JP2002082706A - 工作機械の復旧支援システム - Google Patents

工作機械の復旧支援システム

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JP2002082706A
JP2002082706A JP2000270609A JP2000270609A JP2002082706A JP 2002082706 A JP2002082706 A JP 2002082706A JP 2000270609 A JP2000270609 A JP 2000270609A JP 2000270609 A JP2000270609 A JP 2000270609A JP 2002082706 A JP2002082706 A JP 2002082706A
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Kiyohide Akutsu
清英 阿久津
Yusuke Takahashi
祐介 高橋
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Niigata Engineering Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • General Factory Administration (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工作機械が設置された場所まで行かずとも、
異常の原因および異常からの復旧方法に関する情報を得
ることが可能な工作機械の復旧支援システムを提供す
る。 【解決手段】 工作機械1〜4の復旧支援システムに、
工作機械において発生する可能性がある異常の種類を示
す異常項目と、各異常項目に対応する異常の原因と、各
異常の原因に対応する異常からの復旧方法とが記憶され
た記憶手段9と、工作機械に異常が発生した場合に、異
常が発生した工作機械から異常項目を取得し、取得した
異常項目に対応する異常の原因と、この異常の原因に対
応する復旧方法とを前記記憶手段から取得する第1のコ
ンピュータ7と、この第1のコンピュータが取得した異
常項目、異常の原因および復旧方法を表示する第1の表
示手段8とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械の稼働状
況を監視し、工作機械に異常が発生した場合には、異常
からの復旧を支援する工作機械の復旧支援システムに関
し、特に、工作機械が設置された工場等から離れた場所
で、工作機械の稼働状況を監視し、異常からの復旧を支
援することが可能な工作機械の復旧支援システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の工作機械には、工作機械の状態、
すなわち電源のON/OFF、運転準備のON/OF
F、サイクル運転中であるか否かを、工作機械に設けら
れたNC操作画面上に表示するものがあった。このよう
な工作機械に異常が発生した場合には、オペレータが、
工作機械のNC操作画面上に表示されるNCアラームま
たはDGNコードを見て、異常の原因を推測していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術には、次のような問題があった。すなわち、工作機械
に異常が発生した場合に、異常の原因は、オペレータ
が、工作機械が設置された場所まで行って、工作機械の
NC操作画面を見なければ解らなかった。また、オペレ
ータがNC操作画面を見たとしても、NC操作画面に
は、異常内容が簡単にしか表示されないので、オペレー
タは、詳しい異常内容を知ることができず、異常の原因
を特定するには熟練が必要であった。さらに、NC操作
画面からは、異常からの復旧方法に関する情報は、ほと
んど得られなかった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、工作機械が設置された場所まで行かずと
も、異常の原因および異常からの復旧方法に関する情報
を得ることが可能な工作機械の復旧支援システムを提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、工作機械において発生する可能性がある異常の種類
を示す異常項目と、各異常項目に対応する異常の原因
と、各異常の原因に対応する異常からの復旧方法とが記
憶された記憶手段と、工作機械に異常が発生した場合
に、異常が発生した工作機械から異常項目を取得し、取
得した異常項目に対応する異常の原因と、この異常の原
因に対応する復旧方法とを前記記憶手段から取得する第
1のコンピュータと、この第1のコンピュータが取得し
た異常項目、異常の原因および復旧方法を表示する第1
の表示手段とを有することを特徴とする工作機械の復旧
支援システムである。
【0006】上記構成によれば、工作機械に異常が発生
した場合に、第1の表示手段に異常の原因および復旧方
法が表示されるので、オペレータは、工作機械が設置さ
れた場所まで行かずとも、異常の原因および復旧方法に
関する情報を得ることができる。従って、オペレータ
は、得られた復旧方法に関する情報を参照することによ
って、自ら工作機械を異常から復旧させることができる
ので、サービス員が訪問する時間やコストを削減するこ
とができ、異常からの復旧時間を短縮し、復旧のための
コストを削減することができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記第1のコン
ピュータは、前記工作機械から、前記工作機械のラダー
ロジックおよび信号状態を取得し、前記第1の表示手段
は、前記第1のコンピュータが取得した前記工作機械の
ラダーロジックおよび信号状態を表示することを特徴と
する請求項1に記載の工作機械の復旧支援システムであ
る。
【0008】上記構成によれば、工作機械に異常が発生
し、異常の原因の候補が複数ある場合であっても、第1
の表示手段に、工作機械のラダーロジックおよび信号状
態が表示されるので、表示されたラダーロジックおよび
信号状態から、異常の原因を特定することができる。異
常の原因を特定することができれば、復旧方法をも特定
することができるので、確実に、工作機械を異常から復
旧させることができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記第1のコン
ピュータは、前記工作機械から、前記工作機械のプログ
ラム中の現在実行されている実行行を取得し、前記第1
の表示手段は、前記第1のコンピュータが取得した実行
行を表示することを特徴とする請求項1または2に記載
の工作機械の復旧支援システムである。
【0010】上記構成によれば、工作機械に異常が発生
した場合に、第1の表示手段に、工作機械のプログラム
中の現在実行されている実行行が表示されるので、表示
された実行行から、より確実に、異常の原因を特定する
ことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、前記工作機械が
設置された場所から所定の距離だけ離れた位置にある第
2のコンピュータと、この第2のコンピュータへ、前記
第1のコンピュータが取得した各種の情報を送信する通
信手段と、この通信手段から前記第2のコンピュータが
取得した各種の情報を表示する第2の表示装置とを有す
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
の工作機械の復旧支援システムである。
【0012】上記構成によれば、工作機械(例えば、マ
シニングセンター(MC))の稼働状況を、工作機械が
設置された場所(例えば、工場)から離れた位置(例え
ば、サービスセンター)にある第2のコンピュータを用
いて監視することができる。例えば、工作機械の稼働状
況を、リアルタイムで、第2のコンピュータに接続され
た第2の表示装置に表示させることができる。これによ
り、例えば、無人運転中の工作機械の稼働状況を、工作
機械が設置された場所から離れた位置にある第2のコン
ピュータを用いて確認することができる。
【0013】また、工作機械に異常が発生した場合に、
工作機械が設置された場所から離れた位置にある第2の
コンピュータに、異常に関する各種の情報が通知され、
第2のコンピュータに接続された第2の表示手段に、通
知された、異常に関する各種の情報が表示される。
【0014】これにより、例えば、工作機械が設置され
た工場にいるオペレータが、工場から離れたサービスセ
ンターから復旧支援を受けることができる。オペレータ
は、この復旧支援に基づいて、自ら工作機械を復旧させ
ることができるので、サービス員が工場を訪問する時間
やコストを削減することができ、異常からの復旧時間を
短縮し、復旧のためのコストを削減することができる。
【0015】また、仮に、オペレータが自ら工作機械を
復旧させることができず、サービス員の訪問が必要な場
合であっても、サービス員が、必要な交換部品等をあら
かじめ準備した上で訪問することができるので、異常へ
の迅速な対応が可能になり、やはり異常からの復旧時間
を短縮し、復旧のためのコストを削減することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にお
ける工作機械の復旧支援システムの構成を示すブロック
図である。工作機械1〜4が設置された工場5と、工作
機械1〜4を製造したメーカーのサービスセンター6と
が、電話回線で接続されている。
【0017】工場5内に設置された工作機械1〜4の内
部では、ラダープログラムが動作しており、このラダー
プログラムは、常時、工作機械の内部情報を示すDGN
コード(工作機械の異常項目を含む)を更新している。
すなわち、工作機械の動作が進行し、工作機械の状態が
変化すると、DGNコードを更新する。
【0018】工場5内には、工作機械1〜4のほかに、
復旧支援PC7が設置されている。復旧支援PC7上で
は、本システムのクライアント側ソフトが稼働してい
る。復旧支援PC7と工作機械1〜4とは、イーサネッ
ト(登録商標)で接続されている。また、復旧支援PC
7には、表示装置8、記憶装置9、モデム10が接続さ
れている。復旧支援PC7とは、工作機械1〜4の稼働
状況を監視し、工作機械1〜4に異常が発生した場合に
復旧を支援するパーソナルコンピュータである。表示装
置8は、例えば、CRT(Cathode-Ray Tube;陰極線
管、ブラウン管)や液晶表示装置等によって構成され
る。
【0019】記憶装置9は、例えば、ハードディスク、
フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM等によって構成される。記憶装置9には、工
作機械において発生する可能性がある異常の種類を示す
異常項目と、各異常項目に対応する異常の原因と、各異
常の原因に対応する異常からの復旧方法とが記憶されて
いる。さらに、記憶装置9には、工作機械の取扱説明書
等のメンテナンス情報も記憶されている。さらに、記憶
装置9には、DGNコードの詳細情報を表示装置8に表
示させるための、工作機械の各機種毎のDGN詳細デー
タベースが記憶されている。DGN詳細データベースに
は、全DGNコードの詳細内容、DGNコードを発生さ
せたラダー上のロジック、そこで使用されている信号の
名称、工作機械の点検事項、点検部位、点検方法および
復旧方法等の詳細情報が、ブラウザソフトで表示可能な
形式で格納されている。モデム10には、電話回線が接
続されている。
【0020】復旧支援PC7は、予め設定された時間間
隔で、工作機械1〜4の内部情報を、イーサネット経由
で取り込み、表示装置8上の所定の位置に、色またはメ
ッセージで表示させる。表示装置8上の所定の位置を選
択し、1つの工作機械を選択すると、復旧支援PC7
は、選択された工作機械から、その時点で発生している
DGNコードを読み出し、読み出したDGNコードの一
覧を表示装置8上に表示させる。さらに、復旧支援PC
7は、DGNコードに対応する詳細情報を記憶装置9か
ら読み出して、表示装置8に表示させることも可能であ
る。詳細情報は階層構造(ナビゲーション的な構造)を
しており、工作機械に異常が発生した場合に、オペレー
タが、表示された項目の中から工作機械の状況に合致す
る項目を選択してゆくと、最終的に、異常に対応する復
旧方法に到達することが可能となっている。
【0021】さらに、復旧支援PC7は、工作機械1〜
4のいずれかが、アラームを発したり、予め設定された
条件をクリアした(例えば、予め指定された回数のサイ
クル運転が終了した)場合に、自動的に、予め指定され
たアドレスにメールを送信することも可能である。
【0022】サービスセンター6内には、リモートメン
テナンスPC11が設置されている。リモートメンテナ
ンスPC11上では、本システムのサーバ側ソフトが稼
働している。リモートメンテナンスPC11には、表示
装置12、モデム13が接続されている。リモートメン
テナンスPC11とは、前記復旧支援PC7を介して、
工作機械1〜4の稼働状況を監視し、工作機械1〜4に
異常が発生した場合に復旧を支援するパーソナルコンピ
ュータである。表示装置12は、例えば、CRT(Cath
ode-Ray Tube;陰極線管、ブラウン管)や液晶表示装置
等によって構成される。モデム13には、電話回線が接
続され、この電話回線は、前述したように、工場5内の
モデム10と接続されている。モデム10、電話回線お
よびモデム13を介しての通信により、表示装置8上に
表示された画面と同じ画面を、表示装置12上にも表示
させることができる。
【0023】図2は、表示装置8の画面上に表示される
メインウインドウ14を示す図である。メインウインド
ウ14内には、工作機械1〜4の稼働状況を示す表示1
a〜4aが表示される。なお、工作機械1〜4が自動運
転中であれば、図3に示すように、工作機械1〜4の稼
働状況を示す表示1a〜4a内に、工作機械1〜4のプ
ログラムの実行行1b〜4bが表示される。この表示に
より、工作機械に異常が発生し、工作機械が停止した場
合に、プログラムが、どの実行行で停止したかが判るの
で、異常の原因の特定が容易になる。
【0024】図2に示すメインウインドウ14下部に表
示されるファンクションキー15の機能を説明する。フ
ァンクションキー15のうち、NC画面表示キー15a
を押すと、図4に示すような、工作機械のNC操作画面
と同じ画面が、表示装置8上に表示され、さらに工作機
械の操作が可能になる。詳細には、メインウインドウ1
4内に表示された工作機械1〜4の稼働状況を示す表示
1a〜4aのうちのいずれかを選択(すなわち、工作機
械1〜4のうちのいずれかを選択)した上で、NC画面
表示キー15aを押すと、選択された工作機械のNC操
作画面と同じ画面が、表示装置8上に表示され、さらに
選択された工作機械の操作が可能になる。例えば、工作
機械1の稼働状況を示す表示1aを選択し、NC画面表
示キー15aを押すと、工作機械1のNC操作画面と同
じ画面が、表示装置8上に表示され、工作機械1の操作
が可能になる。
【0025】なお、工作機械のNC操作画面と同じ画面
が、表示装置8上に表示された状態で、さらに別のファ
ンクションキーを押すと、表示装置8上の表示が、図5
に示すようなラダー操作画面に移行し、工作機械のラダ
ーの編集を行うことが可能になる。ここで、工作機械の
ラダーについて、工作機械の一種であるマシニングセン
ターを例に挙げて説明する。マシニングセンターは、工
具等のX、Y、Z等の移動軸に沿った動きを制御するC
NC(Computer Numeric Controller)制御装置と、そ
の他の機械的動作を制御するシーケンサと呼ばれる装置
とで構成されている。シーケンサに組み込まれるソフト
ウエアは、一般に、シーケンスソフトと呼ばれる。シー
ケンスソフトは、一般的なコンピュータソフトウエアが
実行する処理、例えば、計算処理や、画面表示と連動し
た入出力処理等とは異なり、入力信号の状態(ONまた
はOFF)によって、シーケンサの内部信号や出力信号
の状態を変化させる処理を中心に、処理を実行する。例
えば、ドアを開けることを指示する入力信号がONして
いることを認識すると、ドアを開けるための機構に割り
付けられている出力信号をONに変化させる処理を実行
する。シーケンスソフトの制御プログラムは、図5に示
すように、両端の縦線の間に、横方向に指令が記述さ
れ、この記述形式を、梯子に例えてラダーと呼ぶ。ラダ
ー形式で記述された制御プログラムを実行することによ
って、シーケンサが動作する。ラダーロジックとは、シ
ーケンサを動作させるための制御の流れを、ラダーを用
いて記述したプログラム、すなわちラダープログラムの
ことをいう。なお、ロジックとは、制御の流れのことを
いう。また、信号状態とは、シーケンサが、外部から入
力している入力信号、外部へ出力している出力信号、お
よびシーケンサの内部信号の状態(ONまたはOFF)
のことをいう。
【0026】図2に示すファンクションキー15のう
ち、DGN表示キー15bを押すと、図6に示すような
DGNコードを示す画面が、表示装置8上に表示され
る。詳細には、メインウインドウ14内に表示された工
作機械1〜4の稼働状況を示す表示1a〜4aのうちの
いずれかを選択(すなわち、工作機械1〜4のうちのい
ずれかを選択)した上で、DGN表示キー15bを押す
と、選択された工作機械から、その時点で発生している
DGNコードが読み出され、表示装置8上に一覧表示さ
れる。
【0027】さらに、各DGNコードの詳細情報を参照
することが可能となっている。各DGNコードの詳細情
報は、HTML形式のファイルとなっており、このファ
イルには、DGNコードの詳細内容、発生条件、チェッ
ク項目等が記載されている。また、工作機械を構成する
各機器の配置を示す写真等も張り付けられている。
【0028】図2に示すファンクションキー15のう
ち、リモート診断キー15cを押すと、復旧支援PC7
が、電話回線を介して、あらかじめ指定されたサービス
センター6に設置されたリモートメンテナンスPC11
と接続される。すなわち、工作機械に異常が発生した場
合に、工場5にいるオペレータが、リモート診断キー1
5cを押すと、リモートメンテナンスPC11は、復旧
支援PC7を介して、異常が発生した工作機械から各種
の情報を読み出し、表示装置12上に表示させる。この
表示を見て、サービスセンター6において、異常の原因
の追及や、復旧方法の検討を行うことができる。
【0029】また、リモートメンテナンスPC11から
復旧支援PC7へ、さらに調査すべき項目を送信し、表
示装置8上に、さらに調査すべき項目を表示させること
もできる。これにより、工場5にいるオペレータが、こ
の表示を見て調査を行い、調査結果をサービスセンター
6に送ることが可能となる。すなわち、より詳しい情報
をサービスセンター6に送ることが可能となるので、工
作機械の異常からの早期復旧が可能となる。
【0030】図2に示すファンクションキー15のう
ち、メンテナンスドキュメントキー15dを押すと、オ
ペレータは、記憶装置9に記憶された、工作機械の取扱
説明書等のメンテナンス情報を参照することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、工作機械に異常が発生
した場合に、第1の表示手段に異常の原因および復旧方
法が表示されるので、オペレータは、工作機械が設置さ
れた場所まで行かずとも、異常の原因および復旧方法に
関する情報を得ることができる。従って、オペレータ
は、得られた復旧方法に関する情報を参照することによ
って、自ら工作機械を異常から復旧させることができる
ので、サービス員が訪問する時間やコストを削減するこ
とができ、異常からの復旧時間を短縮し、復旧のための
コストを削減することができる。
【0032】また、本発明によれば、工作機械に異常が
発生し、異常の原因の候補が複数ある場合であっても、
第1の表示手段に、工作機械のラダーロジックおよび信
号状態が表示されるので、表示されたラダーロジックお
よび信号状態から、異常の原因を特定することができ
る。異常の原因を特定することができれば、復旧方法を
も特定することができるので、確実に、工作機械を異常
から復旧させることができる。
【0033】また、本発明によれば、工作機械に異常が
発生した場合に、第1の表示手段に、工作機械のプログ
ラム中の現在実行されている実行行が表示されるので、
表示された実行行から、より確実に、異常の原因を特定
することができる。
【0034】また、本発明によれば、工作機械(例え
ば、マシニングセンター(MC))の稼働状況を、工作
機械が設置された場所(例えば、工場)から離れた位置
(例えば、サービスセンター)にある第2のコンピュー
タを用いて監視することができる。例えば、工作機械の
稼働状況を、リアルタイムで、第2のコンピュータに接
続された第2の表示装置に表示させることができる。こ
れにより、例えば、無人運転中の工作機械の稼働状況
を、工作機械が設置された場所から離れた位置にある第
2のコンピュータを用いて確認することができる。
【0035】また、工作機械に異常が発生した場合に、
工作機械が設置された場所から離れた位置にある第2の
コンピュータに、異常に関する各種の情報が通知され、
第2のコンピュータに接続された第2の表示手段に、通
知された、異常に関する各種の情報が表示される。
【0036】これにより、例えば、工作機械が設置され
た工場にいるオペレータが、工場から離れたサービスセ
ンターから復旧支援を受けることができる。オペレータ
は、この復旧支援に基づいて、自ら工作機械を復旧させ
ることができるので、サービス員が工場を訪問する時間
やコストを削減することができ、異常からの復旧時間を
短縮し、復旧のためのコストを削減することができる。
【0037】また、仮に、オペレータが自ら工作機械を
復旧させることができず、サービス員の訪問が必要な場
合であっても、サービス員が、必要な交換部品等をあら
かじめ準備した上で訪問することができるので、異常へ
の迅速な対応が可能になり、やはり異常からの復旧時間
を短縮し、復旧のためのコストを削減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における工作機械の復旧
支援システムの構成を示すブロック図。
【図2】 表示装置8の画面上に表示されるメインウイ
ンドウ14を示す図。
【図3】 工作機械1〜4が自動運転中の場合のメイン
ウインドウ14を示す図。
【図4】 NC画面表示キー15aを押すと、表示装置
8上に表示される工作機械のNC操作画面と同じ画面を
示す図。
【図5】 ラダー操作画面を示す図。
【図6】 DGN表示キー15bを押すと、表示装置8
上に表示されるDGNコードを示す画面を示す図。
【符号の説明】
1〜4 工作機械 1a〜4a 稼働状況を示す表示 1b〜4b プログラムの実行行 5 工場 6 サービスセンター 7 復旧支援PC(第1のコンピュータ) 8 表示装置(第1の表示手段) 9 記憶装置(記憶手段) 10 モデム(通信手段) 11 リモートメンテナンスPC(第2のコンピュー
タ) 12 表示装置(第2の表示手段) 13 モデム(通信手段) 14 メインウインドウ 15 ファンクション
キー 15a NC画面表示キー 15b DGN表示キ
ー 15c リモート診断キー 15d メンテナンス
ドキュメントキー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械において発生する可能性がある
    異常の種類を示す異常項目と、各異常項目に対応する異
    常の原因と、各異常の原因に対応する異常からの復旧方
    法とが記憶された記憶手段と、 工作機械に異常が発生した場合に、異常が発生した工作
    機械から異常項目を取得し、取得した異常項目に対応す
    る異常の原因と、この異常の原因に対応する復旧方法と
    を前記記憶手段から取得する第1のコンピュータと、 この第1のコンピュータが取得した異常項目、異常の原
    因および復旧方法を表示する第1の表示手段とを有する
    ことを特徴とする工作機械の復旧支援システム。
  2. 【請求項2】 前記第1のコンピュータは、前記工作機
    械から、前記工作機械のラダーロジックおよび信号状態
    を取得し、 前記第1の表示手段は、前記第1のコンピュータが取得
    した前記工作機械のラダーロジックおよび信号状態を表
    示することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の復
    旧支援システム。
  3. 【請求項3】 前記第1のコンピュータは、前記工作機
    械から、前記工作機械のプログラム中の現在実行されて
    いる実行行を取得し、 前記第1の表示手段は、前記第1のコンピュータが取得
    した実行行を表示することを特徴とする請求項1または
    2に記載の工作機械の復旧支援システム。
  4. 【請求項4】 前記工作機械が設置された場所から所定
    の距離だけ離れた位置にある第2のコンピュータと、 この第2のコンピュータへ、前記第1のコンピュータが
    取得した各種の情報を送信する通信手段と、 この通信手段から前記第2のコンピュータが取得した各
    種の情報を表示する第2の表示装置とを有することを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の工作機械
    の復旧支援システム。
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