JP2002088756A - 鋼管矢板圧入工法 - Google Patents

鋼管矢板圧入工法

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JP2002088756A
JP2002088756A JP2000281480A JP2000281480A JP2002088756A JP 2002088756 A JP2002088756 A JP 2002088756A JP 2000281480 A JP2000281480 A JP 2000281480A JP 2000281480 A JP2000281480 A JP 2000281480A JP 2002088756 A JP2002088756 A JP 2002088756A
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pipe sheet
steel pipe
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Hirosuke Yokoyama
弘介 横山
Masanori Kinugasa
正則 衣笠
Akira Iwakura
明 岩倉
Shinji Kurimoto
真司 栗本
Masahiro Inoue
雅弘 井上
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Nippon Sharyo Ltd
Yokoyama Kiso Kohji Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
Yokoyama Kiso Kohji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工期が短く工事コストを低減し、かつ振動発
生の少ない硬質地盤層への鋼管矢板の圧入工法及び鋼管
矢板圧入装置を提供すること。 【解決手段】 鋼管矢板より小径の円筒形状であって、
先端に拡径掘削工具を備える掘削用ケーシングAを、地
面に対して押圧すると同時に回転させることにより、鋼
管矢板Bに対応する地面を掘削する掘削工程と、ケーシ
ングにはめ合わせた鋼管矢板Bを、拡径掘削工具30に
よって掘削された部分に圧入する圧入工程を有する鋼管
矢板の圧入工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管矢板を地盤層
へ圧入するための鋼管矢板圧入工法並びに当該工法に使
用する鋼管矢板圧入装置及び掘削用ケーシングに関し、
さらに詳細には、鋼管矢板を圧入させるための掘削用ケ
ーシングの回転圧入作業と鋼管矢板の圧入作業とを同時
進行させるようにした鋼管矢板圧入工法並びに当該工法
に使用する鋼管矢板圧入装置及び掘削用ケーシングに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼管矢板を地盤層、特に岩盤ある
いは玉石を含む硬質地盤層に圧入するためには、図19
から図21に示すような工法が行われていた。すなわ
ち、図19に示すように、全旋回チュービング装置10
3の把持手段104,105により、先端に掘削工具1
02が取り付けられている掘削用ケーシング101を把
持し、図示しない回転手段により、掘削用ケーシング1
01を回転させる。それと同時に、圧入手段106によ
り、掘削用ケーシング101を地面に対して圧入する。
これにより、掘削用ケーシング101が硬質地盤層を掘
削しつつ圧入されていく。そして、掘削用ケーシング1
01の内部に残った硬質地盤層を、ハンマクラブ107
等により、外部に取り出す。
【0003】次に、掘削用ケーシング101に継ぎケー
シング接続し、図20に示すように所定の深さまにまで
達したケーシング101´の内部を掘削した後、その内
部に適度な軟らかさの良質土をバケット108等により
投入する。良質土の投入と同時に順次、全旋回チュービ
ング装置103により、ケーシング101´を引き抜
く。これにより、孔Mの内部が良質土Nに置き換えられ
た状態となる。次に、図21に示すように、バイブロハ
ンマ110等により、鋼管矢板109を良質土N内に圧
入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
硬質地盤層への鋼管矢板の圧入工法には、次のような問
題があった。 (1)硬質地盤層を一度掘削して良質土に置換している
ため、必然的に工期が長くなる問題があった。 (2)また、硬質地盤層を掘削するために全旋回チュー
ビング装置103を必要とし、一方、鋼管矢板を圧入す
るためにバイブロハンマ110等を必要とするので、2
種類の建設機械を用意しなければならず、工事コストが
高くなる問題があった。 (3)バイブロハンマによる鋼管矢板の圧入は、大きな
振動を発生する問題があった。
【0005】そこで本発明は、かかる課題を解決して、
工期が短く工事コストを低減し、かつ振動発生の少ない
地盤層、特に硬質地盤層への鋼管矢板の圧入工法及び鋼
管矢板圧入装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の鋼管矢板圧入工
法及び鋼管矢板圧入装置は、次のような構成を有してい
る。 (1)鋼管矢板を地盤層へ圧入する鋼管矢板圧入工法で
あって、(A)前記鋼管矢板より小径の円筒形状であっ
て、先端に拡径掘削工具を備える掘削用ケーシングを、
地面に対して押圧すると同時に回転させることにより、
前記鋼管矢板に対応する地面を掘削する掘削工程と、
(B)前記掘削用ケーシングにはめ合わせた鋼管矢板
を、前記拡径掘削工具によって掘削された部分に圧入す
る圧入工程を有する。 (2)(1)に記載する鋼管矢板圧入工法において、前
記掘削用ケーシングに、継ぎケーシングをボルトにより
継いで長くして使用すること、前記鋼管矢板を溶接によ
り継いで長くして使用することを特徴とする。
【0007】(3)鋼管矢板を地盤層へ圧入する鋼管矢
板圧入装置であって、(A)鋼管矢板より小径のケーシ
ングを把持し、そのケーシングに回転力と圧入力とを付
与するケーシング圧入手段と、(B)前記ケーシングと
同軸上に前記鋼管矢板を把持し、圧入力を付与する鋼管
矢板圧入手段とを有する。
【0008】(4)鋼管矢板を地盤層へ圧入するための
孔を形成する掘削用ケーシングであって、鋼管矢板より
小径の円筒体であって、その先端部に管内方向に退避可
能な拡径掘削工具を備える。 (5)(4)に記載する掘削用ケーシングにおいて、前
記拡径掘削工具は、前記円筒体先端部に軸支された揺動
部材に切削刃具が取り付けられ、その揺動部材が、拡径
方向の外力によって掘削可能な状態に拡径し、縮径方向
の外力によって前記鋼管矢板の径以内に縮径する範囲で
揺動可能なものであることを特徴とする。 (6)(4)に記載する掘削用ケーシングにおいて、前
記拡径掘削工具は、前記円筒体先端部に軸支された揺動
部材に切削刃具が取り付けられ、シャーピンによって当
該揺動部材の拡径状態を維持するようにしたものである
ことを特徴とする。
【0009】上記構成を有する鋼管矢板圧入工法及び鋼
管矢板圧入装置は、次のように作用する。掘削用ケーシ
ングの先端には、拡径掘削工具が備えられている。鋼管
矢板圧入装置は、掘削用ケーシングを把持し、それに回
転を与えると同時に地面に対して圧入していく。拡径掘
削工具は、掘削用ケーシングを圧入するときには、拡径
して、その円筒体の直径からそれより少し大きい直径ま
での地面を掘削する。そのため、掘削用ケーシングが硬
質地盤層に対して回転圧入されれば、その掘削用ケーシ
ングの外側は、拡径掘削工具によって掘削されて軟らか
くなる。所定長さの掘削用ケーシングが地面に対して圧
入された後、鋼管矢板圧入装置は、掘削用ケーシングよ
り少し大きい直径を有する鋼管矢板を把持し、掘削用ケ
ーシングの外側に圧入していく。掘削用ケーシングの外
側の硬質層は拡径掘削工具により一度粉砕されているの
で、鋼管矢板を、比較的容易に圧入することができる。
これにより、鋼管矢板を掘削用ケーシングの先端付近ま
で圧入する。
【0010】次に、継ぎケーシングをボルトにより、先
端に拡径掘削工具を備えた掘削用ケーシングに連結す
る。そして、継ぎケーシングを把持し、ケーシング全体
を回転させて圧入する。継ぎケーシングを順次継ぐこと
により、所定の深さまでケーシングの外側部分を一度掘
削して硬質地盤層を粉砕することができる。鋼管矢板
は、溶接により継がれることにより、所定の長さにする
ことができる。鋼管矢板を所定の深さまで圧入した後
は、鋼管矢板を残し、ケーシングだけを回転させながら
引き抜きを行う。
【0011】以上の工法及び装置によれば、一台の機械
でケーシングを圧入し、ケーシングの外側の硬質地盤層
を一度粉砕し、その粉砕した場所に鋼管矢板を圧入して
いるので、工事コストを低減することができる。また、
掘削用ケーシングによる掘削と、矢板の圧入とを同じ装
置で同時進行させることができるため、工期を短くする
ことができる。また、鋼管矢板の圧入にバイブロハンマ
等を使用しないので、工事により発生する振動を低減す
ることができる。
【0012】また、掘削用ケーシングの拡径掘削工具
は、地面に対して正回転や上から押し付けた際、揺動部
材へ生じる外力、即ち反力によって拡径方向に揺動し、
その円筒体部分の外側に配置された切削刃具によって鋼
管矢板を圧入するための掘削作業が可能な状態にでき
る。また、シャーピンによって拡径位置で揺動部材を位
置決めさせれば、玉石などに当たって揺動部材が縮径方
向に戻ってしまうことなく、確実な掘削作業を行うこと
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の鋼管矢板圧入工法並びに
鋼管矢板圧入装置及び掘削用ケーシングについて、図面
を参照しながら詳細に説明する。始めに、鋼管矢板圧入
装置10の構成について説明する。図1に正面図を示
し、図2に側面図を示し、図3に平面図を示す。また、
図4に図1のAA断面図を示す。鋼管矢板圧入装置10
は大きく、上部のチュービング装置11と、下部の圧入
ジャッキ装置12とに区分される。チュービング装置1
1と圧入ジャッキ装置12とは、継ぎフレーム24によ
り接続されている。
【0014】先に、チュービング装置11の構成を説明
する。チュービング装置11のケーシングチャック部の
断面を図5に示す。装置は左右対称なので中心線から右
側に外観(部分的に断面)を示し中心線から左側を省略
する。また、チュービング装置11の部分的構成を図6
に示す。ケーシングAは、全周複数個所に設けられてい
る楔形ケーシングチャック18により強い力で把持され
る。すなわち、図6に示すようにチャックフレーム17
の下面には、ベアリング26及びリンク20を介して、
楔形ケーシングチャック18が取り付けられている。チ
ャックシリンダ15により、楔形ケーシングチャック1
8をケーシングAとコーン25の間に押し込む。これに
より、楔形ケーシングチャック18をケーシングAに対
して押圧させ、ケーシングAを強い力で把持する。リン
ク20,楔形ケーシングチャック18は、ベアリング2
6により、チャックフレーム17に対して回転可能であ
る。コーン25の下部外周には歯車が形成されており、
その歯車は、図4に示す油圧モータ22の出力軸に取り
付けられた図示しない歯車と連結している。コーン25
の下部外周歯車、油圧モータ22の出力軸歯車は、ギア
ケース16内に収納されている。ケーシングAは、楔形
ケーシングチャック18に把持された状態で、油圧モー
タ22により回転させられる。
【0015】一方、4隅に設けられているガイド14の
内部には、図5に示すように、スラストシリンダ23が
取り付けられている。スラストシリンダ23のシリンダ
チューブは、ガイド14の外側ブラケット14aを介し
てギアケース16に固設され、スラストシリンダ23の
ロッドは、ガイド14の内側ブラケット14bを介して
ロアフレーム24に固設されている。スラストシリンダ
23が駆動することにより、ギアケース16を介して、
楔形ケーシングチャック18に把持されたケーシングA
がロアフレーム24方向に移動され、押圧力が付与され
る。また、チャックシリンダ15が最大に伸びたときに
は、図6に示すように、楔形ケーシングチャック18が
コーン25に対して上昇し、鋼管矢板Bを挿入できるだ
けの空間となる。
【0016】次に、ケーシングの先端に掘削工具を備え
た掘削用ケーシングについて説明する。図7に拡径掘削
工具30を拡径した状態を下から見た図を示し、図8に
拡径した状態の断面図を中心線から右側だけ示す。更
に、図9に拡径掘削工具30を縮径した状態を下から見
た図を示す。掘削用ケーシングA1は、その円筒体の下
面に、図7及び図9に示す例では、6個所にピン33が
固設され、ピン33に揺動部材31が、図9に示す円周
上に重なる位置から図7に示す角度まで揺動可能に取り
付けられている。揺動部材31には、先端に超硬刃を備
える掘削刃具32が2つ取り付けられている。また、下
面の中心線位置に第一固定掘削刃具34が6個所に固設
されている。また、下面の内側に少し突き出す位置に第
二固定掘削刃具35が6個所に固設されている。
【0017】掘削用ケーシングA1が図7に矢印Hで示
す正回転方向に回転しているときは、揺動部材31が図
7に示すように拡径しており、掘削用ケーシングA1の
外側部分の硬質地盤層も粉砕する。また、掘削用ケーシ
ングA1が図9に矢印Lで示す逆回転方向に回転してい
るときは、揺動部材31が図9に示すように縮径してい
る。ここで、図7及び図9において、Bは鋼管矢板を示
し、Dは鋼管矢板Bをつなぐための継手を示している。
これらは、拡径掘削工具30との位置関係を示すために
記載したものであり、掘削された後挿入されるものであ
る。
【0018】次に、圧入ジャッキ装置12について説明
する。図1に示すように、地面に設置される基盤フレー
ム43と継ぎフレーム24との間には、4本のガイドパ
イプ44が直立して設けられており、ガイドパイプ44
にスライドフレーム42が上下に摺動可能に保持されて
いる。スライドフレーム42には、4本の油圧シリンダ
41の本体が取り付けられている。油圧シリンダ41の
ロッド先端部は、基盤フレーム43に取り付けられてい
る。図1は、油圧シリンダ41が縮小した状態を示して
おり、油圧シリンダ41が伸長すると、スライドフレー
ム42がガイドパイプ44に沿って上方向に摺動し、移
動する。一方、スライドフレーム42には、図1のCC
断面図である図10に示すように、鋼管矢板Bの外周を
把持するためのサブチャック50が設けられている。サ
ブチャック50は、油圧シリンダ50aにより駆動され
る。
【0019】次に、本発明の鋼管矢板圧入工法につい
て、図11から図15により順を追って詳細に説明す
る。図11(a)に示すように、鋼管矢板圧入装置10
をワイヤ51により吊り下げて、所定の位置に置く。次
に、図11(b)に示すように、ガイド14内のスラス
トシリンダ23、チャックシリンダ15、及び油圧シリ
ンダ41を伸ばした状態に作動させる。図11(b)に
示すように、先端に拡径掘削工具30を備える掘削用ケ
ーシングA1に継ぎケーシングC1が接続されたケーシ
ングがクレーンで吊り下げられて、鋼管矢板圧入装置1
0に挿入される。
【0020】次に、図11(c)に示すように、チャッ
クシリンダ15を縮めた状態とする。これにより、楔形
ケーシングチャック18が、図5に示すように、ケーシ
ングを把持する。次に、図11(d)に示すように、油
圧モータ22により、楔形ケーシングチャック18を介
して掘削用ケーシングA1を図中矢印Hの方向に正回転
させる。そして、同時にガイド14内のスラストシリン
ダ23を縮めるように作動させる。掘削用ケーシングA
1が正回転することにより、切削刃具32の受ける抵抗
によって図8に示す状態の揺動部材31が拡径方向に力
を受けて揺動し、拡径掘削工具30が図7に示すように
拡径した状態となる。そして、こうした掘削工具30が
回転と同時に下方向の力が付加され、硬質地盤層を掘削
することができる。ところで、掘削工具30の拡径を確
実なものとするため、予め揺動部材31を図7に示すよ
うに広げておくようにしてもよい。切削刃具32が地面
に当たって揺動部材31が拡径しようとする際、石など
によって拡径方向の揺動が妨げられることも考えられる
からである。
【0021】そして、図11(d)に示すように、クレ
ーンで吊ったハンマクラブ52により、ケーシング内の
粉砕された岩石、土等を外部に移動させる。内部に残し
ておくと、ケーシングを回転させるのに、大きな力を必
要とするので、それを回避するためである。スラストシ
リンダ23のストロークエンドまでいったら、ケーシン
グの回転を止め、チャックシリンダ15を伸ばし、ケー
シングを開放する。次に、スラストシリンダ23を伸ば
した後、再びチャックシリンダ15を縮めてケーシング
を把持する。以後この作業を繰り返し行う。これを掘削
用ケーシングA1が所定の深さに達するまで行う。
【0022】次に、掘削用ケーシングA1が所定の深さ
に達したら、図12(a)に示すように、チャックシリ
ンダ15を伸ばして、楔形ケーシングチャック18が図
6に示すように、全開状態とする。楔形ケーシングチャ
ック18が全開状態となってるので、クレーンで吊られ
た鋼管矢板Bをケーシングの外側に挿入することができ
る。次に、図12(b)に示すように、サブチャック5
0を作動させて鋼管矢板Bを把持する。次に、図12
(c)に示すように、鋼管矢板を吊っていた吊り金具を
外し、ガイド14内のスラストシリンダ23を伸ばす。
次に、図12(d)に示すように、油圧シリンダ41を
縮めて、鋼管矢板Bを掘削用ケーシングA1の外側の地
面に圧入する。ここで、掘削用ケーシングA1の外側
は、拡径掘削工具30により粉砕されているので、鋼管
矢板Bを比較的容易に圧入することができる。油圧シリ
ンダ41のストロークエンドまでいったら、サブチャッ
ク50を開放し、油圧シリンダ41を伸ばし、再び、サ
ブチャック50で鋼管矢板を把持し、油圧シリンダ41
を縮めて、さらに、鋼管矢板Bを地面に圧入する。これ
を数回繰り返すことにより、図12(d)に示すよう
に、掘削用ケーシングA1の先端付近の深さまで、鋼管
矢板Bを圧入する。
【0023】次に、図13(a)に示すように、チャッ
クシリンダ15を縮めて、楔形ケーシングチャック18
によりケーシングC1を把持する。そして、ケーシング
C1の上部にケーシングC2をボルトにより連結する。
次に、図13(b)に示すように、油圧モータ22によ
り、楔形ケーシングチャック18を介してケーシングA
1,C1,C2を図中矢印Hの方向に正回転させる。そ
して、同時にガイド14内のスラストシリンダ23を縮
めるように作動させる。掘削用ケーシングA1が正回転
することにより、図7に示すように、拡径掘削工具30
が拡径した状態で回転し、同時に下方向に力が付加され
る。これにより、硬質地盤層を掘削することができる。
そして、図13(b)に示すように、クレーンで吊った
ハンマクラブ52により、ケーシング内の粉砕された岩
石、土等を外部に移動させる。これを掘削用ケーシング
A1が所定の深さに達するまで行う。スラストシリンダ
23のストロークエンドまでいったら、ケーシングの回
転を止め、チャックシリンダ15を伸ばし、ケーシング
を開放する。次に、スラストシリンダ23を伸ばした
後、再びチャックシリンダ15を縮めてケーシングを把
持する。以後この作業を繰り返し行う。これを掘削用ケ
ーシングA1が所定の深さに達するまで行う。
【0024】次に、掘削用ケーシングA1が所定の深さ
に達したら、図13(c)に示すように、チャックシリ
ンダ15を伸ばして、楔形ケーシングチャック18が図
6に示すように、全開状態とする。楔形ケーシングチャ
ック18が全開状態となってるので、クレーンで吊られ
た鋼管矢板B2をケーシングの外側に挿入することがで
きる。次に、図13(c)に示すように、ガイド14内
のスラストジャッキ23を伸ばす。ここで、スラストシ
リンダ23を伸ばしているのは、次に説明する溶接作業
を行いやすくするためである。そして、継ぎ鋼管矢板B
2をクレーン等で吊り下げて、継ぎ鋼管矢板B2と鋼管
矢板Bとを溶接で接続する。
【0025】次に、図13(d)に示すように、油圧シ
リンダ41を縮めて、鋼管矢板Bを掘削用ケーシングA
1の外側の地面に圧入する。ここで、掘削用ケーシング
A1の外側は、拡径掘削工具30により粉砕されている
ので、鋼管矢板Bを比較的容易に圧入することができ
る。油圧シリンダ41のストロークエンドまでいった
ら、サブチャック50を開放し、油圧シリンダ41を伸
ばし、再び、サブチャック50で鋼管矢板を把持し、油
圧シリンダ41を縮めて、さらに、鋼管矢板Bを地面に
圧入する。これを数回繰り返すことにより、図13
(d)に示すように、掘削用ケーシングA1の先端付近
の深さまで、鋼管矢板Bを圧入する。
【0026】次に、図13(a)から図13(d)まで
の作業を繰り返すことにより、図14(a)に示すよう
に、鋼管矢板Bを圧入していく。図14(b)に示すよ
うに、最後の所定の深さについては、ケーシング掘削と
鋼管矢板圧入とを同時に行うことが可能である。このと
きは、スラストシリンダ23と油圧シリンダ41とを同
時に作動させることとなる。ここで、もちろん最後まで
図13(d)のように、ケーシング掘削を終えてから、
鋼管矢板圧入を行っても良い。
【0027】次に、図15(a)に示すように、楔形ケ
ーシングチャック18によりケーシングを把持した状態
で、油圧モータを逆回転させると同時にスライドシリン
ダ23によりケーシングを上に引き上げる。掘削用ケー
シングA1は、逆回転することにより、拡径掘削工具3
0の揺動部材31が上昇する際に鋼管矢板Bの下端に当
たり、回転によって図9に示すスク径方向に揺動させら
れる。こうして拡径掘削工具30が縮径した状態で掘削
用ケーシングA1を上に引き上げれば、鋼管矢板Bと干
渉することなく引き抜くことができる。
【0028】次に、順次ボルト連結を外し、ケーシング
が抜き終わったら、図15(b)に示すように、最下部
にモルタルを注入して固める。以上により、鋼管矢板圧
入工法が終了する。
【0029】以上詳細に説明したように、本実施の形態
の鋼管矢板圧入工法によれば、鋼管矢板を硬質地盤層へ
圧入する鋼管矢板圧入工法であって、鋼管矢板Bより小
径の円筒形状であって、先端に拡径掘削工具30を備え
る掘削用ケーシングA1を、地面に対して押圧すると同
時に回転させることにより、鋼管矢板Bに対応する地面
を掘削する掘削工程と、ケーシングA1,C1,C2に
はめ合わせた鋼管矢板Bを、拡径掘削工具30によって
掘削された部分に圧入する圧入工程を有しているので、
特に硬質地盤層では良質土に置換することなく、1台の
機械で掘削用ケーシングA1による掘削と鋼管矢板の圧
入を同時進行させることができるため、工期の短縮、工
事コストの低減を可能とした。
【0030】また、バイブロハンマ等で、鋼管矢板を圧
入しないので、騒音、振動を軽減することができる。ま
た、本実施の形態の鋼管矢板圧入工法によれば、上記鋼
管矢板圧入工法において、掘削用ケーシングA1に、継
ぎケーシングC1,C2をボルトにより継いで長くして
使用すること、鋼管矢板Bを溶接により継いで長くして
使用するので、任意の長さまで鋼管矢板を順次圧入する
ことができる。更に、継ぎ足していくケーシングと鋼管
矢板を適切な長さのものにすれば、例えば、高架下等の
高さ制限がある場所でも施工することができる。
【0031】また、本実施の形態の鋼管矢板圧入装置に
よれば、鋼管矢板を硬質地盤層へ圧入する鋼管矢板圧入
装置であって、鋼管矢板より小径のケーシングA1(C
1,C2)を把持し、それに回転力と圧入力とを付与す
るケーシング圧入手段11と、ケーシングA1,C1,
C2と同軸上に鋼管矢板Bを把持し、圧入力を付与する
鋼管矢板圧入手段12とを有しているので、良質土に交
換することなく、1台の機械で掘削用ケーシングA1に
よる掘削と鋼管矢板の圧入を同時進行させることができ
るため、工期の短縮、工事コストの低減を可能とした。
【0032】また、本実施の形態の掘削用ケーシングA
1は、拡径掘削工具30が、圧入するときは正回転によ
って拡径し、引き抜くときには逆回転によってケーシン
グ本体とほぼ同径になるように縮径するので、外側に圧
入された鋼管矢板B内からケーシングA1,C1,C2
を引き抜くことができ、これによって掘削用ケーシング
A1による掘削と鋼管矢板の圧入を同時進行させること
ができるようになり、工期の短縮、工事コストの低減は
可能となった。
【0033】ところで、前記実施形態で示した掘削用ケ
ーシングの他にも次のようなものを他の例として挙げる
ことができる。図16は、掘削用ケーシングA2を示し
た側部断面図である。この掘削用ケーシングA2の拡径
掘削工具60は、水平に振れる前記実施形態のものとは
異なり、揺動部材61が横軸のピン62によって吊り下
げられ、振り子のように振れるようにしたものである。
従って、掘削ケーシングA2を押し下げて揺動部材61
に設けられた切削刃具63が土に押し付けられると、図
面右側に示すように、ピン62の軸心が真っ先に土に押
し当てられた切削刃具63より内側にあるため、揺動部
材61が矢印S方向に力を受けて揺動し、破線で示すよ
うに拡径状態になり、掘削が可能になる。一方、掘削ケ
ーシングA2に従って揺動部材61が押し上げられる
と、図面右側に示すように、鋼管矢板Bの下端に当てら
れて内側に押し戻されて矢印T方向に揺動する。そのた
め、拡径した揺動部材61が鋼管矢板B内に納められ、
干渉することなくケーシングを引き上げることができる
【0034】更に、他の例としてシャーピンを使用し、
回転圧入する前に予め拡径掘削工具を拡径状態にしてお
くものを挙げることができる。ここで、図17に示す第
3例は、第1例のように揺動部材71を水平に振れるよ
うにしたものであり、図18に示す第4例は、第2例の
ように揺動部材81が振り子のように振れるようにした
ものである。
【0035】先ず、図17に示す第3例の掘削用ケーシ
ングA3は、その拡径掘削工具70が、切削刃具72の
取り付けられた揺動部材71にピン孔71aが形成され
ている。そして、ケーシングの回転圧入時には、図面右
側に示すように揺動部材71を拡径させ、そのピン孔7
1aを通したシャーピン73を工具本体に差し込んで拡
径状態を維持する。一方、ケーシングを引き抜く場合に
は、揺動部材71が鋼管矢板Bの下端に当たり、ケーシ
ングに与えられた回転と引き抜きの力によって揺動部材
71に内側へ揺動させる力が働き、その力によってシャ
ーピン73が切断され、図17の左側に示すように揺動
部材71が鋼管矢板B内に揺動して納められる。
【0036】また、図18に示す第4例の掘削用ケーシ
ングA4は、その拡径掘削工具80が、切削刃具82の
取り付けられた揺動部材81にピン孔81aが形成され
ている。そして、ケーシングの回転圧入時には、図面右
側に示すように揺動部材81を拡径させ、そのピン孔8
1aを通したシャーピン83を工具本体に差し込んで拡
径状態を維持する。一方、ケーシングを引き抜く場合に
は、揺動部材81が鋼管矢板Bの下端に当たり、ケーシ
ングに与えられた引き抜きの力によって揺動部材81に
内側へ揺動させる力が働き、その力によってシャーピン
83が切断され、図18の左側に示すように揺動部材8
1が鋼管矢板B内に揺動して納められる。従って、図1
7及び図18に示した拡径掘削工具70,80は、拡径
のための揺動部材71,71の揺動が石などによって妨
げられるようなことがなく、確実に拡径状態となって掘
削を行うことができる。
【0037】なお、本発明は、前記実施形態のものに限
定される訳ではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々
な変更が可能である。例えば、本実施の形態では、硬質
地盤層に対する工法について説明したが、準硬質地盤層
に対しても、本発明を実施することにより、1台の機械
で鋼管矢板を圧入できるという、顕著な効果を奏するこ
とができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の鋼管矢板圧入工法によれば、鋼
管矢板より小径の円筒形状であって、先端に拡径掘削工
具を備えるケーシングを、地面に対して押圧すると同時
に回転させることにより、鋼管矢板に対応する地面を掘
削する掘削工程と、ケーシングにはめ合わせた鋼管矢板
を、拡径掘削工具によって掘削された部分に圧入する圧
入工程を有するので、掘削用ケーシングによる掘削と鋼
管矢板の圧入の同時進行により、工期の短縮、工事コス
トの低減が可能となった。また、本発明の鋼管矢板圧入
装置によれば、鋼管矢板より小径のケーシングを把持
し、そのケーシングに回転力と圧入力とを付与するケー
シング圧入手段と、ケーシングと同軸上に前記鋼管矢板
を把持し、圧入力を付与する鋼管矢板圧入手段とを有す
るので、掘削用ケーシングによる掘削と鋼管矢板の圧入
の同時進行させることができ、工期の短縮、工事コスト
の低減が可能となった。更に、本発明の掘削用ケーシン
グによれば、鋼管矢板より小径の円筒体であって、その
先端部に管内方向に退避可能な拡径掘削工具を備えるの
で、掘削用ケーシングによる掘削と鋼管矢板の圧入の同
時進行させることができ、工期の短縮、工事コストの低
減が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼管矢板圧入装置の構成を示す全体正面図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図1のAA断面図である。
【図5】チュービング装置11の構成を示す部分断面図
である。
【図6】チュービング装置11の部分的構成を示す断面
図である。
【図7】拡径掘削工具30の拡径状態を示す図である。
【図8】図7の部分側面図である。
【図9】拡径掘削工具30の縮径状態を示す図である。
【図10】図1のCC断面図である。
【図11】(a)は、鋼管矢板圧入工法の第1工程図で
あり、(b)は、第2工程図であり、(c)は、第3工
程図であり、(d)は、第4工程図である。
【図12】(a)は、鋼管矢板圧入工法の第5工程図で
あり、(b)は、第6工程図であり、(c)は、第7工
程図であり、(d)は、第8工程図である。
【図13】(a)は、鋼管矢板圧入工法の第9工程図で
あり、(b)は、第10工程図であり、(c)は、第1
1工程図であり、(d)は、第12工程図である。
【図14】(a)は、鋼管矢板圧入工法の第13工程図
であり、(b)は、第14工程図である。
【図15】(a)は、鋼管矢板圧入工法の第15工程図
であり、(b)は、第16工程図である。
【図16】掘削用ケーシングの第2例を示した側部断面
図である。
【図17】掘削用ケーシングの第3例における拡径掘削
工具70の拡径状態を示す図である。
【図18】掘削用ケーシングの第4例を示した側部断面
図である。
【図19】従来の鋼管矢板圧入工法の第1工程図であ
る。
【図20】従来の鋼管矢板圧入工法の第2工程図であ
る。
【図21】従来の鋼管矢板圧入工法の第3工程図であ
る。
【符号の説明】
10 鋼管矢板圧入装置 11 チュービング装置 12 圧入ジャッキ装置 14 ガイド 15 チャックシリンダ 18 楔形ケーシングチャック 22 油圧モータ 23 スラストシリンダ 24 継ぎフレーム 30 拡径掘削工具 41 油圧シリンダ 42 スライドフレーム A1 ケーシング(先端に拡径掘削工具30を備える
もの) B 鋼管矢板 C 継ぎケーシング M 孔 N 良質土
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衣笠 正則 兵庫県佐用郡佐用町山脇501 株式会社横 山基礎工事内 (72)発明者 岩倉 明 名古屋市熱田区三本松町1−1 日本車輌 製造株式会社内 (72)発明者 栗本 真司 名古屋市熱田区三本松町1−1 日本車輌 製造株式会社内 (72)発明者 井上 雅弘 名古屋市熱田区三本松町1−1 日本車輌 製造株式会社内 Fターム(参考) 2D029 DC02 PA07 PB04 PB05 PC02 PD04 2D050 AA07 AA08 CB10 CB22 CB23 EE04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管矢板を地盤層へ圧入する鋼管矢板圧
    入工法において、 前記鋼管矢板より小径の円筒形状であって、先端に拡径
    掘削工具を備える掘削用ケーシングを、地面に対して押
    圧すると同時に回転させることにより、前記鋼管矢板に
    対応する地面を掘削する掘削工程と、 前記掘削用ケーシングにはめ合わせた鋼管矢板を、前記
    拡径掘削工具によって掘削された部分に圧入する圧入工
    程を有することを特徴とする鋼管矢板圧入工法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する鋼管矢板圧入工法に
    おいて、 前記掘削用ケーシングに、継ぎケーシングをボルトによ
    り継いで長くして使用すること、 前記鋼管矢板を溶接により継いで長くして使用すること
    を特徴とする鋼管矢板圧入工法。
  3. 【請求項3】 鋼管矢板を地盤層へ圧入する鋼管矢板圧
    入装置において、 鋼管矢板より小径のケーシングを把持し、そのケーシン
    グに回転力と圧入力とを付与するケーシング圧入手段
    と、 前記ケーシングと同軸上に前記鋼管矢板を把持し、圧入
    力を付与する鋼管矢板圧入手段とを有することを特徴と
    する鋼管矢板圧入装置。
  4. 【請求項4】 鋼管矢板を地盤層へ圧入するための孔を
    形成する掘削用ケーシングにおいて、 鋼管矢板より小径の円筒体であって、その先端部に管内
    方向に退避可能な拡径掘削工具を備えることを特徴とす
    る掘削用ケーシング。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載する掘削用ケーシングに
    おいて、 前記拡径掘削工具は、前記円筒体先端部に軸支された揺
    動部材に切削刃具が取り付けられ、その揺動部材が、拡
    径方向の外力によって掘削可能な状態に拡径し、縮径方
    向の外力によって前記鋼管矢板の径以内に縮径する範囲
    で揺動可能なものであることを特徴とする掘削用ケーシ
    ング。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載する掘削用ケーシングに
    おいて、 前記拡径掘削工具は、前記円筒体先端部に軸支された揺
    動部材に切削刃具が取り付けられ、シャーピンによって
    当該揺動部材の拡径状態を維持するようにしたものであ
    ることを特徴とする掘削用ケーシング。
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