JP2002086895A - 画像記録用媒体 - Google Patents

画像記録用媒体

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JP2002086895A
JP2002086895A JP2000268609A JP2000268609A JP2002086895A JP 2002086895 A JP2002086895 A JP 2002086895A JP 2000268609 A JP2000268609 A JP 2000268609A JP 2000268609 A JP2000268609 A JP 2000268609A JP 2002086895 A JP2002086895 A JP 2002086895A
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Yasuyuki Takeda
康之 武田
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3M Innovative Properties Co
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    • B41M5/506Intermediate layers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像受容層と再帰反射シートとの密着性が向
上し、耐水性を含めた屋外耐久性を高めることが容易
で、かつ画像記録面の再帰反射輝度を効果的に高めるこ
とができる画像記録用媒体を提供する。 【解決手段】 基材としての再帰反射シートと、その再
帰反射シートの反射面側に配置された画像受容層とを備
え、画像受容層は第1ポリマーを含有し、再帰反射シー
トは第2ポリマーを含有する被覆層を含み、被覆層の表
面に画像受容層が固定されている再帰反射性を有する画
像記録用媒体において、第1及び第2ポリマーの両方に
親和性を有する第3ポリマーを含有するプライマー層が
被覆層と画像受容層との間に配置され、画像受容層の表
面での反射輝度が、少なくとも30カンデラ/ルクス/
2である画像記録用媒体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録面に再帰
性反射性を付与できる画像記録用媒体に関する。本発明
による画像記録用媒体では、屋外でも使用可能な様に、
耐久性(耐水性や、画像受容層と再帰反射シートとの密
着性)が改良される。
【0002】
【従来の技術】通常の画像記録用媒体は、不透明な基材
と、その基材の一方の面に配置された画像受容層との積
層シートからなる。通常、画像受容層はポリマーを含有
し、その様なポリマーは、印刷インクとの親和性が高い
ものが選択され、印刷による画像記録(画像の受容)を
容易にしている。画像記録は、たとえば、インクジェッ
ト印刷法により、水性インクを用いて行われる。
【0003】この様なインクジェット印刷法で用いられ
る画像記録用媒体の一例は、特開平10−181189
号公報に開示されている。ここに開示の画像記録用媒体
は、画像受容層が、分子中にポリカーボネート鎖を有
し、平均粒子径が3.0μm以下であるポリウレタン樹
脂エマルジョンを含有する。これにより、インクジェッ
ト印字性に優れ、一般オフセット印刷用、熱転写プリン
ター、カラーレーザープリンター出力用としても使用で
きる。上記のポリウレタン樹脂は、分子中にスルホン酸
基を有するポリウレタン樹脂が好ましい。スルホン酸基
タイプのポリウレタン樹脂を使用すると、塗布後のシー
ト(画像記録用媒体)のカールが効果的に防げる。
【0004】また、カチオン変性タイプのポリウレタン
(カチオン変性ポリウレタン)も、画像受容層のポリマ
ーとして使用できる。この様なカチオン変性ポリウレタ
ンの具体例として、大日本インキ化学工業(株)社から
市販されている「パテラコール(商標)、品番:IJ−
170」(カチオン変性ポリウレタンと無機の微粉末と
を含有する塗料)、同社から市販されている「パテラコ
ール(商標)、品番:IJ−21」(無機微粉末を含有
しないカチオン変性ポリウレタン含有塗料)等を挙げる
ことができる。ここで、無機微粉末は、画像受容層の多
孔性を高める等の目的で使用される。なお、無機微粉末
は、画像受容層の透明性を低下させる傾向がある。
【0005】一方、上記の様な画像記録用媒体に用いら
れる不透明な基材は、通常、紙や、多孔質のポリマーで
あるが、基材として再帰反射シートを含み、再帰性反射
性を有する画像記録用媒体も知られている。この様な再
帰性反射性の画像記録用媒体は、たとえば、特開昭61
−135784号に開示されている。この公報に具体的
に開示されている画像受容層は、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン等の水溶性樹脂を含有し、水
性インクによる印刷性を良好にしている。しかしなが
ら、この様な水溶性樹脂を含む画像受容層では、たとえ
印刷された画像(印刷層)を保護するために、画像表面
に透明被覆フィルムをオーバーラミネートしても、屋外
での画像の耐久性(耐水性)は充分ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の様な
ポリウレタン樹脂を含む画像受容層は、水性インクに対
するインクセット性を高め、屋外での画像の耐久性(耐
水性)を高めるのに有利であることが、本発明者らの研
究により明らかになった。しかしながら、前掲の様な通
常使用される多孔質基材に換えて、再帰反射シートを基
材として用いた場合、画像受容層と再帰反射シート表面
との密着性が低下し、その結果、屋外使用に耐える様に
耐久性(屋外耐久性)を高めることは困難であった。こ
れは次の様な理由からであった。通常の再帰反射シート
は、ポリマーを含有する被覆層を含み、再帰反射シート
を基材として含む画像記録用媒体では、その被覆層の表
面に画像受容層が固定される。上記被覆層のポリマー
は、通常、アクリル系ポリマー、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)、塩化ビニル系ポリマー等である。こ
の時、画像受容層に含まれるポリマーと、上記の様な被
覆層のポリマーとの親和性は必ずしも高いとは言えず、
画像受容層と再帰反射シートの被覆層表面との密着性が
低く、屋外耐久性を高めるのが困難であるからであっ
た。
【0007】したがって、本発明の目的は、画像受容層
と再帰反射シートとの密着性が向上し、耐水性を含めた
屋外耐久性を高めることが容易で、かつ画像が記録され
た表面(画像記録面)の再帰反射輝度を効果的に高める
ことができる、画像記録用媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)基材と
しての再帰反射シートと、(2)その再帰反射シートの
反射面側に配置され、印刷インクを受容する画像受容層
とを備え、前記画像受容層は第1ポリマーを含有し、前
記再帰反射シートは第2ポリマーを含有する被覆層を含
み、その被覆層の表面に前記画像受容層が固定されてい
る、再帰反射性を有する画像記録用媒体において、前記
被覆層と前記画像受容層との間に配置され、前記第1ポ
リマー及び第2ポリマーの両方に親和性を有する第3ポ
リマーを含有するプライマー層をさらに備え、前記画像
受容層の表面で測定された反射輝度が、少なくとも30
カンデラ/ルクス/m2であることを特徴とする、画像
記録用媒体を提供し、上記課題を解決する。
【0009】
【発明の実施の形態】(画像記録用媒体)本発明の画像
記録用媒体は、(1)基材としての再帰反射シートと、
(2)その再帰反射シートの反射面側に配置され、印刷
インクを受容する画像受容層とを備えた構造を有する。
画像受容層は第1ポリマーを含有し、再帰反射シートは
第2ポリマーを含有する被覆層を含み、その被覆層の表
面に前記画像受容層が固定されている。本発明の画像記
録用媒体の特徴は、再帰反射シートの被覆層と前記画像
受容層との間に、特定のプライマー層が配置されている
点にある。このプライマー層は、画像受容層の第1ポリ
マーと、被覆層の第2ポリマーとの両方に親和性を有す
る第3ポリマーを含有する。したがって、画像受容層と
再帰反射シートとの密着性(層間密着性)が向上する。
【0010】再帰反射シートの被覆層及び画像受容層
と、プライマー層との親和性が低いと、層間密着性の低
下に起因して、被覆層とプライマー層と画像受容層とか
らなる積層体の透明性が低下する傾向がある。その結
果、再帰反射シートの本来有する反射輝度を損ない、画
像記録面の反射輝度を効果的に高めることができないこ
とになる。そこで、画像記録前の画像受容層の表面で測
定された反射輝度が、少なくとも30カンデラ/ルクス
/m2になる様に、第1、第2及び第3のポリマーの材
料を選択し、互いのポリマーの親和性を高めておく必要
がある。なお、画像受容層の表面で測定された反射輝度
は、好適には50カンデラ/ルクス/m2以上、特に好
適には80カンデラ/ルクス/m2以上である。反射輝
度の上限は、画像の視認性を妨げる様な鏡面外観を画像
記録面に与えないレベルが良い。したがって、通常50
0カンデラ/ルクス/m2以下、好適には400カンデ
ラ/ルクス/m2以下、特に好適には300カンデラ/
ルクス/m2以下である。本明細書における「反射輝
度」は、反射輝度計を用いて測定した値である。
【0011】一方、前掲の市販品の様に、無機粉末等の
隠蔽性を有する材料を、画像受容層に、比較的多量に含
有させ、画像受容層自体の透明性を低下させることも避
けるべきである。したがって、カラーメーターを用いて
測定された画像受容層のヘイズ(濁度)は、好適には3
0%以下、特に好適には20%以下である。また、光透
過率は、特に限定されないが、通常85%以上、好適に
は90%以上である。なお、本明細書における「光透過
率」は、分光光度計または、光度計の機能も備えるカラ
ーメーターを使用し、550nmの光を用いて測定され
た全光線透過率を意味する。
【0012】(画像受容層)画像受容層は、画像の耐水
性を高めることができるポリマーを、前記第1ポリマー
として含有するのが好ましい。たとえば、前記第1ポリ
マーは、カチオン変性ポリウレタン等のイオン変性ポリ
ウレタンであるのが良い。イオン変性ポリウレタンを含
む画像受容層は、特にインクジェット印刷された画像の
耐水性を高めるのに有利である。この場合、画像記録面
を被覆する様に透明被覆フィルム(オーバーラミネート
フィルム)を接着するだけで、エッジシール処理なしで
屋外耐久性を効果的に高めることができる。画像受容層
が、耐水性の低いポリマー(たとえば、前掲のポリビニ
ルアルコール等の水溶性樹脂)を含有する場合、透明被
覆フィルムでオーバーラミネートしても、エッジ部分か
ら透明被覆フィルムと画像受容層との間に水分が侵入し
やすい。したがって、屋外で使用する場合、どうしても
エッジシール処理(透明接着テープを貼る等)が必要に
なる。イオン変性ポリウレタンを含む画像受容層は、エ
ッジシール処理をしなくても、屋外耐久性を高めること
ができる。なお、イオン変性ポリウレタンは、たとえ
ば、前掲の市販品が使用できる。
【0013】ポリウレタンは、ポリオール(分子内に2
以上の水酸基を有するポリマーまたはオリゴマー)と、
ジイソシアネートとを含有する出発原料から得たポリマ
ーである。通常、原料であるポリオールまたは/及びジ
イソシアネートの分子内にイオン性官能基を有する。ポ
リオールの具体例としては、ポリエステルポリオール、
ポリエーテルポリオール、ポリカプロラクトンポリオー
ル、アクリルポリオール、ポリカーボネートポリオール
等を挙げることができ、通常、1種または2種以上のポ
リオール混合物を使用することができる。ジイソシアネ
ートの具体例としては、イソホロンジイソシアネート、
TDI(トリレンジイソシアネート)、MDI(ジフェ
ニルメタンジイソシアネート)、水添MDI、1,6−
ヘキサンジオールジイソシアネート等を挙げることがで
き、通常、1種または2種以上のポリオール混合物を使
用することができる。
【0014】また、上記出発原料は、エチレングリコー
ル、ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,
1,1−トリメチロールプロパン等の鎖延長剤を含有す
ることもできる。画像受容層は、水溶性の塩類(有機酸
または無機酸の塩)を凝集剤として含むこともできる。
凝集剤は、媒体表面に水性インクが適用(印刷等)され
た時、インクを受容層の表面で凝集させ、速乾性を高め
ることができる。
【0015】画像受容層の厚さは、好適には5〜200
μm,特に好適には10〜100μmである。受容層が薄
過ぎるとインク吸収能力が不足し、画像の発色性が低下
するおそれがある。反対に厚すぎると、エッジ部分の表
面積が不要に大きくなり、耐水性が低下するおそれがあ
り、屋外使用の場合にエッジシール処理が必要になるこ
とがある。画像受容層は、たとえば、第2ポリマーを含
有する液体を塗布、乾燥して形成する。その場合の溶媒
として、水やアルコールを用いるのが好適である。ま
た、塗布装置には、通常のコータ、たとえば、バーコー
タ、ナイフコータ、ロールコータ、ダイコータ等が使用
できる。
【0016】(プライマー層)プライマー層の第3ポリ
マーは、被覆層の第2ポリマー及び、画像受容層の第1
ポリマーの両方に親和性を有する様に、適宜選択する。
たとえば、前記第1ポリマーがイオン変性ポリウレタン
であり、前記第2ポリマーがアクリル系ポリマーである
場合、プライマー層の第3ポリマーは、アミノエチル化
ポリマーであるのが好ましい。これにより、水性インク
で記録された画像の耐水性を高めると同時に、画像受容
層と再帰反射シートとの密着性が向上し、屋外耐久性を
特に効果的に高めることができる。したがって、画像受
容層の表面に透明被覆フィルムを配置するだけで、エッ
ジシール処理をしなくても屋外で長期間使用可能であ
る。また、再帰反射輝度を高めることも特に容易であ
る。
【0017】アミノエチル化ポリマーとは、エチレンイ
ミンを利用する方法で、分子内に1級アミノ基(-N
2)を導入したポリマーである。一般に、エチレンイ
ミンを開環付加させて1級アミノ基を導入する場合を、
特に「アミノエチル化」と呼ぶ。したがって、本明細書
においては、この様にして得られた1級アミノ基を分子
内に有するポリマーを、アミノエチル化ポリマーまたは
アミノエチル化樹脂と呼ぶ。
【0018】また、前記第1ポリマーがイオン変性ポリ
ウレタンであり、前記第2ポリマーが塩化ビニル系ポリ
マーである場合、上記と同様の理由から、プライマー層
の第3ポリマーは、飽和ポリエステルであるのが好まし
い。さらに、前記第1ポリマーがイオン変性ポリウレタ
ンであり、前記第2ポリマーがポリエチレンテレフタレ
ートである場合、上記と同様の理由から、プライマー層
の第3ポリマーは、飽和ポリエステルであるのが好まし
い。飽和ポリエステルとしては、線状ポリエステルが好
適であり、また、Tgが50℃より高いものが特に好適
である。なお、本発明の効果を損なわない限り、飽和ポ
リエステルは、イソシアネート化合物等の架橋剤を加え
て架橋することもできる。
【0019】一方、前記第1ポリマーがイオン変性ポリ
ウレタンであり、前記第3ポリマーがウレタンエラスト
マーである場合、プライマー層と画像受容層との密着性
が効果的に高められる。この場合、再帰反射シート被覆
層の第2ポリマーの種類によっては、被覆層とプライマ
ー層との密着性が高められない場合がある。この様な場
合、ウレタンエラストマーと他のポリマーとのブレンド
を含むプライマー層を形成し、上記第2ポリマーを含む
再帰反射シートの被覆層と、イオン変性ポリウレタンを
含有する画像受容層との密着性を高めることができる。
この様なウレタンエラストマーは、前掲のポリオール、
ジイソシアネート等の出発原料を重合して得たポリウレ
タンからなるエラストマーである。
【0020】上記いずれの場合も、飽和ポリエステル、
アミノエチル化ポリマー及びウレタンエラストマーは、
1種単独または2種以上の混合物として使用できる。た
とえば、アミノエチル化ポリマーとウレタンエラストマ
ーとの組合せは、特にアクリル系ポリマーに対して良好
な親和性を示す。この場合、アミノエチル化ポリマー
(Am)とウレタンエラストマー(PU)との混合質量
比(Am:PU)は、好適には50:50〜90:1
0、特に好適には60:40〜87:13である。
【0021】プライマー層の厚さは、通常0.1〜30
μm、好適には0.5〜10μmである。厚さが薄すぎ
ると、再帰性反射シートと画像受容層の密着性が低下す
るおそれがあり、反対に厚すぎると、屋外での長期の紫
外線暴露によりプライマー層が変色し、記録画像の外観
を損なうおそれがある。プライマー層は、たとえば、第
3ポリマーを含有する液体を塗布、乾燥して形成する。
また、塗布装置には、通常のコータ、たとえば、バーコ
ータ、ナフコータ、ロールコータ、ダイコータ等が使用
できる。
【0022】(再帰性反射シート)再帰反射シートの被
覆層は、通常、アクリル系ポリマー、塩化ビニル系ポリ
マーまたはポリエチレンテレフタレートを含有する。ア
クリル系ポリマーは、通常、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート等のアルキルメタクリレートホモポ
リマーである。また、アルキルメタクリレートと、他の
共重合モノマーとを含有する混合モノマーを重合して得
た共重合体も使用できる。この場合、混合モノマーに含
まれるアルキルメタクリレートの割合は、通常55質量
%以上である。上記共重合モノマーとしては、アルキル
アクリレート、アルコキシアルキル(メタクリレート)
等のアルキルメタクリレート以外の(メタ)アクリルモ
ノマー;エチレン等のオレフィン、酢酸ビニル、スチレ
ン、スチレン誘導体等の(メタ)アクリルモノマー以外
の不飽和モノマー;少なくとも一方の末端に、ビニル基
などの重合性の(重合反応可能な)官能基を有するマク
ロマー等が使用できる。アクリル系ポリマーは、その他
のポリマー、たとえば、ポリカーボネート、ポリフッ化
ビニリデンと混合して使用できる。その場合、ポリマー
混合物全体に占めるアクリル系ポリマーの含有割合は、
通常55質量%以上、好適には60質量%以上である。
【0023】塩化ビニル系ポリマーは、通常、塩化ビニ
ルホモポリマーである。また、塩化ビニルと、その他の
共重合モノマーとを含有する混合モノマーを重合して得
た共重合体も使用できる。この場合、混合モノマーに含
まれる塩化ビニルの割合は、通常55質量%以上であ
る。上記塩化ビニル系ポリマーの重合に用いられる共重
合モノマーとしては、前掲の(メタ)アクリルモノマ
ー、(メタ)アクリルモノマー以外の不飽和モノマー、
マクロマー等が使用できる。塩化ビニル系ポリマーも、
その他のポリマー、たとえば、前掲のアクリル系ポリマ
ー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ABS樹脂、MB
S樹脂、塩素化ポリエチレン、NBR樹脂等と混合して
使用できる。その場合、ポリマー混合物全体に占める塩
化ビニル系ポリマーの含有割合は、通常55質量%以
上、好適には60質量%以上である。
【0024】ポリエチレンテレフタレートは、それを単
独で、またはその他のポリマーと混合して使用できる。
その他のポリマーは、たとえば、ポリエチレンナフタレ
ート(いわゆる、Co−PENも含む)、ポリカーボネ
ート等である。混合物の場合、混合物全体に占めるポリ
エチレンテレフタレートの含有割合は、通常55質量%
以上、好適には60質量%以上である。
【0025】上記の様な被覆層を備える再帰反射シート
としては、カプセル化ビーズレンズ型(encapsulated b
eads lens type;通常、単に「カプセルレンズ型」とも
呼ぶ。)、プリズムレンズ型、封入ビーズレンズ型等が
使用できる。カプセル化ビーズレンズ型再帰反射シート
は、複数の透明ビーズレンズが表面に配置された結合層
を備え、それらビーズレンズの光入射表面を露出させ、
光透過性の被覆層と結合層との間にそれらビーズレンズ
をカプセル封入した(encapsulated)構造を有する。
【0026】プリズムレンズ型再帰反射シートは、複数
のキューブコーナープリズム等のプリズムレンズが裏面
に配置された光透過性の被覆層を備え、それらプリズム
レンズの表面を露出させ、被覆層と結合層との間にそれ
らプリズムレンズをカプセル封入した構造を有する。ま
た、上記被覆層の表面に第2の被覆層を積層し、その第
2の被覆層の上に、プライマー層を配置することもでき
る。封入ビーズレンズ型再帰反射シートは、複数の透明
ビーズレンズが表面に配置された結合層と、それらビー
ズレンズの光入射表面を露出させない様に被覆した、光
透過性の被覆層とを備えた構造を有する。また、上記被
覆層の表面に第2の被覆層を積層し、その第2の被覆層
の上に、プライマー層を配置することもできる。
【0027】上記の様な被覆層を備える再帰反射シート
として、市販の再帰性反射シートが使用できる。市販の
再帰反射シートの具体例としては、たとえば、3M(U
SA)製のプリズムレンズ型反射シート「品名:ダイヤ
モンドグレードシリーズ」、同社製カプセルレンズ型反
射シート「品名:ハイインテンシティグレードシリー
ズ」、同社製封入レンズ型反射シート「品名:エンジニ
アグレードシリーズ」等を挙げることができる。なお、
再帰反射シートの反射輝度は、通常35カンデラ/ルク
ス/m2以上、好ましくは80カンデラ/ルクス/m2
上である。
【0028】(画像記録用媒体の使用方法)本発明の画
像記録用媒体は、通常、インクジェットプリンタ等の印
刷機により、水性インクを用いて画像を記録し、画像記
録再帰反射シート(記録画像を有する再帰反射シート)
を製造するために用いられる。水性インクは、通常、顔
料、染料等の着色材と、水、アルコール等の溶媒とを含
んでなる。本発明の記録用媒体は、水性インク(溶媒は
水)を用いたインクジェットプリンターによる記録にお
いて、特に効果を発揮する。なお、印刷条件は、特に限
定されず、通常の記録紙の場合と同様で良い。
【0029】本発明による画像記録再帰反射シートは、
道路標識や装飾シートの構成材料として用いることがで
きる。たとえば、再帰反射シートの画像受容面とは反対
側の面に、粘着剤等を含む接着層を配置し、接着層の接
着面を保護するライナーを配置し、記録用媒体、接着層
およびライナーからなる積層体を形成する。この積層体
を、記録用媒体単体の場合と同様にしてプリンターにか
け、記録用媒体(受容層の表面)の画像受容面に印刷を
施すことができる。この様にして作製した接着層付き画
像記録用媒体は、通常の接着シートと同様にして、標識
基板、広告看板用基板、壁、車両ボディ、ガラス窓等の
被着体表面に接着することができる。
【0030】画像受容層がイオン変性ポリウレタンを含
有する場合、水性インクで記録された画像の耐水性を高
めることができるので、エッジシール処理を必要とせ
ず、画像受容面(画像記録面)に透明被覆フィルムを配
置するだけで、屋外で長期にわたり使用することができ
る。すなわち、本発明によれば、屋外に設置され、被着
体と、その被着体表面に配置された画像記録再帰反射シ
ートと、画像記録面に配置された透明被覆フィルムから
なる、再帰反射性の画像表示体を提供することができ
る。この様なの画像表示体は、画像を長期にわたって外
観を損なうことなく保持可能で、また、再帰反射輝度も
効果的に高められる。
【0031】透明被覆フィルムは、通常のラミネート用
途に使用されるものがそのまま使用でき、通常、アクリ
ル系ポリマー、塩化ビニル系ポリマー、PET等のポリ
エステル、ポリウレタン等のポリマー基材を含む。透明
被覆フィルムは、通常、アクリル系ポリマーを含有する
接着剤で、画像記録面に接着する。
【0032】
【実施例】実施例および比較例において作製した画像記
録用媒体それぞれについて、以下の項目について評価し
た。まず、各項目の評価方法について説明する。画像受容層の濁度、全光線透過率 次に説明する様にして、画像受容層の単体からなるフィ
ルムを用意し、このフィルムを試験体とした。まず、各
例で用いられる画像受容層形成用の塗料を、各例で画像
記録用媒体を作製する場合と同じ条件でPET基材上に
塗布、乾燥して塗膜を形成した。この塗膜をPET基材
から剥がし、その塗膜からなる試験体フィルムを得た。
各例の塗料から形成したフィルムについて、濁度及び全
光線透過率を、日本電色(株)社製カラーメーター Σ9
0を用いて測定した。
【0033】反射輝度 各例で作製した画像記録用媒体を試験体とし、GAMMA SC
IENTIFIC社製反射輝度計(品名)Retroreflectometer M
odel 920を用いて測定した。再帰反射シートと画像受容層との密着性 各例で作製した画像記録用媒体の画像受容層の表面に、
カッターで約2mm間隔で碁盤目状の切れ目を入れた直
後の画像記録用媒体及び、切れ目を入れてから65℃で
14日間加熱後の画像記録用媒体を試験体とした。画像
受容層の表面の切れ目部分に、3M(USA)製メンディ
ングテープ(品番)810を貼り付け、メンディングテ
ープを素早く手で剥がす様にして剥離試験を行い、画像
受容層の剥がれにくさを確認した。
【0034】印刷性 各例で作製した画像記録用媒体を用い、次に示される条
件で、実際のプリンターで印刷を行い、画像を記録し
た。記録画像について、目視で観察して、印刷性の良否
評価した。 プリンター : Novajet III(Encad社製) 印刷方向:単方向 パス数 :4パス インク噴射レート : 5000Hz 使用インク : 3M(USA)製水性顔料インク(品番8
55シリーズ:イエロー、マゼンダ、シアン及びブラッ
ク)
【0035】記録画像の耐水性 各例で作製した画像記録用媒体を用い、上記の様にして
印刷した後、透明被覆フィルム(3M(USA)製インク
ジェットメディア用オーバーラミネートフィルム、品
番:IJ4116)をラミネートし、アルミ板に接着剤
を介して貼り付け、常温(約25℃)、常湿(約65%
RH)で24時間放置したものを試験体とした。この試
験体を、40℃の温水に3時間浸漬し、インクの流れ等
の外観を観察した。耐候性 上記の耐水性評価の場合と同様にして作製した試験体
を、屋外に90°の角度で6ヶ月暴露した後、外観の変
化を観察した。
【0036】次に、各実施例及び比較例について説明す
る。 (実施例1)本例は、基材として、塩化ビニル系ポリマ
ーとアクリル系ポリマーとのブレンドポリマーフィルム
を被覆層として備えた封入ビーズレンズ型再帰反射シー
トを用いた例である。上記再帰反射シートの被覆層上
に、東洋紡績(株)社製の飽和線状ポリエステルを含有
する塗料、バイロン(商標)24SSを塗布し、100
℃で2分乾燥して、厚さ3μmのプライマー層を設け
た。上記プライマー層の上に、大日本インキ化学工業
(株)社製のカチオン変性ポリウレタンを含有する塗
料、パテラコール(商標)IJ−21を塗布し、115
℃で3分間乾燥して、20μmの画像受容層を設け、本
例の再帰性反射性を有する画像記録用媒体を作製した。
【0037】本例の画像記録用媒体について、前述の方
法に従って各項目について評価した。結果は以下のとお
りである。 画像受容層の濁度: 9.6% 画像受容層の全光線透過率: 90.6% 反射輝度: 92 カンデラ/ルクス/m2 画像受容層の密着性: 剥離試験後、画像受容層は剥が
れ無し 印刷性: 発色濃度が高く、異なる色のインクどうしの
境界にじみもほとんどない。 耐水性: 外観変化なし 耐候性: 外観の変化及び、透明被覆フィルムの剥がれ
は確認されなかった。
【0038】(比較例1)プライマー層を設けなかった
以外は、実施例1と同様にして本例の再帰性反射性を有
する画像記録用媒体を作製した。本例の画像記録用媒体
では、画像受容層の密着性が、初期の段階から不充分で
あり、屋外使用に耐えないと判断された。
【0039】(実施例2)本例は、基材として、ポリエ
チレンテレフタレートフィルムを被覆層として備えたカ
プセル化ビーズレンズ型再帰反射シートを用いた例であ
る。再帰反射シートを換えた以外は、実施例1と同様に
して本例の再帰性反射性を有する画像記録用媒体を作製
した。本例の画像記録用媒体について、前述の方法に従
って各項目について評価した。結果は以下のとおりであ
る。 画像受容層の濁度: 9.6% 画像受容層の全光線透過率: 90.6% 反射輝度: 247 カンデラ/ルクス/m2 画像受容層の密着性: 剥離試験後、画像受容層は剥が
れ無し 印刷性: 発色濃度が高く、異なる色のインクどうしの
境界にじみもほとんどない。 耐水性: 外観変化なし 耐候性: 外観の変化及び、透明被覆フィルムの剥がれ
は確認されなかった。
【0040】(比較例2)プライマー層を設けなかった
以外は、実施例2と同様にして本例の再帰性反射性を有
する画像記録用媒体を作製した。本例の画像記録用媒体
では、画像受容層の密着性が、初期の段階から不充分で
あり、屋外使用に耐えないと判断された。
【0041】(実施例3)本例は、基材として、ポリメ
チルメタクリレートを含んでなるアクリルフィルムを被
覆層として備えたカプセル化ビーズレンズ型再帰反射シ
ートを用いた例である。再帰反射シートとプライマー層
とを換えた以外は、実施例1と同様にして本例の再帰性
反射性を有する画像記録用媒体を作製した。本例では、
プライマー層形成用の塗料として、日本触媒(株)社製ア
ミノエチル化樹脂を含有する塗料、(品番)NK−35
0と、大日本インキ化学工業(株)社製ウレタンエラス
トマーを含有する塗料、スペンゾール(商標)L44と
を、質量比85:15で混合したものを用いた。乾燥
は、80℃で2分間行い、厚さ4μmのプライマー層を
設けた。本例の画像記録用媒体について、前述の方法に
従って各項目について評価した。結果は以下のとおりで
ある。 画像受容層の濁度: 9.6% 画像受容層の全光線透過率: 90.6% 反射輝度: 238 カンデラ/ルクス/m2 画像受容層の密着性: 剥離試験後、画像受容層は剥が
れ無し 印刷性: 発色濃度が高く、異なる色のインクどうしの
境界にじみもほとんどない。 耐水性: 外観変化なし 耐候性: 外観の変化及び、透明被覆フィルムの剥がれ
は確認されなかった。
【0042】(比較例3)プライマー層を設けなかった
以外は、実施例3と同様にして本例の再帰性反射性を有
する画像記録用媒体を作製した。本例の画像記録用媒体
では、画像受容層の密着性が、初期の段階から不充分で
あり、屋外使用に耐えないと判断された。
【0043】(比較例4)画像受容層形成用の塗料を、
次のものに換えた以外は、実施例3と同様にして本例の
画像記録用媒体を作製した。画像受容層形成用の塗料
は、前掲のカチオン変性ポリウレタンを含有する塗料、
パテラコール(商標)IJ−21を90質量%と、同じ
く前掲のパテラコール(商標)IJ−170(無機微粉
末含有)を10質量%とを混合して形成した。本例の画
像記録用媒体について、前述の方法に従って各項目につ
いて評価した。結果は以下のとおりであるが、画像受容
層の濁度が低下し、再帰反射性能(輝度)が大幅に低下
し、実用性は不十分であった。 画像受容層の濁度: 50.4% 画像受容層の全光線透過率: 89.4% 反射輝度: 12.4 カンデラ/ルクス/m2 画像受容層の密着性: 剥離試験後、画像受容層は剥が
れ無し 印刷性: 発色濃度が高く、異なる色のインクどうしの
境界にじみもほとんどない。 耐水性: 外観変化なし 耐候性: 外観の変化及び、透明被覆フィルムの剥がれ
は確認されなかった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)基材としての再帰反射シートと、
    (2)その再帰反射シートの反射面側に配置され、印刷
    インクを受容する画像受容層とを備え、前記画像受容層
    は第1ポリマーを含有し、前記再帰反射シートは第2ポ
    リマーを含有する被覆層を含み、その被覆層の表面に前
    記画像受容層が固定されている、再帰反射性を有する画
    像記録用媒体において、 前記被覆層と前記画像受容層との間に配置され、前記第
    1ポリマー及び第2ポリマーの両方に親和性を有する第
    3ポリマーを含有するプライマー層をさらに備え、 前記画像受容層の表面で測定された反射輝度が、少なく
    とも30カンデラ/ルクス/m2であることを特徴とす
    る、画像記録用媒体。
  2. 【請求項2】 前記第1ポリマーがイオン変性ポリウレ
    タンであり、前記第2ポリマーがアクリル系ポリマーで
    あり、かつ、前記第3ポリマーがアミノエチル化ポリマ
    ーである請求項1に記載の画像記録用媒体。
  3. 【請求項3】 前記第1ポリマーがイオン変性ポリウレ
    タンであり、前記第2ポリマーが塩化ビニル系ポリマー
    であり、かつ、前記第3ポリマーが飽和ポリエステルで
    ある請求項1に記載の画像記録用媒体。
  4. 【請求項4】 前記第1ポリマーがイオン変性ポリウレ
    タンであり、前記第2ポリマーがポリエチレンテレフタ
    レートであり、かつ、前記第3ポリマーが飽和ポリエス
    テルである、請求項1に記載の画像記録用媒体。
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