JP2002084873A - 土壌代替物 - Google Patents
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Abstract
め固まりを生じにくく、しかも袋体内に充てんしてユニ
ット化した際に目詰まりを生じにくい、新規な土壌代替
物を提供する。 【解決手段】 粒径0.3〜30mm、体積含水率60
%以上の吸水性発泡体粒子(A)と、粒径0.3〜10m
m、嵩密度0.4〜0.01g/cm3の熱可塑性樹脂
発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/B=80/20〜
30/70の割合で混合した土壌代替物である。有機質
肥料(C)を、嵩体積の比(A+B)/C=95/5〜6
0/40の割合で混合してもよい。また土壌代替物2
を、透水性と親根性とを有する袋体1内に充てんしても
よい。
Description
上やテラス、地下駐車場の上部、埋め立て地等の人工地
盤上を植栽緑化する際に、植物を育成するために使用さ
れる土壌代替物に関するものである。
ルの屋上やマンションのベランダ、テラス等の建物の一
部に庭園等の緑化が施されることが多く、そのような緑
化を施す人工地盤上には、当然のことながら培土が搬入
され、その培土が植物栽培のベースにされる。そのよう
な培土には通常、軽量性、排水性、保水性、透水性、通
気性、保肥性に優れた良質の土壌が要求されるが、天然
の土壌の場合、保水時の荷重が1.6〜1.8t/m3程
度になるため、人工地盤上の荷重制限から、利用には大
きな制限が加えられる。
れ、利用されている。例えば特開平11−137075
号公報には、吸水性フェノール樹脂発泡体を粒状化させ
た、水分を多量に保持しうる人工栽培用土が開示されて
いる。しかし上記人工栽培用土は、上記のように多量の
水分を吸水した際の自重の増加や、あるいは人が踏んだ
ときの圧力(踏圧)等によって締め固まりやすく、経時
的に軽量性や排水性が失われて、人工地盤上の荷重制限
オーバーや、植物の根腐れ等を生じるという問題があ
る。
パーライトを発泡させたものを主要成分とする軽量の人
工土壌を、透水性と、植物の根を通すことができる親根
性とを有する袋体内に充てんした地被植物栽培ユニット
が開示されている。かかるユニットで使用する人工土壌
は、上記のようにパーライトの発泡体を主要成分とする
ものゆえ含水率があまり高くなく、しかも粒子強度が高
いため、自重や踏圧による締め固まりは見られない。
ないことから、上記人工土壌は、乾燥しやすい傾向が見
られる。また上記人工土壌を袋体内に充てんしたユニッ
トにおいては、パーライトに起因すると見られる微粉に
よって袋体が目詰まりして排水性が低下する傾向もあ
り、さらなる改良が望まれている。本発明の目的は、軽
量で含水率が高い上、自重や踏圧による締め固まりを生
じにくく、しかも袋体内に充てんしてユニット化した際
に目詰まりを生じにくい、新規な土壌代替物を提供する
ことにある。
の、請求項1記載の発明の土壌代替物は、粒径0.3〜
30mm、体積含水率60%以上の吸水性発泡体粒子
(A)と、粒径0.3〜10mm、嵩密度0.4〜0.0
1g/cm3の熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)とを、嵩体積
の比A/Bで表して80/20〜30/70の割合で混
合したことを特徴とするものである。
上という高い含水率を有する吸水性発泡体粒子(A)と、
嵩密度0.4〜0.01g/cm3という低密度で、な
おかつ吸水性発泡体粒子(A)よりも圧力によって潰れに
くく、骨材として機能する熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)
とを、上記の割合で混合したものゆえ、軽量で含水率が
高く、しかも自重や踏圧による締め固まりを生じにくい
ものとなる。また、前述した微粉の原因となるパーライ
トを含まないので、袋体内に充てんしてユニット化した
際に目詰まりを生じにくいという利点もある。
泡体粒子(A)としては、前述した吸水性フェノール樹脂
発泡体粒子が好ましく、また熱可塑性樹脂発泡体粒子
(B)としては、ポリスチレン系樹脂発泡体粒子が好まし
い。また請求項3に記載したように、上記土壌代替物
と、有機質肥料とを、混合前の吸水性発泡体粒子(A)、
および熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)と、有機質肥料(C)と
の、嵩体積の比(A+B)/Cで表して95/5〜60
/40の割合で混合すると、土壌代替物に保肥性を付与
することができ、植物の生育に特に好適である。
壌代替物を、少なくともその一部が、透水性と、植物の
根を通すことができる親根性とを有する袋体内に充てん
した場合には取り扱い性が向上する上、植物の根を、袋
体を通して、より強固に土壌代替物に絡みつかせること
ができるという利点がある。
明で使用する吸水性発泡体粒子(A)は、前述したように
その体積含水率が60%以上である必要がある。体積含
水率が60%未満では、土壌代替物全体としての水分保
持量が少なくなって乾燥しやすいものとなり、植物の生
育にとって好適でない。
95%であるのが好ましい。体積含水率がこの範囲を超
えた場合には、土壌代替物中の水分量が過剰になって、
植物の根腐れ等を生じるおそれがある。なお吸水性発泡
体粒子(A)の体積含水率は、上記の範囲内でも特に70
〜90%であるのが好ましい。吸水性発泡体粒子(A)の
体積含水率は、後述する〈体積含水率の測定〉によって
求められる。
3〜30mmである必要がある。粒径が0.3mm未満
では、前記のように袋体内に充てんしてユニット化した
際に目詰まりを生じやすくなり、逆に30mmを超えた
場合には、それ自体は吸水性を有するものの、粒子間の
空隙が大きくなりすぎて、当該粒子間で水分が十分に保
持されないために、土壌代替物が乾燥しやすいものとな
る。なお吸水性発泡体粒子(A)の粒径は、上記の範囲内
でも特に1.0〜20mmであるのが好ましい。
えば吸水性フェノール樹脂、吸水性ウレタン樹脂、吸水
性ユリア樹脂などの吸水性樹脂からなる発泡体の粒子が
挙げられ、中でも特に吸水性フェノール樹脂、または吸
水性ウレタン樹脂からなり、連続気泡構造を有する発泡
体の粒子が好適に使用される。このうち吸水性フェノー
ル樹脂発泡体粒子は、前記特開平11−137075号
公報に開示された、レゾール型フェノール樹脂に酸性硬
化剤、気泡調整用および吸水用界面活性剤および有機系
発泡剤を混合して発泡させた発泡体を、前記の粒径とな
るように粉砕し、必要に応じて分級することで製造され
る。
吸水時間が短く、しかも多量の水分を長時間にわたって
保持できるなど、吸水性に優れるとともに、前述した体
積含水率が高く、しかもその元になる発泡体が、生け花
のフラワーアレンジメント用などとして広く使用されて
いるため入手が容易であるなどの利点を有しており、本
発明に特に好適に使用される。また吸水性ウレタン樹脂
発泡体粒子は、ヒドロキシル化合物、ポリイソシアネー
ト、水および/またはその他の物理発泡剤に、さらに必
要に応じて添加剤、例えば活性化剤や安定剤等を加え、
混合して発泡させた発泡体を、同様に前記の粒径となる
ように粉砕し、必要に応じて分級することで製造され
る。
素樹脂初期縮合物の水溶液(樹脂液)と、起泡剤および
硬化剤を含む水溶液(起泡液)とを用い、まず起泡液を
圧縮空気などによって起泡させたところへ樹脂液を噴霧
し、混合して得た発泡体を、やはり同様に前記の粒径と
なるように粉砕し、必要に応じて分級することで製造さ
れる。上記吸水性樹脂発泡体粒子(A)と混合する熱可塑
性樹脂発泡体粒子(B)は、前記のようにその嵩密度が
0.4〜0.01g/cm3である必要がある。
壌代替物全体としての軽量性が失われてしまい、逆に
0.01g/cm3未満では、吸水性樹脂発泡体粒子(A)
との均一な混合が容易でなくなる上、混合後に分離しや
すくなって、均一な土壌代替物が得られない。なお熱可
塑性樹脂発泡体粒子(B)の嵩密度は、上記の範囲内でも
特に0.2〜0.015g/cm3であるのが好まし
い。
は、0.3〜10mmである必要がある。粒径が0.3
mm未満では、前記のように袋体内に充てんしてユニッ
ト化した際に目詰まりを生じやすくなり、逆に10mm
を超えた場合には、粒子間の空隙が大きくなりすぎて、
当該粒子間で水分が十分に保持されないために、土壌代
替物が乾燥しやすいものとなる。
は、上記の範囲内でも特に1.0〜5mmであるのが好
ましい。かかる熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)としては、
例えばポリスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂等から
なり、比較的独立気泡率が高いため圧力によって潰れに
くい発泡体の粒子が挙げられ、中でもポリスチレン系樹
脂発泡体粒子、特に廃品として回収されたポリスチレン
系樹脂発泡体などを、前記の粒径となるように粉砕し、
必要に応じて分級して得られた粒子が好適に使用され
る。
熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/Bで
表して80/20〜30/70の割合で混合する必要が
ある。この範囲より吸水性発泡体粒子(A)の割合が少な
いと、植物に、均一に水分を供給するのが難しくなる。
また相対的に熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)の割合が過剰
となって、土壌代替物中に過剰の気相が確保されること
になるため、土壌代替物が乾燥しやすくなる。それゆえ
土壌代替物は、この2つの理由により、植物の生育に適
さないものとなる。
子(A)の割合が多いと、土壌代替物中の水分量が過剰に
なって、植物の根腐れ等を生じる。また相対的に熱可塑
性樹脂発泡粒子(B)の割合が不足して、土壌代替物が、
自重や踏圧によって締め固まりやすくなり、土壌代替物
中の気相が失われて通気性を確保できなくなる。それゆ
え土壌代替物は、この2つの理由により、やはり植物の
生育に適さないものとなる。
発泡体粒子(B)の、嵩体積の比A/Bは、上記の範囲内
でも特に、70/30〜40/60であるのが好まし
い。本発明の土壌代替物に保肥性を付与するために加え
られる有機質肥料(C)としては、例えば泥炭、ピートモ
ス、バーク堆肥、ココピート等の、従来公知の種々の有
機質肥料がいずれも使用可能である。有機質肥料(C)
は、前記のように、混合前の吸水性発泡体粒子(A)、お
よび熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)に対する嵩体積の比
(A+B)/Cで表して、95/5〜60/40の割合
で混合される。
いと施肥効果が不十分になり、逆に被いと、いわゆる肥
料焼けを起すため、このいずれの場合にも有機質肥料
(C)の添加効果が得られない。なお混合前の吸水性発泡
体粒子(A)、および熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)と、有機
質肥料(C)との、嵩体積の比(A+B)/Cは、上記の
範囲内でも特に、90/10〜70/30であるのが好
ましい。
合した混合物の状態で、そのまま使用することもできる
が、かかる土壌代替物を、少なくともその一部が、透水
性と、植物の根を通すことができる親根性とを有する袋
体内に充てんしてユニット化した状態とすると、特に前
述した建物の屋上やテラス、地下駐車場の上部、埋め立
て地等での使用時の取り扱い性が向上する上、植物の根
を、袋体を通して、その内部の土壌代替物に強固に絡み
つかせることができるため好適である。
盤上などに載置した際に少なくともその上半部となる部
分、さらに好ましくは袋体の全体を、上記のように透水
性と、植物の根を通すことができる親根性とを有するも
のとするためには、該当する部分を、これらの特性を備
えた不織布などで形成すればよい。かかる不織布の具体
例としては、例えば特開平8−149905号公報に開
示されたユニチカ社製の商品名「アピール」や、あるい
は積水化成品工業(株)製の商品名「ソイレンフィルター
A」などが挙げられる。
ポリエステル繊維からなり、日本工業規格JIS L1
096に規定された測定方法によって測定される単位面
積あたりの重量が117.4g/m2、厚みが1.11
mm、JIS A1218に規定された測定方法によっ
て測定される透水性が0.179cm/秒の不織布であ
る。ユニット化された土壌代替物の具体例としては、例
えば図1に示すように、その全体を、上述した透水性と
親根性とを有する不織布10、11にて形成した袋体1
中に、吸水性発泡体粒子(A)と熱可塑性樹脂発泡体粒子
(B)の2成分、もしくは吸水性発泡体粒子(A)と熱可塑性
樹脂発泡体粒子(B)と有機質肥料(C)の3成分を混合した
土壌代替物2を充てんしたものが挙げられる。
盤3上に多数、敷き並べた上に、地被植物、例えば切芝
などを敷き詰めることで植栽緑化が行われる。なお吸水
性発泡体粒子(A)と熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)との嵩体
積の比A/B、および上記両成分と、有機質肥料(C)と
の嵩体積の比(A+B)/Cは、混合後の土壌代替物を
水に加え、各成分の沈降速度の差を利用して分離したの
ち、乾燥させて嵩体積を測定することで、容易に検証す
ることができる。
混ぜた後、静置すると、熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)は
吸水性が低く、また僅かに吸水しても比重が水より小さ
いので水面近くに集まり、有機質肥料(C)は、比重が水
より大きいので容器の底に沈み、吸水性発泡体粒子(A)
は、吸水すると比重が水とほぼ同じになるため水中に浮
遊し、その結果、それぞれの成分に分離される。そこで
これらの成分を別々に採取し、十分に乾燥させた後、嵩
体積を測定すれば、土壌代替物製造時の、各成分の嵩体
積の比が求められる。
肥料(C)は、混合時の応力等によって体積減少を生じる
ことがあり、その場合にはこの体積減少分だけ、元の各
成分の嵩体積の比から、測定結果がずれることが考えら
れる。そこで両成分の、現状での嵩密度を測定して、原
料段階での嵩密度との比較により、どの程度の体積減少
が生じたかを求め、それをもとに測定値を補正すること
で、元の各成分の嵩体積の比をより正確に割り出すこと
ができる。
説明する。なお実施例、比較例で使用した吸水性発泡体
粒子(A)の体積含水率は、以下のようにして求めた。 〈体積含水率の測定〉 (湿潤重量の秤量)縦30cm×横30cm×深さ10
cmで、なおかつその底面がメッシュ状に開口した容器
の、メッシュ上部に不織布〔前出の、積水化成品工業
(株)製の「ソイレンフィルターA」〕を置いてサンプル
の流出を防止した状態で、この容器内に、サンプルとし
ての吸水性発泡体粒子(A)を、水道水で十分に灌水しな
がら、体重60kgの人の踏圧に相当する2.5N/c
m2の圧をかけて沈下が生じない状態まで圧縮しつつ、
容器の口切り一杯まで充てんした。
とで、自重によって流出する重力水を排水した後、サン
プルの重量を、湿潤重量(g)として秤量した。 (乾燥重量の秤量)湿潤重量測定後のサンプルを、60
℃で24時間、乾燥させた後、その重量を、乾燥重量
(g)として秤量した。 (体積含水率の計算)上記湿潤重量(g)と乾燥重量
(g)とから、下記式: 水分量(g)=湿潤重量(g)−乾燥重量(g) により水分量(g)を求めた後、この水分量(g)と、
サンプルの嵩体積に相当する容器の内容積(=9000
cm3)とから、下記式: 体積含水率(%)=水分量(g)/内容積(cm3)×
100 によって体積含水率(%)を求めた。
脂発泡体粒子(B)の嵩密度は、以下のようにして求め
た。 〈嵩密度の測定〉上記体積含水率の測定に使用したのと
同じ、縦30cm×横30cm×深さ10cmで、なお
かつその底面がメッシュ状に開口した容器の、メッシュ
上部に不織布〔前出の、積水化成品工業(株)製の「ソイ
レンフィルターA」〕を置いてサンプルの流出を防止し
た状態で、この容器内に、サンプルとしての熱可塑性樹
脂発泡体粒子(B)を、乾燥状態で、体重60kgの人の
踏圧に相当する2.5N/cm2の圧をかけて沈下が生
じない状態まで圧縮しつつ、容器の口切り一杯まで充て
んした。
燥させた後、その重量を、乾燥重量(g)として秤量
し、この乾燥重量(g)と、サンプルの嵩体積に相当す
る容器の内容積(=9000cm3)とから、下記式: 嵩密度(g/cm3)=乾燥重量(g)/容器の内容積
(cm3) によって嵩密度(g/cm3)を求めた。さらに実施
例、比較例の土壌代替物の軽量性、通気性と、保水性と
のバランスを評価する基準となる湿潤比重(g/c
m3)は、以下のようにして求めた。
測定に使用したのと同じ、縦30cm×横30cm×深
さ10cmで、なおかつその底面がメッシュ状に開口し
た容器の、メッシュ上部に不織布〔前出の、積水化成品
工業(株)製の「ソイレンフィルターA」〕を置いてサン
プルの流出を防止した状態で、この容器内に、サンプル
としての実施例、比較例の土壌代替物を、水道水で十分
に灌水しながら、体重60kgの人の踏圧に相当する
2.5N/cm2の圧をかけて沈下が生じない状態まで
圧縮しつつ、容器の口切り一杯まで充てんした。
とで、自重によって流出する重力水を排水した後、サン
プルの重量を、湿潤重量(g)として秤量した。次にこ
の湿潤重量(g)と、サンプルの嵩体積に相当する容器
の内容積(=9000cm3)とから、下記式: 湿潤比重(g/cm3)=湿潤重量(g)/容器の内容
積(cm3) によって湿潤比重(g/cm3)を求めた。
0.6g/cm3以下のものを、軽量性、通気性と、保
水性とのバランスが良好な良品、0.4g/cm3未満
のものを、保水性が悪い不良品、0.6g/cm3を超
えて0.8g/cm3未満のものを、軽量性、通気性が
やや低下するものの実用上、差し支えのない普通品、
0.8g/cm3以上のものを、軽量性、通気性が悪い
不良品として評価した。なお上記各試験はいずれも、2
3±1℃の環境下で行った。
としての機能を実際に検証すべく、下記の2つの試験を
行った。 〈植物発育試験〉実施例、比較例の土壌代替物を使用し
てスイートコーンの栽培を行った。灌水は2週間に1回
のペースで十分に行い、上部葉茎の成長と、根域の状態
を見て発育状況を判定した。
0cm以上のものを発育良好、45cmを超え60cm
未満のものを発育普通、45cm以下を発育不良とし
た。 〈植物活着試験〉実施例、比較例の土壌代替物を使用し
て切芝の栽培を行った。灌水は1週間に1回のペースで
十分に行い、4週間後に切り芝を引き上げようとした際
に、根が土壌代替物に強固に絡みついて全く剥がれなか
ったものを活着性良好、根が土壌代替物に絡みついて容
易に剥がれなかったものを活着性普通、根が土壌代替物
に絡みついておらず容易に剥がれたものを活着性不良と
して評価した。
て、粒径20mmの吸水性発泡体粒子(A)を作製した。
体積含水率は83.6%であった。また熱可塑性樹脂発
泡体粒子(B)としては、ポリスチレン系樹脂発泡体の粉
砕分級品〔粒径4mm、嵩密度0.025g/cm3、
積水化成品工業(株)製の商品名「ソイレン」〕を使用し
た。
塑性樹脂発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/Bで表し
て70/30の割合で混合して土壌代替物を製造した。
上記土壌代替物の湿潤比重は0.60g/cm3であ
り、軽量性、通気性と、保水性とのバランスが良好な良
品であった。また、この土壌代替物を用いて栽培したス
イートコーンの葉の状態は、1週間目:6cm、2週間
目:12cm、3週間目:23cm、4週間目:40c
m、8週間目:60cm、根の状態は生重:48g、乾
重:5.3g、長さ:42cmであり、8週間目の葉の
状態から発育良好と判断された。
ところ、根が土壌代替物に絡みついて容易に剥がれず、
活着性普通と判断された。 実施例2 実施例1で使用したのと同じ吸水性発泡体粒子(A)と熱
可塑性樹脂発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/Bで表
して50/50の割合で混合して土壌代替物を製造し
た。
cm3であり、軽量性、通気性と、保水性とのバランス
が良好な良品であった。また、この土壌代替物を用いて
栽培したスイートコーンの葉の状態は、1週間目:7c
m、2週間目:11cm、3週間目:26cm、4週間
目:41cm、8週間目:64cm、根の状態は生重:
51g、乾重:5.7g、長さ:46cmであり、8週
間目の葉の状態から発育良好と判断された。
可塑性樹脂発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/Bで表
して50/50の割合で混合し、次いでこの混合物と、
有機質肥料(C)としてのバーク堆肥とを、嵩体積の比
(A+B)/Cで表して70/30の割合で混合して土
壌代替物を製造した。上記土壌代替物の湿潤比重は0.
58g/cm3であり、軽量性、通気性と、保水性との
バランスが良好な良品であった。
イートコーンの葉の状態は、1週間目:6cm、2週間
目:15cm、3週間目:30cm、4週間目:48c
m、8週間目:79cm、根の状態は生重:58g、乾
重:6.3g、長さ:47cmであり、8週間目の葉の
状態から発育良好と判断された。 実施例4 市販の吸水性ウレタン樹脂発泡体を粉砕し、分級して、
粒径20mmの吸水性発泡体粒子(A)を作製した。体積
含水率は80.0%であった。
例1で使用したのと同じ熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)と
を、嵩体積の比A/Bで表して70/30の割合で混合
して土壌代替物を製造した。上記土壌代替物の湿潤比重
は0.59g/cm3であり、軽量性、通気性と、保水
性とのバランスが良好な良品であった。また、この土壌
代替物を用いて栽培したスイートコーンの葉の状態は、
1週間目:7cm、2週間目:11cm、3週間目:2
1cm、4週間目:36cm、8週間目:52cm、根
の状態は生重:44g、乾重:4.9g、長さ:41c
mであり、8週間目の葉の状態から発育普通と判断され
た。
業(株)製の商品名「ソイレンフィルターA」〕で形成さ
れた袋体内に、実施例1で製造した土壌代替物を充てん
することで、図1に示したユニット化された土壌代替物
を製造した。この土壌代替物を用いて栽培した、栽培4
週間目の切芝を引き上げてみたところ、根が土壌代替物
に強固に絡みついて全く剥がれず、活着性良好と判断さ
れた。
可塑性樹脂発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/Bで表
して90/10の割合で混合して土壌代替物を製造し
た。上記土壌代替物の湿潤比重は0.86g/cm3で
あり、軽量性、通気性と、保水性とのバランス上、軽量
性、通気性が悪い不良品であった。
イートコーンの葉の状態は、1週間目:7cm、2週間
目:14cm、3週間目:27cm、4週間目:37c
m、8週間目:46cm、根の状態は生重:22g、乾
重:3.8g、長さ:32cmであり、8週間目の葉の
状態から発育普通と判断された。 比較例2 実施例1で使用したのと同じ吸水性発泡体粒子(A)と熱
可塑性樹脂発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/Bで表
して10/90の割合で混合して土壌代替物を製造し
た。
cm3であり、軽量性、通気性と、保水性とのバランス
上、保水性が悪い不良品であった。また、この土壌代替
物を用いて栽培したスイートコーンの葉の状態は、1週
間目に3cmであったが、2週間目には枯れてしまい、
発育不良と判断された。 比較例3 透水性と親根性とを有する不織布〔前出の積水化成品工
業(株)製の商品名「ソイレンフィルターA」〕で形成さ
れた袋体内に、比較例1で製造した土壌代替物を充てん
することで、図1に示したユニット化された土壌代替物
を製造した。
週間目の切芝を引き上げてみたところ、根が土壌代替物
に絡みついておらず容易に剥がれてしまい、活着性不良
と判断された。
特定の粒径および体積含水率を有する吸水性発泡体粒子
(A)と、特定の粒径および嵩密度を有する熱可塑性樹脂
発泡体粒子(B)とを、所定の嵩体積の比でもって混合す
ることにより、軽量で含水率が高い上、自重や踏圧によ
る締め固まりを生じにくく、しかも袋体内に充てんして
ユニット化した際に目詰まりを生じにくい、新規な土壌
代替物が得られる。
(C)を、所定の嵩体積の比でもって混合することによ
り、土壌代替物に良好な保肥性を付与することができ
る。さらに、土壌代替物を、透水性と親根性とを有する
袋体内に充てんしてユニット化することにより、使用時
の取り扱い性が向上する上、植物の根を、袋体を通し
て、より強固に土壌代替物に絡みつかせることができ
る。
する袋体内に充てんしてユニット化した状態を示す断面
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】粒径0.3〜30mm、体積含水率60%
以上の吸水性発泡体粒子(A)と、粒径0.3〜10m
m、嵩密度0.4〜0.01g/cm3の熱可塑性樹脂
発泡体粒子(B)とを、嵩体積の比A/Bで表して80/
20〜30/70の割合で混合したことを特徴とする土
壌代替物。 - 【請求項2】吸水性発泡体粒子(A)が吸水性フェノール
樹脂発泡体粒子、熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)がポリス
チレン系樹脂発泡体粒子であることを特徴とする請求項
1記載の土壌代替物。 - 【請求項3】請求項1または2記載の土壌代替物と、有
機質肥料とを、混合前の吸水性発泡体粒子(A)、および
熱可塑性樹脂発泡体粒子(B)と、有機質肥料(C)との、嵩
体積の比(A+B)/Cで表して95/5〜60/40
の割合で混合したことを特徴とする土壌代替物。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の土壌代替
物を、少なくともその一部が、透水性と、植物の根を通
すことができる親根性とを有する袋体内に充てんしたこ
とを特徴とする土壌代替物。
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