JP2002081386A - スクロール型圧縮機の製造方法 - Google Patents

スクロール型圧縮機の製造方法

Info

Publication number
JP2002081386A
JP2002081386A JP2000270195A JP2000270195A JP2002081386A JP 2002081386 A JP2002081386 A JP 2002081386A JP 2000270195 A JP2000270195 A JP 2000270195A JP 2000270195 A JP2000270195 A JP 2000270195A JP 2002081386 A JP2002081386 A JP 2002081386A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scroll
hole
manufacturing
main frame
fixed scroll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000270195A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Araki
誠 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2000270195A priority Critical patent/JP2002081386A/ja
Publication of JP2002081386A publication Critical patent/JP2002081386A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)
  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定スクロールと旋回スクロールの位置決め
をそれぞれの基礎円中心を一致させて組立てられ、加工
精度を向上することができ、且つ組立が容易なスクロー
ル型圧縮機の製造方法を提供する。 【解決手段】 固定スクロール4のラップ溝底面4dと吐
出室間を軸方向に貫通する貫通孔4cを設けるとともに、
旋回スクロール5の鏡板5aに同貫通孔4cに相対向する凹
部5eを設け、貫通孔5cおよび凹部5eに位置決めピン11を
挿入して両スクロール4,5 を噛み合わせて一体とする一
方、固定スクロール鏡板4aおよびメインフレームの外周
部に、互いに回転方向の位置ズレを規制する位置決め手
段を設け、固定スクロール4をメインフレームに複数の
ボルトにより固定した後、位置決めピン11を離脱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクロール型圧縮機
に係わり、詳しくは、固定スクロールと旋回スクロール
の位置決めをそれぞれの基礎円中心を一致させて組立て
られ、加工精度を向上することができ、且つ組立が容易
な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスクロール型圧縮機の従来の製
造方法としては例えば、図10および図11に示すようなも
のがある。1'は旋回スクロールで鏡板1b' とラップ1a'
を有する。2'は固定スクロールで鏡板2b' とラップ2a'
を有する。これら旋回スクロール1'のラップ1a' と固定
スクロール2'のラップ2a' は互いに噛み合わせ複数の圧
縮室3' を形成している。固定スクロール2'はボルト1
9',20' によりメインフレーム5'に固定され、旋回スク
ロール1'はクランク軸7'のクランク部7a' に軸受6b' を
介して連動連結されるとともにメインフレーム5'に自転
防止機構8'を介して連結されている。
【0003】前記クランク軸7'を図示しない電動機によ
り、回転駆動することのより、旋回スクロール1'は自転
防止機構8'により自転を制せられながら旋回半径re で
公転運動をし、圧縮室3'内に冷媒ガスを吸込み、これを
圧縮して固定スクロール2'の鏡板2b' に穿設した吐出孔
4'より吐出する。
【0004】このスクロール型圧縮機においては旋回ス
クロール1'はそのx−y座標が固定スクロール2'のX−
Y座標と平行を保ちながらその原点O'が固定スクロール
2'の原点O に対して常に旋回半径re で公転しなければ
固定スクロール2'のラップ2a' と旋回スクロール1'のラ
ップ1a' が噛み込んだり、或いは両者間の隙間が大きく
なって圧縮室3'のガスがこの隙間から漏れ、圧縮機の性
能を阻害する。
【0005】そこで、これに対処するため、各スクロー
ルの鏡板1b' 及び2b' に対応する所定位置にそれぞれ複
数の位置決め孔13a',13b',14a',14b' を穿孔しておき、
旋回スクロール1'をクランク軸7'に取り付けて、この状
態で固定スクロール2'を所定の旋回位置に旋回させた状
態で前記位置決め孔13a',13b',14a',14b' にそれぞれピ
ン17',18' を挿入し、この状態で固定スクロール2'の鏡
板2b' に穿設されたばか穴15',16' にボルト19',20' を
挿入して固定スクロール2'をメインフレーム5'に固定
し、しかる後、ピン17',18' を抜き取っていた。
【0006】しかしながら、上記構成の場合、組立完了
後ピン17',18' を抜き去った後の固定スクロール2'の鏡
板2b' の位置決め孔13a',13b' をボルト、パッキン等の
手段で塞ぐ必要がある。このため、部品点数が多くなる
と同時に、位置決め孔13a',13b' を塞ぐ工数が増加して
コスト的に不利となる問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、固定スクロールと旋回スクロール
の位置決めをそれぞれの基礎円中心を一致させて組立て
られ、加工精度を向上することができ、且つ組立が容易
なスクロール型圧縮機の製造方法を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、密閉容器内に電動機と圧縮
部を配置し、同圧縮部を、中央に吐出孔を有する鏡板に
インボリュート曲線からなる渦巻状のラップを立設させ
た固定スクロールと、同じく鏡板にインボリュート曲線
からなる渦巻状のラップを立設させ両ラップを互いに噛
み合わせ複数の圧縮室を形成する旋回スクロールと、前
記電動機の回転力を伝達し前記旋回スクロールを旋回駆
動するシャフトと、同シャフトの一端に形成した主軸を
支承するメインフレームとから構成し、スクロールの中
心方向に移動するに従って容積を縮小するように前記両
スクロールの相対運動により冷媒ガスを圧縮し、前記吐
出孔から圧縮されたガスを吐出室へ吐出するとともに、
前記複数の圧縮室と前記吐出室を連通する複数のバイパ
ス孔を備え、前記固定スクロールと旋回スクロールの軸
方向中心線が一致するように、前記固定スクロールを前
記メインフレームに固定してなるスクロール型圧縮機の
製造方法であって、前記固定スクロールのラップ溝底面
と前記吐出室間を軸方向に貫通する貫通孔を設けるとと
もに、前記旋回スクロールの鏡板に同貫通孔に相対向す
る凹部を設け、前記貫通孔および前記凹部に位置決めピ
ンを挿入して前記両スクロールを噛み合わせて一体とす
る一方、前記固定スクロール鏡板および前記メインフレ
ームの外周部に、互いに回転方向の位置ズレを規制する
位置決め手段を設け、前記固定スクロールを前記メイン
フレームに複数のボルトにより固定した後、前記位置決
めピンを離脱してなることを特徴とするスクロール型圧
縮機の製造方法。
【0009】また、前記貫通孔が、前記吐出孔である構
成となっている。
【0010】また、前記凹部を、前記旋回スクロールの
ラップ溝底面またはラップ先端に設けた構成となってい
る。
【0011】また、前記貫通孔および前記凹部を、円筒
状に形成するとともに、前記貫通孔の孔径を前記凹部の
孔径より大きくした構成となっている。
【0012】また、前記位置決めピンを、前記貫通孔を
貫通する第1円筒部と前記凹部に挿入される第2円筒部
から構成し、同第1円筒部および第2円筒部の軸心を同
一軸線上に形成した構成となっている。
【0013】また、前記位置決めピンを、前記第2円筒
部の軸心が前記第1円筒部の軸心より、少許離間した偏
芯軸上に形成した構成となっている。
【0014】また、前記貫通孔および前記凹部のそれぞ
れ円周内に、前記インボリュート曲線の基礎円の中心を
含んだ構成となっている。
【0015】また、前記貫通孔および前記凹部を、それ
ぞれ前記インボリュート曲線の基礎円の中心を含んだ多
角形で形成した構成となっている。
【0016】また、前記位置決め手段が、前記固定スク
ロール鏡板または前記メインフレームのいずれか一方の
外周部に設けたガイドピンと、他方の外周部に設けら
れ、前記ガイドピンを挿通する挿通孔からなる構成とな
っている。
【0017】また、前記位置決め手段が、前記固定スク
ロール鏡板の外周面および前記メインフレームの外周面
に設けられ、垂直方向に延びる切込部と、同切込部に嵌
合する略矩形状の板体治具からなる構成となっている。
【0018】また、前記貫通孔が、前記バイパス孔であ
る構成となっている。
【0019】また、前記メインフレームの主軸受および
前記旋回スクロールの旋回軸受に、それぞれ嵌合する同
軸状の円筒棒治具を挿入し、前記メインフレームと前記
旋回スクロールの位置決めをしてなる構成となってい
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図5の実施例に基づいて説明する。図1は本発明のス
クロール型圧縮機の概略断面図、図2は図1の要部断面
図、図3は渦巻状のラップおよび各孔の配置関係を示す
説明図、図4は本発明における位置決めピンの一実施例
を示す要部拡大要部断面図、図5は位置決めピンの拡大
斜視図である。図において、密閉容器内に、電動機(図
示せず)と圧縮部3を配置し、同圧縮部3を、中央に吐
出孔4cを有する鏡板4aにインボリュート曲線からなる渦
巻状のラップ4bを立設させた固定スクロール4と、同じ
く鏡板5aの一方の面にインボリュート曲線からなる渦巻
状のラップ5bを立設させ、他面に旋回スクロール軸5cを
設け、両ラップ4b,5b を互いに噛み合わせ複数の圧縮室
6を形成する旋回スクロール5と、電動機の回転力を伝
達し前記旋回スクロール5を旋回駆動するシャフト7
と、同シャフト7の一端に形成した主軸7aを支承するメ
インフレーム8とから構成し、スクロールの中心方向に
移動するに従って容積を縮小するように前記両スクロー
ル4、5の相対運動により冷媒ガスを圧縮し、前記吐出
孔4cから圧縮されたガスを吐出室へ吐出するとともに、
前記複数の圧縮室6と吐出室を連通する複数のバイパス
孔10を備え、前記固定スクロール4と旋回スクロール5
の軸方向中心線が一致するように、前記固定スクロール
4を前記メインフレーム8に固定する構成となってい
る。
【0021】前記固定スクロール4のラップ溝底面4dと
吐出室間を軸方向に貫通する前記吐出孔4cからなる円筒
状の貫通孔(4c)を設けるとともに、前記旋回スクロール
5のラップ溝底面5dに同貫通孔(4c)に相対向する円筒状
の凹部5eを設ける。前記貫通孔(4c)および前記凹部5eに
位置決めピン11を挿入して前記両スクロール4、5を噛
み合わせて一体とする一方、前記固定スクロール鏡板4a
および前記メインフレーム8の外周部に、互いに回転方
向の位置ズレを規制する位置決め手段12を設け、前記固
定スクロール4を前記メインフレーム8に複数のボルト
孔13a にボルト(図示せず)を螺着して固定した後、前
記位置決めピン11を離脱する。
【0022】前記貫通孔(4c)および前記凹部5eを、円筒
状に形成するとともに、前記貫通孔(4c)の孔径を前記凹
部5eの孔径より大きくした構成とする。また、図5
(B)に示すように、前記位置決めピン11を、前記貫通
孔(4c)を貫通する第1円筒部11a と前記凹部5eに挿入さ
れる第2円筒部11b から構成し、前記第1円筒部の軸心
が前記旋回スクロール5のインボリュート曲線の基礎円
14aの中心に位置するようにするとともに、前記固定ス
クロール4のインボリュート曲線の基礎円14b の中心を
覆うように、前記第2円筒部11b の軸心が前記第1円筒
部11a の軸心より、少許離間した偏芯軸上に形成した構
成となっている。
【0023】図6は本発明による他の実施例を示したも
ので、前記凹部5eを、前記旋回スクロールラップ5bの先
端巻き始め部分に設け、旋回スクロール5の基礎円14a
中心と固定スクロール4の基礎円14b 中心を重ね合わせ
た場合、旋回スクロール5のラップ5bの先端巻き始め部
分が前記吐出孔4cの真上にくるようになる。この場合図
5(A)に示すように、前記位置決めピン11は、第1円
筒部11a と第2円筒部の軸心が同一軸線上なるため、ピ
ンの形状が簡略となり加工が容易となる。
【0024】図7は位置決めピン11の形状を、第1円筒
部11a および第2円筒部ともに六角形に形成したもの
で、ピン一本で回転方向の位置ズレを規制することがで
きるため、治具等の数を少なくすることができコスト的
に有利となる。
【0025】図8は本発明による更に他の実施例を示し
たもので、前記固定スクロール4のラップ溝底面と吐出
室9間を軸方向に貫通する貫通孔に前記バイパス孔10を
利用する方法で、この場合基礎円の中心とバイパス孔10
の距離が遠くなるに連れて基礎円中心のズレが大きくな
る可能性がある。このズレを少なくするために、前記メ
インフレーム8の主軸受8aおよび前記旋回スクロール5
の旋回軸受5fに、それぞれ嵌合する同軸状の円筒棒治具
bを挿入し、前記メインフレーム8と前記旋回スクロー
ル5の位置決めをする構成となっている。
【0026】図9は前記メインフレーム8と前記固定ス
クロール4の回転方向の位置ズレを規制する位置決め手
段の実施例を示したもので、前記固定スクロール鏡板4a
の外周面および前記メインフレーム8の外周面に設けら
れ垂直方向に延びる切込部aと、同切込部aに嵌合する
略矩形状の板体治具12a からなる構成となっている。
【0027】以上に説明したように、前記固定スクロー
ル4のラップ溝底面4dと吐出室間を軸方向に貫通する前
記吐出孔4cからなる円筒状の貫通孔(4c)を設けるととも
に、前記旋回スクロール5のラップ溝底面5dに同貫通孔
(4c)に相対向する円筒状の凹部5eを設け,前記貫通孔(4
c)および前記凹部5eに位置決めピン11を挿入して前記両
スクロール4、5を噛み合わせて一体とする一方、前記
固定スクロール鏡板4aおよび前記メインフレーム8の外
周部に、互いに回転方向の位置ズレを規制する位置決め
手段12を設け、前記固定スクロール4を前記メインフレ
ーム8に複数のボルト孔13a にボルト(図示せず)を螺
着して固定した後、前記位置決めピン11を離脱する構成
とすることにより、固定スクロールと旋回スクロールの
位置決めをそれぞれの基礎円中心を一致させて組立てら
れ、加工精度を向上することができ、且つ組立が容易な
スクロール型圧縮機の製造方法となる。
【0028】
【発明の効果】以上本発明においては、固定スクロール
と旋回スクロールの位置決めをそれぞれの基礎円中心を
一致させて組立てられ、加工精度を向上することがで
き、且つ組立が容易なスクロール型圧縮機の製造方法と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるスクロール型圧縮機の概略断面
図である。
【図2】本発明におけるスクロール型圧縮機の要部断面
図である。
【図3】本発明の渦巻状のラップおよび各孔の配置関係
を示す説明図である。
【図4】本発明の位置決めピンの一実施例を示す要部拡
大断面図で、(A)は上面図、(B)は断面図である。
【図5】本発明の位置決めピンの拡大斜視図で、(A)
は第1円筒部11a と第2円筒部の軸心を同一軸線上に形
成したもの、(B)は偏芯軸上に形成したものある。
【図6】本発明による他の実施例を示す要部拡大断面図
で、(A)は上面図、(B)は断面図である。
【図7】本発明における位置決めピンの他の形状を示す
上面図である。
【図8】本発明による更に他の実施例を示す要部拡大断
面図である。
【図9】本発明によるメインフレームと固定スクロール
の回転方向の位置ズレを規制する位置決め手段の実施例
を示す要部斜視図である。
【図10】従来例を示す要部拡大断面図である。
【図11】従来例による図10のII-II 線に沿う矢視図
である。
【符号の説明】
3 圧縮部 4 固定スクロール 4a 鏡板 4b ラップ 4c 貫通孔(吐出孔) 5 旋回スクロール 5a 鏡板 5b ラップ 5c 旋回スクロール軸 5d ラップ溝底面 5e 凹部 6 圧縮室 7 シャフト 8 メインフレーム 10 バイパス孔 11 位置決めピン 11a 第1円筒部 11b 第2円筒部 12 位置決め手段 13a ボルト孔 14a,14b 基礎円

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動機と圧縮部を配置し、
    同圧縮部を、中央に吐出孔を有する鏡板にインボリュー
    ト曲線からなる渦巻状のラップを立設させた固定スクロ
    ールと、同じく鏡板にインボリュート曲線からなる渦巻
    状のラップを立設させ両ラップを互いに噛み合わせ複数
    の圧縮室を形成する旋回スクロールと、前記電動機の回
    転力を伝達し前記旋回スクロールを旋回駆動するシャフ
    トと、同シャフトの一端に形成した主軸を支承するメイ
    ンフレームとから構成し、スクロールの中心方向に移動
    するに従って容積を縮小するように前記両スクロールの
    相対運動により冷媒ガスを圧縮し、前記吐出孔から圧縮
    されたガスを吐出室へ吐出するとともに、前記複数の圧
    縮室と前記吐出室を連通する複数のバイパス孔を備え、
    前記固定スクロールと旋回スクロールの軸方向中心線が
    一致するように、前記固定スクロールを前記メインフレ
    ームに固定してなるスクロール型圧縮機の製造方法であ
    って、 前記固定スクロールのラップ溝底面と前記吐出室間を軸
    方向に貫通する貫通孔を設けるとともに、前記旋回スク
    ロールの鏡板に同貫通孔に相対向する凹部を設け、前記
    貫通孔および前記凹部に位置決めピンを挿入して前記両
    スクロールを噛み合わせて一体とする一方、前記固定ス
    クロール鏡板および前記メインフレームの外周部に、互
    いに回転方向の位置ズレを規制する位置決め手段を設
    け、前記固定スクロールを前記メインフレームに複数の
    ボルトにより固定した後、前記位置決めピンを離脱して
    なることを特徴とするスクロール型圧縮機の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔が、前記吐出孔であることを
    特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記凹部を、前記旋回スクロールのラッ
    プ溝底面またはラップ先端に設けてなることを特徴とす
    る請求項1記載のスクロール型圧縮機の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔および前記凹部を、円筒状に
    形成するとともに、前記貫通孔の孔径を前記凹部の孔径
    より大きくしてなることを特徴とする請求項1、2また
    は3記載のスクロール型圧縮機の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記位置決めピンを、前記貫通孔を貫通
    する第1円筒部と前記凹部に挿入される第2円筒部から
    構成し、同第1円筒部および第2円筒部の軸心を同一軸
    線上に形成してなることを特徴とする請求項1または4
    記載のスクロール型圧縮機の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記位置決めピンを、前記第2円筒部の
    軸心が前記第1円筒部の軸心より、少許離間した偏芯軸
    上に形成してなることを特徴とする請求項1または4記
    載のスクロール型圧縮機の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記貫通孔および前記凹部のそれぞれ円
    周内に、前記インボリュート曲線の基礎円の中心を含ん
    でなることを特徴とする請求項1、2または3記載のス
    クロール型圧縮機の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記貫通孔および前記凹部を、それぞれ
    前記インボリュート曲線の基礎円の中心を含んだ多角形
    で形成してなることを特徴とする請求項1、2または3
    記載のスクロール型圧縮機の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記位置決め手段が、前記固定スクロー
    ル鏡板または前記メインフレームのいずれか一方の外周
    部に設けたガイドピンと、他方の外周部に設けられ、前
    記ガイドピンを挿通する挿通孔からなることを特徴とす
    る請求項1記載のスクロール型圧縮機の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記位置決め手段が、前記固定スクロ
    ール鏡板の外周面および前記メインフレームの外周面に
    設けられ、垂直方向に延びる切込部と、同切込部に嵌合
    する略矩形状の板体治具からなることを特徴とする請求
    項1記載のスクロール型圧縮機の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記貫通孔が、前記バイパス孔である
    ことを特徴とする請求項1記載のスクロール型圧縮機の
    製造方法。
  12. 【請求項12】 前記メインフレームの主軸受および前
    記旋回スクロールの旋回軸受に、それぞれ嵌合する同軸
    状の円筒棒治具を挿入し、前記メインフレームと前記旋
    回スクロールの位置決めをしてなることを特徴とする請
    求項1または11記載のスクロール型圧縮機の製造方
    法。
JP2000270195A 2000-09-06 2000-09-06 スクロール型圧縮機の製造方法 Pending JP2002081386A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270195A JP2002081386A (ja) 2000-09-06 2000-09-06 スクロール型圧縮機の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000270195A JP2002081386A (ja) 2000-09-06 2000-09-06 スクロール型圧縮機の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002081386A true JP2002081386A (ja) 2002-03-22

Family

ID=18756670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000270195A Pending JP2002081386A (ja) 2000-09-06 2000-09-06 スクロール型圧縮機の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002081386A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002202074A (ja) スクロール型圧縮機
EP2703648A1 (en) Scroll compressor
WO2011034082A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2000087878A (ja) スクロール型圧縮機、及びその組立方法
JP2001082334A (ja) 電動圧縮機
CN112154270A (zh) 涡旋压缩机
JP2009180107A (ja) 密閉型スクロール圧縮機
JP2002081386A (ja) スクロール型圧縮機の製造方法
US6280165B1 (en) Scroll type fluid machine
JP2008255924A (ja) 流体機械
CN112005013B (zh) 涡旋压缩机及其制造方法
JP4824231B2 (ja) スクロール式流体機械の組立方法
JP4045567B2 (ja) 圧縮機及びその組立方法
JPH0755340Y2 (ja) 圧縮機
US6382941B1 (en) Device and method to prevent misbuild and improper function of air conditioning scroll compressor due to misplaced or extra steel spherical balls
JP2003035282A (ja) スクロール型流体機械
JPH1150981A (ja) 密閉型スクロール圧縮機
KR101277414B1 (ko) 스크롤 유체 기계 및 그 조립 방법
JP2007321728A (ja) スクロール部材およびそれを用いたスクロール流体機械
JPH11294361A (ja) 密閉型圧縮機及び密閉型圧縮機のステータ固定方法
WO2022054174A1 (ja) スクロール圧縮機
JP2713652B2 (ja) スクロール型流体機械及びその組立方法
JP2002206491A (ja) スクロール型流体機械及びその組立方法
JPH0617024Y2 (ja) スクロ−ル圧縮機
JPH1113655A (ja) スクロール圧縮機