JP2002086819A - プラテン、画像記録装置及び記録機構付き撮像装置 - Google Patents

プラテン、画像記録装置及び記録機構付き撮像装置

Info

Publication number
JP2002086819A
JP2002086819A JP2000277081A JP2000277081A JP2002086819A JP 2002086819 A JP2002086819 A JP 2002086819A JP 2000277081 A JP2000277081 A JP 2000277081A JP 2000277081 A JP2000277081 A JP 2000277081A JP 2002086819 A JP2002086819 A JP 2002086819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
image
platen
slit
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000277081A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Takahashi
啓二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000277081A priority Critical patent/JP2002086819A/ja
Publication of JP2002086819A publication Critical patent/JP2002086819A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラテンにスリットを設けて、スリットの下
に位置されるメディアパックのインク吸収体によって、
全面プリントの場合にメディアからはみだして吐出され
たインクを好適に吸収して処理することができ、記録装
置内部をインクで汚すことが無い。 【解決手段】 インクを吐出する記録ヘッドを有する画
像記録装置において、インクを吐出するノズル幅よりも
広いスリットをプラテンに形成していることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや複写
機、あるいはファクシミリ等の画像記録装置に係わるも
ので、詳しくは、駆動源から搬送ローラにギア列等で駆
動を伝達する駆動機構を用いて記録紙のようなシート材
を搬送するシート材搬送装置を構成するプラテン、該プ
ラテンを備えた画像記録装置及び記録機構付き撮像装置
に関するものである。特に、インクジェット記録方式を
採用したマルチスキャン方式の記録手段を備えた画像記
録装置のシート材搬送装置を構成するプラテン、該プラ
テンを備えた画像記録装置及び記録機構付き撮像装置に
好適である。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット記録装置は、イン
クを吐出して記録する記録ヘッドと、記録ヘッドを塔載
するキャリッジを駆動する手段と、記録紙等のシート材
を搬送するシート材搬送手段と、これらを制御する制御
手段とを備えている。このような記録装置のシート材搬
送装置おいては、インクを吐出して記録する記録紙のよ
うなシート材であるメディアを支持するプラテン部が設
けられた構成をなしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来における記録装置は、メディアに対して全面
プリントした場合には、インクがメディアからはみだし
てしまい、プラテン部や記録装置内部を汚してしまう等
の問題が見られる。
【0004】従って、本発明の目的は、このような従来
における問題を解決するために、プラテンにスリットを
設けて、スリットの下に位置されるメディアパックのイ
ンク吸収体によって、メディアに対して全面プリントし
た場合でも、はみ出して吐出されたインクをインク吸収
体で吸収して、装置内部をインクで汚さないようにでき
るプラテン、プラテンを備えた画像記録装置、このよう
な画像記録装置を備えた記録機構付き撮像装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のプラテンは、インクジェット記録装置内
に配され、記録ヘッドに対面した位置で搬送される記録
媒体を支持するプラテンにおいて、前記記録ヘッドから
吐出されるインクが通過可能にスリットが設けられたこ
とを特徴とする。
【0006】また、本発明のプラテンは、前記スリット
が、インクを吐出する記録ヘッドのノズル幅よりも広い
スリットであることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明のプラテンは、前記スリッ
トが複数個に分けられていることを特徴とする。
【0008】本発明のプラテンは、前記スリットが、記
録ヘッドを搭載するキャリッジの走査する走査範囲に設
けられたことを特徴とする。また、本発明の画像記録装
置は、インクを吐出して記録する記録ヘッドを有する画
像記録装置において、インクを吐出するノズル幅よりも
広いスリットをプラテンに形成したことを特徴とする。
【0009】また、本発明の画像記録装置は、前記スリ
ットが複数個に分けられていることを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の画像記録装置は、前記ス
リットが、キャリッジの走査する走査範囲に設けられた
ことを特徴とする。
【0011】さらにまた、本発明の画像記録装置は、前
記スリットの直下にインク吸収体を収容することを特徴
とする。
【0012】本発明の画像記録装置は、前記インク吸収
体をメディアパックに実装したことを特徴とする。
【0013】また、本発明の画像記録装置は、頂面の搬
送方向の上流側に斜めに切断した傾斜部を有する桟部材
が前記スリット間に設けられたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の記録機構付き撮像装置は、
画像記録装置と、撮像機構とを供えて構成されることを
特徴とする。本発明のその他の目的や特徴および利点
は、添付図面に示される本発明の画像記録装置の実施形
態についての以下の詳細な説明から明らかである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】本明細書において、「プリント」(「記
録」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報
を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人
間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否
かを問わず、広くプリント媒体上に画像、模様、パター
ン等を形成する場合、またはプリント媒体の加工を行う
場合を言うものとする。
【0017】また、「プリント媒体」とは、一般的なプ
リント装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラ
スチック・フィルム、金属板等、ガラス、セラミック
ス、木材、皮革等、インクを受容可能な物も言うものと
する。
【0018】また、本明細書において、「カメラ」とは
光学的に撮像し、光学像を電気信号に変換する機器やデ
バイスを示すものであり、以下の説明において「撮像
部」とも称する。
【0019】さらに、「インク」(「液体」という場合
もある)とは、上記「プリント」の定義と同様広く解釈
されるべきものであり、プリント媒体上に付与されるこ
とによって、画像、模様、パターン等の形成、プリント
媒体の加工、或いはインクの処理(例えば、プリント媒
体に付与されるインク中の色材の凝固または不溶化)に
供される液体を言うものとする。
【0020】「基本構成」まず、図1から図14に基づい
て、本発明に係る装置の基本構成について説明する。本
例において説明する装置は、光学的に撮像して電気信号
に変換する撮像部(以下、「カメラ部」とも称する)
と、撮像して得られた電気信号に基づいて画像の記録を
行う画像記録部(以下、「プリンタ部」と称する)とを
備えた情報処理機器として構成されている。以下、本例
で説明する情報処理機器を「プリンタ内蔵カメラ」と称
して説明する。
【0021】装置本体A001においては、カメラ部A
100の背面側にプリンタ部(記録装置部)B100が
一体的に組み込まれている。プリンタ部B100は、メ
ディアパックC100から供給されるインクとプリント
媒体を用いて画像を記録する。本構成では、装置本体A
001から外装を外して背面側から見た図5から明らか
なように、装置本体A001の同図中右手側にメディア
パックC100が挿入され、装置本体A001の同図左
手側にプリンタ部B100が配置される。プリンタ部B
100によって記録を行う場合には、カメラ部A100
における後述の液晶表示部A105を上側、レンズA1
01を下側にするように、装置本体A001を置いた姿
勢とすることができる。この記録姿勢において、プリン
タ部B100における後述の記録ヘッドB120は、イ
ンクを下向きに吐出する姿勢となる。記録姿勢は、カメ
ラ部A100による撮影状態の姿勢と同様の姿勢をとる
ことも可能であり、上記の記録姿勢に限られることはな
い。記録動作の安定性の面からは、上記のインクを下向
きに吐出する記録姿勢が好ましい。
【0022】以下においては、本例の装置の機械的な基
本構成をA「カメラ部」、B「メディアパック」、C「プリ
ンタ部」とに分けて説明し、また、信号処理系の基本構
成はD「信号処理系」として説明する。
【0023】A「カメラ部」 カメラ部A100は、基本的には、一般のデジタルカメ
ラを構成するものであり、後述するプリンタ部B100
と共に装置本体A001に一体的に組み合わせられるこ
とによって、図1から図3のような外観のプリンタ内蔵
のデジタルカメラを構成する。図1から図3において、
A101はレンズ、A102はファインダー、A102
aはファインダー窓、A103はストロボ、A104は
レリーズボタン、A105は液晶表示部(外部表示部)
である。カメラ部A100は、後述するように、CCD
を用いて撮像したデータの処理、コンパクトフラッシュ
(登録商標)メモリカード(CFカード)A107への
画像の記憶、画像の表示、プリンタ部B100との間の
各種データの授受等をする。A108は、カメラ部A1
00およびプリンタ部B100の電源としての電池であ
る。
【0024】B「メディアパック」 メディアパックC100は、装置本体A001に対して
着脱可能であり、本例の場合は、装置本体A001の挿
入口A002(図3参照)から差し込まれることによっ
て、図1のように装置本体A001に装着される。メデ
ィアパックC100のパック本体C101には、図4の
ように、シャッターC102が矢印D方向にスライド可
能に備えられている。シャッターC102は、メディア
パックC100が装置本体A001に装着されていない
ときには図4中の2点鎖線の位置にスライドしており、
メディアパックC100が装置本体A001に装着され
たときには、図4中の実線の位置にスライドする。
【0025】パック本体C101には、インクパックC
103とプリント媒体C104が収容されている。本例
の場合、インクパックC103は、Y(イエロー)、M
(マゼンタ)、C(シアン)のインクを収容しており、
またプリント媒体C104は20枚程度重ねて収容され
ている。それらのインクとプリント媒体C104は、画
像の記録に最適な組合せのものが選択された上、同じメ
ディアパックC100内に収容されている。したがっ
て、インクとプリント媒体の組合せが異なる種々のメデ
ィアパックC100を用意しておいて、記録すべき画像
の種類、および画像が形成されたプリント媒体の用途な
どに応じて、それらのメディアパックC100を選択的
に装置本体A001に装着することにより、最適な組合
せのインクとプリント媒体を用いて、目的に応じた画像
を確実に記録することができる。また、メディアパック
C100には後述するEEPROM(識別IC)が備え
られており、そのEEPROMには、メディアパックが
収容しているインクとプリント媒体の種類や残量などの
識別データが記憶される。
【0026】インクパックC103は、メディアパック
C100が装置本体A001に装着されたときに、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)のインク
のそれぞれに対応する3つのジョイントC105を通し
て、後述する装置本体A001側のインク供給系に接続
される。一方、プリント媒体C104は、図示しない分
離爪によって一枚ずつ分離されてから、後述する給紙ロ
ーラC110(図9参照)によって矢印C方向に送り出
される。その給紙ローラC110の駆動力は、装置本体
A001側に備わる後述の搬送モータM002(図9参
照)から供給される。
【0027】また、パック本体C101には、後述する
プリンタ部の記録ヘッドをワイピングするためのワイパ
ーC106と、そのプリンタ部から排出された廃インク
を吸収するためのインク吸収体C107と、が備えられ
ている。プリンタ部における記録ヘッドは、後述するよ
うに矢印Aの主走査方向に往復移動する。メディアパッ
クC100が装置本体A001から外されているとき
は、シャッターC102が図4中の2点鎖線の位置にス
ライドして、ジョイントC105、ワイパーC106、
およびインク吸収体C107などを保護する。
【0028】C「プリンタ部」 本例のプリンタ部B100は、インクジェット記録ヘッ
ドを用いるシリアルタイプである。このプリンタ部B1
00については、C−1「プリント動作部」、C−2「プ
リント媒体搬送系」、およびC−3「インク供給系」に分
けて説明する。
【0029】C−1「プリント動作部」 図6は、プリンタ部B100全体の斜視図、図7は、プ
リンタ部B100の一部を取り外した斜視図である。
【0030】プリンタ部B100の本体内部の定位置に
は、図5のように、装置本体A001に装着されたメデ
ィアパックC100の先端部分が位置する。メディアパ
ックC100から矢印C方向に送り出されたプリント媒
体C104は、後述するプリント媒体搬送系におけるL
FローラB101とLFピンチローラB102との間に
挟まれつつ、プラテンB103上にて矢印Bの副走査方
向に搬送される。B104は、ガイド軸B105とリー
ドスクリューB106に沿って矢印Aの主走査方向に往
復移動されるキャリッジである。
【0031】キャリッジB104には、図8のように、
ガイド軸B105用の軸受けB107と、リードスクリ
ューB106用の軸受けB108が設けられている。キ
ャリッジB104の定位置には、図7のように、軸受け
B108の内側に突出するスクリューピンB109がば
ねB110によって取り付けられている。そして、リー
ドスクリューB106の外周部に形成された螺旋溝に対
して、スクリューピンB109の先端がはまり合うこと
によって、リードスクリューB106の回転がキャリッ
ジB104の往復移動に変換される。
【0032】また、キャリッジB104には、Y、M、
Cのインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッドB1
20と、その記録ヘッドB120に供給されるインクを
収容するサブタンク(図示せず)が搭載されている。記
録ヘッドB120には、矢印Aの主走査方向と交差する
方向(本例の場合は、直交する方向)に沿って並ぶ複数
のインク吐出口B121(図8参照)が形成されてい
る。インク吐出口B121は、サブタンクから供給され
たインクを吐出可能なノズルを構成する。インクを吐出
させるためのエネルギーの発生手段としては、ノズル毎
に備えた電気熱変換体を用いることができる。その電気
熱変換体は、発熱駆動されることによってノズル内のイ
ンク中に気泡を発生させ、その発泡エネルギーによって
インク吐出口B121からインク滴を吐出させる。
【0033】サブタンクは、メディアパックC100に
収容されているインクパックC103よりも小容量であ
り、少なくともプリント媒体C104の1枚分の画像記
録に必要な量のインクを収容する大きさとなっている。
サブタンクにおいて、Y、M、Cのインク毎のインク収
容部分には、それぞれインク供給部と負圧導入部が形成
されており、それらのインク供給部は対応する3つの中
空のニードルB122に個別に接続され、また、それら
の負圧導入部は共通の供給エアー口B123に接続され
ている。このようなサブタンクには、後述するように、
キャリッジB104が図6のようなホームポジションに
移動したときに、メディアパックC100のインクパッ
クC103からインクが補給される。
【0034】図8のキャリッジB104において、B1
24はニードルカバーであり、ニードルB122とジョ
イントC105とが連結していないときは、スプリング
の力によって同図のように、ニードルB122を保護す
る位置に移動しており、ニードルB122とジョイント
C105とが連結するときは、スプリングの力に抗して
同図中の上方に押されてニードルB122の保護を解
く。キャリッジB104の移動位置は、キャリッジB1
04側のエンコーダセンサB131と、プリンタ部B1
00の本体側のリニアスケールB132(図6参照)
と、によって検出される。また、キャリッジB104が
ホームポジションに移動したことは、キャリッジB10
4側のHP(ホームポジション)フラグB133と、プ
リンタ部B100の本体側のHPセンサB134(図7
参照)と、によって検出される。
【0035】図7において、ガイド軸B105の両端に
は、その中心軸から偏心した位置に支軸(図示せず)が
設けられている。ガイド軸B105は、その支軸を中心
として回動調整されることにより、キャリッジ104の
位置が調整されて、記録ヘッドB120と、プラテンB
103上のプリント媒体C104と、の間の距離(「紙
間距離」ともいう)が調整される。また、リードスクリ
ューB106は、スクリューギアB141、アイドラギ
アB142、およびモータギアB143を介して、キャ
リッジモータM001によって回転駆動される。また、
B150は、後述する制御系と記録ヘッドB120とを
電気的に接続するためのフレキシブルケーブルである。
【0036】記録ヘッドB120は、キャリッジB10
4と共に矢印Aの主走査方向に移動しつつ、画像信号に
応じてインク吐出口B121からインクを吐出すること
によって、プラテンB103上のプリント媒体に1行分
の画像を記録する。このような記録ヘッドB120によ
る1行分の記録動作と、後述するプリント媒体搬送系に
よる矢印Bの副走査方向におけるプリント媒体の所定量
の搬送動作と、を繰り返すことによって、プリント媒体
上に順次画像を記録する。
【0037】C−2「プリント媒体搬送系」 図9は、プリンタ部B100におけるプリント媒体搬送
系の構成部分の斜視図である。図9において、B201
は一対の排紙ローラであり、同図中、上側の一方の排紙
ローラB201は、排紙ローラギアB202と中継ギア
B203を介して、搬送モータM002により駆動され
る。同様に、前述したLFローラB101は、LFロー
ラギアB204と中継ギアB203を介して、搬送モー
タM002により駆動される。排紙ローラB201とL
FローラB101は、搬送モータM002の正転時の駆
動力によって、プリント媒体C104を矢印Bの副走査
方向に搬送する。
【0038】一方、搬送モータM002が逆転したとき
は、切り替えスライダB211および切り替えカムB2
12を介して、圧板ヘッドB213と図示しないロック
機構が駆動されると共に、メディアパックC100側の
搬送ローラC110に駆動力が伝達される。すなわち、
圧板ヘッドB213は、搬送モータM002の逆転時の
駆動力によって、メディアパックC100のシャッター
C102の窓部C102A(図4参照)を通って、メデ
ィアパックC100内に集積されているプリント媒体C
104を図4中の下方に押圧する。これにより、図4中
の最下位置のプリント媒体C104がメディアパックC
100内の搬送ローラC110上に押し付けられる。ま
た、図示しないロック機構は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力によって、装置本体A001に対してメデ
ィアパックC100をロックしてメディアパックC10
0の取り外しを禁止する。また、メディアパックC10
0側の搬送ローラC110は、搬送モータM002の逆
転時の駆動力が伝達されることによって、図4中最下位
置の1枚のプリント媒体C104を矢印C方向に搬出す
る。
【0039】このように、搬送モータM002が逆転す
ることによって、メディアパックC100からプリント
媒体C104が1枚だけ矢印C方向に取り出され、その
後、搬送モータM002が正転することによって、その
プリント媒体C104が矢印B方向に搬送される。
【0040】C−3「インク供給系」 図10は、プリンタ部B100におけるインク供給系の
構成部分の斜視図、図11は、そのインク供給系の構成
部分にメディアパックC100が装着されたときの平面
図である。
【0041】プリンタ部B100に装着されたメディア
パックC100のジョイントC105は、ホームポジシ
ョンに移動したキャリッジB104側のニードルB12
2(図8参照)の下に位置する。プリンタ部B100の
本体には、ジョイントC105の下方に位置するジョイ
ントフォークB301(図10参照)が備えられてお
り、そのジョイントフォークB301がジョイントC1
05を上動させることにより、ジョイントC105がニ
ードルB122に接続される。これにより、メディアパ
ックC100側のインクパックC103と、キャリッジ
B104側のサブタンクのインク供給部と、の間のイン
ク供給路が形成される。また、プリンタ部B100の本
体には、ホームポジションに移動したキャリッジB10
4の供給エアー口B123(図8参照)の下に位置する
供給ジョイントB302が備えられている。この供給ジ
ョイントB302は、供給チューブB303を介して、
負圧発生源としてのポンプのポンプシリンダB304に
接続されている。供給ジョイントB302は、ジョイン
トリフタB305によって上動されることにより、キャ
リッジB104側の供給エアー口B123に接続され
る。これにより、キャリッジB104側のサブタンクの
負圧導入部と、ポンプシリンダB304と、の間の負圧
導入路が形成される。ジョイントリフタB305は、ジ
ョイントモータM003の駆動力によって、供給ジョイ
ントB302と共にジョイントフォークB301を上下
動させる。
【0042】サブタンクの負圧導入部には、空気の通過
を許容し、かつインクの通過を阻止する気液分離部材
(図示せず)が備えられている。気液分離部材は、負圧
導入路を通して吸引されるサブタンク内の空気の通過を
許容し、これによりメディアパックC100からサブタ
ンクにインクが補給される。そして、サブタンク内のイ
ンクが気液分離部材に達するまで、インクが充分に補給
されたときに、その気液分離部材がインクの通過を阻止
することにより、インクの補給が自動的に停止する。気
液分離部材は、サブタンクのインク毎のインク収容部分
におけるインク供給部に備えられており、それらのイン
ク収容部分毎に、インクの補給を自動的に停止させる。
【0043】また、プリンタ部B100の本体には、ホ
ームポジションに移動したキャリッジB104側の記録
ヘッドB120(図8参照)に対して、キャッピングが
可能な吸引キャップB310が備えられている。吸引キ
ャップB310は、その内部に、吸引チューブB311
を通してポンプシリンダB304から負圧が導入される
ことによって、記録ヘッドB120のインク吐出口B1
21からインクを吸引排出(吸引回復処理)させること
ができる。また、記録ヘッドB120は、必要に応じ
て、画像の記録に寄与しないインクを吸引キャップB3
10内に吐出させる(予備吐出処理)。吸引キャップB
310内のインクは、ポンプシリンダB304から、廃
液チューブB312と廃液ジョイントB313を通し
て、メディアパックC110内のインク吸収体C107
に排出される。
【0044】ポンプシリンダB304は、それを往復駆
動するためのポンプモータM004などと共にポンプユ
ニットB315を構成する。ポンプモータM004は、
ワイパーリフタB316(図10参照)を上下動させる
ための駆動源としても機能する。ワイパーリフタB31
6は、プリンタ部B100に装着されたメディアパック
C100のワイパーC106を上動させることによっ
て、そのワイパーC106を記録ヘッドB120のワイ
ピングが可能な位置に移動させる。
【0045】図10および図11において、B321
は、ポンプシリンダB304によって構成されるポンプ
の動作位置がホームポジションにあることを検出するポ
ンプHPセンサである。また、B322は、前述したイ
ンク供給路および負圧導入路が形成されたことを検出す
るジョイントHPセンサである。また、B323は、プ
リンタ部B100の本体を構成するシャーシである。
【0046】D「信号処理系」 図12は、カメラ部A100とプリンタ部B100の概
略のブロック構成図である。
【0047】カメラ部A100において、101は撮像
素子としてのCCD、102は音声入力のためのマイ
ク、103はハードウェア処理を行なうASIC、10
4は画像データ等を一時的に記憶する第1メモリ、10
5は撮像画像を記憶するCFカード(「CFカードA1
07」に相当)、106は撮影画像または再生画像を表
示するLCD(「液晶表示部A105」に相当)、120
はカメラ部A100の制御をする第1CPU、である。
【0048】プリンタ部B100において、210は、
カメラ部A100とプリンタ部B100との間のインタ
ーフェース、201は画像処理部(画像を2値化する2
値化処理部を含む)、202は画像処理を行なう上で使
用する第2メモリ、203はバンドメモリ制御部、20
4はバンドメモリ、205はマスクメモリ、206はヘ
ッド制御部、207は記録ヘッド(「記録ヘッドB12
0」に相当)、208はエンコーダ(「エンコーダセンサ
B131」に相当)、209はエンコーダカウンタ、2
20はプリンタ部B100を制御する第2CPU、22
1はモータドライバ、222はモータ(「モータM00
1、M002、M003、M004」に相当)、223
はセンサ(「HPセンサB134、B321、B322」
を含む)、224はメディアパックC100に内蔵され
ているEEPROM、230は音声エンコーダ部、25
0は装置全体に電源を供給する電源部(「電池A108」
に相当)、である。
【0049】図13は、カメラ部A100における信号
処理の説明図である。撮影モードの時は、レンズ107
を通してCCD101により撮像された画像は、ASI
C103により信号処理(CCD信号処理)され、YU
V輝度2色差信号に変換される。更に、所定の解像度に
リサイズされ、JPEG圧縮されてCFカード105に
記録される。また、音声に関しては、マイク102より
入力され、ASIC103を介してCFカード105に
記憶される。音声の記録に関しては、撮影時と同時、ま
たは、撮影後のアフレコとして記憶させることができ
る。再生モードの時には、CFカード105よりJPE
G画像が読み出され、ASIC103によりJPEG伸
張され、更に表示用の解像度にリサイズされてLCD1
06に表示される。
【0050】図14は、プリンタ部B100における信
号処理の説明図である。
【0051】カメラ部A100側で再生された画像、即
ちCFカード105より読み出された画像は、図13の
ように、ASIC103によってJPEG伸張され、プ
リントする解像度に適する解像度にリサイズされる。そ
して、リサイズされた画像データ(YUV)はインター
フェース部210を介してプリンタ部B100へ送られ
る。プリンタ部B100は、図14のように、カメラ部
A100より送られた画像データを画像処理部201に
より画像処理し、画像データのRGB信号への変換、カ
メラの特性に応じた入力γ補正、ルックアップテーブル
(LUT)を用いての色補正および色変換、プリントす
るための2値化信号への変換をする。2値化処理の際に
は、誤差拡散処理を行うために第2メモリ202を用い
る。本例の場合、画像処理部201における2値化処理
部は誤差拡散処理を行なっているが、ディザパターンを
使った2値化処理等、他の処理を行うことも可能であ
る。2値化されたプリントデータはバンドメモリ制御部
203によって、一旦バンドメモリ204に記憶され
る。プリンタ部B100のエンコーダカウンタ209に
は、記録ヘッド207およびエンコーダ208を搭載し
たキャリッジB104が一定距離移動する毎に、エンコ
ーダ208からのエンコーダパルスが入る。そして、こ
のエンコーダパルスに同期して、バンドメモリ204と
マスクメモリ205からプリントデータが読み出され、
そのプリントデータに基づき、ヘッド制御部206が記
録ヘッド207を制御して記録を行う。
【0052】また、CFカード105に記憶された音声
データは、ASIC102により、画像データと同じよ
うに、インターフェース210を介してプリンタ部B1
00へ送られる。プリンタ部B100に送られた音声デ
ータは、音声エンコーダ230においてコード化(エン
コード)されて、プリントする画像の中にコードデータ
として記録される。プリント画像に音声データを入れる
必要の無い時、または、音声データの無い画像をプリン
トする際には、当然に、コード化された音声データはプ
リントされず、画像のみがプリントされる。
【0053】本実施例においては、カメラ部A100と
プリンタ部B100が一体となったプリンタ内蔵カメラ
として説明を行なってきた。しかし、カメラ部A100
とプリンタ部B100を分離した別々の装置とし、それ
らをインターフェース210により接続した構成におい
ても同様に構成して、同様の機能を実現することが可能
である。
【0054】「特徴的な構成」 以下に、本発明の特徴的な構成の実施形態について説明
する。
【0055】(実施例)図15は、本発明の画像記録装
置のプラテンにおける一実施例を示す断面図であり、本
発明の画像記録装置におけるプラテンを用いた状態の構
造が図9に示されている。
【0056】図示されるように、本発明の画像記録装置
は、基本的な構成が上述した画像記録装置と実質的に同
様であるので、構造の詳細な説明に就いては、ここでは
省略するものとする。
【0057】図示されるように、本発明の一実施例にお
ける画像記録装置は、プリンタ内蔵カメラとして構成さ
れ、カメラ部A100の背面側にプリンタ部B100が
一体的に組込まれており、プリンタ部B100におい
て、装填されたメディアパックC100から供給される
インクとプリント媒体とを用いて画像が記録される。
【0058】このような本発明の画像記録装置は、前面
にレンズA101とファインダー窓A102aとストロ
ボA103とを有し、後面にファインダーA102と液
晶表示部A105とを有するカメラ部A100、および
LFローラB101とLFピンチローラB102とプラ
テンB103とキャリッジB104とガイド軸B105
とリードスクリューB106とを有するプリンタ部B1
00から概略構成され、インクと、記録紙のようなメデ
ィアとしてのプリント媒体C104とを有するメディア
パックC100がカメラ部A100に装填されるように
構成されている。
【0059】上記のように構成された本発明の画像記録
装置は、プリンタ部B100のプリント媒体搬送構造に
おいて、全体の幅が、インクを吐出するノズルのノズル
幅よりも広くなっている複数個のスリットB103aが
形成されたプラテンB103を有している。これら複数
個のスリットB103aは、記録ヘッドB120のノズ
ル、すなわちインク吐出口B121に対向してプラテン
B103に平行に間隔を置いて形成されており、画像記
録装置の端部で、記録ヘッドB120のノズルB121
から吐出されたインクを受けるように配置されている。
【0060】すなわち、図9に示されるように、プリン
ト媒体C104の搬送方向(矢印B方向)に対して直角
な方向で、キャリッジB104の副走査方向(矢印A方
向)に長く延び、かつ全体として記録ヘッドB120の
ノズル幅よりも広い幅を有する複数個のスリットB10
3aがプラテンB103に平行に並列して設けられてい
る。これらスリットB103aは、図15に示されるよ
うな断面形状をなしており、スリットB103a間に板
状の桟部材B103bが形成されていて、桟部材B10
3bの頂面の、プリント媒体C104の搬送方向のB方
向に対して上流側が斜めに切断されて傾斜部B103c
が設けられており、従って、これら傾斜部B103cに
よって、搬送されるプリント媒体C104の先端部が引
っ掛かることなく良好に案内されて、円滑に搬送が行え
るようになっている。また、スリットB103aが複数
個に分けられて設けられるので、プラテンB103の強
度を何等低下することが無く、十分な強度を維持するこ
とができる。
【0061】このようなプラテンB103のスリットB
103aは、記録ヘッドB120を有するキャリッジB
104の走査範囲に亙って、搬送方向のB方向に対して
直角な方向に平行に間隔を置いて延びるように設けられ
ると共に、カメラ本体A001に装着されたメディアパ
ックC100のインク吸収体C107が、プラテンB1
03のこれらスリットB103aの丁度、直ぐ下に位置
されるように配置されており、画像記録装置のカメラ本
体A001の端部において、記録ヘッドB120のノズ
ル、すなわちインク吐出口B121から吐出されたイン
クを受けてスリットB103aを介してメディアパック
C100のインク吸収体C107が、吐出されたインク
を吸収できるように形成されている。
【0062】さらにまた、このような本発明の画像記録
装置において、図9に示されるように、プラテンB10
3のプリント媒体搬入側に設けられるLFローラB10
1とLFピンチローラB102の軸心を通る軸心面と、
プラテンB103のプリント媒体搬出側に設けられる一
対の排紙ローラB201の軸心を通る軸心面は、プリン
ト媒体搬送面、すなわちプラテンB103の面、に対し
てほぼ垂直に、かつ互いに平行な状態に配置されるが、
これら軸心面の両方、あるいはいずれか一方をプラテン
B103側に幾分傾斜させて両軸心面が上方で交叉する
ような状態に、LFローラB101とLFピンチローラ
B102、および一対の排紙ローラB201をそれぞれ
配置すると、メディアとしてのプリント媒体C104を
プラテンB103上において僅かに反るような状態に支
持することができるので、これによって、プリント媒体
C104をプラテンB103上に実質的に直接にほぼ接
触した状態に維持することができ、プラテンB103上
におけるプリント媒体C104の浮きを好適に防止する
ことができると共に、プリント媒体C104に対して記
録ヘッドB120のノズルであるインク吐出口B121
からインクを好適に吐出して良好にプリントすることが
できる。
【0063】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のプラテンは、イ
ンクジェット記録装置内に配され、記録ヘッドに対面し
た位置で搬送される記録媒体を支持するプラテンにおい
て、前記記録ヘッドから吐出されるインクが通過可能に
スリットが設けられているので、キャリッジの記録ヘッ
ドのノズルから吐出されたインクを好適に受けて処理す
ることができ、記録装置内をインクで汚すことがない。
【0064】本発明の請求項2記載のプラテンは、前記
スリットが、インクを吐出する記録ヘッドのノズル幅よ
りも広いスリットであるので、メディアであるプリント
媒体に対して全面プリントする場合でも、はみだして吐
出されたインクをインク吸収体で吸収することができ、
装置内部を何等インクで汚すことが無く良好に処理する
ことができる。
【0065】本発明の請求項3記載のプラテンは、前記
スリットが複数個に分けられているので、プラテンの強
度を十分に維持することができ、インク吸収体によって
好適にインクを吸収して処理することができる。
【0066】本発明の請求項4記載のプラテンは、前記
スリットが、記録ヘッドを搭載するキャリッジの走査す
る走査範囲に設けられているので、キャリッジの記録ヘ
ッドのノズルから吐出されたインクを好適に受けて処理
することができる。
【0067】本発明の請求項5記載の画像記録装置は、
インクを吐出して記録する記録ヘッドを有する画像記録
装置において、インクを吐出するノズル幅よりも広いス
リットをプラテンに形成しているので、メディアである
プリント媒体に対して全面プリントする場合でも、はみ
だして吐出されたインクをインク吸収体で吸収するの
で、装置内部を何等インクで汚すことが無く良好に処理
することができる。
【0068】本発明の請求項6記載の画像記録装置は、
前記スリットが複数個に分けられているので、プラテン
の強度を十分に維持することができ、インク吸収体によ
って好適にインクを吸収して処理することができる。
【0069】本発明の請求項7記載の画像記録装置は、
前記スリットが、キャリッジの走査する走査範囲に設け
られているので、キャリッジの記録ヘッドのノズルから
吐出されたインクを好適に受けて処理することができ
る。
【0070】本発明の請求項8記載の画像記録装置は、
前記スリットの直下にインク吸収体を収容しているの
で、記録ヘッドのノズルから吐出されたインクを良好に
受けて吸収することができる。
【0071】本発明の請求項9記載の画像記録装置は、
前記インク吸収体をメディアパックに実装しているの
で、記録ヘッドのノズルから吐出されたインクを好適に
受けて吸収し、処理することができ、画像記録装置内に
不要なインクを残さないで済む。また、画像記録装置内
にインク吸収体を設けるスペースが不要となり、装置の
小型化が可能となる。
【0072】本発明の請求項10記載の画像記録装置
は、頂面の搬送方向の上流側に斜めに切断した傾斜部を
有するが桟部材が前記スリット間に設けられているの
で、プリント媒体等のメディアを良好に搬送することが
できる。
【0073】本発明の請求項11記載の記録機構付き撮
像装置は、請求項5に記載の画像記録装置と、撮像機構
とを供えて構成されるので、装置をコンパクトに構成す
ることができ、好適な撮像装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能なプリンタ内蔵カメラの正面
図である。
【図2】図1のカメラの斜め前方からの斜視図である。
【図3】図1のカメラの斜め後方からの斜視図である。
【図4】図1のカメラに装着可能なメディアパックの斜
視図である。
【図5】図1のカメラの内部における主要構成部の配置
関係を示す斜視図である。
【図6】図5におけるプリンタ部の斜視図である。
【図7】図6のプリンタ部の一部を取り外した斜視図で
ある。
【図8】図6のプリンタ部におけるキャリッジの斜視図
である。
【図9】図6のプリンタ部におけるプリント媒体搬送系
の構成部分の斜視図である。
【図10】図6のプリンタ部におけるインク供給系の構
成部分の斜視図である。
【図11】図10のインク供給系の構成部分にメディア
パックが装着されたときの平面図である。
【図12】図1のカメラにおけるカメラ部とプリンタ部
の概略ブロック構成図である。
【図13】図12のカメラ部における信号処理の説明図
である。
【図14】図12のプリンタ部における信号処理の説明
図である。
【図15】図9に示されるプラテンの断面図である。
【符号の説明】
A001 装置本体 A002 挿入口 A100 カメラ部 A101 レンズ A102 ファインダー A103 ストロボ A104 レリーズボタン A105液晶表示部(外部表示部) A107 コンパクトフラッシュメモリカード(CFカ
ード) A108 電池 A002 挿入口A B100 プリンタ部(記録装置部) B101 LFローラ B102 LFピンチローラ B103 プラテン B104 キャリッジ B105 ガイド軸 B106 リードスクリュー B107 軸受け B108 軸受け B109 スクリューピン B110 ばね B120 記録ヘッド B121 インク吐出口 B122 ニードル B123 供給エアー口 B124 ニードルカバー B131 エンコーダセンサ B132 リニアスケール B133 HPフラグ B134 HPセンサ B141 スクリューギア B142 アイドラギア B143 モータギア B150 フレキシブルケーブル B201 排紙ローラ B202 排紙ローラギア B203 中継ギア B204 LFローラギア B211 切り替えスライダ B212 切り替えカム B213 圧板ヘッド B301 ジョイントフォーク B302 供給ジョイント B303 供給チューブ B304 ポンプシリンダ B305 ジョイントリフタ B310 吸引キャップ B311 吸引チューブ B312 廃液チューブ B313 廃液ジョイント B315 ポンプユニット B316 ワイパーリフタ B321 ポンプHPセンサ B322 ジョイントHPセンサ B323 シャーシ C100 メディアパック C101 パック本体 C102 シャッター C102A 窓部 C103 インクパック C104 プリント媒体 C105 ジョイント C106 ワイパーC C107 インク吸収体 C110 給紙ローラ M001 キャリッジモータ M002 搬送モータ M003 ジョイントモータ M004 ポンプモータ 101 CCD 102 マイク 103 ASIC 104 第1メモリ 105 CFカード(「CFカードA107」に相当) 106 LCD(「液晶表示部A105」に相当) 107 レンズ 120 第1CPU 201 画像処理部 202 第2メモリ 203 バンドメモリ制御部 204 バンドメモリ 205 マスクメモリ 206 ヘッド制御部 207 記録ヘッド(「記録ヘッドB120」に相当) 208 エンコーダ(「エンコーダセンサB131」に相
当) 209 エンコーダカウンタ 210 インターフェース 220 第2CPU 221 モータドライバ 222 モータ(「モータM001,M002,M00
3,M004」に相当) 223 センサ(「HPセンサB134,B321,B
322」を含む) 224 EEPROM 230 音声エンコーダ部 250 電源部(「電池A108」に相当)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェット記録装置内に配され、記
    録ヘッドに対面した位置で搬送される記録媒体を支持す
    るプラテンにおいて、 前記記録ヘッドから吐出されるインクが通過可能にスリ
    ットが設けられたことを特徴とするプラテン。
  2. 【請求項2】 前記スリットは、インクを吐出する記録
    ヘッドのノズル幅よりも広いスリットであることを特徴
    とする請求項1に記載のプラテン。
  3. 【請求項3】 前記スリットが複数個に分けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のプラテン。
  4. 【請求項4】 前記スリットは、記録ヘッドを搭載する
    キャリッジの走査する走査範囲に設けられたことを特徴
    とする請求項1記載のプラテン。
  5. 【請求項5】 インクを吐出して記録する記録ヘッドを
    有する画像記録装置において、 インクを吐出するノズル幅よりも広いスリットをプラテ
    ンに形成したことを特徴とする画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記スリットが複数個に分けられている
    ことを特徴とする請求項5記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記スリットは、キャリッジの走査する
    走査範囲に設けられたことを特徴とする請求項5記載の
    画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記スリットの直下にインク吸収体を収
    容することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記インク吸収体を画像記録装置に着脱
    可能に形成されたメディアパックに実装したことを特徴
    とする請求項8記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 頂面の搬送方向の上流側に斜めに切断
    した傾斜部を有する桟部材が前記スリット間に設けられ
    たことを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項5に記載の画像記録装置と、撮
    像機構とを供えて構成されることを特徴とする記録機構
    付き撮像装置。
JP2000277081A 2000-09-12 2000-09-12 プラテン、画像記録装置及び記録機構付き撮像装置 Pending JP2002086819A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277081A JP2002086819A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 プラテン、画像記録装置及び記録機構付き撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000277081A JP2002086819A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 プラテン、画像記録装置及び記録機構付き撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002086819A true JP2002086819A (ja) 2002-03-26

Family

ID=18762462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000277081A Pending JP2002086819A (ja) 2000-09-12 2000-09-12 プラテン、画像記録装置及び記録機構付き撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002086819A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002086745A (ja) インク供給回復システム、インクジェット記録装置、および記録機構を有する撮像装置
JP2002095181A (ja) 複合システム
JP2002086732A (ja) インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置および電子機器
JP2002086701A (ja) プリンタ、画像データ供給装置およびプリントシステム
JP2002086753A (ja) インクジェット記録装置の液体供給装置、インクジェット記録装置及び記録機構付き撮像装置
JP2002086702A (ja) 記録機構、インクジェット記録装置及び記録装置付き撮像装置
JP2002090864A (ja) プリンタ付カメラ
JP2002086819A (ja) プラテン、画像記録装置及び記録機構付き撮像装置
JP4557399B2 (ja) プリントヘッド用基体、該基体を用いるプリントヘッド、プリンタおよび該プリンタを画像出力装置として有する画像入出力装置
JP2002112101A (ja) デジタルカメラおよびプリントシステム
JP3787553B2 (ja) プリント装置及びその制御方法
JP4378075B2 (ja) 記録装置
JP4693218B2 (ja) 画像記録装置および画像記録方法
JP2002086845A (ja) 画像記録装置およびその制御方法,情報処理機器およびその制御方法
JP4532710B2 (ja) 情報処理機器、及び情報処理機器の画像記録制御方法
JP2002086747A (ja) 液体貯蔵容器及びこれへ液体を供給する液体供給装置と液体供給方法、記録装置及び記録機構付き撮像装置
JP2002086829A (ja) 走査装置、記録装置、画像読取装置及び記録機構付き撮像装置
JP2002086814A (ja) プリント装置、プリントシステム、およびプリントデータ記憶媒体
JP2002086806A (ja) プリンタおよび該プリンタを画像出力装置として有する画像入出力装置
JP2002086700A (ja) 情報処理機器、画像記録装置、及び画像記録装置の初期化方法
JP2002086808A (ja) 画像記録部を有したカメラ、情報処理システム、情報処理方法および画像データ保存方法
JP2002094850A (ja) 情報処理機器、撮像装置並びに画像記録装置
JP2004299360A (ja) 電子機器
JP2002165119A (ja) カメラおよび情報処理装置
JP2002094852A (ja) 情報処理機器及び情報処理機器の設定値制御方法、コンピュータプログラム