JP6864277B2 - 地下埋設体の除去装置及びそれを用いた除去方法 - Google Patents

地下埋設体の除去装置及びそれを用いた除去方法 Download PDF

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Description

この発明は、地中に埋設されている鉄筋コンクリート製の障害物や杭等の地下埋設体の除去装置及びそれを用いた除去方法に関するものである。
コンクリート建造物の基礎に埋設された鉄筋コンクリート製の杭等の地下埋設体は、この建造物を破壊、除去した後に除去する必要がある。
このような地下埋設体は、一般にオールケーシング工法に使用される回転圧入装置で、杭等を囲むように掘削ケーシングを建て込んで、杭等を除去している。
この除去方法は、既設杭等を囲むように、掘削ケーシングを建て込み、クローラクレーンに吊したハンマーグラブを落下させ、既設杭等を破砕し、その破片を土砂と共に排出している。しかし、この方法による場合は、既設杭の破砕に時間がかかり、また、破砕が困難な場合もあるので、数トンの重鎮(チゼル)をクローラクレーンに吊して、これを落下させて既設杭を破砕してハンマーグラブで排出する方法がとられている。
しかし、このチゼルを落下させる方法では、大きな衝撃や振動が発生する等の問題があった。そこで、騒音、振動が少ない既設杭を除去する方法が特許文献1に提案されている。
特許文献1には、既設杭を囲むようにケーシングチューブを回転圧入装置で建て込んで既設杭を除去する方法において、既設杭が中心から外れるようにしてケーシングチューブを建て込んだ後、下端に倒折翼を備えた駆動ロッドをケーシングチューブの内周面に係止するグリップ機構の下端に固設した倒折装置をクレーンで吊持してケーシングチューブ内へ挿入し、該倒折翼を回転圧入装置で圧入して回動させて既設杭を倒折させ、倒折した既設杭をハンマーグラブで排出することが記載されている。
しかしながら、地中埋設体の場所が不明な場合も多く、既設杭を囲むようにケーシングチューブを回転圧入装置で建て込まれない場合には、この方法は用いることができない。また、地中埋設体によっては、倒折することが困難なものもある。
ブレーカーを用いるとコンクリート等は破砕することができる。そこで、建設機械のアームにブレーカーを取り付けて、地下の埋設体を破砕することも考えられるが、アームの長さまでしか破砕することができず、地中深く埋まった既設杭などの地中埋設体をブレーカーで破砕することはできない。
特開2003−301459号公報
この発明は、地中埋設体の位置や種類にかかわらず破砕して地中埋設体を除去することができる地中埋設体の除去装置及びそれを用いた除去方法を提供することを課題とする。
この発明の地下埋設体の除去装置は、先端に掘削ビットが設けられた掘削ケーシングと、前記掘削ケーシングを支持する回転圧入装置と、前記掘削ケーシングの内周面に圧接固定するチャッキング装置とこのチャッキング装置の下方に装着された油圧ブレーカーとを有するブレーカー装置とを備え、前記チャッキング装置は、径方向に拡開し、前記掘削ケーシングの内周面を圧接するチャック部材と、前記油圧ブレーカーを装着する装着部とを有し、前記装着部は、径方向に長孔が設けられ、前記油圧ブレーカーに取り付けられた取付部材に設けられたピンが、前記長孔に係合して前記油圧ブレーカーを支持するとともに、前記油圧ブレーカーを径方向で異なる位置で装着可能であり、前記掘削ケーシングの内周面に前記チャッキング装置で前記ブレーカー装置を圧接固定し、前記油圧ブレーカーで地中埋設体を破砕する。そして、前記回転圧入装置で前記掘削ケーシングと共にブレーカー装置を回動させて地中埋設体を破砕することができる。
また、この発明の地中埋設体の除去方法は、掘削ケーシングの内周面に圧接固定するチャッキング装置とこのチャッキング装置の下方に装着された油圧ブレーカーとを有し、前記チャッキング装置は、径方向に拡開し、前記掘削ケーシングの内周面を圧接するチャック部材と、前記油圧ブレーカーを装着する装着部とを有し、前記装着部は、径方向に長孔が設けられ、前記油圧ブレーカーに取り付けられた取付部材に設けられたピンが、前記長孔に係合して前記油圧ブレーカーを支持するとともに、前記油圧ブレーカーを径方向で異なる位置で装着可能であるブレーカー装置を用意し、地中埋設体を囲むように前記掘削ケーシングを回転圧入装置で建て込んだ後、前記ブレーカー装置をクレーンで吊して、前記掘削ケーシング内に挿入し、前記チャッキング装置で前記ブレーカー装置を前記掘削ケーシングの内周面に圧接固定し、前記油圧ブレーカーにより前記掘削ケーシング内の地中埋設体を破砕し、破砕した地中埋設体をハンマーグラブで排出する。
また、前記油圧ブレーカーで地中埋設体を破砕した後、回転圧入装置で掘削ケーシングを圧入し、引き続き前記油圧ブレーカーで地中埋設体を破砕すればよい。
た、前記油圧ブレーカーの先端に取り付けられたチゼルを前記掘削ケーシングの中心より偏心させ、前記掘削ケーシングを回転圧入装置で回転させて地中埋設体の複数箇所を打撃するように構成できる。
以上述べたように、この発明は、油圧ブレーカーを掘削ケーシングの内周面に取り付けることができるので、地中埋設体の位置に関係なく、掘削ケーシングを建て込み、その内部に存在する地下埋設体を油圧ブレーカーで破砕することができる。破砕したコンクリート片などをハンマーグラブ等で排出して地中埋設体を除去することができる。また、油圧ブレーカーを用いるので、地中埋設体の種類に関係なく破砕除去することができる。
この発明の地下埋設体の除去装置の実施形態を示す縦断側面図であり、ブレーカー装置を吊り下げて掘削ケーシング内に挿入した状態を示している。 この発明の地下埋設体の除去装置の実施形態を示す縦断側面図であり、掘削ケーシング内にブレーカー装置を圧接固定した状態を示している。 この発明のブレーカー装置に設けられたチャッキング装置の上面から見た模式図である。 この発明の地下埋設体の除去装置の実施形態を示す縦断側面図である。 この発明の地下埋設体の除去装置の実施形態に用いられる回転圧入装置の設置状態を示す側面図である。 この発明の地下埋設体の除去装置の実施形態で用いられる定規鉄板を示す平面図である。 この発明の地下埋設体の除去装置による工法を工程別に示す概略断面図である。 この発明の地下埋設体の除去装置により、ブレーカー装置のチゼルで破砕する箇所を示す模式図である。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1及び図2は、この発明の地下埋設体の除去装置の実施形態を示す縦断側面図であり、図1は、ブレーカー装置を吊り下げて掘削ケーシング内に挿入した状態を、図2は、掘削ケーシング内にブレーカー装置を圧接固定した状態をそれぞれ示している。
この発明の地下埋設体の除去装置は、掘削ケーシング4とこの掘削ケーシング4内に挿入され、内周面に圧接固定されるブレーカー装置1を備える。
この発明に用いられる掘削ケーシング4は、継ぎ足して必要な長さとするケーシング本体部40の先端にケーシングヘッドが嵌め込まれ、ケーシングヘッドの下端に掘削ビット41が設けられている。
この掘削ケーシング4は、図7に示すように、回転圧入装置(ケーシングドライバー)5で揺動及び回転可能に支持される。
この回転圧入装置5は、周知のように、例えばオールケーシング工法で使用する圧入機である。この回転圧入装置5は、図5に示すように、地面G上にジャッキ51により水平に設置されるベースフレーム52上の四隅にガイドポスト53を立設し、これらのガイドポスト53に沿って油圧シリンダー(図示せず)により昇降される昇降フレーム54を取付ける。そして、この昇降フレーム54に油圧モータ(図示せず)により歯車機構(図示せず)等の動力伝達装置を介して回転駆動される回転体を設置する。この回転体は掘削ケーシング4を貫挿可能な円筒形をなすものであり、この回転体には油圧シリンダー等(図示せず)により開閉される可動バンド等を有するチャック装置を備える。
回転圧入装置5は、クローラクレーン(図示せず)により、定規鉄板6の全旋回ジャッキ部受け皿61に位置合わせされ敷設される。
掘削ケーシング4は、前記回転圧入装置5により外周をチャックされながら回転推進されて地盤に圧入されるものである。
ブレーカー装置1は、掘削ケーシング4の内周面に圧接固定するチャッキング装置2とこのチャッキング装置2の下方に装着された油圧ブレーカー3とを備える。
チャッキング装置2はベース部20に油圧で動作する複数の、この実施形態では4個のチャックシリンダ22が取り付けられ、このチャックシリンダ22のロッド23にチャック動作を行う動作部材23bが取付部材23aを介して固定されている。動作部材23bはテーパー面を有し、このテーパー面に摺接するようにチャック部材24の従動部24bが取り付けられる。
掘削ケーシング4の内周面にチャック部材24を圧接する際には、図2に示すように、チャックシリンダ22が動作し、ロッド23が伸びて動作部材23bを押し上げる。ロッド23が延びると、図3に示すように、動作部材23bのテーパー面と従動部材24bのテーパー面により、チャック部材24が径方向に拡がり、掘削ケーシング4の内周面にチャック部材24が圧接し、掘削ケーシング4の内周面にブレーカー装置1が圧接固定される。
チャックシリンダ22のロッド23を縮めると、動作部材23bのテーパー面と従動部材24bのテーパー面により、チャック部材24が径方向に縮まり、掘削ケーシング4の内周面との圧接が解除される。
チャッキング装置2はベース部20の下方部には、油圧ブレーカー3を装着するための装着部21が設けられ、この装着部21に油圧ブレーカー3を径方向で異なる位置で装着することができる。このため、この装着部21には、径方向に2つの長孔25が設けられている。
油圧ブレーカー3は先端にチゼル31が設けられ、図示しない油圧装置でチゼル31に打撃力を与える。油圧ブレーカー3の後端側には装着部21に装着するための取付部材33が装着され、この取付部材33に装着部21に設けられた長孔25に係合するピン34が設けられている。
図4に示すように、長孔25と係合するピン34をスライドさせ、所定の位置で係止することで、油圧ブレーカー3のチゼル31を径方向の異なる位置に設定することができる。チゼル31は掘削ケーシング4の中央部から内周面側に長孔25の径方向の距離だけ移動させることができる。即ち、チゼル31を掘削ケーシング4の中心より偏心させた位置に取り付けることができる。このため、図8に示すチゼル31の軌跡を表す点31aのように、中央部から径方向に種々の位置に油圧ブレーカー3を移動させることができ、地中埋設体の種類や破砕状態に応じてチゼル31の位置を適宜選択することができる。
掘削ケーシング4にブレーカー装置1を取り付ける場合は、図1に示すように、チャッキング装置2のチャック部材24を径方向に縮めた状態で、クローラクレーンにワイヤ8を用いて吊り下げ、掘削ケーシング4の所定の位置まで挿入する。そして、図2に示すように、チャックシリンダ22が動作し、ロッド23が伸びて動作部材23bを押し上げる。ロッド23が延びると、動作部材23bのテーパー面と従動部材24bのテーパー面により、チャック部材24が径方向に拡がり、掘削ケーシング4の内周面にチャック部材24が圧接し、掘削ケーシング4の内周面にブレーカー装置1が圧接固定される。
次に、この発明の地下埋設体の除去装置を使用して既存杭などの地中埋設体7を除去する方法について説明する。ここで、地中埋設体7は地中に埋設された構造物として例えば、内部に鉄筋を有するコンクリート杭(PC、RC等の既製杭、現場造成杭)などである。
(1)頭出し
油圧ショベル等で該当箇所を掘削し、除去する地中埋設体7の位置を確認し、埋め戻す。このとき、杭心棒63の位置を設置して、回転圧入装置5の設置位置を確認する。この杭心棒63は、図5及び図6に示すように、回転圧入装置5を載置する定規鉄板6に設けるものであり、この定規鉄板6の中心に設けられる掘削ケーシング4の貫通可能な円穴の中心にX,Y方向に張った糸62の交点を位置させたものである。尚、この発明では、掘削ケーシング4を圧入できれば、掘削ケーシング4内の地中埋設体7はブレーカー装置1により破砕することができる。このため、地中埋設体7の正確な位置が分からなくても、新たな基礎杭を敷設する箇所に、掘削ケーシング4を圧入し、その掘削ケーシング4内に存在する地中埋設体7を除去することができる。
(2)回転圧入装置据付
図5に示すように、定規鉄板6に設けたガイドに回転圧入装置5の4隅を合わせて回転圧入装置5を載せ、偏心位置の中央を示す杭心棒63(定規鉄板6のX,Y方向に張った糸の交点)に回転圧入装置5の中心を合わせて回転圧入装置5を設置する。
(3)掘削ケーシング4の建て込み
図7(a)に示すように、掘削ケーシング4を回転圧入装置5に建て込む。この掘削ケーシング4の建て込みは、クローラクレーンに吊り下げて行う。地中埋設体7の位置に掘削ケーシング4をセットする。
(4)掘削ケーシング4の圧入及びブレーカー装置1の取り付け
図7(a)に示すように、回転圧入装置5により掘削ケーシング4を地中埋設体7まで揺動させて圧入する。掘削ケーシング4をその外周を回転圧入装置5のチャック装置で締め付け固定し、駆動装置でこのチャック装置を左右に回転(揺動)させ、掘削ケーシング4を地中埋設体7の外周部分の地盤に圧入する。尚、この掘削ケーシング4の一部または全部が地中埋設体7に当接しても、掘削ケーシング4の掘削ビット41により地中埋設体7を掘削しつつ圧入する。
そして、所定の深さまで掘削ケーシング4を圧入した後、図1に示すように、チャッキング装置2のチャック部材24を径方向に縮めた状態で、クローラクレーンにワイヤ8を用いて吊り下げ、掘削ケーシング4の所定の位置まで挿入する。そして、図2に示すように、チャックシリンダ22を動作させ、チャック部材24を径方向に拡開させ、掘削ケーシング4の内周面にチャック部材24を圧接させて、掘削ケーシング4の内周面にブレーカー装置1を圧接固定する。
(5)地中埋設体7の破砕
次に、図7(b)に示すように、油圧ブレーカー3を動作させ、地中埋設体7を粉砕する。油圧ブレーカー3のチゼル31が偏心した状態で装着されている場合には、油圧ブレーカー3で所定時間、地中埋設体7を破砕した後、回転圧入装置5により、掘削ケーシング4を回転させ、図8に示すように、複数箇所をチゼル31で地中埋設体7を打撃し、地中埋設体7を破砕する。油圧ブレーカー3による地中埋設体7の破砕を行い、掘削ケーシング4を回転させ、そして、回転圧入装置5により地中に掘削ケーシング4を圧入して行き、油圧ブレーカー3による破砕と掘削ケーシング4の回転と圧入を繰り返し、地中埋設体7を破砕して地中を進んで行く。
(6)破砕物の取り出し、
所定の破砕物7aが掘削ケーシング4の中に溜まると、図7(c)に示すように、クローラクレーンにより、ブレーカー装置1を掘削ケーシング4から取り出し、ハンマーグラブなどを用い破砕物7aを掘削ケーシング4から取り出す。破砕物7aの取り出しが終了すると、掘削ケーシング4の内部にブレーカー装置1を圧接固定し、地中埋設体7を除去するまで、前述の動作を繰り返す。
なお、地中深くになると、ケーシング本体部40を継ぎ足す。そして、地中埋設体7の全部が除去されるまで繰り返す。このようにして、地下に埋設された杭等の地下埋設体7を除去することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ブレーカー装置
2 :チャッキング装置
3 :油圧ブレーカー
4 :掘削ケーシング
5 :回転圧入装置
7 :地中埋設体
7a :破砕物
20 :ベース部
21 :装着部
22 :チャックシリンダ
23 :ロッド
23a :取付部材
23b :動作部材
24 :チャック部材
24b :従動部材
25 :長孔
31 :チゼル
33 :取付部材
34 :ピン

Claims (5)

  1. 先端に掘削ビットが設けられた掘削ケーシングと、前記掘削ケーシングを支持する回転圧入装置と、前記掘削ケーシングの内周面に圧接固定するチャッキング装置とこのチャッキング装置の下方に装着された油圧ブレーカーとを有するブレーカー装置とを備え、
    前記チャッキング装置は、径方向に拡開し、前記掘削ケーシングの内周面を圧接するチャック部材と、前記油圧ブレーカーを装着する装着部とを有し、前記装着部は、径方向に長孔が設けられ、前記油圧ブレーカーに取り付けられた取付部材に設けられたピンが、前記長孔に係合して前記油圧ブレーカーを支持するとともに、前記油圧ブレーカーを径方向で異なる位置で装着可能であり、
    前記掘削ケーシングの内周面に前記チャッキング装置で前記ブレーカー装置を圧接固定し、前記油圧ブレーカーで地中埋設体を破砕する、地中埋設体の除去装置。
  2. 前記回転圧入装置は、前記掘削ケーシングと共にブレーカー装置を回動させる、請求項1に記載の地中埋設体の除去装置。
  3. 掘削ケーシングの内周面に圧接固定するチャッキング装置とこのチャッキング装置の下方に装着された油圧ブレーカーとを有し、前記チャッキング装置は、径方向に拡開し、前記掘削ケーシングの内周面を圧接するチャック部材と、前記油圧ブレーカーを装着する装着部とを有し、前記装着部は、径方向に長孔が設けられ、前記油圧ブレーカーに取り付けられた取付部材に設けられたピンが、前記長孔に係合して前記油圧ブレーカーを支持するとともに、前記油圧ブレーカーを径方向で異なる位置で装着可能であるブレーカー装置を用意し、地中埋設体を囲むように前記掘削ケーシングを回転圧入装置で建て込んだ後、前記ブレーカー装置をクレーンで吊して、前記掘削ケーシング内に挿入し、前記チャッキング装置で前記ブレーカー装置を前記掘削ケーシングの内周面に圧接固定し、前記油圧ブレーカーにより前記掘削ケーシング内の地中埋設体を破砕し、破砕した地中埋設体をハンマーグラブで排出する、地中埋設体の除去方法。
  4. 前記油圧ブレーカーで地中埋設体を破砕した後、回転圧入装置で掘削ケーシングを圧入し、引き続き前記油圧ブレーカーで地中埋設体を破砕する、特徴とする請求項3に記載の地中埋設体の除去方法。
  5. 前記油圧ブレーカーの先端に取り付けられたチゼルを前記掘削ケーシングの中心より偏心させ、前記掘削ケーシングを回転圧入装置で回転させて地中埋設体の複数箇所を打撃する、請求項3又は4に記載の地中埋設体の除去方法。
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