JP2002087588A - 容器停止装置 - Google Patents

容器停止装置

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JP2002087588A JP2000274853A JP2000274853A JP2002087588A JP 2002087588 A JP2002087588 A JP 2002087588A JP 2000274853 A JP2000274853 A JP 2000274853A JP 2000274853 A JP2000274853 A JP 2000274853A JP 2002087588 A JP2002087588 A JP 2002087588A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速で搬送中の容器4に衝撃を与えることな
く、姿勢を安定させた状態で停止させる。 【解決手段】容器4は、搬送コンベヤ6によって一列で
前後に密着した状態で搬送され、インフィードスクリュ
ー10によって切り出されてフィラ2に供給される。コ
ンベヤの両側に設けられた移動ストッパ14は、サーボ
モータ24によってコンベヤの搬送方向に移動でき、ま
た、シリンダ30によって前進して両側から容器を挟持
できるようになっている。フィラには、エンコーダ40
と電子式カムスイッチ44が設けられており、これらの
パルス信号とピッチ信号が制御手段38に入力される。
制御手段の移動曲線記憶部46には、パルス信号に応じ
て移動するストッパの移動パターンが記憶されており、
容器停止信号が入力されてから次のピッチ信号Pが入
力されると、ストッパが移動を開始し、前記移動パター
ンに従って移動し、容器とほぼ同速になったときにスト
ッパを作動させて容器を挟持する。その後、減速し停止
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ビール等のボトリ
ングラインにおいて、供給コンベヤ上を搬送される容器
をストッパによって停止させる容器停止装置に係り、特
に、ボトリングラインを減速することなく、高速で搬送
中の容器を停止させることができる容器停止装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ビール等の飲料製造ラインでは、トラブ
ル時には高速で搬送している容器の供給を停止しなけれ
ばならない。しかも、供給コンベヤの搬送速度を減速す
ることなく容器を停止させなければならない場合があ
る。例えば、ビール用のフィラでは、容器内に液(ビー
ル)を充填した後、その液面上に残留している空気を除
去するために、液面に空気を吹き付けて泡立てるジェッ
トフォーマーを行っており、トラブル等が起こったとき
に、減速して徐々に停止させるとこのジェットフォーマ
ーのタイミングがずれてしまうので、フィラを高速で運
転したまま供給コンベヤ上を高速搬送されている容器を
停止させ、フィラ内にすでに供給されている容器は処理
をして排出した後に運転を停止しなければならない。
【0003】前記のように高速搬送されている容器を停
止させる場合に、固定位置に設置したストッパによって
強制的に停止させると、ストッパに係合した容器に後続
の容器が次々に衝突して、騒音が発生したり、容器が転
倒しあるいは破損等を招くという問題がある。そこで、
ストッパを容器の搬送方向に移動させて衝撃を吸収しつ
つ容器を停止させるようにした容器停止装置がすでに提
案されている(特許2655896号、特開平6−90
57号)。
【0004】前者の公報(特許2655896号)に記
載された装置では、びんストッパ用スターホイールとこ
のスターホイールの停止用エアシリンダとを取り付けた
テーブルを、給びんコンベヤの側部に配置した取付台に
搬送方向と平行に取り付けたガイド軸およびテーブル減
速停止用エアシリンダに支持させて、搬送方向に沿って
移動可能にしている。
【0005】そして、びん停止信号がスターホイール停
止用エアシリンダに入力されると、このスターホイール
停止用エアシリンダの作動によりびんストッパ用スター
ホイールの回転が停止する。すると、びんストッパ用ス
ターホイールのポケットに入っているびんがストッパ用
スターホイールおよびテーブルを停止位置の方向へ押圧
し、テーブル、びんストッパ用スターホイール、このス
ターホイールのポケットに入っているびんおよび給びん
コンベヤ上の後続のびん等が徐々に減速しながら停止位
置方向へ移動し、停止位置に到達すると停止するように
なっている。
【0006】また、後者の公報(特開平6−9047
号)に記載された容器供給停止装置では、容器搬送用コ
ンベヤに平行して移動式ストッパ装置が設けられ、この
移動式ストッパ装置を摺動させる減速用シリンダが一端
に設けられている。そして、移動式ストッパ装置の取付
台にストッパ部材の進退動を行うストッパ用シリンダが
設けられている。この容器供給停止装置に機械停止信号
が入力されると、減速用シリンダが作動し容器の流れ速
度とほぼ同速かあるいはそれ以上の速度で待機位置から
停止位置の方向に移動を始める。その後、設定されたタ
イミングでストッパ用シリンダが作動しストッパ部材が
出た後、減速用シリンダの移動速度を低下しながら停止
位置に到達するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前者の公報に記載され
た装置では、ストッパ(びんストッパ用スターホイー
ル)が回転を停止してから、びんの押し圧によって移動
を開始するので、停止された時点で、びんに衝撃が作用
し、軟質のびんの場合には変形を生じてしまうという問
題があった。
【0008】また、後者の公報に記載された装置では、
減速用シリンダの作動によりストッパ部材を移動させて
停止させる容器の搬送速度に加速させた後、ストッパを
前進させて容器間に挿入するようにしているが、軟質の
容器ではタイミングの僅かのずれで傷を付けてしまうこ
とになる。また、シリンダによる移動は擬似的なもので
あり、シリンダでは容器の搬送速度に合わせることが極
めて困難である等種々の問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器停止装
置は、一列の容器を前後に密着させた状態で搬送し、下
流側に配置された回転式容器処理機に供給する供給コン
ベヤと、進退動可能な容器停止用ストッパと、このスト
ッパを容器の搬送方向に沿って移動させるサーボモータ
と、前記ストッパおよびサーボモータの作動を制御する
制御手段とを備えており、前記制御手段は、回転式容器
処理機の回転部に設けられて容器の位相を検出する位相
検出手段と、容器の進行に応じたストッパの移動パター
ンを記憶する記憶部とを備えている。そして、前記制御
手段に容器停止指令が入力されたときに、前記ストッパ
を移動パターンに従って移動させてから前進させて容器
を保持した後、ストッパの移動速度を減速して容器を停
止させるようにしたものである。
【0010】また請求項2に記載の発明は、前記ストッ
パが、供給コンベヤの両側に配置されるとともに、複数
本の容器を同時に挟持可能であることを特徴とするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
る容器停止装置の全体の構成を示す平面図、図2はその
側面図、図3は拡大して示す横断面図である。この実施
の形態に係る容器停止装置は、フィラ2に容器4を供給
する容器搬送コンベヤ6上を、前後に密着した状態で一
列で連続的に高速搬送されている容器4を停止させる。
【0012】容器搬送コンベヤ6は、その搬送面6a
(図3参照)の上方両側に配置された上下のガイドバー
8間に容器4を保持して搬送する。これら容器4は、一
列で前後に密着した状態になって連続的に搬送され、イ
ンフィードスクリュー10によって所定の間隔に切り離
された後入口スターホイール12に引き渡される。入口
スターホイール12は、外周に円周方向等間隔で容器4
を保持するポケット(図示を省略)が形成されており、
各ポケットに一個ずつ容器4を受け入れて回転搬送し、
フィラ2に引き渡す。
【0013】フィラ2にも同様に円周方向等間隔で容器
保持手段(図示を省略)が設けられており、これら各容
器保持手段が、前記入口スターホイール12から容器4
を受け取って回転搬送する間にその容器4内に液体を充
填する。前記インフィードスクリュー10、スターホイ
ール12およびフィラ2は同期回転しており、フィラ2
が容器保持手段の1ピッチ分容器4を回転移送すると、
スターホイール12も容器4をポケットの1ピッチ分回
転移送し、インフィードスクリュー10も容器4を外周
に形成されているリード1ピッチ分前進させる。従っ
て、容器搬送コンベヤ6上を前後に密着した状態で搬送
されてくる容器4も、容器4の径1ピッチ分移動する。
【0014】前記容器搬送コンベヤ6の上方両側に、容
器4を挟持して停止させる移動ストッパ14が設けられ
ている。これら一対の移動ストッパ14は、図3に示す
ように、搬送コンベヤ6の両側および下方を囲む取付フ
レーム18の上端に取付けられており、この取付フレー
ム18とともに搬送コンベヤ6の進行方向に沿って移動
する。取付フレーム18の底面18a上にはナット20
が固定され、一方、容器搬送コンベヤ6の下方には、こ
の搬送コンベヤ6と平行にボール軸22が配設されてお
り(図2および図3参照)、前記ナット20がこのボー
ル軸22に螺合している。従って、サーボモータ24の
駆動によってこのボール軸22が回転すると、ナット2
0および取付フレーム18とともに移動ストッパ14が
搬送コンベヤ6の進行方向に移動する。
【0015】取付フレーム18の底面18a上に固定さ
れたナット20の両側に、凹溝26aが形成されたスラ
イド部材26が固定され、一方、搬送コンベヤ6の下部
両側には、この搬送コンベヤ6の進行方向と平行に二本
のレール28が取付けられており、前記一対のスライド
部材26がこれら両レール28にそれぞれ係合してい
る。従って、前記サーボモータ24の駆動により取付フ
レーム18とともに移動ストッパ14が移動する際に
は、スライド部材26を介して両側のレール28に案内
される。
【0016】前記取付フレーム18の両側部18bの上
端に、搬送コンベヤ6の進行方向と直交する方向を向い
て、水平方向のエアシリンダ30が対向して配置されて
おり、前記両側の移動ストッパ14は、これらエアシリ
ンダ30のピストンロッド30aにそれぞれ取り付けら
れている。両側の移動ストッパ14は、各エアシリンダ
30の作動により互いに接近し、または離隔して、搬送
コンベヤ6上の容器4を両側から挟持し、または解放す
る(図3は両移動ストッパ14が前進して容器4を挟持
した状態を示す)。前記両エアシリンダ30には、コイ
ルチューブ32(図2参照)を介して作動用の圧縮エア
が供給される。
【0017】移動ストッパ14は、図5に示すように、
複数本の容器4を同時に挟持できる長さを有しており、
個々の容器4に対しては大きい力を作用させずに挟持す
ることができる。この実施の形態では、4個の容器4を
同時に挟持するようになっているが、4個に限るもので
はなく、2個以上の容器4を同時に挟持するものであれ
ば、それぞれの容器4にかかる負荷を軽減して軟質容器
の変形等を防止することができる。
【0018】前記容器搬送コンベヤ6上の、インフィー
ドスクリュー10の位置よりもやや上流側(図1の右
側)に固定のストッパ34が設けられており、エアシリ
ンダ36の作動により、搬送コンベヤ6の搬送面6a上
に突出する位置(図1に示す状態)と突出しない位置と
に進退動可能になっている。
【0019】前記移動ストッパを14を移動させるサー
ボモータ24の駆動、および移動ストッパ14を搬送コ
ンベヤ6の方向に向かって前進させるエアシリンダ30
の作動は、制御装置38によって制御される。前記フィ
ラ2の回転部には、エンコーダ40が設けられており、
このエンコーダ40(位相検出手段)から出力されたパ
ルス信号(図6の上段参照)が制御装置38の演算部4
2(図4参照)に入力される。パルス信号はフィラ2の
容器保持手段が1ピッチ分回転する間にも非常に多く
(例えば約2000パルス)のパルス信号を発生するよ
うになっており、容器4が1ピッチ分進む間の細かい位
相も確認できるようになっている。また、フィラ2の回
転部には、フィラ2の容器保持手段が1ピッチ分回転移
動する毎にピッチ信号(図6の中段参照)を出力する電
子式カムスイッチ44が取り付けられており、そのピッ
チ信号は制御装置38の演算部42に入力される。電子
式カムスイッチ44のピッチ信号は停止指令が入力され
てから移動ストッパ14を移動させるスタートの合図で
あり、ピッチ信号の入力タイミングは容器径や処理能力
によって調整可能となっている。
【0020】移動ストッパ14は、容器搬送コンベヤ6
上を搬送される容器4の進行に追いつくように加速し、
容器4の搬送速度にほぼ一致した時点で前記エアシリン
ダ30の作動により容器4を両側から挟持し、その後、
減速して停止される。このように搬送コンベヤ6上を搬
送されている容器4を追って加速し、ほぼ等速で移動し
ているときに両側から挟持した後、この容器4を停止さ
せる移動ストッパ14の移動曲線が、予め制御装置38
の移動曲線記憶部46に記憶されており、これら移動ス
トッパ14を移動させるサーボモータ24の駆動は、前
記エンコーダ40からのパルス信号に基づいて、この移
動曲線に従って制御される(図7参照)。
【0021】この実施の形態に係る容器停止装置は、上
流側または下流側にトラブルがあった場合等に、制御装
置38に容器停止指令信号が入力されると、エンコーダ
40から入力されたパルス信号および電子式カムスイッ
チ44から入力されたピッチ信号により、前記移動曲線
記憶部46に記憶されている移動曲線に従って移動スト
ッパ14を作動させて搬送コンベヤ6上の容器を停止さ
せる。
【0022】以上の構成に係る容器停止装置の作動につ
いて説明する。容器搬送コンベヤ6は、多数の容器4を
一列で、前後に密着した状態で連続的に搬送する。これ
ら密着して搬送された容器4は、インフィードスクリュ
ー10によって所定の間隔に切り離されて入口スターホ
イール12の各ポケットに引き渡される。入口スターホ
イール12によって回転搬送された容器4は、フィラ2
内に導入され、各容器保持手段に保持されて回転搬送さ
れる間に内部に液体が充填される。
【0023】正常な運転が行われている状態では、前述
のように容器4が流れて処理されて行くが、上流側で発
生したトラブルにより容器4が不足した場合や、下流側
のトラブルによって容器4が満杯状態になった場合、あ
るいは、オペレータの都合等によってフィラ12を停止
しなければならないとき等には、制御装置38に容器停
止指令信号が入力される(図6参照)。
【0024】容器停止指令信号が入力されてから、次の
ピッチ信号が入力されると(図6のP参照)、制御装
置38からの指令により、サーボモータ24が駆動して
移動ストッパ14の移動を開始する。移動ストッパ14
は、 パルス信号に応じて、予め設定されて移動曲線記
憶部46に記憶されている移動曲線に従って移動する
(図7参照)。
【0025】すなわち、移動ストッパ14は、前記サー
ボモータ24の駆動によりスタート位置から移動を開始
して、次第に加速し、搬送コンベヤ6上の容器4の進行
速度とほぼ同じ速度に達する。移動ストッパ14が、搬
送中の容器4とほぼ等速になり併走して移動している状
態の時に、制御装置38からの指令によりエアシリンダ
30が作動して、両側の移動ストッパ14が搬送コンベ
ヤ6の進行方向と直交する方向に前進して容器4を両側
から挟持する(図5に符号14Aで示す移動ストッパ参
照)。なお、前記移動ストッパ14の移動速度が容器4
の搬送速度と完全に一致した状態で、エアシリンダ30
を作動させてこの移動ストッパ14を前進させることが
最も好ましいが、もしも移動ストッパ14の移動速度が
容器4の搬送速度を超えてしまうと、移動ストッパ14
が容器4を挟持した後、前方(下流側)の容器4に衝突
してこの容器4を変形したり破損してしまうおそれがあ
るため、実際には、移動ストッパ14を容器4の搬送速
度よりも僅かに遅い速度(例えば、容器4の搬送速度よ
りも10〜15%程度低速)で移動させるようにしてい
る。
【0026】前記容器停止装置では、エンコーダ40か
らのパルス信号に応じてサーボモータ24を制御してい
るので、容器4が1ピッチ分移動する間の細かい進行状
況も検出でき、移動ストッパ14の移動速度を、容器4
の搬送速度に確実に一致させることができる。従って、
搬送コンベヤ6上を高速で搬送されている容器4を正確
に挟持することができる。また、正確に先頭の容器4か
ら所定個数(この実施の形態では4個)の容器4を把持
することができる。しかも、容器4を複数本同時に挟持
するので、力が分散され、軟質容器でも変形を生じさせ
ることなく挟持することが可能である。
【0027】容器4を両側から挟持した移動ストッパ1
4は、前記移動曲線に従って次第に減速され、停止位置
に到達して停止する(図5に符号14Bで示す移動スト
ッパ参照)。停止時に、充分な減速区間をとって停止す
るので、衝撃がなく、不安定な容器4のふらつきや倒れ
を防止することができる。
【0028】移動ストッパ14の作動により容器4を停
止させた後、エアシリンダ36により固定ストッパ34
を作動させる。この固定ストッパ34によって容器4が
フィラ2内に供給されないようにするとともに、フィラ
2は、通常運転時の速度のまま処理を継続し、移動スト
ッパ14によって停止された容器4よりも前方の容器4
はすべて処理をした後払い出す。
【0029】トラブルの処置が済んで復帰する際には、
本機の運転を低速で開始し、移動ストッパ14の保持を
解除した後、固定ストッパ34を後退させる。なお、固
定ストッパ34の解除は、インフィードスクリュー10
の谷側に容器4が入るタイミングで行われる。
【0030】なお、移動ストッパ14の形状は、前記実
施の形態のものに限定されるものではなく、例えば、前
記従来の装置(特開平6−9047号)のストッパのよ
うなプレート状でも良い。また、前記実施の形態では、
移動ストッパ14が同時に複数本の容器4を挟持するも
のについて説明したが、一本の容器4だけを保持するよ
うにしても良い。また、エンコーダと電子式カムスイッ
チを2つ配置していたが、エンコーダだけのパルス信号
だけで制御を行っても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
列の容器を前後に密着させた状態で搬送し、下流側に配
置された回転式容器処理機に供給する供給コンベヤと、
進退動可能な容器停止用ストッパと、このストッパを容
器の搬送方向に沿って移動させるサーボモータと、前記
ストッパおよびサーボモータの作動を制御する制御手段
とを備え、前記制御手段は、回転式容器処理機の回転部
に設けられて容器の位相を検出する位相検出手段と、容
器の進行に応じたストッパの移動パターンを記憶する記
憶部とを備え、前記制御手段に容器停止指令が入力され
たときに、前記ストッパを移動パターンに従って移動さ
せてから前進させて容器を保持した後、ストッパの移動
速度を減速して容器を停止させるようにしたので、高速
で搬送している容器に衝撃を与えることなく、ストッパ
によって正確に挟持して停止させることができる。ま
た、ストッパを予め記憶している移動パターンに応じて
サーボモータによって移動させているので、容器の搬送
能力が変化しても、確実に挟持することができる。しか
も、サーボモータを使用しているので、容器の搬送状態
や搬送能力が変化しても、加減速の大きさやタイミング
が容易に変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る容器停止装置の全
体の構成を示す平面図である。
【図2】前記容器停止装置の側面図である。
【図3】前記容器停止装置の横断面図である。
【図4】制御装置の構成を示す図である。
【図5】移動ストッパの作動を説明する図である。
【図6】移動ストッパの作動を制御する信号を示す図で
ある。
【図7】パルス信号に応じて移動を制御される移動スト
ッパの移動曲線を示す図である。
【符号の説明】
2 回転式容器処理機(フィラ) 4 容器 6 供給コンベヤ(容器搬送コンベヤ) 14 ストッパ 24 サーボモータ 38 制御手段 40 エンコーダ(位相検出手段) 46 記憶部(移動曲線記憶部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 俊範 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 (72)発明者 林 正己 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 (72)発明者 東井 克宜 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 (72)発明者 木越 弘明 石川県金沢市大豆田本町甲58番地 澁谷工 業株式会社内 Fターム(参考) 3E079 AA02 BB07 FF01 FG10 3F017 EA01 EB05 FA03 FB01 FC00 FD00 FE04 FE07 FG00 3F027 AA01 CA03 DA02 EA05 EA06 FA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一列の容器を前後に密着させた状態で搬
    送し、下流側に配置された回転式容器処理機に供給する
    供給コンベヤと、進退動可能な容器停止用ストッパと、
    このストッパを容器の搬送方向に沿って移動させるサー
    ボモータと、前記ストッパおよびサーボモータの作動を
    制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、回転式容器処理機の回転部に設けられ
    て容器の位相を検出する位相検出手段と、容器の進行に
    応じたストッパの移動パターンを記憶する記憶部とを備
    え、 前記制御手段に容器停止指令が入力されたときに、前記
    ストッパを移動パターンに従って移動させてから前進さ
    せて容器を保持した後、ストッパの移動速度を減速して
    容器を停止させる容器停止装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパは、供給コンベヤの両側に
    配置されるとともに、複数本の容器を同時に挟持可能で
    あることを特徴とする請求項1に記載の容器停止装置。
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