JP2002083857A - 半導体バー整列装置 - Google Patents

半導体バー整列装置

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JP2002083857A JP2000271803A JP2000271803A JP2002083857A JP 2002083857 A JP2002083857 A JP 2002083857A JP 2000271803 A JP2000271803 A JP 2000271803A JP 2000271803 A JP2000271803 A JP 2000271803A JP 2002083857 A JP2002083857 A JP 2002083857A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して成膜ホルダーに半導体バーを挿入で
きる半導体バー整列装置を提供する。 【解決手段】 半導体ウエハを切断することにより形成
された半導体バー10の位置決めを行うバー位置決め部
1と、切断面が露出された状態で積み重ねられた半導体
バー10を保持する成膜用ホルダー部2と、半導体バー
10をバー位置決め部1から成膜用ホルダー部2へ搬送
するバー搬送機構部3と、各部の制御を行う制御演算処
理部とからなる半導体バー整列装置であって、成膜用ホ
ルダー部2上方に成膜用ホルダー部2を撮影する第1の
CCDカメラ5を備えており、制御演算処理部は、第1
のCCDカメラ5で撮影された画像に基づき成膜用ホル
ダー部2の位置調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の半導体バー
を積み重ねた状態で保持するための成膜ホルダーに半導
体バーを挿入する際に用いられる半導体バー整列装置に
関するものであり、特に、半導体レーザの光出射面に保
護膜を形成する工程において、半導体バーを成膜ホルダ
ーに積み重ねる際に用いられる半導体バー整列装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体バー102は、一枚の半
導体ウエハ101を一方向に所定の間隔で切断すること
により複数形成される(図9参照)。そして、形成され
た複数の半導体バー102は、その切断面102a,1
02bが露出された状態で後述の成膜ホルダー103に
積み重ねられ(図10参照)、積み重ねられた半導体バ
ー102の両切断面102a,102bに、蒸着等によ
って保護膜が成膜される。
【0003】成膜ホルダー103は、図11に示すよう
に、内部空間302を有し、底面規定部材313および
端面規定部材311,312を備えている。内部空間3
02は、積み重ねた半導体バー102を包含できる形状
および大きさに形成されており、半導体バー102を装
着(挿入保持)するための空間である。底面規定部材3
13は、内部空間302の底面303を規定している。
すなわち、底面規定部材313の上面が内部空間302
の底面303を形成している。
【0004】また、端面規定部材311は、底面規定部
材313から垂直に立ち上がる端面規定部314および
側面規定部316,317から構成されており、端面規
定部314は、内部空間302の端面304を規定し、
側面規定部316,317は、内部空間302の側面3
06,307を規定している。同様に、端面規定部材3
12は、底面規定部材313から垂直に立ち上がる端面
規定部315および側面規定部326,327から構成
されており、端面規定部315は、内部空間302の端
面305を規定し、側面規定部326,327は、内部
空間302の側面306,307を規定している。すな
わち、4個の側面規定部316,317,326,32
7の内壁は、いずれも内部空間302の側面306,3
07の一部を形成している。また、側面306,307
間の距離W1は、半導体バー102の切断面102a,
102b間の距離Wの1.1倍から1.4倍程度に設定
されている。
【0005】このような構成の成膜ホルダー103に、
半導体バー102を整列する(成膜ホルダー103に積
み重ねる)場合、従来は、図12に示すように、作業者
が、汚染防止のためにピンセット104を用いて半導体
バー102を挟持しながら、手作業で成膜ホルダー10
3に半導体バー102を積み重ねていた。しかしなが
ら、この場合には、ピンセット104によって半導体バ
ー102を傷付けたり、折ってしまう場合があるといっ
た問題があった。また、半導体バー102の寸法は、例
えば、長さLは10mmから50mm程度、幅Wは0.
2mmから1.0mm程度、厚さtは0.1mm程度と
非常に細く、このような半導体バー102をピンセット
104を用いて成膜ホルダー103に積み重ねる作業は
非常に熟練を要するといった問題もあった。
【0006】このような問題を解決するために、半導体
バー整列装置を用いて半導体バーを整列する方法が提案
されている。
【0007】この半導体バー整列装置の一例を図13に
示す。
【0008】この半導体バー整列装置は、半導体バー1
02の位置決めを行うバー位置決め部201と、成膜用
ホルダー部202と、半導体バー102をバー位置決め
部201から成膜用ホルダー部202に搬送するバー搬
送機構部203とから構成されている。
【0009】バー位置決め部201は、図14(a),
(b)に示すように、L字形の位置決め爪201aを図
中に矢印で示した長さ方向X1と幅方向Y1との2方向
にバー載置台201b上でスライド移動させることによ
って、バー載置台201b上に置かれた半導体バー10
2を、長さ方向X1と幅方向Y1との2方向で位置決め
爪201aに押しつけることにより、半導体バー102
の位置決めを行う。
【0010】また、バー搬送機構部203は、図15に
示すように、バー載置台201b上で位置決めされた半
導体バー102を真空吸着するコレット203aと、コ
レット203aが下面に固定された搬送ベース203b
と、この搬送ベース203bを図中に両方向矢印で示し
た長さ方向X2にスライドさせてバー位置決め部201
上と成膜用ホルダー部202上とを往復移動するコレッ
ト左右移動機構部(図示せず)と、バー位置決め部20
1から半導体バー102を取り上げたり、成膜用ホルダ
ー部202に半導体バー102を下降挿入する際に、搬
送ベース203bを図中に矢印で示した上下方向Z1,
Z2に移動するコレット上下移動機構部(図示せず)と
から構成されている。
【0011】また、成膜用ホルダー部202は、図16
に示すように、成膜ホルダー103と、この成膜ホルダ
ー103が上面に固定されたホルダー固定台202a
と、このホルダー固定台202aを図中に矢印で示した
長さ方向X1や幅方向Y1に移動するホルダー移動機構
部(図示せず)と、ホルダー固定台202aを図中に矢
印で示した方向θに回転させるホルダー回転機構(図示
せず)とから構成されている。
【0012】以上のように構成された従来の半導体バー
整列装置を用いて、半導体バー102を成膜ホルダー1
03に整列するには、まず、バー位置決め部201にて
半導体バー102の位置決めを行い、バー搬送機構部2
03に取り付けられた真空吸着用のコレット203aに
て半導体バー102を真空吸着し、吸着した半導体バー
102を成膜ホルダー103上に搬送し、成膜ホルダー
103に入るようにコレット203aを下降させて半導
体バー102を成膜ホルダー103内に挿入した後、コ
レット203aの真空を解除して、半導体バー102を
成膜ホルダー103内に装着(挿入保持)する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体バー整列装置を用いて成膜ホルダー103内に半
導体バー102を整列させた場合には、前述したように
半導体バー102の幅W(図12参照)が0.2mmか
ら1.0mm程度と非常に細く、また、半導体バー10
2を積み重ねて整列させる成膜ホルダー103の挿入幅
W1(図11参照)も半導体バー102の幅の1.1倍
から1.4倍程度の大きさであり非常に狭い幅となって
いる。そのため、半導体バー102を安定して挿入する
には半導体バー102に対して成膜ホルダー103を正
確に位置調整する必要があるといった問題があった。
【0014】例えば、半導体バー102の幅Wを0.2
mmとし、成膜ホルダー103の挿入幅W1を半導体バ
ー102の幅Wの1.3倍とした場合には、挿入幅W1
は0.26mmとなり、挿入余裕幅(成膜ホルダー10
3の挿入幅W1から半導体バー102の幅Wを引いた
値)は0.06mmと大変狭く、成膜ホルダー103の
位置調整には非常に高い精度が要求されるといった問題
があった。なお、挿入幅W1を広くすると挿入余裕幅W
0(W1−W)が半導体バー102の厚さt(図12参
照)以上になり、図17に示すように、積み重ねられて
いる半導体バー102の側面と成膜ホルダー103との
隙間に半導体バー102が入り込むことがある。そのた
め、挿入幅W1はあまり広くできない。
【0015】また、従来の半導体バー整列装置には、半
導体バー102と成膜ホルダー103との位置関係を確
認する方法が無く、何本かの半導体バー102を実際に
挿入し、そのときに成膜ホルダー103に半導体バー1
02が引っかからないか否か確認しながら、成膜ホルダ
ー103の位置を微調整していた。そのため、何本かの
半導体バー102は、位置を微調整している間に成膜ホ
ルダー103に衝突して折れたり、飛散して紛失したり
していた。また、このような成膜ホルダー103の位置
調整を避けるために、成膜ホルダー103個々の寸法精
度を同じにした場合には、成膜ホルダー103個々の加
工精度が要求されることになり、結果として非常に高価
な成膜ホルダー103となるといった問題があった。
【0016】また、位置調整不備の状態で万一挿入でき
た場合でも、成膜ホルダー103内の側面規定部31
6,317,326,327に半導体バー102が接触
して、成膜ホルダー103内で半導体バー102が転倒
してしまい、半導体バー102を積み重ねることができ
なくなるといった問題もあった。
【0017】一方、挿入する半導体バー102の位置が
半導体バー102ごとにずれている場合には、同様に、
安定した半導体バー102の挿入が不可能になる。そこ
で、従来の半導体バー整列装置では位置決め爪201a
にて再現よく半導体バー102の位置を規定している。
しかしながら、万一、位置ずれが生じていても、挿入前
の半導体バー102の位置を確認する方法が無いため、
位置決め不良の半導体バー102も成膜ホルダー103
に挿入されてしまう。そのため、位置ずれしていた半導
体バー102は折れたり飛散してしまったりして、半導
体バー102を損失していたといった問題もあった。
【0018】本発明はこのような問題を解決すべく創案
されたもので、成膜ホルダーに半導体バーを安定して挿
入できる半導体バー整列装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体バー整列
装置は、半導体ウエハを切断することにより形成された
半導体バーの位置決めを行うバー位置決め手段と、切断
面が露出された状態で積み重ねられた半導体バーを保持
する成膜用ホルダー手段と、半導体バーをバー位置決め
手段から成膜用ホルダー手段へ搬送するバー搬送機構部
と、各部の制御を行う制御手段とからなる半導体バー整
列装置であって、前記成膜用ホルダー手段の上方に、成
膜用ホルダー手段を撮影する撮像手段が設けられてお
り、前記制御手段は、前記撮像手段にて撮影された画像
に基づいて成膜用ホルダー手段の位置調整を行うもので
ある。
【0020】また、前記撮像手段は、成膜用ホルダー手
段の半導体バー挿入部の両端部を撮影可能に設けられて
いる。また、前記バー搬送機構部が、半導体バーを成膜
用ホルダー手段の直上で停止させる機能を有している。
また、前記撮像手段は、成膜用ホルダー手段の直上で停
止させられた半導体バーと、成膜用ホルダー手段の半導
体バー挿入部との位置関係を撮影可能に設けられてい
る。また、前記制御手段は、前記撮像手段によって撮影
された半導体バーと半導体バー挿入部との位置関係に基
づき、半導体バーと半導体バー挿入部との位置調整を行
うものである。
【0021】また、前記成膜用ホルダー手段に挿入され
る前の半導体バーを撮影する第2の撮像手段が設けられ
ている。また、前記制御手段は、この第2の撮像手段に
よって撮影された画像に基づき、半導体バーの両端部の
幅および半導体バーの長さの確認を行う。また、前記制
御手段は、前記半導体バーの両端部の幅および半導体バ
ーの長さが成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部に合
わない場合には、半導体バーを成膜用ホルダー手段に挿
入する前に除去するようになっている。
【0022】すなわち、本発明の半導体バー整列装置
は、挿入する半導体バーと成膜ホルダーとの位置関係を
容易に確認でき、かつ、成膜ホルダーの位置を簡易に調
整できる機構を有している。
【0023】つまり、成膜ホルダーの挿入部が容易に見
える位置、即ち成膜ホルダー上方に撮像手段としての第
1のCCD(charge coupled devi
ce)カメラを備えている。さらに、この第1のCCD
カメラは、成膜ホルダーの半導体バー挿入部の両端部を
撮影する(確認する)ために、成膜ホルダー上方におい
て横移動できる機構を有している。
【0024】また、挿入する半導体バーと成膜ホルダー
との位置関係を確認するためには、搬送した半導体バー
を成膜ホルダー上方に移動した状態で、成膜ホルダー上
方に取り付けた第1のCCDカメラによって半導体バー
と成膜ホルダーの半導体バー挿入部との位置関係を確認
する必要がある。しかし、この状態では半導体バーが成
膜ホルダーの上方にあるため、第1のCCDカメラで撮
影した場合、半導体バー挿入部と半導体バーとの間に間
隔があり、第1のCCDカメラで撮影した画像をモニタ
ーで見たとき、いずれかのピントが合わず、正確な位置
関係を確認することができない。そのため、半導体バー
を搬送するためのバー搬送機構部は、半導体バーが成膜
ホルダー上方に搬送された後、さらに成膜ホルダー直上
まで降下されたときに半導体バーの搬送を一時停止させ
る機能を有している。
【0025】さらに、半導体バーを成膜ホルダーに挿入
するときには、成膜ホルダーの位置と半導体バーの位置
とを一致させる必要があり、一致させるには、X方向、
Y方向およびθ方向への位置調整が必要となる。この調
整を行うには、半導体バーの位置調整をして半導体バー
の位置を成膜ホルダーの位置に合わせる方法と、成膜ホ
ルダーの位置調整をして成膜ホルダーの位置を半導体バ
ーの位置に合わせる方法とがある。これらの方法のう
ち、前者である、半導体バーの位置調整をして半導体バ
ーの位置を成膜ホルダーの位置に合わす場合、半導体バ
ーの搬送機構部に位置調整機構部を付加することにな
り、搬送系が複雑になるため実用的ではない。従って、
位置合わせは、成膜ホルダー側にて調整を行うことが好
ましい。具体的には、成膜ホルダーを固定している土台
部分にX方向、Y方向およびθ方向の微調整機構部が具
備されている。
【0026】また、搬送されてくる半導体バーの位置
は、従来の半導体バー整列装置と同様に、位置決め爪に
よって半導体バーの位置を規定しているので半導体バー
ごとの位置は変化することが無いため、成膜ホルダーの
位置調整は最初の1本目のみ行えばよい。
【0027】しかしながら、位置決めされた半導体バー
は、真空吸着コレットにて吸着して搬送するため、バー
位置決め部から吸着コレットヘ受け渡しするときに位置
ずれが発生する場合がある。また、位置ずれが無くて
も、供給される半導体バーの長さLや幅W等といった寸
法が規定値以外の値になっている場合もある。従って、
半導体バーを成膜ホルダーに安定挿入するためには、挿
入する半導体バーの寸法や位置を確認できることも重要
な条件になる。
【0028】ここで、半導体バーの寸法のうち長さLの
規定値は、成膜ホルダー103の半導体バー挿入部の長
さをL0とし、成膜ホルダー103の側面規定部31
6,317,326,327の長さをL1とした場合
(図11参照)、成膜ホルダー103の内部空間302
に半導体バー102が安定して入り、かつ、抜け落ちな
いためには、半導体バーの長さLが、L0−L1/2程
度であることが好ましい。また、半導体バーの幅Wの規
定値は、成膜ホルダー103の半導体バー挿入部の幅W
1より狭くかつ、挿入隙間W0(=W−W1)が、半導
体バーの厚さtより狭い値であることが好ましい(図1
1参照)。
【0029】さらに、挿入前の半導体バーの状態を確認
するために、吸着コレットで半導体バーを受け取り、そ
の後、成膜ホルダーに挿入するまでの位置に、第2のC
CDカメラを設け、この第2のCCDカメラで半導体バ
ーの状態を確認することがさらに好ましい。この第2の
CCDカメラは、半導体バーの幅および長さの確認にも
使用される。なお、半導体バーの幅確認部位は、成膜ホ
ルダーに挿入する半導体バーの両端部のみでよい。ま
た、半導体バーの両端部の幅を確認するには、半導体バ
ー自体の搬送機構部によって半導体バーを移動させなが
ら実施してもよく、半導体バーを固定した状態で第2の
CCDカメラを移動させながら実施してもよい。
【0030】さらに、第2のCCDカメラを用いて確認
した半導体バーの寸法が規定寸法外の値であった場合に
は、半導体バーは成膜ホルダーに挿入されないものとす
る。そのために、半導体バーの寸法により成膜ホルダー
への挿入を行うか否かの判断が行われる。そして、挿入
しない場合は、半導体バーをバー位置決め部に戻すか、
または、成膜ホルダー設置位置以外の別の位置で半導体
バーを取り除くものとする。その結果、成膜ホルダーに
挿入される半導体バーは、挿入可能な規定寸法の半導体
バーのみとなり、安定して半導体バーを挿入、積み重ね
できる。
【0031】以上のように、挿入する半導体バーと挿入
される成膜ホルダーとの位置関係を容易に確認でき、こ
の確認結果に基づき位置を調整でき、さらに、挿入する
半導体バーの長さおよび幅を確認して挿入可能か否か判
断して、規定値外の寸法の半導体バーは挿入しないこと
で、挿入ミスによる半導体バーの損失および成膜ホルダ
ー内での半導体バーの転倒等が無くなり、半導体バー整
列装置の安定稼動が可能となる。また、損失する半導体
バーも無くなり、歩留まりを向上することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の半導体バー整列装
置の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0033】図1は、本発明の半導体バー整列装置の一
実施形態を示す説明図である。また、図2は、図1に示
す半導体バー整列装置を構成するバー位置決め部の一例
を示す説明図であり、同図(a)は、半導体バー位置決
め前のバー位置決め部を示しており、同図(b)は、半
導体バー位置決め後のバー位置決め部を示している。ま
た、図3は、図1に示す半導体バー整列装置を構成する
バー搬送機構部の一例を示す説明図である。また、図4
は、図1に示す半導体バー整列装置を構成する第2のC
CDカメラによって半導体バーの端部を撮影したときに
得られた画像の一例を示す説明図であり、同図(a)は
半導体バーの左側端部を撮影したときに得られた画像を
示しており、同図(b)は半導体バーの右側端部を撮影
したときに得られた画像を示している。
【0034】半導体バー整列装置は、半導体バー10の
位置決めを行うバー位置決め部1と、切断面が露出され
た状態で積み重ねられた半導体バー10を保持する成膜
用ホルダー部2と、半導体バー10をバー位置決め部1
から成膜用ホルダー部2へ搬送するバー搬送機構部3
と、規定外寸法の半導体バーを収納するポケット部4
と、成膜用ホルダー部2の位置を確認するために、成膜
用ホルダー部2上方に設置され成膜用ホルダー部2を撮
影する第1のCCDカメラ5と、成膜用ホルダー部2に
挿入される直前の半導体バー10の位置および寸法を確
認する第2のCCDカメラ6と、第1のCCDカメラ5
によって確認された成膜用ホルダー部2の位置と第2の
CCDカメラ6によって確認された半導体バー10の位
置とに従って、成膜用ホルダー部2の位置を調整するホ
ルダー位置調整機構部(図示せず)と、これら各部の制
御を行う制御演算処理部(図示せず)とから構成される
ものである。なお、この制御演算処理部は、請求項に記
載の制御手段に対応している。
【0035】バー位置決め部1は、従来の半導体バー整
列装置のバー位置決め部と同様のものであり、L字形の
位置決め爪1aを図中に矢印で示した長さ方向X1と幅
方向Y1との2方向にバー載置台1b上でスライド移動
させることによって、バー載置台1b上に置かれた半導
体バー10を、長さ方向X1と幅方向Y1との2方向で
位置決め爪1aに押しつけることにより、半導体バー1
0の位置決めを行っている。
【0036】また、成膜用ホルダー部2は、従来の半導
体バー整列装置の成膜用ホルダー部と同様のものであ
り、成膜ホルダー2aと、この成膜ホルダー2aが上面
に固定されたホルダー固定台2bと、このホルダー固定
台2bを図中に矢印で示した長さ方向X1や幅方向Y1
に移動するホルダー移動機構部(図示せず)と、ホルダ
ー固定台2bを図中に矢印で示した方向θに回転させる
ホルダー回転機構部(図示せず)とから構成されてい
る。
【0037】また、バー搬送機構部3も、従来の半導体
バー整列装置のバー搬送機構と同様のものであり、バー
載置台1b上で位置決めされた半導体バー10を真空吸
着するコレット3aと、コレット3aが下面に固定され
た搬送ベース3bと、この搬送ベース3bを図中に両方
向矢印で示した長さ方向X2にスライドさせてバー位置
決め部1上と成膜用ホルダー部2上とを往復移動するコ
レット左右移動機構部(図示せず)と、バー位置決め部
1から半導体バー10を取り上げたり、成膜用ホルダー
部2に半導体バー10を下降挿入する際に、搬送ベース
3bを図中に矢印で示した上下方向Z1,Z2に移動す
るコレット上下移動機構部(図示せず)とから構成され
ている。
【0038】本発明の半導体バー整列装置においては、
バー搬送機構3で半導体バー10を搬送する途中で、バ
ー位置決め部1と成膜用ホルダー部2との間に設置され
た第2のCCDカメラ6によって、コレット3aに対す
る半導体バー10の位置に変化がないか、半導体バー1
0の寸法が規定値であるか等を確認している。なお、半
導体バー10の寸法のうち長さLの規定値は、図11を
参照しつつ述べたように、成膜ホルダー2aの半導体バ
ー挿入部の長さをL0とし、成膜ホルダー2aの全ての
側面規定部の長さをL1とした場合、成膜ホルダー2a
の内部空間に半導体バー10が安定して入り、かつ、抜
け落ちないためには、半導体バー10の長さLが、L0
−L1/2程度であることが好ましい。また、半導体バ
ー10の幅Wの規定値は、図11を参照しつつ述べたよ
うに、成膜ホルダー10の半導体バー挿入部の幅W1よ
り狭くかつ、挿入隙間W0(=W−W1)が、半導体バ
ー10の厚さtより狭い値であることが好ましい。
【0039】また、半導体バー10の位置確認は、半導
体バー10の左右両端部にて行われる。具体的には、ま
ず、第2のCCDカメラ6にて半導体バー10の左側端
部が撮影できる位置まで半導体バー10が搬送された時
点で、バー送機構部3による半導体バー10の搬送を停
止させる。このときに、第2のCCDカメラ6にて撮影
した画像を図4(a)に示す。そして、停止状態におい
て、半導体バー10の左側端部の位置P1および幅WL
の確認が行われる。続いて、バー送機構部3による半導
体バー10の搬送を開始し、第2のCCDカメラ6にて
半導体バー10の右側端部が撮影できる位置まで半導体
バー10が搬送された時点で、バー送機構部3による半
導体バー10の搬送を停止させる。このときに、第2の
CCDカメラ6にて撮影した画像を図4(b)に示す。
そして、停止状態において、半導体バー10の右側端部
の位置P2および幅WRの確認が行われる。なお、半導
体バー10の左側端部の位置P1および幅WLや半導体
バー10の右側端部の位置P2および幅WRの確認方法
の一例としては、画像処理があり、半導体バー10の写
っている画面上の位置を画像処理にて測定し、その測定
値から画像倍率を考慮して半導体バー10の幅WL,W
Rを確認する方法がある。
【0040】また、半導体バー10の左右両端部の位置
や幅の確認を行うとき、同時に、半導体バー10の左側
端部の位置P1、右側端部の位置P2およびバー搬送機
構部3の移動量に基づき、半導体バー10の全長の確認
が行われる。
【0041】以上の手順によって、半導体バー10の位
置および寸法の確認が行われ、その結果、制御演算処理
部において異常がないと判断された場合には、バー搬送
機構部3にて半導体バー10が成膜用ホルダー部2に搬
送される。一方、制御演算処理部において異常があると
判断された場合には、半導体バー10を、バー位置決め
部1のバー載置台1bに戻すか、または成膜用ホルダー
部2以外の場所に搬送し取り除く。本実施例では、成膜
用ホルダー部2の手前に設置してあるポケット部4上で
コレット3aの真空を解除して半導体バー10をポケッ
ト部4へ吹き飛ばして取り除いている。
【0042】以上の手順によって、成膜用ホルダー部2
に搬送されてくる半導体バー10は、成膜用ホルダー部
2の半導体バー挿入部に挿入可能な半導体バー10のみ
が同一の位置に搬送されてくる。この搬送されてきた半
導体バー10の位置と、成膜ホルダー2aの半導体バー
挿入部(挿入空間)とを一致させることで、半導体バー
10を安定して挿入し、積み重ねることができる。
【0043】次に、半導体バー10の位置と挿入空間と
を一致させる手順について説明する。
【0044】図5は、図1に示す半導体バー整列装置に
おいて半導体バー10の位置と成膜ホルダー2aの半導
体バー挿入部とを一致させる過程の一例を示す説明図で
ある。また、図6は、図1に示す半導体バー整列装置を
構成する第1のCCDカメラ5によって成膜ホルダー2
直上まで搬送した半導体バー10を撮影したときに得ら
れた画像の一例を示す説明図である。また、図7および
図8は、図1に示す半導体バー整列装置において半導体
バー10を成膜ホルダー2aに挿入し積み重ねる過程の
一例を示す説明図である。
【0045】まず、バー搬送機構部3にて、半導体バー
10を成膜ホルダー2a上方まで搬送した後、さらに成
膜ホルダー2a直上まで降下させる。この状態で、成膜
ホルダー2a上方に設置してある第1のCCDカメラ5
にて、半導体バー10の位置と成膜ホルダー2aの半導
体バー挿入部の位置とを確認する。この確認は、第1の
CCDカメラ5を成膜ホルダー2a上方で横移動(図
中、両方向矢印X3で示した方向に移動)させて、成膜
ホルダー2aの左右両端部を撮影することによって行わ
れる。このとき、半導体バー10を成膜ホルダー2a直
上まで下降させているので、半導体バー10と成膜ホル
ダー2aとのピントずれがほとんどなく、位置ずれが明
確に確認できる。
【0046】図6(a)および(b)は、位置ずれが生
じているときに第1のCCDカメラ5で撮影した画像を
示しており、同図(a)は成膜ホルダー2aの左側端部
を撮影したもの、同図(b)は成膜ホルダー2aの右側
端部を撮影したものである。このような位置ずれが生じ
ていることが確認されたときには、ホルダー固定台2b
を長さ方向X1や幅方向Y1に移動するホルダー移動機
構部や、ホルダー固定台2bを方向θに回転させるホル
ダー回転機構部にてホルダー固定台2bの位置を調整
し、半導体バー10の位置と成膜ホルダー2aの半導体
バー挿入部の位置とを一致させる方法がある。
【0047】なお、第1のCCDカメラ5で撮影した画
像に基づき位置ずれを確認する方法の一例としては、ホ
ルダー左右の画像を交互に見ながら手動にてホルダー固
定台の位置をX、Yおよびθ方向に調整し、半導体バー
10と半導体バー挿入部を一致させる。
【0048】図6(c)および(d)は、ホルダー固定
台2bの位置を調整した後に、第1のCCDカメラ5で
撮影した画像を示しており、同図(c)は成膜ホルダー
2aの左側端部を撮影したもの、同図(d)は成膜ホル
ダー2aの右側端部を撮影したものである。
【0049】以上の手順によって、半導体バー10の位
置と成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部の位置とが一
致したので、半導体バー10を保持しているコレット3
aを下降させることにより、半導体バー10を、成膜ホ
ルダー2aの側面規定部に接触させることなく成膜ホル
ダー2a内に安定に挿入できる。
【0050】この成膜ホルダー2a内への半導体バー1
0の挿入は、従来から行われている手順と同様の手順で
行われている。具体的には、図7(a)に示すように、
成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部内に上下動可能な
バー受け板2cを設け、そのバー受け板2c上面にコレ
ット3aの吸着から解放された半導体バー10を搭載す
る。このとき、半導体バー10を複数積み重ねていって
も一番上の半導体バー10の上表面の位置が一定の高さ
になるように、半導体バー10が積み重ねられるに従っ
て、バー受け板2cを支えているフォーク(図示せず)
を徐々に下降させる。このフォークは上下方向(図8中
に両方向矢印Z3にて示した方向)に移動可能なもので
あり、フォークの下降量は、予め分かっている値である
半導体バー10の厚さtに等しくするか、または、図8
に示すように、光センサー2dを用いて決定すればよ
い。
【0051】この光センサー2dを用いた場合には、成
膜ホルダー2aを介して光センサー2dと対向するよう
に置かれた光源からの光(図中、矢印Aで示した)が、
半導体バー10の挿入によって遮られたときに、光源か
ら光センサー2dへの光が遮られないところまで徐々に
フォークを下降させることによって、積み重ねられた半
導体バー10の上表面の位置を一定にできる。
【0052】そして、バー搬送機構部3によって挿入さ
れる半導体バー10の下降位置を、一定の高さになった
半導体バー10の上表面に合わすことで、半導体バー1
0ごとにバー搬送機構部3の降下位置の調整などを行う
ことなく、同じ動作を繰り返すことにより、連続的に半
導体バー10を積み重ねることができる。
【0053】このような手順を繰り返すことにより、複
数の半導体バー10を成膜ホルダー2aに順次積み重ね
ていくことができる。但し、成膜ホルダー2aの位置調
整は、一本目の半導体バー10を挿入するときのみ行わ
れ、それ以降は特に必要とされない。
【0054】なお、積み重ねを連続的に行うためには、
バー位置決め部1への半導体バー10の供給は、作業者
によるピンセットワークで供給してもよく、または、予
め複数本の半導体バーがセットされた供給用トレーか
ら、前述のバー搬送機構部3とは別のバー搬送機構部に
て連続して供給してもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明の半導体バー整列装置は、半導体
ウエハを切断することにより形成された半導体バーの位
置決めを行うバー位置決め手段と、切断面が露出された
状態で積み重ねられた半導体バーを保持する成膜用ホル
ダー手段と、半導体バーをバー位置決め手段から成膜用
ホルダー手段へ搬送するバー搬送機構部と、各部の制御
を行う制御手段とからなる半導体バー整列装置であっ
て、成膜用ホルダー手段の上方に、成膜用ホルダー手段
を撮影する撮像手段が設けられており、制御手段は、撮
像手段にて撮影された画像に基づいて成膜用ホルダー手
段の位置調整を行うことを特徴とする。これにより、成
膜ホルダーに半導体バーを安定して挿入することができ
る。
【0056】また、撮像手段は、成膜用ホルダー手段の
半導体バー挿入部の両端部を撮影可能に設けられてお
り、これにより、半導体バーを半導体バー挿入部に挿入
する際に、半導体バーが半導体バー挿入部の角にあたっ
て破損することを防止することができる。
【0057】また、バー搬送機構部が、半導体バーを成
膜用ホルダー手段の直上で停止させる機能を有してお
り、これにより、半導体バーを半導体バー挿入部に挿入
する際に、半導体バーが半導体バー挿入部の角にあたっ
て破損することを防止することができる。
【0058】また、撮像手段は、成膜用ホルダー手段の
直上で停止させられた半導体バーと、成膜用ホルダー手
段の半導体バー挿入部との位置関係を撮影可能に設けら
れており、これにより、半導体バーを半導体バー挿入部
に挿入する際に、半導体バーが半導体バー挿入部の角に
あたって破損することを防止することができる。
【0059】また、制御手段は、撮像手段によって撮影
された半導体バーと半導体バー挿入部との位置関係に基
づき、半導体バーと半導体バー挿入部との位置調整を行
うように設けられており、これにより、半導体バーを半
導体バー挿入部に挿入する際に、半導体バーが半導体バ
ー挿入部の角にあたって破損することを防止することが
できる。
【0060】また、成膜用ホルダー手段に挿入される前
の半導体バーを撮影する第2の撮像手段が設けられてお
り、これにより、挿入不可能な半導体バーを除去でき
る。
【0061】また、制御手段は、第2の撮像手段によっ
て撮影された画像に基づき、半導体バーの両端部の幅お
よび半導体バーの長さの確認を行うとともに、半導体バ
ーの両端部の幅および半導体バーの長さが成膜用ホルダ
ー手段の半導体バー挿入部に合わない場合には、半導体
バーを成膜用ホルダー手段に挿入する前に除去するよう
に設けられており、これにより、規定外の寸法になって
いる半導体バーを成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入
部に挿入する前に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体バー整列装置の一実施形態を示
す説明図である。
【図2】図1に示す半導体バー整列装置を構成するバー
位置決め部の一例を示す説明図である。
【図3】図1に示す半導体バー整列装置を構成するバー
搬送機構部の一例を示す説明図である。
【図4】図1に示す半導体バー整列装置を構成する第2
のCCDカメラによって半導体バーの端部を撮影したと
きに得られた画像の一例を示す説明図である。
【図5】図1に示す半導体バー整列装置において半導体
バーの位置と成膜ホルダーの半導体バー挿入部とを一致
させる過程の一例を示す説明図である。
【図6】図1に示す半導体バー整列装置を構成する第1
のCCDカメラによって半導体バーを撮影したときに得
られた画像の一例を示す説明図である。
【図7】図1に示す半導体バー整列装置において半導体
バーを成膜ホルダーに挿入し積み重ねる過程の一例を示
す説明図である。
【図8】図1に示す半導体バー整列装置において半導体
バーを成膜ホルダーに挿入し積み重ねる過程の一例を示
す説明図である。
【図9】半導体バーを半導体ウエハから形成する過程の
一例を示す説明図である。
【図10】成膜ホルダーに積み重ねられた半導体バーの
一例を示す説明図である。
【図11】成膜ホルダーの一例を示す説明図である。
【図12】半導体バーをピンセットを用いて成膜ホルダ
ーに積み重ねる過程の一例を示す説明図である。
【図13】従来の半導体バー整列装置の一例を示す説明
図である。
【図14】バー位置決め部の一例を示す説明図である。
【図15】バー搬送機構部の一例を示す説明図である。
【図16】成膜用ホルダー部の一例を示す説明図であ
る。
【図17】半導体バーが、積み重ねられている半導体バ
ーの側面と成膜ホルダーとの隙間に入り込んだ状態の一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 バー位置決め部 2 成膜用ホルダー部 3 バー搬送機構 4 ポケット部 5 第1のCCDカメラ 6 第2のCCDカメラ 10 半導体バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 85/38 R Fターム(参考) 3E096 AA05 BA16 BB01 CA01 DA01 FA26 GA04 3F029 BA09 CA82 DA11 DA21 EA05 5F031 CA20 DA20 FA05 FA07 FA11 FA12 FA14 GA02 GA25 GA48 GA49 GA68 HA42 HA53 JA02 JA04 JA05 JA13 JA14 JA28 JA29 JA30 JA32 JA36 JA40 JA51 KA02 KA06 KA08 KA12 5F073 AA84 DA33 DA35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハを切断することにより形成
    された半導体バーの位置決めを行うバー位置決め手段
    と、切断面が露出された状態で積み重ねられた半導体バ
    ーを保持する成膜用ホルダー手段と、半導体バーをバー
    位置決め手段から成膜用ホルダー手段へ搬送するバー搬
    送機構部と、各部の制御を行う制御手段とからなる半導
    体バー整列装置であって、 前記成膜用ホルダー手段の上方に、成膜用ホルダー手段
    を撮影する撮像手段が設けられており、前記制御手段
    は、前記撮像手段にて撮影された画像に基づいて成膜用
    ホルダー手段の位置調整を行うことを特徴とする半導体
    バー整列装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、成膜用ホルダー手段の
    半導体バー挿入部の両端部を撮影可能に設けられている
    請求項1記載の半導体バー整列装置。
  3. 【請求項3】 前記バー搬送機構部が、半導体バーを成
    膜用ホルダー手段の直上で停止させる機能を有している
    請求項1記載の半導体バー整列装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、成膜用ホルダー手段の
    直上で停止させられた半導体バーと、成膜用ホルダー手
    段の半導体バー挿入部との位置関係を撮影可能に設けら
    れている請求項1記載の半導体バー整列装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記撮像手段によって
    撮影された半導体バーと半導体バー挿入部との位置関係
    に基づき、半導体バーと半導体バー挿入部との位置調整
    を行う請求項4記載の半導体バー整列装置。
  6. 【請求項6】 前記成膜用ホルダー手段に挿入される前
    の半導体バーを撮影する第2の撮像手段が設けられてい
    る請求項1記載の半導体バー整列装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記第2の撮像手段に
    よって撮影された画像に基づき、半導体バーの両端部の
    幅および半導体バーの長さの確認を行う請求項6記載の
    半導体バー整列装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記半導体バーの両端
    部の幅および半導体バーの長さが成膜用ホルダー手段の
    半導体バー挿入部に合わない場合には、半導体バーを成
    膜用ホルダー手段に挿入する前に除去する請求項7記載
    の半導体バー整列装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013058593A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体レーザ素子の製造装置および製造方法

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