JP3097923U - ティッシュボックスホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】取り易く、安全性も高いティッシュボックスホルダーの提供する。
【解決手段】前面部11と後面部12と両側面部13、14及び底面部15とによってティッシュボックスの収容空間を構成すると共に上面部はティッシュボックスの挿入口16として構成したホルダー本体10と、該ホルダー本体10を取り付けるための取り付け手段20とを有し、ホルダー本体10の前面部11と後面部12との両方にそれぞれティッシュ取り出し窓口M11、M12を設けることで、収容空間内に前向き或いは後向きに挿入されたティッシュボックスから半出状態にあるティッシュペーパーをそのままホルダー本体10の前面部又は後面部のティッシュ取り出し窓口M11、M12から取り出し可能とした。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はティッシュボックスホルダーに関し、更に詳しくは、ティッシュペーパーを取り出し自在に収納してなるティッシュペーパーボックスを収容空間に入れて保持するためのホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、病院の入院患者は一般に自己のベッド付近にティッシュボックスを1〜2個置いている場合が多い。特にベッドに横たわっている入院患者にとっては、ティッシュボックスをベッドの枕元或いは手元に置いて使用に供している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが上記ティッシュボックスをベッドの枕元や手元に置いている場合は、置いているだけであるので動き易く、その結果、入院患者の下敷きになって高齢者等の入院患者の体に思わぬダメージを与えたり、また上向きに寝ている入院患者にはティッシュボックスからティッシュペーパーが取り出しにくく、更にティッシュボックスがベッドから落下するなどの不都合もあった。
【0004】
ところでティッシュボックスに関しては、従来、図4に示すような、ゴムひも2でティッシュボックスBに取り付けるようになされたティッシュボックスカバー1が提供されている。しかしながら、この従来のティッシュボックスカバー1は、ティッシュボックスBの表面をカバーはするが、ティッシュボックスB自体は依然として何かの上に載置する必要があり、何かに取り付けようとするものではなかった。
またティッシュボックスを収容或いは保持するホルダーも従来より提供されている。しかし、これら従来のホルダーは、一般に金属製品や木製製品等、ティッシュボックスを保持する骨組みや容器が何れも剛性材料で構成されており、またホルダーを何かに取り付けたり、引っ掛けたりする取り付け手段も金属製等の剛性のものがほとんどであった。このため安全性に関して、あまり好ましくなかった。
更に従来のホルダーでは、そのホルダーの1方向からのみしかティッシュボックスに入ったティッシュペーパーを取り出すことができないものが殆どであった。
【0005】
そこで本考案は上記従来における問題を解消し、病院等の入院患者のベッドサイドのガード柵等に取り付けることで、入院患者やその付き添い人にとってティッシュペーパーを取るのに非常に便利であり、また安全性も高い、新規で実用性の高いティッシュボックスホルダーの提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本考案のティッシュボックスホルダーは、前面部と後面部と両側面部及び底面部とによってティッシュボックスを収容するための収容空間を構成すると共に上面部はティッシュボックスを前記収容空間に挿入するための挿入口として構成したホルダー本体と、該ホルダー本体を他の被取り付け体に取り付けて設置するための取り付け手段とを有し、且つ前記ホルダー本体の前面部と後面部との両方にそれぞれティッシュ取り出し窓口を設けることで、前記挿入口から収容空間内に前向き或いは後向きに挿入されて保持されたティッシュボックスから半出状態にあるティッシュペーパーをそのままホルダー本体の前記前面部又は後面部のティッシュ取り出し窓口から取り出し可能に構成したことを第1の特徴としている。
また本考案のティッシュボックスホルダーは、上記第1の特徴に加えて、ホルダー本体を布等の軟質材で構成し、取り付け手段を紐等の軟質材で構成してあることを第2の特徴としている。
また本考案のティッシュボックスホルダーは、上記第1又は第2の特徴に加えて、ホルダー本体は、全体を布製とし、且つ両側面部と底面部は厚紙による芯板を入れて補強しており、取り付け手段は紐としてあることを第3の特徴としている。
また本考案のティッシュボックスホルダーは、上記第3の特徴に加えて、取り付け手段の紐はホルダー本体前面部の上辺の両角部と下辺に設けてあることを第4の特徴としている。
また本考案のティッシュボックスホルダーは、上記第3又は第4の特徴に加えて、取り付け手段は、紐の代わりにタッチクローズ型ファスナーを用いることを第5の特徴としている。
また本考案のティッシュボックスホルダーは、上記第3〜第5の何れかの特徴に加えて、ホルダー本体の前面部と後面部は、それぞれ対応する一対の対角位置にある角部を布で覆うことなく開放状態とすることで、前記一対の角部の角度を90度から180度まで変更可能とし、これによってホルダー本体の平行な両側面部を相互に逆方向に平行移動させながら重ね合わせて折り畳むことができるように構成したことを第6の特徴としている。
また本考案のティッシュボックスホルダーは、上記第1〜第6の何れかの特徴に加えて、ホルダー本体の両側面部の一方又は両方にポケットを設けてあることを第7の特徴としている。
【0007】
上記本考案の第1の特徴によれば、ティッシュボックスホルダーのホルダー本体を、その取り付け手段により、例えば入院患者のベッドサイドのガード柵に取り付け、ティッシュボックスをホルダー本体内にその挿入口から挿入することで、ティッシュボックスを前記ベッドサイドのガード柵に取り付け保持することができる。ティッシュボックスは、そのティッシュ取り出し口がベッド側に向くよう(前向き)にしてホルダー本体に挿入することで、ティッシュペーパーをホルダー本体のベッド側のティッシュ取り出し窓口からベッドの内側に向けて半出状態に保持することができる。よってベッドに横たわっている入院患者等において、手の届く範囲で且つ仰向けのまま目で見ながら容易にティッシュペーパーを取ることができる。
また、入院患者がベッド脇で食事をしたり或いは排便をしたりする場合には、ティッシュボックスを、そのティッシュ取り出し口がベッド側とは反対方向(後向き)になるように差し替えてホルダー本体に保持させることで、ホルダー本体のベッドとは反対側にあるティッシュ取り出し窓口を利用して、ベッド脇からも容易にティッシュペーパーをとることができる。
また本考案のティッシュボックスホルダーをベッドサイドのガード柵に2つ用意して取り付け、2つのティッシュボックスをそのティッシュ取り出し口が互いに逆方向になるようにしてホルダー本体に収容しておくことで、ベッドに寝ている患者はベッド側に向いているホルダー本体のティッシュ取り出し窓口からティッシュペーパーを容易に取り出すことができ、またベッドサイドにいる付き添いの人や食事等をしている患者は、ベッド側と反対方向に開いたホルダー本体のティッシュ取り出し窓口からティッシュペーパーを容易に取り出すことができ、非常に便利である。
よって第1の特徴によれば、ホルダー本体の前面部と後面部の両方にティッシュ取り出し窓口を設けているので、ティッシュボックスの向きを変えてホルダー本体に差し入れることにより、患者のいる場所に応じてベッドの中からでもまたベッドサイドからでも、何れの方向からも容易にティッシュペーパーを取り出すことができる。
【0008】
また本考案の第2の特徴によれは、上記第1の特徴による作用効果に加えて、ホルダー本体を軟質材で構成し、また取り付け手段を軟質材で構成することで、ティッシュボックスホルダーの全体を軟質に構成することができ、患者等が当たっても怪我やその他の問題が生じず、また不使用時に小さく折り畳んでしまっておくことができる。勿論、工場からの輸送や倉庫での保管が嵩高とならないメリットもある。
【0009】
また本考案の第3の特徴によれば、上記第1又は第2の特徴による作用効果に加えて、布製としたホルダー本体にはその両側面部と底面部に芯板を入れて補強しているので、ティッシュボックスを挿入した際に、型崩れするのを予防しながらティッシュボックスを保護することができる。また芯板はホルダー本体の前面部と後面部には入れていないので、両側面部が合わさる状態への折り畳みが可能である。また芯板があることによって、一定の形にきちっと折り畳むことができる。
また取り付け手段を紐とすることで、ホルダー本体が取り付けられる被取り付け体がパイプ状、棒状、その他の形状のものであっても、その径等にかかわらず、何れの被取り付け体にも適用して取り付けることができる。
更にティッシュボックスホルダーは布と紐と厚紙からなる芯板とからなるので、廃棄時にはオール可燃物として環境にもよい。
【0010】
また本考案の第4の特徴によれば、上記第3の特徴による作用効果に加えて、取り付け手段の紐はホルダー本体前面部の上辺の両角部と下辺の何れも前面部側に設けられることで、ティッシュボックスホルダーをベッドサイドのガード柵等に取り付けてティッシュボックスを挿入・保持した状態において、ホルダー本体の前面部をガード柵等の外側から当接させた状態で且つ十分にベッドの内側に近づけて臨ませることができるので、ティッシュボックスから半出状態のティッシュペーパーをガード柵の内側、即ちベッド側へ多少出た状態に保持することができる。よってベッドに寝ている患者にとって非常にティッシュペーパーが取り易く、またティッシュボックスが決してベッド側に突出することがないので全く邪魔にならない。
ホルダー本体をベッドサイドのガード柵に取り付ける際には、ホルダー本体前面部の上辺の両角部の紐をそれぞれガード柵の水平パイプ等に結び、ホルダー本体前面部の下辺の紐をガード柵の下方の水平パイプ等に結ぶことで取り付けることができる。
【0011】
また本考案の第5の特徴によれば、上記第3又は第4の特徴による作用効果に加えて、取り付け手段は、紐の代わりにタッチクローズ型ファスナーを用いることにより、ティッシュボックスホルダーの取り付けを、紐を結んだりすること無く、ワンタッチ的に簡単に行うことができる。
【0012】
また本考案の第6の特徴によれば、上記第3〜第5の何れか特徴による作用効果に加えて、ホルダー本体の前面部と後面部は、それぞれ対応する一対の対角位置にある角部を布で覆うことなく開放状態とすることで、その一対の角部は布によって拘束されることがない。このため布によって拘束されない前面部と後面部の前記各一対の角部は、その角度を90度から180度まで拡大することが可能となる。これによって前記布によって拘束されない一対の角部が180度の角度まで拡大するように、ホルダー本体の平行な両側面部を相互に逆方向に平行移動させてゆくことで、ホルダー本体の両側面部が重ね合わされて折り畳まれた状態となる。
【0013】
また本考案の第7の特徴によれば、上記第1〜第6の何れかの特徴による作用効果に加えて、ホルダー本体の両側面部の一方又は両方にポケットを設けることで、ティッシュペーパー以外の小物等を併せて入れて置くことができ、便利である。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下の図面を参照しながら、本考案を更に詳細に説明する。
図1〜図3は本考案のティッシュボックスホルダーの実施形態を示し、図1は全体斜視図、図2はティッシュボックスホルダーをベッドの安全柵に取り付けた状態を示す斜視図、図3はティッシュボックスホルダーを折り畳んだ状態を示す図である。
【0015】
図1〜図3を参照して本考案のティッシュボックスホルダーの実施形態を説明する。
ティッシュボックスホルダーは、ホルダー本体10と、取り付け手段20としての紐21、22、23からなる。
【0016】
前記ホルダー本体10は、前面部11と後面部12と両側面部13、14と底面部15とを有し、また上面部はティッシュボックスBを挿入するための挿入口16とされている。
前記前面部11、後面部12、両側面部13、14、及び底面部15で囲まれた空間は前記挿入口16から挿入されるティッシュボックスBの収容空間Sとして構成されている。
【0017】
前記前面部11と後面部12には、それぞれティッシュ取り出し窓口M11、M12が設けられている。該ティッシュ取り出し窓口M11、M12以外の前面部11、後面部12は布N(N1、N2、N3、N4)で覆われて構成されている。
前記両側面部13、14と底面部15には、それぞれ厚紙からなる芯板17、17、17が布Nの中に芯として入れられている。前記前面部11と後面部12には芯板は入れられていない。芯板17が入ることで、両側面部13、14及び底面部15が補強され、ホルダー本体10全体としての形状保持性が良くなり、ティッシュボックスBを挿入した状態での型崩れが予防できる。
【0018】
前記前面部11と後面部12のそれぞれ対応する一対の対角位置にある角部11a、11b、及び12a、12bについては、布Nはそれらの角部11a、11b、及び12a、12bを覆うことなく、即ち各角部11a、11b、12a、12bを挟む2辺にわたっては布Nを覆い巡らすことなく、各一対の角部11a、11b、及び12a、12bを開放状態とする。これによって前記各一対の角部11a、11b、及び12a、12bについては布Nによる拘束から解かれた状態に保持され、その角部11a、11b、12a、12bの角度を90度から180度まで変更することが可能となる。即ち、ホルダー本体10の両側面部13、14を相互に図1に示すX矢符とY矢符との逆方向に平行移動させてゆくことで、図3に示すように重ね合わせて折り畳むことができる。
前面部11と後面部12のうち、角部11c、11d、及び12c、12dは布Nによって拘束され、角度を90度からそれ以下にすることはできるが、90度以上に開くことができない。
前面部11では、布N1が上辺から角部11cを介して側辺にわたる三角巾状に張られている。また一方、布N2が下辺から角部11dを介して他方の側辺にわたる三角巾状に張られている。これによってティッシュ取り出し窓口M11が前面部11に斜め方向の平行四辺形状に構成される。
同様に後面部12でも、布N3が上辺から角部12cを介して側辺にわたる三角巾状に張られ、また一方、布N4が下辺から角部12dを介して他方の側辺にわたって三角巾状に張られている。これによってティッシュ取り出し窓口M12が後面部12に斜め方向の平行四辺形状に構成される。
【0019】
前記折り畳んだ状態では、図3に示すように、一方の側面部13の下に続いて面一状態で底面部15が連続する形となり、他方の側面部14が底面部15の裏側から一方の側面部13の下半部にかけて重なるように折り畳まれる。挿入口16は一方の側面部13の上半部の裏側に重なる。
またホルダー本体10が折り畳まれた状態において、後面部12の上下の布N3、N4は、それぞれ半分に折り重ねられた状態で図3の左側に突出させるか、或いは2点鎖線で示すように、両側面部13、14の間に挟み込んだ状態に収納させることができる。同様に前面部11の上下の布N1、N2はそれぞれ半分に折り重ねられた状態で図3の破線で示すように両側面部13、14の間に挟み込んで収容するか、或いは右側に突出させる(図示しない)ことができる。何れにしても折り畳まれて嵩が低くなる。
【0020】
前記ホルダー本体10の側面部13、14にはその一方又は両方にポケットPを設けることができる。このポケットPには色んな小物を入れておくことができる。
【0021】
上記取り付け手段20としての紐21、22、23は、本実施形態では、前面部11の上辺の両角部にそれぞれ2本一対の紐21と紐22とが設けられ、また前面部11の下辺の中央付近に他の2本一対の紐23が設けられている。下辺の方にもその両隅に紐を設けるようにしてもよい。紐21、22、23は組紐を用いることができる。
なお取り付け手段20として、前面部11の上辺の両角部に取り付けられる紐21、22については、代わりにタッチクローズ型のファスナーを用いてもよい。上辺の一対の取り付け手段20をタッチクローズ型のファスナーで構成することで、取り付けがワンタッチ的により簡単に行うことができる。勿論、取り付け手段20として、全ての紐をタッチクローズ型のファスナーで構成するようにしてもよい。
【0022】
ティッシュボックスホルダーの取り付けは、図2を参照して、例えばベッドサイドのガード柵Gに取り付ける場合、ホルダー本体10の前面部11上辺の両角部に設けた紐21と紐22をそれぞれガード柵Gの上水平パイプG1に結びつけ、前面部11の下辺の紐23をガード柵Gの下水平パイプG2に結びつけることで、ホルダー本体10の前面部11がガード柵Gの2本の縦パイプG3、G3に外側から当接した状態に取り付けられる。この状態で、前面部11のティッシュ取り出し窓部M11は2本の縦パイプG3、G3の間からベッドの側に臨む状態となる。
ティッシュボックスBを、そのティッシュ取り出し口B1をベッド側にしてホルダー本体10の挿入口16から挿入することで、ティッシュ取り出し口B1から半出状態のティッシュペーパーTがホルダー本体10の前面部11のティッシュ取り出し窓口M11からもベッド側に半出した状態になされる。
よって図2に示す状態において、ベッドに横たわっている患者等は、そのままの状態で手を伸ばすだけで容易にティッシュペーパーTを取ることができる。
一方、ティッシュボックスBを、その取り出し口B1を反対向きにしてホルダー本体10内に挿入すると、ティッシュペーパーTはホルダー本体10の後面部12のティッシュ取り出し窓口M12からベッドサイドに臨むこととなり、ベッドサイドにいる患者や付き添い人にとってのティッシュペーパーTの取り出しが便利な状態となる。
【0023】
以上の実施形態では本考案の最適の実施形態を示したが、ポケットPは必ずしも設ける必要がない。ただし、設けると小物等の必要なものを用意しておくのに便利である。
また芯板17は必ずしも入れる必要はない。ただし、芯板17を入れるとホルダー本体10の形状保持性が向上し、ティッシュボックスBの型崩れを予防してティッシュペーパーTの取り出しを常に良好に維持できる。
また芯板17を両側部13、14と底面部15にだけ入れることで、折り畳みが可能となると共に、一定の形状に折り畳むことが可能となる。芯板17をホルダ−本体の前面部11と後面部12にも入れた場合は、折り畳むことが不能となる。
勿論、芯板17を入れない場合は、布Nと紐21、22、23とだけからなるので、軟質材だけからなり、折り畳みは自在となる。
また前記芯材17は厚紙以外のプラスチック等でも可能であるが、その場合には燃焼させると有害物質等が出易いので好ましくない。
【0024】
その他、ホルダー本体10を軟質材以外の材料で構成する場合には、勿論、ティッシュペーパーTの取り出しは前面部11からでも後面部12からでも取り出すことができるが、剛性の場合は安全性の点で好ましくない。
取り付け手段20は紐やタッチクローズ型のファスナー以外のものを用いることができるが、紐やタッチクローズ型のファスナーの場合は取り付けの応用性乃至自由度が大きい。金属製のようなもので引っ掛けるようにした取り付け手段20の場合は、取り付けの自由度が小さく、また安全性に欠ける。
【0025】
【考案の効果】
本考案は以上の構成、作用よりなり、請求項1に記載のティッシュボックスホルダーによれば、前面部と後面部と両側面部及び底面部とによってティッシュボックスを収容するための収容空間を構成すると共に上面部はティッシュボックスを前記収容空間に挿入するための挿入口として構成したホルダー本体と、該ホルダー本体を他の被取り付け体に取り付けて設置するための取り付け手段とを有し、且つ前記ホルダー本体の前面部と後面部との両方にそれぞれティッシュ取り出し窓口を設けることで、前記挿入口から収容空間内に前向き或いは後向きに挿入されて保持されたティッシュボックスから半出状態にあるティッシュペーパーをそのままホルダー本体の前記前面部又は後面部のティッシュ取り出し窓口から取り出し可能に構成したので、
ティッシュボックスの向きを変えてホルダー本体に差し入れることにより、患者のいる場所に応じて、ベッドの中からでも、またベッドサイドからでも、何れの方向からも容易にティッシュペーパーを取り出すことができる。
また請求項2に記載のティッシュボックスホルダーによれば、上記請求項1に記載の構成による効果に加えて、ホルダー本体を布等の軟質材で構成し、また取り付け手段を紐等の軟質材で構成してあるので、
ティッシュボックスホルダー全体を軟質に構成することができ、患者等が当たっても怪我やその他の問題が生じず、また不使用時に小さく折り畳んでしまっておくことができる。勿論、工場からの輸送や倉庫での保管が嵩高とならないメリットもある。
また請求項3に記載のティッシュボックスホルダーによれば、上記請求項1又は2に記載の構成による効果に加えて、ホルダー本体は、全体を布製とし、且つ両側面部と底面部は厚紙による芯板を入れて補強しており、取り付け手段は紐としてあるので、
芯板を入れて補強することにより、ティッシュボックスを挿入した際に、型崩れするのを予防しながらティッシュボックスを保護することができる。また芯板はホルダー本体の前面部と後面部には入れていないので、両側面部が合わさる状態への折り畳みが可能である。また芯板があることによって、一定の形にきちっと折り畳むことができる。
また取り付け手段を紐とすることで、ホルダー本体が取り付けられる被取り付け体がパイプ状、棒状、その他の形状のものであっても、その径等にかかわらず何れの被取り付け体にも適用して取り付けることができる。
更にティッシュボックスホルダーは布と紐と厚紙からなる芯板とからなるので、廃棄時にはオール可燃物として環境にもよい。
また請求項4に記載のティッシュボックスホルダーによれば、上記請求項3に記載の構成による効果に加えて、取り付け手段の紐はホルダー本体前面部の上辺の両角部と下辺に設けてあるので、
ホルダー本体の前面部をガード柵等の外側から当接させた状態で且つ十分にベッドの内側に近づけて臨ませることができるので、ティッシュボックスから半出状態のティッシュペーパーをガード柵の内側、即ちベッド側へ多少出た状態に保持することができる。よってベッドに寝ている患者にとって非常にティッシュペーパーが取り易く、またティッシュボックスが決してベッド側に突出することがないので全く邪魔にならない。
また請求項5に記載のティッシュボックスホルダーによれば、上記請求項3又は4に記載の構成による効果に加えて、取り付け手段は、紐の代わりにタッチクローズ型ファスナーを用いることにより、ティッシュボックスホルダーの取り付けを、紐を結んだりすること無く、手先の不自由な状態でも簡単に行うことができる。
また請求項6に記載のティッシュボックスホルダーによれば、上記請求項3〜5の何れかに記載の構成による効果に加えて、ホルダー本体の前面部と後面部は、それぞれ対応する一対の対角位置にある角部を布で覆うことなく開放状態とすることで、前記一対の角部の角度を90度から180度まで変更可能とし、これによってホルダー本体の平行な両側面部を相互に逆方向に平行移動させながら重ね合わせて折り畳むことができるように構成したので、
布によって拘束されない一対の角部の角度を90度から180度まで拡大させることが可能となり、ホルダー本体の平行な両側面部を相互に逆方向に平行移動させていくことで、ホルダー本体の両側面部を重ね合わせて折り畳むことが可能となる。これによって工場での保管や運搬を嵩の低い状態で容易に行うことができる。
また請求項7に記載のティッシュボックスホルダーによれば、上記請求項1〜6の何れかに記載の構成による効果に加えて、ホルダー本体の両側面部の一方又は両方にポケットを設けてあるので、
ポケットにティッシュペーパー以外の小物等を併せて入れて置くことができ、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のティッシュボックスホルダーの実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】本考案のティッシュボックスホルダーをベッドの安全柵に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図3】本考案のティッシュボックスホルダーを折り畳んだ状態を示す図である。
【図4】従来のティッシュボックスカバーの例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10  ホルダー本体
11  前面部
12  後面部
13  側面部
14  側面部
15  底面部
16  挿入口
17  芯板
20  取り付け手段
21、22、23 紐
B   ティッシュボックス
G   ガード柵
M11 ティッシュ取り出し窓口
M12 ティッシュ取り出し窓口
N、N1、N2、N3、N4 布
P   ポケット
T   ティッシュペーパー

Claims (7)

  1. 前面部と後面部と両側面部及び底面部とによってティッシュボックスを収容するための収容空間を構成すると共に上面部はティッシュボックスを前記収容空間に挿入するための挿入口として構成したホルダー本体と、該ホルダー本体を他の被取り付け体に取り付けて設置するための取り付け手段とを有し、且つ前記ホルダー本体の前面部と後面部との両方にそれぞれティッシュ取り出し窓口を設けることで、前記挿入口から収容空間内に前向き或いは後向きに挿入されて保持されたティッシュボックスから半出状態にあるティッシュペーパーをそのままホルダー本体の前記前面部又は後面部のティッシュ取り出し窓口から取り出し可能に構成したことを特徴とするティッシュボックスホルダー。
  2. ホルダー本体を布等の軟質材で構成し、取り付け手段を紐等の軟質材で構成してあることを特徴とする請求項1に記載のティッシュボックスホルダー。
  3. ホルダー本体は、全体を布製とし、且つ両側面部と底面部は厚紙による芯板を入れて補強しており、取り付け手段は紐としてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のティッシュボックスホルダー。
  4. 取り付け手段の紐はホルダー本体前面部の上辺の両角部と下辺に設けてあることを特徴とする請求3に記載のティッシュボックスホルダー。
  5. 取り付け手段は、紐の代わりにタッチクローズ型ファスナーを用いることを特徴とする請求項3又は4に記載のティッシュボックスホルダー。
  6. ホルダー本体の前面部と後面部は、それぞれ対応する一対の対角位置にある角部を布で覆うことなく開放状態とすることで、前記一対の角部の角度を90度から180度まで変更可能とし、これによってホルダー本体の平行な両側面部を相互に逆方向に平行移動させながら重ね合わせて折り畳むことができるように構成したことを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載のティッシュボックスホルダー。
  7. ホルダー本体の両側面部の一方又は両方にポケットを設けてあることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のティッシュボックスホルダー。
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