JP2002085337A - 超音波トロッカー - Google Patents

超音波トロッカー

Info

Publication number
JP2002085337A
JP2002085337A JP2000285631A JP2000285631A JP2002085337A JP 2002085337 A JP2002085337 A JP 2002085337A JP 2000285631 A JP2000285631 A JP 2000285631A JP 2000285631 A JP2000285631 A JP 2000285631A JP 2002085337 A JP2002085337 A JP 2002085337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
ultrasonic
trocar
tip
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000285631A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4578658B2 (ja
JP2002085337A5 (ja
Inventor
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000285631A priority Critical patent/JP4578658B2/ja
Publication of JP2002085337A publication Critical patent/JP2002085337A/ja
Publication of JP2002085337A5 publication Critical patent/JP2002085337A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4578658B2 publication Critical patent/JP4578658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】穿刺・貫通時に組織に形成される開口を小さく
するとともに、超音波伝達部材の先端部を効率良く振動
する超音波トロッカーを提供すること。 【解決手段】プローブカバー部21の内部には超音波振
動を伝達する細長な超音波プローブ23が挿通配置さ
れ、ハンドピース部22の内部には超音波振動を発生さ
せる超音波振動子24及びホーン部25が設けられてい
る。超音波プローブ23の先端側に位置するプローブ先
端部23aは、直線状の切り口を得られるように薄板形
状に形成されている。この薄板形状のプローブ先端部2
3aは、プローブカバー部21の先端部を構成する先細
りの砲弾形状に形成された先端拡開部21aの中央部に
形成されたスリット部21bに配置され、超音波プロー
ブ23をプローブカバー部21内の所定位置に配置させ
とき、プローブ先端部23aの縁部23bは、先端拡開
部21aから露出した状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波振動を利用
して腹腔など体組織に手術器具等をガイドする案内部材
を穿刺する超音波トロッカーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の挿入部を挿入する
ことにより、腹腔内蔵器などを観察したり、必要に応じ
て内視鏡に設けられている鉗子チャンネル内に鉗子等を
挿通させて生体内組織を採取して患部を詳しく診断する
ことのできる医療用内視鏡が広く用いられている。
【0003】また、内視鏡と治療用の処置具とを体腔内
に別々に挿入して、内視鏡観察下でこの処置具によって
手術を行う手技も広く普及している。この手技では内視
鏡及び処置具は、実開昭55−168304や特開平9
−276287のに開示されているように患者の腹腔壁
等に刺入されるトロッカーを通してそれぞれ体腔内等に
挿入される。
【0004】前記トロッカーの1つに超音波トロッカー
がある。この超音波トロッカーは、超音波伝達部材と腹
腔壁を穿刺・貫通する刃先部とを有するトロッカー内針
とを外套管内に組み付けて構成されており、腹腔壁内に
刺入後、外套管からトロッカー内針を抜去し、腹腔壁に
残こした外套管を介して内視鏡や処置具等が体腔内に案
内される。
【0005】例えば特開平11−89851号公報に示
されている超音波トラカールシステムでは、振動伝達部
材の一部であるトロッカー内針の先端部を先の尖った略
円錐形に構成し、この先端部を組織に押し付けた状態で
超音波振動させて組織に小さな孔を開け、その後、円錐
形の先端部を徐々に前進させて円錐形先端部全体で組織
を押し分けて腹腔壁に刺入していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11−89851号公報の超音波トラカールシステムで
はトロッカー内針の超音波伝達部材の先端部が略円錐形
であったため、先端部を押し進めるにしたがって組織と
の接触面積が徐々に大きくなり、その結果、組織に大き
な開口が形成されてしまうという問題があった。
【0007】また、トロッカー内針の超音波伝達部材の
先端部が略円錐形であることによって、この先端部の体
積及び質量が大きく、切れ味を得るためにより大きなエ
ネルギーを入力させて振動させると発熱等によって超音
波発振装置の効率が低下するという不具合があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、超音波伝達部材の先端部が効率良く振動し、穿刺
・貫通時、組織に形成される開口を小さくするトロッカ
ー内針を有する超音波トロッカーを提供することを目的
にしている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波トロッカ
ーは、超音波振動子から伝達される超音波振動によって
腹腔壁を穿刺・貫通させるトロッカー内針と、このトロ
ッカー内針が挿通配置される案内孔を有する外套管とを
具備する超音波トロッカーであって、前記トロッカー内
針は、前記外套管の案内孔を閉塞する筒状で先端部にス
リットを形成したカバー部材と、このカバー部材内に配
置され、前記スリットを介して前記カバー部材の先端か
ら突出するプローブ先端部を薄板状に形成した超音波プ
ローブとを備えている。
【0010】この構成によれば、薄板上に形成されてい
るプローブ先端部は、効率良く振動するので切れ味が良
好であり、発熱が抑えられる。そして、超音波振動する
プローブ先端部によって組織に直線状の切開部が形成さ
れ、この直線状の切開部を拡開させて穿刺作業を行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図6は本発明の第1実
施形態に係り、図1は超音波トロッカーを備えた超音波
トロッカーシステムを説明する図、図2はトロッカー内
針の構成を説明する図、図3はプローブ先端部を説明す
る斜視図、図4は図2(a)のA−A線におけるプロー
ブ先端部の幅寸法とプローブカバー部の直径寸法との関
係を説明する図、図5はプローブ先端部の他の構成例を
説明する図、図6はプローブ先端部の別の構成例を説明
する図である。
【0012】なお、図2(a)はトロッカー内針の垂直
方向の断面を示す図、図2(b)はトロッカー内針の水
平方向の断面を示す図、図5(a)はプローブ先端部の
斜視図、図5(b)はプローブ先端部のB−B線断面図
である。
【0013】図1に示すように本実施形態の超音波トロ
ッカーシステム1は、超音波トロッカー(以下トロッカ
ーと略記する)2と、このトロッカー2に接続された後
述する超音波振動子にエネルギーを供給する超音波発振
装置3と、この超音波発振装置3に接続されて超音波発
振装置3から出力されるエネルギー出力のON/OFF
制御を行う例えばフットスイッチやハンドスイッチ等の
出力制御装置4とで主に構成されている。
【0014】前記トロッカー2は、図示しない内視鏡や
手術器具(不図示)を案内する案内部材である外套管1
0と、この外套管10の貫通孔に挿抜自在なトロッカー
内針20とで構成されている。
【0015】前記外套管10は、患者の体壁、例えば腹
腔壁に刺入配置される内視鏡や手術器具を案内する貫通
孔を構成する軸方向の透孔を有する細長なパイプ形状の
テフロン(登録商標)部材等で形成された挿入部11
と、この挿入部11の基端部に配設され、前記透孔に連
通して貫通孔を構成するポート部を備えた外套管本体部
12とで構成されている。
【0016】前記挿入部11の先端部には先細形状のテ
ーパー面13が形成されており、前記外套管本体部12
には貫通孔に連通する気腹ガス用の送気口金14が突設
している。なお、符号15は前記送気口金14の開口を
塞ぐキャップであり、符号16は外套管内にトロッカー
内針や各種内視鏡或いは処置具等の器具類を挿入するた
めのポート部を閉塞するシール部材16である。
【0017】一方、前記トロッカー内針20は、図1及
び図2(a),(b)に示すように前記外套管10の貫
通孔に挿通配置されるカバー部材であるプローブカバー
部21と、このプローブカバー部21の基端部に位置し
て把持部となるハンドピース部22とで構成されてい
る。
【0018】前記プローブカバー部21の内部には超音
波振動を伝達する細長な超音波プローブ23が挿通配置
され、前記ハンドピース部22の内部にはこの超音波プ
ローブ23の基端部に設けられた超音波振動を発生させ
る超音波振動子24及びこの超音波振動子24の先端側
を形成して前記超音波振動子24で発振された超音波振
動を増幅させて前記超音波プローブ23に伝達させるホ
ーン部25が設けられている。
【0019】前記超音波プローブ23の先端側に位置す
るプローブ先端部23aは、効率良く超音波振動して直
線状の切り口を得られるように薄板形状に形成されてい
る。この薄板形状のプローブ先端部23aは、前記プロ
ーブカバー部21の先端部を構成する先細りの砲弾形状
に形成された先端拡開部21aの中央部に形成されたス
リット部21bに配置されるようになっている。
【0020】そして、前記超音波プローブ23をプロー
ブカバー部21内の所定位置に配置させとき、図3に示
すように前記プローブ先端部23aの先端部分は、前記
スリット部21bを介して前記先端拡開部21aの先端
面より僅かに突出する位置関係になっている。つまり、
プローブ先端部23aの縁部23bは、先端拡開部21
aから露出した状態になる。
【0021】また、トロッカー内針20を外套管10に
挿通配置させたとき、前記挿入部11の先端部にテーパ
ー面13を形成したことによって、先端拡開部21aの
外周面と挿入部11との間に大きな段差が生じない構成
になっている。
【0022】なお、前記シール部材16には、ゴム等の
密閉に適した弾性材料によってリング状に形成したシー
ル部(図示せず)が設けられている。このシール部の内
径寸法は、外套管10の貫通孔に挿通されるトロッカー
内針20や各種内視鏡、処置具等、挿入器具類の外径寸
法よりも小径に設定してある。このことにより、前記挿
入器具を外套管10に挿通配置させたとき、前記シール
部の内周面が前記挿入器具の外周面に密着して、患者の
体腔内に送気されている気腹ガスを外部に漏らさないよ
うに機能する。
【0023】また、前記外套管本体部12内には図示し
ない開閉弁が設けられている。この開閉弁は、外套管1
0内に何も挿入されていない状態のとき、患者の体腔内
に送り込まれている気腹ガスが外部に漏れ出さないよう
に機能する。符号26は前記ハンドピース部22から延
出して超音波発振装置3に接続される電気ケーブルであ
る。
【0024】上述のように構成した超音波トロッカーシ
ステム1の作用を説明する。まず、外套管10を腹腔壁
の所定位置に穿刺するため、トロッカー内針20を前記
外套管10に一体にしてトロッカー2を構成する。
【0025】次に、出力制御装置4を操作して超音波発
振装置3より超音波振動子24にエネルギーを供給して
超音波振動を発生させ、トロッカー2の先端を患者の組
織に押し付けた状態にする。
【0026】すると、この超音波振動子24で発生した
超音波振動は、ホーン部25で増幅された後、超音波プ
ローブ23を介してプローブ先端部23aへ伝達され
る。このことにより、プローブカバー部21のスリット
部21bから突出している薄板形状の超音波振動してい
るプローブ先端部23aの縁部23bによって組織に線
状の切開部が形成される。
【0027】次いで、トロッカー2の先端をさらに押し
込むように操作しているので、引き続き組織の切開を行
うとともに、組織に押し込まれていく先端拡開部21a
が線状の切開部を徐々に拡張する。その後、さらにトロ
ッカー2の先端が押し込まれることにより、外套管10
を構成する挿入部11のテーパー面13、挿入部11が
順に切開部を介して組織内を押し進み、腹腔壁を貫通し
て体腔内の目的部位に到達する。
【0028】このように、プローブ先端部を薄板形状に
形成したことによって、体積及び質量が例えば略円錐形
の先端部等に比べてはるかに小さくなるので、小さなエ
ネルギーで効率よくプローブ先端部を超音波振動させる
ことができる。
【0029】また、プローブ先端部の縁部だけをプロー
ブカバー部の先端拡開部に形成したスリット部から突出
しているので、トロッカーの先端を組織に押し当てた状
態で穿刺作業を行うことによって、外套管の挿入部はプ
ローブ先端部の縁部で形成された切開部を押し広げなが
らスムーズに目的部位まで挿入されるので、円錐形の先
端部等のように組織に大きな穴を明けることなく外套管
の穿刺を行うができる。
【0030】なお、図4に示すようにプローブ先端部2
3aの幅寸法を設定する際、先端拡開部21aの任意の
断面においてこのプローブ先端部23aの幅寸法を前記
先端拡開部21aの直径寸法より大きく設定し、最大幅
寸法(W)においてプローブカバー部21の最大直径寸
法(φd)にできるだけ近づけて設定している。このこ
とによって、先端拡開部21aから突出する縁部23b
によって長い直線状の切開部を形成して組織をスムーズ
に拡開することが可能になって、超音波トロッカーの穿
刺作業をよりスムーズに行える。
【0031】また、トロッカー2を組織に対して押し付
けるとき、プローブカバー部21の先端拡開部21a近
傍に大きな力が加わって、スリット部21bの間隔が狭
まり、この狭まったスリット部21bにプローブ先端部
23aが挟まれて超音波振動が妨げられるおそれがあ
る。これを防止するため、図5(a),(b)に示すよ
うにプローブ先端部23aの所定位置に予め、例えば長
孔形状の貫通孔23cを2つ形成する一方、プローブカ
バー部21をスリット部21b近傍で上カバー21u、
下カバー21dとに分割し、この下カバー21dの所定
位置に前記貫通孔23cに挿通配置させる柱部21cを
設ける。
【0032】このことによって、トロッカー内針20構
成時、先端拡開部21aに上カバー21uと下カバー2
1dとの先端部に形成されスリット部21bの間隔を狭
めるような大きな力が加わった場合でも、貫通孔23c
内に配置された柱部21cによってスリット部21bの
間隔が狭まることが防止される。したがって、プローブ
先端部23aがスリット部21bに鋏み込まれることな
く常に安定した状態の超音波振動を得ることができる。
【0033】なお、図5(a)に示したように前記プロ
ーブ先端部23aに貫通孔23cを形成する代わりに、
図6に示すように柱部21cを配置するための切欠部2
3dを形成するようにしても同様の作用及び効果を得ら
れる。
【0034】また、上述した実施形態においては柱部2
1cを下カバー21d側に設ける構成を示したが、前記
柱部21cを上カバー21u側に設ける構成や、前記柱
部21cを上カバー21u、下カバー21dの両方に設
ける構成、或いは一方の柱部21cを上カバー21u側
に設け、他方の柱部21cを下カバー21d側に設ける
構成等であってもよい。
【0035】図7及び図8は本発明の第2実施形態に係
り、図7はトロッカー内針の構成を説明する図、図8は
超音波トロッカーの作用を説明する図である。なお、図
7(a)はトロッカー内針の断面を示す図、図7(b)
はトロッカー内針の先端部を示す斜視図、図8(a)は
超音波トロッカーを組織に穿刺している状態を示す図、
図8(b)は超音波トロッカーが組織を貫通した状態を
示す図である。図7(a)に示すように本実施形態のト
ロッカー内針30のハンドピース部31の前方側には略
パイプ形状のプローブカバー配置部材32が螺合固定さ
れている。このプローブカバー配置部材32にはプロー
ブカバー33の基端部33cを矢印に示すように摺動自
在に配置するための移動空間部32aが設けられてお
り、この移動空間部32a内には前記基端部33cの基
端面に当接して前記プローブカバー33を先端方向に付
勢する付勢部材である例えばコイルバネ34が配設され
ている。なお、符号33aは先細りの砲弾形状に形成さ
れた先端拡開部であり、符号33bはプローブ先端部2
3aが配置されるスリット部である。
【0036】前記プローブカバー33は、前記コイルバ
ネ34によって付勢されて前記基端部33cがストッパ
ー32bに当接した状態のとき、超音波プローブ23の
全長を覆うように構成され、前記プローブカバー33側
にコイルバネ34の付勢力に抗する力量がかかった場合
には前記プローブカバー33をハンドピース部31側に
移動させて図7(b)に示すように先端拡開部33aか
らプローブ先端部23aを突出させる構成になってい
る。
【0037】上述のように構成したトロッカー内針30
を備えたトロッカー2の作用を説明する。図8(a)に
示すように腹腔壁41の表面41aにトロッカー2Aの
先端部を押し付ける。すると、プローブカバー33をハ
ンドピース部31側に移動させる外力が働いて、コイル
バネ34の付勢力に抗してプローブカバー33が後退し
てプローブ先端部23aの縁部23bが先端拡開部33
aから露出して、腹腔壁表面41aに直線状の切開部を
形成する。
【0038】そして、前記トロッカー2Aをさらに腹腔
壁41に押し付けていく。このことによって、引き統い
てプローブ先端部23aによる腹腔壁の切開が行われる
とともに、先端拡開部33aが線状の切開部を押し広
げ、その後、外套管10を構成する挿入部11のテーパ
ー面13、挿入部11が順に腹腔壁41内を押し進んで
いき、腹腔壁41を貫通して体腔内の目的部位に到達す
る。
【0039】このとき、前記トロッカー2Aが腹腔壁4
1を貫通するとプローブカバー33を後退させようとす
る外力よりもコイルバネ34の付勢力が勝った状態にな
る。すると、プローブカバー33がコイルバネ34の付
勢力によって前記プローブ先端部23aの縁部23bを
覆うように移動して、最終的に図8(b)に示すように
前記プローブ先端部23aをプローブカバー33内に収
めた状態になる。
【0040】このように、プローブカバーを所定の力量
で先端側に付勢する付勢部材を配置して、トロッカー内
針が組織を貫通した後や超音波トロッカー不使用時にプ
ローブカバーがプローブ先端部を覆う構成にしたことに
より、超音波トロッカーの取扱い性及び穿刺作業性を大
幅に向上させることができる。
【0041】図9及び図10は本発明の第3実施形態に
係り、図9は超音波トロッカーの他の構成例を説明する
図、図10は超音波プローブの構成を説明する図であ
る。図10(a)は超音波プローブとメス部材との関係
を説明する図、図10(b)は超音波プローブにメス部
材を配置した状態の正面図である。なお、本実施形態で
は超音波振動による切開に加え、メスを使用して組織の
切開を可能にする超音波トロッカーの構成を示すもので
ある。
【0042】図9に示すように本実施形態のトロッカー
内針50のプローブカバー部50a及びハンドピース部
50b内に配置された超音波プローブ51には、弾性の
高い、或いは弾性の強い膜組織などを切断するためのメ
ス部材59が摺動自在に配置されている。
【0043】図10(a)に示すように前記メス部材5
9は、先端部に鋭利な刃部59aを有している。一方、
前記超音波プローブ51の一面側には前記メス部材59
を配置するための手元側から薄板形状のプローブ先端部
51aに渡るメス配置溝51b、51cが形成してあ
り、このメス配置溝51b,51c内に前記メス部材5
9が摺動自在に組み込み配置されるようになっている。
【0044】図9に示すように前記超音波プローブ51
の手元側端部に設けられているホーン52及び超音波振
動子53には前記メス部材59が挿通する貫通孔54が
形成されている。この貫通孔54の先端側開口は前記メ
ス配置溝51bに対向し、手元側開口はハンドピース部
50bの基端に設けられているポート部50cのポート
孔開口に対向している。
【0045】前記メス部材59の手元側端部には前記ポ
ート部50cに接続される略筒状のメス操作部58が設
けられており、このメス操作部58の内部空間にはメス
部材59をプローブカバー部50aの先端から突出させ
るように付勢する第1移動バネ57aが配置されてい
る。また、前記メス操作部58には前記メス部材59の
進退移動を固定するロックピン56が設けてある。
【0046】前記メス操作部58をメス部材59に一体
にした状態で、このメス部材59を前記ハンドピース部
50bのポート孔開口から貫通孔54内に挿入し、ハン
ドピース部50bにメス操作部58を接続する。する
と、プローブ先端部51aとメス部材59の刃部59a
とが図9及び図10(b)に示すように略並んだ状態に
配置される。
【0047】この状態でメス操作部58のロックボタン
を解除すると、第1移動バネ57aの付勢力によって刃
部59aがスライド移動する。したがって、プローブカ
バー部50aの先端部に組織等を配置した状態で前方に
刃部を突出させることによって組織の切開を行える。
【0048】その後、前記刃部59aをプローブカバー
部50aの先端部より後方にスライド移動させて前記ロ
ックピン56で固定する。なお、ロックピン56によっ
てメス部材59がロック状態のとき、プローブ先端部5
5だけが組織に対して接した状態になり、プローブ先端
部51aを超音波振動させることによって組織の切開を
行える。
【0049】このように、超音波プローブの所定位置に
プローブカバー部に対して突没自在なメス部材を配置す
ることによって、プローブ先端部を超音波振動させただ
けでは切開することの難しい、例えば弾性の高い組織
や、弾性の強い組織等をスライド移動するメス部材の刃
部で切開することができる。
【0050】このことにより、組織が密集、或いは積層
しているような手術部位であっても、状況に応じてメス
部材による切断と超音波振動による切開とを適宜選択し
て手術を確実かつスムーズに行える。
【0051】なお、前記メス部材と超音波プローブとの
組合せ関係は上述した実施形態に限定されるものではな
く、図11(a)ないし図11(c)に示す構成であっ
てもよい。上述したメス部材及び超音波プローブと同様
の作用をする部位には同符合を付して説明を省略する。
【0052】図11(a),(b)に示すように本実施
形態においては超音波プローブ61のプローブ先端部6
1aの略中央部先端側にすり割部61bを設けて一対の
腕状部61cを形成している。そして、前記すり割部6
1bにメス部材69の刃部69aを摺動自在に、かつこ
の刃部69aと前記腕状部61cとが略同一平面上に位
置する位置関係に配置させている。このため、図11
(c)に示すように前記メス部材69の先端側にはクラ
ンク部69bが設けてある。なお、符号61dはメス配
置溝である。
【0053】このように、メス部材の刃部とプローブ先
端部の腕状部とを同一平面上に配置させたことによっ
て、腕部の超音波振動によって切開される組織の開口位
置と、メス部材の刃部によって切開される開口位置とを
略同位置にして、超音波振動とメスとを交互に用いて、
繰り返し切開を行った場合でも開口部形状を最小に抑え
ることができる。
【0054】ここで、図12及び図13を参照してプロ
ーブ先端部の縁部の摩耗を告知する摩耗告知手段につい
て説明する。図12(a)はプローブ先端部に設けた摩
耗告知手段を説明する上面図、図12(b)はプローブ
先端部に設けた摩耗告知手段を説明する断面図、図12
(c)は摩耗告知手段の作用を説明する図である。
【0055】図12(a),(b)に示すようにプロー
ブ先端部71の縁部71a近傍に摩耗告知手段として例
えば細長な貫通孔72を設けている。このことによっ
て、超音波プローブを長期間に渡って繰り返し使用して
縁部71aに摩耗が生じると図12(c)に示すように
縁部71aに前記貫通孔72につながった切欠部73が
形成される。このことにより、形状的な変化を目視にて
確認してプローブの寿命を知ることができるとともに、
超音波振動の振動状態に変化が生じてプローブの寿命で
あることを知ることができる。
【0056】なお、前記摩耗告知手段は縁部71aの近
傍に設けた細長な貫通孔72に限定されるものではな
く、例えば図13(a)の摩耗告知手段の他の構成を説
明する図に示すように貫通孔72aを複数、縁部71a
に沿って設けたり、図13(b)の摩耗告知手段の別の
構成を説明する図に示すように複数の貫通孔72bを縁
部71aに一定間隔で設けたり、図13(c)の摩耗告
知手段のまた他の構成を説明する図に示すように縁部7
1aに略V字形状の開放溝72cを1つあるいは複数設
けることによって、形状的な変化や超音波振動の変化に
よって超音波プローブの寿命を使用者に告知することが
できる。
【0057】ところで、従来より超音波トロッカーが腹
腔壁を貫通した際、この超音波トロッカーをそのまま前
進させ続けると、超音波トロッカーの先端が体腔内の臓
器に接触するおそれがある。この不具合を避けるため、
この手技を行う術者は超音波トロッカーの先端が腹腔壁
を貫通すると同時に穿刺操作を中断させるようにしてい
た。
【0058】しかしながら、超音波トロッカーの先端が
腹腔壁を貫通したと同時に穿刺操作を速やかに中断させ
る技術を得るには経験が必要とされる。このため、超音
波トロッカーの先端が体腔壁を貫通したことを術者に告
知する超音波トロッカーが望まれていた。
【0059】図14の超音波トロッカーの構成を説明す
る図に示すように本実施形態の超音波トロッカー80
は、外套管81とトロッカー内針82とを一体にして構
成され、前記トロッカー内針82のハンドピース部82
aからは前方に向かって超音波プローブ83が突出して
いる。
【0060】この超音波プローブ83にはプローブ先端
部83aが体腔壁を貫通したことを術者に告知する探触
針84が軸方向に摺動自在に並設している。この探触針
84の先端部は、プローブ先端部83aに形成されてい
る溝部83bに遊嵌配置されている。
【0061】一方、探触針84の基端部は、ハンドピー
ス部82a内に摺動自在に配置された移動リング85に
固定されている。このハンドピース部82a内には前記
移動リング85の基端面に当接して前記探触針84を先
端側に付勢するコイルバネ86が配置されている。符号
85aは前記移動リング85に突設した指標部であり、
ハンドピース部82aに形成された指標82cの設けら
れた長孔82bから突出している。
【0062】前記トロッカー内針82と外套管81とを
装着した状態のとき、前記コイルバネ86によって付勢
されている探触針84の先端部84aは外套管81の挿
入部81aの先端開口端より突出している。このとき、
前記ハンドピース部82aから突出している指標部85
aは、ハンドピース部82aに設けられている指標82
cの「Free」の文字側に位置している。
【0063】上述のように構成した超音波トロッカー8
0の作用を説明する。図15(a)の超音波トロッカー
を腹腔壁に接触させた状態を説明する図に示すように超
音波トロッカー80の先端を腹腔壁41aに当接させ
る。このとき、探触針84の先端部84aには何も外力
が働かないので探触針84はコイルバネ86の付勢力に
よって挿入部81aの先端開口端より突出した状態であ
るとともに、前記指標部85aも指標82cの「Free」
の文字のところに位置した状態である。
【0064】次に、超音波トロッカー80を押し進めて
いく。すると、図15(b)の超音波トロッカーが腹腔
壁を押し進んでいる状態を示す図のようにプローブ先端
部83aの移動に伴って、探触針84の先端部84aが
腹腔壁41に接触する。すると、探触針84に腹腔壁4
1からの外力が働き、前記コイルバネ86の付勢力に抗
してこの探触針84を手元側に移動させていく。このと
き、前記指標部85aも指標82cの「Free」の文字位
置から「接触」の文字位置まで移動する。
【0065】次いで、図15(c)の超音波トロッカー
の先端部が腹腔壁を貫通した状態を示す図のように前記
プローブ先端部83aが腹腔壁41を貫通すると、探触
針84の先端部84aに腹腔壁41から働いていた外力
が低下し、前記コイルバネ86の付勢力によって探触針
84が先端側に移動させられる。このとき、前記指標部
85aも指標82cの「接触」の文字位置から「Free」
の文字位置方向に移動する。
【0066】このように、超音波プローブに対して付勢
部材によって先端側に突出するように付勢させた探触針
を並設させる一方、この探触針の移動状態を検知する指
標部を設けることによって、術者は超音波トロッカーの
穿刺作業中、指標部の位置を確認することで、プローブ
先端部が組織中にあるか否かを容易に判断することがで
きる。
【0067】なお、図16の超音波トロッカーの他の構
成を説明する図に示すように例えばスイッチ88(着色
部)を設けることによって、指標部85aが指標82c
の「Free」の文字位置に位置しているとき、前記移動リ
ング85が前記スイッチ88に接触して、このスイッチ
88から超音波発振装置3に対して超音波振動子24へ
のエネルギーの供給を停止させる指示信号である電気信
号を出力させるようにしてもよい。このことによって、
前記探触針84が腹腔壁等に接触している状態のときに
プローブ先端部を超音波振動させることができる。
【0068】尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに
限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能である。
【0069】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0070】(1)超音波振動子から伝達される超音波
振動によって腹腔壁を穿刺・貫通させるトロッカー内針
と、このトロッカー内針が挿通配置される案内孔を有す
る外套管とを具備する超音波トロッカーにおいて、前記
トロッカー内針は、前記外套管の案内孔を閉塞する筒状
で先端部にスリットを形成したカバー部材と、このカバ
ー部材内に配置され、前記スリットを介して前記カバー
部材の先端から突出するプローブ先端部を薄板状に形成
した超音波プローブと、を備える超音波トロッカー。
【0071】(2)前記プローブ先端部の最大幅寸法
を、可能な限り前記カバー部材の最大直径寸法に近づけ
るとともに、カバー部材の先端部における任意の断面に
おいてプローブ先端部の幅寸法をカバー部材の直径寸法
より大きく設定した付記1記載の超音波トロッカー。
【0072】(3)前記トロッカー内針は、前記超音波
プローブに対して前記カバー部材を移動させるカバー移
動手段を有する付記1記載の超音波トロッカー。
【0073】(4)前記カバー移動手段は前記カバー部
材を先端側に付勢する付勢部材である付記3記載の超音
波トロッカー。
【0074】このことによって、前記付勢部材が付勢状
態のとき前記プローブ先端部はカバー部材内に位置し、
この付勢部材の付勢力に抗してカバー部材を手元側に移
動させたとき前記プローブ先端部がカバー部材の先端か
ら突出した状態になる。
【0075】(5)超音波振動が伝達されて腹腔壁を穿
刺・貫通させる超音波プローブを有するトロッカー内針
と、このトロッカー内針が挿入配置される外套管とで構
成される超音波トロッカーにおいて、前記超音波プロー
ブに並設させて外套管の先端開口を越えて先端側に突出
する探触針を配置するとともに、この探触針を先端方向
に付勢する付勢部材を設けた超音波トロッカー。
【0076】(6)前記探触針の端部に、探触針の先端
部の位置を使用者に知らしめる指標部を設け、この指標
部を前記トロッカー内針の手元部に配置した付記6記載
の超音波トロッカー。
【0077】(7)前記探触針の位置によって、前記超
音波プローブを超音波振動させるか否かを指示する指示
信号を出力するスイッチを設けた付記5記載の超音波ト
ロッカー。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、穿
刺・貫通時に組織に形成される開口を小さくするととも
に、超音波伝達部材の先端部を効率良く振動する超音波
トロッカーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図6は本発明の第1実施形態に係
り、図1は超音波トロッカーを備えた超音波トロッカー
システムを説明する図
【図2】トロッカー内針の構成を説明する図
【図3】プローブ先端部を説明する斜視図
【図4】プローブ先端部の最大幅寸法とプローブカバー
部の直径寸法との関係を説明する図
【図5】プローブ先端部の他の構成例を説明する図
【図6】プローブ先端部の別の構成例を説明する図
【図7】図7及び図8は本発明の第2実施形態に係り、
図7はトロッカー内針の構成を説明する図
【図8】超音波トロッカーの作用を説明する図
【図9】図9及び図10は本発明の第3実施形態に係
り、図9は超音波トロッカーの他の構成例を説明する図
【図10】超音波プローブの構成を説明する図
【図11】メス部材と超音波プローブとの他の組合せを
説明する図
【図12】プローブ先端部に設けた摩耗告知手段の1例
を説明する図
【図13】摩耗告知手段の他の例を説明する図
【図14】超音波トロッカーの構成を説明する図
【図15】超音波トロッカーの作用を説明する図
【図16】超音波トロッカーの他の構成を説明する図
【符号の説明】
2…超音波トロッカー 10…外套管 20…トロッカー内針 21…プローブカバー部 21a…先端拡開部 21b…スリット部 23…超音波プローブ 23a…プローブ先端部 24…超音波振動子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動子から伝達される超音波振動
    によって腹腔壁を穿刺・貫通させるトロッカー内針と、
    このトロッカー内針が挿通配置される案内孔を有する外
    套管とを具備する超音波トロッカーにおいて、 前記トロッカー内針は、前記外套管の案内孔を閉塞する
    筒状で先端部にスリットを形成したカバー部材と、 このカバー部材内に配置され、前記スリットを介して前
    記カバー部材の先端から突出するプローブ先端部を薄板
    状に形成した超音波プローブと、 を備えることを特徴とする超音波トロッカー。
JP2000285631A 2000-09-20 2000-09-20 超音波トロッカー Expired - Fee Related JP4578658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000285631A JP4578658B2 (ja) 2000-09-20 2000-09-20 超音波トロッカー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000285631A JP4578658B2 (ja) 2000-09-20 2000-09-20 超音波トロッカー

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002085337A true JP2002085337A (ja) 2002-03-26
JP2002085337A5 JP2002085337A5 (ja) 2006-11-16
JP4578658B2 JP4578658B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=18769667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000285631A Expired - Fee Related JP4578658B2 (ja) 2000-09-20 2000-09-20 超音波トロッカー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4578658B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1977705A2 (en) 2007-04-02 2008-10-08 Olympus Medical Systems Corporation Trocar
JP2013158388A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Univ Of Fukui 解剖体等の縫合方法、この方法に用いられる縫合糸、穿刺針及び穿刺針器
JP2016533774A (ja) * 2013-09-26 2016-11-04 ミソニクス インコーポレイテッド 超音波器具
CN109717902A (zh) * 2019-01-23 2019-05-07 广州医科大学附属第二医院 摆动式腹腔超声探头及其使用方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5066288A (en) * 1988-07-06 1991-11-19 Ethicon, Inc. Safety trocar
WO1998034558A2 (en) * 1997-02-12 1998-08-13 Oratec Interventions, Inc. Concave probe for arthroscopic surgery
JPH10508511A (ja) * 1994-10-24 1998-08-25 ユーン,インバエ 挿通時に移動する挿通部材と安全部材とトリガー式安全部材用突起とを備えた安全挿通具
JPH1189851A (ja) * 1997-09-24 1999-04-06 Olympus Optical Co Ltd 超音波トラカールシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5066288A (en) * 1988-07-06 1991-11-19 Ethicon, Inc. Safety trocar
JPH10508511A (ja) * 1994-10-24 1998-08-25 ユーン,インバエ 挿通時に移動する挿通部材と安全部材とトリガー式安全部材用突起とを備えた安全挿通具
WO1998034558A2 (en) * 1997-02-12 1998-08-13 Oratec Interventions, Inc. Concave probe for arthroscopic surgery
JPH1189851A (ja) * 1997-09-24 1999-04-06 Olympus Optical Co Ltd 超音波トラカールシステム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1977705A2 (en) 2007-04-02 2008-10-08 Olympus Medical Systems Corporation Trocar
JP2013158388A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Univ Of Fukui 解剖体等の縫合方法、この方法に用いられる縫合糸、穿刺針及び穿刺針器
JP2016533774A (ja) * 2013-09-26 2016-11-04 ミソニクス インコーポレイテッド 超音波器具
CN109717902A (zh) * 2019-01-23 2019-05-07 广州医科大学附属第二医院 摆动式腹腔超声探头及其使用方法
CN109717902B (zh) * 2019-01-23 2024-02-23 广州医科大学附属第二医院 摆动式腹腔超声探头及其使用方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4578658B2 (ja) 2010-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3965031B2 (ja) トロッカー
JP6147440B1 (ja) 超音波処置具及び超音波処置アッセンブリ
JP2002143177A (ja) 超音波ハンドピ−スとこれに使用する超音波ホーン
JP4137622B2 (ja) 超音波トロッカーシステム
WO2015045438A1 (ja) プローブユニット、処置具及び処置システム
JPH10216146A (ja) 超音波アダプタ
JP4578658B2 (ja) 超音波トロッカー
JPH05269141A (ja) 結合型腹腔鏡式電気外科器具及びプローブ装置
JP2003061970A (ja) トロッカー外套管
JP2002177293A (ja) トロッカーシステム
JP3859533B2 (ja) トロッカーシステム及びこれに使用されるシース
JP4307873B2 (ja) トロッカーシステムと超音波トロッカーシステム
JP2001057984A (ja) 超音波処置具
JP4468491B2 (ja) 超音波トラカールシステム
KR101347813B1 (ko) 칼날 진동형 트로카
JP2001061843A (ja) 超音波穿刺吊り上げ具
JPWO2015107802A1 (ja) 切開具
JPH09308636A (ja) 手術用送気針
JP2005192945A (ja) 超音波処置用医療装置
JP4372907B2 (ja) 超音波トロッカー装置
JP2005074014A (ja) トロッカーシステム
JPH09253087A (ja) 超音波トラカール
JP2001104322A (ja) 超音波トロッカー
JP3745037B2 (ja) 超音波トラカール
JPH1033546A (ja) トラカール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061003

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100420

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100817

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100825

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees