JP2002085521A - 血液回路セット収納容器 - Google Patents
血液回路セット収納容器Info
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Abstract
回路セット収納容器を提供すること。 【解決手段】血液回路セット収納容器1は、箱2と、箱
2の底部に設置された底敷き3と、箱2を包装する菌不
透過性を有する袋4とを有している。人工肺10、遠心
ポンプ20等の各部品は、インナートレーを介して、底
敷き3に固定されている。箱2は、発泡ポリプロピレン
製の板状部材を折り曲げ、マジックファスナー(登録商
標)で各部を固定して組み立てられている。箱2の左方
側板223、右方側板224等の各側板には、左方天板
233、右方天板234等の各天板が設けられており、
これらの各天板は、箱2の内側に折り込まれて、各側板
にマジックファスナーで固定されている。箱2は、廃棄
時には、折りたたむことができる。また、各天板を引き
出して、蓋とすることもできる。
Description
納容器に関する。
ットは、収納容器に入れられ、滅菌・消毒した状態で医
療現場に届けられる。そして、医療現場において、その
都度、開封して使用する。
は、輸送時等の衝撃から血液回路セットを保護するとと
もに、内部の滅菌状態を確実に維持するために、十分な
丈夫さが必要とされる。また、取り扱いを容易とした
り、輸送コストを削減するために、軽量であることが要
求される。そして、使用後には、その収納容器は廃棄さ
れるため、廃棄が容易であることが好ましい。
れるエチレンオキサイドガス滅菌は、滅菌効果を高める
ために、加湿下でエチレンオキサイドガスを導入する。
したがって、有毒物質の残留を防ぐために、段ボールの
ような保湿性を有する材料を使用した収納容器を用いる
ことはできない。
ト収納容器としては、一般に「バスタブ型」と呼ばれ
る、深絞り成形によって製造されたプラスチック(合成
樹脂)製の容器の開口部を滅菌フィルムで封止したもの
(以下、「バスタブ型容器」と言う。)が使用されてい
る。
たむことができないため、廃棄時にかさばり、廃棄費用
が高いという欠点がある。特に、予め接続された人工肺
の血液回路セット等を収納する容器は、かなり大型のも
のとなるため、大きな問題となっている。
吸収性に優れ、廃棄費用を削減し得る血液回路セット収
納容器を提供することにある。
(1)〜(8)の本発明により達成される。
状部材を折り曲げ、固定解除可能な固定手段により固定
して組み立てられ、平板状に折りたたみ可能である箱
と、菌不透過性および少なくとも一部にガス透過性を有
し、前記箱を包装する袋とを備えることを特徴とする血
液回路セット収納容器。
記箱の底に設置された底敷きを有し、前記血液回路セッ
トは、前記底敷きに固定した状態で前記箱内に収納され
る上記(1)に記載の血液回路セット収納容器。
設された側部とを有する上記(1)または(2)に記載
の血液回路セット収納容器。
げ可能に設けられた蓋部を有し、前記蓋部は、前記箱の
内側または外側に折り込まれた状態で、前記側部に対し
固定解除可能な固定手段により固定されており、その固
定を解除することにより、前記箱の上部を覆う蓋として
機能する上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の血
液回路セット収納容器。
レフィンである上記(1)ないし(4)のいずれかに記
載の血液回路セット収納容器。
ポリプロピレンである上記(5)に記載の血液回路セッ
ト収納容器。
mmであり、前記板状部材の密度は、0.1〜1.0g
/cm3である上記(1)ないし(6)のいずれかに記
載の血液回路セット収納容器。
マジックファスナーまたは粘着テープである上記(1)
ないし(7)のいずれかに記載の血液回路セット収納容
器。
納容器を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細
に説明する。
の実施形態を示す断面正面図、図2は、図1に示す血液
回路セット収納容器1の箱2の展開図、図3は、組み立
てる途中の状態の箱2を示す斜視図、図4は、組み立て
られた状態の箱2を示す斜視図である。なお、以下の説
明では、説明の便宜上、図3および図4中の左側を
「左」、右側を「右」、奥側を「前」、手前側を
「後」、図3および図4中の上下方向に垂直な方向を
「横方向」と言うが、血液回路セット収納容器1には、
特に前後左右の区別はない。また、図3および図4にお
いては、箱2を構成する板状部材20の厚さを無視して
簡素化して表している。
器1は、箱2と、箱2の底部に設置された底敷き3と、
箱2を包装する袋(包材)4とを有している。以下、各
部の構成について説明する。
方体状の内部空間(収納空間)を有している。
が比較的長い前方側板(側部)221および後方側板
(側部)222と、横方向の寸法が比較的短い左方側板
(側部)223および右方側板(側部)224と、前方
側板221と連続して設けられた前方底板211および
前方天板231と、後方側板222と連続して設けられ
た後方底板212および後方天板232と、左方側板2
23と連続して設けられた左方底板213および左方天
板233と、右方側板224と連続して設けられた右方
底板214および右方天板234とを有している。
な板状部材20を折り曲げることによって形成されたも
のである。板状部材20は、例えば、比較的薄肉の平板
を所望の形状に切断するとともに、折り曲げ可能な折り
曲げ部を形成することにより得られる。
側になる面を見た状態を示している。以下の説明では、
板状部材20について、この面を「内側」、反対側の面
を「外側」と言う。
で構成されている。これにより、箱2が保湿性を有しな
いもの(撥水性を有するもの)となるため、血液回路セ
ット収納容器1は、エチレンオキサイドガス滅菌に適す
る。
ては、特に限定されないが、例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン等が挙げられる。
は、発泡体(多孔質体)であることが好ましい。これに
より、箱2に対し、収納する血液回路セットを輸送時な
どの衝撃から保護するために十分な衝撃吸収性および剛
性を確保するとともに、軽量化を図ることができ、輸送
費用、廃棄費用をともに削減することができる。さら
に、加工が容易となり、比較的安価に製造することがで
きる。
は、前記発泡体の中でも発泡ポリオレフィンであるのが
より好ましく、発泡ポリオレフィンの中でも発泡ポリプ
ロピレンであるのがさらに好ましい。これにより、箱2
の衝撃吸収性および剛性がより向上するとともに、さら
なる軽量化を図ることができる。また、比較的安価に製
造することができる。さらに、焼却したときに発生する
有毒ガスが僅かであり、焼却廃棄にも適する。
箱2の大きさや収納する血液回路セットの種類等によっ
てもその好ましい値は異なるが、板状部材20に必要か
つ十分な強度と軽量化とを考慮して、通常は、1〜10
mm程度が好ましく、2〜7mm程度がより好ましい。
の大きさや収納する血液回路セットの種類等によっても
その好ましい値は異なるが、板状部材20に必要かつ十
分な強度と軽量化とを考慮して、通常は、0.1〜1.
0g/cm3であるのが好ましく、0.2〜0.7g/
cm3であるのがより好ましい。
を各折り曲げ部で折り曲げ、各部を固定解除可能な固定
手段により固定して組み立てられる。これにより、廃棄
する際には、その固定手段による固定を解除することに
より、箱2を平板状に(平らに)折りたたんで容積を小
さくして廃棄することができ、廃棄費用をより削減する
ことができる。また、廃棄時まで保管する際に場所を取
らないので、保管スペースを縮小することができる。
納された血液回路セットを使用するまで確実に固定を維
持し、廃棄時に固定解除可能なものであれば、いかなる
ものでもよいが、マジックファスナー(面ファスナー)
または粘着テープであるのが好ましい。これにより、廃
棄時に手作業で容易かつ迅速に固定解除することができ
る。
として、マジックファスナーで代表して説明する。この
ような、マジックファスナー(面ファスナー)として
は、特に限定されず、例えば、フック(雄部)とループ
(雌部)との係合等による構造のものを使用することが
できる。また、以下では、マジックファスナーのことを
単に「ファスナー」と言う場合がある。
側板221と右方側板224とは、折り曲げ部51を介
して連続して形成されている。また、右方側板224と
後方側板222とは、折り曲げ部52を介して連続して
形成されている。また、後方側板222と左方側板22
3とは、折り曲げ部53を介して連続して形成されてい
る。
反対側の端部には、折り曲げ部54を介して、固定しろ
225が連続して形成されている。固定しろ225は、
前方側板221と左方側板223とを接続(連結)する
接続部分となるものである。
1aが設置されている。そして、左方側板223の内側
には、折り曲げ部53と反対側の端部付近に、ファスナ
ー61aに対応するファスナー61bが設置されてい
る。ファスナー61a、61bは、雌雄一対のファスナ
ーであり、固定しろ225と左方側板223とは、ファ
スナー61a、61bの接合により固定される。
ナーの雌雄を符号に「a」、「b」を付けて区別する
が、言うまでもなく、各マジックファスナーについて、
その「a」、「b」のいずれが雌側、あるいは雄側であ
ってもよい。
の固定部分は、その固定を解除しなくても箱2を折りた
たみ可能であるので、固定解除可能な固定手段によって
固定されていなくてもよい。すなわち、例えば、硬質樹
脂等からなるピンの打ち込みや、融着(熱融着、高周波
融着、超音波融着等)、接着(接着剤や溶媒による接
着)等の方法により固定されていてもよい。
て前方側板221に連続して形成されている。また、後
方底板212は、折り曲げ部59を介して後方側板22
2に連続して形成されている。また、左方底板213
は、折り曲げ部511を介して左方側板223に連続し
て形成されている。また、右方底板214は、折り曲げ
部57を介して右方側板224に連続して形成されてい
る。
ナー621a、631a、641a、651aがそれぞ
れ設置されている。これらのファスナーは、前方底板2
11の折り曲げ部55と反対側の縁部241の付近に、
縁部241に沿ってほぼ等間隔に配置されている。
のファスナー622a、632a、642a、652a
がそれぞれ設置されている。これらのファスナーは、後
方底板222の折り曲げ部59と反対側の縁部242の
付近に、縁部242に沿ってほぼ等間隔に配置されてい
る。
241までの長さおよび後方底板222の折り曲げ部5
9から縁部242までの長さは、ともに、左方側板22
3および右方側板224の横方向の長さの約2分の1に
なっている。これにより、箱2の組み立て状態では、前
方底板211の縁部241と、後方底板212の縁部2
42とがほぼ一致する。
ファスナー62b、63bがそれぞれ設置されている。
ファスナー62bは、折り曲げ部511付近の横方向中
央に配置されており、ファスナー63bは、折り曲げ部
511と反対側の縁部243の付近の横方向中央に配置
されている。
のファスナー64b、65bがそれぞれ設置されてい
る。ファスナー64bは、折り曲げ部57と反対側の縁
部244の付近の横方向中央に配置されており、ファス
ナー65bは、折り曲げ部57付近の横方向中央に配置
されている。
うにして組み立てられ、箱2の底部を構成する。まず左
方底板213および右方底板214を、それぞれ、左方
側板223および右方側板224に対してほぼ直角に折
り曲げる(図3中の矢印部)。次に、前方底板211
および後方底板212を、それぞれ、前方側板221お
よび後方側板222に対してほぼ直角に折り曲げる(図
3中の矢印部)。
22aがファスナー62bと接合し、ファスナー631
aおよび632aがファスナー63bと接合し、ファス
ナー641aおよび642aがファスナー64bと接合
し、ファスナー651aおよび652aがファスナー6
5bと接合する。これにより、各底板211〜214
は、箱2の底部を構成した状態で固定される。
て前方側板221に連続して形成されている。また、後
方天板232は、折り曲げ部510を介して後方側板2
22に連続して形成されている。また、左方天板233
は、折り曲げ部512を介して左方側板223に連続し
て形成されている。また、天板234は、折り曲げ部5
8を介して右方側板224に連続して形成されている。
天板231〜234は、血液回路セットを収納した状態
では、箱2の内側に折り込まれ、各側板221〜224
とほぼ平行な状態とされる。
6、58、510、512と反対側の各縁部251〜2
54から、各折り曲げ部56、58、510、512ま
での長さは、いずれも、各側板221〜224の上下方
向の長さより僅かに短い程度になっている。これによ
り、各天板231〜234の各縁部251〜254は、
箱2の内側に折り込まれた状態で、箱2の底の付近に位
置する。
ナー66a、67aがそれぞれ設置されている。ファス
ナー66a、67aは、前方天板231の縁部251寄
りに配置されている。
6a、67aに対応するファスナー66b、67bがそ
れぞれ設置されている。
スナー66b、67bと接合することにより、前方天板
231は、箱2の内側に折り込まれた状態で固定され
る。
れたファスナー68a、69aと、後方側板222にそ
れぞれ設けられたファスナー68b、69bとが接合す
る。また、左方天板233にそれぞれ設けられたファス
ナー610a、611aと、左方側板223にそれぞれ
設けられたファスナー610b、611bとが接合す
る。また、右方天板234にそれぞれ設けられたファス
ナー612a、613aと、右方側板224にそれぞれ
設けられたファスナー612b、613bとが接合す
る。このようにして、後方天板232、左方天板233
および右方天板234もそれぞれ箱2の内側に折り込ま
れた状態で固定される。
ぞれ箱2の内側に折り込んだ状態で血液回路セットを収
納することにより、箱2は、剛性が高く、衝撃吸収性が
より優れたものとなる。よって、血液回路セット収納容
器1は、収納した血液回路セットをより確実に保護する
ことができる。
〜234をそれぞれ箱2の外側に折り込んだ状態で、固
定解除可能な固定手段により固定することとしてもよ
い。この場合にも同様の効果が得られる。
ナーの固定を解除することにより、箱2の上部を覆う天
板(蓋)として機能することができる。これにより、例
えば、他のゴミを収納して蓋を閉じ、それらをまとめて
廃棄するという廃棄方法をとることもできる。
を覆う蓋となる状態で各天板同士が固定されるように、
各天板231〜234の外側(表側)にファスナーa、
内側(裏側)にファスナーb(図示せず)を配設しても
よい。これにより、より確実に蓋を閉じることができ
る。
1〜254には、例えば半円状の切り欠きで構成された
指掛け部26が設けられている。指掛け部26は、前方
天板231および後方天板232には、それぞれ、2つ
ずつ形成されており、左方天板233および右方天板2
34には、それぞれ、1つずつ形成されている。このよ
うな指掛け部26は、箱2の内側に折り込まれ各側板2
21〜224と固定された状態の各天板231〜234
の固定を解除するときに、指を掛けて操作することがで
き、各天板231〜234を容易に引き出すことができ
る。
板同士および天板同士の間には、それぞれ、スリット
(隙間)27が設けられている。これにより、各底板の
組み立て状態や、各天板の折り込み状態で、板状部材2
0の厚さ寸法分を吸収して、各底板同士および各天板同
士が干渉しないようになっている。
材を連結して構成されていてもよい。その場合、その連
結部分の固定方法は、例えばマジックファスナーや粘着
テープ等の固定解除可能な固定手段によるものでもよ
く、例えば硬質樹脂製ピンの打ち込みや、融着(熱融
着、高周波融着、超音波融着等)、接着(接着剤や溶媒
による接着)等の方法でもよい。
な構成に限らない。さらに、組み立て状態の箱2の外形
は、図示のような直方体状のものに限らず、例えば、多
角柱状、多角錐台状等であってもよい。
れた箱2の底には、平板状の底敷き3が設置されてお
り、収納する血液回路セットは、底敷き3に固定された
状態で箱2内に収納される。底敷き3の構成材料として
は、板状部材20の構成材料として挙げたものと同様の
ものを用いることができ、好ましくは、板状部材20と
同材料で構成されている。
粘着テープのような固定手段(図示せず)によって箱2
に固定されていてもよく、また、固定されていなくても
よい。
り、収納された血液回路セットを取り出す際の作業性が
向上するとともに、衝撃吸収性がさらに向上し、収納さ
れた血液回路セットをより確実に保護することができ
る。
0がインナートレー30を介して固定され、遠心ポンプ
20がインナートレー40を介して固定されている。す
なわち、人工肺10および遠心ポンプ20は、それぞ
れ、マジックファスナー付きベルト60によって、イン
ナートレー30、40に固定されている。そして、イン
ナートレー30、40は、それぞれ、例えば粘着テープ
やマジックファスナーのような固定手段(図示せず)に
より底敷き3に固定されている。
座り(安定)をよくするために、必要に応じインナート
レーを介して底敷き3に固定される。
のように、収納する血液回路セットの各部品に対して別
々に設けられていてもよく、または、複数の部品あるい
は全部品に対するインナートレーが一体的に形成されて
いるものであってもよい。また、一体的に形成されたイ
ンナートレーの場合、その底面(底板)が底敷き3を構
成するようなものであってもよい。すなわち、底敷き3
にインナートレーが一体的に形成されているものであっ
てもよい。
び遠心ポンプ20のほかに、例えば、心内血貯血槽、気
泡除去器、動脈血液フィルター、血液温度センサープロ
ーブ、ローラーポンプ用チューブ、血液センサープロー
ブ、血液サンプリングポート、血液濃縮器、心筋保護液
供給装置等の関連部品を有し、これらが軟質プラスチッ
クチューブ50により予め接続されている。
ット収納容器は、図示のような血液回路セットに限ら
ず、他の各種の血液回路セットを収納するものに適用す
ることができる。
不透過性を有する袋(包材)4で包装され、例えばエチ
レンオキサイドガス滅菌により滅菌されている。これに
より、内部を滅菌状態に保ったまま、血液回路セットを
医療現場に届けることができる。
可能なガス透過性を有している。
としては、特に限定されないが、例えば、ポリオレフィ
ン等の合成樹脂材料からなる不織布等が挙げられる。
料としては、特に限定されないが、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリアミド(ナイロン)等が挙げ
られる。
からなる単層構造のもの(単層体)であってもよく、ま
た、種々の目的で、複数の層(特に異種材料の層)を重
ねた多層積層体であってもよい。
図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに
限定されるものではなく、血液回路セット収納容器を構
成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のも
のと置換することができる。
置や個数は、図示のような構成に限らず、固定手段の種
類に応じて、十分に固定可能なものであればいかなる構
成であってもよい。
棄時に折りたたんで容積を小さくすることができ、廃棄
費用を削減することができる。また、廃棄までの保管ス
ペースも縮小することができる。
回路セットや内部の滅菌状態を確実に保護することがで
きる。
の内側に折り込んでおくこととした場合には、作業性が
より向上するとともに、衝撃吸収性がより向上し、収納
した血液回路セットや内部の滅菌状態をより確実に保護
することができる。
示す断面正面図である。
る。
1b、641a、641b、651a、652b、66
a、66b、67a、67b、68a、68b、69
a、69b、610a、610b、611a、611
b、612a、612b、613a、613b ファス
ナー 10 人工肺 20 遠心ポンプ 30、40 インナートレー 50 軟質プラスチックチューブ 60 マジックファスナー付きベルト
Claims (8)
- 【請求項1】 主に合成樹脂材料で構成された板状部材
を折り曲げ、固定解除可能な固定手段により固定して組
み立てられ、平板状に折りたたみ可能である箱と、 菌不透過性および少なくとも一部にガス透過性を有し、
前記箱を包装する袋とを備えることを特徴とする血液回
路セット収納容器。 - 【請求項2】 主に合成樹脂材料で構成され、前記箱の
底に設置された底敷きを有し、前記血液回路セットは、
前記底敷きに固定した状態で前記箱内に収納される請求
項1に記載の血液回路セット収納容器。 - 【請求項3】 前記箱は、底部と、該底部から立設され
た側部とを有する請求項1または2に記載の血液回路セ
ット収納容器。 - 【請求項4】 前記箱は、前記側部に対し折り曲げ可能
に設けられた蓋部を有し、 前記蓋部は、前記箱の内側または外側に折り込まれた状
態で、前記側部に対し固定解除可能な固定手段により固
定されており、その固定を解除することにより、前記箱
の上部を覆う蓋として機能する請求項1ないし3のいず
れかに記載の血液回路セット収納容器。 - 【請求項5】 前記合成樹脂材料は、発泡ポリオレフィ
ンである請求項1ないし4のいずれかに記載の血液回路
セット収納容器。 - 【請求項6】 前記発泡ポリオレフィンは、発泡ポリプ
ロピレンである請求項5に記載の血液回路セット収納容
器。 - 【請求項7】 前記板状部材の厚さは、1〜10mmで
あり、前記板状部材の密度は、0.1〜1.0g/cm
3である請求項1ないし6のいずれかに記載の血液回路
セット収納容器。 - 【請求項8】 前記固定解除可能な固定手段は、マジッ
クファスナーまたは粘着テープである請求項1ないし7
のいずれかに記載の血液回路セット収納容器。
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---|---|---|---|
JP2000278877A JP2002085521A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | 血液回路セット収納容器 |
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