JP2002079890A - 係止部を有する樹脂成形品 - Google Patents
係止部を有する樹脂成形品Info
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- JP2002079890A JP2002079890A JP2000272852A JP2000272852A JP2002079890A JP 2002079890 A JP2002079890 A JP 2002079890A JP 2000272852 A JP2000272852 A JP 2000272852A JP 2000272852 A JP2000272852 A JP 2000272852A JP 2002079890 A JP2002079890 A JP 2002079890A
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Abstract
に、堅固な係止部を有する樹脂成形品を提供する。 【解決手段】 成形品本体10はその裏面部に複数の係
止部11を有して車体20に取着されている。係止部1
1は、成形品本体10の裏面に、一対の縦壁部12,1
2を互いに離間して形成し、両縦壁部12,12に夫々
その内方に互いに近づくように突出する横壁部13,1
3を形成して取付け座14としており、取付け座14の
両横壁部13,13の先端部に夫々互いに離間するよう
に起立片部15,15を連設し、起立片部15,15を
更に延在起立させて先端部が互いに連続する係止片部1
6,16を連設し、係止片部16,16と起立片部1
5,15との間に車体20の取付け孔21に係止される
係止部17,17を設けて構成している。
Description
ンタピラートリムのような内装品等として使用される樹
脂成形品に関し、特に車体等の相手部材に取付け可能な
係止部を有する樹脂成形品に関する。
ば図4及び図5に示すものが知られている(特開平10
−151998号公報参照)。
面に、一対の壁部4a,4aとこれら壁部4a,4a間
を連結する連結壁4bよりほぼ箱形の取付け座4を突設
し、取付け座4の連結壁4bの上面に、一対の係止部
5,5を取付け座と一体に突設するとともに、壁部4
a,4aの先端を車体3の内面に当接させた状態で、係
止部5,5を車体3の取付け孔3aに係止すべく、連結
壁4bの上面に突設されている。また、壁部4a,4a
の外側面と成形品本体1の裏面の間には、ほぼ三角形状
の補強リブ4cが突設されていて、これら補強リブ4c
により取付け座4が補強されている。
とほぼ平行にして壁部4a,4a方向に離間する板状の
ステム部5a,5aを有し、ステム部5a,5aの上端
には、取付け孔3aの内側に係止される爪部5b,5b
が一体に突設されている。
壁部4a,4a側面にほぼ三角形状に突出していて、先
端側の傾斜部5cが、係止部5を取付け孔3aに挿入し
やすいようになだらかな角度に傾斜形成されており、基
部側の傾斜面5d,5dは、取付け孔3aに確実に係止
されるよう、急な角度に傾斜形成されている。
aおよび連結壁4bとの間には、ステム部5a,5aよ
り低いリブ6が形成されていて、係止部5を補強してい
る。
従来の係止部を有する樹脂成形品においては、車体3の
取付け孔3aに対する係止力は、係止片2の係止部5を
形成する爪部5b,5bがその弾性によって取付け孔3
a内で拡開して(図6の実線視状態)、傾斜面5d,5
dが取付け孔3aに引っ掛かることにより発生するよう
になっている。
いて離間して形成された爪部5b,5bの弾性的拡開に
よって発生するものであることから、成形品本体1の車
体3に対する反引抜力としてさほど大きな力を期待でき
ない。
として働かせるために、例えば、図6において破線視す
るように、システム部5a,5aと急角度の傾斜面5
d,5dとが直角で交差するように、急な傾斜面5d,
5dを水平に形成することが考えられるが、このように
形成したことにより、ステム部5a,5aにおける爪部
5b,5bとの付け根部が肉薄となってしまい、この付
け根部が破断しやすくなってしまうことになる。
に対して充分な反引抜力を発揮すると共に、堅固な係止
部を有する樹脂成形品を提供することを目的としてい
る。
めに本発明は、成形品本体の裏面に、一対の縦壁部を互
いに離間して形成し、該両縦壁部に夫々その内方に互い
に近づき且つ離間するように突出する横壁部を形成して
取付け座を構成し、該取付け座の前記両横壁部の先端部
に夫々互いに離間するように起立片部を連設し、該起立
片部を更に延在起立させて先端部が互いに連続する係止
片部を連設し、該係止片部と前記起立片部との間に相手
部材の取付け孔に係止される係止部を設けて構成してい
る。
部において連続して構成しているので、係止部における
相手部材側の取付け孔への反引抜力をアップすることが
できる。
とによって、両起立片部が互いの間隙を小さくして互い
に当接するまで近づくことになり、両起立片部が互いに
当接した時点で、係止片部の弾性変形は限界に達して、
取付け孔に対する反引抜力はさらに大きくなる。
に対する角度をそれ程鋭角にしなくても、係止部の係止
孔に対する反引抜力を確保できることから、横壁部と起
立片部との間を堅固な形状に形成することができる。
について、先ず図1乃至図3を用いて説明する。
た自動車車室側部の一部を描画した斜視図、図2は図1
のA−A断面図、図3は図1における係止部付近を拡大
して描画した斜視図である。
であるセンタピラートリム等の樹脂成形品の本体(成形
品本体)10は、略長方形状をなしており、表面部は化
粧面となっているとともに、裏面部に複数の係止部11
を有して相手部材である車体20に取着されている。
ように、成形品本体10の裏面に、一対の縦壁部12,
12を互いに離間して形成し、両縦壁部12,12に夫
々その内方に互いに近づき且つ離間するように突出する
横壁部13,13を形成して取付け座14としており、
取付け座14の両横壁部13,13の先端部に夫々互い
に離間するように起立片部15,15を連設し、起立片
部15,15を更に延在起立させて先端部が互いに連続
する係止片部16,16を連設し、係止片部16,16
と起立片部15,15との間に車体20の取付け孔21
に係止される係止部17,17を設けて構成している。
が先細り型の略三角形状を呈するように形成されてい
て、車体20の取付け孔21への挿入を案内し容易にし
ている。
本体10の裏面との間には、夫々互いに離間した一対の
補強リブ18,18が突設されている。
20に取着した状態では、横壁部13,13に対する縦
壁部12,12の段差部12a,12aが車体20に当
接した状態で、係止部17,17が取付け孔21に車体
20の裏面側から係合している。
1内に挿入した後に、係止部17,17における係止片
部16,16との連設部における山部17a,17aを
越えるまで、二点鎖線視するように、大きく弾性変形し
て、越えた時点で係止部17,17が取付け孔21に当
接係合することになる。
は、係止片部16,16が互いに先端部において連続し
て構成しているので、係止部17,17における車体2
0側の取付け孔21への反引抜力をアップすることがで
きる。
に係止することによって、起立片部15,15が互いの
間隙を小さくして互いに当接するまで近づくことにな
り、起立片部16,16が互いに当接した時点で、係止
片部16,16の弾性変形は限界に達して、取付け孔2
1に対する反引抜力はさらに大きくすることができる。
7の横壁部13,13に対する角度をそれ程鋭角にしな
くても、係止部17,17の係止孔21に対する反引抜
力を確保できることから、横壁部13,13と起立片部
15,15との間を高剛性の形状に形成することができ
る。
両係止片部が互いに先端部において連続して構成してい
るので、係止部における相手部材側の取付け孔への反引
抜力をアップすることができる。
とによって、両起立片部が互いの間隙を小さくして互い
に当接するまで近づくことになり、両起立片部が互いに
当接した時点で、係止片部の弾性変形は限界に達して、
取付け孔に対する反引抜力はさらに大きくなる。
に対する角度をそれ程鋭角にしなくても、係止部の係止
孔に対する反引抜力を確保できることから、横壁部と起
立片部との間を堅固な形状に形成することができる。
側部の一部を描画した斜視図である。
て描画した斜視図である。
た斜視図である。
説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 成形品本体の裏面に、一対の縦壁部を互
いに離間して形成し、該両縦壁部に夫々その内方に互い
に近づき且つ離間するように突出する横壁部を形成して
取付け座を構成し、該取付け座の前記両横壁部の先端部
に夫々互いに離間するように起立片部を連設し、該起立
片部を更に延在起立させて先端部が互いに連続する係止
片部を連設し、該係止片部と前記起立片部との間に相手
部材の取付け孔に係止される係止部を設けたことを特徴
とする係止部を有する樹脂成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000272852A JP2002079890A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 係止部を有する樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000272852A JP2002079890A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 係止部を有する樹脂成形品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002079890A true JP2002079890A (ja) | 2002-03-19 |
Family
ID=18758904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000272852A Pending JP2002079890A (ja) | 2000-09-08 | 2000-09-08 | 係止部を有する樹脂成形品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002079890A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2397088A (en) * | 2003-01-09 | 2004-07-14 | Lear Corp | Vehicular door trim |
JP2010096216A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Daikyonishikawa Corp | 二部材の取付構造 |
WO2011152279A1 (ja) * | 2010-06-04 | 2011-12-08 | アイシン精機 株式会社 | ガーニッシュ及び取付構造体 |
DE102016204165A1 (de) * | 2016-03-14 | 2017-09-14 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeug |
-
2000
- 2000-09-08 JP JP2000272852A patent/JP2002079890A/ja active Pending
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