JP2002086023A - 塗料流量調節機構を備えたスプレーガン - Google Patents

塗料流量調節機構を備えたスプレーガン

Info

Publication number
JP2002086023A
JP2002086023A JP2000278031A JP2000278031A JP2002086023A JP 2002086023 A JP2002086023 A JP 2002086023A JP 2000278031 A JP2000278031 A JP 2000278031A JP 2000278031 A JP2000278031 A JP 2000278031A JP 2002086023 A JP2002086023 A JP 2002086023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
spray gun
throttle valve
valve
flow path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000278031A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Iwata
岩田一
Kunio Misu
三須国男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anest Iwata Corp
Original Assignee
Anest Iwata Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anest Iwata Corp filed Critical Anest Iwata Corp
Priority to JP2000278031A priority Critical patent/JP2002086023A/ja
Priority to EP00125222A priority patent/EP1188485A1/en
Publication of JP2002086023A publication Critical patent/JP2002086023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/24Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/02Spray pistols; Apparatus for discharge
    • B05B7/12Spray pistols; Apparatus for discharge designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages
    • B05B7/1209Spray pistols; Apparatus for discharge designed to control volume of flow, e.g. with adjustable passages the controlling means for each liquid or other fluent material being manual and interdependent
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B7/00Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas
    • B05B7/24Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device
    • B05B7/2489Spraying apparatus for discharge of liquids or other fluent materials from two or more sources, e.g. of liquid and air, of powder and gas with means, e.g. a container, for supplying liquid or other fluent material to a discharge device an atomising fluid, e.g. a gas, being supplied to the discharge device

Landscapes

  • Nozzles (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】塗装スプレーガンにおいて塗料循環が必要な場
合に、塗料流路の非循環領域をできるだけ少なくすると
ともに、塗料循環量を維持しながら塗料ノズルからの塗
料吐出量の少量調整が容易に行えるスプレーガンの提
供。 【解決手段】スプレーガン本体の内部にポンプからの塗
料を導入して該ポンプへ戻すための塗料循環流路を形成
するとともに、該塗料循環流路からの分岐流路を塗料ノ
ズルに連通する塗料室へ接続させ、該分岐流路に流量調
節弁を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装スプレーガン
に関するものであり、特に塗料を常時流動状態におくた
めの塗料循環流路を有した形式のもので、塗料ノズルに
つながる塗料室と塗料循環流路を連通させる分岐流路に
流量調節弁を設けた形式のスプレーガンに関する。
【0002】
【従来の技術】スプレーガンを用いたスプレー塗装にお
いては、沈澱性の顔料を使用した塗料や水性塗料のよう
にチクソトロピー性を持った塗料を使用する場合にはポ
ンプとスプレーガンとの間で塗料を循環させて、顔料の
沈澱防止やチクソトロピー性による粘度の変化防止を図
る必要がある。このため、図6に示すようにスプレーガ
ン本体61の塗料供給部にY形のジョイント67を接続
して、このY形ジョイントの流入部67a及び流出部6
7bを介して塗料を循環させ、この循環路の途中からス
プレーガンの内部流路まで連絡通路を設け塗料を供給す
る方法が知られている。
【0003】塗料を循環させるためには、ポンプからの
塗料供給ホースとほぼ同じ長さのリターンホースが必要
であって、例えば循環が必要ないスプレーガン内部の塗
料圧力が0.1MPaであるのに比較して塗料の所要量
を循環させるにはそのために要する圧力の影響でスプレ
ーガン内部の塗料圧力は0.3MPaと高くなる。この
結果、塗料の粘度が低い場合や薄い塗膜が求められる場
合等で塗料吐出量を絞る必要がある場合には、塗料ノズ
ルに対するニードル弁の開度を調節するが、循環方式の
スプレーガンの場合には非循環式のスプレーガンに比較
して、スプレーガン内部の塗料圧力が高い分だけニード
ル弁の開度をより小さく設定する必要がある。
【0004】一般的なスプレーガンでは塗料ノズルのノ
ズル口径が0.8〜1.3mmであって、吐出量は15
0〜200ミリリットル/分程度が一般的に使用されて
いる。しかし、塗装物によっては吐出量を極端に絞る使
い方があって、例えば近年生産が増大している携帯電話
やノート形パソコンの塗装では、マグネシウム合金製の
筐体用の塗料が高価であることから70〜130mm程
度まで塗装距離を短くすると同時に吐出量を絞って50
ミリリットル/分程度として塗着効率を上げる塗装方法
が一般化している。
【0005】この場合、塗料ノズルとニードル弁は必ず
しも正確に同心状態が維持されていないため、吐出量を
絞るために塗料ノズルに対するニードル弁の開度を小さ
くするに従って、ニードル弁と塗料ノズルとの隙間の差
による影響がはっきりと生じてしまって、この隙間の差
による塗料噴出量のムラによって噴霧パターンの形状ム
ラや濃淡ムラの問題が発生してしまう。この対策とし
て、塗料ノズルのノズル口径自体を例えば0.5mmの
ように小径とするとともにニードル弁を細くすること
で、ニードル弁と塗料ノズルとの隙間すなわち開度を大
きくさせることも考えられるが、塗装部位や塗装物に応
じて吐出量を多くしたいと云う場合には、逆に吐出量の
増加に対応できない問題点を有している。
【0006】この対応策として、図7に示すように、実
用新案登録2599940号で開示されているような、
スプレーガンの本体71の塗料供給部に、絞り弁74を
内蔵したU形ジョイント77を接続する方法もある。こ
れはU形ジョイントを介する塗料の循環を確保しつつ絞
り弁74による圧力降下で必要に応じスプレーガンの内
部では非循環式と同等の低い塗料圧力を設定することを
可能としたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
では、U形ジョイントとスプレーガン本体との間の接合
機構が必要でこのため非循環領域が極めて長いものとな
り、この接合機構とU形ジョイントとがスプレーガン本
体の外部に剛性の物体として突出するので、ハンドスプ
レーガンでは操作性が悪くなってしまう問題がある。ま
た、自動スプレーガンでは他の部分との干渉により、自
動塗装機への組み付けが簡単に行えない問題もある。ま
た色替え時には塗料のすばやい排出と洗浄液の十分な通
過を許容する必要があるが、上記形式では絞り弁74を
全開にした後に再度絞り弁を設定する等の煩わしさがあ
った。
【0008】本発明は、塗料循環量を維持しながら塗料
ノズルからの塗料吐出量の少量時の調整が容易に行える
スプレーガンの提供を課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、スプレ
ーガン本体の内部にポンプからの塗料を導入して該ポン
プへ戻すための塗料循環流路を形成するとともに、該塗
料循環流路からの分岐流路を塗料ノズルに連通する塗料
室へ接続させ、該分岐流路に流量調節弁を配設した。第
2の発明では、第1の発明のスプレーガンにおいて流量
調節弁を分岐流路に配設した弁座と該弁座に同心状に配
設された絞り弁から成るものとし、該絞り弁の操作部を
スプレーガン本体の外部から操作して弁座と該絞り弁と
の開度調節を可能にさせた。第3の発明では、第2の発
明のスプレーガンにおいて絞り弁が塗料循環流路と交差
するよう配置させた。第4の発明では、上述の発明のス
プレーガンにおいて絞り弁の操作部に駆動装置を連結
し、該駆動装置への信号によって該絞り弁を全開するこ
とが可能になるように構成した。
【0010】
【発明の実施形態】図1は本発明の第1の実施の形態
で、スプレーガン本体1に循環流路と流量調節弁が組み
込まれている。
【0011】図1はハンドスプレーガンあるいは自動ス
プレーガンの頭部を示す図で、図1(a)はその正面
図、図1(b)は(a)のA−A断面図であって、図2
の(a)は図1のB−Bに沿う断面であり、また図2の
(b)、(c)は、変形例における対応する位置の断面
を示す図である。図1に示されるように、ガン本体1の
先端部の内部には塗料ノズル2が螺設されていて、塗料
ノズル2の外周にはそれと同心状に空気キャップ3が袋
ナット4によってガン本体1に固定されている。ガン本
体1には塗料ノズル2の内部穴2aとほぼ同径の塗料室
6が内部穴2aに接続して形成され、さらにこの塗料室
6に近接する位置に循環流路7(図2a)が穿設されて
いて、循環流路7の両端部はガン本体1の外面部で塗料
入口8と塗料出口9を形成している。そして、循環流路
7から分岐した分岐流路12が塗料室6に接続されてい
る。
【0012】図2(a)の断面詳細図は塗料室6の下側
に近接して循環流路7を水平に穿設して両端部に塗料入
口8と塗料出口9を形成した例である。図2(b)、2
(c)はそれぞれ図2(a)の例の変形例を示すもの
で、図1のB−Bと対応する線に沿って変形例の装置の
断面を見た図である。図2(b)の断面詳細図は循環流
路を流路7aと流路7bとで逆V字状に形成して、流路
7aと流路7bとの外端部に塗料入口8と塗料出口9を
形成した例である。図2(c)の断面詳細図は循環流路
7の中央部に対して直角方向に流路部7aと流路部7b
を形成してこれら流路部の外端部に塗料入口8と塗料出
口9を形成している。ガン本体1における循環流路7と
塗料入口8・塗料出口9の配置はこれらの実施の形態以
外にも種々の形態が可能である。
【0013】また、分岐流路12の形成形態も図1・図
2に限定されるものではないが、循環流路と塗料室とを
できるだけ短く単純な流路に形成することが望ましい。
本実施の形態のように塗料室6の周囲に十分なスペース
が無い場合には絞り弁14を塗料循環流路7に交差する
ように配設することによって、小スペースであっても塗
料循環流路7の加工及び流量調節弁15の配置が容易に
行える利点を有している。
【0014】塗料ホースとガン本体との接続に関して
は、塗料入口8と塗料出口9にネジを螺刻してホース1
0,11との接続用のジョイントを螺設しても良く、ま
たホースに接続された剛性のパイプを圧入する形態等、
種々の形態が可能である。そして、ポンプ(図示せず)
からの塗料ホース10を塗料入口8に接続して塗料を供
給し、塗料出口9に接続した塗料ホース11によって塗
料容器(図示せず)に塗料を戻すことによって、循環流
路7に十分な量の塗料を循環させることができる。
【0015】流量調節弁15は、循環流路7と塗料室6
とを連絡する分岐流路12に形成された弁座13と、弁
座13に同心状に配置された絞り弁14とから成り、該
絞り弁は先端部をテーパ状としたニードル状の絞り弁作
用部14aと、循環流路7に対して連絡流路12の反対
側の位置でガン本体1にねじ込まれている弁軸14b
と、該弁軸の外端部のツマミの形態の操作部14cとよ
り成る。この操作部14cを回すことによって、絞り弁
14が進退して弁座13との開度を調節可能に構成して
いる。尚、分岐流路12に直交させた弁体を進退させた
り、ボール弁のように分岐流路12に直交させた軸線を
中心に回転できる穴明き弁体を回転させて分岐流路12
の開口面積を変化させても良い。
【0016】この結果、沈澱性塗料や水性塗料に適した
循環量を確保するために、循環流路7における塗料圧力
が高い場合でも、絞り弁14と弁座13との開度調節で
塗料室6内の圧力を調節しこれにより塗料吐出量を少量
に調節できるので、塗料ノズル2とニードル弁5の間で
塗料流量を大きく絞る必要がなく、塗料ノズル2とニー
ドル弁5の間で塗料流量を大きく絞ることによって従来
発生していたような噴霧パターンの形状ムラや濃淡ムラ
の問題を回避できる。また、スプレーガンの下にジョイ
ントを吊り下げる必要が無いため、ハンドスプレーガン
では操作性が悪くなってしまう問題が解消でき、また自
動スプレーガンではY形やU形のジョイントとの干渉で
自動塗装機への組み付けが簡素に行えない問題を解消す
ることが可能となる。
【0017】上述した本発明の第1の実施の形態は、ハ
ンドスプレーガンにも自動スプレーガンにも応用可能で
ある。しかし、自動スプレーガンにおいては予め定めら
れたプログラムに従って、塗装部位によって吐出量を多
くする必要があったり、色替えを行ったりすることがあ
る。色替え時には洗浄のために塗料配管中の塗料を強制
的に塗料ノズル2から短時間で吐出させ、洗浄液を通過
させて塗料配管とスプレーガン内部とを洗浄することが
必要となる。このような使用方法の場合、絞り弁14で
絞った状態では塗料吐出量を多くすることができないた
め、絞り弁を全開させる必要がある。このように、自動
スプレーガンに応用した場合、絞り弁14を迅速に全開
状態にできないと自動スプレーガンの長所が有効に発揮
できない。
【0018】この対策として、図3−5において、絞り
弁をピストンによって全開状態にすることを可能にした
自動スプレーガン18を本発明の第2の実施の形態とし
て示している。これらの図において、上記第1の実施の
形態と同じ性質を有する部分には同じ符合を用いその説
明を省略した。図3(a)はスプレーガン18の正面図
・図3(b)はそのA−A断面図である。また図4は図
3のB−B断面図で、(a)は後述するように移動可能
な絞り弁21が通常の絞り調節位置にある状態を、また
(b)は該絞り弁が全開位置に移動した状態を示す。図
3に示すように、自動スプレーガンにおいてはニードル
弁5にピストン5aが固定され、空気圧により該ピスト
ンの位置が調節される。この位置制御の機構は公知であ
り、これ以上の説明は要しないものと思われる。
【0019】自動スプレーガン18の本体19には塗料
室6に近接して循環流路7を穿設し、両端部に塗料入口
8と塗料出口9を形成している。塗料室6と循環流路7
とを連絡する分岐流路12に設けられた弁座13との開
度を調節可能になるよう先端部をテーパ形状にした作用
部21aを有した絞り弁21が配設されている。そし
て、操作部21bにはピストン23が固定され、さらに
端部には開度調節用のロックナット27が螺設されてい
る。
【0020】通常は図4(a)のように、ピストン23
はバネ25によって絞り弁21を弁座13に押し当てる
方向に弾圧されていて、ロックナット27がカバー26
に当接して移動が規制されることによって、絞り弁21
と弁座13との開度が維持される。そして、シリンダー
20に螺設されているカバー26を回してシリンダー2
0に対するロックナット27の当接位置を変えることに
よって絞り弁21と弁座13との開度を調節できる。そ
して、開度を調節してから、固定用ナット26aでカバ
ー26を固定させるように構成している。
【0021】図4(b)はピストンが作動した状態を示
す図で、ピストン室28に制御装置(図示せず)から圧
縮空気が供給され、バネ25によって弾圧されているピ
ストン23を押し上げた状態を示している。この結果、
絞り弁21と弁座13との開度が全開状態となるので、
分岐流路12から塗料供給量を多くすることができた
り、色替え時に塗料配管中の塗料を強制的に塗料ノズル
2から短時間で吐出させ、洗浄液を通過させて塗料配管
とスプレーガン内部を洗浄することが可能となる。絞り
弁21と弁座13との開度調節構造や全開制御方法は本
実施例に限定するものでなく、種々の構造や方法で実施
可能である。
【0022】ガン本体の一部を空気供給用マニフォール
ドとして別体に作る場合がある。かかる場合においても
本発明において用語「本体」の意味するものはマニフォ
ールドを含んだスプレーガンの本体部分を意味する。図
5はマニフォールド式自動スプレーガンにおいて、マニ
フォールドベース30と自動スプレーガン18aとを組
み合わせた図であって、このようなマニフォールド式自
動スプレーガンにおいても、マニフォールドベースに上
記の絞り弁21と弁座13との弁構造や駆動装置29を
組み込んだ形態も実施可能である。マニフォールドベー
ス30には塗料循環流路7の他に、駆動装置29の作動
用圧縮空気の流路31とピストン5aの作動用圧縮空気
の流路32が形成されると同時に、図示されてはいない
が、自動スプレーガンの霧化用空気とパターン用空気の
各々の流路が形成されている。この結果、マニフォール
ドベース30に塗料や圧縮空気の配管接続が集約できる
効果を有している。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)スプレー塗装において塗料循環が必要な場合に、
スプレーガン本体内部に塗料流路を形成できて、スプレ
ーガンの塗料室と循環流路との間の領域を少なくできる
とともに、塗料循環量を維持しながら絞り弁で塗料吐出
量の少量の範囲における調整が容易に行えるので、塗料
ノズルとニードル弁とで塗料を大きく絞った場合のよう
パターンの形状ムラや濃淡ムラの問題を防止できる。 (2)スプレーガンの外部にY形ジョイントやU形ジョ
イントを取付た場合ような操作性の悪さを解決できる。 (3)自動スプレーガンの本体内部に塗料循環流路と絞
り弁を設けた場合に、ピストンの操作で絞り弁の開度を
全開にできるので、塗料配管やスプレーガンの内部の塗
料排出や洗浄を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すスプレーガン
の頭部の図で、(a)は正面図、(b)は(a)のA−
Aに沿う部分断面図。
【図2】(a)は図1のB−B部の断面詳細図で、
(b),(c)は図1の実施の形態における変形例の対
応する部分の断面詳細図。
【図3】本発明の第2の実施の形態であり、自動スプレ
ーガンに循環流路と弁を組み込んだ例の図であって、
(a)は正面図、(b)は(a)のA−Aに沿う断面
図。
【図4】図3のB−Bに沿う断面図であり、(a)は絞
り弁が通常の位置にある図で、また(b)は絞り弁が全
開位置にある図である。
【図5】第2の実施の形態において、スプレーガン本体
の一部をマニフォールドベースで形成した例を示す断面
図。
【図6】スプレーガンのジョイント部にY形の循環ジョ
イントを取り付けた従来例を示す図。
【図7】スプレーガンのジョイント部に絞り弁付のU形
の循環ジョイントを取り付けた従来例を示す図。
【符号の説明】 1 スプレーガン本体 2 塗料ノズル 6 塗料室 7 塗料循環流路 12 分岐流路 13 弁座 14、21 絞り弁 14c、21b 操作部 15 流量調節弁 29 駆動装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプレーガン本体(1)の内部にポンプか
    らの塗料を導入して該ポンプへ戻すための塗料循環流路
    (7)を形成するとともに、該塗料循環流路(7)から
    の分岐流路(12)を塗料ノズル(2)に連通する塗料
    室(6)へ接続させ、該分岐流路(12)に流量調節弁
    (15・29)を配設したことを特徴とするスプレーガ
    ン。
  2. 【請求項2】前記流量調節弁(15・29)は、前記分
    岐流路(12)に配設した弁座(13)と、該弁座に同
    心状に配設された絞り弁(14・21)とから成り、該
    絞り弁(14・21)の操作部(14c・21b)を前
    記スプレーガン本体(1)の外部から操作して前記弁座
    (13)と該絞り弁(14・21)との開度調節を可能
    にさせたことを特徴とする請求項1に記載のスプレーガ
    ン。
  3. 【請求項3】前記絞り弁(14・21)が前記塗料循環
    流路(7)と交差して配設されていることを特徴とする
    請求項2に記載のスプレーガン。
  4. 【請求項4】前記絞り弁(21)の前記操作部(21
    b)に駆動装置(29)を連結し、該駆動装置(29)
    への信号によって該絞り弁(21)を全開できるように
    したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載のスプレーガン。
JP2000278031A 2000-09-13 2000-09-13 塗料流量調節機構を備えたスプレーガン Pending JP2002086023A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278031A JP2002086023A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 塗料流量調節機構を備えたスプレーガン
EP00125222A EP1188485A1 (en) 2000-09-13 2000-11-22 Coating material spray gun having adjustable flow rate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000278031A JP2002086023A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 塗料流量調節機構を備えたスプレーガン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002086023A true JP2002086023A (ja) 2002-03-26

Family

ID=18763257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000278031A Pending JP2002086023A (ja) 2000-09-13 2000-09-13 塗料流量調節機構を備えたスプレーガン

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1188485A1 (ja)
JP (1) JP2002086023A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090170A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Bb Rich Co Ltd エアーブラシ
JP2009255079A (ja) * 2008-03-28 2009-11-05 Ihi Corp 塗装装置の噴射量制御方法及び装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9110650U1 (ja) * 1990-09-25 1991-10-24 Streit Ag Lack- Und Farbenfabrik, Frauenfeld, Ch
DE9301319U1 (ja) * 1993-02-01 1993-03-25 Wiwa Wilhelm Wagner Gmbh & Co Kg, 6335 Lahnau, De
US5370315A (en) * 1993-10-15 1994-12-06 Del Gaone; Peter V. Spray gun for aggregates
US5695120A (en) * 1995-07-31 1997-12-09 Furon Company Spray gun
AU1117900A (en) * 1998-10-22 2000-05-08 Nordson Corporation Modular fluid spray gun

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090170A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Bb Rich Co Ltd エアーブラシ
JP2009255079A (ja) * 2008-03-28 2009-11-05 Ihi Corp 塗装装置の噴射量制御方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1188485A1 (en) 2002-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060219822A1 (en) Dual volume shower head system
US7559489B2 (en) High-pressure pulse nozzle assembly
US4911365A (en) Spray gun having a fanning air turbine mechanism
JPH11314052A (ja) 流体を噴霧するための噴射装置
US20110259975A1 (en) Nozzle assembly for sprinkler
JPS60102967A (ja) 迅速変化パタ−ン制御アセンブリを備えるスプレガン
JP2002086023A (ja) 塗料流量調節機構を備えたスプレーガン
JP2009273976A (ja) 内面塗装用スプレーガン。
JP4652094B2 (ja) パタン可変片角スプレーガン
JP2990604B1 (ja) スプレーガン及び同装置
JPH07213960A (ja) 塗料用スプレーガン
EP0411830A2 (en) Low pressure air atomizing spray gun
JP2699165B2 (ja) スプレーガンにおける主剤及び添加剤の供給方法及びスプレーガン
JP3148622B2 (ja) マニホールド形自動ガンの流路切換機構
JP2003155763A (ja) サーモ型湯水混合水栓
US11400464B2 (en) Spray nozzle
KR200328283Y1 (ko) 개폐수단이 구현된 바디 샤워기의 노즐
JP3398035B2 (ja) ニードルレス二液同心ノズルスプレーガン
CN208066577U (zh) 一种喷枪的针塞组件安装结构
JPH11147056A (ja) エアスプレーガン
JP2599940Y2 (ja) 塗装用スプレーガンの吐出量調整装置
JP3359859B2 (ja) エア・エアレスガンの霧化空気調節装置
JPH0716511A (ja) 塗装装置
JPH03275158A (ja) 首曲りスプレーガン
JPS5917404Y2 (ja) 多色回転塗装装置