JP2002080549A - シクロペンタジエン系ブロック共重合体およびその製造方法 - Google Patents
シクロペンタジエン系ブロック共重合体およびその製造方法Info
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Abstract
ジエン系ブロック共重合体を得る。 【解決手段】 シクロペンタジエン系モノマーを重合す
る工程と、シクロペンタジエン系モノマー以外のカチオ
ン重合性モノマーを重合する工程を交互に行なうシクロ
ペンタジエン系ブロック共重合体の製造方法において、
第一番目の重合工程は、(a)カチオン重合性モノマー
のプロトン酸付加体と(b)ルイス酸からなる触媒を用
いてモノマーの重合を行ない、第二番目以降の重合工程
は、前工程で得られた重合体にモノマーのみを添加して
重合を行なう。
Description
高分子量のシクロペンタジエン系ブロック共重合体とそ
の製造方法に関する。
合体としては、Macromolecules,Vo
l.20,No.9,2045−2049(1987)
に記載されているアルキルビニルエーテルと2−アセト
キシエチルビニルエーテルとのブロック共重合体とアル
キルビニルエーテルと2−ヒドロキシエチルビニルエー
テルとのブロック共重合体がある。前者は、沃化水素と
沃素からなる開始剤を用いて、構成モノマーを逐次的に
重合することによって製造されている。後者は、前者の
ブロック共重合体をアルカリ加水分解することによって
製造されている。
ン系ブロック共重合体としては、Journal of
Polymer Science: Part A:
Polymer Chemistry,Vol.2
9,427−435(1991)に記載されているスチ
レンとイソブテンとのブロック共重合体、Journa
l of Polymer Science: Par
t A: Polymer Chemistry,Vo
l.30,41−48(1992)に記載されているイ
ンデンとイソブテンとのブロック共重合体がある。これ
らの共重合体もまた、特定の開始剤を用いて、構成モノ
マーを逐次的に重合することによって製造されている。
クロペンタジエン系モノマーの重合体は、高分子化学,
27巻,97〜109(1970)に記載のように、ハ
ロゲン化金属等のルイス酸等を触媒とした、同モノマー
のカチオン重合によって合成されている。シクロペンタ
ジエン系重合体に関しては、モノマーの1,2−付加単
位と1,4−付加単位からなる重合体である。しかし、
重合反応における活性種はカルボニウムイオンであり、
その反応性のコントロールが難しいため、重合体の分子
量または末端構造が制御された重合体は存在しなかっ
た。したがって、シクロペンタジエン系モノマーと他の
モノマーとの分子量分布の狭い高分子量ブロック共重合
体は存在しなかった。
な従来技術の問題点を解決するためになされたものであ
り、分子量分布の狭い、高分子量のシクロペンタジエン
系ブロック重合体を提供すると共に、その製造方法を提
供することを目的とするものである。
対して鋭意検討した結果、見出されたものである。すな
わち、本発明は、(I)下記一般式(1)
は炭素数1〜50の炭化水素基である。)で表されるシ
クロペンタジエン系モノマーから誘導される重合体成分
と、(II)シクロペンタジエン系モノマー以外のカチ
オン重合性モノマーから誘導される重合体成分を含み、
(A)成分(I)を構成するモノマー単位の含有量が
0.5mol%以上99.5mol%以下であり、
(B)数平均分子量(Mn)が1×103以上1×108
以下であり、(C)重量平均分子量(Mw)とMnとの比
(Mw/Mn)が1.0以上2.0以下であることを特徴
とするシクロペンタジエン系ブロック共重合体を提供す
るものである。さらに、本発明は、その重合体の製造方
法を提供するものである。
マーは、一般式(1)で表される化合物であり、シクロ
ペンタジエン、1−メチルシクロペンタジエン、2−メ
チルシクロペンタジエン、1−エチルシクロペンタジエ
ン、2−エチルシクロペンタジエン、5−メチルシクロ
ペンタジエン、1,2−ジメチルシクロペンタジエン、
1,3−ジメチルシクロペンタジエン、2,3−ジメチ
ルシクロペンタジエン、3−エチル−1−メチルシクロ
ペンタジエン、1−メチル−3−プロピルシクロペンタ
ジエン、5,5−ジメチルシクロペンタジエン等を例示
することができる。
は2種類以上混合して用いることもできる。
ック共重合体の成分(I)を構成するモノマー単位の含
有量は0.5mol%以上99.5mol%以下である
が、好ましくは1.0mol%以上99.0mol%以
下である。さらに好ましくは2.0mol%以上98.
0mol%以下である。
nは、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー
(GPC)で測定された値であり、分子量既知のポリス
チレン試料で校正された値である。
ック共重合体のMnは1×103以上1×108以下であ
るが、好ましくは2×103以上1×108以下である。
さらに好ましくは3×103以上1×108以下である。
ック共重合体のMw/Mnは1.0以上2.0以下である
が、好ましくは1.0以上1.6以下である。さらに好
ましくは1.0以上1.3以下である。
ンタジエン単独の重合体である場合は、前記(A)、
(B)および(C)以外に、(D)成分(I)のMnが
1×103以上1×106以下であり、(E)成分(I)
の脂肪族プロトン量に対するオレフィンプロトン量の比
が45%以上50%以下であり、(F)成分(I)を構
成するモノマー単位の20mol%以上100mol%
以下は、1,2−付加単位であることを特徴とすること
が好ましい。
オレフィンプロトン量の比{[H(不飽和)/H(飽
和)]%}は、高分子化学,27巻,97〜109(1
970)に記載の方法に従い、重合体のプロトン核磁気
共鳴分光法(1H−NMR)によって得られたピーク積
分比を下記式(3)に代入して算出した値である。
応するピークの積分比であり、Yは1,2−付加単位の
メチレンプロトンに対応するピークの積分比であり、Z
は1,4−付加単位のメチンプロトンおよび1,2−付
加単位のメチンプロトンに対応するピークの積分比であ
り、Wは1,4−付加単位のオレフィンプロトンおよび
1,2−付加単位のオレフィンプロトンに対応するピー
クの積分比である。)また、1,2−付加単位の量
{[1,2−付加単位]mol%}は、前記文献に記載
の方法に従い、1H−NMRによって得られたピーク積
分比を下記式(4)または(5)に代入して2つの方法
で算出した値である。
モノマーは、シクロペンタジエン系モノマー以外の、カ
チオン重合が可能なモノマーであれば何れのモノマーで
あっても用いることができるが、好ましくは、一般式
(2)
基、またはハロゲン原子、酸素原子もしくは窒素原子を
含有する炭素数1〜50の炭化水素基である。)で表さ
れるビニルエーテル系モノマーまたはイソブテンを用い
ることができる。
モノマーとしては、n−ブチルビニルエーテル、イソブ
チルビニルエーテル、n−オクチルビニルエーテル、イ
ソオクチルビニルエーテル、n−ヘキサデシルビニルエ
ーテル、2−クロロエチルビニルエーテル、2−アセト
キシエチルビニルエーテル、2−ベンゾイルオキシエチ
ルビニルエーテル、2−(tert−ブチルジメチルシ
リルオキシ)エチルビニルエーテル、2−(トリメチル
シリルオキシ)エチルビニルエーテル、2−ヒドロキシ
エチルビニルエーテルを例示することができる。
種類以上混合して用いることもできる。
重合体において、成分(I)と成分(II)の配列は特
に限定はないが、(I)−(II)、(I)−(II)
−(I)、(II)−(I)−(II)、(I)−(I
I)−(I)−(II)、(I)−(II)−(I)−
(II)−(I)、(II)−(I)−(II)−
(I)−(II)または(I)−(II)−(I)−
(II)−(I)−(II)を例示することができる。
また、好ましくは(I)−(II)、(I)−(II)
−(I)または(II)−(I)−(II)であること
を特徴とする。
系ブロック共重合体は、シクロペンタジエン系モノマー
を重合する工程と、シクロペンタジエン系モノマー以外
のカチオン重合性モノマーを重合する工程を交互に行な
う方法において、第一段目の重合工程で、(a)カチオ
ン重合性モノマーのプロトン酸付加体と(b)ルイス酸
からなる触媒を用いてモノマーの重合を行ない、第二番
目以降の重合工程で、前工程で得られた重合体にモノマ
ーのみを添加して重合を行なうことによって製造され
る。
合性モノマーとプロトン酸との反応生成物である。
重合性モノマーは、カチオン重合が可能なモノマーであ
り、前記シクロペンタジエン系モノマー、前記ビニルエ
ーテル系モノマーまたはスチレン、α−メチルスチレ
ン、p−メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−
クロロスチレン、ビニルナフタレン等のスチレン系モノ
マーを例示することができる。また、これらは2種類以
上混合して用いることもできる。
は、塩化水素、フッ化水素、臭化水素、ヨウ化水素、硫
酸、酢酸、メチルスルホン酸、トリクロロ酢酸、トリフ
ルオロ酢酸、トリフルオロメチルスルホン酸または過塩
素酸を例示することができる。また、これらは2種類以
上混合して用いることもできる。
ては、四塩化錫、四臭化錫、四塩化チタン、四臭化チタ
ン、塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、塩化亜鉛、
臭化亜鉛、三塩化ホウ素、三フッ化ホウ素、エチルアル
ミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライ
ド、イソプロポキシチタントリクロライド、ジイソプロ
ポキシチタンジクロライド、フェノキシチタントリクロ
ライド、ジフェノキシチタンジクロライド、ビス(2,
6−ジクロロフェノキシ)チタンジクロライド、ビス
(2,6−ジイソプロピルフェノキシ)チタンジクロラ
イドを例示することができる。これらは2種類以上混合
して用いることもできる。
ロック共重合体は、シクロペンタジエン系モノマーを重
合する工程と、シクロペンタジエン系モノマー以外のカ
チオン重合性モノマーを重合する工程を交互に行なう方
法において、第一段目の重合工程で、得られるブロック
共重合体のより小さいMw/Mnとより高いMnを得るこ
とを目的に、上記成分(a)と成分(b)からなる触媒
にさらに(c)ルイス塩基および/または塩類を加えて
モノマーの重合を行ない、第二番目以降の重合工程で、
前工程で得られた重合体にモノマーのみを添加して重合
を行なうことが好ましい。
は、酢酸エチル、p−メトキシ安息香酸エチル等のエス
テル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエー
テル等のエーテル、2,6−ジメチルピリジン、2,
4,6−トリメチルピリジン、2,6−ジ−tert−
ブチルピリジン、2,6−ジ−tert−ブチル−4−
メチルピリジン等のピリジン誘導体、ジメチルスルフィ
ド、テトラヒドロチオフェン等のスルフィド、1−メチ
ル−2−ピロリドン、N,N−ジエチルアセトアミド、
1−ブチルイミダゾール、ジメチルスルフォキシドを例
示することができる。
アンモニウムクロライド、過塩素酸テトラブチルアンモ
ニウム、テトラフルオロホウ酸テトラブチルアンモニウ
ム、ヘキサフルオロリン酸テトラブチルアンモニウム等
のテトラアルキルアンモニウム塩、テトラブチルホスホ
ニウムクロライド、酢酸テトラブチルホスホニウム等の
テトラアルキルホスホニウム塩、トリフェニルメチルク
ロライドを例示することができる。
ク共重合体を製造する場合は、第一段目の重合工程で、
シクロペンタジエン系モノマーの重合とシクロペンタジ
エン系モノマー以外のカチオン重合性モノマーの重合の
どちらを行なってもよいが、得られるブロック共重合体
のより小さいMw/Mnとより高いMnを得ることを目的
に、第一段目の重合工程で、シクロペンタジエン系モノ
マー以外のカチオン重合性モノマーの重合を行なうこと
が好ましい。
で、成分(a)と成分(b)からなる触媒または成分
(a)と成分(b)と成分(c)からなる触媒と、モノ
マーを接触させることにより行うが、その接触方法につ
いては特に限定はない。
溶剤であればいずれでもよく、具体的には、ベンゼン、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、プロパン、ブ
タン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシク
ロヘキサン、デカリン等の脂肪族炭化水素、四塩化炭
素、クロロホルム、塩化メチレン、1,2−ジクロロエ
タン、1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−ト
リクロロエタン、1,1,2−トリクロロエチレン等の
ハロゲン化炭化水素を例示することができる。また、こ
れらは2種類以上混合して用いることもできる。
ノマーの濃度が1×10-6mol/l〜10mol/l
の範囲になる量を用いることができる。
モノマー1mol当たり1×10-5mol〜1mol、
好ましくは1×10-4mol〜0.5molの範囲であ
る。
ないが、成分(a)1mol当たり1×10-1mol〜
1×104mol、好ましくは5×10-1mol〜1×
103molの範囲である。
ないが、成分(a)1mol当たり0mol〜1×10
3mol、好ましくは1×10-4mol〜1×103mo
l、さらに好ましくは1×10-3mol〜1×102m
olの範囲である。
〜300℃、好ましくは−100℃〜200℃の範囲で
ある。
工程で得られた重合体にモノマーのみを添加して重合を
行なう。重合方法および重合条件に関しては特に限定は
ないが、重合溶媒、モノマー濃度および重合温度は、前
記第一段目の重合における範囲を用いることができる。
また、モノマー添加時期に関しては、成分(I)と成分
(II)のみからなるブロック共重合体を得ることを目
的に、前工程で添加したモノマーが全量消費された時点
で、次のモノマーを添加することが好ましい。
重合体は、公知の方法により水素添加して用いることが
できる。
ック共重合体は、成分(II)の種類によって、熱可塑
性エラストマーや両親媒性ポリマーとして用いることが
できる。
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。
合反応は、全て乾燥窒素雰囲気下で行った。また、重合
反応に用いた溶媒は、全て予め公知の方法で脱酸素、乾
燥、精製を行ったものを用いた。シクロペンタジエン
は、ジシクロペンタジエンを160℃で熱分解し、−7
8℃で捕集した後、使用直前に水素化カルシウム上で蒸
留し、再度−78℃で捕集した。2−クロロエチルビニ
ルエーテルは、丸善化学(株)製(99%)を10%水
酸化ナトリウム水溶液および水で洗浄した後、無水硫酸
ナトリウムで一昼夜乾燥し、使用直前に水素化カルシウ
ム上で2回減圧蒸留した。2−アセトキシエチルビニル
エーテルは、Macromolecules,18,2
097−2101(1985)に記載の方法で合成し、
使用直前に水素化カルシウム上で2回蒸留した。2−ク
ロロエチルビニルエーテルおよび2−アセトキシエチル
ビニルエーテルの塩化水素付加体は、Macromol
ecules,27,1093−1098(1994)
に記載の方法により合成、同定したものを用いた。四塩
化錫は、アルドリッチ製をそのまま用いた。テトラブチ
ルアンモニウムクロライドは、東京化成工業(株)製を
そのまま用いた。
チルビニルエーテルおよびシクロペンタジエンのモノマ
ー転化率は、内部標準として四塩化炭素を用いたガスク
ロマトグラフィーで測定した残存モノマー量から決定し
た。
クロペンタジエンの転化率の決定に用いたガスクロマト
グラフィーの方法としては、装置として島津製作所
(株)製GC8Aを用い、カラムとしてはPEG150
0を用い、キャリアガスとしてはヘリウムを用いた。イ
ンジェクション温度は120℃、カラム温度は80℃に
設定した。
ルビニルエーテルのモノマー転化率は、内部標準として
クロロベンゼンを用いたガスクロマトグラフィーで測定
した残存モノマー量から決定した。
化率の決定に用いたガスクロマトグラフィーの方法とし
ては、装置として島津製作所(株)製 GC8Aを用
い、カラムとしてはPEG6000を用い、キャリアガ
スとしてはヘリウムを用いた。インジェクション温度は
200℃、カラム温度は150℃に設定した。
構造評価は、以下に示す方法で行った。
(Mw)およびMwとMnの比(Mw/Mn)は、ゲル・パ
ーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)によっ
て測定した。GPC装置としてJasco製 PU−9
80とJasco製 930−RIを用い、カラムとし
てはShodex製 K−805Lを3本用い、溶離液
としてクロロホルムを用い、カラム温度を40℃に設定
して測定した。分子量の検量線は、ユニバーサルキャリ
ブレーション法により、分子量既知のポリスチレン試料
(Mn=580〜1,547,000の範囲、Mw/Mn
≦1.1)を用いて校正されている。
JEOL製 LNM−LA500を用い、測定溶媒とし
ては重水素化クロロホルムを用い、室温で行った。
に、2−クロロエチルビニルエーテル 0.20ml
(2.0mmol)と四塩化炭素0.20mlを含む塩
化メチレン溶液3.2mlを入れ、−78℃に冷却した
後、2−クロロエチルビニルエーテルの塩化水素付加体
2.86mg(20μmol)を含む塩化メチレン溶
液0.4mlを加え、続いて四塩化錫10.42mg
(40μmol)とテトラブチルアンモニウムクロライ
ド10.01mg(36μmol)を含む塩化メチレン
溶液0.4mlを添加して重合を開始した。重合開始時
の2−クロロエチルビニルエーテル濃度は500mmo
l/lであり、2−クロロエチルビニルエーテルの塩化
水素付加体濃度は5.0mmol/lであり、四塩化錫
濃度は10mmol/lであり、テトラブチルアンモニ
ウムクロライド濃度は9.0mmol/lであった。−
78℃で1分間攪拌した後、反応溶液の一部にアンモニ
アを含むメチルアルコールを添加し、重合を停止した。
転化率は100%であった。得られた反応混合物を希塩
酸で洗浄した後、水酸化ナトリウム水溶液および水で洗
浄し、触媒残差を除去した。得られた固体を減圧下で乾
燥し、重合体を得た。
の(a)に示す。得られた重合体のMnおよびMw/Mn
は以下の通りであった。
トを図2中の(a)に示す。以下に示す2−クロロエチ
ルビニルエーテル重合体に由来するプロトンの存在が確
認できた。
(−O−CH2CH2Cl)− 3.6〜3.9ppm:−CH2−CH(−O−CH2 C
H2 Cl)− 1.2ppm:CH3 −CH(−O−CH2CH2Cl)
− 4.75ppm:−CH2−CH(−O−CH2CH2C
l)−OCH3 [シクロペンタジエンの重合]上記[2−クロロエチル
ビニルエーテルの重合]において、−78℃で1分間攪
拌し、転化率が100%に達した反応溶液に、シクロペ
ンタジエン0.165ml(2.0mmol)を添加
し、シクロペンタジエンの重合を開始した。重合開始時
のシクロペンタジエン濃度は500mmol/lであっ
た。−78℃で1分間攪拌した後、反応溶液にアンモニ
アを含むメチルアルコール2.0mlを添加し、重合を
停止した。転化率は85%であった。得られた反応混合
物を希塩酸で洗浄した後、水酸化ナトリウム水溶液およ
び水で洗浄し、触媒残差を除去した。得られた固体を減
圧下で乾燥し、ブロック共重合体を得た。
トを図1中の(b)に示す。得られたブロック共重合体
のMnおよびMw/Mnは以下の通りであった。
トルチャートを図2中の(b)に示す。以下に示す2−
クロロエチルビニルエーテル重合体に由来するプロトン
の存在に加えて、 1.6〜1.9ppm:−CH2 −CH(−O−CH2C
H2Cl)− 3.6〜3.9ppm:−CH2−CH(−O−CH2 C
H2 Cl)− 1.2ppm:CH3 −CH(−O−CH2CH2Cl)
− 以下に示すシクロペンタジエン重合体に由来するプロト
ンの存在が確認できた。
ンプロトン 2ppm:1,2−付加単位のメチレンプロトン 2.3〜2.9ppm:1,4−付加単位のメチンプロ
トンおよび1,2−付加単位のメチンプロトン 5.7ppm:1,4−付加単位のオレフィンプロトン
および1,2−付加単位のオレフィンプロトン さらに、[2−クロロエチルビニルエーテルの重合]で
得られた2−クロロエチルビニルエーテル重合体の末端
メチン基のプロトン{4.75ppm:−CH2−CH
(−O−CH2CH2Cl)−OCH3}は完全に消失し
ていることも確認した。
容器に、2−アセトキシエチルビニルエーテル 0.2
0ml(2.0mmol)とクロロベンゼン0.20m
lと四塩化炭素0.20mlを含む塩化メチレン溶液
3.2mlを入れ、−78℃に冷却した後、2−アセト
キシエチルビニルエーテルの塩化水素付加体 3.33
mg(20μmol)を含む塩化メチレン溶液0.4m
lを加え、続いて四塩化錫20.84mg(80μmo
l)を含む塩化メチレン溶液0.4mlを添加して重合
を開始した。重合開始時の2−アセトキシエチルビニル
エーテル濃度は500mmol/lであり、2−アセト
キシエチルビニルエーテルの塩化水素付加体濃度は5.
0mmol/lであり、四塩化錫濃度は20mmol/
lであった。−78℃で16時間攪拌した後、反応溶液
の一部にアンモニアを含むメチルアルコールを添加し、
重合を停止した。転化率は92%であった。得られた反
応混合物を希塩酸で洗浄した後、水酸化ナトリウム水溶
液および水で洗浄し、触媒残差を除去した。得られた固
体を減圧下で乾燥し、重合体を得た。
の(a)に示す。得られた重合体のMnおよびMw/Mn
は以下の通りであった。
トを図4中の(a)に示す。以下に示す2−アセトキシ
エチルビニルエーテル重合体に由来するプロトンの存在
が確認できた。
(−O−CH2CH2OCOCH3)− 3.5〜3.7ppm:−CH2−CH(−O−CH2 C
H2OCOCH3)− 4.2ppm:−CH2−CH(−O−CH2CH2 OC
OCH3)− 1.2ppm:CH3 −CH(−O−CH2CH2OCO
CH3)− 2.0ppm:−O−CH2CH2OCOCH3 4.9ppm:−CH2−CH(−O−CH2CH2OC
OCH3)−OCH3 [シクロペンタジエンの重合]上記[2−アセトキシエ
チルビニルエーテルの重合]において、−78℃で16
時間攪拌し、転化率が92%に達した反応溶液に、シク
ロペンタジエン0.165ml(2.0mmol)を添
加し、シクロペンタジエンの重合を開始した。重合開始
時のシクロペンタジエン濃度は500mmol/lであ
った。−78℃で9日間攪拌した後、反応溶液にアンモ
ニアを含むメチルアルコール2.0mlを添加し、重合
を停止した。転化率は94%であった。得られた反応混
合物を希塩酸で洗浄した後、水酸化ナトリウム水溶液お
よび水で洗浄し、触媒残差を除去した。得られた固体を
減圧下で乾燥し、ブロック共重合体を得た。
トを図3中の(b)に示す。得られたブロック共重合体
のMnおよびMw/Mnは以下の通りであった。
トルチャートを図4中の(b)に示す。以下に示す2−
アセトキシエチルビニルエーテル重合体に由来するプロ
トンの存在に加えて、 1.6〜1.8ppm:−CH2 −CH(−O−CH2C
H2OCOCH3)− 3.5〜3.7ppm:−CH2−CH(−O−CH2 C
H2OCOCH3)− 4.2ppm:−CH2−CH(−O−CH2CH2 OC
OCH3)− 1.2ppm:CH3 −CH(−O−CH2CH2OCO
CH3)− 2.0ppm:−O−CH2CH2OCOCH3 以下に示すシクロペンタジエン重合体に由来するプロト
ンの存在が確認できた。
のメチンプロトンおよび1,2−付加単位のメチンプロ
トン 5.6ppm:1,4−付加単位のオレフィンプロトン
および1,2−付加単位のオレフィンプロトン さらに、[2−アセトキシエチルビニルエーテルの重
合]で得られた2−アセトキシエチルビニルエーテル重
合体の末端メチン基のプロトン{4.9ppm:−CH
2−CH(−O−CH2CH2OCOCH3)−OCH3}
は完全に消失していることも確認した。
ンタジエン0.165ml(2.0mmol)と四塩化
炭素0.20mlを含む塩化メチレン溶液3.2mlを
入れ、−78℃に冷却した後、2−クロロエチルビニル
エーテルの塩化水素付加体 2.86mg(20μmo
l)を含む塩化メチレン溶液0.4mlを加え、続いて
四塩化錫10.42mg(40μmol)とテトラブチ
ルアンモニウムクロライド10.01mg(36μmo
l)を含む塩化メチレン溶液0.4mlを添加して重合
を開始した。重合開始時のシクロペンタジエン濃度は5
00mmol/lであり、2−クロロエチルビニルエー
テルの塩化水素付加体濃度は5.0mmol/lであ
り、四塩化錫濃度は10mmol/lであり、テトラブ
チルアンモニウムクロライド濃度は9.0mmol/l
であった。−78℃で1分間攪拌した後、反応溶液の一
部にアンモニアを含むメチルアルコールを添加し、重合
を停止した。転化率は91%であった。得られた反応混
合物を希塩酸で洗浄した後、水酸化ナトリウム水溶液お
よび水で洗浄し、触媒残差を除去した。得られた固体を
減圧下で乾燥し、重合体を得た。
の(a)に示す。得られた重合体のMnおよびMw/Mn
は以下の通りであった。
ロペンタジエンの重合]において、−78℃で1分間攪
拌し、転化率が91%に達した反応溶液に、2−クロロ
エチルビニルエーテル 0.20ml(2.0mmo
l)を添加し、2−クロロエチルビニルエーテルの重合
を開始した。重合開始時の2−クロロエチルビニルエー
テル濃度は500mmol/lであった。−78℃で5
分間攪拌した後、反応溶液にアンモニアを含むメチルア
ルコール2.0mlを添加し、重合を停止した。2−ク
ロロエチルビニルエーテルの転化率は55%であった。
得られた反応混合物を希塩酸で洗浄した後、水酸化ナト
リウム水溶液および水で洗浄し、触媒残差を除去した。
得られた固体を減圧下で乾燥し、ブロック共重合体を得
た。
トを図5中の(b)に示す。得られたブロック共重合体
のMnおよびMw/Mnは以下の通りであった。
共重合体は、分子量分布の狭い高分子量体であり、熱可
塑性エラストマーとして用いた場合、高い耐熱性を示
す。このシクロペンタジエン系ブロック共重合体は、特
定の触媒を用いて合成することができる。
ャートを示す。
MRスペクトルを示す。
ャートを示す。
MRスペクトルを示す。
ャートを示す。
Claims (7)
- 【請求項1】(I)下記一般式(1) 【化1】 (式中、R1は各々独立して水素原子または炭素数1〜
50の炭化水素基である。)で表されるシクロペンタジ
エン系モノマーから誘導される重合体成分と、(II)
シクロペンタジエン系モノマー以外のカチオン重合性モ
ノマーから誘導される重合体成分を含むブロック共重合
体において、(A)成分(I)を構成するモノマー単位
の含有量が0.5mol%以上99.5mol%以下で
あり、(B)数平均分子量(Mn)が1×103以上1×
108以下であり、(C)重量平均分子量(Mw)とMn
との比(Mw/Mn)が1.0以上2.0以下であること
を特徴とするシクロペンタジエン系ブロック共重合体。 - 【請求項2】請求項1に記載のブロック共重合体におい
て、(D)成分(I)のMnが1×103以上1×106
以下であり、(E)成分(I)の脂肪族プロトン量に対
するオレフィンプロトン量の比が45%以上50%以下
であり、(F)成分(I)を構成するモノマー単位の2
0mol%以上100mol%以下は、1,2−付加単
位であることを特徴とするシクロペンタジエン系ブロッ
ク共重合体。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のシクロペンタジ
エン系ブロック共重合体において、成分(II)が一般
式(2) 【化2】 (式中、R2は炭素数1〜50の炭化水素基、またはハ
ロゲン原子、酸素原子もしくは窒素原子を含有する炭素
数1〜50の炭化水素基である。)で表されるビニルエ
ーテル系モノマーから誘導される重合体成分であること
を特徴とするシクロペンタジエン系ブロック共重合体。 - 【請求項4】請求項1または2に記載のシクロペンタジ
エン系ブロック共重合体において、成分(II)がイソ
ブテンから誘導される重合体成分であることを特徴とす
るシクロペンタジエン系ブロック共重合体。 - 【請求項5】請求項1または2に記載のシクロペンタジ
エン系ブロック共重合体において、成分(I)と成分
(II)の配列が、(I)−(II)、(I)−(I
I)−(I)または(II)−(I)−(II)である
ことを特徴とするシクロペンタジエン系ブロック共重合
体。 - 【請求項6】一般式(1)で表されるシクロペンタジエ
ン系モノマーを重合する工程と、シクロペンタジエン系
モノマー以外のカチオン重合性モノマーを重合する工程
を交互に行なうシクロペンタジエン系ブロック共重合体
の製造方法において、第一番目の重合工程は、(a)カ
チオン重合性モノマーのプロトン酸付加体と(b)ルイ
ス酸からなる触媒を用いてモノマーの重合を行ない、第
二番目以降の重合工程は、前工程で得られた重合体にモ
ノマーのみを添加して重合を行なうことを特徴とする請
求項1〜5に記載のシクロペンタジエン系ブロック共重
合体の製造方法。 - 【請求項7】一般式(1)で表されるシクロペンタジエ
ン系モノマーを重合する工程と、シクロペンタジエン系
モノマー以外のカチオン重合性モノマーを重合する工程
を交互に行なうシクロペンタジエン系ブロック共重合体
の製造方法において、第一番目の重合工程は、(a)カ
チオン重合性モノマーのプロトン酸付加体と(b)ルイ
ス酸と(c)ルイス塩基および/または塩類からなる触
媒を用いてモノマーの重合を行ない、第二番目以降の重
合工程は、前工程で得られた重合体にモノマーのみを添
加して重合を行なうことを特徴とする請求項1〜5に記
載のシクロペンタジエン系ブロック共重合体の製造方
法。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100429244C (zh) * | 2005-06-15 | 2008-10-29 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种环戊二烯类单体与二卤烷烃共聚物的制备方法 |
CN113736001A (zh) * | 2021-09-03 | 2021-12-03 | 吉林大学 | 一种路易斯碱的应用、山梨酸酯聚合物及其衍生物 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH03192116A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-22 | Kuraray Co Ltd | 分解性ポリマー |
JPH05287022A (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 分子の片末端にフェノール性水酸基を有するポリスチレンの製造方法 |
JPH0762011A (ja) * | 1993-08-25 | 1995-03-07 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | リビング重合開始剤系、およびそれを用いた重合法 |
JPH08225614A (ja) * | 1994-11-18 | 1996-09-03 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 改良された環状共役ジエン系重合体及びその製造方法 |
JPH11349648A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-12-21 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | イソブチレン系ブロック共重合体の製造方法 |
-
2000
- 2000-09-07 JP JP2000276637A patent/JP4742411B2/ja not_active Expired - Fee Related
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