JP2002080146A - シート搬送装置 - Google Patents

シート搬送装置

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JP2002080146A JP2000268229A JP2000268229A JP2002080146A JP 2002080146 A JP2002080146 A JP 2002080146A JP 2000268229 A JP2000268229 A JP 2000268229A JP 2000268229 A JP2000268229 A JP 2000268229A JP 2002080146 A JP2002080146 A JP 2002080146A
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裕篤 風間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートのレジストレーション整合を精度良く
行うことのできるシート搬送装置を提供する。 【解決手段】 シートSをニップして搬送する搬送部材
対1と、前記搬送部材対1にニップされたシートSの側
端を検知する側端検知手段2と、前記搬送部材対1にシ
ートSがニップされた状態で、当該搬送部材対1をシー
トSの搬送方向と直交する方向に変位させる変位手段3
と、前記側端検知手段2による検知結果に基づいて、前
記変位手段3による前記搬送部材対1の変位量を制御す
る制御手段4とを備えたシート搬送装置において、前記
側端検知手段2が、前記制御手段4による変位制御開始
時のシートSの搬送方向中央部に対応する位置に配置さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シートを搬送す
るシート搬送装置に係り、特に、搬送中にシートの位置
合わせを行うタイプのシート搬送装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式などを利用した画
像形成装置としては、例えば画像信号に応じた静電潜像
を感光体ドラム等の潜像担持体上に形成し、これを現像
して得られたトナー像(画像)を直接若しくは中間転写
体を介して用紙などのシートに転写する方式が採用され
ている。そして、この種の画像形成装置では、シート上
に画像を正確に転写するために、所定の基準位置にシー
トを位置合わせすることが通常行われており、この位置
合わせ方式としては、シートの先端(リード)を位置合
わせした後に転写部位に送出するリードレジストレーシ
ョン方式や、シートの側端(サイド)を所定のサイド基
準位置に位置合わせした後に転写部位に送出するサイド
レジストレーション方式などがある。
【0003】ここで、リードレジストレーション方式は
シートが斜行し易いため、シートの表裏面における画像
の位置ずれを生じ易いが、サイドレジストレーション方
式ではシートが常に所定のサイド基準位置に位置合わせ
されるため、前記シートの表裏面における画像の位置ず
れを低減できる点で好ましい。そして、このようなサイ
ドレジストレーション方式のシート搬送装置の一例とし
ては、レジロールなどをシート搬送方向と直交する方向
に移動自在に配設すると共に、レジロールの近傍にシー
トの端部を検知するセンサを配設し、このセンサの検知
結果に基づいてレジロールの移動量(サイドシフト量)
を制御して、シートを所定のサイド基準位置に位置合わ
せする技術が既に知られている(例えば特開昭61−2
49063号、特開平2−198952号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したサ
イドレジストレーション方式のシート搬送装置において
も、シート搬送中にシートの姿勢がばらついてサイドス
キューを生じてしまうことがある。すると、上述したシ
ート搬送装置では、レジロールにシートがニップされた
直後、すなわち、シートの先端側の側端がセンサを通過
しているときにサイドシフト動作が開始されるため、シ
ートがスキューした場合には、本来サイドシフトセンサ
が検知を行うべきタイミングと実際にサイドシフトセン
サが検知を行うタイミングとがずれてしまい、サイドレ
ジの整合に影響が生じ、サイドシフト量の過不足を招い
てしまう。
【0005】また、シートの先端若しくは後端の位置を
検知するセンサを設け、このセンサの検知結果に基づい
てシート搬送速度の加減速やタイミング調整を行うよう
にしたリードレジストレーション方式のシート搬送装置
が知られているが(例えば特開平3−46946号公報
参照)、このようなシート搬送装置においても、センサ
の配設位置によっては、シート搬送中にシートの姿勢が
ばらついてリードスキューを生じた場合に、リードレジ
整合に影響が生じることとなってしまう。
【0006】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、シート搬送時に少なからず
起こるシートスキューの影響を最小限にすることで、シ
ートのレジストレーション整合を精度良く行うことので
きるシート搬送装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、シートSをニップして搬送する搬送部
材対1と、前記搬送部材対1にニップされたシートSの
側端を検知する側端検知手段2と、前記搬送部材対1に
シートSがニップされた状態で、当該搬送部材対1をシ
ートSの搬送方向と直交する方向に変位させる変位手段
3と、前記側端検知手段2による検知結果に基づいて、
前記変位手段3による前記搬送部材対1の変位量を制御
する制御手段4とを備えたシート搬送装置において、前
記側端検知手段2が、前記制御手段4による変位制御開
始時のシートSの搬送方向中央部に対応する位置に配置
されることを特徴とする。
【0008】このような技術的手段において、搬送部材
対1としては、例えば駆動可能なロール状部材(ドライ
ブレジロール)を含み、これに従動ロール(アイドルレ
ジロール)を圧接配置することで、シートSをニップし
て搬送するものが代表例として挙げられるが、これに限
られるものではなく、更にシートSを一時停止させるた
めのゲート部材を別途付加するものなど適宜選定して差
し支えなく、また、その形状もロール状のものに限られ
ない。
【0009】また、側端検知手段2は、前記搬送部材対
1にニップされた状態のシートSの側端位置を検知する
ものであれば、その検知方式については種々の方式より
適宜選定して差し支えない。
【0010】更に、変位手段3は、前記搬送部材対1に
シートSがニップされた状態で、当該搬送部材対1をシ
ートSの搬送方向と直交する方向に変位させる機能を有
するものであればよく、更にまた、制御手段4は、前記
側端検知手段2による検知結果に基づいて、前記変位手
段3による前記搬送部材対1の変位量を制御するもので
あればよい。
【0011】そして、本発明においては、前記側端検知
手段2が、前記制御手段4による変位制御開始時のシー
トSの搬送方向中央部に対応する位置に配置される。こ
の側端検知手段2の配設手法としては、例えば、複数の
異なるサイズのシートに適宜対応させるという観点から
すれば、シート搬送方向に沿って移動自在に配設する手
法や、また、シート搬送方向に沿って複数配設する手法
を採用することが好ましい。また、側端検知手段2を少
なくとも一つの定型サイズのシートの搬送方向中央部に
対応する位置に固定配設するようにしてもよい。そし
て、このような態様にあっては、最も使用頻度の高いサ
イズのシートの搬送方向中央部に対応する位置に側端検
知手段2を配設するとよい。
【0012】また、本発明の別の観点から捉えれば、図
1に示すように、シートSをニップして搬送する搬送部
材対1と、前記搬送部材対1にニップされたシートSの
側端を検知する側端検知手段2と、前記搬送部材対1に
シートSがニップされた状態で、当該搬送部材対1をシ
ートSの搬送方向と直交する方向に変位させる変位手段
3と、前記側端検知手段2による検知結果に基づいて、
前記変位手段3による前記搬送部材対1の変位量を制御
する制御手段4とを備えたシート搬送装置において、前
記制御手段4は、搬送されるシートSの搬送方向中央部
が前記側端検知手段2に到達した時点で、前記搬送部材
対1の変位制御を開始するものということができる。
【0013】更に、本発明の別の態様は、シートをニッ
プして搬送する搬送部材対と、前記搬送部材対にニップ
されたシートの側端を検知する側端検知手段と、前記搬
送部材対にシートがニップされた状態で、当該搬送部材
対をシートの搬送方向と直交する方向に変位させる変位
手段と、前記側端検知手段による検知結果に基づいて、
前記変位手段による前記搬送部材対の変位量を制御する
制御手段とを備えたシート搬送装置において、前記側端
検知手段の上流側または下流側に配設され、前記側端検
知手段と同じ側のシートの側端を検知する第二側端検知
手段と、前記側端検知手段及び前記第二側端検知手段の
検知結果に基づいて、前記変位手段による前記搬送部材
対の変位量を補正する補正手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0014】このような技術的手段において、搬送部材
対、側端検知手段、変位手段及び制御手段については、
上述したものと同様のものより適宜選定して差し支えな
い。そして、第二側端検知手段については、前記側端検
知手段の上流側または下流側に配設され、前記側端検知
手段と同じ側のシートの側端を検知するものであれば、
当該側端検知手段と同様のものから適宜選定して差し支
えない。更に、補正手段については、前記側端検知手段
及び前記第二側端検知手段の検知結果に基づいてシート
のスキュー量を判断し、これに応じて前記搬送手段によ
る前記搬送部材対の変位量を補正するものであれば適宜
選定して差し支えない。
【0015】また、本発明をシートのリードレジストレ
ーションに適用した態様としては、シートをニップして
搬送する搬送部材対と、前記搬送部材対にニップされた
シートの先端若しくは後端を検知する端部検知手段とを
備えたシート搬送装置において、前記端部検知手段が、
搬送されるシートの搬送方向に直交する方向中央部に対
応する位置に配置されるものが挙げられる。
【0016】このような技術的手段において、搬送部材
対は、上述したものと同様のものより適宜選定して差し
支えない。また、端部検知手段は、前記搬送部材対にニ
ップされたシートの先端若しくは後端位置を検知するも
のであれば、その検知方式については種々の方式より適
宜選定して差し支えない。
【0017】そして、このような態様にあっては、前記
端部検知手段は、搬送されるシートの搬送方向に直交す
る方向中央部に対応する位置に配置される。この端部検
知手段の配設手法としては、例えば複数の異なるサイズ
のシートに適宜対応させるという観点からすれば、シー
ト搬送方向に直交する方向に沿って移動自在に配設する
手法や、シート搬送方向に直交する方向に沿って複数配
設する手法を採用することが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 ◎実施の形態1 図2は、本発明が適用された本発明に係るシート搬送装
置が組み込まれた画像形成装置の実施の形態1を示す説
明図である。同図において、本実施の形態に係る画像形
成装置は、所謂タンデム型の中間転写方式を採用した画
像形成装置であり、作像モジュール30が収容された画
像形成ユニット21と、この画像形成ユニット21に並
列配置されてシートKを画像形成ユニット21に供給す
るシート供給ユニット22と、前記画像形成ユニット2
1に並列配置されて画像形成ユニット21にて画像形成
されたシートKに対して後処理を施す後処理ユニット2
3とを備えたものである。
【0019】本実施の形態において、画像形成ユニット
21は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像(例
えばイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブ
ラック(K))が形成される作像モジュール30を収容
したものであり、この作像モジュール30は、各色成分
トナー像を形成担持する感光体ドラム31(具体的には
31Y、31M、31C、31K)を並列配置し、各感
光体ドラム31で形成された各色成分トナー像を中間転
写ベルト40に順次一次転写させ、二次転写ロール50
にシート供給ユニット22から供給されるシートKに中
間転写ベルト40上の各色成分トナー像を二次転写さ
せ、定着器60に導くようにしたものである。
【0020】本実施の形態において、各感光体ドラム3
1の周囲には、感光体ドラム31を帯電する一様帯電器
(図示せず)、感光体ドラム31上に静電潜像を書き込
むレーザ露光器33、各色成分トナーが収容されて感光
体ドラム31上の静電潜像を可視像化する現像器34、
感光体ドラム31上の各色成分トナー像を中間転写ベル
ト40に転写せしめる一次転写ロール35及び感光体ド
ラム31上の残留トナーなどを除去するクリーナ36な
どの電子写真用デバイスが順次配設されている。また、
中間転写ベルト40は複数(本例では5つ)の張架ロー
ル41〜45に張架されて循環搬送されるものであり、
例えば張架ロール41を駆動ロールとすると共に、他の
張架ロール42〜45を従動ロールとし、更に張架ロー
ル42〜45のうちの任意の張架ロール、例えば張架ロ
ール43を中間転写ベルト40に張力が付与せしめられ
るテンションロールとして機能させるようにしたもので
ある。そして、本実施の形態では、中間転写ベルトの張
架ロール44に対向する部位が二次転写部位として設定
されており、この中間転写ベルト40の二次転写部位表
面側には二次転写ロール50が接触配置され、この二次
転写ロール50とこれに対向する張架ロール44(バッ
クアップロールとして機能)との間に転写バイアスが印
加されるようになっている。
【0021】更に、本実施の形態において、シート供給
ユニット22は、多段(本例では3段)のシート供給ト
レイ71〜73を有し、シート供給トレイ71,72に
はサイズの異なる普通紙からなるシートKを収容する一
方、最下段の大容量シート供給トレイ73には、塗工
紙、厚紙等の曲げ剛性の高いシートKを含む特殊シート
を収容するようにしたものである。特に、本実施の形態
では、シート供給トレイ71,72は画像形成ユニット
21の反対側にフィードロール74,75を有し、シー
ト供給トレイ73は画像形成ユニット21側にフィード
ロール76を有している。そして、シート供給トレイ7
1,72からのシート搬送路は、シート供給ユニット2
2の画像形成ユニット21の反対側側方から上方へ向か
い、上方スペースを利用して画像形成ユニット21側へ
と向かった後、下方へと向かう迂回搬送路77として構
成されている。一方、シート供給トレイ73からのシー
ト搬送路は、画像形成ユニット21側へ略直線状に延び
る直結搬送路78として構成されており、この直結搬送
路78及び前記迂回搬送路77は合流搬送路79に連通
接続され、シートKを送出口80から画像形成ユニット
21側へ送出するようになっている。
【0022】更に、シート供給ユニット22の迂回搬送
路77、直結搬送路78及び合流搬送路79には、対構
成の複数の搬送ロール81が所定間隔毎に設けられてい
る。特に、シート供給ユニット22のユニットケース2
20のうち、画像形成ユニット21と反対側に位置する
部分には、迂回搬送路77に面して開閉するカバー10
0が設けられている。このカバー100は、例えばユニ
ットケース220の奥側を回転支点として回動すると共
に、対構成の搬送ロール81(81a、81b)のうち
従動ロール81bを回動自在保持するものであり、解放
時において搬送ロール81の駆動ロール81aと従動ロ
ール81bとを分離配置するものである。また、本実施
の形態では、画像形成ユニット21の反対側に向かって
水平方向に延びる連結搬送路101が形成されており、
この連結搬送路101は、例えばシート供給ユニット2
2に隣接して別のシート供給ユニット(図示せず)を配
設した態様において、別のシート供給ユニットから供給
されるシートKを受け入れ、迂回搬送路77へと案内す
る搬送路として働いたり、あるいは、シート供給ユニッ
ト22の手差しによるシートKの挿入部として働くよう
になっている。
【0023】更に、本実施の形態では、シート供給ユニ
ット22の上方に、画像読取ユニット24及びユーザー
操作部25が配設されている。尚、画像読取ユニット2
4は、原稿台に置かれた原稿の画像を光学的に読み取る
ものであり、例えば光源、反射ミラー、結像レンズ、C
CDセンサ等から構成される。
【0024】更にまた、本実施の形態において、後処理
ユニット23は、画像形成ユニット21のユニットケー
ス210に開設されたシートKの排出口211に対応し
たユニットケース230位置に入口開口231を有し、
一方、画像形成ユニット21の反対側のユニットケース
230位置に出口開口232を開設している。本例で
は、入口開口231は後処理ユニット23の下半部の所
定位置に設けられ、一方、出口開口232は後処理ユニ
ット23の上半部の所定位置に設けられ、出口開口23
2に対応したユニットケース230にはシート排出トレ
イ233が取り付けられている。更に、入口開口231
と出口開口232との間には斜め方向に向かう傾斜搬送
路234が設けられており、この傾斜搬送路234は途
中で二つに分岐し、各分岐搬送路にはアップカール矯正
用、ダウンカール矯正用のカール矯正装置235,23
6が配設されている。
【0025】また、画像形成ユニット21内のシート搬
送路は、シート供給ユニット22から供給されたシート
Kを二次転写部位に導いた後に、定着器60を通過させ
て後処理ユニット23側へ排出する経路以外に、定着器
60から送り出されたシートKを反転して再度二次転写
部位に戻す経路を備えている。特に、本実施の形態で
は、画像形成ユニット21内のシート搬送ユニット90
として、二次転写部位の上流側に配置された複数(例え
ば3つ)の対構成からなる斜行ロール82と、二次転写
部位の手前に配置された搬送部材対としての対構成のレ
ジストレーションロール(レジロール)83とを備えて
いる。また、二次転写部位通過後のシートKは、例えば
搬送ベルト84にて定着器60へと搬送される。
【0026】更に、本実施の形態で用いられるシート戻
し機構としては、定着器60から送り出されたシートK
をループ状の戻し経路85に沿って適宜数の搬送ロール
86にて搬送するものであるが、戻し経路85の途中に
反転部(本例では後処理ユニット23内の下部スペース
を利用して構成)87を設け、この反転部87を介して
シートKを反転させるようにしたものである。尚、戻し
経路85の一部はシート供給ユニット22内のスペース
を利用し、合流搬送路79に連通接続されるようになっ
ている。
【0027】次に、上述したシート搬送ユニット90に
ついて更に詳細に説明する。本実施の形態において、シ
ート搬送ユニット90は、図5に示すように、対構成か
らなるレジロール83及びその上流側に配設される複数
(本例では3つ)の斜行ロール82がユニット化された
ものである。そして、シート搬送ユニット90は、その
上下にシートKを案内搬送するガイドシュート901,
902を有すると共に、シート搬送方向に直交する方向
の一方に板状の固定サイドガイド903を立設し、この
固定サイドガイド903の内面をシートKの側端が初期
的に揃えられるサイド初期位置SIPとして設定するよ
うにしたものである。
【0028】そして、斜行ロール82は、図3〜図5に
示すように、シートKの搬送方向に対し先端側が前記固
定サイドガイド903に向かって僅かに傾斜し、且つ、
パルスモータからなる駆動モータ51にて駆動せしめら
れるドライブ斜行ロール821と、これに圧接配置され
て追従回転するアイドル斜行ロール822とで構成され
ており、ニップリリース(N/R:Nip/Release)モー
タ52〜54にて例えばアイドル斜行ロール822がド
ライブ斜行ロール821に対しニップ若しくはリリース
されるようになっている。また、レジロール83は、図
3〜図7に示すように、例えばパルスモータにて構成さ
れる駆動モータ(レジモータ)55にて回転駆動せしめ
られるドライブレジロール831と、このドライブレジ
ロール831に圧接配置されて追従回転するアイドルレ
ジロール832とで構成されており、ニップリリースモ
ータ56にて例えばアイドルレジロール832がドライ
ブレジロール831に対しニップ若しくはリリースされ
るようになっている。
【0029】更に、レジロール83(831,832)
は、図3〜図7に示すように、シート搬送ユニット90
のユニットフレーム900に軸方向に対して移動自在に
回転支承されており、ドライブレジロール831の支承
軸一端にはカップリング57を介してサイドシフト機構
58が設けられている。このサイドシフト機構58は、
カップリング57に連結されるシャフト581にラック
582を取り付け、このラック582にピニオンギア5
83を噛合させ、前記ピニオンギア583をサイドシフ
トモータ584にて所定量回転駆動するようにしたもの
である。尚、図7において、レジモータ55はユニット
フレーム900の内側に固定されており、このレジモー
タ55からの駆動力が減速ギア列59を介してドライブ
レジロール831に伝達されるようになっている。但
し、減速ギア列59のドライブレジロール側の要素59
1は、ドライブレジロール831の軸方向移動を許容す
るように軸方向に対して相対移動可能になっている。
【0030】更にまた、本実施の形態において、固定サ
イドガイド903のサイド初期位置SIPは、図8に示
すように、作像モジュール30で許容される最大画像領
域Gmax(感光体ドラム31の潜像形成可能領域に相
当、本例ではJIS規格A3判サイズ)の側端位置(標
準サイド基準位置に相当)に対しa1(本例では16.
52mm)離間して設定されている。尚、中間転写ベル
ト40の幅寸法は、通常最大画像領域Gmaxを中央部に
含んでその両側に余剰部40aを有して設定されている
ため、前記サイド初期位置SIPと中間転写ベルト40
の側端との間は所定寸法b(本例では5mm)だけ離間
配置されている。
【0031】また、本実施の形態に係る画像形成装置で
は、後述するシートKの搬送処理制御用に各種センサが
配置されている。図3において、符号111は、中間転
写ベルト40の周囲のうち、最上流の感光体ドラム31
Yの上流側に配設される作像開始センサ、112は二次
転写部位の上流側に配設されるマークセンサである。一
方、符号113は、シート搬送路のうち、レジロール8
3の上流側直前に配設されるレジ入口センサ、114は
その下流側直後に配設されるレジ出口センサである。更
に、符号115は、前記レジ入口センサ113の近傍に
配設されるシートKのサイドシフト位置検知用のサイド
シフトセンサ(図7参照)である。ここで、レジ入口セ
ンサ113及びレジ出口センサ114は、図5に示すよ
うに、シートKの搬送方向と直交する方向に移動自在に
配設されており、共に図3に示すレジセンサ駆動モータ
61により駆動されるようになっている。一方、サイド
シフトセンサ115は、図5に示すように、シートKの
搬送方向に移動自在に配設されており、図3に示すサイ
ドシフトセンサ駆動モータ62により駆動されるように
なっている。
【0032】そして、本実施の形態では、図4に示すシ
ート搬送制御系にてシートKの搬送処理を制御するよう
になっている。特に、本実施の形態では、シート搬送路
中でシートKを停止させることなく、シートKの搬送速
度を制御する方式(シート供給トレイ71〜73等から
二次転写部位の直前まで高速レベル(例えば300mm
/sec.)で搬送し、所定の減速ポイントにてプロセス速
度(低速レベル:例えば150mm/sec.)まで減速
した後に二次転写部位に突入させる方式)が採用されて
いる。そして、シート搬送制御系は、マイクロコンピュ
ータシステムにて構築されたシート搬送制御装置110
からなり、図3,図4に示すように、作像開始センサ1
11、マークセンサ112、レジ入口センサ113、レ
ジ出口センサ114、サイドシフトセンサ115からの
各検知信号及びシート情報(サイズ、向き)が入力イン
ターフェース121を介してCPU122に取り込ま
れ、次に、CPU122は、ROM123に格納されて
いる制御プログラムを実行してRAM124との間で適
宜データ処理を行った後、出力インターフェース125
を介して、駆動モータ51、N/Rモータ52〜54,
56、レジモータ55、サイドシフト機構58、レジセ
ンサ駆動モータ61及びサイドシフトセンサ駆動モータ
62に夫々所定の制御信号を送出するようになってい
る。
【0033】ここで、各センサ111〜115として
は、例えば反射型の光学センサが用いられ、作像開始セ
ンサ111、マークセンサ112は中間転写ベルト40
上に形成された基準マーク(中間転写ベルト40上に画
像位置合わせ用に形成されるトナーパッチや中間転写ベ
ルト40上に予め設けられる画像位置合わせ用の光反射
体、透孔など)63を検知し、この基準マーク63に対
して所定の位置関係にある画像64の位置を把握するよ
うにしたものである。一方、レジ入口センサ113、レ
ジ出口センサ114は、レジロール83の前後において
シートKの先端が通過したことを検知するものであり、
また、サイドシフトセンサ115はシートKの側端位置
が抜けたか否かを検知するものである。そして、本実施
の形態では、シートKの搬送速度を制御するに当たっ
て、中間転写ベルト40上の画像64が二次転写部位に
到達するタイミングを予め把握する必要があるから、マ
ークセンサ112及びレジ出口センサ114の検知タイ
ミングの順番がマークセンサ112、レジ出口センサ1
14となる条件に設定されている。具体的には、マーク
センサ112による検知位置と二次転写部位との間の距
離L1がレジ出口センサ114による検知位置と二次転
写部位との距離L2よりも短く設定されている。
【0034】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
作動を、シート搬送装置を中心に説明する(図3,4,
9,10参照)。まず、シートKの先端(リード)位置
を合わせるリードレジ合わせ処理(図9)について説明
する。今、画像形成の開始指示が与えられると、シート
搬送制御装置110は作像開始センサ111がオンした
か否かを繰り返し判定し、作像開始センサ111が中間
転写ベルト40上の基準マーク63を検知してオンする
と、そのオンタイミング(基準マーク検知タイミング)
を基に各感光体ドラム31(31Y〜31K)への画像
の書込みを開始する。これにより、中間転写ベルト40
上には、基準マーク63の位置を基準として、各感光体
ドラム31より画像(トナー像)64が順次重ね転写さ
れる。
【0035】次いで、マークセンサ112の検知信号が
オンしたか否かを繰り返し判定し、マークセンサ112
が中間転写ベルト40上の基準マーク63を検知してオ
ンすると、そのオンタイミング(基準パッチ検知タイミ
ング)を基に、中間転写ベルト40上の画像64が二次
転写部位(二次転写ロール50とバックアップロール4
4との圧接部分)に到達するタイミングを算出する。こ
のとき、画像64の到達タイミングについては、二次転
写部位とマークセンサ112との間の距離L1及び中間
転写ベルト40の走行速度を用いて算出すればよい。こ
こで、中間転写ベルト40の走行速度については、作像
開始センサ111がオンしてから再びオンするまでの時
間(中間転写ベルト40の回転周期)と、中間転写ベル
ト40の周長から正確に割り出すことができる。また、
二次転写位置とマークセンサ112との間の距離L1を
中間転写ベルト40の駆動ロール41の周長の整数倍に
設定しておけば、駆動ロール41の偏心による誤差成分
が低減される点で好ましい。
【0036】一方、図2及び図3において、作像開始セ
ンサ111がオンすると、このオンタイミングを基に、
シート供給トレイ71〜73あるいは手差しトレイ等か
らシートKが所定のタイミングで送出され、搬送ロール
81群、斜行ロール82及びレジロール83を経て、シ
ート搬送路に沿って順次搬送されていく。また、シート
搬送制御装置110は、入力されたシート情報に基づ
き、シートKの搬送方向に直交する方向の長さを判定
し、これに基づいてレジセンサ駆動モータ61に駆動信
号を送出し、レジ出口センサ114をシートKの搬送方
向の直交方向中央部に対応する位置(例えばシートKが
JISA3判サイズであれば、サイド初期位置SIPか
ら148.5mmの位置)に移動させる。尚、このと
き、レジ入口センサ113もこれに追従してシートKの
搬送方向の直交方向中央部に対応する位置に移動する。
そして、シート搬送制御装置110はレジ出口センサ1
14がオンしたか否かを繰り返して判定し、シートKの
先端がレジ出口センサ114を通過し、レジ出口センサ
114が搬送されてきたシートKの先端を検知してオン
すると、そのオンタイミング(シート検知タイミング)
を基にシートKの搬送速度の減速タイミングを算出す
る。尚、本例では、減速タイミングを例示しているが、
これに限られるものではなく、高速レベルから低速レベ
ル(プロセス速度)まで多段階に減速したり、あるい
は、高速レベルから低速レベルよりも低いレベルに一旦
減速した後に低速レベルに移行するなど減速パターンを
適宜算出するようにしてもよい。
【0037】次いで、シート搬送制御装置110は、例
えば図15(a)に示すように、先に算出した減速タイ
ミングになったか否かを繰り返し判定し、減速タイミン
グになった時点(例えば図15(a)においてレジ出口
センサ114を通過してからt1経過時点)でシートK
の搬送速度を高速レベルから低速レベル(プロセス速
度)に減速させる。この後、シートKが二次転写部位に
到達すると、そこで、中間転写ベルト40上に形成され
た画像(トナー像)64がシートKの所定位置に正確に
転写される。
【0038】また、本実施の形態では、上述したリード
レジ合わせ処理(図9参照)と共に、シートKの側端位
置を揃えるサイドレジ合わせ処理(図10参照)が行わ
れる。図10に示すように、シート搬送制御装置110
は、まず、これから搬送すべきシートKの情報、具体的
にはシートサイズ及び向きを検知し、しかる後に、シー
トのサイズに応じたサイドシフト量を決定する。本実施
の形態において、上述したサイドシフト量の決定方式
は、例えばシート情報(サイズ、向き)毎に予め定めら
れた基準位置をメモリに格納しておき、取り込まれたシ
ート情報に対応する基準位置を選択するものである。
【0039】例えば所謂定型サイズのシートの場合に
は、JIS規格A3判サイズ以下か、12inchか12.
6inchのどれかを判断し、サイド初期位置SIPからの
サイドシフト量をaとすれば、 A3判以下の定型サイズ :a1(本例では16.52
mm) 12inchの定型サイズ :a2(本例では12.62
mm) 12.6inchの定型サイズ:a3(本例では5mm) に決定し、これらのサイドシフト量a1〜a3について
は、サイドシフトセンサ115通過後のサイドシフト機
構58のサイドシフトモータ584の駆動パルス数(夫
々Aパルス、Bパルス、Cパルスとする)にて設定する
ようにしたものである。
【0040】尚、本実施の形態にあっては、a3はサイ
ド初期位置SIPと中間転写ベルト40の側端との間の
寸法bよりも大きく設定されており、最大画像領域Gma
xを超えるサイズのシートKであっても、シートK全域
が中間転写ベルト40と二次転写ロール50との間にニ
ップされるようになっている。
【0041】また、シート搬送制御装置110は、上述
するようなシートKのサイドシフト量の決定を行う一
方、シート供給トレイ71〜73若しくは手差しトレイ
からシートKを送出する。このとき、図2及び図11
(a)に示すように、シートKはシート供給トレイ71
〜73若しくは手差しトレイのフロント基準位置に揃え
られた状態で送出されるが、この段階でのシートKの側
端位置の揃え精度はラフに設定されている。尚、図11
では、JISA3判のシートKを例に図示している。
【0042】そして、図2及び図11(b)に示すよう
に、シートKが搬送ロール81群を通過し、斜行ロール
82に到達すると、当該シートKは斜行ロール82によ
って固定サイドガイド903側に斜行移動せしめられ、
シートKの側端位置をサイド初期位置SIPに沿わせた
状態でレジロール83へと搬送される。このため、シー
トKの搬送ロール81群による搬送過程において、シー
トKがスキューしたとしても、斜行ロール82群を通過
する段階でスキュー補正が行われることとなる。
【0043】一方、図11(b)に示すように、シート
Kが斜行ロール82に到達する前に、入力されたシート
情報に基づき、シートKの搬送方向の長さ及び搬送方向
に直交する方向の長さを判定し、これに基づいてレジセ
ンサ駆動モータ61及びサイドシフトセンサ駆動モータ
62に駆動信号を送出し、レジ出口センサ114をシー
トKの搬送方向に直交する方向中央部に対応する位置
(例えばシートKがJISA3判サイズであれば、サイ
ド初期位置SIPから148.5mmの位置)に移動さ
せると共に、サイドシフトセンサ115をシートKの搬
送方向中央部に対応する位置(JISA3判サイズの場
合、レジ出口センサ114から搬送方向上流側210.
0mmの位置)に移動させる。尚、レジ出口センサ11
4の移動に伴い、レジ入口センサ113も同様に移動す
る。
【0044】そして、図13(a)(b)に示すよう
に、シートKがレジロール83に突入する前は各斜行ロ
ール82はニップ状態を維持するが、図13(a)
(c)に仮想線で示すように、シートKの先端がレジ入
口センサ113を通過してから予め決められた所定時間
(シートKの先端がレジロール83にニップされるのに
十分な時間)経過後に、ニップリリースモータ52〜5
4にてニップ状態の斜行ロール82をリリースする。
【0045】この後、図11(c)に示すように、シー
トKの先端がレジ出口センサ114に到達すると、レジ
出口センサ114がオン動作し、これに伴って、シート
搬送制御装置110は、図10に示すように、シートK
のサイドシフト処理を開始し、サイドシフト機構(図
6、図7参照)にて、シートKがニップされた状態のレ
ジロール83を軸方向に移動させる(図11(d)参
照)。ここで、サイドシフトセンサ115としては、図
14(a)に示すように、チャンネル状のセンサケース
115aに発光素子115bと受光素子115cとを対
向配置した所謂フォトカプラ構成のものが用いられてお
り、サイド初期位置SIPに位置規制されたシートKの
側端部が発光素子115bと受光素子115cとの間の
空間部を通過するようになっている。
【0046】この状態において、レジロール83に挟ま
れたシートKがレジロール83の軸方向に沿って移動し
ていくと、図14(b)に示すように、発光素子115
bと受光素子115cとの間の対向部を抜けることにな
り、この状態において、発光素子115bからの光が受
光素子115cに完全に受光されることになり、サイド
シフトセンサ115がオン(受光素子115cローレベ
ル)からオフ(受光素子115cハイレベル)に切り替
わる(図12(a)参照)。すると、シート搬送制御装
置110は、図10に示すように、サイドシフトセンサ
115のオフ信号検知時点から、既に決定されているサ
イドシフト量に対応するnパルスをカウントし、図14
(c)に示すように、nパルス分に対応する分だけシー
トKをシフトさせる。このとき、例えばJISA3判サ
イズ以下のシートKの場合には、n=Aパルスであり、
当該シートKはサイド初期位置SIPからa1(16.
52mm)の基準位置に設定され、また12inchのシー
トKの場合にはn=Bパルスであり、当該シートKはサ
イド初期位置SIPからa2(12.62mm)の基準
位置に設定され、更に、12.6inchのシートKの場合
には、n=Cパルスであり、当該シートKはサイド初期
位置SIPからa3(5mm)の基準位置に設定され
る。この段階で、シートKのサイドシフト動作が終了
し、レジロール83の軸方向への移動動作が停止され、
シートKは各基準位置に揃えられた状態でレジロール8
3にて搬送される。
【0047】そして、図12(c)に示すように、シー
トKがレジロール83を通過し、シートKの後端がレジ
出口センサ114を通過すると、シート搬送制御装置1
10は、レジ出口センサ114がオンからオフになった
時点で、サイドシフト機構58によりレジロール83を
初期位置に復帰させる。また、図15(b)に示すよう
に、シートKの先端が二次転写部位へと至ると、シート
Kの先端部が二次転写ロール50とバックアップロール
44との間にニップ搬送されるため、この段階で、シー
トKの後端がレジロール83を抜けていなければ、ニッ
プリリースモータ56(図3参照)にてニップ状態のレ
ジロール83がリリースされる。このようなレジロール
83のニップリリース方式を採用している理由は次の通
りである。すなわち、第一に、レジロール83をニップ
状態のままとすると、例えばシートKが厚紙のときに、
レジロール83と中間転写ベルト40との間に速度差が
僅かでもあると、レジロール83が相対的に速い場合に
は中間転写ベルト40が押されたり、逆に、レジロール
83が相対的に遅いと中間転写ベルト40が引っ張られ
ることになり、転写動作時に像ずれが生じ易い。これを
回避するために、転写動作時にレジロール83をリリー
スするのである。第二に、レジロール83をサイドシフ
トする方式にあっては、シートKの後端がレジロール8
3を通過しなくても、レジロール83を初期位置へ戻す
ことが可能になる。このため、レジロール83の戻し開
始タイミングを速く設定することが可能になり、その
分、連続画像形成時におけるインターイメージを狭くす
ることができ、生産性を向上させることができる。尚、
搬送タイミングが厳しい場合には、シートKの先端部が
二次転写ロール50に到達すると、レジロール83のニ
ップを解除すると共に、このレジロール83を初期位置
に復帰させ、次のシートKに備えて、シートKの後端が
レジロール83を抜けた時点でレジロール83をニップ
させるようにしてもよい。
【0048】そして、二次転写部位において画像(トナ
ー像)が転写されたシートKは、その後定着器60を経
て、後処理ユニット23を経てシート排出トレイ233
に排出される。また、同一のシートKに再度画像形成を
行う場合は、定着後のシートKを戻し経路85経由でシ
ート搬送ユニット90側へと再搬送する。
【0049】ここで、本実施の形態において、サイドシ
フトセンサ115を用いてシートKの位置設定を行って
いる理由は、次の通りである。すなわち、シートKは斜
行ロール82にて固定サイドガイド903に押し付けら
れるので、例えばシートKとして薄紙等を使用すると、
腰がないために固定サイドガイド903に当接したシー
トKが撓んでしまう。このとき、サイドシフトセンサ1
15を使わずにサイズ、向き毎にシートKに対するサイ
ドシフト量を一定に設定してしまうと、シートKが撓ん
だような状況下ではシートKのサイドシフト量が見かけ
上少なくなり、シートKの位置設定が不正確になり易
い。これに対し、本実施の形態のように、サイドシフト
センサ115を用いてサイドシフト中のシートKの基準
位置を見てシートKの基準位置を設定するようにすれ
ば、薄紙等のシートKの種類に影響されることなく、シ
ートKの位置設定を正確に行うことができる。
【0050】また、本実施の形態において、サイドレジ
合わせ処理時に、サイドシフトセンサ115をシートK
の搬送方向中央部に対応する位置に移動させているの
は、次の理由によるものである。上述したように、搬送
されるシートKは、斜行ロール82群を通過する段階で
スキューの補正が行われるのであるが、斜行ロール82
群からレジロール83に到達するまでの間に、僅かなが
ら再びスキューが生じることがある。すると、従来の方
式、すなわち図16に示すように、レジロール83の近
傍にサイドシフトセンサ115を固定配設するような方
式では、シートKの先端部近傍の側端を検知することに
なるので、センサ前後のぶれが異なり、後端部のシート
側端のぶれは大きくなる(このぶれ幅をAとする)。一
方、本実施の形態のように、シートKの搬送方向中央部
に対応する位置にサイドシフトセンサ115を移動させ
て配置する方式にあっては、図16(b)に示すよう
に、センサ前後のぶれが同じ大きさとなるため、そのぶ
れ幅Bは上述したぶれ幅Aよりも少なくなる。このよう
に、サイドシフトセンサ115の位置をシート搬送方向
中央部に対応する位置とすることで、シートスキューの
影響を受けにくくすることができ、サイドレジストレー
ション整合を精度良く行うことができる。
【0051】尚、本実施の形態では、サイドシフトセン
サ115をシートKの搬送方向に移動自在に配設するこ
とで、各種サイズのシートKに対応するようにしていた
が、これに限られるものではなく、例えば図17に示す
ように、各種サイズのシートK(K−1,K−2,K−
3)の搬送方向中央部に対応する位置に夫々サイドシフ
トセンサ115(115−1,115−2,115−
3)を固定配設するようにしてもよい。
【0052】更に、本実施の形態において、リードレジ
合わせ処理時及びサイドレジ合わせ処理時に、レジ出口
センサ114(及びレジ入口センサ113)をシートK
の搬送方向に直交する方向中央部に対応する位置に移動
させているのは、次の理由によるものである。上述した
ように、レジロール83に到達するまでの間にシートK
にスキューが生じた場合、例えば、図18(a)に示す
ように、レジ出口センサ114がシートKの搬送方向に
直交する方向の端部側にあると、センサ左右のぶれが異
なり、一端側のぶれが大きくなる(このぶれ幅をCとす
る)。一方、本実施の形態のように、シートKの搬送方
向に直交する方向中央部に対応する位置にレジ出口セン
サ114を移動させて配置する方式にあっては、図18
(b)に示すように、センサ左右のぶれが同じ大きさと
なるため、そのぶれ幅Dは上述したぶれ幅Cよりも少な
くなる。このように、レジ出口センサ114の位置をシ
ート搬送方向に直交する方向中央部に対応する位置とす
ることで、シートスキューの影響を受けにくくすること
ができ、リードレジストレーション整合及びサイドレジ
ストレーション整合を精度良く行うことができる。
【0053】尚、本実施の形態では、レジ出口センサ1
14をシートKの搬送方向と直交する方向に移動自在に
配設することで、各種サイズのシートKに対応するよう
にしていたが、これに限られるものではなく、例えば図
19に示すように、各種サイズのシートK(K−A,K
−B,K−C)の搬送方向に直交する方向中央部に対応
する位置に夫々レジ出口センサ114(114−A,1
14−B,114−C)を固定配設するようにしてもよ
い。
【0054】◎実施の形態2 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図2
0に示すように、サイドシフトセンサ115をレジロー
ル83近傍に固定配置し、シートK(K1,K2,K3)
のサイズに関わらず、その搬送方向中央部位Kcがサイ
ドシフトセンサ115に到達した時点からサイドシフト
機構58を動作させるようにしたものである。このよう
な態様にあっては、シートKのサイズ(搬送方向長さ)
に応じて、シートKの先端がレジ出口センサ114に到
達してからその搬送方向中央部位Kcがサイドシフトセ
ンサ115に到達するまでの時間を予めタイマー値とし
て設定しておき、レジ出口センサ114による検知から
所定のタイマー値が経過した後にサイドシフトを開始す
るようにすればよい(図21参照)。
【0055】本実施の形態においては、サイドシフトセ
ンサ115にシートKの搬送方向中央部位Kcが到達し
た時点からサイドシフトを開始するようにしたので、実
施の形態1と同様に、シートスキューの影響を受けにく
くすることができ、サイドレジストレーション整合を精
度良く行うことができる。また、実施の形態1とは異な
り、サイドシフトセンサ115の駆動機構が不要となる
ので、その分構成を簡易化することができる。
【0056】◎実施の形態3 本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図2
2に示すように、サイドシフトセンサ115(以下、必
要に応じてサイドシフトセンサ1という)の他に、第二
サイドシフトセンサ116(以下、必要に応じてサイド
シフトセンサ2という)を配設するようにしたものであ
る。本実施の形態において、第二サイドシフトセンサ1
16は、サイドシフトセンサ115と同様の構成を有し
ており、レジロール83よりも下流側すなわち当該サイ
ドシフトセンサ115よりも下流側で、このサイドシフ
トセンサ115と同じ側に配置されている。本実施の形
態では、シートKのサイドシフトを開始した後、サイド
シフトセンサ1,2がオフとなるタイミングの差分から
サイドシフト量の補正値を算出し、ノミナル値(暫定サ
イドシフト量)を補正することでより正確なサイドシフ
ト量を得ることができる(図23参照)。
【0057】尚、実施の形態1〜3においては、シート
Kの側端をサイド初期位置SIPに寄せてからサイドシ
フトを開始し、レジ出口センサ114でシートKの先端
を検知してからサイドシフト機構58を動作させる例を
示したが、シートKの側端が一定位置になく、一旦サイ
ドシフトセンサ115でシートKの側端が検知されるま
で、サイドシフトセンサ115にシートKが近づく方向
にサイドシフトを行い、サイドシフトセンサ115でシ
ートKの側端が検知されてから逆方向にサイドシフトを
行うタイプのものにも適用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シートの搬送方向中央部に対応する位置で当該シートの
側端を検知しつつサイドシフトを行うようにしたので、
シート搬送時に少なからず起こるシートスキューの影響
を最小限にすることができ、シートのレジストレーショ
ン整合を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)(b)は、本発明に係るシート搬送装
置の概要を示す概要説明図である。
【図2】 本発明に係るシート搬送装置が適用された画
像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。
【図3】 実施の形態1に係るシート搬送装置の詳細を
示す説明図である。
【図4】 実施の形態1に係るシート搬送装置のシート
搬送制御装置の概要を示すブロック図である。
【図5】 (a)はシート搬送ユニットの平面説明図、
(b)はその正面説明図である。
【図6】 実施の形態1で用いられるレジロールのサイ
ドシフト機構の詳細を示す斜視図である。
【図7】 実施の形態1で用いられるレジロールのサイ
ドシフト機構の詳細を示す正面図である。
【図8】 実施の形態1で用いられる固定サイドガイド
の位置関係を示す説明図である。
【図9】 実施の形態1で用いられるシート搬送制御の
リードレジ合わせ処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図10】 実施の形態1で用いられるシート搬送制御
のサイドレジ合わせ処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図11】 (a)〜(d)は実施の形態1のシート搬
送過程を示す説明図である。
【図12】 (a)〜(c)は実施の形態1の図11の
後のシート搬送過程を示す説明図である。
【図13】 (a)は図11の(b)から(c)に至る
間のシートの搬送状態を示す説明図、(b)は(a)に
おいてシートが実線位置にあるときのシート搬送ユニッ
トの各ロールの状態を示す説明図、(c)は(a)にお
いてシートが二点鎖線位置にあるときのシート搬送ユニ
ットの各ロールの状態を示す説明図である。
【図14】 (a)〜(c)は図12(a)から(b)
に至る間のシートのサイドシフト動作を模式的に示す説
明図である。
【図15】 (a)は二次転写部位に至る前のシートの
減速処理を示す説明図、(b)は二次転写部位にシート
が至った時点の状態を示す説明図である。
【図16】 (a)は従来の方式、(b)は本発明に係
る方式によるシートの搬送方向に直交する方向のずれを
模式的に示した説明図である。
【図17】 変形例の一例を示す説明図である。
【図18】 (a)は従来の方式、(b)は本発明に係
る方式によるシートの搬送方向のずれを模式的に示した
説明図である。
【図19】 変形例の一例を示す説明図である。
【図20】 実施の形態2におけるシート、サイドシフ
トセンサ、レジロールの関係を示した説明図である。
【図21】 実施の形態2で用いられるシート搬送制御
のサイドレジ合わせ処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図22】 実施の形態3におけるシート、サイドシフ
トセンサ1,2、レジロールの関係を示した説明図であ
る。
【図23】 実施の形態3で用いられるシート搬送制御
のサイドレジ合わせ処理内容を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…搬送部材対,2…側端検知手段,3…変位手段,4
…制御手段,S…シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 隆 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 風間 裕篤 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 安藤 良 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 3F048 AA01 AB01 BA05 BA20 BB02 BB05 BB10 CA10 CC02 CC05 DA06 DA07 DB04 DB07 DB09 DB11 DB17 DB19 DC13 EB22 EB24 EB32 3F049 AA02 CA32 DA12 LA01 LB03 3F102 AA01 AB01 BA02 BB04 CA04 CB01 DA08 EA02 EC12

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートをニップして搬送する搬送部材対
    と、 前記搬送部材対にニップされたシートの側端を検知する
    側端検知手段と、 前記搬送部材対にシートがニップされた状態で、当該搬
    送部材対をシートの搬送方向と直交する方向に変位させ
    る変位手段と、 前記側端検知手段による検知結果に基づいて、前記変位
    手段による前記搬送部材対の変位量を制御する制御手段
    とを備えたシート搬送装置において、 前記側端検知手段が、前記制御手段による変位制御開始
    時のシートの搬送方向中央部に対応する位置に配置され
    ることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート搬送装置におい
    て、 前記側端検知手段は、シート搬送方向に沿って移動自在
    に配設されることを特徴とするシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のシート搬送装置におい
    て、 前記側端検知手段は、シート搬送方向に沿って複数配設
    されることを特徴とするシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のシート搬送装置におい
    て、 前記側端検知手段は、少なくとも一つの定型サイズのシ
    ートの搬送方向中央部に対応する位置に固定配設される
    ことを特徴とするシート搬送装置。
  5. 【請求項5】 シートをニップして搬送する搬送部材対
    と、 前記搬送部材対にニップされたシートの側端を検知する
    側端検知手段と、 前記搬送部材対にシートがニップされた状態で、当該搬
    送部材対をシートの搬送方向と直交する方向に変位させ
    る変位手段と、 前記側端検知手段による検知結果に基づいて、前記変位
    手段による前記搬送部材対の変位量を制御する制御手段
    とを備えたシート搬送装置において、 前記制御手段は、搬送されるシートの搬送方向中央部が
    前記側端検知手段に到達した時点で、前記搬送部材対の
    変位制御を開始することを特徴とするシート搬送装置。
  6. 【請求項6】 シートをニップして搬送する搬送部材対
    と、 前記搬送部材対にニップされたシートの側端を検知する
    側端検知手段と、 前記搬送部材対にシートがニップされた状態で、当該搬
    送部材対をシートの搬送方向と直交する方向に変位させ
    る変位手段と、 前記側端検知手段による検知結果に基づいて、前記変位
    手段による前記搬送部材対の変位量を制御する制御手段
    とを備えたシート搬送装置において、 前記側端検知手段の上流側または下流側に配設され、前
    記側端検知手段と同じ側のシートの側端を検知する第二
    側端検知手段と、 前記側端検知手段及び前記第二側端検知手段の検知結果
    に基づいて、前記変位手段による前記搬送部材対の変位
    量を補正する補正手段とを備えたことを特徴とするシー
    ト搬送装置。
  7. 【請求項7】 シートをニップして搬送する搬送部材対
    と、 前記搬送部材対にニップされたシートの先端若しくは後
    端を検知する端部検知手段とを備えたシート搬送装置に
    おいて、 前記端部検知手段が、搬送されるシートの搬送方向に直
    交する方向中央部に対応する位置に配置されることを特
    徴とするシート搬送装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシート搬送装置におい
    て、 前記端部検知手段が、シート搬送方向に直交する方向に
    沿って移動自在に配設されることを特徴とするシート搬
    送装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のシート搬送装置におい
    て、 前記端部検知手段は、シート搬送方向に直交する方向に
    沿って複数配設されることを特徴とするシート搬送装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7374165B2 (en) 2004-03-31 2008-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Sheet transport apparatus, image forming apparatus, and image reading apparatus
JP2008189395A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2013147350A (ja) * 2011-12-20 2013-08-01 Ricoh Co Ltd シート処理装置、画像形成システムおよびシート処理方法
JP2014141037A (ja) * 2013-01-25 2014-08-07 Seiko Epson Corp 記録装置及び記録方法

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