、前記ダンパシリンダの外周とピストンロ
ッドの周囲のいずれかに形成した支持筒の外周に、相対
向する側の各端面に同一の周方向で、かつ同一の間隔で
高さが互いに軸方向の反対方向に順に変化する複数のカ
ム面を有する2つのカム筒を嵌装し、前記2つのカム筒
の各カム面に係合する2つの係合子を設けた筒状アジャ
スタを前記支持筒の外周に回動自在に嵌装し、前記一方
のカム筒を前記支持筒の外周に固定し、前記他方のカム
筒と前記支持筒との間に回り止め手段を設け、前記他方
のカム筒を軸方向にのみ移動可能に嵌装し、前記他方の
カム筒を前記懸架スプリングを支持するばね受けとする
ようにしたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記支持筒の外周にパイプ部材を固定し、この
パイプ部材の外周に前記2つのカム筒を嵌装し、前記ア
ジャスタを前記パイプ部材の外周に回動自在に嵌装し、
前記一方のカム筒を前記パイプ部材の外周に固定し、前
記他方のカム筒と前記パイプ部材との間に回り止め手段
を設け、前記他方のカム筒を軸方向にのみ移動可能に嵌
装したものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て更に、前記回り止め手段が前記パイプ部材に軸方向に
形成した溝と、前記他方のカム筒の内周に形成され、前
記溝に係合する回り止め突部からなるようにしたもので
ある。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、前記2つのカム筒の相対向する
側の各端面に形成したカム面を互いに面対称に形成した
ものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かの発明において更に、前記アジャスタが、前記2つの
カム筒の外周に嵌装された筒状部材と、該筒状部材の内
周に設けられ、前記2つのカム筒の各カム面に係合する
係合子からなるようにしたものである。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば下記、の作用があ
る。 アジャスタに設けた2つの係合子を、相対向する2つ
のカム筒の各カム面に係合した。2つのカム面はそれら
の高さの変化方向を軸方向で反対方向にしてあるから、
アジャスタのある方向への回動により一方のカム面がば
ね荷重増加方向の高さ変化をなす際に、他方のカム面も
ばね荷重増加方向の高さ変化をなす。これにより、両方
のカム面はそれら単独での高さ変化、即ち傾斜角を緩い
ものにしながら、それらの傾斜角の組合わせによって必
要十分な高さ変化を確保し、かつ十分な段数のカム面を
備えることができる。従って、アジャスタは両方のカム
面のそれぞれの傾斜角が緩いから軽快に回動でき、かつ
両方のカム面の組合わせにより必要な高さ変化をなすカ
ム面を十分な段数備えることになってばね荷重の可変幅
も大きく取れる。
【0012】2つのカム筒が備えるカム面の傾斜角を
異なるものとすることにより、それらの傾斜角の組合わ
せによってばね荷重の可変幅の設定の自由度を拡大でき
る。
【0013】請求項2の発明によれば下記の作用があ
る。 支持筒の外周にパイプ部材を固定し、他方のカム筒と
パイプ部材との間に回り止め手段を設けたから、回り止
め手段の形成が容易になる。
【0014】請求項3の発明によれば下記の作用があ
る。 パイプ部材の溝と他方のカム筒の回り止め突部によ
り、他方のカム筒を簡素な構成により回り止めできる。
【0015】請求項4の発明によれば下記の作用があ
る。 2つのカム筒のカム面の傾斜角を同一にしそれらを面
対称に形成することにより、ばね荷重の可変幅を各カム
面それぞれによる可変幅の丁度2倍に拡大できる。
【0016】請求項5の発明によれば下記の作用があ
る。 アジャスタの筒状部材により2つのカム筒を覆い、2
つのカム筒のカム面が外部に露出しないので安全であ
る。また、2つのカム筒のカム面に塵埃等の異物が入ら
ず、作動の安定を維持できる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は油圧緩衝器とそのばね荷重
調整装置を示す正面図、図2はパイプ部材を示す正面
図、図3はばね受けを示す平面図である。
【0018】油圧緩衝器10は、図1に示す如く、ダン
パシリンダ11にピストンロッド12を挿入し、ダンパ
シリンダ11とピストンロッド12の間に懸架スプリン
グ13を介装している。
【0019】ダンパシリンダ11は車輪側取付部材14
を備え、ピストンロッド12は車体側取付部材15を備
える。ダンパシリンダ11の外周部には後述するばね荷
重調整装置20のばね受け28が装備され、ピストンロ
ッド12にはばね受け16が固定されており、ばね受け
28とばね受け16の間に懸架スプリング13を介装
し、ばね荷重調整装置20によりばね受け28を軸方向
に上下動して懸架スプリング13の設定長さ(ばね荷
重)を調整可能としている。懸架スプリング13のばね
力が、車両が路面から受ける衝撃力を吸収する。
【0020】油圧緩衝器10は、ダンパシリンダ11の
内部に作動油を封入するとともに、圧側と縮み側の減衰
力発生装置を内蔵しており、懸架スプリング13による
衝撃力の吸収に伴うダンパシリンダ11とピストンロッ
ド12の伸縮振動を制振する。
【0021】以下、ばね荷重調整装置20について説明
する。ばね荷重調整装置20は、ダンパシリンダ11の
外周にパイプ部材21を溶接により固定し、このパイプ
部材21の外周に第1と第2の2つのカム筒22、23
を嵌装している。パイプ部材21は、図2に示す如く、
後述するばね受け33を構成する第2カム筒23に設け
た回り止め突部23Aが係止し得る回り止め溝部21A
を上端部に備えるとともに、第1カム筒22の下端部に
設けた凹部22Aに係合して第1カム筒22をダンパシ
リンダ11に固定化するストッパ21Bを下端部の外周
に溶接してある。
【0022】第1カム筒22と第2カム筒23は、相対
向する側の各端面に同一の周方向(正方向又は逆方向)
で、かつ同一の間隔で互いに軸方向の反対方向に変化す
るそれぞれ複数のカム面24、25を有する。即ち、第
1カム筒22のカム面24と第2カム筒23のカム面2
5は、相対向し、一方の複数のカム面24の周方向に間
隔をおいて位置するカム面24A、24B、24C…の
それぞれと、他方の複数のカム面25の周方向に間隔を
おいて位置するカム面25A、25B、25C…のそれ
ぞれは互いに同一周方向位置に配置され(24Aと24
Bの間隔をL11、24Bと24Cの間隔をL12、25A
と25Bの間隔をL21、25Bと25Cの間隔をL22と
するとき、L11=L21、L12=L22、L11(L21)とL
12(L22)は必ずしも等しいことを要さない)、後述す
るアジャスタ26の正方向(又は逆方向)への回動によ
り隣接するカム面24がばね荷重増加方向の高さ変化
(24Aの高さ<24Bの高さ<24Cの高さ)をなす
際に、隣接するカム面25もばね荷重増加方向の高さ変
化(25Aの高さ<25Bの高さ<25Cの高さ)をな
すように設定される。
【0023】ばね荷重調整装置20は、パイプ部材21
の外周に筒状アジャスタ26を回動自在に嵌装してい
る。アジャスタ26は、2つのカム筒22、23の外周
に嵌装された筒状部材27と、筒状部材27の内周に溶
接され、2つのカム筒22、23の各カム面24、25
に係合する係合子28、29を備える。アジャスタ26
は、筒状部材27の上端側外周にフランジ状工具係合部
30を溶接して備え、工具係合部30の外周に工具係合
溝を備える。
【0024】尚、ばね荷重調整装置20は、2つのカム
筒22、23のそれぞれにカム面24、25を備えるに
際し、それらのカム面24、25を全2組ずつ設け、各
1組のカム面24、25をそれらの半周に渡るものとし
ている。同時に、カム面24、25のそれぞれに係合す
る各係合子28、29も、アジャスタ26の周方向に18
0度離隔した2位置に設け、係合子28の周方向設定位
置と係合子29の周方向設定位置を互いに同一位置とし
た。
【0025】ばね荷重調整装置20は、第1カム筒22
の下端部に前述の如く凹部22Aを備え、この第1カム
筒22の凹部22Aを懸架スプリング13のばね力によ
り第2カム筒23、アジャスタ26を介してパイプ部材
21の外周のストッパ21Bに衝合し、第1カム筒22
を軸方向と回転方向の両方でダンパシリンダ11に固定
する。
【0026】ばね荷重調整装置20は、第2カム筒23
を面板31に筒部32を溶接して形成し、筒部32の端
面に前述のカム面25を形成してある。そして、第2カ
ム筒23は面板31の内周の周方向4位置に前述の回り
止め突部23Aを備え、この回り止め突部23Aをパイ
プ部材21の上端部の周方向4位置に設けた前述の回り
止め溝部21Aに係合し、第2カム筒23を軸方向にの
み移動可能に設ける。第2カム筒23はばね受け33を
構成するものとなり、懸架スプリング13を第2カム筒
23の面板31により支持する。
【0027】尚、ばね調整装置20では、2つのカム筒
22、23の相対向する端面に形成したカム面24、2
5、それらカム筒22、23の軸方向中間部でその軸方
向に直交するように設けた面に対して互いに面対称に形
成されている。
【0028】従って、油圧緩衝器10のばね調整装置2
0にあっては、工具をアジャスタ26の工具係合部30
に係合してアジャスタ26を回動し、該アジャスタ26
を新規調整位置に設定替えし、第1カム筒22のカム面
24から選択された1つのカム面(例えばカム面24
B)をアジャスタ26の係合子28に、第2カム筒23
のカム面25から選択された1つのカム面(例えばカム
面25B)をアジャスタ26の係合子29に衝合するこ
とにより、第2カム筒23ひいてはばね受け33の軸方
向位置を調整し、結果として懸架スプリング13のばね
荷重を調整する。
【0029】本実施形態によれば、以下の作用がある。 アジャスタ26に設けた2つの係合子28、29を、
相対向する2つのカム筒22、23の各カム面24、2
5に係合した。2つのカム面24、25はそれらの高さ
の変化方向を軸方向で反対方向にしてあるから、アジャ
スタ26のある方向への回動により一方のカム面24が
ばね荷重増加方向の高さ変化をなす際に、他方のカム面
25もばね荷重増加方向の高さ変化をなす。これによ
り、両方のカム面24、25はそれら単独での高さ変
化、即ち傾斜角を緩いものにしながら、それらの傾斜角
の組合わせによって必要十分な高さ変化を確保し、かつ
十分な段数のカム面を備えることができる。従って、ア
ジャスタ26は両方のカム面24、25のそれぞれの傾
斜角が緩いから軽快に回動でき、かつ両方のカム面2
4、25の組合わせにより必要な高さ変化をなすカム面
を十分な段数備えることになってばね荷重の可変幅も大
きく取れる。
【0030】2つのカム筒22、23が備えるカム面
24、25の傾斜角を異なるものとすることにより、そ
れらの傾斜角の組合わせによってばね荷重の可変幅の設
定の自由度を拡大できる。
【0031】ダンパシリンダ11の外周にパイプ部材
21を固定し、第2カム筒23とパイプ部材との間に回
り止め突部23A、回り止め溝部21Aを設けたから、
回り止め手段の形成が容易になる。
【0032】パイプ部材の回り止め溝部21Aと第2
カム筒23の回り止め突部23Aにより、第2カム筒2
3を簡素な構成により回り止めできる。
【0033】2つのカム筒22、23のカム面24、
25の傾斜角を同一にしそれらを面対称に形成すること
により、ばね荷重の可変幅を各カム面24、25それぞ
れによる可変幅の丁度2倍に拡大できる。
【0034】アジャスタ26の筒状部材27により2
つのカム筒22、23を覆い、2つのカム筒22、23
のカム面24、25が外部に露出しないので安全であ
る。また、2つのカム筒22、23のカム面24、25
に塵埃等の異物が入らず、作動の安定を維持できる。
【0035】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明のばね荷重調整装置を構成する筒状アジャスタ等
は、ダンパシリンダの外周の側に設けることに限らず、
ピストンロッドの周囲に形成したダストカバー等の支持
筒に設けるものであっても良い。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アジャス
タを軽快に回動可能にしながら、ばね荷重の可変幅を大
きく取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は油圧緩衝器とそのばね荷重調整装置を示
す正面図である。
【図2】図2はパイプ部材を示す正面図である。
【図3】図3はばね受けを示す平面図である。
【符号の説明】
10 油圧緩衝器 11 ダンパシリンダ 12 ピストンロッド 13 懸架スプリング 20 ばね荷重調整装置 21 パイプ部材 21A 回り止め溝部 22 第1カム筒 23 第2カム筒 23A 回り止め突部 24、25 カム面 26 アジャスタ 27 筒状部材 33 ばね受け

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダンパシリンダとピストンロッドの間に
    介装される懸架スプリングのばね荷重を調整する油圧緩
    衝器のばね荷重調整装置において、 前記ダンパシリンダの外周とピストンロッドの周囲のい
    ずれかに形成した支持筒の外周に、相対向する側の各端
    面に同一の周方向で、かつ同一の間隔で高さが互いに軸
    方向の反対方向に順に変化する複数のカム面を有する2
    つのカム筒を嵌装し、 前記2つのカム筒の各カム面に係合する2つの係合子を
    設けた筒状アジャスタを前記支持筒の外周に回動自在に
    嵌装し、 前記一方のカム筒を前記支持筒の外周に固定し、 前記他方のカム筒と前記支持筒との間に回り止め手段を
    設け、前記他方のカム筒を軸方向にのみ移動可能に嵌装
    し、 前記他方のカム筒を前記懸架スプリングを支持するばね
    受けとすることを特徴とする油圧緩衝器のばね荷重調整
    装置。
  2. 【請求項2】 前記支持筒の外周にパイプ部材を固定
    し、このパイプ部材の外周に前記2つのカム筒を嵌装
    し、 前記アジャスタを前記パイプ部材の外周に回動自在に嵌
    装し、 前記一方のカム筒を前記パイプ部材の外周に固定し、 前記他方のカム筒と前記パイプ部材との間に回り止め手
    段を設け、前記他方のカム筒を軸方向にのみ移動可能に
    嵌装した請求項1に記載の油圧緩衝器のばね荷重調整装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回り止め手段が前記パイプ部材に軸
    方向に形成した溝と、前記他方のカム筒の内周に形成さ
    れ、前記溝に係合する回り止め突部からなる請求項2に
    記載の油圧緩衝器のばね荷重調整装置。
  4. 【請求項4】 前記2つのカム筒の相対向する側の各端
    面に形成したカム面を互いに面対称に形成した請求項1
    〜3のいずれかに記載の油圧緩衝器のばね荷重調整装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アジャスタが、前記2つのカム筒の
    外周に嵌装された筒状部材と、該筒状部材の内周に設け
    られ、前記2つのカム筒の各カム面に係合する係合子か
    らなる請求項1〜4のいずれかに記載の油圧緩衝器のば
    ね荷重調整装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2467553A (en) * 2009-02-04 2010-08-11 Talon Engineering Ltd Pre-load adjuster
JP2011033054A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Showa Corp 油圧緩衝器のばね荷重調整装置

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