JP2002080277A - 誘電体磁器及びこれを用いた誘電体共振器 - Google Patents
誘電体磁器及びこれを用いた誘電体共振器Info
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Abstract
の温度係数τfが小さい誘電体磁器を得る。 【解決手段】金属元素として少なくとも稀土類元素(L
n)、Al、M(MはCaおよび/またはSr)、及び
Tiを含有する酸化物からなり、前記Alの少なくとも
一部がβ−Al2O3および/またはθ−Al2O3の結晶
相として存在する誘電体磁器とする。
Description
波等の高周波領域において、高い比誘電率εr 、共振の
先鋭度Q値を有する誘電体磁器及び誘電体共振器に関
し、例えば前記高周波領域において使用される種々の共
振器用材料やMIC(Monolithic IC)用誘電体基板
材料、誘電体導波路用材料や積層型セラミックコンデン
サー等に使用される誘電体磁器及びこれを用いた誘電体
共振器に関する。
高周波領域において、誘電体共振器、MIC用誘電体基
板や導波路等に広く利用されている。その要求される特
性としては、(1)誘電体中では伝搬する電磁波の波長
が(1/εr)1/2に短縮されるので、小型化の要求に
対して比誘電率が大きいこと、(2)高周波領域での誘
電損失が小さいこと、すなわち高Qであること、(3)
共振周波数の温度に対する変化が小さいこと、即ち比誘
電率εrの温度依存性が小さく且つ安定であること、以
上の3特性が主として挙げられる。
4−118807にはCaO−TiO2−Nb2O5−M
O(MはZn、Mg、Co、Mn等)系からなる誘電体
磁器が示されている。しかし、この誘電体磁器では、1
GHzに換算した時のQ値が1600〜25000程度
と低く、共振周波数の温度係数τfが215〜835p
pm/℃程度と大きいため、Q値を向上させ、かつτf
を小さくするという課題があった。
の誘電体磁器(特開平6−76633号公報参照、Ln
は稀土類元素)、LnAlSrCaTi系の誘電体磁器
(特開平11−278927号参照)およびLnAlC
aSrBaTi系の誘電体磁器(特開平11−1062
55号参照)を提案した。
Ti系誘電体磁器(特開平6−76633号公報参照、
Lnは稀土類元素)では、比誘電率εrが30〜47の
範囲においてQ値が20000〜58000であり、場
合によってはQ値が35000より小さくなるのでQ値
を向上させる必要があるという課題があった。
器(特開平11−278927号参照)では比誘電率ε
rが30〜48の範囲においてQ値が20000〜75
000であり、同様に場合によってはQ値が35000
より小さくなるのでQ値を向上させる必要があるという
課題があった。
電体磁器(特開平11−106255号参照)では、比
誘電率εrが31〜47でQ値が30000〜6800
0であり、同様に場合によってはQ値が35000より
小さくなるのでQ値を向上させる必要があるという課題
があった。
ので、その目的は比誘電率εrが30〜48の範囲にお
いてQ値40000以上、特にεrが40以上の範囲に
おいてQ値が45000以上と高く、かつ比誘電率εr
の温度依存性が小さくかつ安定である誘電体磁器及び誘
電体共振器を提供することである。
金属元素として少なくとも稀土類元素(Ln)、Al、
M(MはCaおよび/またはSr)、及びTiを含有す
る酸化物からなり、前記Alの酸化物の少なくとも一部
がβ−Al2O3または/およびθ−Al2O3の結晶相と
して存在することを特徴とする。
(MはCaおよび/またはSr)、及びTiを含有する
酸化物からなる結晶のうち、結晶系が六方晶および/ま
たは斜方晶である結晶が80体積%以上であることを特
徴とする。
aのうち少なくとも1種を合計でMnO2、WO3および
Ta2O5換算で0.01〜3重量%含有することを特徴
とする。
−Al2O3を1/100000〜3体積%含有すること
を特徴とする。
少なくとも稀土類元素(Ln)、Al、M(MはCaま
たは/およびSr)、及びTiを含有し、組成式を aLn2OX・bAl2O3・cMO・dTiO2 (但し、3≦x≦4) と表したときa、b、c、dが、 0.056≦a≦0.214 0.056≦b≦0.214 0.286≦c≦0.500 0.230<d<0.470 a+b+c+d=1 を満足することを特徴とする。
入出力端子間に上記誘電体磁器を配置し、電磁界結合に
より作動する誘電体共振器を構成したものである。
またはθ−Al2O3の結晶相を含有させることによりQ
値を向上させることができる。
晶である結晶を80体積%以上とすることにより、Q値
を向上させることができる。
成形し、1630℃〜1680℃で5〜10時間保持し
た後、1630〜1300℃を310〜500℃/時間
で降温し、さらに1300〜1100℃を5〜100℃
/時間で降温し、さらにまた1100〜1050℃で2
0時間以上保持して焼成する工程を含む製造方法によ
り、β−Al2O3および/またはθ−Al2O3を生成さ
せ、結晶系が六方晶または/および斜方晶である結晶を
80体積%以上とすることにより高いQ値を得ることが
できる。
を成形し、焼成して得られる焼結体のことを意味してい
る。そして、Q値を高くするためには、金属元素として
少なくとも稀土類元素(Ln)、Al、M(MはCaま
たは/およびSr)、及びTiを含有する酸化物からな
り、前記Alの酸化物の少なくとも一部がβ−Al2O3
および/またはθ−Al2O3の結晶相として存在するこ
とが重要である。
(X+3)/2(3≦x≦4)とMTiO3との固溶体からなる
ペロブスカイト型結晶を主結晶相とし、他の結晶相とし
てβ−Al2O3および/またはθ−Al2O3が存在する
ことが好ましい。
2O3および/またはθ−Al2O3を含有することによ
り、特に共振器用の誘電体磁器として優れた誘電特性を
得ることができる。
ることができるのは、β−Al2O3および/またはθ−
Al2O3を含有させることによって焼結体中の酸素欠陥
が減少するためであると考えられる。
−Al2O3を1/100000〜3体積%含有すること
が重要である。これは前記β−Al2O3および/または
θ−Al2O3の含有量を1/100000〜3体積%含
有すると著しくQ値が向上するからである。さらにQ値
を高くするためには1/20000〜2体積%含有する
ことが好ましい。またさらにQ値を高くするためには1
/5000〜0.5体積%の範囲で含有することが特に
好ましい。
−Al2O3とθ−Al2O3との平均結晶粒径は0.1〜
40μmが好ましく、特に好ましくはβ−Al2O3の平
均結晶粒径は0.1〜6μm、θ−Al2O3の平均結晶
粒径は3〜40μmである。また著しくQ値を高くする
ためには前記β−Al2O3の結晶の平均アスペクト比は
2〜30が好ましい。
(MはCaおよび/またはSr)、及びTiを含有する
酸化物からなる結晶のうち、結晶系が六方晶および/ま
たは斜方晶である結晶が80体積%以上であることが重
要であり、これによってさらにQ値を向上させることが
できる。特にQ値を向上させるためには六方晶および/
または斜方晶である結晶が90体積%以上であることが
望ましい。本発明において、六方晶および/または斜方
晶である結晶の体積%が80体積%以上であるとQ値を
向上させることができる理由は、六方晶および斜方晶は
比較的対称性の高い結晶系であるため、六方晶および/
または斜方晶である結晶系を多く含有させることにより
Q値が向上すると考えられる。
Caおよび/またはSr)、及びTiを含有する酸化物
からなる結晶のうち、結晶系が六方晶および斜方晶であ
る結晶であるとは、該結晶が六方晶および斜方晶いずれ
の結晶系をも満足するということである。例えば該結晶
は六方晶のLaAlO3と斜方晶のCaTiO3の結晶構
造を同時に満足する。
してMn、WおよびTaのうち少なくとも1種以上をM
nO2、WO3およびTa2O5換算で0.01〜3重量%
含有するものである。Mn、WおよびTaのうち少なく
とも1種以上をMnO2、WO3およびTa2O5換算で
0.01〜3重量%含有するのは、0.01〜3重量%
含有すると著しくQ値が向上するからである。Q値を高
くするためにはMn、WおよびTaのうち少なくとも1
種を全量中MnO2、WO3およびTa2O5換算で特に
0.02〜2重量%含有することが好ましく、さらにM
nをMnO2換算で0.02〜0.5重量%含有するこ
とが好ましい。
属元素として少なくとも稀土類元素(Ln)、Al、M
(MはCaおよび/またはSr)、及びTiを含有し、
組成式を aLn2OX・bAl2O3・cMO・dTiO2 (但し、3≦x≦4) と表したときa、b、c、dが、 0.056≦a≦0.214 0.056≦b≦0.214 0.286≦c≦0.500 0.230<d<0.470 a+b+c+d=1 を満足することが重要である。
ル比a、b、c、dを上記の範囲に限定した理由は以下
の通りである。
のは、0.056≦a≦0.214の場合、εrが大き
く、Q値が高く、共振周波数の温度係数τfの絶対値が
小さくなるからである。特に、0.078≦a≦0.1
166が好ましい。
0.056≦b≦0.214の場合、εrが大きく、Q
値が高く、τfの絶対値が小さくなるからである。特
に、0.078≦b≦0.1166が好ましい。
0.286≦c≦0.500の場合、εrが大きく、Q
値が高く、τfの絶対値が小さくなるからである。特
に、0.330≦c≦0.470が好ましい。
0.230<d<0.470の場合、εrが大きく、Q
値が高く、τfの絶対値が小さくなるからである。特
に、0.340≦d≦0.45が好ましい。
0.75≦(b+d)/(a+c)≦1.25が好まし
い。さらにQ値を高くするためには0.85≦(b+
d)/(a+c)≦1.15であることが特に好まし
い。
−Al2O3および/またはθ−Al 2O3からなる結晶の
存在、各結晶の結晶系の同定は、透過電子顕微鏡による
観察、制限視野電子回折像による解析およびエネルギ−
分散型X線分光分析(EDS分析)による測定、または
微小X線回折法などによる測定等により行う。本発明の
誘電体磁器に含まれるβ−Al2O3および/またはθ−
Al2O3からなる結晶の存在、および結晶系が六方晶お
よび/または斜方晶である結晶の体積%などを測定する
場合は、透過電子顕微鏡による観察、制限視野電子回折
像による解析およびエネルギ−分散型X線分光分析(E
DS分析)による測定が好ましい。
回折像による解析およびEDS分析により、本発明の誘
電体磁器に含まれるβ−Al2O3および/またはθ−A
l2O3からなる結晶の存在の確認、各結晶の結晶系の同
定等を行う場合は、例えば以下の(A)〜(G)の様に
行う。
00〜8000倍程度で、5×10 -3〜5×10-2mm
2程度の面積を写真および制限視野回折像により観察
し、各結晶の電子回折像を解析し結晶構造を同定する。
β−Al2O3および/またはθ−Al2O3である場合、
この結晶を本発明の誘電体磁器に含有するβ−Al2O3
および/またはθ−Al2O3とする。
に対する(B)で同定したβ−Al 2O3および/または
θ−Al2O3に該当する結晶の面積の割合を求め、この
割合をそれぞれβ−Al2O3および/またはθ−Al2
O3の体積%とする。
び/またはθ−Al2O3の平均結晶粒径Hdを、(C)
のβ−Al2O3および/またはθ−Al2O3に該当する
結晶の面積をβ−Al2O3および/またはθ−Al2O3
の結晶の数で割った値をAとして、Hd=2(A/π)
1/2により求める。
は結晶写真より求める。
晶をEDS分析し、β−Al2O3および/またはθ−A
l2O3である結晶は他の結晶に比べてAlが相対的に多
いかまたは/およびTiが相対的に少ない結晶であるこ
とを確認することができる。
類元素(Ln)、Al、M(MはCaおよび/またはS
r)、及びTiを含有する酸化物からなる結晶の結晶構
造が六方晶および/または斜方晶である結晶の体積%を
求める。前記体積%は磁器が写っている写真の面積のう
ち、稀土類元素(Ln)、Al、M(MはCaおよび/
またはSr)、及びTiを含有する酸化物からなる結晶
の面積%を体積%と換算する。
型電子顕微鏡JEM2010FおよびNoran In
struments社のEDS分析装置Voyager
IVを用いる。また、上記(A)〜(F)の測定は焼結体
内部を測定する。また、β−Al2O3および/またはθ
−Al2O3からなる結晶は本発明の誘電体磁器に含まれ
る六方晶および/または斜方晶からなる結晶とは定義し
ない。
晶および/または斜方晶の結晶は、例えば六方晶のLa
AlO3、AlNdO3、斜方晶のCaTiO3などのう
ち少なくとも1種以上で同定される。本発明の誘電体磁
器に含まれる六方晶および/または斜方晶の結晶系から
なる結晶が同時に立方晶の結晶系からなる結晶構造でも
同定される場合の結晶系は、六方晶および/または斜方
晶と定義する。例えば結晶系が立方晶であるSrTiO
3および/またはLaTiO3で同定され、かつ六方晶お
よび/または斜方晶でも同定される結晶は、六方晶およ
び/または斜方晶の結晶系からなる結晶とする。
(Ln)、Al、M(MはCaおよび/またはSr)、
及びTiを含有する酸化物からなる結晶のうち、結晶系
が六方晶および/または斜方晶以外の結晶系からなる結
晶は、結晶構造が不明であるか、または例えば正方晶の
SrLaAlO3、Sr4Ti3O10、Sr2TiO4、S
r3Al2O7、SrLa2Ti14O12、単斜晶のSrAl
2O4、Nd2Ti2O7、SrAl4O7、などの結晶構造
のうち少なくとも1種以上で同定される。
2O3および/またはθ−Al2O3は例えば、La2O3・
11Al2O3、Nd2O3・11Al2O3、CaO・6A
l2O3、SrO・6Al2O3などのうち少なくとも1種
からなる。また、本発明の誘電体磁器に含有するβ−A
l2O3の結晶構造は例えばJCPDS−ICDDのN
o.10−0414のβ−Al2O3からなり、θ−Al
2O3の結晶構造はJCPDS−ICDDのNo.11−
0517のθ−Al2O3からなる。また、本発明の誘電
体磁器に含有するβ−Al2O3はβ′−Al2O3および
/またはβ″−Al2O3であっても良い。
素(Ln)はY、La、Ce、Pr、Nd、Sm、E
u、Gd、Tb、Dy、Ho、ErおよびYbの酸化物
のうち少なくとも1種以上からなることが望ましい。Q
値を高くするためには稀土類元素はLa、Nd、Sm、
Eu、Gd、Dyのうち少なくとも1種以上からなるこ
とが好ましい。さらにQ値を高くするためには稀土類元
素はLa、Nd、Smのうち少なくとも1種以上からな
ることが特に望ましい。本発明においてQ値を高くする
ためには稀土類元素のうちLaが最も好ましい。
金属元素として少なくとも稀土類元素(Ln)、Al、
M(MはCaまたは/およびSr)、及びTiを含有す
る成形体を1630〜1680℃で5〜10時間焼成し
た後、1630〜1300℃を310〜500℃/時間
で降温し、さらに1300〜1100℃を5〜100℃
/時間で降温し、さらにまた1100〜1050℃で2
0時間以上保持する工程を含むことを特徴とする。この
製造方法を用いることにより、β−Al2O3および/ま
たはθ−Al2O3が生成してQ値を高くすることができ
る。また、上述の本発明の製造方法により、稀土類元素
(Ln)、Al、M(MはCaおよび/またはSr)、
及びTiを含有する酸化物からなる結晶のうち、結晶系
が六方晶および/または斜方晶である結晶を80体積%
以上とすることができ、その結果Q値を向上させること
ができる。
0〜1000℃で20時間以上保持することが好まし
い。好ましくは、1630℃〜1680℃で6〜9時間
保持した後、1630〜1300℃を350〜450℃
/時間で降温し、さらに1300〜1100℃を8〜4
0℃/時間で降温し、さらにまた1100〜1050℃
で30時間以上保持して焼成する。また、本発明の製造
方法は、前記原料を所定形状に成形する前に前記原料を
1320〜1350℃で1〜10時間仮焼する工程を含
むことが好ましい。1320℃未満あるいは1350℃
よりも高い温度での仮焼では焼成工程でβ−Al2O3お
よび/またはθ−Al2O3が十分生成しないため、Q値
の向上の効果が著しくないからである。
程でβ−Al2O3および/またはθ−Al2O3が十分生
成し、その結果Q値を著しく向上させることができる。
また、本発明の誘電体磁器の製造方法として、前記誘電
体磁器の出発原料にさらに金属元素としてMn、Wおよ
びTaのうち少なくとも1種をMnO2、WO3およびT
a2O5換算で全量中0.01〜3重量%含有する原料を
前記の工程により製造することにより、さらにQ値の高
い誘電体磁器を得ることができる。
とができるのは、焼結過程、特に高温での保持とその後
の降温過程を本発明の製造方法に限定することにより、
β−Al2O3および/またはθ−Al2O3が生成すると
ともに焼結体中の酸素欠陥が減少するためであると考え
られる。また、Mn、WおよびTaをMnO2、WO3お
よびTa2O5換算で0.01〜3重量%含有することに
よりさらに酸素欠陥が減少し、さらにQ値を高くするこ
とができると考えられる。
は、例えば以下の工程(1a)〜(5a)から成る。
酸化物および酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸
ストロンチウムおよび酸化チタンの各粉末を用いて、所
望の割合となるように秤量後、純水を加え、混合原料の
平均粒径が2.0μm以下、望ましくは0.6〜1.4
μmとなるまで1〜100時間、ジルコニアボール等を
使用したボールミルにより湿式混合及び粉砕を行う。
1350℃で1〜10時間仮焼し、仮焼物を得る。
(MnCO3)、酸化タングステン(WO3)および酸化
タンタル(Ta2O5)とを混合し、純水を加え、平均粒
径が2.0μm以下、望ましくは0.6〜1.4μmと
なるまで1〜100時間、ジルコニアボール等を使用し
たボールミルにより湿式混合及び粉砕を行う。
ーを加えてから脱水し、その後公知の例えばスプレード
ライ法等により造粒または整粒し、得られた造粒体又は
整粒粉体等を公知の成型法、例えば金型プレス法、冷間
静水圧プレス法、押し出し成形法等により任意の形状に
成形する。尚、造粒体又は整粒粉体等の形態は粉体等の
固体のみならず、スラリー等の固体、液体混合物でも良
い。この場合、液体は水以外の液体、例えばIPA(イ
ソプロピルアルコール)、メタノ−ル、エタノ−ル、ト
ルエン、アセトン等でも良い。
680℃で5〜10時間保持した後、1630〜130
0℃を310〜500℃/時間で降温し、さらに130
0〜1100℃を5〜100℃/時間で降温し、さらに
また1100〜1050℃で20時間以上保持して焼成
し、本発明の誘電体磁器を得ることができる。また、さ
らに1050〜1000℃で20時間以上保持して本発
明の誘電体磁器を製造しても良い。
いて、1630℃〜1680℃で5〜10時間保持する
のは1630℃未満あるいは1680℃より高い温度で
保持するとQ値が低下するからであり、1630〜13
00℃を310〜500℃/時間で降温するのは310
℃/時間未満あるいは500℃/時間より大きい降温速
度ではQ値が低下するからであり、さらに1300〜1
100℃を5〜100℃/時間で降温するのは5℃/時
間未満あるいは100℃/時間より大きい降温速度では
Q値が低下するからであり、さらにまた1100〜10
50℃で20時間以上保持して焼成するのは20時間未
満の保持ではQ値が低下するからである。またさらにQ
値を上げるため1050〜1000℃で20時間以上保
持するのは20時間未満の保持ではQ値が低下するから
である。また、1320〜1350℃で仮焼するのはQ
値を向上させるためである。
O、NiO、SnO2、Co3O4、ZrO2、LiC
O3、Rb2CO3、Sc2O3、V2O5、CuO、Si
O2、BaCO3、MgCO3、Cr2O3、B2O3、Ge
O2、Sb2O5、Nb2O5、Ga2O 3等を添加しても良
い。これらは、その添加成分にもよるが、εrや共振周
波数の温度係数τfの値の適正化などを目的として主成
分100重量部に対して合計5重量部以下の割合で添加
することができる。
共振器の誘電体磁器として最も好適に用いられる。図1
に、TEモ−ド型の誘電体共振器の概略図を示した。図
1の誘電体共振器は、金属ケース1内壁の相対する両側
に入力端子2及び出力端子3を設け、これらの入出力端
子2、3の間に上記誘電体磁器からなる誘電体磁器4を
配置して構成される。このようなTEモ−ド型誘電体共
振器は、入力端子2からマイクロ波が入力され、マイク
ロ波は誘電体磁器4と自由空間との境界の反射によって
誘電体磁器4内に閉じこめられ、特定の周波数で共振を
起こす。この信号が出力端子3と電磁界結合して出力さ
れる。
を、TEMモードを用いた同軸型共振器やストリップ線
路共振器、TMモードの誘電体磁器共振器、その他の共
振器に適用して良いことは勿論である。更には、入力端
子2及び出力端子3を誘電体磁器4に直接設けても誘電
体共振器を構成できる。
からなる所定形状の共振媒体であるが、その形状は直方
体、立方体、板状体、円板、円柱、多角柱、その他共振
が可能な立体形状であればよい。また、入力される高周
波信号の周波数は1〜500GHz程度であり、共振周
波数としては2GHz〜80GHz程度が実用上好まし
い。
のではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変
更は何等差し支えない。
アルミニウム(Al2O3)、炭酸カルシウム(CaCO
3)、炭酸ストロンチウム(SrCO3)、酸化チタン
(TiO2)の各粉末を用いそれらを表1のモル比a、
b、c、dとなるように秤量後、純水を加え混合し、こ
の混合原料の平均粒径が2.0μm以下となるまで、ボ
ールミルにより約20時間湿式混合し、粉砕を行った。
この混合物を乾燥後、1330℃で2時間仮焼し、仮焼
物を得た。この仮焼物に炭酸マンガン(MnCO3)、
酸化タングステン(WO3)および酸化タンタル(Ta2
O5)を表1の重量%となる様混合後、純水を加え、こ
の混合原料の平均粒径が2.0μm以下となるまで、ボ
ールミルにより約20時間湿式混合し、粉砕を行った。
ンダーを加え、スプレードライにより整粒した。得られ
た整粒粉体を約1ton/cm2の圧力で円板状に成形
後脱脂した。脱脂した成形体を大気中で1630℃〜1
680℃で5〜10時間保持した後、1630〜130
0℃を310〜500℃/時間で降温し、さらに130
0〜1100℃を5〜100℃/時間で降温し、さらに
また1100〜1050℃で30時間保持、1050〜
1000℃で30時間保持して焼成した。
を平面研磨し、アセトン中で超音波洗浄し、150℃で
1時間乾燥した後、円柱共振器法により測定周波数3.
5〜4.5GHzで比誘電率εr、Q値、共振周波数の
温度係数τfを測定した。Q値は、マイクロ波誘電体に
おいて一般に成立する(Q値)×(測定周波数f)=
(一定)の関係から、1GHzでのQ値に換算した。共
振周波数の温度係数は、25℃の時の共振周波数を基準
にして、25〜85℃の温度係数τfを算出した。
nda製イオンシニング装置を用いて加工し、透過電子
顕微鏡による観察、制限視野電子回折像による解析およ
びEDS分析により、焼結体に含有するβ−Al2O3お
よび/またはθ−Al2O3の体積%、結晶粒径、アスペ
クト比等、および結晶系が六方晶および/または斜方晶
である結晶の体積%などを下記(2a)〜(2f)の通
り測定した。
0倍で、1×10-3mm2以上の面積を制限視野回折像
により観察し、30個以上の結晶について結晶構造の同
定およびEDS分析を行った。
lが他の結晶よりも相対的に多くかつTiが検出されな
かった結晶の制限視野電子回折像を解析し、結晶構造を
同定した。図2(a)および2(b)にAlが他の結晶
粒子よりも相対的に多くTiが検出されなかったβ−A
l2O3の結晶粒子11およびθ−Al2O3の結晶粒子1
2の制限視野回折像の模式図の例を示した。また、各結
晶粒子11、12のEDS分析結果の模式図の例をそれ
ぞれ図4、5に示した。図4より結晶粒子11はAlを
主成分として、CaおよびLaを含有していることがわ
かる。また図5より結晶粒子12はAlを主成分とし
て、SrおよびLaを含有していることがわかる。なお
図4、5においてMoは試料補強板より検出されたもの
である。
CPDS−ICDDのNo.10−0414のβ−Al
2O3および/またはJCPDS−ICDDのNo.11
−0517のθ−Al2O3に該当する結晶を、β−Al
2O3および/またはθ−Al 2O3とした。一例として図
2(a)の結晶粒子11の結晶構造を同定したところJ
CPDS−ICDDのNo.10−0414のβ−Al
2O3であることがわかった。この結果を図3(a)に模
式図として示した。図3(a)はJCPDS−ICDD
のNo.10−0414のβ−Al2O3の(h=−1、
k=1、l=0)面と同定されたことを示す。また図2
(b)の結晶粒子12の結晶構造を同定したところJC
PDS−ICDDのNo.11−0517のθ−Al2
O3であることがわかった。この結果を図3(b)に示
した。図3(b)はJCPDS−ICDDのNo.11
−0517のθ−Al2O3の(h=−2、k=4、l=
−1)面と同定されたことを示す。
積に対する(2c)で同定したβ−Al2O3および/ま
たはθ−Al2O3に該当する結晶の面積の割合を求め、
この割合をβ−Al2O3および/またはθ−Al2O3の
体積%とした。
クト比は結晶写真より2〜8であった。
稀土類元素(Ln)、Al、M(MはCaおよび/また
はSr)、及びTiを含有する酸化物からなる結晶の結
晶構造が六方晶および/または斜方晶である結晶の体積
%を求めた。前記体積%は磁器が写っている写真の面積
のうち、稀土類元素(Ln)、Al、M(MはCaおよ
び/またはSr)、及びTiを含有する酸化物からなる
結晶の面積%を体積%とした。ただし、β−Al2O3お
よびθ−Al2O3からなる結晶は六方晶または/および
斜方晶からなる結晶の体積%には含めなかった。
が六方晶および/または斜方晶である結晶は、結晶構造
がJCPDS−ICDDのNo.31−0022の六方
晶LaAlO3、JCPDS−ICDDのNo.39−
0487の六方晶AlNdO3、JCPDS−ICDD
のNo.42−0423の斜方晶CaTiO3のうち少
なくとも1種以上で同定された。また、本発明の誘電体
磁器試料のうち結晶構造が六方晶LaAlO3で同定さ
れたもののいくつかは、結晶構造が立方晶SrTiO3
および/または立方晶LaTiO3でも同定された。ま
た、本発明の誘電体磁器試料のうち結晶構造が六方晶L
aAlO3で同定されたもののいくつかは、結晶構造が
斜方晶CaTiO3でも同定された。
(Ln)、Al、M(MはCaおよび/またはSr)、
及びTiを含有する酸化物からなる結晶のうち、結晶系
が六方晶および/または斜方晶以外の結晶系からなる結
晶は、結晶構造が不明であるか、または例えば正方晶の
SrLaAlO3、Sr4Ti3O10、Sr2TiO4、S
r3Al2O7、SrLa2Ti14O12、単斜晶のSrAl
2O4、Nd2Ti2O7、SrAl4O7などの結晶構造の
うち少なくとも1種以上で同定されたなお、測定装置は
JEOL社の透過型電子顕微鏡JEM2010Fおよび
Noran Instruments社のEDS分析装
置VoyagerIVを用いた。
1において例えば稀土類元素の比率が0.1Y・0.9
Laの試料はYとNdのモル比が0.1:0.9である
ことを表す。
O3および/またはθ−Al2O3が存在する本発明の範
囲内のNo.1〜48は、比誘電率εrが30〜48、
1GHzに換算した時のQ値が40000以上、特にε
rが40以上の場合のQ値が45000以上と高く、τ
fが±30(ppm/℃)以内の優れた誘電特性が得ら
れた。
ない本発明の範囲外の誘電体磁器(No.49〜56)
は、εrが低いか、Q値が低いか、又はτfの絶対値が
30を超えていた。
とも稀土類元素(Ln)、Al、M(MはCaおよび/
またはSr)、及びTiを含有する酸化物からなり、前
記Alの酸化物の少なくとも一部がβ−Al2O3および
/またはθ−Al2O3の結晶相として存在することによ
り、高周波領域において高い比誘電率εr 及び高いQ値
を得ることができる。これにより、マイクロ波やミリ波
領域において使用される共振器用材料やMIC用誘電体
基板材料、誘電体導波路、誘電体アンテナ、その他の各
種電子部品等に適用することができる。
電子回折像を示す写真の模式図である。
限視野電子回折像の解析結果を示す写真の模式図であ
る。
模式図である。
模式図である。
Claims (6)
- 【請求項1】金属元素として少なくとも稀土類元素(L
n)、Al、M(MはCaおよび/またはSr)、及び
Tiを含有する酸化物からなり、前記Alの酸化物の少
なくとも一部がβ−Al2O3および/またはθ−Al2
O3の結晶相として存在することを特徴とする誘電体磁
器。 - 【請求項2】前記稀土類元素(Ln)、Al、M(Mは
Caおよび/またはSr)、及びTiを含有する酸化物
からなる結晶のうち、結晶系が六方晶および/または斜
方晶の結晶が80体積%以上であることを特徴とする請
求項1記載の誘電体磁器。 - 【請求項3】金属元素としてMn、WおよびTaのうち
少なくとも1種を合計でMnO2、WO3およびTa2O5
換算で合計0.01〜3重量%含有することを特徴とす
る請求項1、2のいずれかに記載の誘電体磁器。 - 【請求項4】上記β−Al2O3および/またはθ−Al
2O3の結晶相を1/100000〜3体積%含有するこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の誘電体
磁器。 - 【請求項5】金属元素として少なくとも稀土類元素(L
n)、Al、M(MはCaおよび/またはSr)、及び
Tiを含有し、組成式を aLn2OX・bAl2O3・cMO・dTiO2 (但し、3≦x≦4) と表したときa、b、c、dが、 0.056≦a≦0.214 0.056≦b≦0.214 0.286≦c≦0.500 0.230<d<0.470 a+b+c+d=1 を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の誘電体磁器。 - 【請求項6】一対の入出力端子間に請求項1〜5のいず
れかに記載の誘電体磁器を配置してなり、電磁界結合に
より作動するようにしたことを特徴とする誘電体共振
器。
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-
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