JP2002080681A5 - - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体を主成分としてなるN−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)0.5〜30質量部とA成分のCOOM基と反応し架橋させる架橋剤(B成分)0.01〜20質量部の架橋物であって、かつ芳香性および/または消臭性化合物(C成分)0.1〜40質量部、水(D成分)10〜99.39質量部(A成分〜D成分の総和は100質量部とする。)を含有してなることを特徴とする芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項2】COOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体が、1種または2種以上の(メタ)アクリル酸またはそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩である請求項1に記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項3】N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)において、全単量体の80〜100質量%がN−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体の共重合体である請求項1または2記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項4】N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)において、N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体との質量比が99.9:0.1〜60:40である単量体の共重合体である請求項1ないし3のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項5】架橋剤(B成分)がアルミニウム化合物である請求項1ないし4のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項6】架橋剤(B成分)がエポキシ化合物である請求項1ないし4のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項7】N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)、架橋剤(B成分)、芳香性および/または消臭性化合物(C成分)、水(D成分)を練合して調整するゲル状組成物において、練合直後は流動性があり、経時でゲル化して非流動化することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた自動車用芳香および/または消臭剤。
【請求項9】請求項1ないし7のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた室内用芳香および/または消臭剤。
【請求項10】請求項1ないし7のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた冷蔵庫用芳香および/または消臭剤。
【請求項1】N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体を主成分としてなるN−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)0.5〜30質量部とA成分のCOOM基と反応し架橋させる架橋剤(B成分)0.01〜20質量部の架橋物であって、かつ芳香性および/または消臭性化合物(C成分)0.1〜40質量部、水(D成分)10〜99.39質量部(A成分〜D成分の総和は100質量部とする。)を含有してなることを特徴とする芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項2】COOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体が、1種または2種以上の(メタ)アクリル酸またはそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩である請求項1に記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項3】N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)において、全単量体の80〜100質量%がN−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体の共重合体である請求項1または2記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項4】N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)において、N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体との質量比が99.9:0.1〜60:40である単量体の共重合体である請求項1ないし3のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項5】架橋剤(B成分)がアルミニウム化合物である請求項1ないし4のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項6】架橋剤(B成分)がエポキシ化合物である請求項1ないし4のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項7】N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)、架橋剤(B成分)、芳香性および/または消臭性化合物(C成分)、水(D成分)を練合して調整するゲル状組成物において、練合直後は流動性があり、経時でゲル化して非流動化することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
【請求項8】請求項1ないし7のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた自動車用芳香および/または消臭剤。
【請求項9】請求項1ないし7のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた室内用芳香および/または消臭剤。
【請求項10】請求項1ないし7のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた冷蔵庫用芳香および/または消臭剤。
すなわち本発明は以下の事項に関する。
[1]N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体を主成分としてなるN−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)0.5〜30質量部とA成分のCOOM基と反応し架橋させる架橋剤(B成分)0.01〜20質量部の架橋物であって、かつ芳香性および/または消臭性化合物(C成分)0.1〜40質量部、水(D成分)10〜99.39質量部(A成分〜D成分の総和は100質量部とする。)を含有してなることを特徴とする芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[2]COOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体が、1種または2種以上の(メタ)アクリル酸またはそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩である上記[1]に記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[1]N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体を主成分としてなるN−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)0.5〜30質量部とA成分のCOOM基と反応し架橋させる架橋剤(B成分)0.01〜20質量部の架橋物であって、かつ芳香性および/または消臭性化合物(C成分)0.1〜40質量部、水(D成分)10〜99.39質量部(A成分〜D成分の総和は100質量部とする。)を含有してなることを特徴とする芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[2]COOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体が、1種または2種以上の(メタ)アクリル酸またはそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩である上記[1]に記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[3]N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)において、全単量体の80〜100質量%がN−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体の共重合体である上記[1または2記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[4]N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)において、N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体との質量比が99.9:0.1〜60:40である単量体の共重合体である上記[1]ないし[3]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[4]N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)において、N−ビニルアセトアミドとCOOM基(式中、Mは水素原子、アルカリ金属塩またはアンモニウム塩を示す。)を有する重合性単量体との質量比が99.9:0.1〜60:40である単量体の共重合体である上記[1]ないし[3]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[5]架橋剤(B成分)がアルミニウム化合物である上記[1]ないし[4]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[6]架橋剤(B成分)がエポキシ化合物である上記[1]ないし[4]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[7]N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)、架橋剤(B成分)、芳香性および/または消臭性化合物(C成分)、水(D成分)を練合して調整するゲル状組成物において、練合直後は流動性があり、経時でゲル化して非流動化することを特徴とする上記[1]ないし[6]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[6]架橋剤(B成分)がエポキシ化合物である上記[1]ないし[4]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[7]N−ビニルアセトアミド共重合体(A成分)、架橋剤(B成分)、芳香性および/または消臭性化合物(C成分)、水(D成分)を練合して調整するゲル状組成物において、練合直後は流動性があり、経時でゲル化して非流動化することを特徴とする上記[1]ないし[6]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物。
[8]上記[1]ないし[7]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた自動車用芳香および/または消臭剤。
[9]上記[1]ないし[7]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた室内用芳香および/または消臭剤。
[10]上記[1]ないし[7]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた冷蔵庫用芳香および/または消臭剤。
[9]上記[1]ないし[7]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた室内用芳香および/または消臭剤。
[10]上記[1]ないし[7]のいずれかに記載の芳香および/または消臭用ゲル状組成物を用いた冷蔵庫用芳香および/または消臭剤。
成分(D)の水は架橋反応を進め、香料および/または消臭性化合物の溶解性やゲルの柔軟性をだすために添加され、その添加量は10〜99.39質量%である。10質量%未満であると架橋反応が著しく遅くなりゲルの成型に時間がかかる。また99.39質量%より多いと芳香および/または消臭効果が低下し、さらにはゲルに流動性が出てしまい、好ましいゲル状態とならない。
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