JP2002087773A - バッテリフォークリフトのバッテリ収納部 - Google Patents

バッテリフォークリフトのバッテリ収納部

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JP2002087773A
JP2002087773A JP2000278090A JP2000278090A JP2002087773A JP 2002087773 A JP2002087773 A JP 2002087773A JP 2000278090 A JP2000278090 A JP 2000278090A JP 2000278090 A JP2000278090 A JP 2000278090A JP 2002087773 A JP2002087773 A JP 2002087773A
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JP
Japan
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battery
hydraulic tank
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opening
battery housing
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JP2000278090A
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Koji Yokoyama
孝二 横山
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Nippon Yusoki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリフォークリフトにおける防爆規定を
満たしつつも、車体幅が増してしまうことがないバッテ
リ収納部構造を提供する。 【解決手段】 車体外側に向けて開口部を有し、内部に
バッテリケース及び油圧タンクが収納されたバッテリフ
ォークリフトのバッテリ収納部であって、前記油圧タン
クの側壁が前記バッテリ収納部の開口部を塞ぐカバー部
材と成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバッテリフォークリ
フトに関し、特にバッテリケース及び油圧タンクが収納
されるバッテリ収納部に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気中の爆発性ガスにより、爆発または
火災の発生する危険性のある場所では、予め定められた
規定に従って検定を受けた防爆構造のフォークリフトが
使用される。防爆構造のフォークリフトはその内部装置
が外部から直接接触できないように構成されており、こ
のフォークリフトがバッテリフォークリフトの場合、バ
ッテリも外部から直接接触できないようにする必要があ
る。所が、バッテリからは水素ガスの発生があるため
に、この水素ガスを放出する工夫も必要である。即ち、
バッテリに関しては、外部から直接接触できないように
する工夫と水素ガスを放出するための工夫の2つが必要
となってくる。そのために、図6に示すバッテリ収納部
3の高さ寸法Hsと図7に示すバッテリセル5が入った
バッテリケース1の高さ寸法Hとの差を防爆規定値の丸
棒が入らないように設定し、なおかつバッテリケース1
の側壁に防爆規定値の丸棒が入らない大きさの通気孔2
を多数形成している。なお、上記防爆規定値の丸棒とは
直径12mmの丸棒である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記バ
ッテリ収納部3の高さ寸法Hsとバッテリケース1の高
さ寸法Hとの差を防爆規定値内にすることは難しく、製
造誤差によりこの差が大きくなってしまったり、或いは
小さくなってしまったりすることが多い。このため、大
きい場合には別部材を溶接、或いはボルト付けする等の
修正が必要であり、小さい場合にはバッテリケース1を
削ったり等の修正が必要であり、調整に手間がかかって
いた。
【0004】そこで、バッテリ収納部3の開口部に通気
孔を形成したカバー部材を取り付けることが考えられ
る。所が、バッテリ収納部3には上記バッテリケース1
に加えて油圧タンク4(図7参照)が収納されている。
バッテリケース1と油圧タンク4は、バッテリ収納部3
の車体幅方向いっぱいを占めており、仮にカバーを取り
付けるとなると、板厚分だけ車体幅が出っ張ってしまう
問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、バッテリフォー
クリフトにおける防爆規定を満たしつつも、車体幅が増
してしまうことがないバッテリ収納部構造を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は車体外側に向けて開口部を有し、内部にバ
ッテリケース及び油圧タンクが収納されたバッテリフォ
ークリフトのバッテリ収納部であって、前記油圧タンク
の側壁が前記バッテリ収納部の開口部を塞ぐカバー部材
と成されていることを特徴とする。
【0007】また、前記カバー部材に、前記バッテリ収
納部と外部とを連通する通気孔が形成されていることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るバッテリフ
ォークリフトの一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。図1は、本発明に係るリーチ型のバッテリフォ
ークリフト10を示した斜視図、図2は、バッテリセル
5が複数収納されたバッテリケース21及び油圧タンク
13を示す斜視図である。上記油圧タンク13及びバッ
テリケース21は車体に形成されたバッテリ収納部3に
収納されている。上記バッテリ収納部は、車体の幅方向
に渡って形成されており、車体の左右両側面で開口部1
1を有している。双方の開口部11のうち、車体右側A
の開口部はバッテリケース21が引き出される開口部と
して使用され、車体左側Bの開口部11は上記油圧タン
ク13が取り付けられる。
【0009】そして、上記油圧タンク13は車体前方に
配置されたマスト装置への圧油供給源であって、この油
圧タンク13の側壁が上記バッテリ収納部3の開口部1
1を塞ぐカバー部材12と成されている。カバー部材1
2と油圧タンク本体13aとは全周で溶接されている。
【0010】上記油圧タンク13の側壁がバッテリ収納
部3の開口部11を塞ぐカバー部材12と成すことによ
り、上記車体左側Bのバッテリ収納部3の開口部11を
カバー部材12によって塞ぎ、同時に油圧タンク13も
バッテリ収納部内に収納するものである。
【0011】上記カバー部材12は、上部近傍に複数の
長穴状の通気孔14を複数有している。通気孔14は、
防爆規定を満たす12mm未満の幅に形成されている。
また、複数の通気孔14の合計面積も防爆規定を満たす
所定面積以上を有する。なお、上記通気孔14は1つで
も良い。上記通気孔14はバッテリから発生する水素ガ
スをバッテリ収納部3から車体外部に放出するための孔
であり、バッテリ収納部3に対して開いている。
【0012】更に、上記カバー部材12は、バッテリフ
ォークリフト10のフレームと結合するための錠締め機
構15を適宜箇所に有している。錠締め機構15は、図
3,4に示すようにカバー部材12に錠穴16を形成
し、対応する裏面に断面コ字状のボルト孔を有する保持
部材17が配置されている。また、保持部材17には、
ボルト18が座金19を介して、回転自在に保持されて
いる。つまり、カバー部材12は、このボルト18によ
って、フレームの一部に固定される。
【0013】上記カバー部材12の横幅W1は、油圧タ
ンク13の横幅W2より広く形成されている。これによ
り、カバー部材12のバッテリ収納部開口部11への取
付時、油圧タンク13が車体側に当たることを防止する
と共に、油圧タンク13よりも出っ張ったカバー部材1
2を車体に当てがいながら油圧タンク13から突出する
パイプ20をフレーム側へ滑り込ませる事ができる。つ
まり、油圧タンク13をバッテリフォークリフトに取り
付ける際、突出したパイプ20先をフレーム側に入れな
がら、ドアを閉めるような感覚で行う事ができる。尚、
本発明は上記実施例に限ることなく本発明の技術思想に
基づいて種々の設計変更が可能である。
【0014】以上のように、油圧タンク13の側壁を、
バッテリ収納部3の開口部を塞ぐカバー部材12として
兼用することにより、バッテリ収納部3にバッテリケー
ス1及び油圧タンク13が車体幅方向いっぱいに収納さ
れていても、車体幅を大きくすることなく開口部にカバ
ー部材12を取り付けることができる。これを図2及び
図7を参照して説明すると、本発明の油圧タンク13及
びバッテリケース21の車体幅方向の長さD1を、従来
の油圧タンク13及びバッテリケース21の車体幅方向
の長さD2と等しくすることができ、よって従来の車体
幅のままで上記カバー部材12を取り付けることができ
る。
【0015】
【発明の効果】上述した如く、油圧タンクの側壁を、バ
ッテリ収納部の開口部を塞ぐカバー部材と兼用すること
により、バッテリ収納部にバッテリケース及び油圧タン
クが車体幅方向いっぱいに収納されていても、車体幅を
大きくすることなく開口部にカバー部材を取り付けるこ
とができる。更に、上記カバー部材に通気孔を形成する
ことにより、バッテリから発生する水素ガスを外部へ放
出することができる。即ち、上記カバー部材によってバ
ッテリが外部から直接接触されることがなく、通気孔に
より水素ガスは良好に外部へ放出されることにより、従
来の如くバッテリケースへの細工や組立時の調整等を必
要とすることなく、防爆規定をも満たすことができる。
更に、従来は開放されていたバッテリ収納部の開口部を
カバー部材にて塞ぐことにより、フォークリフトの外観
も良好なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバッテリ収納部を備えるバッテリフォ
ークリフトの全体斜視図である。
【図2】本発明のバッテリ収納部に収納される油圧タン
ク及びバッテリケースの斜視図である。
【図3】本発明のバッテリ収納部に収納される油圧タン
クの斜視図である。
【図4】図3のA−A線に沿った横断端面図である。
【図5】本発明のバッテリ収納部に収納される油圧タン
クの車体フレームへの錠締め機構を示す断面図である。
【図6】従来のバッテリ収納部を備えるバッテリフォー
クリフトの全体斜視図である。
【図7】従来のバッテリ収納部に収納される油圧タンク
及びバッテリケースの斜視図である。
【符号の説明】
1 バッテリケース 2 通気孔 3 バッテリ収納部 4 油圧タンク 5 バッテリセル 10 バッテリフォークリフト 11 開口部 12 カバー部材 13 油圧タンク 13a油圧タンク本体 14 通気孔 15 錠締め機構 16 錠穴 17 保持部材 18 ボルト 19 座金 20 パイプ 21 バッテリケース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体外側に向けて開口部を有し、内部に
    バッテリケース及び油圧タンクが収納されたバッテリフ
    ォークリフトのバッテリ収納部であって、前記油圧タン
    クの側壁が前記バッテリ収納部の開口部を塞ぐカバー部
    材と成されていることを特徴とするバッテリフォークリ
    フトのバッテリ収納部。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材に、前記バッテリ収納部
    と外部とを連通する通気孔が形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のバッテリフォークリフトのバッ
    テリ収納部。
JP2000278090A 2000-09-13 2000-09-13 バッテリフォークリフトのバッテリ収納部 Withdrawn JP2002087773A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019081649A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 株式会社豊田自動織機 防爆型バッテリ式産業車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019081649A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 株式会社豊田自動織機 防爆型バッテリ式産業車両

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