JP2002084589A - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JP2002084589A
JP2002084589A JP2000269715A JP2000269715A JP2002084589A JP 2002084589 A JP2002084589 A JP 2002084589A JP 2000269715 A JP2000269715 A JP 2000269715A JP 2000269715 A JP2000269715 A JP 2000269715A JP 2002084589 A JP2002084589 A JP 2002084589A
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volume control
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JP2000269715A
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Masashi Takeyasu
正志 武安
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意図しない音量入力があっても、所望の音量
調節ができる音響再生装置などに用いて好適な音量調節
装置を得ること。 【解決手段】 本発明の一実施形態の音響再生装置1
は、音量調節の入力を行う音量調節入力部2、前記音量
調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化を行う音
量コントロール部3、前記音量変化された音響信号を増
幅するオーディオアンプ部4を備えた音響再生装置にお
いて、音量調節入力部2の入力により、連続する音量変
化量が規定値に達した場合、前記音量コントロール部3
での音量変化を停止させる手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子的に制御可能
な音響調節装置を有する音響再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の音量調節装置は、音響再生装置の
ボリューム調節ボタンやツマミ、或いはリモートコント
ロールの操作による入力量に応じて音量調節を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これは、 1.音響再生装置の故障などにより音量の制御が利かな
い場合 2.意図しない入力(例えば、リモートコントロールを
落としたり、人に踏まれるなど) 3.幼児など音量調節方法を理解していないユーザによ
る音量調節 などの、本来、音量調節としては適当でない入力に対し
ても入力量に応じて音量が調節されてしまうという問題
があった。
【0004】また、本発明以外で、このような欠点を解
決する方法としては、音量固定スイッチを用いるなど、
モードの切替などによる方法が考えられるが、その切替
を行ったことを忘れてしまい、故障だと思うことなどの
欠点が考えられる。
【0005】本発明はこのような課題を解決しようとす
るものであって、音量の変化に対し、連続変化量の制限
を設けることで、意図しない音量入力があっても、所望
の音量調節ができる自動音量調節装置を備えた音響再生
装置を得ること目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】それ故、請求項1に記載
の発明の音響再生装置は、音量調節の入力を行う音量調
節入力部と、前記音量調節入力部の入力に応じて音響信
号の音量変化を行う音量コントロール部と、前記音量変
化された音響信号を増幅するオーディオアンプ部とを備
えた音響再生装置において、前記音量調節入力部の入力
により、連続する音量変化量が規定値に達した場合、前
記音量コントロール部での音量変化を停止させる手段を
備えている。
【0007】そして、請求項2に記載の発明の音響再生
装置は、請求項1に記載の音響再生装置における前記音
量変化を停止する状態を解除する解除手段を備えている
ことを特徴とする。
【0008】また、請求項3に記載の発明の音響再生装
置は、音量調節の入力を行う音量調節入力部と、前記音
量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化を行う
音量コントロール部と、前記音量変化された音響信号を
増幅するオーディオアンプ部とを備えた音響再生装置に
おいて、前記音量調節入力部の入力により、音量が最小
値または規定最小値となり、更に一定時間減少方向の音
量調節がなされた場合、或いは前記音量調節入力部の入
力により、音量が最大値または規定最大値となり、更に
一定時間増大方向の音量調節がなされた場合、前記音量
コントロール部での音量を規定値に設定する設定手段を
備えている。
【0009】そしてまた、請求項4に記載の発明の音響
再生装置は、音量調節の入力を行う音量調節入力部と、
前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化
を行う音量コントロール部と、前記音量変化された音響
信号を増幅するオーディオアンプ部とを備えた音響再生
装置において、前記音量調節入力部の入力により、音量
が一定時間最大値または規定最大値以上である場合、或
いは前記音量調節入力部の入力により、音量が一定時間
最小値または規定最小値以下である場合、前記音量コン
トロール部での音量を規定値に設定する設定手段を備え
ている。
【0010】更に、請求項5に記載の発明の音響再生装
置は、請求項3または請求項4に記載の音響再生装置に
おける前記規定値、前記規定最大値、前記規定最小値の
内、少なくとも1つを設定できる設定手段を更に備えて
いることを特徴とする。
【0011】そして更に、請求項6に記載の発明の音響
再生装置は、音量調節の入力を行う音量調節入力部と、
前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化
を行う音量コントロール部と、前記音量変化された音響
信号を増幅するオーディオアンプ部とを備えた音響再生
装置において、前記音量調節入力部の入力により、音量
が最大値または規定最大値に達した時に更に連続して音
量増大方向に調節が行われた場合、或いは前記音量調節
入力部の入力により、音量が最小値または規定最小値に
達した時に更に連続して音量減少方向に調節が行われた
場合、該音量の変化方向を逆転させる設定手段を備えて
いる。
【0012】そして更にまた、請求項7に記載の発明の
音響再生装置は、請求項6に記載の音響再生装置におけ
る前記規定最大値、前記規定最小値の内の少なくとも1
つを設定可能な設定手段を更に備えていることを特徴と
する。
【0013】そして更にまた、請求項8に記載の発明の
音響再生装置は、音量調節の入力を行う音量調節入力部
と、前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量
変化を行う音量コントロール部と、前記音量変化された
音響信号を増幅するオーディオアンプ部とを備えた音響
再生装置において、前記音量調節入力部の入力により、
連続する音量変化量が規定値に達した場合、前記音量コ
ントロール部での音量変化を停止する第1のモード、前
記音量調節入力部の入力により、音量が最小値または規
定最小値となり更に一定時間減少方向の音量調節がなさ
れた場合、或いは前記音量調節入力部の入力により、音
量が最大値または規定最大値となり更に一定時間増大方
向の音量調節がなされた場合、前記音量コントロール部
での音量を規定値に設定する第2のモード、前記音量調
節入力部の入力により、音量が一定時間最大値または規
定最大値以上である場合、或いは前記音量調節入力部の
入力により、音量が一定時間最小値または規定最小値以
下である場合、前記音量コントロール部での音量を規定
値に設定する第3のモード、前記音量調節入力部の入力
により、音量が最大値または規定最大値に達した時に更
に連続して音量増大方向に調節が行われた場合、或いは
前記音量調節入力部の入力により、音量が最小値または
規定最小値に達した時に更に連続して音量減少方向に調
節が行われた場合、該音量の変化方向が逆転する第4の
モードの内、少なくとも1つのモードを選択可能な手段
を備えている。
【0014】そして更にまた、請求項9に記載の音響再
生装置は、請求項8に記載の音響再生装置における前記
規定値、前記規定最大値、前記規定最小値の内の少なく
とも1つを設定可能な設定手段を更に備えていることを
特徴とする。
【0015】従って、請求項1に記載の発明によれば、
意図しない音量入力があっても、所望の規定値内に音量
調節ができる。
【0016】そして、請求項2に記載の発明によれば、
請求項1に記載の作用に加えて、一旦停止された音量レ
ベルを解除でき、その音量レベルから音量調節を開始す
ることができ、次の押圧に備えて待機させることができ
る。
【0017】また、請求項3に記載の発明によれば、音
量調節入力手段をどのように操作しても、常に聞き易い
音量範囲内に、或いは予め決めておいた設定値に音量を
納めることができる。
【0018】そしてまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、音量調節入力手段の操作時間が一定時間、続けば、
音量を規定値内に納めることができる。
【0019】更にまた、請求項5に記載の発明によれ
ば、音量の範囲を予め任意に設定することができる。
【0020】そして更に、請求項6に記載の発明によれ
ば、所望の規定値内に自動的に音量調節ができる。
【0021】そして更にまた、請求項7に記載の発明に
よれば、請求項6に記載の作用に加えて、音量の範囲を
予め任意に設定することができる。
【0022】そして更にまた、請求項8に記載の発明に
よれば、各パラメータを設定することで、必要な時に必
要な音量の設定を行うことができる。
【0023】そして更にまた、請求項9に記載の発明に
よれば、請求項8に記載の作用に加えて、音量の範囲を
任意に設定することができる。
【発明の実施の形態】以下、図を用いて、本発明の各種
実施形態の自動音量調節装置を説明する。
【0024】図1は本発明の自動音量調節装置を備えた
音響再生装置のシステムブロック図、図2は本発明の第
1実施形態の自動音量調節装置の動作フローチャート、
図3は図2に示した動作のタイミングチャート、図4は
本発明の第2実施形態の自動音量調節装置の動作フロー
チャート、図5は図4に示した動作のタイミングチャー
ト、図6は本発明の第3実施形態の自動音量調節装置の
動作フローチャート、図7は図6に示した動作のタイミ
ングチャート、図8は本発明の第4実施形態の自動音量
調節装置の動作フローチャート、そして図9は図8に示
した動作のタイミングチャートである。
【0025】先ず、図1を用いて、本発明の構成を説明
する。
【0026】音響再生装置1は、音量調節入力部2、音
量コントロール部3、オーディオアンプ部4、スピーカ
5とから構成されている。音量調節入力部2は、音量の
調節を行うための入力部であり、ユーザ・インターフェ
ースとなっている。音量コントロール部3は、音量調節
入力部2から入力された値に対応した変化量をオーディ
オアンプ部4に与え、そのオーディオアンプ部4はオー
ディオソースSからのオーディオ信号の音量を増幅し、
スピーカ5から放声する。
【0027】本発明の具体例としては、音量調節入力部
2は音響再生装置本体の音量調節ボタンやツマミ、また
はリモートコントロールやネットワーク、他機器からの
音量制限等による音量調節入力手段で構成し、音量コン
トロール部3はマイクロコンピュータ、デジタル・シグ
ナル・プロセッサ(DSP)等の制御系システム、また
はアナログボリューム等で構成し、そしてオーディオア
ンプ部4はオーディオアンプを備えたテレビジョン受像
機、オーディオシステムなどオーディオアンプを備えた
音響再生装置のオーディオアンプ部であり、入力された
音響信号の増幅を行う。
【0028】そして、音量調節入力が連続して行われて
いる時間をΔTime、その間の音量の変化をΔVo
l、現在の音量をVol、音量変化を停止し、次の動作
に移るための条件となる規定時間をTIME1、音量を
VOL1とする。また、強制的に変化させた場合の移行
される音量値をVOL2、最大音量または予め規定され
た音量最大値をVOL(max)、最小音量または予め
規定された音量最小値をVOL(min)とする。これ
ら各値の保持及び監視は音量コントロール部3が行う。
【0029】これらのことを踏まえて、次に、図2及び
図3を参照しながら、本発明の第1実施形態の音量調節
モードの動作を説明する。
【0030】この音量調節モードは、連続する音量変化
量、或いは連続する音量変化時間が規定値に達したとき
に音量変化を停止する機能を備えている場合のものであ
る。
【0031】監視している値がTIME1、またはVO
L1になった場合に、ボリュームコントロール部が即座
にオーディオアンプ部に対する音量変化を中断する。こ
の音量変化の中断は、再開するための条件が整うまで継
続される。
【0032】先ず、図2において、例えば、テレビ受像
機の電源を入れたとすると(ステップST1)、差分の
音量或いは時間がクリア(リセット)される(ST
2)。次に、例えば、リモートコントロールの音量キー
が押圧され、音量の音量調節が行われたか否かを検知し
(ST3)、行われていなければ次の音量キーの押圧が
あるまで待機する。音量キーが押圧された場合は、前記
クリアされたところからどれ位の音量値が変わったか、
その差分の音量をカウントし、足して行く(ST4)。
この状態で、音量キーが押圧されていなければ、ステッ
プST3まで戻り、次の押圧があるまで待機する。しか
し、前記の状態で更に音量キーが押し続けられて差分の
音量ΔVol或いは時間ΔTimeが増大し続けて(S
T6)、それらが規定値VOL1に達したならば(ST
7)、音量変化を停止させ、その規定値VOL1の音量
で止まる(ST8)。ステップST5で前記規定値VO
L1に達する前に音量キーの押圧が解除された場合は、
ステップST2に戻って、その足されていた増大分をク
リアして、次の押圧に備えて待機する。
【0033】この動作状態をタイミングチャートで表し
たのが図3である。同図Aは音量が規定値VOL1に達
した場合の状態を示しており、同図Bは押圧時間が規定
値TIME1に達した場合の状態を示している。
【0034】次に、図4及び図5を用いて、本発明の第
2実施形態の音量調節モードを説明する。
【0035】この音量調節モードは、前記第1実施形態
の音量調節モードによる音量調節に継続して行われる音
量調節で、前記のように、一旦、音量変化が停止した後
は、その変化中断状態を解除する条件を満たすことによ
り音量変化を再開させることができる。
【0036】再開させるための条件としては、 1.音量変化入力が規定時間以上入力されない 2.音量コントロール部において解除するための条件が
満たされたことを確認することによる中断の解除 3.強制解除 などが考えられる。
【0037】音量変化入力の強制解除の例としては、 1.ボタンのダブルクイックなど、回数押しによる解除 2.音量増減の反対方向のボタンを押すことによる解除 などの、できる限り単純な解除動作で行うことが望まし
い。
【0038】前記第1実施形態の音量調節において、或
る時間押圧し続けると音量が上がり続け、或る時間経て
ばその音量レベルで止まり(図4、ST12、図5)、
音量は一定のまま、その状態を継続する(ST16)
が、その後に更に音量を上げたいという場合には、一
度、音量キーを離す。そして、図4において、音量キー
が押圧されていない時間が規定時間を超えた場合(ST
13)には、前記一定音量VOLが解除され(ST1
4)、再び音量を上げることができる(ST15)。
【0039】図5には、その音量キー入力と音量調節と
の関係を具体例で示した。なお、図5において、音量キ
ー入力のレベルは、下のレベルが音量キーの押圧されて
いない状態、上のレベルが音量キーの押圧されている状
態を指す。
【0040】次に、図6及び図7を用いて、本発明の第
3実施形態の音量調節モードを説明する。
【0041】この音量調節モードの場合は、音量が最小
または規定最小値である場合に、更に一定時間音量調節
が減少方向に作用している場合、または音量が最大また
は規定最大値である場合に、更に一定時間音量調節が増
大方向に作用している場合、音量を規定値に戻す機能を
備えているものである。
【0042】或いは、音量キーが押圧されているか否か
にかかわらず、一定時間、音量が最大または規定最大値
である場合に、または一定時間、音量が最小または規定
最小値以下である場合に、音量を規定値に戻す機能を備
えているものである。
【0043】図6において、音量キーの押圧が行われ、
音量増大の操作が行われた場合(ST22)、時間ΔT
imeは初期状態(零)に戻す(ST23)。そして音
量が最大になってない場合は(ST24)、音量を上げ
るために音量キーが押圧されているか否かが判断され
(ST25)、音量キーが押圧されていない場合は、そ
の状態で終了する(ST26)。音量キーが押圧され
て、音量が増大され、最大値或いは規定最大値に達した
場合Vol=VOL(max)(ST24)は、その時
点からの時間ΔTimeをカウントする(ST27)。
そしてそのカウントが或る値ΔTime=TIMEに達
したかどうかが判断され(ST28)、達していない場
合は、更に音量キーが押圧され続けてステップST29
で更にカウントされる。そしてこの時点で音量キーが押
圧されていない場合はその状態のまま終了する(ST3
0)。ところが、音量キーが引き続き押圧されている
と、時間ΔTimeが増え続ける。この時間ΔTime
が或る一定時間TIMEになった時点で音量コントロー
ル部は、音量を規定値VOL2まで下げ(ST31)、
終了する(ST32)。
【0044】同時に音量変化が減少方向でVol=VO
L(min)になった場合、その時点から時間ΔTim
eをカウントする。そしてΔTime=TIMEとなっ
た時点で、音量コントロール部は、音量を規定値VOL
2まで上げ(ST31)、終了する(ST32)。
【0045】前記の音量と音量キーの押圧時間との関係
を図7に示した。
【0046】次に、図8及び図9を用いて、本発明の第
4実施形態の音量調節モードを説明する。
【0047】この音量調節モードの場合は、音量増大方
向に連続して調節が行われている間に音量が増大方向に
最大または規定最大値になった場合、更に連続して音量
増大方向に調節が行われると、音量が減少方向に調節さ
れ、同様に音量減少方向に連続して調節が行われている
間に音量が最小または規定最小値になった場合、更に連
続して音量減少方向に調節が行われると、音量が増大方
向に調節される機能を備えているものである。
【0048】図8のステップST42において、音量キ
ーが押圧されているか否かが判断され、押圧されている
と、音量が増大方向に押圧されているか否かが判断され
(ST43)、音量の増大が行われている場合、そのま
ま増大させ(ST44)、ステップST45で音量が最
大値VOL(max)に達したか否かを判断し、最大値
VOL(max)に達していない場合は、引き続き音量
キーの押圧をして音量増大の操作をしているか否かを判
断される(ST50)。音量増大の操作をしているなら
ば、ステップST43に戻って更に音量の増大操作が行
われているか否かが判断され、増大操作が行われている
ならば引き続きその操作を続行させて(ST44)、そ
の音量が最大値VOL(max)に達したか否かが判断
され(ST45)、音量が最大値VOL(max)に達
している場合には、音量を下げる。
【0049】ステップ43で音量の増大操作が行われて
いない場合には、音量は更に減少し(ST47)、音量
が最小値VOL(min)に達したか否かが判断される
(ST48)。音量が最小値VOL(min)に達し、
ステップST50で引き続き音量の押圧操作が行われて
いるか否かが判断され、押圧操作が行われていない場合
には、音量の増大或いは減少の処理を初期状態に戻し
(ST51)、音量調節が終了する(ST52)。
【0050】この音量調節の動作を図9にタイミングチ
ャートで示した。
【0051】なお、当然のことながら、前記の各種音量
調節機能を実現するために、音響再生装置及び或いはそ
のリモートコントロールに最大音量、最小音量、標準と
なる音量、動作時間などのパラメータを設定するための
設定用ボタンなどを設けておく。
【0052】なお、前記の全ての、或いは複数の音量調
節機能を設定できるモードを設けて、それらのモードを
切り替え、設定できるように音響再生装置を構成しても
よいが、何れかの一つだけの音量調節機能のみを設けて
音響再生装置を特徴付けするように構成してもよい。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音量調節
装置によれば、次のような数々の優れた効果が得られ
る。即ち、 1.最大音量を予め設定しておくことや強制的な音量設
定により、幼児などがリモコンをおもちゃにして、音量
キーなどを押圧し続けても、音量が著しく高くなって迷
惑を掛ける心配が無くなる。 2.耳の遠い老人などがリモコンを操作する場合、常に
聞き易い音量の範囲内または予め決めておいた設定値に
音量に納まるため、安心して音量コントロールを行うこ
とができる。 3.増減のいずれかの音量キーを押圧すると、音量の増
減が自動的に行われるため、音量キーを押圧し直す必要
がない。 4.最大音量、最小音量、標準となる音量、動作時間な
どの各パラメータを設定することで、必要なときに必要
な音量設定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の音量調節装置を適用した音響再生装
置のシステムブロック図である。
【図2】 本発明の音量調節装置の第1実施形態の動作
フローチャートである。
【図3】 図2に示した動作のタイミングチャートであ
る。
【図4】 本発明の音量調節装置の第2実施形態の動作
フローチャートである。
【図5】 図4に示した動作のタイミングチャートであ
る。
【図6】 本発明の音量調節装置の第3実施形態の動作
フローチャートである。
【図7】 図6に示した動作のタイミングチャートであ
る。
【図8】 本発明の音量調節装置の第4実施形態の動作
フローチャートである。
【図9】 図8に示した動作のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1…音量調節入力部、2…音量コントロール部、3…オ
ーディオアンプ部、4…スピーカ、S…オーディオソー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音量調節の入力を行う音量調節入力部
    と、 前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化
    を行う音量コントロール部と、 前記音量変化された音響信号を増幅するオーディオアン
    プ部とを備えた音響再生装置において、 前記音量調節入力部の入力により、連続する音量変化量
    が規定値に達した場合、前記音量コントロール部での音
    量変化を停止させる手段を備えていることを特徴とする
    音響再生装置。
  2. 【請求項2】 前記音量変化を停止する状態を解除する
    解除手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の音響再生装置。
  3. 【請求項3】 音量調節の入力を行う音量調節入力部
    と、 前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化
    を行う音量コントロール部と、 前記音量変化された音響信号を増幅するオーディオアン
    プ部とを備えた音響再生装置において、 前記音量調節入力部の入力により、音量が最小値または
    規定最小値となり、更に一定時間減少方向の音量調節が
    なされた場合、或いは前記音量調節入力部の入力によ
    り、音量が最大値または規定最大値となり、更に一定時
    間増大方向の音量調節がなされた場合、前記音量コント
    ロール部での音量を規定値に設定する設定手段を備えて
    いることを特徴とする音響再生装置。
  4. 【請求項4】 音量調節の入力を行う音量調節入力部
    と、 前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化
    を行う音量コントロール部と、 前記音量変化された音響信号を増幅するオーディオアン
    プ部とを備えた音響再生装置において、 前記音量調節入力部の入力により、音量が一定時間最大
    値または規定最大値以上である場合、或いは前記音量調
    節入力部の入力により、音量が一定時間最小値または規
    定最小値以下である場合、前記音量コントロール部での
    音量を規定値に設定する設定手段を備えていることを特
    徴とする音響再生装置。
  5. 【請求項5】 前記規定値、前記規定最大値、前記規定
    最小値の内、少なくとも1つを設定可能な設定手段を更
    に備えていることを特徴とする請求項3または請求項4
    に記載の音響再生装置。
  6. 【請求項6】 音量調節の入力を行う音量調節入力部
    と、 前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化
    を行う音量コントロール部と、 前記音量変化された音響信号を増幅するオーディオアン
    プ部とを備えた音響再生装置において、 前記音量調節入力部の入力により、音量が最大値または
    規定最大値に達した時に更に連続して音量増大方向に調
    節が行われた場合、或いは前記音量調節入力部の入力に
    より、音量が最小値または規定最小値に達した時に更に
    連続して音量減少方向に調節が行われた場合、該音量の
    変化方向を逆転させる設定手段を備えていることを特徴
    とする音響再生装置。
  7. 【請求項7】 前記規定最大値、前記規定最小値の内の
    少なくとも1つを設定可能な設定手段を更に備えている
    ことを特徴とする請求項6に記載の音響再生装置。
  8. 【請求項8】 音量調節の入力を行う音量調節入力部
    と、 前記音量調節入力部の入力に応じて音響信号の音量変化
    を行う音量コントロール部と、 前記音量変化された音響信号を増幅するオーディオアン
    プ部とを備えた音響再生装置において、 前記音量調節入力部の入力により、連続する音量変化量
    が規定値に達した場合、前記音量コントロール部での音
    量変化を停止する第1のモード、 前記音量調節入力部の入力により、音量が最小値または
    規定最小値となり更に一定時間減少方向の音量調節がな
    された場合、或いは前記音量調節入力部の入力により、
    音量が最大値または規定最大値となり更に一定時間増大
    方向の音量調節がなされた場合、前記音量コントロール
    部での音量を規定値に設定する第2のモード、 前記音量調節入力部の入力により、音量が一定時間最大
    値または規定最大値以上である場合、或いは前記音量調
    節入力部の入力により、音量が一定時間最小値または規
    定最小値以下である場合、前記音量コントロール部での
    音量を規定値に設定する第3のモード、 前記音量調節入力部の入力により、音量が最大値または
    規定最大値に達した時に更に連続して音量増大方向に調
    節が行われた場合、或いは前記音量調節入力部の入力に
    より、音量が最小値または規定最小値に達した時に更に
    連続して音量減少方向に調節が行われた場合、該音量の
    変化方向が逆転する第4のモードの内、少なくとも1つ
    のモードを選択可能な手段を備えていることを特徴とす
    る音響再生装置。
  9. 【請求項9】 前記規定値、前記規定最大値、前記規定
    最小値の内の少なくとも1つを設定可能な設定手段を更
    に備えていることを特徴とする請求項8に記載の音響再
    生装置。
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