JP2002083250A - 商品情報システムとそれに使用する携帯情報端末 - Google Patents

商品情報システムとそれに使用する携帯情報端末

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JP2002083250A
JP2002083250A JP2000274246A JP2000274246A JP2002083250A JP 2002083250 A JP2002083250 A JP 2002083250A JP 2000274246 A JP2000274246 A JP 2000274246A JP 2000274246 A JP2000274246 A JP 2000274246A JP 2002083250 A JP2002083250 A JP 2002083250A
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Shigeru Nakano
茂 中野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者が容易に商品に関する情報を取得でき
る商品情報システムとそれに使用する携帯情報端末を提
供する。 【解決手段】 本発明の商品情報システムは、商品の製
造者が商品に関する情報を非接触ICタグ11に記録し
て商品または商品のパッケージに貼付して出荷すること
と、市場4において消費者3が非接触ICタグリーダの
付いた携帯情報端末5で当該非接触ICタグ11の情報
を読み取ることにより、必要な商品情報を取得すること
ができることを特徴とする。本発明の携帯情報端末は、
非接触ICタグリーダを内蔵し、商品に付された非接触
ICタグに記録された情報を読み取り、その内容を携帯
情報端末の表示部に表示するか、音声で知らせるか、あ
るいはその双方の機能を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商品情報システ
ムとそれに使用する携帯情報端末に関する。詳しくは、
商品や商品のパッケージに当該商品に関する情報を記録
した非接触ICタグを付して出荷し、消費者が当該情報
内容を非接触ICタグリーダを備える携帯情報端末で読
み出すことにより、市場において当該商品に関する有用
な情報を取得することができる商品情報システムとそれ
に使用する携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来技術】食品やその他の商品などを購入する際は、
スーパー等の店頭に出向き商品を選択して購入するが、
売り場で売られる商品に関わる情報は限られているの
で、消費者は十分な情報を得られないままで商品を購入
してしまうことが多く、消費者調査などでも、不満が多
い点として指摘されることが多い。商品、特に食品に関
して必要度が高い情報は、「鮮度」、「安全性」、「栄
養成分」、「健康」に関するもので、「その食品は食べ
ても大丈夫か?」あるいは「その食品は体にいいのか
?」といった情報であるが、現状のコミュニケーション
ツールでは、表示部の大きさの制約などから、それらの
内容を全て表示することは事実上不可能である。一方、
現状の情報について不満度が高いものは、「栄養を考慮
したおかずの組み合わせ提案」や「弁当メニューの提
案」などがないことであり、「提案型」情報への要求が
高く、これも現状では解決するツールが存在しないとい
う問題がある(「Marketing Dispatc
h」1998年10月号「店頭コミュニケーションに関
する調査報告」より)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では食
品の容器やパッケージに非接触ICタグ(一般に、「非
接触IC」、「非接触ICラベル」、「非接触データキ
ャリア」と表現されることもある。)を実装して、その
非接触ICタグのICメモリに食品の内容物、消費期
限、賞味期限、保存条件、内容量等の通常の表示事項の
他、鮮度、安全性、栄養成分、健康、栄養を考慮したお
かずの組み合わせ提案、弁当メニューの提案等に関する
情報までも記録し、その情報を店頭で消費者が読み取っ
て利用することが出来るようにしてかかる問題を解決し
ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨の第1は、商品の製造者が商品に関する
情報を非接触ICタグのICメモリに記録して商品また
は商品のパッケージに貼付して出荷することと、市場に
おいて消費者が非接触ICタグリーダの付いた携帯情報
端末で当該非接触ICタグの情報を読み取ることによ
り、必要な商品情報を取得することができることを特徴
とする商品情報システム、にある。かかる商品情報シス
テムであるため消費者が必要な情報を十分に把握するこ
とができる。
【0005】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第2は、非接触ICタグリーダを内蔵し、商品に付され
た非接触ICタグのICメモリに記録された情報を読み
取り、その内容を携帯情報端末の表示部に表示すること
ができることを特徴とする携帯情報端末、にある。かか
る携帯情報端末であれば、消費者が携帯していつでも情
報を視覚で把握できる。
【0006】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第3は、非接触ICタグリーダを内蔵し、商品に付され
た非接触ICタグのICメモリに記録された情報を読み
取り、その内容を音声で携帯情報端末の携帯者に知らせ
ることができることを特徴とする携帯情報端末、にあ
る。かかる携帯情報端末であれば、消費者が携帯してい
つでも情報を音声で把握できる。
【0007】上記課題を解決するための本発明の要旨の
第4は、非接触ICタグリーダを内蔵し、商品に付され
た非接触ICタグのICメモリに記録された情報を読み
取り、その内容を携帯情報端末の表示部に表示し、かつ
音声で携帯情報端末の携帯者に知らせることができるこ
とを特徴とする携帯情報端末、にある。かかる携帯情報
端末であれば、消費者が携帯していつでも情報を視覚と
音声で把握できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の商品情報システム
と携帯情報端末について順次説明する。 <商品情報システムについて>図1は、本発明の商品情
報システムを説明する図である。加工食品や一般食品の
場合を例として説明する。本発明の商品情報システムで
の加工食品21や食品パッケージ22には、食品工場2
から出荷される際に、非接触ICタグ11が実装されて
出荷される。加工食品21や食品は物流、小売りの過程
を経て、市場4に出回り最終的に消費者3が購入する。
【0009】食品工場2から出荷の際、非接触ICタグ
11には、一般の加工食品に付されると同様に、商品ア
イテム(種類)や内容量、製造メーカーの表示、製造日
や製造ロット、賞味期限等が記録される他、鮮度、安全
性、栄養成分、健康に関する情報、栄養を考慮したおか
ずの組み合わせ提案、弁当メニューの提案、等の消費者
の要望の高い情報をも合わせて記録する。
【0010】消費者3は、非接触ICタグリーダを内蔵
する携帯情報端末5を持っている。スーパー等の小売り
店で食品を購入する際に、携帯情報端末5を加工食品2
1や食品にかざして、読み取らせると食品の非接触IC
タグ11の情報が携帯情報端末5により読み取られる。
携帯情報端末5には、表示部63があって読み取った情
報が視覚的に表示される。あるいは音声または表示と音
声の双方で消費者3に知らせれば、視覚の不自由な消費
者にも便利である。
【0011】このようにすることにより、商品にラベル
がない場合や、ラベルがあっても表示面積が小さくて十
分な情報が表示されない場合でも、非接触ICタグ11
に情報が記録されていれば、消費者は自己に必要な情報
を取得することができる。また、消費者は商品を直接手
に持たなくても商品情報を知ることができ、衛生的であ
るほか、商品自体も痛むことがない。小売り店も全ての
情報を記憶しておくのは困難であるし、店員が説明する
手間も省かれる。
【0012】非接触ICタグ用リーダ(携帯情報端末)
により読み取られる情報の具体例としては、一般的には
以下のものがある。 〔1〕商品情報の場合 (1)入庫日(年/月/日)、(2)メーカー名(コー
ド化)、(3)食品名(文字列)、(4)内容量(何人
前)(数値)、(5)調理方法(文字列)、(6)好ま
しい保存温度帯(コード化)、(7)消費期限(年/月
/日)、(8)賞味期限(年/月/日)、(9)栄養成
分(文字列<カロリー、脂質、ビタミンなど>)、(1
0)忌避成分(文字列<アレルギー、病人食>)、(1
1)原材料(文字列)、(12)添加物(文字列)、な
どである。
【0013】上記において消費期限とは、主として生鮮
食品に付される好ましい消費の期間であって、2〜3日
の短期間を指す場合が多い。また、賞味期限とは、缶詰
やレトルトパックした食品のように、比較的長期の保存
が可能であるが好ましい賞味期間が指定されているもの
を指す。一般の缶詰の場合は、2年というようなもので
ある。
【0014】〔2〕プロモーション/キャンペーン情報
の場合 (1)パンに付された非接触ICタグからジャムの情報
を取得するなどして、関連/周辺商品購入を促進する、
ためのものある。また、(2)クローズドキャンペーン
実施のお知らせ等もできる。(3)まとめ買い割引情
報、を表示部に表示させることができる。
【0015】〔3〕商品情報ディスクロージャーの場合 (1)原材料産地、(2)遺伝子組み換え/非組み換
え、(3)農薬使用の有無、などである。これらの情報
は、一般にパッケージからは「確認できない詳しい情
報」であるか「確認し難い情報」であるが、非接触IC
タグの情報記憶量を大きくすれば記録することは困難で
ない。また、読み取った情報を携帯情報端末側で音声合
成すれば、「視覚障害者」、「高齢者」向けに音声で情
報を提供することも可能になる。
【0016】<非接触ICタグについて>非接触ICタ
グ11は、非接触リーダライタに対して非接触で応答
し、ICチップのICメモリに記録された情報を知らせ
ることができる。プラスチック等の基材に設けられたア
ンテナ部と容量素子とによりLC共振回路を形成して一
定周波数の電波を受信して応答することができる。一般
的には125kHz、13.56MHz、2.45GH
z、5.8GHz(マイクロ波)の周波数帯から選択し
て使用される。
【0017】図2は、非接触ICタグの例を示す図であ
る。非接触ICタグ11は、プラスチック等の基材11
0にアンテナパターン112を形成し、当該アンテナコ
イルと容量素子とにより共振回路を形成することにより
一定周波数の電波を受信して非接触ICタグの情報を発
信源に送信して返すことができる。図示例の場合、アン
テナパターン112は導通部材114により基材110
の裏面でジャンピング回路を形成してコイル接続端子1
12CによりICチップ111の裏面のバンプに接続し
ている。容量素子はICチップ111に内蔵されてい
る。このような非接触ICタグ11はプラスチック基材
110にラミネートしたアルミ箔等の金属箔をフォトエ
ッチングやレジスト印刷後のエッチングによりアンテナ
パターン112を形成し、ICチップを装着し、保護用
の被覆を設けることにより形成することができる。その
大きさを30mm×30mm程度以下のサイズとするこ
とができる。
【0018】非接触ICタグ11に使用する樹脂基材1
10としては、PETやポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリスチレン、ナイロン等の各種材料を使用するこ
とができ、場合によっては紙であってもよい。厚みは1
5〜300μmが使用できるが、強度、加工作業性、コ
スト等の点から20〜100μmがより好ましい。ラミ
ネートする金属箔としては銅箔やアルミ箔あるいは鉄箔
を使用できるが、コスト、加工性からアルミ箔が好まし
く、その厚みは6〜50μm程度が好ましい。
【0019】図3は、他の実施形態の非接触ICタグを
示す図である。上記、図2図示の非接触ICタグも汎用
的な形態であるが、食品のパッケージに使用する非接触
ICタグはより簡易な形態のものであってもよい。例え
ば、図3図示のように、導電性の印刷インキで、パッケ
ージ基材に直接、アンテナパターン(アンテナ部)11
2を印刷し、アンテナ部上にICチップ111を装着し
たものであっても十分に実用に供することができる。こ
のような非接触ICタグ11は、パッケージ基材210
にアンテナパターン112をシルクスクリーン、オフセ
ット、グラビア印刷等により直接印刷し、アンテナ部1
12にタック加工されたICチップ111を実装して製
造することができる。
【0020】またさらに、非接触ICタグ11は、予め
アンテナ/メモリが一体化された非接触ICタグをタッ
ク加工し、紙器や軟包装材料に貼り付けたり、成形金型
内にICタグを装填してインモールド成形することによ
って、成形品に実装した形態とすることもできる。
【0021】<携帯情報端末について>非接触ICタグ
リーダライタには、RF−ID読み出し/書き込み機能
を完全モジュール化したものが市販されており(羽田ヒ
ューム管株式会社等「13.56MHz用、125/1
34kHz用」)、携帯電話機等に組み込んで使用する
ことができる。商品情報システムが消費者のみが使用す
る場合は、書き込みをする必要性は少ないが、流通過程
において商品扱い者が情報を書き込む場合は書き込み機
能をも備えることが便利である。
【0022】一方、携帯電話は、一般にアンテナが受信
した信号を高周波回路部、音声制御部で処理してスピー
カーから音声出力し、逆に出力の場合はマイクロホンか
らの入力音声を音声制御部、高周波回路部を経て送信す
るようにされている。また、非音声信号以外の呼出し信
号やチャンネル信号を制御部、表示制御部を通じて電話
番号表示をしたり、LEDの点滅をしたりするようにさ
れている。日本の携帯電話では800MHz帯や1.5
GHz帯が割り当てられて使用され、PHSでは1.9
GHz帯が使用されている。したがって、通信帯域は非
接触ICタグリーダライタとは異なるものである。この
ような携帯電話機はアンテナを共用して、非接触ICタ
グリーダライタを組み込むことができる。
【0023】図4は、本発明の携帯情報端末の例を説明
する回路構成ブロック図である。本実施例では、制御部
51を中心に、他の回路部がこれに接続する構成となっ
ている。この制御部51は、接続している各回路部に制
御信号を送り、それらを制御する回路である。アンテナ
52は、受信電波を受けて対応する電気信号を高周波回
路部53に送り、また高周波回路部53からの電気信号
を電波に変換して送出する回路部である。高周波回路部
53は、制御部51により指定されたチャンネルに対応
する周波数の電波の送受信処理を行う回路部である。
【0024】具体的には、指定されたチャンネルで受信
した信号のうち呼出信号やチャンネル情報などの非音声
信号は制御部51へ、音声信号は音声制御部54へと振
り分けて送り、また制御部51から出力される着信応答
信号、発呼要求信号、ダイヤルデータなどの非音声信号
や、音声制御部54から出力される音声信号を対応する
高周波電気信号に変換してアンテナ52に出力する回路
部である。音声制御部54は、制御部51の制御によ
り、高周波回路部53からの音声電気信号を音声入出力
部55へ送出し、また音声入出力部55からの音声電気
信号を高周波回路部53へ送出する回路部である。
【0025】スイッチ1は、アンテナ52を電話用電波
とRF−ID電波とを切り換える場合のスイッチであ
る。両者を同時に使用する場合はないからである。スイ
ッチ1がRF−ID回路部56に接続している場合は、
制御部51からの呼出信号をアンテナ52から発信し、
非接触ICタグからの応答電波を受信する。非接触IC
タグからの応答電波を受信した場合は、RF−ID回路
部56において処理された信号を制御部51に送信し、
表示制御部62により制御して表示部63にデータ表示
がなされる。制御部51には、メモリを設けて表示した
内容を一時的に記憶させることが反復表示を可能とする
ことで好ましい。
【0026】非接触ICタグからの応答電波を音声出力
する場合は、RF−ID回路部56からの信号を音声合
成回路57を介して音声制御部54、音声入出力部55
に送り、スピーカ59から発音することができる。音声
出力をしない場合は、音声合成回路57を設ける必要は
ない。音声情報の場合は、通常は情報を得ることが少な
い視力障害者や高齢者に特に重要な情報源としての意義
を有することになる。
【0027】電話信号の場合、音声入出力部55は、制
御部51の制御の下に、音声制御部54からの音声電気
信号をスピーカ59へ送り、またマイクロホン58から
の音声電気信号を音声制御部54へ送出する回路であ
る。スピーカ59は上記音声入出力部55よりの音声電
気信号を音声に変換する回路部であり、マイクロホンは
音声を音声電気信号に変換して音声入出力部55に送出
する回路部である。
【0028】なお、スイッチ制御部60は、通話キース
イッチ2、音声停止キースイッチ3、終話キースイッチ
4あるいはダイヤルキー部61のダイヤルキースイッチ
が操作されたときに、対応するスイッチ入力信号を制御
部51に送出する回路部である。また、LED64は、
着信の表示等を行い、リンガー66により着信報知音が
発せられる。表示部63には、一般に液晶表示装置が使
用され、表示制御部62により液晶表示が駆動制御され
る。
【0029】
【実施例】図1〜図3を参照して商品情報システムの具
体的な用途例について以下に説明する。 <用途例1:商品情報開示>板紙(260g/m 2)に
通常のパッケージ印刷を行い、パッケージを紙容器に組
み立てた際にその内面となる面に、カーボン顔料による
導電性インキを用いてシルクスクリーン印刷で、アンテ
ナパターン112の印刷を行い乾燥した。当該アンテナ
パターン112のICチップ接続端部上に、モトローラ
社製タック加工済みICチップ「Bistatix」
(8kBits)を実装して、図3図示のような非接触
ICタグ11付きパッケージを完成した。
【0030】上記のパッケージに冷凍食品を入れ、非接
触ICタグ11に次の情報を記録して製品を出荷した。 記録情報 (1)入庫日、(2)製造メーカー名、(3)品名、
(4)量目(何人前)、(5)調理方法、(6)好まし
い保存温度帯、(7)消費期限、(8)栄養成分、
(9)忌避成分、(10)原材料、(11)添加物、
(12)販売促進情報
【0031】消費者3は、市場において売り場で当該製
品に携帯情報端末5をかざし、商品の非接触ICタグ1
1の情報を読み取り、当該情報を携帯情報端末のメモリ
に転記する。必要な情報を選択して表示部63に表示す
るか、あるいは音声でその情報を聞き取る。これにより
栄養成分に制限のある消費者に必要な情報や原材料の産
地を知らせることができ、あるいは遺伝子組み換え食品
であるか否か等、現状の売り場では棚札やパッケージか
らは「確認できない情報」や「確認し難い情報」も商品
情報ディスクロージャーとして盛り込むことができる。
【0032】<用途例2:抱き合わせ販売/メニュー提
案>用途例1と同様にアンテナパターン112のICチ
ップ接続端部上に、モトローラ社製タック加工済みIC
チップ「Bistatix」(8kBits)を実装し
て非接触ICタグ11付きパッケージ「カレー用」を完
成した。この「カレー用」パッケージに用途例1と同様
の記録情報を記録し、さらに売り場に入庫時に、調理メ
ニューを追加記録した。通常、「カレー用」パッケージ
には、スペースの関係から、ビーフカレーなど1種類だ
けしか記載できないが、追加情報として「シーフードカ
レー」のレシピ(料理の作り方、処方)、材料/その量
目など、を記録できる。
【0033】消費者は「カレー」購入時に携帯情報端末
に上記情報を表示し、「シーフードカレー」のレシピを
取得して、鮮魚売り場で商品を購入する動機付けとな
る。さらに、消費者3は帰宅後、携帯情報端末のメモリ
から「調理方法」を呼び出し、目的の「シーフードカレ
ー」の調理をすることが可能となる。このような情報提
供により、一つの売り場/アイテムから、関連周辺商品
の販促につなげることができる。
【0034】<用途例3:高齢者向け情報提供>用途例
1と同様にアンテナパターンのICチップ接続端部上
に、モトローラ社製タック加工済みICチップ「Bis
tatix」(8kBits)を実装して非接触ICタ
グ11付き加工食品パッケージを完成した。冷蔵庫保存
用加工食品について、次の記録情報を非接触ICタグに
記録し、製品を出荷する。 (1)調理方法、(2)保存温度帯、(3)消費期限、
(4)栄養成分(カロリー、脂質、ビタミン)、(5)
忌避成分(アレルギー、病人食)、(6)使用原材料、
【0035】消費者3は購入時に加工食品に携帯情報端
末をかざし、商品の非接触ICタグの情報を読み取り、
当該情報を携帯情報端末のメモリに転記する。携帯情報
端末上で、文字を拡大し、老眼などでも読みやすく表示
することができる。あるいは音声情報として聞き取るこ
とが可能となる。このような情報提供により、パッケー
ジ上の細かい表示文字を読むのが困難な消費者に対し
て、簡単に情報を取得する方法を提供できる。
【0036】
【発明の効果】上述のように、本発明のシステムによれ
ば、消費者との店頭コミュニケーションの強化を図るこ
とができ、販売促進に有効である。したがって、メーカ
ーや流通業者に対して新たなプロモーション手法を提供
できる。また、本発明の携帯情報端末によれば、商品に
対する情報の簡便な取得方法の提供ができ、高齢者や視
覚障害者であっても情報の取得が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の商品情報システムを説明する図であ
る。
【図2】 非接触ICタグの例を示す図である。
【図3】 非接触ICタグの他の例を示す図である。
【図4】 本発明の携帯情報端末の例を説明する回路構
成ブロック図である。
【符号の説明】
2 食品工場 3 消費者 4 市場 5 携帯情報端末 11 非接触ICタグ 21 加工食品 22 食品パッケージ 51 制御部 61 ダイヤ
ルキー部 52 アンテナ 62 表示制
御部 53 高周波回路部 63 表示部 54 音声制御部 64 LED 55 音声入出力部 65 駆動回
路 56 RF−ID回路部 66 リンガ
ー 57 音声合成回路 58 マイクロホン 59 スピーカ 60 スイッチ制御部 110 基材 111 ICチップ 112 アンテナパターン 210 基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/077 G06K 19/00 L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の製造者が商品に関する情報を非接
    触ICタグのICメモリに記録して商品または商品のパ
    ッケージに貼付して出荷することと、市場において消費
    者が非接触ICタグリーダの付いた携帯情報端末で当該
    非接触ICタグの情報を読み取ることにより、必要な商
    品情報を取得することができることを特徴とする商品情
    報システム。
  2. 【請求項2】 商品が食品または加工食品であることを
    特徴とする請求項1記載の商品情報システム。
  3. 【請求項3】 商品に関する情報には、商品情報のほ
    か、プロモーション/キャンペーン情報、商品情報ディ
    スクロージャーが含まれることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2記載の商品情報システム。
  4. 【請求項4】 非接触ICタグリーダを内蔵し、商品に
    付された非接触ICタグのICメモリに記録された情報
    を読み取り、その内容を携帯情報端末の表示部に表示す
    ることができることを特徴とする携帯情報端末。
  5. 【請求項5】 非接触ICタグリーダを内蔵し、商品に
    付された非接触ICタグのICメモリに記録された情報
    を読み取り、その内容を音声で携帯情報端末の携帯者に
    知らせることができることを特徴とする携帯情報端末。
  6. 【請求項6】 非接触ICタグリーダを内蔵し、商品に
    付された非接触ICタグのICメモリに記録された情報
    を読み取り、その内容を携帯情報端末の表示部に表示
    し、かつ音声で携帯情報端末の携帯者に知らせることが
    できることを特徴とする携帯情報端末。
  7. 【請求項7】 携帯情報端末が携帯電話機またはPHS
    用電話機またはモバイル端末であることを特徴とする請
    求項4乃至請求項6記載の携帯情報端末。
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