JP3791756B2 - 半導体バー整列装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の半導体バーを積み重ねた状態で保持するための成膜ホルダーに半導体バーを挿入する際に用いられる半導体バー整列装置に関するものであり、特に、半導体レーザの光出射面に保護膜を形成する工程において、半導体バーを成膜ホルダーに積み重ねる際に用いられる半導体バー整列装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体バー102は、一枚の半導体ウエハ101を一方向に所定の間隔で切断することにより複数形成される(図9参照)。そして、形成された複数の半導体バー102は、その切断面102a,102bが露出された状態で後述の成膜ホルダー103に積み重ねられ(図10参照)、積み重ねられた半導体バー102の両切断面102a,102bに、蒸着等によって保護膜が成膜される。
【0003】
成膜ホルダー103は、図11に示すように、内部空間302を有し、底面規定部材313および端面規定部材311,312を備えている。内部空間302は、積み重ねた半導体バー102を包含できる形状および大きさに形成されており、半導体バー102を装着(挿入保持)するための空間である。底面規定部材313は、内部空間302の底面303を規定している。すなわち、底面規定部材313の上面が内部空間302の底面303を形成している。
【0004】
また、端面規定部材311は、底面規定部材313から垂直に立ち上がる端面規定部314および側面規定部316,317から構成されており、端面規定部314は、内部空間302の端面304を規定し、側面規定部316,317は、内部空間302の側面306,307を規定している。同様に、端面規定部材312は、底面規定部材313から垂直に立ち上がる端面規定部315および側面規定部326,327から構成されており、端面規定部315は、内部空間302の端面305を規定し、側面規定部326,327は、内部空間302の側面306,307を規定している。すなわち、4個の側面規定部316,317,326,327の内壁は、いずれも内部空間302の側面306,307の一部を形成している。また、側面306,307間の距離W1は、半導体バー102の切断面102a,102b間の距離Wの1.1倍から1.4倍程度に設定されている。
【0005】
このような構成の成膜ホルダー103に、半導体バー102を整列する(成膜ホルダー103に積み重ねる)場合、従来は、図12に示すように、作業者が、汚染防止のためにピンセット104を用いて半導体バー102を挟持しながら、手作業で成膜ホルダー103に半導体バー102を積み重ねていた。しかしながら、この場合には、ピンセット104によって半導体バー102を傷付けたり、折ってしまう場合があるといった問題があった。また、半導体バー102の寸法は、例えば、長さLは10mmから50mm程度、幅Wは0.2mmから1.0mm程度、厚さtは0.1mm程度と非常に細く、このような半導体バー102をピンセット104を用いて成膜ホルダー103に積み重ねる作業は非常に熟練を要するといった問題もあった。
【0006】
このような問題を解決するために、半導体バー整列装置を用いて半導体バーを整列する方法が提案されている。
【0007】
この半導体バー整列装置の一例を図13に示す。
【0008】
この半導体バー整列装置は、半導体バー102の位置決めを行うバー位置決め部201と、成膜用ホルダー部202と、半導体バー102をバー位置決め部201から成膜用ホルダー部202に搬送するバー搬送機構部203とから構成されている。
【0009】
バー位置決め部201は、図14(a),(b)に示すように、L字形の位置決め爪201aを図中に矢印で示した長さ方向X1と幅方向Y1との2方向にバー載置台201b上でスライド移動させることによって、バー載置台201b上に置かれた半導体バー102を、長さ方向X1と幅方向Y1との2方向で位置決め爪201aに押しつけることにより、半導体バー102の位置決めを行う。
【0010】
また、バー搬送機構部203は、図15に示すように、バー載置台201b上で位置決めされた半導体バー102を真空吸着するコレット203aと、コレット203aが下面に固定された搬送ベース203bと、この搬送ベース203bを図中に両方向矢印で示した長さ方向X2にスライドさせてバー位置決め部201上と成膜用ホルダー部202上とを往復移動するコレット左右移動機構部(図示せず)と、バー位置決め部201から半導体バー102を取り上げたり、成膜用ホルダー部202に半導体バー102を下降挿入する際に、搬送ベース203bを図中に矢印で示した上下方向Z1,Z2に移動するコレット上下移動機構部(図示せず)とから構成されている。
【0011】
また、成膜用ホルダー部202は、図16に示すように、成膜ホルダー103と、この成膜ホルダー103が上面に固定されたホルダー固定台202aと、このホルダー固定台202aを図中に矢印で示した長さ方向X1や幅方向Y1に移動するホルダー移動機構部(図示せず)と、ホルダー固定台202aを図中に矢印で示した方向θに回転させるホルダー回転機構(図示せず)とから構成されている。
【0012】
以上のように構成された従来の半導体バー整列装置を用いて、半導体バー102を成膜ホルダー103に整列するには、まず、バー位置決め部201にて半導体バー102の位置決めを行い、バー搬送機構部203に取り付けられた真空吸着用のコレット203aにて半導体バー102を真空吸着し、吸着した半導体バー102を成膜ホルダー103上に搬送し、成膜ホルダー103に入るようにコレット203aを下降させて半導体バー102を成膜ホルダー103内に挿入した後、コレット203aの真空を解除して、半導体バー102を成膜ホルダー103内に装着(挿入保持)する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の半導体バー整列装置を用いて成膜ホルダー103内に半導体バー102を整列させた場合には、前述したように半導体バー102の幅W(図12参照)が0.2mmから1.0mm程度と非常に細く、また、半導体バー102を積み重ねて整列させる成膜ホルダー103の挿入幅W1(図11参照)も半導体バー102の幅の1.1倍から1.4倍程度の大きさであり非常に狭い幅となっている。そのため、半導体バー102を安定して挿入するには半導体バー102に対して成膜ホルダー103を正確に位置調整する必要があるといった問題があった。
【0014】
例えば、半導体バー102の幅Wを0.2mmとし、成膜ホルダー103の挿入幅W1を半導体バー102の幅Wの1.3倍とした場合には、挿入幅W1は0.26mmとなり、挿入余裕幅(成膜ホルダー103の挿入幅W1から半導体バー102の幅Wを引いた値)は0.06mmと大変狭く、成膜ホルダー103の位置調整には非常に高い精度が要求されるといった問題があった。なお、挿入幅W1を広くすると挿入余裕幅W0(W1−W)が半導体バー102の厚さt(図12参照)以上になり、図17に示すように、積み重ねられている半導体バー102の側面と成膜ホルダー103との隙間に半導体バー102が入り込むことがある。そのため、挿入幅W1はあまり広くできない。
【0015】
また、従来の半導体バー整列装置には、半導体バー102と成膜ホルダー103との位置関係を確認する方法が無く、何本かの半導体バー102を実際に挿入し、そのときに成膜ホルダー103に半導体バー102が引っかからないか否か確認しながら、成膜ホルダー103の位置を微調整していた。そのため、何本かの半導体バー102は、位置を微調整している間に成膜ホルダー103に衝突して折れたり、飛散して紛失したりしていた。また、このような成膜ホルダー103の位置調整を避けるために、成膜ホルダー103個々の寸法精度を同じにした場合には、成膜ホルダー103個々の加工精度が要求されることになり、結果として非常に高価な成膜ホルダー103となるといった問題があった。
【0016】
また、位置調整不備の状態で万一挿入できた場合でも、成膜ホルダー103内の側面規定部316,317,326,327に半導体バー102が接触して、成膜ホルダー103内で半導体バー102が転倒してしまい、半導体バー102を積み重ねることができなくなるといった問題もあった。
【0017】
一方、挿入する半導体バー102の位置が半導体バー102ごとにずれている場合には、同様に、安定した半導体バー102の挿入が不可能になる。そこで、従来の半導体バー整列装置では位置決め爪201aにて再現よく半導体バー102の位置を規定している。しかしながら、万一、位置ずれが生じていても、挿入前の半導体バー102の位置を確認する方法が無いため、位置決め不良の半導体バー102も成膜ホルダー103に挿入されてしまう。そのため、位置ずれしていた半導体バー102は折れたり飛散してしまったりして、半導体バー102を損失していたといった問題もあった。
【0018】
本発明はこのような問題を解決すべく創案されたもので、成膜ホルダーに半導体バーを安定して挿入できる半導体バー整列装置を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体バー整列装置は、半導体ウエハを切断することにより形成された半導体バーの位置決めを行うバー位置決め手段と、切断面が露出された状態で積み重ねられた半導体バーを保持する成膜用ホルダー手段と、半導体バーをバー位置決め手段から成膜用ホルダー手段へ搬送するバー搬送機構手段と、前記各手段の制御を行う制御手段とからなる半導体バー整列装置であって、前記成膜用ホルダー手段の上方に、成膜用ホルダー手段を撮影する撮像手段が設けられ、前記制御手段は、前記成膜ホルダーを固定している土台部分にX方向、Y方向およびθ方向の微調整機構部が具備されており、前記撮像手段にて撮影された画像に基づいて前記微調整機構部により前記成膜用ホルダー手段の位置調整を行うものである。
【0020】
また、前記撮像手段は、成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部の両端部を撮影可能に設けられている。また、前記バー搬送機構手段が、半導体バーを成膜用ホルダー手段の直上で停止させる機能を有している。また、前記撮像手段は、成膜用ホルダー手段の直上で停止させられた半導体バーと、成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部との位置関係を撮影可能に設けられている。また、前記制御手段は、前記撮像手段によって撮影された半導体バーと半導体バー挿入部との位置関係に基づき、半導体バーと半導体バー挿入部との位置調整を行うものである。
【0021】
また、前記成膜用ホルダー手段に挿入される前の半導体バーを撮影する第2の撮像手段が設けられている。また、前記制御手段は、この第2の撮像手段によって撮影された画像に基づき、半導体バーの両端部の幅および半導体バーの長さの確認を行う。また、前記制御手段は、前記半導体バーの両端部の幅および半導体バーの長さが成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部に合わない場合には、半導体バーを成膜用ホルダー手段に挿入する前に除去するようになっている。
【0022】
すなわち、本発明の半導体バー整列装置は、挿入する半導体バーと成膜ホルダーとの位置関係を容易に確認でき、かつ、成膜ホルダーの位置を簡易に調整できる機構を有している。
【0023】
つまり、成膜ホルダーの挿入部が容易に見える位置、即ち成膜ホルダー上方に撮像手段としての第1のCCD(charge coupled device)カメラを備えている。さらに、この第1のCCDカメラは、成膜ホルダーの半導体バー挿入部の両端部を撮影する(確認する)ために、成膜ホルダー上方において横移動できる機構を有している。
【0024】
また、挿入する半導体バーと成膜ホルダーとの位置関係を確認するためには、搬送した半導体バーを成膜ホルダー上方に移動した状態で、成膜ホルダー上方に取り付けた第1のCCDカメラによって半導体バーと成膜ホルダーの半導体バー挿入部との位置関係を確認する必要がある。しかし、この状態では半導体バーが成膜ホルダーの上方にあるため、第1のCCDカメラで撮影した場合、半導体バー挿入部と半導体バーとの間に間隔があり、第1のCCDカメラで撮影した画像をモニターで見たとき、いずれかのピントが合わず、正確な位置関係を確認することができない。そのため、半導体バーを搬送するためのバー搬送機構部は、半導体バーが成膜ホルダー上方に搬送された後、さらに成膜ホルダー直上まで降下されたときに半導体バーの搬送を一時停止させる機能を有している。
【0025】
さらに、半導体バーを成膜ホルダーに挿入するときには、成膜ホルダーの位置と半導体バーの位置とを一致させる必要があり、一致させるには、X方向、Y方向およびθ方向への位置調整が必要となる。この調整を行うには、半導体バーの位置調整をして半導体バーの位置を成膜ホルダーの位置に合わせる方法と、成膜ホルダーの位置調整をして成膜ホルダーの位置を半導体バーの位置に合わせる方法とがある。これらの方法のうち、前者である、半導体バーの位置調整をして半導体バーの位置を成膜ホルダーの位置に合わす場合、半導体バーの搬送機構手段(搬送機構部)に位置調整機構部を付加することになり、搬送系が複雑になるため実用的ではない。従って、位置合わせは、成膜ホルダー側にて調整を行うことが好ましい。具体的には、成膜ホルダーを固定している土台部分にX方向、Y方向およびθ方向の微調整機構部が具備されている。
【0026】
また、搬送されてくる半導体バーの位置は、従来の半導体バー整列装置と同様に、位置決め爪によって半導体バーの位置を規定しているので半導体バーごとの位置は変化することが無いため、成膜ホルダーの位置調整は最初の1本目のみ行えばよい。
【0027】
しかしながら、位置決めされた半導体バーは、真空吸着コレットにて吸着して搬送するため、バー位置決め部から吸着コレットヘ受け渡しするときに位置ずれが発生する場合がある。また、位置ずれが無くても、供給される半導体バーの長さLや幅W等といった寸法が規定値以外の値になっている場合もある。従って、半導体バーを成膜ホルダーに安定挿入するためには、挿入する半導体バーの寸法や位置を確認できることも重要な条件になる。
【0028】
ここで、半導体バーの寸法のうち長さLの規定値は、成膜ホルダー103の半導体バー挿入部の長さをL0とし、成膜ホルダー103の側面規定部316,317,326,327の長さをL1とした場合(図11参照)、成膜ホルダー103の内部空間302に半導体バー102が安定して入り、かつ、抜け落ちないためには、半導体バーの長さLが、L0−L1/2程度であることが好ましい。また、半導体バーの幅Wの規定値は、成膜ホルダー103の半導体バー挿入部の幅W1より狭くかつ、挿入隙間W0(=W−W1)が、半導体バーの厚さtより狭い値であることが好ましい(図11参照)。
【0029】
さらに、挿入前の半導体バーの状態を確認するために、吸着コレットで半導体バーを受け取り、その後、成膜ホルダーに挿入するまでの位置に、第2のCCDカメラを設け、この第2のCCDカメラで半導体バーの状態を確認することがさらに好ましい。この第2のCCDカメラは、半導体バーの幅および長さの確認にも使用される。なお、半導体バーの幅確認部位は、成膜ホルダーに挿入する半導体バーの両端部のみでよい。また、半導体バーの両端部の幅を確認するには、半導体バー自体の搬送機構部によって半導体バーを移動させながら実施してもよく、半導体バーを固定した状態で第2のCCDカメラを移動させながら実施してもよい。
【0030】
さらに、第2のCCDカメラを用いて確認した半導体バーの寸法が規定寸法外の値であった場合には、半導体バーは成膜ホルダーに挿入されないものとする。そのために、半導体バーの寸法により成膜ホルダーへの挿入を行うか否かの判断が行われる。そして、挿入しない場合は、半導体バーをバー位置決め部に戻すか、または、成膜ホルダー設置位置以外の別の位置で半導体バーを取り除くものとする。その結果、成膜ホルダーに挿入される半導体バーは、挿入可能な規定寸法の半導体バーのみとなり、安定して半導体バーを挿入、積み重ねできる。
【0031】
以上のように、挿入する半導体バーと挿入される成膜ホルダーとの位置関係を容易に確認でき、この確認結果に基づき位置を調整でき、さらに、挿入する半導体バーの長さおよび幅を確認して挿入可能か否か判断して、規定値外の寸法の半導体バーは挿入しないことで、挿入ミスによる半導体バーの損失および成膜ホルダー内での半導体バーの転倒等が無くなり、半導体バー整列装置の安定稼動が可能となる。また、損失する半導体バーも無くなり、歩留まりを向上することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の半導体バー整列装置の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0033】
図1は、本発明の半導体バー整列装置の一実施形態を示す説明図である。また、図2は、図1に示す半導体バー整列装置を構成するバー位置決め部の一例を示す説明図であり、同図(a)は、半導体バー位置決め前のバー位置決め部を示しており、同図(b)は、半導体バー位置決め後のバー位置決め部を示している。また、図3は、図1に示す半導体バー整列装置を構成するバー搬送機構部の一例を示す説明図である。また、図4は、図1に示す半導体バー整列装置を構成する第2のCCDカメラによって半導体バーの端部を撮影したときに得られた画像の一例を示す説明図であり、同図(a)は半導体バーの左側端部を撮影したときに得られた画像を示しており、同図(b)は半導体バーの右側端部を撮影したときに得られた画像を示している。
【0034】
半導体バー整列装置は、半導体バー10の位置決めを行うバー位置決め部1と、切断面が露出された状態で積み重ねられた半導体バー10を保持する成膜用ホルダー部2と、半導体バー10をバー位置決め部1から成膜用ホルダー部2へ搬送するバー搬送機構部3と、規定外寸法の半導体バーを収納するポケット部4と、成膜用ホルダー部2の位置を確認するために、成膜用ホルダー部2上方に設置され成膜用ホルダー部2を撮影する第1のCCDカメラ5と、成膜用ホルダー部2に挿入される直前の半導体バー10の位置および寸法を確認する第2のCCDカメラ6と、第1のCCDカメラ5によって確認された成膜用ホルダー部2の位置と第2のCCDカメラ6によって確認された半導体バー10の位置とに従って、成膜用ホルダー部2の位置を調整するホルダー位置調整機構部(図示せず)と、これら各部の制御を行う制御演算処理部(図示せず)とから構成されるものである。なお、この制御演算処理部は、請求項に記載の制御手段に対応している。
【0035】
バー位置決め部1は、従来の半導体バー整列装置のバー位置決め部と同様のものであり、L字形の位置決め爪1aを図中に矢印で示した長さ方向X1と幅方向Y1との2方向にバー載置台1b上でスライド移動させることによって、バー載置台1b上に置かれた半導体バー10を、長さ方向X1と幅方向Y1との2方向で位置決め爪1aに押しつけることにより、半導体バー10の位置決めを行っている。
【0036】
また、成膜用ホルダー部2は、従来の半導体バー整列装置の成膜用ホルダー部と同様のものであり、成膜ホルダー2aと、この成膜ホルダー2aが上面に固定されたホルダー固定台2bと、このホルダー固定台2bを図中に矢印で示した長さ方向X1や幅方向Y1に移動するホルダー移動機構部(図示せず)と、ホルダー固定台2bを図中に矢印で示した方向θに回転させるホルダー回転機構部(図示せず)とから構成されている。
【0037】
また、バー搬送機構部3も、従来の半導体バー整列装置のバー搬送機構と同様のものであり、バー載置台1b上で位置決めされた半導体バー10を真空吸着するコレット3aと、コレット3aが下面に固定された搬送ベース3bと、この搬送ベース3bを図中に両方向矢印で示した長さ方向X2にスライドさせてバー位置決め部1上と成膜用ホルダー部2上とを往復移動するコレット左右移動機構部(図示せず)と、バー位置決め部1から半導体バー10を取り上げたり、成膜用ホルダー部2に半導体バー10を下降挿入する際に、搬送ベース3bを図中に矢印で示した上下方向Z1,Z2に移動するコレット上下移動機構部(図示せず)とから構成されている。
【0038】
本発明の半導体バー整列装置においては、バー搬送機構部3で半導体バー10を搬送する途中で、バー位置決め部1と成膜用ホルダー部2との間に設置された第2のCCDカメラ6によって、コレット3aに対する半導体バー10の位置に変化がないか、半導体バー10の寸法が規定値であるか等を確認している。なお、半導体バー10の寸法のうち長さLの規定値は、図11を参照しつつ述べたように、成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部の長さをL0とし、成膜ホルダー2aの全ての側面規定部の長さをL1とした場合、成膜ホルダー2aの内部空間に半導体バー10が安定して入り、かつ、抜け落ちないためには、半導体バー10の長さLが、L0−L1/2程度であることが好ましい。また、半導体バー10の幅Wの規定値は、図11を参照しつつ述べたように、成膜ホルダー10の半導体バー挿入部の幅W1より狭くかつ、挿入隙間W0(=W−W1)が、半導体バー10の厚さtより狭い値であることが好ましい。
【0039】
また、半導体バー10の位置確認は、半導体バー10の左右両端部にて行われる。具体的には、まず、第2のCCDカメラ6にて半導体バー10の左側端部が撮影できる位置まで半導体バー10が搬送された時点で、バー送機構部3による半導体バー10の搬送を停止させる。このときに、第2のCCDカメラ6にて撮影した画像を図4(a)に示す。そして、停止状態において、半導体バー10の左側端部の位置P1および幅WLの確認が行われる。続いて、バー送機構部3による半導体バー10の搬送を開始し、第2のCCDカメラ6にて半導体バー10の右側端部が撮影できる位置まで半導体バー10が搬送された時点で、バー送機構部3による半導体バー10の搬送を停止させる。このときに、第2のCCDカメラ6にて撮影した画像を図4(b)に示す。そして、停止状態において、半導体バー10の右側端部の位置P2および幅WRの確認が行われる。なお、半導体バー10の左側端部の位置P1および幅WLや半導体バー10の右側端部の位置P2および幅WRの確認方法の一例としては、画像処理があり、半導体バー10の写っている画面上の位置を画像処理にて測定し、その測定値から画像倍率を考慮して半導体バー10の幅WL,WRを確認する方法がある。
【0040】
また、半導体バー10の左右両端部の位置や幅の確認を行うとき、同時に、半導体バー10の左側端部の位置P1、右側端部の位置P2およびバー搬送機構部3の移動量に基づき、半導体バー10の全長の確認が行われる。
【0041】
以上の手順によって、半導体バー10の位置および寸法の確認が行われ、その結果、制御演算処理部において異常がないと判断された場合には、バー搬送機構部3にて半導体バー10が成膜用ホルダー部2に搬送される。一方、制御演算処理部において異常があると判断された場合には、半導体バー10を、バー位置決め部1のバー載置台1bに戻すか、または成膜用ホルダー部2以外の場所に搬送し取り除く。本実施例では、成膜用ホルダー部2の手前に設置してあるポケット部4上でコレット3aの真空を解除して半導体バー10をポケット部4へ吹き飛ばして取り除いている。
【0042】
以上の手順によって、成膜用ホルダー部2に搬送されてくる半導体バー10は、成膜用ホルダー部2の半導体バー挿入部に挿入可能な半導体バー10のみが同一の位置に搬送されてくる。この搬送されてきた半導体バー10の位置と、成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部(挿入空間)とを一致させることで、半導体バー10を安定して挿入し、積み重ねることができる。
【0043】
次に、半導体バー10の位置と挿入空間とを一致させる手順について説明する。
【0044】
図5は、図1に示す半導体バー整列装置において半導体バー10の位置と成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部とを一致させる過程の一例を示す説明図である。また、図6は、図1に示す半導体バー整列装置を構成する第1のCCDカメラ5によって成膜ホルダー2直上まで搬送した半導体バー10を撮影したときに得られた画像の一例を示す説明図である。また、図7および図8は、図1に示す半導体バー整列装置において半導体バー10を成膜ホルダー2aに挿入し積み重ねる過程の一例を示す説明図である。
【0045】
まず、バー搬送機構部3にて、半導体バー10を成膜ホルダー2a上方まで搬送した後、さらに成膜ホルダー2a直上まで降下させる。この状態で、成膜ホルダー2a上方に設置してある第1のCCDカメラ5にて、半導体バー10の位置と成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部の位置とを確認する。この確認は、第1のCCDカメラ5を成膜ホルダー2a上方で横移動(図中、両方向矢印X3で示した方向に移動)させて、成膜ホルダー2aの左右両端部を撮影することによって行われる。このとき、半導体バー10を成膜ホルダー2a直上まで下降させているので、半導体バー10と成膜ホルダー2aとのピントずれがほとんどなく、位置ずれが明確に確認できる。
【0046】
図6(a)および(b)は、位置ずれが生じているときに第1のCCDカメラ5で撮影した画像を示しており、同図(a)は成膜ホルダー2aの左側端部を撮影したもの、同図(b)は成膜ホルダー2aの右側端部を撮影したものである。このような位置ずれが生じていることが確認されたときには、ホルダー固定台2bを長さ方向X1や幅方向Y1に移動するホルダー移動機構部や、ホルダー固定台2bを方向θに回転させるホルダー回転機構部にてホルダー固定台2bの位置を調整し、半導体バー10の位置と成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部の位置とを一致させる方法がある。
【0047】
なお、第1のCCDカメラ5で撮影した画像に基づき位置ずれを確認する方法の一例としては、ホルダー左右の画像を交互に見ながら手動にてホルダー固定台の位置をX、Yおよびθ方向に調整し、半導体バー10と半導体バー挿入部を一致させる。
【0048】
図6(c)および(d)は、ホルダー固定台2bの位置を調整した後に、第1のCCDカメラ5で撮影した画像を示しており、同図(c)は成膜ホルダー2aの左側端部を撮影したもの、同図(d)は成膜ホルダー2aの右側端部を撮影したものである。
【0049】
以上の手順によって、半導体バー10の位置と成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部の位置とが一致したので、半導体バー10を保持しているコレット3aを下降させることにより、半導体バー10を、成膜ホルダー2aの側面規定部に接触させることなく成膜ホルダー2a内に安定に挿入できる。
【0050】
この成膜ホルダー2a内への半導体バー10の挿入は、従来から行われている手順と同様の手順で行われている。具体的には、図7(a)に示すように、成膜ホルダー2aの半導体バー挿入部内に上下動可能なバー受け板2cを設け、そのバー受け板2c上面にコレット3aの吸着から解放された半導体バー10を搭載する。このとき、半導体バー10を複数積み重ねていっても一番上の半導体バー10の上表面の位置が一定の高さになるように、半導体バー10が積み重ねられるに従って、バー受け板2cを支えているフォーク(図示せず)を徐々に下降させる。このフォークは上下方向(図8中に両方向矢印Z3にて示した方向)に移動可能なものであり、フォークの下降量は、予め分かっている値である半導体バー10の厚さtに等しくするか、または、図8に示すように、光センサー2dを用いて決定すればよい。
【0051】
この光センサー2dを用いた場合には、成膜ホルダー2aを介して光センサー2dと対向するように置かれた光源からの光(図中、矢印Aで示した)が、半導体バー10の挿入によって遮られたときに、光源から光センサー2dへの光が遮られないところまで徐々にフォークを下降させることによって、積み重ねられた半導体バー10の上表面の位置を一定にできる。
【0052】
そして、バー搬送機構部3によって挿入される半導体バー10の下降位置を、一定の高さになった半導体バー10の上表面に合わすことで、半導体バー10ごとにバー搬送機構部3の降下位置の調整などを行うことなく、同じ動作を繰り返すことにより、連続的に半導体バー10を積み重ねることができる。
【0053】
このような手順を繰り返すことにより、複数の半導体バー10を成膜ホルダー2aに順次積み重ねていくことができる。但し、成膜ホルダー2aの位置調整は、一本目の半導体バー10を挿入するときのみ行われ、それ以降は特に必要とされない。
【0054】
なお、積み重ねを連続的に行うためには、バー位置決め部1への半導体バー10の供給は、作業者によるピンセットワークで供給してもよく、または、予め複数本の半導体バーがセットされた供給用トレーから、前述のバー搬送機構部3とは別のバー搬送機構部にて連続して供給してもよい。
【0055】
【発明の効果】
本発明の半導体バー整列装置は、半導体ウエハを切断することにより形成された半導体バーの位置決めを行うバー位置決め手段と、切断面が露出された状態で積み重ねられた半導体バーを保持する成膜用ホルダー手段と、半導体バーをバー位置決め手段から成膜用ホルダー手段へ搬送するバー搬送機構部と、各部の制御を行う制御手段とからなる半導体バー整列装置であって、成膜用ホルダー手段の上方に、成膜用ホルダー手段を撮影する撮像手段が設けられており、制御手段は、撮像手段にて撮影された画像に基づいて成膜用ホルダー手段の位置調整を行うことを特徴とする。これにより、成膜ホルダーに半導体バーを安定して挿入することができる。
【0056】
また、撮像手段は、成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部の両端部を撮影可能に設けられており、これにより、半導体バーを半導体バー挿入部に挿入する際に、半導体バーが半導体バー挿入部の角にあたって破損することを防止することができる。
【0057】
また、バー搬送機構部が、半導体バーを成膜用ホルダー手段の直上で停止させる機能を有しており、これにより、半導体バーを半導体バー挿入部に挿入する際に、半導体バーが半導体バー挿入部の角にあたって破損することを防止することができる。
【0058】
また、撮像手段は、成膜用ホルダー手段の直上で停止させられた半導体バーと、成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部との位置関係を撮影可能に設けられており、これにより、半導体バーを半導体バー挿入部に挿入する際に、半導体バーが半導体バー挿入部の角にあたって破損することを防止することができる。
【0059】
また、制御手段は、撮像手段によって撮影された半導体バーと半導体バー挿入部との位置関係に基づき、半導体バーと半導体バー挿入部との位置調整を行うように設けられており、これにより、半導体バーを半導体バー挿入部に挿入する際に、半導体バーが半導体バー挿入部の角にあたって破損することを防止することができる。
【0060】
また、成膜用ホルダー手段に挿入される前の半導体バーを撮影する第2の撮像手段が設けられており、これにより、挿入不可能な半導体バーを除去できる。
【0061】
また、制御手段は、第2の撮像手段によって撮影された画像に基づき、半導体バーの両端部の幅および半導体バーの長さの確認を行うとともに、半導体バーの両端部の幅および半導体バーの長さが成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部に合わない場合には、半導体バーを成膜用ホルダー手段に挿入する前に除去するように設けられており、これにより、規定外の寸法になっている半導体バーを成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部に挿入する前に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体バー整列装置の一実施形態を示す説明図である。
【図2】図1に示す半導体バー整列装置を構成するバー位置決め部の一例を示す説明図である。
【図3】図1に示す半導体バー整列装置を構成するバー搬送機構部の一例を示す説明図である。
【図4】図1に示す半導体バー整列装置を構成する第2のCCDカメラによって半導体バーの端部を撮影したときに得られた画像の一例を示す説明図である。
【図5】図1に示す半導体バー整列装置において半導体バーの位置と成膜ホルダーの半導体バー挿入部とを一致させる過程の一例を示す説明図である。
【図6】図1に示す半導体バー整列装置を構成する第1のCCDカメラによって半導体バーを撮影したときに得られた画像の一例を示す説明図である。
【図7】図1に示す半導体バー整列装置において半導体バーを成膜ホルダーに挿入し積み重ねる過程の一例を示す説明図である。
【図8】図1に示す半導体バー整列装置において半導体バーを成膜ホルダーに挿入し積み重ねる過程の一例を示す説明図である。
【図9】半導体バーを半導体ウエハから形成する過程の一例を示す説明図である。
【図10】成膜ホルダーに積み重ねられた半導体バーの一例を示す説明図である。
【図11】成膜ホルダーの一例を示す説明図である。
【図12】半導体バーをピンセットを用いて成膜ホルダーに積み重ねる過程の一例を示す説明図である。
【図13】従来の半導体バー整列装置の一例を示す説明図である。
【図14】バー位置決め部の一例を示す説明図である。
【図15】バー搬送機構部の一例を示す説明図である。
【図16】成膜用ホルダー部の一例を示す説明図である。
【図17】半導体バーが、積み重ねられている半導体バーの側面と成膜ホルダーとの隙間に入り込んだ状態の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 バー位置決め部
2 成膜用ホルダー部
3 バー搬送機構部
4 ポケット部
5 第1のCCDカメラ
6 第2のCCDカメラ
10 半導体バー
Claims (8)
- 半導体ウエハを切断することにより形成された半導体バーの位置決めを行うバー位置決め手段と、切断面が露出された状態で積み重ねられた半導体バーを保持する成膜用ホルダー手段と、半導体バーをバー位置決め手段から成膜用ホルダー手段へ搬送するバー搬送機構手段と、前記各手段の制御を行う制御手段とからなる半導体バー整列装置であって、
前記成膜用ホルダー手段の上方に、成膜用ホルダー手段を撮影する撮像手段が設けられ、前記制御手段は、前記成膜ホルダーを固定している土台部分にX方向、Y方向およびθ方向の微調整機構部が具備されており、前記撮像手段にて撮影された画像に基づいて前記微調整機構部により前記成膜用ホルダー手段の位置調整を行うことを特徴とする半導体バー整列装置。 - 前記撮像手段は、成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部の両端部を撮影可能に設けられている請求項1記載の半導体バー整列装置。
- 前記バー搬送機構手段が、半導体バーを成膜用ホルダー手段の直上で停止させる機能を有している請求項1記載の半導体バー整列装置。
- 前記撮像手段は、成膜用ホルダー手段の直上で停止させられた半導体バーと、成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部との位置関係を撮影可能に設けられている請求項1記載の半導体バー整列装置。
- 前記制御手段は、前記撮像手段によって撮影された半導体バーと半導体バー挿入部との位置関係に基づき、半導体バーと半導体バー挿入部との位置調整を行う請求項4記載の半導体バー整列装置。
- 前記成膜用ホルダー手段に挿入される前の半導体バーを撮影する第2の撮像手段が設けられている請求項1記載の半導体バー整列装置。
- 前記制御手段は、前記第2の撮像手段によって撮影された画像に基づき、半導体バーの両端部の幅および半導体バーの長さの確認を行う請求項6記載の半導体バー整列装置。
- 前記制御手段は、前記半導体バーの両端部の幅および半導体バーの長さが成膜用ホルダー手段の半導体バー挿入部に合わない場合には、半導体バーを成膜用ホルダー手段に挿入する前に除去する請求項7記載の半導体バー整列装置。
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